JP6970584B2 - 自転車フレーム - Google Patents

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本発明は自転車のフレームに関する。
一般に、自転車用フレームを構成するシートパイプやハンガなどの部材は、ラグなどの継手を用いて一方を他方に挿嵌した状態でロウ付け溶接などにより一体固定される。
また、自転車用フレームの中には、携帯性や収容のしやすさなど利便性を向上させるために折り畳めるよう構成されたフレームもある。
例えば、特許文献1には、複数の4節リンク機構とガススプリングを用いた折り畳み機構によりホイールベースを短縮した収容状態に変形させることが可能な折り畳み式の自転車フレームが開示されている。
特開2016−159720号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の折り畳み式の自転車フレームでは、収容状態においても自転車フレームそのものは一体であるためそれなりの大きさや重量があり持ち運び難いという問題がある。
また、ヘッドパイプやシートパイプなどのパイプ類やハンガなどの自転車フレームを構成する主要構成部材を別々に分解できるのであれば格段に持ち運びやすくなるが、各パイプやハンガは通常溶接により接合されているため分解することは困難である。
本発明は、分解および組み立てを簡単に行うことが可能な自転車フレームを提供することを目的とする。
本発明の自転車フレームは、前輪を軸支する前フレームに第1および第2の連結パイプを介して各々接続されたシートパイプおよびハンガを含み、前フレームには第1の連結パイプを挿し込む第1挿嵌部と第2の連結パイプを挿し込む第2挿嵌部とが各々設けられ、ハンガには第2の連結パイプを挿し込む挿嵌部が前側に設けられるとともにシートパイプを挿し込むラグが上側に設けられている自転車フレームであり、第1の連結パイプは、前フレームの第1挿嵌部に第1端部が挿嵌されるとともに、第2端部にシートパイプを挿通する第1挿通部が設けられ、第2の連結パイプは、前フレームの第2挿嵌部に第1の連結パイプとは異なる角度で第1端部が挿嵌されるとともに、第2端部がハンガの挿嵌部に挿し込まれ、シートパイプは、第1の連結パイプの第1挿通部およびハンガのラグに挿し込まれた状態でクランプ機構を介して第1の連結パイプおよびハンガのラグに挿し込まれた状態でクランプ機構を介して第1の連結パイプの第1挿通部およびハンガのラグの少なくとも一方に締め付け力を作用させることにより第1の連結パイプの第1挿通部およびハンガのラグから引き抜くことができない固定状態に保持され、クランプ機構を介して締め付け力が作用しない解除状態とすることで第1の連結パイプの第1挿通部およびハンガのラグから引き抜き可能な状態となるように構成されるものである。
また、本発明の自転車フレームにおいて、第1の連結パイプおよび第2の連結パイプは、一方が他方に設けられた第2挿通部に挿通されることにより互いに交差するように構成されていてもよい。
また、本発明の自転車フレームにおいて、第1の連結パイプおよび第2の連結パイプは、解除状態でシートパイプを第1の連結パイプの第1挿通部およびハンガのラグから引き抜くことにより前フレームから引き抜き可能に構成されてもよい。
さらに、本発明の自転車フレームにおいて、クランプ機構は、固定状態と解除状態とに切り替えるレバーを有してもよい。
本発明の自転車フレームによれば、第1および第2の連結パイプを前フレームに対して異なる角度で挿嵌するとともに、第1の連結パイプの第1挿通部およびハンガのラグにシートパイプを挿通した状態で第1の連結パイプおよびハンガの少なくとも一方にシートパイプを着脱可能に固定する。このようにして自転車フレームを簡単に組み立てることができる。
また、第1の連結パイプまたはハンガに対するシートパイプの固定を解除することにより、シートパイプを第1の連結パイプおよびハンガから取り外すことができる。そして、シートパイプを取り外すことにより、自転車フレームを構成する他のパイプやハンガも順次取り外すことが可能となる。これにより、自転車フレームを簡単に分解することができる。
本発明の一実施形態である自転車フレームの全体構成とハンガに取り付けられたクランプ機構の構成を示す図である。 図2(a)〜図2(e)は、図1に示す自転車フレームの組み立て手順を示す説明図である。 図1に示す自転車フレームの変形例1である自転車フレームを示す図である。 図1に示す自転車フレームの変形例2である自転車フレームを示す図である。
以下、本発明の一実施形態である自転車について、図面を参照しながら説明する。図1は、自転車フレームの全体構成を示すとともに、同フレームのハンガ後部に設けられているシートパイプを固定する機能を有するクランプ機構周辺の構成の一部を示す斜視図である。図1に示すように、自転車フレーム10は、前輪12を軸支する前フレーム20と、第1の連結パイプ42および第2の連結パイプ44を介して前フレーム20に各々接続されたシートパイプ46およびハンガ24を含む。前フレーム20は、ヘッドパイプ22と、このヘッドパイプ22に回転可能に挿入され、上端部にハンドルバー(不図示)が固定されるステム23と、ステム23の下端部に取り付けられた前フォーク26から構成される。
ヘッドパイプ22の後部には、第1の連結パイプ42を挿嵌する第1ラグ(第1挿嵌部)22aが下部に設けられ、第2の連結パイプ44を挿嵌する第2ラグ(第2挿嵌部)22bが上部に設けられている。この第1ラグ22aは、その軸方向の中心線(以下、軸中心線と表現する)CL1とヘッドパイプ22の軸中心線CL2とのなす角αが鈍角であり、その開口が斜め上方を向くように形成された筒状の継手である。これに対し、第2ラグ22bは、その軸中心線CL3とヘッドパイプ22の軸中心線CL2とのなす角βが鋭角をなし、その開口が斜め下方を向くように形成された筒状の継手である。本実施形態では、第1ラグ22aおよび第2ラグ22bを用いて両連結パイプ42,44をヘッドパイプ22に挿し込んでいるが、両連結パイプ42,44を挿嵌可能な突起部や開口部をヘッドパイプ22に設けるようにしてもよい。
図1に示すように、ハンガ24は、ギアクランク27を回転可能に支持するとともに、第2の連結パイプ44を挿し込む第1ラグ(挿嵌部)24aが前側に設けられ、シートパイプ46を挿し込む第2ラグ24bが上部に設けられている。このギアクランク27は、ペダル(不図示)を各々軸支する一対のクランク27a,27bと、このクランク27a,27bとともに回転する前ギア28から構成される。前ギア28と後輪14に設けられた後ギア14gとの間には無端チェーン16が掛け渡されている。本実施形態では、ハンガ24に第1ラグ24aを設けて第2の連結パイプ44を挿し込んでいるが、同連結パイプ44を挿嵌可能な突起部や開口部をハンガ24に設けるようにしてもよい。
また、ハンガ24は、後輪14を軸支する一対のチェーンステー29a,29bが第2ラグ24bの後部に各々溶接固定される。そして、図1に示すように、第2ラグ24bの後部にはシートパイプ46を着脱可能に固定する機能を有するクランプ機構30が設けられている。このクランプ機構30は、頭部に回転可能な固定用レバー32が取り付けられたボルト34と、このボルト34の頭部を被覆するキャップ36と、ボルト34のねじ先側に螺合された調整つまみ38から構成される。
図1に示すように、キャップ36および調整つまみ38は、第2ラグ24bの後部に対向するように設けられた一対の突出部RB1,RB2に各々取り付けられている。また、突出部RB1,RB2の間には第2ラグ24bの管端から軸方向と並行に延びるスリット24b−1が形成されている。このスリット24b−1は、クランプ機構30が突出部RB1,RB2を介して第2ラグ24bを締め付けたときに当該ラグ24bが弾性変形しやすくする役割を有し、このスリット24b−1を設けることでシートパイプ46を容易に固定できるようにしている。
また、調整つまみ38は、ボルト34の軸部34gに対する取り付け位置を調整することによりクランプ機構30が第2ラグ24bを締め付ける締め付け力の大きさを調整する役割を有する。ボルト34は上述した第2ラグ24bの一対の突出部RB1,RB2を貫通するように配置される。そして、クランプ機構30は、固定用レバー32が実線で示す位置のときに各突出部RB1,RB2を介して第2ラグ24bを周方向に締め付けてシートパイプ46を固定する。一方、固定用レバー32が破線で示す位置まで回転するとキャップ36と調整つまみ38との間の距離がわずかに長くなることで第2ラグ24bに対する締め付けが解除され、シートパイプ46を引き抜くことができる状態となる。本実施形態では、クランプ機構30を用いてシートパイプ46を固定しているが、ボルトなどを用いてシートパイプ46を第2ラグ24bに固定してもよい。
