JP6979821B2 - 制御システムおよび制御方法 - Google Patents

制御システムおよび制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6979821B2
JP6979821B2 JP2017146090A JP2017146090A JP6979821B2 JP 6979821 B2 JP6979821 B2 JP 6979821B2 JP 2017146090 A JP2017146090 A JP 2017146090A JP 2017146090 A JP2017146090 A JP 2017146090A JP 6979821 B2 JP6979821 B2 JP 6979821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
information
projection data
control
event
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017146090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019028636A (ja
Inventor
孝一 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Systems Ltd filed Critical Hitachi Systems Ltd
Priority to JP2017146090A priority Critical patent/JP6979821B2/ja
Publication of JP2019028636A publication Critical patent/JP2019028636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6979821B2 publication Critical patent/JP6979821B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、制御システムおよび制御方法に関するものである。
従来から、車両等の移動体にコンテンツ(例えば、拡張現実のコンテンツ)を出力する技術がある。このような技術として、運転者の運転視界内に存在する施設に関する情報を、車両のフロントウィンドウ付近に設けられたヘッドアップディスプレイに、施設の実風景と重なるように表示させる技術が知られている(例えば、特許文献1)。また、車両のフロントウィンドウに表示する範囲を制御する技術が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2005−208158号公報 特開2015−77876号公報
上述した従来技術では、走行位置に対応するコンテンツを提供している。ところで、コンテンツの中には、再生開始位置および再生終了位置が定まっているコンテンツ(投影データ)がある。例えば、移動に伴う観光案内の投影データが該当する。
そこで、本発明の目的は、再生開始位置および再生終了位置が定まっている投影データを適切に再生することができる制御システムおよび制御方法を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態による制御システムは、自動運転する移動体と、当該移動体の制御に用いる情報を生成する制御装置とを含む制御システムであって、制御装置は、移動体で再生する拡張現実の投影データと、当該投影データの再生を開始する開始位置と、当該投影データの再生を終了する終了位置と、当該投影データの再生に要する所要時間とを取得する第1取得部と、第1取得部によって取得された開始位置と、終了位置と、所要時間とに基づいて、開始位置から終了位置までの走行制御に関する情報を生成する走行制御情報生成部と、走行制御情報生成部によって生成された走行制御に関する情報と、第1取得部によって取得された投影データと、を移動体へ送信する送信部と、を備え、移動体は、制御装置から走行制御に関する情報と、投影データと、を取得する第2取得部と、第2取得部によって取得された走行制御に関する情報に基づいて走行すると共に、第2取得部によって取得された投影データを再生する制御部と、を備えるものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態によれば、再生開始位置および再生終了位置が定まっている投影データを適切に再生することができる。
本実施の形態である制御システムの構成例について概要を示した図である。 本実施の形態におけるコンテンツ情報のデータ構造を示す図である。 本実施の形態における投影データを出力制御する処理の流れの例について概要を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。一方で、ある図において符号を付して説明した部位について、他の図の説明の際に再度の図示はしないが同一の符号を付して言及する場合がある。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態である移動体の制御装置を含む制御システム1の構成例について概要を示した図である。この制御システム1は、サーバ装置等の制御装置100、サーバ装置等のコンテンツ管理装置200、自動運転可能な移動体である移動体300、および端末装置等のユーザ端末400を含む。制御装置100、コンテンツ管理装置200、移動体300、およびユーザ端末400は、有線通信または無線通信により、互いに情報を送受信することができる。
本実施の形態の制御装置100は、移動体300を制御する装置である。制御装置100は、コンテンツを移動体300へ提供すると共に、移動体300へ制御信号を送信する。移動体300は、これに応じて、当該コンテンツに含まれる1又は複数の投影データを再生させる場所に合わせて自動運転する。この投影データは、再生開始位置および再生終了位置が定められている投影データである。
また、この投影データは、拡張現実の投影データである。この投影データの例としては、歴史イベント(例えば、関ヶ原の合戦)の追体験ができる投影データ、史跡(城跡)の投影データが含まれる。また、投影データの例として、季節、天候に左右されるイベント(ホタルの光、冠雪の富士山、雲海に浮かぶ竹田城)の投影データ、動物のイベント(ウミガメの産卵、クジラ、イルカ、ハブVSマングースなど)の投影データも含まれる。投影データの例として、現在の場所に関連した俳句や詩などの読み上げた投影データ、美術品の投影データ、映画、小説、アニメーション再生の投影データ、ミステリーツアー、推理ゲームの投影データも含まれる。
コンテンツ管理装置200は、コンテンツを管理する装置である。コンテンツ管理装置200は、コンテンツを記憶し、ユーザ端末400からの要求により、コンテンツをレコメンドしたり、ユーザ端末400からの購入要求に応じて課金したりする。
移動体300は、自動運転可能な車両(例えば、自動走行車、人力車)であり、移動体300に乗車しているユーザ端末400が購入したコンテンツと、走行制御に関する情報とを制御装置100から取得し、当該制御信号に応じて移動しつつ、コンテンツの投影データを再生する。移動体300は、ユーザの体感効果を奏する装置である体感装置304を備える。体感装置304とは、コンテンツの再生に合わせて移動体300の座席を振動させる装置やスピーカ等である。
ユーザ端末400は、携帯電話、タブレット、スマートフォン等の現在位置を測位可能な端末装置である。ユーザ端末400は、コンテンツ管理装置200からレコメンドされたコンテンツの購入要求をする。また、ユーザ端末400は、現在位置を通知する共にコンテンツの投影データの再生要求を移動体300に対して行う。
再生要求する場合、ユーザ端末400が、ユーザ端末400のユーザの操作により指定されたコンテンツを示す識別情報であるコンテンツIDとユーザ端末400の識別情報であるユーザIDと、現在位置を示す現在位置情報とを移動体300へ近距離無線通信等により通知する。移動体300は、現在位置情報と、コンテンツIDと、ユーザIDとを制御装置100へ送信する。制御装置100は、当該コンテンツIDに対応するコンテンツと、走行制御に関する情報とを移動体300へ送信する。
制御装置100、コンテンツ管理装置200、移動体300、およびユーザ端末400は、所定のハードウェアおよびソフトウェアにより実装される。例えば、制御装置100、コンテンツ管理装置200、移動体300、およびユーザ端末400は、プロセッサやメモリなどを有する。当該プロセッサにより実行されるメモリ上のプログラムが、制御装置100、コンテンツ管理装置200、移動体300、およびユーザ端末400のコンピュータを機能させる。
本実施の形態の制御装置100は、例えば、図示しないOS(Operating System)やDBMS(DataBase Management System)等のミドルウェア上で稼働するソフトウェアプログラムとして実装された取得部101(第1取得部)、走行制御情報生成部102、および送信部103などの各部を有する。
取得部101は、移動体300で再生する投影データと、当該投影データの再生を開始する開始位置と、当該投影データの再生を終了する終了位置と、所要時間とを取得する部分である。
取得部101は、移動体300から現在位置情報と、コンテンツIDと、ユーザIDとを受信する。取得部101は、これをトリガとして、コンテンツIDと、ユーザIDとをコンテンツ管理装置200へ送信する。取得部101は、コンテンツ管理装置200から当該コンテンツIDに対応するコンテンツ情報を取得する。
ここで、図2を用いて、コンテンツ情報のデータ構造を説明する。図2は、コンテンツ情報のデータ構造を示す図である。図2に示すように、コンテンツ情報は、「コンテンツID」と、「タイトル」と、「提供会社」と、「コンテンツ開始地点」と、「コンテンツ終了地点」と、「所要時間」と、「ジャンル」と、「タグ」と、「対象年齢」と、「料金」と、「イベントリスト」と、「コマーシャル一覧」と、を含む。
「コンテンツID」は、コンテンツを識別する情報である。「タイトル」は、コンテンツのタイトルである。「提供会社」は、コンテンツを提供する会社を示す情報である。「コンテンツ開始地点」は、コンテンツの再生開始位置を示す情報である。「コンテンツ終了地点」は、コンテンツの再生終了位置を示す情報である。「所要時間」は、コンテンツ全体の所要時間を示す情報である。「ジャンル」は、コンテンツのジャンルを示す情報である。「タグ」は、コンテンツのタグを示す情報である。「対象年齢」は、コンテンツ視聴対象者の対象年齢を示す情報である。「料金」は、コンテンツの料金を示す情報である。
「イベントリスト」は、コンテンツ内の一部又は全てを示すイベントのリストである。ここでイベントとは、コンテンツに含まれる投影データを再生する単位であり、それぞれのイベントは、「イベントID」と、「イベント開始地点」と、「イベント終了地点」と、「所要時間」と、「投影データ」と、「体感装置制御データ」とを含む。
「イベントID」は、イベントを識別する情報である。なお、イベントIDは、イベント発生順にインクリメントされているものとする。「イベント開始地点」は、イベントの再生開始位置を示す情報である。「イベント終了地点」は、イベントの終了位置を示す情報である。「所要時間」は、対象イベントのコンテンツの再生に要する時間である。「投影データ」は、再生対象であり、例えば、仮想現実の投影データである。「体感装置制御データ」は、イベントのコンテンツを再生している際に、体感効果を奏させる方法を制御するためのデータである。具体的に、体感装置制御データは、音量の増減を示す情報や移動体300の座席(体感装置304)を振動させるか否かを示す情報である。なお、「体感装置制御データ」は、体感効果を奏させる位置を定義するようにしてもよい。
「コマーシャル一覧」は、コンテンツに関連するコマーシャルを示す情報である。例えば、コンテンツに関連するコマーシャルを示す識別情報(コマーシャルのID)、当該コマーシャルを再生するタイミングを示す情報等が該当する。
図1に戻り、取得部101は、コンテンツ管理装置200から取得したコンテンツ情報と、移動体300の現在位置とを走行制御情報生成部102へ送出する。
走行制御情報生成部102は、取得部101によって取得された撮影データの開始位置と、終了位置と、所要時間とに基づいて、開始位置から終了位置までの走行制御に関する情報を生成する部分である。走行制御情報生成部102は、取得部101からコンテンツ情報および現在位置を取得すると、現在位置からコンテンツ開始地点までの経路(コンテンツ開始地点までの経路)を探索する。走行制御情報生成部102は、予め記憶している地図情報を用いて、公知の経路探索手法(例えば、ダイクストラ法)を用いて経路探索した結果である経路探索情報を生成する。
続いて、走行制御情報生成部102は、走行制御に関する情報として、イベント順に各イベントのイベント開始地点からイベント終了地点までの経路(各イベントの経路)を探索した結果である経路探索情報を生成する。なお、走行制御情報生成部102は、イベントの所要時間に合わせて経路を探索した結果である経路探索情報を生成する。また、走行制御情報生成部102は、あるイベントの終了地点と、当該イベントの次のイベントの開始地点とが一致しない場合、あるイベントの終了地点から、当該イベントの開始地点までの経路(イベント間の経路)を探索した結果である経路探索情報を生成する。なお、走行制御情報生成部102は、投影データの再生時間に基づいた移動体300の走行速度情報を生成するようにしてもよい。この走行速度情報は、この経路を走行する平均速度を示す情報などである。
走行制御情報生成部102は、コンテンツ情報と、コンテンツ開始地点までの経路探索情報、各イベントの経路探索情報、各イベントの走行速度情報およびイベント間の経路探索情報を送信部103へ送出する。
送信部103は、走行制御情報生成部102によって生成された経路探索情報と、各イベントの走行速度情報と、取得部101によって取得された複数の投影データと、体感装置制御データとを移動体300へ送信する部分である。具体的には、送信部103は、コンテンツ情報と、走行制御情報生成部102によって生成された経路探索情報と、走行速度情報とを移動体300へ送信する。
なお、取得部101は、コンテンツ情報のコマーシャル一覧に対応するコマーシャル情報をコンテンツ管理装置200から受信した場合、当該コマーシャル情報(コマーシャルのID、コマーシャルの投影データを含む情報)を移動体300へ送信してもよい。
コンテンツ管理装置200は、例えば、図示しないOS(Operating System)やDBMS(DataBase Management System)等のミドルウェア上で稼働するソフトウェアプログラムとして実装されたレコメンド部201、課金部202、送信部203、評価部204、コンテンツDB205、およびコマーシャルDB206などの各部を有する。
