JP6927575B2 - 被服用芯材 - Google Patents

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本発明は、身体に着用する衣服、靴、帽子、アクセサリー、サポーター等の被服に用いられる芯材に関するものである。
従来から、身体に着用する衣服、靴、帽子、アクセサリー、サポーター等の被服において必要な箇所に芯材を挿入することで形状の保持や補強および身体を保護することが行われている。具体的には、ブラジャー、ボディスーツ、ブラスリップ、ブラキャミソール、ビスチェ、レオタード、水着およびスポーツウェアなどの女性用の衣料においては乳房の形状を保持するための乳房カップが用いられ、腰痛用のサポーターやコルセットにおいては、腰を支えてサポートするための保護用芯材が用いられる。
また帽子の前面に張り出して設けられる帽子用のツバにおいては、ツバの内部に芯材を挿入することで形状を保持することが一般的であり、ツバ部に使用する芯材として多種多様な素材が使用されている。
特許文献1は「柔軟復元性庇芯材を有する帽子」に関するものであり、全面に又は部分的に多数の切込みを設けた弾性合成樹脂板よりなる庇芯材を使用して必要な方向におのみ柔軟性を有し、他の方向には剛性を保つことが記載されている(請求項1、第3頁左欄第10行〜第17行)。
特許文献2は「帽子の庇芯」に関するものであり、厚紙又は発泡スチロール板等を三日月状に裁断し、その内側に一定曲率の縁を形成して、縁の両端部に縫込み舌片を一体に突設させた庇芯が記載されている(請求項1)。
また特許文献3は「作業帽および作業帽用ツバの芯材」に関するものであり、ツバ部2及び芯材3は帽子の庇状であって、略半円形状、略三日月形状若しくは略湾曲横長形状とされ、芯材3は可撓性を有するプラスチック板により形成されていることが記載されている(その段落0024,0025)。
特開昭61−102404号公報 実開昭51−101219号公報 特開2017−008422号公報
食品工場や医療現場等で着用される作業着や作業帽に関しては衛生管理を行うことが大変重要であり、毎日または1日おきに漂白剤やお湯等により洗濯する必要がある。作業着や作業帽等の被服に挿入された芯材は、着用および洗濯を繰り返すことで急速に劣化して形状変化を起こし、ねじれや折れ、ゆがみが発生してしまう。
また作業帽のツバは、作業中の粉塵や落下物から顔面を保護する、裸線の接触による感電を防ぐ、正面にある尖ったものや角から顔面を保護する、温度の高い設備にツバが接触した場合や機械加工の際に高温の切り屑が飛来した場合に顔面を保護する等大変重要な役割を果たし、芯材の折れやゆがみは労働災害を引き起こす危険性がある。
このように芯材は、経年使用時でも形状を保つことが重要でありかつ外部からの衝突による衝撃を吸収し、熱に強く耐熱性があり断熱性の高いものであることが望まれている。
しかしながら、特許文献1―3に記載された帽子用のツバの芯材は、弾性合成樹脂板、厚紙、発泡スチロール板、プラスチック板等の熱に弱い素材で形成されているため、温度の高いお湯等によって繰り返し洗濯した場合はすぐに劣化して形状変化を起こすうえ、ツバが高温の機械と接触した場合や高温の切り屑が飛来した場合は芯材が燃焼したり溶けだす可能性があり大変危険である。
また、芯材の形状を保つことや柔軟に変形し復元することは考慮されているが、芯材の衝撃吸収性に関してはなんら考慮されていない。
そこで本発明は、耐久性があり経年使用によっても適切に形状を保つことが可能で、軽量かつ衝撃吸収性が高く耐熱性、断熱性の高い被服用の芯材を提供することを目的とする。
本発明は、身体に着用する被服に用いられる被服用芯材において、前記被服用芯材は、シリコーン樹脂により形成されており、前記被服用芯材は多数の孔を有し、前記孔は隙間を最小限にするように並べられてハニカム構造を形成するか、又は、正六角形、正三角形または正円形を形成するとともに、少なくとも第1層および第2層が重ね合わされた複数層構造となっており、前記複数層にそれぞれ前記孔が形成され、前記複数層の孔が形成された多孔部の周囲を囲むように形成された周縁部とから構成され、前記周縁部は、前記複数層に跨るように連結されていることを特徴とする。
本発明によれば、被服用芯材に多数の孔が形成されているため、軽量化することができ最小限の材料で被服用芯材を提供することが可能で、さらに多数の孔により通気性がよく蒸れにくい芯材を提供することが可能となる。
またハニカム構造(蜂の巣構造)の軽量、高強度、高剛性、表面積が広い、衝撃吸収性が高い、断熱性能がある等優れた性質により、作業中の粉塵や落下物、正面にある尖ったものや角等から受ける衝撃を吸収して顔面を適切に保護することが可能となり、温度の高い設備や高温の切り屑にツバが接触した場合でも断熱効果によって火傷等による身体の損傷を防ぐことが可能となる。
本発明は、前記被服用芯材がシリコーン樹脂により形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、シリコーン樹脂の特徴である熱安定性、絶縁性、自己消火性により、充分な強度で耐熱性の高い芯材を提供することができる。
本発明の被服用芯材は、第1層および第2層が重ね合わされた2層構造となっており、前記第1層および前記第2層にそれぞれ前記孔が形成されていることを特徴とする。
また本発明は、前記第1層の孔の位置と前記第2層の孔の位置は、水平方向にずれた状態で設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、被服用芯材を2層構造とし、第1層の孔と第2層の孔の位置をずらした状態に形成することで、被服用芯材の強度および柔軟性を高め、経年使用によるツバ折れや型崩れ等の破損を防止することが可能となる。
本発明の被服用芯材は、前記多数の孔が形成された多孔部と前記多孔部の周囲を囲むように形成された周縁部とから構成され、前記周縁部の厚みは前記多孔部の厚みよりも小さく形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、多孔部を2層構造として被服用芯材の強度および柔軟性を高め、多孔部の周囲に形成された周縁部を多孔部の厚みよりも小さく形成することにより、身体に着用する衣服、靴、帽子、アクセサリー、サポーター等の被服において必要な箇所に芯材を簡単に挿入することが可能となる。
本発明の被服用芯材は、前記孔の形状が、正六角形、正三角形または正円形であることを特徴とする。
本発明によれば、孔の形状を芯材の用途によって適宜選択することが可能である。例えば、ハニカム構造(蜂の巣構造)を形成する孔の形状を正六角形にする場合、正六角形は辺(面)の数が多いため、一方向から力が加わった場合にその衝撃を他の面に分散して衝撃を吸収する力が強い芯材を提供することができる。ハニカム構造(蜂の巣構造)を形成する孔の形状を正三角形にする場合、正三角形は外部から力が加わっても変形し難い構造上の特徴があるため、強度が強い芯材を提供することが可能となる。
このように、芯材の用途によって孔の形状を選択することが可能であるうえ、第1層と第2層に設けられる孔の形状を異なる形状とすることや芯材の領域ごとに異なる孔の形状とすることも可能である。
本発明の被服用芯材は、帽子用のツバの芯材として使用されることを特徴とする。
外部からの衝突による衝撃を吸収し、熱に強く耐熱性があり断熱性の高い本発明の被服用芯材は、作業帽のツバのように形状の保持や補強だけでなく顔面等の身体を保護するための用途として好適に使用可能である。
本発明によれば、被服用芯材に多数の孔が形成されているため、軽量化することができ最小限の材料で被服用芯材を提供することが可能で、さらに多数の孔により通気性がよく蒸れにくい芯材を提供することが可能となる。
またハニカム構造(蜂の巣構造)の軽量、高強度、高剛性、表面積が広い、衝撃吸収性が高い、断熱性能がある等優れた性質により、作業中の粉塵や落下物、正面にある尖ったものや角等から受ける衝撃を吸収して顔面を適切に保護することが可能となり、温度の高い設備や高温の切り屑にツバが接触した場合でも断熱効果によって火傷等による身体の損傷を防ぐことが可能となる。
そして被服用芯材を2層構造とし、第1層の孔と第2層の孔の位置をずらした状態に形成することで、被服用芯材の強度および柔軟性を高め、経年使用によるツバ折れや型崩れ等の破損を防止することが可能となる。
本発明を適用した第1の実施形態の被服用芯材100を示す平面図である。 上記第1の実施形態の被服用芯材100を示すA−A断面図である。 上記第1の実施形態の被服用芯材100の多孔部10(第1層10aは実線、第2層10bは破線で示す)を示す拡大図である。 上記第1の実施形態の被服用芯材100を使用した作業帽を示す模式図である。 本発明を適用した第2の実施形態の被服用芯材200の多孔部210(第1層210aは実線、第2層210bは破線で示す)を示す拡大図である。 上記実施形態の被服用芯材300のその他の例(多孔部310)(第1層310aは実線、第2層310bは破線で示す)を示す拡大図である。 上記第1の実施形態の被服用芯材100のその他の例1を示す平面図である。 上記第1の実施形態の被服用芯材100のその他の例2を示す拡大図である。
本発明を実施するための形態を以下に図を用いて詳細に説明する。
(本発明の第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した第1の実施形態の被服用芯材100を示す平面図であり、図2は、上記第1の実施形態の被服用芯材100を示すA−A断面図である。図3は、上記第1の実施形態の被服用芯材100の多孔部10(第1層10aは実線、第2層10bは破線で示す)を示す拡大図である。
本実施形態の被服用芯材100は、身体に着用する衣服、靴、帽子、アクセサリー、サポーター等の被服の必要な箇所に挿入して形状の保持や補強および身体を保護するための芯部材であり、中心箇所に多数の孔が形成された多孔部10と、多孔部10の周囲を囲むように形成された周縁部20とから構成される。
被服用芯材100は、全体として三日月形状に湾曲した状態に形成され、シリコーン樹脂から形成される。シリコーン樹脂は220℃以下では変化しない熱安定性、絶縁性、自己消火性が特徴として挙げられ、充分な強度で耐熱性の高い芯材を提供することができる。ここで被服用芯材100を帽子用のツバの芯材として使用する場合を例として説明したが、三日月形状に限定されず使用する被服によって適宜選択可能である。
被服用芯材100は、長さ約18cm、幅約7.5cm、厚み約0.1cmとなっている。
多孔部10は、多数の孔11a,11b,・・・が形成された箇所であり、被服用芯材100の中心部に設けられている。多孔部10は2層構造となっており、第1層10aと第2層10bが重ね合わされて接合した状態で形成される。金型にシリコーン樹脂を流し込むことによって第1層10aと第2層10bが一体成形されていてもよいし、別々に形成された第1層と第2層を接着剤等を使用して接着してもよい。
孔11a,11bの形状は正六角形に形成されており、孔11a,11bは第1層10a,第2層10bに隙間を最小限にするように並べられてハニカム構造(蜂の巣構造)を形成している。また第1層10aの孔11aと第2層10bの孔11bの位置は、被服用芯材100の平面に対して水平方向にずれた状態で設けられる。本実施形態においては孔11aに対して孔11bは、正六角形の相対する頂点を結んだ対角線の二分の1の長さ分水平方向にずれており、孔11a(正六角形)の中心点に孔11bの頂点が位置するように孔11aと孔11bが配置されている。
周縁部20は、多孔部10の周囲を囲むように形成された部材で、周縁部20の厚みは多孔部10の厚みよりも小さく形成されている。
このように多孔部10に多数の孔11a,11bが形成されているため、比重が大きいシリコーン樹脂を芯材として使用しても被服用芯材100を軽量化することができ最小限の材料で被服用芯材100を提供することが可能で、さらに多数の孔11a,11bにより通気性がよく蒸れにくい芯材を提供することが可能となる。
またハニカム構造(蜂の巣構造)は、軽量、高強度、高剛性、表面積が広い、衝撃吸収性が高い、断熱性能がある等優れた性質をもっており、外部から力が加わった場合にその衝撃を他の面に分散して衝撃を吸収することが可能で、また多数の孔の内部に空気を閉じ込めることによって外部からの熱を通さないようにすることができる。
多孔部10をハニカム構造(蜂の巣構造)とすることによって、作業中の粉塵や落下物、正面にある尖ったものや角等から受ける衝撃を吸収して顔面を適切に保護することが可能となり、温度の高い設備や高温の切り屑にツバが接触した場合でも断熱効果によって火傷等による身体の損傷を防ぐことが可能となる。
さらに多孔部10を2層構造とし第1層10aの孔11aと第2層10bの孔11bの位置をずらした状態に形成することで、被服用芯材100の強度および柔軟性を高め、経年使用によるツバ折れや型崩れ等の破損を防止することが可能となる。
図4は、上記第1の実施形態の被服用芯材100を使用した作業帽を示す模式図である。
上述のように形成された被服用芯材100は、作業用帽子30のツバ部31に挿入されて使用される。被服用芯材100がシリコーン樹脂で形成されかつハニカム構造を有しているため、作業用帽子30を頻繁に洗濯しても被服用芯材100の形状安定性および耐熱性によりツバが破損することがないうえ、顔面を適切に保護することが可能となる。
(本発明の第2の実施形態)
図5は、本発明を適用した第2の実施形態の被服用芯材200の多孔部210(第1層210aは実線、第2層210bは破線で示す)を示す拡大図であり、図6は、上記実施形態の被服用芯材300のその他の例(多孔部310)(第1層310aは実線、第2層310bは破線で示す)を示す拡大図である。
第1の実施形態の被服用芯材100の孔11a,11bは正六角形に形成されていたが、本発明の第2の実施形態の被服用芯材200,300は、孔を正円形または正三角形としたものであり、その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるため、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
被服用芯材200,300の多孔部210,310は、多数の孔211a,211b,311a,311bが形成されており第1層210a,310aと第2層210b,310bの2層構造となっている。
孔211a,211bの形状は正円形に形成されており、孔211a,211bは第1層210a,第2層210bに隙間を最小限にするように並べられてハニカム構造(蜂の巣構造)を形成している。孔211a,211bの形状を正円形にすると孔の形状が正六角形の場合と比較すると孔211a,211b同士の隙間が大きくなって、孔211a,211bの総面積が小さくなってしまう。しかしながら、孔の形状が正円形であるため被服用芯材200を簡単に形成することが可能となり、製造の簡略化をすることができる。
また孔311a,311bの形状を正三角形にすることも可能である。正三角形は構造上強度が正六角形よりも強くなる。よって、正三角形の孔311a,311bを隙間なく並べてハニカム構造(蜂の巣構造)を形成すると、強度が強い頑丈な被服用芯材を提供することが可能となる。
孔211a,211b,311a,311bの形状は四角形でもよく、被服用芯材の用途によって適宜選択可能である。
以上、本実施の形態では、被服用芯材100を帽子のツバ芯として使用する場合を説明したが、ブラジャー、ボディスーツ、ブラスリップ、ブラキャミソール、ビスチェ、レオタード、水着およびスポーツウェアなどの乳房カップやサポーターやコルセットの保護用芯材としても適用可能である。
また、多孔部10,210,310は被服用芯材100,200,300の中心箇所全体に設けられていたが、両端部のみに設ける等、被服用芯材100,200,300の一部のみに設けることも可能である。
さらに、本実施形態においては、第1層と第2層に設けられる孔の形状を同様の形状としたが、第1層に設けられる孔の形状を正六角形とし第2層に設けられる孔の形状を正三角形とする等、第1層と第2層に設けられる孔を異なる形状とすることも可能である。例えば孔の形状を正三角形と正六角形とする場合は、正六角形をハニカム構造として使用した場合の特徴である衝撃吸収力の高さと正三角形をハニカム構造として使用した場合の強度の強さを兼ね備えた芯材を提供することができる。
そして、被服用芯材の中心箇所は孔の形状を正六角形とし芯材の両端は孔の形状を正三角形とする等、芯材の領域ごとに異なる孔の形状とすることも可能である(図8)。例えば、芯材の中心箇所は衝突物の衝撃を吸収する作用の大きい正六角形の孔とし芯材の両端はツバ折れや型崩れ等の破損を防ぐために強度の強い正三角形の孔とすることも可能である。
また、本実施形態の多孔部10は2層構造となっていたが、製造の簡易化および材料費削減の観点から1層構造でもよい(図7)。
100,200,300 被服用芯材、
10,210,310 多孔部、
10a,210a,310a 第1層、
10b,210b,310b 第2層、
11a,11b,211a,211b,311a,311b 孔、
20 周縁部、
30 作業用帽子、
31 ツバ部

Claims (7)

  1. 身体に着用する被服に用いられる被服用芯材において、前記被服用芯材は、シリコーン樹脂により形成されており、前記被服用芯材は多数の孔を有し、前記孔は隙間を最小限にするように並べられてハニカム構造を形成するか、又は、正六角形、正三角形または正円形を形成するとともに、少なくとも第1層および第2層が重ね合わされた複数層構造となっており、前記複数層にそれぞれ前記孔が形成され、前記複数層の孔が形成された多孔部の周囲を囲むように形成された周縁部とから構成され、前記周縁部は、前記複数層に跨るように連結されていることを特徴とする被服用芯材。
  2. 前記周縁部は、前記複数層に跨るように連結され、かつ、前記周縁部の厚みは前記多孔部の厚みよりも小さく形成されている部分が外周端側において形成されていることを特徴とする請求項1記載の被服用芯材。
  3. 前記被服用芯材は、第1層および第2層が重ね合わされた2層構造となっており、前記第1層および前記第2層にそれぞれ前記孔が連続して形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の被服用芯材。
  4. 前記第1層の孔の位置と前記第2層の孔の位置は水平方向にずれた状態で設けられ、前記孔が前記多層間を連続するように形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の被服用芯材。
  5. 前記被服用芯材は、第1層および第2層が重ね合わされた2層構造となっており、前記第1層および前記第2層にそれぞれ前記孔が形成され、前記第1層と前記第2層に設けられる前記孔の形状を異なる形状とするか、および/または、前記被服用芯材の領域ごとに異なる孔の形状とされていることを特徴とする請求項1ないし3記載の被服用芯材。
  6. 前記被服用芯材は、第1層および第2層が重ね合わされた2層構造となっており、前記第1層および前記第2層にそれぞれ前記孔が正六角形に形成されたものであり、前記第1層の孔の位置と前記第2層の孔の位置は、前記第1層の前記孔に対して前記第2層の前記孔が正六角形の相対する頂点を結んだ対角線の二分の1の長さ分水平方向にずれた状態で設けられ、前記第1層の前記孔の中心点に前記第2層の前記孔の頂点が位置するように前記孔が配置されていることを特徴とする請求項1ないし3記載の被服用芯材。
  7. 前記被服用芯材は、帽子用のツバの芯材として使用されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の被服用芯材。
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