JP6946112B2 - 電極用触媒、ガス拡散電極形成用組成物、ガス拡散電極、膜・電極接合体、燃料電池スタック - Google Patents
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Description
また本発明は、上記電極用触媒粒子を含む、ガス拡散電極形成用組成物、膜・電極接合体、及び、燃料電池スタックに関する。
すなわち、本発明は、
導電性を有する担体と、
前記担体上に担持される触媒粒子と、
を含んでおり、
前記触媒粒子が、前記担体上に形成されるコア部と、前記コア部の表面の少なくとも一部に形成されるシェル部とを有しており、
前記シェル部が、前記コア部の表面の少なくとも一部に形成される第1シェル部と、前記第1シェル部の表面の少なくとも一部に形成される第2シェル部と、を有しており、
前記コア部がAgからなり、
前記第1シェル部がPdからなり、
前記第2シェル部がPtからなり、
前記第1シェル部と前記第2シェル部との境界面の一部に第3シェル部が形成されており、
前記第3シェル部がAgからなる、
電極用触媒を提供する。
0.75≦(R1Pt+R1Ag)/(R1Pt+R1Pd+R1Ag)≦0.90・・・(1)
(A1)X線源:単色化AlKα
(A2)光電子取出確度:θ=75℃(後述する図6を参照)
(A3)帯電補正:C1sピークエネルギーを284.8eVとして補正
(A4)分析領域:200μm
(A5)分析時のチャンバ圧力:約1×10−6Pa
図1は、本発明の電極用触媒(コアシェル触媒)の好適な一形態を示す模式断面図である。また、図2は、本発明の電極用触媒(コアシェル触媒)の別の好適な一形態を示す模式断面図である。
0.75≦(R1Pt+R1Ag)/(R1Pt+R1Pd+R1Ag)≦0.90・・・(1)
(A1)X線源:単色化AlKα
(A2)光電子取出確度:θ=75℃(後述する図6を参照)
(A3)帯電補正:C1sピークエネルギーを284.8eVとして補正
(A4)分析領域:200μm
(A5)分析時のチャンバ圧力:約1×10−6Pa
電極用触媒10及び電極用触媒10Aの製造方法は、Agからなるコア粒子を担体上に形成する「コア粒子形成工程」と、コア粒子形成工程を経て得られるコア粒子の表面の少なくとも一部に第1シェル部81を形成する「第1シェル部形成工程」と、第1シェル部形成工程を経て得られる粒子の表面の少なくとも一部に第3シェル部83を形成する「第3シェル部形成工程」と、第3シェル部形成工程を経て得られる粒子の表面の少なくとも一部に第2シェル部82を形成する「第2シェル部形成工程」と、を含む構成を有する。
図7は本発明の電極用触媒を含むガス拡散電極形成用組成物、このガス拡散電極形成用組成物を用いて製造されたガス拡散電極、このガス拡散電極を備えた膜・電極接合体(Membrane Electrode Assembly:以下、必要に応じて「MEA」と略する)、及びこのMEAを備えた燃料電池スタックの好適な一実施形態を示す模式図である。
本発明の電極用触媒をいわゆる触媒インク成分として用い、本発明のガス拡散電極形成用組成物とすることができる。本発明のガス拡散電極形成用組成物は、本発明の電極用触媒が含有されていることを特徴とする。
図7に示すように、ガス拡散電極であるアノード43は、ガス拡散層43aと、ガス拡散層43aの電解質膜45側の面に形成された触媒層43bとを備えた構成を有している。カソード44もアノード43と同様にガス拡散層(図示せず)と、ガス拡散層の電解質膜45側の面に形成された触媒層(図示せず)とを備えた構成を有している。
図7に示すように、触媒層43bは、アノード43において、ガス拡散層43aから送られた水素ガスが触媒層43bに含まれている電極用触媒10の作用により水素イオンに解離する化学反応が行われる層である。また、触媒層43bは、カソード44において、ガス拡散層43aから送られた空気(酸素ガス)とアノードから電解質膜中を移動してきた水素イオンが触媒層43bに含まれている電極用触媒10の作用により結合する化学反応が行われる層である。
