JP6983634B2 - Disc brake - Google Patents
Disc brake Download PDFInfo
- Publication number
- JP6983634B2 JP6983634B2 JP2017227828A JP2017227828A JP6983634B2 JP 6983634 B2 JP6983634 B2 JP 6983634B2 JP 2017227828 A JP2017227828 A JP 2017227828A JP 2017227828 A JP2017227828 A JP 2017227828A JP 6983634 B2 JP6983634 B2 JP 6983634B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- disc
- claw
- disk
- bridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
本発明は、ディスクブレーキに関する。 The present invention relates to a disc brake.
ディスクブレーキにおいては、ピストンを収容および突出させるシリンダ部と、ピストンによって生じる押圧力に対する反力を受ける爪部と、ロータの外周よりも外側を跨いでシリンダ部と爪部とを接続する背肉部とを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。 In a disc brake, a cylinder part that accommodates and projects the piston, a claw part that receives a reaction force against the pressing force generated by the piston, and a back meat part that connects the cylinder part and the claw part across the outside of the outer circumference of the rotor. (See, for example, Patent Document 1).
ブリッジ部に対する、爪部およびシリンダ部の少なくともいずれか一方の開きを抑制することが望まれている。 It is desired to suppress the opening of at least one of the claw portion and the cylinder portion with respect to the bridge portion.
本発明の目的は、ブリッジ部に対する、爪部およびシリンダ部の少なくともいずれか一方の開きを抑制することが可能なディスクブレーキを提供することにある。 An object of the present invention is to provide a disc brake capable of suppressing the opening of at least one of a claw portion and a cylinder portion with respect to a bridge portion.
上記目的を達成するために、本発明は、ブリッジ部の爪部側およびシリンダ部側のうちの少なくともいずれか一方のディスク周方向の両端部に、前記ブリッジ部のディスク軸方向に沿う面よりもディスク周方向に突出する膨出部を備えることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention presents the present invention on both ends of at least one of the claw portion side and the cylinder portion side of the bridge portion in the disk circumferential direction, rather than the surfaces of the bridge portion along the disk axial direction. It is characterized by having a bulging portion protruding in the circumferential direction of the disc.
本発明によれば、ブリッジ部に対する、爪部およびシリンダ部の少なくともいずれか一方の開きを抑制することが可能となる。 According to the present invention, it is possible to suppress the opening of at least one of the claw portion and the cylinder portion with respect to the bridge portion.
実施形態を図面を参照して以下に説明する。 The embodiments will be described below with reference to the drawings.
実施形態のディスクブレーキ10は、自動車等の車両に制動力を付与するものであり、具体的には四輪自動車の制動用のものである。図1に示すように、ディスクブレーキ10は、図示略の車輪と共に回転するディスク11の回転を止めることで車両を制動する。以下、ディスク11の中心軸線の方向をディスク軸方向、ディスク11の径方向をディスク径方向、ディスクの円周方向(回転方向)をディスク周方向と称す。
The