レコメンド部201は、ユーザ端末400からレコメンド要求を受け付けると、当該要求に応じて、レコメンド対象となるコンテンツを示す情報をユーザ端末400へ送信する部分である。レコメンド部201は、ユーザ端末400の現在位置と共に、レコメンド要求を受け付ける。レコメンド部201は、図2に示したコンテンツ情報を記憶するデータベースであるコンテンツDB205を参照し、ユーザ端末400の現在位置情報に基づいてレコメンド対象となるコンテンツ情報を検索する。なお、レコメンド部201は、ユーザ端末400から現在位置情報を取得する代わりに、ユーザ端末400のユーザが将来滞在する位置を示す情報を取得するようにしてもよい。
レコメンド部201は、ユーザ端末400の現在位置情報とコンテンツ情報のコンテンツ開始地点との距離に基づいてレコメンド対象のコンテンツ情報を決定する。レコメンド部201は、決定したコンテンツ情報のタイトル、ジャンル、および料金をユーザ端末400へ送信する。
課金部202は、ユーザ端末400からのコンテンツ要求を受け付け、課金処理をする部分である。レコメンド部201がユーザ端末400へレコメンド対象のコンテンツを送信した後に、課金部202は、ユーザ端末400からコンテンツの購入要求を受け付ける。課金部202は、購入要求を受け付けると、ユーザ端末400へ課金要求する。課金部202は、料金の支払いが完了すると、ユーザ端末400のユーザIDと購入したコンテンツのコンテンツIDとを対応付けて購入情報として記憶する。
送信部203は、制御装置100からの送信要求に応じて、要求に対応するコンテンツ情報を制御装置100へ送信する部分である。送信部203は、制御装置100からコンテンツIDとユーザIDとを受信すると、課金部202で記憶している購入情報を参照し、制御装置100から受信したコンテンツIDとユーザIDとが記憶されているか否かを確認する。送信部203は、制御装置100から受信したコンテンツIDとユーザIDとが購入情報に記憶されている場合、当該コンテンツIDに対応するコンテンツ情報をコンテンツDB205から取得する。
送信部203は、取得したコンテンツ情報のコマーシャル一覧にコマーシャルIDが含まれている場合、コマーシャルDB206からコマーシャルIDに対応するコマーシャル情報を取得する。送信部203は、コンテンツ情報およびコマーシャル情報を制御装置100へ送信する。
評価部204は、コンテンツの評価を管理する部分である。評価部204は、コンテンツを利用したユーザ端末400から利用したコンテンツのコンテンツIDと評価情報(評価値、コメント等)を受信すると、コンテンツIDと評価情報を対応付けて記憶する。
コンテンツDB205は、上述のように、コンテンツ情報を記憶するデータベースである。このコンテンツ情報は、外部装置(例えば、提供会社の装置)から送信される。また、コマーシャルDB206は、コマーシャル情報を記憶するデータベースである。このコマーシャル情報は、外部装置(ツアーガイド、博物館等のコマーシャルの提供元の装置)から送信される。
移動体300は、自動走行可能な車両であり、例えば、観光地で周遊するための車両などである。移動体300は、取得部301(第2取得部)、自動運転制御部302、コンテンツ出力部303、および体感装置304を備える。
取得部301は、走行制御情報生成部102によって生成された経路探索情報と、取得部101によって取得された複数の投影データと、体感装置制御データとを取得する部分である。取得部301は、ユーザ端末400からユーザIDと、再生要求対象のコンテンツIDと、現在位置情報とを取得すると、当該ユーザIDおよびコンテンツIDを制御装置100へ送信すると共に、コンテンツ要求をする。なお、取得部301は、ユーザ端末400から現在位置情報を取得する代わりに、移動体300が備える現在位置取得手段により現在位置情報を取得するようにしてもよい。
取得部301は、制御装置100が上記要求に応じて送信したコンテンツ情報と、経路探索情報と走行速度情報とを受信する。取得部301は、取得したコンテンツ情報と経路探索情報と走行速度情報とを自動運転制御部302へ送出する。
自動運転制御部302は、移動体300の運転制御をする部分であり、経路探索情報と走行速度情報とに基づいて走行させると共に、コンテンツ情報の投影データを再生する。
自動運転制御部302は、取得部301からコンテンツ情報と経路探索情報と走行速度情報とを取得する。自動運転制御部302は、コンテンツ情報と経路探索情報と走行速度情報とを取得すると、経路探索情報と走行速度情報とに基づいて、公知技術により自動走行する。なお、自動運転制御部302は、ユーザ端末400からの走行要求を受け付けて、走行を開始するようにしてもよい。
また、自動運転制御部302は、コンテンツ情報を参照し、走行位置に応じてコンテンツ情報に含まれる投影データを再生する。具体的には、自動運転制御部302は、走行位置が、コンテンツ情報のイベント開始地点であるイベントの投影データをコンテンツ出力部303へ出力する。また、自動運転制御部302は、投影データをコンテンツ出力部303に出力している際、体感装置制御データに基づいて体感装置304を制御する。
例えば、自動運転制御部302は、再生対象の投影データに対応付けられた体感装置制御データが振動させることを示す情報である場合、当該投影データを再生しているときに、移動体300を振動させるように制御する。また、自動運転制御部302は、再生対象の投影データに対応付けられた体感装置制御データが音量を上げることを示す情報である場合、当該投影データを再生しているときに、音量を上げるように制御する。
コンテンツ出力部303は、投影データを出力する部分である。コンテンツ出力部303は、移動体300のフロントウィンドウやディスプレイ装置等である。自動運転制御部302による制御に応じて投影データを出力する。
体感装置304は、投影データを再生している際に、体感効果を奏する装置である。体感装置304は、自動運転制御部302による制御に応じて動作する。
<処理の流れ(移動体の制御手順)>
図3は、本実施の形態における投影データを出力制御する処理の流れの例について概要を示した図である。まず、ユーザ端末400がコンテンツ管理装置200へレコメンド要求をして、レコメンド対象のコンテンツの一覧を取得する。ユーザ端末400がコンテンツの一覧から購買対象のコンテンツが選択されると、コンテンツ管理装置200は、購入処理をする(S1)。
移動体300の取得部301が、ユーザ端末400からユーザID、コンテンツID、および現在位置情報を取得すると、これらの情報を制御装置100へ送信すると共に、再生要求をする。制御装置100の取得部101は、移動体300から現在位置情報と、コンテンツIDと、ユーザIDとを受信すると共に、再生要求を受け付ける(S2)。
取得部101は、当該再生要求に応じて、投影データと、当該投影データの再生を開始する開始位置と、当該投影データの再生を終了する終了位置と、当該投影データの再生を終了する終了位置と、投影データの再生に要する所要時間とを含むコンテンツ情報をコンテンツ管理装置200から取得する(S3)。
走行制御情報生成部102は、コンテンツ情報の開始位置と、終了位置と、所要時間とに基づいて、当該開始位置から終了位置までの走行制御に関する情報(経路探索情報、走行速度情報)を生成する(S4)。
送信部103は、走行制御情報生成部102によって生成された経路探索情報と、各イベントの走行速度情報と、複数の投影データと、体感装置制御データとを移動体300へ送信する(S5)。
取得部301は、経路探索情報と、各イベントの走行速度情報と、複数の投影データと、体感装置制御データとを制御装置100から取得する(S6)。
自動運転制御部302は、経路探索情報と、各イベントの走行速度情報とに基づいて走行制御すると共に、複数の投影データを再生する(S7)。
以上に説明したように、本発明の一実施の形態である制御システム1では、まず、制御装置100の取得部101が、移動体300で再生する拡張現実の投影データと、当該投影データの再生を開始する位置と、当該投影データの再生を終了する終了位置と、投影データの再生に要する所要時間とを取得する。続いて、走行制御情報生成部102は、取得部101によって取得された開始位置と、終了位置と、所要時間とに基づいて、開始位置から終了位置までの走行制御に関する情報を生成する。続いて、送信部103は、走行制御に関する情報と、投影データと、を移動体300へ送信する。
移動体300の取得部301は、走行制御に関する情報と、投影データと、を取得する。自動運転制御部302は、走行制御に関する情報に基づいて移動体300を走行させると共に、投影データを再生する。
本発明の一実施の形態である制御システム1によれば、開始位置と、終了位置と、所要時間とに基づいて開始位置から終了位置までの走行制御に関する情報を生成して、当該走行制御に関する情報に基づいて移動体300を走行させると共に、投影データを再生するので、再生開始位置および再生終了位置が定まっている投影データを適切に再生することができる。
また、走行制御情報生成部102は、走行制御に関する情報として、開始位置と、終了位置と、所要時間とに基づいた経路探索情報と、走行速度情報とを生成する。これにより、制御システム1は、経路探索情報と、走行速度情報とに基づいて走行制御することにより、投影データを適切に再生することができる。
また、走行制御情報生成部102は、体感装置制御情報(投影データの音量または体感装置304の振動に関する情報)を取得し、送信部103は、体感装置制御情報を移動体300へ送信する。移動体300の取得部301は、これに応じて当該体感装置制御情報を取得し、自動運転制御部302は、当該体感装置制御情報を参照して、体感装置304を制御する。このように、制御システム1は、投影データの内容の盛り上がりや静まりに合せてより臨場感を味わえるように移動体300の座席や音量を制御することができる。
また、上述の実施形態では、走行制御に関する情報として、経路探索情報および走行速度情報に基づいて走行制御する場合について述べたが、経路が予め定まっている場合(例えば、一本道である場合等)、走行速度情報のみに基づいて走行制御するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、特に述べなかったが、移動体300の自動運転制御部302は、走行位置の周囲状況に応じて、投影データを出力するか否かを判断するようにしてもよい。例えば、自動運転制御部302は、コンテンツ出力部303(例えば、フロントガラス)の景色の画像を取得し、当該画像に投影データに表示されるものが含まれていない場合に、当該投影データを出力するようにしてもよい。例えば、移動体300が走行している場所が、天候が良ければ山を見ることができる場所である場合に、天候が悪いことにより、山が見えない場合に、当該山の投影データを出力する。
また、上述の実施形態では、特に述べなかったが、移動体300が経路探索情報および走行速度情報に基づいて走行している際に、障害物があるなど、当該経路探索情報が示す経路に沿って走行できなくなった事象が発生した場合、移動体300から制御装置100へ現在位置を通知すると共にリルート(経路探索情報の修正)要求をするようにしてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記の実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、上記の実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
本発明は、投影データを再生する自動運転する移動体を制御するシステムに利用可能である。
1…制御システム、100…制御装置、101…取得部、102…走行制御情報生成部、103…送信部、200…コンテンツ管理装置、201…レコメンド部、202…課金部、203…送信部、204…評価部、205…コンテンツDB、206…コマーシャルDB、300…移動体、301…取得部、302…自動運転制御部、303…コンテンツ出力部、304…体感装置、400…ユーザ端末。

Claims (4)

  1. 自動運転制御部を有し自動運転する移動体と、
    前記移動体と通信し前記移動体でのコンテンツである拡張現実の投影データの再生の制御に用いる情報を生成するサーバ装置である制御装置と、を備え、
    前記移動体は、ユーザ端末から取得した、前記コンテンツを指定する情報を含む要求を、前記制御装置へ送信し、
    前記制御装置は、
    前記要求に応じて、前記コンテンツを記憶したコンテンツ管理装置から、前記移動体で再生する前記拡張現実の投影データと、当該投影データの再生を開始する位置を示すコンテンツ開始地点と、当該投影データの再生を終了する位置を示すコンテンツ終了地点と、当該投影データの再生に要する所要時間とを含む、前記コンテンツを取得し、
    取得された前記コンテンツの前記コンテンツ開始地点と、前記コンテンツ終了地点と、前記所要時間とに基づいて、前記コンテンツ開始地点から前記コンテンツ終了地点までの走行制御に関する情報を生成し、
    生成された前記走行制御に関する情報と、取得された前記コンテンツの前記投影データと、を含むデータを前記移動体へ送信し、
    前記走行制御に関する情報は、前記コンテンツ開始地点、前記コンテンツ終了地点および前記所要時間に合わせて生成された走行経路の経路探索情報と、前記所要時間に合わせて生成された走行速度情報と、を含み、
    前記移動体は、
    前記制御装置から前記走行制御に関する情報と、前記コンテンツの前記投影データと、を含む情報を取得し、
    取得された前記走行制御に関する情報に基づいて制御された走行経路と走行速度で走行すると共に、取得された前記コンテンツの前記投影データを前記コンテンツ開始地点から前記コンテンツ終了地点までの間に再生し、
    前記コンテンツは、前記投影データを再生する単位をイベントとした場合に、複数のイベントの各イベントのデータとして、イベント順に、当該イベントごとの投影データと、当該イベントごとの投影データの再生の開始位置を示すイベント開始地点と当該イベントごとの投影データの再生の終了位置を示すイベント終了地点と当該イベントごとの投影データの再生に要するイベント所要時間と、を含み、
    前記走行経路の経路探索情報は、前記イベントごとの前記イベント開始地点から前記イベント終了地点までの走行経路の経路探索情報と、前記イベント間での走行経路の経路探索情報とを含む、
    制御システム。
  2. 請求項1記載の制御システムにおいて、
    前記移動体は、体感効果を奏する体感装置を備え、
    前記制御装置は、前記コンテンツ管理装置から、前記コンテンツの前記投影データの再生に応じて前記体感装置を制御する情報である体感装置制御情報を取得し、前記体感装置制御情報を前記移動体へ送信し、
    前記移動体は、前記制御装置から前記体感装置制御情報を取得し、前記体感装置制御情報に基づいて、前記コンテンツの前記投影データの再生に応じて前記体感装置を制御し、
    前記体感装置制御情報は、前記投影データの音量または前記体感装置の振動に関する情報と、前記体感効果を奏させる位置を定義する情報と、前記イベントごとの投影データを再生する際の体感効果を奏させる方法を制御する情報として、前記音量の増減の情報や前記体感装置を振動させるか否かの情報と、を含む、
    制御システム。
  3. 請求項1記載の制御システムにおいて、
    前記移動体は、走行位置の周囲状況に応じて、前記コンテンツの前記投影データを再生するか否かを判断し、その際に、当該投影データを再生する場所での景色の画像を取得し、当該景色の画像において、当該景色が見える場合には、当該景色を含まない投影データを再生し、当該景色が見えない場合には、当該景色を含んだ投影データを再生する、
    制御システム。
  4. 自動運転制御部を有し自動運転する移動体と、前記移動体と通信し前記移動体でのコンテンツである拡張現実の投影データの再生の制御に用いる情報を生成するサーバ装置である制御装置と、を備える制御システムが実行する制御方法であって、
    前記移動体が、ユーザ端末から取得した、前記コンテンツを指定する情報を含む要求を、前記制御装置へ送信するステップと、
    前記制御装置が、前記要求に応じて、前記コンテンツを記憶したコンテンツ管理装置から、前記移動体で再生する前記拡張現実の投影データと、当該投影データの再生を開始する位置を示すコンテンツ開始地点と、当該投影データの再生を終了する位置を示すコンテンツ終了地点と、当該投影データの再生に要する所要時間とを含む、前記コンテンツを取得するステップと、
    前記制御装置が、取得された前記コンテンツの前記コンテンツ開始地点と、前記コンテンツ終了地点と、前記所要時間とに基づいて、前記コンテンツ開始地点から前記コンテンツ終了地点までの走行制御に関する情報を生成するステップと、
    前記制御装置が、生成された前記走行制御に関する情報と、取得された前記コンテンツの前記投影データと、を含むデータを前記移動体へ送信するステップと、
    を有し、
    前記走行制御に関する情報は、前記コンテンツ開始地点、前記コンテンツ終了地点および前記所要時間に合わせて生成された走行経路の経路探索情報と、前記所要時間に合わせて生成された走行速度情報と、を含み、
    前記移動体が、前記制御装置から前記走行制御に関する情報と、前記コンテンツの前記投影データと、を含む情報を取得するステップと、
    前記移動体が、取得された前記走行制御に関する情報に基づいて制御された走行経路と走行速度で走行すると共に、取得された前記コンテンツの前記投影データを前記コンテンツ開始地点から前記コンテンツ終了地点までの間に再生するステップと、
    を有し、
    前記コンテンツは、前記投影データを再生する単位をイベントとした場合に、複数のイベントの各イベントのデータとして、イベント順に、当該イベントごとの投影データと、当該イベントごとの投影データの再生の開始位置を示すイベント開始地点と当該イベントごとの投影データの再生の終了位置を示すイベント終了地点と当該イベントごとの投影データの再生に要するイベント所要時間と、を含み、
    前記走行経路の経路探索情報は、前記イベントごとの前記イベント開始地点から前記イベント終了地点までの走行経路の経路探索情報と、前記イベント間での走行経路の経路探索情報とを含む、
    制御方法。
JP2017146090A 2017-07-28 2017-07-28 制御システムおよび制御方法 Active JP6979821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017146090A JP6979821B2 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 制御システムおよび制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017146090A JP6979821B2 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 制御システムおよび制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019028636A JP2019028636A (ja) 2019-02-21
JP6979821B2 true JP6979821B2 (ja) 2021-12-15

Family

ID=65478493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017146090A Active JP6979821B2 (ja) 2017-07-28 2017-07-28 制御システムおよび制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6979821B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020134722A (ja) 2019-02-20 2020-08-31 株式会社フジクラ 光デバイス及びレーザ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019028636A (ja) 2019-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101960140B1 (ko) 자율 주행 차량 내에서 증강 가상 현실 콘텐츠를 제공하는 시스템 및 방법
KR102043588B1 (ko) 자율 주행 차량 내에서 미디어 콘텐츠를 표시하기 위한 시스템 및 방법
CN107563267B (zh) 在无人驾驶车辆中提供内容的系统和方法
US9956876B2 (en) System and method for providing content in autonomous vehicles based on real-time traffic information
CN108293171B (zh) 信息处理设备、信息处理方法以及存储介质
US20180170392A1 (en) Method and System to Recognize Individual Driving Preference for Autonomous Vehicles
US20130144464A1 (en) Systems and methods for integrating a portable electronic device with a bicycle
US20220074756A1 (en) Real-time route configuring of entertainment content
KR102398601B1 (ko) 내비게이션 기동과 연계할 관심지점(poi)을 선택하기 위한 시스템 및 방법
JPWO2018179305A1 (ja) 走行経路提供システムおよびその制御方法、並びにプログラム
JP6979821B2 (ja) 制御システムおよび制御方法
KR102016434B1 (ko) 경로 안내 방법 및 장치
KR102105231B1 (ko) 정보 공유 시스템 및 방법
US11927456B2 (en) Methods and systems for providing dynamic in-vehicle content based on driving and navigation data
US20230168101A1 (en) Navigation Directions Preview
US9222790B2 (en) Method and apparatus for crowdsourced tour creation and provision
US20200371532A1 (en) Information processing device, autonomous vehicle, information processing method and program
KR20180070425A (ko) 전자 레이싱 장치 및 그 동작방법
WO2020186250A2 (en) Mobile peer-to-peer networks and related applications
US20220300067A1 (en) Virtual experience device, virtual experience method, and storage medium
US20230334536A1 (en) Computer implemented application for real time, authentic reviews of venues and additional modes
EP3923162A1 (en) Augmented reality personalized guided tour method and system
US12034788B2 (en) Mobile peer-to-peer networks and related applications
JP2018174512A (ja) 画像共有システム、画像共有サーバ及び画像共有方法
JP2004138474A (ja) 携帯端末を用いた道案内方法および道案内プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6979821

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150