JP6948568B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置に関するものである。
ある画像処理装置は、指紋画像を取得し、指紋画像から固有の指紋特徴量を抽出し、その指紋特徴量に基づいて、生体認証を行う。
特開2005−165434号公報
例えば、記念写真、スナップ写真などで指先が写っている高解像度な写真画像が第三者によって入手可能である場合、生体情報としての指紋情報が写真画像から漏洩してしまうことがある。しかしながら、上述の画像処理装置は、指紋画像に基づいて生体認証を行うためのものであるため、このような問題を解消することは困難である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、生体情報としての指紋情報が画像から漏洩する可能性を低くする画像処理装置を得ることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、処理対象画像を取得する画像取得部と、前記処理対象画像内の指紋画像領域を特定する指紋画像領域特定部と、前記指紋画像領域に対してノイズ処理を実行するノイズ処理部とを備える。前記処理対象画像には可視コードが埋め込まれており、前記可視コードは、前記指紋画像領域についての動作モードを指定しており、前記指紋画像領域特定部は、前記処理対象画像から前記可視コードを抽出する。そして、前記可視コードにより指定される前記動作モードが、前記指紋画像領域を自動的に特定するモードである場合、前記指紋画像領域特定部は、前記処理対象画像内で指紋画像を検索し、発見した前記指紋画像を含む領域を前記指紋画像領域として自動的に特定する。前記可視コードにより指定される前記動作モードが、前記指紋画像領域を手動で特定するモードである場合、前記指紋画像領域特定部は、前記処理対象画像内でユーザーにより指定された領域を前記指紋画像領域として特定する。前記可視コードにより指定される前記動作モードが、前記指紋画像領域を特定しないモードである場合、前記ノイズ処理部は、前記処理対象画像の全域を前記指紋画像領域として前記ノイズ処理を実行する。
本発明によれば、生体情報としての指紋情報が画像から漏洩する可能性を低くする画像処理装置が得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す画像処理装置の動作について説明するフローチャートである。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示す画像処理装置は、複合機などといった画像形成装置である。図1に示す画像処理装置は、画像読取装置1、記憶装置2、通信装置3、印刷装置4、操作パネル5、および演算処理装置6を備える。
画像読取装置1は、原稿から原稿画像を光学的に読み取り、原稿画像の画像データ(ここでは、RGBデータ)を生成する内部装置である。この実施の形態では、原稿画像が、処理対象画像とされる。
また、記憶装置2は、各種データやプログラムを格納可能な装置である。記憶装置2としては、不揮発性メモリー、ハードディスクドライブなどの不揮発性の大容量記憶媒体が使用される。通信装置3は、ネットワークなどの所定の通信路を介して外部装置とデータ通信を行う装置である。
また、印刷装置4は、画像データに基づく画像(例えば、当該画像処理装置により処理された処理対象画像)を印刷用紙へ印刷する。
また、操作パネル5は、ユーザーに対して各種画面を表示する液晶ディスプレイなどといった表示装置と、ユーザー操作を検出するタッチパネル、ハードキーなどといった入力装置とを備える。
また、演算処理装置6は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するコンピューターであり、ROMや記憶装置2などからRAMへプログラムをロードし、そのプログラムをCPUで実行することにより、各種処理部として動作する。この実施の形態では、演算処理装置6は、画像取得部11、指紋画像領域特定部12、およびノイズ処理部13として動作する。
画像取得部11は、処理対象画像を取得する。この実施の形態では、画像取得部11は、画像読取装置1により読み取られた原稿画像を処理対象画像として取得する。
指紋画像領域特定部12は、処理対象画像内の指紋画像領域を特定する。
指紋画像領域特定部12は、処理対象画像内で指紋画像を検索し、発見した指紋画像を含む領域を指紋画像領域として自動的に特定する。例えば、指紋画像領域特定部12は、処理対象画像に対して指先認識処理を実行して、指先を特定し、特定した指先に対して指紋認証技術と同様の指紋検出を試み、指紋が検出された場合には、その指先を含む領域(その指先の形状の領域、その指先の外接矩形など)を、指紋画像領域として特定する。
また、指紋画像領域特定部12は、(a)例えば領域分離処理などで、処理対象画像内のオブジェクトを、文字領域と階調領域(写真など)とに分類し、(b)階調領域の一部または全部を指紋画像領域として特定するようにしてもよい。なお、階調領域の一部を指紋画像領域として特定する場合には、階調領域内で上述の指先認識処理および指紋検出を行って、階調領域内で指紋画像領域が特定される。この場合、文字領域や、文字領域および階調領域以外の背景では、指先認識処理および指紋検出は行われない。
また、指紋画像領域特定部12は、処理対象画像内でユーザーにより指定された領域を指紋画像領域として特定するようにしてもよい。
なお、処理対象画像における指紋画像領域は1つに限定されず、例えば、上述のように自動的に特定された指紋画像領域の他に、ユーザーにより指定された領域を指紋画像領域に追加してもよい。
ノイズ処理部13は、特定された指紋画像領域に対してノイズ処理を実行する。
例えば、ノイズ処理部13は、ノイズ処理として、(a)指紋画像領域内の線画像(つまり、指紋を構成する線の画像)におけるドットを消去するドット消去処理、および(b)指紋画像領域内に擬似指紋線画像(指紋を構成する線とほぼ同じ幅の、直線状または曲線状の所定長の線画や、水玉などの所定の模様)を付加する線画付加処理の少なくとも一方を実行する。
次に、上記画像処理装置の動作について説明する。図2は、図1に示す画像処理装置の動作について説明するフローチャートである。
画像取得部11により処理対象画像が取得されると(ステップS1)、指紋画像領域特定部12およびノイズ処理部13は、ユーザー操作またはユーザー設定によって、指紋画像加工モードが選択されている場合、以下の処理を実行し、そうではない場合には、以下の処理を実行しない(ステップS2)。
指紋画像加工モードでは、まず、指紋画像領域特定部12は、ユーザー操作またはユーザー設定に基づいて、指紋画像領域を自動的に特定するか否かを判定する(ステップS3)。
指紋画像領域を自動的に特定する場合、指紋画像領域特定部12は、処理対象画像全域、処理対象画像における上述の階調領域のみ、または処理対象画像における上述の指先部分のみにおいて、指紋画像を検索し(ステップS4)、発見した指紋画像を含む領域を指紋画像領域として特定する(ステップS5)。そして、ノイズ処理部13は、特定された指紋画像領域に対して、上述のノイズ処理を実行する(ステップS6)。これにより、処理対象画像から特定の人の指紋を特定することが困難になる。
一方、指紋画像領域を自動的に特定しない場合(ステップS3)、指紋画像領域特定部12は、ユーザー操作またはユーザー設定に基づいて、指紋画像領域を手動で特定するか否かを判定する(ステップS7)。
指紋画像領域を手動で特定する場合、指紋画像領域特定部12は、例えば処理対象画像を操作パネルの表示装置に表示し、表示中の処理対象画像において操作パネルの入力装置によってユーザーにより指定された領域を、指紋画像領域として特定する(ステップS8)。そして、ノイズ処理部13は、特定された指紋画像領域に対して、上述のノイズ処理を実行する(ステップS6)。これにより、処理対象画像から特定の人の指紋を特定することが困難になる。
他方、指紋画像領域を特定しない場合、ノイズ処理部13は、処理対象画像全域を指紋画像領域として、上述のノイズ処理を実行する(ステップS9)。これにより、処理対象画像から特定の人の指紋を特定することが困難になる。
このようにして、指紋画像加工モードで処理された処理対象画像は、印刷装置4によって印刷されたり、データファイルとして通信装置3によって外部装置へ送信されたりする。
以上のように、上記実施の形態によれば、画像取得部11は、処理対象画像を取得する。指紋画像領域特定部12は、取得された処理対象画像内の指紋画像領域を特定する。ノイズ処理部13は、特定された指紋画像領域に対してノイズ処理を実行する。
これにより、指紋画像領域から指紋特徴量を正確に抽出することは困難になり、生体情報としての指紋情報が写真画像などから漏洩し指紋認証におけるなりすましに不正利用される可能性が低くなる。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
例えば、上記実施の形態において、ノイズ処理として、指紋画像領域を特定の色のベタ塗りに変換する処理、注目画素の画素値をその注目画素の所定範囲の画素値の平均値に変換する平均値フィルターで擬似的に低解像度化する処理などを行ってもよい。
また、上記実施の形態において、ノイズ処理部13は、処理対象画像内に被写体の顔画像が存在する場合には、ノイズ処理を実行し、処理対象画像内に被写体の顔画像が存在しない場合には、ノイズ処理を実行しないようにしてもよい。なお、顔画像は、既存の顔認識技術と同様にして検出可能である。つまり、処理対象画像において指紋に対応する顔がなければ、仮に指紋が特定されても誰の指紋か直接的にはわからないので、必要に応じて、処理対象画像内に被写体の顔画像が存在しない場合には、ノイズ処理を実行しないようにしてもよい。
また、上記実施の形態に係る画像処理装置は画像形成装置であるが、被写体を撮影するカメラとしてもよい。その場合、画像読取装置1の代わりに撮影装置が設けられる。
さらに、上記実施の形態において、処理対象画像内に可視コード(QRコード(登録商標)など)予め埋め込んでおき、その可視コードで、指紋画像領域についての動作モード(自動、手動、ナシ)を指定し、指紋画像領域特定部12は、その処理対象画像からその可視コードを抽出してデコードし、その可視コードで指定されている動作モードに従って、ステップS3,S7の判定を行うようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態において、画像取得部11は、通信装置3を使用して、外部装置から処理対象画像を取得するようにしてもよい。
本発明は、例えば、画像処理装置に適用可能である。
11 画像取得部
12 指紋画像領域特定部
13 ノイズ処理部

Claims (4)

  1. 処理対象画像を取得する画像取得部と、
    前記処理対象画像内の指紋画像領域を特定する指紋画像領域特定部と、
    前記指紋画像領域に対してノイズ処理を実行するノイズ処理部と、
    を備え
    前記処理対象画像には可視コードが埋め込まれており、
    前記可視コードは、前記指紋画像領域についての動作モードを指定し、
    前記指紋画像領域特定部は、前記処理対象画像から前記可視コードを抽出し、
    前記可視コードにより指定される前記動作モードが、前記指紋画像領域を自動的に特定するモードである場合、前記指紋画像領域特定部は、前記処理対象画像内で指紋画像を検索し、発見した前記指紋画像を含む領域を前記指紋画像領域として自動的に特定し、
    前記可視コードにより指定される前記動作モードが、前記指紋画像領域を手動で特定するモードである場合、前記指紋画像領域特定部は、前記処理対象画像内でユーザーにより指定された領域を前記指紋画像領域として特定し、
    前記可視コードにより指定される前記動作モードが、前記指紋画像領域を特定しないモードである場合、前記ノイズ処理部は、前記処理対象画像の全域を前記指紋画像領域として前記ノイズ処理を実行すること、
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記指紋画像領域特定部は、前記処理対象画像内のオブジェクトを、文字領域と階調領域とに分類し、前記階調領域の一部または全部を前記指紋画像領域として特定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記ノイズ処理部は、前記ノイズ処理として、(a)前記指紋画像領域内の線画像におけるドットを消去するドット消去処理、および(b)前記指紋画像領域内に擬似指紋線画像を付加する線画付加処理の少なくとも一方を実行することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記ノイズ処理部は、前記処理対象画像内に被写体の顔画像が存在する場合には、前記ノイズ処理を実行し、前記処理対象画像内に被写体の顔画像が存在しない場合には、前記ノイズ処理を実行しないことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の画像処理装置。
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