ガス拡散電極であるアノード43、ガス拡散電極であるカソード44が備えているガス拡散層は、燃料電池スタック40の外部より、セパレータ46とアノード43との間に形成されているガス流路に導入される水素ガス、セパレータ48とカソード44との間に形成されているガス流路に導入される空気(酸素ガス)をそれぞれの触媒層に拡散するために設けられている層である。
ガス拡散電極の製造方法について説明する。本発明のガス拡散電極は本発明の電極用触媒を触媒層の構成成分となるように製造されていればよく、製造方法は特に限定されず公知の製造方法を採用することができる。
図7に示す本発明のMEAの好適な一実施形態であるMEA42は、アノード43と、カソード44と、電解質膜45とを備えた構成を有している。MEA42は、アノード及びカソードのうちの少なくとも一方に本発明の電極用触媒が含有されたガス拡散電極を備えた構成を有している。
図7に示す本発明の燃料電池スタックの好適な一実施形態である燃料電池スタック40は、MEA42のアノード43の外側にセパレータ46が配置され、カソード44の外側にセパレータ48が配置された構成を一単位セル(単電池)とし、この一単位セル(単電池)を1個のみとする構成、又は、2個以上集積させた構成(図示せず)を有している。
<電極用触媒の製造>
[Pd/Ag/C上にPtからなる第2シェル部、Agからなる第3シェル部を形成した「Pt/Ag/Pd/Ag/C」粉末]
下記の「Pd/Ag/C」粉末の粒子のPd上にPtからなる第2シェル部が形成され、かつ、第1シェル部と第2シェル部との境界面の一部に第3シェル部が形成された「Pt/Ag/Pd/Ag/C」粉末{商品名「NE−F162G23−BGC」、N.E.CHEMCAT社製)}を実施例1の電極触媒として製造した。
このPt/Ag/Pd/Ag/C粉末は、下記のPd/Ag/C粉末と、塩化白金酸カリウムと、Agイオンと、水との混合液を調製し、これに還元剤を添加して得られる液中でPtイオン、Agイオンを還元処理することにより得られる。
下記の「Ag/C」粉末の粒子のAg上にPdからなる第1シェル部が形成された「Pd/Ag/C」粉末{商品名「NE−F02G00−GC」、N.E.CHEMCAT社製)}を用意した。
このPd/Ag/C粉末は、下記のAg/C粉末と、テトラクロロパラジウム(II)酸ナトリウムと、水との混合液を調製し、これに還元剤を添加して得られる液中でパラジウムイオンを還元処理することにより得られる。
Agからなるコア粒子がカーボンブラック粉末上に担持されたAg/C粉末{商品名「NE−F00G00−C」、N.E.CHEMCAT社製)}を用意した。
このAg/C粉末は、市販のカーボンブラック粉末(比表面積750〜850m2/g)と、市販のAg塩とを用いて調製したものである。
実施例1の電極用触媒についてXPSによる表面分析を実施し、Ptの割合R1Pt(atom%)と、Pdの割合R1Pd(atom%)と、Agの割合R1Ag(atom%)を測定した。具体的には、XPS装置として「Quantera SXM」(アルバック・ファイ社製)を使用し、以下の分析条件で実施した。
(A2)光電子取出確度:θ=75℃(図6参照)
(A3)帯電補正:R1sピークエネルギーを284.8eVとして補正
(A4)分析領域:200μm
(A5)分析時のチャンバ圧力:約1×10−6Pa
(A6)測定深さ(脱出深さ):約5nm以下
実施例1の電極用触媒について、Pt担持率LPt(wt%)と、Pd担持率LPd(wt%)、Agの担持率LAg(wt%)を以下の方法で測定した。
実施例1の電極用触媒を王水に浸し、金属を溶解させた。次に、王水から不溶成分のカーボンを除去した。次に、カーボンを除いた王水をICP分析した。
ICP分析の結果を表1に示す。
実施例1の電極用触媒について、STEM−HAADF 像、EDS elemental mapping 像を確認した結果、Agからなるコア部の粒子の表面の少なくとも一部に、Pdからなる第1シェル部の層が形成され、第1シェル部の層の少なくとも一部にPtからなる第2シェル部の層が形成され、更に、第1シェル部と第2シェル部との境界面の一部に第3シェル部が形成されたコアシェル構造を有する触媒粒子が導電性カーボン担体に担持されている構成(図1、図2参照)を有していることが確認できた。
表1に示した電極用触媒の表面のXPS分析結果(R1Pt、R1Pd、R1Ag)、触媒粒子全体のICP分析結果(LPt、LPd、LAg)を有するように原料の仕込み量、反応条件等を微調整したこと以外は実施例1と同様の調製条件、同一の原料を使用して、実施例2の電極用触媒{商品名「NE−F162G10−BGC」、N.E.CHEMCAT社製)}を製造した。
また、XPS分析、ICP分析も実施例1と同一の条件で実施した。
更に、実施例2の電極用触媒についても、STEM−HAADF 像、EDS elemental mapping 像を確認した結果、Agからなるコア部の粒子の表面の少なくとも一部に、Pdからなる第1シェル部の層が形成され、第1シェル部の層の少なくとも一部にPtからなる第2シェル部の層が形成され、更に、第1シェル部と第2シェル部との境界面の一部に第3シェル部が形成されたコアシェル構造を有する触媒粒子が導電性カーボン担体に担持されている構成(図1、図2参照)を有していることが確認できた。
Pt/C触媒として、N.E.CHEMCAT社製のPt担持率50wt%のPt/C触媒(商品名:「NE−F50」)を用意した。この触媒は、実施例1の電極用触媒と同一の担体を原料とするものである。
この比較例1の電極用触媒についても実施例1の電極触媒と同一の条件でXPS分析、ICP分析を実施した。その結果を表1に示す。
<電極用触媒の製造>
[Pd/Ag/C上にPtからなる第2シェル部を形成した「Pt/Pd/Ag/C」粉末]
下記の「Pd/Ag/C」粉末の粒子のPd上にPtからなる第2シェル部が形成された「Pt/Pd/Ag/C」粉末{商品名「NE−F12G13−BGC」、N.E.CHEMCAT社製)}を比較例2の電極触媒として用意した。
このPt/Pd/Ag/C粉末は、下記のPd/Ag/C粉末と、塩化白金酸カリウムと、水との混合液を調製し、これに還元剤を添加して得られる液中でPtイオンを還元処理することにより得られる。
下記の「Ag/C」粉末の粒子のAg上にPdからなる第1シェル部が形成された「Pd/Ag/C」粉末{商品名「NE−F02G00−GC」、N.E.CHEMCAT社製)}を用意した。
このPd/Ag/C粉末は、下記のAg/C粉末と、テトラクロロパラジウム(II)酸ナトリウムと、水との混合液を調製し、これに還元剤を添加して得られる液中でパラジウムイオンを還元処理することにより得られる。
Agからなるコア粒子がカーボンブラック粉末上に担持されたAg/C粉末{商品名「NE−F00G00−C」、N.E.CHEMCAT社製)}を用意した。
このAg/C粉末は、市販のカーボンブラック粉末(比表面積750〜850m2/g)と、市販のAg塩とを用いて調製したものである。
この比較例2の電極用触媒についても実施例1の電極触媒と同一の条件でXPS分析、ICP分析を実施した。その結果を表1に示す。
また、比較例2の電極用触媒についても、STEM−HAADF 像、EDS elemental mapping 像を確認した結果、Agからなるコア部の粒子の表面の少なくとも一部に、Pdからなる第1シェル部の層が形成され、第1シェル部の層の少なくとも一部にPtからなる第2シェル部の層が形成されたコアシェル構造を有する触媒粒子が導電性カーボン担体に担持されている構成を有していることが確認できた。
表1に示した電極用触媒の表面のXPS分析結果(R1Pt、R1Pd、R1Ag)、触媒粒子全体のICP分析結果(LPt、LPd、LAg)を有するように原料の仕込み量、反応条件等を微調整したこと以外は比較例1と同様の調製条件、同一の原料を使用して、比較例3〜比較例5の電極用触媒{商品名「NE−F162G09−BGC」、N.E.CHEMCAT社製)}を製造した。
また、XPS分析、ICP分析も実施例1、比較例2と同一の条件で実施した。
更に、比較例3〜比較例5の電極用触媒についても、STEM−HAADF 像、EDS elemental mapping 像を確認した結果、Agからなるコア部の粒子の表面の少なくとも一部に、Pdからなる第1シェル部の層が形成され、第1シェル部の層の少なくとも一部にPtからなる第2シェル部の層が形成されたコアシェル構造を有する触媒粒子が導電性カーボン担体に担持されている構成を有していることが確認できた。
実施例1〜実施例2、比較例1〜比較例5の電極用触媒の粉末を約8.0mg秤取り、超純水2.5mLとともにサンプル瓶に入れて超音波を照射しながら混合して電極用触媒のスラリー(懸濁液)を作製した。
