JP6941174B2 - コンベヤベルト用スナップ式移動制限具 - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、2016年12月12日に出願された「Snap−On Position Limiter for a Conveyor Belt」という名称の米国特許出願第15/376,056号の優先権を主張し、参照によりその内容が本明細書に組み込まれる。
本発明は、一般には電動式コンベヤに関し、より具体的には、スプロケットにより駆動される熱可塑性歯付きエンドレスベルトに関する。
低張力強制駆動ベルトシステムにおいて、駆動歯移行プロセス時にベルトの位置を制御することによってベルトと駆動スプロケットとの適正な係合を確実にするために、参照によりその内容が本明細書に組み込まれる米国特許第7,850,562号に記載されているような移動制限具が使用される。移動制限具は、出口点付近でベルトに接して配置することができる。移動制限具の例は、スクレーパ、ローラ、およびシューを含む。
現在の移動制限具は、取り付けシャフトに固定され、これは埃やごみを溜まらせ、移動制限装置の分解および/または交換を妨げることがある。また、現在の移動制限具は、一般に、プレテンションが加えられていないときにコンベヤベルトが駆動スプロケットから自然に外れ落ちることになる位置に配置され、この位置は典型的にはベルトが駆動スプロケットに入る位置から165°のラップ角にある。したがって、移動制限具は、ベルトスクレーパを使用する場合はベルトスクレーパと同じ空間を奪い合う。また、移動制限具は、駆動スプロケットと軸方向に位置合わせされる必要があり、そのためにバクテリア繁殖場所となる可能性のある固定環または締め具を必要とし、したがって食品の安全性にとってリスクとなる。
一態様によると、コンベヤフレームのための取り付けプレートが、平面プレート部と、接続部と、上部受け口と、下部受け口とを含む。平面プレート部は、内面と、外面と、上縁と、下縁と、前縁と、後縁とを有する。接続部は、プレート部をコンベヤフレーム内の別の構成要素に取り付ける。上部受け口は、駆動部材を取り付けるためにプレート部に形成される。下部受け口は、最上部の下のプレート部に形成され、取り付けシャフトを上部受け口の中心軸を基準にして位置決めするように取り付けシャフトの一端を受け入れる。
別の態様によると、コンベヤベルトのためのコンベヤフレームが、取り付けシャフトの一端を受け入れるための一体型受け口を含む取り付けプレートと、取り付けプレートに結合されたハンドルとを含む。一体型受け口は、取り付けプレートを通って延びる開口と、一体型受け口の、外部に面した面内の凹部とを含む。ハンドルは、一体型受け口の開口に挿入されるための円形ボスと、凹部に挿入されたピンと係合するための曲線溝とを含む。
別の態様によると、コンベヤベルトのためのコンベヤフレームが、上部受け口と下部受け口とを有する取り付けプレートと、下部受け口に受け入れられた取り付けシャフトと、取り付けシャフトに取り付けられたスクレーパアセンブリとを含む。スクレーパアセンブリは、取り付けシャフトに取り付けられたスクレーパ取り付け具と、スクレーパ取り付け具に挿入されたスクレーパ基部と、スクレーパ基部から延びるスクレーパブレード受け口と、スクレーパブレード受け口に挿入されたスクレーパブレードとを含む。
本開示のシステムおよび方法は、以下の図面を参照すれば理解することができる。図中の構成要素は、必ずしも一律の縮尺であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態による移動制限具を含む低張力ダイレクトドライブコンベヤベルトシステムの端部を示す図である。 図2は、図1の移動制限具を示す等角図である。 図3A−3Cは、図1の移動制限具を取り付けバーに取り付けるプロセスを示す図である。 図4は、本発明の一実施形態による移動制限具アセンブリを含む低張力ダイレクトドライブコンベヤベルトシステムの一端を示す分解図である。 図5は、移動制限具アセンブリの取り付け中の、図4のシステムを示す組み立て図である。 図6は、取り付けプロセス中の後続工程における図5のシステムを示す図である。 図7Aは、完全に組み立てられたときの図5のシステムを示す図である。図7Bは、図7Aの組み立て済みシステムを示す内面図である。 図8は、本発明の別の実施形態による移動制限具アセンブリを含む低張力ダイレクトドライブコンベヤベルトシステムを示す別の図である。 図9Aは、本発明の別の実施形態による、取り付けられたローラを含む移動制限具を示す等角図である。図9Bは、図9Aの移動制限具を示す別の図である。 図10は、図9Aの移動制限具を示す分解図である。 図11は、図9Aの移動制限具を含む低張力ダイレクトドライブコンベヤベルトシステムの端部を示す等角図である。 図12は、本発明の別の実施形態による、スクレーパが取り付けられた移動制限具を含む低張力ダイレクトドライブコンベヤベルトシステムの端部を示す等角図である。 図13は、別のスクレーパ構成を有する移動制限具を含む低張力ダイレクトドライブコンベヤベルトシステムの端部を示す等角図である。 図14は、別のスクレーパ構成を有する移動制限具を含む低張力ダイレクトドライブコンベヤベルトシステムの端部を示す等角図である。 図15は、別のスクレーパ構成を有する移動制限具を含む低張力ダイレクトドライブコンベヤベルトシステムの端部を示す等角図である。 図16は、別のスクレーパ構成を有する移動制限具を含む低張力ダイレクトドライブコンベヤベルトシステムの端部を示す等角図である。 図17は、スクレーパが取り付けられた移動制限具アセンブリを含むコンベヤベルトシステムを示す図である。 図18は、コンベヤベルトにフライトを収容するように設計された移動制限具アセンブリを含む低張力ダイレクトドライブコンベヤベルトシステムを示す端面図である。 図19は、移動制限具の別の実施形態を示す図である。 図20は、移動制限具の別の実施形態を示す図である。 図21は、シャフトに取り付けられた図20の移動制限具を示す図である。 図22は、駆動シャフトに取り付けられたスプロケットアセンブリを示す図である。 図23は、本発明の別の一実施形態による制限面を形成するローラを含む移動制限具を示す等角図である。 図24は、図23の移動制限具を示す側面図である。 図25は、図23の移動制限具を示す上面図である。 図26は、図23の移動制限具を示す等角図である。 図27は、本発明の別の一実施形態によるコンベヤベルトの縁を制限するのに適する移動制限具を示す側面図である。 図28は、図27の移動制限具を示す等角図である。 図29は、図27の移動制限具を示す前面図である。 図30は、図27の移動制限具を示す上面図である。 図31は、図27の移動制限具を示す底面図である。 図32は、図27の移動制限具を示す背面図である。 図33は、取り付け装置を使用してコンベヤフレームに取り付けられた縁移動制限具を示す等角図である。 図34は、図33の縁移動制限具を示す別の図である。 図35は、取り付け基部を使用してフレームに取り付けられた別の縁移動制限具を示す図である。 図36Aは、本発明の別の実施形態による移動制限具を示す側面図である。図36Bは、図36Aの移動制限具を示す等角図である。図36Cは、シャフトに取り付けられた図36Aの移動制限具を示す側面図である。図36Dは、図36Cの移動制限具とシャフトとを示す等角図である。 図37A−37Dは、本発明の別の実施形態による、シャフトに取り付けられたスクレーパ取り付け具の別の実施形態を示す図である。 図38A−38Dは、図37Aないし図37Dのスクレーパ取り付け具とともに使用するのに適するスクレーパ基部を示す図である。 図39A−39Bは、取り付けられた複数のスクレーパ取り付け具とスクレーパ取り付け具によって支持されたスクレーパブレードとを含むシャフトを示す図である。 図40A−40Bは、シャフトに取り付けられたスクレーパブレードアセンブリの別の実施形態を示す図である。 図41A−41Bは、シャフトに取り付けられたスクレーパブレードアセンブリの別の実施形態を示す図である。 図42A−42Cは、本発明の一実施形態による、複数の移動制限具とシャフトに取り付けられたスクレーパブレードアセンブリとを含むコンベヤの端部を示す図である。 図43A−43Cは、第1の位置にある図42Aないし図42Cの端部を示す図である。 図44A−44Cは、第2の位置にある図42Aないし図42Cの端部を示す図である。 図44A−44Cは、第3の位置にある図42Aないし図42Cの端部を示す図である。 図46A−46Eは、本発明の一実施形態による、駆動部材と取り付けシャフトを取り付けるために使用されるコンベヤフレームのための取り付けプレートの一実施形態を示す図である。 図47は、線1546−1546を通る図46Bの取り付けプレートを示す断面図である。 図48A−48Bは、本発明の一実施形態による、エンドプレートに取り付けられた鏡像型取り付けプレートを含むコンベヤフレームの一部を示す図である。 図49A−49Cは、図46Aないし図46Eの取り付けプレートを採用するコンベヤヘッドアセンブリを示す図である。 図50は、図49Aないし図49Cのコンベヤヘッドアセンブリ内で取り付けバーを移動させるために使用するハンドルを示す図である。 図51は、本発明の一実施形態による、取り付けシャフトとハンドルと取り付けプレートとの接触部を示す詳細図である。
コンベヤが、強制駆動コンベヤベルトと、駆動スプロケットと、ベルトと駆動スプロケットとの適正な係合を確実にするためのスナップ式移動制限具とを採用する。移動制限具は、工具を使用せずに、または工具の最小限の使用により、シャフトへの装着、保持および取り外しが可能である。移動制限具の実施形態は、ツールバーと呼ばれる、コンベヤのシャフトの溝と係合する突起などの固定具を有するスナップクランプを採用する。スナップクランプの本体がシャフトの本体とかみ合う。任意選択により、軸方向タブがシャフト内の切り欠きまたはその他の座部と係合する。スナップクランプの弛緩状態の本体は、シャフトとは異なり得るが、シャフトと合致して所定位置にロックするように伸ばし広げたり圧縮したりすることができる。スナップクランプは、動作時にシャフトを基準にして構成要素を軸方向および半径方向にロックした状態でシャフトに構成要素を交換可能に取り付けるために使用することができる。以下、本発明について特定の例示の実施形態に関連して説明するが、本発明はこれらの例示の実施形態には限定されない。
図1に、本発明の一実施形態による移動制限具50を含む低張力ダイレクトドライブコンベヤベルトシステムの一部を示す。この例示のコンベヤベルトシステムは、米国ルイジアナ州ハラハンのイントラロックスLLCから入手可能なTHERMODRIVE(登録商標)ベルトなどの低張力強制駆動コンベヤベルトを含む。例示のコンベヤベルト10は、対応する駆動スプロケット20内の凹部22と係合する駆動歯12(駆動バーとも呼ぶ)として図示されている駆動要素を含む。スプロケットの下のシャフト40に取り付けられた移動制限具50が、ベルトがスプロケット20に確実に係合するようにする。移動制限具50は、ベルト10が通る通路を形成するように、スプロケット20を基準にして位置決めされる。例示の実施形態では、移動制限具50はコンベヤシステムの組み立てと分解とを容易にするようにシャフト上にスナップ式に嵌まる。シャフトは、後述するように、移動制限具がいったんシャフト上に嵌められると移動制限具の軸方向および半径方向の移動を制限するための係合手段を含む。例示の実施形態では、移動制限具50はプラスチックであり、シャフト40はステンレススチールであるが、他の材料も使用可能である。
例示の実施形態では、一度にコンベヤベルト上の1つの歯だけがスプロケットによって有効に駆動されるように、スプロケットのピッチはコンベヤベルトのピッチよりも小さい。ベルトは最上部13でスプロケットに係合し、スプロケット20に巻き付き始める。スプロケット20は、作動位置における駆動歯12に能動的に係合し、解放位置においてその駆動歯を解放する。例示の実施形態では、移動制限具50は、制限面の前部が最上部13から約160°と約220°(最上部が0°)の間にある前位におけるコンベヤベルトに当接するように配置される。移動制限具の制限面は、解放位置15においてベルトから離れる前に、好ましくは少なくとも1フルピッチ(例えば10歯付きスプロケットの場合、36°を超える)にわたり延びる。一実施形態では、解放位置15は最上部13から約250°にあるが、本発明はこれには限定されない。好ましくは、移動制限具は製品の流れから離れて取り付けられ、製品の蓄積を防ぐように形成される。移動制限具がない場合、ベルトはプレテンション下にないときに約165°でスプロケットから離脱しやすくなる。例示の移動制限具50は、スプロケットにベルトがより多く巻き付くことができるようにし、それによって移動制限具を搬送される食品の流れからさらに離れる方向に移動させる。
好ましくは、スプロケットは、先頭の被駆動歯がスプロケットから離脱し、その直後の歯が先頭の被駆動歯となるときに直後の歯に移行する期間を除き、スプロケットの歯を一度に1つのみ実質的に駆動する。移動制限具50は、この移行の制御を容易にする。
図2を参照すると、本発明の一実施形態の移動制限具50は、本体52を含む。本体の最上部は、ベルトとそれに対応するスプロケットとの適正な係合を確実にするためにコンベヤベルト10と係合するように設計された制限面54を形成する。例示の制限面54は、1スプロケットピッチよりも長い長さにわたるが、本発明はこれには限定されない。本体の反対端にスナップクランプ60として図示されている締め部材が、移動制限具をシャフトに取り付ける。
制限面54は、コンベヤベルトへの接触域を与えるとともに、後端の凸面部に接続された前端の凹面部55を含む。凹面部55と凸面部56とは、接線方向に接続されてよい。例示の凹面部は、凸面部56の円弧よりも浅い円弧を有する。図のように、凹面部55は、付随するスプロケットの輪郭と合致する。凹面部は、少なくともスプロケットの1ピッチに対応し、好ましくはそれよりも大きい円弧(10歯付きスプロケットの場合は少なくとも36°)をたどる曲線を描くことが好ましい。制限面の前縁57は、尖った形状またはその他の形状であってよい。凸面部56の形状および大きさは、附随するコンベヤベルトの特性に応じて選択される。凸面部56はベルトの後屈を操作し、そのため、凸面部56の形状および大きさはベルトの後屈の割合に関係し、後屈を適切に制御するように選択され、被駆動ベルト歯の離脱を制御し、歯が移動制限具に近づくにつれて歯を強制的に被駆動凹部内に穏やかに戻す。凹面部と凸面部との間の変わり目は、スプロケット20からのコンベヤベルトの解放点15に対応する。
例示の本体52は、制限面54をスナップクランプ60に接続し、形状は嵩を低減する形状とすることができる。
例示のスナップクランプ60は、2つの脚部64および65を形成するほぼ半円形の把持要素を含む。クランプ60は、半径方向外側の面61と、半径方向内側の面62と、側面63とによって画定される。第1の脚部64は平らな端面69で終端し、一方、第2の脚部65は鉤状先端66で終端する。鉤状先端は、鉤を形成するように交わる、角度の付いた先端外面67と内側先端面68とによって画定される。内側先端面は、半径方向内側の面62から半径方向に内側に延びる。クランプの半径方向内側の62と先端66との間にタブ70が延びる。タブ70は、後述するように、対応するシャフト40上の凹部と合致する。
半径方向内側の面62は、移動制限具がシャフトに取り付けられているときにより清掃しやすくするように、清掃チャンバまたは凹部を含んでよい。
先端66は、内側先端面68がほぼ水平であるときに第1の脚部の端69よりも低くてよい。底面69と先端内面68とは非平行であってよい。
スナップクランプ60の剛性および張力は、多様であり得る使用材料、脚部の厚さ、把持要素のラップ度、およびその他の要因によって異なり得る。
好ましくは、スナップクランプ60は移動制限具の本体と一体であるが、本発明はこれには限定されない。
図3Aないし図3Bに、本発明の一実施形態による、スナップクランプを含む移動制限具50などの移動制限具を、コンベヤシステムにおけるシャフト40上にスナップ嵌めするプロセスを示す。シャフトに移動制限具を取り付ける例示の方法は、コンベヤ構成要素とコンベヤ部材の両方に組み込まれたスナップロック形状を使用して任意のコンベヤ構成要素を別のコンベヤ部材に取り付けるために使用することができる。コンベヤ構成要素は、その構成要素が静止しているときに受ける力よりも大きい力を加えることによって、コンベヤ部材の中心に架け渡して構成要素を伸ばし広げることによって、フレームに取り付けられる。移動制限具とシャフトにおける嵌め合い形状が係合することにより、移動制限具をシャフトに取り付ける。一実施形態では、スナップクランプの最小内径は、嵌め合いコンベヤ部材の外径よりも小さい。あるいは、移動制限具またはその他のコンベヤ構成要素は圧縮して係合を可能にする。
図3Aおよび図3Bにおいて、例示のシャフト40は、丸みのある外面43の両端間に延びる平らな底面42を有する。平らな底面42は、第1の端から第2の端まで延びる少なくとも1つのほぼ直線状の溝44を含む。図3Aに示すように、移動制限具はまず、軸方向位置合わせタブ70がシャフト40の位置合わせ切り欠き41と位置合わせし、脚部64、65がシャフト40をまたぐように、シャフト付近に配置される。次に、操作者は、図3Bに示すように、第1の脚部64がシャフト40に接触するまで第1の脚部64をシャフトの外面43を中心に回転させながら、鍵として機能する先端66を、シャフト40の平らな側面42の鍵穴として機能する凹部44に挿入する。次に、図3Cに示すように、ユーザは、シャフトを基準にして移動制限具の軸方向の動きを防止するように切り欠き41内にタブ70を挿入しながら、移動制限具50を所定位置にスナップ嵌めするようにシャフトの中心に脚部64を架け渡して伸ばし広げることによって、締め付け力を加え始める。先端66と凹部44との係合により、シャフト40を中心にした移動制限具50の半径方向の移動が防止される。スナップクランプの脚部はわずかにたわんでシャフトへの移動制限具50の取り付けを可能にし、次に、移動制限具をシャフト40上にロックするように中心上で回転させられた後に、所定位置に跳ね返る。スナップ嵌めされると、移動制限具50の軸方向内側の面62が、シャフト44の丸みのある外面43に当接する。
別の実施形態では、例示のスナップクランプ60がその材料特性の降伏限界内にとどまりながら連続応力を受けるように、脚部64、65の内径をシャフト40の外径よりも小さくすることによって、連続締め付け力が維持される。
他の実施形態では、クランプ60がシャフト40上に完全に据え付けられるとシャフト40内の切り欠きと嵌め合うように、脚部64の半径方向内面62の周囲面に小突起が加えられる。
移動制限具のこの所定位置ロックイン設計は、締め具またはその他の工具なしにシャフト上の組み付け可能にする。例示のスナップクランプは、その上に取り付けられた構成要素がシャフト40を中心にして回転、またはシャフト40に沿ってスライドしないように保証する。
図4ないし図7Bに、複数の移動制限具50が取り付けられたシャフト40をコンベヤフレームに取り付けるプロセスを示す。コンベヤフレームは、1つまたは複数のスプロケット20を含むシャフトまたは心棒21を取り付け、1つまたは複数の移動制限具50をコンベヤベルト10に接して所定位置に保持するためのシャフト40を受け入れるための、コンベヤエンドプレート81、82を含む。コンベヤエンドプレートはそれぞれ、スプロケット20を含むシャフトを取り付けるための凹部83を含む。図のように、スプロケットから延びる心棒21が、凹部83に挿入される。図のように、シャフト40は2つのシャフト取り付けプレート91、92の間に取り付けられ、取り付けプレート91、92はコンベヤベルト10を基準にして移動制限具50を位置決めするようにコンベヤフレームに取り付けられる。シャフト40の長さに沿って一連の移動制限具50が取り付けられる。
例示のシャフト取り付けプレートは、丸みのある三角形の形状を有する。シャフト40は、プレート91、92上の2点91a、92a間に取り付けられる。シャフトのこの端の反対側で、シャフト取り付けプレートは、例示の実施形態では平らな側面を有する取り付けタブ93を含む。平らな側面を有する取り付けタブ95がプレート91、92上の別の位置から延びる。
シャフトと移動制限具とを位置決めし、所定の方向に向けるように、三角形の取り付けプレート91、92上のタブ93、95を係合させるための工具96が設けられる。各工具96は、柄97と、ハンドル98と、溝を形成するオフセットカム部99とを含む。
三角形のシャフト取り付けプレートにおける第3の点91b、92bから取り付けタブ94が延びる。例示の取り付けタブは、断面が円形であるが、本発明はこれには限定されない。図5に示すように、コンベヤエンドプレートの凹部84が取り付けタブ94を回転可能に受け入れて、移動制限具をコンベヤベルトを基準にして第1の位置に配置する。
取り付けタブ94が凹部84に挿入された後、図5に示すように、カム部99内の溝がコンベヤエンドプレートの工具用開口89に隣接して配置されるように、工具の柄97がポケット88に挿入される。次に、タブ95が開口89と位置合わせされるように、シャフトアセンブリを取り付けタブ94を中心にして回転させる。まず、カム溝が開口から離隔されるように工具96が位置づけられる。ユーザが、ハンドル98を動かして、工具96を柄97を中心にして旋回させ、オフセットカム部99が回転してタブ95と係合するようにし、図6に示すようにシャフトアセンブリをコンベヤベルト10を基準にして所定位置にロックする。次に、ユーザまたは自動工具が工具を解放し、シャフトアセンブリを回転させて図7Aおよび図7Bに示す係合位置内に入れる。係合位置において、移動制限具50は、スプロケット20とベルト10の係合を確実にするのに適する選択位置においてコンベヤベルトに隣接して配置される。この位置で、タブ93は開口89と位置が合致する。次に、タブ93とシャフトアセンブリとを係合位置に維持するように工具96が係合位置まで回転される。シャフトアセンブリは、所望の場合に、容易に係合解除位置まで移動され、またはコンベヤフレームから取り外されることができる。
図8に、本発明の別の実施形態による、少なくとも1つのスプロケット20を含む電動プーリまたはシャフト上のコンベヤベルト10のための移動制限具50を採用するコンベヤ2の別の実施形態を示す。この実施形態では、移動制限具が取り付けられ、2つのシャフト取り付けプレート91’、92’の間に延びるシャフト40を含むシャフトアセンブリを、工具196を使用して、スプロケット取り付けプレート81’、82’を基準にして係合または係合解除位置に固定する。例示の工具196は、米国ミシガン州オーバーンヒルズのDE−STA−CO社から入手可能なDE−STA−COマテリアルハンドリングクランプである。工具196は、シャフトアセンブリの位置決めを容易にするように、サイドプレート81’、82’、91’および/または92’の開口に選択的にピンを挿入する。
ベルトを基準にして移動制限具の配列を位置決めするための他の適合するハンドルも使用可能である。例えば、シャフト40に接続し、所定位置にロック可能なハンドルを使用して、シャフト上の移動制限具の配列を操作してもよい。
図8には、スプロケット20からの解放後にコンベヤベルト10の誘導を容易にするためにシャフトアセンブリに接続されたベルトガイド210も示す。
図9Aおよび図9Bに、本発明の別の一実施形態による、ローラを含む移動制限具150を示す。移動制限具150は、2つのローラ156および155によって形成された制限面を含む。2つの制限ローラ155、156は駆動歯および歯解放位置付近に約1スプロケットピッチ分、離れて配置される。ローラは、心棒157、158を使用してサイドプレート152、153の間に取り付けられる。ローラ移動制限具150は、厳しい環境に特に適している。
移動制限具150は、サイドプレートによって形成されたスナップクランプ160を含む。スナップクランプは、移動制限具50のスナップクランプと形態が類似している。
移動制限具の本体は、ローラの側面に位置してスナップクランプ160を形成する2枚のサイドプレート152、153によって形成される。一実施形態では、サイドプレート152、153はプラスチックであってよく、ローラはUHMWであってよく、心棒はステンレススチールであってよい。図のように、スナップクランプ160は、プレート内にほぼ半円形の凹部を含む。スナップクランプ160は、鉤状先端166とタブ170とを含む。
別の例示の実施形態では、1つまたは複数のローラをその間で支持するために2つの移動制限具が使用される。図示しないが、この実施形態では、ローラまたはローラ心棒を制限具の本体の鞍部に据え付けることも可能である。
図10に示すように、心棒157、158は、拡大中央部と、より小径の端部とを含み、この小径の端部で心棒はサイドプレート内に延びる。
サイドプレート152、153は、ローラを取り付けるためと、スナップ嵌め接続、接着、溶接または締め付け装置の使用を含むがこれらには限定されない任意の適合する手段によって移動制限具150を組み付けるために、互いに結合することができる。組み付けられると、プレートはローラ155、156を取り付けるためのポケットを形成する。移動制限具150は、2つの制限ローラ155、156を使用して、強制駆動ベルトと駆動スプロケットとの間で歯の移行を制御する。
図11に、スプロケット20に巻かれたコンベヤベルト10を基準にして移動制限具150を配置するためにシャフト40に取り付けられたときの移動制限具150を示す。移動制限具150は、移動制限具150と同様にしてシャフト44に取り付けられる。例示の実施形態では、後部ローラ155が前部ローラ156より大きい。プレート152、153の上縁は、ローラが取り付けられる2つの丸みのある端の間にわずかにへこんだ曲面を有する。ローラとプレート上縁の形状は、より小型の小さい前部ローラ156が、最上部から約160°と約220°の間、好ましくは約165°と約215°の間にある制限位置114においてコンベヤベルトに接触または当接して制限を加える一方、より大型の後部ローラ155が、好ましくは制限位置114から少なくとも1スプロケットピッチ越える距離にある解放位置115においてスプロケット20から離脱した後のベルト10における後屈を制御するように選択される。
スナップクランプ160を使用したシャフト40へのローラ移動制限具の取り付けにより、図11に示すように構成要素を互いを基準にした所定位置にロックすることができる。
ローラは心棒上で自由に回転することが好ましい。
ローラは、結合し合って完全なローラを形成するローラ半体を含んでよい。ローラの幅は、移動制限具の要件に応じて異なり得る。
さらに、追加の制限力を与えるために、前部ローラと後部ローラ155、156の間に第3のローラが取り付けられてもよい。任意の適合する数のローラが、移動制限具の制限面を形成してよい。
図12に示す本発明の別の一実施形態によると、移動制限具250がコンベヤベルトスクレーパ230またはスクレーパの基部を受け入れるための取り付けアーム220を含んでよい。スクレーパは、取り付けアーム220から延び、移動制限具250の前でごみを除去するようにコンベヤベルトに接触する。例示のスクレーパは、材料のばね効果によりわずかに湾曲し、一定した断面を有するが、スクレーパは任意の適合する形状を有してよい。
図示しない別の実施形態では、ベルトスクレーパまたはスクレーパのための基部を受け入れる取り付けアームは一体型スナップクランプを含む一方、制限具本体を省く。
図13ないし図16に、移動制限具250に取り付けられたスクレーパ231、232、233、および234の様々な実施形態を示す。例えば、図13のスクレーパ231は、ほぼ涙形の断面を有し、移動制限具250の取り付けアーム220に挿入された基部239に取り付けられた平面状の前面を備える。前面および背面は、ベルトの掻き取りをするための先端に向かって先細になっている。図14のスクレーパ232は、平面状の前面と、成形された背面と、コンベヤベルト10に面する曲面状の掻き取り面とを含む。図15のスクレーパ234は、成形された外面と、下部およびコンベヤベルトに面してコンベヤベルト10とのより広い接触面積を与える上部を有する内面とを含む。スクレーパ234は、移動制限具スクレーパアーム220に挿入された曲がった基部239’に接続されている。図16に示すように、別の実施形態では、スクレーパ235は、平面状の外面と、コンベヤベルト10とのより広い接触面積を与える成形された内面とを有し得る。
図17に、前述の各実施形態と類似した、コンベヤフレーム280に取り付けられた複数のスクレーパ移動制限具250を備えた取り付けシャフト40を示す。シャフトアセンブリは、スクレーパ231を、コンベヤベルト10を基準にした掻き取り位置に配置するように取り付けられる。
別の実施形態では、スクレーパは、移動制限具とは独立しており、シャフトに別個に取り付けられる。スナップクランプまたはその他の適合する装置を使用して、シャフトの、移動制限具とは反対の方向にスクレーパホルダを取り付けてもよい。
図18に示す本発明の別の一実施形態によると、一連の移動制限具のための取り付けプレートと取り付けバーとを、フライトを備えたコンベヤベルトを収容するように構成することができる。例えば、取り付けプレート391、392が、中央の移動制限具50が取り付けられた取り付け小隆起345に接続する中央コネクタ347を含む、下垂シャフト344を含む。外側の移動制限具50を取り付けるために小隆起346がサイドプレート391、392から延びる。この構成は、シャフト344とベルト310との間にフライト311を収容するための空間をもたせることができる。
図19に、スナップ式移動制限具450の別の実施形態を示す。この移動制限具450は、移動制限具450を受け入れるように構成されたシャフト上にスナップ式に嵌まる。移動制限具は、ダイレクトドライブコンベヤベルトが通る通路を形成するようにスプロケットなどの駆動要素を基準にして位置づけられる。図19のスナップ式移動制限具450は、後続の歯がスプロケットに係合するときに先頭駆動歯から中間後続歯への移行を最適化するように構成された形状を有する。スナップ式移動制限具45は、清掃を容易にするためにクランプ内面462に凹部469を含む。
図19の実施形態では、制限面454の凸面部456の半径Rが、ベルトの解放位置である当該位置にある附随するベルトの曲率の予期される自然円弧よりも小さく設計される。制限面454の変わり目位置457における半径Rは、ベルト解放時に制限面がベルトに沿い、それによって、ベルトが過度に後屈しないように保証するように選定される。凹面部の半径Rは、凹面部455が、移行時にスプロケットと完全な係合状態になろうとする直後の歯を捕捉するように選定される。凹面部455は、移行時に、完全に係合した歯が離脱するときにスプロケットからの先頭ベルト歯の離脱を制御するように機能する、接線拡張部459を含む。接線拡張部459は、直線とすることができるか、または半径の大きい凸面または凹面形状、または様々な半径を有する形状とすることもできる。前縁457は、半径Rを有する曲線を形成してよい。前縁457の曲線は、駆動歯がスプロケット凹部との同期を失う場合に、駆動歯が制限具450に近づくとスプロケット凹部内に戻るように穏やかに強制するように構成される。
図20および21に、移動制限具をシャフト540に固定するためのボタンロックを含む移動制限具550を示す。移動制限具550は、前述の各実施形態に類似したスナップクランプを含むが、成形シャフト540の角を受け入れるための縁を形成する成形された第1の脚部564も含む。第1の脚部564は、成形シャフト540の切り欠きに受け入れられる位置合わせタブまたはロッキングタブ571を含む。移動制限具をシャフトに取り付けるための任意の適合するスナップクランプ設計を使用することができる。
図22に、強制駆動コンベヤベルトシステムにおける移動制限具とともに使用するのに適したスプロケットアセンブリ700を示す。スプロケットアセンブリ700は、駆動シャフト710に取り付けられた複数のかみ合いスプロケットを含む。各スプロケット702は、部分的アポストロフィ記号のような形状で、周辺駆動歯722を有する1対のスプロケット構成要素を含む。2つのスプロケット構成要素が互いに結合し、駆動シャフト710上に取り付けられて完全なスプロケット702を形成する。駆動シャフトは、スプロケット構成要素上の突起を受け入れるための鍵穴を形成する3つの溝744を含む。
図23ないし図26に、本発明の別の実施形態によるローラによって形成された制限面を含む移動制限具850の別の実施形態を示す。移動制限具850は、その間にローラ855、856、857を取り付けるための本体を形成する2つのサイドプレート852、853を含む。ローラは、制限面を形成する。移動制限具850は、前述のように移動制限具を取り付けるために、サイドプレート852、853の下にスナップクランプ860も含む。図のように、スナップクランプ860は、鉤状先端866とタブ868とを有する輪状のカフを含むが、本発明はこれには限定されない。例示のスナップクランプ860は、清掃を容易にするためにクランプ内面862に切り欠きまたは凹部869を含む。
制限ローラは後部制限ローラ855と2つのより小型の制限ローラ856、857とを含む。ローラ取り付け具870がローラを制限具本体に取り付ける。例示のローラ取り付け具870は、ローラを取り付けるための背871に対して垂直に延びる3つの心棒875、876、877を含む。各心棒は、第1のサイドプレート853内の開口を通り、対応するローラを通り、第2のサイドプレート852の位置合わせされた開口872、873または座部874を通って延びる。
一実施形態では、心棒は不均等な離隔距離によって離隔されており、すなわち、中央心棒877が端の心棒875または876のうちの一方により近く、それによってより大型のローラが不注意で誤った方向に挿入されないように保証する。
ロッキング機構がローラ取り付け具870を制限具本体にロックしてアセンブリを固定する。一実施形態では、ロッキング機構は、中央心棒876の切り欠き882に選択的に係合するためのタブ881を有する第2のサイドプレート852に接続された可撓性アーム880を含む。可撓性アーム880は、中央心棒876を解放し、ローラ取り付け具870がローラ本体との係合からスライドして外れることができるようにするために、後方に引くことができる。心棒を移動制限具本体にロックするための任意の適合する手段が使用可能である。
図27ないし図35に、本発明の別の実施形態によるコンベヤベルトの縁に沿って取り付けることができるコンベヤベルトのための移動制限具の一実施形態を示す。例示の移動制限具950は、コンベヤフレーム901の内縁に取り付けられる。
移動制限具950は、コンベヤベルトを誘導するための上部制限面954を含む。上部制限面は、凸面湾曲部956と、わずかにへこんだ部分995とを含む。制限面954は、任意の適合する大きさおよび形状を有してよく、図の実施形態には限定されない。
移動制限具950は、本体952と、移動制限具950をフレーム901に取り付けるための取り付け手段とを含む。取り付け手段は、フレームに接続されたピン902を受け入れるための第1の開口962を含む。第1の開口は、制限面の凹面部955の下に配置される。凸面部956の下に、移動制限具950はフレームに接続された別のピン903のための座部963を含む。例示の座部963は、ピン903の最上部を受け入れるための半環状カフである。ロッキングタブ970がピン903を座部963内に固定する。ロッキングタブ970は、開口962を囲む基部から延びる可撓性アーム部と、移動制限具を所定位置に保持するためにピン903内の溝904と係合するための突起974とを含む。ロッキングタブ970は、ピン903との係合から突起を引き抜き、移動制限具がピン902、903からスライドして外れることができるようにするために、持ち上げることができる。
図のように、移動制限具の本体は、清掃を容易にするために成形された底面953を含む。
例示のピン902、903は先細の中央部を有するが、本発明はこれには限定されない。
図33および図34に示すように、ピン902、903は取り付け装置908を使用して開口907を通してフレーム901に取り外し可能に取り付けられてよい。図35に示す別の実施形態では、移動制限具950をフレーム901に取り付けるために使用されるピン902、903は、次にフレーム901に接続される基部910に取り付けることができる。
図36Aないし図36Dに、コンベヤで使用するのに適する移動制限具1050の別の実施形態を示す。移動制限具1050は、スナップクランプ部1060と、制限面1054を形成する制限部とを含む。制限面は丸みのある突出部1057と、わずかにへこんだ部分1055と、直線部1056と、締め付け部外面に移行する丸みのある端部1058とを含む。スナップクランプ部上で、先端1066が対応するシャフト1040上の溝1044と係合し、タブ1070がシャフト(図示せず)内の軸方向の切り欠きと係合して移動制限具1050をシャフト1040に締め付ける。例示の移動制限具1050は、清掃を容易にするためにクランプの内面に切り欠き1069を含む。
本発明の一実施形態では、1つまたは複数の移動制限具が取り付けられたシャフトにスクレーパを取り付けるために、移動制限具とともにスクレーパ取り付け具を使用することができる。例えば、図37Aおよび図37Bに、一体化スナップクランプを使用してシャフト1140に取り付けられたスクレーパ取り付け具1180を示す。スクレーパ取り付け具1180は、スクレーパ取り付け具1180の本体から延びる前足部1181を含む。足部1181は、図37Cおよび図37Dに示すように、スクレーパ1190の一部を受け入れるための凹部または溝1182を含む。スクレーパ1190は、溝1182に挿入されるように構成された取り付けバー1192と、ばね基部1193と、ブレード受け口1195に取り付けられたスクレーパブレード1194とを含む。スクレーパ取り付け具1180は、以下で説明するように、シャフト1140上に容易にスナップ式に嵌まり、ブレード受け口に挿入されたブレードを正しい位置に保持する。
図38Aないし図38Dに、スクレーパ取り付け具1180を介してシャフトに接続可能なスクレーパ基部1293の別の実施形態を示す。スクレーパ基部1293は、複数のブレード受け口1295を使用して細長いスクレーパブレードを取り付けることができる。スクレーパ基部は、シャフトにスクレーパ基部を取り付けるためにスクレーパ取り付け凹部内に挿入可能な取り付けバー1292を含む。ブレード受け口は、広い前部フィンガ1296と狭いフィンガ1297とを含む。広い前部フィンガ1296は、スクレーパブレードの垂直位置を決定する。狭いフィンガ1297は、スクレーパの厚さが、広いフィンガと狭いフィンガとの間に形成された溝よりも大きいため、スクレーパを挟む。スクレーパブレードが挿入されると、狭いフィンガがわずかに偏向する。この位置で、スクレーパは摩擦により所定位置にしっかりと保持される。
図39Aおよび図39Bに、図38Aおよび図38Bのスクレーパ基部1293を使用してシャフト1140に取り付けられたスクレーパアセンブリを示す。図のように、一体化スナップクランプを使用してスクレーパ取り付け具1180がシャフトに取り付けられる。シャフト1140は、上述のように、溝と、スナップクランプに対応する軸方向の切り欠きとを有する。次に、スクレーパ基部1293の取り付けバー1292が、スクレーパ取り付け具の受け口1182に挿入される。スクレーパ基部のブレード受け口1295にスクレーパブレード1194が挿入される。
図40Aおよび図40Bに示す別の実施形態では、スクレーパアセンブリスクレーパ基部1293’が、いったん受け口1295に取り付けられるとスクレーパブレード1294の位置決めを容易にするための重み付きシャフト1250を含む。重み付きシャフト1250は、ベルトに対するスクレーパ先端1294の一定した圧力を維持するために基部内でスクレーパ基部1292が旋回するように、釣り合い重りの役割を果たす。
図41Aおよび図41Bに示すように、スクレーパ取り付け具1280が、コネクタ1253を介して取り付けバー1252の端に接続された重み付き円板1251を有することができる。重み付き円板1251は、ベルトに対してスクレーパ先端1294を偏らせる釣り合い重りの役割を果たす。
図42Aは、本発明の一実施形態による、移動制限具アセンブリとスクレーパアセンブリとを含むコンベヤフレームの端部を示す分解図である。コンベヤフレームは、コンベヤベルト1304を駆動またはその他の方法で誘導するために、スプロケット1305などの逆転要素を取り付けるためのエンドプレート1301、1302を含む。図42Bは、スプロケットとコンベヤベルトとが所定位置に装着されていない、組み立て中の図42Aの端部の等角図である。図42Cは、スプロケットとコンベヤベルトとが所定位置にある、コンベヤ端部を示す端面図である。移動制限具アセンブリ1300は、上述のように一体化スナップクランプを使用してシャフト1340に取り付けられた複数の移動制限具1350を含む。シャフト1340には、一連のスクレーパ取り付け具1380も取り付けられ、取り付け具1380も一体化スナップクランプを使用して取り付けられる。例示のシャフト1340は、各端に1つと中央に1つの3つのスクレーパ取り付け具を有する。スクレーパ取り付け具1380には、スクレーパブレードアセンブリ1370が取り付けられる。スクレーパブレードアセンブリ1370は、取り付けバー1392と、ブレード受け口1393と、受け口1393に挿入されたスクレーパブレード1394と、取り付けバー1392の両端に接続された曲線状プレート取り付けブラケット1372と、プレート取り付けブラケット1372から延びるハンドル1374とを含む。スクレーパブレードのために中央支持体を使用することによって、ベルト面に接するスクレーパの均一性が向上し、掻き落としが増強される。移動制限具1350を有するシャフト1340とその上に取り付けられたスクレーパ取り付け具1380とが、コンベヤベルト1304が巻き付けられるスプロケット1305またはその他の逆転要素を保持するコンベヤエンドプレート1301、1302の間に取り付けられる。組み付けられると、シャフト1304は移動制限具1350とスクレーパブレード1394とをコンベヤベルト1304に隣接する所定位置に保持する。
アセンブリ1300は、さらに、エンドプレート1301、1302の開口1307内に受け入れられたブッシング1303を含む。外側では、各ブッシング1303が、ハンドル1410からのボス1411として示されている突起を受け入れる。内側では、各ブッシング1303が、端面にスロット1341を含むシャフト1340の一端を受け入れる。ブッシング1303は、ハンドル1410上の曲線溝1412と係合してハンドル1410の回転を制限するピン1308も含む。ハンドル1410の回転によってシャフト1340が動く。ハンドル1410は、ブッシング1303を通り抜けてシャフト1340内のスロット1341によって受け入れられるボス1411から延びる偏心ピンを含み得る。偏心ピンは、曲線溝1412の曲率中心およびボス1411の中心と一致するハンドルの旋回軸からずれている。ハンドル1410が回され、ロックされると、偏心ピンがシャフト1340を(フレームまたはブッシング内の)安全ストップに接してロックし、それと同時にハンドルも偏向してブッシング上の別個の外側ピン1308にスナップ式に嵌まる。このような位置において、シャフト1340は後方に移動するのを防止される。
図43Aないし図43Cに、ハンドル1410が第1の位置にある図42Aないし図42Cのフレームの端部を示す。図43Bは、図43Aの線A−Aを通る断面図である。ハンドル1410によって、移動制限具アセンブリ1300とスクレーパブレードアセンブリ1370とが第1の位置となり、それによって移動制限具1350の制限面とスクレーパブレード1394とを動作モードのコンベヤベルト1304に隣接して配置する。スクレーパブレードが装着されている場合、釣り合い重りによってスクレーパブレードが強制的にベルトに接する。
図44Aないし図44Cに、ハンドル1410が第2の位置にあるフレームの端部を示す。この位置では、ハンドル1410は第1の位置から180°回転させられている。ハンドル1410はシャフト1340の端面のスロットと係合するオフセットピン1342によってシャフト1340に装着されているため、ハンドル1410の回転によってシャフト1340と、装着されている構成要素1350、1380とが、わずかに前方に、ベルト1340から離れる方向に押される。移動制限具は、引き続き動作位置にある。スクレーパが設置される場合、必要であれば動作中に何らかの清掃を行うことができるように、スクレーパとベルトの間にかなりの間隙と、制限具とベルトとの間にわずかな間隙とができるように、スクレーパアセンブリの釣り合い重りを傾けることができる。
図45Aないし図45Cに、ハンドル1410が第2の位置にあり、スクレーパブレードアセンブリブラケット1372がブレード1394を解放するように移動された、フレームの端部を示す。この位置では、ハンドル1374と、ハンドル1410によって解放されたスクレーパブレードアセンブリ1370のブラケット1372とが、取り付けバー1392を中心に回転してブレード1394をベルトから離れる方向に押す。これによって、清掃またはその他の目的のためのブレード1394の取り外し、または、掻き落としなしのベルトの動作が可能になる。
ロック解除されたハンドル1410はアセンブリから取り外すことができる。ハンドル1410が取り外されると、シャフト1340を開口1307内で前方に動かすことができ、下方に旋回可能となり、それによってコンベヤベルトに対して異なる面が露出される。この位置で、制限具は、清掃操作中にベルトを駆動することができるように、軽量荷重を扱うことができる。また、シャフトと制限具とは、上方に旋回することができ、コンベヤから取り外すことができる。
例示のスクレーパブレードアセンブリ1370は、工具なしでスクレーパブレードをコンベヤに容易に装着し、取り外すことができるようにする。スクレーパブレードアセンブリは、自動的にブレードを押してコンベヤベルトに係合させ、均等な掻き取り圧力を与える。
図46Aないし図46Eに、駆動スプロケットまたはその他の適合する駆動装置に巻き付けられたコンベヤベルトを基準にして移動制限具アセンブリを取り付けるためのコンベヤフレーム用の単一体型鋼鋳造取り付けプレート1500の一実施形態を示す。図47は、線1546を通る取り付けプレート1500の断面図である。取り付けプレート1500は、コンベヤベルト駆動装置のための駆動部材を取り付けるために受け口が形成された主平面部と、他のコンベヤ構成要素を取り付けるための取り付けシャフト(ツールバー)とを含む。主平面部は、長さが前縁1501から後縁1502まで、高さが上縁1506から下縁1507まで、厚さが内面1504から外面1503まで延びる。上部取り付け受け口1510が、駆動部材を受け入れるために平面部に開口1511を含む。駆動部材は、コンベヤベルトを駆動するために使用される任意の構成要素であってよい。例えば、取り付けプレートは、スプロケット、または突出した固定シャフトを備えた内部ベアリングを有する電動プーリのための駆動シャフトを取り付けることができる。電動プーリ用固定シャフトの場合、取り付けプレートは固定シャフトを受け入れるためのスロットを有することができる。
例示の実施形態では、ベアリングハウジング1512が、平面部の外側の上部開口1511を囲み、回転可能駆動シャフトを支持するベアリングを受け入れる。ベアリングハウジング1512は、主平面部の外面1503から突出する。ベアリングハウジング1512は、排水および清掃のための開口1534を含む。例示の実施形態では、ベアリングハウジング1512の内部形状は、ベアリングを収容するように球面状である。ベアリングと上部受け口との間の球面状接触面1517により、その中に取り付けられた駆動シャフトの円滑な回転が促される。あるいは、上部受け口1510は、電動プーリの固定シャフトを受け入れるためのスロットを含む。
下部取り付け口1520が、移動制限具および/またはスクレーパアセンブリを取り付け、駆動部材を基準にして配置するための、ツールバーまたはその他の取り付けシャフトを受け入れる。下部取り付け口は、プレートの前縁1501から上部取り付け口1510の下まで延びるスロット1521を含む。スロット1521は、取り付けシャフトの挿入を容易にするための広がった部分1522を含む。スロットの終端において、下部取り付け口1520は、取り付けシャフトの端を受け入れるための、外向きの突起1523として図示されているキャップを含む。キャップ1523は、中央開口1524と、平らな側面と、丸い最上部と最下部とを含む。中央開口1524の下には、以下で述べるようにハンドルピン(図示せず)を受け入れるための凹部1526が形成されている。
図46Bに示すように、下部取り付け口1520は、上部受け口1510を基準にしてプレート部の前縁1501から嵌め込まれる。図46Bに示すように、キャップ1523の中心は、上部開口1511を両断する線1546からずれている(位置合わせされていない)。キャップ1523の前面は、例示の実施形態では線1546と位置合わせされているが、本発明はこれには限定されない。
ドライブシャフト(またはその他の駆動部材)の第1の側と、取り付けシャフトの第1の側とを支持する取り付けプレート1500は、エンドプレートに取り付けプレートを取り付けるための取り付け構造体として図示されている接続部も含む。例示の実施形態では、取り付け構造体は、平面部に対して垂直に延びる突起1540と、取り付けプレートをエンドプレートに取り付けるためのボルトを受け入れる開口1541とを含む。取り付けプレートをエンドプレートまたはその他の構造体に接続するための任意の適合する取り付け具または接続具を使用してよい。
図48Aおよび図48Bに、駆動部材を取り付けるための駆動シャフトなどの構造体と、移動制限具を取り付けるためのツールバーなどの取り付けシャフトとを形成するように、エンドプレート1600に装着された鏡像型取り付けプレート1500a、1500bを含むコンベヤフレーム1700の一部を示す。取り付けプレート1500a、1500bは、ボルト1610またはその他の適合する締め具を使用してエンドプレート1600に取り付けられる。取り付けプレート1500a、1500bは、取り付けプレートの内面1504が互いに対向した状態で離隔されている。
図49Aないし図49Cに、図48Aおよび図48Bに示すように取り付けられたときの、図46Eないし図46Eの単一体型取り付けプレートを採用したコンベヤヘッドアセンブリ1702を示す。コンベヤヘッドアセンブリ1702は、エンドプレート1500a、1500bの間に取り付けられた、コンベヤベルトを駆動するためのスプロケット1702として図示されている逆転要素をさらに含む。スプロケット1702は駆動シャフト1721に取り付けられる。取り付けプレートの上部受け口1510が、ベアリング1513を使用して受け口1510内に取り付けられた駆動シャフトとの両端を受け入れる。上部受け口1510は、取り付けプレート1500a、1500bを基準にした駆動シャフト1721の位置を固定しながら、取り付けプレート1500a、1500bを基準にした駆動シャフト1721の回転を可能にするように、ベアリング1513を受け入れ、収容するような形状とされる。
下部取り付け口1520は、移動制限具およびスクレーパなどの構成要素を取り付けることができる取り付けシャフト1730を取り付ける。取り付けシャフト1730は、取り付けシャフトの取り付けを容易にするために一方または両方の端面にスロットを有する。取り付けシャフト1730の両端が受け口キャップ1523に受け入れられる。下部取り付け口1502が、取り付けシャフト1730を上部受け口1510の中心軸を基準にして所定位置に配置する。受け口キャップ1523に結合されたハンドル1760が、取り付けバー1730を、駆動シャフト1721を基準にして選択的に移動させる。ハンドル1760は、ハンドル1760を回転させると取り付けバーをシフトさせるように取り付けバーの端面内のスロットに係合するオフセットピンを含む。このようにして、取り付けシャフトに取り付けられた移動制限具およびスクレーパアセンブリなどの構成要素が、スプロケット1720に巻き付けられたコンベヤベルトを基準にして所定位置に配置されることができる。
取り付けシャフト1730は、上述のように、移動制限具、スクレーパまたはその他のコンベヤ構成要素を取り付けるために、スナップクランプの先端を受け入れるための溝またはその他の機構を含んでもよい。取り付けシャフトは、上述のように、コンベヤ構成要素を取り付けシャフトに固定するためのスナップクランプと係合するための軸方向タブも含んでよい。さらに、取り付けシャフトは取り付けプレートの間に全体が延びる必要はなく、構成要素をフレームの縁にのみ取り付けるために取り付けプレート(に)から延びる小隆起を含んでもよい。「取り付けシャフト」という用語は、2つの離隔した取り付けプレートの間に延びる細長い部材には限定されない。取り付けシャフトは、コンベヤ構成要素を取り付けるための任意の軸部材であってよい。例えば、コンベヤ構成要素が取り付けられる短い小隆起を取り付けるために、取り付けプレート1500を使用してもよい。
図50および図51に示すように、ハンドル1760は、円形ボス1762がそこから延びる基部1761と、円形ボス1762に対して垂直方向に基部から延びるハンドル1764とを含む。円形ボス1762は、エンドキャップ1523によって形成された開口に嵌まる。円形ボスから、(ボス1762の中心からずれた)偏心ピン1763が延びる。基部1761は、ボス1762の周囲に曲線溝1765を有する。例示の曲線溝は、直径が狭くなった部分を有する。
下部取り付け口1523は、曲線溝1765と係合するための、凹部1526内に挿入されたピン1527を含む。曲線溝1765は、ピン1527を受け入れ、これにより、ハンドル1760が円形ボス1762の周囲で回転することができるようにする。曲線溝の直径が狭くなっている部分は、ハンドル位置を回転可能にロックすることができるようにする。
図51に示すように、ハンドル1760が受け口キャップ1523に挿入されると、偏心ピン1763がキャップ1523を通って延び、取り付けシャフト1730の端面にあるスロット1735に受け入れられる。ハンドルを旋回軸を中心に回転させると、取り付けプレート内の取り付けシャフトの上方に取り付けられた駆動シャフトまたはその他の駆動部材の軸を基準にして、取り付けシャフト1730が前方または後方に移動する。スロット1521および受け口1520は、ハンドル1760の向きに応じて、その中で取り付けシャフト1730がシフトすることができるように設計されている。
移動制限具は、コンベヤの組み立て、分解、操作および清掃を容易にする。移動制限具は、移動制限具を受け入れるように設計されたシャフト上に容易にスナップ嵌めすることができ、清掃または交換のために必要な場合には取り外すことができる。移動制限具は、コンベヤベルトのラップを向上させることができ、製品の流れから離れた位置に配置することができるので有利である。さらに、例示の各実施形態は、移動制限具の堅牢性を向上させるような方式で、移動制限具を取り付けシャフトを基準にして配置する。移動制限具は、移動制限具の寿命および/またはベルトが搬送することができる荷重を増すように、ベルトからの反力が、プラスチック製本体を圧しながら通って、ステンレススチール製とすることが可能なシャフトまで伝わるように、位置づけられる。
本発明は上述の例示の実施形態には限定されない。

Claims (6)

  1. コンベヤフレームのための取り付けプレートであって、
    内面と、外面と、上縁と、下縁と、前縁と、後縁とを有する平面プレート部と、
    前記プレート部を前記コンベヤフレーム内の別の構成要素に取り付けるための接続部と、
    駆動部材を取り付けるために前記平面プレート部に形成された上部受け口であって、第1の開口を囲む球面状のベアリングハウジングを有する上部受け口と、
    前記平面プレート部に形成された下部受け口であって、当該下部受け口が前記平面プレート部の前縁から前記上部受け口の下方に延びるスロットを有しており、取り付けシャフトの一端を受け入れて前記上部受け口の中心軸を基準にして前記取り付けシャフトを配置するように、前記スロットが外側に延びるキャップ内で終端しており、前記外側に延びるキャップが、中央開口と、平らな前面と、丸い上部と、丸い底部と、を有し、前記平らな前面が、前記第1の開口を二等分する鉛直線と位置合わせされている、下部受け口と、を含むことを特徴とする取り付けプレート。
  2. 前記取り付けプレートが単一体型である、請求項1に記載の取り付けプレート。
  3. 前記上部受け口が、清潔さを保ちやすくするための開口をさらに含む、請求項に記載の取り付けプレート。
  4. 外側に延びる前記キャップが凹部を含み、前記取り付けプレートが、前記凹部に挿入された、外側に延びる前記キャップから外側に延びるピンをさらに含む、請求項に記載の取り付けプレート。
  5. 前記スロットが、前記取り付けシャフトの挿入を容易にする広がった部分を有することを特徴とする、請求項1に記載の取り付けプレート。
  6. 前記キャップの平らな前面が、前記上部受け口を二等分する鉛直線と位置合わせされていることを特徴とする、請求項1に記載の取り付けプレート。
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