次に、第1の連結パイプ42、第2の連結パイプ44、および、シートパイプ46の構成ついて説明する。図1に示すように、第1の連結パイプ42は、ヘッドパイプ22の下部に設けられた第1ラグ22aに第1端部が挿し込まれるとともに反対側の第2端部に設けられた挿通部(第1挿通部)42aにシートパイプ46が挿入される。この挿通部42aは、第1の連結パイプ42の軸方向と交差するように配置された略円筒状の形状をしており、その軸中心線CL5がハンガ24の第2ラグ24bの軸中心線CL6の延長線上にほぼ一致するよう同ラグ24bと対向して配置される。また、挿通部42aには、上述したクランプ機構30と同様の構成からなるクランプ機構50が設けられており、シートパイプ46を固定できるようにしている。
本実施形態では、第1の連結パイプ42の挿通部42aとハンガ24の第2ラグ24bの双方にクランプ機構30,50を設けているが、いずれか一方にだけクランプ機構を設けてシートパイプ46を固定するようにしてもよい。
一方、第2の連結パイプ44は、図1に示すように、ヘッドパイプ22の上部に設けられた第2ラグ22bに第1端部が挿嵌され、第2端部がハンガ24の第1ラグ24aに挿し込まれる。また、第2の連結パイプ44の中央部には第1の連結パイプ42を挿通する挿通部(第2挿通部)44aが設けられている。この挿通部44aは、第2の連結パイプ44の軸方向と交差するよう同連結パイプ44の中間部に設けられた略円筒形状の部材であり、挿通部44aの軸中心線CL4がヘッドパイプ22の第1ラグ22aの軸中心線CL1の延長線上にほぼ一致するよう設けられている。このため、第1の連結パイプ42を挿通部44aに挿し込んだ状態で第1ラグ22aに挿嵌することができる。これにより、第1の連結パイプ42および第2の連結パイプ44が互いに中間部で交差するよう配置できる。このように両連結パイプ42,44を交差配置することにより、自転車フレーム10の剛性を向上させることが可能となる。なお、第1の連結パイプ42に第2の連結パイプ44を挿し込む挿通部を設けるようにしてもよい。
次に、図1に示すシートパイプ46は、第1の連結パイプ42の挿通部42aに上方から挿し込んだ状態でハンガ24の第2ラグ24bに挿し込まれ、上端側に挿通固定されるシートポスト(不図示)を介してサドルが取り付けられる。なお、シートポストを用いずにシートパイプ46の上端部に直接サドルを取り付けるようにしてもよい。
また、シートパイプ46には、上端側の外周面に当接部材46aが取り付けられている。この当接部材46aは、第1の連結パイプ42の挿通部42aおよびハンガ24の第2ラグ24bにシートパイプ46を挿通した状態で挿通部42aの管端に当接する位置に設けられている。そして、シートパイプ46を上記挿通部42aおよび第2ラグ24bに挿し込んだ状態で上から押し込むことにより当接部材46aが挿通部42aの管端を押圧して第1の連結パイプ42を少しだけ撓らせる役割を有する。なお、当接部材46aとして弾性素材を用いることが第1の連結パイプ42の撓りやガタツキを適度に吸収できるため好ましい。
このように第1の連結パイプ42を撓らせた状態で自転車フレーム10を組み立てることによって、ヘッドパイプ22の第1ラグ22aや、第2の連結パイプ44の挿通部44aと、第1の連結パイプ42との間のわずかな隙間に起因するガタツキを低減できる。
ここで、第1の連結パイプ42および第2の連結パイプ44は、上述したように異なる角α、βでヘッドパイプ22に取り付けられている。このようにして、両連結パイプ42,44をヘッドパイプ22に取り付けた場合には、両連結パイプ42,44を同時にヘッドパイプ22から引き抜こうとすると、一方の連結パイプが他方の連結パイプの引き抜き方向への移動を規制するため引き抜くことはできない。このため、両連結パイプ42,44の反対側の第2端部が各々シートパイプ46とハンガ24に挿通固定された状態において、いずれか一方の連結パイプ42,44がヘッドパイプ22から抜け落ちることはない。従って、自転車フレーム10を組み上げた状態において、両連結パイプ42,44は前フレーム20に挿し込んだ状態に保持される。
続いて、図2(a)〜図2(e)を用いて自転車フレーム10の組み立て手順について説明する。図2(a)および図2(b)に示すように、ヘッドパイプ22の第2ラグ22bに第2の連結パイプ44の第1端部を挿し込む。そして、図2(c)に示すように第2の連結パイプ44の挿通部44aに第1の連結パイプ42を後方から挿通した上で、第1の連結パイプ42の第1端部をヘッドパイプ22の第1ラグ22aに挿し込む。
次に、図2(d)に示すように、第2の連結パイプ44の第2端部をギアクランク27およびチェーンステー29a,29bが取り付けられているハンガ24の第1ラグ24aに挿し込む。本実施形態では、ギアクランク27およびチェーンステー29a,29bが既に取り付けられた状態でハンガ24を第2の連結パイプ44に接続しているが、ギアクランク27およびチェーンステー29a,29bのハンガ24への取り付けは、ハンガ24を第2の連結パイプ44に接続した後でもよい。
そして、図2(e)に示すように、シートパイプ46を第1の連結パイプ42の挿通部42aに上から挿し込んだ状態でハンガ24の第2ラグ24bへ挿嵌する。この際、シートパイプ46を上から押し込むことにより、当接部材46aを介して第1の連結パイプ42の挿通部42aを押圧させて同連結パイプ42を少しだけ撓らせた状態でクランプ機構30,50を用いてシートパイプ46をハンガ24および第1の連結パイプ42に固定する。これにより、自転車フレーム10の組み立てが完了する。また、自転車フレーム10を分解するときは、上述した手順と逆の手順、すなわち、シートパイプ46、ハンガ24、第1の連結パイプ42、第2の連結パイプ44の順に自転車フレーム10から取り外せばよい。
本発明の自転車フレーム10によれば、第1の連結パイプ42および第2の連結パイプ44を前フレーム20に対して異なる角α,βで挿嵌する。そして、第1の連結パイプ42の挿通部42aおよびハンガ24の第2ラグ24bにシートパイプ46を挿通した状態で、第1の連結パイプ42およびハンガ24にシートパイプ46を着脱可能に固定する。このようにして自転車フレーム10を簡単に組み立てることができる。
また、第1の連結パイプ42およびハンガ24と、シートパイプ46との固定を解除することにより、第1の連結パイプ42およびハンガ24からシートパイプ46を取り外すことができる。シートパイプ46を取り外すことにより、自転車フレーム10を構成する他のパイプ22,42,44,46やハンガ24も順次取り外すことが可能となる。この結果、自転車フレーム10を簡単に分解することができる。
続いて、図3および図4を用いて上記実施形態における自転車フレーム10の変形例1および2について説明する。以下の説明では、上記実施形態の自転車フレーム10と構成の異なる部分について主に説明を行い、ほぼ同一の構成部分については適宜説明を省略する。
図3は、自転車フレーム100の構成を示す図である。図3に示すように、自転車フレーム100は、前フレーム120、第1の連結パイプ142、第2の連結パイプ144、シートパイプ46、およびハンガ124を備える。この自転車フレーム100では、第1の連結パイプ142が前フレーム120に含まれるヘッドパイプ122の上部とシートパイプ46の上部を連結する上パイプに相当し、第2の連結パイプ144がヘッドパイプ122の下部とハンガ124とを連結する下パイプに相当するように構成されている。第1の連結パイプ142の第2端部には、シートパイプ46を挿通する挿通部(第1挿通部)142aが設けられている。この挿通部142aには、クランプ機構50が設けられている。
また、前フレーム120に含まれるヘッドパイプ122は、上述した両連結パイプ142,144の配置構成に対応するために第1の連結パイプ142を挿嵌する第1ラグ122aが上部に設けられ、第2の連結パイプ144を挿嵌する第2ラグ122bが下部に設けられている。この第1ラグ122aおよび第2ラグ122bの軸中心線CL11,CL13が各々ヘッドパイプ122の軸中心線CL12となす角γ,ζの大きさは異なる大きさに設定されている。
ハンガ124は、第2の連結パイプ144を挿し込む第1ラグ124aが前側に設けられ、シートパイプ46を挿し込む第2ラグ124bが上側に設けられており、他の構成は上記実施形態におけるハンガ24と同様である。
このように両連結パイプ142,144が途中で交差しない構成の自転車フレーム100においても上記実施形態の自転車フレーム10と同様の効果を得ることができる。
図4は、上述した自転車フレーム100のさらなる変形例である自転車フレーム200の構成を示す図である。図4に示すように、自転車フレーム200は、前フレーム220、第1の連結パイプ242、第2の連結パイプ244、シートパイプ46、およびハンガ124を備える。この自転車フレーム200では、第1の連結パイプ242が前フレーム220に含まれるヘッドパイプ222の上部とシートパイプ46の下部とを連結するように傾斜配置される点で自転車フレーム100と相違する。第1の連結パイプ242の第2端部にはシートパイプ46を挿通する第1挿通部242aが設けられ、中間部には後述する補強パイプを挿し込む第2挿通部242bが設けられる。この第1挿通部242aは、上記変形例1における挿通部142aと同様の構成を有する。また、第2挿通部242bは、略円筒状に形成されており、その軸中心線CL7が後述するヘッドパイプ222の第3ラグ222cの軸中心線CL8の延長線上にほぼ一致するように同ラグ222cと対向して設けられる。この第2挿通部242bは、上記実施形態におけるクランプ機構30と同様の構成を有するクランプ機構250を備える。
また、前フレーム220に含まれるヘッドパイプ222は、上述した両連結パイプ242,244の配置構成に対応するように第1の連結パイプ242を挿嵌する第1ラグ222aが上部に設けられ、第2の連結パイプ244を挿嵌する第2ラグ222bが下部に設けられ、両ラグ222a,222bの間に第3ラグ222cが設けられている。
さらに、自転車フレーム200では、第1の連結パイプ242とヘッドパイプ222とを連結する補強パイプ243が設けられている。この補強パイプ243は、第1の連結パイプ242の第2挿通部242bに後方から挿し込んでヘッドパイプ222の第3ラグ222cに挿嵌される。そして、クランプ機構250を用いて補強パイプ243は第1の連結パイプ242に固定される。このような構成の自転車フレーム200においても、上記実施形態の自転車フレーム10と同様の効果を得ることができる。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、何れかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。
10,100,200 自転車
12 前輪
14 後輪
20,120,220 前フレーム
22,122,222 ヘッドパイプ
22a,122a,222a 第1ラグ(第1挿嵌部)
22b,122b,222b 第2ラグ(第2挿嵌部)
24,124 ハンガ
24a,124a 第1ラグ(挿嵌部)
24b,124b 第2ラグ
24b−1 スリット
30,50 クランプ機構
42,142,242 第1の連結パイプ
42a,142a,242a 挿通部(第1挿通部)
44a 挿通部(第2挿通部)
44,144,244 第2の連結パイプ
α,β,γ,ζ 角

Claims (4)

  1. 前輪を軸支する前フレームに第1および第2の連結パイプを介して各々接続されたシートパイプおよびハンガを含み、前記前フレームには前記第1の連結パイプを挿し込む第1挿嵌部と前記第2の連結パイプを挿し込む第2挿嵌部とが各々設けられ、前記ハンガには前記第2の連結パイプを挿し込む挿嵌部が前側に設けられるとともに前記シートパイプを挿し込むラグが上側に設けられている自転車フレームであって、
    前記第1の連結パイプは、前記前フレームの第1挿嵌部に第1端部が挿嵌されるとともに、第2端部に前記シートパイプを挿通する第1挿通部が設けられ、
    前記第2の連結パイプは、前記前フレームの第2挿嵌部に前記第1の連結パイプとは異なる角度で第1端部が挿嵌されるとともに、第2端部が前記ハンガの挿嵌部に挿し込まれ、
    前記シートパイプは前記第1の連結パイプの第1挿通部および前記ハンガのラグに挿し込まれた状態でクランプ機構を介して前記第1の連結パイプの第1挿通部および前記ハンガのラグの少なくとも一方に締め付け力を作用させることにより前記第1の連結パイプの第1挿通部および前記ハンガのラグから引き抜くことがないできない固定状態に保持され、前記クランプ機構を介して前記締め付け力が作用しない解除状態とすることで前記第1の連結パイプの第1挿通部および前記ハンガのラグから引き抜き可能な状態となるように構成される、
    自転車フレーム。
  2. 前記第1の連結パイプおよび前記第2の連結パイプは、一方が他方に設けられた第2挿通部に挿通されることにより互いに交差するように構成されている、
    請求項1に記載の自転車フレーム。
  3. 前記第1の連結パイプおよび前記第2の連結パイプは、前記解除状態で前記シートパイプを前記第1の連結パイプの第1挿通部および前記ハンガのラグから引き抜くことにより前記前フレームから引き抜き可能に構成される、
    請求項1または2に記載の自転車フレーム。
  4. 前記クランプ機構は、前記固定状態と前記解除状態とに切り替えるレバーを有する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の自転車フレーム。
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