JP6952195B2 - 二次電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池モジュールに関し、特に車載用途に使用される二次電池モジュールに関する。
本願は、2018年7月6日に出願された日本国特願2018−129065号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、再充電可能な二次電池の分野では、鉛電池、ニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池等の水溶液系電池が主流であった。しかしながら、電気機器の小型化、軽量化が進むにつれ、高エネルギー密度を有するリチウムイオン二次電池が着目され、その研究、開発及び商品化が急速に進められた。特に角形リチウムイオン二次電池は、モジュール化(パック化ともいう)した際の体積効率が優れているため、HEV(ハイブリッド車)用あるいはEV(電気自動車)用として車載用途への展開も始まっている。
車両では、振動や衝撃等の負荷が二次電池モジュールに加わる場合がある。また、二次電池モジュールを構成する電池セルでは、膨張や収縮によって変形が発生し、これに起因して二次電池モジュールに負荷がかかる場合もある。これらの負荷で壊れにくい構造として、下記特許文献1では、隣接する電池セルの端子同士を電気的に接続するバスバーに凸状に湾曲した振動吸収部を設ける構造が開示されている。また、リチウムイオン二次電池に対する要求性能は年々高まっており、大電流化及び高容量化の要求に対応するため、電池セルを並列に接続したものも検討されている。下記特許文献2では、複数の電池セルを並列に接続するバスバーが設けられた二次電池モジュールが開示されている。
特開2013−197017号公報 特開2011−65794号公報
上記特許文献2で開示されている二次電池モジュールでは、複数の電池セルを積層した積層体同士を幅広いバスバーで接続する技術が示されているが、該幅広いバスバーに振動や衝撃等の負荷、電池セルの膨張収縮に起因する負荷を吸収するような構造を設けておらず、大きな振動や衝撃が加わった場合、又は電池セルが長期使用や充放電により膨張収縮した場合、バスバーと電池セルとの接続部に負荷が集中し、接続部が破損する懸念がある。
これに対して、特許文献2の幅広いバスバーに特許文献1で開示された振動吸収構造を適用することが考えられている。例えば図7に示すように、隣接する積層体同士の間に配置された積層体間バスバー40において、積層体同士の配列方向(すなわち、電池セルの積層方向と直交する方向)に沿って一端から他端まで延びる凸状の振動吸収部401を設けることにより、上述の負荷を吸収することが検討される。
しかし、このように構成された積層体間バスバーでは、電池セルの積層方向の振動や衝撃等の負荷、電池セルの膨張収縮に起因する負荷を該振動吸収部で吸収することができるが、積層体同士の配列方向の振動や衝撃等の負荷、積層体間の捩じれに起因する負荷等に対応し難い。このため、積層体間バスバーと電池セルとの接続部に負荷が集中し、接続部が破損する可能性があるので、積層体間バスバーと電池セルとの接続信頼性が損なわれる問題がある。
本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、積層体間バスバーと電池セルとの接続部への負荷を軽減し、積層体間バスバーと電池セルとの接続信頼性を向上できる二次電池モジュールを提供することを目的とする。
本発明に係る二次電池モジュールは、それぞれ複数の電池セルを積層してなるとともに、前記電池セルの積層方向と直交する方向に沿って配列される第1積層体と第2積層体と、前記第1積層体と前記第2積層体との間に架け渡され、前記第1積層体の複数の前記電池セルと前記第2積層体の複数の前記電池セルとを電気的に接続する積層体間バスバーと、を備え、前記積層体間バスバーは、前記第1積層体側に配置され、前記第1積層体と前記第2積層体との配列方向に延びる凸状の第1振動吸収部と、前記第2積層体側に配置され、前記第1積層体と前記第2積層体との配列方向に延びる凸状の第2振動吸収部と、前記第1振動吸収部と前記第2振動吸収部との間に配置される分断部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、積層体間バスバーが、第1積層体側に配置されて第1積層体と第2積層体との配列方向に延びる凸状の第1振動吸収部と、第2積層体側に配置されて第1積層体と第2積層体との配列方向に延びる凸状の第2振動吸収部と、第1振動吸収部と第2振動吸収部との間に配置される分断部とを有するので、積層体間バスバーと電池セルとの接続部への負荷を軽減でき、積層体間バスバーと電池セルとの接続信頼性を向上することができる。
第1実施形態に係る二次電池モジュールを示す斜視図である。 電池セルを示す斜視図である。 第1積層体及び第2積層体を示す分解斜視図である。 積層体間バスバーを示す斜視図である。 第2実施形態に係る二次電池モジュールの積層体間バスバーを示す斜視図である。 第3実施形態に係る二次電池モジュールの積層体間バスバーを示す斜視図である。 従来の積層体間バスバーを示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明に係る二次電池モジュールの実施形態について説明する。下記の説明において、上下等の位置は、説明が煩雑になるのを避けるために図面に従って便宜上付けたものであり、実際の使用状態での位置を指すとは限らない、また、説明の煩雑を避けるために、「電池セルの積層方向」を「積層方向」、「第1積層体と第2積層体との配列方向」を「配列方向」と省略する場合がある。
[第1実施形態]
図1は第1実施形態に係る二次電池モジュールを示す斜視図である。本実施形態の二次電池モジュール1は、主に、それぞれ複数の電池セル10を積層してなるとともに、電池セル10の積層方向と直交する方向に沿って配列される第1積層体11と第2積層体12と、配列された第1積層体11及び第2積層体12を挟持する挟持体20とを備えている。
第1積層体11及び第2積層体12は、それぞれ、複数(ここでは、6個)の扁平角形の電池セル10を所定の規則で配置するとともに、隣接する電池セル10同士の間に両面突起絶縁板18を介在させ且つ積層方向の両端に片面突起絶縁板19を配置した状態で積層されている。第1積層体11及び第2積層体12の構造を詳細に説明する前に、図2を基に電池セル10の構造を説明する。
図2は電池セルを示す斜視図である。図2に示すように、電池セル10は、扁平型の二次電池であり、電池缶13及び電池蓋14を有する。電池缶13は、いわゆる有底角筒状を呈しており、矩形状に形成された缶底部13aと、缶底部13aの四周から立ち上がるとともに相対的に面積が大きく形成されて互いに対向する一対の幅広面部13bと、相対的に面積が小さく形成されて互いに対向する一対の幅狭面部13cとを有する。電池缶13の内部には、例えば扁平状に捲回された電極群及び電解液が収容されている。
電池蓋14は、缶底部と対向する位置に配置されており、電池缶13の開口部を塞ぐように電池缶13と接合されている。接合方法として、レーザ溶接等が挙げられる。図2に示すように、電池蓋14も幅狭面部であり、該電池蓋14には正極端子15と負極端子16とが突設されている。正極端子15及び負極端子16は、レーザ溶接で正極側端部バスバー31、セル間バスバー32、負極側端部バスバー33又は積層体間バスバー30(後述する)と接合し易くするために、それぞれの端部が平面状に形成されている。
また、電池蓋14において、負極端子16寄り側には電解液の注液口を塞ぐための注液栓17が設けられている。注液栓17は、例えば注液口を介して電解液を電池セル10内部に充填した後に、レーザ溶接で電池蓋14と接合されている。
図3は第1積層体及び第2積層体を示す分解斜視図である。第1積層体11と第2積層体12とは、同じ構造を有するため、ここでは第1積層体11の例を挙げて説明する。図3に示すように、第1積層体11は、6個の電池セル10を、幅広面部13b同士を対向させた状態で積層することにより構成されている。6個の電池セル10は、2並列2直列に接続されるようになっている。
具体的には、2つの電池セル10は、一方の電池セル10の正極端子15と他方の電池セル10の正極端子15とが積層方向に隣り合うように積層されており、1つのセルブロックを構成する。従って、第1積層体11は、このようなセルブロックを3つ(図1では、積層方向に沿って順に配置された下側セルブロック、中間セルブロック及び上側セルブロック)有する。そして、3つのセルブロックは、隣接する一方のセルブロックの正極端子群(すなわち、2つの正極端子15)と他方のセルブロックの負極端子群(すなわち、2つの負極端子16)とが積層方向に隣り合うように交互に180°反転された状態で積層されている。
図3に示すように、隣接する電池セル10同士の間には、突起18aを有する両面突起絶縁板18が介在されている。また、積層方向において最も外側に位置する電池セル10の外側には、突起19aを有する片面突起絶縁板19が配置されている。両面突起絶縁板18及び片面突起絶縁板19は、例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂材料によって形成されている。
図1に示すように、第1積層体11を構成する3つのセルブロックのうち、下側セルブロックの正極端子15同士は、正極側端部バスバー31によって並列に接続されている。一方、下側セルブロックの負極端子16同士は、セル間バスバー32によって並列に接続されつつ、更に該セル間バスバー32によって隣接する中間セルブロックの正極端子15同士と直列に接続されている。すなわち、セル間バスバー32は、下側セルブロックの負極端子16同士、中間セルブロックの正極端子15同士をそれぞれ並列に接続した状態で、更にこれらの端子を直列に接続している。
同様に、中間セルブロックの負極端子16同士は、セル間バスバー32によって並列に接続されつつ、更に該セル間バスバー32によって隣接する上側セルブロックの正極端子15同士と直列に接続されている。そして、上側セルブロックの負極端子16同士は、積層体間バスバー30(後述する)によって並列に接続されつつ、更に該積層体間バスバー30によって第2積層体12の上側セルブロックの正極端子15と直列に接続されている。
正極側端部バスバー31は、特許請求の範囲に記載の「積層体内バスバー」に相当するものである。この正極側端部バスバー31は、例えばニッケル材料によって板状に形成されており、隣接する正極端子15同士を覆うようにこれらの端子の上に載せられた状態、レーザ溶接やネジ止めでこれらの端子と接合されている。図1に示すように、正極側端部バスバー31は、隣接する正極端子15同士の間に位置する凸状の振動吸収部31aと、二次電池モジュール1の外方に張り出してモジュール外部接続端子として機能する張出部31bとを有する。振動吸収部31aは、断面略U字状を呈しており、二次電池モジュール1と第2積層体12との配列方向に延びている。このように振動吸収部31aを設けることで、電池セル10の積層方向の振動や衝撃等の負荷、電池セル10の膨張収縮に起因する負荷を吸収することができる。
セル間バスバー32は、特許請求の範囲に記載の「積層体内バスバー」に相当するものである。このセル間バスバー32は、例えばニッケル材料によって平板状に形成されており、隣接する正極端子15同士及び負極端子16同士を覆うようにこれらの端子の上に載せられた状態、レーザ溶接やネジ止めでこれらの端子と接合されている。図1に示すように、セル間バスバー32において、隣接する正極端子15同士の間、隣接する負極端子16同士の間、及び隣接する正極端子15と負極端子16との間には、それぞれ1つずつの凸状の振動吸収部32aが配置されている。各振動吸収部32aは、断面略U字状を呈しており、二次電池モジュール1と第2積層体12との配列方向に延びている。
第2積層体12は、第1積層体11と同様にセル間バスバー32のほか、負極側端部バスバー33を更に備えている。図1に示すように、負極側端部バスバー33は、第2積層体12における下側セルブロックの負極端子16同士を並列に接続している。この負極側端部バスバー33は、特許請求の範囲に記載の「積層体内バスバー」に相当するものであり、隣接する負極端子16同士の間に位置する凸状の振動吸収部33aと、二次電池モジュール1の外方に張り出してモジュール外部接続端子として機能する張出部33bとを有する。振動吸収部33aは、断面略U字状を呈しており、二次電池モジュール1と第2積層体12との配列方向に延びている。
一方、挟持体20は、第1積層体11と第2積層体12との配列方向の両側に配置される一対のサイドプレート21と、電池セル10の積層方向の両側に配置される一対のエンドプレート22と、第1積層体11と第2積層体12とを仕切るように一対のサイドプレート21の間に配置されるセンタープレート23とを有する。サイドプレート21、エンドプレート22及びセンタープレート23は、例えば金属材料によって形成されており、複数のネジ24で互いに固定されている。
以下、図1に図4を加えて積層体間バスバー30の構造を説明する。図4は積層体間バスバーを示す斜視図である。積層体間バスバー30は、例えばニッケル材料によって板状に形成されており、第1積層体11と第2積層体12との間に架け渡され、第1積層体11の上側セルブロックと第2積層体12の上側セルブロックとを電気的に接続している。この積層体間バスバー30は、第1積層体11側に配置され、第1積層体11と第2積層体12との配列方向に延びる凸状の第1振動吸収部301と、第2積層体12側に配置され、第1積層体11と第2積層体12との配列方向に延びる凸状の第2振動吸収部302と、第1振動吸収部301と第2振動吸収部302との間に配置される分断部303と、を有する。
第1振動吸収部301は、断面略U字状を呈しており、隣接する負極端子16同士の間に位置するように積層体間バスバー30の第1積層体11側に形成されている。第2振動吸収部302は、断面略U字状を呈しており、隣接する正極端子15同士の間に位置するように積層体間バスバー30の第2積層体12側に形成されている。本実施形態において、第1振動吸収部301と第2振動吸収部302とは、同軸上に配置されているが、互いにずれる(すなわち、オフセットになる)ように配置されても良い。また、第1振動吸収部301及び第2振動吸収部302は、配列方向における長さ、凸出高さ、積層方向における幅等が同じであっても良く、異なっても良い。また、第1振動吸収部301及び第2振動吸収部302は、必ずしも断面略U字状を呈する必要がなく、断面V字状、断面矩形状を呈しても良い。
分断部303は、第1振動吸収部301と第2振動吸収部302との間に形成された平坦部である。
また、第1振動吸収部301を挟んで該第1振動吸収部301の両側、及び、第2振動吸収部302を挟んで該第2振動吸収部302の両側には、貫通孔304がそれぞれ設けられている。貫通孔304は、積層体間バスバー30を正極端子15又は負極端子16と接合させるときに、接合用ネジの挿入孔又はレーザ溶接時の位置決め孔として機能する。
以上の構成を有する二次電池モジュール1では、積層体間バスバー30は、第1積層体11側に配置されて第1積層体11と第2積層体12との配列方向に延びる凸状の第1振動吸収部301と、第2積層体12側に配置されて配列方向に延びる凸状の第2振動吸収部302と、第1振動吸収部301と第2振動吸収部302との間に配置される分断部303とを有する。このため、配列方向に延びる第1振動吸収部301及び第2振動吸収部302を介し、電池セル10の積層方向の振動や衝撃等の負荷、電池セル10の膨張収縮に起因する負荷を吸収することができる。
また、第1振動吸収部301と第2振動吸収部302との間に配置される分断部303によって、第1積層体11と第2積層体12との配列方向の振動や衝撃等の負荷、第1積層体11及び第2積層体12の間の捩じれに起因する負荷を吸収することができる。その結果、積層体間バスバー30と正極端子15との接続部(すなわち、積層体間バスバー30と正極端子15との接合部)、積層体間バスバー30と負極端子16との接続部(すなわち、積層体間バスバー30と負極端子16との接合部)への負荷を軽減することができ、積層体間バスバー30と正極端子15又は負極端子16との接続信頼性を向上することができる。
[第2実施形態]
図5は第2実施形態に係る二次電池モジュールの積層体間バスバーを示す斜視図である。本実施形態の二次電池モジュールは、積層体間バスバーの形状において上述の第1実施形態と相違している。以下の説明では、その相違点のみを説明する。
図5に示すように、積層体間バスバー30Aの分断部303Aは、電池セル10の積層方向に沿って一端から他端まで延びる凸状の振動吸収部である。該分断部303Aは、断面略U字状を呈しており、積層体間バスバー30Aを横断するように、第1振動吸収部301と第2振動吸収部302との間に配置されている。
このような積層体間バスバー30Aを備える二次電池モジュールによれば、第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、分断部303Aが凸状の振動吸収部であるので、第1実施形態と比べて配列方向の振動や衝撃等の負荷、第1積層体11及び第2積層体12の間の捩じれに起因する負荷を吸収する効果を更に高めることができる。
[第3実施形態]
図6は第3実施形態に係る二次電池モジュールの積層体間バスバーを示す斜視図である。本実施形態の二次電池モジュールは、積層体間バスバーの形状において上述の第1実施形態と相違している。以下の説明では、その相違点のみを説明する。
図6に示すように、積層体間バスバー30Bの分断部303Bは、該積層体間バスバー30Bを貫通する孔部である。該分断部303Bは、連通する第1振動吸収部301及び第2振動吸収部302を分断するように、第1振動吸収部301と第2振動吸収部302との間に配置されている。
このような積層体間バスバー30Bを備える二次電池モジュールによれば、第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、分断部303Bが積層体間バスバー30Bを貫通する孔部であるので、第1実施形態と比べて配列方向の振動や衝撃等の負荷、第1積層体11及び第2積層体12の間の捩じれに起因する負荷を吸収する効果を更に高めることができるとともに、積層体間バスバー30Bに使用する材料を削減することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、上述の実施形態において、積層体間バスバー30、正極側端部バスバー31、セル間バスバー32及び負極側端部バスバー33がニッケル材料によって形成される例を説明したが、銅、アルミニウム等の金属材料、または金属複合材料によって形成されても良い。
1 二次電池モジュール
10 電池セル
11 第1積層体
12 第2積層体
15 正極端子
16 負極端子
17 注液栓
18 両面突起絶縁板
18a,19a 突起
19 片面突起絶縁板
20 挟持体
21 サイドプレート
22 エンドプレート
23 センタープレート
24 ネジ
30,30A,30B 積層体間バスバー
31 正極側端部バスバー
31a 振動吸収部
31b 張出部
32 セル間バスバー
32a 振動吸収部
33 負極側端部バスバー
33a 振動吸収部
33b 張出部
40 積層体間バスバー
301 第1振動吸収部
302 第2振動吸収部
303,303A,303B 分断部
304 貫通孔
401 振動吸収部

Claims (4)

  1. それぞれ複数の電池セルを積層してなるとともに、前記電池セルの積層方向と直交する方向に沿って配列される第1積層体と第2積層体と、
    前記第1積層体と前記第2積層体との間に架け渡され、前記第1積層体の複数の前記電池セルと前記第2積層体の複数の前記電池セルとを電気的に接続する積層体間バスバーと、
    を備え、
    前記積層体間バスバーは、
    前記第1積層体側に配置され、前記第1積層体と前記第2積層体との配列方向に延びる凸状の第1振動吸収部と、
    前記第2積層体側に配置され、前記第1積層体と前記第2積層体との配列方向に延びる凸状の第2振動吸収部と、
    前記積層体間バスバーを貫通する孔部により形成され、前記第1振動吸収部と前記第2振動吸収部とを分断する分断部と、
    を有することを特徴とする二次電池モジュール。
  2. 前記第1積層体と前記第2積層体とは、それぞれ、複数の前記電池セルを並列に接続したものを更に直列に接続してなる請求項1に記載の二次電池モジュール。
  3. 前記電池セルは、幅広面部と幅狭面部とを有する扁平型の二次電池であり、
    前記幅狭面部には正極端子と負極端子とが設けられ、
    前記第1積層体と前記第2積層体とは、それぞれ、複数前記電池セルを前記幅広面部同士を対向させるように積層してなり、
    前記積層体間バスバーは、前記第1積層体の複数の前記負極端子と、前記第2積層体の複数の前記正極端子とを接続する請求項1又は2に記載の二次電池モジュール。
  4. 前記第1積層体と前記第2積層体とは、各積層体において隣接する前記電池セル同士を電気的に接続する積層体内バスバーをそれぞれ有し、
    前記積層体内バスバーは、前記配列方向に延びる凸状の振動吸収部を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の二次電池モジュール。
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