JP6965621B2 - 検出プログラム、検出方法及び検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検出プログラム、検出方法及び検出装置に関する。
知識ベースと推論機構を用いて、取得した情報から結果を導き出すことにより、専門家による施行をコンピュータに行わせるエキスパートシステムが知られている。例えば、限定条件の論理値の「真」、「偽」に、「不明」を加えた3論理値を用いる技術が知られている。また、ある診断結果を同定するための知識が1つのオブジェクトにカプセル化されることにより、新しいオブジェクトを作成し、その診断結果を同定するための診断対象の情報を属性の値として与えることにより診断結果を追加できる技術も知られている。さらに、与えられた複数のデータから簡単化によって作成した和積標準形の各項を、データを分類するための概念として取り出し、各データを、取り出された各項を満たすデータごとに重複を許して分類する技術が知られている。当該技術においては、項ごとの概念に対応する各概念クラスを作成して、概念階層を作成する。
特開平02−204835号公報 特開平08−095788号公報 特開平10−275085号公報
しかし、上記技術においては、入力クラスに「該当」する検出対象クラスを検出するが、入力クラスで未定になっていたことで、入力クラスが非該当になった対象クラスの定義は検出しない。例えば、上記技術においては、条件が「未定」であるために入力クラスに該当しない場合も、条件が「否定」された場合も、実行結果は同様に「非該当」となるので、未定義の条件がどれであるかを特定することができない。
一つの側面では、クラスの絞り込み検出ができる検出プログラム、検出方法及び検出装置を提供することを目的とする。
一つの態様において、検出プログラムは、階層構造を含む知識ベースの個々の対象クラスのうちの特定のクラス、及び対象クラスと背反する否定クラスにおける特定のクラスに対応するクラスのうちいずれかに、入力クラスが該当するか否かを判定する処理をコンピュータに実行させる。検出プログラムは、入力クラスが特定のクラス及び対応するクラスのいずれにも該当しないと判定された場合に、判定された特定のクラスに関する情報を出力する処理をコンピュータに実行させる。
一つの態様によれば、クラスの絞り込み検出ができる。
図1は、対象クラスの一例を示す図である。 図2Aは、入力クラスが対象クラスに非該当となる一例を示す図である。 図2Bは、入力クラスが対象クラスに非該当となる別の一例を示す図である。 図3Aは、実施例1における対象クラスの否定クラスの一例を示す図である。 図3Bは、実施例1における対象クラスの否定クラスの別の一例を示す図である。 図4は、実施例1における検出システムの一例を示す図である。 図5は、実施例1におけるクラスリストの一例を示す図である。 図6は、実施例1における病名マスタの一例を示す図である。 図7は、実施例1における患者マスタの一例を示す図である。 図8は、実施例1における患者選択画面の一例を示す図である。 図9Aは、実施例1における対象クラスの一例を示す図である。 図9Bは、実施例1における対象クラスの否定クラスの一例を示す図である。 図10は、実施例1における検出処理の途中経過の一例を示す図である。 図11は、実施例1における検出処理の途中経過の別の一例を示す図である。 図12は、実施例1における検出処理の途中経過の別の一例を示す図である。 図13は、実施例1における検出処理の途中経過の別の一例を示す図である。 図14は、実施例1における検出処理の結果の一例を示す図である。 図15は、実施例1における推論結果画面の一例を示す図である。 図16は、実施例1における症例特定画面の一例を示す図である。 図17は、実施例1における検出処理の一例を示すフローチャートである。 図18は、検出プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示する検出プログラム、検出方法及び検出装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。なお、以下の実施例において、先に説明した図面に示す部位と同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施例における、後に説明する検出装置100は、例えば診療ガイドライン等に基づいて、入力クラスの推論処理を行い、推論処理の結果を出力する。診療ガイドラインは、医療現場において適切な診断と治療を補助することを目的に、専門家が疾病の予防・診断、治療、予後推定など診療の根拠や手順についで最新の情報をまとめた指針である。本実施例における診療ガイドラインは、例えば、文章で記載された診断条件と、診断条件に合致する場合において、処方することが推奨される薬や、生活習慣の改善などの対処方法との組み合わせを含む。本実施例における検出装置100は、例えば図1に示すような対象クラスに対する入力クラスの推論処理を行い、推論処理の結果に合致した対処方法などを出力する。図1は、対象クラスの一例を示す図である。図1は、本実施例における検出装置100を用いて、患者の症例を推論する場合における対象クラスの一例を示す。
本実施例において、対象クラスは、診療ガイドライン等に示される診断条件等を、当該診断条件に含まれる、単一概念である個別の条件を論理結合することにより生成される。例えば、図1は、「脳梗塞で、SBP値が200以上」という文章で記載された診断条件に基づいて生成される対象クラスの一例である。なお、本実施例における検出装置100は、例えば入力クラスが図1に示される対象クラスに合致すると判定した場合、「脳梗塞で、SBP値が200以上」という診断条件に対応する処方薬や対処方法などを出力する。また、以下において、診断条件に含まれる個別の条件であり、それ以上細分化することができない単一概念を「基本クラス」と表記する場合がある。
図1に示す対象クラス1111は、「脳梗塞である」という基本クラス1101と、「SBP値が200以上」という基本クラス1102とのAND結合により示される。すなわち、基本クラス1101を「A」、基本クラス1102を「B」とすると、対象クラス1111は「A and B」という論理式により示される。なお、以下において、各基本クラスは「A」などの英大文字で示すものとする。
図1に示す対象クラス1111は、入力クラスが、「A:病名、脳梗塞」という基本クラス1101と、「B:200<=SBP値」という基本クラス1102との両方が該当する(「is−a」関係にある)場合に「該当」となる。すなわち、対象クラス1111は、入力クラスが、基本クラス1101又は1102のうちいずれか一方が非該当となる場合には「非該当」となる。
ところで、出力結果が「非該当」となる場合には、入力クラスに含まれる条件が未定であり、いずれかの基本クラスに該当するか否かが不明である場合と、入力クラスに含まれる条件が、いずれかの基本クラスの否定に該当する場合とがある。図2Aは、入力クラスが対象クラスに非該当となる一例を示す図である。図2Aは、入力クラス2200が「病名が慢性脳梗塞」であり、SBP値の検査結果は不明である場合の推論結果を示す。
図2Aが示す例においては、後に説明する病名マスタ123に基づいて、病名は「脳梗塞」に含まれると判定されるため、入力クラス2200は基本クラスA1101に「該当」すると推論される。一方、SBP値の検査結果は未定であるため、入力クラス2200は基本クラスB1102については「非該当」であると判定される。この場合、図2Aに示す例においては、ベン図において斜め線がクロスする範囲1111に入力クラス2200の推論結果2201(縦線で示される範囲)が含まれるか否かが未定である。この結果、入力クラス2200は、対象クラス1111について「非該当」と推論される。
次に、図2Bは、入力クラスが対象クラスに非該当となる別の一例を示す図である。図2Bは、入力クラス3200が「病名がラクナ梗塞、SBP値の検査結果は190」である場合の推論結果を示す。
図2Bが示す例においても、病名マスタ123に基づいて、病名は「脳梗塞」に含まれると判定されるため、入力クラス3200は基本クラスA1101に「該当」すると推論される。一方、SBP値の検査結果「190」は、基本クラスB1102については「非該当」であると判定される。この場合、図2Bに示す例においては、ベン図において斜め線がクロスする範囲1111に入力クラス3200の推論結果3201(縦線で示される範囲)が含まれない。この結果、入力クラス3200は、対象クラス1111についても「非該当」と推論される。
以上説明した例においては、入力クラス2200及び3200のいずれについても、対象クラス1111に対して「非該当」であると判定されるが、条件が未定であるのか否定されるのかは不明である。また、以上の例においては、条件が未定である場合において、どの条件が判明すれば対象クラス1111に該当するか否かを判定できるかが不明である。例えば、入力クラス2200の推論結果2201は、対象クラス1111に該当する余地があるが、入力クラス3200の推論結果3201は、対象クラス1111の「否定」に該当する。しかし、以上説明した例においては、いずれの入力クラスについても、出力結果としては「非該当」であることが示されるだけで、条件が未定であるのか否定されるのかは不明である。
一方、本実施例においては、対象クラス1111の「否定クラス」を生成し、入力クラスが否定クラスに該当するか否かについてさらに判定する。なお、本実施例における否定クラス「!R」は、対象クラスに含まれる基本クラスに背反するクラスを論理結合することにより生成される。例えば、「A and B」である対象クラス1111の否定クラス「!R」は、「!A or !B」となる。なお、以下において、クラスXに背反するクラスを、「!X」又は「¬X」と表現する場合がある。また、以下において、対象クラスの否定クラスを、単に「否定クラス」と表記する場合がある。
図3Aは、実施例1における対象クラスの否定クラスの一例を示す図である。図3Aに示すように、否定クラス4111は、基本クラスA1101に背反する基本クラス4101「!A:病名が脳梗塞ではない」と、基本クラスB1102に背反する基本クラス4102「!B:SBP値<200」とのOR結合4211により生成される。すなわち、図3Aに示す否定クラス4111は、入力クラスが、基本クラス4101と、基本クラス4102との少なくともいずれかに該当する(「has−a」関係にある)場合(横線で示す範囲4911に該当しない場合)に「該当」となる。
例えば、入力クラス2200は、基本クラス4101には非該当であると判定され、基本クラス4102に対しても「非該当」であると判定される。この場合、入力クラス2200は、否定クラス4111に対する出力結果は「非該当」となる。
一方、図3Bは、実施例1における対象クラスの否定クラスの別の一例を示す図である。図3Bに示すように、入力クラス3200は、基本クラス4101には非該当であると判定されるが、基本クラス4102に対しては「該当」すると判定される。この場合、入力クラス3200は、否定クラス4111に対しては「該当」であると判定される。
例えば、入力クラス2200の推論結果4221(縦線で示される範囲)は、図3Aに示すように、OR結合4211に含まれない範囲4911に該当するか否かが未定である。この場合、入力クラス2200は、否定クラス4111に「非該当」であると判定される。一方、入力クラス3200の推論結果4231(縦線で示される範囲)は、図3Bに示すように、OR結合4211に含まれない範囲4911に該当することはない。このため、入力クラス3200は、否定クラス4111に「該当」すると判定される。すなわち、本実施例においては、対象クラス1111に対してはいずれも「非該当」であった入力クラス2200及び3200が、否定クラス4111に対しては「非該当」と「該当」とに推論結果が分かれる。例えば、否定クラスに対する出力結果が「非該当」である場合、入力クラスの一部の条件が未定であることが特定でき、「該当」である場合、入力クラスが対象クラスに対して否定されたことを特定できる。これにより、入力クラスが対象クラスに「非該当」であると出力された場合において、入力クラスのうち一部の条件が未定であるのか、又は入力クラスが否定されたのかを判別することができる。すなわち、入力クラス3200については、入力クラスが否定されたことを特定でき、入力クラス2200については、入力クラスのうち一部の条件が未定であることを特定できる。
さらに、本実施例における検出装置100は、入力クラスが、対象クラス及び否定クラスのいずれにも「非該当」である場合、各クラスの下位クラスに対して、推論処理を繰り返す。例えば、図2Aが示す例においては、検出装置100は、入力クラス2200が対象クラス1111に対して「非該当」であるので、対象クラス1111の下位クラスである基本クラス1101及び1102に対して、入力クラスの推論処理を繰り返す。この際、検出装置100は、図3Aに示す対象クラス1111に対応する否定クラス4111の下位クラスである基本クラス4101及び4102に対しても、入力クラスの推論処理を繰り返す。
図2Aが示す例においては、検出装置100は、入力クラス2200は基本クラス1101には「該当」し、基本クラス1102には「非該当」であると判定する。また、図3Aが示す例においては、検出装置100は、入力クラス2200が、基本クラス1101に対応する基本クラス4101には「非該当」であり、基本クラス1102に対応する基本クラス1102にも「非該当」であると判定する。すなわち、入力クラス2200は、対象クラスの下位クラスである基本クラス1102に対しても、否定クラスの下位クラスである基本クラス4102に対しても「非該当」であると判定される。この場合、検出装置100は、入力クラス2200に対して「非該当」である基本クラス1102及び基本クラス4102を、未定クラスとして出力する。これにより、基本クラス1102及び基本クラス4102に関する条件、すなわち「SBP値」が未定であり、SBP値が判明すれば対象クラス1111に該当するか否かを判定できることを特定できる。
以上説明したように、検出装置は、階層構造を持つクラス及びその否定クラスに入力クラスが該当しない場合、各下位クラスへ推論を繰り返し、「非該当」である基本クラスを未定クラスとして出力するので、どの基本クラスに関する条件が未定であるかを特定できる。これにより、例えば推論結果を確認した医師は、どの項目を特定すれば対象クラスに該当するかを知ることができる。
[機能ブロック]
次に、本実施例における検出システムについて、図4を用いて説明する。図4は、実施例1における検出システムの一例を示す図である。図4に示す検出システム1は、検出装置100と、利用者端末900とを有する。
本実施例において、検出装置100及び利用者端末900は、無線又は有線のネットワークNを通じて通信可能に接続される。なお、図4における利用者端末900の台数は一例であり、検出システム1が任意の数の利用者端末900を含むような構成であってもよい。
図4に示す利用者端末900は、検出装置100による検出処理の利用者により利用される。利用者端末900は、利用者により入力された情報を検出装置100に送信し、検出装置100から受信した情報を出力する。なお、利用者端末900は、例えばスマートフォンやタブレット、ノート型コンピュータなどの携帯可能なコンピュータであるが、これに限られず、据置型のコンピュータなどであってもよい。
本実施例における検出装置100は、図4に示すように、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、本実施例における検出装置100は、例えば利用者端末900から処理要求を受け付けるサーバコンピュータ等のコンピュータであるが、これに限られない。検出装置100は、例えばパーソナルコンピュータ等のスタンドアロン型コンピュータであってもよく、またスマートフォンやタブレット、ノート型コンピュータなどの携帯可能なコンピュータであってもよい。
通信部110は、有線又は無線を問わず、利用者端末900など、その他のコンピュータ等との通信を制御する。通信部110は、例えばNIC(Network Interface Card)等の通信インタフェース等である。
記憶部120は、例えば制御部130が実行するプログラムや、各種データなどを記憶する。また、記憶部120は、知識ベース121、クラス格納部122、病名マスタ123及び患者マスタ124を有する。記憶部120は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子や、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に対応する。
知識ベース121は、診療ガイドラインに含まれる診断条件と処方薬や対処方法などとの組み合わせなどの各種の情報を記憶する。知識ベース121は、例えば「脳梗塞で、SBP値が200以上」等の診断条件と、診断条件に対応する処方薬や対処方法との組み合わせを記憶する。なお、知識ベース121には、例えば通信部110を通じて利用者端末900又は外部のデータベース等から受信した情報が予め入力される。
クラス格納部122は、後に説明する推論部134等が処理するクラスに関する情報を記憶する。クラス格納部122は、例えば図1に示す対象クラス1111に関する情報、図2Aに示す入力クラス2200に関する情報、及び図3Aに示す否定クラス4111に関する情報を記憶する。なお、クラス格納部122に記憶される情報は、例えば後に説明するクラス生成部132により入力される。
また、クラス格納部122は、推論部134による処理の途中経過に関する情報であるクラスリストをさらに記憶する。図5は、実施例1におけるクラスリストの一例を示す図である。図5に示すように、クラス格納部122は、クラスに関する情報として、例えば「推論対象クラスリスト」と、「除外クラスリスト」と、「未定基本クラスリスト」とを記憶する。なお、クラスリストの内容は、後に説明する対象クラス特定部133又は下位クラス抽出部135により登録され又は更新される。
図5において、「推論対象クラスリスト」は、推論部134による、入力クラスを用いたその後の推論処理の対象とするクラスの一覧を記憶する。「除外クラスリスト」は、推論部134による推論処理の対象から除外されるクラスの一覧を記憶する。除外されるクラスは、例えば、入力クラスが対象クラス又は否定クラスに該当したと判定された場合における、当該クラス及び当該クラスに背反するクラス、並びにそれらの下位クラスである。「未定基本クラスリスト」は、推論部134により、入力クラスが「非該当」であると判定された、対象クラス又は否定クラスに含まれる基本クラスの一覧を記憶する。
図5に示す例においては、推論部134が次に入力クラスを用いた推論処理を行うクラスは「¬C and ¬D」であること、及び「A or B」及び「¬A and ¬B」については推論処理が行われないことを記憶する。また、図5に示す例は、「C」及び「D」の各基本クラスは「非該当」であることが特定されたことを記憶する。
図4に戻って、病名マスタ123は、病名の階層関係に関する情報を記憶する。図6は、実施例1における病名マスタの一例を示す図である。図6に示すように、病名マスタ123は、例えば「病名」クラスの下位クラスとして、「脳梗塞」クラス1231、「糖尿病」クラス、及びその他のクラスを記憶する。また、図6に示す病名マスタ123は、例えば「脳梗塞」クラス1231の下位クラスとして、「急性脳梗塞」クラス1232、「慢性脳梗塞」クラス、「ラクナ梗塞」クラス1233、「アテローム血栓性脳梗塞」クラス及びその他のクラスを記憶する。
例えば、推論部134は、入力クラスが「病名:ラクナ梗塞」を含む場合、図4に示す病名マスタ123を参照し、入力クラスが「ラクナ梗塞」クラス1233の上位クラスである「脳梗塞」クラス1231に該当すると判定する。また、推論部134は、入力クラスが「病名:I型糖尿病」を含む場合、「I型糖尿病」クラス1239は「脳梗塞」クラス1231の下位クラスではないため、入力クラスが「脳梗塞」クラス1231には「非該当」であると判定する。
図4に戻って、患者マスタ124は、患者に関する情報を記憶する。図7は、実施例1における患者マスタの一例を示す図である。図7に示すように、患者マスタ124は、例えば、「年齢」及び「性別」、「病名1」及び「病名2」、「SBP値」並びに「しびれ」及び「めまい」の各項目を、「患者ID」に対応付けて記憶する。本実施例において、患者マスタ124は、患者1人につき1つのレコードを記憶する。なお、患者マスタ124には、例えば通信部110を通じて利用者端末900又は外部のデータベース等から受信した情報が予め入力される。
図7において、「患者ID」は、患者を一意に識別する識別子(IDentifer)を記憶する。「病名1」及び「病名2」は、当該患者について判明している病名を記憶し、「SBP値」は、当該患者のSBP値の検査結果を記憶し、「しびれ」及び「めまい」は、当該患者について確認されている症状を記憶する。なお、病名の数、検査結果及び症状の種類は一例であり、患者マスタ124がその他の検査結果又は症状を記憶したり、3以上の病名を記憶したりするような構成であってもよい。
図4に戻って、制御部130は、検出装置100の全体的な処理を司る処理部である。制御部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。
制御部130は、受付部131、クラス生成部132、対象クラス特定部133、推論部134、下位クラス抽出部135及び出力部136を有する。なお、受付部131、クラス生成部132、対象クラス特定部133、推論部134、下位クラス抽出部135及び出力部136は、プロセッサが有する電子回路の一例やプロセッサが実行するプロセスの一例である。
受付部131は、通信部110を通じて、利用者端末900などから各種要求や入力を受け付ける。受付部131は、例えば図8に示すような画面を、通信部110を通じて利用者端末900に表示させることにより、利用者端末900から患者情報の入力を受け付ける。図8は、実施例1における患者選択画面の一例を示す図である。図8に示す患者選択画面8000は、患者IDの入力を受け付けるエリア8001と、検索ボタン8011とを含む。
受付部131は、利用者端末900において入力された患者IDを、通信部110を通じて受信すると、患者マスタ124を参照し、患者IDに対応する患者に関する情報を取得する。そして、受付部131は、取得した情報から入力クラスを生成し、クラス生成部132及び推論部134に出力する。
受付部131は、例えば入力された患者ID「0B1010」に対応する患者の入力クラスとして、「年齢:55歳」、「性別:女性」「病名:ラクナ梗塞、高血圧症」を生成する。一方、受付部131は、「不明」である「SBP値」、「しびれ」及び「めまい」については、入力クラスに含めなくてもよく、又は各項目が「不明」であることを示す入力クラスを生成してもよい。
また、受付部131は、後に説明する、診断条件に該当するか否かを判定するために必要な情報の入力または選択を、利用者端末900から受け付ける。受付部131は、受け付けた診断条件に該当するか否かを判定するために必要な情報を用いて入力クラスを更新し、更新後の入力クラスを推論部134に出力する。
図4に戻って、クラス生成部132は、受付部131から取得した入力クラスをもとに、対象クラス及び対象クラスの否定クラスを生成する。クラス生成部132は、知識ベース121に記憶された診断条件を読み出して、診断条件に含まれる基本クラスを特定し、基本クラスを論理結合することにより、対象クラスを生成する。また、クラス生成部132は、生成した対象クラスに含まれる各基本クラスに背反するクラスを論理結合することにより、対象クラスの否定クラスを生成する。クラス生成部132は、生成した対象クラス及び否定クラスを、対象クラス特定部133に出力する。
図9Aは、実施例1における対象クラスの一例を示す図である。図9Aは、クラス生成部132が、例えば「病名が脳梗塞であるか、又は発症後48時間経過後のSBP値が200を超え300以下、かつしびれ又はめまいがある」という診断条件から生成する対象クラスを示す。図9Aに示すように、クラス生成部132は、当該診断条件から「A:病名が脳梗塞」、「B:200<発症後48時間経過後のSBP値<=300」、「Cしびれあり」及び「D:めまいあり」という各基本クラス5001a乃至5001dを生成する。
また、クラス生成部132は、各基本クラス5001a乃至5001dを論理結合することにより、「(A or B) and (C or D)」という対象クラス5111を生成する。すなわち、各基本クラス5001a乃至5001dは、対象クラス5111の下位クラスである。なお、「(A or B)」は、対象クラス5111の下位クラスであり、かつ基本クラスA5001a及び基本クラスB5001bの上位クラスである。同様に、「(C or D)」は、対象クラス5111の下位クラスであり、かつ基本クラスC5001c及び基本クラスD5001dの上位クラスである。なお、対象クラス5111の各下位クラスは、特定のクラスの一例であり、対象クラス5111の最上位のクラスは、対象クラスの階層構造における最上位のクラスの一例である。
また、クラス生成部132は、図9Bに示すような、対象クラス5111の否定クラス6111を生成する。図9Bは、実施例1における対象クラスの否定クラスの一例を示す図である。図9Bに示すように、クラス生成部132は、各基本クラス5001a乃至5001dに背反する基本クラス6001a乃至6001dを生成する。例えば、基本クラス5001bに背反する基本クラス6001bは、「¬B:発症後48時間経過後のSBP値<=200 or 発症後48時間経過後のSBP値>300」」である。
そして、クラス生成部132は、各基本クラス6001a乃至6001dを論理結合することにより、「(¬A and ¬B) or (¬C and ¬D)」という、否定クラス6111を生成する。なお、「(¬A and ¬B)」は、否定クラス6111の下位クラスであり、かつ基本クラス「¬A」6001a及び基本クラス「¬B」6001bの上位クラスである。同様に、「(¬C and ¬D)」は、否定クラス6111の下位クラスであり、かつ基本クラス「¬C」6001c及び基本クラス「¬D」6001dの上位クラスである。また、「(¬A and ¬B)」は、対象クラス5111のうちの特定のクラス「A or B」に対応するクラスの一例であり、「(¬C and ¬D)」は、対象クラス5111のうちの特定のクラス「C or D」に対応するクラスの一例である。
図4に戻って、対象クラス特定部133は、推論部134による推論の対象となるクラスを特定する。対象クラス特定部133は、クラス生成部132から対象クラス及び否定クラスの出力を受け、推論対象クラスリストに各クラスを追加する。例えば、対象クラス特定部133は、対象クラス5111及び否定クラス6111の出力を受けると、「(A or B) and (C or D)」及び「(¬A and ¬B) or (¬C and ¬D)」を推論対象クラスリストに追加する。
次に、対象クラス特定部133は、推論部134から推論結果を取得して、推論対象クラスリストを更新する。対象クラス特定部133は、推論部134から、入力クラスが推論対象クラスリストのクラスに該当するという推論結果を取得すると、当該クラスを推論対象クラスリストから削除するとともに、除外クラスリストに追加する。
一方、対象クラス特定部133は、推論部134から、入力クラスが推論対象クラスリストのクラスに「非該当」であるという推論結果を取得すると、当該クラスを下位クラス抽出部135に出力する。
対象クラス特定部133は、下位クラス抽出部135から当該クラスの下位クラスの出力を受けると、当該クラスを推論対象クラスリストから削除するとともに、出力を受けた下位クラスを推論対象クラスリストに追加する。一方、対象クラス特定部133は、下位クラス抽出部135から当該クラスが基本クラスであることを示す情報の出力を受けると、当該クラスを推論対象クラスリストから削除するとともに、当該クラスを未定基本クラスリストに追加する。
推論部134は、クラス生成部132から取得した入力クラスが、推論対象クラスリストに追加された各クラスに該当するか否かを判定する検出処理を行う。推論部134は、例えば「年齢:55歳」、「性別:女性」「病名:ラクナ梗塞、高血圧症」という入力クラスを受付部131から取得し、推論対象クラスリストに追加された対象クラス5111又は否定クラス6111に該当するか否かを判定する。
推論部134は、入力クラスが推論対象クラスリストに追加された各クラスに該当するか否かを判定した結果を、対象クラス特定部133及び出力部136に出力する。そして、推論部134は、対象クラス特定部133により、推論対象クラスリストから全てのクラスが削除されるまで処理を繰り返す。
また、推論部134は、受付部131から、診断条件に該当するか否かを判定するために必要な情報を用いて更新された入力クラスの出力を受けると、更新された入力クラスを用いて処理を繰り返す。
推論部134は、入力クラスが、対象クラス又は否定クラスの最上位のクラスに「該当」すると判定した場合、推論処理を終了し、処理結果を出力部136に出力する。
下位クラス抽出部135は、クラス格納部122を参照して、対象クラス特定部133から出力されたクラスの下位クラスを特定する。下位クラス抽出部135は、対象クラス特定部133から、例えば図9Aに示すクラス「(A or B) and (C or D)」の出力を受けると、当該クラスの下位クラス「A or B」及び「C or D」を特定する。
一方、下位クラス抽出部135は、当該クラスに下位クラスが存在しない、すなわち当該クラスが基本クラスに該当すると判定した場合、当該クラスが基本クラスであることを示す情報を、対象クラス特定部133に出力する。例えば、下位クラス抽出部135は、対象クラス特定部133からクラス「A」の出力を受けると、クラス「A」は基本クラスであることを示す情報を出力する。
出力部136は、推論部134による推論結果を、例えば通信部110を通じて利用者端末900に出力する。例えば、出力部136は、クラス格納部122を参照し、推論対象クラスリストから全てのクラスが削除されるまで待機する。出力部136は、推論対象クラスリストから全てのクラスが削除されたと判定した場合、推論部134による推論結果と、クラス格納部122の未定基本クラスリストに追加されたクラスとを出力する。
また、出力部136は、推論部134から、入力クラスが対象クラス又は否定クラスの最上位のクラスに「該当」すると判定する処理結果の出力を受けた場合、後に説明する症例特定画面8200を、通信部110を通じて利用者端末900に出力する。
次に、検出装置100による処理について、図10乃至図14を用いて説明する。図10は、実施例1における検出処理の途中経過の一例を示す図である。まず、受付部131は、利用者端末900から、患者を特定する情報を取得し、患者に対応する入力クラスを生成し、クラス生成部132及び推論部134に出力する。以下においては、受付部131が、「病名がラクナ梗塞」という入力クラス7001を生成した場合について説明する。
クラス生成部132は、図9Aに示すような対象クラス5111、及び図9Bに示すような対象クラスの否定クラス6111を生成し、対象クラス特定部133に出力する。対象クラス特定部133は、図10に示すように、対象クラス5111及び否定クラス6111を、クラス格納部122の推論対象クラスリストに追加する。
次に、推論部134は、受付部131から出力された入力クラス7001が、推論対象クラスリストに追加された対象クラス5111又は否定クラス6111に該当するか否かを推論する。
この場合において、推論部134は、推論対象クラスリストに追加された対象クラス5111及び否定クラス6111については、いずれも「非該当」であると判定し、推論結果を対象クラス特定部133に出力する。例えば、入力クラス7001は「C or D」が該当しないために対象クラス5111に「非該当」である。また、入力クラス7001は、「(¬A and ¬B)」及び「(¬C and ¬D)」のいずれにも該当しないために、否定クラス6111にも「非該当」である。なお、本実施例においては、現段階では各クラスのどの部分が該当しないかは出力されない。
対象クラス特定部133は、入力クラスが「非該当」であるという推論結果を受け付けると、推論対象クラスリストに追加された対象クラス5111及び否定クラス6111を、下位クラス抽出部135に出力する。
下位クラス抽出部135は、対象クラス5111の下位クラス及び否定クラス6111の下位クラスをそれぞれ特定する。図10においては、対象クラス特定部133は、「A or B」及び「C or D」、並びに「(¬A and ¬B)」及び「(¬C and ¬D)」を特定し、対象クラス特定部133に出力する。
対象クラス特定部133は、下位クラスの出力を受けると、図11に示すように、クラス格納部122の推論対象クラスリストに追加された対象クラス5111及び否定クラス6111を削除するとともに、各下位クラスを推論対象クラスリストに追加する。
図11は、実施例1における検出処理の途中経過の別の一例を示す図である。図11に示すように、クラス格納部122には、推論対象クラスリストとして、特定された下位クラスである「A or B」及び「C or D」、並びに「(¬A and ¬B)」及び「(¬C and ¬D)」が追加される。そして、推論部134は、推論対象クラスリストに追加された各クラスに対して、処理を繰り返す。すなわち、推論部134は、各クラスに入力クラスが該当するか否かを判定する。
この場合において、推論部134は、符号7011に示すように、入力クラス7001が、クラス「A or B」に該当すると判定し、推論結果を対象クラス特定部133に出力する。入力クラス7001の「ラクナ梗塞」は「脳梗塞」の一例であるので、入力クラス7001は、基本クラスBに該当するか否かに関わらず、クラス「A or B」に該当することが判明するためである。
推論結果を受けた対象クラス特定部133は、図12に示すように、クラス「A or B」をクラス格納部122の推論対象クラスリストから削除し、除外クラスリストに追加する。また、対象クラス特定部133は、クラス「A or B」に対応する、背反するクラス「(¬A and ¬B)」についても、同様にクラス格納部122の推論対象クラスリストから削除し、除外クラスリストに追加する。入力クラスが、一方のクラスに該当することが判明した場合、背反するもう一方のクラスには非該当であることが判明するためである。これにより、図11の符号7021及び7031に示す各クラスについては、推論部134による処理の対象から除外される。
図12は、実施例1における検出処理の途中経過の別の一例を示す図である。推論部134は、クラス格納部122の除外クラスリストに追加された各クラスに対しては、処理を繰り返さない。すなわち、推論部134は、除外クラスリストに追加された各クラスの下位クラスを特定して推論処理を行うことはない。例えば、図11に示す例において、推論部134は、図11の符号7021及び7031に示される、クラス「A or B」の下位クラス「A」及び「B」、並びにクラス「(¬A and ¬B)」及びその下位クラス「¬A」及び「¬B」に対する推論処理は行わない。
次に、推論部134は、推論対象クラスリストを参照し、追加された「C or D」及び「¬C and ¬D」の各クラスについて入力クラス7001が該当するか否かを判定する。この場合において、推論部134は、入力クラス7001が、いずれのクラスにも「非該当」であると判定し、推論結果を対象クラス特定部133に出力する。入力クラス7001は、「C」、「D」、「¬C」及び「¬D」のいずれにも該当しないためである。なお、本実施例においては、現段階でも各クラスのどの部分が該当しないかは出力されない。
対象クラス特定部133は、入力クラスが「非該当」であるという推論結果を受け付けると、推論対象クラスリストに追加された「C or D」及び「¬C and ¬D」の各クラスを、下位クラス抽出部135に出力する。下位クラス抽出部135は、「C or D」及び「¬C and ¬D」の各クラスの下位クラスをそれぞれ特定する。図12においては、下位クラス抽出部135は、「C」、「D」、「¬C」及び「¬D」を特定し、対象クラス特定部133に出力する。
対象クラス特定部133は、図13に示すように、クラス格納部122の推論対象クラスリストに追加された「C or D」及び「¬C and ¬D」の各クラスを削除するとともに、出力を受けた各下位クラスを推論対象クラスリストに追加する。図13は、実施例1における検出処理の途中経過の別の一例を示す図である。図13に示すように、クラス格納部122の推論対象クラスリストには、出力された下位クラス「C」、「D」、「¬C」及び「¬D」が追加される。
次に、推論部134は、推論対象クラスリストを参照し、推論対象クラスリストに追加された「C」、「D」、「¬C」及び「¬D」の各クラスについても、入力クラス7001が該当するか否かを判定する。この場合において、推論部134は、入力クラス7001が、いずれのクラスにも「非該当」であると判定し、推論結果を対象クラス特定部133に出力する。すなわち、入力クラス7001は、基本クラスC5001c及び対応する基本クラス「¬C」6001cのいずれに対しても非該当であることが判明する。同様に、入力クラス7001は、基本クラスD5001d及び対応する基本クラス「¬D」6001dのいずれに対しても非該当であることが判明する。
対象クラス特定部133は、入力クラスが「非該当」であるという推論結果を受け付けると、推論対象クラスリストに追加された「C」、「D」、「¬C」及び「¬D」の各クラスを、下位クラス抽出部135に出力する。この場合において、下位クラス抽出部135は、「C」、「D」、「¬C」及び「¬D」が基本クラスであるので、全てのクラスが基本クラスであることを示す情報を対象クラス特定部133に出力する。
対象クラス特定部133は、図14に示すように、クラス格納部122の推論対象クラスリストに追加された「C」、「D」、「¬C」及び「¬D」の各クラスを削除して、未定基本クラスリストに追加する。そして、出力部136は、クラス格納部122の未定基本クラスリストに追加されたクラスと、推論部134から取得した推論結果とを含む処理結果を、通信部110を通じて利用者端末900に出力する。
図14は、実施例1における検出処理の結果の一例を示す図である。出力部136は、入力クラスが、クラス「A or B」に該当すること、及び「C」、「D」、「¬C」及び「¬D」の各基本クラスが未定であることを示す情報を、利用者端末900に出力する。この際、出力部136は、図15に示すような、未定基本クラスの入力または選択を要求する画面を出力する。図15は、実施例1における推論結果画面の一例を示す図である。
図15に示すように、推論結果画面8100は、未定クラスに関する情報の入力又は選択を求めるエリア8101と、決定ボタン8111とを含む。例えば、エリア8101は、基本クラスC5001c及び基本クラス「¬C」6001cに関する条件並びに基本クラスD5001d及び基本クラス「¬D」6001dに関する条件、すなわち「しびれ」及び「めまい」の有無に関する情報を含む。出力部136は、このような画面を利用者端末900に表示させることにより、診断条件に該当するか否かを判定するために必要な情報の入力または選択を促すことができる。
受付部131は、利用者端末900から、診断条件に該当するか否かを判定するために必要な情報の入力または選択を受け付けた場合、入力クラスを更新して推論部134に出力する。推論部134は、更新された入力クラスを用いて推論処理を繰り返した結果、更新された入力クラスが対象クラスの最上位のクラスに合致すると判定する。この場合、推論部134は、入力クラスが対象クラス又は否定クラスの最上位のクラスに「該当」すると判定する処理結果を出力部136に出力する。
出力部136は、図16に示すような症例特定画面8200を、通信部110を通じて利用者端末900に出力する。図16は、実施例1における症例特定画面の一例を示す図である。図16に示す症例特定画面8200は、入力クラスが対象クラス又は否定クラスに「該当」することにより推定できる対処方法、処方薬などを示す情報8201を含む。
[処理の流れ]
次に、本実施例における処理について、図17を用いて説明する。図17は、実施例1における検出処理の一例を示すフローチャートである。図17に示すように、検出装置100の受付部131は、例えば通信部110を通じて利用者端末900から患者に関する情報を含む開始指示を受け付けるまで待機する(S100:No)。
受付部131は、開始指示を受け付けたと判定した場合(S100:Yes)、受け付けた患者に関する情報を、クラス生成部132に出力する。患者に関する情報を取得したクラス生成部132は、知識ベース121を参照して、基本クラスを取得する。また、クラス生成部132は、患者マスタ124を参照して、患者に関する情報に対応する入力クラスを生成する(S101)。
次に、クラス生成部132は、取得した基本クラスの論理式を結合し(S102)、対象クラスを生成する(S103)。また、クラス生成部132は、対象クラスに背反する否定クラスを生成し(S104)、生成した対象クラス及び否定クラスを対象クラス特定部133に出力する。
対象クラス特定部133は、出力を受けた対象クラス及び否定クラスを、クラス格納部122の推論対象クラスリストに追加する(S105)。次に、推論部134は、クラス格納部122を参照し、推論対象クラスリストに追加された対象クラス及びその否定クラスを抽出する(S106)。そして、推論部134は、入力クラスが、抽出した対象クラス又はその否定クラスに該当するか否かを判定する(S110)。
推論部134は、入力クラスが、抽出した対象クラス又はその否定クラスに「非該当」であると判定した場合(S110:No)、推論結果を対象クラス特定部133に出力する。
対象クラス特定部133は、当該対象クラスが基本クラスであるか否かを判定する(S120)。対象クラス特定部133は、当該対象クラスが基本クラスであると判定した場合(S120:Yes)、当該対象クラスを未定基本クラスリストに追加し(S121)、S140に移行する。
一方、対象クラス特定部133は、当該対象クラスが基本クラスではないと判定した場合(S120:No)、下位クラス抽出部135から下位クラスを取得する(S131)。そして、対象クラス特定部133は、取得した下位クラスを推論対象クラスリストに追加し(S132)、S140に移行する。
S110に戻って、推論部134は、入力クラスが、抽出した対象クラス又はその否定クラスに「該当」すると判定した場合(S110:Yes)、該当したクラスが、対象クラス又はその否定クラスの最上位のクラスであるか否かを判定する(S111)。推論部134は、該当したクラスが最上位のクラスであると判定した場合(S111:Yes)、推論結果を出力部136に出力する。出力部136は、処理結果を利用者端末900に出力し(S141)、処理を終了する。
一方、対象クラス特定部133は、該当したクラスが最上位のクラスではないと判定された場合(S111:No)、該当したクラスの下位のクラス、並びに該当したクラスに背反するクラス及びその下位のクラスを、推論対象クラスリストから削除する。あわせて、対象クラス特定部133は、推論対象クラスリストから削除した各クラスを、除外クラスリストに追加する(S112)。
そして、対象クラス特定部133は、推論対象クラスリストが「Null」であるか、すなわち推論対象クラスリストに追加されたクラスが全て削除されたか否かを判定する(S140)。推論対象クラスリストが「Null」ではないと判定された場合(S140:No)、推論部134は、S106に戻って処理を繰り返す。一方、推論対象クラスリストが「Null」であると判定された場合(S140:Yes)、出力部136は、処理結果を利用者端末900に出力し(S141)、処理を終了する。
[効果]
以上説明したように、本実施例における検出プログラムは、階層構造を含む知識ベースの個々の対象クラスのうちの特定のクラス、及び対象クラスと背反する否定クラスにおける特定のクラスに対応するクラスのうちいずれかに、入力クラスが該当するか否かを判定する処理をコンピュータに実行させる。検出プログラムは、入力クラスが特定のクラス及び対応するクラスのいずれにも該当しないと判定された場合に、判定された特定のクラスに関する情報を出力する処理をコンピュータに実行させる。これにより、クラスの絞り込み検出ができる。
また、本実施例における検出プログラムは、対象クラスを、下位クラスが存在しない単一概念を定義した基本クラスと論理式結合とで定義し、さらに否定クラスを、基本クラスと前記対象クラスの論理式集合と背反する論理式集合とで定義してもよい。また、検出プログラムの出力する処理は、前記下位クラスが存在しないと判定されたクラスである基本クラスを、未定義のクラスとして出力してもよい。これにより、特定するべき入力クラスを検出できる。
さらに、前記入力クラスが前記特定のクラス及び前記対応するクラスのうちいずれかに該当すると判定された場合に、当該該当すると判定されたクラスより下位のクラス、及び前記該当すると判定されたクラスに対応する背反するクラス以下のクラスを、以後の前記推論する処理の対象から除外してもよい。これにより、推論処理の対象とするクラスの数を削減することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。また、図示した各処理は、上記の順番に限定されるものではなく、処理内容を矛盾させない範囲において、同時に実施してもよく、順序を入れ替えて実施してもよい。
[システム]
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、対象クラス特定部133と下位クラス抽出部135とを統合してもよく、またクラス格納部122を、対象クラス及び否定クラスの格納部とクラスリストの格納部とに分散してもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
[検出プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。図18は、検出プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図18に示すように、コンピュータ300は、CPU310、ROM320、HDD330、RAM340を有する。これら310〜340の各部は、バス400を介して接続される。
ROM320には上記実施例1の各処理部と同様の機能を発揮する検出プログラム320aが予め記憶される。例えば、上記実施例1の受付部131、クラス生成部132、対象クラス特定部133、推論部134、下位クラス抽出部135及び出力部136と同様の機能を発揮する検出プログラム320aを記憶させる。なお、検出プログラム320aについては、適宜分離しても良い。
そして、CPU310が、検出プログラム320aをROM320から読み出して実行することで、実施例1の各制御部と同様の動作を実行する。すなわち、検出プログラム320aは、実施例1の受付部131、クラス生成部132、対象クラス特定部133、推論部134、下位クラス抽出部135及び出力部136と同様の動作を実行する。
なお、上記した検出プログラム320aについては、必ずしも最初からROM320に記憶させることを要しない。検出プログラム320aはHDD330に記憶させてもよい。
例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」にプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ300に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などにプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1 検出システム
100 検出装置
110 通信部
120 記憶部
121 知識ベース
122 クラス格納部
123 病名マスタ
124 患者マスタ
130 制御部
131 受付部
132 クラス生成部
133 対象クラス特定部
134 推論部
135 下位クラス抽出部
136 出力部
900 利用者端末

Claims (7)

  1. 階層構造を含む知識ベースの個々の対象クラスであって、下位クラスが存在しない単一概念で前記対象クラスが満たす個別の条件を定義した基本クラスの論理式結合で定義された前記対象クラスの前記基本クラス、及び前記対象クラスと背反する否定クラスにおける当該基本クラスに対応するクラスのうちいずれかに、入力クラスが該当するか否かを判定し、
    前記判定する処理において、前記入力クラスが前記基本クラス及び前記対応するクラスのいずれにも該当しないと判定された場合に、該当しないと判定された前記基本クラスの条件が前記入力クラスにおいて未定であることを示す情報を出力する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする検出プログラム。
  2. 前記判定する処理は、前記対象クラスの下位クラスとして、前記対象クラスを定義する条件のうちの一部の条件を特定のクラスとして抽出して、前記特定のクラス、及び前記対象クラスと背反する否定クラスにおける当該特定のクラスに対応するクラスのうちいずれかに、入力クラスが該当するか否かを判定し、前記入力クラスが前記特定のクラス及び前記対応するクラスのいずれにも該当しないと判定した場合に、該当しないと判定された前記特定のクラス下位クラスが存在するか否かをさらに判定し、前記下位クラスが存在すると判定された場合、前記下位クラス、及び前記否定クラスにおける当該下位クラスに対応するクラスのうちいずれかに、前記入力クラスが該当するか否かを判定する処理を繰り返し、
    前記出力する処理は、前記下位クラスが存在しないと判定された場合に、前記下位クラスが存在しないと判定された前記特定のクラスの条件が前記入力クラスにおいて未定であることを示す情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の検出プログラム。
  3. 前記対象クラスを、前記基本クラスと論理式結合とで定義し、さらに前記否定クラスを、前記基本クラスと前記対象クラスの論理式集合と背反する論理式集合とで定義する処理をさらにコンピュータに実行させ、
    前記出力する処理は、前記下位クラスが存在しないと判定されたクラスである基本クラスを、前記入力クラスにおいて未定義のクラスとして出力することを特徴とする請求項2に記載の検出プログラム。
  4. 前記入力クラスが前記特定のクラス及び前記対応するクラスのうちいずれかに該当すると判定された場合に、当該該当すると判定されたクラスより下位のクラス、及び前記該当すると判定されたクラスに対応する背反するクラスより下位のクラスを、以後の前記判定する処理の対象から除外することを特徴とする請求項2又は3に記載の検出プログラム。
  5. 前記判定する処理は、前記対象クラスの階層構造における最上位のクラスを、前記特定のクラスとして処理を行うことを特徴とする請求項乃至4のいずれか1つに記載の検出プログラム。
  6. コンピュータが、
    階層構造を含む知識ベースの個々の対象クラスであって、下位クラスが存在しない単一概念で前記対象クラスが満たす個別の条件を定義した基本クラスの論理式結合で定義された前記対象クラスの前記基本クラス、及び前記対象クラスと背反する否定クラスにおける当該基本クラスに対応するクラスのうちいずれかに、入力クラスが該当するか否かを判定し、
    前記判定する処理において、前記入力クラスが前記基本クラス及び前記対応するクラスのいずれにも該当しないと判定された場合に、該当しないと判定された前記基本クラスの条件が前記入力クラスにおいて未定であることを示す情報を出力する
    処理を行うことを特徴とする検出方法。
  7. 階層構造を含む知識ベースの個々の対象クラスであって、下位クラスが存在しない単一概念で前記対象クラスが満たす個別の条件を定義した基本クラスの論理式結合で定義された前記対象クラスの前記基本クラス、及び前記対象クラスと背反する否定クラスにおける当該基本クラスに対応するクラスのうちいずれかに、入力クラスが該当するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部において、前記入力クラスが前記基本クラス及び前記対応するクラスのいずれにも該当しないと判定された場合に、該当しないと判定された前記基本クラスの条件が前記入力クラスにおいて未定であることを示す情報を出力する出力部と
    を有する検出装置。
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