JP6946520B2 - 照明装置および表示装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、照明装置およびこれを備えた表示装置に関する。
近年、スマートフォン、タブレットコンピュータ等の携帯端末の表示装置、あるいは、車載機器の表示装置として、液晶表示装置が広く用いられている。一般に、液晶表示装置は、液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの背面に重ねて配置され液晶表示パネルを照明する照明装置と、を備えている。液晶表示パネルは、平坦な平面パネルを構成し、同様に、照明装置は、平坦な出射面を有する面状照明装置として構成されている。
しかしながら、このような平坦な表示装置は、内装デザイン、例えば、曲面基調で複雑な形状、との統一感、一体感が出し難く、デザイン上の制約がある。
実用新案登録第3156238号公報 国際公開第2012/081504号
この発明の実施形態の課題は、曲面表示装置に好適な照明装置、およびこれを備える表示装置を提供することにある。
実施形態に係る照明装置は、底壁と、前記底壁の側縁に沿って立設された複数の側壁と、を有するベースフレームと、前記ベースフレーム内に配置され、湾曲した出射面と、前記複数の側壁のうち1つの側壁と対向する入射面と、を有する導光板と、前記入射面に対向して設けられたプリント配線板と、前記プリント配線板に実装され、それぞれ前記入射面に光を入射する複数の光源と、を備えている。前記底壁は、平坦であり、前記入射面は、前記出射面に沿って湾曲した一側縁を有している。前記出射面は、前記一側縁と交差する一対の側縁を有し、前記出射面および前記一側縁は、前記一側縁の長手方向における中央部が前記底壁に向かって凹となるように湾曲している。前記プリント配線板は、前記一側縁に沿って湾曲した側縁と、前記側縁と対向し、前記底壁に沿って平坦な他の側縁と、を有し、前記複数の光源は、それぞれ発光中心と、前記プリント配線板に接続された一対の接続端子と、これらの一対の接続端子および前記発光中心を通って延びる中心軸線と、を有している。前記複数の光源は、前記プリント配線板上において、前記入射面の湾曲した一側縁に沿って延びる湾曲した実装ラインの上に前記発光中心が位置し、前記中心軸線が互いに平行に、かつ、前記他の側縁と平行になるように、前記実装ラインに沿って配列されている。
図1は、第1の実施形態に係る液晶表示装置の表示面側を示す斜視図。 図2は、前記液晶表示装置の分解斜視図。 図3は、前記液晶表示装置の面状照明装置の分解斜視図。 図4は、前記面状照明装置の複数の光源が実装されたプリント配線板を示す側面図。 図5は、前記プリント配線板の積層構造を模式的に示す断面図。 図6は、図2の線A−Aに沿った面状照明装置の断面図。 図7は、前記面状照明装置の平面図、および短辺側部分の断面図。 図8は、前記面状照明装置の角部を拡大して示す平面図。 図9は、前記面状照明装置の角部を模式的に示す斜視図。 図10は、第1変形例に係る面状照明装置の角部を拡大して示す平面図。 図11は、図7の線B−Bに沿った面状照明装置の断面図。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施形態について詳細に説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
図1は、実施形態に係る液晶表示装置の表示面側を示す斜視図、図2は、液晶表示装置の分解斜視図である。
液晶表示装置10は、例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、携帯型ゲーム機、電子辞書、或いはテレビ装置などの各種の電子機器、あるいは、ナビゲーションシステム、メータパネル等の車載機器に組み込んで使用することができる。
図1および図2に示すように、液晶表示装置10は、アクティブマトリクス型の液晶表示パネル12と、液晶表示パネル12の表示面12aに重ねて配置され、表示面全体を覆う透明なカバーパネル14と、液晶表示パネル12の背面に対向して設けられた面状照明装置20と、を備えている。面状照明装置20は、液晶表示パネル12に背面側から面状光を照射して照明する。
液晶表示パネル12は、例えば、矩形状に形成され、更に、長軸方向が湾曲した曲面表示パネルに形成されている。本実施形態において、液晶表示パネル12の長辺は、面状照明装置20側に凹となるように湾曲し、表示面12aは面状照明装置20側に凹となる曲面を構成している。表示面12aは、長手方向中央部が最も深く、両短辺側が最も高い同一高さに位置するように、湾曲している。
