JP6985311B2 - 相槌判定によって応答発話生成を制御する対話実施プログラム、装置及び方法 - Google Patents
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Description
上記の装置は、複数の名詞用の疑問詞を含む名詞用疑問詞リスト、及び複数の動詞用の疑問詞を含む動詞用疑問詞リストを備えた疑問詞リストと、多数の発話を含むコーパスとを有し、
本対話実施プログラムは、
当該応答用発話生成モデルの生成した応答用発話が、予め設定された相槌相当の発話であるか否かを判定する相槌判定手段と、
当該応答用発話が相槌相当の発話であると判定された際、当該入力発話から、所定条件を満たす語である重要語を抽出して、当該重要語が名詞の場合には当該名詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択し、また、当該重要語が動詞の場合には当該動詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択して、選択した疑問詞と当該重要語とを含んだ質問相当の追加発話を生成し、当該追加発話を当該応答用発話に追加した発話を、応答発話として出力する応答発話生成手段と
してコンピュータを機能させ、
当該相槌相当の発話は、間投詞、又は理解、共感若しくは同意を示す語句・短文、又は当該間投詞若しくは当該語句・短文に類似する語句・短文である
ことを特徴とする対話実施プログラムが提供される。
当該応答用発話生成モデルは、文脈情報としての追加発話、入力発話及び応答用発話が組になった学習データによって構築された、追加発話を考慮して応答用発話を出力する応答用発話生成モデルであり、または、当該学習データによって構築された、追加発話を考慮して応答用発話を出力する応答用発話生成モデルが別途設けられており、
本対話実施プログラムは、生成された追加発話を文脈情報として、次いで取得された入力発話とともに、当該追加発話を考慮して応答用発話を出力する応答用発話生成モデルへ入力し、応答用発話を出力させるモデル制御手段としてコンピュータを更に機能させることも好ましい。
複数の名詞用の疑問詞を含む名詞用疑問詞リスト、及び複数の動詞用の疑問詞を含む動詞用疑問詞リストを備えた疑問詞リストと、
多数の発話を含むコーパスと、
当該応答用発話生成モデルの生成した応答用発話が、予め設定された相槌相当の発話であるか否かを判定する相槌判定手段と、
当該応答用発話が相槌相当の発話であると判定された際、当該入力発話から、所定条件を満たす語である重要語を抽出して、当該重要語が名詞の場合には当該名詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択し、また、当該重要語が動詞の場合には当該動詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択して、選択した疑問詞と当該重要語とを含んだ質問相当の追加発話を生成し、当該追加発話を当該応答用発話に追加した発話を、応答発話として出力する応答発話生成手段と
を有し、
当該相槌相当の発話は、間投詞、又は理解、共感若しくは同意を示す語句・短文、又は当該間投詞若しくは当該語句・短文に類似する語句・短文である
ことを特徴とする対話実施装置が提供される。
上記の装置は、複数の名詞用の疑問詞を含む名詞用疑問詞リスト、及び複数の動詞用の疑問詞を含む動詞用疑問詞リストを備えた疑問詞リストと、多数の発話を含むコーパスとを有し、
本方法は、
当該応答用発話生成モデルの生成した応答用発話が、予め設定された相槌相当の発話であるか否かを判定するステップと、
当該応答用発話が相槌相当の発話であると判定された際、当該入力発話から、所定条件を満たす語である重要語を抽出して、当該重要語が名詞の場合には当該名詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択し、また、当該重要語が動詞の場合には当該動詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択して、選択した疑問詞と当該重要語とを含んだ質問相当の追加発話を生成し、当該追加発話を当該応答用発話に追加した発話を、応答発話として出力するステップと
