JP6922438B2 - tool - Google Patents
tool Download PDFInfo
- Publication number
- JP6922438B2 JP6922438B2 JP2017109965A JP2017109965A JP6922438B2 JP 6922438 B2 JP6922438 B2 JP 6922438B2 JP 2017109965 A JP2017109965 A JP 2017109965A JP 2017109965 A JP2017109965 A JP 2017109965A JP 6922438 B2 JP6922438 B2 JP 6922438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- light guide
- light source
- tool
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
この発明は、機械の状態を報知するための光源を備えた工具に関する。 The present invention relates to a tool provided with a light source for notifying the state of a machine.
従来、機械の状態を報知するためにLEDなどの光源を備えた工具が知られている(例えば特許文献1参照)。 Conventionally, a tool provided with a light source such as an LED for notifying the state of a machine is known (see, for example, Patent Document 1).
例えば、光源を点灯または点滅させることにより、消耗品の残量を報知することが行われている。具体的には、ファスナーの空打ちや作業の中断を防止するために、ファスナーの残量が一定数以下となった場合に報知を行う工具が知られている。 For example, the remaining amount of consumables is notified by turning on or blinking the light source. Specifically, in order to prevent blank hitting of fasteners and interruption of work, a tool that notifies when the remaining amount of fasteners falls below a certain number is known.
また、光源を点灯または点滅させることにより、バッテリの残量を報知することが行われている。具体的には、バッテリの残量が一定数以下となった場合に充電の必要性を報知することで、作業の中断を防止する工具が知られている。 In addition, the remaining amount of the battery is notified by turning on or blinking the light source. Specifically, there are known tools that prevent interruption of work by notifying the necessity of charging when the remaining amount of the battery becomes a certain number or less.
また、光源を点灯または点滅させることにより、機械の異常を報知することが行われている。具体的には、機械が高温になった場合や、モータがロックした場合に、異常状態を報知する工具が知られている。この報知によって使用者に異常状態を警告できるので、異常状態で使用し続けて機械が故障するリスクを低減させることができる。 Further, by turning on or blinking the light source, an abnormality of the machine is notified. Specifically, there are known tools that notify an abnormal state when the machine becomes hot or the motor locks. Since the user can be warned of the abnormal state by this notification, it is possible to reduce the risk of the machine breaking down by continuing to use the machine in the abnormal state.
しかしながら、こうした光源は基板に実装されているため、光源が発光する方向も自ずと制限されていた。このため、作業時にユーザの視界に入る位置に光源を設けることが困難であった。光源の位置がユーザの視界から外れていると、光源の点灯または点滅にユーザが気付かず、そのまま作業を続けてしまうおそれがあった。 However, since such a light source is mounted on a substrate, the direction in which the light source emits light is naturally limited. For this reason, it has been difficult to provide a light source at a position within the user's field of view during work. If the position of the light source is out of the user's field of view, the user may not notice the lighting or blinking of the light source and may continue the work as it is.
また、直射日光のもとでは光源の点灯や点滅が視認しづらいため、報知に気付かずに作業を続けてしまう可能性が高くなっていた。 In addition, since it is difficult to visually recognize the lighting and blinking of the light source in direct sunlight, there is a high possibility that the work will be continued without noticing the notification.
ユーザが報知に気付かずに作業を続けた場合、作業中に消耗品やバッテリが切れて作業を中断しなければならず、作業効率が低下する原因となる。また、ユーザが機械の異常の報知に気付かずに作業を続けた場合、異常な状態で使用し続けることで故障の原因となる。 If the user continues the work without noticing the notification, the consumables and the battery will run out during the work and the work must be interrupted, which causes a decrease in work efficiency. Further, if the user continues the work without noticing the notification of the abnormality of the machine, the continuous use in the abnormal state may cause a failure.
上記したような事情に鑑み、本発明は、光源が発光する方向を比較的自由に設定することができ、ユーザにとって視認性の良い報知を実現できる工具を提供することを課題とする。 In view of the above circumstances, it is an object of the present invention to provide a tool capable of relatively freely setting the light emitting direction of the light source and realizing a notification with good visibility for the user.
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、ハウジングと、前記ハウジングの内部に配設され、機械の状態を報知するために点灯制御される光源と、前記光源の光を導光する導光部と、を備え、前記導光部は、前記ハウジングの内部で前記光源に臨む入射部と、前記入射部から延設された棒状の出射部と、を備え、前記出射部は、グリップに対向するように前記グリップの長手方向に沿って前記ハウジングの表面に露出していることを特徴とする。 The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and the light source of the housing, the light source arranged inside the housing and controlled to be lit to notify the state of the machine, and the light of the light source. The light guide portion includes a light guide portion for guiding light, and the light guide portion includes an incident portion facing the light source inside the housing and a rod-shaped emitting portion extending from the incident portion. Is exposed on the surface of the housing along the longitudinal direction of the grip so as to face the grip .
本発明は上記の通りであり、ハウジングの内部に配設され、機械の状態を報知するために点灯制御される光源と、光源の光を導光する導光部と、を備え、出射部をハウジングの表面に沿って配置している。このような構成によれば、出射部をハウジングの表面に沿って延長することで、光源の配置に制約がある場合であっても光源が発光する方向を比較的自由に設定することができ、ユーザにとって視認性の高い報知を実現することができる。また、LED等の光源を増やさなくても広範囲を発光させることができるので、発光部の構造をシンプルにして製造コストを抑制することができる。 The present invention is as described above, and includes a light source that is arranged inside the housing and is controlled to be lit to notify the state of the machine, and a light guide portion that guides the light of the light source, and has an exit portion . It is placed along the surface of the housing. According to such a configuration, by extending the emitting portion along the surface of the housing, the direction in which the light source emits light can be set relatively freely even when the arrangement of the light source is restricted. It is possible to realize notification with high visibility for the user. Further, since it is possible to emit light in a wide range without increasing the number of light sources such as LEDs, the structure of the light emitting portion can be simplified and the manufacturing cost can be suppressed.
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては工具10として、射出口20aからファスナー(本実施形態においてはコ字形のステープル針)を射出する打ち込み工具を例に挙げて説明する。しかしながら、打ち込み工具は工具10の一例に過ぎず、本発明は周知の様々な工具10に適用することができる。
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, as the
適用可能な工具10の種類は特に限定されないが、本発明に適しているのは、可搬型動力工具である。また、後述する光源28を点灯させるための電源を備えていることが望ましく、工具本体にバッテリパック26を着脱可能とした工具10であれば、必然的に電源を備えることになる。本実施形態に係る工具10は、作業者がグリップ21を保持する電動工具であって、グリップ21の一方側にバッテリパック26が着脱され、グリップ21の他方側に出力部20が設けられている充電式工具である。このような工具10においては、作業者の視線は出力部20の方向に向いており、電源であるバッテリパック26の周辺に光源28を配置すると光源28が作業者の視界から外れるおそれがある。このような場合でも光源28の視認性を高めることができる点が、本発明の特徴の1つである。
The type of
具体的には、本実施形態に係る工具10は、図1に示すように、ハウジング11で覆われている。この工具10は、出力部20と、グリップ21と、マガジン23と、モータ収容部24と、バッテリ装着部25と、を備える。
Specifically, the
出力部20は、ファスナーを打ち出すためのドライバ(図示せず)を収容した部位である。ドライバは、出力部20の長手方向に摺動可能となっている。この出力部20の先端には、射出口20aが開口しており、この射出口20aの手前に打ち出し前のファスナーが待機している。後述するトリガ22が操作されてドライバが射出口20aの方向へ摺動すると、射出口20aの手前に待機しているファスナーがドライバによって射出口20aから打ち出され、被打ち込み材に打ち込まれるようになっている。
The
グリップ21は、作業者が工具10を使用するときに把持する棒状の部位である。このグリップ21は、出力部20に対して略直交するように接続されている。詳しくは、このグリップ21は、出力部20をファスナーの打ち出し方向に見たときに、出力部20の後方寄りに接続されている。このグリップ21には、工具10を作動させるためのトリガ22が設けられている。このトリガ22は、作業者がグリップ21を握ったときに人差し指がかかる位置に配設されている。作業者がトリガ22を引き操作すると、グリップ21に内蔵されたマイクロスイッチ22a(図3参照)がオンになる。マイクロスイッチ22aがオンになると、電気信号が制御基板27に送信され、制御基板27によってモータ24aが駆動制御されて工具10が作動し、ファスナーが打ち込まれる。
The
マガジン23は、ファスナーを装填するための部位である。本実施形態においては、ファスナーを棒状に連結した連結ファスナーをマガジン23に装填可能となっている。このマガジン23は、出力部20に対して略直交するように接続されており、グリップ21に対して略平行に配置されている。詳しくは、このマガジン23は、出力部20をファスナーの打ち出し方向に見たときに、出力部20の前方寄りに接続されている。マガジン23の先端は、内部において出力部20と連通しており、出力部20の先端(射出口20a付近)にファスナーを供給可能となっている。
The
モータ収容部24は、マガジン23に隣接して設けられており、図3に示すように、モータ24aを収容している。モータ24aは、工具10を作動させるための駆動源であり、このモータ24aの回転は後述する制御基板27によって制御されている。本実施形態においては、モータ24aが回転することで、ドライバが打ち込み動作を行うとともに、ドライバが待機位置への戻る動作が行われるようになっている。
The
バッテリ装着部25は、バッテリパック26を着脱可能とするための部位である。このバッテリ装着部25は、グリップ21の下端(出力部20とは反対側の端部)に設けられている。言い換えると、グリップ21の一方の端部には出力部20が接続されており、他方の端部にはバッテリ装着部25が接続されている。
The
なお、本実施形態においては、バッテリ装着部25の下面にバッテリパック26をスライドさせて着脱できるようになっている。特に図示しないが、バッテリパック26の上面にはラッチが出没可能に設けられており、このラッチがバッテリ装着部25の下面に係合することでバッテリパック26が工具10に取り付けられる。バッテリパック26を工具10に取り付けると、バッテリパック26と工具10とが電気的に接続された状態となり、バッテリパック26に蓄えられた電力を工具10で使用できる状態となる。
In the present embodiment, the
このバッテリ装着部25には、工具10の動作を制御するための制御基板27が内蔵されている。制御基板27は、図3に示すように、表面がグリップ21側に臨んでおり、裏面がバッテリパック26側に臨んでいる。グリップ21側に臨む表面には、各種電子部品が実装されており、例えばLEDで構成された光源28が実装されている。また、バッテリパック26側に臨む裏面には、バッテリパック26と電気的に接続するための端子が設けられている。
The
上記した制御基板27に実装された光源28は、機械の状態を報知するために点灯制御されるものである。
The
例えば、マガジン23内のファスナーが残り少なくなったことを検知したときに、制御基板27は、光源28を点灯または点滅させる。これにより、作業者にファスナーの装填を促すことができる。なお、この種の工具10を使用しているときには、被打ち込み材を手で押さえて作業をすることも多い。このため、作業中にファスナーがきれてしまうと、ファスナーを装填するために被打ち込み材から一度手を離さなければならず、作業効率が大きく低下する原因となる。この点、ファスナーの残量が少ないことが報知されると、作業者は予めファスナーを装填しておくことができるので、作業中にファスナーが不足する状況を回避でき、作業効率が向上する。また、ファスナーが無くなったことに気付かずに空打ちすることも防止することができる。
For example, when it is detected that the number of fasteners in the
また、バッテリパック26の充電が残り少なくなったことを検知したときに、制御基板27は、光源28を点灯または点滅させる。これにより、作業者にバッテリパック26の交換や充電を促すことができる。すなわち、作業の中断が極力起きないようにして、作業効率を向上させることができる。
Further, when it is detected that the
また、機械が高温になった場合やモータ24aがロックした場合など、機械の異常を検知したときに、制御基板27は、光源28を点灯または点滅させる。これにより、作業者に異常を報知することができるので、作業者が機械の状態を把握することができ、また、機械の故障防止に役立てることができる。
Further, when an abnormality of the machine is detected, such as when the machine becomes hot or the
なお、上記した報知は例に過ぎず、他の情報を光源28によって報知するようにしてもよい。
The above notification is merely an example, and other information may be notified by the
また、報知する情報ごとに点灯や点滅の態様を変化させるようにしてもよい。例えば、光源28として多色LEDを使用し、報知内容によって発光色を変えるようにしてもよい。具体的には、機械の異常を報知する場合には「赤」で報知し、ファスナーやバッテリパック26の残量表示をする場合には「青」や「緑」で報知する、といった態様としてもよい。このとき、多色LEDは、ユニット化された多色LEDを使用してもよいし、異なる色の複数のLEDを組み合わせて使用してもよい。
Further, the lighting and blinking modes may be changed for each information to be notified. For example, a multicolor LED may be used as the
ところで、上記した光源28はハウジング11の内部に配設されているため、そのままでは外部に光が届かない。このため、本実施形態においては、光源28の光を導光する導光部30を設けている。
By the way, since the
本実施形態に係る導光部30は、透明または半透明の樹脂で形成されており、光源28の光を入射させるとともに、入射した光を内部で拡散させ、表面において光を出射できるようにした部材である。
The
この導光部30は、図2に示すように、ハウジング11の表面に沿って配置されている。詳しくは、導光部30は、モータ収容部24の後面(ファスナーの打ち出し方向に見て後方の面)に配設されている。言い換えると、導光部30は、グリップ21に対向するハウジング11の表面に配設されている。この導光部30は、図5に示すような棒状部材であり、グリップ21の長手方向に沿って配置されている。
As shown in FIG. 2, the
この導光部30は、図5に示すように、入射部31と出射部32とを備える。
As shown in FIG. 5, the
入射部31は、光源28の光を入射させるための部位であり、光源28に臨む入射面31aを備えている。本実施形態においては、入射面31aを広く確保するために、入射部31は裾広がりの形状で形成されている。
The
出射部32は、光源28の光を出射させるための部位であり、入射部31に連続するように入射部31から延設されている。本実施形態に係る出射部32は、ハウジング11の表面に沿わせるために屈折した形状となっており、中間部33とストレート部34とからなる。中間部33およびストレート部34はそれぞれまっすぐな棒状であり、幅および厚みがほぼ一定に形成されている。中間部33とストレート部34とは、鈍角を形成するように接続されている。また、ストレート部34の裏側(ハウジング11に臨む側)には、係合部35が設けられている。係合部35は、導光部30をハウジング11に組み付けたときにハウジング11によって保持される部位である。本実施形態においては、係合部35とストレート部34との間に、係合部35の長手方向に沿って、係合溝36が設けられている。
The emitting
ハウジング11に組み付けられた出射部32の表面は、図4に示すように外部に露出しており、導光部30に入射した光を出射する出射面32aとなっている。この出射面32aには、光を拡散させるための表面加工が施されている。また、出射部32の内部には反射溝32bが形成されている。反射溝32bを形成することで、導光部30に光が入射したときに、反射溝32bとそれ以外の部分とで明暗差が生じるので、作業者は光源28(導光部30)が光っているか否かを視認しやすくなっている。また、本実施形態のように反射溝32bを複数設ければ、発光する部位を増やすことができるので、LED等の光源28を増やさなくても視認しやすくすることができる。なお、導光部30は、出射部32周辺のみで光を屈折・拡散させるようにした方が視認性を高め易いため、光源28(制御基板27)近くの入射部31の透明度をできるだけ高くし、出射部32の全部または一部(たとえば反射溝32bの周辺)をスリガラスの様に曇らせることがのぞましい。
As shown in FIG. 4, the surface of the exiting
なお、本実施形態に係るハウジング11は、左右に分割可能な一対の分割片12を組み合わせて構成されている。上記した導光部30は、図6等に示すように、この一対の分割片12によって両側から保持されることでハウジング11に組み付けられている。また、導光部30は、図2に示すように、一対の分割片12の接合面13a(分割線)に沿って配置されている。
The
一対の分割片12の接合部は、図6に示すような二重リブ構造となっている。すなわち、一対の分割片12は、互いに対向する接合突起13および保持突起14の2つの突起を備えている。
The joint portion of the pair of divided
接合突起13は、保持突起14よりも内側に設けられており、互いに接合する接合面13aを有する。一対の分割片12は、この接合面13aにおいて互いに嵌合する凹凸形状を備える。すなわち、一方の分割片12には接合面13aの長手方向に沿って形成された溝である凹形状13bが形成され、一方の分割片12にはこの凹形状13bに嵌合する凸形状13cが形成されている。この凹形状13bと凸形状13cとが嵌合することで、ハウジング11内部への水などの侵入を防ぎ、接合面13aにおける防水性能が高められている。
The
また、保持突起14は、接合突起13よりも外側に設けられており、導光部30の係合溝36に係合するようになっている。保持突起14が係合溝36に係合することで、接合突起13よりも外側において壁が形成されているため、ハウジング11内部への水などの侵入を更に防止できるようになっている。
Further, the holding
なお、接合突起13と保持突起14との間にはアリ溝状の組み付け溝15が形成されている。この組み付け溝15は、導光部30の係合部35を嵌め込むためのものである。導光部30をハウジング11に組み付けるときには、一対の分割片12を接合する前に組み付け溝15に係合部35を嵌め込み、その後、一対の分割片12を接合して導光部30を挟み込んで固定する。
A dovetail groove-shaped
ところで、導光部30は、図4に示すように、入射部31がハウジング11の内部で光源28に臨み、出射部32がハウジング11の外部でハウジング11の表面に取り付けられている。このため、導光部30は、ハウジング11を貫通するように取り付けられている。言い換えると、ハウジング11には導光部30を貫通させるための貫通孔17が形成されている。このような構成においては、貫通孔17からハウジング11の内部に水などが侵入するおそれがある。これを防止するため、本実施形態に係る導光部30には、ハウジング11を貫通する位置に、ハウジング11との隙間を埋めるためのシール部材39が取り付けられている。このシール部材39は、貫通孔17の内側面に形成されたシール保持溝16に組み付けられる。なお、導光部30には、図5に示すように、シール部材39を位置決めするような溝や突起は設けられていない。これは、溝や突起を設けると導光部30内で反射する光が溝や突起の影響を受けてしまうため、このような影響を排除するためである。
By the way, as shown in FIG. 4, the
以上説明したように本実施形態によれば、ハウジング11の内部に配設され、機械の状態を報知するために点灯制御される光源28と、光源28の光を導光する導光部30と、を備え、導光部30がハウジング11の表面に沿って配置されている。このような構成によれば、光源28が発光したときに導光部30が光るので、ハウジング11内の光をハウジング11外にまで導くことができる。また、導光部30をハウジング11の表面に沿って延長することで、光源28が発光する方向、位置、面積等を比較的自由に設定することができるので、ユーザにとって視認性の高い報知を実現することができる。
As described above, according to the present embodiment, the
例えば、本実施形態においては、光源28をそのまま点灯させると、バッテリ装着部25付近で点灯することになる。しかしながら、作業者は出力部20(射出口20a)付近を見ながら作業をしているため、出力部20(射出口20a)から離れた位置で点灯する光源28の光に気付きにくい可能性がある。この点、本実施形態によれば、導光部30によって光源28の光を出力部20(射出口20a)付近まで導くことができる。しかも、高範囲で点灯させることができるので、光源28の光が作業者の視界に入りやすい。すなわち、作業中の作業者であっても光源28の光に気付きやすい構造とすることができる。
For example, in the present embodiment, if the
また、導光部30は、光源28に臨む入射面31aを備えた入射部31と、入射部31から延設された出射部32と、を備え、入射部31は、ハウジング11の内部で光源28に臨み、出射部32は、ハウジング11の外部でハウジング11の表面に取り付けられている。このような構成によれば、ハウジング11内の光を確実にハウジング11外にまで導くことができる。
Further, the
また、導光部30には、ハウジング11を貫通する位置に、ハウジング11との隙間を埋めるためのシール部材39が取り付けられている。このような構成によれば、導光部30がハウジング11を貫通している場合でも、防水性能を確保することができる。
Further, a
また、導光部30は、グリップ21の長手方向に沿って配置された棒状部材である。このような構成によれば、光の直進性を生かして光源28から離れた位置まで導光することができる。例えば、出力部20(射出口20a)に近い位置まで導光することができ、作業者が光源28の点灯または点滅に気付きやすくすることができる。
Further, the
また、ハウジング11は、一対の分割片12を組み合わせて構成されており、導光部30は、一対の分割片12の接合面13aに沿って配置されている。このような構成によれば、一対の分割片12によって導光部30を挟み込んで保持できるので、導光部30の組み付けを容易とすることができる。
Further, the
また、一対の分割片12は、互いに対向する2つの突起を備えた二重リブ構造である。このような構成によれば、一対の分割片12によって導光部30を挟み込んで保持した場合でも、この保持した箇所からの水の侵入を効果的に防止できる。
Further, the pair of divided
また、バッテリパック26を着脱可能とするためのバッテリ装着部25を備え、バッテリ装着部25には、光源28が実装された制御基板27が内蔵されており、導光部30は、バッテリ装着部25の内部から外部へと延出している。このような構成によれば、電源基板やLED基板を別の位置に配置しなくても、制御基板27に直接バッテリパック26を接続し、制御基板27に直接LEDなどの光源28を実装することができる。よって、部品点数を減らして機械を小型化することができる。また、このように構成を簡素にした場合でも、バッテリ装着部25から導光部30が延出しているので、発光位置を自由に設定することができる。
Further, a
また、導光部30は、図2に示すように、工具10を把持した作業者に臨むように配置されている。このため、作業中の作業者であっても光源28の光に気付きやすい構造とすることができる。
Further, as shown in FIG. 2, the
なお、図7は本実施形態の変形例1に係る図である。この図7に示すように、導光部30を不完全に覆う庇部40を設けるようにしてもよい。このように庇部40を設けることで、直射日光のもとでも光源28の点灯や点滅に気付きやすくすることができる。すなわち、庇部40を設けることで、導光部30に日光が当たらない場所ができる(すなわち影ができる)ので、光源28の点灯や点滅が視認しやすくなる。
Note that FIG. 7 is a diagram relating to a modification 1 of the present embodiment. As shown in FIG. 7, an
また、図8は本実施形態の変形例2に係る図である。この図8に示すように、モータ収容部24の背面以外の場所に導光部30を設けてもよい。例えば、出力部20の上面(グリップ21が接続された面とは反対側の面)に導光部41を設けてもよい。また、工具10の背面(ファスナーの打ち込み方向に見て手前側の面)に導光部42を設けてもよい。
Further, FIG. 8 is a diagram relating to a modification 2 of the present embodiment. As shown in FIG. 8, the
なお、図1の導光部45に示すように、工具10の先端方向に向けて光を出射するように導光部45を配置してもよい。言い換えると、工具10の先端(施工する部材に接触する部位。図1に示すような打ち込み工具であれば、射出口20aが設けられた部位)を照らすように導光部45を配置してもよい。このとき、工具10の先端だけでなく、施工される部材の表面も照らすように導光部45を配置してもよい。このように構成すれば、作業者は、常に工具10の先端を注視しているので、作業者に認知されやすい報知を実現できる。また、この導光部45を使用して、情報の報知だけではなく、工具10の先端の作業箇所の照射を行うようにしてもよい。このとき、導光部45を用いて広範囲から先端を照らすようにすれば、部材表面に陰が出来にくいので、作業箇所を見やすくすることができる。
As shown in the
10 工具
11 ハウジング
12 分割片
13 接合突起
13a 接合面
13b 凹形状
13c 凸形状
14 保持突起
15 組み付け溝
16 シール保持溝
17 貫通孔
20 出力部
20a 射出口
21 グリップ
22 トリガ
22a マイクロスイッチ
23 マガジン
24 モータ収容部
24a モータ
25 バッテリ装着部
26 バッテリパック
27 制御基板
28 光源
30 導光部
31 入射部
31a 入射面
32 出射部
32a 出射面
32b 反射溝
33 中間部
34 ストレート部
35 係合部
36 係合溝
39 シール部材
40 庇部
41 導光部
42 導光部
45 導光部
10
Claims (8)
前記ハウジングの内部に配設され、機械の状態を報知するために点灯制御される光源と、
前記光源の光を導光する導光部と、
を備え、
前記導光部は、前記ハウジングの内部で前記光源に臨む入射部と、前記入射部から延設された棒状の出射部と、を備え、
前記出射部は、グリップに対向するように前記グリップの長手方向に沿って前記ハウジングの表面に露出していることを特徴とする、工具。 With the housing
A light source arranged inside the housing and controlled to be lit to notify the state of the machine,
A light guide unit that guides the light of the light source and
With
The light guide portion includes an incident portion facing the light source inside the housing and a rod-shaped emitting portion extending from the incident portion.
A tool , wherein the exiting portion is exposed to the surface of the housing along the longitudinal direction of the grip so as to face the grip.
前記棒状の出射部は、前記一対の分割片の接合面に沿って配置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の工具。 The housing is composed of a combination of a pair of divided pieces.
The tool according to any one of claims 1 to 4 , wherein the rod-shaped emitting portion is arranged along a joint surface of the pair of divided pieces.
前記バッテリ装着部には、前記光源が実装された制御基板が内蔵されており、
前記導光部は、前記バッテリ装着部の内部から外部へと延出していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の工具。 Equipped with a battery mounting part to make the battery pack removable
A control board on which the light source is mounted is built in the battery mounting portion.
The tool according to any one of claims 1 to 6 , wherein the light guide portion extends from the inside of the battery mounting portion to the outside.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017109965A JP6922438B2 (en) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | tool |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017109965A JP6922438B2 (en) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | tool |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018202536A JP2018202536A (en) | 2018-12-27 |
JP6922438B2 true JP6922438B2 (en) | 2021-08-18 |
Family
ID=64954808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017109965A Active JP6922438B2 (en) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | tool |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6922438B2 (en) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7114187B2 (en) * | 2018-10-29 | 2022-08-08 | 株式会社大一商会 | game machine |
JP7114186B2 (en) * | 2018-10-29 | 2022-08-08 | 株式会社大一商会 | game machine |
JP7114185B2 (en) * | 2018-10-29 | 2022-08-08 | 株式会社大一商会 | game machine |
JP7043141B2 (en) * | 2018-10-29 | 2022-03-29 | 株式会社大一商会 | Pachinko machine |
JP7114184B2 (en) * | 2018-10-29 | 2022-08-08 | 株式会社大一商会 | game machine |
EP4063077A1 (en) | 2021-03-22 | 2022-09-28 | Guido Valentini | Hand-held power tool having a tool housing with an elongated light emitting device |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10248921A1 (en) * | 2002-10-17 | 2004-05-13 | C. & E. Fein Gmbh & Co Kg | Electric tool e.g. edge grinder, with universal motor drive having self-supporting stator with support parts at its ends supporting motor shaft and motor brushes |
JP4111173B2 (en) * | 2004-06-17 | 2008-07-02 | 松下電工株式会社 | Portable electric tool |
JP4593227B2 (en) * | 2004-10-05 | 2010-12-08 | 株式会社マキタ | Electric tool |
JP3110475U (en) * | 2005-02-17 | 2005-06-23 | 株式会社三和コンサルタント | Light receiving type light emitting sign board |
JP5002999B2 (en) * | 2006-03-30 | 2012-08-15 | マックス株式会社 | Electric tool with illumination light |
JP5082899B2 (en) * | 2008-02-06 | 2012-11-28 | マックス株式会社 | Stopper residual amount detection mechanism and stopper residual amount detection method for hand-held tools |
JP5354363B2 (en) * | 2009-06-16 | 2013-11-27 | 日立工機株式会社 | Electric tool |
JP5452276B2 (en) * | 2010-02-18 | 2014-03-26 | 株式会社マキタ | Power tool lighting device |
JP5992763B2 (en) * | 2012-08-17 | 2016-09-14 | 株式会社東日製作所 | Torque screwdriver |
JP6412795B2 (en) * | 2014-12-24 | 2018-10-24 | 矢崎総業株式会社 | Display device |
JP6736434B2 (en) * | 2016-09-13 | 2020-08-05 | 株式会社マキタ | Portable processing machine |
-
2017
- 2017-06-02 JP JP2017109965A patent/JP6922438B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018202536A (en) | 2018-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6922438B2 (en) | tool | |
US8529084B2 (en) | Hand-held power tool | |
US10821595B2 (en) | Power tool | |
EP2602066B1 (en) | Electric power tool | |
US8382308B2 (en) | Power tool having a work field lighting system | |
JP6594649B2 (en) | Battery pack | |
JP5703992B2 (en) | VEHICLE LIGHT SOURCE UNIT AND VEHICLE INTERIOR MATERIAL HAVING VEHICLE LIGHT SOURCE UNIT | |
JP5652304B2 (en) | Vehicle lighting device | |
JP6922439B2 (en) | Portable power drive tool | |
EP3071772B1 (en) | Door handle | |
US10668851B2 (en) | Door handle | |
JP6195505B2 (en) | Door handle | |
JP6517697B2 (en) | Vehicle lamp | |
JP5580728B2 (en) | Small electrical equipment | |
JP5357826B2 (en) | Rotating tool | |
US11011031B2 (en) | Tool and electric tool | |
JP2009039544A (en) | Switch, and small electrical appliance equipped with the switch | |
CN219404602U (en) | Chain saw | |
US11339944B2 (en) | Vehicle lamp | |
CN111296045B (en) | Working machine | |
TWI564121B (en) | Power nail gun state display device | |
US20140055256A1 (en) | Charging state displaying device | |
EP3715056A1 (en) | Electric power tool | |
JP2022010621A (en) | Driving tool | |
KR20220095280A (en) | Power tool with power remaining indicator of battery |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200226 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210629 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210712 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6922438 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |