JP6924415B2 - Comb plate tool, man conveyor and comb board tool - Google Patents
Comb plate tool, man conveyor and comb board tool Download PDFInfo
- Publication number
- JP6924415B2 JP6924415B2 JP2019048850A JP2019048850A JP6924415B2 JP 6924415 B2 JP6924415 B2 JP 6924415B2 JP 2019048850 A JP2019048850 A JP 2019048850A JP 2019048850 A JP2019048850 A JP 2019048850A JP 6924415 B2 JP6924415 B2 JP 6924415B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comb plate
- plate tool
- comb
- lateral direction
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 41
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 244000126211 Hericium coralloides Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
本発明は、コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具に関する。 The present invention relates to a comb plate tool, a man conveyor and a comb board tool.
従来、例えば、コムプレート具は、第1横方向の内側に向けて突出する櫛歯を有する第1櫛板具及び第2櫛板具を備えている(例えば、特許文献1及び2)。そして、第1櫛板具及び第2櫛板具は、第1横方向と直交する第2横方向に並列されている。これにより、第1櫛板具及び第2櫛板具の間に、第1横方向に沿って延びる継目部が形成されている。
Conventionally, for example, a comb plate tool includes a first comb board tool and a second comb board tool having comb teeth protruding inward in the first lateral direction (for example,
特許文献1に係るコムプレート具においては、継目部は、第1横方向の内側端部に配置され且つ第1櫛板具と第2櫛板具とが接合する接合部を備えている。しかしながら、接合部は、弾性又は軟性を有しているため、紐材が継目部に侵入する場合がある。
In the comb plate tool according to
また、特許文献2に係るコムプレート具は、櫛歯間の凹部に、第1横方向の内側に突出する突起を備えている。しかしながら、紐材が継目部に侵入した場合には、紐材は、第1櫛板具と第2櫛板具との間に、挟み込まれる。これにより、紐材を継目部から抜くことが困難になる。
Further, the comb plate tool according to
そこで、課題は、継目部に紐材が侵入することを抑制し、さらに、紐材が継目部に侵入した場合には、紐材が第1櫛板具と第2櫛板具との間に挟み込まれることを抑制することができるコムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具を提供することである。 Therefore, the problem is to prevent the string material from invading the seam, and when the string material invades the seam, the string is between the first comb plate and the second comb plate. It is to provide a comb plate tool, a man conveyor and a comb board tool which can suppress being pinched.
コムプレート具は、マンコンベヤの乗降床の端部に配置されるコムプレート具において、第1横方向の内側に向けて突出する櫛歯を有し、互いの間で継目部を形成するように、第1横方向と直交する第2横方向に並列される第1櫛板具及び第2櫛板具を備え、前記継目部は、第1横方向の内側端部に配置され且つ前記第1櫛板具と前記第2櫛板具とが接合する接合部と、前記接合部の第1横方向の外側に連接される開口部と、を備え、前記接合部は、剛性を有する。 The comb plate tool is a comb plate tool arranged at the end of the boarding / alighting floor of the man conveyor so as to have comb teeth protruding inward in the first lateral direction and to form a seam between them. A first comb plate tool and a second comb plate tool parallel to each other in the second lateral direction orthogonal to the first lateral direction are provided, and the joint portion is arranged at the inner end portion in the first lateral direction and the first The joint portion includes a joint portion at which the comb plate tool and the second comb plate tool are joined, and an opening connected to the outside of the first lateral direction of the joint portion, and the joint portion has rigidity.
また、コムプレート具においては、前記継目部は、前記開口部の第2横方向の寸法を保持するために、前記第1櫛板具と前記第2櫛板具とが前記開口部よりも第1横方向の外側で接合する保持部を備える、という構成でもよい。 Further, in the comb plate tool, in order to hold the second lateral dimension of the opening, the first comb plate tool and the second comb plate tool are more than the opening. 1 It may be configured to include a holding portion to be joined on the outside in the lateral direction.
また、コムプレート具は、平板状に形成されるプレート体を備え、前記プレート体は、前記第1櫛板具及び前記第2櫛板具を下方から支持する支持部を備え、前記開口部は、少なくとも前記支持部まで延びる、という構成でもよい。 Further, the comb plate tool includes a plate body formed in a flat plate shape, and the plate body includes a support portion for supporting the first comb board tool and the second comb board tool from below, and the opening is provided with a support portion. , At least it may extend to the support portion.
また、コムプレート具においては、前記接合部の第1横方向の寸法は、前記開口部の第2横方向の寸法以下である、という構成でもよい。 Further, in the comb plate tool, the dimension of the joint portion in the first lateral direction may be equal to or less than the dimension of the opening in the second lateral direction.
また、マンコンベヤは、前記のコムプレート具を備える。 Further, the man conveyor includes the above-mentioned comb plate tool.
また、櫛板具は、前記のコムプレート具の前記第1櫛板具及び前記第2櫛板具の少なくとも一方に用いられる。 Further, the comb plate tool is used for at least one of the first comb plate tool and the second comb plate tool of the comb plate tool.
以下、マンコンベヤ、コムプレート具及び櫛板具における一実施形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。なお、各図(図8及び図9も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。 Hereinafter, one embodiment of the man conveyor, the comb plate tool, and the comb plate tool will be described with reference to FIGS. 1 to 7. In each drawing (the same applies to FIGS. 8 and 9), the dimensional ratio of the drawings and the actual dimensional ratio do not always match, and the dimensional ratios between the drawings do not necessarily match. No.
図1に示すように、本実施形態に係るマンコンベヤ10は、躯体(例えば、梁)に設置される構造体11と、人を第1横方向D1へ搬送する搬送部12と、搬送部12を第2横方向D2で挟むように配置される一対の欄干部13,13(図1においては、一つのみを図示している)とを備えている。また、マンコンベヤ10は、搬送部12及び欄干部13を駆動させる駆動部14を備えている。
As shown in FIG. 1, the
図1において、第1横方向D1は、水平方向と平行な方向であって、前後方向D1といい、第2横方向D2は、水平方向と平行な方向で且つ第1横方向D1と直交する方向であって、幅方向D2といい、第3方向D3は、鉛直方向と平行な方向であって、上下方向D3という。なお、第1横方向D1において、内側は、マンコンベヤ10の第1横方向D1の中心に近い側となり、外側は、マンコンベヤ10の第1横方向D1の中心から遠い側となる。
In FIG. 1, the first lateral direction D1 is a direction parallel to the horizontal direction and is called the front-rear direction D1, and the second lateral direction D2 is a direction parallel to the horizontal direction and orthogonal to the first lateral direction D1. The direction is referred to as the width direction D2, and the third direction D3 is a direction parallel to the vertical direction and is referred to as a vertical direction D3. In the first lateral direction D1, the inside is the side closer to the center of the first lateral direction D1 of the
また、本実施形態に係るマンコンベヤ10は、人を搬送するために、踏面が階段状になるエスカレータであるが、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ10は、人を搬送するために、踏面が平面状となる移動歩道(動く歩道)であってもよい。
Further, the
搬送部12は、駆動部14に駆動されることによって無端回転する環状の走行部(例えば、チェーン)12aと、走行部12aに対して回転可能に接続され、人が乗る踏面を有する複数のステップ12bとを備えている。走行部12aは、第2横方向D2に離れて一対設けられている(図1においては、一つのみ図示している)。そして、複数のステップ12bは、一対の走行部12a,12aの間に配置され、それぞれの走行部12aに対して回転可能に接続されている。
The
欄干部13は、駆動部14に駆動されることによって無端回転する環状の手摺ベルト13aと、手摺ベルト13aを支持するベルト支持部13bとを備えている。また、欄干部13は、ベルト支持部13bの下部を覆うカバー部13cを備えている。
The
駆動部14は、ステップ12bが反転するように、走行部12aが巻き掛けられる一対の回転部(例えば、スプロケット)14a,14aと、回転部14aを回転させる駆動源(例えば、モータ)14bとを備えている。なお、回転部14aは、構造体11に回転可能に接続されている。
The
構造体11は、各構成12〜14を支持している。また、構造体11は、第1横方向D1のそれぞれの端部に、機械室11a,11aを備えている。具体的には、構造体11は、マンコンベヤ10の各乗降部10aの下方に、機械室11a,11aを備えている。また、マンコンベヤ10は、各乗降部10aの床を構成する乗降床15を備えている。乗降床15は、各機械室11a,11aを上方から覆うように、構造体11の上に設置されている。
The
乗降床15は、乗降部10aの床を構成するために、図2に示すように、構造体11の上に設置される複数の床プレート具15aを備えている。なお、床プレート具15aの個数は、特に限定されないが、本実施形態においては、三つとしている。また、乗降床15は、第1横方向D1の内側端部に配置されるコムプレート具1を備えている。
As shown in FIG. 2, the boarding / alighting
床プレート具15aは、欄干部13が設置されている状態において、構造体11に対して着脱可能である一方で、コムプレート具1は、欄干部13が設置されている状態において、構造体11に対して着脱不能である(なお、後述する「櫛板具」は、着脱可能である)。したがって、マンコンベヤ10を保守及び点検する際に、床プレート具15aは、構造体11から取り外され、コムプレート具1は、構造体11から取り外されない。
The
また、床プレート具15aは、例えば、ボルト及びナットのような固定材によって、構造体11に固定されていない。即ち、各床プレート具15aは、単に、構造体11の上に載せられているだけであって、自重によって、構造体11の上に設置されている。なお、床プレート具15aは、固定材によって、構造体11に不動に固定されていてもよい。
Further, the
図3及び図4に示すように、コムプレート具1は、平板状に形成されるプレート体2と、プレート体2の第1横方向D1の内側端部に着脱可能な複数の櫛板具3と、櫛板具3をプレート体2に固定する固定具4とを備えている。なお、コムプレート具1は、ボルト及びナットのような固定材によって、構造体11(図2参照)に不動に固定されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
プレート体2は、平板状に形成される本体部21と、本体部21の第1横方向D1の内側端部に連接され、複数の櫛板具3を下方から支持する支持部22とを備えている。なお、支持部22の厚みは、本体部21の厚みよりも、薄くなっている。
The
櫛板具3は、プレート体2の支持部22に固定される板状のベース部31と、ベース部31から第1横方向D1の内側に向けて突出する複数の櫛歯32とを備えている。複数の櫛歯32は、ステップ12b(図2参照)の踏面の凹凸と、非接触状態で噛み合うように、第2横方向D2に並列されている。なお、櫛板具3の個数は、複数であれば、特に限定されないが、本実施形態においては、コムプレート具1は、櫛板具3を七つ備えている。また、櫛歯32の個数は、特に限定されない。
The
固定具4は、特に限定されないが、本実施形態においては、雄ネジ材(例えば、ボルト)としている。そして、櫛板具3のベース部31は、固定具4に挿入される孔部33を備えており、プレート体2の支持部22は、固定具4のネジ部41と螺合するネジ部(雌ネジ)23を備えている。これにより、固定具4の頭部42がベース部31を止めることによって、櫛板具3は、プレート体2に固定されている。
The
なお、プレート体2及び櫛板具3の材質は、特に限定されないが、プレート体2の強度は、櫛板具3の強度よりも、大きくなっていることが好ましい。これにより、例えば、プレート体2は、金属で形成されていてもよく、また、例えば、櫛板具3は、硬質樹脂で形成されていてもよい。
The materials of the
ここで、隣り合う二つの櫛板具3,3の間で形成される継目部5の構造について、図5〜図7を参照しながら説明する。以下、二つの櫛板具3,3は、区別される際に、それぞれ第1櫛板具3a及び第2櫛板具3bと呼ばれる。
Here, the structure of the
図5〜図7に示すように、第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとが、第2横方向D2で並列されることによって、コムプレート具1は、第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとの間で、継目部5を形成している。なお、継目部5とは、第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとが接して形成される継目だけでなく、第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとの間に隙間を有して形成される継目も含む。
As shown in FIGS. 5 to 7, the first
櫛板具3a,3bは、櫛歯32,32間に配置される凹部34を備えている。図6及び図7に示すように、凹部34は、第2横方向D2の中央に、上下方向D3視で第1横方向D1の最も外側に位置する底部34aと、底部34aよりも第2横方向D2の外側に配置される底側部34bとを備えている。
The
底部34aは、上下方向D3視で、直線状であって、第2横方向D2に沿って延びている。また、底側部34bは、上下方向D3視で、第2横方向D2の外側に行くにつれて第1横方向D1の内側へ向かうように、形成されている。なお、本実施形態においては、底側部34bは、上下方向D3視で、曲線状であるが、直線状であってもよい。そして、底側部34bの第2横方向D2の外側端(第1横方向D1の内側端)は、櫛歯32の第2横方向D2の内側端(第1横方向D1の外側端)と連接されている。
The
継目部5は、第1横方向D1の内側端部に配置される接合部51と、接合部51の第1横方向D1の外側に連接される開口部52とを備えている。また、継目部5は、開口部52の形状を保持するために、開口部52よりも第1横方向D1の外側に配置される保持部53を備えている。
The
第1櫛板具3aは、ベース部31から第2櫛板具3bに向けて第2横方向D2に突出する凸部35を備えており、第2櫛板具3bは、ベース部31から第1櫛板具3aに向けて第2横方向D2に突出する凸部35を備えている。なお、凸部35は、ベース部31の、第1横方向D1の内側端部に配置されている。そして、各櫛板具3a,3bの凸部35,35同士が接合することによって、接合部51は、構成されている。
The first
接合部51は、凹部34の底部34aから、第1横方向D1の外側に向けて延びている。そして、接合部51は、変形しないように、剛性を有している。これにより、接合部51が紐材X1を止めるため、凹部34に侵入した紐材X1が継目部5に侵入することを抑制することができる。
The
しかしながら、紐材X1が接合部51に侵入する場合もある。そこで、接合部51の第1横方向D1の寸法W1は、開口部52の第2横方向D2の寸法W2以下であることが好ましい。これにより、接合部51の第1横方向D1の寸法W1が小さいため、接合部51に紐材X1が侵入した場合に、紐材X1が接合部51を通過して開口部52に侵入し易くなるため、紐材X1が接合部51で挟まれることを抑制することができる。
However, the string material X1 may invade the
なお、接合部51の第1横方向D1の寸法W1及び開口部52の第2横方向D2の寸法W2は、それぞれ特に限定されない。例えば、開口部52の第2横方向D2の寸法W2は、紐材X1が開口部52の内部を自由に移動できるように、1.5mm以上であることが好ましく、また、2.0mm以上であることがさらに好ましい。
The dimension W1 in the first lateral direction D1 of the
したがって、継目部5に侵入した紐材X2が、開口部52に侵入することによって、紐材X2が第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとの間に挟み込まれることを抑制することができる。これにより、紐材X2が開口部52の内部を自由に移動できるため、紐材X2を開口部52から抜くこともできる。
Therefore, it is possible to prevent the string material X2 that has invaded the
なお、第1櫛板具3aは、ベース部31に、第2横方向D2で凹む凹部36を備えており、第2櫛板具3bは、ベース部31に、第2横方向D2で凹む凹部36を備えている。なお、凹部36は、凸部35の第1横方向D1の外側に連接されている。そして、開口部52は、各櫛板具3a,3bの凹部36,36同士が結合することによって、構成されている。なお、開口部52は、変形しないように、剛性を有している。
The first
また、第1櫛板具3aは、ベース部31から第2櫛板具3bに向けて第2横方向D2に突出する突出部37を備えており、第2櫛板具3bは、ベース部31から第1櫛板具3aに向けて第2横方向D2に突出する突出部37を備えている。なお、突出部37は、凹部36の第1横方向D1の外側に連接されている。
Further, the first
そして、各櫛板具3a,3bの突出部37,37同士が接合することによって、保持部53は、構成されている。これにより、開口部52の第2横方向D2の寸法W2を保持することができるため、紐材X2が開口部52の内部を自由に移動できる。なお、保持部53は、変形しないように、剛性を有している。
The holding
ところで、開口部52の内部の紐材X2が保持部53に侵入した場合に、紐材X2が第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとの間に挟み込まれることになる。そこで、開口部52は、プレート体2の支持部22まで延びている。これにより、支持部22は、保持部53、具体的には、各櫛板具3a,3bの突出部37,37間を、下方から覆っている。
By the way, when the string material X2 inside the
したがって、紐材X2が開口部52から保持部53に侵入しようとしても、支持部22が紐材X2を止めるため、紐材X2が保持部53に侵入することを阻止できる。このように、継目部5に紐材X1が侵入することを抑制し、さらに、紐材X2が継目部5に侵入した場合には、紐材X2が第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとの間に挟み込まれることを抑制することができる。
Therefore, even if the string material X2 tries to invade the holding
なお、上方側の乗降床15のコムプレート具1について、説明したが、下方側の乗降床15のコムプレート具1においても、継目部5が接合部51及び開口部52を備えている、という構成でもよい。即ち、一対の乗降床15のコムプレート具1のうち、少なくとも一方において、継目部5が接合部51及び開口部52を備えている、という構成であればよい。
Although the
また、所定の隣り合う二つの櫛板具3a,3bについて、説明したが、全ての隣り合う二つの櫛板具3a,3b間で形成される継目部5が、接合部51及び開口部52を備えている、という構成でもよい。即ち、複数の、隣り合う二つの櫛板具3a,3bのうち、少なくとも一つの、隣り合う二つの櫛板具3a,3b間で形成される継目部5が、接合部51及び開口部52を備えている、という構成であればよい。
Further, although the predetermined two adjacent
以上より、本実施形態に係るマンコンベヤ10は、前記のコムプレート具1を備える。
From the above, the
そして、本実施形態に係るコムプレート具1は、マンコンベヤ10の乗降床15の端部に配置されるコムプレート具1において、第1横方向D1の内側に向けて突出する櫛歯32を有し、互いの間で継目部5を形成するように、第1横方向D1と直交する第2横方向D2に並列される第1櫛板具3a及び第2櫛板具3bを備え、前記継目部5は、第1横方向D1の内側端部に配置され且つ前記第1櫛板具3aと前記第2櫛板具3bとが接合する接合部51と、前記接合部51の第1横方向D1の外側に連接される開口部52と、を備え、前記接合部51は、剛性を有する。
The
そして、本実施形態に係る櫛板具3は、前記のコムプレート具1の前記第1櫛板具3a及び前記第2櫛板具3bの少なくとも一方に用いられる。
The
斯かる構成によれば、第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとが接合する接合部51は、継目部5の第1横方向D1の内側端部に配置されている。そして、接合部51が剛性を有しているため、継目部5に紐材X1が侵入することを抑制することができる。
According to such a configuration, the
また、開口部52は、接合部51の第1横方向D1の外側に連接されている。これにより、もし、紐材X1が接合部51に侵入して接合部51を通過した場合には、紐材X2は、開口部52に侵入することになる。したがって、紐材X2が継目部5に侵入した場合には、紐材X2が第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとの間に挟み込まれることを抑制することができる。
Further, the
また、本実施形態に係るコムプレート具1においては、前記継目部5は、前記開口部52の第2横方向D2の寸法W2を保持するために、前記第1櫛板具3aと前記第2櫛板具3bとが前記開口部52よりも第1横方向D1の外側で接合する保持部53を備える、という構成である。
Further, in the
斯かる構成によれば、開口部52よりも第1横方向D1の外側に位置する保持部53において、第1櫛板具3aと第2櫛板具3bは、接合している。したがって、保持部53によって、又は、接合部51と保持部53とが協働することによって、開口部52の第2横方向D2の寸法W2が保持される。
According to such a configuration, the first
また、本実施形態に係るコムプレート具1は、平板状に形成されるプレート体2を備え、前記プレート体2は、前記第1櫛板具3a及び前記第2櫛板具3bを下方から支持する支持部22を備え、前記開口部52は、少なくとも前記支持部22まで延びる、という構成である。
Further, the
斯かる構成によれば、支持部22は、第1櫛板具3a及び第2櫛板具3bを下方から支持しており、開口部52は、少なくとも支持部22まで延びている。これにより、保持部53が支持部22に下方から覆われているため、紐材X2が開口部52から保持部53に侵入しようとした場合には、紐材X2は、支持部22に止められる。したがって、紐材X2が開口部52から保持部53に侵入しようとすることを抑制することができる。
According to such a configuration, the
また、本実施形態に係るコムプレート具1においては、前記接合部51の第1横方向D1の寸法W1は、前記開口部52の第2横方向D2の寸法W2以下である、という構成である。
Further, in the
斯かる構成によれば、接合部51の第1横方向D1の寸法W1が小さくなっている。これにより、接合部51に紐材X12侵入した場合に、紐材X2が接合部51を通過して開口部52に侵入し易くなるため、紐材X2が接合部51で挟まれることを抑制することができる。
According to such a configuration, the dimension W1 of the first lateral direction D1 of the
なお、マンコンベヤ10、コムプレート具1及び櫛板具3は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、マンコンベヤ10、コムプレート具1及び櫛板具3は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
The
(1)上記実施形態に係るコムプレート具1においては、第1櫛板具3a及び第2櫛板具3bのそれぞれが、凸部35、凹部36及び突出部37を備えている、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成に限られない。例えば、図8及び図9に示すように、第1櫛板具3aは、凸部35、凹部36及び突出部37を備えており、第2櫛板具3bの第2横方向D2の端部は、平面状に形成されている、という構成でもよい。
(1) In the
図8及び図9に係るコムプレート具1においては、第1櫛板具3aの凸部35が第2櫛板具3bの端部と接合することによって、接合部51が構成され、第1櫛板具3aの突出部37が第2櫛板具3bの端部と接合することによって、保持部53が構成されている。そして、第1櫛板具3aの凹部36が第2櫛板具3bの端部から離れていることによって、開口部52が構成されている。
In the
(2)また、上記実施形態に係るコムプレート具1においては、継目部5は、開口部52よりも第1横方向D1の外側に保持部53を備えている、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、継目部5は、保持部53を備えていない、という構成でもよい。具体的には、継目部5は、接合部51及び開口部52のみから成り、開口部52は、櫛板具3a,3bの第1横方向D1の外側端まで延びている、という構成でもよい。
(2) Further, in the
(3)また、上記実施形態に係るコムプレート具1においては、開口部52は、支持部22まで延びている、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、開口部52は、支持部22まで延びていない、という構成でもよい。
(3) Further, in the
(4)また、上記実施形態に係るコムプレート具1においては、接合部51の第1横方向D1の寸法W1は、開口部52の第2横方向D2の寸法W2以下である、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成が好ましいものの、斯かる構成に限られない。例えば、接合部51の第1横方向D1の寸法W1は、開口部52の第2横方向D2の寸法W2よりも、大きい、という構成でもよい。また、例えば、接合部51の第1横方向D1の寸法W1は、開口部52の第2横方向D2の寸法W2よりも、小さい(開口部52の第2横方向D2の寸法W2と同じを含まない)、という構成でもよい。
(4) Further, in the
(5)また、上記実施形態に係るコムプレート具1においては、開口部52は、剛性を有し、変形しない、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成に限られない。例えば、開口部52は、第2横方向D2の寸法W2を大きくするために、変形可能である、という構成でもよい。
(5) Further, in the
例えば、開口部52の内周部は、弾性を有する、という構成でもよい。斯かる構成によれば、開口部52の内周部が弾性変形することによって、開口部52の第2横方向D2の寸法W2を変更することができる。また、例えば、開口部52の内周部は、周辺よりも厚みが薄い脆弱部を備えている、という構成でもよい。斯かる構成によれば、脆弱部が破断することによって、開口部52の第2横方向D2の寸法W2を変更することができる。
For example, the inner peripheral portion of the
(6)また、上記実施形態に係るコムプレート具1においては、継目部5は、上下方向D3視において、底部34aから延びている、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成に限られない。例えば、継目部5は、上下方向D3視で、底部34aよりも第1横方向D1の内側(例えば、底側部34b、櫛歯32)から延びる、という構成でもよい。
(6) Further, in the
(7)また、上記実施形態に係るコムプレート具1においては、凹部34は、底部34aと、底部34aの第2横方向D2の外側端に連接される底側部34bとを備えている、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成に限られない。例えば、凹部34は、底側部34bを備えておらず、底部34aの第2横方向D2の外側端は、櫛歯32に連接されている、という構成でもよい。
(7) Further, in the
(8)また、上記実施形態に係るコムプレート具1においては、第1櫛板具3a及び第2櫛板具3bは、それぞれプレート体2に対して着脱可能である、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成に限られない。例えば、第1櫛板具3a及び第2櫛板具3bのうち、一方は、プレート体2に対して着脱可能であって、他方は、プレート体2に対して着脱不能である、という構成でもよい。
(8) Further, in the
1…コムプレート具、2…プレート体、3…櫛板具、3a…第1櫛板具、3b…第2櫛板具、4…固定具、5…継目部、10…マンコンベヤ、10a…乗降部、11…構造体、11a…機械室、12…搬送部、12a…走行部、12b…ステップ、13…欄干部、13a…手摺ベルト、13b…ベルト支持部、13c…カバー部、14…駆動部、14a…回転部、14b…駆動源、15…乗降床、15a…床プレート具、21…本体部、22…支持部、23…ネジ部、31…ベース部、32…櫛歯、33…孔部、34…凹部、34a…底部、34b…底側部、35…凸部、36…凹部、37…突出部、41…ネジ部、42…頭部、51…接合部、52…開口部、53…保持部、D1…第1横方向、D2…第2横方向、D3…上下方向、X1…紐材、X2…紐材 1 ... Com plate tool, 2 ... Plate body, 3 ... Comb plate tool, 3a ... 1st comb plate tool, 3b ... 2nd comb plate tool, 4 ... Fixing tool, 5 ... Seam, 10 ... Man conveyor, 10a ... Boarding / alighting section, 11 ... structure, 11a ... machine room, 12 ... transport section, 12a ... traveling section, 12b ... step, 13 ... balustrade section, 13a ... handrail belt, 13b ... belt support section, 13c ... cover section, 14 ... Drive unit, 14a ... Rotating part, 14b ... Drive source, 15 ... Getting on and off floor, 15a ... Floor plate tool, 21 ... Main body part, 22 ... Support part, 23 ... Screw part, 31 ... Base part, 32 ... Comb teeth, 33 ... Hole, 34 ... Concave, 34a ... Bottom, 34b ... Bottom side, 35 ... Convex, 36 ... Concave, 37 ... Protruding, 41 ... Screw, 42 ... Head, 51 ... Joint, 52 ... Open Part, 53 ... Holding part, D1 ... 1st lateral direction, D2 ... 2nd horizontal direction, D3 ... Vertical direction, X1 ... String material, X2 ... String material
Claims (6)
第1横方向の内側に向けて突出する櫛歯を有し、互いの間で継目部を形成するように、第1横方向と直交する第2横方向に並列される第1櫛板具及び第2櫛板具を備え、
前記継目部は、
第1横方向の内側端部に配置され且つ前記第1櫛板具と前記第2櫛板具とが接合する接合部と、
前記接合部の第1横方向の外側に連接される開口部と、
前記開口部の第2横方向の寸法を保持するために、前記第1櫛板具と前記第2櫛板具とが前記開口部よりも第1横方向の外側で接合する保持部と、を備える、コムプレート具。 In the comb plate tool placed at the end of the floor of the man conveyor
A first comb plate tool having comb teeth protruding inward in the first lateral direction and parallel to each other in the second lateral direction orthogonal to the first lateral direction so as to form a seam between them. Equipped with a second comb board
The seam is
A joint portion arranged at the inner end portion in the first lateral direction and where the first comb plate tool and the second comb plate tool are joined.
An opening connected to the outside of the first lateral direction of the joint,
In order to hold the second lateral dimension of the opening, the first comb plate tool and the holding portion where the second comb plate tool is joined outside the first lateral direction with respect to the opening. Bei El, comb plate fixture.
前記凸部は、前記ベース部と同じ材質で一体的に形成される、請求項1に記載のコムプレート具。The comb plate tool according to claim 1, wherein the convex portion is integrally formed of the same material as the base portion.
前記プレート体は、前記第1櫛板具及び前記第2櫛板具を下方から支持する支持部を備え、
前記開口部は、少なくとも前記支持部まで延びる、請求項1又は2に記載のコムプレート具。 With a plate body formed in a flat plate shape,
The plate body includes a support portion that supports the first comb plate tool and the second comb plate tool from below.
The comb plate tool according to claim 1 or 2, wherein the opening extends at least to the support portion.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019048850A JP6924415B2 (en) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | Comb plate tool, man conveyor and comb board tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019048850A JP6924415B2 (en) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | Comb plate tool, man conveyor and comb board tool |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020147436A JP2020147436A (en) | 2020-09-17 |
JP6924415B2 true JP6924415B2 (en) | 2021-08-25 |
Family
ID=72431659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019048850A Active JP6924415B2 (en) | 2019-03-15 | 2019-03-15 | Comb plate tool, man conveyor and comb board tool |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6924415B2 (en) |
-
2019
- 2019-03-15 JP JP2019048850A patent/JP6924415B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020147436A (en) | 2020-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2014114140A (en) | Passenger conveyor | |
JP6924415B2 (en) | Comb plate tool, man conveyor and comb board tool | |
JP2009196737A (en) | Footstep of passenger conveyer | |
JP6924416B2 (en) | Comb plate tool, man conveyor and comb board tool | |
JP5618735B2 (en) | Passenger conveyor | |
JP4876849B2 (en) | Passenger conveyor skirt guard safety device | |
JP6191525B2 (en) | Passenger parapet | |
JP7001972B2 (en) | Com plate tool and man conveyor | |
JP7004223B2 (en) | Com plate tool, man conveyor and comb board tool | |
JP6919669B2 (en) | Com plate tool, man conveyor and comb board tool | |
JPWO2019064393A1 (en) | Passenger conveyor step lifting support device | |
JP6329877B2 (en) | Passenger conveyor | |
JP6840663B2 (en) | Comb board members and passenger conveyors | |
JP6895097B1 (en) | Skirt guard and man conveyor | |
JP5649673B2 (en) | Man conveyor step | |
JP6778419B2 (en) | Steps for man conveyors and man conveyors | |
JP5931967B2 (en) | Passenger conveyor | |
JP7344478B1 (en) | Man conveyor railing device and man conveyor | |
JP5627043B2 (en) | Passenger conveyor steps and passenger conveyors | |
JP6561910B2 (en) | Passenger conveyor | |
JP7014198B2 (en) | Floor plate tool and man conveyor | |
JP6981436B2 (en) | Manufacture method of man conveyor | |
JP2020142916A (en) | Man conveyor | |
JP7255724B1 (en) | Man conveyor structure, man conveyor, support, and manufacturing method of man conveyor structure | |
JP7115574B1 (en) | Guide device for carrier for man conveyor and manufacturing method for man conveyor |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200304 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210323 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210715 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6924415 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |