JP6976531B2 - アルバム作成支援装置およびアルバム作成支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、アルバム作成を支援するアルバム作成支援システムに関し、特にAI顔認証を用いたアルバム作成の支援に関する。
スマートフォンに代表される多機能型携帯電話機、デジタルカメラ等の普及に伴い、利用者自身は、これらの端末で撮像された画像データを整理し、編集し、アルバムを作成し、作成したアルバムを家族、友人等の間で共有したい、という需要が高まりつつある。
例えば、特許文献1のアルバム作成装置は、顔が認識された画像を自動的に抽出することで動画から動画アルバムや静止画アルバムを自動的に作成し、アルバムの編集作業を削減することを可能にしている。特許文献2のアルバム作成装置は、顔画像の検出数が最も多い第1画像をページ内の中央領域に配置し、第1画像以外の第2画像をページ内の第1画像を取り囲む周辺領域に配置することで、アルバム編集の作業量を減らしユーザーの利便性を図っている。また、特許文献3には、アルバム編集において被写体の目立ち度や登場回数を平均化する技術が開示され、特許文献4には、ユーザーにより選択された顔画像とメモリから生成された顔画像とを比較し、類似度が高い順に顔画像を表示する技術が開示されている。
特開2009−88687号公報 特開2017−102550号公報 特許第6515977号公報 特許5388399号公報
近年、保育業界を取り巻く環境は、少子化による園児の減少に伴い保育施設間の園児獲得競争激化を招き、他園との差別化が求められる、など厳しさを増している。さらに、写真や映像も加えた園児の日々の記録を保護者と共有する仕組みの1つとして、アルバム作成が求められている。
アルバム作成に際して、幼稚園や保育園は、各種イベントで撮像した写真を保護者に公開するために、例えば、園内にプリント写真を掲示したり、あるいはデジタル写真をサーバーにアップロードし、保護者は、これらの写真を閲覧し、その中から自分の子供が写っている写真を探さなければならない。イベント数や園児の数によっては公開される写真の数が膨大になり、そこから写真を選定するには非常に手間がかかってしまう。また、園の職員は、卒園アルバムをはじめとするオフィシャルアルバムの作成に際して、全ての園児の写真をバランス良く選定する作業等に多くの手間を要している。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、顔認証を利用して撮像画像の選択を容易にしたアルバム作成支援システムを提供することを目的とする。
本発明に係るアルバム作成支援装置は、顔画像を含む参照画像を記憶する記憶手段と、撮像カメラで撮像された撮像画像を取得する取得手段と、前記参照画像と前記撮像画像とを比較し、前記撮像画像内の認識対象の顔画像の類似度を算出する算出手段と、閾値を決定する決定手段と、前記閾値以上の類似度をもつ撮像画像を選択する選択手段と、前記選択された撮像画像のアルバム編集を可能とする編集手段とを有する。
ある実施態様では、前記選択手段は、指定された参照画像の類似度が前記閾値以上の撮像画像を選択する。ある実施態様では、アルバム作成支援装置は、ユーザー入力手段を含み、前記決定手段は、前記入力手段からの入力に基づき前記閾値を決定する。ある実施態様では、アルバム作成支援装置は、表示手段を含み、前記表示手段は、前記選択手段により選択された撮像画像と前記閾値を変更するための閾値変更入力とを表示し、前記決定手段は、前記閾値変更入力に基づき閾値を決定し、前記選択手段は、前記閾値が変更されたとき撮像画像を再選択する。ある実施態様では、前記表示手段は、選択された撮像画像の数を表示する。ある実施態様では、前記決定手段は、前記選択手段により選択された撮像画像の数に基づき、前記選択された撮像画像の数が上限値を超えないように前記閾値を調整する。ある実施態様では、前記決定手段はさらに、前記選択された撮像画像の数が下限値を下回らないように前記閾値を調整する。ある実施態様では、前記決定手段は、前記選択手段により選択された撮像画像の数に基づき、前記選択された撮像画像の数がアルバムのページ数の上限値を超えないように前記閾値を調整する。ある実施態様では、前記決定手段はさらに、前記選択された撮像画像の数が下限値を下回らないように前記閾値を調整する。ある実施態様では、前記決定手段は、前記撮像画像に関連するイベント数に応じて閾値を調整する。ある実施態様では、前記決定手段は、前記参照画像の数に応じて閾値を調整する。
本発明に係るアルバム作成支援システムは、上記記載のアルバム作成支援装置と、前記アルバム作成支援装置とネットワークを介して接続された少なくとも1つの利用者端末とを含み、前記利用者端末は、前記参照画像および前記撮像画像をアルバム作成支援装置にアップロードする手段と、アルバム作成支援装置にアルバム編集の指示を入力する入力手段とを含む。
本発明によれば、参照画像と撮像画像とを比較し、両者の顔画像の類似度から撮像画像を選択するようにしたので、アルバム編集のための撮像画像の選択の作業効率を向上させることができる。
図1(A)は、本発明の実施例に係るアルバム作成支援装置の内部構成を示すブロック図、図1(B)は、本実施例のアルバム作成支援機能の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例による参照画像を記憶する記憶部のデータ構成例を示す図である。 本発明の実施例による撮像画像を記憶する記憶部のデータ構成例を示す図である。 写真P1に写された人物の例を示す図である。 写真P1の類似度算出結果の一例を示す図である。 写真P1の類似度算出結果の表示例である。 本発明の実施例に係る写真選択部の選択結果の一例を示す図である。 本発明の実施例に係るアルバム作成支援装置の動作を説明するフローである。 図9(A)は、参照識別U1で選択された写真の表示例を示し、図9(B)は、ユーザーが閾値を変更したときの選択された写真の表示例を示す。 本発明の第2の実施例に係るアルバム作成支援装置の動作を説明するフローである。 本発明の第3の実施例に係るアルバム作成支援装置の動作を説明するフローである。 図12(A)は、本発明の第4の実施例に係るアルバム作成支援機能の構成を示し、図12(B)は、イベント数と閾値との関係を規定するテーブルである。 図13(A)は、本発明の第5の実施例に係るアルバム作成支援機能の構成を示し、図13(B)は、参照識別の数と閾値との関係を規定するテーブルである。 本発明の第6の実施例に係るアルバム作成支援システムの構成を示す図である。
図1は、本発明の実施例に係るアルバム作成支援装置の構成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施例のアルバム作成支援装置100は、外部インターフェース(I/F)110、入力部120、表示部130、参照画像を記憶する記憶部140、撮像画像を記憶する記憶部150および各部を制御する制御部160を含んで構成される。
外部I/F110は、他の電子機器(例えば、スマートフォンやデジタルカメラ等)との有線または無線による接続を可能にする。さらに外部I/F110は、有線または無線による通信手段を介してネットワーク上のサーバー等への接続を可能にする。
入力部120は、ユーザーからの入力を受け取り、これを制御部160へ提供する。入力部120は、特に限定されないが、例えば、キーボード、マウス、音声入力モジュール、タッチパネルなどを含む。表示部130は、特に限定されないが、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL等を含み、アルバム編集のために写真等を表示する。
記憶部140は、顔認証を行うときの基準(比較元)となる参照画像を記憶する。参照画像は、例えば、外部I/F110を介して他の電子機器(スマートフォン、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ等)から取得することができ、取得された参照画像が記憶部140に記憶される。1つの参照画像は、一人の人物に固有の1つまたは複数の顔画像を含む。図2に、記憶部140のデータ構成例を示す。参照識別は、参照画像を識別するものであり、この参照画像は、人物に固有の顔画像を含むものである。つまり、参照識別は、ユーザー識別と同義である。図2の例では、参照識別U1は、ユーザーU1の1つまたは複数の顔画像U1_1、U1_2、・・・、U1_nを含み、参照識別U2は、ユーザーU2の1つまたは複数の顔画像U2_1、U2_2、・・・、U2_nを含み、参照識別U3は、ユーザーU3の1つまたは複数の顔画像を含む。複数の顔画像は、例えば、異なる方向から撮像された顔画像、マスクや帽子を装着した顔画像、明るさの異なる顔画像などを含むことで、顔認証の精度を向上させることが可能である。このように、記憶部140には、複数のユーザーU1、U2、・・・、Unのそれぞれの参照画像が事前に登録される。