を有し、
当該相槌相当の発話は、間投詞、又は理解、共感若しくは同意を示す語句・短文、又は当該間投詞若しくは当該語句・短文に類似する語句・短文である
ことを特徴とする対話実施方法が提供される。
図1は、本発明による対話実施装置の一実施形態における機能構成を示す機能ブロック図である。
(A)発話生成モデル102の生成した応答用発話が、予め設定された「相槌相当の発話」であるか否かを判定する相槌判定部113と、
(B)応答用発話が「相槌相当の発話」であると判定された際、入力発話の内容に基づいて「追加発話」を生成し、「追加発話」を応答用発話に追加した発話を、応答発話として出力する応答発話生成部114と
を有している。
(A1)間投詞(感嘆詞)、
(A2)理解、共感若しくは同意を示す語句・短文、又は
(A3)上記(A1)の間投詞若しくは上記(A2)の語句・短文に類似する語句・短文
との意味である。
(1) s(i,j)=cosθij=(Vi・Vj)/(|Vi||Vj|)
Vi,Vj:類似度算出対象それぞれの特徴ベクトル
同じく図1の機能ブロック図によれば、対話実施装置1は、ユーザインタフェース(UI)101と、発話生成モデル102と、相槌リスト103と、疑問詞リスト104と、会話コーパス105と、通信インタフェース106と、プロセッサ・メモリとを有する。
図2は、相槌判定部113及び応答発話生成部114における相槌判定処理及び応答発話生成処理の一実施例を説明するための模式図である。
(a)抽出された重要語が名詞である場合、名詞用疑問詞リストから疑問詞を取り出して疑問詞・重要語候補を生成し、一方、
(b)抽出された重要語が動詞である場合、動詞用疑問詞リストから疑問詞を取り出して疑問詞・重要語候補を生成する。
したがって本実施例では、名詞用疑問詞リストの各疑問詞と、名詞である重要語「カレー」とを連結させた疑問詞・重要語候補が生成されるのである。
図4は、本発明による対話実施装置の他の実施形態における機能構成を示す機能ブロック図である。
(a)通信インタフェース306を介し、ユーザ端末4からユーザ発話を受け取り、入力発話として入力発話解析部312に入力し、
(b)応答発話生成部314で生成された応答発話を、通信インタフェース306を介し、ユーザ端末4に送信する。
すなわち、発話送受信制御部316は、図1に示した対話実施装置1における発話入出力制御部111に対応する機能を果たす構成部となっている。
(A’)この基準対話シナリオ中の「装置側発話」が、予め設定された「相槌相当の発話」であるか否かを判定するステップと、
(B1’)当該「装置側発話」が「相槌相当の発話」であると判定された際、それに対応する「ユーザ発話」の内容に基づいて「追加発話」を生成するステップと、
(B2’)基準対話シナリオにおいて、当該「装置側発話」に当該「追加発話」を追加した発話を、新たな「装置側発話」とする書き換えを行うステップと
を行うことができる。
101 ユーザインタフェース(UI)
102、302 発話生成モデル
103、303 相槌リスト
104、304 疑問詞リスト
105、305 会話コーパス
106、306 通信インタフェース
111 発話入出力制御部
112、312 入力発話解析部
113、313 相槌判定部
114、314 応答発話生成部
114a、314a 追加発話生成部
115、315 モデル制御部
116、316 発話送受信制御部
2 対話制御サーバ
21 発話生成モデル
22 会話コーパス
4 ユーザ端末
Claims (4)
- 入力発話を受け取って応答用発話を生成する応答用発話生成モデルを用いて対話を実施する装置に搭載されたコンピュータを機能させる対話実施プログラムであって、
前記装置は、複数の名詞用の疑問詞を含む名詞用疑問詞リスト、及び複数の動詞用の疑問詞を含む動詞用疑問詞リストを備えた疑問詞リストと、多数の発話を含むコーパスとを有し、
前記対話実施プログラムは、
当該応答用発話生成モデルの生成した応答用発話が、予め設定された相槌相当の発話であるか否かを判定する相槌判定手段と、
当該応答用発話が相槌相当の発話であると判定された際、当該入力発話から、所定条件を満たす語である重要語を抽出して、当該重要語が名詞の場合には当該名詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択し、また、当該重要語が動詞の場合には当該動詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択して、選択した疑問詞と当該重要語とを含んだ質問相当の追加発話を生成し、当該追加発話を当該応答用発話に追加した発話を、応答発話として出力する応答発話生成手段と
してコンピュータを機能させ、
当該相槌相当の発話は、間投詞、又は理解、共感若しくは同意を示す語句・短文、又は当該間投詞若しくは当該語句・短文に類似する語句・短文である
ことを特徴とする対話実施プログラム。 - 当該応答用発話生成モデルは、文脈情報としての追加発話、入力発話及び応答用発話が組になった学習データによって構築された、追加発話を考慮して応答用発話を出力する応答用発話生成モデルであり、または、当該学習データによって構築された、追加発話を考慮して応答用発話を出力する応答用発話生成モデルが別途設けられており、
生成された追加発話を文脈情報として、次いで取得された入力発話とともに、当該追加発話を考慮して応答用発話を出力する応答用発話生成モデルへ入力し、応答用発話を出力させるモデル制御手段としてコンピュータを更に機能させることを特徴とする請求項1に記載の対話実施プログラム。 - 入力発話を受け取って応答用発話を生成する応答用発話生成モデルを用いて対話を実施する装置であって、
複数の名詞用の疑問詞を含む名詞用疑問詞リスト、及び複数の動詞用の疑問詞を含む動詞用疑問詞リストを備えた疑問詞リストと、
多数の発話を含むコーパスと、
当該応答用発話生成モデルの生成した応答用発話が、予め設定された相槌相当の発話であるか否かを判定する相槌判定手段と、
当該応答用発話が相槌相当の発話であると判定された際、当該入力発話から、所定条件を満たす語である重要語を抽出して、当該重要語が名詞の場合には当該名詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択し、また、当該重要語が動詞の場合には当該動詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択して、選択した疑問詞と当該重要語とを含んだ質問相当の追加発話を生成し、当該追加発話を当該応答用発話に追加した発話を、応答発話として出力する応答発話生成手段と
を有し、
当該相槌相当の発話は、間投詞、又は理解、共感若しくは同意を示す語句・短文、又は当該間投詞若しくは当該語句・短文に類似する語句・短文である
ことを特徴とする対話実施装置。 - 入力発話を受け取って応答用発話を生成する応答用発話生成モデルを用いて対話を実施する装置に搭載されたコンピュータにおいて実施される方法であって、
前記装置は、複数の名詞用の疑問詞を含む名詞用疑問詞リスト、及び複数の動詞用の疑問詞を含む動詞用疑問詞リストを備えた疑問詞リストと、多数の発話を含むコーパスとを有し、
前記方法は、
当該応答用発話生成モデルの生成した応答用発話が、予め設定された相槌相当の発話であるか否かを判定するステップと、
当該応答用発話が相槌相当の発話であると判定された際、当該入力発話から、所定条件を満たす語である重要語を抽出して、当該重要語が名詞の場合には当該名詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択し、また、当該重要語が動詞の場合には当該動詞用疑問詞リストに含まれる疑問詞の中から、当該疑問詞と当該重要語とを含む語句が当該コーパスから検索される度合いに基づき疑問詞を選択して、選択した疑問詞と当該重要語とを含んだ質問相当の追加発話を生成し、当該追加発話を当該応答用発話に追加した発話を、応答発話として出力するステップと
を有し、
当該相槌相当の発話は、間投詞、又は理解、共感若しくは同意を示す語句・短文、又は当該間投詞若しくは当該語句・短文に類似する語句・短文である
ことを特徴とする対話実施方法。
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JP2019019481A JP6985311B2 (ja) | 2019-02-06 | 2019-02-06 | 相槌判定によって応答発話生成を制御する対話実施プログラム、装置及び方法 |
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