液晶表示パネル12は、矩形板状のアレイ基板SUB1と、アレイ基板SUB1に対向配置された矩形板状の対向基板SUB2と、アレイ基板SUB1と対向基板SUB2との間に挟持された図示しない液晶層と、を備えている。液晶表示パネル12は、照明装置20からの光を選択的に透過させることで画像を表示する透過表示機能を備えた透過型の表示パネルである。なお、液晶表示パネル12は、透過表示機能及び反射表示機能を備えた半透過型であっても良い。液晶表示パネル12は、表示モードとして、主として基板主面に略平行な横電界を利用する横電界モードに対応した構成を有していても良いし、主として基板主面に略垂直な縦電界を利用する縦電界モードに対応した構成を有していても良い。また、液晶表示パネル12は、図示しないタッチセンサを備えたタッチ入力可能な表示パネルとしてもよい。
カバーパネル14は、例えば、ガラス板あるいはアクリル系の透明樹脂等により、矩形板状に形成されている。カバーパネル14は、液晶表示パネル12の寸法(幅、長さ)よりも大きな幅および長さを有し、平面視で液晶表示パネルよりも大きな面積を有している。カバーパネル14は、その長手方向が液晶表示パネル12と同一の曲率で湾曲している。カバーパネル14の下面(裏面)は、例えば、透明な接着剤により、液晶表示パネル12の表示面12aに貼付され、液晶表示パネル12の全面を覆っている。
次に、面状照明装置20の構成例を詳細に説明する。図3は、面状照明装置の分解斜視図である。図2および図3に示すように、面状照明装置20は、全体として、液晶表示パネル12とほぼ等しい大きさの矩形板状に構成されている。面状照明装置20は、矩形蓋状の金属製のベースフレーム22と、ベースフレーム22内に順に重ねて載置された樹脂製のインナーフレーム24、反射シート26、導光板30、この導光板30上に重ねて配置された複数の光学シート34、および、矩形枠状のアウターフレーム36とを備えている。更に、面状照明装置20は、ベースフレーム22内に配置され、それぞれ導光板30に光を入射する2つの光源ユニット50を備えている。
ベースフレーム22は、アルミニウム、ステンレス、鉄等の金属板材を折曲げ加工あるいは絞り加工することにより形成されている。ベースフレーム22は、液晶表示パネル12の寸法よりも大きく、かつ、カバーパネル14の寸法と同一あるいは小さい、寸法(長さ、幅)を有する矩形状の平坦な底壁22aと、底壁22aの各側縁に沿って立設された一対の長辺側の側壁22bおよび一対の短辺側の側壁22cと、を有している。
本実施形態において、長辺側の側壁22bは、底壁22aに対してほぼ垂直に立設し、底壁22aの長辺の全長に亘って延びている。短辺側の側壁22cは、底壁22aに対してほぼ垂直に立設し、底壁22aの短辺の全長に亘って延びている。各長辺側の側壁22bの上端縁は、底壁22aに向かって凹となる円弧状に形成され、前述した液晶表示パネル12の曲面とほぼ同一の曲率で湾曲している。
インナーフレーム24は、矩形状の支持板24aと、支持板の各長辺に立設された一対の長辺側の側壁24bと、支持板の短辺に沿って立設された一対の短辺側の側壁24cと、を有し、合成樹脂により一体に成形されている。インナーフレーム24は、ベースフレーム22内に配置されている。支持板24aがベースフレーム22の底壁22aに対向し、短辺側の両側壁24cがベースフレーム22の側壁22cに係合あるいは嵌合している。また、長辺側の側壁24bは、それぞれ光源ユニット50を設置するための隙間を置いて、ベースフレーム22の側壁22bに対向している。
インナーフレーム24の支持板24aは、その長軸方向がベースフレーム22に向かって凹となる円弧状に湾曲し、曲面状の支持面を形成している。すなわち、支持板24aは、前述した液晶表示パネル12の曲面とほぼ同一の曲率で湾曲している。
反射シート26は、インナーフレーム24とほぼ等しい大きさの矩形状に形成されている。反射シート26は、インナーフレーム24の支持板(支持面)24a上に載置され、
この支持板24aに沿って湾曲している。
本実施形態において、導光板30は、均一な厚さを有する矩形状に形成され、インナーフレーム24の支持板24aとほぼ等しい大きさを有している。導光板30は反射シート26上に載置され、支持板24aに沿って湾曲している。導光板30は、予め湾曲した板状に成形してもよい。導光板30は、出射面となる矩形状の湾曲した第1主面S1と、この第1主面S1の反対側の第2主面S2と、第1主面S1の長辺と第2主面S2の長辺とを繋ぐ長辺側の一対の側面(入射面)EFと、を有している。第1主面S1は、前述した液晶表示パネル12とほぼ同一の曲率で湾曲している、各入射面EFは、長手方向の中央部が最も低くなるように凹状に湾曲した上側縁および下側縁を有している。導光板30は、第2主面S2が反射シート26に対向した状態で、反射シート26上に重ねて載置されている。
光学シート34は、それぞれ光透過性を有し、導光板30の第1主面(出射面)S1に重ねて載置されている。本実施形態では、光学シート34として、例えば、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂で形成された拡散シートOS1、プリズムシートOS2、偏光反射シートOS3、ルーバーフィルムOS4を用いている。これらの光学シート34は、いずれもほぼ同一寸法の矩形状に形成され、導光板30の第1主面S1上に順に重ねて載置され、第1主面S1に沿って湾曲している。後述するように、4枚の光学シート34は、インナーフレーム24の側壁24cとそれぞれ係合し、所定位置に位置決めされている。
アウターフレーム36は、矩形枠状の額縁部37と、額縁部の各辺に沿って立設された4つの側壁38と、を有し、例えば、合成樹脂により形成されている。額縁部37の長辺部分は、前述した液晶表示パネル12とほぼ同一の曲率で、ベースフレーム22に向かって凹となうように湾曲している。アウターフレーム36は、ベースフレーム22に被せて配置され、ベースフレーム22の外側に嵌合される。額縁部37は、導光板30および光学シート34の周縁部を覆っている。これにより、面状照明装置20の構成要素は、ベースフレーム22内に配置および保持されている。
図4(a)は、光源ユニットを展開して示す平面図、図4(b)は、光源ユニットの一部を拡大して示す側面図である。
光源ユニット50は、実装基板として、細長い帯状のフレキシブル配線板(FPC)52と、このFPC52上に実装された複数の光源、例えば、発光ダイオード(LED)54と、FPC52上に実装され光源ユニット50の温度を検知するサーミスタ(温度検知器)60と、を有している。FPC52は、導光板30の入射面EFとほぼ等しい長さを有する細長い帯状の実装部52aと、この実装部52aに連続して実装部52aと平行に延びる帯状の放熱部52bと、放熱部52bの長手方向の一端から延出する帯状の接続配線部52cと、を有し、接続配線部52cの延出端にコネクタ48が取り付けられている。FPC52は、実装部52aと放熱部52bとの間に位置する直線状の折曲げ線BLに沿って折曲げられ、実装部52aと放熱部52bとはほぼ直角に配置される。
実装部52aは、折曲げ線BLと対向する側縁53を有し、この側縁53は、折曲げ線BLに向かって凹となるように円弧状に湾曲し、例えば、導光板30とほぼ同一の曲率で湾曲している。これにより、実装部52aは、長手方向の中央部で最も幅が狭く、長手方向の両端部で、最も幅が広く形成されている。
複数のLED54は、実装部52aに実装され、実装部52aの長手方向一端から他端まで、湾曲した一側縁53に沿って、所定のピッチで並んでいる。各LED54は、例えば、矩形状に形成され、発光中心CE、この発光中心CEを通る長手方向の中心軸線CL、およびそれぞれ中心軸線CL上に位置しFPC52の実装部52aに接続された一対の接続パッド(接続端子)58を有している。そして、複数のLED54は、FPC52の側縁53と平行に延びる円弧状に湾曲した仮想実装ラインML上に、発光中心C1が位置するように配置され、更に、複数のLED54の中心軸線CLが互いに平行に位置するように、かつ、仮想実装ラインMLと交差する向きに、並んで配置されている。本実施形態において、LED54は、中心軸線CLがFPC52の折曲げ線BLと平行となるように、すなわち、実装部52aの長手方向と平行に位置するように、実装および配置されている。
サーミスタ60は、FPC52の放熱部52bの長手方向中央部上に実装され、実装部52aの長手方向中央部、すなわち、最小幅部、の近傍に位置している。LED54の発光により、実装部52aの長手方向中央部付近が最も温度上昇するものと考えられ、サーミスタ60は、この最も温度上昇する部分の温度を検知するように設けられている。
図4(b)は、導光板30の入射面EFとLED54と配置関係を示している。前述の仮想実装ラインMLは、導光板30の厚さ方向の中心に対向し、各LED54の発光中心CEは入射面EFの幅方向中心に対向している。更に、各LED54の発光面は、導光板30の板厚内、すなわち、入射面EF内に収まっている。複数のLED54を上記のように配置することにより、導光板30が湾曲している場合でも、導光板30の配光特性は平坦な導光板の配光特性と差異がなく、導光板30の光学パターン(設計含む)も平坦な導光板と同様とすることができる。
また、複数のLED54を湾曲した仮想実装ラインMLに沿って配列しているが、複数のLED54はその中心軸線CLが互いに平行に位置するように、ここでは、折曲げ線BLと平行に位置するように配置されている。すなわち、複数のLED54は、傾きが同一であり、共通の一定の向きに配置されている。そのため、各LED54は、いわゆる水平、垂直方向に配置されていることとなり、複数のLED54に接続するFPC52の配線の設計を簡素化および効率化することができる。
図5は、FPC52の積層構造の一例を模式的に示すFPCの断面図である。図に示すように、FPC52は、ポリイミド等からなる絶縁性のベースフィルムBFを有している。ベースフィルムBFの一方の表面上に、例えば、電解銅箔からなる導電層Cu1、例えば、電解銅からなるメッキ層MH1、熱硬化接着剤層AD1、ポリイミド等からなるカバーフィルムCF1が順に積層されている。導電層Cu1は、パターニングされ複数の配線を形成している。LED54を実装する部位において、カバーフィルムCF1および接着剤層AD1にスルーホールTH1が形成され、このスルーホール内にニッケル下地層UL1および電解金メッキ層Au1が積層形成されている。LED54の接続パッド58は、ハンダ、導電性接着剤等により、電解金メッキ層Au1に接合される。
ベースフィルムBFの他方の表面上に、例えば、特殊電解銅箔からなる導電層Cu2、例えば、電解銅からなるメッキ層MH2、熱硬化接着剤層AD2、ポリイミドからなるカバーフィルムCF2が順に積層されている。導電層Cu2は、パターニングされ複数の配線を形成している。ベースフィルムBFには、図示しない複数のスルーホールが形成され、これらのスルーホールを介して上層側の配線と下層側の配線とを電気的に接続している。
FPC52の総厚Tは、例えば、約148μm、ベースフィルムBFの膜厚は25μm、導電層Cu1、Cu2の膜厚は18μm、メッキ層MH1、MH2の膜厚は6μm、接着剤層AD1、AD2の膜厚は25μm、カバーフィルムCF1、CF2の膜厚は12.5μmに形成されている。カバーフィルムCF1、CF2は、ベースフィルムBFよりも十分に薄い膜厚、例えば、ベースフィルムBFの膜厚の30〜85%程度の膜厚に形成されていることが望ましい。本実施形態では、カバーフィルムCF1、CF2の膜厚は、ベースフィルムBFの膜厚の50%としている。カバーフィルムCF1、CF2の膜厚を薄くすることにより、カバーフィルムの伝熱抵抗を低減し、FPC52の放熱性を向上することができる。なお、ベースフィルムBFは、複数のスルーホールを通して伝熱することができ、伝熱抵抗は低く抑えられている。
図6は、図2の線A−Aに沿った面状照明装置の断面図、すなわち、Y方向に沿った面状照明装置の断面図である。図3および図6に示すように、導光板30は、各入射面EFの長手方向両端部に突設された位置決め用の突起31を有している。導光板30をベースフレーム22内に配置した状態において、突起31がベースフレーム22の側壁22bの内面に当接あるいは隣接する。これにより、導光板30の各入射面EFは、所定の隙間を置いて側壁22bの内面に対向している。
前述した光源ユニット50は、FPC52の実装部52aと放熱部52bとをほぼ直角に折り曲げた状態で、ベースフレーム22内に配置されている。実装部52aは、導光板30の入射面EFと側壁22bと間に配置され、熱伝導性を有する両面テープ62aあるいは熱伝導性を有する接着剤により側壁22bの内面に貼付されている。これにより、複数のLED54は、導光板30の入射面EFに隣接かつ対向して配置されている(図4(a)参照)。また、FPC52の放熱部52bは、ベースフレーム22の底壁22a上に配置され、熱伝導性を有する両面テープ62bあるいは熱伝導性を有する接着剤により底壁22aに貼付されている。光源ユニット50のコネクタ48は、図示しない駆動回路基板に接続される。
なお、他方の光源ユニット50も上記と同様の構成および取付け構造によりベースフレーム22内に配置され、導光板30の他方の入射面EFに対向している。
光源ユニット50のLED54から出射した光は、導光板30の両入射面EFから導光板30内に入射し、導光板30内を伝播し、出射面S1の全面から液晶表示パネル12側に出射する。出射した光は、光学シート34により拡散された後、液晶表示パネル12に照射される。
LED54の発光に伴う発熱は、FPC52の実装部52aおよび両面テープ62aを介してベースフレーム22の側壁22bに排熱(放熱)される。更に、熱の一部は、FPC52の放熱部52bおよび両面テープ62bを介して、ベースフレーム22の底壁22aに排熱される。
以上のように、光源ユニット50のFPC52は実装部52aおよび放熱部52bを有することにより、FPC52の面積を大きくし、配線経路の確保および放熱面積の増大を図ることができる。これにより、サーミスタ60をFPC52上に実装し、実装部52aの最小幅部の近傍に設置することが可能となる。また、FPC52をL字状に折り曲げてベースフレーム22に設置することにより、金属製のベースフレーム22の側壁22bからだけではなく底壁22aからもFPC52の熱を放熱することができる。
更に、FPC52の積層構成(CF/Cu/BF/Cu/CF)において、各層の層厚を最適化することで、例えば、伝熱抵抗の高いカバーフィルムを薄くすることにより、FPC52の放熱性を向上することができる。これにより、LED54の熱を、金属製のベースフレーム22に効率よく排熱あるいは放熱し、光源ユニット50の温度上昇を抑制することが可能となる。
図6に示すように、アウターフレーム36は、額縁部37の内面に突設されたリブ64を一体に有している。リブ64は、額縁部37の長辺に沿って、かつ、長辺のほぼ全長に亘って延びている。リブ64は、導光板30の出射面S1の近傍まで突出し、出射面S1の側縁部に対向している。更に、リブ64の突出端面に反射テープ(反射層)66が貼付され、導光板30の側縁部に対向している。
リブ64は、光学シート34の側縁(例えば、下側縁)に当接可能に対向している。そのため、リブ64は、光学シート34が変位した際、光学シート34の側縁に当接し、光学シート34のLED54方への過度の位置ずれ(落下)を防止する。リブ64に貼付された反射テープ66は、導光板30の出射面S1の側縁部から漏れた光を反射して導光板30内に戻す機能を有している。これにより、導光板30の輝度ロスを低減することができる。
図6に示すように、導光板30の下側に位置する反射シート26は、導光板30の入射面EFよりもLED54側に延出している。そのため、反射シート26は、LED54と導光板30との間の隙間(クリアランス)からの漏れ光を反射して導光板30内に戻す。これにより、反射シート26は、照明装置20、導光板30の輝度ロスを低減している。
図7(a)は、アウターフレームを取り外した状態の面状照明装置を示す平面図、および図7(b)、図7(c)は、それぞれ面状照明装置の各短辺側端部の断面図である。図8は、面状照明装置の2つの角部を拡大して示す平面図、図9は、面状照明装置の1つの角部を示す斜視図である。
図7、図8、および図9に示すように、ベースフレーム22の隣合う2つの角部、例えば、上側の長辺両端の角部に、それぞれ緩衝部材70が装着されている。各緩衝部材70は、ゴム、シリコン等の弾性材料により、例えば、ほぼ角柱形状に形成されている。ベースフレーム22の角部において、緩衝部材70は、ベースフレーム22の底壁22a、側壁22c、22bの内面に当接している。
一方、インナーフレーム24、反射シート26、導光板30、光学シート34において、緩衝部材70に対応する2つの角部は、それぞれ切欠かれ、緩衝部材70に対応した形状の切欠き部24t、26t、30t、34tを形成している(図3参照)。インナーフレーム24の各切欠部24tは、緩衝部材70に対してクリアランスがほぼゼロとなる大きさおよび形状に形成され、切欠面は緩衝部材70に側面に当接している。反射シート26の切欠部26tおよび各光学シート34の切欠部34tは、緩衝部材70に対して所定のクリアランスを持つ大きさおよび形状に形成されている。
導光板30の各切欠部30tは、緩衝部材70に対してクリアランスがマイナスとなる大きさおよび形状に形成されている。すなわち、導光板30の切欠部30tを規定している切欠面は、緩衝部材70に当接、かつ、食い込むように形成されている。更に、切欠面は、例えば、C面カット面、あるいは、X方向およびY方向に対して傾斜した傾斜面を含んでいる。導光板30をベースフレーム22内に設置した状態において、一対の切欠部30tの切欠面は、それぞれ緩衝部材70に当接および食い込んで位置する。従って、2つの緩衝部材70は、自身の弾性により、導光板30をX方向およびY方向を合成した方向、すなわち、導光板30の中央方向に押圧している。導光板30の他方の長辺両端部に設けられた位置決め突起31は、上記緩衝部材70の押圧力により、ベースフレーム22の側壁22bに押し付けられている。
このように、2つの緩衝部材70によって導光板30を弾性的に押圧および保持することにより、振動による導光板30のガタツキを無くし、同時に、ガタツキ音の発生を防止することができる。緩衝部材70は、ベースフレーム22の角部に設けることにより、少なくとも2つ設けられていれば上述したガタツキ防止効果を発揮することができる。これにより、緩衝部材70の設置数を削減することができる。同時に、デットスペースとなるベースフレーム22の角部を緩衝部材70の設置スペースとして活用することにより、ベースフレーム内の設置スペースを効率化し、面状照明装置の狭額縁化を図ることができる。
なお、緩衝部材70の形状は、角柱形状に限定されることなく、円柱形状等、他の種々の形状を選択可能である。また、緩衝部材70の弾性あるいは硬度は、導光板30の寸法、あるいは振動の発生環境に応じて、適宜選択可能である。
図10は、変形例に係る面状照明装置の一対の角部を拡大して示す平面図である。変形例によれば、ベースフレーム22は金属板を折曲げ加工することにより形成され、各角部において、長辺側の側壁22bと短辺側の側壁22cとの間に切欠72あるいは隙間が存在している。この場合、ベースフレーム22の角部に装着される緩衝部材70は、切欠72に嵌合し切欠72を塞ぐ突出部74を一体に有していてもよい。このように、切欠72を緩衝部材70の突出部74で塞ぐことにより、切欠72を通る異物の侵入を防止することができる。また、通常、切欠72を塞ぐための目張りテープが不要となり、製造工程の簡略化が可能となる。
次に、本実施形態に係る面状照明装置20の構成を引き続き説明する。図3および図7に示すように、光学シートOS1〜OS4の各々は、各短辺側の側縁から突出する位置決め用の矩形状の第1タブT1a、T2a、T3a、T4aおよび第2タブT1b、T2b、3b、T4bを有している。光学シートOS1〜OS4の第1タブT1a、T2a、T3a、T4aは、光学シートの短辺方向(Y方向)において、同一の位置に設けられている。すなわち、第1タブT1a、T2a、T3a、T4aは、互いに重なる位置に設けられている。これに対して、光学シートOS1〜OS4の第2タブT1b、T2b、T3b、T4bは、光学シートの短辺方向において、互いに異なる位置、すなわち、重ならないように短辺方向に所定間隔だけ互いにずれた位置に設けられている。
本実施形態では、光学シートOS1〜OS4の一方の短辺において、第1タブT1a、T2a、T3a、T4aは短辺の一端側近傍に設けられている。最下層の光学シートOS1の第2タブT1bは、短辺の他端側近傍に設けられ、第1タブT1aから最も離間して位置し、光学シートOS2、OS3、OS4の第2タブT2b、T3b、T4bの順で第1タブに近づく方向に順次ずれて設けられている。
光学シートOS1〜OS4の他方の短辺において、第1タブT1a、T2a、T3a、T4aおよび第2タブT1b、T2b、T3b、T4bは、光学シート34の中心に対して、上記一方の短辺側の第1タブおよび第2タブと点対称の位置に設けられている。
インナーフレーム24の各短辺側の側壁24cの上面に、光学シートOS1〜OS4の第1タブが係合する共通凹所80、およびそれぞれ光学シートOS1〜OS4の第2タブが係合する第1凹所82a、第2凹所82b、第3凹所82c、第4凹所82d、の5つの凹所が形成されている。共通凹所80は、側壁24cの一端側近傍に設けられ、4枚の光学シートOS1〜OS4の第1タブT1a〜T4aを重ねて収納可能な深さに形成されている。第1凹所82aは、側壁24cの他端側近傍に設けられ、最下層の光学シートOS1の高さ位置に対応する深さに形成されている。第2凹所82b、第3凹所82c、第4凹所82dは、第1凹所82a側から共通凹所80に向かって順に並んで設けられている。また、第2凹所82b、第3凹所82c、第4凹所82dは、それぞれ光学シートOS2、OS3、OS4の高さ位置に対応する深さに形成されている。第1凹所82aが最も深く、第2凹所82b、第3凹所82c、第4凹所82dの順で徐々に浅くなっている。すなわち、第1凹所82a、第2凹所82b、第3凹所82c、第4凹所82dは、階段状に段差を持って形成されている。
なお、共通凹所80、第1凹所82a、第2凹所82b、第3凹所82c、第4凹所82dの各々は、側壁24cの上面および内面に開口し、側壁24cの外面側は、側壁24cにより閉じられている。また、隣合う凹所間は、側壁24cからなる仕切り壁により仕切られている。
図7に示すように、光学シートOS1、OS2、OS3、OS4は、導光板30の出射面S1上に重ねて載置され、これら光学シートの第1タブT1a〜T4aは、インナーフレーム24の共通凹所80に係合し、共通凹所80内に重ねて収納されている。また、光学シートOS1、OS2、OS3、OS4の第2タブT1b、T2b、T3b、T4bは、インナーフレーム24の第1凹所82a、第2凹所82b、第3凹所82c、第4凹所82dにそれぞれに係合し、1つの凹所に1つの第2タブが収納されている。また、何れか一方の側壁24cの上面に細長いテープ84を貼り付け、光学シートの第1タブおよび第2タブを一括して側壁24cに固定している。
上記構成によれば、側壁24cに複数の凹所を設け、各凹所に一種類の光学シートの第2タブのみが係合することから、各凹所と第2タブとの係合状態を視認することにより、複数枚の光学シートが正しく位置決めされているか、また、所定枚数の光学シートが正しく積層配置されているか、容易に確認することができる。また、第1〜第4凹所のそれぞれの深さ(底面高さ)を対応する光学シートの底面側高さに一致させることで、各光学シートの厚さ方向のガタを無くすことができる。更に、隣接する凹所間に仕切り壁があるため、側壁24cの上面にテープ84を貼付する場合、側壁24cに対するテープ84の接着面積を大きくとり、確実な接着が可能となる。
なお、光学シート34は、4枚に限らず、必要に応じて、増減可能である。また、各光学シートは、第1タブおよび第2タブを有する構成としたが、小さいサイズの光学シートの場合は、第1タブを省略し、第2タブのみを設けてもよい。
図11は、図7の線B−Bに沿った面状照明装置の断面図である。この図11および図9に示すように、インナーフレーム24上に載置された反射シート26は、両短辺から突出した位置決め用の矩形状のタブ76を有している。反射シート26の短辺との境界に沿ってタブ76の基端にミシン目77が形成され、各タブ76は、このミシン目77の位置で上方、すなわち、導光板30側に折曲げられている。この際、タブ76は、反射シート26に対して垂直な位置まで折り曲げることなく、90度よりも小さい角度に折曲げられる。
インナーフレーム24の各側壁24cの内面において、反射シート26のタブ76と対向する位置に位置決め用の矩形状の凹所80が形成されている。そして、反射シート26の2つのタブ76は、それぞれ対向する側壁24cの凹所80に係合し、凹所80の底面、すなわち、側壁24cの内面に当接している。このように2つのタブ76を側壁24cの凹所80に係合させることにより、反射シート26は所定の位置に位置決め保持されている。
また、タブ76は折り曲げることによりバネ性を有している。そのため、反射シート26が熱膨張した場合でも、タブ76の弾性変形により反射シート全体の熱膨張を吸収し、反射シートの位置ずれを防止することができる。更に、タブ76を折り曲げることにより、タブ76を折り曲げない場合よりも、反射シート26からのタブの突出量が小さくすることができ、その結果、照明装置の額縁を狭くすることができる。
なお、位置決め用のタブ76は、各短辺に1つに限らず、複数設けてもよい。
上記のように構成された面状照明装置20は、アウターフレーム36の額縁部37を液晶表示パネル12の背面周縁部に固定することにより、液晶表示パネル12の背面側に対向配置される。アウターフレーム36と液晶表示パネル12との固定には、両面テープ、ホットメルト接着剤、エポキシ接着剤、UV硬化接着剤等を用いることができる。
以上のように、本実施形態によれば、曲面表示装置に好適な面状照明装置、およびこれを備える曲面表示装置を提供することができる。
本発明の実施形態、変形例を説明したが、これらの実施形態および変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明の実施形態として上述した各構成を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての構成も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。例えば、照明装置の導光板は、対向する2つの入射面を有する構成に限らず、一方の側面のみを入射面とし、光源ユニットも1つとしてもよい。導光板の出射面は、長手方向が凹となる曲面に限らず、長手方向が凸となる曲面としてもよい。この場合、照明装置を、表示面側が凸となるように湾曲した曲面表示装置に適用することができる。
液晶表示パネルおよび面状照明装置の構成部材は、矩形状に限定されることなく、楕円形、トラック形状等の他の形状としてもよい。また、導光板の湾曲した出射面の曲率は、全面に亘って同一とする場合に限らず、長手方向の中央部と両端部とで異なる曲率としてもよい。構成部材の材料は、上述した例に限らず、種々選択可能である。
また、上述した実施形態によりもたらされる他の作用効果について本明細書の記載から明らかなもの、又は当業者において適宜想到し得るものついては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
10…液晶表示装置、12…液晶表示パネル、14…カバーパネル、
20…照明装置、22…ベースフレーム、24…インナーフレーム、
26…反射シート、30…導光板、34…光学シート、36…アウターフレーム、
S1…出射面(第1主面)、EF…入射面、50…光源ユニット、
52…フレキシブル配線板(FPC)、52a…実装部、52b…放熱部、
54…光源(LED)、58…接続パッド、70…緩衝部材、
T1a、T2a、T3a、T4a…第1タブ、
T1b、T2b、T3b、T4b…第2タブ

Claims (14)

  1. 底壁と、前記底壁の側縁に沿って立設された複数の側壁と、を有するベースフレームと、
    前記ベースフレーム内に配置され、湾曲した出射面と、前記複数の側壁のうち1つの側壁と対向する入射面と、を有する導光板と、
    前記入射面に対向して設けられたプリント配線板と、
    前記プリント配線板に実装され、それぞれ前記入射面に光を入射する複数の光源と、を備え、
    前記底壁は、平坦であり、
    前記入射面は、前記出射面に沿って湾曲した一側縁を有し、
    前記出射面は、前記一側縁と交差する一対の側縁を有し、
    前記出射面および前記一側縁は、前記一側縁の長手方向における中央部が前記底壁に向かって凹となるように湾曲し、
    前記プリント配線板は、前記一側縁に沿って湾曲した側縁と、前記側縁と対向し、前記底壁に沿って平坦な他の側縁と、を有し、
    前記複数の光源は、それぞれ発光中心と、前記プリント配線板に接続された一対の接続端子と、これらの一対の接続端子および前記発光中心を通って延びる中心軸線と、を有し、
    前記複数の光源は、前記プリント配線板上において、前記入射面の湾曲した一側縁に沿って延びる湾曲した実装ラインの上に前記発光中心が位置し、前記中心軸線が互いに平行に、かつ、前記他の側縁と平行になるように、前記実装ラインに沿って配列されている、
    照明装置。
  2. 前記プリント配線板は、前記入射面に対向しているとともに前記複数の光源が実装された実装部と、直線状の折曲げ線に沿って前記実装部に対して折り曲げられた放熱部とを有している請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記複数の光源は、前記中心軸線が前記折曲げ線と平行に位置するように配列されている請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記プリント配線板の前記実装部は、前記導光板の入射面と前記1つの側壁との間に配置され、前記1つの側壁の内面に貼付され、
    前記放熱部は、前記底壁に対向し、前記底壁に貼付されている請求項2又は3に記載の照明装置。
  5. 前記プリント配線板の前記放熱部上に実装され、前記プリント配線板の温度を検知する検知器を更に備えている請求項2から4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記プリント配線板は、ベースフィルムと、前記ベースフィルムの両面にそれぞれ積層され、それぞれ配線を構成する導電層と、各導電層を覆うカバーフィルムと、を有し、
    前記カバーフィルムは、前記ベースフィルムの膜厚の30〜85%の膜厚に形成されている請求項1から5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記ベースフレームの隣合う2つの角部にそれぞれ装着された弾性を有する2つの緩衝部材であって、前記導光板の対応する2つの角部を前記導光板の中央部に向かって押圧する2つの緩衝部材を更に備えている請求項4に記載の照明装置。
  8. 前記導光板は、前記2つの角部にそれぞれ形成された切欠部を有し、各切欠部は、C字形状の切欠面、あるいは直交する2方向に対して傾斜した傾斜面を含む切欠面を有し、
    前記切欠面は、それぞれ前記緩衝部材に食込んで緩衝部材に当接している請求項7に記載の照明装置。
  9. 前記ベースフレームは、角部において隣接する側壁間に形成された隙間あるいは切欠を有し、
    前記緩衝部材の各々は、前記角部において、前記側壁間の隙間あるいは切欠を塞いだ突出部を一体に有している請求項7又は8に記載の照明装置。
  10. 湾曲した支持面を有する支持板と、前記支持板の対向する2つの側縁に沿って立設された2つの側壁と、を有し、前記ベースフレーム内に配置されたインナーフレームと、
    前記支持面上に載置された矩形状の反射シートと、を更に備え、
    前記導光板は、前記反射シートの上に載置され、
    前記反射シートは、対向する2つの側縁からそれぞれ突出した位置決め用のタブを有し、前記タブの各々は、前記反射シートの側縁に沿って前記導光板側に折曲げられ、前記インナーフレームの前記側壁の内面に当接している請求項4に記載の照明装置。
  11. 前記導光板の出射面に重ねて載置されたそれぞれ矩形状の複数枚の光学シートを更に備え、
    前記インナーフレームは、前記側壁の上面にそれぞれ形成され、前記側壁の長手方向に並んで位置するともに、互いに深さが異なる複数の凹所を有し、
    前記光学シートの各々は、側縁から突出した位置決め用のタブを有し、前記複数のタブは、それぞれ前記複数の凹所に1つずつ係合している請求項10に記載の照明装置。
  12. 前記複数の光学シートの複数のタブは、前記光学シートの側縁に沿った方向に互いにずれて配置され、前記複数の凹所は、それぞれ対応する前記光学シートの積層方向の高さに一致する深さに形成されている請求項11に記載の照明装置。
  13. 矩形枠状の額縁部と、前記額縁部の側縁に沿って立設された複数の側壁とを有し、前記額縁部を前記光学シートの周縁部に被せた状態で前記ベースフレームの側壁に嵌合されたアウターフレームを更に備え、
    前記アウターフレームは、前記光源の近傍で前記額縁部の内面から前記導光板に向かって突出し1つの側壁に沿って延びるリブと、前記リブの突出端に設けられ前記導光板の周
    縁部に対向する反射層と、を有している請求項11に記載の照明装置。
  14. 湾曲した表示面およびこの表示面の反対側に位置する湾曲した背面を有する液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルの背面に対向して配置された請求項1から13のいずれか1項に記載の照明装置と、を備える表示装置。
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