JP6921679B2 - スイッチ盤構造 - Google Patents
スイッチ盤構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6921679B2 JP6921679B2 JP2017153010A JP2017153010A JP6921679B2 JP 6921679 B2 JP6921679 B2 JP 6921679B2 JP 2017153010 A JP2017153010 A JP 2017153010A JP 2017153010 A JP2017153010 A JP 2017153010A JP 6921679 B2 JP6921679 B2 JP 6921679B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- embossed
- panel
- size
- display unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Description
このようなスイッチ構造では、エンボススイッチを押すことでスイッチ部のON/OFFが切り替えられるように構成されている。
シートには、使用者がスイッチの位置が判別しやすいように、スイッチが設けられている位置に、他の部分と色や触感などが異なるスイッチ表示部が形成されている。スイッチ表示部は、エンボススイッチ全体に形成されている。スイッチ表示部、エンボススイッチおよびパネルの開口部は、それぞれが重なる方向から見て略同じ形状に形成されている。
このような場合、スイッチ表示部の大きさに合せてエンボススイッチおよびパネルの開口部の大きさを形成している。
また、複数のスイッチが設けられてスイッチ表示部の大きさが異なる場合でも、エンボススイッチそれぞれの大きさ、パネルの開口部それぞれの大きさ、およびスイッチ部それぞれの形態を同一とすることができるため、製作や管理の簡便化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態によるスイッチ構造およびスイッチ盤構造について、図1に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態によるスイッチ構造1は、例えば、各種装置の操作部などに設けられていて、使用者が押すことでONとなり、押すことを止めることでOFFとなるように切り換えられるスイッチ11に採用されている。本実施形態のスイッチ構造1は、使用者が上側からスイッチ11を押すように構成されている。
パネル4は、金属や樹脂などで平板状に形成されている。パネル4には、スイッチ部3が配置される開口部41が形成されている。開口部41は、平面視形状(上方から見た形状)が、スイッチ部3の平面視形状よりも大きい円形に形成され、パネル4を貫通している。スイッチ部3は、開口部41の略中央部に配置されている。パネル4の上面は、スイッチ部3に取り付けられたキャップ31の上面と同じまたはやや下側に配置されている。
エンボススイッチ51は、弾性変形可能に構成されていて、上側から押されると下側に凹み、押すことを止めると上側に突出した形状に復元されるように構成されている。
スイッチ表示部52は、エンボススイッチ51が形成されている範囲において任意の大きさに形成されている。本実施形態では、スイッチ表示部52は、エンボススイッチ51よりも小さい円形に形成され、エンボススイッチ51の略中央部に重なって配置されている。このため、スイッチ表示部52の下側には、スイッチ部3のキャップ31が配置されている。
この状態から使用者がエンボススイッチ51を押すことを止めると、エンボススイッチ51が上側に突出した状態に復元される。これにより、スイッチ部3が上側から押されていない状態となり、ONとする信号が停止され、スイッチ11がOFFとなるように構成されている。
本実施形態によるスイッチ構造1では、エンボススイッチ51を押す使用者が、スイッチ表示部52を見たり触ったりすることにより、スイッチ11の位置を認識し、スイッチ表示部52を押すように設定されている。
エンボススイッチ51それぞれに表示されたスイッチ表示部52は、エンボススイッチ51が形成されている範囲において、それぞれ任意の大きさに設定されている。このため、スイッチ盤構造には、スイッチ表示部52の大きさが異なるスイッチ11が複数設けられている。
上述した本実施形態によるスイッチ構造1およびスイッチ盤構造では、スイッチ表示部52の大きさをエンボススイッチ51の大きさに寄らず、エンボススイッチ51が形成されている範囲であれば任意の大きさに設定することができる。言い換えれば、スイッチ表示部52の大きさが異なる場合でも、同じ大きさのエンボススイッチ51、同じ大きさの開口部41および同じ形態のスイッチ部3を設けることができる。このため、スイッチ表示部52の大きさが異なる場合でも、エンボススイッチ51のクリック感や経年的特性を均一にすることができる。
また、複数のスイッチが設けられてスイッチ表示部52の大きさが異なる場合でも、エンボススイッチ51それぞれの大きさ、開口部41それぞれの大きさおよびスイッチ部3それぞれの形態を同一することができるため、製作や管理の簡便化を図ることができる。
図2に示すように、第2実施形態によるスイッチ構造1Bおよびスイッチ盤構造は、スイッチ部3とエンボススイッチ51との間に、第1実施形態のキャップ31に代わってヒンジスイッチ7が設けられたスイッチ11Bに採用されている。
ヒンジスイッチ7は、ヒンジ部71と、ヒンジ部71と連結されスイッチ部3と接触する接触部72と、接触部72と接続され接触部72がパネル4Bの上側に移動することを防止するストッパ73と、を有している。
接触部72は、板面がエンボススイッチ51の平面視形状と略同じ円形の板状に形成され、エンボススイッチ51の下側に重なるように配置されている。接触部72の上面は、エンボススイッチ51の下面と同じまたはやや下側に配置されている。
第2実施形態では、開口部41Bにおける上部側(開口部上部411Bとする)が下部側(開口部下部412Bとする)よりも平面視形状が小さく形成されている。このため、パネル4Bには、開口部上部411Bと開口部下部412Bとの間に段部42Bが形成されている。接触部72は、開口部上部411Bの内側に配置されている。
この状態から使用者がエンボススイッチ51を押すことを止めると、エンボススイッチ51が上側に突出した状態に復元される。これにより、接触部72が上側に戻り、スイッチ部3が上側から押されていない状態となり、スイッチ11BをONとする信号が停止され、スイッチ11BがOFFとなるように構成されている。このとき、ヒンジ部71の接触部72が上側に戻ると、ヒンジ部71のストッパ73がパネル4Bの段部42Bと当接するため、接触部72がパネル4Bの上側に移動することが防止される。
エンボススイッチ51それぞれに表示されたスイッチ表示部52は、エンボススイッチ51が形成されている範囲において、それぞれ任意の大きさに設定されている。このため、第2実施形態によるスイッチ盤構造には、スイッチ表示部52の大きさが異なるスイッチ11Bが複数設けられている。
また、スイッチ表示部52の大きさが異なる場合でも、エンボススイッチ51の大きさが同じことにより、同じ大きさのヒンジスイッチ7を使用することができるため、エンボススイッチ51のクリック感や経年的特性を均一にすることができる。
また、スイッチ表示部52の大きさが異なる場合でも、同じ形態のヒンジスイッチ7を使用することができるため、製作や管理の簡便化を図ることができる。
図3に示すように、第3実施形態によるスイッチ構造1Cおよびスイッチ盤構造は、スイッチ部3とエンボススイッチ51との間に、第1実施形態のキャップ31に代わってプッシャー8が設けられたスイッチ11Cに採用されている。
プッシャー8は、スイッチ部3と接触する接触部81と、接触部81と接続され接触部81がパネル4Cの上側に移動することを防止するストッパ82と、を有している。
第3実施形態では、第2実施形態と同様に、開口部41Cにおける上部側(開口部上部411Cとする)が下部側(開口部下部412Cとする)よりも平面視形状が小さく形成されている。このため、パネル4Cには、開口部上部411Cと開口部下部412Cとの間に段部42Cが形成されている。接触部72は、開口部上部411Cの内側に配置されている。接触部81は、パネル4Cの開口部上部411Cに配置されている。
この状態から使用者がエンボススイッチ51を押すことを止めると、エンボススイッチ51が上側に突出した状態に復元される。これにより、接触部81が上側に戻り、スイッチ部3が上側から押されていない状態となり、スイッチ11CをONとする信号が停止され、スイッチ11CがOFFとなるように構成されている。このとき、プッシャー8の接触部81が上側に戻ると、プッシャー8のストッパ82がパネル4Cの段部42Cと当接するため、接触部81がパネル4Cの上側に移動することが防止される。
エンボススイッチ51それぞれに表示されたスイッチ表示部52は、エンボススイッチ51が形成されている範囲において、それぞれ任意の大きさに設定されている。このため、第3実施形態によるスイッチ盤構造には、スイッチ表示部52の大きさが異なるスイッチ11Cが複数設けられている。
また、スイッチ表示部52の大きさが異なる場合でも、エンボススイッチ51の大きさが同じことにより、同じ大きさのプッシャー8を使用することができるため、エンボススイッチ51のクリック感や経年的特性を均一にすることができる。
また、スイッチ表示部52の大きさが異なる場合でも、同じ形態のプッシャー8を使用することができるため、製作や管理の簡便化を図ることができる。
例えば、上記の実施形態では、スイッチ表示部52およびエンボススイッチ51は、円形であるが、四角形など円形以外であってもよい。
また、上記の実施形態では、エンボススイッチ51は、縁部の内側が平坦となるように形成されているが、縁部の内側が上側に突出する円弧面に形成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、スイッチ構造1,1B,1Cは、使用者が上側からエンボススイッチ51を押すように構成されているが、使用者が側方や下側からエンボススイッチ51を押すように構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、スイッチ部3はタクトスイッチであるが、タクトスイッチ以外のスイッチであってもよい。
2 基板
3 スイッチ部
4,4B,4C パネル
5 シート
7 ヒンジスイッチ
8 プッシャー
41,41B,41C 開口部
51 エンボススイッチ
52 スイッチ表示部
Claims (1)
- 複数のスイッチが設けられたスイッチ盤構造において、
前記複数のスイッチごとにそれぞれ設けられた複数のスイッチ部と、
複数の前記スイッチ部がそれぞれ配置される開口部が複数形成されたパネルと、
前記パネルに重なって設けられ、複数の前記開口部とそれぞれ重なる位置に凸状のエンボススイッチがエンボス加工で形成されたシートと、を有し、
前記シートには、複数の前記エンボススイッチそれぞれにスイッチ表示部が形成され、
前記複数のスイッチは、少なくとも第1スイッチと、第2スイッチと、を有し、
前記第1スイッチと前記第2スイッチとは、
それぞれの前記スイッチ部が、同じ形態に形成され、
それぞれの前記開口部が、同じ大きさに形成され、
それぞれの前記エンボススイッチが、同じ大きさに形成され、
それぞれの前記スイッチ表示部が、前記エンボススイッチの大きさに寄らず前記エンボススイッチが形成されている範囲において互いに異なる大きさに形成されていることを特徴とするスイッチ盤構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017153010A JP6921679B2 (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | スイッチ盤構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017153010A JP6921679B2 (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | スイッチ盤構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019032989A JP2019032989A (ja) | 2019-02-28 |
JP6921679B2 true JP6921679B2 (ja) | 2021-08-18 |
Family
ID=65524389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017153010A Active JP6921679B2 (ja) | 2017-08-08 | 2017-08-08 | スイッチ盤構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6921679B2 (ja) |
-
2017
- 2017-08-08 JP JP2017153010A patent/JP6921679B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019032989A (ja) | 2019-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5221819B2 (ja) | 2段式スイッチ | |
US11862415B2 (en) | Keyswitch device and keyboard | |
JP2013050903A (ja) | 平面入力キーボード | |
JP6921679B2 (ja) | スイッチ盤構造 | |
CN116469710A (zh) | 控制装置 | |
JP6323467B2 (ja) | キー構造及びそのキー構造を備える電子機器 | |
US20160268066A1 (en) | Dome-shaped movable contact piece | |
JP3196792U (ja) | 入力装置のプッシュキー構造 | |
JP2006286582A (ja) | スイッチ装置 | |
TWI702625B (zh) | 鍵盤裝置及其按鍵結構 | |
TWI664654B (zh) | 按鍵裝置以及鍵盤 | |
US20100147668A1 (en) | Thin film switch | |
JP2006040699A (ja) | キースイッチ構造 | |
JP7260198B2 (ja) | 物理キーシステム | |
JP6274873B2 (ja) | キーボード | |
WO2019176405A1 (ja) | プッシュスイッチ | |
JP4398738B2 (ja) | キーシート | |
KR200466734Y1 (ko) | 메탈 돔 스위치 | |
KR100863311B1 (ko) | 컨트롤 패널 어셈블리 | |
CN108346541A (zh) | 保护盖以及键盘 | |
JP6521374B2 (ja) | シートスイッチ | |
JP2007220528A (ja) | 可動接点構造体及び押ボタンスイッチ | |
US9741506B1 (en) | Keyboard device | |
WO2017002572A1 (ja) | キースイッチ装置及びキーボード | |
JPH08287774A (ja) | キ−ボ−ドスイッチ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210309 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210423 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210706 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210728 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6921679 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |