JP6926553B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、転写ベルトユニットを備えた画像形成装置が広く利用されている。かかる画像形成装置は、感光体に形成されたトナー画像を転写ベルト(中間転写ベルト)に1次転写し、1次転写されたトナー画像を媒体に2次転写するものである。
特許文献1には、メンテナンスのために、転写ベルトユニットを筐体外部に引き出せる画像形成装置が開示されている。特許文献2には、転写ベルトの交換作業において新しく装着する転写ベルトの奥側端部が突き当てられる複数の突き当て部が開示されている。各突き当て部は転写ベルトのテンションを弱めた状態で起立姿勢となり、転写ベルトのテンションを強めた状態で横倒し姿勢となる。
特開2012−123233号公報 特開2010−217528号公報
転写ベルトの経年使用により、その端部に反りが生じることもある。反りの度合いが大きい場合には、転写ベルトの適正走行が期待できなくなる。そこで、転写ベルトの端部の上側に、その端部に近接対向した状態で、反りを抑制する部材(反り抑え部)が設けられる。転写ベルトの端部が上方に反ってきた際に、反り抑え部により端部の反り上がりが抑え込まれる。
一方、転写ベルトの経年使用により、その表面が劣化すると、画像形成不良が生じる。そこで、転写ベルトが所定の寿命に到達した場合、それが新しいものに交換される。交換作業の際には、一般に、転写ベルトユニットが筐体外部に引き出される。その引き出し状態で交換作業が行われる。この交換作業において、新たに装着する転写ベルトを正しい位置にセットするために、転写ベルトの奥側端部が突き当てられる突き当て部が利用される。
上記のような反り抑え部及び突き当て部を併設する場合、通常時においては、反り抑え部が転写ベルトの端部上方の所定位置に自動的に設置され、ベルト交換時においては、反り抑え部が転写ベルトの近傍から自動的に退避して、ベルト交換作業の邪魔をしないように構成することが求められる(第1のニーズ)。また同時に、ベルト交換時においては、基準面を構成する突き当て部が所定位置に自動的に設置され、通常時においては、突き当て部が転写ベルトの近傍から自動的に退避して、転写ベルトの走行を邪魔しないように構成することが求められる(第2のニーズ)。それら2つのニーズを満たすために2種類の機構を完全に別々に設けるならば装置構成が複雑化してしまう。
本発明の目的は、反り抑え、及び、基準面形成という2つのニーズを満たす構成を実現するに際して、それらの機能を完全に別々の機構で実現した場合よりも構成が簡略化されるようにすることにある。
請求項1に係る発明は、ベルト作動姿勢とベルト交換姿勢とをとる転写ベルトユニットを含み、前記転写ベルトユニットは、回転運動する転写ベルトと、前記転写ベルトユニットの奥側に設けられた連動機構と、を含み、前記連動機構は、前記転写ベルトユニットが前記ベルト作動姿勢をとった場合に前側への倒れ込み姿勢となり、前記転写ベルトユニットが前記ベルト交換姿勢をとった場合に奥側への起き上がり姿勢となる揺動体と、前記揺動体の一部分として構成され、前記揺動体の前記倒れ込み姿勢において前記転写ベルトの奥側端部の上方にせり出て前記奥側端部の反りを抑え、前記揺動体の前記起き上がり姿勢において退避状態となる反り抑え部と、前記揺動体の一部分又は前記揺動体の揺動運動が伝達される部材として構成され、前記揺動体の前記起き上がり姿勢において交換後の転写ベルトの奥側端部が突き当てられる基準面を形成し、前記揺動体の前記倒れ込み姿勢において退避状態となる突き当て部と、を含む、ことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記突き当て部は、前記揺動体の揺動運動が伝達される突き当て板を含み、前記揺動体と前記突き当て板が別部材として構成された、ことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記揺動体は、本体と、前記本体の上部から枝分かれした複数のアームと、を含み、前記複数のアームは、前記反り抑え部として機能する部分を備える第1のアームと、前記揺動体の起き上がり運動を前記突き当て板に直接的に又は間接的に伝達する作用端部を有する第2のアームと、を含む、ことを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記第2のアームの作用端部が上昇運動した場合に前記突き当て板が浮上し、これによって前記突き当て板の一面が前記基準面として機能し、前記第2のアームの作用端部が下降運動した場合に前記突き当て板が沈み込み、これによって前記突き当て板が前記退避状態となる、ことを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記突き当て部は前記揺動体の一部分として構成され、前記揺動体の本体、前記反り抑え部及び前記突き当て部が一体化されている、ことを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記本体の上部から枝分かれした複数のアームを含み、前記複数のアームは、前記反り抑え部として機能する部分を備える第1のアームと、前記突き当て部として機能する部分を備える第2のアームと、を含む、ことを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記ベルト作動姿勢は非傾斜姿勢であり、前記ベルト交換姿勢は前記転写ベルトユニットの奥側にある回転軸周りの回転運動により生じる傾斜姿勢である、ことを特徴とするものである。
請求項8に係る発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記転写ベルトユニットの奥側に前記転写ベルトの搬送方向に並んで複数の連動機構が設けられ、前記複数の連動機構が同期して作動する、ことを特徴とするものである。
請求項1に係る発明によれば、反り抑え、及び、基準面形成のための構成を実現するに際して、それらの機能を完全に別々の機構で実現した場合よりも構成が簡略化される。
請求項2に係る発明によれば、突き当て板の運動の自由度を高められる。
請求項3に係る発明によれば、本体に対して、反り抑え部及び作用端部の位置と姿勢とを個別的に定めることが容易となる。
請求項4に係る発明によれば、突き当て板の上下運動というシンプルな運動により基準面形成状態及び退避状態が選択的に形成される。
請求項5に係る発明によれば、別部材として突き当て部を設ける必要が無くなる。
請求項6に係る発明によれば、本体に対して、反り抑え部及び突き当て部の位置と姿勢とを個別的に定めることが容易となる。
請求項7に係る発明によれば、転写ベルトユニットが非傾斜姿勢から傾斜姿勢へ変化する際の回転運動を利用して揺動体の姿勢を変化させることができる。
請求項8に係る発明によれば、転写ベルトの反りを効果的に抑制でき、かつ、交換後の転写ベルトの平行状態を容易に形成できる。
本発明の実施形態における画像形成装置の概略構成図である。 本発明の実施形態における、転写ベルトを交換する際の転写ベルトユニットの状態について説明するための図である。 本発明の実施形態における転写ベルトユニットのベルト作動姿勢の示す斜視図である。 本発明の実施形態における転写ベルトユニットのベルト交換姿勢の示す斜視図である。 本発明の実施形態のベルト作動姿勢における連動機構の状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態のベルト作動姿勢における連動機構の状態を示す側面図である。 本発明の実施形態のベルト交換姿勢における連動機構の状態を示す側面図である。 本発明の別の実施形態の連動機構におけるベルト作動姿勢での当該連動機構の状態を示す側面図である。 本発明の別の実施形態の連動機構におけるベルト交換姿勢での当該連動機構の状態を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置10の概略構成図である。図1において、画像形成装置10の左右方向をX方向と記載し、奥行き方向(前後方向)をY方向と記載し、高さ方向をZ方向と記載する。他の図においても同じである。
画像形成装置10は、媒体が収容された2つの用紙カセット部12と、媒体を搬送する搬送路14と、搬送路14により搬送された媒体上にトナー画像を形成する画像形成部16とを含んで構成されている。図1に示すように、下から、用紙カセット部12、搬送路14、画像形成部16の順番で配置されている。
2つの用紙カセット部12の各々には、例えば、媒体のサイズや種別に応じて、媒体が収容されている。用紙カセット部12に収容された複数の媒体のうち一番上の媒体が送り出しローラ18により搬送路に送り出されるようになっている。搬送路14は、その一端が各用紙カセット部12に接続されており、画像形成部16を通って、その他端(図1の右側)が不図示の定着装置の搬送路に接続されている。それにより、用紙カセット部12から搬送路に送り出された媒体は、画像形成部16に向けて搬送され、その後、定着装置に向けて搬送されるようになっている。
画像形成部16は、露光ユニット20と、画像形成ユニット22と、転写ベルトユニット24とを備えている。このうち、露光ユニット20と画像形成ユニット22は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色毎に設けられている。
露光ユニット20は、後述する感光体26の表面に各色に対応した露光光を照射して感光体26上に静電潜像を形成するようになっている。画像形成ユニット22は、回転するように駆動される感光体26を有している。感光体26の周囲には、一例として、感光体26を帯電するコロナ放電方式(非接触帯電方式)の帯電器28と、帯電器28で帯電され露光ユニット20から照射された露光光により感光体26上に形成された静電潜像を各色のトナーで現像する現像器30と、転写後の感光体の表面をクリーニングするクリーニングブレード32とが設けられている。現像器30は、トナーを含んだ現像剤が充填された現像剤収容部材と、現像剤収容部材内に充填されたトナーを感光体26の表面に移動させる現像ロールとを含んで構成されている。現像剤収容部材には、不図示のトナーカートリッジからトナーが供給される。
転写ベルトユニット24は、各画像形成ユニット22の下側に設けられている。転写ベルトユニット24は、各感光体26と接触する転写ベルト38(中間転写ベルト)と、転写ベルト38の内側に配置され各感光体26上に形成されたトナー画像を転写ベルト38に多重転写させる4つの一次転写ロール40と、図示しないモータで駆動される駆動ロール42と、転写ベルト38を挟んで二次転写ロール44と対向配置された支持ロール46と、を含んで構成されている。
転写ベルト38は、無端状の部材であり、4つの一次転写ロール40、駆動ロール42、支持ロール46、及び複数個のその他のロールに巻き掛けられている。転写ベルト38は、駆動ロール42の回転により循環移動(回転運動)するようになっている。各一次転写ロール40は、転写ベルト38を挟んでそれぞれの各画像形成ユニット22の感光体26と対向配置されており、それにより、感光体26上に形成されたトナー画像が、転写ベルト38に一次転写される。
転写ベルト38と二次転写ロール44との間を媒体が通るように搬送路14が設けられており、媒体が転写ベルト38と二次転写ロール44との間に送り込まれるようになっている。二次転写ロール44は、転写ベルト38とで媒体を挟むと共に媒体上にトナー画像を転写するようになっている。すなわち、転写ベルト38上に多重転写された各色のトナー画像が、搬送路14上を搬送されてきた媒体に二次転写ロール44で二次転写される。これにより、媒体上にトナー画像が形成される。
図1では省略されているが、画像形成装置10には、媒体上に形成されたトナー画像を定着させるための定着装置が設けられている。搬送路14は、画像形成部16から右側に延びて、不図示の定着装置の搬送路に接続されている。
このように構成されていることにより、媒体は、用紙カセット部12から搬送路14に送り出され、搬送路14上の画像形成部16によりトナー画像が形成された後、定着装置に送り込まれる。そして、媒体は、定着装置によりトナー画像が定着させられた後に、画像形成装置10から排出されることになる。
本実施形態の画像形成装置10は、転写ベルトユニット24を正面側(装置手前側)に引き出すことが可能となっており、それにより、転写ベルト38の交換作業を行うことが可能となっている。図1では、引き出し可能な転写ベルトユニット24の位置が、破線で表されている。
図2は、転写ベルトユニット24が画像形成装置10の手前側(正面側、図2のY方向側)に引き出された状態を示す側面図である。図2において、破線は、転写ベルトユニット24が転写ベルト38を交換する際にとる姿勢(ベルト交換姿勢)における転写ベルトユニット24の位置を示している。図2において、小文字の各x,y,z方向は、ベルト交換姿勢における転写ベルトユニット24を基準とした軸方向を示しており、以降説明する図においても同じである。図2に示すように、転写ベルトユニット24の下部にはスライドフレームを構成するドロワー50が設けられており、転写ベルトユニット24はドロワー50に搭載されている。ドロワー50を画像形成装置10の手前側に引き出すと、その上に設けられた転写ベルトユニット24も同時に手前側に引き出されるようになっている。引き出された転写ベルトユニット24を、奥側を回転軸として、手前側を図2おいて反時計方向に回転させる(上側に移動させる)ことで、転写ベルトユニット24が傾斜し、ベルト交換姿勢となるようになっている。このベルト交換姿勢において、転写ベルト38の交換が行われる。
図3は、ドロワー50とその上部に設けられた転写ベルトユニット24とを示す図であり、転写ベルトユニット24の通常の姿勢(媒体にトナー画像を形成する際の姿勢)であるベルト作動姿勢を示す図である。図3に示すように、ベルト作動姿勢は非傾斜姿勢である。図3に示すように、転写ベルトユニット24には、2つの連動機構54が設けられている。2つの連動機構54は、転写ベルトユニット24の奥側(図3の左側)に、転写ベルトの搬送方向に並んで設けられている。2つの連動機構54は、同期して作動するようになっている。なお、連動機構54は、1つだけ設けられていてもよく、3つ以上設けられていてもよい。連動機構54には、転写ベルト38の奥側端部の反りを抑制する反り抑え部が設けられている。図示されていないが、転写ベルト38の手前側には、転写ベルト38の手前側端部の反りを抑制する反り抑え部材が設けられている。
転写ベルトユニット24の奥側には構造体110が設けられている。構造体110は、ドロワー50に固着されている下側部材112と、下側部材112から上方(Z方向)に向かって延びる3つの中間部材114と、中間部材114に接続され転写ベルトユニット24の脇に位置する上側部材116とを有している。詳細は後述するが、連動機構54は、転写ベルトユニット24の姿勢が転写ベルト38を交換する姿勢(ベルト交換姿勢)になった際に、上側部材116に接触するようになっている。
図示されていないが、転写ベルトユニット24の奥側には、転写ベルトの端部の位置を検出するセンサが設けられている。転写ベルト38を交換し、新たな転写ベルト38を取り付ける際には、転写ベルト38をセンサが読み取り可能な適切な位置に取り付けることが要求される。本実施形態の画像形成装置10は、後述するように、転写ベルト38を交換する際に、新たな転写ベルト38の奥側端部が突き当てられる突き当て板が用いられる。それにより、センサが読み取り可能な適切な位置に、簡易に、新たな転写ベルト38を取り付けることが可能となっている。
図4は、転写ベルトユニット24の転写ベルト38を交換する姿勢(ベルト交換姿勢)を示す図である。図4では、連動機構54や、転写ベルトユニット24のローラが省略されて描かれている。図4に示すように、転写ベルトを交換する際には、転写ベルトユニット24の手前側(図4の右側)が上に持ち上げられる。そして、転写ベルトのテンションが緩められ、古い転写ベルトが手前側から取り外される。そして、新しい転写ベルトが、手前側から取り付けられる。
図4に示すように、ベルト交換姿勢は、転写ベルトユニットの奥側(図4の左側)にある回転軸周りの回転運動により生じる傾斜姿勢である。
図5は、通常の姿勢であるベルト作動姿勢における連動機構54とその周辺を示す斜視図である。連動機構54は、ベース部56と、揺動体58とを含んで構成されている。ベース部56は、連動機構54を転写ベルトユニット24に固定するための部材である。ベース部56は、転写ベルトユニット24に設けられた外側平板部材64に対して2つのネジ66で取り付けられている(但し、図5においては1つのネジ66のみが描かれている)。揺動体58は、本体59と、複数のアームとを有している。揺動体58の本体59は、ベース部56に設けられた回転軸機構68に回転可能に取り付けられている。それにより、揺動体58の姿勢が変化する。詳しくは、図5に示す転写ベルト38側に倒れ込んでいる姿勢(倒れ込み姿勢)から、奥側(転写ベルト38から離れる側)への起き上がり運動時において、起き上がり姿勢へ変化する。その後、手前側への倒れ込み運動時において、起き上がり姿勢から倒れ込み姿勢に変化する。揺動体58には、バネ取付け孔70が設けられており、そのバネ取付け孔70に後述するバネ(図5では不図示)が取り付けられている。複数のアームは、本体59の上部から、それに連なって枝分かれしている。複数のアームは、転写ベルト38の反り抑え部72として機能する部分を備える第1のアーム60と、揺動体58の起き上がり運動を後述する突き当て板に伝達する作用端部を有する2つの第2のアーム62である。第2のアーム62の各々は、第1のアーム60を間に挟んで、左右に存在する。
このように、複数のアーム(反り抑え部72、及び、突き当て板に伝達する作用端部を含む)を揺動体58の本体59の上部から枝分かれした構成とすることで、揺動体58の本体59に対して、反り抑え部72及び作用端部の位置、姿勢を個別的に定めることが容易となる。
揺動体58の本体59の下部の脇には、ドロワーから延びて配置された上側部材116が存在する。転写ベルトユニット24には、転写ベルト38に沿って内側平板部材75が設けられている。内側平板部材75は、その一部が切り取られており、そこに転写ベルト38を交換する際に用いられる突き当て部74が上下にスライド可能に設けられている。突き当て部74は、基準面を形成する突き当て板76と、突き当て板76から外側に突出した突出板78とを有している。突き当て部74の突出板78には、揺動体58の2つの第2のアーム62が当接している。内側平板部材75と外側平板部材64との間には、中間平板部材80が設けられており、中間平板部材80の一部が突き当て部74の突出板78の下側に位置している。
図6は、ベルト作動姿勢における連動機構54の側面図である。連動機構54は、揺動体58に設けられたバネ取付け孔70(図6では不図示)と、ベース部56に設けられたバネ取付け孔84とにより、バネ86が保持されている。バネ86は、揺動体58が転写ベルト38側に倒れ込む姿勢(倒れ込み姿勢)となるように付勢している。突き当て部74の突き当て板76の下部と、内側平板部材75の間には付勢部材88が設けられている。その付勢部材88により突き当て部74が上側に飛び出すように付勢されている。
図6に示すように、媒体にトナー画像を形成する通常の姿勢(ベルト作動姿勢)では、揺動体58は転写ベルト38側に倒れ込んだ姿勢(倒れ込み姿勢)となっている。それにより、第1のアーム60の反り抑え部72が転写ベルト38の奥側端部の上方に配置され、反り抑え部72が転写ベルト38の反りを抑制する機能を果たす。また、第2のアーム62が、突き当て部74の突出板78を下側に押さえ込むことで、突き当て部74が転写ベルト38よりも下側に退避させられる。詳細には、突き当て部74の突き当て板76の上端が、転写ベルト38よりもαだけ下側に位置する。
図7は、ベルト交換姿勢における連動機構54の側面図である。転写ベルト38を交換するために、転写ベルトユニット24が傾けられた際(S100)には、連動機構54の揺動体58の本体59の下部が、ドロワーから延びて配置された上側部材116に接触することになる。揺動体58の本体59の下部は、上側部材116に接触することで反時計方向に回転し(S102)、揺動体58の本体59の上部も反時計方向に回転することになる(S104)。すなわち、図7に示すように、揺動体58が起き上がり状態(起き上がり姿勢)となる。このように、転写ベルトユニット24が非傾斜姿勢から傾斜姿勢へ変化する際の回転運動を利用して揺動体58の姿勢を変化させる。揺動体58が起き上がり状態となることで、第1のアーム60の反り抑え部72が転写ベルト38から退避した状態になる。また、突き当て部74の突出板78を下側に押さえ込んでいた2つの第2アーム62が起き上がることで、突き当て部74が、付勢部材88の付勢力により上側に飛び出ることになる(S106)。それにより、突き当て部74の突き当て板76の一部が、転写ベルト38よりも上側に位置することなる。これにより、新しい転写ベルト38を取り付ける際に、転写ベルト38を突き当て板76に突き当てることで、容易に正確な位置に転写ベルト38を取り付けることが可能となる。
上記のように、揺動体58と突き当て板76が別部材として構成されており、突き当て板76には揺動体58の揺動運動が伝達されるようになっている。揺動体58と突き当て板76が別部材として構成されることで、突き当て板76は揺動体58から独立して自由な運動を行うことが可能となる(運動の自由度が高められる)。
転写ベルト38を交換した後は、転写ベルトユニット24は通常の非傾斜状態に戻される。すなわち、転写ベルトユニット24はベルト作動姿勢に戻される。転写ベルトユニット24が通常の非傾斜状態に戻されると、揺動体58の本体59の下部は、上側部材116に接触しなくなり、連動機構54に設けられたバネ86の付勢力により、揺動体58は転写ベルト38側に倒れ込む姿勢に戻る。それにより、反り抑え部72は、転写ベルト38の上側に位置することになり、突き当て部74は、転写ベルト38よりも下側に退避させられた状態に戻る。
このように、第2のアーム62の作用端部が上昇運動した場合に突き当て板76が浮上し、これによって突き当て板76の一面が基準面として機能し、第2のアーム62の作用端部が下降運動した場合に突き当て板76が沈み込み、これによって突き当て板76が退避状態となる。突き当て板76の上下運動というシンプルな運動により基準面形成状態、及び、退避状態が選択的に形成される。
以上説明した本実施形態の画像形成装置10は、転写ベルトユニット24が連動機構54を含み、連動機構54は揺動体58を有している。揺動体58は、転写ベルトユニット24がベルト作動姿勢をとった場合に前側への倒れ込み姿勢となり、転写ベルトユニット24がベルト交換姿勢をとった場合に奥側への起き上がり姿勢となる。揺動体58の一部分として構成された反り抑え部72は、倒れ込み姿勢において転写ベルト38の奥側端部の上方にせり出て奥側端部の反りを抑え、起き上がり姿勢において退避状態となる。また、揺動体58の揺動運動が伝達される部材として構成された突き当て部74は、起き上がり姿勢において交換後の転写ベルト38の奥側端部が突き当てられる基準面を形成し、倒れ込み姿勢において退避状態となる。
このように構成されていることにより、転写ベルト38の作動状態における転写ベルト38の反り抑え、および、転写ベルト38の交換時における基準面形成という2つのニーズを満たす構成を実現するに際して、それらの機能を完全に別々の機構で実現した場合よりも構成を簡略化することができる。
上記2つのニーズ(第1のニーズおよび第2のニーズ)は、詳細に述べれば、次のものである。第1のニーズは、通常時において、反り抑え部72が転写ベルト38の端部上方の所定位置に自動的に設置され、ベルト交換時において、反り抑え部72が転写ベルト38の近傍から自動的に退避して、ベルト交換作業の邪魔をしないように構成するニーズである。第2のニーズは、ベルト交換時において、基準面を構成する突き当て部74が所定位置に自動的に設置され、通常時において、突き当て部74が転写ベルト38の近傍から自動的に退避して、転写ベルト38の走行を邪魔しないように構成するニーズである。これら第1のニーズと第2のニーズとは相補的関係に立つものである。本実施形態の画像形成装置10は、その相補的関係の性質を有効に活用した構成である。
図3に示したように、本実施形態の連動機構54は、転写ベルト38の搬送方向に並んで複数設けられている。それにより、転写ベルト38の反りを効果的に抑制できると共に、交換後の転写ベルト38の平行状態を容易に形成できる。
以上説明した実施形態では、揺動体58の第2のアーム62の作用端部が、揺動体58の起き上がり運動を、間接的に(突き当て部74の突出板78を介して)突き当て板76に伝達していた。しかし、突き当て板76に伝達できる限りにおいて、それは、直接的に伝達されるものであっても良い。また、突き当て板76に伝達できる限りにおいて、1又は複数の部材を介して、伝達されるものであっても良い。
次に、別の実施形態の連動機構90について説明する。図8は、別の実施形態の連動機構90のベルト作動姿勢を示す側面図である。図8では、図6と同様の部材には同一の符号を付してある。以下では、図6と同様の部材については説明を省略する。図8に示す連動機構90は、突き当て部98が揺動体58の一部分として構成されている。すなわち、揺動体58の本体59、反り抑え部92、および突き当て部98が一体化されている。これにより、別部材として突き当て部を設けることを不要としている。
図8に示すように、揺動体58は、本体59と、本体59の上部から枝分かれした複数のアームを有している。複数のアームは、反り抑え部92として機能する部分を備える第1のアーム94と、突き当て部98として機能する部分を備える第2のアーム96である。第2のアーム96は、回転軸機構68側から転写ベルト38側に向かって延び、途中で、角度を下側に変えて延びている。突き当て部98は、第2のアーム96のうち、下側に延びている部分100により機能する。第2のアーム96は、その全体が第1のアーム94に比べて下側に傾斜して設けられている。図示されていないが、第2のアーム96は、第1のアーム94を間に挟んで、左右に(図8のX方向)に2つ設けられている。すなわち、図5〜7を用いて説明した連動機構54における第2のアーム62と同様の構成である。
このように、複数のアーム(反り抑え部92、及び、突き当て部98を含む)を揺動体58の本体59の上部から枝分かれした構成とすることで、揺動体58の本体59に対して、反り抑え部92及び突き当て部98の位置、姿勢を個別的に定めることが容易となる。
図8に示すように、媒体にトナー画像を形成する通常の姿勢であるベルト作動姿勢では、揺動体58が倒れ込み姿勢となっており、第1のアーム94の反り抑え部92が転写ベルト38の上方に位置し、第2のアーム96の突き当て部98が転写ベルト38よりも下側に位置する。すなわち、反り抑え部92が転写ベルト38の反りを抑える機能を果たし、突き当て部98が通常のベルト動作を邪魔しないように退避させられる。
図9は、別の実施形態の連動機構90のベルト交換姿勢を示す側面図である。転写ベルト38を交換するために、転写ベルトユニット24が傾けられた際(S200)には、揺動体58の本体59の下部が、ドロワーから延びて配置された上側部材116に接触することになる。揺動体58の本体59の下部は、上側部材116に接触することで反時計方向に回転し(S202)、揺動体58の本体59の上部も反時計方向に回転することになる(S204)。すなわち、図9に示すように、揺動体58が起き上がり状態(起き上がり姿勢)となる。揺動体58が起き上がり状態となることで、第1のアーム94の反り抑え部92が転写ベルト38から退避した状態になる。また、第2のアーム96が起き上がることで、突き当て部98の一部が、転写ベルト38よりも上側に位置することになる。それにより、新しい転写ベルト38を取り付ける際に、転写ベルト38を突き当て部98(基準面)に突き当てることで、容易に正確な位置に転写ベルト38を取り付けることが可能となる。
以上説明した別の実施形態の連動機構90においても、転写ベルト38の作動状態における転写ベルト38の反り抑え、および、転写ベルト38の交換時における基準面形成という2つのニーズを満たす構成を実現するに際して、それらの機能を完全に別々の機構で実現した場合よりも構成を簡略化することができる。
10 画像形成装置、16 画像形成部、24 転写ベルトユニット、38 転写ベルト、40 一次転写ロール、42 駆動ロール、44 二次転写ロール、46 支持ロール、50 ドロワー、54 連動機構、58 揺動体、59 揺動体の本体、60,94 第1のアーム、62,96 第2のアーム、72,92 反り抑え部、74,98 突き当て部、76 突き当て板、110 構造体、116 上側部材。

Claims (8)

  1. ベルト作動姿勢とベルト交換姿勢とをとる転写ベルトユニットを含み、
    前記転写ベルトユニットは、
    回転運動する転写ベルトと、
    前記転写ベルトユニットの奥側に設けられた連動機構と、
    を含み、
    前記連動機構は、
    前記転写ベルトユニットが前記ベルト作動姿勢をとった場合に前側への倒れ込み姿勢となり、前記転写ベルトユニットが前記ベルト交換姿勢をとった場合に奥側への起き上がり姿勢となる揺動体と、
    前記揺動体の一部分として構成され、前記揺動体の前記倒れ込み姿勢において前記転写ベルトの奥側端部の上方にせり出て前記奥側端部の反りを抑え、前記揺動体の前記起き上がり姿勢において退避状態となる反り抑え部と、
    前記揺動体の一部分又は前記揺動体の揺動運動が伝達される部材として構成され、前記揺動体の前記起き上がり姿勢において交換後の転写ベルトの奥側端部が突き当てられる基準面を形成し、前記揺動体の前記倒れ込み姿勢において退避状態となる突き当て部と、
    を含む、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記突き当て部は、前記揺動体の揺動運動が伝達される突き当て板を含み、
    前記揺動体と前記突き当て板が別部材として構成された、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記揺動体は、本体と、前記本体の上部から枝分かれした複数のアームと、を含み、
    前記複数のアームは、
    前記反り抑え部として機能する部分を備える第1のアームと、
    前記揺動体の起き上がり運動を前記突き当て板に直接的に又は間接的に伝達する作用端部を有する第2のアームと、
    を含む、ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記第2のアームの作用端部が上昇運動した場合に前記突き当て板が浮上し、これによって前記突き当て板の一面が前記基準面として機能し、
    前記第2のアームの作用端部が下降運動した場合に前記突き当て板が沈み込み、これによって前記突き当て板が前記退避状態となる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記突き当て部は前記揺動体の一部分として構成され、
    前記揺動体の本体、前記反り抑え部及び前記突き当て部が一体化されている、ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記本体の上部から枝分かれした複数のアームを含み、
    前記複数のアームは、
    前記反り抑え部として機能する部分を備える第1のアームと、
    前記突き当て部として機能する部分を備える第2のアームと、
    を含む、ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記ベルト作動姿勢は非傾斜姿勢であり、
    前記ベルト交換姿勢は前記転写ベルトユニットの奥側にある回転軸周りの回転運動により生じる傾斜姿勢である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記転写ベルトユニットの奥側に前記転写ベルトの搬送方向に並んで複数の連動機構が設けられ、
    前記複数の連動機構が同期して作動する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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