JP6982611B2 - 回転式円筒形型部材および消費に適した食料製品を成形するための回転式円筒形型部材を製造するための方法 - Google Patents

回転式円筒形型部材および消費に適した食料製品を成形するための回転式円筒形型部材を製造するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、回転式円筒形型部材(rotary cylindrical mould
member)、および、消費に適した食料製品を成形するための回転式円筒形型部材を製造するための方法に関する。
食料製品を成形するための回転式円筒形型部材は、本技術分野で周知であり、かつ、1990年代後半以来、Marel社によってRevoPortionerにおいて商業的に適用されている。かかる回転式円筒形型部材は、1つ以上の食料原料の塊から食料製品を成形するためのシステムにおいて用いられるように適合し、該回転式円筒形型部材は、軸線(longitudinal axis)と周囲の円筒形外面とを有する。回転式円筒形型部材は、少なくとも1つの多孔質型ボディー(mould body)を有し、該少なくとも1つの多孔質型ボディーは、湾曲した外面(型部材の円筒形外面の少なくとも一部を形成する)および反対側の内面を有し、前記型ボディーは、型ボディーの内面において広がる通気孔の多孔質構造体を有する、均質な多孔質材料から少なくとも部分的に作られる。
多孔質型ボディーは、湾曲した外面(気密封止されている)と;1つ以上の凹んだ型キャビティ(型ボディーの湾曲した外面において形成され、生産されるべき製品の形状を定める)とを有し、前記型キャビティは、型ボディーの外面において開いており、1つ以上の食料原料の塊で型キャビティを充填することを可能にする。開いた有孔のキャビティ表面領域が、既知の実施形態における型キャビティを定める。
回転式円筒形型部材はさらに、空気入口から延びる1つ以上の空気チャンネルを有し、該1つ以上の空気チャンネルは、空気入口から空気チャンネルを介し、かつ、空気チャンネルと開いた有孔のキャビティ表面領域との間の多孔質型ボディーの多孔質構造体を介して型キャビティへと連通を提供し、型キャビティからの製品の除去を補助するように適合する。
国際公開第2004/002229号公報に示されているように、フライス加工(milling)によって多孔質ボディーに型キャビティを提供することは、型キャビティの境界を示す層における多孔質の焼結したステンレス鋼の塑性変形を引き起こし、このことは概して、表面において広がる孔(pore)の開口部が完全に閉じることを引き起こす。後に続く製造ステップでは、変形したキャビティ表面層の少なくとも一部が、変形した層全体を除去することによって処理され、孔の開口部が表面にあり、そのことによって開いた有孔のキャビティ表面領域を作り出すようになっている。国際公開第2004/002229号公報では、変形したキャビティ表面層の多孔質構造体が再度開くことを引き起こす技術として、スパークエロージョンが言及されている。スパークエロージョン(放電加工(EDM)、型彫、ワイヤーバーニング、または、ワイヤーエロージョンとも呼ばれる)は製造工程であって、それにより、2つの電極(誘電液体によって分離され、かつ、電圧に曝露されている)の間の一連の急速に循環する放電(スパーク)によって工作物から材料が除去される。表面において閉じた孔の少なくとも一部を処理する既知の代替的な技術が、研磨(例えば、機械的または化学的)である。具体的な技術が電気研磨(電気化学的研磨または電解研磨としても知られている)であり、これは、金属工作物から材料を除去する電気機械的工程である。それは、金属部品を研磨、不動態化およびデバリングするのに用いられる。
表面において広がる孔の開口部が実質的に完全に閉じている、塑性変形したキャビティ表面層の少なくとも一部を処理するための既知の技術では、塑性変形したキャビティ表面層は本質的に除去されて、多孔質の内部のボリュームの多孔質構造体が露出する。塑性変形によって形成された外皮層(skin layer)を除去することによって、多孔質構造体を有する内部のボリュームが露出する。
回復した多孔質構造体とキャビティの境界を示す開いた有孔のキャビティ表面層とは、1つ以上の型キャビティからの食料製品の除去を可能にし、このことは、空気入口から空気チャンネルを介し、かつ、型ボディーの多孔質構造体を介して型キャビティへと圧縮された空気を給送することによって行われる。
記載された回転式型部材の実施形態の実際の使用は、具体的には挽かれた赤肉から食料製品を作る時に、型キャビティにおいて望ましくない脂肪の蓄積を経験し、中間のクリーニング(例えば、水噴射による)が、例えば30分毎に(具体的には16時間のシフトの中間で頻繁に)必要とされるようになっている。通常、型ドラムを一晩中クリーニングする前に16時間のシフトで生産時間を有することが望ましい。
改善されたキャビティ表面層(脂肪の蓄積を防止し、または、減少させ、かつ、型キャビティからの製品の除去に有効である)、および、回転式円筒形型部材を製造するための代替的な方法(かかる代替的なキャビティ表面層が取得される)を提供することが、本発明の目標である。
この目標は請求項1にしたがって取得され、該請求項1は回転式円筒形型部材に関し、該回転式円筒形型部材は、1つ以上の食料原料の塊から製品を成形するためのシステムにおいて用いられるように適合し、当該円筒形型部材は、軸線と周囲の円筒形外面とを有し、少なくとも1つの多孔質型ボディーを有し、該少なくとも1つの多孔質型ボディーは、湾曲した外面(型部材の円筒形外面の少なくとも一部を形成する)および反対側の内面を有し、前記型ボディーは、型ボディーの内面において広がる通気孔の多孔質構造体を有する、均質な多孔質材料から少なくとも部分的に作られ、前記多孔質型ボディーは:
− 湾曲した外面(気密封止されている)を有し;
− 1つ以上の凹んだ型キャビティ(型ボディーの湾曲した外面において形成され、生産されるべき製品の形状を定める)を有し、前記型キャビティは、型ボディーの外面において開いており、1つ以上の食料原料の塊で型キャビティを充填することを可能にし;かつ、
