JP6942781B2 - Temperature measurement method - Google Patents
Temperature measurement method Download PDFInfo
- Publication number
- JP6942781B2 JP6942781B2 JP2019230201A JP2019230201A JP6942781B2 JP 6942781 B2 JP6942781 B2 JP 6942781B2 JP 2019230201 A JP2019230201 A JP 2019230201A JP 2019230201 A JP2019230201 A JP 2019230201A JP 6942781 B2 JP6942781 B2 JP 6942781B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- digital value
- temperature sensor
- sensor module
- semiconductor device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
本発明は、半導体装置、温度センサ及び電源電圧モニタに関し、例えば、高確度で温度及び電源電圧を測定することができる半導体装置、温度センサ及び電源電圧モニタに関する。 The present invention relates to a semiconductor device, a temperature sensor and a power supply voltage monitor, for example, a semiconductor device capable of measuring temperature and a power supply voltage with high accuracy, a temperature sensor and a power supply voltage monitor.
車載情報端末は、ナビゲーション機能にとどまらず、テレビ、DVD、オーディオの機能を取り込み高機能化が進んでいる。そのような車載情報端末に用いられる半導体装置は、高速処理を実現するために半導体装置の温度を監視する温度センサモジュールを組み込んでいる。 In-vehicle information terminals are becoming more sophisticated by incorporating not only navigation functions but also TV, DVD, and audio functions. The semiconductor device used in such an in-vehicle information terminal incorporates a temperature sensor module that monitors the temperature of the semiconductor device in order to realize high-speed processing.
温度センサモジュールに関連する技術として、例えば、特許文献1が開示されている。
As a technique related to the temperature sensor module, for example,
特許文献2には、半導体製造時の特性確認時に得られた特性バラツキの値を利用して、温度センサモジュールごとに温度特性を補正する技術が開示されている。
例えば、特許文献2のように、半導体製造時の特性確認時に得られた特性バラツキの値を利用して温度センサモジュールごとに温度特性を補正する方法において、確度良く補正するためには、半導体チップの絶対温度が測定可能であるウェーハ状態でのテスト工程を増やす必要があるため、コストがかかるなどの問題があった。
For example, in the method of correcting the temperature characteristics for each temperature sensor module by using the value of the characteristic variation obtained at the time of confirming the characteristics at the time of semiconductor manufacturing as in
一実施の形態は、このような課題を解決するためになされたものであり、高確度で温度及び電源電圧を測定することができる半導体装置、温度センサ及び電源電圧モニタを提供する。 One embodiment is made to solve such a problem, and provides a semiconductor device, a temperature sensor, and a power supply voltage monitor capable of measuring temperature and power supply voltage with high accuracy.
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。 Other challenges and novel features will become apparent from the description and accompanying drawings herein.
一実施の形態によれば、半導体装置は、温度に関して非線形のディジタル値及び前記温度に関して略線形のセンサ電圧値を出力する温度センサモジュールと、前記温度、前記ディジタル値及び前記センサ電圧値を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記温度、前記ディジタル値及び前記センサ電圧値を用いて特性式を算出する制御部と、を含み、前記記憶部に記憶された前記温度、前記ディジタル値及び前記センサ電圧値には、絶対温度測定下における絶対温度、前記絶対温度における前記ディジタル値及び前記絶対温度における前記センサ電圧値が含まれる。 According to one embodiment, the semiconductor device stores a temperature sensor module that outputs a non-linear digital value with respect to temperature and a sensor voltage value that is substantially linear with respect to the temperature, and stores the temperature, the digital value, and the sensor voltage value. The temperature and the digital value stored in the storage unit include a storage unit and a control unit that calculates a characteristic formula using the temperature, the digital value, and the sensor voltage value stored in the storage unit. And the sensor voltage value includes the absolute temperature under absolute temperature measurement, the digital value at the absolute temperature, and the sensor voltage value at the absolute temperature.
前記一実施の形態によれば、高確度で温度及び電源電圧を測定することができる半導体装置、温度センサ及び電源電圧モニタを提供することができる。 According to the above embodiment, it is possible to provide a semiconductor device, a temperature sensor, and a power supply voltage monitor capable of measuring temperature and power supply voltage with high accuracy.
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。 In order to clarify the explanation, the following description and drawings have been omitted or simplified as appropriate. In addition, each element described in the drawing as a functional block that performs various processes can be composed of a CPU, a memory, and other circuits in terms of hardware, and a program loaded in the memory in terms of software. It is realized by such as. Therefore, it is understood by those skilled in the art that these functional blocks can be realized in various forms by hardware only, software only, or a combination thereof, and is not limited to any of them. In each drawing, the same elements are designated by the same reference numerals, and duplicate explanations are omitted as necessary.
まず、実施の形態による温度センサモジュールの構造が明確になると思われるため、本発明者らが検討した温度センサモジュールの温度特性の補正方法について、図1〜図3を用いて以下に説明する。 First, since it is considered that the structure of the temperature sensor module according to the embodiment will be clarified, the method for correcting the temperature characteristics of the temperature sensor module examined by the present inventors will be described below with reference to FIGS. 1 to 3.
図1は、温度センサモジュールを例示した構成図である。半導体装置に組み込まれた温度センサモジュール10は、温度センサ部11、電源電圧モニタ部12、制御ロジック13を含んでいる。さらに、温度センサ部11は、温度検出回路14、A/D変換器15、アナログバッファ16及び17を含んでいる。電源電圧モニタ部12は、アナログバッファ18及びA/D変換器19を含んでいる。温度検出回路14は、例えば、バンドギャップリファレンス回路(BGR回路)である。温度センサ部11及び電源電圧モニタ部12をまとめてアナログ部ともいう。
FIG. 1 is a configuration diagram illustrating a temperature sensor module. The
