JP6945051B1 - 熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトル - Google Patents

熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトル Download PDF

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Abstract

【課題】口をつけて飲んでも、唾液中に多い口腔内細菌やウィルスなどが飲み口で繁殖することによる食中毒、感染などの問題が発生することが無いようなキャップを使用したペットボトルを提供する。【解決手段】ペットボトルのキャップ部の上表面3または横側部に飲み継ぎ分の複数の飲み口を設ける。根元を蛇腹とする小口キャップ付きチューブ11の接続で、上表面3には5個、横側面には飲料溜まり部を介して8個までの新鮮な飲み口が可能である。【選択図】図9

Description

本発明は、ペットボトルの飲み残した飲み口から時間とともに口腔内細菌が増殖することから、飲み残した飲み口に再度触れないよう、飲み口を複数とするもので、キャップの上部または横側部に飲み口を設けたキャップとしたペットボトルに関する。
開栓したペットボトルの飲み口は、いくらキャップを閉じても時間とともに菌やウィルスが増殖する。一気飲みしないなら、まずは、口を直接触れないで飲むことが考えられるが、それはむつかしいので、2つ以上に分離した飲み口を有することが望ましい。特許情報プラットフォームでキーワードがペットボトル、キャップ、2個で検索したところ24件あり、(特許文献1)は、キャップに2つのストロー穴を設けるものだが、挿入穴あけを要する。(特許文献2)は、ペットボトルの底部を突き合わせて2分けするものだが縦に置けないので安定が悪い。(特許文献3)は、2種類の液体をペットボトル中の仕切壁で分離するものだが、本願は1種類の飲料液体を対象としているので仕切壁がない。
特開2003−146351号公報 実登3080941号公報 実登3001597号公報
東京オリンピックが来る。新型コロナウィルスの猛威がある。また暑い夏がくる。熱中症対策として、こまめに水分補給することが提唱されている。しかし、ペットボトルに口をつけて飲み、そのままキャップをすると長時間の後では危険であると警鐘されている。新型コロナウィルスも鼻の奥、喉の奥、さらには唾液で増殖するといわれている。すなわち、キャップを閉めても口腔内細菌、唾液のウィルスがやがて繁殖し食中毒、感染などの病状をもたらす危険性がある。例えば500mlのペットボトルでは、中身すべてを飲み干すのが望ましいが、量が多いので2回分け以上となる。250mlのペットボトルも販売されているが物足りない。コップに注げばよいのだが、屋外ではコップを持ち歩くのが面倒である。プッシュポンプ式のキャップも考えられるが、面倒であるし、同じ飲み口では衛生的といえない。飲み口から口を離して飲めばいいのだが、顔を上向きにする必要がある。飲み口の断面積が大きいのでなだれ込む量が多く、いきなり要領を得るのが困難である。要領が悪ければ当然、顔や衣服に落ちてあわてることは目に見えている。飲み口の断面積を小さくすることでこぼさず、口をつけないで上を向いて飲めると考えがちだが、これも最初の出だしをうまくとらえる要領を得るまで濡れる覚悟が必要だ。
2013年7月の細菌増殖の実験がある。エフシージー総研が検証実験を行い、500mlのペットボトルで5歳女児に2時間おきに30〜50mlを飲んでもらい、一般細菌数の増加を調べた結果では、2時間後にはすでに菌が発見され、それ以降は増加が加速されるとされる。4〜5時間を目安に飲み切ることと推奨され、羽鳥慎一のモーニングショーでも紹介されている。そこで、何口で飲み干すかであるが、夏季は、汗をかくので比較的少ない数だが、季節が落ち着くと飲み口数が多くなる。ただ、夏季でも少しずつ、ちびり、ちびり飲み継ぐことが考えられるので独立した多くの飲み口を用意する必要がある。4時間程度で増殖するといわれているので最低2,3回飲みの対応は必要である。午前中で半分、午後で半分飲みとすると、飲み口は別々の2口が必要となる。子供では、30mlずつで飲み継ぐとすれば500/30=17回、大人では一口50〜100mlずつで飲み継ぐとすれば別々の5〜10回分の飲み口が必要になる。
ここでは、ペットボトル本体、そのねじ山を利用し、キャップの上部または横側部に飲み口を増やしたキャップとすることとすれば、複数の飲み口を設ける課題を解決できる。こうすることで、飲料を充填する生産工程で本発明の飲み口を有するキャップとすればよいだけなので、工場の自動工程を変えなくて済むメリットがある。また、外出用として、本願のキャップを携帯し、市販のペットボトルのキャップと取り替えても良い。ただし、再使用のために帰宅後はその都度洗浄する必要があるし、携帯時には、キャップの下側にゴミ等の侵入防止の栓、蓋を装着する必要がある。
まず、ペットボトル本体、ネジ山を利用し、キャップ部の飲み口を2口または3口とする。第1キャップの上部天板を貫通させるとともに、横側部材の外表面部にねじ山をつけて第2キャップとし、さらには第2キャップの上部天板も貫通させるとともに、第2キャップ横側部材の外側表面部にねじ山をつけて第3キャップとすることとすれば、複数の飲み口を設ける課題を解決できる。第1キャップの液止めリング部は残して貫通させる。第2、第3キャップでは供回りが想定されるので、重ねた上キャップを薄くする、キャップ表面の粗度を変える、ねじ山の摩擦抵抗を小さくする、ねじ山のピッチ、勾配、ねじの深さ、幅を変える、逆回しねじとする、いたずら防止の下段の切断部抵抗を変えるなどがある。さらには、同様に第3キャップを利用して飲み口を4口に増やすことも可能であるが供回り防止方法とかが複雑になる。
以上は、3口まで増やすことができるが、小口に分けて飲みたい人、子供、女性にはもう少し飲み口が欲しいところ。
そこで、キャップの上部や横側部にさらに飲み口数を増やす方法を考える。キャップの飲料漏れ出し防止の液止めリング部を残したリング内径は19mmである。その内側の天板に貫通の穴を設ける。最大径は19mmだが多く飲み口を得る場合、狭い表面積に数を増やすとなると飲み口を小さくする必要がある。大まかな目安の設定として、飲み口をストローと同じ径6mm、そこには飲み口ごとに小口キャップ付きチューブを付ける。大まかに、キャップの外径29mm、小口キャップの外径10mm、高さ10mmとして検討する。キャップ中心部に6mmの穴、そこに円筒を立ち上げ、接続する小口キャップ付きチューブを放射状、または環状に並べるとする。6+10+10=26<29で可能である。6mm円の円周はπ×直径=18.84mmで、6mmのチューブを接続するなら18.84/6=3、すなわち円周周りには放射状に3個の小口キャップ付きチューブを接続できる(図4)。さらに飲み口を増やすために2股の小口キャップ付きチューブを考える。小口キャップを環状に並べるとして、中心の円周長がπ(29−2*5)=59.66mmなので、2股の小口キャップ付きチューブを2個配置すると根元長さで2*6=12mmを占める。59.66−12=47.66なので、10mm高さの小口キャップは4個まで何とか並べることができるが、狭い円上にははみ出してしまう。また、立ち上げた円筒に放射方向の扇形の箱、袋状の飲料溜まり部を設け、両側に設けた小穴に小口キャップ付きチューブ接続する。直接接続した小口キャップ付きチューブを加えて、2股の場合の飲み口数以上の3口が表面上にスマートに確保できる(図7)。多少は、はみ出すか、拡張を要するかだが許容するかどうかは別の判断の問題である。
続いて、キャップの液止めリング部を残したその上部に空間高さを取ってキャップ天板を設け、上表面や横表面に飲み口数を増やす方法を考える。小口キャップ付きチューブの根元部には蛇腹を設けると変形吸収性が上がるといえる。
