JP6943377B2 - 無線送信機の測位の方法、デバイス、及びコンピュータプログラム製品 - Google Patents

無線送信機の測位の方法、デバイス、及びコンピュータプログラム製品 Download PDF

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Description

本発明は、無線信号送信デバイス、特にモノのインターネットの分野に属する信号送信デバイスを測位する方法の分野に関する。より詳細には、本発明は、複数のデータ集中ゲートウェイを含む拡張された広域ネットワークのコンテキストにおける信号送信デバイスの測位に関する。
モノのインターネットは、モノがワイヤレスネットワークと自動的にデータをやり取りできるようにすることにある。例えば、通信モジュールを備えた水道メータは、水使用量の請求を管理している会社に自動的に水の測定値を伝えることができる。
局とも呼ばれるメッセージ集中ゲートウェイは、サービス区域ゾーンに存在する通信モジュールとの間でデータの送受信を保証し、これらのデータを、それらを処理するのを担う機器、例えばIP(「インターネットプロトコル」)プロトコルに基づくネットワークを介してアクセス可能なサーバ、に中継する役割を果たす。
いくつかの無線アクセス技術が、通信モジュールのネットワークを実施するのに利用可能である。参照可能で純粋に例示的かつ非限定的な例に、特に異なるタイプの変調に依存するLoRa(商標)、Sigfox(商標)、又はWM−Bus(「ワイヤレスメータバス」)技術がある。これらの技術に共通することの1つに、サービス区域を拡大することでゲートウェイの数を減らすことができる長距離通信を提供することがある。
状況によっては、無線信号を送信する特定のものを測位する必要がある。例えば、製品輸送パレットなどの移動物に関連する送信機の場合である。そのために衛星ガイダンス(GPS)を使用することが知られている。但し、GPSデータを介した測位を可能にするコンポーネントを使用するのは、信号送信デバイスにとって複雑で費用がかかりエネルギー集約型になる虞があるため、全ての用途又は全ての信号送信デバイスに適するわけではない。
また、例えば米国特許出願公開第US2010/0138184(A1)号から、複数の無線受信機に亘り信号送信デバイスによって送信された信号からの受信データを使用した三角測量による測位の方法も知られている。そのような受信データには、例えば、信号の受信日時のみならず、様々な受信機によって受信された無線信号の強度さえもある。しかしながら、そのような三角測量法の精度は限られ、満足できる信頼性で信号送信デバイスを測位することが出来ない。
従って、複雑さの抑えられた消費量の少なく信頼性の高い、無線信号送信デバイスを測位する方法が必要である。
本発明はこれらのニーズを満たすことを可能にする。本発明が基づく1つの考えは、無線信号送信デバイスのエネルギー消費を増加させることなく無線信号送信デバイスの測位を可能にすることである。本発明が基づく1つの考えは、無線信号送信デバイスの複雑さを増すことなく無線信号送信デバイスの測位を可能にすることである。本発明が基づく1つの考えは、無線信号送信デバイスの測位を十分な精度で可能にすることである。本発明が基づく1つの考えは、無線信号送信デバイスと通信する通信ネットワークのインフラストラクチャを使用して無線信号送信デバイスを測位することである。本発明が基づく1つの考えは、満足のいく信頼性で無線信号送信デバイスの測位を可能にすることである。
そのために、本発明は、無線信号を送信する信号送信デバイスを測位するための方法を提供し、この測位の方法は、a)無線通信ネットワークの複数の受信局の位置、及び受信局による無線信号の受信日時を供給し、b)複数の受信局の中から基準局を選択し、c)受信局の位置の関数として走査ゾーンを画定し、d)走査粒度の関数として走査ゾーンを複数のサブゾーンに細分化し、e)各サブゾーンについて、サブゾーンの累積誤差の程度を計算し、該サブゾーンの累積誤差の程度の計算が、サブゾーンに含まれる検査位置を決定し、各受信局について、受信局による無線信号の受信日時、基準局による無線信号の受信日時、無線信号の伝播速度、検査位置と受信局の間の距離、及び検査位置と基準局の間の距離の関数として、それぞれの送信誤差パラメータを計算し、全ての受信局について計算された送信誤差パラメータの関数として、サブゾーンの累積誤差の程度を計算することを含み、さらにf)信号送信デバイスの位置のサブゾーンとして最小の累積誤差を示すサブゾーンを選択し、g)ステップf)で選択されたロケーションサブゾーンを中心にして含む新しい走査ゾーンを画定し、h)走査粒度よりも低い新しい走査粒度を画定し、i)新しい走査ゾーンを走査ゾーンとして、新しい粒度を粒度として、ステップd)からの方法を繰り返す、方法である。
そのような方法により、信号送信デバイスの修正を必要とすることなく、無線信号送信デバイスの測位を取得することが可能である。特に、本発明による方法は、その複雑さまたはエネルギー消費を増加させることなく、無線信号送信デバイスを測位することを可能にする。さらに、本発明による方法は、連続的な反復により、良好な測位精度で信号送信デバイスを測位することを可能にする。
他の有利な実施形態によれば、そのような測位の方法は、以下の特徴のうちの1つ以上を有することができる。
一実施形態によれば、各反復において、新しい走査ゾーンは、ロケーションサブゾーンを完全に取り囲みその幅が走査粒度よりも大きいマージン分だけ増分されたステップf)で選択されたロケーションサブゾーンに等しい物としてステップh)で画定される。これらの機能により、測位の方法は満足のいく測位の信頼性を提供する。
一実施形態によれば、走査ゾーンを画定することは、受信局の最大経度、受信局の最小経度、受信局の最大緯度、受信局の最小緯度を決定することを含み、走査ゾーンは、最大及び最小の経度と緯度に範囲が定められる。一実施形態によれば、走査ゾーンを画定することは、受信局の最大及び最小の経度及び緯度によって範囲の定められた走査ゾーンにマージンを追加することも含む。
一実施形態によれば、この方法は3を超える例えば7に等しい反復回数を含む。これらの特徴により、十分な精度で測位を取得することが可能である。
一実施形態によれば、受信局の送信誤差パラメータの計算ステップは次式に対応する。
Figure 0006943377
ここで、
Figure 0006943377
は、検査位置(k、l)での受信局(3、GWi)の誤差パラメータであり、
Figure 0006943377
は、検査位置(k、l)と受信局の間の距離であり、
Figure 0006943377
は、検査位置と基準局との間の距離であり、Tは、受信局(3、GWi)による無線信号(2)の受信日時であり、Tは基準局による無線信号(2)の受信日時であり、Cは信号送信デバイス(1)によって送信された無線信号(2)の伝播速度である。
一実施形態によれば、サブゾーンの累積誤差の程度は、サブゾーンの複数の受信局の送信誤差パラメータの合計である。
一実施形態によれば、方法は、信号品質閾値を決定し、無線信号の受信品質が決定された信号品質閾値を下回る受信局によって受信された無線信号を考慮しないことをさらに含む。これらの機能により、測位の方法の信頼性が十分になる。特に、結果の良好な信頼性を確保するには、信号の受信品質が低すぎる局を放棄することが可能である。
一実施形態によれば、この方法は、受信日時閾値を決定し、受信日時閾値よりも大きい信号の受信日時を示す局によって受信された無線信号を考慮しないことをさらに含む。これらの機能により、測位の信頼性が十分になる。従って、特に、信号の受信がマルチパス信号の受信に対応する可能性のある局を放棄することが可能である。
一実施形態によれば、この方法は、2つの受信局間の距離が閾値差未満であることを決定し、閾値未満の距離を示す2つの受信局の共通位置を使用することにより走査ゾーンの画定ステップを実行することをさらに含む。
一実施形態によれば、受信局の位置の関数として走査ゾーンを画定するステップでは、距離が閾値差よりも小さい2つの受信局の一方の位置は考慮されない。換言すれば、閾値差未満の距離を示す2つの受信局に使用される共通位置は、2つの局のうちの1つの位置である。
一実施形態によれば、この方法は、距離が閾値差よりも小さい2つの受信局間の中央位置を決定することと、正しい場所で計算された中央位置の関数として且つこの中央位置の計算を可能にした2つの局の位置を考慮しないで、走査ゾーンを画定するステップを実行することとをさらに含む。換言すれば、走査ゾーンの画定のステップは、2つの受信局以外の受信局の位置の関数として、及び距離が閾値差未満の2つの受信局間の中央位置の関数として実行される。
一実施形態によれば、信号送信デバイスによって送信される無線信号は、ペイロード及びヘッダを含み、ヘッダは、識別子及び信号の送信日時を含み、方法は、信号のヘッダに含まれる識別子を使用して各受信局によって無線信号を識別することをさらに含む。
一実施形態によれば、複数の受信局はサーバに接続され、この方法は、各受信局について無線信号の識別子、受信局による無線信号の受信品質の表示、無線信号の受信日時、及び受信局の識別子を含むメッセージをサーバに送信することをさらに含む。
一実施形態によれば、この方法はまた、無線信号を送信するデバイスを測位するための、無線信号を送信するデバイスを提供し、該デバイスが、a)無線信号を受信した複数の受信局の中から基準局を選択するための選択モジュールと、b)受信局の位置の関数として走査ゾーンを画定するように構成された走査ゾーンを画定するためのモジュールと、c)走査粒度の関数として走査ゾーンを複数のサブゾーンに細分化するように構成された細分化モジュールと、d)各サブゾーンについて、サブゾーンの累積誤差の程度を計算するように構成された累積誤差の程度を計算するためのモジュールと、を備え、サブゾーンの累積誤差の程度の計算が、サブゾーンに含まれる検査位置を決定し、各受信局について、受信局による無線信号の受信日時、基準局による無線信号の受信日時、無線信号の伝播速度、検査位置と受信局の間の距離、及び検査位置と基準局の間の距離の関数として、それぞれの送信誤差パラメータを計算し、全ての受信局について計算された送信誤差パラメータの関数として、サブゾーンの累積誤差の程度を計算することを含み、さらに、e)信号送信デバイスの位置のサブゾーンとして累積誤差の最小程度を示すサブゾーンを選択するように構成されたサブゾーン選択モジュールと、を備え、走査ゾーンを画定するモジュールは又、新しい走査ゾーンを画定するようにも構成され、該新しい走査ゾーンはサブゾーンによって選択されたロケーションサブゾーンを中心にして含み、細分化モジュールが走査粒度よりも低い新しい走査粒度を画定するように構成され、測位デバイスが走査ゾーンから信号送信デバイスを反復して測位するように構成され、粒度が走査ゾーンを画定するモジュール及び細分化モジュールによって反復して画定される。
1つの実施形態によれば、本発明が上記のような方法を実施するコンピュータによって実施され得る格納媒体上の命令を含むコンピュータプログラムも提供する。
本発明が、本発明のいくつかの特定の実施形態の以下の説明の中で、添付の図面を参照して純粋に例示として及び非限定的な方法で与えられてより良く理解され、その他の目的、詳細、特徴及び利点がより明確に明らかになるであろう。
サーバに接続された複数の通信ゲートウェイを含む広域通信ネットワークにおける無線信号送信物の概略図である。 複数の受信局が配置されている、サブゾーンに細分化された地理的走査ゾーンの概略図である。 図4の測位の方法の連続した反復で選択された地理的走査ゾーンの概略図である。 第1の実施形態による測位の方法の連続するステップを示す図である。 第2の実施形態による測位の方法の連続するステップを示す図である。
図1は測位される無線信号送信デバイス1を示している。このようなデバイス1は、例えばモノのインターネットに属するデバイス1のような、無線信号2を介してデータを通信できる任意のタイプの物である。このデバイス1は、例えば、水道メータ、ガスメータ又は他のメータなどの無線センサであり得る。このようなデバイスには無線通信モジュールが装備され、例えば、水道メータ、ガスメータ又はその他のメータの読取りなどの特性に応じて、測定又は計算されたデータを通信できる。モノのインターネットに属するそのようなデバイス1は、電力をほとんど消費せず、一般に「低消費」として認知され、非常に低いビットレート例えば2Kbps未満の通信手段を使用するといった特定の特徴を有する。
デバイス1によって送信される無線信号2はヘッダとペイロードを含む。ヘッダは無線信号2の処理を可能にする技術情報を含む。この技術情報は、例えば、無線信号2を送信したデバイス1、無線信号2の受信機、さらには無線信号2の識別子に関する情報である。無線信号2のペイロードは、その一部として、デバイス1によって送信され無線信号2の受信者による処理を目的とするデータ、例えばセンサによって読み取られたデータ、デバイス1のステータスに関する監視情報、又は無線信号2の受信機が要求したその他の情報を含む。
無線信号2がデバイス1によって送信されると、この無線信号2は、図1の矢印4で示すように、デバイス1の近くにある複数の局又はメッセージ集中ゲートウェイ3によって受信される。
図1には、3つの局3が示されている。各局3は、少なくとも1つのアンテナ5を備える。このアンテナ5は、局3の周囲の所与の半径内で送信される無線信号2を拾う。局3は、受信した無線信号2を処理することを可能にする制御ボックス6も備える。制御ボックス6による無線信号2の処理は、少なくとも無線信号2に含まれる情報をリモートサーバ7に送信することからなる。そのため、制御ボックス6は、インターネット又はその他のタイプの広域通信ネットワークなどのネットワークに接続された通信インターフェースを備える。
制御ボックス6は、この通信ネットワークを介してメッセージ8をリモートサーバ7に送信する。このメッセージ8は、追加情報の関連付けられた受信無線信号2に含まれる情報を含む。この追加情報は、例えば、受信した無線信号2の受信品質の表示、局3への無線信号2の到着日時、又は更には局3の識別子である。従って、図1に示す例では、デバイス1によって送信される無線信号2は3つの局3によって受信され、各局3は、無線信号2の受信品質の表示に関連付けられた無線信号2のコンテンツを含む、局3の識別及び前記局3による無線信号2の受信日時に関するそれぞれのメッセージ8をリモートサーバ7に送信する。局3により受信される信号の品質は、例えば頭字語RSSI(「受信信号強度表示」“Received Signal Strength indication”)及び/又は無線信号2の信号対雑音比(以下、その頭字語SNRと呼ぶ)により表される。
リモートサーバ7は、フローアグリゲータ9及びロケーションアプリケーション10(例えば、LBSタイプ、LBSは「ロケーションベースのサービス“Location−Based Service”」を表す)を含む。フローアグリゲータ9は、局3によって送信された全てのメッセージ8を受信することを可能にする。このフローアグリゲータ9は、無線信号2の識別番号を抽出するために、無線信号2のヘッダをデコードするように構成されている。フローアグリゲータ9は、フローアグリゲータ9が受信した各メッセージ8に対する無線信号2の識別子、局3による無線信号2の受信日時、局3の識別子、及び局3による無線信号2の受信品質の表示をロケーションアプリケーション10に送信する。ロケーションアプリケーション10は、図2から図5に関して以下に説明するように、これらのデータから無線信号2を送信したデバイス1を測位する。
ロケーションアプリケーション10が無線信号2を受信した少なくとも3つの異なる局3から1つの同じ無線信号2についての複数のデータを受信すると、ロケーションアプリケーション10は無線信号を送信したデバイス1を三角測量することにより測位することができる。別個の局3による同一の無線信号2の受信のこの識別は、無線信号2のヘッダからデコードされた無線信号2識別子を使用して実行され、言い換えれば、少なくとも3つのメッセージ8が同じ無線信号2識別子を含むとき、ロケーションアプリケーション10は図4に示す測位の方法でデバイス1の測位を実行できる。
図4に示す測位の方法の第1のステップ11において、測位アプリケーション10は、無線信号2を受信した局3の中から基準局を選択する。この基準局は任意に決定される。従って、一実施形態では、基準局は、無線信号2の受信日時が最も小さい局3、即ち、無線信号2を最も早く受信した局3である。
第2のステップ12において、測位アプリケーション10は走査ゾーン13を決定してデバイス1を測位する。
測位の方法の1回目の反復では、走査ゾーン13を画定するステップ12は、無線信号2を受信した局3の座標の関数として走査ゾーン13を画定するステップ14を含む。図2が、GWi(iは1から4の範囲)で参照される4つの異なる局3によって受信された無線信号2に関連した、測位の方法の1回目の反復における走査ゾーン13の画定のステップ14の例示的な実施形態を示す。各局GWiが配置され、その緯度と経度にそれぞれ対応する座標(Xi、Yi)を有する。測位の方法の1回目の反復のこのステップ14で、測位アプリケーション10は、走査ゾーン13を画定するために無線信号を受信した局GWiの最大及び最小の緯度及び無線信号2を受信した局GWiの最大及び最小の経度を決定する。従って、図2に示される例では、測位の方法10は、局の最小緯度が局GW2の値X2の緯度であり最大緯度が局GW4の緯度X4であると判断する。同様に、最小経度が局GW1の経度Y1であり、最大経度が局GW3の経度Y3である。このステップ14で画定された走査ゾーン13は適切に決定された最大及び最小座標によって区切られている。従って、図2に示す例のこのステップ14で画定される走査ゾーン13が、緯度X2とX4の間に含まれるゾーンと、Y1とY3の間に含まれる経度として画定される。このように画定された走査ゾーン13は無線信号2を受信した各局GWiを含む地理的ゾーンを表す。局GWiの座標を使用して画定されたこの走査ゾーン13は、より良い測位の信頼性を得ることができるマージンなどの走査ゾーン13を囲うマージン分増加され得る。
走査ゾーン13が画定されると、測位アプリケーション10はステップ15で走査粒度を決定する。測位の方法の1回目の反復では、この走査粒度が例えば緯度/経度の1°の値で任意に画定される。次いで、測位の方法のステップ16において、走査粒度に基づいて正方形のサブゾーン17、即ち、図2の例図の座標(X1、Y2)と(X4、Y3)との間の1°の辺の正方形のサブゾーン17に走査ゾーン13が細分化される。
ロケーションアプリケーション10は、無線信号2を送信するデバイス1を含むサブゾーン17を決定するために、走査ステップ18で走査ゾーン13を走査する。そのため、測位アプリケーション10は、ステップ19で、各サブゾーン17について対応するサブゾーンで検査される位置を画定する。この検査される位置はサブゾーン17に含まれる座標(k、l)を有する。この検査される位置は例えばサブゾーン17の中心に置かれる。各サブゾーン17の検査される位置の画定の規則が走査ゾーン13の全てのサブゾーン17に対して一様に適用される。
各サブゾーン17について、測位アプリケーション10は、サブゾーン17に関連する累積誤差パラメータを計算する。そのため、ステップ20において、測位アプリケーション10は、各局3について誤差パラメータ
Figure 0006943377
を計算する。そのため、各局に対して、測位アプリケーション10は次式を適用する。
Figure 0006943377
ここで、
Figure 0006943377
は、座標k、lの検査位置に対する局iの誤差パラメータであり、
Figure 0006943377
は、局iと座標k、lの検査位置との間の距離であり、この距離は、メッセージ8の局iによってサーバ7へ送信された局iの位置情報を用いて計算される。
Figure 0006943377
は、基準局と座標k、lの検査位置との間の距離であり、この距離は、基準局によってサーバ7に送信されたメッセージ8の送信された基準局の位置情報を使用して計算される。Tiは、局iによる無線信号2の受信日時であり、Tは、基準局が無線信号2を受信した日時であり、Cは、無線信号2の伝播速度である。
誤差パラメータ20のこの計算が、無線信号2を受信した全ての局3の各サブゾーン17の検査位置(k、l)に対して実行される。
サブゾーン17の誤差パラメータ
Figure 0006943377
の全てが無線信号2を受信した全ての局iについて計算されたとき、検査位置を含むサブゾーン17は、誤差パラメータ
Figure 0006943377
の合計に対応する累積誤差パラメータに関連付けられ、よって、このサブゾーン17について計算される。言い換えると、測位アプリケーション10は、各サブゾーン17のステップ35において、次の式に従って累積誤差パラメータを計算する。
Figure 0006943377
ここで、iは検査された局、Nは無線信号2を受信した局の数、
Figure 0006943377
は、対応するサブゾーン17で検査される位置に対応する座標(k、l)について局iによって計算された誤差パラメータである。
全ての累積誤差パラメータが全てのサブゾーン17について計算されると、測位アプリケーション10は、ステップ21で、最も低い累積誤差パラメータを示すサブゾーン17を選択する。この選択されたサブゾーンは、無線信号2を送信するデバイス1が位置するサブゾーン17である。
但し、この位置は、ステップ15で画定された走査粒度に対応する精度で実行される。従って、一方、走査ゾーン13を小さくだけでなく図3に示すように走査粒度を小さくして測位の方法の次の反復を実行することが好ましい。従って、各反復で、再画定された走査ゾーンを細分化するために、走査ゾーン、走査粒度を再画定して、新しい走査ゾーンの全てのサブゾーンの累積誤差を計算し、最小累積誤差パラメータを示すサブゾーンをサブゾーンとして選択する必要がある。
図3において、図3の左側の走査ゾーン13は、図2に示され図4で定義された測位の方法の1回目の反復で画定された走査ゾーン13に対応する、走査ゾーン13を示している。この1回目の反復で、図3の22で参照されるサブゾーンに最小累積誤差パラメータが特定され、このサブゾーン22の座標は(X2+6°、Y1+6°)と(X2+7°、Y1+7°)の間に含まれている。デバイス1の測位の精度を向上させるには、測位の方法の少なくとも1つの2回目の反復が必要である。この2回目の反復の1回目のステップは、図4に示す方法のステップ24において新しい走査ゾーン23を画定することである。この新しい走査ゾーン23は、ステップ21の1回目の反復で選択されたサブゾーン22として画定される。このように、図3に示す例では、この新しい走査ゾーン23は、緯度X2+6°とX2+7°、経度Y1+6°とY1+7°の間に含まれている。
測位アプリケーション10がこの新しい走査ゾーン23を画定すると、測位アプリケーション10は、ステップ15を反復して新しい走査ゾーン23の新しい走査粒度を画定する。この新しい走査粒度は、例えば前回の反復のステップ15、つまり1回目の反復で画定された走査粒度の一部である。図2及び3に示す例では、1回目の反復で走査ゾーン13に対して画定された走査粒度は1°であった。2回目の反復では、走査粒度は1回目の反復の走査粒度の一部、例えば、0.1°の走査粒度として画定される。
測位アプリケーション10は、新しい走査ゾーン23に適用することにより細分化ステップ16を繰り返す。従って、新しい走査ゾーン23は、0.1°の辺の複数の正方形のサブゾーン25に細分される。測位アプリケーション10は、これらの各サブゾーン25の累積誤差パラメータを計算するために、全てのサブゾーン25で走査ステップ18を実行する。従って、各サブゾーン25について、測位アプリケーションは、新しい検査される位置を画定し、検査位置の誤差パラメータが各局3に対して計算され、累積誤差パラメータが各サブゾーン25に関連付けられる。次に、測位アプリケーション10は、最小累積誤差パラメータを示すサブゾーン25をデバイス1が位置するサブゾーン25として選択する。
測位アプリケーション10は、測位精度を改善するために複数の反復を実行することができる。従って、2回目の反復と同様に、3回目の反復は、新しい走査ゾーン26を、前の反復のステップ21、即ち2回目の反復で選択されたサブゾーン25として画定する。従って、図3では、2回目の反復は、サブゾーン27を最小の累積誤差パラメータを示すものとしてサブゾーン25の中から選択することで終わる。このサブゾーン27は、緯度X2+6.2°とX2+6.3°、及び経度Y1+6.8°とY1+6.9°の間に含まれるゾーンである。新しい走査ゾーン26は、この3回目の反復では適切に選択されたサブゾーン27として画定される。この3回目の反復では、ステップ15で、新しい走査粒度が、2回目の反復の走査粒度の一部、例えば0.01°の走査粒度として画定される。次に、アプリケーションは、この新しい走査粒度に従って新しい走査ゾーン26を細分化し、次に、この新しい走査ゾーン26のサブゾーン28の累積誤差パラメータを決定してから、最小累積誤差パラメータを示すサブゾーン28を選択する。
測位アプリケーション10は、新しい反復ごとに低減された走査粒度が連続する低減された走査ゾーンのサブゾーンの累積誤差パラメータの計算を反復して実行する。好ましくは、測位アプリケーション10は、累積誤差計算の少なくとも3回の反復を実行し、好適には、この累積誤差計算の7回の連続した反復を実行する。最後の反復では、選択されたサブゾーンは、無線信号2を送信するデバイス1が測位されているサブゾーンを表す。
デバイス1の測位の誤差を回避するために、ステップ24の走査ゾーンの連続した画定において、前の反復のステップ21で選択されたサブゾーンにマージンを追加することが好ましい。実際、無線信号2を送信するデバイス1と無線信号2を受信する局3との間に障害物が存在すると、局3による無線信号2の受信日時が増えるため、ステップ20の局3に関連する誤差パラメータが変更される可能性がある。従って、走査ゾーンの最小累積誤差パラメータがエラーとなって、選択されたサブゾーンがデバイス1を含まないサブゾーンになる可能性がある。
従って、ステップ24の新しい走査ゾーンを、ステップ21の先行する反復で選択されたサブゾーンを含むものとして画定し、それに誤差マージンを追加することが好ましい。そのようなマージンは、前の反復のステップ21で選択されたサブゾーンの周囲全体に事前画定された厚さ(thickness)に亘って広がっている。この厚さは、例えば、前の反復の走査で使用される粒度の関数として画定される。例示的な実施形態では、誤差マージンは、選択されたサブゾーンの周りの厚さが、前の反復の走査粒度に正の整数、例えば5を乗じたのに等しい選択されたサブゾーン全体の厚さを有する。
図3に関して上に示した例では、2回目の反復のステップ24での新しい走査ゾーン23の画定は、最初に選択したサブゾーン22に、1回目の反復で定義される1°の粒度の5倍に等しいマージンを追加することによって実行される。従って、新しい走査ゾーン23は、緯度X2+(6−51)°とX2+(7+51)°及び経度Y1+(6−5)°とY1+(7+5)°の間に含まれ、つまり、緯度X2+1°とX2+12°、及び経度Y1+1°とY1+12°の間に走査粒度0.1°で含まれる。同様に、3回目の反復のステップ24で画定された走査ゾーン26には、2回目の反復のステップ21で選択されたサブゾーン27が含まれ、2回目の反復で画定された0.1°の走査粒度の5倍のマージンが追加される。従って、3回目の反復で画定されたこの走査ゾーン26は、緯度X2+(6.2−0.15)°とX2+(6.3+0.15)°及び経度Y1+(6.8−0.15)°とY1+(6.9+0.15)°、即ち、緯度X2+5.7°及びX2+6.8°と経度Y1+6.3°とY1+7.4°との間に走査粒度0.01°で含まれる。
サーバ7の他の機能はまた、デバイス1の測位の品質を改善することを可能にする。従って、図5に示されるように、測位アプリケーション10は、図4に関して上述した通りに測位の方法に対する前処理及び後処理を含むことができる。
図5のステップ29に示される第1の前処理は、満足のいく程度の信頼性で使用するには低すぎる信号品質の無線信号2を受信した局3を放棄することにある。従って、局3によってサーバ7に送信されたメッセージ8が、閾値より低い無線信号2に対応するデータに関連する信号品質を示す場合、この局3は、測位アプリケーション10によって考慮されない。閾値は任意に決定される。一例では、RSSIを使用して表現される信号品質の場合、この閾値は約−130dB程度である。従って、RSSIが−130dBより低い無線信号2を受信した局3からのメッセージ8は、デバイス1の測位のための測位アプリケーション10によって考慮されない。
図5のステップ30によって示される第2の前処理は、無線信号2を受信した複数の受信アンテナ5を有する、異なるアンテナ5での無線信号2の受信日時の差が例えば1500ns程度の閾値差を超えている局3を放棄することからなる。受信の最大日時に対応するメッセージ8、つまり最長経路に対応し、従って最後に受信されたメッセージは次いで、デバイス1の測位のために測位アプリケーション10によって放棄される。
図5のステップ31によって示される第3の前処理では、無線信号2を受信した異なる局3間の距離に応じたフィルタリングが実行される。このフィルタリングの機能は、メッセージ8を受信した局3が相互に十分に離れていることを保証して測位の良好な実行可能性を確保することである。通常、2つの局3が10メートル程度離れている場合、測位の方法の1回目の反復でメッセージを受信した局3の座標による走査ゾーン13の画定のステップ14が改善される。そのために、走査ゾーン13を規定するステップ14は、局3間の距離を閾値距離、例えば500メートルと比較するステップ(図示せず)を含む。
第1の変形例によれば、メッセージを受信した2つの局3間の距離がこの閾値距離未満である場合、2つの局3のうちの1つの測位のみが考慮されて、測位の方法の1回目の反復におけるステップ14の走査ゾーン13を画定する。走査ゾーン13の画定のこのステップ14で考慮されない局3は、例えば、最後にメッセージを受信した局として任意に選択される。しかしながら、この局3は、走査ゾーン13の画定のステップ14についてのみ放棄され、その部分についての走査18及び累積誤差計算35は、走査ゾーン13の画定のステップ14のために放棄された局3を含む2つの局3の誤差の計算ステップ20を組み込むことにより実行される。
第2の変形形態では、メッセージを受信した2つの局3間の距離がこの閾値距離未満である場合、2つの局3間の中央位置が計算される。メッセージ8を受信した局3の座標の関数としての走査ゾーン13の画定のステップ14は次いで、2つの局3を考慮せずに2つの局3の代わりにこれら2つの局3の間の中央位置を考慮して実行される。ここでも、走査18及び累積誤差計算35のステップは、2つの局3を考慮して実行される。
図5のステップ32に示される第1の後処理において、測位アプリケーション10は、無線信号2を受信した局3とデバイス1の推定位置との間の推定距離を補正する。そのために、各局3について、局3が受信した無線信号2のSNR(信号対雑音比)、及び測位アプリケーション10によるデバイス1の推定位置と局3の位置との間で計算された距離との間のSNR/距離比を計算する。次に、測位アプリケーション10は、SNR/距離比の平均を計算する。この第1の後処理32は、障害物が無線信号2の送信ゾーンに均一に分布し、信号を受信した全ての局3についてSNR/距離比が均一でなければならないという原理に基づいている。
メッセージ8に関連するSNR/距離比がこのSNR/距離比の平均よりも大きい場合、測位アプリケーション10は、前記メッセージ8に対応する局3による無線信号2の受信日時を増分する。メッセージ8に関連付けられたSNR/距離比がこのSNR/距離比の平均よりも低い場合、測位アプリケーション10は、メッセージ8に対応する局3による無線信号2の受信日時を減分する。この増分又は減分は、例えば、10nsの粒度で行われる。さらに、信号の受信日時のこの修正は、計算されたSNR/距離比とSNR/距離比の平均との差に比例する可能性がある。従って、メッセージ8のSNR/距離比の平均とSNR/距離比との間の差が大きいほど、メッセージ8を送信した局3による受信日時の補正が大きくなる。次に、測位アプリケーション10は、このように変更された無線信号2の受信日時に関するデータを用いて、デバイス1の測位(基準局の画定、及び走査ゾーンの画定、走査粒度、累積誤差パラメータの計算、及びサブゾーンの選択の連続した反復)を再度実行する。
第2の後処理ステップ33は、デバイス1の一貫性のない測位に対応する可能性のある、基準局に対して近すぎる又は遠すぎる測位アプリケーション10の結果を放棄することからなる。言い換えると、デバイス1の位置の測位が終了すると、デバイス1のこの推定位置と基準局との間の距離が比較されて、最大値と最小値が制限される。これらの限界値は、絶対的な方法で又は使用される異なる局間距離3に対する相対的な方法で決定される。基準局から離れすぎた推定値は不整合として拒否される。同様に、例えば数10メートル未満など、基準局に近すぎる推定値も拒否される。次いで、測位アプリケーションは、以前に選択された基準局を処理から放棄することにより、図4に関して上記で説明したように、デバイス1の測位の新しい推定を実行する。
第3の後処理34は、地理的測位アプリケーション10によって供給された結果を経時的に平滑化し、測定の不確実性に固有の差異を小さくすることにある。従って、測位アプリケーション10によって処理された異なる無線信号2を使用して得られた1つの同じデバイス1の位置の連続的な推定が平均化される。各平均で使用される推定の数は、デバイス1の種類によって異なり、デバイス1の可動性が高いほどこの数は少なくなる。
従って、本発明による測位の方法は、この信号のペイロードの分析を必要とせずに、デバイスによって生成された信号を活用することにより、信号送信デバイスを測位することを可能にする。従って、デバイスが遠隔サーバの手当のためにメータ読取りなどの信号を送信する場合、本発明による測位の方法は、この信号送信を使用することにより、信号のペイロードのコンテンツの分析を必要とせずにデバイスを測位することを可能にする。従って、本発明による方法は、デバイスによって送信される特別な信号を必要とすることなくデバイスの通常の動作信号を使用することによってデバイスを測位することを可能にする。従って、測位の方法により、通常の操作と比較してエネルギー消費や追加の複雑さを課すことなくデバイスを測位できる。
本発明をいくつかの特定の実施形態に関連して説明したが、本発明は、決してそれに限定されるものではなく、説明した手段の技術的同等物及びその組合せ全てを後者が発明の範囲内にある場合に含むことは明らかである。
表示される要素の一部、特にゲートウェイのコンポーネントは、ハードウェア及び/又はソフトウェアコンポーネントによって異なる形式で単一又は分散方式で作成できる。使用できるハードウェアコンポーネントは、特定の集積回路ASIC、プログラマブルロジックアレイFPGA、又はマイクロプロセッサである。ソフトウェアコンポーネントは、C、C++、Java(登録商標)、VHDLなどのさまざまなプログラミング言語で作成できる。このリストは完全ではない。
動詞「含む」、「備える」又は「有する」及びそれらの共役形で使用される場合、請求項で述べられている物以外の要素又はステップの存在を排除しない。
請求の範囲において、括弧内の参照記号はクレームの制限として解釈されるべきではない。

Claims (12)

  1. 無線信号(2)を送信する信号送信デバイスを測位する方法であって、
    a)無線通信ネットワークの複数の受信局(3、GWi)の位置、及び前記受信局(3、GWi)による無線信号(2)の受信日時(Ti)を供給し、
    b)前記複数の受信局(3、GWi)の中から基準局(3、GWi)を選択し、
    c)前記受信局(3、GWi)の位置(Xi、Yi)の関数として、走査ゾーン(13)を画定し(14)、
    d)走査粒度の関数として、前記走査ゾーン(13)を複数のサブゾーン(17)に細分化し、
    e)各サブゾーン(17、25、28)について、前記サブゾーン(17、25、28)の累積誤差の程度を計算し、該サブゾーン(17、25、28)の累積誤差の程度の計算が、
    前記サブゾーン(17、25、28)に含まれる検査位置(k、l)を決定し(19)、
    各受信局(3、GWi)について、前記受信局(3、GWi)による前記無線信号(2)の前記受信日時(Ti)、前記基準局(T<SUB>0</SUB>)による前記無線信号(2)の前記受信日時、前記無線信号(2)の伝播速度(C)、前記検査位置(k、l)と前記受信局(3、GWi)の間の距離
    Figure 0006943377
    及び前記検査位置(k、l)と前記基準局の間の距離
    Figure 0006943377
    の関数として、それぞれの送信誤差パラメータ
    Figure 0006943377
    を計算し、
    全ての受信局(3、GWi)について計算された前記送信誤差パラメータ
    Figure 0006943377
    の関数として、前記サブゾーン(17、25、28)の累積誤差の程度を計算することを含み、さらに、
    f)前記信号送信デバイス(1)のロケーションサブゾーン(22、27)として最小の累積誤差を示すサブゾーン(22、27)を選択し(21)、
    g)ステップf)で選択された前記ロケーションサブゾーン(22、27)を中心にして含む新しい走査ゾーン(23、26)を画定し(24)、
    h)前記走査粒度よりも小さい新しい走査粒度を画定(15)し、
    i)前記新しい走査ゾーン(23、26)を走査ゾーン(23、26)として、前記新しい粒度を粒度として、ステップd)からの方法を反復し、
    各反復において、前記新しい走査ゾーン(23、26)は、ステップf)で選択された前記ロケーションサブゾーン(22、27)に前記ロケーションサブゾーン(22、27)を完全に囲みその幅が走査粒度よりも大きいマージン分増加されたのと等しくなるようにステップh)で画定される、
    信号送信デバイスを測位する方法。
  2. 前記走査ゾーンを画定することは、前記受信局(3、GWi)の最大経度、前記受信局(3、GWi)の最小経度、前記受信局(3、GWi)の最大緯度、前記受信局(3、GWi)の最小緯度を決定することを含み、走査ゾーン(13)は、前記最大及び最小の経度及び緯度によって区切られている、請求項1に記載の方法。
  3. 反復回数が3を超える、例えば7である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記受信局の前記送信誤差パラメータ(35)を計算するステップが、式
    Figure 0006943377

    に対応し、ここで、
    Figure 0006943377

    は、前記検査位置(k、l)での前記受信局(3、GWi)の誤差パラメータであり、