図2に示すように、温度センサ部11において、温度検出回路14は、ジャンクション温度Tjに対して若干弓形(常温がピーク)の特性14aを示す電圧値Vrefと、ジャンクション温度Tjに対して略線形の特性14bを示すセンサ電圧値Vsenseとを出力する。ここでジャンクション温度Tjとは、半導体製品のチップ内PN接合部の温度のことを言う。温度検出回路14が出力した電圧値Vref及びセンサ電圧値Vsenseは、組み合わされて、図1のA/D変換器15により温度センサとしてのディジタル値へ変換される。
As shown in FIG. 2, in the
一方、電源電圧モニタ部12において、半導体装置内の電源電圧VDD(半導体装置内の内部電圧ともいう。)と、電圧値Vrefとは、組み合わされて、図1のA/D変換器19により電源電圧モニタとしてのディジタル値へ変換される。A/D変換は特性評価で得られた相関性を元に、特定の変換式または変換テーブルを使用して行う。
On the other hand, in the power supply
このように、A/D変換されたディジタル値は、制御ロジック13におけるレジスタに格納されてモニタされる。
In this way, the A / D-converted digital value is stored in a register in the
図3に示すように、温度センサモジュール10は、A/D変換後の温度センサとしてのディジタル値において、各温度センサモジュール10が有する固有の特性のバラツキを反映したバラついた特性11a〜11cを示す。そこで、そのようにバラついた特性11a〜11cを、特性11dのように、オフセットを一律に調整する方式がある。しかし、この方式は、オフセットを一律に調整するため、電圧値Vrefの弓形(非線形)の特性を反映した補正をすることができない。また、弓型の特性を反映した補正をするためには、ウェーハ状態で特性評価を行うテスト工程を増やす方法があるが、テスト工程が増えることでコストがかかるという問題がある。
As shown in FIG. 3, the
(実施形態1)
実施形態1に係る半導体装置を説明する。まず、実施形態1に係る半導体装置の構成を説明する。図4は、実施形態1に係る半導体装置1を例示した構成図である。図4に示すように、半導体装置1は、温度センサモジュール10、テストモジュール20、記憶部30及び制御部40を含んでいる。なお、半導体装置1は、車載情報端末に用いられる半導体装置1に限らず、携帯情報端末、高速計算機等任意の半導体機器に用いられてもよい。
(Embodiment 1)
The semiconductor device according to the first embodiment will be described. First, the configuration of the semiconductor device according to the first embodiment will be described. FIG. 4 is a configuration diagram illustrating the
図1及び図4に示すように、温度センサモジュール10は、温度センサ部11、電源電圧モニタ部12及び制御ロジック13を含んでいる。温度センサ部11は、内部に温度検出回路14を含んでいる。温度検出回路14は、例えば、バンドギャップリファレンス回路(BGR回路)である。
As shown in FIGS. 1 and 4, the
図2で示したように、温度検出回路14は、ジャンクション温度Tjに対して若干弓形(常温がピーク)の非線形の特性14aを示すアナログの電圧値Vrefと、ジャンクション温度Tjに対して略線形の特性14bを示すアナログのセンサ電圧値Vsenseとを出力する。電源電圧モニタ部12は、半導体装置1内の電源電圧VDD(半導体装置1内の内部電圧ともいう。)をモニタする。
As shown in FIG. 2, the
温度センサモジュール10は、ディジタル値THCODEを出力する。ディジタル値THCODEは、アナログのセンサ電圧値Vsenseとアナログの電圧値Vrefとを組み合わせてA/D変換器15を用いて変換されたディジタル値である。電圧値Vrefは、ジャンクション温度Tjに対して若干弓形の非線形の特性を有するので、ディジタル値THCODEも、温度に関して非線形の特性を有する。温度センサモジュール10は、例えば、高温においては、センサ電圧値Vsense_H及びディジタル値THCODE_Hを出力し、低温においては、センサ電圧値Vsense_L及びディジタル値THCODE_Lを出力する。
The
また、温度センサモジュール10は、電源電圧モニタとしてのディジタル値を出力する。電源電圧モニタとしてのディジタル値(電源電圧ディジタル値)は、半導体装置1内の電源電圧VDDと、アナログの電圧値Vrefとを組み合わされてA/D変換器19を用いてA/D変換されたものである。
Further, the
テストモジュール20は、温度センサモジュール10を外部端子から制御を行うためのものである。外部端子から入力された制御信号は、テストモジュール20を介して、温度センサモジュール10に入力される。また、温度センサモジュール10から出力された出力信号を、テストモジュール20を介して、外部端子から外部へ取り出すことができる。
The
記憶部30は、例えば、ヒューズ型メモリ(FUSE)等である。記憶部30は、温度、ディジタル値、センサ電圧値等を記憶する。記憶部30は、半導体装置1が起動する時に制御部40からの制御信号に基づいて、記憶したディジタル値、温度、センサ電圧値等を温度センサモジュール10の制御ロジック13及び制御部40等に対して出力する。
The
制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等である。制御部40は、記憶部30に記憶された温度、ディジタル値、センサ電圧値を、温度センサモジュール10の制御ロジック13のレジスタ及び制御部40のレジスタ等を介して読み込む。また、制御部40は、記憶部30に記憶された温度、ディジタル値、センサ電圧値を用いて特性式を算出する。
The
特性式とは、A/D変換器15及び19が出力したディジタル値を温度の値に変換するための式であり、温度センサモジュール10の温度特性を補正するための式である。半導体装置1の内部の温度が変化数すると、バンドギャップリファレンス回路の特性の変動によって基準電圧が変動するため、ディジタル値も変化する。そのため、それらの変動を考慮するための式である。本実施形態では、温度変化による基準電圧の変動を考慮している。
The characteristic formula is a formula for converting the digital values output by the A /
次に、実施形態1に係る半導体装置1の製造方法を説明する。図5は、実施形態1に係る半導体装置1の製造方法を例示したフローチャート図である。まず、半導体装置1がプリント基板に実装される前のウェーハ状態における検査を説明する。ウェーハ状態における検査は、半導体装置1の温度を直接測定することが可能である。すなわち、ウェーハ状態における検査は、半導体装置1の絶対温度を測定できる環境下での検査となっている。半導体装置1を載置させた製造装置等の温度制御により、特定の温度で、ウェーハ状態の半導体装置1の特性を検査する。検査は、例えば、ウェーハテスト工程、プローブ検査工程等の工程で行われる。
Next, a method of manufacturing the
次に、図5のステップS11に示すように、ウェーハ状態の半導体装置1において、常温より低い温度の低温(第1温度)に設定して、温度センサモジュール10によりアナログのセンサ電圧値(Vsense_L)及びディジタル値(THCODE_L)を出力させる。具体的には、製造装置等の温度制御により、半導体装置1を常温よりも低温、例えば-41℃に設定する。この場合の低温は、半導体装置1の絶対温度として直接測定できる環境となっている。半導体装置1を低温に設定後、テストモジュール20を通して温度センサモジュール10だけを制御する。半導体装置1がプリント基板に実装された後の通常の動作では、制御部40や位相同期回路(phase locked loop:PLL)などが動作することで、大電流が流れ、グラウンド(GND)にノイズが混入したり、グラウンドが浮いたりしてしまう。しかし、他のモジュールを動作させずに、テストモジュール20を通して温度センサモジュール10だけを制御することで、グラウンドにノイズが入らない静かな状態として測定することができる。
Next, as shown in step S11 of FIG. 5, in the
このようにして、低温において、温度センサモジュール10から出力される温度に関して略線形な特性を有するアナログのセンサ電圧値Vsense_Lを測定すると同時に、温度センサモジュール10から出力される温度に関して非線形の特性を有するディジタル値THCODE_Lを測定する。
In this way, at a low temperature, the analog sensor voltage value Vsense_L having a substantially linear characteristic with respect to the temperature output from the
次に、図5のステップS12に示すように、ウェーハ状態の半導体装置1において、常温より高い温度の高温(第2温度)に設定して、温度センサモジュール10によりアナログのセンサ電圧値(Vsense_H)及びディジタル値(THCODE_H)を出力させる。具体的には、低温の場合と同様に、製造装置等の温度制御により、半導体装置1を常温よりも高温、例えば96℃に設定する。この場合の高温は、半導体装置1の絶対温度として直接測定できる環境となっている。半導体装置1を高温に設定後、テストモジュール20を通して温度センサモジュール10だけを制御する。これにより、高温において、温度センサモジュール10から出力される温度に関して略線形な特性を有するアナログのセンサ電圧値Vsense_Hを測定すると同時に、温度センサモジュール10から出力される温度に関して非線形の特性を有するディジタル値THCODE_Hを測定する。
Next, as shown in step S12 of FIG. 5, in the
なお、低温及び高温は、-41℃及び96℃に限らない。例えば、低温とは、任意の常温よりも低い温度であり、例えば、-41℃〜常温を含んでおり、さらに、特性式を算出するためには、-40℃〜-20℃が好ましい。また、高温とは、任意の常温よりも高い温度であり、例えば、常温〜150°を含んでおり、さらに、特性式を算出するためには、96℃〜150℃が好ましい。 The low temperature and high temperature are not limited to -41 ° C and 96 ° C. For example, the low temperature is a temperature lower than an arbitrary room temperature, and includes, for example, −41 ° C. to normal temperature, and more preferably -40 ° C. to -20 ° C. for calculating a characteristic formula. Further, the high temperature is a temperature higher than an arbitrary room temperature, and includes, for example, room temperature to 150 ° C. Further, in order to calculate the characteristic formula, 96 ° C. to 150 ° C. is preferable.
次に、半導体装置1をパッケージとして組み立て、プリント基板に実装する。実装させた後は、パッケージの熱抵抗やプリント基板への熱拡散などにより、外部から温度をコントロールすることが困難となる。また、実装された後は、半導体装置1の絶対温度を直接測定することができない環境となる。しかし、温度に線形な特性を持つセンサ電圧値Vsenseを、テストモジュール20を用いて測定することにより、温度センサ1の温度を推定することができる。そこで、半導体装置1をプリント基板に実装した状態における不特定の温度による測定を行う。ここで不特定の温度とは、ステップS11及びS12の測定のように、直接測定を行うことができない温度をいう。不特定な温度は、例えば、任意の常温である。
Next, the
図5のステップS13に示すように、プリント基板に実装された半導体装置1において、常温で温度センサモジュール10によりアナログのセンサ電圧値(Vsense_T)とディジタル値(THCODE_T)を出力させる。具体的には、プリント基板に実装した半導体装置1の温度を、不特定の温度、例えば、常温に設定する。半導体装置1を常温に設定後、テストモジュール20を通して温度センサモジュール10だけを制御する。これにより、常温において、温度センサモジュール10から出力される温度に関して略線形な特性を有するアナログのセンサ電圧値Vsense_Tを測定する。また、これと同時に、温度センサモジュール10から出力される温度に関して非線形の特性を有するディジタル値THCODE_Tを測定する。常温では、電圧値Vrefは、弓型の特性のピーク値を示す。よって、常温の測定により、電圧値Vrefの特性を得ることができる。なお、センサ電圧値Vsense_T及びディジタル値THCODE_Tは、測定点を常温の1点に限らず、複数の温度で測定し、複数の値を取得してもよい。
As shown in step S13 of FIG. 5, in the
次に、図5のステップS14に示すように、低温、高温、常温で出力されたアナログのセンサ電圧値Vsense_L、Vsense_H及びVsense_Tをディジタル値VsenseC_L、VsenseC_H及びVsenseC_TにA/D変換し記録する。アナログのセンサ電圧値を記録することは困難だからである。ディジタル化したセンサ電圧値VsenseC_L、センサ電圧値VsenseC_T及びセンサ電圧値VsenseC_H並びにディジタル値THCODE_L、ディジタル値THCODE_T及びディジタル値THCODE_Hの合計6個の値は、記憶部30、例えばFUSE等に記録する。なお、アナログのセンサ電圧値をA/D変換するタイミングや記録するタイミングは各温度における測定後に行ってもよい。
Next, as shown in step S14 of FIG. 5, the analog sensor voltage values Vsense_L, Vsense_H and Vsense_T output at low temperature, high temperature and normal temperature are A / D converted into digital values VsenseC_L, VsenseC_H and VsenseC_T and recorded. This is because it is difficult to record the analog sensor voltage value. A total of six values, which are the digitized sensor voltage value VsenseC_L, sensor voltage value VsenseC_T, sensor voltage value VsenseC_H, digital value THCODE_L, digital value THCODE_T, and digital value THCODE_H, are recorded in a
このように、記憶部30に記憶された温度、ディジタル値及びセンサ電圧値には、絶対温度測定下における絶対温度、絶対温度におけるディジタル値及び絶対温度におけるセンサ電圧値等が含まれる。ここで、絶対温度は、半導体装置1がプリント基板に実装される前に温度センサモジュール10が出力した温度である。つまり、記憶部30には、半導体装置1がプリント基板に実装される前に、半導体装置1の絶対温度を直接測定できる環境下において、温度センサモジュール10によって出力された低温及び高温(絶対温度)、低温におけるディジタル値THCODE_L及び高温におけるディジタル値THCODE_H、並びに、低温におけるセンサ電圧値VsenseC_L及び高温におけるセンサ電圧値VsenseC_Hが含まれている。また、記憶部30に記憶された温度、ディジタル値及びセンサ電圧値には、半導体装置1がプリント基板に実装された後に、半導体装置1の絶対温度を直接測定することができない環境下において、温度センサモジュール10によって出力された常温(低温よりも高温で高温よりも低温の常温)、常温におけるディジタル値THCODE_T及び常温におけるセンサ電圧値VsenseC_Tが含まれている。ディジタル値THCODE_Tは、温度センサモジュール10がセンサ電圧値VsenseC_Tとともに出力したものである。
その後、所定の工程を経て、実施形態1に係る半導体装置1は製造される。
As described above, the temperature, digital value, and sensor voltage value stored in the
After that, the
次に、実施形態1に係る半導体装置1の動作を説明する。図6は、実施形態1に係る半導体装置1の動作を例示したフローチャート図である。
Next, the operation of the
図6のステップS21に示すように、製造工程時に記憶部30に記憶させた、温度に略線形なセンサ電圧値と非線形なディジタル値を読み込む。具体的には、まず、半導体装置1が起動した後、制御部40は、製造工程時に記憶部30に記録させたセンサ電圧値VsenseC_L、センサ電圧値VsenseC_T及びセンサ電圧値VsenseC_H並びにディジタル値THCODE_L、ディジタル値THCODE_T及びディジタル値THCODE_Hを、制御部40のレジスタ及び温度センサモジュール10の制御ロジック13のレジスタを経由して読み込む(Readする)。
As shown in step S21 of FIG. 6, the sensor voltage value substantially linear to the temperature and the non-linear digital value stored in the
図7は、実施形態1に係る半導体装置1の製造工程で取得したセンサ電圧値の温度特性を例示した図であり、横軸は、温度を示し、縦軸は電圧値を示す。図7に示すように、読み込んだ(Readした)センサ電圧値VsenseC_L(51)、センサ電圧値VsenseC_T(53)及びセンサ電圧値VsenseC_H(52)が示す特性50は、温度に対して、略線形な特性を示している。ここで、センサ電圧値VsenseC_T(53)は、不特定な温度のときのセンサ電圧値である。温度が特定されたセンサ電圧値VsenseC_L(51)及びセンサ電圧値VsenseC_H(52)より算出した特性50が示す直線上に、センサ電圧値VsenseC_T(53)をプロットすることにより、不特定の温度Tjを特定することができる。このように特定された温度(第3温度)は、制御部40が低温(第1温度)、高温(第2温度)、センサ電圧値VsenseC_L(第1センサ電圧値)、センサ電圧値VsenseC_H(第2センサ電圧値)を用いて算出した略線形のセンサ特性式に、センサ電圧値VsenseC_T(第3センサ電圧値)を代入することにより算出したものである。不特定な温度は、常温の温度であるが、このようにして常温の温度を特定することができる。
FIG. 7 is a diagram illustrating the temperature characteristics of the sensor voltage value acquired in the manufacturing process of the
このようにして、図6のステップS22に示すように、制御部40は、特定の温度で出力されたセンサ電圧値VsenseC_L、センサ電圧値VsenseC_H及び不特定の温度Tjで出力されたセンサ電圧値VsenseC_Tを用いて不特定の温度Tjを特定する。
In this way, as shown in step S22 of FIG. 6, the
図8は、実施形態1に係る半導体装置1の製造工程で取得したディジタル値の温度特性と特性式を例示した図であり、横軸は、温度を示し、縦軸はディジタル値を示す。図8に示すように、読み込んだ(Readした)ディジタル値THCODEの特性は電圧値Vrefとセンサ電圧値Vsenseを用いた温度特性であることから、常温をピークとなるような弓形の非線形の特性60を有している。低温におけるディジタル値THCODE_L(61)、高温におけるディジタル値THCODE_H(62)、及び、当初は不特定の温度Tjで出力されたTHCODE_T(63)が読み込まれる。なお、不特定の温度Tjは、ステップS22で特定されている。
FIG. 8 is a diagram illustrating the temperature characteristics and characteristic formulas of the digital values acquired in the manufacturing process of the
図6のステップS23に示すように、制御部40は、低温の温度(第1温度)、ディジタル値THCODE_L(61)(第1ディジタル値)、特定された温度(第3温度)及びディジタル値THCODE_T(63)(第3ディジタル値)を用いて特性式71(第1特性式)を算出する。
As shown in step S23 of FIG. 6, the
また、図6のステップS24に示すように、ステップS23の処理と同様に、制御部40は、高温の温度(第2温度)、ディジタル値THCODE_H(62)(第2ディジタル値)、特定された温度(第3温度)及びディジタル値THCODE_T(63)(第3ディジタル値)を用いて特性式72(第2特性式)を算出する。なお、ディジタル値THCODE_Tと特定された温度を2点以上出力させた場合には、3つ以上の特性式を算出してもよい。
Further, as shown in step S24 of FIG. 6, the
温度センサモジュール10は周期的に温度を測定する。温度センサモジュール10は、測定した温度を、ディジタル値THCODEとして出力する。出力されたディジタル値THCODEは、図1における制御ロジック13のレジスタに格納される。半導体装置1の温度は定期的または必要に応じて監視される。その場合には、制御部40は、温度センサモジュール10によって出力されたディジタル値THCODEがディジタル値THCODE_T(63)(第3ディジタル値)よりも小さい場合には、特性式71(第1特性式)に、ディジタル値THCODEを代入することによって温度を算出する。
The
一方、温度センサモジュール10によって出力されたディジタル値THCODEがディジタル値THCODE_T(63)(第3ディジタル値)よりも大きい場合には、特性式72(第2特性式)に、ディジタル値THCODEを代入することによって温度を算出する。具体的には、CPU等の制御部40が、ディジタル値THCODEをReadし、ソフトウェア上でディジタル値THCODE_T(63)と比較をして、ディジタル値THCODE≦ディジタル値THCODE_T(63)の時は、特性式71を用いる。ディジタル値THCODE≧ディジタル値THCODE_T(63)の時は、特性式72を用いて、温度への変換を行う。このようにして、制御部40は、半導体装置1の温度をモニタする。
On the other hand, when the digital value THCODE output by the
次に、本実施形態の効果を説明する。
本実施形態の半導体装置1によれば、特性式を算出するための低温及び高温におけるディジタル値を、プリント基板に実装する前のウェーハ状態において算出している。ウェーハ状態における低温及び高温は、半導体装置1の絶対温度を直接測定して求めた温度である。よって、特性式を高確度に算出することができる。
Next, the effect of this embodiment will be described.
According to the
また、温度及びディジタル値を記憶部30に保存させている。よって、半導体装置1の起動時に、例えば、ソフトウェア等で特性式を算出することができる。
Further, the temperature and the digital value are stored in the
温度センサモジュール10が出力する温度は、各温度センサモジュール10が有する固有の特性のバラツキを反映したものとなる場合があるが、各温度センサモジュール10に対して、個別に特性式を算出するため、固有の特性のバラツキに応じた特性式とすることができる。よって、各温度センサモジュール10の特性のバラツキを、オフセットを用いて一律に調整するよりも高確度に温度及び電源電圧を測定することができる。
The temperature output by the
また、各温度センサモジュール10の特性を統一して補正するよりも迅速に温度を測定することができる。非線形の特性を統一して補正するためには、補正条件や補正量が増えて、補正可能な範囲を超えるものになってしまう。よって、統一して補正する方法では、確度を向上させることが困難となる。
In addition, the temperature can be measured more quickly than when the characteristics of each
また、温度センサモジュール10は、温度検出回路14を含んでいる。そして、温度検出回路14は、温度に関して略線形の特性を有するセンサ電圧値を出力する。よって、温度に関して略線形の特性を利用することにより、不特定な温度を、高確度で特定することができる。
Further, the
温度センサモジュール10は、センサ電圧値をディジタル化して処理している。よって高速に処理することができる。また、半導体装置1の温度変化に迅速に対応することができるので、高確度に温度を測定することができる。
The
(変形例1)
なお、実施形態1に係る半導体装置1では、不特定の温度Tjを1点のみに特定して特性式を算出しているが、実施形態1の変形例1に係る半導体装置は、不特定の温度1点の場合のみに限られない。不特定温度Tj_1、Tj_2、…、Tj_nのように特定する不特定温度の数を増やした場合、より高確度な補正が可能な特性式を算出することができる。このように、変形例1に係る半導体装置の制御部30は、複数の任意のセンサ電圧値から、温度センサモジュール10が複数の任意のセンサ電圧値を出力する複数の温度を特定し、特性式を算出する。
(Modification example 1)
In the
(変形例2)
次に、センサ電圧値及びディジタル値を測定する温度の個数について説明する。まず、センサ電圧値を測定する温度の個数について説明する。実施形態1に係る半導体装置1では、図7で示したように、製造工程時におけるウェーハ状態において測定する特定の温度として、低温及び高温の2つの温度を設定した。そして、低温及び高温におけるセンサ電圧値(VsenseC_L)(51)及びセンサ電圧値(VsenseC_H)(52)を測定することにより、特性式50を算出したが、温度の個数はこれに限られない。
(Modification 2)
Next, the number of temperatures for measuring the sensor voltage value and the digital value will be described. First, the number of temperatures for which the sensor voltage value is measured will be described. In the
図9に示すように、変形例2に係る半導体装置では、製造工程時におけるウェーハ状態において測定する特定の温度として、例えば、低温の1点の温度に設定してもよい。そして、制御部40は、低温におけるセンサ電圧値(VsenseC_L)(51)を測定することにより、低温と、センサ電圧値(VsenseC_L)(51)とから特性式50を算出してもよい。この場合には、センサ電圧値(VsenseC)の傾きの値が予め記憶部30に記憶されている。例えば、センサ電圧値(VsenseC)の傾きは、多数の半導体装置1の製造によって蓄積されたデータを用いるか、または、温度検出回路14に固有なセンサ電圧値(VsenseC)の温度依存性を用いる等により、予め記憶部30に記憶されている。また、記憶部30は、低温(第1温度)と、低温におけるセンサ電圧値(第1センサ電圧値)を記憶する。
As shown in FIG. 9, in the semiconductor device according to the second modification, the specific temperature measured in the wafer state during the manufacturing process may be set to, for example, a low temperature at one point. Then, the
(変形例3)
図10に示すように、変形例3に係る半導体装置では、製造工程時におけるウェーハ状態において測定する特定の温度として、例えば、高温の1点の温度に設定し、高温におけるセンサ電圧値(VsenseC_H)(52)を測定することにより、特性式50を算出する。この場合にも、センサ電圧値(VsenseC)の傾きの値が予め記憶部30に記憶されている。
(Modification example 3)
As shown in FIG. 10, in the semiconductor device according to the third modification, a specific temperature to be measured in the wafer state during the manufacturing process is set to, for example, a high temperature at one point, and the sensor voltage value (VsenseC_H) at the high temperature is set. The
このように、変形例2及び3に係る半導体装置では、製造工程におけるウェーハ状態において測定する特定の温度が1点であっても、特性式50を算出することができる。その後は、上述した実施形態1と同様に、変形例2及び3に係る半導体装置をパッケージとして組み立て、プリント基板に実装する。そして、制御部40は、1つの特定の温度と、その温度におけるセンサ電圧値と、任意のセンサ電圧値から温度センサモジュール10が任意のセンサ電圧値を出力する温度を特定する。具体的には、温度センサモジュール10は、任意のセンサ電圧値を特性式に代入して任意の温度を特定する。
As described above, in the semiconductor device according to the modified examples 2 and 3, the
(変形例4)
次に、ディジタル値を測定する温度の個数について説明する。実施形態1では、図8で示したように、製造工程時におけるウェーハ状態において測定する特定の温度として、低温、高温の2つの温度を設定した。そして、低温及び高温におけるディジタル値THCODE_L(61)及びディジタル値THCODE_H(62)を測定し、これらと常温におけるディジタル値THCODE_T(63)を組み合せることによって、特性式71及び72を算出したが、温度の個数はこれに限られない。
(Modification example 4)
Next, the number of temperatures for measuring digital values will be described. In the first embodiment, as shown in FIG. 8, two temperatures, low temperature and high temperature, are set as specific temperatures to be measured in the wafer state during the manufacturing process. Then, the digital values THCODE_L (61) and the digital value THCODE_H (62) at low temperature and high temperature were measured, and the
図11に示すように、変形例4に係る半導体装置では、製造工程時におけるウェーハ状態において測定する特定の温度として、例えば、低温の1点の温度に設定してもよい。制御部40は、低温におけるディジタル値THCODE_L(61)を測定する。そして、プリント基板に実装した後に測定した常温におけるディジタル値THCODE_T(63)と共に用いることにより、特性式71を算出してもよい。
As shown in FIG. 11, in the semiconductor device according to the modified example 4, the specific temperature measured in the wafer state during the manufacturing process may be set to, for example, a low temperature at one point. The
(変形例5)
また、図12に示すように、変形例5に係る半導体装置では、製造工程時におけるウェーハ状態において測定する特定の温度として、例えば、高温の1点の温度に設定してもよい。制御部40は、高温におけるディジタル値THCODE_H(62)を測定する。そして、プリント基板に実装した後に測定した常温におけるディジタル値THCODE_T(63)と共に用いることにより、特性式72を算出してもよい。
(Modification 5)
Further, as shown in FIG. 12, in the semiconductor device according to the modified example 5, the specific temperature to be measured in the wafer state during the manufacturing process may be set to, for example, a high temperature at one point. The
(変形例6)
さらに、製造工程時におけるウェーハ状態において測定する特定の温度を、3つ以上の温度としてもよい。この場合には、3つ以上の温度に、低温及び高温のいずれか一方または低温及び高温の両方を含んでもよい。
(Modification 6)
Further, the specific temperature measured in the wafer state during the manufacturing process may be three or more temperatures. In this case, the three or more temperatures may include either low temperature and high temperature or both low temperature and high temperature.
図13に示すように、変形例6に係る半導体装置では、製造工程時におけるウェーハ状態において測定する特定の温度として、例えば、特定の温度(-41℃)、特定の温度(-41+α℃)、特定の温度(96℃)及び特定の温度(96+α℃)の4点の温度に設定し、各温度に対応したセンサ電圧値(VsenseC)51、54、52及び55を測定することにより、特性式50を算出してもよい。この場合には、記憶部30は、第1温度を含む3以上の複数の温度と、複数の温度各々に対応するセンサ電圧値を更に記憶し、制御部40は、複数の温度と、複数の温度各々に対応するセンサ電圧値と、任意のセンサ電圧値から、温度センサモジュール10が任意のセンサ電圧値を出力する温度を特定し、特性式を算出する。このようにして、高確度で温度及び電源電圧を測定することができる。
As shown in FIG. 13, in the semiconductor device according to the modified example 6, as specific temperatures to be measured in the wafer state during the manufacturing process, for example, a specific temperature (-41 ° C.) and a specific temperature (-41 + α ° C.) ), A specific temperature (96 ° C) and a specific temperature (96 + α ° C), and measure the sensor voltage values (VsenseC) 51, 54, 52 and 55 corresponding to each temperature. Therefore, the
(変形例7)
また、図14に示すように、変形例7に係る半導体装置では、製造工程時におけるウェーハ状態において測定する特定の温度として、図13と同様の4点の温度に設定し、各温度に対応したディジタル値(THCODE)61、64、62及び65を測定する。そして、プリント基板に実装した後に測定した常温におけるディジタル値THCODE_T(63)を測定する。制御部40は、4点の温度と、4点の温度各々に対応するディジタル値と、常温におけるディジタル値THCODE_T(63)とから、特性式71及び72を算出してもよい。このようにして算出することにより高確度で温度及び電源電圧を測定することができる。なお、特性式を複数算出してもよい。
(Modification 7)
Further, as shown in FIG. 14, in the semiconductor device according to the modified example 7, the temperatures of four points similar to those in FIG. 13 were set as specific temperatures to be measured in the wafer state during the manufacturing process, and the temperatures corresponded to each temperature. Digital values (THCODE) 61, 64, 62 and 65 are measured. Then, the digital value THCODE_T (63) at room temperature measured after mounting on the printed circuit board is measured. The
(実施形態2)
次に、実施形態2に係る半導体装置を説明する。温度センサモジュール10は、長期間使用すると、経年変化により、アナログ特性に変化が生じる。そのため、半導体装置1の使用保証期間、例えば、7〜15年において、高確度な半導体装置1の温度Tjの測定を維持するためには、温度センサモジュール10の温度特性の経年変化の補正が必要となる。本実施形態は、温度特性の経年変化の対応策となるものである。
(Embodiment 2)
Next, the semiconductor device according to the second embodiment will be described. When the
図15は、実施形態2に係る半導体装置2を例示した構成図である。図15に示すように、本実施形態に係る半導体装置2は、複数の温度センサモジュール10a及び10bを有している。そして、半導体装置2の起動時には、相互に隣接したリファレンス用の温度センサモジュール10a(一方の温度センサモジュール)及び通常稼働用の温度センサモジュール10b(他方の温度センサモジュール)が動作する。起動後には、リファレンス用の温度センサモジュール10aは動作を停止し、通常稼働用の温度センサモジュール10bは動作を継続する。なお、半導体装置2は、記憶部30、制御部40等、他にもモジュールを有しているが、図15では、それらを省略している。
FIG. 15 is a configuration diagram illustrating the
リファレンス用の温度センサモジュール10aと通常稼働用の温度センサモジュール10bとを隣接配置させることにより、両者は略同一の温度Tjを測定することができる。
By arranging the
実施形態2に係る半導体装置2の製造方法は、半導体装置2の各温度センサモジュールに対して、実施形態1に係る半導体装置1または変形例1〜7に係る半導体装置の温度センサモジュール10と同様の製造方法を適用するものなので、説明を省略する。
The method for manufacturing the
次に、実施形態2に係る半導体装置2の動作を説明する。図16は、実施形態2に係る半導体装置2の動作を例示したフローチャート図である。
Next, the operation of the
図17は、実施形態2に係る半導体装置2のリファレンス用の温度センサモジュール10aが起動時に出力したディジタル値を例示したグラフであり、横軸は、温度を示し、縦軸はディジタル値を示す。図18は、実施形態2に係る半導体装置2の通常稼働用の温度センサモジュール10bが起動時に出力したディジタル値を例示したグラフであり、横軸は、温度を示し、縦軸はディジタル値を示す。
FIG. 17 is a graph illustrating a digital value output at startup by the reference
図16のステップS31及び図17に示すように、半導体装置2の起動時に、リファレンス用の温度センサモジュール10aは、起動時における複数の温度と複数のディジタル値81a、82a及び83a(第1起動時ディジタル値)を出力する。
As shown in steps S31 and 17 of FIG. 16, at the time of starting the
図16のステップS31及び図18に示すように、半導体装置2の起動時に、通常稼働用の温度センサモジュール10bは、起動時における複数の温度と複数のディジタル値81b、82b及び83b(第2起動時ディジタル値)を出力する。具体的には、半導体装置2の起動時には、CPU等の制御部40の稼動で基本的に温度が上昇する。この温度上昇を利用して、リファレンス用の温度センサモジュール10aと通常稼動用の温度センサモジュール10bは、例えば、1〜3点以上の温度及びディジタル値を出力する。
As shown in steps S31 and 18 of FIG. 16, at the time of starting the
図17に示すように、リファレンス用の温度センサモジュール10aにおける3点以上の温度及びディジタル値は、例えば、不特定の温度TJ1におけるディジタル値81a、不特定の温度TJ2におけるディジタル値82a及び不特定の温度TJ3におけるディジタル値83aである。
As shown in FIG. 17, the temperatures and digital values of three or more points in the reference
図18に示すように、通常稼働用の温度センサモジュール10bにおける3点以上の温度及びディジタル値は、例えば、不特定の温度TJ1におけるディジタル値81b、不特定の温度TJ2におけるディジタル値82b及び不特定の温度TJ3におけるディジタル値83bである。上述したように、リファレンス用の温度センサモジュール10a及び通常稼働用の温度センサモジュール10bは、隣接配置されているので、温度センサモジュール10aにおける不特定の温度TJ1〜TJ3と、温度センサモジュール10bにおける不特定の温度TJ1〜TJ3とは、略同一の温度である。出力した温度及びディジタル値は、温度センサモジュール10の制御ロジック13のレジスタ及び制御部40のレジスタ等に格納される。
As shown in FIG. 18, the temperatures and digital values of three or more points in the
次に、図16のステップS32に示すように、半導体装置2が起動して不特定の温度Tjにおける複数(3点以上)のディジタル値を出力した後、経年変化を抑制するために、リファレンス用の温度センサモジュール10aを停止させる。停止は、温度センサモジュール10aへの電源の遮断、制御部40の制御等により行う。リファレンス用の温度センサモジュール10aの停止は、温度測定等のアナログ部の停止を含んでいる。アナログ部の経年変化を抑制するためである。
Next, as shown in step S32 of FIG. 16, after the
次に、図16のステップS33に示すように、実施形態1または変形例1〜7の上述した方法を用いて、制御部40は、リファレンス用の温度センサモジュール10aにおける特性式71a及び特性式72aと、通常稼動用の温度センサモジュール10bにおける特性式71b及び特性式72bを算出する。特性式71a、特性式71b、特性式72a及び特性式72bは、例えば、出荷時等にあらかじめ常温において出力されたディジタル値を用いて算出されたものである。ここで出荷時とは、製品の生産工程の動作テスト時のことを言う。
Next, as shown in step S33 of FIG. 16, using the above-described method of the first embodiment or the first to seventh modifications, the
次に、図16のステップS34に示すように、制御部40は、リファレンス用の温度センサモジュール10aの起動時の複数のディジタル値(第1起動時ディジタル値)を、温度センサモジュール10aの特性式71aまたは特性式72aに代入することによって起動時における複数の温度(第1起動時温度)を算出する。具体的には、図17に示すように、リファレンス用の温度センサモジュール10aは、ディジタル値81a〜83aを特性式71aまたは特性式72aに代入することによって、温度TJ1〜TJ3を特定する。なお、特性式71a及び特性式72aのいずれかの特性式を用いるかは、前述したように、基準となるディジタル値に対する大小関係により定める。
Next, as shown in step S34 of FIG. 16, the
次に、図16のステップS35及び図18に示すように、ステップS34により算出された起動時における複数の温度を、通常稼働用の温度センサモジュール10bの特性式71bまたは特性式71bに代入することによって複数のディジタル値81c〜83c(第3起動時ディジタル値)を算出する。そして、各複数の温度におけるディジタル値81c〜83cと、ディジタル値81b〜83bと、の間の差分91〜93を算出する。
Next, as shown in steps S35 and 18 of FIG. 16, the plurality of temperatures at the time of startup calculated in step S34 are substituted into the
リファレンス用の温度センサモジュール10aと、通常稼働用の温度センサモジュール10bは、隣接配置されている。よって、温度センサモジュール10a及び温度センサモジュール10bの実際の温度は略同一である。したがって、温度センサモジュール10a及び温度センサモジュール10bが出力する温度は略同一のはずである。リファレンス用の温度センサモジュール10aが算出した起動時の複数の温度TJ1〜TJ3を、通常稼働用の温度センサモジュール10bの特性式71bまたは72bに代入して算出したディジタル値81c〜83cは、通常稼働用の温度センサモジュール10bが起動時に出力したディジタル値81b〜83bと本来は略同一になるはずである。しかしながら、温度センサモジュール10bに経年変化等が生じた場合には、ディジタル値81c〜83cとディジタル値81b〜83bとの間に差分91〜93が発生する。そこで、そのような差分を算出する。
The
次に、ステップS36に示すように、制御部40は、算出した差分を用いて、通常稼働用の温度センサモジュール10bの特性式71b及び特性式72bの少なくともいずれか一方を補正する。また、制御部40は、差分91〜93を用いて電源電圧モニタ部12が出力する電源電圧を補正する。補正は、具体的には、出荷時等における特性式に対して差分の分だけ加えるか、または減じるか等を行う。
このようにして補正した特性式71b及び72bを用いて、半導体装置2の温度をモニタする。
Next, as shown in step S36, the
The temperature of the
次に、実施形態2の効果を説明する。
実施形態2の半導体装置2によれば、リファレンス用の温度センサモジュール10aを通常稼動用の温度センサモジュール10bに対して隣接配置させることで、両者に略同一の温度を測定させることができる。
Next, the effect of the second embodiment will be described.
According to the
起動時にリファレンス用及び通常稼動用の温度センサモジュール10a及び10bで同時に、不特定の温度Tj1〜TJ3に対する複数(少なくとも1〜3点)のディジタル値を出力する。出力したディジタル値から差分を算出し、算出した差分から特性式に対して補正をする。差分は、経年変化を反映したものなので、この補正により、経年変化の補正をすることができる。これにより、半導体装置2の使用保証期間において、高確度の温度測定をすることができる。
At startup, the reference and normal temperature
また、半導体装置2内の電源電圧を測定する場合に、経年変化の差分を用いた補正を行うことにより、半導体装置2の使用保証期間において、高確度の電源電圧の測定をすることができる。それ以外の効果は、実施形態1及び変形例1〜7と同様である。
Further, when measuring the power supply voltage in the
(実施形態3)
次に、実施形態3に係る半導体装置3を説明する。実施形態3は、半導体装置3に、リファレンス用及び通常稼働用の温度センサモジュール以外の1つ以上の温度センサモジュールを配置させ、それらの温度センサモジュールに対しても差分を用いて補正する。図19は、実施形態3に係る半導体装置3を例示した構成図である。
(Embodiment 3)
Next, the semiconductor device 3 according to the third embodiment will be described. In the third embodiment, one or more temperature sensor modules other than the reference and normal operation temperature sensor modules are arranged in the semiconductor device 3, and the temperature sensor modules are also corrected by using the difference. FIG. 19 is a configuration diagram illustrating the semiconductor device 3 according to the third embodiment.
図19に示すように、半導体装置3は、リファレンス用及び通常稼働用の温度センサモジュール10a及び10b以外の温度センサモジュール10c及び10d(その他の温度センサモジュール)を有している。リファレンス用及び通常稼働用の温度センサモジュール10a及び10bは相互に隣接配置されている。それ以外の複数の温度センサモジュール10c及び10dは、半導体装置3において、温度が上昇しやすいCPU40aの近傍に配置されている。また、電源電圧の確度を向上させるためにもCPU40aの近傍に配置されている。
As shown in FIG. 19, the semiconductor device 3 has
実施形態3に係る半導体装置3の製造方法は、半導体装置3の各温度センサモジュール10a〜10dに対して、実施形態1に係る半導体装置1または変形例1〜7に係る半導体装置の温度センサモジュール10と同様の製造方法を適用する。また、CPU40a、DDR(Double-Data-Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)へのインターフェース30a等を設ける。その後、所定の工程を経て、半導体装置3は製造される。
In the method of manufacturing the semiconductor device 3 according to the third embodiment, for each of the
次に、実施形態3に係る半導体装置3の動作を説明する。前述の実施形態2において算出した差分を用いて、各温度センサモジュール10c及び10dにおける第1特性式及び第2特性式の少なくともいずれか一方を補正する。そして、各温度センサモジュール10c及び10dは、補正された特性式を用いて、ディジタル値を温度に変換する。なお、経年変化量は各温度センサモジュールの個別の特性及び動作条件等により変化する。よって、半導体装置3の起動ごとに経年変化量を考慮した特性式の補正を行うことが好ましい。また、各温度センサモジュールは、電源電圧モニタとして機能する。そのような各電源電圧モニタは、差分を用いて、電源電圧としてのディジタル値を補正し出力する。
Next, the operation of the semiconductor device 3 according to the third embodiment will be described. At least one of the first characteristic formula and the second characteristic formula in each of the
次に、実施形態3の効果を説明する。
本実施形態の半導体装置3によれば、実施形態2で算出した経年変化による差分を各温度センサモジュールに適用して各温度センサモジュールの特性式を補正している。半導体装置3内の各温度センサモジュールは、略同一の経年変化をしたものと考えられるから、温度センサモジュール10a及び温度センサモジュール10bにより算出した差分を、各温度センサモジュールに特有の各特性式に適用することによって、各温度センサモジュールが有する特性に対して経年変化の補正をすることができる。よって、温度及び電源電圧を高確度に測定することができる。
Next, the effect of the third embodiment will be described.
According to the semiconductor device 3 of the present embodiment, the difference due to the secular change calculated in the second embodiment is applied to each temperature sensor module to correct the characteristic formula of each temperature sensor module. Since it is considered that each temperature sensor module in the semiconductor device 3 has undergone substantially the same secular change, the difference calculated by the
また、半導体装置3内の各温度センサモジュールは、略同一の経年変化をしたものと考えられるから、隣接配置させるリファレンス用及び通常稼働用の温度センサモジュールの組は、少なくとも1組あればよい。よって、温度センサモジュール10c及び10dのリファレンス用のものを不要とすることができるので、半導体装置3内のスペースを縮小し、半導体装置3を微細化することができる。
Further, since it is considered that each temperature sensor module in the semiconductor device 3 has undergone substantially the same secular change, at least one set of temperature sensor modules for reference and for normal operation to be arranged adjacent to each other may be sufficient. Therefore, since the reference modules of the
次に、温度センサモジュールと電源ICの制御の関係について説明する。図20は、温度センサモジュール10と電源IC96の制御の関係を例示した図である。上述したように、温度センサモジュール10には、電源電圧モニタ部12が設けられている。したがって、温度センサモジュール10は、温度センサとして機能する他に、電源電圧モニタとして機能する。
Next, the relationship between the temperature sensor module and the control of the power supply IC will be described. FIG. 20 is a diagram illustrating the relationship between the control of the
そして、半導体装置1が設けられた実装基板95には、電源IC96が設けられている。電源IC96は、目的とする電圧まで降下させた電源電圧を半導体装置1に供給する。電源IC96から電源電圧モニタ部12に至る間には、配線等による負荷がかけられる。これにより、電源電圧VDDが降下分ΔVDDだけ減少する。一方、電源IC96のグラウンドから電源電圧モニタ部12に至る間には、配線等による負荷がかけられる。これにより、グランド電圧の浮き分ΔGNDだけ上昇する。よって、電源電圧モニタ部12に供給された電源において、半導体装置1の電源電圧VDD(内部電圧ともいう)は、降下分ΔVDD及び浮き分ΔGNDを引いた電圧となる。
A
電源電圧モニタ部12において、半導体装置1内の電源電圧VDD(+ΔVDD−ΔGND)と、電圧値Vrefとは、組み合わされてA/D変換器19により電源電圧モニタとしてのディジタル値へ変換される。変換されたディジタル値は、制御ロジック13において、適切な電源電圧かモニタされる。制御部40は、また、実施形態2で上述したように、経年変化を考慮した差分を用いてディジタル値を補正してモニタする。制御ロジック13は、制御部40に対してモニタした電源電圧を出力する。制御部40は、場合に応じて、IC電源制御機能を動作させて、電源IC96の電源を制御する。
In the power supply
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。 Although the invention made by the present inventor has been specifically described above based on the embodiments, the present invention is not limited to the embodiments already described, and various changes can be made without departing from the gist thereof. It goes without saying that it is possible.
また、上述した実施形態1〜3の半導体装置の動作方法を、以下のプログラムとして、コンピュータに実行させてもよい。 Further, the computer may be made to execute the operation method of the semiconductor device of the above-described first to third embodiments as the following program.
(実施形態1のプログラム)
半導体装置の温度測定方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記半導体装置は、
温度に関して非線形のディジタル値及び前記温度に対して略線形のセンサ電圧値を出力する温度センサモジュールと、
前記温度、前記ディジタル値及び前記センサ電圧値を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記温度、前記ディジタル値及び前記センサ電圧値を用いて特性式を算出する制御部と、
を含み、
前記半導体装置が前記プリント基板に実装される前に、
任意の常温よりも低温の絶対温度測定下における第1温度と、前記第1温度において前記温度センサモジュールによって出力された第1ディジタル値及び第1センサ電圧値と、
前記常温よりも高温の絶対温度測定下における第2温度と、前記第2温度において前記温度センサモジュールによって出力された第2ディジタル値及び第2センサ電圧値と、を前記記憶部に記憶させるステップと、
前記半導体装置が前記プリント基板に実装された後に、
前記常温において前記温度センサモジュールによって出力された第3センサ電圧値を、前記制御部が前記第1温度、前記第2温度、前記第1センサ電圧値及び前記第2センサ電圧値を用いて算出した略線形のセンサ特性式に代入することにより算出した第3温度であって、前記常温の温度として特定された第3温度と、前記第3センサ電圧値とともに出力された第3ディジタル値と、を前記記憶部に記憶させるステップと、
前記制御部に、前記第1温度、前記第1ディジタル値、前記第3温度及び前記第3ディジタル値により第1特性式を算出させ、前記第3温度、前記第3ディジタル値、前記第2温度及び前記第2ディジタル値により第2特性式を算出させるステップと、
前記制御部に、前記温度センサモジュールによって出力された前記ディジタル値が前記第3ディジタル値よりも小さい場合には、出力された前記ディジタル値を前記第1特性式に代入することによって前記温度を算出させ、前記温度センサモジュールによって出力された前記ディジタル値が前記第3ディジタル値よりも大きい場合には、出力された前記ディジタル値を前記第2特性式に代入することによって前記温度を算出させるステップと、
を実行させるプログラム。
(Program of Embodiment 1)
A program that causes a computer to execute the temperature measurement method of a semiconductor device.
The semiconductor device is
A temperature sensor module that outputs a digital value that is non-linear with respect to temperature and a sensor voltage value that is substantially linear with respect to the temperature.
A storage unit that stores the temperature, the digital value, and the sensor voltage value,
A control unit that calculates a characteristic formula using the temperature, the digital value, and the sensor voltage value stored in the storage unit.
Including
Before the semiconductor device is mounted on the printed circuit board
The first temperature under an absolute temperature measurement lower than an arbitrary room temperature, and the first digital value and the first sensor voltage value output by the temperature sensor module at the first temperature.
A step of storing the second temperature under absolute temperature measurement, which is higher than room temperature, and the second digital value and the second sensor voltage value output by the temperature sensor module at the second temperature in the storage unit. ,
After the semiconductor device is mounted on the printed circuit board,
The third sensor voltage value output by the temperature sensor module at the normal temperature was calculated by the control unit using the first temperature, the second temperature, the first sensor voltage value, and the second sensor voltage value. The third temperature, which is the third temperature calculated by substituting into the substantially linear sensor characteristic formula, is the third temperature specified as the room temperature, and the third digital value output together with the third sensor voltage value. The step of storing in the storage unit and
The control unit is made to calculate the first characteristic formula by the first temperature, the first digital value, the third temperature and the third digital value, and the third temperature, the third digital value, and the second temperature are calculated. And the step of calculating the second characteristic formula from the second digital value,
When the digital value output by the temperature sensor module to the control unit is smaller than the third digital value, the temperature is calculated by substituting the output digital value into the first characteristic formula. When the digital value output by the temperature sensor module is larger than the third digital value, the temperature is calculated by substituting the output digital value into the second characteristic formula. ,
A program that executes.
(実施形態2のプログラム)
前記温度センサモジュールを複数有し、
起動時に、相互に隣接した一方及び他方の前記温度センサモジュールを動作させるステップと、
起動後に、前記一方の温度センサモジュールの動作を停止させ、前記他方の温度センサモジュールの動作を継続させるステップと、を有し、
前記動作させるステップにおいて、
前記一方の温度センサモジュールに、起動時における複数の第1起動時ディジタル値を測定させ、
前記制御部に、複数の前記第1起動時ディジタル値を、前記一方の温度センサモジュールの前記第1特性式または前記第2特性式に代入することによって起動時における複数の第1起動時温度を算出させ、
前記他方の温度センサモジュールに、起動時における複数の第2起動時ディジタル値を測定させ、
前記制御部に、複数の前記第1起動時温度を、前記他方の温度センサモジュールの前記第1特性式または前記第2特性式に代入することによって算出した第3起動時ディジタル値と、前記第2起動時ディジタル値と、の間の差分を算出させ、算出した前記差分を用いて、前記他方の温度センサモジュールの前記第1特性式及び前記第2特性式の少なくともいずれか一方を補正させる上記記載のプログラム。
(Program of Embodiment 2)
Having a plurality of the temperature sensor modules
At startup, the step of operating one and the other temperature sensor modules adjacent to each other, and
It has a step of stopping the operation of the one temperature sensor module and continuing the operation of the other temperature sensor module after the start-up.
In the step of operating,
One of the temperature sensor modules is made to measure a plurality of first start-up digital values at the time of start-up.
By substituting the plurality of first start-up digital values into the first characteristic expression or the second characteristic expression of the one temperature sensor module in the control unit, a plurality of first start-up temperatures at start-up can be obtained. Let me calculate
The other temperature sensor module is made to measure a plurality of second startup digital values at startup.
The third start-up digital value calculated by substituting the plurality of first start-up temperatures into the first characteristic formula or the second characteristic formula of the other temperature sensor module to the control unit, and the first 2 The difference between the digital value at startup and the calculated difference is calculated, and at least one of the first characteristic formula and the second characteristic formula of the other temperature sensor module is corrected by using the calculated difference. Described program.
また、前記温度センサモジュールは、
前記半導体素子の電源電圧をモニタする電源電圧モニタ部を含み、
前記制御部に、前記差分を用いて、前記電源電圧を補正させるステップを有する上記記載のプログラム。
In addition, the temperature sensor module is
A power supply voltage monitor unit for monitoring the power supply voltage of the semiconductor element is included.
The program according to the above description, wherein the control unit has a step of correcting the power supply voltage by using the difference.
(実施形態3のプログラム)
前記一方の温度センサモジュール及び前記他方の温度センサモジュール以外の1つ以上のその他の温度センサモジュールにおいて、
前記制御部に、前記差分を用いて、各前記その他の温度センサモジュールの前記第1特性式及び前記第2特性式の少なくともいずれか一方を補正させる上記記載のプログラム。
(Program of Embodiment 3)
In one or more other temperature sensor modules other than the one temperature sensor module and the other temperature sensor module.
The program according to the above description, which causes the control unit to correct at least one of the first characteristic expression and the second characteristic expression of each of the other temperature sensor modules by using the difference.
また、前記制御部に、前記差分を用いて、各前記その他の温度センサモジュールの前記電源電圧を補正させるステップを有する上記記載のプログラム。 The program according to the above description, wherein the control unit has a step of correcting the power supply voltage of each of the other temperature sensor modules by using the difference.
(付記1)
温度に関して非線形のディジタル値及び前記温度に関して略線形のセンサ電圧値を出力する温度センサモジュールと、
前記温度、前記ディジタル値及び前記センサ電圧値を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記温度、前記ディジタル値及び前記センサ電圧値を用いて特性式を算出する制御部と、
を含み、
前記記憶部に記憶された前記温度、前記ディジタル値及び前記センサ電圧値には、絶対温度測定下における絶対温度、前記絶対温度における前記ディジタル値及び前記絶対温度における前記センサ電圧値が含まれる温度センサ。
(Appendix 1)
A temperature sensor module that outputs a non-linear digital value with respect to temperature and a sensor voltage value that is substantially linear with respect to the temperature.
A storage unit that stores the temperature, the digital value, and the sensor voltage value,
A control unit that calculates a characteristic formula using the temperature, the digital value, and the sensor voltage value stored in the storage unit.
Including
The temperature, the digital value, and the sensor voltage value stored in the storage unit include the absolute temperature under absolute temperature measurement, the digital value at the absolute temperature, and the sensor voltage value at the absolute temperature. ..
(付記2)
前記絶対温度は、第1温度及び前記第1温度よりも高温の第2温度を含み、
前記ディジタル値は、前記第1温度における第1ディジタル値及び前記第2温度における第2ディジタル値を含み、
前記記憶部は、さらに、
前記第1温度よりも高温で前記第2温度よりも低温の第3温度と、
前記第3温度における第3ディジタル値と、
を含む付記2に記載の温度センサ。
(Appendix 2)
The absolute temperature includes a first temperature and a second temperature higher than the first temperature.
The digital value includes a first digital value at the first temperature and a second digital value at the second temperature.
The storage unit further
A third temperature that is higher than the first temperature and lower than the second temperature,
The third digital value at the third temperature and
The temperature sensor according to
(付記3)
前記絶対温度は、前記温度センサがプリント基板に実装される前に前記温度センサモジュールが出力した前記温度であり、
前記第3温度は、前記温度センサが前記プリント基板に実装された後に前記温度センサモジュールが出力した温度である付記2に記載の温度センサ。
(Appendix 3)
The absolute temperature is the temperature output by the temperature sensor module before the temperature sensor is mounted on the printed circuit board.
The temperature sensor according to
(付記4)
前記制御部は、
前記第1温度、前記第1ディジタル値、前記第3温度及び前記第3ディジタル値を用いて第1特性式を算出し、
前記第3温度、前記第3ディジタル値、前記第2温度及び前記第2ディジタル値を用いて第2特性式を算出する付記2または付記3に記載の温度センサ。
(Appendix 4)
The control unit
The first characteristic formula was calculated using the first temperature, the first digital value, the third temperature, and the third digital value.
The temperature sensor according to
(付記5)
前記制御部は、
前記温度センサモジュールによって出力された前記ディジタル値が前記第3ディジタル値よりも小さい場合には、前記第1特性式に、前記ディジタル値を代入することによって前記温度を算出し、
前記温度センサモジュールによって出力された前記ディジタル値が前記第3ディジタル値よりも大きい場合には、前記第2特性式に、前記ディジタル値を代入することによって前記温度を算出する付記4に記載の温度センサ。
(Appendix 5)
The control unit
When the digital value output by the temperature sensor module is smaller than the third digital value, the temperature is calculated by substituting the digital value into the first characteristic formula.
The temperature according to Appendix 4, which calculates the temperature by substituting the digital value into the second characteristic formula when the digital value output by the temperature sensor module is larger than the third digital value. Sensor.
(付記6)
前記第1温度は、任意の常温よりも低温であり、
前記第2温度は、前記常温よりも高温であり、
前記記憶部は、前記絶対温度測定下における前記センサ電圧値として、
前記第1温度における第1センサ電圧値と、前記第2温度における第2センサ電圧値と、を含み、
さらに、前記記憶部は、前記センサ電圧値として、前記温度センサモジュールにより前記常温において出力された第3センサ電圧値を含み、
前記第3ディジタル値は、前記温度センサモジュールが前記常温において前記第3センサ電圧値とともに出力したものであり、
前記第3温度は、前記制御部が前記第1温度、前記第2温度、前記第1センサ電圧値、前記第2センサ電圧値を用いて算出した略線形のセンサ特性式に、前記第3センサ電圧値を代入することにより算出したものであって、前記常温の温度として特定されたものである付記2〜付記5のいずれか一項に記載の温度センサ。
(Appendix 6)
The first temperature is lower than any room temperature.
The second temperature is higher than the room temperature.
The storage unit can be used as the sensor voltage value under the absolute temperature measurement.
The first sensor voltage value at the first temperature and the second sensor voltage value at the second temperature are included.
Further, the storage unit includes the third sensor voltage value output by the temperature sensor module at room temperature as the sensor voltage value.
The third digital value is output by the temperature sensor module together with the third sensor voltage value at the room temperature.
The third temperature is based on a substantially linear sensor characteristic formula calculated by the control unit using the first temperature, the second temperature, the first sensor voltage value, and the second sensor voltage value. The temperature sensor according to any one of
1、2、3 半導体装置
10、10a、10b、10c、10d 温度センサモジュール
11 温度センサ部
11a、11b、11c、11d 特性
12 電源電圧モニタ部
13 制御ロジック
14 温度検出回路
14a、14b 特性
15、19 A/D変換機
16、17、18 アナログバッファ
20 テストモジュール
30 記憶部
40 制御部
40a CPU
30a インターフェース
50、60 特性
71、71a、71b、72、72a、72b 特性式
91〜93 差分
95 実装基板
96 電源IC
1, 2, 3
Claims (8)
外部端子に接続され前記温度センサモジュールを制御するテストモジュールと、
前記温度、前記ディジタル値及び前記センサ電圧値を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記温度、前記ディジタル値及び前記センサ電圧値を用いて特性式を算出する制御部と、を有する半導体装置における温度測定方法であって、
前記テストモジュールによって前記温度センサモジュールを制御して出力された、第1温度測定下における第1温度、前記第1温度における第1ディジタル値および第1センサ電圧値、第2温度測定下における第2温度、前記第2温度における第2ディジタル値および第2センサ電圧値、第3温度における第3ディジタル値および第3センサ電圧値を前記記憶部に記憶し、
前記制御部が、前記第1温度、前記第1センサ電圧値、前記第2温度および前記第2センサ電圧値に基づきセンサ特性式を算出し、前記センサ特性式に基づいて前記第3センサ電圧値に対応する前記第3温度を特定し、
前記制御部によって、前記第1温度、前記第1ディジタル値、前記第3温度、前記第3ディジタル値に基づき第1特性式を算出し、
前記制御部によって、前記第2温度、前記第2ディジタル値、前記第3温度、前記第3ディジタル値に基づき第2特性式を算出し、
前記温度センサモジュールが出力するディジタル値を、前記第1特性式または前記第2特性式を用いて温度に変換する
ことを特徴とする温度測定方法。 A temperature sensor module that outputs a non-linear digital value with respect to temperature and a sensor voltage value that is substantially linear with respect to the temperature.
A test module that is connected to an external terminal and controls the temperature sensor module,
A storage unit that stores the temperature, the digital value, and the sensor voltage value,
A temperature measuring method in a semiconductor device having a control unit that calculates a characteristic formula using the temperature, the digital value, and the sensor voltage value stored in the storage unit.
The first temperature under the first temperature measurement, the first digital value and the first sensor voltage value at the first temperature, and the second under the second temperature measurement output by controlling the temperature sensor module by the test module. The temperature, the second digital value and the second sensor voltage value at the second temperature, the third digital value and the third sensor voltage value at the third temperature are stored in the storage unit, and the storage unit is used.
The control unit calculates a sensor characteristic formula based on the first temperature, the first sensor voltage value, the second temperature, and the second sensor voltage value, and the third sensor voltage value based on the sensor characteristic formula. Identify the third temperature corresponding to
The control unit calculates the first characteristic formula based on the first temperature, the first digital value, the third temperature, and the third digital value.
The control unit calculates a second characteristic formula based on the second temperature, the second digital value, the third temperature, and the third digital value.
A temperature measuring method characterized in that a digital value output by the temperature sensor module is converted into a temperature by using the first characteristic formula or the second characteristic formula.
前記第3温度は、前記半導体装置が前記プリント基板に実装された後に前記温度センサモジュールが前記第3ディジタル値を出力したときの温度である請求項1に記載の温度測定方法。 The first temperature and the second temperature are measured in a measurement environment when the temperature sensor module outputs the first digital value and the second digital value, respectively, before the semiconductor device is mounted on the printed substrate. Is the temperature
The temperature measuring method according to claim 1, wherein the third temperature is a temperature when the temperature sensor module outputs the third digital value after the semiconductor device is mounted on the printed substrate.
前記温度センサモジュールによって出力された前記ディジタル値が前記第3ディジタル値よりも小さい場合には、前記第1特性式に、前記ディジタル値を代入することによって前記温度を算出し、
前記温度センサモジュールによって出力された前記ディジタル値が前記第3ディジタル値よりも大きい場合には、前記第2特性式に、前記ディジタル値を代入することによって前記温度を算出する請求項1に記載の温度測定方法。 The control unit
When the digital value output by the temperature sensor module is smaller than the third digital value, the temperature is calculated by substituting the digital value into the first characteristic formula.
The first aspect of claim 1, wherein when the digital value output by the temperature sensor module is larger than the third digital value, the temperature is calculated by substituting the digital value into the second characteristic formula. Temperature measurement method.
起動時には、相互に隣接した一方及び他方の前記温度センサモジュールが動作し、
起動後には、一方の前記温度センサモジュールは動作を停止し、他方の前記温度センサモジュールは動作を継続する請求項1に記載の温度測定方法。 Having a plurality of the temperature sensor modules
At startup, one and the other temperature sensor modules that are adjacent to each other operate.
The temperature measuring method according to claim 1, wherein after the start-up, one of the temperature sensor modules stops operating and the other temperature sensor module continues to operate.
前記一方の前記温度センサモジュールは、起動時における複数の第1起動時ディジタル値を出力し、
前記他方の前記温度センサモジュールは、起動時における複数の第2起動時ディジタル値を出力し、
前記制御部は、複数の前記第1起動時ディジタル値を、一方の温度センサモジュールの前記第1特性式または前記第2特性式に代入することによって起動時における複数の第1起動時温度を算出し、
前記制御部は、複数の前記第1起動時温度を、前記他方の温度センサモジュールの前記第1特性式または前記第2特性式に代入することによって算出した複数の第3起動時ディジタル値と、複数の前記第2起動時ディジタル値と、の間の差分を算出し、算出した前記差分を用いて、前記他方の温度センサモジュールの前記第1特性式及び前記第2特性式の少なくともいずれか一方を補正する請求項4に記載の温度測定方法。 At the time of the startup
The one of the temperature sensor modules outputs a plurality of first start-up digital values at the time of start-up, and outputs a plurality of first start-up digital values.
The other temperature sensor module outputs a plurality of second startup digital values at startup.
The control unit calculates a plurality of first start-up temperatures at start-up by substituting the plurality of first start-up digital values into the first characteristic formula or the second characteristic formula of one of the temperature sensor modules. death,
The control unit includes a plurality of third start-up digital values calculated by substituting the plurality of first start-up temperatures into the first characteristic formula or the second characteristic formula of the other temperature sensor module. A difference between the plurality of second start-up digital values is calculated, and the calculated difference is used to at least one of the first characteristic formula and the second characteristic formula of the other temperature sensor module. The temperature measuring method according to claim 4, wherein the temperature is corrected.
前記半導体装置の電源電圧をモニタする電源電圧モニタ部を含み、
前記制御部は、
前記差分を用いて、前記電源電圧を補正する請求項5に記載の温度測定方法。 The temperature sensor module
A power supply voltage monitor unit for monitoring the power supply voltage of the semiconductor device is included.
The control unit
The temperature measuring method according to claim 5, wherein the power supply voltage is corrected by using the difference.
前記制御部は、前記差分を用いて、各前記その他の温度センサモジュールの前記第1特性式及び前記第2特性式の少なくともいずれか一方を補正する請求項6に記載の温度測定方法。 It further comprises one or more other temperature sensor modules other than the one and the other temperature sensor module.
The temperature measuring method according to claim 6, wherein the control unit uses the difference to correct at least one of the first characteristic formula and the second characteristic formula of each of the other temperature sensor modules.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019230201A JP6942781B2 (en) | 2016-04-27 | 2019-12-20 | Temperature measurement method |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016088886A JP6637374B2 (en) | 2016-04-27 | 2016-04-27 | Semiconductor device and temperature sensor |
JP2019230201A JP6942781B2 (en) | 2016-04-27 | 2019-12-20 | Temperature measurement method |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016088886A Division JP6637374B2 (en) | 2016-04-27 | 2016-04-27 | Semiconductor device and temperature sensor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020052061A JP2020052061A (en) | 2020-04-02 |
JP6942781B2 true JP6942781B2 (en) | 2021-09-29 |
Family
ID=69996841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019230201A Active JP6942781B2 (en) | 2016-04-27 | 2019-12-20 | Temperature measurement method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6942781B2 (en) |
-
2019
- 2019-12-20 JP JP2019230201A patent/JP6942781B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020052061A (en) | 2020-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6637374B2 (en) | Semiconductor device and temperature sensor | |
CN1216458C (en) | Semiconductor device with temp compensating circuit | |
US9360381B2 (en) | Semiconductor device and data generation method | |
JP2008083021A (en) | Temperature information output device | |
EP3683559B1 (en) | Semiconductor device and test method of semiconductor device | |
JP4555608B2 (en) | A / D converter | |
US9442025B2 (en) | System and method for calibrating temperatures sensor for integrated circuits | |
KR20160108214A (en) | Electronic device | |
JP6942781B2 (en) | Temperature measurement method | |
JP6426552B2 (en) | Burn-in test apparatus and method | |
JP4826951B2 (en) | IC tester calibration method | |
JP2010136426A (en) | D/a converter and voltage source | |
JP2014138094A (en) | Semiconductor device | |
EP4372342A1 (en) | Temperature sensor calibration for electronic devices | |
JP2024042754A (en) | Semiconductor device and temperature characteristic inspection method | |
CN117873209A (en) | Automatic temperature adjusting method for proximity sensor | |
TW201447312A (en) | Chip and circuit board with same | |
CN102739154A (en) | Temperature coefficient correction method in system on a chip and system on a chip | |
KR20120109190A (en) | Temperature sensing circuit and test method thereof |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20201110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201225 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210518 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210728 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20210728 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20210805 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20210810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210907 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6942781 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |