JP6918696B2 - 流体クッション封止装置 - Google Patents

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Description

本発明は流体クッション封止装置に関する。
加圧ガスがピストンとシリンダとの間に漏れるのを防止するように、該ピストンと該シリンダとの間に封止を生成するための多くの技術が存在している。
封止セグメント、リングまたは装置なしに機能するピストンがほとんどないのは、このような装置がないと多量の漏れ流れをもたらすからである。したがってほとんどの場合、該ピストンのため封止装置を提供する必要がある。
「乾式」と呼ばれる油なしに機能するピストンのための封止装置は、該装置を構成するセグメント(複数可)またはリング(複数可)がそれらと協働するシリンダとの間に挿入された油によって注油されて作動するように設計された封止装置と区別される。
ピストンのため封止装置の設計は、該装置が獲得する封止の程度、該装置が引き起こす摩擦に起因するエネルギー損失、およびその耐用年数との間の妥協に由来する。
交互ピストンのため封止装置の使用は、圧縮機とモーターの主に2つの分野に区別される。
多くの適用は使用する圧縮空気内でいかなる潤滑油にも耐えられないので、乾燥空気圧縮機が一般に使用される。乾燥空気圧縮機を具備するピストンは、「テフロン」(米国の会社「Dupont de Nemours」によって寄託されたポリテトラフルオロエチレンに対する登録商標であり、「PTFE」とも呼ばれる)で作られた封止リングを主に具備する。この高分子は耐熱性であり、高度の化学的不活性および高い抗粘着力を有する。しかしPTFEは、切断セグメントの注油がその移動のほとんどに亘って流体力学の形態で確保される切断セグメントの摩擦係数より、摩擦係数が明らかに高い短所を有する。高分子に摩耗に対する許容できる耐性および許容できる耐用年数を与えるために、PTFE内に充填剤を使用することが可能であり、これは固い粒子および固体減摩粒子、例えばセラミックまたはコークスからなる。これらの改良にもかかわらず、鋳鉄または鋼鉄から作られた潤滑油を注入された切断セグメントは、概してPTFEから作られた装置より良好な耐久性を有する。
交互内燃熱エンジンの分野では、充填剤とともにPTFEから作られたリングが滅多に使用されないのは、シリンダの作動に悪影響を及ぼすことなく該エンジンのシリンダに油を注入することができるからである。その結果として、摩擦に起因して発生するエネルギー損失が少なく、PTFEから作られたリングより良好な耐性を有する、鋳鉄から作られた潤滑油を注入された切断セグメントを選ぶことが好ましい。
したがって用途に依存して、乾式で作動するが摩擦に起因して高い損失を発生し耐性が低い封止リングと、摩擦に起因するエネルギーの消散が少なく、その耐用年数がより長い、油を注入された金属の切断セグメントとの間で選択をしなければならない。実際に、またほとんどの場合は、空気乾燥および油を使わないことを保つことが必要であるだけのために、乾式で作動する封止リングの選択が正当化される。
いかなる潤滑油も存在しない圧縮空気またはガスを保つ必要がある上に、一部の高温の適用では潤滑油の注入自体に適応しないことにも気付く。実際にある特定の温度を超えると、油はコークス領域になり、圧縮機、特にそのシリンダおよび/またはそのセグメントの内壁と接触してその潤滑特性を損なう。従来の鉱油がコークス化する温度の限度は160℃〜200℃である。この基準において最良の性能を有する合成潤滑油は、最良の状態で約300℃のコークス化する温度の限度を有する。
作動中に達する温度がさらに高い、例えば約450℃〜500℃である場合、ディーゼルエンジン内で起きる際に空気内に含有される油の自己発火の危険性がある。
しかし約1000℃以上のさらに高温で機能する圧力開放シリンダ、シリンダ頭部、およびピストン冠を具備する熱エンジンを作り出すことができることは有利であるはずである。この場合、圧縮機および遠心タービンで従来実行されるブレイトンサイクルの再生エンジンは、体積ピストン機を使用して実行することができる。このようなエンジンの収率は、オットーサイクルもしくはボー・ド・ロシャ・サイクルが制御する発火、またはディーゼルサイクル圧縮点火により従来の交互内燃熱エンジンの温度よりかなり高いことが可能である。
しかしこのような状況では、即座に燃焼またはコークス化することなく約1000℃以上の記載された温度に耐えられる油はないので、従来の内燃機関のピストンセグメントに潤滑油を注入することは不可能である。したがって切断セグメントは作動するために潤滑油を注入する必要があるので、鋳鉄または鋼鉄から作られた該セグメントを使用することはできない。同様にPTFEセグメントまたは融点が約330℃に過ぎない温度である同様のセグメントを提供することは不可能である。
高い作動温度に加えて、乾燥空気を生成し、従来のPTFEリングが可能であるものとは対照的に、それらのピストン封止装置の部位での摩擦に起因するそのエネルギー損失が限定される、潤滑油を注入しないピストン圧縮機を設計し、生成し、販売することができることも好都合であるはずである。
封止装置、特に圧縮機のピストンおよび交互エンジンの限界を押し戻すために、本発明による流体クッション封止装置により以下のことが可能になる。
・特に緊密な封止を有し、
・潤滑油の注入を必要とせず、
・摩擦に起因して生じる損失を最小にし、
・約1000℃以上の非常に高温に加熱されたピストンおよび/またはシリンダに適応でき、
・シリンダと接触することなく、その結果として堅固で耐久性がある。
本発明による流体クッション封止装置の適用の分野は、あらゆる他の線形および/または交互機械、特にあらゆるガスジャック、圧力増幅器、または蓄圧器(これらの例は非限定に基づいて提供される)、概してそのエネルギー性能および/または効率を該装置によって改良することができ、またはその適用の分野を該装置によって拡張できるあらゆる装置にまで及ぶことができる。
ほとんどの適用において、本発明による流体クッション封止装置は、気体の緊密な封止を提供することが意図される。しかし一部の適用では、該装置を使用して液体の緊密な封止を提供し、したがって同じ方式で作動し同じ結果を生み出す流体クッション封止装置になることができる。本発明による流体クッション封止装置を用いて液体を密封することは、例えば特に産業に使用されるある特定のピストンポンプに対して真に有利であることが可能である。
本発明の他の特徴は、説明および主請求項に直接または間接的に依存する従属請求項に記載されている。