− 型キャビティを定めるキャビティ表面層の組成変形によって形成された、気流抵抗性外皮層(airflow−resistive skin layer;空気の流れに対して抵抗性である外皮層)を有し、該気流抵抗性外皮層は、気流抵抗性外皮層を通る圧縮された空気の流れに対する第1の流れ抵抗を有し;
− 内面と気流抵抗性外皮層との間に多孔質型ボディーの内部のボリュームを有し、該多孔質型ボディーの内部のボリュームは、多孔質の内部のボリュームを通る圧縮された空気の流れに対する第2の流れ抵抗を有する多孔質構造体を有し;
当該回転式円筒形型部材はさらに、空気入口から延びる1つ以上の空気チャンネルを有し、該1つ以上の空気チャンネルは、空気入口から空気チャンネルを介し、かつ、内部のボリュームおよび気流抵抗性外皮層を介して型キャビティへと連通を提供して、型キャビティからの製品の除去を補助するように適合し;
第1の流れ抵抗は、第2の流れ抵抗と本質的には同一である。
この目標はさらに、回転式円筒形型部材を製造するための方法によって達成され、該回転式円筒形型部材は、1つ以上の食料原料の塊から製品を成形するためのシステムにおいて用いられるように適合し、前記円筒形型部材は、軸線と周囲の円筒形外面とを有し、当該製造方法は:
− 少なくとも1つの多孔質型ボディーを提供するステップを有し、該少なくとも1つの多孔質型ボディーは、湾曲した外面(型部材の円筒形外面の少なくとも一部を形成する)および反対側の内面を有し、前記型ボディーは、型ボディーの内面において広がる通気孔の多孔質構造体を有する、均質な多孔質材料から少なくとも部分的に作られ;
− ボディーの湾曲した外面を気密封止するステップを有し;
− 型ボディーの湾曲した外面において、生産されるべき製品の形状を定める1つ以上の凹んだ型キャビティを形成するステップを有し、前記型キャビティは、型ボディーの外面において開いており、1つ以上の食料原料の塊で型キャビティを充填することを可能にし、
○ そのことによって、型キャビティを定めるキャビティ表面層を塑性変形させて、気流抵抗性外皮層を生産し、該気流抵抗性外皮層は、気流抵抗性外皮層を通る圧縮された空気の流れに対する第1の流れ抵抗を有し、かつ、そのことによって、
○ 内面と気流抵抗性外皮層との間に多孔質型ボディーの内部のボリュームを定め、該多孔質型ボディーの内部のボリュームは、多孔質の内部のボリュームを通る圧縮された空気の流れに対する第2の流れ抵抗を有する多孔質構造体を有し;
− 空気入口から延びる1つ以上の空気チャンネルを調製するステップを有し、該1つ以上の空気チャンネルは、空気入口から空気チャンネルを介し、かつ、空気チャンネルと気流抵抗性外皮層との間の多孔質型ボディーの内部のボリュームを介して型キャビティへと連通を提供し、型キャビティからの製品の除去を補助するように適合し;
第1の流れ抵抗は、第2の流れ抵抗と本質的には同一である。
本発明によれば、型キャビティを定めるキャビティ表面層の前記多孔質材料の塑性変形によって、気流抵抗性外皮層が形成され、該気流抵抗性外皮層は、気流抵抗性外皮層を通る圧縮された空気の流れに対する第1の流れ抵抗を有する。空気チャンネルと気流抵抗性外皮層との間の内部のボリュームは、多孔質の内部のボリュームを通る圧縮された空気の流れに対する第2の流れ抵抗を有する多孔質構造体を有する。第1の流れ抵抗は、第2の流れ抵抗と本質的には同一である。
薄い気流抵抗性外皮層と本質的に同一である圧縮された空気の流れに対する流れ抵抗を有する比較的大きい内部のボリュームを有することは、圧縮された空気の圧力上昇が起こる構成をもたらし、このことは、脂肪の蓄積が有意に減少し、場合によっては防止さえされるので、製品の除去に鑑み有利であることが示されている。典型的には、気流抵抗性外皮層は、10〜200μm(具体的には、30〜80μmの間)の厚さを有し、かつ、内部のボリュームは、3〜20mm(具体的には、5〜15mmの間)の厚さを有する。
型ボディーの多孔性(したがって、多孔質の内部のボリュームの多孔性)は、典型的には3〜30%の間であり、有利には5〜15%の間であり、有効孔サイズが1〜50μmである孔を有する。
本発明によれば、圧縮された空気の流れに対する流れ抵抗は、内部のボリュームおよび気流抵抗性外皮層において本質的には同一である。「本質的には同一」とは、+/−25%の範囲にあると解釈されるべきであり、したがって、気流抵抗性外皮層および内部のボリュームの流量抵抗の間の割合は、1:0.75〜1.25の間で変化してもよい。「前記」流れ抵抗は、平均流れ抵抗として解釈されるべきであることが、さらに注目される。具体的には、内部のボリュームにおいては、空気チャンネルから気流抵抗性外皮層までの
空気通路の長さは、可変であってもよい。
このように取得される気流抵抗性外皮層は、既知の開いた有孔のキャビティ表面領域(すなわち、回復した完全に開いた多孔質構造体)の代替案を提供する。いくつかの食料原料について、このように取得される塑性変形したキャビティ表面層は、1つ以上の型キャビティからの食料製品の改善された除去を可能にし、このことは、多孔質構造体およびキャビティ表面層を介して型キャビティへと加圧された空気を給送することによって行われる。かかる改善された製品除去は、特定のタイプの赤肉のような脂肪を含有する肉の塊由来の食料製品について経験された。
本発明の多孔質の内部のボリュームおよび気流抵抗性外皮層の組み合わせは、圧縮された空気による製品除去に適しているだけでなく、有利なことに、食料製品と型キャビティとの間の流体膜の作成も可能にする。さらに、本発明の構造体は、クリーニング流体が型キャビティの中に入り、したがって、型キャビティの適切なクリーニングに帰することを可能にしてもよい。
ある実施形態では、型ボディーは、ステンレス鋼、アルミニウム、銅または青銅のような焼結金属を有する。高分子を有する多孔質材料のボディーから気流抵抗性外皮層を取得することもまた、想像可能である。場合によっては、多孔質材料のボディーは、高速プロトタイピング(例えば、金属または高分子3Dプリンティング)を用いて取得される。
実施形態では、100〜200μmの粒子サイズを有する焼結粉末が適用され、それを焼結した。考え得るアイソスタティックプレッシング(isostatic pressing;静水圧圧縮・等方加圧)および/または同軸圧縮が適用されて、多孔質の内部のボリュームを有する型ボディーが生産される。典型的には、かかる製品は、3〜30%(好ましくは、5〜15%の間)の多孔性を有する。
単一のステップにて、または、後に続くステップにて、型キャビティが形成され得る。考え得る生産技術としては、フライス加工、穿孔、スパークエロージョン、研削が挙げられる。型キャビティを最終成形するのに、場合によっては異なる工具または設定が用いられる(例えば、ショットピーニングメディアブラスト(short peening media blasting)、レーザー穿孔を介して、または、異なるタイプの(エンド)ミルもしくは異なる回転速度を用いて)。
本発明の気流抵抗性外皮層は、型キャビティの形成中に単一のステップで取得されることが想像可能である。このことは、技術および工具の適切な組み合わせを選択することによって可能である。例えば、最終表面仕上げフライス加工ステップが適用されて、多孔質内部のボリュームと本質的には同一である圧縮された空気の流れに対する流れ抵抗を有する気流抵抗性外皮層が提供されることが想像可能である。気流抵抗性外皮層の下には、元々の多孔質構造体を有する多孔質材料のボディーの内部のボリュームがそのままで維持される。このことは、具体的には、ボールエンドタイプのエンドミルの代わりに平底のエンドミルを用いて達成可能である。
実施形態では、型キャビティは、金属ボディーを焼結する前に提供される。かかる方法では、キャビティ表面層は、製造中、閉じていないか、非常にわずかな程度閉じているだけである。かかる実施形態では、キャビティ表面層は、内部のボリューム(すなわち、円筒形ボディーの大部分)と同一の特性を有する。気流抵抗性外皮層は、後に続くステップ(単数)またはステップ(複数)において取得されるべきである。
概して、本発明の気流抵抗性外皮層は、2つのステップの工程(フライス加工またはス
パークエロージョンのような加工ステップと、プラズマ研磨または電気化学的研磨のような研磨ステップとを有する)において取得される。例えば、加工ステップでは実質的にすべての孔が閉じており、その後、研磨ステップにおいて選択的に開く。
例示的な実施形態では、1つ以上の型キャビティは、フライス加工ステップ(具体的には、表面仕上げフライス加工ステップが後に続く大まかなフライス加工ステップ)において提供され、フライスカッターの使用は、型キャビティに隣接する多孔質の焼結金属表面層の表面スミアリングを引き起こす。比較的高い回転速度を有するフライス工具の設定は、増大したスミアリングをもたらすことが注目された。
不規則な厚さのスミアリングされたキャビティ表面層の下には、元々の多孔質構造体を有する多孔質材料のボディーの内部のボリュームがそのままで維持される。
スミアリングとは、別の物体との滑り接触に起因する表面の塑性変形である。視覚的には、粗い表面の構造がスミアリングされ、かつ、それをいっそう輝かせる。スミアリングは、接触応力が材料の降伏強度を局所的に越えれば、任意の表面上で起こってもよい。
実施形態では、特定のフライスカッターの使用の結果として、不規則であり、したがって10〜200μmの可変である厚さを有する、不規則な厚さのスミアリングされたキャビティ表面層が形成され、実質的にすべての孔が閉じている。換言すれば、表面層において、10〜200μmの厚さを有する部分が共存している。
考え得る実施形態では、一端および側面上に切歯を有するエンドミルを用いて、型キャビティが作られる。さらに代替的には、切歯が端部においてのみ提供される。エンドミルは平底のフライスカッターを有していてもよいが、円形(ボールノーズ(ball nosed))カッターまたはアールが設けられた(radiused)(ブルノーズ(bull nose))カッターが適用されることもまた、想像可能である。
場合によっては、周囲にある波状の歯形切断部を利用して、粗削りエンドミルが適用される。これら波状の歯は、多数の小さい切れ端を生産する多数の連続する刃先を形成し、比較的粗い表面仕上げをもたらす。
代替案として、または、追加的に、比較的刃先の鈍いエンドミルを利用して、比較的粗い表面が取得される。
有利なことに、直径3〜10mmのエンドミルを用いて直径40〜150mmの型キャビティが作られる。比較的大きい型キャビティを生産するためのかかる比較的微細であるエンドミルの使用は、表面層の不規則な厚さに帰するであろう。
型キャビティは、任意の考え得る形状を有していてもよい:ハンバーガーのような円形、またはクリスマスツリー状(ポテトコロッケにおけるような)、またはチキンナゲットにおけるように不規則。さらに、型キャビティは、一定の厚さを有していてもよく、可変の厚さを有していてもよく、3次元製品(例えば、薄い端部を有する)、または円形、または模様を備えた製品、またはドーナツ形などの生産を可能にする。
したがって、型キャビティの生産中、型キャビティに隣接するキャビティ表面層は塑性変形する。この層は、型キャビティ全体に隣接して(したがって、そのすべての側面上において)作成される。実施形態では、加工ステップにおいて、実質的にすべての孔が閉じている。
後に続く研磨ステップ(プラズマ研磨または電気化学的研磨)では、閉じた孔は選択的に開く。
長期間の電気化学的研磨中、スミアリングされたキャビティ表面層全体が除去され、スミアリングされた表面層の下にある元々の多孔質構造体全体の露出をもたらすであろう。
限定された電気研磨は、キャビティ表面層全体からの代わりに、最も薄いキャビティ表面層の部分のエロージョンのみを可能にするであろう。結果として、限定された電気研磨は、平均2〜3つの孔を露出させる微細な穴(hole)を備えた、突起部をまったく、または、ほとんど有さない、滑らかで研磨された表面をもたらすであろう。このように取得される気流抵抗性外皮層は、多孔質の内部のボリュームと本質的には同一である圧縮された空気の流れに対する流れ抵抗を有する。
限定された電気研磨は、例えば、表面を比較的短時間露出させることによって、または、代替的にはいっそう低濃度である電解液に曝露することによって達成される。
不規則な厚さのスミアリングされたキャビティ表面層を有する実施形態では、後に続く限定された電気化学的研磨は、不規則な厚さのスミアリングされたキャビティ表面層の微小領域のみを選択的に除去し、したがって孔を選択的に開くであろう。そのことにより、多孔質の内部のボリュームと本質的には同一である圧縮された空気の流れに対する流れ抵抗を有する、本発明にしたがう気流抵抗性外皮層が取得される。かかる表面は、最も薄いキャビティ表面層の部分の局所的エロージョンから生じる微細な穴と、事実上すべての孔が閉じている滑らかで研磨された残りの表面とを有する。
本発明によれば、型キャビティは、多孔質型ボディーにおける凹部として形成される。前記多孔質材料は、型キャビティを定めるキャビティ表面層を有する。型キャビティは、キャビティ表面領域を有する。
例えば、微細な穴はキャビティ表面領域の1〜10%において広がり、かつ、平均穴径が10〜100μmであり、かつ、穴径が200μmを越える穴は存在しない。その結果、微細な穴1つあたり数個(1〜10)の孔のみが露出し、平均的には微細な穴1つあたり2〜3つの孔が露出する。
電気化学的研磨(電気研磨とも呼ばれる)中、不規則な厚さのスミアリングされたキャビティ表面層は、電解液に曝露される。有利なことに、型キャビティを有する、多孔質であるステンレス鋼ボディー全体が、電解液の浴槽に浸漬される。例えば金属の薄片によってボディーの湾曲した外面を遮蔽することによって、キャビティ表面層は局所的に露出する。金属キャビティ表面層はアノードとして役立ち、かつ、直流電源の陽極に接続され、陰極はカソードに取り付けられる。電気研磨中、電流が、アノード(表面上の金属が酸化し、かつ、電解液に溶解する)からカソードへと移ることが可能とされる。カソードにおいて還元反応が起こり、このことは通常、水素を生産する。電気研磨に用いられる電解液は、ほとんどの場合、硫酸およびリン酸の混合物のような、粘度が高い高濃度の酸性溶液である。文献において報告されたその他の電気研磨用電解液としては、無水酢酸を有する過塩素酸塩および硫酸のメタノール溶液の混合物が挙げられる。
実施形態では、10〜200μmの不規則な厚さを有する、不規則な厚さのスミアリングされたキャビティ表面層が生産される。粗い表面が電気研磨される時、表面プロファイルの突起部は、凹部より速く溶解することが知られている。アノディックレベリング(anodic leveling;陽極の平滑化)と呼ばれるこの工程は、物質移動が限定された溶解反応によって達成されると言われている。結果として、機械的研磨が用いられ
る時に通常観察される表面層の機械的変形を引き起こすことなく、研磨された表面が達成される。
実施形態では、多孔質材料のボディーは円筒形の管状体(tubular)である。多数の型キャビティが外面に提供されてもよい(例えば、列(例えば、円筒形の管状体の軸線に平行である列および/または半径方向に平行な列)に並べられる)。
さらに代替的には、多孔質材料のボディーは、円筒形の管状体の凹部に配置されるべき挿入物として具現化される。本発明の方法では、円筒形の管状体が1つ以上の凹部を備え、かつ、挿入物として具現化された等しい量の多孔質材料のボディーが円筒形の管状体の凹部に挿入される。有利なことに、1つ以上の型キャビティは、それらを凹部に挿入する前に外面において提供される。電気研磨もまた、有利なことに、ボディーを凹部に挿入する前に実行される。
消費に適した食料製品を成形する時、多孔質である焼結したステンレス鋼型ドラム(好ましくは、本発明にしたがって製造されるドラム)を適用することが有利である。
場合によっては、1つ以上の型キャビティの間に液密のバリアが提供される。したがって、圧縮された空気のような流体が、バリアの反対側における型キャビティに影響を与えることなく、1つ以上の型キャビティに提供され得る。かかる液密のバリアは、例えば、多孔質ボディーに樹脂を局所的に含浸することによって提供される。
考え得る方法は、型キャビティに隣接する均質な多孔質である焼結したステンレス鋼ボディーの外面において液密のバリアを提供する追加ステップを有する。開いた外面を用いる場合、多孔質構造体へと提供される流体は、開いた外面への流体経路(製品で充填される型キャビティへの流体経路より抵抗が低い)をたどってもよい。型キャビティに隣接する均質な多孔質である焼結したステンレス鋼ボディーの外面において液密のバリアを提供することによって、開いた外面への流体経路は閉じ、かつ、すべての流体は1つ以上の型キャビティへと押し込まれるであろう。
本発明によれば、多孔質材料のボディーの湾曲した外面は、気密封止されている。例えば、ローラーを用いてバニッシュ処理が適用され、約1mmの封止層が作成される。液密のバリアを提供するのに用いられるその他の機械的変形技術としては、機械的研磨、研削またはメディアブラスティングが挙げられる。さらに代替的には、樹脂の含浸または被覆のような異なる技術を用いて、外面において液密のバリアが提供される。型キャビティに隣接する均質な多孔質ボディーのこの外面は、フライス加工ステップによって影響を受けない。しかしながら、ボディー全体が限定された電気研磨に曝露されれば、この外面もまた、研磨されるであろう。かかる場合、後に続く電気研磨中に除去されない比較的厚い層を変形させることが重要である。
本発明によれば、当該回転式円筒形型部材は、空気入口から延びる1つ以上の空気チャンネルを有し、該1つ以上の空気チャンネルは、空気入口から空気チャンネルを介し、かつ、型ボディーの多孔質構造体を介して変形した型キャビティ表面層へと、かつ、型キャビティの中に入る連通を提供するように適合し、流体は少なくとも圧縮された空気であり、型キャビティからの製品の除去を補助する。したがって、加圧された空気またはクリーニング液のような流体が、通路ポートから通路を介して多孔質構造体へと(有利には、型キャビティの近くへと)提供され得る。空気チャンネルは型ボディーにおいて形成されることが想像可能である。空気チャンネルが、支持表面(それに隣接して、型ボディーが位置決めされる)において形成されることもまた、考え得る。
本発明はさらに、添付の図面に関連して説明される:
図1は、本発明にしたがう、生産デバイスを含む成形用システムの実施形態を図式的な斜視図にて示している。 図2は、図1の型部材を有する生産デバイスの一部および型部材用コンベヤー手段を図式的な斜視図にて描いている。 図3は、図1からの生産デバイスおよび関連するクリーニングデバイスを図式的な斜視図にて描いている。 図4aは、本発明にしたがう型部材の第1の実施形態を概略的な斜視図にて示しており、図4bは、図4aの型部材の一部を通した断面を示している。 図5は、図2の型部材を有する生産デバイスの一部を図式的な斜視図にて描いている。 図6aは、本発明にしたがわない型ボディーの例示的な外面の画像を示している。図6bは、本発明にしたがう型ボディーの例示的な外面の、図6aと同様の画像を示している。 図7aは、本発明にしたがわない型ボディーの外面の概略的な描写である。図7bは、本発明にしたがう型ボディーの外面の、図7aと同様の概略的な描写である。 図8aは、本発明にしたがわない型ボディーの外面を含む断面図の画像である。図8bは、本発明にしたがう型ボディーの外面を含む断面図の、図8aと同様の画像である。 図9aは、塑性変形した外皮層によって囲まれた型キャビティを有する多孔質型ボディーの高度に概略的な描写である。図9bは、先行技術にしたがう、図9aの同一の型ボディーを描写しており、塑性変形した外皮層は除去されている。図9cは、本発明にしたがう、図9aの同一の型ボディーを描写しており、塑性変形した外皮層は部分的に除去されている。
図1には、1つ以上の食料原料(具体的には、消費に適している)の塊(例えば、肉の塊)から製品を成形するための生産デバイス1が示されている。かかる生産デバイスは、国際公開第2004/002229号公報(本願に組み込まれていると見做される)において詳細に説明されている。図示された生産デバイスは、本発明を説明することを目標とした例にすぎない。本発明はまた、異なる設計の生産デバイス(例えば、国際公開第00/30458号公報において示されているようなもの)を用いて実現され得る。
生産デバイス1では、本発明にしたがう円筒形型部材20が用いられる。型部材20は、以下でより詳細に説明されるように、周囲の円筒形外面(その中に、多数の凹んだ型キャビティ21が形成される)を有する。
生産デバイス1は、型部材を支持するように適合するフレーム10(この場合、床の上を動かされ得るフレーム10)を有する。フレーム10は、図示されているように、水平な型部材フィッティングスピンドル(fitting spindle;はめ込み軸)11を備えており、型部材20がスピンドル11の周りをフレーム10に対して回転可能であるようになっている。図示されていないある実施形態では、フレームは複数の型部材フィッティングスピンドルを有していてもよく、または、フレームは、型部材をフレームに対して回転可能に支持するためのその他の支持手段を有する。一端において、フィッティングスピンドル11はフレーム10に固定されており、型部材20がフィッティングスピンドル11上へと押され得るようになっている。有利なことに、図示された実施形態にあるように、型部材はフレームから取り外し可能である(ここでは、スピンドルの自由端を介して)。場合によっては、スピンドルは、プラスチック材料(好ましくは、UHMW−
PEもしくはPTFE)またはその他の材料(具体的には金属(例えば、ステンレス鋼))で作られる。
さらに、フレーム10は、スピンドル11を介してフレーム10によって支持された回転可能である型部材20を回転させるための駆動装置14を備えている。
さらに、図示された生産デバイス1は、塊給送部15を有し、該塊給送部15は、床の上を動かされ得るように同様に設計されており、かつ、前記の食料原料の塊(この例では、(こねられた)肉の塊(例えば、鶏肉または赤肉))を受け入れるための容器16と、塊をポンピングするための容器に接続されたポンプ17(高度に図式的に示されている)と、ポンプ17に接続された塊給送部材18とを備えている。塊給送位置において、塊給送部材18は、型部材20の円筒形外面にもたれることが可能とされる。生産デバイス1の動作中、駆動装置14は、フレーム10によって支持された型部材20を駆動し、型キャビティ21の1つ以上の開口部が塊給送部材18を通過し、かつ、ポンプ17が、充填圧力下で1つ以上の食料原料の塊を塊給送部材18および1つ以上の通過開口部を介して回転式型部材20へと給送し、そのことによって、各型キャビティにおいて製品が形成されるようになっている。この例では、塊給送部材18は、フレーム10の上にある支持スピンドル18aによってピボット回転可能に支持されている。
ここで、フレーム10はまた、成形された製品を排出するための排出部材25を備えており、該排出部材25は、この場合、型部材2の下まで延びる(メッシュ)ベルトコンベヤー25の形態であり、ベルトの下側の領域において型キャビティ21から放出された製品が前記ベルトコンベヤー25の上に移るようになっている。
システムは、さらなる製品処理デバイスにとって適切であれば、成形された製品を排出するためのさらなる製品コンベヤー手段(この場合、2組のベルトコンベヤー30,31および32,33)を有する。
図示された実施形態では、上記のように、型部材20は取り外し可能である。この目的のため、図1〜図2では、型部材コンベヤー40が提供されている。例として図示されたこのコンベヤー40は、可動フレーム41と、型部材グリッパー42と、グリッパー42を上下に移動させるための吊り上げ手段43とを有する。
塊給送部材18が型部材20から離れるように動かされた後で、コンベヤー40はフレーム10に向けて動かされ得、グリッパー42が型部材20を操作し得るようになっていることが、図2から見られ得る。その後、グリッパー42は正確な高さへと動かされ、それが型部材20の重量を支え、かつ、型部材20がスピンドル11から滑り落ちるようになっている。その後、型部材20は、生産デバイス1から少し離れて配置された、型部材クリーニングデバイス50へと移され得る。固定された配置構成を提供する必要がなく、むしろ、見られ得るように、クリーニングデバイス50も同様に移動可能なデザインのものであることが注目されるべきである。しかしながら、クリーニング作業は、食品の生産とは異なる位置で実行されることが好ましい。
図示されたシステムはさらに、具体的には型部材20が除去された後で前記型部材20を支える生産デバイス1のその部分をクリーニングするように設計された、第2のクリーニングデバイス60を有する。生産デバイス1のその部分もまた、結局、生産中に汚れる。
図示されたシステムでは、生産デバイス1はさらに、読取装置120を備えており、該読取装置120は、好ましくは型部材20(具体的には、型部材20のアイデンティフィ
ケーション)を自動的に認識するためのものであり、例えば、型部材20の上の適切な位置に(例えば、ヘッド端面に)配置されたトランスポンダーである。この読取装置120は、この場合、関連コンピューター131を有する、システムのコントロールデバイス130に接続されている。型部材20の使用およびクリーニングの履歴が、コンピューター131のメモリーにおいて各型部材20について格納される。これに部分的に基づき、型部材20がクリーニングされるべき瞬間(および、適切な場合には、どのクリーニング工程によるか)を決定することが可能である。例えば、クリーニング工程は型部材のタイプに適合し得、かつ、各型部材がクリーニングされる手段は別々に決定され得る。
図3および図5に示されている実施形態では、空気(圧縮された空気のような)を供給するのに少なくとも適した空気押し込み(air forcing)デバイス13が、型部材駆動手段14の近くに配置される。自体公知である図示された空気押し込みデバイス13は、ポンプとスロット(それを通って押し込み剤(forcing agent)が流れ得る)とを備えている。空気押し込みデバイス13に空気供給部材19が接続され、かつ、型部材20の端面(そこから1つ以上の空気チャンネル24が延びる)にもたれるように適合する。
生産デバイス1の動作中、駆動装置14は、フレーム10によって支持された型部材20を駆動し、型部材のヘッド端部20aにおける空気チャンネル24の1つ以上の空気入口24oが空気供給部材19を通過し、かつ、空気押し込みデバイス13が、空気供給部材および空気チャンネルを介し、かつ、空気チャンネルと気流抵抗性外皮層の間の多孔質型ボディーの内部のボリュームの多孔質構造体を介して型キャビティへと空気を押し込み、型キャビティからの製品の除去を補助するようになっている。
図1〜図3に示されたようなシステムにおいて用いられるように適合した円筒形型部材20は、軸線Aと、周囲の円筒形外面22cと、2つの軸方向の型部材端面20a,20a’とを有することが、図4a、図5から見られ得る。
型部材20の図示された実施形態は、多孔質型ボディー22と支持部材23とを有する。型ボディー22は、湾曲した外面(ここでは、型部材20の円筒形外面22cを形成する)および反対側の内面22iを有する中空シリンダー壁として形成される(図4b)。型ボディー22は、ボディーの内面において広がる通気孔の多孔質構造体を有する均質な多孔質材料から作られ、かつ、円筒形外面22cは気密封止されている。
型ボディー22の外側の湾曲した外面22cにおいて、1つ以上の凹んだ型キャビティ21が形成され、生産されるべき製品の形状を定め、型キャビティ21は、型ボディー22の外面22cにおいて開いており、前記の1つ以上の食料原料の塊で型キャビティ21を充填することを可能にする。
本発明によれば、前記多孔質材料の塑性変形によって形成される気流抵抗性外皮層21wが、型キャビティを定める(ここでは、その底部および側壁において)。多孔質型ボディーの内部のボリュームの多孔質構造体は、気流抵抗性外皮層を通る圧縮された空気の流れに対する第1の流れ抵抗と本質的には同一である、多孔質の内部のボリュームを通る圧縮された空気の流れに対する第2の流れ抵抗を有する。
型ボディー22の内部には、中空円筒形型ボディー22に適合する、シリンダーによって形成された支持部材23が位置決めされる。支持部材23は、非多孔質材料から作られ、かつ、型ボディー22の隣接する内面22iを支持する支持表面23a(図4b)を有する。
支持部材23および型ボディー22は、例えばロッド28にエネルギーを提供すること(その結果として、金属ロッド28が熱を放出し、そのことによって型ボディー22の隣接する多孔質材料および支持部材の材料を局所的に溶かした)によって、互いに固定されている。したがって、接合部が取得され、そのことによって、支持部材23および型ボディー22は、互いに固定された。
支持部材23は多数の空気チャンネル24を定め、該空気チャンネル24は、支持表面23aにおいて凹んでおり、型部材端面20aにおける空気入口24oから延びており、空気入口24oから流体チャンネル24を介し、かつ、型ボディー22の内面22iにおいて広がる孔を介し、かつ、空気チャンネルと気流抵抗性外皮層との間の多孔質型ボディー22の内部のボリュームの多孔質構造体を介し、かつ、気流抵抗性外皮層21wを介して型キャビティへと流体連通を提供するように適合し、空気が気流抵抗性外皮層21wを通して押し込まれ、型キャビティからの製品の除去を補助し得るようになっている。
図示された実施形態では、空気チャンネルは、このように、型部材20の一方のヘッド端部20aから延びており、空気が空気チャンネル24を介し、かつ、内部のボリューム22および気流抵抗性外皮層21wを介して型キャビティへと押し込まれ、型キャビティからの製品の除去を補助し得るようになっている。このタイプの空気チャンネル24を介して吸込みが起こることもまた、想像可能である。吸込みは、充填動作中に空気を抽出すること、および/または、膜などを型キャビティへと吸い込むことに用いられ得る。前記空気チャンネル24がクリーニング流体について用いられることもまた、想像可能である。
支持部材23の外面23aは、実質的に軸方向に延び、かつ、空気チャンネル24を形成する溝を備えていることが、図4bから見られ得る。型部材の両方のヘッド端部において支持造作部によって支持されるように型部材を提供することもまた、可能である。
有利なことに、クリーニングデバイス50は、少なくとも1つのクリーニング液を、気流抵抗性外皮層を通して型キャビティ21へと押し込むように設計されている。図4aにおいて見られ得るように、各型キャビティ21へとつながる空気チャンネル24はそれぞれ、型部材20の端面20aにおいて空気入口24o(すなわち、給送開口部)を有する。有利なことに、クリーニングデバイス50は、クリーニング液をチャンネル24のうちの1つ以上に給送する目的のために、ヘッド端面20aにもたれるようになる分配装置51を有する。このようにして、多孔質の内部のボリューム22もしくは気流抵抗性外皮層21wにくっついた、または、多孔質の内部のボリューム22もしくは気流抵抗性外皮層21wの中に詰まった、あらゆる考え得る汚濁物が押し出され、かつ、排出される。
図6aおよび図6bには、型ボディーの例示的な外面の画像が示されている。図7aおよび図7bには、型ボディーの外面の概略的な描写が示されている。図8aおよび図8bには、型ボディーの外面を含む断面図の画像が示されている。
図面の左側にある図6a、図7aおよび図8aは、本発明にしたがう型ボディーには関連しない。これら型ボディーは均質な組成のものであり、すなわち、塑性変形した外皮層は存在しない。これら実施形態の型キャビティの形成中に生産された、変形した多孔質キャビティ表面層は、後に続く研磨ステップ中にその全体が除去された。キャビティ表面領域は、比較的大きい多孔性を有する。
図6b、図7bおよび図8bでは、図示された実施形態において、塑性変形した多孔質キャビティ表面層を限定的に電気研磨することによって取得された、本発明にしたがう気流抵抗性外皮層が見られ得る。最も薄いキャビティ表面層の部分の局所的エロージョンか
ら、微細な穴が生じる。滑らかで研磨された残りのキャビティ表面領域が取得され、ここでは事実上すべての孔が閉じている。図6aおよび図6bでは、表面多孔性が減少し、かつ、滑らかで研磨された残りのキャビティ表面層が見られ得、一方で、図8bでは、気流抵抗性外皮層における減少した多孔性が見られ得る。具体的には、この実施形態における気流抵抗性外皮層の厚さが決定され得る(すなわち、約50μm)。
図9a、図9bおよび図9cには、型部材の周囲の円筒形外面一部である湾曲した外面122cを有する、多孔質型ボディー122の一部が概略的に示されている。多孔質型ボディー122は、反対側の内面122xを有する。内面122xにおいて空気チャンネル123が広がり、多孔質型ボディーを通過すべき空気の流れを提供する。型ボディーの湾曲した外面には凹んだ型キャビティ121が形成され、生産されるべき製品の形状を定める。型キャビティ121は、型ボディーの外面において開いており、1つ以上の食料原料の塊で型キャビティを充填することを可能にする。型ボディー122は、ボディーの内面において広がる通気孔の多孔質構造体を有する、均質な多孔質材料から少なくとも部分的に作られる。円筒形外面122cは意図的に気密封止されて、空気がこの外面122cを通って漏れ出ることを防止することが注目される。
多孔質材料は、設定された、空気チャンネル123から型キャビティ121へと多孔質材料を通る圧縮された空気の流れに対する最小流れ抵抗△Pminを有する。多孔質型ボディーの材料は、型キャビティからの製品の除去を補助するのに必要とされる気流によって決定される、所望の(好ましくは最小である)圧縮された空気の流れに対する流れ抵抗に調整される。
実際、型ボディー122は、均質な多孔質材料から形成され、その中には凹んだ型キャビティ121が形成される。凹んだ型キャビティ121を形成することによって、型キャビティを定める型ボディーの多孔質材料のキャビティ表面層が塑性変形し、図9aに概略的に描かれた構成をもたらす。塑性変形した層は、121pとラベル付けされている。この塑性変形した気流抵抗性外皮層121pは、気流抵抗性外皮層121pを通る圧縮された空気の流れに対する第1の抵抗を有する。通常、孔の開口部は完全に閉じており、本質的に閉じたキャビティ表面層をもたらす。したがって、第1の流れ抵抗△Pは、非常に大きく無限までである。
図9aに示された生産段階では、型ボディー122の内部のボリューム122iは、所望されるように、圧縮された空気の流れに対する第2の流れ抵抗△Pを有する均質な多孔質材料から形成され、したがって、△Pは△Pminに対応する。塑性変形した層121pは、非常に大きく、場合によっては無限である、圧縮された空気の流れに対する第1の流れ抵抗を有する。したがって、△Pは最大値△Pmaxを有する。
したがって、空気チャンネル123から型キャビティ121への空気の流れについての総体的な流れ抵抗△Poverallは、それが主に層121pの第1の非常に大きく無限までの流れ抵抗△Pによって決定されるので非常に大きく、かつ、型キャビティからの製品の除去を補助するには不十分である空気の流れが存在するであろう。
先行技術では、この塑性変形した層121pは、図9bに描かれているように、その全体が除去される。この構成では、外皮層121pが存在しないので、第1の流れ抵抗△Pは存在しない。
ここで、型ボディーは、圧縮された空気の流れに対する所望の流れ抵抗△Pminに調整された、内部のボリューム122iの第2の流れ抵抗性△Pによってのみ決定される空気チャンネル123から型キャビティ121への総体的な流れ抵抗△Poverall
を有する。
換言すれば、空気チャンネルから型キャビティへの総体的な空気の流れ抵抗性は、図9aに示されているように、キャビティの形成後において非常に大きい。型キャビティからの製品の除去を補助するには不十分である空気の流れが存在するであろう。先行技術によれば、図9bに示されているように、塑性変形した層は除去され、型キャビティから製品を除去するのを補助するのに十分である最小値△Pminを有する総体的な気流抵抗をもたらす。
本発明によれば、図9cに描かれているように、凹んだ型キャビティ121の形成中に塑性変形した、型ボディーの多孔質材料の塑性変形したキャビティ表面層121wが存在する。この塑性変形した気流抵抗性外皮層121wは、孔が完全には閉じておらず、したがって、層121wの第1の流れ抵抗△Pが層121pのものほど大きくない(無限でさえない)点で、図9aにおける状況の塑性変形した層121pとは異なっている。
具体的には、本発明にしたがう気流抵抗性外皮層121wは、第2の流れ抵抗△Pと本質的には同一である、気流抵抗性外皮層を通る圧縮された空気の流れに対する第1の流れ抵抗△Pを有する。この第2の抵抗性△Pが所望の最小流れ抵抗△Pminに設定されたので、第2の抵抗△Pは本質的には同一である。
したがって、空気チャンネル123から型キャビティ121への空気の流れについての型ボディーの総体的な流れ抵抗△Poverallは、層121wの第1の流れ抵抗△Pと内部のボリューム122iの第2の流れ抵抗△P(圧縮された空気の流れに対する所望の流れ抵抗△Pminに調整された)との合計によって決定される。したがって、△Poverallは、本質的には2×△Pminに対応する。
換言すれば、本発明にしたがうキャビティの形成後の空気チャンネルから型キャビティへの総体的な空気の流れ抵抗は、本質的には、気流抵抗性外皮層のない多孔質型部材の空気の流れ抵抗の2倍の大きさである。この総体的な空気の流れ抵抗は、型キャビティからの製品の除去を補助するのに十分であり、かつ、有利であることが見出された。
本発明の気流抵抗性外皮層(すなわち、図9cの構成)は、型キャビティの形成中に単一のステップで取得されることが想像可能である。概して、本発明の気流抵抗性外皮層は、図9aの構成をもたらすフライス加工またはスパークエロージョンのような加工ステップと、図9cの構成を取得するためのプラズマ研磨または電気化学的研磨のような後に続く研磨ステップとを有する、2つのステップの工程において取得される。

Claims (7)

  1. 1つ以上の食料原料の塊から製品を成形するためのシステムにおいて用いられるように適合した回転式円筒形型部材を製造するための方法であって、該円筒形型部材は、軸線(A)と周囲の円筒形外面(22c)を有し、当該製造方法は:
    − 少なくとも1つの多孔質型ボディー(22)を提供するステップを有し、該少なくとも1つの多孔質型ボディー(22)は、前記型部材の前記円筒形外面(22c)の少なくとも一部を形成する湾曲した外面22(c)および反対側の内面(22i)を有し、前記型ボディー(22)は、前記型ボディー(22)の前記内面(22i)において広がる通気孔の多孔質構造体を有する均質な多孔質材料から少なくとも部分的に作られ;
    − 前記ボディーの前記の湾曲した外面を気密封止するステップを有し;
    − 前記型ボディーの前記の湾曲した外面(22c)において、生産されるべき前記製品の形状を定める1つ以上の凹んだ型キャビティ(21)を形成するステップを有し、前記型キャビティは、前記型ボディー(22)の前記外面(22c)において開いており、1つ以上の食料原料の塊で前記型キャビティ(21)を充填することを可能にし、
    ○ そのことによって、前記型キャビティを定めるキャビティ表面層を塑性変形させて、気流抵抗性外皮層を生産し、該気流抵抗性外皮層は前記気流抵抗性外皮層を通る圧縮された空気の流れに対する第1の流れ抵抗を有し;かつ、そのことによって、
    ○ 前記内面と前記気流抵抗性外皮層との間に前記多孔質型ボディーの内部のボリュームを定め、該内部のボリュームは、前記の多孔質の内部のボリュームを通る圧縮された空気の流れに対する第2の流れ抵抗を有する多孔質構造体を有し;
    − 空気入口から延びる1つ以上の空気チャンネル(24)を調製するステップを有し、該1つ以上の空気チャンネル(24)は、前記空気入口(24o)から前記空気チャンネル(24)を介し、かつ、前記空気チャンネルと前記気流抵抗性外皮層との間の前記多孔質型ボディーの内部のボリュームを介して前記型キャビティへと連通を提供して、型キャビティからの製品の除去を補助するように適合し;
    前記の第1の流れ抵抗は、前記の第2の流れ抵抗と本質的には同一であり、
    前記多孔質型ボディーが焼結金属を有し、かつ、前記の1つ以上の凹んだ型キャビティがフライスカッターを用いてフライス加工ステップにおいて形成されて、焼結した金属キャビティ表面層のスミアリングを引き起こし、10〜200μmである不規則な厚さを有する、前記型キャビティに隣接した不規則な厚さのスミアリングされたキャビティ表面層を形成し、そこでは実質的にすべての孔が閉じており;限定された電気化学的研磨が後に続き、前記の不規則な厚さのスミアリングされたキャビティ表面層の微小領域のみを除去し、そのことによって、最も薄いキャビティ表面層の部分の局所的エロージョンから生じる微細な穴を有する前記気流抵抗性外皮層と、事実上すべての孔が閉じている滑らかで研磨された残りのキャビティ表面領域を形成する、
    前記方法。
  2. 前記多孔質型ボディーが焼結金属を有し、該焼結金属は、1〜20μmである平均孔サイズを有し、かつ、3〜25vol%の多孔性を有し、かつ、最も薄いキャビティ表面層の部分の局所的エロージョンから生じる前記の微細な穴が、キャビティ表面領域の1〜10%において広がり、かつ、10〜100μmの平均穴径を有し、かつ、前記穴のいずれも200μmを越える穴径を有さない、請求項に記載の方法。
  3. 前記多孔質型ボディーが焼結金属を有し、該焼結金属は、1〜20μmである平均孔サイズを有し、かつ、3〜25vol%の多孔性を有し、かつ、最も薄いキャビティ表面層の部分の局所的エロージョンから生じる前記の微細な穴が、キャビティ表面領域の1〜10%において広がり、かつ、1〜200μmの範囲の穴径を有し、かつ、平均穴径が100μmである、請求項に記載の方法。
  4. 前記の1つ以上の凹んだ型キャビティが、エンドミルを用いてフライス加工ステップにおいて形成される、請求項のいずれか一項に記載の方法。
  5. 1つ以上の型キャビティの間に液密のバリアを提供するステップをさらに有する、請求項のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記多孔質型ボディーが挿入物として具現化されており、当該方法が、前記多孔質型ボディーを円筒形の管状支持体の凹部に挿入するステップを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記多孔質型ボディーが円筒形の管状体であり、当該方法が、前記外面に多数の凹んだ型キャビティを提供するステップを有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
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