次に、別の容器に超純水10.0mLと10wt%ナフィオン(登録商標)分散水溶液((株)ワコーケミカル製、商品名「DE1020CS」)20μLを混合して、ナフィオン−超純水溶液を作製した。
このナフィオン−超純水溶液2.5mLを電極用触媒のスラリー(懸濁液)が入ったサンプル瓶に投入し、室温にて15分間、超音波を照射し、十分に撹拌して、ガス拡散電極形成用組成物とした。
後述する回転ディスク電極法(RDE法)による電極触媒の評価試験の準備として、回転ディスク電極WE(図8参照)の電極面上に、実施例1の電極用触媒の粉末を含む触媒層CL(図8参照)、実施例2の電極用触媒の粉末を含む触媒層CL(図8参照)、比較例1〜比較例5の電極用触媒の粉末をそれぞれ単独で含む5つの触媒層CL(図8参照)を以下の手順で形成した。
すなわち、ガス拡散電極形成用組成物を10μL分取して、回転ディスク電極WEの清浄な表面に滴下した。その後、回転ディスク電極WEの電極面全体に当該組成物を塗布し、塗布膜を形成した。このガス拡散電極形成用組成物からなる塗布膜を温度23℃、湿度50%RHにて、2.5時間乾燥処理し、回転ディスク電極WEの表面に触媒層CLを形成した。
次に、実施例1の電極触媒を含む触媒層CL、実施例2の電極触媒を含む触媒層CLが形成された回転ディスク電極WEと、比較例1〜比較例5の電極触媒をそれぞれ単独で含む5つの触媒層CLが形成された5つの回転ディスク電極WEとを使用し、触媒活性の評価試験、耐久性の評価試験を以下の手順で実施した。
また、回転ディスク電極法(RDE法)により、以下の手順で+0.9V(vsRHE)での白金質量活性(Mass Act、mA/g-Pt)を測定した。
図8は、回転ディスク電極法(RDE法)に用いる回転ディスク電極測定装置50の概略構成を示す模式図である。
図8に示すように、回転ディスク電極測定装置50は、主として、測定セル51と、参照電極REと、対極CEと、回転ディスク電極WEとから構成されている。更に、触媒の評価を実施する場合には、測定セル51中に電解液ESが入れられる。
測定セル51は上面に開口部を有する略円柱状の形状を有しており、開口部には、ガスシール可能な蓋を兼ねた回転ディスク電極WEの固定部材52が配置されている。固定部材52の中央部には回転ディスク電極WEの電極本体部分を測定セル51内に挿入しつつ固定するためのガスシール可能な開口部が設けられている。
測定セル51の隣には、略L字状のルギン管53が配置されている。更にルギン管53の一方の先端部分はルギン毛細管の構造を有し、測定セル51の内部に挿入されており、測定セル51の電解液ESがルギン管53内部にも入るように構成されている。ルギン管53の他方に先端には開口部があり、当該開口部から参照電極REがルギン管53内に挿入される構成となっている。
なお、回転ディスク電極測定装置50としては、北斗電工株式会社製「モデルHSV110」を使用した。また、参照電極REとしてはAg/AgCl飽和電極、対極CEとしてはPt黒付Ptメッシュ、回転ディスク電極WEとしてはグラッシーカーボン社製、径5.0mmφ、面積19.6mm2の電極をそれぞれ使用した。更に、電解液ESとして0.1MのHCl04を用いた。
図8に示すように、上記回転ディスク電極測定装置50内において、HClO4電解液ES中に回転ディスク電極WEを浸した後、測定セル51の側面に連結されたガス導入管54からアルゴンガスを測定セル51中に導入することにより、アルゴンガスで電解液ES中の酸素を30分以上パージした。
その後、参照電極REに対する回転ディスク電極WEの電位(vsRHE)を、+85mV〜+1085mV、走査速度50mv/secとする、いわゆる「三角波の電位掃引モード」で20サイクル、掃引した。
次に、参照電極REに対する回転ディスク電極WEの電位(vsRHE)を、図9に示すいわゆる「矩形波の電位掃引モード」で掃引した。
より詳しくは、以下(A)〜(D)で示す操作を1サイクルとした電位掃引を6サイクル行った。
(A)掃引開始時の電位:+600mV、(B)+600mVから+1000mVへの掃引、(C)+1000mVでの電位保持3秒、(D)+1000mVから+600mVへの掃引、(E)+600mVでの電位保持3秒。
次に、酸素ガスで測定セル51の電解液ESを15分以上バブリングした後、走査電位を135〜1085mV vsRHE、走査速度10mV/secの「三角波の電位掃引モード」にて10サイクル、回転ディスク電極WEの回転速度を1600rpmの条件でCV測定を行った。
回転ディスク電極WEの電位+900mV vsRHEにおける電流値を記録した。
更に、回転ディスク電極WEの回転速度をそれぞれ400rpm、625rpm、900rpm、1225rpm、2025rpm、2500rpm、3025rpmに設定して、1サイクルごとに酸素還元(ORR)電流測定を行った。
実施例1〜実施例2、比較例1〜比較例5について得られた結果を表1に示す。
なお、表1においては、比較例1(Pt/C触媒)のPt質量活性(Mass Act)を1.00とした場合における、実施例1〜実施例2、比較例2〜比較例5のPt質量活性(Mass Act)の相対値を示した。
従って、本発明は、燃料電池、燃料電池自動車、携帯モバイル等の電機機器産業のみならず、エネファーム、コジェネレーションシステム等に適用することができる電極用触媒であり、エネルギー産業、環境技術関連の発達に寄与する。
4・・・触媒粒子、
6・・・コア部、
6s・・・コア部露出面
8・・・シェル部、
81・・・第1シェル部、
82・・・第2シェル部、
83・・・第3シェル部、
10、10A・・・電極用触媒、
30・・・XPS分析装置
32・・・X線源
34・・・試料ステージ
36・・・分析器
40・・・燃料電池スタック、
42・・・MEA、
43・・・アノード、
43a・・・ガス拡散層、
43b・・・触媒層、
44・・・カソード、
45・・・電解質膜、
46・・・セパレータ、
48・・・セパレータ、
Claims (11)
- 導電性を有する担体と、
前記担体上に担持される触媒粒子と、
を含んでおり、
前記触媒粒子が、前記担体上に形成されるコア部と、前記コア部の表面の少なくとも一部に形成されるシェル部とを有しており、
前記シェル部が、前記コア部の表面の少なくとも一部に形成される第1シェル部と、前記第1シェル部の表面の少なくとも一部に形成される第2シェル部と、を有しており、
前記コア部がAgからなり、
前記第1シェル部がPdからなり、
前記第2シェル部がPtからなり、
前記第1シェル部と前記第2シェル部との境界面の一部に第3シェル部が形成されており、
前記第3シェル部がAgからなる、
電極用触媒。 - 前記コア部には、Ag酸化物が更に含まれている請求項1に記載の電極用触媒。
- 前記第3シェル部には、Ag酸化物が更に含まれている請求項1又は2に記載の電極用触媒。
- X線光電子分光分析法(XPS)により測定される表面近傍の分析領域における、Ptの割合R1Pt(atom%)と、Pdの割合R1Pd(atom%)と、Agの割合R1Ag(atom%)が、下記式(1)の条件を満たしている、
請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の電極用触媒。
0.75≦(R1Pt+R1Ag)/(R1Pt+R1Pd+R1Ag)≦0.90・・・(1) - 前記R1Ptが35atom%以上である、
請求項4に記載の電極用触媒。 - 前記R1Pdが60atom%以下である、
請求項4又は5に記載の電極用触媒。 - 粉末X線回折(XRD)により測定される前記触媒粒子の結晶子サイズの平均値が3.0〜40.0nmである、
請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の電極用触媒。 - 請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の電極用触媒が含有されている、
ガス拡散電極形成用組成物。 - 請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の電極用触媒が含有されている、
ガス拡散電極。 - 請求項9記載のガス拡散電極が含まれている、膜・電極接合体(MEA)。
- 請求項10記載の膜・電極接合体(MEA)が含まれている、燃料電池スタック。
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