ディスクブレーキ10は、キャリア12と、一対のブレーキパッド13,14と、キャリパ15と、図2に示す一対のピンブーツ16とを備えている。キャリア12は、ディスク11の外周側を跨いで配置されて車両の非回転部に固定される。図1に示す一対のブレーキパッド13,14は、ディスク11を挟んで両側に配置されて、キャリア12に、ディスク軸方向に移動可能となるように支持されている。一対のブレーキパッド13,14は、ディスク11の両面にそれぞれ対向する。キャリパ15は、キャリア12にディスク軸方向に移動可能となるように支持されており、一対のブレーキパッド13,14を挟持してこれらをディスク11の両面に押圧する。
The
キャリパ15は、キャリパボディ20と、ピストン21と、ピストンシール22と、ピストンブーツ23と、図2に示す一対のスライドピン24とを有している。
The
キャリパボディ20は、鋳造により一体成形された金属素材に加工を施すことにより形成されるものである。図1に示すように、キャリパボディ20は、シリンダ部26と、シリンダ部26から延出して形成されるブリッジ部27と、ブリッジ部27の延出先端側に形成されてシリンダ部26に対向配置される爪部28と、シリンダ部26から延出して形成される図2に示す一対の腕部29と、を有している。
The
シリンダ部26は、図1に示すように、ディスク11のディスク軸方向の一側に対向配置されており、ブリッジ部27は、シリンダ部26のディスク径方向外側からディスク11の外周を跨ぐように延出している。爪部28は、ブリッジ部27のシリンダ部26とは反対側からディスク径方向内方に延出してディスク11のディスク軸方向の他側に対向配置されている。図2に示すように、一対の腕部29は、シリンダ部26からディスク周方向の両側に延出している。
As shown in FIG. 1, the
キャリパボディ20は、一対の腕部29に取り付けられたスライドピン24においてキャリア12にディスク軸方向に沿って移動可能に支持されている。一対のピンブーツ16はスライドピン24のキャリア12に摺接する部分を覆っている。
The
図3に示すように、キャリパボディ20の爪部28には、ディスク径方向内側の端縁部からディスク径方向外側に凹むリセス100がディスク周方向に並んで2カ所形成されている。
As shown in FIG. 3, on the
図2に示すように、キャリパボディ20のブリッジ部27には、ディスク周方向の両側にディスク軸方向に沿う略平坦な一対の面部101,102が形成されている。言い換えれば、これら面部101,102は、ブリッジ部27においてディスク周方向の両外側に向いている。ディスク11の中心軸線に直交してブリッジ部27およびキャリパボディ20のディスク周方向の中央を通る径方向基準線に対し、これら面部101,102は沿っており、互いに略平行となっている。
As shown in FIG. 2, the
ブリッジ部27は、一対の面部101,102を有するブリッジ本体部110と、一対の面部101,102のディスク軸方向の爪部28側に、一対の面部101,102からディスク周方向外側に突出して設けられた一対の爪部側膨出部111,112(膨出部)と、を備えている。言い換えれば、ブリッジ部27は、一対の面部101,102のディスク軸方向の爪部28側がディスク周方向外側に盛り上がるように肉盛りされている。
The
図4に示すように、ブリッジ本体部110の一方の面部101のディスク軸方向の爪部28側に、この一方の面部101からディスク周方向外側に突出する一方の爪部側膨出部111が設けられており、図5に示すように、ブリッジ本体部110の他方の面部102のディスク軸方向の爪部28側に、この他方の面部102からディスク周方向外側に突出する他方の爪部側膨出部112が設けられている。一対の爪部側膨出部111,112は、ブリッジ部27におけるディスク周方向の両端部に形成されている。
As shown in FIG. 4, on the
一対の爪部側膨出部111,112は、図6および図7に示すように、ブリッジ部27の爪部28との境界領域に配置されており、爪部28とディスク軸方向の位置を重ね合わせている。一対の爪部側膨出部111,112は、キャリパボディ20に、キャリア12に摺動可能に支持されるスライドピン24が取り付けられる一対の腕部29とは別に形成されている。
As shown in FIGS. 6 and 7, the pair of claw-
一対の爪部側膨出部111,112のうちの一方の爪部側膨出部111には、図2〜図4,図6に示すようにディスク径方向外側から内側に向けて窪んだ凹部115が形成されている。一対の爪部側膨出部111,112のうちの他方の爪部側膨出部112には、図2〜図5に示すように、凹部は形成されておらず、ブリッジ本体部110における爪部側膨出部112の近傍にディスク径方向外側から内側に向けて窪んだ凹部116が形成されている。
As shown in FIGS. 115 is formed. As shown in FIGS. 2 to 5, no recess is formed in the other
凹部115は、図2〜図4に示すように、爪部側膨出部111とブリッジ本体部110との両方にわたって形成されている。凹部115は、径方向基準線に直交する面内で広がる底面121と、底面121のディスク軸方向のシリンダ部26側の端縁部から径方向基準線に沿って立ち上がる壁面122と、底面121のディスク周方向の径方向基準線側の端縁部から径方向基準線に沿って立ち上がる壁面123と、を有している。壁面122はディスク周方向に沿っており、壁面123はディスク軸方向に沿っている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
底面121は、壁面122側と壁面123側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。壁面122は、底面121側と壁面123側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。壁面123は、底面121側と壁面122側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。
The
凹部115は、底面121と壁面122とが爪部側膨出部111とブリッジ本体部110との両方にわたって形成されており、壁面123はその全体がブリッジ本体部110に形成されている。凹部115も、図6に示すように、爪部28とディスク軸方向の位置を重ね合わせている。
The
凹部116は、図2〜図5に示すように、全体がブリッジ本体部110に形成されている。言い換えれば、凹部116は、その近傍の爪部側膨出部112には形成されていない。凹部116は、図3に示すように径方向基準線に対し傾斜してディスク径方向内側にV字状に凹む一対の底面131,132と、図2に示すように底面131,132のディスク軸方向のシリンダ部26側の両端縁部から径方向基準線に沿って立ち上がる壁面133と、図3に示すように一方の底面132のディスク周方向の径方向基準線側の端縁部から径方向基準線に沿って立ち上がる壁面134と、を有している。底面131,132はディスク軸方向に沿っており、壁面133はディスク周方向に沿っていて、壁面134はディスク軸方向に沿っている。
As shown in FIGS. 2 to 5, the
底面131は、底面132側と壁面133側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。底面132は、底面131側と壁面133側と壁面134側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。壁面133は、底面131側と底面132側と壁面134側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。壁面134は、底面132側と壁面133側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。図7に示すように、凹部116も爪部28とディスク軸方向の位置を重ね合わせている。
The
また、ブリッジ部27は、図2に示すように、一対の面部101,102のディスク軸方向のシリンダ部26側に、一対の面部101,102からディスク周方向外側に突出する一対の鏡面対称状のシリンダ部側膨出部141,142(膨出部)を備えている。言い換えれば、ブリッジ部27は、一対の面部101,102のディスク軸方向のシリンダ部26側がディスク周方向外側に盛り上がるように肉盛りされている。一対のシリンダ部側膨出部141,142も、キャリパボディ20に、キャリア12に摺動可能に支持されるスライドピン24が取り付けられる一対の腕部29とは別に形成されている。
Further, as shown in FIG. 2, the
図4に示すように、ブリッジ本体部110の一方の面部101のディスク軸方向のシリンダ部26側に、この一方の面部101からディスク周方向外側に突出する一方のシリンダ部側膨出部141が設けられており、図5に示すように、ブリッジ本体部110の他方の面部102のディスク軸方向のシリンダ部26側に、この他方の面部102からディスク周方向外側に突出する他方のシリンダ部側膨出部142が設けられている。一対のシリンダ部側膨出部141,142は、ブリッジ部27におけるディスク周方向の両端部に形成されている。
As shown in FIG. 4, on the
一対のシリンダ部側膨出部141,142は、図6および図7に示すように、ブリッジ部27のシリンダ部26との境界領域近傍に配置されており、シリンダ部26とディスク軸方向の位置を重ね合わせている。
As shown in FIGS. 6 and 7, the pair of cylinder-
一対のシリンダ部側膨出部141,142には、図2,図4〜図7に示すように、ディスク径方向外側から内側に向けて窪んだ一対の凹部145,146が形成されている。すなわち、シリンダ部側膨出部141に凹部145が、シリンダ部側膨出部142に凹部146が、それぞれ形成されている。
As shown in FIGS. 2, 4 to 7, the pair of cylinder-
凹部145は、図2,図4に示すように、シリンダ部側膨出部141とブリッジ本体部110との両方にわたって形成されており、凹部146は、凹部145と鏡面対称状であって、図2,図5に示すように、シリンダ部側膨出部142とブリッジ本体部110との両方にわたって形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
凹部145は、図2,図6に示すように、径方向基準線に直交する面内で広がる底面151と、底面151のディスク軸方向の爪部28側の端縁部から径方向基準線に沿って立ち上がる壁面152と、底面151のディスク周方向の径方向基準線側の端縁部から径方向基準線に沿って立ち上がる壁面153と、を有している。壁面152はディスク周方向に沿っており、壁面153はディスク軸方向に沿っている。
As shown in FIGS. 2 and 6, the
底面151は、壁面152側と壁面153側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。壁面152は、底面151側と壁面153側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。壁面153は、底面151側と壁面152側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。
The
凹部145は、底面151と壁面152とがシリンダ部側膨出部141とブリッジ本体部110との両方にわたって形成されており、壁面153はその全体がブリッジ本体部110に形成されている。凹部145も、図6に示すように、シリンダ部26とディスク軸方向の位置を重ね合わせている。
The
凹部146は、図2,図7に示すように、径方向基準線に直交する面内で広がる底面161と、底面161のディスク軸方向の爪部28側の端縁部から径方向基準線に沿って立ち上がる壁面162と、底面161のディスク周方向の径方向基準線側の端縁部から径方向基準線に沿って立ち上がる壁面163と、を有している。壁面162はディスク周方向に沿っており、壁面163はディスク軸方向に沿っている。