前者のキャップの上表面の水平面上では、市販の本来キャップのサイズをそのままとして直径が29mm、小口キャップの直径が10mm、設置中心は29−10=19mmの円周上にあるとすると、その円周長はπ*19=59.66mmで小口キャップが径10mmなので59.66/10=5個まで平表面上に立てた小口キャップを計算上設けることができる(図7)。ただし、小口キャップを回す隣接との余裕、穴による部材欠損の強度への影響を考慮する必要がある。ややはみ出してもよしとするなら表面天端を横にやや拡張するとして5口は設置できる。また、表面を饅頭状に盛り上げるとすれば、2口では合掌造り台状に、3口では3角錐台状に、4口では四角錐台状にした斜面に設けることとなる。ここでも天端面を水平方向に拡張すれば5口まで可能といえる。ほぼ同じであるが、小口キャップが斜面に直角とすれば突起が円表面積に収まらないので、水平面に設置したほうが損傷上は優れるといえる。
後者の横側外表面の円周部材上に増やす場合は、より多く設けることができる。従来キャップの外径が29mmなので円周長はπ×直径=91.06mmで、10mmの小口キャップが計算上、91.06mm/10mm=9個ほど設置可能である。キャップ間の離隔を考慮すると、円周上に、または円周を8角形状にしたとして8口程度までに設けることができる。さらに、円の半径を1.5mm膨らませると、π*(29+2*1.5)=100.48で、計算上ではキャップの横外側の円周沿いには、10個まで可能であるといえる。小口キャップの並べ方は、円の横外側において、環状と放射線状とする2つの方法がある。いずれの場合も、ペットボトルの飲み口の液止めリング部の天端とキャップの天材の間を、その円周上を乗り越えて飲料が外側に通過する必要がある。キャップの天材裏と液止めリング部との通過空間高さの確保、外側への通過断面積の確保が必要になる。6mm径の小口飲み口の断面積はπ*6*6/4=28.26mm2なので、この通過量を通過空間高さhで確保すると、h*π×直径=h*π*(22+29)/2=28.26から、h=0.353≒0.5mmほどで、キャップの天材裏と液止めリング部との通過空間高さ、外側への飲料通過高さが確保できる。
小口キャップを外側円周状、環状に並べるとすると、飲料溜まり部、基地を外側につくる必要がある。小口キャップを円周方向に5個並べるとして、外側の飲料溜まり部の入り口幅を10mmとして飲料が通過するには28.26/10=2.826≒3mmほど飲料溜まり部の入り口高さを確保する必要があり、その奥の飲料溜まり部に飲料の量を供給しなければならない。そこから6mmのチューブ穴を介して小口キャップをキャップ外側の円周沿いに沿わせていく。ただし、並べすぎると小口キャップを取り出しにくくなるので、
4個とすれば余裕ができる。当然小口キャップ付きチューブのチューウ長を長くする。飲料溜まり部も2個でよく、6mmの小穴もその両側に設けることができるので効率は良くなる。
一方、小口キャップをキャップの外側に放射状に突出する場合は、キャップの円周外側の円周沿いに溝を設けて、飲料溜まり部として飲料の量を供給しなければならない。溝の幅をb、溝の高さを10mmとすれば、円周の合計でπ*直径*b*10=π*29*b*10=28.26で、b=0.031mmとなる。キャップの外側面と円周状に沿う溝との離隔、すなわち溝の必要幅は、天材との飲料通過高さと同じく0.5mmで十分である。ただし、溝には、補強のための隔壁を設けるのが望ましい。
長短比較では、小口キャップを円周沿いに並べると取り出しや、キャップを回しにくくなる短所がある。ただし、長所は逆に傷つきにくい。一方、円の放射線状に突出させて並べると、花びらのように先端部で開きができるので取り出し易い、回し易いの長所がある。ただし、短所は突出したそのままでは小口キャップが傷つきやすい。
これら小口キャップを保護するため、小口キャップが垂れないよう外れないように保持する位置ホルダー、小口キャップの外形をくり抜いて連ねる外型枠、いたずら開封防止のための小口キャップの回転を止める小口キャップ間をつなぐ連結材、またはクッションとなる小口キャップ外回り連結リングを備えると効果的である。そのほか、全体的形状に丸みを持たせることも有効である。キャップに多くの飲み口数を設けることには限界があるので、足らずをペットボトル内部に数本のストロー挿入で併せて補うことで、多数の飲み口に対応することも選択できる。