    Figure 0006943377

    は、前記検査位置(k、l)と前記受信局(3、GWi)の間の距離であり、
    Figure 0006943377

    は、前記検査位置(k、l)と前記基準局との間の距離であり、Tは、前記受信局(3、GWi)による前記無線信号(2)の受信日時であり、Tは前記基準局による前記無線信号(2)の受信日時であり、Cは前記信号送信デバイス(1)によって送信された前記無線信号(2)の伝播速度である、請求項1〜3の何れか一項に記載の方法。
  5. サブゾーン(17、25、28)の前記累積誤差の程度が、前記サブゾーン(17、25、28)に対する前記複数の受信局(3、GWi)の前記送信誤差パラメータの合計である、請求項1〜4の何れか一項に記載の方法。
  6. 信号品質閾値を決定し、所定の信号品質閾値より低い無線信号受信品質を有する前記受信局によって受信された前記無線信号を考慮しないことをさらに含む、請求項1〜5の何れか一項に記載の方法。
  7. 受信日時閾値を決定し、該受信日時閾値よりも大きい信号受信日時を有する局によって受信された前記無線信号を考慮しないことをさらに含む、請求項1〜6の何れか一項に記載の方法。
  8. 2つの受信局(3、GWi)の間の距離が閾値差よりも小さいことを決定すること、及び前記閾値差未満の距離の前記2つの受信局(3、GWi)の共通位置を使用して走査ゾーン(13)を画定するステップc)を実行することをさらに含む、請求項1〜7の何れか一項に記載の方法。
  9. 前記信号送信デバイス(1)により送信される前記無線信号は、ペイロード及びヘッダを含み、該ヘッダは、前記無線信号(2)の識別子及び送信日時を含み、方法がさらに、前記信号のヘッダに含まれる前記識別子を使用して、各受信局(3、GWi)によって前記無線信号を識別することを含む、請求項1〜8の何れか一項に記載の方法。
  10. 前記複数の受信局(3、GWi)がサーバ(7)に接続され、方法がさらに、各受信局(3、GWi)に対して、前記無線信号の識別子、前記受信局(3、GWi)による前記無線信号(2)の受信品質の表示、前記無線信号(2)の受信日時、及び前記受信局(3、GWi)の識別子を含むメッセージ(8)をサーバ(7)に送信することを含む、請求項1〜9の何れか一項に記載の方法。
  11. 無線信号を送信する無線信号送信デバイスを測位するためのデバイスであって、
    a)前記無線信号(2)を受信した複数の受信局(3、GWi)の中から基準局(3、GWi)を選択するための選択モジュールと、
    b)走査ゾーン(13)を前記受信局(3、GWi)の位置(Xi、Yi)の関数として画定するように構成された走査ゾーン画定モジュールと、
    c)前記走査ゾーン(13)を走査粒度の関数として複数のサブゾーン(17)に細分化するように構成された細分化モジュールと、
    d)各サブゾーン(17、25、28)について、前記サブゾーン(17、25、28)の累積誤差の程度を計算するように構成された累積誤差の程度を計算するためのモジュールと、を備え、前記サブゾーン(17、25、28)の累積誤差の程度の計算が、
    前記サブゾーン(17、25、28)に含まれる検査位置(k、l)を決定し、
    各受信局(3、GWi)について、前記受信局(3、GWi)による前記無線信号(2)の受信日時(Ti)、前記基準局(T<SUB>0</SUB>)による前記無線信号(2)の受信日時、無線信号(2)の伝播速度(C)、前記検査位置(k、l)と前記受信局(3、GWi)の間の距離
    Figure 0006943377
    及び前記検査位置(k、l)と前記基準局の間の距離
    Figure 0006943377
    の関数として、それぞれの送信誤差パラメータ
    Figure 0006943377
    を計算し、
    全ての受信局(3、GWi)について計算された前記送信誤差パラメータ
    Figure 0006943377
    の関数として、前記サブゾーン(17、25、28)の累積誤差の程度を計算することを含み、さらに、
    e)前記信号送信デバイス(1)のロケーションのサブゾーン(22、27)として最小の累積誤差の程度を示すサブゾーン(22、27)を選択するように構成されたサブゾーン選択モジュールと、を備え、
    前記走査ゾーンを画定する前記走査ゾーン画定モジュールは又、新しい走査ゾーン(23、26)を画定するようにも構成され、該新しい走査ゾーン(23、26)が、前記サブゾーン選択モジュールによって選択された前記ロケーションサブゾーン(22、27)を中心にして含み、前記細分化が走査粒度よりも低い新しい走査粒度を画定するように構成され、前記測位デバイスが前記走査ゾーンから前記信号送信デバイスを反復して測位するように構成され、前記粒度が前記走査ゾーン画定モジュール及び前記細分化モジュールによって反復して画定され、各反復で、新しい走査ゾーン(23、26)が、前記ロケーションサブゾーン(22、27)を完全に囲みその幅が前記走査粒度よりも大きいマージン分増加された前記サブゾーン選択モジュールによって選択されたロケーションサブゾーン(22、27)に等しいとして画定される、
    無線信号送信デバイスを測位するためのデバイス。
  12. プログラムがコンピュータ上で実行されるとき、請求項1〜10の何れか一項に記載の方法のステップを実施するためのコンピュータ可読媒体に格納されたプログラムコード命令を含むコンピュータプログラム製品。
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