As shown in FIGS. 2 and 7, the
底面161は、壁面162側と壁面163側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。壁面162は、底面161側と壁面163側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。壁面163は、底面161側と壁面162側とを除く端縁部がキャリパボディ20の外部に臨む端縁部となっている。
The
凹部146は、底面161と壁面162とがシリンダ部側膨出部142とブリッジ本体部110との両方にわたって形成されており、壁面163はその全体がブリッジ本体部110に形成されている。凹部146も、図7に示すように、シリンダ部26とディスク軸方向の位置を重ね合わせている。底面151と底面161とは同一平面に配置されている。
The
図1に示すように、シリンダ部26は、爪部28側に向けて一端が開口しディスク軸方向のディスク11とは反対側に向けて凹む形状のシリンダ孔35を有している。シリンダ部26には、シリンダ孔35が複数、具体的には2カ所設けられている(図1において断面とした関係上1カ所のみ図示)。これらのシリンダ孔35は、同形状であり、ディスク軸方向およびディスク径方向の位置を合わせ、ディスク周方向の位置をずらして、ディスク周方向に並んで設けられている。
As shown in FIG. 1, the
爪部28側に向けて開口する複数のシリンダ孔35が形成されることにより、シリンダ部26は、爪部28とは反対側に、複数のシリンダ孔35のそれぞれの内底部38を含むシリンダ底部39を有しており、シリンダ底部39から爪部28側に延出して、複数のシリンダ孔35のそれぞれの内壁41を含むシリンダ胴部42を有している。シリンダ孔35は、内壁41のシリンダ底部39とは反対側に開口43を有している。開口43はシリンダ部26の開口でもある。
By forming a plurality of cylinder holes 35 that open toward the
シリンダ孔35には、それぞれ、ディスク11へブレーキパッド13,14を押圧するピストン21がディスク軸方向に摺動可能となるように挿入されている。シリンダ部26の内壁41の内壁内周面部50は、ピストン21の移動を案内する、全長にわたって一定内径の円筒面であるガイド内周面部51を有している。
A
シリンダ孔35の内壁41は、ガイド内周面部51よりもシリンダ底部39側に、ガイド内周面部51よりもシリンダ孔35の径方向の外方に凹む円環状の大径溝52を有している。シリンダ孔35の内壁41は、ガイド内周面部51の開口43側の中間位置に、ガイド内周面部51よりもシリンダ孔35の径方向の外方に凹む円環状のシール溝55を有している。シリンダ孔35の内壁41には、シール溝55よりも開口43側に、ガイド内周面部51よりもシリンダ孔35の径方向の外方に凹む円環状の段部60が形成されている。
The
大径溝52およびこれに繋がる内底部38は、キャリパボディ20の素材の鋳造時に鋳出しされており、ガイド内周面部51、シール溝55および段部60は、キャリパボディ20の素材のシリンダ孔35の下穴に、切削加工を施すことによって形成されている。爪部28の一方のリセス100は、一方のシリンダ孔35とディスク径方向およびディスク周方向の位置を重ね合わせており、他方のリセス100は、他方のシリンダ孔35とディスク径方向およびディスク周方向の位置を重ね合わせている。これらリセス100を介して一対のシリンダ孔35内に切削加工用の工具が挿入される。
The large-
シリンダ底部39には、シリンダ孔35内に開口するように、シリンダ孔35の軸方向に沿って貫通する図示略の配管穴が形成されている。配管穴は、キャリパボディ20の素材に切削加工を施すことによって形成されている。配管穴には、図示略のブレーキ配管が接続される。
The bottom of the
ピストン21は、円板状のピストン底部71と円筒状のピストン胴部72とを備えている。ピストン21は、ピストン胴部72のピストン底部71とは反対側の端部が開口された有底筒状に形成されている。ピストン胴部72は、円筒面からなる外径面74を有している。ピストン胴部72には、ピストン底部71と反対の先端側に、円筒面からなる外径面74よりも径方向内方に凹む円環状の嵌合溝75が全周にわたって形成されている。
The
ピストン21は、ピストン底部71がシリンダ孔35内でシリンダ底部39側に位置するようにシリンダ孔35に収容されており、この状態で、爪部28側の先端がシリンダ孔35よりも爪部28側に突出する。ピストン21には、シリンダ孔35のガイド内周面部51よりも突出する先端側に嵌合溝75が形成されている。
The
ピストンシール22は、弾性材料製、具体的にはゴム製であり、シリンダ孔35のシール溝55に締め代をもって嵌合されている。このピストンシール22の内周側にピストン21が締め代をもって嵌合されている。ピストンシール22は、径方向に弾性変形してピストン21の外径面74およびシール溝55に密着してシリンダ部26のシリンダ孔35とピストン21との間をシールする。また、ピストンシール22は、シリンダ孔35のガイド内周面部51とでピストン21の外径面74をシリンダ孔35の軸方向に移動可能に支持する。ピストンシール22は、シリンダ孔35およびピストン21とで液圧室78を形成することになり、図示略の配管穴に接続されたブレーキ配管を介して、この液圧室78に対するブレーキ液の給排が行われる。
The
ピストンブーツ23は、伸縮可能な筒状体であり、蛇腹状の伸縮部81と、伸縮部81の一端側に形成された環状の固定部82と、伸縮部81の他端側に形成された環状の嵌合部83と、を有している。ピストンブーツ23は、シリンダ部26の段部60に一端の固定部82が嵌合固定され、他端の嵌合部83がピストン21の嵌合溝75に嵌合固定される。この状態で、ピストンブーツ23は、ピストン21の嵌合溝75よりもピストン底部71側の外径面74のガイド内周面部51から突出する部分を覆っており、ピストン21のシリンダ孔35に対する移動に伴って伸縮部81が伸縮する。