本発明による流体クッション封止装置は、シリンダ内でシリンダと同軸で長手方向の並進運動で動くことができるピストンのために設計され、該ピストンおよび該シリンダは封止されるチャンバを少なくとも1つのシリンダ頭部で画定し、該封止装置は、
・内部円筒形リング面、外部円筒形リング面、および2つの軸リング面を備える少なくとも1つの連続して穿孔されたリングであって、該リングはピストン内またはシリンダ内に提供された少なくとも1つのリング溝内に収容される一方で、該リングはリング溝から離れることができることなくリング溝内で半径方向に動くことができる、少なくとも1つの連続して穿孔されたリングと、
・リング溝は加圧流体源に転送回路によって連結された圧力分布チャンバを連続して穿孔されたリングで画定するように、それぞれの軸リング面とリング溝との間に封止を生成するリング封止手段と、
・連続して穿孔されたリングをその半径厚さ内で通過する少なくとも1つの較正された開口と、
・連続して穿孔されたリングが備える少なくとも1つの流体クッション運搬面であって、該運搬面は圧力分布チャンバと反対側に配置される、少なくとも1つの流体クッション運搬面とを含む。
本発明による流体クッション封止装置は、カウンタ圧力凹部を受領する外部円筒形リング面のカウンタ圧力凹部によって占有されない面が、流体クッション運搬面を構成するように、リング溝がピストン内に提供される場合に、外部円筒形リング面上に窪みを提供された軸ブラインドカウンタ圧力凹部を含む。
本発明による流体クッション封止装置は、カウンタ圧力凹部を受領する内部円筒形リング面のカウンタ圧力凹部によって占有されない面が、流体クッション運搬面を構成するように、リング溝がシリンダ内に提供される場合に、内部円筒形リング面上に窪みを提供された軸ブラインドカウンタ圧力凹部を含む。
本発明による流体クッション封止装置は、カウンタ圧力凹部を受領する外部円筒形リング面または内部円筒形リング面の軸長をほぼ中心とする浅い深さのカウンタ圧力溝からなるカウンタ圧力凹部を含み、該カウンタ圧力溝は該外部円筒形リング面または該内部円筒形リング面の全周囲に亘って生成される。
本発明による流体クッションの封止リングは、カウンタ圧力凹部に開く較正された開口を含む。
本発明による流体クッション封止装置は、カウンタ圧力凹部の底部に窪みを提供された圧力分布凹部を介して該カウンタ圧力凹部に開く較正された開口を含む。
本発明による流体クッション封止装置は、カウンタ圧力凹部を受領する外部円筒形リング面または内部円筒形リング面の軸長をほぼ中心とする圧力分布溝からなる圧力分布凹部を含み、該圧力分布溝は該外部円筒形リング面または該内部円筒形リング面の全周囲に亘って生成される。
本発明による流体クッション封止装置は、その上にカウンタ圧力凹部が提供され、縁部板隙間内で終了する、外部円筒形リング面または内部円筒形リング面の2つの軸縁部の少なくとも1つを含む。
本発明による流体クッション封止装置は、一方では連続して穿孔されたリングに固定され、他方ではリング溝の内部またはリムと封止接触を設置する、リング封止唇部からなるリング封止手段を含む。
本発明による流体クッション封止装置は、連続して穿孔されたリングの軸端部の少なくとも1つの付近に提供された薄型軸部からなるリング封止手段を含み、該軸部はリング溝に封止固定され、連続して穿孔されたリングの直径が該溝の直径に対して増減できるように十分に可撓性である。
本発明による流体クッション封止装置は、可撓性材料からなり、リング溝がピストン内に提供される場合は該リングの直径を低減する傾向があり、またはリング溝がシリンダ内に提供される場合は該リングの直径を増加する傾向がある、少なくとも1つの周囲リングバネを含む、連続して穿孔されたリングを含む。
本発明による流体クッション封止装置は、圧力転送回路に由来するリング流体を、較正された開口を通って漏れる前に、リング溝がピストン内に提供される場合に内部円筒形リング面の可能な最大面積をスイープさせ、またはリング溝がシリンダ内に提供される場合に外部円筒形リング面の可能な最大面積をスイープさせる、リング流体分散手段を収容する圧力分布チャンバを含む。
本発明による流体クッション封止装置は、リング溝の底部に収容された分散板からなるリング流体分散手段を含み、該板の軸端部の少なくとも1つは、圧力転送回路に由来するリング流体をその軸端部の少なくとも1つを通って圧力分布チャンバの中に導かせる、少なくとも1つの横方向分散板開口または溝を提供される。
本発明による流体クッション封止装置は、連続して穿孔されたリングのリング溝の中への貫通を限定する、半径方向リング当接部を有するリング溝を含む。
リング溝がピストン内に提供される場合は、本発明による流体クッション封止装置は、シリンダに平行にピストンに固定された圧力吸気チューブからなる圧力転送回路を含み、該チューブの第1の端部は該ピストンの内部の中に入る一方で、該チューブの第2の端部はその中でピストンが長手方向に封止した並進運動で動くことができる圧力チャンバ・ボアホールを介して加圧流体源に連結された圧力チャンバに開く。
本発明による流体クッション封止装置は、少なくとも1つの半径方向圧力吸気管により圧力分布チャンバに連結された圧力吸気チューブを含む。
本発明による流体クッション封止装置は、リング流体が加圧流体源から圧力チャンバに進むことはできるが、該チャンバから該源に進むことはできない定比逆止弁により加圧流体源に連結された圧力チャンバを含む。
本発明による流体クッション封止装置は、リング溝がピストン内に提供される場合に内部リング円筒形リング面上に、またはリング溝がシリンダ内に提供される場合に外部円筒形リング面上に半径方向の力を加えるために、該溝に突き当たる拡張バネを収容するリング溝を含む。
本発明による流体クッション封止装置は、リング溝と連続して穿孔されたリングとの間の封止との接触により生み出す拡張バネを含む。
本発明による流体クッション封止装置は、流体分散開口および/または流体分散溝でリング流体分散手段を構成するように、少なくとも1つの該開口および/または少なくとも1つの該溝が提供された拡張バネを含む。
以下の説明により、非制限的な例として与えられたに過ぎない添付図面を参照して、本発明、その特徴、および獲得できる利点をより良く理解できる。
本発明による流体クッション封止装置の概略断面図であり、リング封止手段はOリングシールからなる。 本発明による流体クッション封止装置の概略断面図であり、リング溝は連続して穿孔されたリングの該溝の中への貫通を限定する半径方向リング当接部を有する一方で、該リングは可撓性材料からなり、周囲リングバネを含む。 本発明による流体クッション封止装置の概略断面図であり、リング溝はリング溝と連続して穿孔されたリングとの間の封止との接触により生み出す拡張バネを収容し、該バネはリング流体分散手段を構成するために、流体分散開口をさらに提供される。 本発明による流体クッション封止装置の三次元分解図であり、リング溝はリング溝と連続して穿孔されたリングとの間の封止との接触により生み出す拡張バネを収容し、該バネはリング流体分散手段を構成するために、流体分散開口をさらに提供される。 本発明による流体クッション封止装置の概略断面図であり、横方向分散板溝を提供された分散板は、リング溝の底部に収容される一方で、連続して穿孔されたリングに固定されたリング封止唇部はリング封止手段を構成し、連続して穿孔されたリングは縁部板隙間を備える。 本発明による流体クッション封止装置の三次元分解図であり、横方向分散板溝を提供された分散板は、リング溝の底部に収容される一方で、連続して穿孔されたリングに固定されたリング封止唇部はリング封止手段を構成し、連続して穿孔されたリングは縁部板隙間を備える。 本発明による流体クッション封止装置の概略断面図であり、リング溝は、リング流体分散手段を構成するために流体分散開口および流体分散溝を提供された拡張リングを収容する一方で、リング封止手段は連続して穿孔されたリングの軸端部の付近に提供された薄型軸部からなる。 本発明による流体クッション封止装置の三次元分解図であり、リング溝は、リング流体分散手段を構成するために流体分散開口および流体分散溝を提供された拡張リングを収容する一方で、リング封止手段は連続して穿孔されたリングの軸端部の付近に提供された薄型軸部からなる。 本発明による流体クッション封止装置の作動を示す概略断面図であり、リング封止手段はOリングシールからなる。 本発明による流体クッション封止装置の作動を示す概略断面図であり、リング封止手段はOリングシールからなる。 本発明による流体クッション封止装置がそのピストンに提供された、再生熱エンジンの一部を切り取った三次元図である。 本発明による流体クッション封止装置がそのピストンに具備された、再生熱エンジンの一部の三次元分解図である。
図1〜図12は流体クッション封止装置100(流体は空気または液体であることが可能である)、その構成要素の様々な細部、その変形、およびその付属品を示す。
本発明による流体クッション封止装置100は、シリンダ102内でシリンダ102と同軸で長手方向の並進運動で動くことができるピストン101のために設計され、該ピストン101および該シリンダ102は封止されるチャンバ104を少なくとも1つのシリンダ頭部103で画定する。
図1〜図12が示すように、本発明による流体クッション封止装置100は少なくとも1つの連続して穿孔されたリング105を含み、連続して穿孔されたリング105は内部円筒形リング面106、外部円筒形リング面107、および2つの軸リング面108を備える。
連続して穿孔されたリング105は、ピストン101内またはシリンダ102内に提供された少なくとも1つのリング溝109内に収容される一方で、該リング105はシリンダ102から離れることができずにリング溝109内で半径方向に動くことができる。
リング溝109がシリンダ102内に提供される場合は、ピストン101はプランジャピストンであることに気付く。
リング溝109は、リング溝109がピストン101内に提供される場合はピストン101に軸方向に固定され、または該溝109がシリンダ102内に提供される場合はシリンダ102に軸方向に固定された、連続して穿孔されたリング105をすべての場合に直接または間接的に保持することが見られる。
特に図1〜図10では、本発明による流体クッション封止装置100は、リング溝109は転送回路114により加圧流体源112に連結された圧力分布チャンバ119を連続して穿孔されたリング105で画定するように、それぞれの軸リング面108とリング溝109との間に封止を生み出すリング封止手段110を含むことが見られる。
またリング封止手段110は、Oリングシール132、唇シール、複合シール、またはあらゆる他のシールもしくはそれ自体が材料もしくは形状にもかかわらず公知の封止セグメントからなることが可能であることにも気付くであろう。
またリング溝109に面する内部円筒形リング面106または外部円筒形リング面107は、非円筒形の回転対称形状であることが可能であるので、連続して穿孔されたリング105のあらゆる厚さの変化がその軸長に亘って可能であり、該リング105は恐らく艶出しもしくはスタンピングによって変形された単純な円形金属シート、あるいはあらゆる切断もしくは研磨ツール、または他の電気化学もしくは当業者に公知の他の生産方法を使用して回転によって生成された一部であることにも留意されたい。
図1〜図10により、本発明による流体クッション封止装置100は、連続して穿孔されたリング105をその半径厚さ内で通過する少なくとも1つの較正された開口111を含むことが見られる。開口111の第1の端部は内部円筒形リング面106上で開く一方で、該開口111の第2の端部は外部円筒形リング面107上で開くことに気付く。
図1〜図3、図5、図7、および図9〜図11では、本発明による流体クッション封止装置100は、少なくとも1つの加圧流体源112を含み、該流体源112から加圧リング流体113が出て、該流体源112の出口はリング流体113が、リング溝109がピストン101内に提供される場合は内部円筒形リング面106上に、または該リング溝109がシリンダ102内に生成された場合は外部円筒形リング面107上に圧力を加えるように、圧力転送回路114により圧力分布チャンバ119に連結されることもわかる。
リング流体113は気体または液体であることが等しく可能であり、リング流体113が受ける圧力は封止されるチャンバ104内に広がる圧力より常に大きいことに気付く。上記の結果として、連続して穿孔されたリング105の直径は、該リング105の復元力に起因するリング流体113の圧力の作用下で増加するので、リング溝109がピストン101内に提供される場合は、外部円筒形リング面107はシリンダ102に近づく傾向があり、または連続して穿孔されたリング105の直径は、その復元力とリング流体113の圧力との組み合わせ効果に起因して低減するので、リング溝109がシリンダ102内に提供される場合は、内部円筒形リング面106はピストン101に近づく傾向がある。
また較正された開口111の直径は、加圧流体源112に由来するリング流体113の流量を考慮して、該リング流体113が、場合に応じて内部円筒形リング面106上または外部円筒形リング面107上に掛ける圧力が、封止されるチャンバ104内に広がる圧力より常に大きいことを保つように計算されることにも気付く。
加圧流体源112はピストン、羽根、ネジ、もしくは遠心空気圧流体圧縮機120、または当業者に公知のあらゆる他の型の空気圧流体圧縮機、あるいはピストン、歯車、もしくは羽根型の油圧ポンプ、またはそれ自体が公知のあらゆる他の型の油圧ポンプであることが可能であることがわかる。空気圧流体圧縮機120は油圧ポンプであることが可能であり、それ自体が公知の蓄圧器と協働してもしなくてもよい。リング流体113が圧力分布チャンバ119の中に導入される前に、ある特定の大きさを超えるすべての粒子を該流体113から取り除くように、微細格子のリング流体フィルタ138を空気圧流体圧縮機120の上流または下流に装着できるにことに留意されたい。
図1〜図10は、本発明による流体クッション封止装置100が、圧力分布チャンバ119と反対側に配置された少なくとも1つの流体クッション運搬面116を備える、連続して穿孔されたリング105を含むことを示す。
流体クッション封止装置100は、軸ブラインドカウンタ圧力凹部115を受領する外部円筒形リング面107の該凹部115によって占有されない面が流体クッション運搬面116を構成するように、リング溝106がピストン101内に提供される場合に、該リング面107上に窪みを提供された軸ブラインドカウンタ圧力凹部115を含む。
変形によれば、流体クッション封止装置100は、軸ブラインドカウンタ圧力凹部115を受領する内部円筒形リング面106の該凹部115によって占有されない面が流体クッション運搬面116を構成するように、リング溝がシリンダ102内に提供される場合に、該内部円筒形リング面107上に窪みを提供された軸ブラインドカウンタ圧力凹部115を含むことができる。
カウンタ圧力凹部115の範囲は最小、すなわち較正された開口111の口の非ゼロに等しい半径から、最大、すなわち該凹部115を受領する外部円筒形リング面107または内部円筒形リング面106の半径より小さいと感知できる寸法までの、あらゆる寸法からなることが可能であることに気付く。ピストン101はリング溝109の付近に減圧溝もしくはスロット、またはあらゆる他の内部チャネルもしくは封止されるチャンバ104の該付近に連結するあらゆる型の面を備えるチャネルを備えることができることが特定される。
図1〜図10に示された本発明による流体クッション封止装置100の実施形態の変形では、カウンタ圧力凹部115は該凹部115を受領する外部円筒形リング面107または内部円筒形リング面106の軸長をほぼ中心とする、浅い深さのカウンタ圧力溝117からなることができ、該カウンタ圧力溝117は該外部円筒形リング面107または該内部円筒形リング面106の全周囲に亘って生成され、該カウンタ圧力溝117に隣接する環状面は各流体クッション運搬面116を構成する。
図3〜図10に示された別の変形では、較正された開口111は、カウンタ圧力凹部115の底部に窪みを提供された圧力分布凹部125を介して該カウンタ圧力凹部115に入ることができる。
さらに図3〜図10は、圧力分布凹部125が、カウンタ圧力凹部115を受領する外部円筒形リング面107または内部円筒形リング面106の軸長をほぼ中心とする、圧力分布溝126からなることができ、該圧力分布溝126は該外部円筒形リング面107または該内部円筒形リング面106の全周囲に亘って生成されることを示す。
加えて図5および図6は、カウンタ圧力凹部115を受領する外部円筒形リング面107または内部円筒形リング面106の2つの軸縁部の少なくとも1つが、縁部板隙間118で終了することができ、該縁部板隙間118により、圧力分布チャンバ119が含有するリング流体113の圧力が該縁部板隙間118に並置される流体クッション運搬面116上で局所により高い力を加えることができることを示す。
また図5および図6は、リング封止手段110が一方では連続して穿孔されたリング105に固定され、他方ではリング溝109の内部またはリムと封止接触を設置する、リング封止唇部121からなることができ、該封止唇部121は連続して穿孔されたリング105上に追加した片として装着できる、または該リング105と同じ材料の片から生成することができることも示す。別法としてリング封止唇部121は、一方ではリング溝109に固定されることが可能であり、他方では連続して穿孔されたリング105と封止接触を設置することができることに気付く。この場合、該唇部121をリング溝109上またはリング溝109のリム上に追加した片として装着することができ、または該唇部121を該溝109と同じ材料の片から作ることができる。
本発明による流体クッション封止装置100の別の実施形態の変形が図7および図8に示されており、図7および図8によればリング封止手段110が連続して穿孔されたリング105の軸端部の少なくとも1つの付近に提供された薄型軸部139からなることができ、該軸部139はリング溝109に封止固定され、連続して穿孔されたリング105の直径が該溝109の直径に対して増減できるように十分に可撓性である。薄型軸部139は、該軸部139を構成する材料が、決してリング流体113の圧力効果に起因して、または該材料の疲労抵抗制限と適応しない反復された応力に起因して撓む危険を冒さないように設計されることに気付く。
図2に関しては、図2は、連続して穿孔されたリング105は可撓性材料からなることができ、リング溝106がピストン101内に生成される場合は該リング105の直径を低減する傾向があり、またはリング溝106がシリンダ102内に生成される場合は該リング105の直径を増加させる傾向がある、少なくとも1つの周囲リングバネ123を含むことができることを示す。該可撓性材料は、耐摩耗または耐摩擦粒子の充填剤を有しても有さなくてもよいエラストマーまたは高分子であることが可能である一方で、周囲リングバネ123は該材料に含まれるか、または溝、筐体、もしくは当接部を用いて該材料の面上に保持されることが可能であることに気付く。周囲リングバネ123は、螺旋状弁ロッド封止バネであることが可能であるか、スリット装置であることが可能であるか、または所望の機能を実現できるあらゆる他の型であることが可能である。
図3〜図8から、圧力分布チャンバ119は、較正された開口111を通って漏れる前に、圧力転送回路114に由来するリング流体113に、リング溝106がピストン101内に提供される場合に内部円筒形リング面106の可能な最大面積をスイープさせ、またはリング溝106がシリンダ102内に提供される場合に外部円筒形リング面107の可能な最大面積をスイープさせる、リング流体分散手段124を収容できることが理解される。この配置により、リング流体113は連続して穿孔されたリング105を冷却でき、連続して穿孔されたリング105はその熱の一部を流体113に移行させる。
本発明による流体クッション封止装置100の図5および図6に示された別の変形は、流体分散手段124がリング溝106の底部に収容された分散板136からなることが可能であることにあり、該板136の該軸端部の少なくとも1つは、圧力転送回路114に由来するリング流体113をその軸端部の少なくとも1つにより圧力分布チャンバ119の中に流入させる、少なくとも1つの横方向分散板開口または溝137を提供される。
図2では、リング溝109は、連続して穿孔されたリング105の該溝109の中への貫通を限定する、半径方向リング当接部127を有することができることもわかり、該当接部127は、非限定的方法で、恐らくリング溝109の底部を構成する円筒面、または該溝109の底部に配置された少なくとも1つの円形縁部もしくは隆起部、または該溝109の2つの縁部の少なくとも1つに提供された少なくとも1つの面取り部もしくはリムである。
さらに図11および図12は、リング溝109がピストン101内に提供される場合は、圧力転送回路114はシリンダ102に平行にピストン101に固定された圧力吸気チューブ128からなることが可能であることを示し、該チューブ128の第1の端部は該ピストン101の内部に入る一方で、該チューブ128の第2の端部は長手方向に封止した並進運動で動くことができる圧力チャンバ・ボアホール130を介して、加圧流体源112に連結された圧力チャンバ129に入る。圧力チャンバ・ボアホール130内を並進運動で動く圧力吸気チューブ128の第2の端部は、封止を生み出すために該ボアホール130内で摺動する封止を備えることができることに気付く。別法として圧力チャンバ・ボアホール130は、封止を生み出すために圧力吸気チューブ128の該第2の端部を中心に摺動する封止を備えることができる。
図11は、圧力吸気チューブ128を少なくとも1つの半径方向圧力吸気チューブ131により圧力分布チャンバ119に連結でき、半径方向圧力吸気チューブ131は、ピストン101の集合体内に作り出すことができる、または例えば封止ガスケットおよび/もしくは拡張継手を備えても備えなくてもよい板状チューブによりピストン101に加えることができることを示す。
また圧力分布チャンバ129を、リング流体113が加圧流体源112から該チャンバ129に進むことはできるが、該チャンバ129から該源112に進むことはできない定比逆止弁を介して、加圧流体源112に連結することができることにも気付くであろう。この特定の構成により、ピストン101がその上死点の付近にあるときに圧力分布チャンバ119に広がる圧力を増加させるために、圧力吸気チューブ128の第2の端部の往復運動が生じる圧力チャンバ129の体積の変化を使用することが可能になる。
本発明による流体クッション封止装置100の別の実施形態の変形では、図3、図4、図7、図8、および図12は、リング溝109が、該リング溝106がピストン101内に提供される場合に内部円筒形リング面106上に、または該リング溝106がシリンダ102内に提供される場合に外部円筒形リング面107上に半径方向の力を加えるために、該溝109に突き当たる拡張バネ133を収容できることを示し、該バネ133は恐らくコイルバネ、板バネ、波形バネ、または当業者に公知の型のバネである。
特に図3、図4、図7、および図8では、拡張バネ133はリング溝109と連続して穿孔されたリング105との間の封止と接触することによって生じることができることに気付く。
また該図面は、流体分散開口134および/または流体分散溝135でリング流体分散手段124を形成するように、少なくとも1つの該開口134および/または少なくとも1つの該溝135を拡張バネ133に提供することができることも示す。
発明の作用
本発明による流体クッション封止装置100の作用は、特にOリングシール132からなるリング封止手段110を示す図9および図10を考慮して理解できる。
図9および図10に示された封止装置100の非限定的実施形態の例によれば、リング溝109はシリンダ102内ではなくピストン101内に提供される。その結果として、圧力分布チャンバ119は内部円筒形リング面の側面106上に配置される。
該図9および図10では、円に囲まれた記号「+」および「−」が追加されていることに気づく。これは一方では圧力分布チャンバ119内に広がる圧力と、他方では圧力分布溝126、カウンタ圧力溝117、および封止されるチャンバ104内に広がる圧力との間の差を示す。
封止されるチャンバ104内に広がる最高圧力は20バールである一方で、加圧流体源112はその最高圧力が40バールであるリング流体113の流れを生成すると想定される。
図9は、加圧流体源112がまさにリング流体113を送達し始め、圧力分布チャンバ119がまさに圧力を増加し始めたときの本発明による流体クッション封止装置100を示す。この段階では封止されるチャンバ104内に広がる圧力は、まだ1絶対バールに過ぎないと想定される。
圧力分布チャンバ119が特にOリング132を用いて封止されると、リング流体113は該チャンバ119から較正された開口111以外を通って漏れる出口はないことが見られる。図9に描かれた本発明による流体クッション封止装置100の作動段階では、加圧流体源112に由来するリング流体113の全開流量はまだ確立されていないので、圧力分布チャンバ119内に広がる圧力は10バールに過ぎない。
加圧流体源112によってまだ40バールの圧力が発生されていないという事実にもかかわらず、連続して穿孔されたリング105が、較正された開口111を通ってリング流体113が漏れているにもかかわらず拡大し始めるのは、圧力分布チャンバ119内に広がる圧力が、圧力分布溝126、カウンタ圧力溝117、および封止されるチャンバ104内に広がる圧力より高いからである。
連続して穿孔されたリング105の拡大は、破線矢印によって表されている。較正された開口111を通って漏れるリング流体113の流れは、圧力分布溝126、カウンタ圧力溝117、およびピストン101とシリンダ102との間に残った隙間によって形成された割れ目のそれぞれを介して、封止されるチャンバ104と合流する。
また較正された開口111の断面積および加圧流体源112によって生成されたリング流体113の流れは、リング流体113が較正された開口111を通って漏れるにもかかわらず、圧力分布チャンバ119内で40バールの圧力を(その圧力が実際に該源112によって発生された際に)維持できるように計算されることにも気付くであろう。このことは、連続して穿孔されたリング105の拡張を制限する障害がない場合は、連続して穿孔されたリング105は加圧流体源112からリング流体113の流れを十分に受領するので、完全に封止された場合に拡張するはずであるのと同じだけ、すなわち較正された開口111を有さなかった場合に拡張するはずであるのと同じだけ拡張すると言うのと同じことである。
連続して穿孔されたリング105の半径厚さについては、(該リング105を構成する材料の弾性を考慮して)40バールの圧力が内部円筒形リング面106に加えられる際に、連続して穿孔されたリング105の外径が少なくともシリンダ102の内径に等しく、またそれ以上でさえあるように計算される。
圧力分布チャンバ119内で圧力が次第に上昇するとともに、連続して穿孔されたリング105の直径は、流体クッション運搬面116がシリンダ102の壁からわずかに離れるまで増加する。これは図10に表されているものである。
本発明による流体クッション封止装置100のこの作動段階で、かなりの圧力損失が流体クッション運搬面116とシリンダ102との間に生じ、該損失はリング流体113の通過を妨害する。その結果として圧力分布溝126およびカウンタ圧力溝117内に広がる圧力は、圧力分布チャンバ119内に広がる圧力に近い点まで増加する。このことから、結果的に該チャンバ119内に広がる圧力は、流体クッション運搬面116を除いて連続して穿孔されたリング105に半径方向の力をもはや加えない。これに続いて、拡張に抵抗するバネの特性によりこれに付与される弾性に起因して、連続して穿孔されたリング105は後退し、これは一方では流体クッション運搬面116とシリンダ102との間の負荷損を低減する効果を有し、他方では圧力分布溝126およびカウンタ圧力溝117内に広がる圧力を下げる効果を有し、これにより再度連続して穿孔されたリング105を拡張させる。
見てわかるように、連続して穿孔されたリング105の剛性からもたらされる収縮力は、一方では連続して穿孔されたリング105の拡張を妨害し、他方では流体クッション運搬面116とシリンダ102との間に負荷損を生成し、連続して穿孔されたリング105が比較的不安定な状態になる。実際に該リング105の直径が増加すると、直径の該増加を導く条件が消える一方で、該リング105の直径が低減すると、該増加を導く条件が再度すべて現れる。
このことから、結果的に流体クッション運搬面116は、シリンダ102からわずかに離れた比較的安定した中間位置を見つけざるを得なくなる。該距離は、ピストン101とシリンダ102との間の最初の隙間に、圧力分布チャンバ119内に広がる圧力に、連続して穿孔されたリング105の剛性に、およびリング流体113の圧力に曝される内部円筒形リング面106の全軸長に対する流体クッション運搬面116の全軸長に起因する。また該距離はカウンタ圧力溝117の深さにも起因し、カウンタ圧力溝117の深さ自体は追加の負荷損を表す。
ここで考慮した作動例によれば、一旦40バールの圧力が圧力分布チャンバ119内に確立されると、流体クッション運搬面116とシリンダ102との間の距離は、約数ミクロン、または約1ミクロン、または1ミクロンに満たないことさえある。常にカウンタ圧力凹部115から封止されるチャンバ104に向かって進み、反対方向に進まないリング流体113の流れと組み合わせて、ピストン101とシリンダ102との間に生成する非常に緊密な封止はこの短い距離である。
本発明による流体クッション封止装置100の特定の作動を考慮すると、連続して穿孔されたリング105は自然にシリンダ102の中心になり、該シリンダ102の円形または円筒形のあらゆる欠陥に順応する傾向があることが見られる。実際に連続して穿孔されたリング105の位置は、まず連続して穿孔されたリング105の剛性によって与えられた該リング105の総合収縮力と、次に連続して穿孔されたリング105の周辺および軸長の各点に加えられた局所の半径方向の力との間の均衡から生じ、該力は流体クッション運搬面116とシリンダ102との間の空気力学の相互作用から生じる。
また本発明による流体クッション封止装置100の設計は、各応用に適合する多数の可能性が残されていることにも気付く。例えばそれ以外のすべてが同じであれば、較正された開口111の断面により、流体クッション運搬面116とシリンダ102との間に残った距離を調節することができ、該距離を連続して穿孔されたリング105の剛性によって、特にその厚さに依存して調節することもできる。
加圧流体源112によって発生された圧力は、封止されるチャンバ104内に広がる圧力より常に大きいことが不可欠であるとまさに説明した作動から、容易に結論付けられる。これは、(十分に長い時間規模に亘って)加圧流体源112によって発生された圧力を封止されるチャンバ104内に起こる最高圧力に適応させる可能性を除外しない。しかし圧力チャンバ129が定比逆止弁を有する場合は、圧力分布チャンバ119内に広がる圧力は、封止されるチャンバ104内に広がる圧力のように短い時間規模に亘って変化することができることに気付く。例えば本発明による流体クッション封止装置100を使用する適用が空気圧縮機である場合は、この戦略を保持することができる。
したがって本発明による流体クッション封止装置100は、ピストンのための従来の封止装置に利用できない新しい可能性を利用できることがわかる。
特に体積ピストン機を用いて再生エンジンを設計することが可能になり、体積ピストン機の一般原則および機構は、圧縮機および遠心タービンを用いて通常実行されるブレイトンサイクルの再生エンジンに類似している。また該再生エンジンは、その実施形態に関して、ならびにエンジンが生産可能で効率的であるようにエンジンを使用する革新の両方に関して、圧縮機および遠心タービンを有するエンジンとは著しく異なることにも気付くであろう。このようなピストン再生エンジンは、シリンダ102およびピストン101の作動温度が約1000℃以上であることを必要とする。このような温度では、セグメントであってもリングであっても油によるいかなる潤滑の使用も除外される。さらに該シリンダ102および該ピストン101を生成するために使用される材料は何であっても(例えばアルミナ系セラミック、ジルコニア、もしくは炭化ケイ素、またはあらゆる他の材料)、このような温度で該シリンダ102と封止セグメントもしくはガスケットとの間のあらゆる接触は不可能である。
しかし本発明による流体クッション封止装置100は、このような作動条件に適合する。実際に連続して穿孔されたリング105がシリンダ102と決して接触することがないのは、該リング105はリング流体113の薄膜によりシリンダ102から分離されるからであり、リング流体113は、非限定的例として大気を作るその空気であることが可能である。さらに連続して穿孔されたリング105はリング流体113の流れにより絶えず冷却され、リング流体113は該リング105を通過し、内部円筒形リング面106および外部円筒形リング面107をスイープする。これに関して、この冷却を支援するために圧力分布チャンバ119は図3〜図8に示された手段のようなリング流体分散手段124を収容できることを思い起こさなければならない。該冷却により、特に所望の機械抵抗を有する鋼鉄から作成された連続して穿孔されたリング105を、数百℃に過ぎない該鋼鉄の焼き戻し温度を超えることなく使用することが可能になる。1000℃を超えて加熱されたセラミックから作成されたシリンダ102内で、数百℃に加熱された鋼鉄から作成された連続して穿孔されたリング105を使用することにより、さらに該リング105と該シリンダ102との間の作動隙間を良好な条件下で制御することが可能になり、これは計算により容易に実証される。このことは、鋼鉄を酸化から守る保護層と該鋼鉄で被覆するか否かにかかわらず、特にセラミックの拡大係数より高い鋼鉄の拡大係数に起因する。
また連続して穿孔されたリング105の冷却は、当然の結果としてリング流体113の局部加熱を有し、これにより該流体113の体積を増加させることができることにも気付く。これは有利なことに、加圧流体源112によって生成されたリング流体113の流れを低減させることができる一方で、同時に本発明による拡張可能な連続した流体クッション封止装置100が所望の条件下で作動できる。またリング流体113を圧力チャンバ129の中に導入する前に、リング流体113の温度を規制することができ、これにより連続して穿孔されたリング105の作動温度を、ひいては該リング105と該シリンダ102との間の作動隙間を規制することができることにも気付く。
また流体クッション運搬面116とシリンダ102との間を流れるリング流体113の流れは、シリンダ102の連続洗浄を確保することも見られる。したがって固体粒子およびあらゆる型の残留物はシリンダ102に付着できない。加えて封止されるチャンバ104に由来する粒子が流体クッション運搬面116とシリンダ102との間を通ることができないのは、該チャンバ104内の気体の圧力が、圧力分布チャンバ119内に広がる圧力より低いからである。また流体クッション運搬面116の最適作動を保証するために、リング流体113が圧力分布チャンバ119の中に導入される前に、粒子の直径が例えば1ミクロンを超えるあらゆる粒子を該流体113から取り除く、リング流体フィルタ138を提供することが可能であることにも気付くであろう。
まさに述べられたことの結果として、本発明による流体クッション封止装置100は、特に高収率再生熱エンジンを生成することができ、高温に曝される該熱エンジンのシリンダ102は図11および図12に示されている。該図面では、該熱エンジンは、特に機械式伝達手段18により出力シャフト17に連結された2つのシリンダ頭部103およびピストン101を備えることが見られる。ピストン101、シリンダ102、およびシリンダ頭部103は、封止される2つのチャンバ104を画定し、該チャンバ104はそれぞれ吸気絞り弁24により高温気体吸気管19と、または排気弁31により低温気体排気管26のいずれかと接続して置くことができる。
図11および図12では、シリンダ102に平行に配向され、ピストン101に固定された圧力吸気チューブ128が存在し、該チューブ128の第1の端部はピストン101の内部と入る一方で、該チューブ128の第2の端部は、その中で長手方向に封止した並進運動で動くことができる圧力チャンバ・ボアホール130を介して、圧力転送回路114により加圧流体源112に連結された圧力チャンバ129の中に入ることに気づく。また特に図11では、圧力吸気チューブ128は、ピストン101に加えられた半径方向圧力吸気管131により圧力分布チャンバ119に連結されることも見られる。
本発明による流体クッション封止装置100の可能性は、説明されただけの用途に限定されず、さらに上の説明が一例として与えられたに過ぎず、あらゆる説明される実行の詳細を他の等価物に交換することによって超えるはずがない該発明の範囲を決して限定しないことを理解しなければならない。

Claims (19)

  1. シリンダ(102)内で前記シリンダ(102)と同軸で長手方向の並進運動で動くことができるピストン(101)のための流体クッション封止装置(100)であって、前記ピストン(101)および前記シリンダ(102)は封止されるチャンバ(104)を少なくとも1つのシリンダ頭部(103)で画定し、前記流体クッション封止装置(100)は、
    ・内部円筒形リング面(106)、外部円筒形リング面(107)、および2つの軸リング面(108)を備える少なくとも1つの連続して穿孔されたリング(105)であって、前記リング(105)は前記ピストン(101)内または前記シリンダ(102)内に提供された少なくとも1つのリング溝(109)内に収容される一方で、前記リング(105)は前記リング溝(109)から離れることができることなく前記リング溝(109)内で半径方向に動くことができ、前記リング(105)は、加圧流体源(112)の圧力の影響下で前記リング(105)の直径が前記リング溝(109)の直径に対して増減できるように可撓性である、リング(105)と、
    ・前記リング溝(109)が転送回路(114)により前記加圧流体源(112)に連結された圧力分布チャンバ(119)を前記連続して穿孔されたリング(105)で画定するように、それぞれの軸リング面(108)と前記リング溝(109)との間に封止を生成するリング封止手段(110)であって、前記リング封止手段(110)は、前記連続して穿孔されたリング(105)の軸端部の少なくとも1つの付近に提供された薄型軸部(139)からなり、前記薄型軸部(139)は、前記リング溝(109)に封止固定され、前記連続して穿孔されたリング(105)の直径が前記リング溝(109)に対して増減できるように可撓性である、リング封止手段(110)と、
    ・前記連続して穿孔されたリング(105)をその半径厚さ内で通過する少なくとも1つの較正された開口(111)と、
    ・前記連続して穿孔されたリング(105)が備える少なくとも1つの流体クッション運搬面(116)であって、前記流体クッション運搬面(116)は前記圧力分布チャンバ(119)と反対側に配置される、流体クッション運搬面(116)と、
    を含むことを特徴とする、流体クッション封止装置(100)。
  2. 軸ブラインドカウンタ圧力凹部(115)を受領する前記外部円筒形リング面(107)の前記カウンタ圧力凹部(115)によって占有されない面が、前記流体クッション運搬面(116)を構成するように、前記リング溝(109)が前記ピストン(101)内に提供される場合に、前記外部円筒形リング面(107)上に窪みを提供された前記カウンタ圧力凹部(115)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の流体クッション封止装置。
  3. 軸ブラインドカウンタ圧力凹部(115)を受領する前記内部円筒形リング面(106)の前記カウンタ圧力凹部(115)によって占有されない面が、前記流体クッション運搬面(116)を構成するように、前記リング溝が前記シリンダ(102)内に提供される場合に、前記内部円筒形リング面(106)上に窪みを提供された前記カウンタ圧力凹部(115)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の流体クッション封止装置。
  4. 前記カウンタ圧力凹部(115)は、前記カウンタ圧力凹部(115)を受領する前記外部円筒形リング面(107)または前記内部円筒形リング面(106)の軸長をほぼ中心とする浅い深さのカウンタ圧力溝(117)からなり、前記カウンタ圧力溝(117)は、前記外部円筒形リング面(107)または前記内部円筒形リング面(106)の全周囲に亘って生成されることを特徴とする、請求項2乃至3のいずれか1項に記載の流体クッション封止装置。
  5. 前記カウンタ圧力凹部(115)に開く較正された開口(111)を含むことを特徴とする、請求項2乃至3のいずれか1項に記載の流体クッション封止装置。
  6. 前記較正された開口(111)は、前記カウンタ圧力凹部(115)の底部に窪みを提供された圧力分布凹部(125)を介して前記カウンタ圧力凹部(115)に開くことを特徴とする、請求項5に記載の流体クッション封止装置。
  7. 前記圧力分布凹部(125)は、前記カウンタ圧力凹部(115)を受領する前記外部円筒形リング面(107)または前記内部円筒形リング面(106)の軸長をほぼ中心とする圧力分布溝(126)からなり、前記圧力分布溝(126)は、前記外部円筒形リング面(107)または前記内部円筒形リング面(106)の全周囲に亘って生成されることを特徴とする、請求項6に記載の流体クッション封止装置。
  8. 前記カウンタ圧力凹部(115)を受領する前記外部円筒形リング面(107)または前記内部円筒形リング面(106)の前記2つの軸縁部の少なくとも1つは、縁部板隙間(118)内で終了することを特徴とする、請求項2乃至3のいずれか1項に記載の流体クッション封止装置。
  9. 前記リング封止手段(110)は、一方では前記連続して穿孔されたリング(105)に固定され、他方では前記リング溝(109)の内部またはリムと封止接触を設置する、リング封止唇部(121)からなることを特徴とする、請求項1に記載の流体クッション封止装置。
  10. 前記連続して穿孔されたリング(105)は、可撓性材料からなり、前記リング溝(109)が前記ピストン(101)内に提供される場合は前記リング(105)の直径を低減する傾向があり、または前記リング溝(109)が前記シリンダ(102)内に提供される場合は前記リング(105)の直径を増加する傾向がある、少なくとも1つの周囲リングバネ(123)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の流体クッション封止装置。
  11. 前記圧力分布チャンバ(119)は、前記圧力転送回路(114)に由来するリング流体(113)を、前記較正された開口(111)を通って漏れる前に、前記リング溝(109)が前記ピストン(101)内に提供される場合に前記内部円筒形リング面(106)の可能な最大面積をスイープさせ、または前記リング溝(109)が前記シリンダ(102)内に提供される場合に前記外部円筒形リング面(107)の可能な最大面積をスイープさせる、リング流体分散手段(124)を収容することを特徴とする、請求項1に記載の流体クッション封止装置。
  12. 前記リング流体分散手段(124)は、前記リング溝(109)の底部に収容された分散板(136)からなり、前記分散板(136)の軸端部の少なくとも1つは、前記圧力転送回路(114)に由来するリング流体(113)をその軸端部の少なくとも1つを通って前記圧力分布チャンバ(119)に入れさせる、少なくとも1つの横方向分散板開口または溝(137)を提供されることを特徴とする、請求項11に記載の流体クッション封止装置。
  13. 前記リング溝(109)は、前記連続して穿孔されたリング(105)の前記リング溝(109)の中への貫通を限定する、半径方向リング当接部(127)を有することを特徴とする、請求項1に記載の流体クッション封止装置。
  14. 前記リング溝(109)が前記ピストン(101)内に提供される場合に、前記圧力転送回路(114)は前記シリンダ(102)に平行に前記ピストン(101)に固定された圧力吸気チューブ(128)からなり、前記チューブ(128)の第1の端部は前記ピストン(101)の内部に入る一方で、前記チューブ(128)の第2の端部は、その中で前記ピストン(101)が長手方向に封止した並進運動で動くことができる圧力チャンバ・ボアホール(130)を介して、前記加圧流体源(112)に連結された圧力チャンバ(129)に開くことを特徴とする、請求項1に記載の流体クッション封止装置。
  15. 前記圧力吸気チューブ(128)は、少なくとも1つの半径方向圧力吸気管(131)により前記圧力分布チャンバ(119)に連結されることを特徴とする、請求項14に記載の流体クッション封止装置。
  16. 前記圧力チャンバ(129)は、リング流体(113)が前記加圧流体源(112)から前記圧力チャンバ(129)に進むことはできるが、前記圧力チャンバ(129)から前記加圧流体源(112)に進むことはできない、定比逆止弁により前記加圧流体源(112)に連結されることを特徴とする、請求項14に記載の流体クッション封止装置。
  17. 前記リング溝(109)は、前記リング溝(109)が前記ピストン(101)内に提供される場合に前記内部円筒形リング面(106)上に、または前記リング溝(109)が前記シリンダ(102)内に提供される場合に前記外部円筒形リング面(107)上に、半径方向の力を加えるために前記リング溝(109)に突き当たる拡張バネ(133)を収容することを特徴とする、請求項1に記載の流体クッション封止装置。
  18. 前記拡張バネ(133)は、前記リング溝(109)と前記連続して穿孔されたリング(105)との間の接触によって封止の効果を生み出すことを特徴とする、請求項17に記載の流体クッション封止装置。
  19. 前記拡張バネ(133)は、流体分散開口(134)および/または流体分散溝(135)でリング流体分散手段(124)を構成するように、少なくとも1つの前記流体分散開口(134)および/または少なくとも1つの前記流体分散溝(135)が提供されることを特徴とする、請求項17に記載の流体クッション封止装置。
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