JP6958159B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
商品やサービス(以下、これらをアイテムと総称する)をユーザに推薦する技術に関して、例えば特許文献1には、環境に応じたアイテムの推薦を行うことが開示されている。また、特許文献2には、状況が変化するタイミングでその状況に応じたアイテムの推薦を行うことが開示されている。このように、アイテムが利用される環境や状況(これらはコンテキストとも呼ばれる)に応じたアイテム推薦の仕組みは既に知られている。
特表2004−536488号公報 特許5979159号公報
ところで、ユーザに適したコンテキストがあっても、そのコンテキストに適したアイテムがない場合や、ユーザに適したアイテムがあっても、そのアイテムに適したコンテキストがない場合がある。
そこで、本発明は、ユーザに対象物を推薦する場合に、ユーザの属性と、推薦対象物と、その推薦対象物を利用するときの状況に関する状況情報とを整合させることを目的とする。
請求項1に係る発明は、ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、各々の前記状況と関連性がある前記対象物のうち、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物を選択し、選択した前記対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
請求項2に係る発明は、ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、互いに関連性がある前記対象物及び前記状況の組を選択し、選択した前記対象物及び前記状況の組のうち、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物及び前記状況の組を特定し、当該対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
請求項3に係る発明は、ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物と、前記ユーザの属性と関連性がある前記状況とをそれぞれ選択し、選択した前記対象物及び前記状況のうち、互いに関連性がある前記対象物及び前記状況を特定し、当該対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
請求項4に係る発明において、前記提示部は、前記ユーザの属性及び前記対象物、前記状況及び前記ユーザの属性、並びに、前記状況及び前記対象物のそれぞれの関連性について重みづけを行って、提示する推薦対象物及びその推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を選択する
請求項5に係る発明において、前記提示部は、ユーザの指定に応じて前記重みづけのパラメータを学習する。
請求項6に係る発明は、コンピュータを、ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、各々の前記状況と関連性がある前記対象物のうち、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物を選択し、選択した前記対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部として機能させるためのプログラムを提供する。
請求項7に係る発明は、コンピュータを、ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、互いに関連性がある前記対象物及び前記状況の組を選択し、選択した前記対象物及び前記状況の組のうち、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物及び前記状況の組を特定し、当該対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部として機能させるためのプログラムを提供する。
請求項8に係る発明は、コンピュータを、ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物と、前記ユーザの属性と関連性がある前記状況とをそれぞれ選択し、選択した前記対象物及び前記状況のうち、互いに関連性がある前記対象物及び前記状況を特定し、当該対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部として機能させるためのプログラムを提供する。
請求項18に係る発明によれば、ユーザに対象物を推薦する場合に、ユーザの属性と、推薦対象物と、その推薦対象物を利用するときの状況に関する状況情報とを整合させられる
情報処理装置1のハードウェア構成を示す図。 情報処理装置1の機能構成を示すブロック図。 情報処理装置1の動作を示すフローチャート。 情報処理装置1の動作を示すフローチャート。 情報処理装置1の動作を示すフローチャート。 情報処理装置1の動作を示すフローチャート。 ユーザの属性とアイテム物の属性とコンテキストとの関連性を例示した図。
本発明の実施形態の一例について説明する。
<構成>
図1は、情報処理装置1のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置1は、本発明に係る情報処理装置の一例である。情報処理装置1は、制御部11、記憶部12、通信部13及びUI(User Interface)部14を備えたコンピュータである。 制御部11は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置とを備えており、情報処理装置1の全体的な制御を行う。ROMには、ハードウェアやOS(Operating System)の起動の手順を記述したファームウェアが記憶されている。RAMは、CPUが演算を実行する際のデータの記憶に用いられる。
記憶部12は、例えば半導体メモリやハードディスク記憶装置などを備え、OSのほか、各種の機能を実現するためのプログラム)を記憶している。さらに、記憶部12は、複数のユーザが自身のパーソナルコンピュータやスマートホン等の通信装置を用いてインターネット上のショッピングウェブサイト等を利用した結果に関する情報を記憶している。
具体的には、記憶部12は、インターネット上のショッピングウェブサイトにおいて各ユーザが商品やサービス(以下、これらをアイテムと総称する)を購入した履歴である購入履歴(例えばアイテムを購入したユーザのユーザID、ユーザの属性、購入日時、購入したアイテムの名称、アイテムを購入したときの状況、及び、カテゴリ、価格或いは用途などのアイテムの属性))を記憶している。この購入履歴は、インターネット上のショッピングウェブサイトを管理するウェブサーバ装置からインターネットを介して情報処理装置1に収集されてもよいし、また、情報処理装置1自身がインターネット上のショッピングウェブサイトを管理するウェブサーバ装置であってもよい。
通信部13は、外部の通信装置との間で通信を行うための通信I/F(Interface)を備えており、インターネット等の通信回線に接続される。UI部14は、表示部と操作部とを含む。表示部は例えば液晶表示装置を備え、情報処理装置1を操作するための画面を表示面に表示する。操作部は、例えば表示部の表示面を覆うように設けられたタッチパネルや、表示面に隣接する位置に設けられたキーボードなどを備えており、操作を受け付けて、その操作に応じた信号を制御部11に出力する。制御部11は、この操作の内容に従って情報処理装置1を制御する。
図2は、情報処理装置1の機能構成を示すブロック図である。これらの機能は、制御部11が記憶部12に記憶されたプログラムを実行することによって実現される。取得部101は、ユーザの属性、アイテムの属性、及びアイテムが利用されるときの状況(例えば利用目的や利用環境を含み、以下、コンテキストという)を取得する。第1分析部102は、ユーザの属性とアイテムの属性との関連性を分析する。第2分析部103は、アイテムの属性と当該アイテムが利用されるときのコンテキストとの関連性を分析する。第3分析部104は、ユーザの属性とアイテムが利用されるときのコンテキストとの関連性を分析する。提示部105は、第1分析部102、第2分析部103及び第3分析部104による分析結果に応じて、ユーザに対して推薦するアイテムである推薦アイテム及び当該推薦アイテムが利用されるときのコンテキストに関する情報(状況情報)をユーザの通信装置に送信する。より具体的には、提示部105は、上記のそれぞれの分析結果において、ユーザに対して推薦する対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報であって各々の関連性が最も高い推薦対象物及び状況情報をユーザの通信装置に送信する等して、これらをユーザに提示する。
<動作>
次に図3〜7を参照しながら情報処理装置1の動作を説明する。
<動作例1>
まず、推薦するアイテムを選択するためにコンテキストを最初に選択する例について説明する。第1分析部102、第2分析部103及び第3分析部104はそれぞれ、取得部101によって取得された情報(ここでは記憶部12に記憶されている購入履歴)を用いて、ユーザ属性とアイテム属性との関連性、アイテム属性とコンテキストとの関連性、及び、ユーザ属性とコンテキストとの関連性を分析する(ステップS101)。例えば第1分析部12がユーザ属性とアイテム属性との関連性を求める場合には、
購入履歴におけるユーザ属性Xとアイテム属性Yの同時発生回数/どちらかが発生した回数 = |X∩Y|/|X∪Y|
という数式によって、両者の関連性を求める。これ以外にも、例えばユーザ属性Xとアイテム属性Yの相互情報量に注目して、P(X,Y)log(P(X, Y)/P(X)P(Y))という数式を用いて両者の関連性を求めてもよい。また、行列分解やテンソル分解などの手法で潜在ベクトルに射影したときのベクトルの内積で両者の関連性を求めてもよい。また、アイテム属性とコンテキストとの関連性、及び、ユーザ属性とコンテキストとの関連性についても、同様の手法で求められる。
ここで、図7は、彼女が居ない男子の大学生、というユーザ属性についての、上記の分析結果の一例を図示している。図7の例では、このユーザ属性とイタリア料理店Aというアイテムのとの関連性が0.4であり、このユーザ属性と中華料理店Bというアイテムのとの関連性が0.3であり、このユーザ属性と日本料理店Cというアイテムのとの関連性が0.3であり、このユーザ属性と焼肉店Dというアイテムのとの関連性が0.5であり、このユーザ属性とハンバーガー店Eというアイテムのとの関連性が0.2であり、このユーザ属性とお好み焼き店Fというアイテムのとの関連性が0.7である。なお、関連性は0以上1以下の値を採り、その値が大きいほど関連性が高いことを意味している。
また、図7では、このユーザ属性と一人飯というコンテキストのとの関連性が0.5であり、このユーザ属性とデートというコンテキストのとの関連性が0.2であり、このユーザ属性と女子会というコンテキストのとの関連性が0.0であり、このユーザ属性と合コンというコンテキストのとの関連性が0.7であり、このユーザ属性と宴会というコンテキストのとの関連性が0.3であり、このユーザ属性とランチミーティングというコンテキストのとの関連性が0.1である。
また、図7では、例えばイタリア料理店Aというアイテムと一人飯というコンテキストとの関連性が0.2であり、中華料理店Bというアイテムとデートというコンテキストとの関連性が0.5であり、日本料理店Cというアイテムと女子会というコンテキストとの関連性が0.3であり、焼肉店Dというアイテムと合コンというコンテキストとの関連性が0.05であり、ハンバーガー店Eというアイテムと宴会というコンテキストとの関連性が0.05であり、お好み焼き店Fというアイテムとランチミーティングというコンテキストとの関連性が0.05である。
図3に戻り、提示部105は、いずれかのアイテムとの関連性が閾値以上のコンテキストを選択する(ステップS102)。図7の例において、関連性の閾値を0.3とすると、一人飯、デート、女子会、ランチミーティングというコンテキストが選択される。
次に、提示部105は、選択したコンテキストのうちユーザ属性との関連性が閾値以上のコンテキストを選択する(ステップS103)。図7の例において、関連性の閾値を0.5とすると、一人飯というコンテキストが選択される。
次に、提示部105は、選択したコンテキストとの関連性が最も高いアイテムを選択する(ステップS104)。これにより、図7の例においては、焼肉店Dというアイテムが選択される。そして、提示部105は、選択したアイテムと選択したコンテキストに関する情報とをユーザに提示する。図7の例では、例えば、「一人飯には焼肉店Dをあなたにお勧めします」というメッセージをユーザに通知する。
このように、提示部105は、各々のアイテムの属性と関連性があるコンテキストのうち、ユーザ属性と関連性があるコンテキストを選択し、選択したコンテキストと関連性があるアイテムである推薦アイテム及び当該推薦アイテムが利用されるときのコンテキストに関する情報を提示する。なお、選択候補となるアイテムは、全アイテムではなく、そのアイテムを用いて事業を行っている事業者の利益が大きいもの(例えば広告主が存在するなど)や、ユーザの現在位置又はユーザの行く頻度が閾値以上場所に近いものなどに絞ってもよい。また、コンテキストとの関連性とユーザ属性との関連性の重み付き和で選択してもよい。
<動作例2>
次に、推薦するアイテムを選択するためにアイテムを最初に選択する例について説明する。第1分析部102、第2分析部103及び第3分析部104はそれぞれ、ユーザ属性とアイテム属性との関連性、アイテム属性とコンテキストとの関連性、及び、ユーザ属性とコンテキストとの関連性を分析する(ステップS201、前述したステップS101と同じ処理)。
提示部105は、いずれかのコンテキストとの関連性が閾値以上のアイテムを選択する(ステップS202)。図7の例において、関連性の閾値を0.3とすると、イタリア料理店A、中華料理店B、日本料理店C、焼肉店Dというアイテムが選択される。
次に、提示部105は、選択したアイテムのうちユーザ属性との関連性が閾値以上のコンテキストを選択する(ステップS203)。図7の例において、関連性の閾値を0.5とすると、焼肉店Dというアイテムが選択される。
次に、提示部105は、選択したアイテムとの関連性が最も高いコンテキストを選択する(ステップS204)。これにより、図7の例においては、一人飯というコンテキストが選択される。そして、提示部105は、選択したアイテムと選択したコンテキストに関する情報とをユーザに提示する。図7の例においては、「一人飯には焼肉店Dをあなたにお勧めします」というメッセージをユーザに通知する。
このように、提示部105は、各々のコンテキストと関連性があるアイテムのうち、ユーザ属性と関連性があるアイテムを選択し、選択したアイテムである推薦アイテム及び当該推薦アイテムが利用されるときのコンテキストに関する情報を提示する。なお、選択候補となるアイテムは、全アイテムではなく、そのアイテムを用いて事業を行っている事業者の利益が大きいもの(例えば広告主が存在するなど)や、ユーザの現在位置又はユーザの行く頻度が閾値以上場所に近いものなどに絞ってもよい。また、コンテキストとの関連性とユーザ属性との関連性の重み付き和で選択してもよい。
<動作例3>
次に、推薦するアイテムを選択するためにアイテム及びコンテキストの組を最初に選択する例について説明する。第1分析部102、第2分析部103及び第3分析部104はそれぞれ、ユーザ属性とアイテム属性との関連性、アイテム属性とコンテキストとの関連性、及び、ユーザ属性とコンテキストとの関連性を分析する(ステップS301、前述したステップS101と同じ処理)。
提示部105は、アイテム及びコンテキストの関連性が閾値以上の組を選択する(ステップS302)。図7の例において、関連性の閾値を0.5とすると、イタリア料理店A及び女子会、中華料理店B及びデート、焼肉店D及び一人飯という組が選択される。
次に、提示部105は、選択した組のうち、その組を構成するアイテム及びコンテキストのうちいずれかとユーザ属性との関連性が閾値以上の組のうち、その関連性が最も高い組を選択する(ステップS303)。図7の例において、関連性の閾値を0.5とすると、焼肉店D及び一人飯という組が選択される。そして、提示部105は、選択した組を構成するアイテムとコンテキストに関する情報とをユーザに提示する。図7の例においては、「一人飯には焼肉店Dをあなたにお勧めします」というメッセージをユーザに通知する。
このように、提示部105は、互いに関連性があるアイテム及びコンテキストの組を選択し、選択したアイテム及びコンテキストの組のうち、ユーザ属性と関連性があるアイテム及びコンテキストの組を特定し、当該アイテムである推薦アイテム及び当該推薦アイテムが利用されるときのコンテキストに関する情報を提示する。
<動作例4>
次に、推薦するアイテムを選択するために、ユーザ属性と関連性があるアイテムと、ユーザ属性と関連性があるコンテキストとをそれぞれ最初に選択する例について、説明する。第1分析部102、第2分析部103及び第3分析部104はそれぞれ、ユーザ属性とアイテム属性との関連性、アイテム属性とコンテキストとの関連性、及び、ユーザ属性とコンテキストとの関連性を分析する(ステップS401、前述したステップS101と同じ処理)。
提示部105は、ユーザ属性との関連性が閾値以上のアイテムを選択するとともに、ユーザ属性との関連性が閾値以上のコンテキストを選択する(ステップS402)。図7の例において、関連性の閾値を0.5とすると、ユーザ属性との関連性が閾値以上のアイテムとして焼肉店Dが選択され、ユーザ属性との関連性が閾値以上のコンテキストとして一人飯と合コンとが選択される。
次に、提示部105は、選択したアイテム及びコンテキストのうち、相互の関連性が閾値以上のアイテム及びコンテキストのうちその関連性が最も高い組を選択する(ステップS403)。図7の例において、関連性の閾値を0.5とすると、焼肉店D及び一人飯という組が選択される。そして、提示部105は、選択したアイテムとコンテキストに関する情報とをユーザに提示する。図7の例においては、「一人飯には焼肉店Dをあなたにお勧めします」というメッセージをユーザに通知する。
このように、提示部105は、ユーザ属性と関連性があるアイテムと、ユーザ属性と関連性があるコンテキストとをそれぞれ選択し、選択したアイテム及びコンテキストのうち、互いに関連性があるアイテム及びコンテキストを特定し、当該アイテムである推薦アイテム及び当該推薦アイテムが利用されるときのコンテキストに関する情報を提示する。
本実施形態によれば、ユーザにアイテムを推薦する場合に、ユーザの属性と、アイテムの属性と、そのアイテムを利用するときの状況に関する情報とを整合させた状態で推薦を行うことができる。
<変形例>
実施形態を次のように変形してもよい。また、複数の変形例を組み合わせてもよい。
<1>
提示部105は、ユーザ属性及びアイテム属性、コンテキスト及びユーザ属性、並びに、コンテキスト及びアイテム属性のそれぞれの関連性について重みづけを行って、提示する推薦アイテム及びその推薦対象が利用されるときのコンテキストに関する情報を選択するようにしてもよい。さらに、提示部105は、ユーザの指定に応じて重み付けのパラメータを学習するようにしてもよい。
例えば重み付けの一例として、
ユーザ属性及びコンテキストの関連性に対する重み値>コンテキスト及びアイテム属性の関連性に対する重み値≧ユーザ属性及びアイテム属性の関連性に対する重み値
とすることが考えられる。これは、そもそも、アイテムを利用するときのコンテキストに重みを置いた推薦が有効という立場である。この重み付けは、アイテムの推薦に対してユーザが応じたときの行動履歴(例えば推薦後の購入履歴)から機械学習してもよい。また、各重み付けはユーザごとに又はアイテムごとに違う場合もあると考えられるので、ユーザ又はアイテムごとに重みが異なるように機械学習してもよい。例えばコンテキストとアイテムの整合性を重視するユーザもいれば、コンテキストは気にせずに自分にあったアイテムか否かを重視するユーザも居るからである。
<2>
コンテキストやアイテムを選択するときの手法は、実施形態で説明した手法以外に、次のような評価スコアによるものもあり得る。
コンテキストAの評価スコア = ユーザ属性pとコンテキストAとの関連性 + max/average(コンテキストAと各アイテムとの関連性)
アイテムAの評価スコア = ユーザ属性pとアイテムAとの関連性 + max/average(アイテムAと各コンテキストとの関連性)
<3>
実施形態は、ユーザがインターネット上のショッピングウェブサイトを利用した結果に基づいてそのユーザの嗜好を学習していたが、現実のアイテムを販売している店舗を利用した結果に基づいてそのユーザの嗜好を学習してもよい。具体的には、記憶部12は、店舗において各ユーザが商品を購入した履歴である購入履歴(例えば商品を購入したユーザのユーザID、購入日時、購入した商品の名称、及び価格や用途などの商品の属性)や、店舗において各ユーザが商品を閲覧した履歴である閲覧履歴(ユーザID、閲覧日時、閲覧した商品棚の識別情報)を記憶している。購入履歴は、例えば各ユーザに渡された店舗カードを用いて管理される。閲覧履歴は、例えばショッピングカートや店舗内に搭載されたカメラによって撮像された画像を解析することによって管理される。
<4>
本発明において、関連性が有る無しの判断は、例えば関連性が閾値以上であるか否かという判断であってもよいし、関連性が最大であるか否かの判断であってもよい。例えば動作例1において、提示部105は、いずれかのアイテムとの関連性が閾値以上のコンテキストを選択したのち(ステップS102)、選択したコンテキストのうちユーザ属性との関連性が最大のコンテキストを選択するようにしてもよい(ステップS103)。
<5>
上記の実施形態では、制御部11がプログラムを実行することによって上記の機能を実現する例を示したが、上記の機能がハードウェア回路で実装されていてもよい。また、このプログラムを、光記録媒体、半導体メモリ等、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供し、この記録媒体からプログラムを読み取って情報処理装置にインストールするようにしてもよい。また、このプログラムを電気通信回線で提供してもよい。
1…情報処理装置、11…制御部、12…記憶部、13…通信部、14…UI部、101…取得部、102…第1分析部、103…第2分析部、104…第3分析部、105…提示部。

Claims (8)

  1. ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、
    前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、
    前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、
    前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、各々の前記状況と関連性がある前記対象物のうち、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物を選択し、選択した前記対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、
    前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、
    前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、
    前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、互いに関連性がある前記対象物及び前記状況の組を選択し、選択した前記対象物及び前記状況の組のうち、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物及び前記状況の組を特定し、当該対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、
    前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、
    前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、
    前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物と、前記ユーザの属性と関連性がある前記状況とをそれぞれ選択し、選択した前記対象物及び前記状況のうち、互いに関連性がある前記対象物及び前記状況を特定し、当該対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 記提示部は、
    前記ユーザの属性及び前記対象物、前記状況及び前記ユーザの属性、並びに、前記状況及び前記対象物のそれぞれの関連性について重みづけを行って、提示する推薦対象物及びその推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を選択する
    とを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 記提示部は、
    ユーザの指定に応じて前記重みづけのパラメータを学習する
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  6. ンピュータを、
    ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、
    前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、
    前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、
    前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、各々の前記状況と関連性がある前記対象物のうち、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物を選択し、選択した前記対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部と
    して機能させるためのプログラム。
  7. コンピュータを、
    ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、
    前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、
    前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、
    前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、互いに関連性がある前記対象物及び前記状況の組を選択し、選択した前記対象物及び前記状況の組のうち、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物及び前記状況の組を特定し、当該対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部と
    して機能させるためのプログラム。
  8. コンピュータを、
    ユーザの属性と対象物の属性との関連性を分析する第1分析部と、
    前記対象物の属性と当該対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第2分析部と、
    前記ユーザの属性と前記対象物が利用されるときの状況との関連性を分析する第3分析部と、
    前記第1分析部、前記第2分析部及び前記第3分析部による分析結果において、前記ユーザの属性と関連性がある前記対象物と、前記ユーザの属性と関連性がある前記状況とをそれぞれ選択し、選択した前記対象物及び前記状況のうち、互いに関連性がある前記対象物及び前記状況を特定し、当該対象物である推薦対象物及び当該推薦対象物が利用されるときの状況に関する状況情報を提示する提示部と
    して機能させるためのプログラム。
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