The
ディスクブレーキ10は、図示略のブレーキペダルが操作されると、図示略の配管穴に連結された図示略のブレーキ配管を介して液圧室78にブレーキ液が導入される。すると、ピストン21のピストン底部71にシリンダ底部39から離れる方向にブレーキ液圧が作用する。その結果、ピストン21が、シリンダ孔35に対しディスク11側に前進し、ピストン21とディスク11との間に配置されたブレーキパッド13をディスク11に向かって押圧する。これにより、このブレーキパッド13が移動してディスク11に接触する。
When the brake pedal (not shown) is operated, the
また、ブレーキパッド13をディスク11に押圧する反力で、キャリパボディ20が、一対のスライドピン24においてキャリア12に対して摺動し、爪部28が、爪部28とディスク11との間に配置されたブレーキパッド14をディスク11に向かって押圧する。これにより、このブレーキパッド14が、ディスク11に接触する。このようにして、キャリパ15は、ピストン21の作動により、ピストン21と爪部28とで一対のブレーキパッド13,14を両側から挟持してディスク11の両面に押圧する。その結果、キャリパ15は、ディスク11に摩擦抵抗を付与して、制動力を発生させる。
Further, the
上記した特許文献1に記載のディスクブレーキは、ピストンを収容および突出させるシリンダ部と、ピストンによって生じる押圧力に対する反力を受ける爪部と、ロータの外周よりも外側を跨いでシリンダ部と爪部とを接続する背肉部とを有している。ところで、ディスクブレーキにおいては、制動時にピストンと爪部とで一対のブレーキパッドを両側から挟持してディスクの両面に押圧する。このとき、ブリッジ部と爪部との間と、ブリッジ部とシリンダ部との間に、互いのなす角の角度が大きくなる方向に力が加わって、この方向に変形する開きを生じてしまう可能性がある。このような開きが生じると、ピストンの押圧力の伝達効率が低下するため、この低下分を考慮してキャリパボディを大きく成形しておく必要があり、ディスクブレーキが大型化する。また、この開きが生じる場合、ディスクの被押圧面に対して、爪部のパッド当接面やシリンダ部の開口面が傾く状態となる。このため、開きが生じた状態でブレーキパッドをディスクに押圧していると、ライニングのディスク径方向外側部位の摩耗が、ディスク径方向内側部位よりも促進され、いわゆるブレーキパッドの偏摩耗が生じる。 The disc brake described in Patent Document 1 described above has a cylinder portion that accommodates and projects a piston, a claw portion that receives a reaction force against a pressing force generated by the piston, and a cylinder portion and a claw portion that straddle the outside of the outer circumference of the rotor. It has a back meat part to connect with. By the way, in a disc brake, a pair of brake pads are sandwiched between a piston and a claw portion from both sides and pressed against both sides of the disc during braking. At this time, a force is applied between the bridge portion and the claw portion and between the bridge portion and the cylinder portion in a direction in which the angle formed by each other increases, which may cause an opening that deforms in this direction. There is sex. When such an opening occurs, the transmission efficiency of the pressing force of the piston decreases, so that it is necessary to form the caliper body in a large size in consideration of this decrease, and the disc brake becomes large. Further, when this opening occurs, the pad contact surface of the claw portion and the opening surface of the cylinder portion are tilted with respect to the pressed surface of the disc. Therefore, when the brake pad is pressed against the disc in a state where the opening is generated, the wear of the radial outer portion of the lining is promoted more than the inner portion in the radial direction of the disc, and so-called uneven wear of the brake pad occurs.
これに対し、実施形態のディスクブレーキ10は、ブリッジ部27の爪部28側のディスク周方向の両端部に、ブリッジ部27のディスク軸方向に沿う面部101,102よりもディスク周方向に突出する爪部側膨出部111,112が形成されているため、ブリッジ部27と爪部28との間の剛性が高くなり、従来、制動時にブリッジ部27と爪部28との間に生じていた開きを抑制することができる。また、ブリッジ部27のシリンダ部26側のディスク周方向の両端部に、ブリッジ部27のディスク軸方向に沿う面部101,102よりもディスク周方向に突出するシリンダ部側膨出部141,142が形成されているため、ブリッジ部27とシリンダ部26との間の剛性が高くなり、従来、制動時にブリッジ部27とシリンダ部26との間に生じていた開きを抑制することができる。
On the other hand, the
また、ブリッジ本体部110と、ブリッジ本体部110からディスク周方向に突出する爪部側膨出部111とにかけて、ディスク径方向外側から内側に向けて窪んだ凹部115が形成されており、この凹部115は、径方向基準線に対し直交する面内で広がる底面121が、爪部側膨出部111に形成される分、ディスク周方向の長さが長くなっている。加えて、ブリッジ本体部110と、ブリッジ本体部110からディスク周方向に突出するシリンダ部側膨出部141とにかけて、ディスク径方向外側から内側に向けて窪んだ凹部145が形成されており、この凹部145も、径方向基準線に対し直交する面内で広がる底面151が、シリンダ部側膨出部141に形成される分、ディスク周方向の長さが長くなっている。加えて、ブリッジ本体部110と、ブリッジ本体部110からディスク周方向に突出するシリンダ部側膨出部142とにかけて、ディスク径方向外側から内側に向けて窪んだ凹部146が形成されており、この凹部146も、径方向基準線に対し直交する面内で広がる底面161が、シリンダ部側膨出部142に形成される分、ディスク周方向の長さが長くなっている。
Further, a
よって、例えば、加工機が、キャリパボディ20をこれら底面121,151,161の三点を含んで支持して加工を行う場合、これら支持点をブリッジ本体部110よりもディスク周方向外側にずらしてもキャリパボディ20を支持することができる。よって、ブリッジ本体部110よりもディスク周方向の幅が広いブリッジ部を有する他のキャリパボディと同じ加工機で加工する場合に、キャリパボディ20と、他のキャリパボディとを共通の支持点に支持させることが可能となる。したがって、加工機において、少なくともこれら3カ所の支持点を変更する必要がなくなり、キャリパボディ20と他のキャリパボディとの間の段取り替えに要する工数を減らすことができる。このように、ブリッジ本体部110よりもディスク周方向の幅が広いブリッジ部を有する他のキャリパボディと加工時の支持点の共通化を図っても、キャリパボディ20の重量増は、爪部側膨出部111,112およびシリンダ部側膨出部141,142の分だけとなり、重量増を抑制することができる。
Therefore, for example, when the processing machine supports the
ここで、実施形態のディスクブレーキ10は、ブリッジ部27の爪部28側およびシリンダ部26側の両方のディスク周方向の両端部に、ブリッジ部27のディスク軸方向に沿う面部101,102よりもディスク周方向に突出する爪部側膨出部111,112およびシリンダ部側膨出部141,142を備えているが、爪部側膨出部111,112のみを備えていても良く、シリンダ部側膨出部141,142のみを備えていても良い。すなわち、ブリッジ部27の爪部28側およびシリンダ部26側のうちの少なくともいずれか一方のディスク周方向の両端部に、ブリッジ部のディスク軸方向に沿う面部よりもディスク周方向に突出する膨出部を備えていれば良い。
Here, the
以上に述べた実施形態のディスクブレーキの第1の態様は、ディスクへブレーキパッドを押圧するピストンが挿入されるシリンダ孔を有するシリンダ部と、該シリンダ部から延出して形成されるブリッジ部と、該ブリッジ部の延出先端側に形成されて前記シリンダ部に対向配置される爪部と、を有するディスクブレーキにおいて、前記ブリッジ部の前記爪部側および前記シリンダ部側のうちの少なくともいずれか一方のディスク周方向の両端部に、前記ブリッジ部のディスク軸方向に沿う面部よりもディスク周方向に突出する膨出部を備える。これにより、ブリッジ部に対する、爪部およびシリンダ部の少なくともいずれか一方の開きを抑制することが可能となる。 The first aspect of the disc brake of the above-described embodiment is a cylinder portion having a cylinder hole into which a piston for pressing a brake pad is inserted into the disc, a bridge portion extending from the cylinder portion, and a bridge portion. In a disc brake having a claw portion formed on the extension tip side of the bridge portion and arranged to face the cylinder portion, at least one of the claw portion side and the cylinder portion side of the bridge portion. Both ends of the disc circumferential direction are provided with bulging portions that protrude in the disc circumferential direction from the surface portions of the bridge portion along the disc axial direction. This makes it possible to suppress the opening of at least one of the claw portion and the cylinder portion with respect to the bridge portion.
