JP6953168B2 - Airplane type weight for throwing fishing - Google Patents
Airplane type weight for throwing fishing Download PDFInfo
- Publication number
- JP6953168B2 JP6953168B2 JP2017082428A JP2017082428A JP6953168B2 JP 6953168 B2 JP6953168 B2 JP 6953168B2 JP 2017082428 A JP2017082428 A JP 2017082428A JP 2017082428 A JP2017082428 A JP 2017082428A JP 6953168 B2 JP6953168 B2 JP 6953168B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- wing
- fuselage
- mounting position
- position adjusting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
本発明は、投げ釣り用錘に関するものであり、特に、道糸の先端近傍に天秤を介して取り付けられる飛行機型の錘に関するものである。 The present invention relates to a weight for throwing fishing, and more particularly to an airplane-shaped weight attached to the vicinity of the tip of a road thread via a balance.
従来から、投げ釣り用の錘として紡錘型の錘が広く知られている。投げ釣り用錘の第一の目的は遠投であり、錘を付けた仕掛けをより遠く、かつ、狙った地点にできるだけ正確に着水させることが、釣果をより向上させることができる。従来の紡錘型の錘を遠投するためには、単純には、錘の重量を重くすればよい。しかしながら、投げ釣りでは、人手で錘(仕掛け)を投げるので、錘が重すぎると、投げるたびに相当の労力が必要であり、そもそも、極端に重い錘は、遠くまで投げることができない。また、錘が重くなれば、アタリの感度が悪くなる虞がある。このため、近年では、錘に翼を取り付けて、翼に発生する揚力を利用して、従来の紡錘型の錘より遠くへ飛ばすことができる翼付きの錘が提案されている。 Conventionally, a spindle-shaped weight has been widely known as a weight for throwing fishing. The primary purpose of the weight for throwing fishing is long-distance casting, and it is possible to further improve the fishing result by landing the device with the weight farther and as accurately as possible at the target point. In order to cast a conventional spindle-shaped weight over a long distance, the weight of the weight may simply be increased. However, in throwing fishing, a weight (device) is thrown manually, so if the weight is too heavy, considerable effort is required each time it is thrown, and in the first place, an extremely heavy weight cannot be thrown far. Further, if the weight becomes heavy, the sensitivity of Atari may deteriorate. For this reason, in recent years, a weight with a wing has been proposed in which a wing is attached to the weight and the lift generated in the wing can be used to fly the weight farther than the conventional spindle-shaped weight.
また、投げ釣りにおいては、仕掛けが絡まないように天秤を用いることが一般的である。天秤には、L字型天秤、ジェット天秤、スパイク天秤等があるが、この中では、L字型天秤が、遠投性に優れ、仕掛けが絡みにくいことが知られている。L字型天秤は、例えば、水平軸と垂直軸とを備えたいわゆるL字型に形成された天秤であって、錘(仕掛け)の飛行中、水平軸が錘(仕掛け)の飛行線に沿い、垂直軸が、この飛行線に直交するように、水平軸と垂直軸との連結点が錘に固着されたものが知られている。 Also, in throwing fishing, it is common to use a balance so that the gimmicks do not get entangled. The balance includes an L-shaped balance, a jet balance, a spike balance, and the like. Among them, the L-shaped balance is known to have excellent long-distance castability and to prevent entanglement of gimmicks. The L-shaped balance is, for example, a balance formed in a so-called L-shape having a horizontal axis and a vertical axis, and the horizontal axis follows the flight line of the weight (device) during the flight of the weight (device). , It is known that the connection point between the horizontal axis and the vertical axis is fixed to the weight so that the vertical axis is orthogonal to this flight line.
以下、従来提案されている投げ釣り用の錘であって、翼を備えた構成のものを示す。
特許文献1には、「(イ)針金の部分が長くて投げづらかった。(ロ)おもりと針金の組合せのため、飛行中の空気抵抗が大きかった。(ハ)おもり回収時の浮力が弱く、根掛かりしやすかった。(ニ)釣人とハリの間に針金が介在し、釣り糸が直線に繋がらずアタリが判りにくかった」(段落「0003」参照。)という「欠点」を解決することを目的とした「中空パイプ(1)の片方を中通しおもり(2)の中に貫設し、中空パイプ(1)のもう一方に尾翼(3)を3枚あるいは4枚、中空パイプ(1)を中心に放射状に設けたことを特徴とする、つり用の尾翼付き遊動投げおもり」(「請求項1」参照。)という発明が記載されている。また、特許文献1には、発明の効果として「サイズがコンパクトなため投げ易く、かつ、尾翼の効果で飛行時の空気抵抗が少なくなり飛距離が伸びる。さらに、おもり回収時には尾翼に水の揚力が働き、素早く浮上する。また、道糸と仕掛けが直結しているためアタリが判り易い」(段落「0006」参照。)と記載されている。
Hereinafter, a weight for throwing fishing that has been conventionally proposed and having a wing configuration will be shown.
また、特許文献2には、「遠投する際に距離を稼げる上、方向性もよく、海面に着水してから、手元に引き寄せるまで視認するのが容易で、かつ魚信を察知可能なサヨリ釣用遠投浮き及びサヨリ釣用遠投仕掛けを提供すること」(段落「0004」参照。)を目的とした「両端が次第に細くなった円柱体に複葉の翼が軸支されたサヨリ釣用遠投浮きであって、前記円柱体は、海水よりも比重が小さい浮力生成部と海水よりも比重が大きい錘力生成部とを有し、前記翼は、前記浮力生成部の端から所定長突出した軸に回転自在、かつ移動自在に軸支されたことを特徴とするサヨリ釣用遠投浮き」(段落「請求項1」参照。)という考案が記載され、また、特許文献2には、考案の効果として「投げ竿により遠くまで投げることができるうえ、海水に着水したときに翼を上に向けて浮遊するので、遠方からでも視認することができる。また、ハリスを海面下数十センチの範囲内に配置することができるので、岸辺から遠く離れた海面近傍を回遊する大型のサヨリを釣ることができる」(段落「0007」参照。)と記載されている。
In addition,
しかしながら、特許文献1に記載の発明の「つり用の尾翼付き遊動投げおもり」は、紡錘形状の「中通しおもり(2)」の後端部に「尾翼(3)」を付けた構成であるので、揚力の効果がそれほど期待できず、従来の紡錘型の錘よりは「飛距離が伸び」たとしても、飛行軌跡は自然放物線(いわゆる、「山なり」)に近い軌跡を描くものと推量され、したがって、飛行ロスがあるものと思われる。また、特許文献1の図2の構成では、「糸止め(4)」が「中通しおもり(2)」の先端部直近にあるので、飛行中に「仕掛け(5)」が、「中通しおもり(2)」、「尾翼(3)」、「道糸(8)」に絡む虞がある。特許文献1の図3に記載の構成でも同様である。
However, the "floating throw weight with tail wing" of the invention described in
また、特許文献2の図10には、「サヨリ釣用遠投浮き1」の飛行軌跡が、直線的であるように記載されているけれども、「サヨリ釣用遠投浮き1」は、「円柱体2」の後端部に「プロペラ4」を「軸3」で連結した構成であるので、「プロペラ4」の揚力の効果がそれほど期待できず、特許文献1と同様に、実際の飛行軌跡は自然放物線(いわゆる、「山なり」)に近い軌跡を描くものと推量され、したがって、飛行ロスがあるものと思われる。
Further, although FIG. 10 of
さらに、特許文献1に記載の発明には、「中通しおもり2」、「尾翼3」の取付け位置を調節する構成が設けられておらず、また、特許文献2に記載の考案には、「プロペラ4」、「錘力生成部6」の取付け位置を調節する構成が設けられていない。このため、特許文献1記載の発明および特許文献2記載の考案は、同一の胴体部で錘の重さを変えると飛距離に大きなバラツキを生じてしまう。
Further, the invention described in
そこで、本発明は、投げ釣りの際に、飛行軌跡の直線部分を多くして飛行ロスを低減し、飛距離を延ばすことができる投げ釣り用飛行機型錘を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide an airplane-type weight for throwing fishing capable of increasing the number of straight portions of the flight trajectory to reduce flight loss and extend the flight distance during throwing fishing.
また、本発明は、錘の重量を軽減し、投げ釣りの際に労力を要せず簡単に遠投できる投げ釣り用飛行機型錘を提供することを目的とする。 Another object of the present invention is to provide an airplane-type weight for throwing fishing, which reduces the weight of the weight and allows easy long-distance casting without requiring labor during throwing fishing.
また、本発明は、左翼部取付け位置調節用の構成と、右翼部取付け位置調節用の構成と、垂直翼部取付け位置調節用の構成とが形成された胴体部を備えた投げ釣り用飛行機型錘を提供することを目的とする。 Further, the present invention is an airplane type for throwing fishing provided with a fuselage portion in which a configuration for adjusting the mounting position of the left wing portion, a configuration for adjusting the mounting position of the right wing portion, and a configuration for adjusting the mounting position of the vertical wing portion are formed. The purpose is to provide a weight.
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、長手形状の胴体部と、該胴体部の左右に長手方向に沿って取付けられた左翼部及び右翼部と、前記胴体部の上部に長手方向に沿って垂直に取付けられた垂直翼部と、前記胴体部の下部に鉛直方向に取り付けられた錘部と、前記胴体後端部に取付けられた天秤連結部とを備えた投げ釣り用飛行機型錘であって、前記胴体部には、左翼部取付け位置調節溝と、右翼部取付け位置調節溝と、垂直翼部取付け位置調節溝と、錘部取付け溝とが形成され、前記左翼部は、前記左翼部取付け位置調節溝に取付け位置を調節された状態で固定して取付けられ、前記右翼部は、前記右翼部取付け位置調節溝に取付け位置を調節された状態で固定して取付けられ、前記左翼部及び右翼部の取付け位置は、前記胴体部の中心軸線よりもより上方であり、前記垂直翼部は、前記垂直翼部取付位置調節溝に固定して取付けられ、前記錘部は、前記胴体部の下面前方に形成された前記錘部取付け溝に取付けられ、重心位置が、前記胴体部の中心軸線よりも下方であって、かつ、前記胴体部の全長の半分の位置よりも胴体先端部側に設けられていることを特徴とする。
In order to achieve the above object, the invention according to
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の投げ釣り用飛行機型錘であって、前記左翼部取付け位置調節溝は、前記胴体部の左側面に形成され、前記左翼部取付け位置調節溝の長さは、前記左翼部の翼根弦長よりも長く形成され、前記右翼部取付け位置調節溝は、前記胴体部の右側面に形成され、前記右翼部取付け位置調節溝の長さは、前記右翼部の翼根弦長よりも長く形成されていることを特徴とする。
The invention of
本発明の投げ釣り用飛行機型錘によれば、投げ釣りの際に、飛行軌跡の直線部分を多くして飛行ロスを低減し、従来の投げ釣り用錘に比べ、飛距離を大幅に延ばすことができるという顕著な効果を奏する。 According to the airplane-type weight for throwing fishing of the present invention, during throwing fishing, the straight portion of the flight trajectory is increased to reduce the flight loss, and the flight distance is significantly extended as compared with the conventional weight for throwing fishing. It has a remarkable effect of being able to.
また、本発明の投げ釣り用飛行機型錘によれば、従来の投げ釣り用錘に比べて錘の重量を軽減することができるので、投げ釣りの際に労力を要せず簡単に遠投できるという顕著な効果を奏する。 Further, according to the airplane-type weight for throwing fishing of the present invention, the weight of the weight can be reduced as compared with the conventional weight for throwing fishing, so that it is possible to easily cast a long distance without requiring labor during throwing fishing. It has a remarkable effect.
また、本発明の投げ釣り用飛行機型錘によれば、左翼部、右翼部、垂直翼部を取付ける位置を調節して構成することができるので、同一の胴体部で装着する錘の重さを変えても翼の位置を調節して取付けることができ、飛距離のバラツキを低減することができる。したがって、ユーザーの体力に応じて、飛距離を落とさずに錘の重さを変えて作成可能な釣り用飛行機型錘を提供することできるという顕著な効果を奏する。 Further, according to the airplane-type weight for throwing fishing of the present invention, the positions where the left wing portion, the right wing portion, and the vertical wing portion are attached can be adjusted to form the weight. Even if it is changed, the position of the wing can be adjusted and attached, and the variation in flight distance can be reduced. Therefore, it is possible to provide a fishing airplane type weight that can be created by changing the weight of the weight according to the physical strength of the user without reducing the flight distance, which is a remarkable effect.
以下、好適な実施形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施形態は本発明を具現化した例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。 Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to preferred embodiments. However, the following embodiments are merely examples that embody the present invention, and the present invention is not limited thereto.
(実施形態)
本発明の一実施形態におけるに投げ釣り用飛行機型錘1について、図1〜図10を参照しながら説明する。図1は、投げ釣り用飛行機型錘1の全体斜視図である、図2は、投げ釣り用飛行機型錘1の正面図であり、図3は、投げ釣り用飛行機型錘1の背面図であり、図4は、投げ釣り用飛行機型錘1の右側面図であり、図5は、投げ釣り用飛行機型錘1の平面図であり、図6は、投げ釣り用飛行機型錘1の底面図であり、図7は、投げ釣り用飛行機型錘1の胴体部2を説明する図であり、図8は、投げ釣り用飛行機型錘1の錘部6を説明する図であり、図9は、投げ釣り用飛行機型錘1の重心位置を説明する図であり、図10は、投げ釣り用飛行機型錘1の飛行状態を説明する図である。図7において、図7(a)は、胴体部2の右側面図、図7(b)は、胴体部2の中心線CLに沿った縦断面図、図7(c)は、胴体部2の最大径部2bの横断面図である。図8において、図8(a)は、錘部6の正面図、図8(b)は、錘部6の右側面図である。
(Embodiment)
An airplane-
本発明の投げ釣り用飛行機型錘1は、特に図1に示されるように、いわゆる飛行機型の構成をなしており、長手形状の胴体部2と、胴体部2の左右に長手方向に沿って取付けられた左翼部3および右翼部4、胴体部2の上部に長手方向に沿って垂直に取付けられた垂直翼部5と、胴体部2の下部に鉛直方向に取付けられた錘部6と、胴体後端部2cに取付けられた天秤連結部7とを備えている。
As shown in FIG. 1, the airplane-shaped
発明を分かりやすくするために、図7(a)に示すように、胴体部2は、例えばプラスチックのような合成樹脂製で形成された側面視矩形の円柱状部材8を削成して形成されているものとする。胴体部2を削成する前の円柱状部材8の中心軸線をCLとする。中心軸線CLは、円柱状部材8の中心を通る軸線であり、円柱状部材8の側面から等距離mにある。胴体先端部2aは、この中心軸線CLよりも上側に位置するように形成されている。胴体部2は、前部と後部とが流線型を呈するように形成されている。前部を流線型にするのは、キャスティング時の投げ釣り用飛行機型錘1の飛行中の空気抵抗を小さくするためである。後部を流線型にするのは、サーフトロールのリトリーブ時に、投げ釣り用飛行機型錘1の空気抵抗を小さくし、かつ、水面を跳ねやすくするためである。胴体部2は、長手方向中心C2より後方に円柱状部材8と同径の最大径部2bが形成され、最大径部2bから胴体先端部2aに近づくにつれて徐々に縮径され、また、最大径部2bから胴体後端部2cに近づくにつれて徐々に縮径されて形成されている。なお、最大径部2bから胴体後端部2cに近づくにつれて、一定区間は最大径部2bと同径で、その後徐々に縮径され、また、最大径部2bから胴体後端部2cに近づくにつれて、一定区間は最大径部と同径で、その後徐々に縮径されて形成された構成でもよい。
In order to make the invention easy to understand, as shown in FIG. 7A, the
胴体部2の左側面には、胴体先端部2a近傍から胴体後端部2cまで中心軸線CLに対して平行に、所定深さの左翼部取付け位置調節溝3aが形成され、胴体部2の右側面には、胴体先端部2a近傍から胴体後端部2cまで中心軸線CLに対して平行に、所定深さの右翼部取付け位置調節溝4aが形成されている。左翼部取付け位置調節溝3aの溝長さは、左翼部3の翼根弦長よりも長く形成され、右翼部取付け位置調節溝4aの溝長さは、右翼部4の翼根弦長よりも長く形成されているので、左翼部3、右翼部4を、それぞれ、左翼部取付け位置調節溝3a、右翼部取付け位置調節溝4aに取り付ける際に、錘部6の重さに応じて、取付け位置を前後に調節して取り付けることができるように構成されている。
On the left side surface of the
胴体部2の上部には、胴体先端部2a近傍から胴体後端部2cまで、所定深さの垂直翼部取付け位置調節部5aが形成されている。垂直翼部取付け位置調節部5aの溝長さは、垂直翼部5の翼根弦長よりも長く形成されているので、垂直翼部5を、垂直翼部取付け位置調節溝5aに取り付ける際に、錘部6の重さに応じて、取付け位置を前後に調節して取り付けることができるように構成されている。
A vertical wing attachment
胴体部2の下部には、胴体先端部2a近傍から胴体部2の略中央部まで、所定深さの錘部取付け溝6aが形成されている。錘部取付け溝6aの溝長さは、錘部6が取付け可能な長さに形成されている。また、錘部取付け溝6aの溝深さは、前方が深く、後方にいくにしたがって浅くなるように形成されている。これは、錘部6を錘部取付け溝6aに取付けた際に、投げ釣り用飛行機型錘1の重心が、前方に位置するようにするためである。
なお、錘部取付け溝6aの溝長さを、錘部6の錘取付け部6bよりも長く形成し、錘部6を錘部取付け溝6aに取り付ける際に、投げ釣り用飛行機型錘1の重心位置を調節するために、錘部6の取付け位置を前後に調節して取り付けることができるように構成してもよい。このような構成にするときは、「錘部取付け溝6a」を、「錘部取付け位置調節溝6a」と表現してよい。
A weight
The groove length of the weight
胴体後端部2cには、投げ釣り時に天秤が連結される天秤連結部7が取付けられている。本発明においては、天秤連結部7には、垂直アームと水平アームとの交点部に回転部を備えた半誘導式のL字型天秤を連結することが好ましい。これは、キャスティング時に、仕掛けが絡まないようにするためと、L字型天秤が回転した際に、投げ釣り用飛行機型錘1が連動して回転しないようにするためである。回転部を有しないL字型天秤を使用する場合は、L字型天秤と天秤連結部7との間に「より戻し」(「スイベル」、または、「サルカン」ともいう。)を介在させてもよい。これにより、飛行中に、連結された天秤が回転しても、投げ釣り用飛行機型錘1は、安定した飛行姿勢を維持し、飛距離を向上することができる。
なお、天秤連結部7との間に回転部を有しない半誘導式のL字型天秤であっても、従来技術よりは飛距離は増加する。また、胴体部2は、合成樹脂製の円柱状部材8を切削して、所定の形状に形成することを説明したが、削成技術代えて、周知の樹脂成形技術を用いて、上述した形状に成形することもできる。
A
Even if the semi-inductive L-shaped balance does not have a rotating portion between the
胴体部2の左右側面には、胴体先端部2a近傍から胴体後端部2c近傍にかけて左翼部3と右翼部4とが、中心軸線CLを基準にして左右対称に取付けられている。左翼部3と右翼部4の取付け位置は、胴体部2の中心軸線CLより上方であり、左翼部3と右翼部4は、胴体部2に水平、または、上反角を設けて取付けられてもよいし、翼端部のみを上方に反らせるように形成してもよい。左翼部3および右翼部4の平面形状は、翼根から翼端に向けて曲線を描いて先細りになるように形成され、一般的な航空機の三角翼(デルタ翼)の前縁、および、後縁を変形改良し、同一方向に湾曲させた形状をなしている。前縁後退角は、後縁後退角よりも大きくなるように形成されている。つまり、無尾翼機の形式であり、水平尾翼は設けられていない。また、本実施形態の左翼部3および右翼部4は、加工性を向上させるために、前縁から後縁までの翼厚が均一である合成樹脂製の平板を加工して形成されている。つまり、キャンバーが「0」の翼型(翼の断面形状)をなす対称翼である。左翼部3および右翼部4は、投げ釣り用飛行機型錘1の重心位置を考慮して、それぞれの翼根が、左翼部取付け位置調節溝3a、右翼部取付け位置調節溝4aの適切な位置に埋設されて接着剤等で固定される。左翼部3および右翼部4を胴体部2に装着することで、キャスティング時の投げ釣り用飛行機型錘1の飛行中に十分な揚力を得ることができ、飛距離を向上することができる。
なお、加工が複雑にはなるが、一般的な飛行機の翼に見られるように、前縁が丸く、後縁が尖形であり、翼型に膨らみを持たせ、翼弦線の前縁から約1/3程度の位置に最大キャンバーを有するように加工された翼を設けてもよい。
On the left and right side surfaces of the
Although the processing is complicated, as seen in the wing of a general airplane, the leading edge is round, the trailing edge is pointed, the airfoil has a bulge, and from the leading edge of the chord line. A wing processed so as to have a maximum camber may be provided at a position of about 1/3.
胴体部2の中心軸線CL上の上面には、胴体先端部2a近傍から胴体後端部2c近傍にかけて、垂直翼部5が取付けられている。垂直翼部5の側面形状は、前述した左翼部3および右翼部4の平面形状と同様に、翼根から翼端に向けて曲線を描いて先細りになるように形成されており、一般的な航空機の三角翼(デルタ翼)の前縁、および、後縁を同一方向に湾曲させた形状をなしている。また、垂直翼部5は、加工性を向上させるために、前縁から後縁までの翼厚が均一である合成樹脂製の平板を加工して形成され、大きさ(翼面積)は、左翼部3および右翼部4よりも小さく形成されている。また、垂直翼部5は、投げ釣り用飛行機型錘1の重心位置を考慮して、翼根が、垂直翼部取付け位置調節溝5aの適切な位置に埋設されて固定される。垂直翼部5の前縁は、左翼部3および右翼部4の前縁よりも後方に位置するように取付けられている。垂直翼部5を胴体部2に装着することで、投げ釣り用飛行機型錘1の飛行中の直進性を向上することができる。
A
なお、左翼部取付け位置調節溝3a、右翼部取付け位置調節溝4a、垂直翼部取付け位置調節溝5aの、左翼部3、右翼部4、垂直翼部5が取付けられた後の余剰部分には、合成樹脂を充填して溝を埋めてもよい。
In addition, in the surplus portion of the left wing portion mounting
図8に錘部6の説明図を示す。図8(a)は、錘部6の正面図、図8(b)は、錘部6の右側面図である。錘部6は、中心部よりも前方が錘部6の重心になるように、側面形状が略半円形の鉛板を、前部に最大径が形成されるように変形された形状をなして形成されている。キャスティング時の飛行中の空気抵抗を小さくするように、錘部6の左側面6cおよび右側面6dは平坦に加工されており、錘部6の周縁部の内、少なくとも上側を除く周縁部は、丸みを付けて加工されている。錘部6の上側周縁部は、錘部取付け溝6aに取付け可能な錘取付け部6bとして形成されている。
FIG. 8 shows an explanatory view of the
本実施形態の投げ釣り用飛行機型錘1は、胴体部2の下面前方に錘部6を装着することで、重心G1が、胴体部2の長手方向の中心C2(つまり、胴体部2の全長FLの半分HFLの位置。)よりも前方で、かつ、中心軸線CLよりも下方に位置している(図7(a)参照。)。このため、図9に示すように、投げ釣り用飛行機型錘1を鉛直方向に吊り下げた状態では、中心軸線CLが鉛直線VLに対して錘部6と逆側に角度αを有する姿勢で静止する。図7(a)について言えば、錘部6の重さが重いほど、重心G1は、胴体部2の前方、かつ、下方に移動し、図9において、角度αが大きくなる。なお、図9では、天秤連結部7に、紐(L字型天秤でも可)を結びつけて、投げ釣り用飛行機型錘1を鉛直方向に吊り下げているが、紐の部分は図示していない。
このように重心G1の位置を、胴体部2の長手方向の中心C2よりも前方で、かつ、中心軸線CLよりも下方に設定することで、左翼部3および右翼部4に発生する揚力と重力とのバランスが最適化され、失速せずに、直線的に滑空する期間を延ばし(つまり、飛行軌跡の直線部分を延ばし)、飛距離を大幅に向上することができる。
In the airplane-
By setting the position of the center of gravity G1 in front of the center C2 in the longitudinal direction of the
本実施形態の投げ釣り用飛行機型錘1の、各部の寸法・重量等の具体例の主なものを示す。胴体部2の全長FLは、130mmであり、最大径部2aの外径は18.5mmである。左翼部3および右翼部4は、それぞれ、翼厚が0.8mmであり、翼根弦長は95mであり、胴体部2を除いた翼幅は、140mmである。垂直翼部5は、翼厚が0.8mmであり、翼根弦長は90mmであり、翼高さは45mmである。左翼部取付け位置調節溝3a、右翼部取付け位置調節溝4a、垂直翼部取付け位置調節溝5aは、それぞれの溝長は、120mmであり、左翼部3、右翼部4、垂直翼部5が、それぞれ、独立して、前後方向に胴体部2への取付け位置を調節することができる構成に形成されている。左翼部取付け位置調節溝3a、右翼部取付け位置調節溝4a、垂直翼部取付け位置調節溝5aの先端部は、胴体先端部2aから10mmの位置に形成され、左翼部3、右翼部4の先端部は、胴体先端部2aから25mmの位置に形成され、垂直翼部5の先端部は、胴体先端部2aから30mmの位置に形成されている。錘部6の上側周縁部である錘取付け部6bの長さは55mmであり、胴体部2の下面には、錘取付け部6bが装着できる長さの錘取り付け溝6aが形成されている。胴体部2の重量は、26gであり、錘部の重量は52.5gであり、左右翼部3,4と垂直翼部5の合計重量は、11gである。本実施形態の投げ釣り用飛行機型錘1では、この錘部6を胴体部2に装着した後、上記の部品構成で最長飛距離を飛ばせるように、上述したように左翼部3、右翼部4、垂直部5の胴体部2への取付け位置を調節して取り付けている。なお、さらに、錘部6の胴体部2への取付け位置を調節して取り付け可能な構成にしてもよい。
The main specific examples of the dimensions, weight, etc. of each part of the airplane-
本願発明では、同一の胴体部2を用いて、ユーザの体力に合わせて錘部6の重量を変えて取り付けることができる。錘部6の重量を可変するには、錘部6を形成する鉛板の厚さを可変することで実現できる。そして、錘部6の重量に応じて、左翼部3および右翼部4の胴体部2への取付け位置を調節することで、錘部6の重量の変動に対応して、飛距離を維持することができる。例えば、錘部6の重量を重くするときは、左翼部3および右翼部4を、胴体先端部2aに近づける方に調節して取付け、錘部6の重量を軽くするときは、左翼部3および右翼部4を胴体先端部2aから遠ざかる方向に調節して取り付ければよい。
In the present invention, the
本実施形態の投げ釣り用飛行機型錘1のキャスティング時の飛行状態について、説明する。従来の一般的な錘を用いたキャスティングでは、錘を一定の仰角を付けて投げる必要があり、錘は山なりの飛行軌跡を描いて飛行し、飛行ロスが大きく飛距離がでなかった。また、上記特許文献2の技術では、飛距離は100m〜130mである。図10は、竿30に、半誘導式のL字型天秤(不図示)を介して道糸60が連結された投げ釣り用飛行機型錘1を、陸地40から、海50に向かってキャスティングしたときの、投げ釣り用飛行機型錘1の飛行状態を示している。符号Dは、直線的な飛行軌跡を示している。図10に示すように、投げだし時の角度は、ほぼ水平であり、飛行姿勢が水平状態で直線的に滑空して、飛距離150m以上を実現することができた。従来技術に比べ、同じ力で飛距離を延ばすことができるので、従来技術と同じ飛距離であれば、少ない力で投げることができ、ユーザーの体力消耗を軽減することができる。また、釣り場において周囲の釣り人よりも遠くへ仕掛けを飛ばすことで、釣果の向上が期待できる。
The flight state at the time of casting of the airplane-
なお、本願出願人は、全長が120mm〜150mmの胴体部2について、適宜、錘部6の重量と、左翼部3および右翼部4の取付け位置とを調節して、投げ釣り用飛行機型錘1を構成し、実際にキャスティングを行い、飛距離150m以上を確認した。
The applicant of the present application adjusts the weight of the
本実施形態の投げ釣り用飛行機型錘1によれば、重心G1が、胴体部2の全長FLの半分HFLの位置よりも胴体先端部2a側に設けられているので、サーフトロールのリトリーブ時に、リールで引く際には、胴体後端部2cが水面から浮き上がった状態になり、また、胴体部2の後部が流線型に形成されているので、空気抵抗が小さくなり、かつ、水面を跳ねるときの水圧も小さくなるので、リールを操作する力が少なくてすむ。また、投げ釣り用飛行機型錘1が、水面を跳ねることで、魚の注意を引き、食いつきがよくなり、釣果の向上が期待できる。
According to the airplane-
1 投げ釣り用飛行機型錘
2 胴体部
2a 胴体先端部
2b 最大径部
2c 胴体後端部
3 左翼部
3a 左翼部取付け位置調節溝
4 右翼部
4a 右翼部取付け位置調節溝
5 垂直翼部
5a 垂直翼部取付け位置調節溝
6 錘部
6a 錘部取付け溝
6b 錘取付け部(上側周縁部)
7 天秤連結部
8 円柱状部材
30 竿
40 陸地
50 海
60 道糸
C2 胴体部の中心
CL 胴体部の中心軸線
D 飛行軌跡
G1 投げ釣り用飛行機型錘の重心
α 角度
1 Airplane-shaped weight for throwing
7 Balance connection part 8
Claims (2)
前記胴体部には、左翼部取付け位置調節溝と、右翼部取付け位置調節溝と、垂直翼部取付け位置調節溝と、錘部取付け溝とが形成され、
前記左翼部は、前記左翼部取付け位置調節溝に取付け位置を調節された状態で固定して取付けられ、
前記右翼部は、前記右翼部取付け位置調節溝に取付け位置を調節された状態で固定して取付けられ、
前記左翼部及び右翼部の取付け位置は、前記胴体部の中心軸線よりもより上方であり、
前記垂直翼部は、前記垂直翼部取付位置調節溝に固定して取付けられ、
前記錘部は、前記胴体部の下面前方に形成された前記錘部取付け溝に取付けられ、
重心位置が、前記胴体部の中心軸線よりも下方であって、かつ、前記胴体部の全長の半分の位置よりも胴体先端部側に設けられている
ことを特徴とする投げ釣り用飛行機型錘。 A longitudinal fuselage portion, left and right wing portions attached to the left and right sides of the fuselage portion along the longitudinal direction, vertical wing portions vertically attached to the upper part of the fuselage portion along the longitudinal direction, and the above. An airplane-type weight for throwing fishing having a weight portion vertically attached to the lower part of the fuselage portion and a balance connecting portion attached to the rear end portion of the fuselage portion.
The fuselage portion is formed with a left wing portion mounting position adjusting groove, a right wing portion mounting position adjusting groove, a vertical wing portion mounting position adjusting groove, and a weight portion mounting groove.
The left part is mounted and fixed in a state where the mounting position is adjusted prior Symbol left part mounting position adjusting groove,
The right wing portion is fixedly attached to the right wing portion mounting position adjusting groove in a state where the mounting position is adjusted.
The mounting positions of the left wing and the right wing are above the central axis of the fuselage.
The vertical wing portion is fixedly mounted in the vertical wing portion mounting position adjusting groove, and is mounted.
The weight portion is attached to the weight portion mounting groove formed in front of the lower surface of the body portion.
The position of the center of gravity is below the central axis of the body portion, and the position of the center of gravity is provided closer to the tip end portion of the body portion than the position of half of the total length of the body portion. For airplane type weight.
前記右翼部取付け位置調節溝は、前記胴体部の右側面に形成され、前記右翼部取付け位置調節溝の長さは、前記右翼部の翼根弦長よりも長く形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の投げ釣り用飛行機型錘。
The left wing mounting position adjusting groove is formed on the left side surface of the fuselage, and the length of the left wing mounting position adjusting groove is formed longer than the root chord length of the left wing.
The right wing mounting position adjusting groove is formed on the right side surface of the fuselage, and the length of the right wing mounting position adjusting groove is longer than the root chord length of the right wing. The airplane-shaped weight for throwing fishing according to claim 1.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017082428A JP6953168B2 (en) | 2017-04-18 | 2017-04-18 | Airplane type weight for throwing fishing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017082428A JP6953168B2 (en) | 2017-04-18 | 2017-04-18 | Airplane type weight for throwing fishing |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018174855A JP2018174855A (en) | 2018-11-15 |
JP6953168B2 true JP6953168B2 (en) | 2021-10-27 |
Family
ID=64279965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017082428A Active JP6953168B2 (en) | 2017-04-18 | 2017-04-18 | Airplane type weight for throwing fishing |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6953168B2 (en) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6079497U (en) * | 1983-11-08 | 1985-06-03 | 山本 一郎 | Flying object of projectile launching toy |
JP3209548U (en) * | 2017-01-12 | 2017-03-23 | 隆之 林 | Fishing lure and throwing weight |
-
2017
- 2017-04-18 JP JP2017082428A patent/JP6953168B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018174855A (en) | 2018-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10729114B2 (en) | Swimbaits with fluttering dual plane tail rotation | |
US3495350A (en) | Fishing fly with motion regulating scoop | |
US9615552B2 (en) | Fishing lure | |
US3940871A (en) | Trolling sinker | |
US20140250763A1 (en) | Articulated Fishing Lure | |
JP6978919B2 (en) | Lure | |
CN103826449B (en) | The vibration fishing bait of various distortion | |
US20100313463A1 (en) | Stinger Spinner Jig | |
JP6953168B2 (en) | Airplane type weight for throwing fishing | |
US20060137238A1 (en) | Slip-on hydrodynamic symmetrical fishing sinker | |
JP3209548U (en) | Fishing lure and throwing weight | |
US3918192A (en) | Jig-spinner fish lure | |
US9504238B2 (en) | Fishing lure | |
US20220369613A1 (en) | Fishing lures | |
US20040049970A1 (en) | Hydrodynamic effect surface lure | |
US9700028B2 (en) | Surface lure | |
JP6978008B2 (en) | Fishing weight | |
JP4274574B2 (en) | Fishing weight | |
JP3119592U (en) | Lure | |
JP3160245U (en) | Airplane kite | |
US20140196353A1 (en) | Fishing lure with blade arrangement | |
US20120036759A1 (en) | Fishing device | |
WO2014192124A1 (en) | Lure | |
JP5841746B2 (en) | Lure | |
CN209931271U (en) | Novel rana nigromaculata artificial bait |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170428 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210122 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210320 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210929 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6953168 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |