JP6936232B2 - ランダムアクセス方法および装置 - Google Patents
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Description
マシンタイプ通信(MTC)が、現在、第5世代(5G)モバイル通信技術の研究にとって重要な焦点であり、これはまた、将来のワイヤレス通信のために重要な適用領域でもある。MTCトピックでは、狭帯域のモノのインターネット((NB−IOT)の研究サブトピックが、低コスト、低電力消費、低モビリティ、および低スループット等の端末の特性のために、つまり、NB−IoT低コストユーザ機器(UE)のために200kHzの周波数帯域内で低スループットワイヤレス通信サービスを提供するために提案されている。
以下は、本開示内に詳細に説明される主要トピックの簡潔な概観である。本概要は、本請求項の範囲を限定することを意図されない。本発明の実施形態は、端末間でランダムアクセス(RA)応答ウィンドウ重複が存在するときに付加的干渉が起こらないであろうことを確実にすることおよび端末電力消費を低減させることの両方を行い得る、ランダムアクセスのための方法および装置を提供する。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
ランダムアクセスのための方法であって、
通信ノードが、ランダムアクセス情報を取得することであって、前記ランダムアクセス情報は、プリアンブル伝送のサブフレームシーケンス番号、前記プリアンブル伝送の無線フレームシーケンス番号を備える、ことと、
前記通信ノードが、前記ランダムアクセス情報に従って、ランダムアクセス無線ネットワーク一時アイデンティティ(RA−RNTI)を判定することと
を含む、ランダムアクセスのための方法。
(項目2)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA_RNTI=n0+t_id+k1×u_id
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、n0およびk1は、係数であり、t_idは、前記プリアンブル伝送の初期サブフレームのシーケンス番号であり、u_idは、前記プリアンブル伝送の初期無線フレームのシーケンス番号である、項目1に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目3)
前記ランダムアクセス情報はさらに、以下の、ランダムアクセス(RA)応答ウィンドウ長、前記プリアンブル伝送の間隔長であって、前記間隔長は、計算または事前構成を通して取得され得る、間隔長のうちの1つまたはそれらの組み合わせを備える、項目1に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目4)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA_RNTI=n0+t_id+k1×v_id
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、n0およびk1は、定係数であり、t_idは、前記プリアンブル伝送の初期サブフレームのシーケンス番号であり、v_idは、以下の、
前記プリアンブル伝送の初期無線フレームのシーケンス番号、
前記RA応答ウィンドウ長、
前記プリアンブル伝送の間隔長であって、前記間隔長は、計算または事前構成を通して取得され得る、間隔長、
のうちの1つまたはそれらの組み合わせに従って判定される、包括的因数である、項目3に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目5)
v_id=u_id mod WLenまたは、
v_id=u_id mod(WLen/10)または、
v_id=(u_id×10)mod WLenであり、
式中、u_idは、前記プリアンブル伝送の初期無線フレームのシーケンス番号であり、WLenは、サブフレームを単位として使用する、前記RA応答ウィンドウ長であり、modは、モジュラスを示す、項目4に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目6)
v_id=((u_id×10)/PRACHWinLen)mod WLenまたは、
v_id=((u_id×10)/PRACHWinLen)mod(WLen/PRACHWinLen)または、
v_id=((u_id×10)/PRACHWinLen)mod(WLen/PRACHWinLen+1)であり、
式中、u_idは、前記プリアンブル伝送の初期無線フレームのシーケンス番号であり、PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の間隔長であり、前記間隔は、計算または事前構成を通して取得されることができ、WLenは、サブフレームを単位として使用する、前記RA応答ウィンドウ長であり、modは、モジュラスを示す、項目4に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目7)
v_id=((u_id×10)/PRACHWinLen)mod WLenまたは、
v_id=((u_id×10)/PRACHWinLen)mod ceil(WLen/PRACHWinLen)または、
v_id=((u_id×10)/PRACHWinLen)mod(floor(WLen/PRACHWinLen)+1)であり、
式中、u_idは、前記プリアンブル伝送の初期無線フレームのシーケンス番号であり、PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の間隔長であり、前記間隔は、計算または事前構成を通して取得されることができ、WLenは、サブフレームを単位として使用する、前記RA応答ウィンドウ長であり、modは、モジュラスを示し、ceil()は、上方丸めを示し、floor()は、下方丸めを示す、項目4に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目8)
v_id=(u_id/PRACHWinLen)mod(WLen/10)または、
v_id=(u_id/PRACHWinLen)mod(WLen/(PRACHWinLen×10))または、
v_id=(u_id/PRACHWinLen)mod((WLen/(PRACHWinLen×10))+1)であり、
式中、u_idは、前記プリアンブル伝送の初期無線フレームのシーケンス番号であり、PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の間隔長であり、前記間隔は、計算または事前構成を通して取得されることができ、WLenは、サブフレームを単位として使用する、前記RA応答ウィンドウ長であり、modは、モジュラスを示す、項目4に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目9)
v_id=(u_id/PRACHWinLen)mod(WLen/10)または、
v_id=(u_id/PRACHWinLen)mod ceil(WLen/(PRACHWinLen×10))または、
v_id=(u_id/PRACHWinLen)mod(floor(WLen/(PRACHWinLen×10))+1)であり、
式中、u_idは、前記プリアンブル伝送の初期無線フレームのシーケンス番号であり、PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の間隔長であり、前記間隔は、計算または事前構成を通して取得されることができ、WLenは、サブフレームを単位として使用する、前記RA応答ウィンドウ長であり、modは、モジュラスを示し、ceil()は、上方丸めを示し、floor()は、下方丸めを示す、項目4に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目10)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA_RNTI=n0+(((t_id+u_id×10)/PRACHWinLen)mod WLen)または、
RA_RNTI=n0+(((t_id+u_id×10)/PRACHWinLen)mod(WLen/PRACHWinLen))または、
RA_RNTI=n0+(((t_id+u_id×10)/PRACHWinLen)mod(WLen/PRACHWinLen+1))
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、t_idは、前記プリアンブル伝送の初期サブフレームのシーケンス番号であり、u_idは、前記プリアンブル伝送の初期無線フレームのシーケンス番号であり、PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の間隔長であり、前記間隔は、サブフレームを単位として使用して、計算または事前構成を通して取得されることができ、WLenは、前記RA応答ウィンドウ長であり、modは、モジュラスを示し、n0は、係数である、項目3に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目11)
PRACHWinLenは、同一のサブフレーム内の前記プリアンブル伝送の間隔長、つまり、フレームまたはサブフレームを単位として使用する、異なる無線フレーム内の同一のサブフレームの2つの近傍のプリアンブル伝送間の間隔長を示す、項目4および項目6−10のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目12)
PRACHWinLenは、同一のサブフレーム内の前記プリアンブル伝送の間隔長を示し、前記間隔長は、以下の計算を使用して取得され、
PRACHWinLen=COM PRACH /N PRACH_PerFrame
式中、COM PRACH は、P preamble およびN PRACH_PerFrame の最小公倍数であり、N PRACH_PerFrame は、各無線フレーム内で構成される物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソースの数を示し、P preamble は、前記プリアンブルの反復因数を示す、項目11に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目13)
PRACHWinLen=10×P preamble /N PRACH_PerFrame であり、
式中、PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の間隔長を示し、N PRACH_PerFrame は、各無線フレーム内で構成される物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソースの数を示し、P preamble は、前記プリアンブルの反復因数を示す、項目4および項目6−10のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目14)
PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の間隔長を示し、以下の、
前記物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース初期無線サブフレームシーケンス番号、
前記各無線フレーム内で構成されるPRACHリソースの数、
前記プリアンブルを伝送するために使用される、各無線フレーム内で構成されるサブフレームのシーケンス番号、
前記プリアンブルフォーマット、
前記プリアンブルの反復因数、
のうちの1つまたはそれらの組み合わせに従って判定されることができる、項目4および項目6−10のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目15)
PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の事前構成された間隔長を示し、単位は、以下の、フレーム、サブフレーム、プリアンブル伝送の最大数のうちの1つであり得る、項目4および項目6−10のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目16)
前記プリアンブルを伝送するために使用され得る無線フレームのシーケンス番号が、MAX FrameIndex −PRACHWinLenを上回る、またはそれに等しい場合、これらのフレームをスキップし、0のシーケンス番号を伴う無線フレームから前記プリアンブルを伝送し得る無線フレームの再検出を開始し、MAX FrameIndex は、前記無線フレームシーケンス番号に関する最大値である、項目4および項目6−15のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目17)
WLenは、WLen’によって置換され、WLen’=WLen−2である、項目5−10のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目18)
n0=1である、項目2および項目4−10のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目19)
k1=10またはk1=1+MAX(t_id)であり、MAX(t_id)は、t_id範囲内の最大値を示し、t_idは、前記プリアンブル伝送の初期サブフレームのシーケンス番号である、項目2および項目4−9のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目20)
前記通信ノードが、前記ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定した後、前記ランダムアクセスのための方法はさらに、前記判定されたRA−RNTIが事前判定された値範囲内の最大値を超えると、前記通信ノードが、前記RA−RNTIが事前判定された値であることを判定することを含む、項目1に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目21)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、以下のタイプのランダムアクセス情報、すなわち、前記ランダムアクセス(RA)応答ウィンドウ長、前記プリアンブル反復因数、前記プリアンブル伝送の間隔長のうちの1つまたはそれらの組み合わせが、カバレッジランキングに対応するとき、前記RA−RNTI計算もまた、カバレッジランキングに対応することを含む、項目1に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目22)
ランダムアクセスのための方法であって、
通信ノードが、ランダムアクセス情報を取得することであって、前記ランダムアクセス情報は、プリアンブル伝送の時間領域位置インデックス情報、前記プリアンブル伝送の周波数領域位置インデックス情報を備える、ことと、
前記通信ノードが、前記ランダムアクセス情報に従って、ランダムアクセス無線ネットワーク一時アイデンティティ(RA−RNTI)を判定することと
を含む、ランダムアクセスのための方法。
(項目23)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA_RNTI=n0+t_id+k1×v_id+WLen×w_id
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、n0およびk1は、係数であり、t_idは、前記プリアンブル伝送の初期サブフレームのシーケンス番号であり、w_idは、前記プリアンブル伝送の周波数領域位置インデックスであり、WLenは、ランダムアクセス(RA)応答ウィンドウ長であり、v_idは、以下の、
前記プリアンブル伝送の無線フレームシーケンス番号、
前記物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース初期無線サブフレームシーケンス番号、
前記RA応答ウィンドウ長、
前記プリアンブル伝送の間隔長であって、前記間隔長は、計算または事前構成を通して取得され得る、間隔長、
のうちの1つまたはそれらの組み合わせに従って判定される、包括的因数である、項目22に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目24)
v_id=(u_id/PRACHWinLen)mod(WLen/10)または、
v_id=(u_id/PRACHWinLen)mod ceil(WLen/(PRACHWinLen×10))または、
v_id=(u_id/PRACHWinLen)mod(floor(WLen/(PRACHWinLen×10))+1)であり、
式中、u_idは、前記プリアンブル伝送の初期無線フレームのシーケンス番号であり、PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の間隔長であり、前記間隔は、計算または事前構成を通して取得されることができ、WLenは、サブフレームを単位として使用する、前記RA応答ウィンドウ長であり、modは、モジュラスを示し、ceil()は、上方丸めを示し、floor()は、下方丸めを示す、項目23に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目25)
PRACHWinLenは、同一のサブフレーム内の前記プリアンブル伝送の間隔長、つまり、フレームまたはサブフレームを単位として使用する、異なる無線フレーム内の同一のサブフレームの2つの近傍のプリアンブル伝送間の間隔長を示す、項目24に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目26)
PRACHWinLenは、同一のサブフレーム内の前記プリアンブル伝送の間隔長を示し、前記間隔長は、以下の計算を使用して取得され、
PRACHWinLen=COM PRACH /N PRACH_PerFrame
式中COM PRACH は、P preamble およびN PRACH_PerFrame の最小公倍数であり、N PRACH_PerFrame は、各無線フレーム内で構成される物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソースの数を示し、P preamble は、前記プリアンブルの反復因数を示す、項目25に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目27)
WLenは、WLen’によって置換され、WLen’=n0+MAX(t_id)+k1×MAX(u_id)であり、MAX(t_id)は、t_id範囲内の最大値を示し、MAX(u_id)は、u_id範囲内の最大値を示し、u_idは、前記プリアンブル伝送の初期無線フレームのシーケンス番号であり、t_idは、前記プリアンブル伝送の初期サブフレームのシーケンス番号である、項目24に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目28)
n0=1であり、k1=10またはk1=1+MAX(t_id)であり、MAX(t_id)は、t_id範囲内の最大値を示し、t_idは、前記プリアンブル伝送の初期サブフレームのシーケンス番号である、項目23または項目27に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目29)
前記通信ノードが、前記ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定した後、前記ランダムアクセスのための方法はさらに、前記RA−RNTIが事前判定された値範囲内の最大値を超えると判定されると、前記通信ノードが、前記RA−RNTIが事前判定された値であることを判定することを含む、項目22に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目30)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、以下のタイプのランダムアクセス情報、すなわち、前記ランダムアクセス(RA)応答ウィンドウ長、前記プリアンブル反復因数、前記プリアンブル伝送の間隔長のうちの1つまたはそれらの組み合わせが、カバレッジランキングに対応するとき、前記RA−RNTI計算もまた、カバレッジランキングに対応することを含む、項目22に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目31)
ランダムアクセスのための方法であって、
通信ノードが、ランダムアクセス情報を取得することであって、前記ランダムアクセス情報は、端末プリアンブル伝送の時間領域位置インデックス情報、前記端末プリアンブル伝送の周波数領域位置インデックス情報を備える、ことと、
前記通信ノードが、前記ランダムアクセス情報に従って、ランダムアクセス無線ネットワーク一時アイデンティティ(RA−RNTI)を判定することと
を含む、ランダムアクセスのための方法。
(項目32)
前記ランダムアクセス情報はさらに、以下の、ランダムアクセス(RA)応答ウィンドウ長、前記プリアンブル伝送の間隔長であって、前記間隔長は、計算または事前構成を通して取得され得る、間隔長のうちの1つまたはそれらの組み合わせを備える、項目31に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目33)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA_RNTI=n0+s_id+w_id×PRACHWinLen
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、n0は、係数であり、s_idは、前記端末プリアンブル伝送の時間領域位置インデックスであり、w_idは、前記端末プリアンブル伝送の周波数領域位置インデックスであり、PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の間隔長であり、前記間隔長は、計算または事前構成を通して取得されることができる、項目32に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目34)
PRACHWinLenは、同一のサブフレーム内の前記プリアンブル伝送の間隔長、つまり、フレームまたはサブフレームを単位として使用する、異なる無線フレーム内の同一のサブフレームの2つの近傍のプリアンブル伝送間の間隔長を示す、項目33に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目35)
PRACHWinLenは、同一のサブフレーム内の前記プリアンブル伝送の間隔長を示し、前記間隔長は、以下の計算を使用して取得され、
PRACHWinLen=COM PRACH /N PRACH_PerFrame
式中、COM PRACH は、P preamble およびN PRACH_PerFrame の最小公倍数であり、N PRACH_PerFrame は、各無線フレーム内で構成される物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソースの数を示し、P preamble は、前記プリアンブルの反復因数を示す、項目34に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目36)
PRACHWinLen=10×P preamble /N PRACH_PerFrame であり、
式中、PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の間隔長を示し、N PRACH_PerFrame は、各無線フレーム内で構成されるPRACHリソースの数を示し、P preamble は、前記プリアンブルの反復因数を示す、項目33に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目37)
PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の間隔長を示し、以下の、
前記物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソース初期無線サブフレームシーケンス番号と、
前記各無線フレーム内で構成されるPRACHリソースの数と、
各無線フレーム内で構成される、前記プリアンブルを伝送するために使用されるサブフレームシーケンス番号と、
前記プリアンブルフォーマットと、
前記プリアンブルの反復因数と、
のうちの1つまたはそれらの組み合わせに従って判定されることができる、項目33に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目38)
PRACHWinLenは、前記プリアンブル伝送の事前構成された間隔長を示し、単位は、以下の、フレーム、サブフレーム、プリアンブル伝送の最大数のうちの1つであり得る、項目33に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目39)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA_RNTI=n0+w_id+s_id×PRACHFreLen
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、n0は、係数であり、s_idは、前記プリアンブル伝送の時間領域位置インデックスであり、w_idは、前記プリアンブル伝送の周波数領域位置インデックスであり、PRACHFreLenは、前記プリアンブル伝送の周波数領域間隔長または周波数領域複信において送信され得る前記プリアンブル伝送の最大数である、項目31に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目40)
n0=1である、項目33または項目39に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目41)
PRACHFreLenは、前記プリアンブル伝送の周波数間隔長を示し、以下のタイプの情報、すなわち、前記物理ランダムアクセスチャネル上で前記プリアンブルを伝送するために使用される周波数リソース構成情報、および周波数ホッピングモードのうちの1つまたはそれらの組み合わせに従って判定されることができる、項目39に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目42)
前記時間領域位置インデックス情報は、以下の、
前記プリアンブル伝送のサブフレームシーケンス番号と、
前記プリアンブル伝送の無線フレームシーケンス番号と
のうちのいずれかを備える、項目31−41のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目43)
前記周波数領域位置インデックス情報は、以下の、
前記プリアンブル伝送の初期周波数領域位置インデックスと、
前記プリアンブル伝送の周波数領域位置オフセットと、
周波数領域副搬送波インデックスと
のうちのいずれかを備える、項目31−41のいずれかに記載のランダムアクセス方法。
(項目44)
前記通信ノードが、前記ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定した後、前記ランダムアクセスのための方法はさらに、前記RA−RNTIが事前判定された値範囲内の最大値を超えると判定されると、前記通信ノードが、前記RA−RNTIが事前判定された値であることを判定することを含む、項目31に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目45)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、以下のタイプのランダムアクセス情報、すなわち、前記ランダムアクセス(RA)応答ウィンドウ長、プリアンブル反復因数、前記プリアンブル伝送の間隔長のうちの1つまたはそれらの組み合わせが、カバレッジランキングに対応するとき、前記RA−RNTI計算もまた、カバレッジランキングに対応することを含む、項目31に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目46)
ランダムアクセスのための方法であって、
通信ノードが、ランダムアクセス情報相関因数を取得することと、
前記通信ノードが、前記ランダムアクセス情報相関因数に従って、ランダムアクセス無線ネットワーク一時アイデンティティ(RA−RNTI)を判定することと
を含む、ランダムアクセスのための方法。
(項目47)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報相関因数に従ってRA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
式中、n0は、係数であり、Nは、ランダムアクセス情報相関因数の数であり、
(項目48)
n0=1である、項目47に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目49)
前記ランダムアクセス情報相関因数は、以下の、
前記プリアンブル伝送の初期サブフレームのシーケンス番号と、
前記プリアンブル伝送の初期無線フレームのシーケンス番号と、
前記各無線フレーム内で構成される物理ランダムアクセスチャネルリソースの数と、
プリアンブル反復因数と、
前記プリアンブル伝送の最終サブフレームのシーケンス番号と、
前記プリアンブル伝送の最終無線フレームのシーケンス番号と、
前記プリアンブル伝送の周波数領域位置オフセットと、
周波数領域副搬送波インデックスと、
前記ランダムアクセス(RA)応答ウィンドウ長と
のうちの1つまたはそれらの組み合わせを備える、項目46に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目50)
前記通信ノードが、前記ランダムアクセス情報相関因数に従って前記RA−RNTIを判定した後、前記ランダムアクセスのための方法はさらに、前記RA−RNTIが事前判定された値範囲内の最大値を超えると判定されると、前記通信ノードが、前記RA−RNTIが事前判定された値であることを判定することを含む、項目46に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目51)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報相関因数に従って前記RA−RNTIを判定することは、以下のタイプのランダムアクセス情報、すなわち、前記ランダムアクセス(RA)応答ウィンドウ長、前記プリアンブル反復因数、前記プリアンブル伝送の間隔長のうちの1つまたはそれらの組み合わせが、カバレッジランキングに対応するとき、前記RA−RNTI計算もまた、カバレッジランキングに対応することを含む、項目46に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目52)
通信ノードに適用可能なランダムアクセスのための装置であって、
ランダムアクセス情報を取得するように構成された情報取得モジュールであって、前記ランダムアクセス情報は、プリアンブル伝送のサブフレームシーケンス番号、前記プリアンブル伝送の無線フレームシーケンス番号を備える、情報取得モジュールと、
前記ランダムアクセス情報に従って、ランダムアクセス無線ネットワーク一時アイデンティティ(RA−RNTI)を判定するように構成されている、処理ユニットと
を備える、ランダムアクセスのための装置。
(項目53)
ランダムアクセスのための方法であって、
通信ノードが、ランダムアクセス情報を取得することと、
前記通信ノードが、ランダムアクセス応答ウィンドウ関連情報を判定することと
を含む、ランダムアクセスのための方法。
(項目54)
前記ランダムアクセス情報は、以下の、
ダウンリンクチャネル反復情報またはその入力としてこれを伴う関数、
ダウンリンク制御伝送周期(PDCCH周期)またはその入力としてこれを伴う関数、
ダウンリンク制御チャネル伝送間隔(PDCCH伝送持続時間)またはその入力としてこれを伴う関数、
ダウンリンク共有チャネル伝送周期(PDSCH周期)またはその入力としてこれを伴う関数、
ダウンリンク共有チャネル伝送間隔(PDSCH伝送持続時間)またはその入力としてこれを伴う関数、
アップリンクチャネル反復情報またはその入力としてこれを伴う関数、
アップリンクアクセスチャネル伝送周期(PRACH周期)またはその入力としてこれを伴う関数、
アップリンクアクセスチャネル伝送間隔(PRACH伝送持続時間)またはその入力としてこれを伴う関数、
のうちの1つまたはそれらの組み合わせを備える、項目53に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目55)
前記ランダムアクセス応答ウィンドウ関連情報は、
ランダムアクセス応答ウィンドウ開始時間、
ランダムアクセス応答ウィンドウ初期時間領域位置、
前記ランダムアクセス応答ウィンドウ開始時間と先頭伝送終了時間との間の間隔、
を備える、項目53に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目56)
ランダムアクセスのための方法であって、
通信ノードが、ランダムアクセス情報を取得することであって、前記ランダムアクセス情報は、プリアンブル伝送のスーパーフレームシーケンス番号を備える、ことと、
前記通信ノードが、前記ランダムアクセス情報に従って、ランダムアクセス無線ネットワーク一時アイデンティティ(RA−RNTI)を判定することと
を含む、ランダムアクセスのための方法。
(項目57)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA_RNTI=n0+k1×HSFN_id
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、n0およびk1は、係数であり、HSFN_idは、前記プリアンブル伝送のスーパーフレームシーケンス番号である、項目56に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目58)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA_RNTI=n0+k1×f(HSFN_id)
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、n0およびk1は、係数であり、f()は、その入力としてHSFN_idをとる関数を示し、HSFN_idは、前記プリアンブル伝送のスーパーフレームシーケンス番号である、項目56に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目59)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA_RNTI=n0+m×f(ki,C i )
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、f()は、その入力としてki、C i をとる関数を示し、C i は、ランダムアクセス情報であり、n0、m、およびkiは、係数である、項目56に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目60)
前記ランダムアクセス情報は、以下の、
前記プリアンブル伝送のスーパーフレームシーケンス番号(HSFN_id)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記プリアンブル伝送の無線フレームシーケンス番号(SFN_id)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記プリアンブル伝送のサブフレームシーケンス番号(subSFN_id)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記プリアンブル伝送の周波数領域位置インデックス(f_id)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記プリアンブル伝送の周波数領域オフセット(f_offset)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記プリアンブル伝送の副搬送波インデックス(tone_id)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記プリアンブル伝送の帯域インデックス(band_id)またはその入力としてこれを伴う関数と、
ダウンリンク制御チャネルの伝送周期(PDCCH周期)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記ランダムアクセスチャネル上の伝送周期(PRACH周期)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記プリアンブル伝送の間隔長(プリアンブル周期)であって、前記間隔は、計算または事前構成を通して取得され得る、間隔長(プリアンブル周期)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記RA応答ウィンドウ長(W_RAR)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記RA応答ウィンドウ長(W_RAR)によって持続される最大長(M W_RAR )と、
前記スーパーフレーム内に含有される無線フレームの数(HSFN数)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記ダウンリンク制御チャネル検索空間内で持続される効果的なサブフレームの数(RMax)またはその入力としてこれを伴う関数と、
前記ダウンリンク制御チャネル上の繰り返し数(Ri)またはその入力としてこれを伴う関数と
のうちの1つまたはそれらの組み合わせを備える、項目56−59のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目61)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA−RNTI=n0+k1×band_id+k2×floor(SFN_id/minPeriod)+k2×ceil(HSFNnumber/minPeriod)×(HSFN_id mod M W_RAR )
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、n0は、係数であり、minPeriodは、ランダムアクセスの最小周期であり、minPeriodに関する単位は、フレームであり、M W_RAR は、前記RA応答ウィンドウ長(W_RAR)によって持続される最大長であり、M W_RAR に関する単位は、スーパーフレームであり、kiは、正整数であり、i=1、2であり、floor()は、下方丸めを示し、ceil()は、上方丸めを示し、band_idは、前記プリアンブル伝送の帯域インデックスであり、SFN_idは、前記プリアンブル伝送の無線フレームシーケンス番号であり、HSFNnumberは、スーパーフレーム内に含有される無線フレームの数であり、HSFN_idは、前記プリアンブル伝送のスーパーフレームシーケンス番号である、項目56−60のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目62)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA−RNTI=n0+k1×band_id+k2×floor(SFN_id/minPeriod)+floor(Rmax/z)×[k2×ceil(HSFNnumber/minPeriod)×(HSFN_id mod M W_RAR )]
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、n0は、係数であり、minPeriodは、ランダムアクセスの最小周期であり、minPeriodに関する単位は、フレームであり、M W_RAR は、前記RA応答ウィンドウ長(W_RAR)によって持続される最大長であり、M W_RAR に関する単位は、スーパーフレームであり、zは、第1の閾値であり、値範囲は、正整数であり、kiは、正整数であり、i=1、2であり、floor()は、下方丸めを示し、ceil()は、上方丸めを示し、band_idは、前記プリアンブル伝送の帯域インデックスであり、SFN_idは、前記プリアンブル伝送の無線フレームシーケンス番号であり、HSFNnumberは、スーパーフレーム内に含有される無線フレームの数であり、HSFN_idは、前記プリアンブル伝送のスーパーフレームシーケンス番号であり、Rmaxは、前記ダウンリンク制御チャネル検索空間内の効果的なサブフレームの数である、項目56−60に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目63)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA−RNTI=n0+k1×band_id+k2×[floor(Rmax/z)×(HSFN_id mod M W_RAR )]+k3×floor(SFN_id/minPeriod)
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、n0は、係数であり、zは、第1の閾値であり、値範囲は、正整数であり、kiの値は、これに先行する1つ以上の因数を合計した後の最大値であり、i=1、2、3であり、floor()は、下方丸めを示し、M W_RAR は、前記RA応答ウィンドウ長(W_RAR)によって持続される最大長であり、band_idは、前記プリアンブル伝送の帯域インデックスであり、SFN_idは、前記プリアンブル伝送の無線フレームシーケンス番号であり、Rmaxは、前記ダウンリンク制御チャネル検索空間内の効果的なサブフレームの数であり、HSFN_idは、前記プリアンブル伝送のスーパーフレームシーケンス番号であり、minPeriodは、ランダムアクセスの最小周期である、項目56−60に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目64)
前記通信ノードが、ランダムアクセス情報に従って前記RA−RNTIを判定することは、
前記通信ノードが、
RA−RNTI=n0+k1×band_id+k2×(HSFN_id mod M W_RAR )+k3×M W_RAR ×floor(SFN_id/minPeriod)
として前記RA−RNTIを判定することを含み、
式中、n0は、係数であり、kiの値は、これに先行する1つ以上の因数を合計した後の最大値であり、kiは、正整数であり、i=1、2、3であり、floor()は、下方丸めを示し、M W_RAR は、前記RA応答ウィンドウ長(W_RAR)によって持続される最大長であり、band_idは、前記プリアンブル伝送の帯域インデックスであり、SFN_idは、前記プリアンブル伝送の無線フレームシーケンス番号であり、HSFN_idは、前記プリアンブル伝送のスーパーフレームシーケンス番号であり、minPeriodは、ランダムアクセスの最小周期である、項目56−60のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目65)
n0の値は、1である、項目56−64のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目66)
M W_RAR は、ダウンリンク制御チャネル伝送周期(PDCCH周期)に従って判定され、M W_RAR は、前記PDCCH周期×kに対応するスーパーフレームの最大数である、またはM W_RAR は、RAR検出ウィンドウに対応するスーパーフレームの最大数であり、kは、係数である、項目56−64のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目67)
以下のRA−RNTI計算式またはminPeriod値のうちの少なくとも1つは、以下の、ダウンリンク制御チャネル検索空間によって持続される効果的なサブフレームの数(Rmax)、前記ダウンリンク制御チャネル伝送周期、またはRARウィンドウ長のうちの少なくとも1つによって判定されることができる、項目56−66のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目68)
以下の、Rmax、前記ダウンリンク制御チャネル伝送周期、または前記RARウィンドウ長のうちの少なくとも1つに基づいて前記minPeriod値を判定することは、
最小PRACH周期として前記minPeriodを判定すること、
前記Rmax値に従って前記minPeriodを判定すること、
前記ダウンリンク制御チャネル伝送周期値に従って前記minPeriodを判定すること、または、
前記RARウィンドウ長に従って前記minPeriod値を判定すること、
を含む、項目67に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目69)
以下の、Rmax、前記ダウンリンク制御チャネル伝送周期、または前記RARウィンドウ長のうちの少なくとも1つに従って前記RA−RNTI計算式を判定することは、
前記Rmaxに従って前記RA−RNTI計算式を判定すること、
前記ダウンリンク制御チャネル伝送周期に従って前記RA−RNTI計算式を判定すること、または、
前記RARウィンドウ長に従って前記RA−RNTI計算式を判定すること、
を含む、項目67に記載のランダムアクセスのための方法。
(項目70)
k1は、1であり、k2は、システムにおける帯域の最大数である、項目61−64のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
(項目71)
zに関する値範囲は、2048、1024、512、256、128、64を含む、項目62−63のいずれかに記載のランダムアクセスのための方法。
本実施形態は、ここで、図面を参照して詳細に説明されるであろう。以下の説明の実施形態は、本願を説明および描写することのみを意味し、これを限定する役割を果たさないことに留意されたい。
式中、n0およびk1は、定係数であり、t_idは、プリアンブル伝送の初期サブフレームシーケンス番号であり、v_idは、以下の、プリアンブル伝送の初期無線フレームシーケンス番号、RA応答ウィンドウ長、プリアンブル伝送の間隔長であって、計算または事前構成を通して取得され得る、プリアンブル伝送の間隔長のうちの1つまたはそれらの組み合わせによる、包括的因数であり、式中、例えば、n0は、1であり、k1は、10である、またはk1=1+MAX(t_id)であり、MAX(t_id)は、t_id値範囲内の最大値を示し、t_idは、プリアンブル伝送の初期サブフレームシーケンス番号である。
本実施形態では、RA_RNTI=1+t_id+10×u_idである。
本実施形態では、RA_RNTI=1+t_id+10×v_idである。
本実施形態では、RA_RNTI=1+t_id+10×v_idである。
本実施形態では、RA_RNTI=1+(((t_id+u_id×10)/PRACHWinLen)mod WLen)である。
同一のカバレッジランキングに関して、ユーザ毎のPRACH反復因数は、同じであり、したがって、PRACHWinLenもまた、同一であるはずである。このように、利用可能なPRACHリソースは、PRACHWinLenに従ってグループ化されることができ、利用可能なPRACHリソースの各グループは、1人のユーザによってのみ占有されることができる。したがって、RA応答ウィンドウはさらに、PRACHWinLenに従って、いくつかのPRACHリソースグループに分類されることができ、RA応答ウィンドウ内の重複に関するユーザの最大数は、使用可能なPRACHリソースの数プラス1に等しく(ベースユーザおよび他のユーザが、プリアンブルを伝送し、そのユーザのRA応答ウィンドウ内でRA応答ウィンドウを開始することが可能である)、これらのユーザの実際のフレーム数は、RA応答ウィンドウ重複を生成することが可能な連続的フレーム数のセットにマッピングされ得ると仮定されることができる。
実施例1
2つの反復因数が存在し、全無線フレームがPRACHリソースとして構成される2つのサブフレームを有し、RA応答ウィンドウ長が20であると仮定すると、図3に示されるようにRA_RNTIのユーザシナリオを区別することが、必要である。グリッドマーキングを伴うサブフレームは、プリアンブル伝送位置であり、スラッシュマーキングを伴うサブフレームは、RA応答ウィンドウ位置である。
2つの反復因数が存在し、全無線フレームがPRACHリソースとして構成される10個のサブフレームを有し、RA応答ウィンドウ長が20であると仮定すると、図4に示されるようにRA_RNTIのユーザシナリオを区別することが、必要である。グリッドマーキングを伴うサブフレームは、プリアンブル伝送位置であり、スラッシュマーキングを伴うサブフレームは、RA応答ウィンドウ位置である。
実施形態では、
実施形態では、RA_RNTI=1+t_id+10×v_idである。
本実施形態では、
本実施形態では、RA_RNTI=1+s_id+w_id×PRACHWinLenである。
本実施形態では、RA_RNTI=1+w_id+s_id×PRACHFreLenである。
本実施形態では、RA_RNTI=n0+t_id+k1×v_iである。
Claims (5)
- ワイヤレス通信デバイスによって実行される方法であって、前記方法は、
ランダムアクセス情報を受信することであって、前記ランダムアクセス情報は、プリアンブル伝送の初期サブフレームの第1のシーケンス番号と、前記プリアンブル伝送の初期無線フレームの第2のシーケンス番号と、ランダムアクセス(RA)応答ウィンドウ長とを備える、ことと、
前記プリアンブル伝送の前記初期サブフレームの前記第1のシーケンス番号と、前記プリアンブル伝送の前記初期無線フレームの前記第2のシーケンス番号と、u_id mod(WLen/10)に基づく値とに従って、ランダムアクセス無線ネットワーク一時アイデンティティ(RA−RNTI)を判定することと
を含み、
u_idは、前記プリアンブル伝送の前記初期無線フレームの前記第2のシーケンス番号であり、WLenは、前記RA応答ウィンドウ長であり、modは、モジュラス演算を示す、方法。 - 前記RA−RNTIは、RA_RNTI=n0+t_id+k1×(u_id mod(WLen/10))に基づいて判定され、式中、n0およびk1は、定係数であり、t_idは、前記プリアンブル伝送の前記初期サブフレームの前記第1のシーケンス番号である、請求項1に記載の方法。
- ランダムアクセスのためのデバイスであって、前記デバイスは、
ランダムアクセス情報を受信するように構成されている受信ブロックであって、前記ランダムアクセス情報は、プリアンブル伝送の初期サブフレームの第1のシーケンス番号と、前記プリアンブル伝送の初期無線フレームの第2のシーケンス番号と、ランダムアクセス(RA)応答ウィンドウ長とを備える、受信ブロックと、
前記プリアンブル伝送の前記初期サブフレームの前記第1のシーケンス番号と、前記プリアンブル伝送の前記初期無線フレームの前記第2のシーケンス番号と、u_id mod(WLen/10)に基づく値とに従って、ランダムアクセス無線ネットワーク一時アイデンティティ(RA−RNTI)を判定するように構成されている処理ブロックと
を備え、
u_idは、前記プリアンブル伝送の前記初期無線フレームの前記第2のシーケンス番号であり、WLenは、前記RA応答ウィンドウ長であり、modは、モジュラス演算を示す、デバイス。 - 前記RA−RNTIは、RA_RNTI=n0+t_id+k1×(u_id mod(WLen/10))に基づいて判定され、式中、n0およびk1は、定係数であり、t_idは、前記プリアンブル伝送の前記初期サブフレームの前記第1のシーケンス番号である、請求項3に記載のデバイス。
- 請求項1〜2のうちのいずれか1つを実行するためのコンピュータ実行可能な命令が記憶されている非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
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