第2の態様は、第1の態様において、前記膨出部には、ディスク径方向外側から内側に向けて窪んだ凹部が形成されている。 In the second aspect, in the first aspect, the bulging portion is formed with a recess recessed from the outside in the radial direction of the disc toward the inside.
第3の態様は、第1の態様において、前記膨出部とディスク軸方向において重なる位置であって、ディスク周方向に隣接する位置に、ディスク径方向外側から内側に向けて窪んだ凹部が形成されている。 In the third aspect, in the first aspect, a recess is formed at a position overlapping the bulging portion in the disk axial direction and adjacent to the disk circumferential direction from the outside to the inside in the disc radial direction. Has been done.
10 ディスクブレーキ
11 ディスク
13,14 ブレーキパッド
21 ピストン
26 シリンダ部
27 ブリッジ部
28 爪部
35 シリンダ孔
111,112 爪部側膨出部(膨出部)
115,145,146 凹部
141,142 シリンダ部側膨出部(膨出部)
10
115,145,146 Recesses 141,142 Cylinder side bulging part (bulging part)
Claims (1)
該シリンダ部から延出して形成されるブリッジ部と、
該ブリッジ部の延出先端側に形成されて前記シリンダ部に対向配置される爪部と、
を有するディスクブレーキにおいて、
前記ブリッジ部の前記シリンダ部側のディスク周方向の両端部に、前記ブリッジ部のディスク軸方向に沿う面部よりもディスク周方向に突出する一対のシリンダ側膨出部であって、前記ブリッジ部の前記シリンダ部との境界領域に設けられ、前記ブリッジ部のディスク軸方向の位置が前記シリンダ部と重なる位置に設けられた前記一対のシリンダ側膨出部と、
前記ブリッジ部の前記爪部側のディスク周方向の両端部に、前記ブリッジ部のディスク軸方向に沿う面部よりもディスク周方向に突出する一対の爪部側膨出部であって、前記ブリッジ部の前記爪部との境界領域に設けられ、前記ブリッジ部のディスク軸方向の位置が前記爪部と重なる位置に設けられた前記一対の爪部側膨出部と、
を備えており、
前記一対のシリンダ側膨出部には、ディスク径方向外側から内側に向けて凹んだ一対のシリンダ側凹部を備え、
前記一対の爪部側膨出部の少なくとも1つには、ディスク径方向外側から内側に向けて凹んだ爪部側凹部を備えた
ことを特徴とするディスクブレーキ。 A cylinder with a cylinder hole into which the piston that presses the brake pad is inserted into the disc,
A bridge portion formed by extending from the cylinder portion and
A claw portion formed on the extension tip side of the bridge portion and arranged to face the cylinder portion, and a claw portion.
In disc brakes with
A pair of cylinder-side bulging portions protruding in the disk circumferential direction from the surface portion of the bridge portion along the disk axial direction at both ends of the bridge portion on the cylinder portion side in the disk circumferential direction, and the bridge portion. The pair of cylinder-side bulging portions provided in the boundary region with the cylinder portion and provided at a position where the position of the bridge portion in the disk axial direction overlaps with the cylinder portion.
A pair of claw-side bulging portions that protrude in the disc circumferential direction from the surface portion of the bridge portion along the disk axial direction at both ends of the bridge portion on the claw portion side in the disc circumferential direction. The pair of claw-side bulging portions provided in the boundary region with the claw portion and at a position where the position of the bridge portion in the disk axial direction overlaps with the claw portion.
Equipped with a,
The pair of cylinder-side bulges are provided with a pair of cylinder-side recesses recessed from the outside to the inside in the radial direction of the disc.
A disc brake characterized in that at least one of the pair of claw-side bulges is provided with a claw-side recess that is recessed from the outside to the inside in the radial direction of the disc.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017227828A JP6983634B2 (en) | 2017-11-28 | 2017-11-28 | Disc brake |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017227828A JP6983634B2 (en) | 2017-11-28 | 2017-11-28 | Disc brake |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019100349A JP2019100349A (en) | 2019-06-24 |
JP6983634B2 true JP6983634B2 (en) | 2021-12-17 |
Family
ID=66976555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017227828A Active JP6983634B2 (en) | 2017-11-28 | 2017-11-28 | Disc brake |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6983634B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022131200A1 (en) * | 2020-12-14 | 2022-06-23 | 日立Astemo株式会社 | Method for producing caliper half body of disc brake caliper body, caliper half body of disc brake caliper body, and method for providing disc brake caliper body |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2804808C3 (en) * | 1978-02-04 | 1988-09-29 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Brake shoe holder for a partially lined disc brake, in particular for motor vehicles |
DE3933395A1 (en) * | 1989-10-06 | 1991-04-18 | Teves Gmbh Alfred | PARTIAL PAD DISC BRAKE |
JP3905168B2 (en) * | 1997-02-13 | 2007-04-18 | 株式会社日立製作所 | Caliper for disc brake |
DE10159328A1 (en) * | 2001-01-24 | 2002-09-12 | Continental Teves Ag & Co Ohg | Floating caliper disc brake with a spring arrangement |
DE10227109A1 (en) * | 2002-06-17 | 2003-12-24 | Continental Teves Ag & Co Ohg | Floating-caliper disc brake |
JP5715932B2 (en) * | 2011-11-18 | 2015-05-13 | 本田技研工業株式会社 | Disc brake device |
JP5961501B2 (en) * | 2012-09-24 | 2016-08-02 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | Processing method of disc brake caliper |
JP2014228083A (en) * | 2013-05-23 | 2014-12-08 | 日信工業株式会社 | Disk brake for vehicle |
US9737929B2 (en) * | 2014-12-04 | 2017-08-22 | Kelsey-Hayes Company | Brake caliper for disc brake assembly and method and apparatus for producing same |
-
2017
- 2017-11-28 JP JP2017227828A patent/JP6983634B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019100349A (en) | 2019-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5847561B2 (en) | Disc brake | |
JP7118144B2 (en) | disc brake | |
US9664244B2 (en) | Disk brake, pad, and pair of shims | |
JP7271722B2 (en) | disc brake and cover parts | |
JP6233670B2 (en) | Disc brake | |
KR101922258B1 (en) | Disc brake | |
JP6983634B2 (en) | Disc brake | |
JP6896098B2 (en) | Disc brakes and piston boots | |
JP7229343B2 (en) | disc brakes and laminated shims | |
JP2021021429A (en) | Disc brake | |
JP6482656B2 (en) | Disc brake | |
JP2016028215A (en) | Disc brake | |
JP7050603B2 (en) | Disc brake | |
JP6838210B2 (en) | Disc brake | |
JP5328550B2 (en) | Disc brake | |
JP6838774B2 (en) | Caliper body and disc brakes | |
TWI703281B (en) | Disc brake | |
JP2017072158A (en) | Disc barke | |
JP7356939B2 (en) | disc brake | |
JP6952573B2 (en) | Friction pads for brakes and disc brakes | |
JP6575489B2 (en) | Disc brake | |
JP2006038164A (en) | Disc brake | |
JP2019183970A (en) | Shim, friction pad and disc brake | |
WO2019003919A1 (en) | Disk brake | |
JP2019060406A (en) | Disc brake |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210511 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210511 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211026 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211124 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6983634 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |