JP6955406B2 - 生体運動測定方法、生体運動測定プログラム及び生体運動測定装置 - Google Patents

生体運動測定方法、生体運動測定プログラム及び生体運動測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6955406B2
JP6955406B2 JP2017175175A JP2017175175A JP6955406B2 JP 6955406 B2 JP6955406 B2 JP 6955406B2 JP 2017175175 A JP2017175175 A JP 2017175175A JP 2017175175 A JP2017175175 A JP 2017175175A JP 6955406 B2 JP6955406 B2 JP 6955406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radar signal
plane
movement
biological
cycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017175175A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019050859A (ja
Inventor
景子 松本
景子 松本
洋一 富木
洋一 富木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2017175175A priority Critical patent/JP6955406B2/ja
Publication of JP2019050859A publication Critical patent/JP2019050859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6955406B2 publication Critical patent/JP6955406B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

本開示は、呼吸及び心拍等による生体表面の運動周期を測定する技術に関する。
生体表面へと照射され生体表面から反射されたレーダ信号の時間変化に基づいて、呼吸及び心拍等による生体表面の運動周期を測定する技術がある。例えば、生体表面がレーダ装置に対して近づく又は遠ざかることにより、レーダ照射信号の位相を基準とするレーダ反射信号の位相が変化することに基づいて、生体表面の運動周期を測定する。或いは、生体表面がレーダ装置に対して近づく又は遠ざかることにより、レーダ反射信号の振幅が増加する又は減少することに基づいて、生体表面の運動周期を測定する。
従来技術の生体運動測定方法の原理を図1に示す。図1では、生体運動の測定期間において、生体はほぼ静止している。すると、生体運動の測定期間の全体において、レーダ反射信号は、IQ平面において、重心位置(静止した壁及びベッド等の効果を反映する。)を中心として、ほぼ円弧状の軌跡上(周期運動する生体表面の効果を反映する。)を往復する。このように、生体運動の測定期間の全体に渡って、レーダ反射信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置をIQ原点として算出することができ、レーダ反射信号のI成分、Q成分、位相及び振幅を算出することができ、生体表面の運動周期を測定することができる。
特開2015−097638号公報
従来技術の生体運動測定方法の課題を図2に示す。図2では、生体運動の測定期間において、生体は大きく揺れている。すると、生体運動の測定期間の全体において、レーダ反射信号は、IQ平面において、ランダムな軌跡上(周期運動する生体表面の効果、静止した壁及びベッド等の効果、並びに、大きく揺れる生体の効果を反映する。)を移動する。このように、生体運動の測定期間の全体に渡って、レーダ反射信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置をIQ原点として算出することができず、レーダ反射信号のI成分、Q成分、位相及び振幅を算出することができず、生体表面の運動周期を測定することができない。
特許文献1では、生体運動の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、生体表面の運動周期を測定することができる。まず、レーダ反射信号を多項式近似し、多項式近似信号を高階微分し、周期性のないノイズ成分を除去する。次に、高階微分信号をウェーブレット変換の局所的周期関数と相関処理し、残ったノイズ成分も除去する。このように、複雑な処理を必要とするため、生体表面の運動周期を容易に測定することができない。
そこで、前記課題を解決するために、本開示は、生体運動の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、複雑な処理を必要としないで、生体表面の運動周期を容易に測定することを目的とする。
生体表面の膨らみ中(又はへこみ中)では、生体表面の運動速度がより速い一方で、生体表面の運動方向があまり時間変化しない。よって、レーダ信号のIQ平面での移動速度がより速い一方で、レーダ信号のIQ平面での移動方向があまり時間変化しない。
生体表面の膨らみ終わり(又はへこみ終わり)からへこみ始め(又は膨らみ始め)にかけては、生体表面の運動速度がより遅い一方で、生体表面の運動方向が大きく時間変化する。よって、レーダ信号のIQ平面での移動速度がより遅い一方で、レーダ信号のIQ平面での移動方向が大きく時間変化する。
前記課題を解決するために、上記の原理を用いて、生体表面の運動周期より短い周期毎において、レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて、生体表面の運動周期を測定することとした。
具体的には、本開示は、生体表面へと照射され生体表面から反射されたレーダ信号のIQ平面での時間変化に基づいて、生体表面の運動周期を測定する生体運動測定方法であって、生体表面の運動周期より短い所定周期毎において、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離及び移動方向を算出し、時間的に隣接する前記所定周期間において、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度を算出するレーダ信号算出ステップと、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離と、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて、生体表面の運動周期を測定する生体運動測定ステップと、を順に備えることを特徴とする生体運動測定方法である。
この構成によれば、生体表面の運動周期より短い周期毎において、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡を算出するのみである。つまり、生体表面の運動周期より長い期間において、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置をIQ原点として算出するわけではない。そして、レーダ信号に対する多項式近似、高階微分及び相関処理を行うわけでもない。よって、生体運動の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、複雑な処理を必要としないで、生体表面の運動周期を容易に測定することができる。
また、本開示は、前記生体運動測定ステップでは、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離が2個の山(又は2個の谷)をなすとともに前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度が2個の谷(又は2個の山)をなす期間を、生体表面の運動周期として測定することを特徴とする生体運動測定方法である。
この構成によれば、レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、を相補的に利用する。よって、生体運動の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、生体表面の運動周期をより確実に測定することができる。
また、本開示は、前記生体運動測定ステップでは、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度が谷をなす期間において、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離の増幅度を高くし、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度が山をなす期間において、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離の増幅度を低くし、増幅された前記レーダ信号のIQ平面での移動距離が2個の山(又は2個の谷)をなす期間を、生体表面の運動周期として測定することを特徴とする生体運動測定方法である。
この構成によれば、レーダ信号のIQ平面での移動距離に対して、長距離と短距離との間のコントラストを増強する。よって、生体運動の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、生体表面の運動周期をより確実に測定することができる。
また、本開示は、前記レーダ信号算出ステップでは、生体表面の運動周期より長い所定期間において、前記レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置をIQ原点として算出し、前記レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅のうちの少なくともいずれか一つを算出し、前記生体運動測定ステップでは、前記レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、生体表面の運動周期を測定し、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離と、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期が、生体表面の運動周期の所定基準より長いほど、かつ、前記レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置の算出精度が、前記所定期間において低いほど、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離と、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期に対して、前記レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅のうちの少なくともいずれか一つに基づいて測定した生体表面の運動周期よりも、重み付けを大きくし、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離と、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期が、生体表面の運動周期の所定基準より短いほど、かつ、前記レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置の算出精度が、前記所定期間において高いほど、前記レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅のうちの少なくともいずれか一つに基づいて測定した生体表面の運動周期に対して、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離と、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期よりも、重み付けを大きくすることを特徴とする生体運動測定方法である。
生体表面の膨らみ中(又はへこみ中)において、生体表面の膨らみ(又はへこみ)が一時停止することがあり得る。すると、膨らみ始め(又はへこみ始め)から膨らみ(又はへこみ)の一時停止までを、膨らみ始め(又はへこみ始め)から膨らみ終わり(又はへこみ終わり)までと誤認識することがあり得る。そして、膨らみ(又はへこみ)の一時停止から膨らみ終わり(又はへこみ終わり)までを、膨らみ始め(又はへこみ始め)から膨らみ終わり(又はへこみ終わり)までと誤認識することがあり得る。
このような一時停止があるときには、生体が大きく揺れない限りは、本開示の生体運動測定方法を適用することなく、図1に示した生体運動測定方法を適用することができる。このような一時停止がないときには、生体が大きく揺れるならば、図1に示した生体運動測定方法を適用することなく、本開示の生体運動測定方法を適用することができる。
また、本開示は、上記の生体運動測定方法の前記レーダ信号算出ステップ及び前記生体運動測定ステップをコンピュータに順に実行させる生体運動測定プログラムである。
このプログラムによれば、生体運動の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、複雑な処理を必要としないで、生体表面の運動周期を容易に測定することができる。
また、本開示は、上記の生体運動測定プログラムを格納し、前記レーダ信号算出ステップ及び前記生体運動測定ステップを順に実行することを特徴とする生体運動測定装置である。
この装置によれば、生体運動の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、複雑な処理を必要としないで、生体表面の運動周期を容易に測定することができる。
このように、本開示は、生体運動の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、複雑な処理を必要としないで、生体表面の運動周期を容易に測定することができる。
従来技術の生体運動測定方法の原理を示す図である。 従来技術の生体運動測定方法の課題を示す図である。 本開示の生体運動測定方法の原理を示す図である。 本開示の生体運動測定システムの構成を示す図である。 本開示の生体運動測定処理の手順を示す図である。 本開示の生体運動測定処理の手順を示す図である。 本開示の生体運動測定処理の手順を示す図である。 本開示の生体運動測定処理の結果を示す図である。 本開示の生体運動測定処理の結果を示す図である。 本開示の生体運動測定処理の結果を示す図である。 本開示の生体運動測定処理の結果を示す図である。 本開示の生体運動測定方法の改良を示す図である。 本開示の生体運動測定方法の改良を示す図である。
添付の図面を参照して本開示の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本開示の実施の例であり、本開示は以下の実施形態に制限されるものではない。
(本開示の生体運動測定方法の原理)
本開示では、生体表面へと照射され生体表面から反射されたレーダ信号のIQ平面での時間変化に基づいて、呼吸及び心拍等による生体表面の運動周期を測定する。
本開示の生体運動測定方法の原理を図3に示す。図3では、生体運動の測定期間において、生体は大きく揺れている。すると、生体運動の測定期間の全体において、レーダ反射信号は、IQ平面において、ランダムな軌跡上(周期運動する生体表面の効果、静止した壁及びベッド等の効果、並びに、大きく揺れる生体の効果を反映する。)を移動する。ただし、生体運動の1周期のみを見れば、レーダ反射信号は、IQ平面において、ほぼ円弧状の軌跡上(周期運動する生体表面の効果を主に反映する。)を往復する。
生体表面の膨らみ中(又はへこみ中)では、生体表面の運動速度がより速い一方で、生体表面の運動方向があまり時間変化しない。よって、レーダ信号のIQ平面での移動速度がより速い一方で、レーダ信号のIQ平面での移動方向があまり時間変化しない。
生体表面の膨らみ終わり(又はへこみ終わり)からへこみ始め(又は膨らみ始め)にかけては、生体表面の運動速度がより遅い一方で、生体表面の運動方向が大きく時間変化する。よって、レーダ信号のIQ平面での移動速度がより遅い一方で、レーダ信号のIQ平面での移動方向が大きく時間変化する。
本開示では、上記の原理を用いて、生体表面の運動周期より短い周期毎(図3に示した隣接する黒丸間)において、レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて、生体表面の運動周期を測定する。
このように、生体表面の運動周期より短い周期毎において、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡を算出するのみである。つまり、生体表面の運動周期より長い期間において、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置をIQ原点として算出するわけではない。そして、レーダ信号に対する多項式近似、高階微分及び相関処理を行うわけでもない。よって、生体運動の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、複雑な処理を必要としないで、生体表面の運動周期を容易に測定することができる。
(本開示の生体運動測定システムの構成)
本開示の生体運動測定システムの構成を図4に示す。生体運動測定システムは、レーダ装置1及び生体運動測定装置2から構成される。レーダ装置1は、レーダ送受信部11、IQ検波部12及びAD変換部13から構成される。レーダ送受信部11は、人間又は動物の生体表面へとレーダ照射信号を送信し、人間又は動物の生体表面からレーダ反射信号を受信する。IQ検波部12は、受信されたレーダ反射信号に対して、IQ検波を行う。AD変換部13は、IQ検波されたレーダ反射信号に対して、AD変換を行う。
生体運動測定装置2は、バンドパスフィルタ21、移動距離算出部22、移動方向算出部23、変化角度算出部24、生体運動測定部25、移動距離増幅部26、生体運動測定部27、重心位置算出部28、IQ変位抽出部29、I成分算出部30、Q成分算出部31、位相算出部32、振幅算出部33、生体運動測定部34〜37及び生体運動総合判定部38から構成される。生体運動測定装置2は、図5〜7に示した生体運動測定処理手順を規定する生体運動測定プログラムを格納するコンピュータである。
本開示の生体運動測定処理の手順を図5〜7に示す。図3に示した原理を利用した生体運動測定方法の概要については、図5、8〜11を用いて説明する。図3に示した原理を改良した生体運動測定方法の改良については、図6、7、12、13を用いて説明する。
(本開示の生体運動測定方法の概要)
バンドパスフィルタ21は、レーダ信号をフィルタ処理する(ステップS1)。ここで、1秒間の呼吸数は多くとも2回程度であることを考慮して、呼吸検出用の通過帯域を設定する。そして、1秒間の心拍数は多くとも3回程度であることを考慮して、心拍検出用の通過帯域を設定する。なお、レーダ信号をフィルタ処理することに代えて、レーダ信号を移動平均処理してもよく、レーダ信号を平滑化処理してもよい。
移動距離算出部22は、生体表面の運動周期より短い所定周期毎において、レーダ信号のIQ平面での移動距離を算出する(ステップS2)。例えば、移動距離算出部22は、図3に示した隣接する黒丸間において、レーダ信号のIQ平面での移動距離を算出する。
移動方向算出部23は、生体表面の運動周期より短い所定周期毎において、レーダ信号のIQ平面での移動方向を算出する(ステップS3)。例えば、移動方向算出部23は、図3に示した隣接する黒丸間において、レーダ信号のIQ平面での移動方向を算出する。
変化角度算出部24は、時間的に隣接する上記所定周期間において、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度を算出する(ステップS4)。例えば、変化角度算出部24は、図3に示した隣接する黒丸ペア間において、レーダ信号のIQ平面での移動方向のベクトル差分として、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度を算出する。
レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて、生体表面の運動周期を測定する方法として、第1の方法を説明する。
生体運動測定部25は、レーダ信号のIQ平面での移動距離の時間変化において、山(又は谷)を検出する(ステップS5)。ここで、レーダ信号のIQ平面での移動距離の時間変化の1個の山をなす期間は、生体表面の膨らみ始め(又はへこみ始め)からその次の膨らみ終わり(又はへこみ終わり)までの期間に対応する。そして、レーダ信号のIQ平面での移動距離の時間変化の1個の谷をなす期間は、生体表面の膨らみ中(へこみ中)からその次のへこみ中(膨らみ中)までの期間に対応する。
生体運動測定部25は、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度の時間変化において、谷(又は山)を検出する(ステップS6)。ここで、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度の時間変化の1個の谷をなす期間は、生体表面の膨らみ始め(又はへこみ始め)からその次の膨らみ終わり(又はへこみ終わり)までの期間に対応する。そして、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度の時間変化の1個の山をなす期間は、生体表面の膨らみ中(へこみ中)からその次のへこみ中(膨らみ中)までの期間に対応する。
生体運動測定部25は、レーダ信号のIQ平面での移動距離が2個の山(又は2個の谷)をなすとともに、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度が2個の谷(又は2個の山)をなす期間を、生体表面の運動周期として測定する(ステップS7)。
本開示の生体運動測定処理の結果を図8に示す。図8の上段では、レーダ信号のIQ平面での移動距離の時間変化を示す。図8の下段では、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度の時間変化を示す。レーダ信号のIQ平面での移動距離が2個の山をなす期間と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度が2個の谷をなす期間と、が生体表面の運動周期として対応している。なお、約10〜14秒及び約20〜24秒において、レーダ信号のIQ平面での移動距離の2個の山と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度の2個の谷と、が明確に見えておらず、生体の揺れが大きいと考えられる。
そして、約0〜2秒及び約17〜20秒において、レーダ信号のIQ平面での移動距離の2個の山が明確に見えていない。しかし、この期間において、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度の2個の谷は明確に見えている。
一方で、約24〜28秒、約28〜32秒及び約32〜35秒において、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度の2個の谷が明確に見えていない。しかし、この期間において、レーダ信号のIQ平面での移動距離の2個の山は明確に見えている。
このように、レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、を相補的に利用する。よって、生体運動の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、生体表面の運動周期をより確実に測定することができる。
レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて、生体表面の運動周期を測定する方法として、第2の方法を説明する。
移動距離増幅部26は、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度の時間変化において、谷及び山を検出する(ステップS8)。ここで、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度の時間変化の1個の谷をなす期間は、生体表面の膨らみ始め(又はへこみ始め)からその次の膨らみ終わり(又はへこみ終わり)までの期間に対応する。そして、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度の時間変化の1個の山をなす期間は、生体表面の膨らみ中(へこみ中)からその次のへこみ中(膨らみ中)までの期間に対応する。
移動距離増幅部26は、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度が谷(山)をなす期間において、レーダ信号のIQ平面での移動距離の増幅度を高く(低く)する(ステップS9)。例えば、移動距離増幅部26は、図9に示すような計算を行う:増幅後のレーダ信号のIQ平面での移動距離=増幅前のレーダ信号のIQ平面での移動距離*(3.14(rad)−レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度(rad))。
生体運動測定部27は、増幅されたレーダ信号のIQ平面での移動距離が2個の山(又は2個の谷)をなす期間を、生体表面の運動周期として測定する(ステップS10)。
本開示の生体運動測定処理の結果を図9に示す。図9では、増幅後のレーダ信号のIQ平面での移動距離の時間変化を示す。増幅後のレーダ信号のIQ平面での移動距離が2個の山をなす期間が、生体表面の運動周期として測定されている。なお、約10〜14秒及び約20〜24秒において、増幅後のレーダ信号のIQ平面での移動距離の2個の山が明確に見えておらず、生体の揺れが大きいと考えられる。
そして、約0〜2秒及び約17〜20秒において、増幅前のレーダ信号のIQ平面での移動距離の2個の山が明確に見えていない(図9の上段を参照。)。しかし、この期間において、増幅後のレーダ信号のIQ平面での移動距離の2個の山は明確に見えている。
このように、レーダ信号のIQ平面での移動距離に対して、長距離と短距離との間のコントラストを増強する。よって、生体運動の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、生体表面の運動周期をより確実に測定することができる。
本開示の生体運動測定処理の結果を図10に示す。図10の上段では、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡を示す。ここで、生体運動の測定期間において、生体はほぼ静止している。すると、生体運動の測定期間の全体において、レーダ反射信号は、IQ平面において、重心位置を中心として、ほぼ円弧状の軌跡上を往復する。
図10の下段では、増幅後のレーダ信号のIQ平面での移動距離の時間変化を示す。生体はほぼ静止しているため、増幅後のレーダ信号のIQ平面での移動距離が2個の山をなす期間が、生体表面の運動周期(前半が約4秒、後半が約6秒。)として測定されている。
本開示の生体運動測定処理の結果を図11に示す。図11の上段では、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡を示す。ここで、生体運動の測定期間において、生体は大きく揺れている。すると、生体運動の測定期間の全体において、レーダ反射信号は、IQ平面において、ランダムな軌跡上を移動する。ただし、生体運動の1周期のみを見れば、レーダ反射信号は、IQ平面において、ほぼ円弧状の軌跡上を往復する。
図11の下段では、増幅後のレーダ信号のIQ平面での移動距離の時間変化を示す。生体は大きく揺れているが、増幅後のレーダ信号のIQ平面での移動距離が2個の山をなす期間が、生体表面の運動周期(前半が約4秒、後半が約6秒。)として測定されている。
(本開示の生体運動測定方法の改良)
本開示の生体運動測定方法の改良を図12、13に示す。生体表面の膨らみ中(又はへこみ中)において、生体表面の膨らみ(又はへこみ)が一時停止することがあり得る。
図12の左欄では、生体表面の膨らみ(又はへこみ)の一時停止がないときでの、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡を示す。図3で示したように、生体表面の膨らみ中(又はへこみ中)では、レーダ信号のIQ平面での移動速度がより速い一方で、レーダ信号のIQ平面での移動方向があまり時間変化しない。反対に、生体表面の膨らみ終わり(又はへこみ終わり)からへこみ始め(又は膨らみ始め)にかけては、レーダ信号のIQ平面での移動速度がより遅い一方で、レーダ信号のIQ平面での移動方向が大きく時間変化する。
図13の左欄では、生体表面の膨らみ(又はへこみ)の一時停止があるときでの、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡を示す。図3で示したように、生体表面の膨らみ中(又はへこみ中)では、レーダ信号のIQ平面での移動速度がより速い一方で、レーダ信号のIQ平面での移動方向があまり時間変化しない。反対に、生体表面の膨らみ終わり(又はへこみ終わり)からへこみ始め(又は膨らみ始め)にかけては、そして、生体表面の膨らみ(へこみ)の一時停止においては、レーダ信号のIQ平面での移動速度がより遅い一方で、レーダ信号のIQ平面での移動方向が大きく時間変化する。
すると、生体表面の膨らみ始め(又はへこみ始め)から膨らみ(又はへこみ)の一時停止までを、生体表面の膨らみ始め(又はへこみ始め)から膨らみ終わり(又はへこみ終わり)までと誤認識することがあり得る。そして、生体表面の膨らみ(又はへこみ)の一時停止から膨らみ終わり(又はへこみ終わり)までを、生体表面の膨らみ始め(又はへこみ始め)から膨らみ終わり(又はへこみ終わり)までと誤認識することがあり得る。
そこで、このような一時停止があるときには、生体が大きく揺れない限りは、本開示の生体運動測定方法を適用することなく、図1に示した生体運動測定方法を適用する。一方で、このような一時停止がないときには、生体が大きく揺れるならば、図1に示した生体運動測定方法を適用することなく、本開示の生体運動測定方法を適用する。
重心位置算出部28は、生体表面の運動周期より長い所定期間において、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置をIQ原点として算出する(ステップS11)。IQ変位抽出部29は、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡について、IQ原点としての重心位置からの変位量を抽出する。この変位量からI成分、Q成分、位相及び振幅が算出される。
I成分算出部30は、レーダ信号のIQ平面でのI成分を算出する(ステップS12)。Q成分算出部31は、レーダ信号のIQ平面でのQ成分を算出する(ステップS13)。位相算出部32は、レーダ信号のIQ平面での位相を算出する(ステップS14)。振幅算出部33は、レーダ信号のIQ平面での振幅を算出する(ステップS15)。なお、I成分、Q成分、位相及び振幅のうち、少なくともいずれか一つを算出してもよい。
生体運動測定部34は、レーダ信号のIQ平面でのI成分に基づいて、生体表面の運動周期を測定する(ステップS16)。生体運動測定部35は、レーダ信号のIQ平面でのQ成分に基づいて、生体表面の運動周期を測定する(ステップS17)。生体運動測定部36は、レーダ信号のIQ平面での位相に基づいて、生体表面の運動周期を測定する(ステップS18)。生体運動測定部37は、レーダ信号のIQ平面での振幅に基づいて、生体表面の運動周期を測定する(ステップS19)。なお、I成分、Q成分、位相及び振幅のうち、少なくともいずれか一つに基づいて、生体表面の運動周期を測定してもよい。
生体運動総合判定部38は、レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期が、生体表面の運動周期の所定基準より長いかどうかを判定する(ステップS20)。
ここで、1秒間の呼吸数は、多くとも2回程度である。すると、図12の左欄で示したように、呼吸による生体表面の膨らみ(又はへこみ)が一時停止しないときには、ステップS7、10で測定した生体表面の運動周期は、0.5秒より長くなると考えられる。一方で、図13の左欄で示したように、呼吸による生体表面の膨らみ(又はへこみ)が一時停止するときには、ステップS7、10で測定した生体表面の運動周期は、0.5秒より短くなると考えられる。そこで、呼吸周期に対する上記所定基準を0.5秒に設定する。
そして、1秒間の心拍数は、多くとも3回程度である。すると、図12の左欄で示したように、心拍による生体表面の膨らみ(又はへこみ)が一時停止しないときには、ステップS7、10で測定した生体表面の運動周期は、0.3秒より長くなると考えられる。一方で、図13の左欄で示したように、心拍による生体表面の膨らみ(又はへこみ)が一時停止するときには、ステップS7、10で測定した生体表面の運動周期は、0.3秒より短くなると考えられる。そこで、心拍周期に対する上記所定基準を0.3秒に設定する。
以下の(1)〜(4)の場合について、生体運動総合判定部38の処理を説明する。
(1)レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期が、上記所定基準より長く(ステップS20においてYES)、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置の算出精度が、上記所定期間において低い(ステップS21においてYES)場合。
生体運動総合判定部38は、図12に示したように、レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期に対して、レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅に基づいて測定した生体表面の運動周期よりも、重み付けを大きくする(ステップS22)。
(2)レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期が、上記所定基準より長く(ステップS20においてYES)、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置の算出精度が、上記所定期間において高い(ステップS21においてNO)場合。
生体運動総合判定部38は、レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期と、レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅に基づいて測定した生体表面の運動周期と、を適切に重み付けする(ステップS23)。例えば、重み付けを半々にすればよい。
(3)レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期が、上記所定基準より短く(ステップS20においてNO)、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置の算出精度が、上記所定期間において高い(ステップS24においてYES)場合。
生体運動総合判定部38は、図13に示したように、レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅に基づいて測定した生体表面の運動周期に対して、レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期よりも、重み付けを大きくする(ステップS25)。
(4)レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期が、上記所定基準より短く(ステップS20においてNO)、レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置の算出精度が、上記所定期間において低い(ステップS24においてNO)場合。
生体運動総合判定部38は、レーダ信号のIQ平面での移動距離と、レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期と、レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅に基づいて測定した生体表面の運動周期と、をいずれも採用しない(ステップS26)。ただし、生体運動の測定期間の一部において、生体表面の運動周期を測定できなくても、生体運動の測定期間の残りにおいて、生体表面の運動周期を測定できるならば、呼吸及び心拍等の正常又は異常を判定することは可能である。
本開示の生体運動測定方法、生体運動測定プログラム及び生体運動測定装置は、呼吸及び心拍等による生体表面の運動周期の測定期間において、生体が大きく揺れるときでも、複雑な処理を必要としないで、生体表面の運動周期を容易に測定することができる。
1:レーダ装置
2:生体運動測定装置
11:レーダ送受信部
12:IQ検波部
13:AD変換部
21:バンドパスフィルタ
22:移動距離算出部
23:移動方向算出部
24:変化角度算出部
25:生体運動測定部
26:移動距離増幅部
27:生体運動測定部
28:重心位置算出部
29:IQ変位抽出部
30:I成分算出部
31:Q成分算出部
32:位相算出部
33:振幅算出部
34〜37:生体運動測定部
38:生体運動総合判定部

Claims (5)

  1. 生体表面へと照射され生体表面から反射されたレーダ信号のIQ平面での時間変化に基づいて、生体表面の運動周期を測定する生体運動測定方法であって、
    生体表面の運動周期より短い所定周期毎において、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離及び移動方向を算出し、時間的に隣接する前記所定周期間において、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度を算出するレーダ信号算出ステップと、
    前記レーダ信号のIQ平面での移動距離と、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて、生体表面の運動周期を測定する生体運動測定ステップと、
    を順に備え
    前記生体運動測定ステップでは、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離が2個の山(又は2個の谷)をなすとともに前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度が2個の谷(又は2個の山)をなす期間を、生体表面の運動周期として測定する
    ことを特徴とする生体運動測定方法。
  2. 生体表面へと照射され生体表面から反射されたレーダ信号のIQ平面での時間変化に基づいて、生体表面の運動周期を測定する生体運動測定方法であって、
    生体表面の運動周期より短い所定周期毎において、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離及び移動方向を算出し、時間的に隣接する前記所定周期間において、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度を算出するレーダ信号算出ステップと、
    前記レーダ信号のIQ平面での移動距離と、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて、生体表面の運動周期を測定する生体運動測定ステップと、
    を順に備え
    前記生体運動測定ステップでは、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度が谷をなす期間において、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離の増幅度を高くし、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度が山をなす期間において、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離の増幅度を低くし、増幅された前記レーダ信号のIQ平面での移動距離が2個の山(又は2個の谷)をなす期間を、生体表面の運動周期として測定する
    ことを特徴とする生体運動測定方法。
  3. 前記レーダ信号算出ステップでは、生体表面の運動周期より長い所定期間において、前記レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置をIQ原点として算出し、前記レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅のうちの少なくともいずれか一つを算出し、
    前記生体運動測定ステップでは、前記レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、生体表面の運動周期を測定し、
    前記レーダ信号のIQ平面での移動距離と、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期が、生体表面の運動周期の所定基準より長いほど、かつ、前記レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置の算出精度が、前記所定期間において低いほど、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離と、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期に対して、前記レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅のうちの少なくともいずれか一つに基づいて測定した生体表面の運動周期よりも、重み付けを大きくし、
    前記レーダ信号のIQ平面での移動距離と、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期が、生体表面の運動周期の所定基準より短いほど、かつ、前記レーダ信号のIQ平面での移動軌跡の重心位置の算出精度が、前記所定期間において高いほど、前記レーダ信号のI成分、Q成分、位相及び振幅のうちの少なくともいずれか一つに基づいて測定した生体表面の運動周期に対して、前記レーダ信号のIQ平面での移動距離と、前記レーダ信号のIQ平面での移動方向の変化角度と、に基づいて測定した生体表面の運動周期よりも、重み付けを大きくする
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の生体運動測定方法。
  4. 請求項1からのいずれかに記載の生体運動測定方法の前記レーダ信号算出ステップ及び前記生体運動測定ステップをコンピュータに順に実行させる生体運動測定プログラム。
  5. 請求項に記載の生体運動測定プログラムを格納し、前記レーダ信号算出ステップ及び前記生体運動測定ステップを順に実行することを特徴とする生体運動測定装置。
JP2017175175A 2017-09-12 2017-09-12 生体運動測定方法、生体運動測定プログラム及び生体運動測定装置 Active JP6955406B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017175175A JP6955406B2 (ja) 2017-09-12 2017-09-12 生体運動測定方法、生体運動測定プログラム及び生体運動測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017175175A JP6955406B2 (ja) 2017-09-12 2017-09-12 生体運動測定方法、生体運動測定プログラム及び生体運動測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019050859A JP2019050859A (ja) 2019-04-04
JP6955406B2 true JP6955406B2 (ja) 2021-10-27

Family

ID=66013195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017175175A Active JP6955406B2 (ja) 2017-09-12 2017-09-12 生体運動測定方法、生体運動測定プログラム及び生体運動測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6955406B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7423903B2 (ja) 2019-04-25 2024-01-30 株式会社ソシオネクスト レーダ装置の制御方法及びレーダ装置
JP7459404B1 (ja) * 2022-08-23 2024-04-01 三菱電機株式会社 バイタル測定装置およびバイタル測定方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8814805B2 (en) * 2007-12-07 2014-08-26 University Of Florida Research Foundation, Inc. Complex signal demodulation and angular demodulation for non-contact vital sign detection
JP5409148B2 (ja) * 2009-07-10 2014-02-05 三菱電機株式会社 生体状態取得装置、生体状態取得プログラム、生体状態取得装置を備えた機器及び空気調和機
JP5974512B2 (ja) * 2012-02-01 2016-08-23 沖電気工業株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2015097638A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社ユーシン 生体情報測定方法
JP6465827B2 (ja) * 2016-03-23 2019-02-06 三菱電機株式会社 生体状態取得装置、生体状態取得プログラム、生体状態取得装置を備えた機器及び空調機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019050859A (ja) 2019-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3334337B1 (en) Monitoring of sleep phenomena
WO2019152212A1 (en) Detecting respiration rate
JP6955406B2 (ja) 生体運動測定方法、生体運動測定プログラム及び生体運動測定装置
EP3048972B1 (en) Processing apparatus, processing method and system for processing a physiological signal
US7766841B2 (en) Sleep diagnosis device
CN106572814B (zh) 用于对用户活动进行分类和/或对用户步数进行计数的设备和方法
FI121453B (fi) Sydämen syketaajuuden havaitseminen
FI2840962T3 (fi) Laite ja tietokoneohjelma eteisvärinää indikoivan signaalin tuottamiseksi
US20180064361A1 (en) R-r interval measurement using multi-rate ecg processing
WO2017118127A1 (zh) 一种心跳信号处理方法、装置和系统
US11020049B2 (en) Method and device for detecting OSAHS
US9986951B1 (en) Low-distortion ECG denoising
JP2008520384A (ja) 限られたプロセッサ資源で呼吸数を実時間判定するための方法及びシステム
JP2018516616A5 (ja)
JP6127602B2 (ja) 状態認識装置、状態認識方法及びコンピュータプログラム
JP5672604B2 (ja) 身体情報測定装置及び身体情報測定プログラム
JP5578515B2 (ja) 生体情報処理プログラム、生体情報処理装置、生体情報処理方法および生体情報処理システム
CN104173030A (zh) 一种抗波形变化干扰的脉搏波起始点实时检测方法及其应用
JP2013172899A (ja) 覚醒度推定装置
JP6187589B2 (ja) 体幹筋収縮検出装置
CN105962945A (zh) 一种计算步频的方法与装置以及包含该装置的可穿戴设备
JP5974512B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP6963293B2 (ja) 心拍・呼吸計測システム及び心拍・呼吸計測方法
US20170020446A1 (en) Systems, methods and apparatuses for monitoring hypoxia events
JP5659644B2 (ja) 情報処理方法,情報処理システム,情報処理装置,情報処理用プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6955406

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150