このような課題を解決するために、本発明の熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトルは、ペットボトル本体、ネジ山を利用し、キャップの上部または横側部に飲み口を増やしたキャップとしたことを特徴とする。
また、本発明の熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトルは、前記キャップの飲み口を2口または3口とするもので、第1キャップの上部に貫通させるとともに前記第1キャップ横側部材の外側表面部にねじ山をつけて第2キャップとし、さらには第2キャップの上部にも貫通させるとともに前記第2キャップ横側部材の外側表面部にねじ山をつけて第3キャップとしたことを特徴とする。
また、本発明の熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトルは、前記キャップ天板に飲料通過の貫通小穴を設け、そこに、小口キャップ付きチューブを直接接続、もしくは立ち上げた円筒管、放射状の飲料溜まり部を介して小口キャップ付きチューブを接続したことを特徴とする。
また、本発明の熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトルは、前記キャップの横側部に小口キャップ付きチューブを接続するもので、キャップの液止めリング部の円周上の天端とキャップ天材裏面との間に飲料通過の空間高さを確保するとともに、飲料溜まり部をキャップ横側部の円周沿いの溝、または円周の放射方向の袋に設け、前記飲料溜まり部に放射方向または円周沿いに小口キャップ付きチューブを複数接続するとしたことを特徴とする。
また、本発明のペットボトル用の熱中症および新型コロナウィルス対策の携帯用キャップは、段落(0012)から段落(0015)までのいずれかに記載のキャップであって、ペットボトルの開栓後に、ペットボトル本体のキャップに換えて取り付けることができることを特徴とする。
複数の飲み口を有することを可能としているので、熱中症対策、新型コロナウィルス対策として、飲み継ぎがなく新鮮な飲み口で飲め、細菌、ウィルスの培養、増殖それによる食中毒、感染の心配をしなくて済む。大人から子供までの飲み口数のニーズに対応できる。飲料充填の自動生産工程で飲み口の多いキャップを取りつけるだけなので、新たな設備投資を必要としない。流れ作業工程に新工程を挿入しないので工程遮断がなく、経済的に熱中症、新型コロナウィルス対策ができる。ペットボトル本体、ねじ山を利用できるので効果抜群である。飲み口の多いキャップは別途に製作することは言うまでもない。
ペットボトルの中の飲み物は、スポーツドリンク用、お茶、ジュース、コーヒー用と多種多彩で、季節により、中身量により一度に飲む量が異なり、屋内外でも異なる。女性はしとやかに飲みたいし、小児は一口の量が少ない。無理に口を離して顔や衣服に飲料を浴びることもなくなる。飲み口の多いキャップとなるので多様なニーズに対応できる。
複数の飲み口を設けたキャップであるが、それほど嵩張らないので、ペットボトルのケース箱詰めの支障、自販機からの落下時の破損が少ない。携帯用には、必要な飲み口数の好みのマイキャップを選べば重宝できる。いずれの場合も、個人的に飲み口をさらに求めるならストローを用意すれば満足できる。
