JP6970403B2 - 空中電磁探査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空中電磁探査装置に関する。
時間領域空中電磁探査は、時間変化する磁場に対する地下の応答が地下の比抵抗構造を反映することを利用する物理探査である。
時間領域空中電磁探査においては、送信アンテナおよび磁気センサーが地面に対向させられる。送信アンテナには、パルス状の電流が供給される。送信アンテナに流れるパルス状の電流は、1次磁場を発生させる。発生した1次磁場は、地下に渦電流を誘起する。誘起した渦電流は、2次磁場を発生させる。磁気センサーは、発生する2次磁場を含む磁場検出する。誘起する渦電流および発生する2次磁場は、地下の比抵抗構造を反映する。したがって、パルス状の電流が遮断された後における2次磁場の検出結果から地下の比抵抗構造を知ることができる。
非特許文献1は、時間領域空中電磁探査に関する。
城森明、他6名、「P-THEM(空中電磁探査)データ処理ソフトウェアの開発と解析比抵抗構造の検証」、公益社団法人物理探査学会学術講演会講演論文集、平成28年、第134巻、p.138-141
1次磁場は、理論上では、パルス状の電流の供給が遮断された後に消失するが、実際には、パルス状の電流の供給が遮断された後も僅かに残存する。一方で、2次磁場は、パルス状の電流の供給が遮断された後に残存する。このため、磁気センサーが検出する磁場においては、残存する1次磁場が検出すべき2次磁場に重ね合わされる。
したがって、2次磁場の検出にあたっては、磁場の検出結果から1次磁場を反映するシステム応答を差し引くことにより2次磁場を反映する大地応答を得る等の対策が必要である。
しかし、2次磁場は1次磁場より著しく弱く、典型的には2次磁場の大きさは1次磁場の大きさの10−6から10−4倍である。このため、従来の時間領域空中電磁探査においては、大きな1次磁場の影響を受けて地下の比抵抗構造を正確に探査できないという問題が生じる。
本発明は、この問題を解決するためになされる。本発明が解決しようとする課題は、大きな1次磁場の影響を受けずに地下の比抵抗構造を正確に探査することである。
本発明は、空中電磁探査装置に向けられる。
送信機は、ループアンテナに電流を供給する。電流は、1次磁場を発生させる。1次磁場は、渦電流を地下に誘起する。渦電流は、2次磁場を発生させる。磁気センサーは、2次磁場を含む磁場を検出する。支持体は、ループアンテナに結合されるとともに磁気センサーを支持する。支持体は、支持体に結合したループアンテナが発生した1次磁場の鉛直成分を支持体に支持された磁気センサーで検出した検出結果がになる位置に沿って磁気センサーが配置されるように磁気センサーを支持する。磁気センサーからループアンテナまでの距離は、ループアンテナの径の0.5倍以上である。

本発明によれば、大きな1次磁場の影響を受けずに地下の比抵抗構造を正確に探査できる。
第1実施形態の空中電磁探査装置の使用状態を図示する断面図である。 第1実施形態の空中電磁探査装置を図示するブロック図である。 第1実施形態の空中電磁探査装置に備えられるバードを図示する斜視図である。 第1実施形態の空中電磁探査装置における位置ごとの1次磁場の変化の値および方向を図示する図である。 第1実施形態の空中電磁探査装置における鉛直位置による1次磁場の鉛直成分の変化を図示するグラフである。 第1実施形態の空中電磁探査装置における鉛直位置による1次磁場の鉛直成分の変化を図示するグラフである。 第1実施形態の空中電磁探査装置における鉛直位置による1次磁場の鉛直成分の変化を図示するグラフである。
1 空中電磁探査装置の概略
図1の模式図は、第1実施形態の空中電磁探査装置の使用状態を図示する断面図である。図2の模式図は、第1実施形態の空中電磁探査装置を図示するブロック図である。図3の模式図は、第1実施形態の空中電磁探査装置に備えられるバードを図示する斜視図である。
図1および2に図示される空中電磁探査装置1000は、時間領域空中電磁探査による地下の比抵抗構造の探査に使用される。
空中電磁探査装置1000は、バード1020、吊りロープ1021および解析パーソナルコンピューター(PC)1022を備える。空中電磁探査装置1000がこれらの構成物以外の構成物を備えてもよい。
バード1020は、吊りロープ1021により吊られる。バード1020および吊りロープ1021は、ヘリコプター1040から吊り下げられる。これにより、バード1020は、空中に配置され、ヘリコプター1040の移動に伴って空中を移動する。「バード」という名称は、バード1020が鳥のように空中を移動する空中移動体であることに由来し、空中電磁探査の技術分野において一般的に用いられる。バード1020および吊りロープ1021がヘリコプター1040以外の飛行機から吊り下げられてもよい。空中探査を行う場所を移動する必要がない場合は、バード1020および吊りロープ1021が塔等の地上建造物から吊り下げられてもよい。
バード1020は、送信機1060、ループアンテナ1061、磁気センサー1062、ロガー1063および支持体1064を備える。バード1020がこれらの構成物以外の構成物を備えてもよい。
バード1020および吊りロープ1021がヘリコプター1040から吊り下げられた場合は、ループアンテナ1061および磁気センサー1062が地面に対向させられ、ループアンテナ1061が水平に配置される。以下では、ループアンテナ1061の中心を通り鉛直である軸をコイル軸と呼ぶ。バード1020および吊りロープ1021がヘリコプター1040から吊り下げられた場合は、ループアンテナ1061のコイル軸が鉛直方向と平行をなす方向に延在し、ループアンテナ1061に流れる電流が発生させる中心磁場が鉛直方向と平行をなす方向に延在する。ただし、揺れ等の影響によりループアンテナ1061がわずかに傾く場合がある。
空中探査が行われる場合は、送信機1060がループアンテナ1061にパルス状の電流を供給する。これにより、ループアンテナ1061にパルス状の電流が流れる。ループアンテナ1061に流れるパルス状の電流は、1次磁場1080を空中に発生させる。発生した1次磁場1080は、地下1090に浸透する。発生した1次磁場1080は、時間変化する磁場であるため、地下1090に渦電流1081を誘起する。誘起された渦電流1081は、2次磁場1082を空中に発生させる。磁気センサー1062は、発生した2次磁場1082を含む磁場1083を検出する。検出される磁場1083においては、残存する1次磁場1080が2次磁場1082に重ね合わされている。ロガー1063は、磁場1083の検出結果を繰り返し記録する。
解析PC1022は、空中探査が行われている間は、ロガー1063から切り離されている。解析PC1022は、空中探査が行われた後に、ロガー1063に通信可能に接続され、記録された磁場1083の検出結果を取り込み、取り込んだ磁場1083の検出結果から地下の比抵抗構造を得る。解析PC1022は、地下の比抵抗構造を得る場合には、取り込んだ磁場1083の検出結果から1次磁場1080に由来するシステム応答を減ずることにより2次磁場1082に由来する大地応答を得、ループアンテナ1061への電流の供給が遮断された後における大地応答から地下の比抵抗構造を得る。システム応答は、2次磁場1082を無視できるほどの高高度において検出される。
解析PC1022は、空中探査が行われている間は、地上で待機させられる。しかし、空中探査が行われている間に解析PC1022がロガー1063に通信可能に接続されてもよく、解析PC1022がバード1020に内蔵されてもよく、解析PC1022が吊りロープ1021に支持されてもよく、解析PC1022がヘリコプター1040に搭載されてもよい。ロガー1063が省略され解析PC1022が磁場1083の検出結果を直接的に取り込むことも許される。
2 位置による1次磁場の変化および磁気センサーの配置
図4は、第1実施形態の空中電磁探査装置における位置ごとの1次磁場の値および方向を図示する図である。
図4に図示される値および方向は、ループアンテナ1061のコイル軸を含む鉛直面におけるものである。図4に図示される各矢印の長さおよび方向は、各矢印が描かれる位置における1次磁場の値および方向をそれぞれ示す。図4に図示されるx軸は、水平軸であって、正方形状の平面形状を有するループアンテナ1061の対角線と平行をなす方向に延在する。図4に図示されるz軸は、鉛直軸であって、ループアンテナ1061のコイル軸と平行をなす方向に延在する。図4に図示される値および方向は、一辺の長さが5mである正方形状の平面形状を有するループアンテナ1061がx軸を含む水平面に配置され、ループアンテナ1061に1000Aの電流が流れた場合のものである。図4に図示される「+12.8」「+6.4」「+3.2」「+1.6」「+0.8」「+0.4」「0」「−0.4」「−0.8」「−1.6」「−3.2」「−6.4」および「−12.8」という数値が付された等Hz線は、それぞれ1次磁場1080の鉛直成分Hzが+12.8,+6.4,+3.2,+1.6,+0.8,+0.4,0,−0.4,−0.8,−1.6,−3.2,−6.4および−12.8A/mになる位置に描かれている。
1次磁場1080は、x軸およびz軸について対称になっている。1次磁場1080の大きさおよび方向は、位置により変化する。
1次磁場1080の鉛直成分Hzは、図4に図示されるように、「0」という数値が付された等Hz線が描かれる位置1100において0になる。したがって、位置1100に沿って磁気センサー1062が配置され磁気センサー1062により磁場1083の鉛直成分が検出される場合は、検出される磁場1083の鉛直成分が主に2次磁場1082の鉛直成分からなり、1次磁場1080の影響が抑制され、地下1090の比抵抗構造を正確に探査できるようになる。このため、磁気センサー1062は、位置1100に沿って配置され、磁場1083の鉛直成分を検出する。磁気センサー1062が位置1100に沿って配置される場合は、ループアンテナ1061の中心から磁気センサー1062へ向かう方向の鉛直方向からの傾きは、概ね20°以上70°以下となる。
図5から7までの各々は、第1実施形態の空中電磁探査装置における鉛直位置による1次磁場の鉛直成分の変化を図示するグラフである。図5は、(X,Z)が(5,2)である位置から(X,Z)が(5,4)である位置までの区間における変化を図示する。図6は、(X,Z)が(7.5,4)である位置から(X,Z)が(7.5,6)である位置までにおける変化を図示する。図7は、(X,Z)が(10,6)である位置から(X,Z)が(10,8)である位置までにおける変化を図示する。
図4に図示されるように、等Hz線は、ループアンテナ1061に近い領域においては密集しているが、ループアンテナ1061から遠い領域においては散在している。このことは、位置による1次磁場1080の鉛直成分Hzの変化がループアンテナ1061に近い領域においては大きくループアンテナ1061から遠い領域においては小さいことを意味する。実際に、図5から7までに図示されるように、(X,Z)が(7.5,4)である位置から(X,Z)が(7.5,6)である位置までの区間における1次磁場1080の鉛直成分Hzの変化は、(X,Z)が(5,2)である位置から(X,Z)が(5,4)である位置までの区間における1次磁場1080の鉛直成分Hzの変化よりも小さく、(X,Z)が(10,6)である位置から(X,Z)が(10,8)である位置までの区間における1次磁場1080の鉛直成分Hzの変化は、(X,Z)が(7.5,4)である位置から(X,Z)が(7.5,6)である位置までの区間における1次磁場1080の鉛直成分Hzの変化よりも小さい。したがって、磁気センサー1062がループアンテナ1061から遠い場合は、揺れ等による磁気センサー1062の移動や磁気センサー1062の取り付け位置の誤差の影響が抑制される。このため、磁気センサー1062からループアンテナ1061までの距離は、望ましくはループアンテナ1061の径の0.5倍以上であり、さらに望ましくはループアンテナ1061の径の1倍以上であり、特に望ましくはループアンテナ1061の径の2倍以上である。ただし、磁気センサー1062がループアンテナ1061から極端に遠い場合は、磁気センサー1062を支持することが困難になる等の問題が生じる。このため、磁気センサー1062からループアンテナ1061までの距離は、望ましくはループアンテナ1061の径の10倍以下であり、さらに望ましくはループアンテナ1061の径の5倍以下である。ここでいう磁気センサー1062からループアンテナ1061までの距離は、磁気センサー1062およびループアンテナ1061の最近接部分における距離である。
ループアンテナ1061が正方形状の平面形状を有する場合は、望ましくはループアンテナ1061の対角線を含む鉛直面内に磁気センサー1062が配置される。これにより、1次磁場1080の鉛直成分Hzの位置による変化がさらに小さくなる。
3 座標軸回転
磁気センサー1062は、望ましくは3軸磁気センサーであり、磁場1083の第1の水平成分であるX成分、磁場1083の第2の水平成分であるY成分および磁場1083の鉛直成分であるZ成分を検出する。
解析PC1022は、望ましくはX成分、Y成分およびZ成分の検出結果に対して座標軸を回転する処理を行う処理部としても機能する。当該処理は、当該処理が行われた後に1次磁場1080のZ成分の検出結果が0になるように行われる。これにより、磁気センサー1062の揺れまたは磁気センサー1062の取り付け姿勢の誤差により1次磁場1080の鉛直成分が0でなくなった場合でも1次磁場1080の影響が抑制される。
4 吊りロープおよび支持体
吊りロープ1021の一方の端部1120は、図1に図示されるように、ヘリコプター1040に結合される。ロガー1063は、吊りロープ1021の中間部1121に結合される。送信機1060は、吊りロープ1021の他方の端部1122に結合される。送信機1060は、ループアンテナ1061の給電点の付近に結合される。吊りロープ1021の一方の端部1120がヘリコプター1040に結合された状態においてヘリコプター1040が離陸した場合は、吊りロープ1021がヘリコプター1040から鉛直方向下方に吊り下がり、送信機1060およびロガー1063が吊りロープ1021に吊られる。
支持体1064は、図3に図示されるように、支持棒1140を備える。
支持棒1140の中間部1161は、送信機1060より鉛直方向上方において吊りロープ1021の中間部1121に結合される結合部となる。支持棒1140の一方の端部1160は、吊りロープ1021から離れた位置において磁気センサー1062に結合される結合部となる。
支持棒1140が磁気センサー1062を支持することにより、1次磁場1080の鉛直成分Hzが0になる位置1100に磁気センサー1062が配置される。ただし、支持棒1140のみにより磁気センサー1062が支持された場合は、支持棒1140および磁気センサー1062が揺れやすく、支持棒1140および磁気センサー1062が垂れ下がりやすい。このため、望ましくは、揺れ止め機構1180および垂れ下がり止め機構1181が支持体1064に設けられる。
揺れ止め機構1180は、揺れ止めロープ1200,1201,1202および1203を備える。揺れ止め機構1180が揺れ止めロープ1200,1201,1202および1203以外の構成物を備えてもよい。4本の揺れ止めロープ1200,1201,1202および1203が3本以下の揺れ止めロープまたは5本以上の揺れ止めロープに置き換えられてもよい。
揺れ止めロープ1200,1201,1202および1203がそれぞれ有する一方の端部1220,1221,1222および1223は、ループアンテナ1061に結合される結合部となる。揺れ止めロープ1200,1201および1202がそれぞれ有する他方の端部1240,1241および1242は、支持棒1140の他方の端部1162に結合される結合部となる。揺れ止めロープ1203の他方の端部1243は、支持棒1140の一方の端部1160に結合される結合部となる。揺れ止めロープ1200,1201,1202および1203は、揺れ止めロープ1200,1201,1202および1203に含まれる少なくとも1本の揺れ止めロープが揺れ止めロープ1200,1201,1202および1203に含まれる残余の揺れ止めロープと同一平面上に配置されないように張られる。例えば、揺れ止めロープ1200および1202は、揺れ止めロープ1201および1203と同一平面上に配置されていない。これにより、支持棒1140および磁気センサー1062の揺れが抑制される。磁気センサー1062の支持強度が十分である場合は、他方の端部1243が磁気センサー1062に結合されてもよい。
垂れ下がり止め機構1181は、垂れ下がり止めロープ1260を備える。垂れ下がり止め機構1181が垂れ下がり止めロープ1260以外の構成物を備えてもよい。
垂れ下がり止めロープ1260の一方の端部1280は、支持棒1140より鉛直方向上方において吊りロープ1021に結合される結合部となる。垂れ下がり止めロープ1260の他方の端部1281は、支持棒1140の一方の端部1160に結合される結合部となる。これにより、支持棒1140および磁気センサー1062の垂れ下がりが抑制される。磁気センサー1062の支持強度が十分である場合は、他方の端部1281が磁気センサー1062に結合されてもよい。
上記の第1実施形態においてはループアンテナ1061が正方形状の平面形状を有するが、正方形状の平面形状を有するループアンテナ1061が正方形状でない平面形状を有するループアンテナに置き換えられてもよい。例えば、正方形状の平面形状を有するループアンテナ1061が八角形状、円形状、楕円形状等の平面形状を有するループアンテナに置き換えられてもよい。正方形状でない平面形状を有するループアンテナも、正方形状の平面形状を有するループアンテナ1061と同様に、x軸について対称な形状を有する。
1000 空中電磁探査装置
1020 バード
1021 吊りロープ
1022 解析パーソナルコンピューター(PC)
1040 ヘリコプター
1060 送信機
1061 ループアンテナ
1062 磁気センサー
1063 ロガー
1064 支持体
1080 1次磁場
1081 渦電流
1082 2次磁場
1083 磁場
1100 位置
1140 支持棒
1200 揺れ止めロープ
1201 揺れ止めロープ
1202 揺れ止めロープ
1203 揺れ止めロープ
1260 垂れ下がり止めロープ

Claims (6)

  1. ループアンテナと、
    1次磁場を発生させる電流を前記ループアンテナに供給する送信機と、
    前記1次磁場により地下に誘起される渦電流が発生させる2次磁場を含む磁場を検出する磁気センサーと、
    前記ループアンテナに結合されるとともに前記磁気センサーを支持する支持体と、
    を備え、
    前記支持体は、前記支持体に結合した前記ループアンテナが発生した前記1次磁場の鉛直成分を前記支持体に支持された前記磁気センサーで検出した検出結果がになる位置に沿って前記磁気センサーが配置され前記磁気センサーから前記ループアンテナまでの距離が前記ループアンテナの径の0.5倍以上となるように前記磁気センサーを支持す
    空中電磁探査装置。
  2. 前記磁気センサーは、前記磁場の第1の水平成分、第2の水平成分および鉛直成分を検出する3軸磁気センサーであり、
    前記支持体に結合した前記ループアンテナが発生した前記1次磁場の鉛直成分を前記支持体に支持された前記磁気センサーで検出した検出結果が0でなくなった場合に、前記磁場の第1の水平成分、第2の水平成分および鉛直成分の検出結果に対して座標軸を回転する処理を、前記処理が行われた後に、前記支持体に結合した前記ループアンテナが発生した前記1次磁場の鉛直成分を前記支持体に支持された前記磁気センサーで検出した検出結果が0になるように行う処理部
    をさらに備える請求項1の空中電磁探査装置。
  3. 前記送信機を吊る吊りロープ
    をさらに備え、
    前記支持体は、
    前記吊りロープに結合される第1の結合部および前記吊りロープから離れた位置において前記磁気センサーに結合される第2の結合部を有する支持棒
    を備える
    請求項1または2の空中電磁探査装置。
  4. 前記支持体は、
    少なくともひとつの揺れ止めロープが残余の揺れ止めロープと同一平面上に配置されないように張られる複数の揺れ止めロープ
    を備え、
    前記複数の揺れ止めロープの各々は、
    前記ループアンテナに結合される第3の結合部と、
    前記支持棒または前記磁気センサーに結合される第4の結合部と、
    を備える
    請求項3の空中電磁探査装置。
  5. 前記支持体は、
    前記支持棒より鉛直方向上方において前記吊りロープに結合される第5の結合部と、前記支持棒または前記磁気センサーに結合される第6の結合部と、を備える垂れ下がり止めロープ
    をさらに備える
    請求項4の空中電磁探査装置。
  6. 前記支持体は、
    前記支持棒より鉛直方向上方において前記吊りロープに結合される第3の結合部と、前記支持棒または前記磁気センサーに結合される第4の結合部と、を備える垂れ下がり止めロープ
    をさらに備える
    請求項3の空中電磁探査装置。
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