記憶部150は、参照画像と比較される撮像画像を記憶する。撮像画像は、例えば、外部I/F110を介して他の電子機器(スマートフォン、パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ等)から取得することができ、取得された撮像画像が記憶部150に記憶される。
図3に、記憶部150のデータ構成例を示す。撮像識別は、撮像画像を識別するものであり、ここでは、1つの撮像画像は、1枚の写真である。1つの撮像画像は、属性情報として、撮像画像を撮像した者の識別(または撮像画像を提供した者の識別)、撮像日時、撮像画像が関連するイベントを含むことができる。図3の例では、撮像識別P1は、写真P1と同義であり、写真P1の属性情報として撮像者識別、撮像日時、イベント、撮像画像の格納先が含まれる。
制御部160は、アルバム作成支援装置100の全体の動作を制御する。制御部160は、ハードウエアおよび/またはソフトウエアを用いて構成され、ある態様では、制御部160は、マイクロプロセッサ、ROM/RAMを含むマイクロコントローラ、画像処理プロセッサ、AIプロセッサ、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)等を含むことができる。
本実施例では、制御部160は、図1(B)に示すように、アルバム作成支援機能200を含む。アルバム作成支援機能200は、類似度算出部210、写真選択部220、閾値決定部230およびアルバム編集部240を含む。
類似度算出部210は、記憶部150に記憶された撮像画像と記憶部140に記憶された参照画像とを比較し、撮像画像(写真)に写された人物の顔認証を行う。好ましくは、類似度算出部210は、AI(人工知能)技術を活用し、撮像画像に写された人物が参照画像の顔画像に一致する度合すなわち類似度を定量的に算出する。
例えば、撮像画像が写真P1であると仮定し、写真P1には、図4に示すように、複数の人物OB1〜OB7が写されている。類似度算出部210は、写真P1の画像データの特徴を解析し、7名の人物OB1〜OB7の顔画像を抽出し、抽出した7名の人物OB1〜OB7の顔画像を、記憶部140に記憶された参照画像と逐次比較し、7名の人物OB1〜OB7の顔認証を行い、その類似度を算出する。
図5に、写真P1の類似度算出結果の一例を示す。類似度算出部210は、認識対象OB1〜OB7の顔画像が位置する座標、参照画像との類似度、参照識別をそれぞれ生成する。例えば、認識対象OB1の顔画像が位置する座標は(x1、y1)であり、認識対象OB1が参照識別U3(つまり、ユーザーU3)と80%で類似することを示している。この類似度80%は、認識対象OB1と比較した全ての参照画像との間で最大を意味する。同様に、認識対象OB2の顔画像が位置する座標は(x2、y2)であり、認識対象OB2が参照識別U4(つまり、ユーザーU4)と75%で類似することを示している。この類似度75%は、認識対象OB2と比較した全ての参照画像との間で最大を意味する。他の認識対象OB3〜OB7についても同様のことが示されている。
類似度算出部210は、1つの機能として、類似度算出結果を表示部130に表示させる機能を有する。例えば、ユーザーは、入力部120を介して写真を特定し、特定した写真の類似度算出結果を表示部130に表示させることができる。図6は、写真P1の類似度算出結果の表示例である。同図に示すように、写真P1の人物OB1〜OB7の近傍には、図5に示す類似度算出結果を示す指標TGが表示される。ユーザーは、この画面を介して類似度の状況を認識することができる。
類似度算出部210の算出結果は、写真選択部220に提供される。写真選択部220は、閾値決定部230から提供される閾値Thと類似度とを比較し、閾値Th以上の類似度をもつ写真を選択する。写真選択部220はさらに、参照識別(ユーザー識別)毎に写真をフィルタリングする機能を備えている。図7は、閾値以上の類似度をもつ写真を、参照識別毎に分類した例を示している。例えば、参照識別U1に関して、閾値以上の類似度を持つ写真は、P1、P5、P8、P10等であり、参照識別U2に関して、閾値以上の類似度をもつ写真は、P1、P3、P4、P7等である。
ユーザーは、入力部120を介してフィルタリングする参照識別を指定することが可能である。例えば、ユーザーが参照識別U2を指定することで、参照識別U2を含む写真が選択され、参照識別U2を含まない写真は選択されない。さらに、写真選択部220は、記憶部150に記憶される撮像画像のメタデータを利用して選択される写真をフィルタリングすることも可能である。例えば、ユーザーが撮像者識別を指定することで、指定された撮像者識別に該当する写真が選択されるようにしたり、撮像期間を指定することで、当該撮像期間に該当する撮像日時を有する写真が選択されるようにしたり、イベントを指定することで、当該イベントに該当する写真が選択されるようにすることも可能である。
写真選択部220で選択された写真は、アルバム編集部240へ提供される。アルバム編集部240は、選択された写真を表示部130に表示させ、ユーザーによるアルバム編集を可能にする。アルバム編集では、例えば、1つまたは複数のテンプレートが用意され、ユーザーは、テンプレートを利用して写真のレイアウトを容易に行うことができる。また、必要に応じて写真の拡大、縮小、回転などを行うことも可能である。アルバム編集部240は、作成されたアルバムの各ページを印刷データに変換し、外部I/F110を介してプリンタに印刷させることも可能である。
次に、本実施例のアルバム作成支援装置の動作を図8のフローを参照して説明する。先ず、アルバム作成支援装置100の記憶部140には、参照画像の登録が行われる(S100)。参照画像が外部I/F110を介して取り込まれるとき、制御部160は、参照画像を一定のサイズまたは解像度に加工し、正規化された参照画像を記憶部140に記憶させることが可能である。さらに制御部160は、参照画像を識別する参照識別(ユーザー識別)をメタデータまたは属性データとして記憶部140に記憶する(図2参照)。
また、外部I/F110を介して複数の撮像画像が取り込まれ(S110)、制御部160は、取り込まれた撮像画像を記憶部150に格納する。制御部160は、撮像画像を一定のサイズまたは解像度に加工し、撮像画像を正規化するようにしてもよい。さらに制御部160は、撮像画像を識別する撮像識別、撮像者識別、撮像日時、インベントなどの情報をメタデータまたは属性データとして記憶部150に記憶する(図3参照)。
次に、ユーザーは、入力部120を介してアルバム編集の指示を入力し(S120)、次に、入力部120を介して参照識別(ユーザー識別)を指定する(S130)。つまり、アルバム編集の対象となる人物を特定する。参照識別は、1つに限らず複数の指定であってもよい。
次に、類似度算出部210は、参照画像と撮像画像とを比較し、撮像画像の認識対象の顔認証を行い、類似度を算出する(S140)。次に、写真選択部220は、閾値以上の類似度を有し、かつ指定された参照識別が含まれる写真を選択し(S150)、アルバム編集部240は、選択された写真を表示部130に表示させる(S160)。ユーザーは、表示部130に表示された写真を用いてアルバムの編集を行う(S170)。
図9(A)は、参照識別U1で選択された写真の表示例である。表示部130の画面132には、選択された写真P1、P5、P8、P10等の縮小画像あるいはサムネイル画像が表示され、さらに選択された写真の枚数(85枚)が表示されている。ユーザーが写真P1を選択すると、その拡大された写真P1が表示される。さらに画面132には、閾値調整ボタン134が表示される。閾値調整ボタン134には、現在設定されている閾値(80%)が表示され、その左右に閾値を増加または減少させるための増減入力ボタンが表示される。ユーザーは、選択された写真の枚数を考慮し、増減入力ボタンにタッチして閾値を増減させることが可能である。図9(B)は、ユーザーが閾値を90%に変更した例を示している。これにより、写真P8、P10、P18,P25等が選択され、選択された写真の枚数が40枚に減少される。ユーザーは、閾値を適宜調整することで、アルバムに使用する写真の枚数を調整することができる。
このように本実施例によれば、複数の撮像画像の中から顔認証を利用して類似度の高い撮像画像(写真)を自動で選択するようにしたので、アルバム作成の際に撮像画像を選択するための作業効率を大幅に改善することができる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。上記実施例では、写真を選択するための閾値Thをユーザー入力により変更する例を示したが、第2の実施例は、選択された写真の枚数に応じて自動的に閾値を可変するものである。
図10は、第2の実施例の動作を説明するフローであり、第2の実施例では、ステップS200、S210が図8に示すステップと相違し、それ以外のステップは図8と同じである。第2の実施例では、閾値決定部230は、写真選択部220によって選択された写真の枚数を受け取り、写真の枚数が一定値以上か否かを判定し(S200)、一定値以上である場合には、選択された写真の枚数が多すぎるとみなし、現在の閾値をΔThだけ増加させる(S210)。この閾値の変更に応答して、写真選択部220は、変更された閾値に基づき写真を再選択する(S150)。このループは、選択された写真の枚数が一定値未満になるまで繰り返される。
このように本実施例によれば、選択される写真の枚数が上限値を超えないように閾値を自動調整することができ、ユーザーの利便性を図ることができる。なお、写真の枚数の上限値および閾値の増加量ΔThは、閾値決定部230に予め設定される。
本実施例の変形例として、写真の枚数の下限値を設定し、写真の枚数が下限値よりも大きくなるように閾値を自動的に調整することも可能である。この場合、選択された写真の枚数が下限値を下回る場合には、閾値決定部230は、現在の閾値をΔThだけ減少させ、写真選択部220は、変更された閾値に基づき写真を再選択する。
さらなる変形例として、写真の枚数の上限値と下限値の双方を設定し、写真の枚数が上限値と下限値との間になるように閾値を自動的に調整するようにしてもよい。これにより、アルバムの編集に必要な写真の枚数に応じた写真の選択を自動的に行うことができる。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。図11は、第3の実施例の動作を説明するフローであり、第3の実施例では、ステップS220、S230が図8に示すステップと相違し、それ以外のステップは図8と同じである。第3の実施例では、閾値決定部230は、写真選択部220によって選択された写真の枚数を受け取り、写真の枚数から算出されるアルバムのページ数が一定値以上か否かを判定し(S220)、一定値以上である場合には、選択された写真の枚数が多すぎるとみなし、現在の閾値をΔThだけ増加させる(S230)。この閾値の変更に応答して、写真選択部220は、変更された閾値に基づき写真を再選択する(S150)。このループは、選択された写真の枚数が一定値未満になるまで繰り返される。
閾値決定部230は、写真の枚数とアルバムのページ数との関係を規定する数式またはテーブルを備えている。例えば、1ページにレイアウト可能な写真の枚数Mと、アルバムを構成する最大ページ数Pとから、写真の枚数の上限値(Max=M×P)を設定する。また、ある実施態様では、ユーザーが写真のレイアウトに使用するテンプレートを選択している場合には、当該テンプレートに基づき1ページにレイアウト可能な写真の枚数を算出するようにしてもよい。
このように本実施例によれば、選択される写真の枚数がアルバムのページ数の上限値を超えないように閾値を自動調整することができ、ユーザーの利便性を図ることができる。
本実施例の変形例として、アルバムのページ数の下限値を設定し、写真の枚数が下限値よりも大きくなるように閾値を自動的に調整することも可能である。この場合、選択された写真の枚数が下限値を下回る場合には、閾値決定部230は、現在の閾値をΔThだけ減少させ、写真選択部220は、変更された閾値に基づき写真を再選択する。
さらなる変形例として、アルバムのページ数の上限値と下限値の双方を設定し、写真の枚数が上限値と下限値との間になるように閾値を自動的に調整するようにしてもよい。これにより、アルバムの編集に必要な写真の枚数に応じた写真の選択を自動的に行うことができる。
次に、本発明の第4の実施例について説明する。図12(A)は、第4の実施例に係るアルバム作成支援機能200Aの構成を示す図である。同図に示すように、閾値決定部230は、類似度算出部210によって使用される撮像画像のイベント数IVに応じて閾値Thを決定する。ある態様では、記憶部150に記憶される撮像画像のイベントは、複数の記念行事に分類される。記念行事は、例えば、入学式、卒業式、運動会、食事会、父兄参観などである。閾値決定部230は、分類されたイベントの種類からイベント数IVを判定し、イベント数IVが多ければ、より多くの写真が必要になるので閾値を相対的に低くし、イベント数IVが少なければ、少ない写真で済むため閾値を相対的に高くする。例えば、図12(B)に示すようなテーブルを用意し、閾値決定部230は、イベント数IVに対応する閾値を選択するようにしてもよい。
次に、本発明の第5の実施例について説明する。図13(A)は、第5の実施例に係るアルバム作成支援機能200Bの構成を示す図である。同図に示すように、閾値決定部230は、類似度算出部210によって使用される参照画像の参照識別の数RVに応じて閾値Thを決定する。参照識別の数は、記憶部140に登録された参照識別の数(U1〜Un)をカウントすることにより得ることができる。アルバムに満遍なく参照識別(ユーザー識別)を掲載する場合、参照識別の数が多ければ、より多くの写真が必要になるので閾値を相対的に低くし、参照識別の数が少なければ、少ない写真で済むため閾値を相対的に高くする。例えば、図13(B)に示すようなテーブルを用意し、閾値決定部230は、参照識別の数RVに対応する閾値を選択するようにしてもよい。
なお、上記第1ないし第5の実施例は、それぞれ単独で実施されるものであってもよいし、第1ないし第5の実施例を適宜組み合わせて実施されるものであってもよい。例えば、第2の実施例と第4の実施例とを組み合わせた場合、イベント数が多ければ写真の上限値を大きくし、イベント数が少なければ写真の下限値を小さくしたり、第3の実施例と第5の実施例とを組み合わせた場合、参照識別の数が多ければアルバムのページ数の上限値を大きくし、参照識別の数が小さければアルバムのページ数の下限値を小さくするようにしてもよい。
次に、本発明の第6の実施例について説明する。図14は、第6の実施例に係るアルバム作成支援システム300の構成を示す図である。アルバム作成支援システム300は、アルバム作成支援装置100と、この装置100にネットワークNWを介して接続される1つまたは複数の利用者端末400(400_1、400_2〜400_n)を含んで構成される。利用者端末400は、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット型情報端末、デジタルカメラ等であることができる。利用者端末400は、搭載された通信手段を利用して、インターネットまたはイントラネット上のアルバム作成支援装置100に接続することができ、この場合、利用者端末400はクライアントとして機能し、アルバム作成支援装置100はサーバーとして機能する。
利用者端末400は、アルバム作成支援装置100に対して、顔画像を含む参照画像をアップロードし、アルバム作成支援装置100は、記憶部140に参照画像を記憶する。また、アルバム作成支援装置100の記憶部150には、利用者端末400からアップロードされた撮像画像、あるいはその他のサーバーから提供された撮像画像が記憶される。
アルバム作成支援装置100は、利用者端末400からアルバム作成の指示を受け取ると、第1ないし第5の実施例で説明したようにアルバム作成支援のための動作を実行する。写真選択部220は、閾値Thに基づき写真を選択すると、図9に示すような選択された写真を含む編集用の画面132の画像データを利用者端末400に送信し、これが利用者端末400に表示される。利用者端末400は、例えば、閾値調整ボタン134を介して閾値調整の指示を閾値決定部230へ与えることができる。さらに利用者端末400は、アルバム作成支援装置100から送信された画面132の画像データを利用してアルバムの編集を行うことができる。
本実施例のアルバム作成支援システム300は、例えば、幼稚園や保育園等において利用される。例えば、幼稚園や保育園の保護者あるいは園の職員は、利用者端末400を利用してアルバム作成支援装置100にアクセスし、アルバムに使用するための撮像画像(写真)の選定に大きな労力を費やすことなく、効率よくアルバムの編集を行うことができる。また、アルバム作成支援装置において編集されたアルバムは、利用者端末間で閲覧しその内容をシェアすることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100:アルバム作成支援装置
110:外部I/F
120:入力部
130:表示部
140:記憶部
150:記憶部
160:制御部
200:アルバム作成支援機能
210:類似度算出部
220:写真選択部
230:閾値決定部
240:アルバム編集部
300:アルバム作成支援システム
400_1、400_2、400_n:利用者端末

Claims (12)

  1. 顔画像を含む参照画像を記憶する記憶手段と、
    撮像カメラで撮像された撮像画像を取得する取得手段と、
    前記参照画像と前記撮像画像とを比較し、前記撮像画像内の認識対象の顔画像の類似度を算出する算出手段と、
    閾値を決定する決定手段と、
    前記閾値以上の類似度をもつ撮像画像を選択する選択手段と、
    前記選択された撮像画像のアルバム編集を可能とする編集手段と
    ユーザー入力手段とを含み、前記決定手段は、前記ユーザー入力手段からの入力に基づき前記閾値を決定する、アルバム作成支援装置。
  2. 顔画像を含む参照画像を記憶する記憶手段と、
    撮像カメラで撮像された撮像画像を取得する取得手段と、
    前記参照画像と前記撮像画像とを比較し、前記撮像画像内の認識対象の顔画像の類似度を算出する算出手段と、
    閾値を決定する決定手段と、
    前記閾値以上の類似度をもつ撮像画像を選択する選択手段と、
    前記選択された撮像画像のアルバム編集を可能とする編集手段と、
    前記選択手段により選択された撮像画像と前記閾値を変更するための閾値変更入力とを表示する表示手段とを含み、前記決定手段は、前記閾値変更入力に基づき閾値を決定し、前記選択手段は、前記閾値が変更されたとき撮像画像を再選択する、アルバム作成支援装置。
  3. 顔画像を含む参照画像を記憶する記憶手段と、
    撮像カメラで撮像された撮像画像を取得する取得手段と、
    前記参照画像と前記撮像画像とを比較し、前記撮像画像内の認識対象の顔画像の類似度を算出する算出手段と、
    閾値を決定する決定手段と、
    前記閾値以上の類似度をもつ撮像画像を選択する選択手段と、
    前記選択された撮像画像のアルバム編集を可能とする編集手段とを含み、
    前記決定手段は、前記選択手段により選択された撮像画像の数に基づき、前記選択された撮像画像の数が上限値を超えないように前記閾値を調整する、アルバム作成支援装置。
  4. 顔画像を含む参照画像を記憶する記憶手段と、
    撮像カメラで撮像された撮像画像を取得する取得手段と、
    前記参照画像と前記撮像画像とを比較し、前記撮像画像内の認識対象の顔画像の類似度を算出する算出手段と、
    閾値を決定する決定手段と、
    前記閾値以上の類似度をもつ撮像画像を選択する選択手段と、
    前記選択された撮像画像のアルバム編集を可能とする編集手段とを含み、
    前記決定手段は、前記選択手段により選択された撮像画像の数に基づき、前記選択された撮像画像の数がアルバムのページ数の上限値を超えないように前記閾値を調整する、アルバム作成支援装置。
  5. 顔画像を含む参照画像を記憶する記憶手段と、
    撮像カメラで撮像された撮像画像を取得する取得手段と、
    前記参照画像と前記撮像画像とを比較し、前記撮像画像内の認識対象の顔画像の類似度を算出する算出手段と、
    閾値を決定する決定手段と、
    前記閾値以上の類似度をもつ撮像画像を選択する選択手段と、
    前記選択された撮像画像のアルバム編集を可能とする編集手段とを含み、
    前記決定手段は、前記撮像画像に関連するイベント数に応じて閾値を調整する、アルバム作成支援装置。
  6. 顔画像を含む参照画像を記憶する記憶手段と、
    撮像カメラで撮像された撮像画像を取得する取得手段と、
    前記参照画像と前記撮像画像とを比較し、前記撮像画像内の認識対象の顔画像の類似度を算出する算出手段と、
    閾値を決定する決定手段と、
    前記閾値以上の類似度をもつ撮像画像を選択する選択手段と、
    前記選択された撮像画像のアルバム編集を可能とする編集手段とを含み、
    前記決定手段は、前記参照画像の数に応じて閾値を調整する、アルバム作成支援装置。
  7. 前記選択手段は、指定された参照画像の類似度が前記閾値以上の撮像画像を選択する、請求項1ないし6いずれか1つに記載のアルバム作成支援装置。
  8. 前記表示手段は、選択された撮像画像の数を表示する、請求項に記載のアルバム作成支援装置。
  9. 前記決定手段はさらに、前記選択された撮像画像の数が下限値を下回らないように前記閾値を調整する、請求項に記載のアルバム作成支援装置。
  10. 前記決定手段はさらに、前記選択された撮像画像の数が下限値を下回らないように前記閾値を調整する、請求項に記載のアルバム作成支援装置。
  11. 前記決定手段は、イベント数が多ければ閾値を相対的に低くし、イベント数が少なければ閾値を相対的に高くする、請求項5に記載のアルバム作成支援装置。
  12. 請求項1ないし11いずれか1つに記載のアルバム作成支援装置と、
    前記アルバム作成支援装置とネットワークを介して接続された少なくとも1つの利用者端末とを含み、
    前記利用者端末は、前記参照画像および前記撮像画像をアルバム作成支援装置にアップロードする手段と、
    アルバム作成支援装置にアルバム編集の指示を入力する入力手段とを含む、アルバム作成支援システム。
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