JP6946112B2 - 電極用触媒、ガス拡散電極形成用組成物、ガス拡散電極、膜・電極接合体、燃料電池スタック - Google Patents

電極用触媒、ガス拡散電極形成用組成物、ガス拡散電極、膜・電極接合体、燃料電池スタック Download PDF

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Description

本発明は、電極用触媒に関する。より詳しくは、ガス拡散電極に好適に使用される電極用触媒に関し、燃料電池のガス拡散電極により好適に使用される電極用触媒に関する。
また本発明は、上記電極用触媒粒子を含む、ガス拡散電極形成用組成物、膜・電極接合体、及び、燃料電池スタックに関する。
固体高分子形燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:以下、必要に応じて「PEFC」という)は、燃料電池自動車、家庭用コジェネレーションシステムの電源としての研究開発が行われている。
PEFCのガス拡散電極に使用される触媒には、白金(Pt)等の白金族元素の貴金属粒子からなる貴金属触媒が用いられている。例えば、典型的な従来の触媒としては、導電性カーボン粉末上にPt微粒子を担持させた「Pt担持カーボン触媒」(以下、必要に応じ「Pt/C触媒」という)が知られている(例えば、N.E.CHEMCAT社製のPt担持率50wt%のPt/C触媒、商品名:「NE−F50」など)。
PEFCの製造コストの中でPt等の貴金属触媒が占めるコストの割合は大きく、PEFCの低コスト化、PEFCの普及に向けた課題になっており、この課題を解決するために、触媒の低貴金属化技術、又は、脱貴金属化技術の研究開発が進められている。
これらの研究開発の中で、白金の使用量を低減するため、従来、非白金元素からなるコア部とPtからなるシェル部から形成されるコアシェル構造を有する触媒粒子(以下、必要に応じ「コアシェル触媒粒子」という)が検討されており、多数の報告がなされている。
例えば、特許文献1には、パラジウム(Pd)又はPd合金(コア部に相当)がPt原子の原子的薄層(シェル部に相当)によって被覆された構成を有する粒子複合材(コアシェル触媒粒子)が開示されている。更に、この特許文献1には、実施例としてコア部がPd粒子で、シェル部がPtからなる層であるコアシェル触媒粒子が記載されている。
更に、コア部Pt族以外の金属元素を構成元素として含む構成も検討されている。例えば、Agをコア部の構成元素として含む構成が提案されている(例えば、特許文献2〜4)。
特許文献2においては、炭素担体(カーボンブラック)上に、コア部がAgからなり、シェル部がPtからなるコアシェル触媒粒子を担持させた構成の触媒の合成例が開示されている(特許文献2、実施例3)。特許文献3においても、炭素担体(カーボンブラック)上に、コア部がAgからなり、シェル部がPtからなるコアシェル触媒粒子を担持させた構成の触媒の合成例が開示されている(特許文献3、実施例4)。
特許文献4には、Agを含む一群の非白金材料から選択される少なくとも1つ貴金属をコア部とし、Ptからなる構成のコアシェル触媒粒子(燃料電池触媒粒子)が提案されている(特許文献4、段落番号0014〜0015)。
なお、本件特許出願人は、上記文献公知発明が記載された刊行物として、以下の刊行物を提示する。
米国特許出願公開第2007/31722号公報 特表2010−501344号公報 特表2010−501345号公報 特表2015−534244号公報
しかしながら、導電性の担体上と当該担体上に担持されたコアシェル構造を有する触媒粒子を含む燃料電池用電極触媒に関し、Agからなるコア部を有する電極用触媒について着目して上述の従来技術をみた場合、Pt使用量の低減に加えて、従来のPt/C触媒と比較し、実用に耐えうる水準の触媒活性を得るための構成の検討、並びに、実施例によるその実証が十分になされておらず、未だ改善の余地があることを本発明者らは見出した。
すなわち、特許文献2においては、炭素担体(カーボンブラック)上に、コア部がAgからなり、シェル部がPtからなるコアシェル触媒粒子を担持させた構成の触媒の実施例の記載がある(特許文献2、実施例3)。そして、この実施例の触媒について、RDEによる電気化学的試験において高い比活性が得られることが報告されている(特許文献2、段落番号0059)。しかしながら、この実施例の電気化学的試験の具体的結果が示されておらず、この実施例の構成が、従来のPt/C触媒と比較しどの程度の活性向上があり有効な構成なのか詳細は不明である。
また、特許文献3においても、炭素担体(カーボンブラック)上に、コア部がAgからなり、シェル部がPtからなるコアシェル触媒粒子を担持させた構成の触媒の実施例の記載がある(特許文献3、実施例4)。そして、この実施例の触媒について、RDEによる電気化学的試験において高い比活性が得られることが報告されている(特許文献3、段落番号0070)。しかしながら、この実施例の電気化学的試験の具体的結果が示されておらず、この実施例の構成が、従来のPt/C触媒と比較しどの程度の活性向上があり有効な構成なのか詳細は不明である。
更に、特許文献4においては発明の実施形態として、コア部がAgからなり、シェル部がPtからなるコアシェル触媒粒子が概念として開示されている。しかしながら、この構成のコアシェル触媒粒子について、実施例とその評価結果が示されておらず、従来のPt/C触媒と比較しどの程度の活性向上があるのか詳細は不明である。
本発明は、かかる技術的事情に鑑みてなされたものであって、従来のPt/C触媒と比較し優れた触媒活性を有し、かつ、低コスト化に寄与できる電極用触媒を提供することを目的とする。また、本発明は、上記電極用触媒を含む、ガス拡散電極形成用組成物、ガス拡散電極、膜・電極接合体(MEA)、及び、燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本件発明者等は、Pt使用量の低減を意図してコア部の構成材料としてAgを採用する場合について、従来のPt/C触媒と比較し優れた触媒活性を得ることのできる構成について鋭意検討を行った。その結果、本発明者らは、少なくともAgからなるコア部、2層構造(部分的に3層構造)のシェル部からなる下記の構成が有効であることを見出し、本発明を完成するに至った。
より具体的には、本発明は、以下の技術的事項から構成される。
すなわち、本発明は、
導電性を有する担体と、
前記担体上に担持される触媒粒子と、
を含んでおり、
前記触媒粒子が、前記担体上に形成されるコア部と、前記コア部の表面の少なくとも一部に形成されるシェル部とを有しており、
前記シェル部が、前記コア部の表面の少なくとも一部に形成される第1シェル部と、前記第1シェル部の表面の少なくとも一部に形成される第2シェル部と、を有しており、
前記コア部がAgからなり、
前記第1シェル部がPdからなり、
前記第2シェル部がPtからなり、
前記第1シェル部と前記第2シェル部との境界面の一部に第3シェル部が形成されており、
前記第3シェル部がAgからなる、
電極用触媒を提供する。
詳細なメカニズムは十分に解明されていないが、上記の構成とすることにより、本発明の電極用触媒は、従来のPt/C触媒と比較し優れた触媒活性を有し、かつ、低コスト化に寄与できる。
本発明の電極用触媒粒子は、上述のようにコア部と第1シェル部、第2シェル部とにおいて、互いに共通する構成成分を含まない構成を敢えて採用し、コア部と、第3シェル部とにおいて共通する構成成分(Ag)を採用することにより、本発明の効果が得られることを本発明者らが見出し、完成するに至ったものである。
なお、本明細書において、電極用触媒の構成を説明する際に、必要に応じて、「担体上に担持される触媒粒子の構成(主な構成材料)/導電性を有する担体の構成(主な構成材料)」と表記する。より詳しくは、「シェル部の構成/コア部の構成/担体の構成」と表記する。
更に、シェル部が3層からなる場合、最も外側に位置するシェル部の層(最外層のシェル部)を1番目に記載し、次に当該最外層のシェル部に隣接する中間のシェル部を2番目に記載し、最も内側に位置するシェル部の層(最内層のシェル部)を3番目に記載する。
本発明の場合、「第2シェル部の構成/第3シェル部の構成/第1シェル部の構成/コア部の構成/担体の構成」と表記する。より詳しくは、電極用触媒の構成が、「Ptからなる第2シェル部、Agからなる第3シェル部、Pdからなる第1シェル部、Agからなるコア部、導電性カーボンからなる担体」を有する構成の場合、「Pt/Ag/Pd/Ag/C」と表記する。
なお、本発明において、第3シェル部は第1シェル部の外表面の全域に形成されているのではなく一部に形成されている。そのため、本発明の電極用触媒は、厳密には、「Pt/Pd/Ag/C」と記載される構造の部分と、「Pt/Ag/Pd/Ag/C」と表記される構造の部分とが混在した構成となっている。しかし、説明の便宜上、本明細書においては、本発明の構成を表記する場合、従来技術と比較した場合の構成の違いがより明確な「Pt/Ag/Pd/Ag/C」を記載することとする。
また、本発明の電極用触媒においては、本発明の効果が得られる範囲で、コア部には、Ag酸化物が更に含まれていてもよい。
更に、本発明の電極用触媒においては、本発明の効果が得られる範囲で、第3シェル部には、Ag酸化物が更に含まれていてもよい。
また、詳細なメカニズムは解明されていないが、本発明の電極用触媒は、本発明の効果をより確実に得る観点から、X線光電子分光分析法(XPS)により測定される表面近傍の分析領域における、Ptの割合R1Pt(atom%)と、Pdの割合R1Pd(atom%)と、Agの割合R1Ag(atom%)が、下記式(1)の条件を満たしていることが好ましい。
0.75≦(R1Pt+R1Ag)/(R1Pt+R1Pd+R1Ag)≦0.90・・・(1)
ここで、本発明においては、XPSでPtの割合R1Pt(atom%)と、Pdの割合R1Pd(atom%)と、Agの割合R1Ag(atom%)とを算出する際には、これら3つの成分の合計が100%となる条件で算出される数値とする。すなわち、電極用触媒の表面近傍の分析領域において、Pt、Pd、Agの他に検出される炭素の割合(atom%)は計算から外した数値となる。
なお、本発明において、XPSは、以下の分析条件で測定される。
(A1)X線源:単色化AlKα
(A2)光電子取出確度:θ=75℃(後述する図6を参照)
(A3)帯電補正:C1sピークエネルギーを284.8eVとして補正
(A4)分析領域:200μm
(A5)分析時のチャンバ圧力:約1×10−6Pa
また、本発明の電極用触媒は、本発明の効果をより確実に得る観点から、前記R1Ptが35atom%以上であることが好ましい。これにより、電極用触媒の表面において触媒活性の高いPtからなる部分の割合が増えて、本発明の効果がより確実に得られるようになる。
なお、本発明において、従来のPt/Cに比較して、触媒活性(特に、後述の初期のPt質量活性)をより確実に向上させる観点からは、R1Ptは35〜65atm%であることが好ましい。
また、本発明の電極用触媒は、本発明の効果をより確実に得る観点から、前記R1Pdが60atom%以下であることが好ましい。これにより、電極用触媒の表面においてPdからなる部分の割合が減り、低コスト化により寄与できるようになる。同様の観点から、R1Pdは35atom%以下であることがより好ましく、25atom%以下であることが更に好ましい。
また、本発明の電極用触媒は、本発明の効果をより確実に得る観点から、粉末X線回折(XRD)により測定される前記触媒粒子の結晶子サイズの平均値が3〜40.0nmであることが好ましい。
結晶子サイズの平均値が3nm以上であると、担体上にコア部となる粒子を形成することが比較的容易になり、第1シェル部、第2シェル部及び第3シェル部を有し、更に好ましくは式(1)の条件を満たすように担体上に触媒粒子を形成することが比較的容易となる傾向が大きくなる。
更に、結晶子サイズの平均値が40.0nm以下であると、担体上にコア部となる粒子を高分散状態で形成することが比較的容易になり、第1シェル部、第2シェル部及び第3シェル部を有し、好ましくは式(1)の条件を満たすように触媒粒子を担体上に形成することが比較的容易になる傾向が大きくなる。
なお、本発明においては、コア部のAg(220)面のピークから算出した平均値を触媒粒子の結晶子サイズの平均値としている。これは、第1シェル部がPdからなり、第2シェル部がPtからなり、かつ、第1シェル部がPt原子層で1層〜2層となるような薄い層となる場合、XRDによってPt(220)面のピークがみえにくくなるからである。
更に、本発明は、上述の本発明の電極用触媒が含有されている、ガス拡散電極形成用組成物を提供する。
本発明のガス拡散電極形成用組成物は、本発明の電極用触媒を含んでいるため、従来のPt/C触媒を含む従来のガス拡散電極と比較し、優れた電極性能を有し、かつ、低コスト化に寄与できるガス拡散電極を容易に製造することができる。
また、本発明は、上述の本発明の電極用触媒が含有されている、ガス拡散電極を提供する。
本発明のガス拡散電極は、本発明の電極用触媒を含んで構成されている。そのため、従来のPt/C触媒を含む従来のガス拡散電極と比較し、優れた電極性能を有し、かつ、低コスト化に寄与できる構成とすることが容易となる。
更に、本発明は、上述の本発明のガス拡散電極が含まれている、膜・電極接合体(MEA)を提供する。
本発明の膜・電極接合体(MEA)は、本発明のガス拡散電極を含んでいるため、従来のPt/C触媒を含むガス拡散電極を備えた従来の膜・電極接合体(MEA)と比較し、優れた電池性能を有し、かつ、低コスト化に寄与できる構成とすることが容易となる。
また、本発明は、上述の本発明の膜・電極接合体(MEA)が含まれていることを特徴とする燃料電池スタックを提供する。
本発明の燃料電池スタックによれば、本発明の膜・電極接合体(MEA)を含んでいるため、従来のPt/C触媒を含むガス拡散電極を備えた膜・電極接合体(MEA)を搭載した従来の燃料電池スタックと比較し、優れた発電性能を有し、かつ、低コスト化に寄与できる構成とすることが容易となる。
本発明によれば、従来のPt/C触媒と比較し、実用に耐えうる水準の触媒活性を有し、かつ、低コスト化に寄与できる電極用触媒が提供される。また、本発明によれば、かかる電極用触媒を含む、ガス拡散電極形成用組成物、ガス拡散電極、膜・電極接合体(MEA)、燃料電池スタックが提供される。
本発明の電極用触媒(コアシェル触媒)の好適な一形態を示す模式断面図である。 本発明の電極用触媒(コアシェル触媒)の別の好適な一形態を示す模式断面図である。 図1及び図2に示した本発明の電極用触媒のシェル部の詳細な構造を示す模式断面図である。 図1及び図2に示した本発明の電極用触媒のシェル部の別の詳細な構造を示す模式断面図である。 図1及び図2に示した本発明の電極用触媒のシェル部の更に別の詳細な構造を示す模式断面図である。 本発明におけるX線光電子分光分析法(XPS)の分析条件を説明するためのXPS装置の概略構成を示す模式図である。 本発明の燃料電池スタックの好適な一実施形態を示す模式図である。 実施例で用いた回転ディスク電極を備えた回転ディスク電極測定装置の概略構成を示す模式図である。 実施例において参照電極REに対して回転ディスク電極WEの電位(vsRHE)を掃引する「矩形波の電位掃引モード」を示すグラフである。
以下、適宜図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
<電極用触媒>
図1は、本発明の電極用触媒(コアシェル触媒)の好適な一形態を示す模式断面図である。また、図2は、本発明の電極用触媒(コアシェル触媒)の別の好適な一形態を示す模式断面図である。
更に、図3は、図1及び図2に示した本発明の電極用触媒のシェル部の詳細な構造を示す模式断面図である。また、図4は、図1及び図2に示した本発明の電極用触媒のシェル部の別の詳細な構造を示す模式断面図である。図5は図1及び図2に示した本発明の電極用触媒のシェル部の更に別の詳細な構造を示す模式断面図である。
図1に示すように、本発明に係る電極用触媒10は、担体2と、担体2上に形成されるいわゆる「コアシェル構造」を有する触媒粒子4を含んでいる。更に、図1に示すように、触媒粒子4は、担体2上に形成されるコア部6と、コア部6上に形成されるシェル部8とを含む、いわゆる「コアシェル構造」を有している。
本発明においては、電極用触媒は、コア部の表面の少なくとも一部の上にシェル部が形成されていればよい。例えば、本発明の効果をより確実に得る観点からは、図1に示すように、電極用触媒10は、シェル部8によってコア部6の表面の略全域が被覆された状態であることが好ましい。
また、図2に示すように、本発明においては、電極用触媒は、本発明の効果を得られる範囲において、シェル部によってコア部の表面の一部が被覆され、コア部の表面が部分的に露出した状態であってもよい。
図2に示すように、本発明に係る電極用触媒10Aは、担体2と、担体2上に形成されるいわゆる「コアシェル構造」を有する触媒粒子4Aを含んでいる。更に、図2に示すように、触媒粒子4Aは、シェル部8によってコア部6の表面の一部が被覆され、コア部6の表面が部分的に露出した状態(例えば、図2に示すコア部6の表面の一部6sが露出した状態)となっている。
また、図1に示した電極用触媒10及び図2に示した電極用触媒10Aのそれぞれについて、図3に示すように、シェル部8は、コア部6の表面の少なくとも一部に形成される第1シェル部81と、第1シェル部81の表面の少なくとも一部に形成される第2シェル部82とを有している。
また、電極用触媒10及び電極用触媒10Aのそれぞれについて、図4に示すように、シェル部8には、第1シェル部81と第2シェル部82との境界面の一部に第3シェル部83が形成されている。すなわち、電極用触媒10及び電極用触媒10Aのそれぞれについて、シェル部8には、第1シェル部81と第2シェル部82とが積層された部分と、第1シェル部81と第2シェル部82と第3シェル部83とが積層された部分とが存在する。
更に、電極用触媒10及び電極用触媒10Aのそれぞれについて、図5に示すように、本発明の効果を得られる範囲において、コア部6の表面の一部に第2シェル部82が形成された部分が存在していてもよい。
担体2は、触媒粒子4、触媒粒子4Aを担持することができ、かつ表面積の比較的大きなものであれば特に制限されない。更に、担体2は、電極用触媒10、電極用触媒10Aを含んだガス拡散電極形成用組成物(図示せず)中で良好な分散性を有し、優れた導電性を有するものであることが好ましい。
例えば、担体2は、グラッシーカーボン(GC)、ファインカーボン、カーボンブラック、黒鉛、炭素繊維、活性炭、活性炭の粉砕物、カーボンナノファイバー、カーボンナノチューブ等の炭素系材料や酸化物等のガラス系あるいはセラミックス系材料などから適宜採択することができる。
これらの中で、コア部6との吸着性及び担体2が有するBET比表面積の観点から、炭素系材料が好ましい。更に、炭素系材料としては、導電性カーボンが好ましく、特に、導電性カーボンとしては、導電性カーボンブラックが好ましい。導電性カーボンブラックとしては、商品名「ケッチェンブラックEC300J」、「ケッチェンブラックEC600」、「カーボンEPC」等(ライオン化学株式会社製)を例示することができる。
コア部6はAgからなる。ただし、本発明の効果を得られる範囲において、Ag酸化物を一部含んでいてもよい。
第1シェル部81はPdからなる。ただし、本発明の効果を得られる範囲において、Pd酸化物を一部含んでいてもよい。第2シェル部82はPtからなる。ただし、本発明の効果を得られる範囲において、Pt酸化物を一部含んでいてもよい。第3シェル部83はAgからなる。ただし、本発明の効果を得られる範囲において、Ag酸化物を一部含んでいてもよい。
また、電極用触媒10及び電極用触媒10Aは、本発明の効果をより確実に得る観点から以下の条件を満たしていることが好ましい。すなわち、電極用触媒10及び電極用触媒10Aは、X線光電子分光分析法(XPS)により測定される表面近傍の分析領域における、Ptの割合R1Pt(atom%)と、Pdの割合R1Pd(atom%)と、Agの割合R1Ag(atom%)が、下記式(1)の条件を満たしていることが好ましい。
0.75≦(R1Pt+R1Ag)/(R1Pt+R1Pd+R1Ag)≦0.90・・・(1)
この場合、電極用触媒10及び電極用触媒10Aは、本発明の効果をより確実に得る観点から、R1Ptが35atom%以上であることが好ましい。従来のPt/Cに比較して、電極用触媒10及び電極用触媒10Aの触媒活性(特に、後述の初期のPt質量活性)をより確実に向上させる観点からは、R1Ptは35〜65atm%であることが好ましい。
また、この場合、電極用触媒10及び電極用触媒10Aは、本発明の効果をより確実に得る観点から、R1Pdが60atom%以下であることが好ましい。これにより、電極用触媒10及び電極用触媒10Aの表面においてPdからなる部分の割合が減り、低コスト化により寄与できるようになる。同様の観点から、R1Pdは35atom%以下であることがより好ましく、25atom%以下であることが更に好ましい。
なお、X線光電子分光分析法(XPS)は、以下の分析条件で測定される。
(A1)X線源:単色化AlKα
(A2)光電子取出確度:θ=75℃(後述する図6を参照)
(A3)帯電補正:C1sピークエネルギーを284.8eVとして補正
(A4)分析領域:200μm
(A5)分析時のチャンバ圧力:約1×10−6Pa
ここで、(A2)の光電子取出確度θは、図6に示すように、X線源32から放射されたX線が、試料ステージ34上にセットされた試料へ照射され、当該試料から放射される光電子を分折器36で受光するときの角度θである。すなわち、光電子取出確度θは、分折器36の受光軸と試料ステージ34の試料の層の面との角度に該当する。
また、電極用触媒10及び電極用触媒10Aは、本発明の効果をより確実に得る観点から、粉末X線回折(XRD)により測定される触媒粒子4及び触媒粒子4Aの結晶子サイズの平均値が3〜40.0nmであることが好ましい。
結晶子サイズの平均値が3nm以上であると、担体2上にコア部6となる粒子を形成することが比較的容易になり、第1シェル部81、第2シェル部82及び第3シェル部83を有し、更に好ましくは式(1)の条件を満たすように担体2上に触媒粒子4及び触媒粒子4Aを形成することが比較的容易となる傾向が大きくなる。
更に、結晶子サイズの平均値が40.0nm以下であると、担体2上にコア部6となる粒子を高分散状態で形成することが比較的容易になり、第1シェル部81、第2シェル部82及び第3シェル部83を有し、好ましくは式(1)の条件を満たすように触媒粒子4及び触媒粒子4Aを担体2上に形成することが比較的容易になる傾向が大きくなる。
また、第1シェル部81、第2シェル部82の厚さ及び第3シェル部83の厚さについては、電極用触媒の設計思想によって好ましい範囲が適宜設定されてよい。例えば、第2シェル部82を構成するPtの使用量を最小限にすることを意図している場合には、1原子で構成される層(1原子層)であることが好ましい。
また、例えば、第2シェル部82の厚さをより大きくすることにより耐久性の向上を図る場合には、1〜5nmが好ましく、2〜10nmがより好ましい。第1シェル部81の厚さは、第2シェル部82の厚さ以下であることが好ましい。これにより、Pdの使用量を低減できるので好ましい。
<電極用触媒の製造方法>
電極用触媒10及び電極用触媒10Aの製造方法は、Agからなるコア粒子を担体上に形成する「コア粒子形成工程」と、コア粒子形成工程を経て得られるコア粒子の表面の少なくとも一部に第1シェル部81を形成する「第1シェル部形成工程」と、第1シェル部形成工程を経て得られる粒子の表面の少なくとも一部に第3シェル部83を形成する「第3シェル部形成工程」と、第3シェル部形成工程を経て得られる粒子の表面の少なくとも一部に第2シェル部82を形成する「第2シェル部形成工程」と、を含む構成を有する。
電極用触媒10(10A)は、「第1シェル部形成工程」、「第3シェル部形成工程」、「第2シェル部形成工程」を実施し、担体2に、コア部6、第1シェル部81、第3シェル部83、第2シェル部82を順次担持させることより製造される。ここで、第1シェル部形成工程を経て得られる粒子に対して「第3シェル部形成工程」及び「第2シェル部形成工程」の処理を同時に行い、第1シェル部81上に、第3シェル部83と第2シェル部82とをほぼ同時に形成してもよい。
電極用触媒10(10A)の製造方法は、担体2に触媒粒子4(4A)を担持させることができる方法であれば、特に制限されるものではない。例えば、担体2に触媒成分を含有する溶液を接触させ、担体2に触媒成分を含浸させる含浸法、触媒成分を含有する溶液に還元剤を投入して行う液相還元法、アンダーポテンシャル析出(UPD)法等の電気化学的析出法、化学還元法、吸着水素による還元析出法、合金触媒の表面浸出法、置換めっき法、スパッタリング法、真空蒸着法等を採用した製造方法を例示することができる。
ただし、得られる電極用触媒10(10A)が好ましくは先に述べた式(1)の条件を満たすように、「第1シェル部形成工程」、「第3シェル部形成工程」、「第2シェル部形成工程」において、上述の公知の手法を組み合わせるなどして、原料、原料の配合比、合成反応の反応条件などを調整することが好ましい。
更に、「コア粒子形成工程」を経て得られるコア粒子について、「第1シェル部形成工程」で第1シェル部を形成する前に、コア粒子の表面に存在するAg酸化物を低減する処理を施してもよい。例えば、コア粒子の表面の還元処理や、酸によるAg酸化物除去処理などを実施してもよい。
なお、電極用触媒10及び電極用触媒10Aを上述した式(1)で示した好ましい条件を満たすように構成する方法としては、例えば、生成物(触媒)の化学組成や構造を各種の公知の分析手法を用いて分析し、得られる分析結果を製造プロセスにフィードバックし、選択する原料、その原料の配合比、選択する合成反応、その合成反応の反応条件などを調製・変更する方法などがあげられる。
<燃料電池セルの構造>
図7は本発明の電極用触媒を含むガス拡散電極形成用組成物、このガス拡散電極形成用組成物を用いて製造されたガス拡散電極、このガス拡散電極を備えた膜・電極接合体(Membrane Electrode Assembly:以下、必要に応じて「MEA」と略する)、及びこのMEAを備えた燃料電池スタックの好適な一実施形態を示す模式図である。
図7に示された燃料電池スタック40は、MEA42を一単位セルとし、この一単位セルを複数積み重ねた構成を有している。更に、燃料電池スタック40は、ガス拡散電極であるアノード43と、ガス拡散電極であるカソード44と、これらの電極の間に配置される電解質膜45と、を備えたMEA42を有している。
また、燃料電池スタック40は、このMEA42がセパレータ46及びセパレータ48により挟持された構成を有している。
以下、本発明の電極用触媒を含む燃料電池スタック40の部材である、ガス拡散電極形成用組成物、ガス拡散電極であるアノード43及びカソード44、並びにMEA42について説明する。
<ガス拡散電極形成用組成物>
本発明の電極用触媒をいわゆる触媒インク成分として用い、本発明のガス拡散電極形成用組成物とすることができる。本発明のガス拡散電極形成用組成物は、本発明の電極用触媒が含有されていることを特徴とする。
ガス拡散電極形成用組成物は上記電極用触媒とイオノマー溶液を主要成分とする。イオノマー溶液の組成は特に限定されない。例えば、イオノマー溶液には、水素イオン伝導性を有する高分子電解質と水とアルコールとが含有されていてもよい。
イオノマー溶液に含有される高分子電解質は、特に制限されるものではない。例えば、高分子電解質は、公知のスルホン酸基、カルボン酸基を有するパーフルオロカーボン樹脂を例示することができる。容易に入手可能な水素イオン伝導性を有する高分子電解質としては、ナフィオン(登録商標、デュポン社製)、アシプレックス(登録商標、旭化成株式会社製)、フレミオン(登録商標、旭硝子株式会社製)を例示することができる。
ガス拡散電極形成用組成物は、電極用触媒、イオノマー溶液を混合し、粉砕、撹拌することにより作製することができる。ガス拡散電極形成用組成物の作製は、ボールミル、超音波分散機等の粉砕混合機を使用して調製することができる。粉砕混合機を操作する際の粉砕条件及び撹拌条件は、ガス拡散電極形成用組成物の態様に応じて適宜設定することができる。
ガス拡散電極形成用組成物に含まれる電極用触媒、水、アルコール、水素イオン伝導性を有する高分子電解質の各組成は、電極用触媒の分散状態が良好であり、かつ電極用触媒をガス拡散電極の触媒層全体に広く行き渡らせることができ、燃料電池が備える発電性能を向上させることができるように適宜設定される。
<ガス拡散電極>
図7に示すように、ガス拡散電極であるアノード43は、ガス拡散層43aと、ガス拡散層43aの電解質膜45側の面に形成された触媒層43bとを備えた構成を有している。カソード44もアノード43と同様にガス拡散層(図示せず)と、ガス拡散層の電解質膜45側の面に形成された触媒層(図示せず)とを備えた構成を有している。
本発明の電極用触媒は、アノード43及びカソード44のうちの少なくとも一方の触媒層に含有されていればよい。なお、本発明のガス拡散電極は、アノードとして用いることができ、カソードとしても用いることができる。
(電極用触媒層)
図7に示すように、触媒層43bは、アノード43において、ガス拡散層43aから送られた水素ガスが触媒層43bに含まれている電極用触媒10の作用により水素イオンに解離する化学反応が行われる層である。また、触媒層43bは、カソード44において、ガス拡散層43aから送られた空気(酸素ガス)とアノードから電解質膜中を移動してきた水素イオンが触媒層43bに含まれている電極用触媒10の作用により結合する化学反応が行われる層である。
触媒層43bは、上記ガス拡散電極形成用組成物を用いて形成されている。触媒層43bは、電極用触媒10とガス拡散層43aから送られた水素ガス又は空気(酸素ガス)との反応を十分に行わせることができるように大きい表面積を有していることが好ましい。また、触媒層43bは、全体に亘って均一な厚みを有するように形成されていることが好ましい。触媒層43bの厚みは、適宜調整すればよく、制限されるものではないが、2〜200μmであることが好ましい。
(ガス拡散層)
ガス拡散電極であるアノード43、ガス拡散電極であるカソード44が備えているガス拡散層は、燃料電池スタック40の外部より、セパレータ46とアノード43との間に形成されているガス流路に導入される水素ガス、セパレータ48とカソード44との間に形成されているガス流路に導入される空気(酸素ガス)をそれぞれの触媒層に拡散するために設けられている層である。
また、ガス拡散層は、触媒層を支持して、ガス拡散電極の表面に固定化する役割を有している。ガス拡散層は、水素ガス又は空気(酸素ガス)を良好に通過させて触媒層に到達させる機能・構造を有している。このため、ガス拡散層は撥水性を有していることが好ましい。例えば、ガス拡散層は、ポリエチレンテレフタレート(PTFE)等の撥水成分を有している。
ガス拡散層に用いることができる部材は、特に制限されるものではなく、燃料電池用電極のガス拡散層に用いられている公知の部材を用いることができる。例えば、カーボンペーパー、カーボンペーパーを主原料とし、その任意成分としてカーボン粉末、イオン交換水、バインダーとしてポリエチレンテレフタレートディスパージョンからなる副原料をカーボンペーパーに塗布したものが挙げられる。
ガス拡散電極であるアノード43、ガス拡散電極であるカソード44は、ガス拡散層、触媒層との間に中間層(図示せず)を備えていてもよい。
(ガス拡散電極の製造方法)
ガス拡散電極の製造方法について説明する。本発明のガス拡散電極は本発明の電極用触媒を触媒層の構成成分となるように製造されていればよく、製造方法は特に限定されず公知の製造方法を採用することができる。
例えば、ガス拡散電極は、電極用触媒と水素イオン伝導性を有する高分子電解質と、イオノマーとを含有するガス拡散電極形成用組成物をガス拡散層に塗布する工程と、このガス拡散電極形成用組成物が塗布されたガス拡散層を乾燥させ、触媒層を形成させる工程とを経て製造してもよい。
<膜・電極接合体(MEA)>
図7に示す本発明のMEAの好適な一実施形態であるMEA42は、アノード43と、カソード44と、電解質膜45とを備えた構成を有している。MEA42は、アノード及びカソードのうちの少なくとも一方に本発明の電極用触媒が含有されたガス拡散電極を備えた構成を有している。
MEA42は、アノード43、電解質300及びカソード44をこの順序により積層した後、圧着することにより製造することができる。
<燃料電池スタック>
図7に示す本発明の燃料電池スタックの好適な一実施形態である燃料電池スタック40は、MEA42のアノード43の外側にセパレータ46が配置され、カソード44の外側にセパレータ48が配置された構成を一単位セル(単電池)とし、この一単位セル(単電池)を1個のみとする構成、又は、2個以上集積させた構成(図示せず)を有している。
なお、燃料電池スタック40に周辺機器を取り付け、組み立てることにより、燃料電池システムが完成する。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(I)実施例及び比較例の電極用触媒の準備
(実施例1)
<電極用触媒の製造>
[Pd/Ag/C上にPtからなる第2シェル部、Agからなる第3シェル部を形成した「Pt/Ag/Pd/Ag/C」粉末]
下記の「Pd/Ag/C」粉末の粒子のPd上にPtからなる第2シェル部が形成され、かつ、第1シェル部と第2シェル部との境界面の一部に第3シェル部が形成された「Pt/Ag/Pd/Ag/C」粉末{商品名「NE−F162G23−BGC」、N.E.CHEMCAT社製)}を実施例1の電極触媒として製造した。
このPt/Ag/Pd/Ag/C粉末は、下記のPd/Ag/C粉末と、塩化白金酸カリウムと、Agイオンと、水との混合液を調製し、これに還元剤を添加して得られる液中でPtイオン、Agイオンを還元処理することにより得られる。
[Ag/C上にPdからなる第1シェル部を形成した「Pd/Ag/C」粉末]
下記の「Ag/C」粉末の粒子のAg上にPdからなる第1シェル部が形成された「Pd/Ag/C」粉末{商品名「NE−F02G00−GC」、N.E.CHEMCAT社製)}を用意した。
このPd/Ag/C粉末は、下記のAg/C粉末と、テトラクロロパラジウム(II)酸ナトリウムと、水との混合液を調製し、これに還元剤を添加して得られる液中でパラジウムイオンを還元処理することにより得られる。
[コア粒子担持カーボン「Ag/C」粉末]
Agからなるコア粒子がカーボンブラック粉末上に担持されたAg/C粉末{商品名「NE−F00G00−C」、N.E.CHEMCAT社製)}を用意した。
このAg/C粉末は、市販のカーボンブラック粉末(比表面積750〜850m2/g)と、市販のAg塩とを用いて調製したものである。
<X線光電子分光分析(XPS:X−ray photoelectron spectroscopy)による電極用触媒の表面分析>
実施例1の電極用触媒についてXPSによる表面分析を実施し、Ptの割合R1Pt(atom%)と、Pdの割合R1Pd(atom%)と、Agの割合R1Ag(atom%)を測定した。具体的には、XPS装置として「Quantera SXM」(アルバック・ファイ社製)を使用し、以下の分析条件で実施した。
(A1)X線源:単色化AlKα
(A2)光電子取出確度:θ=75℃(図6参照)
(A3)帯電補正:R1sピークエネルギーを284.8eVとして補正
(A4)分析領域:200μm
(A5)分析時のチャンバ圧力:約1×10−6Pa
(A6)測定深さ(脱出深さ):約5nm以下
分析結果を表1に示す。なお、表1に示すPtの割合R1Pt(atom%)、Pdの割合R1Pd(atom%)、および、Agの割合R1Ag(atom%)、については、これらの3成分で100%となるように算出した。すなわち、電極用触媒の表面近傍の分析領域において、Pt、Pd及びAgの他に検出される炭素の割合(atom%)は計算から外した数値となる。
<担持率の測定(ICP分析)>
実施例1の電極用触媒について、Pt担持率LPt(wt%)と、Pd担持率LPd(wt%)、Agの担持率LAg(wt%)を以下の方法で測定した。
実施例1の電極用触媒を王水に浸し、金属を溶解させた。次に、王水から不溶成分のカーボンを除去した。次に、カーボンを除いた王水をICP分析した。
ICP分析の結果を表1に示す。
<電極用触媒の表面観察・構造観察>
実施例1の電極用触媒について、STEM−HAADF 像、EDS elemental mapping 像を確認した結果、Agからなるコア部の粒子の表面の少なくとも一部に、Pdからなる第1シェル部の層が形成され、第1シェル部の層の少なくとも一部にPtからなる第2シェル部の層が形成され、更に、第1シェル部と第2シェル部との境界面の一部に第3シェル部が形成されたコアシェル構造を有する触媒粒子が導電性カーボン担体に担持されている構成(図1、図2参照)を有していることが確認できた。
(実施例2)
表1に示した電極用触媒の表面のXPS分析結果(R1Pt、R1Pd、R1Ag)、触媒粒子全体のICP分析結果(LPt、LPd、LAg)を有するように原料の仕込み量、反応条件等を微調整したこと以外は実施例1と同様の調製条件、同一の原料を使用して、実施例2の電極用触媒{商品名「NE−F162G10−BGC」、N.E.CHEMCAT社製)}を製造した。
また、XPS分析、ICP分析も実施例1と同一の条件で実施した。
更に、実施例2の電極用触媒についても、STEM−HAADF 像、EDS elemental mapping 像を確認した結果、Agからなるコア部の粒子の表面の少なくとも一部に、Pdからなる第1シェル部の層が形成され、第1シェル部の層の少なくとも一部にPtからなる第2シェル部の層が形成され、更に、第1シェル部と第2シェル部との境界面の一部に第3シェル部が形成されたコアシェル構造を有する触媒粒子が導電性カーボン担体に担持されている構成(図1、図2参照)を有していることが確認できた。
(比較例1)
Pt/C触媒として、N.E.CHEMCAT社製のPt担持率50wt%のPt/C触媒(商品名:「NE−F50」)を用意した。この触媒は、実施例1の電極用触媒と同一の担体を原料とするものである。
この比較例1の電極用触媒についても実施例1の電極触媒と同一の条件でXPS分析、ICP分析を実施した。その結果を表1に示す。
(比較例2)
<電極用触媒の製造>
[Pd/Ag/C上にPtからなる第2シェル部を形成した「Pt/Pd/Ag/C」粉末]
下記の「Pd/Ag/C」粉末の粒子のPd上にPtからなる第2シェル部が形成された「Pt/Pd/Ag/C」粉末{商品名「NE−F12G13−BGC」、N.E.CHEMCAT社製)}を比較例2の電極触媒として用意した。
このPt/Pd/Ag/C粉末は、下記のPd/Ag/C粉末と、塩化白金酸カリウムと、水との混合液を調製し、これに還元剤を添加して得られる液中でPtイオンを還元処理することにより得られる。
[Ag/C上にPdからなる第1シェル部を形成した「Pd/Ag/C」粉末]
下記の「Ag/C」粉末の粒子のAg上にPdからなる第1シェル部が形成された「Pd/Ag/C」粉末{商品名「NE−F02G00−GC」、N.E.CHEMCAT社製)}を用意した。
このPd/Ag/C粉末は、下記のAg/C粉末と、テトラクロロパラジウム(II)酸ナトリウムと、水との混合液を調製し、これに還元剤を添加して得られる液中でパラジウムイオンを還元処理することにより得られる。
[コア粒子担持カーボン「Ag/C」粉末]
Agからなるコア粒子がカーボンブラック粉末上に担持されたAg/C粉末{商品名「NE−F00G00−C」、N.E.CHEMCAT社製)}を用意した。
このAg/C粉末は、市販のカーボンブラック粉末(比表面積750〜850m2/g)と、市販のAg塩とを用いて調製したものである。
この比較例2の電極用触媒についても実施例1の電極触媒と同一の条件でXPS分析、ICP分析を実施した。その結果を表1に示す。
また、比較例2の電極用触媒についても、STEM−HAADF 像、EDS elemental mapping 像を確認した結果、Agからなるコア部の粒子の表面の少なくとも一部に、Pdからなる第1シェル部の層が形成され、第1シェル部の層の少なくとも一部にPtからなる第2シェル部の層が形成されたコアシェル構造を有する触媒粒子が導電性カーボン担体に担持されている構成を有していることが確認できた。
(比較例3)〜(比較例5)
表1に示した電極用触媒の表面のXPS分析結果(R1Pt、R1Pd、R1Ag)、触媒粒子全体のICP分析結果(LPt、LPd、LAg)を有するように原料の仕込み量、反応条件等を微調整したこと以外は比較例1と同様の調製条件、同一の原料を使用して、比較例3〜比較例5の電極用触媒{商品名「NE−F162G09−BGC」、N.E.CHEMCAT社製)}を製造した。
また、XPS分析、ICP分析も実施例1、比較例2と同一の条件で実施した。
更に、比較例3〜比較例5の電極用触媒についても、STEM−HAADF 像、EDS elemental mapping 像を確認した結果、Agからなるコア部の粒子の表面の少なくとも一部に、Pdからなる第1シェル部の層が形成され、第1シェル部の層の少なくとも一部にPtからなる第2シェル部の層が形成されたコアシェル構造を有する触媒粒子が導電性カーボン担体に担持されている構成を有していることが確認できた。
(II)ガス拡散電極形成用組成物の製造
実施例1〜実施例2、比較例1〜比較例5の電極用触媒の粉末を約8.0mg秤取り、超純水2.5mLとともにサンプル瓶に入れて超音波を照射しながら混合して電極用触媒のスラリー(懸濁液)を作製した。
次に、別の容器に超純水10.0mLと10wt%ナフィオン(登録商標)分散水溶液((株)ワコーケミカル製、商品名「DE1020CS」)20μLを混合して、ナフィオン−超純水溶液を作製した。
このナフィオン−超純水溶液2.5mLを電極用触媒のスラリー(懸濁液)が入ったサンプル瓶に投入し、室温にて15分間、超音波を照射し、十分に撹拌して、ガス拡散電極形成用組成物とした。
(III)評価試験用の電極への触媒層の形成
後述する回転ディスク電極法(RDE法)による電極触媒の評価試験の準備として、回転ディスク電極WE(図8参照)の電極面上に、実施例1の電極用触媒の粉末を含む触媒層CL(図8参照)、実施例2の電極用触媒の粉末を含む触媒層CL(図8参照)、比較例1〜比較例5の電極用触媒の粉末をそれぞれ単独で含む5つの触媒層CL(図8参照)を以下の手順で形成した。
すなわち、ガス拡散電極形成用組成物を10μL分取して、回転ディスク電極WEの清浄な表面に滴下した。その後、回転ディスク電極WEの電極面全体に当該組成物を塗布し、塗布膜を形成した。このガス拡散電極形成用組成物からなる塗布膜を温度23℃、湿度50%RHにて、2.5時間乾燥処理し、回転ディスク電極WEの表面に触媒層CLを形成した。
(IV)電極用触媒の触媒活性の評価試験
次に、実施例1の電極触媒を含む触媒層CL、実施例2の電極触媒を含む触媒層CLが形成された回転ディスク電極WEと、比較例1〜比較例5の電極触媒をそれぞれ単独で含む5つの触媒層CLが形成された5つの回転ディスク電極WEとを使用し、触媒活性の評価試験、耐久性の評価試験を以下の手順で実施した。
また、回転ディスク電極法(RDE法)により、以下の手順で+0.9V(vsRHE)での白金質量活性(Mass Act、mA/g-Pt)を測定した。
[回転ディスク電極測定装置の構成]
図8は、回転ディスク電極法(RDE法)に用いる回転ディスク電極測定装置50の概略構成を示す模式図である。
図8に示すように、回転ディスク電極測定装置50は、主として、測定セル51と、参照電極REと、対極CEと、回転ディスク電極WEとから構成されている。更に、触媒の評価を実施する場合には、測定セル51中に電解液ESが入れられる。
測定セル51は上面に開口部を有する略円柱状の形状を有しており、開口部には、ガスシール可能な蓋を兼ねた回転ディスク電極WEの固定部材52が配置されている。固定部材52の中央部には回転ディスク電極WEの電極本体部分を測定セル51内に挿入しつつ固定するためのガスシール可能な開口部が設けられている。
測定セル51の隣には、略L字状のルギン管53が配置されている。更にルギン管53の一方の先端部分はルギン毛細管の構造を有し、測定セル51の内部に挿入されており、測定セル51の電解液ESがルギン管53内部にも入るように構成されている。ルギン管53の他方に先端には開口部があり、当該開口部から参照電極REがルギン管53内に挿入される構成となっている。
なお、回転ディスク電極測定装置50としては、北斗電工株式会社製「モデルHSV110」を使用した。また、参照電極REとしてはAg/AgCl飽和電極、対極CEとしてはPt黒付Ptメッシュ、回転ディスク電極WEとしてはグラッシーカーボン社製、径5.0mmφ、面積19.6mm2の電極をそれぞれ使用した。更に、電解液ESとして0.1MのHCl0を用いた。
[回転ディスク電極WEのクリーニング]
図8に示すように、上記回転ディスク電極測定装置50内において、HClO電解液ES中に回転ディスク電極WEを浸した後、測定セル51の側面に連結されたガス導入管54からアルゴンガスを測定セル51中に導入することにより、アルゴンガスで電解液ES中の酸素を30分以上パージした。
その後、参照電極REに対する回転ディスク電極WEの電位(vsRHE)を、+85mV〜+1085mV、走査速度50mv/secとする、いわゆる「三角波の電位掃引モード」で20サイクル、掃引した。
[初期の電気化学表面積(ECSA)の評価]
次に、参照電極REに対する回転ディスク電極WEの電位(vsRHE)を、図9に示すいわゆる「矩形波の電位掃引モード」で掃引した。
より詳しくは、以下(A)〜(D)で示す操作を1サイクルとした電位掃引を6サイクル行った。
(A)掃引開始時の電位:+600mV、(B)+600mVから+1000mVへの掃引、(C)+1000mVでの電位保持3秒、(D)+1000mVから+600mVへの掃引、(E)+600mVでの電位保持3秒。
次に、回転ディスク電極WEの電位(vsRHE)を、測定開始の電位+119mV、+50mV〜1200mV、走査速度20mV/secとする「三角波の電位掃引モード」にて3サイクル、CV測定を行った。なお、回転ディスク電極WEの回転速度は1600rpmとした。
次に、酸素ガスで測定セル51の電解液ESを15分以上バブリングした後、走査電位を135〜1085mV vsRHE、走査速度10mV/secの「三角波の電位掃引モード」にて10サイクル、回転ディスク電極WEの回転速度を1600rpmの条件でCV測定を行った。
回転ディスク電極WEの電位+900mV vsRHEにおける電流値を記録した。
更に、回転ディスク電極WEの回転速度をそれぞれ400rpm、625rpm、900rpm、1225rpm、2025rpm、2500rpm、3025rpmに設定して、1サイクルごとに酸素還元(ORR)電流測定を行った。
CV測定から得られた結果を利用して、Pt質量活性(Mass Act)(mA/ μg−Pt@0.9V)を算出した。
実施例1〜実施例2、比較例1〜比較例5について得られた結果を表1に示す。
なお、表1においては、比較例1(Pt/C触媒)のPt質量活性(Mass Act)を1.00とした場合における、実施例1〜実施例2、比較例2〜比較例5のPt質量活性(Mass Act)の相対値を示した。
Figure 0006946112

表1に示したPt質量活性(Mass Act)の結果から、実施例1〜実施例2の電極用触媒は、比較例1の電極触媒(従来のPt/C触媒)、比較例2〜比較例5の電極触媒と比較してこれらを超える優れた触媒活性(Pt質量活性)を有していることが明らかとなった。
以上の結果から、本実施例の電極用触媒は、従来のPt/C触媒と比較し、実用に耐えうる水準の触媒活性、耐久性を有していることが明らかとなった。更に、本実施例の電極用触媒は、コア部の材料をタングステン化合物としているため、白金使用量を削減でき、低コスト化に寄与できることが明らかとなった。
本発明の電極用触媒は、従来のPt/C触媒と比較し優れた触媒活性を有し、かつ、低コスト化に寄与できる。
従って、本発明は、燃料電池、燃料電池自動車、携帯モバイル等の電機機器産業のみならず、エネファーム、コジェネレーションシステム等に適用することができる電極用触媒であり、エネルギー産業、環境技術関連の発達に寄与する。
2・・・担体、
4・・・触媒粒子、
6・・・コア部、
6s・・・コア部露出面
8・・・シェル部、
81・・・第1シェル部、
82・・・第2シェル部、
83・・・第3シェル部、
10、10A・・・電極用触媒、
30・・・XPS分析装置
32・・・X線源
34・・・試料ステージ
36・・・分析器
40・・・燃料電池スタック、
42・・・MEA、
43・・・アノード、
43a・・・ガス拡散層、
43b・・・触媒層、
44・・・カソード、
45・・・電解質膜、
46・・・セパレータ、
48・・・セパレータ、

Claims (11)

  1. 導電性を有する担体と、
    前記担体上に担持される触媒粒子と、
    を含んでおり、
    前記触媒粒子が、前記担体上に形成されるコア部と、前記コア部の表面の少なくとも一部に形成されるシェル部とを有しており、
    前記シェル部が、前記コア部の表面の少なくとも一部に形成される第1シェル部と、前記第1シェル部の表面の少なくとも一部に形成される第2シェル部と、を有しており、
    前記コア部がAgからなり、
    前記第1シェル部がPdからなり、
    前記第2シェル部がPtからなり、
    前記第1シェル部と前記第2シェル部との境界面の一部に第3シェル部が形成されており、
    前記第3シェル部がAgからなる、
    電極用触媒。
  2. 前記コア部には、Ag酸化物が更に含まれている請求項1に記載の電極用触媒。
  3. 前記第3シェル部には、Ag酸化物が更に含まれている請求項1又は2に記載の電極用触媒。
  4. X線光電子分光分析法(XPS)により測定される表面近傍の分析領域における、Ptの割合R1Pt(atom%)と、Pdの割合R1Pd(atom%)と、Agの割合R1Ag(atom%)が、下記式(1)の条件を満たしている、
    請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の電極用触媒。
    0.75≦(R1Pt+R1Ag)/(R1Pt+R1Pd+R1Ag)≦0.90・・・(1)
  5. 前記R1Ptが35atom%以上である、
    請求項4に記載の電極用触媒。
  6. 前記R1Pdが60atom%以下である、
    請求項4又は5に記載の電極用触媒。
  7. 粉末X線回折(XRD)により測定される前記触媒粒子の結晶子サイズの平均値が3.0〜40.0nmである、
    請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の電極用触媒。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の電極用触媒が含有されている、
    ガス拡散電極形成用組成物。
  9. 請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の電極用触媒が含有されている、
    ガス拡散電極。
  10. 請求項9記載のガス拡散電極が含まれている、膜・電極接合体(MEA)。
  11. 請求項10記載の膜・電極接合体(MEA)が含まれている、燃料電池スタック。

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