飲み口2つとなる第2キャップとした断面図 飲み口3つとなる第3キャップとした断面図 小口キャップ付きチューブa、長チューブとした小口キャップ付きチューブb、2股とした小口キャップ付きチューブc、根元には蛇腹 キャップの液止めリング部より内側の天板に小穴を明け、上に円筒突出部を設け、3本の小口キャップ付きチューブを放射状に取り付けた平面図 図4の2本とした場合の断面図 図4の円筒突出部に2股の小口キャップ付きチューブを取り付け、飲み口2個を環状に配置した平面図 図4の円筒突出部に、放射方向に扇形の箱、袋の飲料溜まり部を設け両側に小穴を設け小口キャップ付きチューブを取り付け、直接取り付けた小口キャップ付きチューブと合わせて、飲み口3個を配置した平面図 キャップの液止めリング部の上に空間高を確保したキャップ天板を設け、そのキャップ天板に5個の小穴を明け、5本の小口キャップ付きチューブを立てに取り付けた平面図 図8を4本とした場合の断面図 ペットボトルの液止めリング部の上とキャップ天板裏面との間に、飲料が外側に通過するための空間高さを確保し、外側円周沿いに設けた溝の飲料溜まり部と、放射状の突起となる8本の小口キャップ付きチューブを接続した平面図 図10の断面図 図10の空間高さを確保し、放射状に設けた袋の5箇所の飲料溜まり部と、そこの横小穴から円周沿いに5本の小口キャップ付きチューブを接続した平面図 図12を4本とした場合の断面図
同じ表面積の中で飲み口の数を増やすとなると、本体飲み口の内径22mmでなく、飲み口数分や必要に応じてキャップの直径を小さくする必要がある。密集過ぎないためにはある程度、天端面を拡張することもやむを得ない。ただし、ペットボトル本体の直径70mm以下とし、高さもキャップ高さの2倍までをかさ上げの上限、目途とする。最終的には総合的に判断する。
飲み口が多くするためには、小穴に挿入でき、長さが調節でき、根元には自在に曲げられる蛇腹付きとした小口キャップ付きチューブが有効性を増す。本来キャップの外径は29mm、高さは14mmとする。小口の飲み口径は市販ストローの6mm程度であれば飲みごたえに不満はないと考えられる。そこに取り付く小口キャップの外径は10mm、高さを10mmとし、ここでは簡易のためキャップの表面積に収まるかどうか、本数を概略を検討する。小口キャップの取り付くキャップの表面積、キャップ横側面の円周長などが基本要素である。ただし、小口キャップといえど円周沿い、環状方向には、10mmの直径、10mmの長さの円柱体なので、配置しにくい。わずかなそれらのはみ出しは、キャップ制作時に拡張含みとすることで補うことができる。
実際には、小口キャップ付きチューブの穴に接続する根元部は、伸ばし、吸引して飲む場合に、ある程度自在に伸縮し、角度を変え曲げることができることなどの柔軟性が必要で、チューブの根元部には曲げ、伸縮の変形を吸収する蛇腹があることが望ましい。ただし、概略検討ではその長さを省略している。
キャップ部を第2キャップ、第3キャップとするには供回り対策が必要である。上キャップ材を薄くする、指で回すキャップ表面の粗度を変える、ねじ山の摩擦抵抗を変える、ねじ山のピッチ、勾配、ねじの深さ、幅を変える、逆回しねじとする、いたずら防止のための切断せん断抵抗を変えるなどがある。いずれにしてもキャップは、回して開栓するため、キャップ上表面に1回目、2回目、3回目の回す方向を示す矢印、その番号1、2、3をマーク印字するのが望ましい。途中となる第1キャップ、第2キャップの天板は、当然、飲料通過のため天板をくり抜いた貫通形になる。ただし、液止めリング部は、漏れ出し防止なので残しておく。
単純にキャップの液止めリング部の内側の円天板を利用するには、貫通穴を設ける必要がある。6mmの貫通小穴とすればそのまま高さ7mm程度突出させた円筒を設け、そこに、10mm径、10mm長さの小口キャップ付きの6mm径のチューブを接続する。放射状に3本まで接続できる。2股の小口キャップ付きチューブとすれば1本接続して2個の小口キャップを円周沿いの環状に配置できる。環状に小口キャップ付きチューブを並べるとそれ以上は、円表面積からのはみだしが大きい。環状に沿った形状の小口キャップとすれば円にフィットするといえるが。
キャップの液止めリング部を残した上に離隔空間をとったキャップ天板を設け、天板または天板を盛り上げた斜面部に飲料通過の貫通小穴を6mmとすれば、5個まで設けることができる。そこに小口キャップ付きチュ―ブを立てて接続する。回す余裕や強度から天板をやや拡張することも許容する前提で考える。密集場所では、チューブ根元に蛇腹を設けると、伸縮や、屈折の自由度が高まるので、取り出しや、飲むときの窮屈感がやや緩和できる。
キャップの横側部に小口キャップ付きチューブを接続する場合は、まず、キャップの液止めリング部を残した上に離隔空間をとってキャップ天板を設け、飲料の水平通過の隙間となる空間高さを確保する。飲料溜まり部をキャップ横側部の円周沿いの外側の溝、または円周の放射状方向に袋に設け、飲料溜まり部の溝の外側表面に穴を設け放射状に突出する小口キャップ付きチューブを複数接続する、または袋の飲料溜まり部の横腹に穴を設け円周状、環状に沿わせて小口キャップ付きチューブを複数接続する。
複数とした小口キャップを保護するためには、小口キャップが外れないように位置ホルダー、小口キャップの外形をくり抜いた外型枠、いたずら開封防止のための小口キャップ間をつなぐ連結材、またはクッションとなる小口キャップ連結リングを備えることとする。
また、本発明の熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトル用の携帯用のキャップは便利であるので、市販のペットボトルの開栓後に、本体のキャップに換えて取り付けることができるとするためにねじ山は同じとする。ただし、携帯時に下の断面部からのごみ、異物侵入対策として、キャップ下部に簡単な栓、蓋を設ける。
1.ペットボトルのキャップ
2.飲み口
3.キャップの天板、天端、上表面、上部
4、キャップの横外側、横側部
5.ねじ山
6.液止めリング部
7.第1キャップ
8.第2キャップ
9.第3キャップ
10.飲料通過の穴
11.小口キャップ付きチューブ
12.チューブ根元の蛇腹
13.6mm径の立ち上げ接続穴
14.立ち上げ円筒部
15.2股の小口キャップ付きチューブ
16.飲料通過の隙間、空間高さ、溝への幅部、袋への入口部
17.外側への飲料通過の隙間、空間高さ
18.キャップ横外側の円周沿いの溝の飲料溜まり部
19.溝の外側部の小穴に放射状に接続する小口キャップ付きチューブ
20.キャップ横外側の放射状の袋の飲料溜まり部
21.袋の横腹の小穴に接続する円周沿いの小口キャップ付きチューブ
22.外回り連結リング
23.小口キャップの外形をくり抜いた外型枠
24.扇形の箱、袋の飲料溜まり部
a .小口キャップ付きチューブ
b .小口キャップ付き長チューブ
c .小口キャップ付き2股チューブ

Claims (1)

  1. ペットボトルの飲み口部において、先端を飲み口とし根元を蛇腹12とした小口キャップ付きチューブ11を複数に接続するもので、キャップ天板3の中央部に接続穴13を1個設け、立ち上げた1本の円筒管14の円周上に設けた貫通小穴に、前記チューブを放射状に接続することで飲み口を複数とし、または前記貫通小穴に扇形の箱、袋の飲料溜まり部24を接続し前記飲料溜まり部に設けた貫通小穴に、前記チューブを横向きに接続することで飲み口を複数とし、あるいはキャップを貫通して上に新たなキャップ天板3を増設することとし、前記新たなキャップ天板3に、飲料通過の貫通小穴10を設け、前記チューブを縦向きに接続することで飲み口を複数とし、またはキャップを貫通して上に飲料通過の空間高さ17を確保する新たなキャップ3を設け、前記新たなキャップ3の横側部4の円周沿いの溝の飲料溜まり部18に貫通小穴を設け、前記チューブを放射状19に接続することで飲み口を複数とし、またはキャップを貫通して上に飲料通過の空間高さ17を確保する新たなキャップ3を設け、前記新たなキャップ3の放射状の袋の飲料溜まり部20に貫通小穴を設け、前記チューブを円周沿い21に接続することで飲み口を複数とし、
    いずれも、貫通小穴を貫通せず外側のみに接続した小口キャップ付きチューブを有するキャップを具備することを特徴とする熱中症および新型コロナウィルス対策ペットボトル。
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