JP6911144B2 - データルーティング方法及び装置 - Google Patents

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Description

この出願は、通信技術の分野に関し、特に、データルーティング方法及び装置に関する。
無線通信技術の発展によって、複数のネットワークが次第に統合される傾向にある。将来の通信システムでは、以下の複数のネットワークのデータ、例えば、第5世代移動通信(5G)低周波数技術ネットワーク、第4世代移動通信(4G)技術ネットワーク、第3世代移動通信(3G)技術ネットワーク、第2世代無線電話(2G)技術ネットワーク、5G高周波数技術ネットワーク、ロングタームエボリューション及び無線ローカルエリアネットワーク集約(LWA)技術ネットワーク、ライセンス支援アクセス(LAA)技術ネットワーク、ワイヤレスフィデリティ(WIFI)技術ネットワークのようなネットワークのデータが、同じハードウェアデバイス上で統合されて送信できる。異なるネットワークは、データ送信のために異なるデータベアラプロトコルを使用する。データベアラプロトコルは、共通公衆無線インタフェース(CPRI)プロトコル及びイーサネット(ETH)プロトコルに分類できる。CPRIプロトコルは、5G低周波数ネットワーク、4Gネットワーク、3Gネットワーク及び2Gネットワークのようなネットワークのデータを搬送するために使用でき、データは、併せて同相/直交(I/Q)データと呼ばれる。イーサネットプロトコルは、5G高周波数ネットワーク、LWAネットワーク、LAAネットワーク及びWIFIネットワークのようなネットワークのデータを搬送するために使用でき、データは、併せてインターネットプロトコル(IP)データと呼ばれる。
既存の通信システムでは、I/Qデータは、I/Qデータの送信に専用のネットワークデバイスを使用することによってのみ送信でき、IPデータは、IPデータの送信に専用のネットワークデバイスを使用することによってのみ送信できる。この場合、既存の通信システムにおけるデータ送信方式が使用される続けるとき、将来、異なるデータベアラプロトコルを使用する複数のネットワークが通信システムに統合される場合、異なるデータベアラプロトコルを使用し且つ通信システム内にあるデータを別々に送信するために、別々送信及び独立ルーティングモードが使用される必要がある。この送信プロセスは、異なるデータベアラプロトコルを使用するデータを別々にルーティングするプロセスを含む。この送信プロセスでは、データの送信に専用のネットワークデバイスが、異なるデータベアラプロトコルを使用するデータのために配備される必要がある。したがって、複数のネットワークが統合される通信システムでは、ネットワークデバイスの配備コストが高く、ネットワークアーキテクチャが複雑であり、別々送信及び独立ルーティングモードは、複数のネットワークが統合される将来の通信システムの柔軟なネットワーク化要件を満たすことができない。
したがって、複数のネットワークが統合される将来の通信システムにおいてデータルーティングを実現するためのデータルーティング方式を設計する緊急の必要性が存在する。
この出願の実施形態は、異なるデータベアラプロトコルを使用する複数のネットワークが統合される通信システムにおいてデータルーティングを実現するためのデータルーティング方法及び装置を提供する。
第1の態様によれば、この出願の実施形態はデータルーティング方法を提供し、
ルーティング装置により、入力ポートを使用することによりデータを受信し、入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定するステップと、
ルーティング装置により、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データの属性を決定するステップであり、入力ポートのデータベアラプロトコル属性が共通公衆無線インタフェースCPRIプロトコルであるとき、データの属性はインターネットプロトコルIP属性又は同相/直交I/Q属性であるか、或いは入力ポートのデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、データの属性はIP属性である、ステップと、
ルーティング装置により、データの属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定するステップであり、データの属性がIP属性であるとき、出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコル又はイーサネットプロトコルであるか、或いはデータの属性がI/Q属性であるとき、出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコルである、ステップと、
ルーティング装置により、出力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポートを決定し、決定された出力ポートを使用することによりデータを出力するステップと
を含む。
1つ以上の入力ポート及び1つ以上の出力ポートが存在してもよい。出力ポート及び入力ポートはまた、同じポートでもよく、ポートのモードはデュプレックスモードでもよい。同じ属性を有するデータは、1つのネットワーク内のデータ又は複数のネットワーク内のデータとすることができ、複数の属性を有するデータは、複数のネットワーク内のデータである。複数のネットワークは、同じデータベアラプロトコル属性を使用するネットワークでもよく、或いは異なるデータベアラプロトコル属性を使用するネットワークでもよい。複数のネットワーク内のデータが同じ属性を有するデータであるとき、複数のネットワークにより使用されるデータベアラプロトコルは同じデータベアラプロトコルである。複数のネットワーク内のデータが複数の属性を有するデータであるとき、複数のネットワークにより使用されるデータベアラプロトコルは、複数のデータベアラプロトコルである。
上記の方法では、ルーティング装置は、1つ以上の属性を有するデータをルーティングでき、次いで、ルーティング装置は、1つ以上のネットワークの通信システムにおいてデータルーティングを実現でき、特に、ルーティング装置は、異なるデータベアラプロトコルを使用する複数のネットワークが統合される将来の通信システムにおいてデータルーティングを実現でき、それにより、複数のネットワークが統合される将来の通信システムの柔軟なネットワーク化要件が満たされ、ネットワークアーキテクチャが簡略化され、ネットワークデバイス配備コストが低減される。
可能な実施形態では、ルーティング装置により、入力ポートを使用することによりデータを受信することは、
ルーティング装置により、入力ポートを使用することにより、データを含む第1のデータパケットを受信することを含み、
入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定した後に、当該方法は、
ルーティング装置により、データを取得するために、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に対応する分離方式で、第1のデータパケットを分離するステップを更に含む。
この場合、ルーティング装置は、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に対応する属性を有するデータを取得できる。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域は、第1の帯域及び/又は第2の帯域を含み、第1の帯域は、IP属性を有するデータを受信するために使用され、第2の帯域は、I/Q属性を有するデータを受信するために使用される。
この場合、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域が第1の帯域のみを含むとき、ルーティング装置は、第1の帯域を使用することにより、IP属性を有するデータを受信できる。データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域が第2の帯域のみを含むとき、ルーティング装置は、第2の帯域を使用することにより、I/Q属性を有するデータを受信できる。データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域が第1の帯域及び第2の帯域を含むとき、ルーティング装置は、第1の帯域を使用することにより、IP属性を有するデータを受信し、第2の帯域を使用することにより、I/Q属性を有するデータを受信できる。
可能な実施形態では、ルーティング装置により、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データの属性を決定することは、
第1の帯域を使用することによりデータを受信するとき、ルーティング装置により、データの属性をIP属性として決定するか、或いは第2の帯域を使用することによりデータを受信するとき、ルーティング装置により、データの属性をI/Q属性として決定することを含む。
この場合、ルーティング装置は、データを受信するために使用される通信帯域に基づいて、データの属性を決定できる。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートの通信帯域は、第3の帯域及び/又は第4の帯域を含み、第3の帯域は、IP属性を有するデータを出力するために使用され、第4の帯域は、I/Q属性を有するデータを出力するために使用される。
この場合、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域が第3の帯域のみを含むとき、ルーティング装置は、第3の帯域を使用することにより、IP属性を有するデータを出力できる。データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域が第4の帯域のみを含むとき、ルーティング装置は、第4の帯域を使用することにより、I/Q属性を有するデータを出力できる。データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域が第3の帯域及び第4の帯域を含むとき、ルーティング装置は、第3の帯域を使用することにより、IP属性を有するデータを出力し、第4の帯域を使用することにより、I/Q属性を有するデータを出力できる。
可能な実施形態では、データの属性がIP属性であるとき、出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコル又はイーサネットプロトコルであることは、
データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートのみが存在し、出力ポートの通信帯域が第3の帯域を含むとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコルであること、
データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポートとが存在し、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートの通信帯域が第3の帯域を含まないとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポートのデータベアラプロトコル属性はイーサネットプロトコルであること、又は
データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポートとが存在し、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートの通信帯域が第3の帯域を含むとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポートのデータベアラプロトコル属性はイーサネットプロトコル又はCPRIプロトコルであること
を具体的に含む。
この場合、ルーティング装置は、ルーティング装置の出力ポートの通信帯域及びデータベアラプロトコル属性に基づいて、IP属性を有するデータの出力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定し、次いで、IP属性を有するデータの出力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、IP属性を有するデータを出力するために使用される出力ポートを決定できる。
可能な実施形態では、ルーティング装置により、出力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポートを決定することは、
IP属性を有するデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、ルーティング装置により、複数の出力ポートの中で、IP属性を有するデータの宛先アドレスに基づいて、IP属性を有するデータを出力するために使用される出力ポートを決定すること、又は
I/Q属性を有するデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、ルーティング装置により、複数の出力ポートの中で、I/Q属性を有するデータを受信するために使用される入力ポートと出力ポートとの間の予め構成された対応関係に基づいて、I/Q属性を有するデータを出力するために使用される出力ポートを決定すること
を具体的に含む。
この場合、データに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、ルーティング装置は、データを出力するために使用され且つデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートの中で決定された出力ポートに基づいて、データを出力できる。
可能な実施形態では、ルーティング装置により、決定された出力ポートを使用することによりデータを出力することは、
ルーティング装置により、データを含む第2のデータパケットを取得するために、データに対応するデータベアラプロトコル属性に対応するパケットアセンブリ方式で、データに対してパケットアセンブリを実行し、
ルーティング装置により、第2のデータパケットを出力することを具体的に含む。
このように、ルーティング装置は、出力ポートのデータベアラプロトコル属性に対応するデータパケットを取得及び出力でき、それにより、1つ以上のデータベアラプロトコル属性を有するデータの出力を実現する。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートは、優先的に、I/Q属性を有するデータを受信するように構成され、
データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートは、優先的に、I/Q属性を有するデータを送信するように構成される。
この場合、ルーティング装置は、I/Qデータのための通信システムの送信要件を優先的に満たすことができる。
第2の態様によれば、この出願の実施形態はルーティング装置を提供し、当該装置は、入力ポートと、処理ユニットと、出力ポートとを含み、
入力ポートは、データを受信するように構成され、
処理ユニットは、入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定し、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、入力ポートにより受信されたデータの属性を決定し、入力ポートのデータベアラプロトコル属性が共通公衆無線インタフェースCPRIプロトコルであるとき、データの属性はインターネットプロトコルIP属性又は同相/直交I/Q属性であるか、或いは入力ポートのデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、データの属性はIP属性であり、データの属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定し、データの属性がIP属性であるとき、出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコル又はイーサネットプロトコルであるか、或いはデータの属性がI/Q属性であるとき、出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコルであり、出力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポートを決定し、入力ポートから受信したデータを決定された出力ポートに送信するように構成され、
出力ポートは、処理ユニットにより送信されたデータを出力するように構成される。
可能な実施形態では、入力ポートは、データを含む第1のデータパケットを受信するように具体的に構成され、
処理ユニットは、入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定した後、且つ、入力ポートから受信したデータを決定された出力ポートに送信する前に、データを取得するために、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に対応する分離方式で、第1のデータパケットを分離するように更に構成される。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域は、第1の帯域及び/又は第2の帯域を含み、第1の帯域は、IP属性を有するデータを受信するために使用され、第2の帯域は、I/Q属性を有するデータを受信するために使用される。
可能な実施形態では、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データの属性を決定するとき、処理ユニットは、第1の帯域を使用することによりデータを受信するとき、データの属性をIP属性として決定するか、或いは第2の帯域を使用することによりデータを受信するとき、データの属性をI/Q属性として決定するように具体的に構成されてもよい。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートの通信帯域は、第3の帯域及び/又は第4の帯域を含み、第3の帯域は、IP属性を有するデータを出力するために使用され、第4の帯域は、I/Q属性を有するデータを出力するために使用される。
可能な実施形態では、データの属性がIP属性であるとき、出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコル又はイーサネットプロトコルであることは、
データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートのみが存在し、出力ポートの通信帯域が第3の帯域を含むとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコルであること、
データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポートとが存在し、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートの通信帯域が第3の帯域を含まないとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポートのデータベアラプロトコル属性はイーサネットプロトコルであること、又は
データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポートとが存在し、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートの通信帯域が第3の帯域を含むとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポートのデータベアラプロトコル属性はイーサネットプロトコル又はCPRIプロトコルであること
を具体的に含む。
可能な実施形態では、出力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポートを決定するとき、処理ユニットは、
IP属性を有するデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、複数の出力ポートの中で、IP属性を有するデータの宛先アドレスに基づいて、IP属性を有するデータを出力するために使用される出力ポートを決定するか、或いは
I/Q属性を有するデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、複数の出力ポートの中で、I/Q属性を有するデータを受信するために使用される入力ポートと出力ポートとの間の予め構成された対応関係に基づいて、I/Q属性を有するデータを出力するために使用される出力ポートを決定する
ように具体的に構成される。
可能な実施形態では、処理ユニットは、
データを含む第2のデータパケットを取得するために、データに対応するデータベアラプロトコル属性に対応するパケットアセンブリ方式で、データに対してパケットアセンブリを実行するように更に構成され、それに従って、出力ポートは、処理ユニットにより送信された第2のデータパケットを出力するように具体的に構成される。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートは、優先的に、I/Q属性を有するデータを受信するように構成されてもよく、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートは、優先的に、I/Q属性を有するデータを送信するように構成されてもよい。
第3の態様によれば、この出願の実施形態は、プロセッサと、メモリと、入力ポートと、出力ポートと、バスとを含むルーティング装置を提供し、
プロセッサ、メモリ及び通信インタフェースは、バスを使用することにより互いに通信し、トランシーバは、データを受信及び送信するように構成され、
メモリはプログラム命令を記憶し、
プロセッサは、メモリ内のプログラム命令を呼び出して実行し、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つで提供される方法を実行するように構成される。
第4の態様によれば、この出願の実施形態は、コンピュータ記憶媒体を更に提供し、コンピュータ記憶媒体は、コンピュータプログラムを記憶し、コンピュータプログラムがプロセッサにより呼び出されて実行されたとき、コンピュータ記憶媒体は、第1の態様及び第1の態様の可能な設計のうちいずれか1つの方法を実行できる。
Wi-Fiネットワーク及び3GPPネットワークが別々送信及び独立ルーティングモードでデータを送信するために統合される通信システムのネットワークの概略アーキテクチャ図である。 LWAネットワーク及び3GPPネットワークが別々送信及び独立ルーティングモードでデータを送信するために統合される通信システムのネットワークの概略アーキテクチャ図である。 この出願の実施形態によるデータルーティングシステムの概略アーキテクチャ図である。 この出願の実施形態によるデータルーティング方法の概略フローチャートである。 この出願の実施形態によるルーティング装置の概略構造図である。 この出願の実施形態による処理ユニットの概略構造図である。 この出願の実施形態による他のルーティング装置の概略構造図である。
将来の通信システムでは、通信システムは、1つのネットワークのみを含んでもよく、或いは複数のネットワークが統合される通信システムでもよい。複数のネットワークは、1つのデータベアラプロトコル又は複数のデータベアラプロトコルを使用してもよく、例えば、通信システムは、5G低周波数ネットワーク、4Gネットワーク、3Gネットワーク、2Gネットワーク、5G高周波数ネットワーク、LWAネットワーク、LAAネットワーク及びWIFIネットワークのような1つ以上のネットワークを含む。
既存の通信システムでは、データベアラプロトコルは、CPRIプロトコル及びイーサネットプロトコルに分類できる。5G低周波数ネットワーク、4Gネットワーク、3Gネットワーク及び2Gネットワークのようなネットワークにおいてデータ送信に使用されるデータベアラプロトコルはCPRIプロトコルであり、これらのネットワークにおいて送信されるデータの属性はI/Q属性である。説明を容易にするために、I/Q属性を有するデータは、以下では併せてI/Qデータと呼ばれる。5G高周波数ネットワーク、LWAネットワーク、LAAネットワーク及びWIFIネットワークのようなネットワークにおいてデータ送信に使用されるデータベアラプロトコルはイーサネットプロトコルであり、これらのネットワークにおいて送信されるデータの属性はIP属性である。説明を容易にするために、IP属性を有するデータは、以下では併せてIPデータと呼ばれる。この出願の実施形態において使用される通信システムにおいて、IPデータを搬送するために使用されるデータベアラプロトコルは、イーサネットプロトコルでもよく、或いはCPRIプロトコルでもよい。
既存の通信システムでは、I/Qデータは、I/Qデータの送信に専用のネットワークデバイスを使用することによってのみ送信でき、IPデータは、IPデータの送信に専用のネットワークデバイスを使用することによってのみ送信できる。この場合、既存の通信システムにおけるデータ送信方式が使用される続けるとき、将来、異なるデータベアラプロトコルを使用する複数のネットワークが通信システムに統合される場合、異なるデータベアラプロトコルを使用するデータを別々に送信するために、別々送信及び独立ルーティングモードが使用される必要がある。この送信プロセスを実現するために、データの送信に専用のネットワークデバイスが、異なるデータベアラプロトコルを使用するデータのために配備される必要がある。したがって、複数のネットワークが統合される通信システムでは、ネットワークデバイスの配備コストが高く、ネットワークアーキテクチャが複雑である。別々送信及び独立ルーティングモードを有するネットワーク化は、複雑なネットワークアーキテクチャを生じ、この別々送信及び独立ルーティングモードは、複数のネットワークが統合される将来の通信システムの柔軟なネットワーク化要件を満たすことができない。
Wi-Fiネットワーク及び3GPPネットワークが統合される通信システムが例として使用される。図1Aは、Wi-Fiネットワーク及び3GPPネットワークが別々送信及び独立ルーティングモードでデータを送信するために統合される通信システムのネットワークアーキテクチャを示す。Wi-Fiネットワーク及び3GPPネットワークが統合される通信システムでは、IPデータは、無線アクセスポイント(AP)と、アクセスコントローラ(AC)と、イーサネットルータ(LAN Switch, LSW)とを使用することによりWi-Fiネットワークにおいて送信され、I/Qデータは、ビルディングベースバンドユニット(BBU)と、無線リモートユニット(Pico Radio Remote Unit, PicoRRU)と、無線リモートユニットハブ(RHUB)とを使用することにより3GPPネットワークにおいて送信される。
LWAネットワーク及び3GPPネットワークが統合される通信システムが例として使用される。図1Bは、LWAネットワーク及び3GPPネットワークが別々送信及び独立ルーティングモードでデータを送信するために統合される通信システムのネットワークアーキテクチャを示す。LWAネットワーク及び3GPPネットワークが統合される通信システムでは、IPデータは、APと、BBUと、LSWとを使用することによりLWAネットワークにおいて送信され、I/Qデータは、BBUと、PicoRRUと、RHUBとを使用することにより3GPPネットワークにおいて送信される。
この出願の実施形態は、異なるデータベアラプロトコルを使用する複数のネットワークが統合される将来の通信システムにおいてデータルーティングを実現するためのデータルーティング方法及び装置を提供し、それにより、複数のネットワークが統合される将来の通信システムの柔軟なネットワーク化要件が満たされ、ネットワークアーキテクチャが簡略化され、ネットワークデバイスの配備コストが低減される。当該方法及び装置は、同じ出願概念に基づいている。当該方法の問題解決原理は、装置の問題解決原理と類似するので、装置の実現方式と方法の実現方式との間で相互参照が行われてもよく、繰り返し部分は説明しない。
この出願の実施形態で提供される技術的解決策が適用される通信システムは、1つのネットワークのみを含んでもよく、或いは複数のネットワークが統合される通信システムでもよい。複数のネットワークは、1つのデータベアラプロトコル又は複数のデータベアラプロトコルを使用してもよく、例えば、通信システムは、5G低周波数ネットワーク、4Gネットワーク、3Gネットワーク、2Gネットワーク、5G高周波数ネットワーク、LWAネットワーク、LAAネットワーク及びWIFIネットワークのような1つ以上のネットワークを含む。この出願の実施形態で提供される技術的解決策は、複数のネットワークが統合される通信システムに適用可能であり、例えば、WiFiネットワーク及び3GPPネットワークが通信システムに統合されてもよく、或いはLAAネットワーク及び5G低周波数ネットワークが通信システムに統合されてもよい。この出願の実施形態で提供される技術的解決策は、通信システムにおけるデータルーティングシナリオに適用可能であり、特に、異なるデータベアラプロトコルを使用する複数のネットワークが統合される通信システムにおけるデータルーティングシナリオに適用可能である。WiFiネットワーク及び3GPPネットワークが統合される通信システムが例として使用される。図2は、WiFiネットワーク及び3GPPネットワークが統合され、この出願の実施形態で提供される技術的解決策が使用される通信システムのネットワークアーキテクチャを示す。ネットワークアーキテクチャでは、RHUBは、AP、AC及びLSWのようなWiFiネットワーク内のネットワークデバイスに別々に接続され、BBU及びPicoRRUのような3GPPネットワーク内のネットワークデバイスに別々に接続される。
この出願の実施形態で使用されるルーティング装置は、1つのネットワークのデータをルーティングしてもよく、或いは複数のネットワークのデータをルーティングしてもよい。複数のネットワークのデータは、同じ属性を有するデータでもよく、或いは異なる属性を有するデータでもよく、例えば、IPデータ及びI/Qデータのうち1つ又は2つでもよい。ルーティング装置は、ルーティングユニット(Route)と、分離ユニット(demultiplexer)と、パケットアセンブリユニット(MUX)と、少なくとも1つのポートとを含んでもよく、例えば、ルーティング装置はRHUBでもよい。ルーティング装置が1つのポートのみを有するとき、当該ポートは、ルーティング装置の入力ポート及び出力ポートの双方である。ルーティング装置は、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるポート(入力ポート及び出力ポートを含む)を使用することにより、AC、ゲートウェイ(GW)、LSW及びAPのような1つ以上のネットワークデバイスに接続されてもよく、或いはデータベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるポート(入力ポート及び出力ポートを含む)を使用することにより、BBU、PicoRRU、AC、GW、LSW及びAPのような1つ以上のネットワークデバイスに接続されてもよい。
以下に、この出願の実施形態で提供される技術的解決策について説明する。
この出願の実施形態はデータルーティング方法を提供する。図3に示すように、当該方法は以下のステップを含む。
S301.ルーティング装置は、入力ポートを使用することによりデータを受信し、入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定する。
1つ以上のネットワークのデータのルーティングを実現するために、S301におけるルーティング装置は、入力ポートを使用することによりデータを受信し、データを受信するために使用される入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定し、それにより、ルーティング装置は、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データの属性を決定する。
ルーティング装置は、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである入力ポートを使用することにより、IPデータを受信してもよい。ルーティング装置は、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートを使用することにより、IPデータ及び/又はI/Qデータを受信してもよい。
S301が実行される前に、ルーティング装置は、入力ポートの数、入力ポートのデータベアラプロトコル属性及び入力ポートの通信帯域のような入力ポートの1つ以上のパラメータを構成してもよい。ルーティング装置は、様々な方法を使用することにより入力ポートのパラメータを構成してもよい。例えば、ルーティング装置は、通信システムにより配信される静的構成コマンドに基づいて、入力ポートのパラメータを構成する。
ルーティング装置が入力ポートを構成するとき、ほとんどのポートリソースがI/Qデータの送信のためにルーティング装置により構成されないためにI/Qデータの送信が遅いか或いは中断される場合を回避するため、ルーティング装置がI/Qデータのための通信システムの送信要件を満たすことができることを確保するために、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートは、優先的に、I/Qデータを受信するために使用される。
データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域の総帯域幅が、I/Qデータを受信するためにルーティング装置により要求される通信帯域の帯域幅よりも大きいとき、入力ポートの通信帯域の総帯域幅におけるアイドル帯域幅は、IPデータを受信するために使用される通信帯域の帯域幅として構成されてもよく、それにより、単一ネットワークにおけるデータの送信により引き起こされる帯域幅の浪費を低減し、帯域幅の利用率を改善する。
入力ポートの数、入力ポートのデータベアラプロトコル属性及び入力ポートの通信帯域のような入力ポートのパラメータの詳細は、実際の適用要件に基づいて決定される点に留意すべきである。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
この実施形態では、ルーティング装置の入力ポートの構成ケースは以下の通りである。
ケース1:ルーティング装置について1つ以上の入力ポートが存在し、1つ以上の入力ポートのそれぞれのデータベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるとき、ルーティング装置は、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートを使用することにより、IPデータ及び/又はI/Qデータを受信してもよい。
ケース1では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである1つ以上の入力ポートのうちいずれか1つは、以下の3つの構成サブケースを有してもよい。
サブケース1:ルーティング装置が入力ポートの通信帯域を第1の帯域として構成するとき、ルーティング装置は、入力ポートの第1の帯域を使用することによりIPデータを受信する。
サブケース2:ルーティング装置が入力ポートの通信帯域を第2の帯域として構成するとき、ルーティング装置は、入力ポートの第2の帯域を使用することによりI/Qデータを受信する。
サブケース3:ルーティング装置が入力ポートの通信帯域を第1の帯域及び第2の帯域として構成するとき、ルーティング装置は、入力ポートの第1の帯域を使用することによりIPデータを受信し、入力ポートの第2の帯域を使用することによりI/Qデータを受信する。
データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるルーティング装置の複数の入力ポートについて、複数の入力ポートのそれぞれの通信帯域の構成は同じでもよく、或いは異なってもよい点に留意すべきである。
ケース1に基づいて、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるルーティング装置の1つ以上の入力ポートの通信帯域が第1の帯域のみを含む場合、ルーティング装置は、入力ポートを使用することによりIPデータのみを受信でき、この場合、ルーティング装置は、データベアラプロトコルがイーサネットプロトコルであるネットワークを含む通信システムに適用可能である。ケース1に基づいて、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるルーティング装置の1つ以上の入力ポートの通信帯域が第2の帯域のみを含む場合、ルーティング装置は、入力ポートを使用することによりI/Qデータのみを受信でき、この場合、ルーティング装置は、データベアラプロトコルがCPRIプロトコルであるネットワークを含む通信システムに適用可能である。ケース1に基づいて、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるルーティング装置の1つ以上の入力ポートの通信帯域が第1の帯域及び第2の帯域を含む場合、ルーティング装置は、入力ポートを使用することによりIPデータ及びI/Qデータを受信でき、この場合、ルーティング装置は、異なるデータベアラプロトコルを使用する複数のネットワークが統合される通信システムに適用可能であり、異なるデータベアラプロトコルは、イーサネットプロトコル及びCPRIプロトコルを含む。したがって、ルーティング装置の全ての入力ポートのデータベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるとき、ルーティング装置が入力ポートを使用することによりIPデータ及びI/Qデータを受信できることを実現するために、第1の帯域及び第2の帯域を含む通信帯域の少なくとも1つの入力ポートがルーティング装置に含まれる必要がある。
例えば、ルーティング装置が3つの入力ポートを有し、3つの入力ポートがそれぞれポートA、ポートB及びポートCであると仮定する。ポートAの通信帯域は第1の帯域及び第2の帯域を含み、ポートBの通信帯域は第2の帯域のみを含み、ポートCの通信帯域は第1の帯域のみを含む。この場合、ルーティング装置は、入力ポートを使用することにより、IPデータ及びI/Qデータを受信してもよい。ルーティング装置は、異なるデータ保持プロトコルを使用する複数のネットワークが統合される通信システムに適用可能でもよく、或いはイーサネットプロトコルを使用する1つ以上のネットワークを含む通信システムに適用可能でもよく、或いはCPRIプロトコルを使用する1つ以上のネットワークを含む通信システムに適用可能でもよい。
ケース2:ルーティング装置について1つ以上の入力ポートが存在し、1つ以上の入力ポートのそれぞれのデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、ルーティング装置は、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである入力ポートを使用することにより、IPデータを受信してもよい。この場合、ルーティング装置は、データベアラプロトコルがイーサネットプロトコルであるネットワークを含む通信システムに適用可能である。
ケース3:ルーティング装置について複数の入力ポートが存在し、複数の入力ポートが、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートと、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである入力ポートとを含むとき、ルーティング装置は、入力ポートを使用することにより、IPデータ及びI/Qデータを受信できる。この場合、ルーティング装置は、データベアラプロトコルがイーサネットプロトコルであるネットワークと、データベアラプロトコルがCPRIプロトコルであるネットワークとを含む通信システムに適用可能である。
ケース3では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの構成については、ケース1の3つのサブケースに記載の、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの構成を参照する。詳細はここでは説明しない。
S301におけるルーティング装置によりデータを受信する方法は、ルーティング装置により、入力ポートを使用することにより、データを含む第1のデータパケットを受信することを含む。入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定した後に、ルーティング装置は、第1のデータパケットを分離してデータを取得するために、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に対応する分離方式を使用する。入力ポートのデータベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるとき、CPRIプロトコルに対応する分離方式は、IPオーバーCPRI方式又はI/QオーバーCPRI方式である。入力ポートのデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、イーサネットプロトコルに対応する分離方式は、IPオーバーETH方式である。
IP over CPRI分離方式は、IPデータを取得するために、CPRIプロトコルに基づいて第1のデータパケットの分離を実現するために使用され、I/Q over CPRI分離方式は、I/Qデータを取得するために、CPRIプロトコルに基づいて第1のデータパケットの分離を実現するために使用され、IP over ETH分離方式は、IPデータを取得するために、イーサネットプロトコルに基づいて第1のデータパケットの分離を実現するために使用される。
このように、ルーティング装置は、ネットワークにおいてデータを受信でき、また、複数のネットワークが統合される通信システムにおいてもデータを受信できる。
S301においてルーティング装置により入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定する方法は、以下の2つの方法を含むが、これらに限定されない。
方法1:ルーティング装置は、入力ポートを構成するときに、各入力ポートに対応するデータベアラプロトコル属性を予め記憶し、予め記憶された対応関係に基づいて、データを受信するための入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定する。
方法2:入力ポートを使用することによりデータを受信した後に、ルーティング装置は、入力ポートにより搬送され且つ入力ポートのデータベアラプロトコル属性を示すために使用される情報を検出することにより、入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定する。
S302.ルーティング装置は、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データの属性を決定し、入力ポートのデータベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるとき、データの属性はインターネットプロトコルIP属性又はI/Q属性であるか、或いは入力ポートのデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、データの属性はIP属性である。
S302において、ルーティング装置は、データを受信するために使用される入力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データの属性を決定してもよく、それにより、データの属性に基づく以降のステップにおいて、データを出力するために使用される出力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定する。
入力ポートのデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、ルーティング装置は、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである入力ポートをIP属性として使用することにより受信されたデータの属性を決定してもよい。入力ポートのデータベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるとき、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいてデータの属性を決定することについて、以下の3つのケースが存在してもよい。
ケース1:入力ポートの通信帯域が第1の帯域のみを含むとき、ルーティング装置は、第1の帯域をIP属性として使用することにより受信されたデータの属性を決定してもよい。
ケース2:入力ポートの通信帯域が第2の帯域のみを含むとき、ルーティング装置は、第2の帯域をI/Q属性として使用することにより受信されたデータの属性を決定してもよい。
ケース3:入力ポートの通信帯域が第1の帯域及び第2の帯域を含むとき、ルーティング装置は、第1の帯域をIP属性として使用することにより受信されたデータの属性を決定し、第2の帯域をI/Q属性として使用することにより受信されたデータの属性を決定してもよい。
入力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいてデータの属性を決定するための上記の方法に加えて、ルーティング装置は、他の方法を使用することによりデータの属性を決定してもよい点に留意すべきである。例えば、ルーティング装置は、データのデータパケットに記録されたデータの属性についての情報を取得する。データのデータパケット内の情報が、データの属性がIP属性であることを記録するとき、ルーティング装置は、データの属性がIP属性であると決定するか、或いはデータのデータパケット内の情報が、データの属性がI/Q属性であることを記録するとき、ルーティング装置は、データの属性がI/Q属性であると決定する。
S303.ルーティング装置は、データの属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定する。データの属性がIP属性であるとき、出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコル又はイーサネットプロトコルである。データの属性がI/Q属性であるとき、出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコルである。
出力ポート及び入力ポートは、異なるポート又は同じポートでもよい。出力ポート及び入力ポートが同じポートであるとき、ポートはデュプレックスモードのポートである。ルーティング装置が出力ポートを使用することによりデータを出力する具体的なケースは、S301においてルーティング装置が入力ポートを使用することによりデータを受信する具体的なケースと同様である。詳細はここでは説明しない。
S303において、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートの通信帯域は、第3の帯域及び/又は第4の帯域を含み、第3の帯域はIPデータを出力するために使用され、第4の帯域はI/Qデータを出力するために使用される。ルーティング装置の出力ポートの通信帯域の構成は、上記の入力ポートの通信帯域の構成と同様である。詳細はここでは説明しない。
この場合、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域が第3の帯域のみを含むとき、ルーティング装置は、第3の帯域を使用することにより、IP属性を有するデータを出力できる。データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域が第4の帯域のみを含むとき、ルーティング装置は、第4の帯域を使用することにより、I/Q属性を有するデータを出力できる。データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポートの通信帯域が第3の帯域及び第4の帯域を含むとき、ルーティング装置は、第3の帯域を使用することにより、IP属性を有するデータを出力し、第4の帯域を使用することにより、I/Q属性を有するデータを出力できる。
ルーティング装置は、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである1つ以上の出力ポートのみを含んでもよく、或いはデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである1つ以上の出力ポートのみを含んでもよく、或いはデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートとを含んでもよい。ルーティング装置の出力ポートの構成は、上記の入力ポートの構成と同様である。詳細はここでは説明しない。
出力ポートの数、出力ポートのデータベアラプロトコル属性及び出力ポートの通信帯域のような出力ポートのパラメータの詳細は、実際の適用要件により決定される点に留意すべきである。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
S303において、ルーティング装置は、データの属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定し、それにより、ルーティング装置は、出力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づく以降のステップにおいて、データを出力するために使用される出力ポートを決定する。
S303において、I/Qデータは、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートのみから出力できる。したがって、データの属性がI/Q属性であるとき、ルーティング装置は、出力ポートのデータベアラプロトコル属性をCPRIプロトコルとして決定する。
S303において、I/Qデータは、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートから出力でき、或いはデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポートから出力できる。したがって、データの属性がIP属性であるとき、ルーティング装置がデータを出力するために使用される出力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定する以下のいくつかのケースが存在してもよい。
ケース1:データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートのみが存在し、出力ポートの通信帯域が第3の帯域を含むとき、IPデータに対応する出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコルである。
ケース2:データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポートとが存在し、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートが第3の帯域を含まないとき、IPデータに対応する出力ポートのデータベアラプロトコル属性はイーサネットプロトコルである。
ケース3:データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポートとが存在し、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートが第3の帯域を含むとき、IPデータに対応する出力ポートのデータベアラプロトコル属性はイーサネットプロトコル又はCPRIプロトコルである。
S304.ルーティング装置は、出力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポートを決定し、決定された出力ポートを使用することによりデータを出力する。
S304において、ルーティング装置は、1つ以上の属性を有するデータの出力を実現するために、出力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データベアラプロトコル属性が出力ポートのデータベアラプロトコル属性と一致する出力ポートを、データを出力するために使用される出力ポートとして決定し、決定された出力ポートを使用することによりデータを出力し、それにより、ルーティング装置は、異なるデータベアラプロトコルを使用する複数のネットワークが統合される通信システムにおいてデータルーティングを実現できる。
S304において、ルーティング装置により、決定された出力ポートを使用することによりデータを出力するための方法は、ルーティング装置により、データを含む第2のデータパケットを取得するために、データに対応するデータベアラプロトコル属性に対応するパケットアセンブリ方式で、データに対してパケットアセンブリを実行し、決定された出力ポートを使用することにより第2のデータパケットを出力することを含み、それにより、1つ以上のネットワークにおけるデータルーティングを実現し、特に、異なるデータベアラプロトコルを使用する複数のネットワークが統合される将来の通信システムにおいてデータを出力する。
出力ポートのデータベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるとき、CPRIプロトコルに対応するパケットアセンブリ方式は、IP over CPRI又はI/Q over CPRIである。出力ポートのデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、イーサネットプロトコルに対応するパケットアセンブリ方式は、IP over ETHである。
IP over CPRIのパケットアセンブリ方式は、第2のデータパケットを取得するために、CPRIプロトコルに基づいてIPデータのパケットアセンブリを実現するために使用され、I/Q over CPRIのパケットアセンブリ方式は、第2のデータパケットを取得するために、CPRIプロトコルに基づいてI/Qデータのパケットアセンブリを実現するために使用され、IP over ETHのパケットアセンブリ方式は、第2のデータパケットを取得するために、イーサネットプロトコルに基づいてIPデータのパケットアセンブリを実現するために使用される。
このように、ルーティング装置は、ネットワークにおけるデータの出力、又は複数のネットワークが統合される通信システムにおけるデータの出力を実現できる。
S304において、データに対応するデータベアラプロトコル属性を有する1つの出力ポートが存在するとき、ルーティング装置は、当該出力ポートを、データを出力するために使用される出力ポートとして決定する。
S304において、データに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、ルーティング装置がデータを出力するために使用される出力ポートを決定する方法は、以下の2つのケースを含む。
ケース1:I/Qデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、ルーティング装置は、I/Qデータを受信するために使用される入力ポートと出力ポートとの間の予め構成された対応関係に基づいて、複数の出力ポートの中で、I/Qデータを出力するために使用される出力ポートを決定する。
S304が実行される前に、I/Qデータの各送信に必要とされる通信帯域の帯域幅サイズは容易に推定され、I/Qデータの各送信に必要とされる通信帯域の帯域幅サイズは比較的固定されるので、ルーティング装置は、I/Qデータを受信するために使用される入力ポートと出力ポートとの間の対応関係を予め構成する。例えば、ルーティング装置は、通信システムにより配信されるI/Qデータの構成情報に基づいて、I/Qデータを受信するために使用される入力ポートと出力ポートとの間の対応関係を構成してもよい。
ケース2:S304において、IPデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、ルーティング装置は、複数の出力ポートの中で、IPデータの宛先アドレスに基づいて、IPデータを出力するために使用される出力ポートを決定する。
ケース2では、IPデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在し、複数の出力ポートは、以下の3つのケースを含む。第1のケースは、複数の出力ポートが、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである複数の出力ポートであることであり、第2のケースは、複数の出力ポートが、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである複数の出力ポートであることであり、第3のケースは、複数の出力ポートが、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポートとを含むことある。
ルーティング装置により、IPデータの宛先アドレスに基づいて、IPデータを出力するために使用される出力ポートを決定する複数の方法が存在してもよい。例えば、ルーティング装置は、通信システムにより配信されるアドレス解決プロトコル(ARP)情報の宛先アドレスに基づいて、IPデータを出力するために使用される出力ポートを決定してもよい。他の例では、ルーティング装置は、毎回受信されるIPデータの宛先アドレスに基づいて、IPデータを出力するために使用される出力ポートを決定してもよい。
ルーティング装置が、通信システムにより配信されるARP情報の宛先アドレスに基づき、複数の出力ポートの中で、IPデータを出力するために使用される出力ポートを決定する方法が例として使用され、当該方法は以下のステップを含む。
ステップ1:ルーティング装置は、入力ポートを使用することにより、通信システムにより配信されるARP情報を受信する。
ステップ2:ルーティング装置は、情報に含まれる宛先媒体アクセス制御(MAC)アドレスを取得するよう、情報を解析し、解析されたARP情報をRouteに送信する。
ステップ3:ルーティング装置は、ARP情報の宛先MACアドレスに基づいて、ルーティング装置内で宛先MACアドレスに対応する出力ポートの識別子が存在するか否かを決定し、宛先MACアドレスに対応する出力ポートは、ARP情報が宛先MACアドレスに対応するピアデバイスに出力されるときに使用される出力ポートである。ルーティング装置内で宛先MACアドレスに対応する出力ポートの識別子が存在しない場合、ステップ4が実行される。ルーティング装置内で宛先MACアドレスに対応する出力ポートの識別子が存在する場合、ステップ5が実行される。
ステップ4:ルーティング装置は、ARP情報の宛先MACアドレスに基づいてネットワークアドレス指定を実行し、IPデータを出力するために使用される出力ポートを決定して記録する。
ステップ5:ルーティング装置は、出力ポートの識別子に対応する出力ポートを、IPデータを出力するために使用される出力ポートとして決定する。
ルーティング装置が、毎回受信するIPデータに含まれる宛先アドレスに基づいて、複数の出力ポートの中で、IPデータを出力するために使用される出力ポートを決定する方法が例として使用される。当該方法は、ルーティング装置により、毎回受信されるIPデータに含まれる宛先アドレスに基づいて、ルーティング装置内で宛先アドレスに対応する出力ポートの識別子が存在するか否かを決定することを含む。ルーティング装置内で宛先アドレスに対応する出力ポートの識別子が存在しない場合、ルーティング装置は、毎回受信されるIPデータに含まれる宛先アドレスに基づいてネットワークアドレス指定を実行し、IPデータを出力するために使用される出力ポートを決定して記録する。ルーティング装置内で宛先アドレスに対応する出力ポートの識別子が存在する場合、ルーティング装置は、出力ポートの識別子に対応する出力ポートを、IPデータを出力するために使用される出力ポートとして決定する。宛先アドレスに対応する出力ポートは、IPデータが宛先MACアドレスに対応するピアデバイスに出力されるときに使用される出力ポートである。
IPデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在する場合、ルーティング装置が、複数の出力ポートの中で、通信システムにより配信されるARP情報の宛先アドレスに基づいて、或いは毎回受信されるIPデータの宛先アドレスに基づいて、データを出力するために使用される出力ポートを決定する方法に加えて、他の方法が、複数の出力ポートの中で、データを出力するために使用される出力ポートを決定するために使用されてもよい点に留意すべきである。例えば、ルーティング装置は、複数の出力ポートの中で、含まれる通信帯域の最大帯域幅を有する出力ポートを、データを出力するために使用される出力ポートとして決定する。
既存の通信システムでは、異なるネットワークのネットワークアーキテクチャは互換性がない。ネットワークAとネットワークBとを含む2つのネットワークが統合される将来の通信システムを仮定すると、複数のネットワークが統合される将来の通信システムにおけるネットワークAが、この通信システムに含まれないネットワークCに進化する必要がある場合、ネットワークAのネットワークアーキテクチャは、ネットワークAとネットワークCとの間の非互換性を克服するために再構築される必要がある。しかし、元のネットワークアーキテクチャの再構築は、ネットワークアーキテクチャの進化中に困難であり、高コストである可能性がある。この出願のこの実施形態で提供されるルーティング装置を使用することにより、通信システムにおけるネットワークA及びネットワークBがデータをルーティングする場合、複数のネットワークが統合される将来の通信システムにおけるネットワークAが、通信システムに含まれないネットワークCに進化する必要があるとき、ネットワークAのネットワークアーキテクチャにおけるルーティング装置は、ルーティング装置がネットワークA及びネットワークCのデータをルーティングすることができるので再構築される必要がなく、それにより、ネットワーク進化中のネットワークアーキテクチャの再構築の困難性及びコストを低減する。
この出願の実施形態は、データルーティング方法を提供する。ルーティング装置は、入力ポートを使用することによりデータを受信し、入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定し、入力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データの属性を決定する。入力ポートのデータベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルであるとき、データの属性はインターネットプロトコルIP属性又はI/Q属性である。入力ポートのデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、データの属性はIP属性である。ルーティング装置は、データの属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定する。データの属性がIP属性であるとき、出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコル又はイーサネットプロトコルである。データの属性がI/Q属性であるとき、出力ポートのデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコルである。ルーティング装置は、出力ポートのデータベアラプロトコル属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポートを決定し、決定された出力ポートを使用することによりデータを出力し、それにより、ルーティング装置を使用することにより1つ以上の属性を有するデータをルーティングし、それにより、ルーティング装置は、1つ以上のネットワークの通信システムにおいてデータルーティングを実現する。複数のネットワークは、同じデータベアラプロトコル属性を使用するネットワークでもよく、或いは異なるデータベアラプロトコル属性を使用するネットワークでもよい。この実施形態で提供される方法では、ルーティング装置は、1つ以上のネットワークの通信システムにおいてデータルーティングを実現でき、特に、異なるデータベアラプロトコルを使用する複数のネットワークが統合される将来の通信システムにおいてデータルーティングを実現でき、それにより、複数のネットワークが統合される将来の通信システムの柔軟なネットワーク化要件が満たされ、ネットワークアーキテクチャが簡略化され、ネットワークデバイス配備コストが低減される。
同じ出願概念に基づいて、この出願の実施形態は、ルーティング装置を更に提供する。ルーティング装置は、図3に対応する実施形態で提供される方法を使用してもよい。図4を参照すると、ルーティング装置400は、入力ポート40と1、処理ユニット402と、出力ポート403とを含み、
入力ポート401は、データを受信するように構成され、
処理ユニット402は、入力ポート401のデータベアラプロトコル属性を決定し、入力ポート401のデータベアラプロトコル属性に基づいて、入力ポート401により受信されたデータの属性を決定し、入力ポート401のデータベアラプロトコル属性が共通公衆無線インタフェースCPRIプロトコルであるとき、データの属性はインターネットプロトコルIP属性又は同相/直交I/Q属性であるか、或いは入力ポート401のデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、データの属性はIP属性であり、データの属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポート403のデータベアラプロトコル属性を決定し、データの属性がIP属性であるとき、出力ポート403のデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコル又はイーサネットプロトコルであるか、或いはデータの属性がI/Q属性であるとき、出力ポート403のデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコルであり、出力ポート403のデータベアラプロトコル属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポート403を決定し、入力ポート401から受信したデータを決定された出力ポート403に送信するように構成され、
出力ポート401は、処理ユニット402により送信されたデータを出力するように構成される。
上記の装置では、入力ポート401及び出力ポート403は、同じポートでもよく、或いは異なるポートでもよい。1つ以上の入力ポート401及び1つ以上の出力ポート403が存在してもよい。
上記の装置では、処理ユニット402は、図5に示す論理機能に基づいて、ルートユニット(Route)、分離ユニット(DeMUX)及びパケットアセンブリユニット(MUX)に分割されてもよい。
可能な実施形態では、入力ポート401は、データを含む第1のデータパケットを受信するように具体的に構成されてもよく、それに従って、処理ユニット402は、入力ポート401のデータベアラプロトコル属性を決定した後、且つ、入力ポート401から受信したデータを決定された出力ポート403に送信する前に、データを取得するために、入力ポート401のデータベアラプロトコル属性に対応する分離方式で、第1のデータパケットを分離するように更に構成されてもよい。
処理ユニット402は、分離ユニットを使用することにより、データを取得するために第1のデータパケットを分離する機能を実現してもよく、処理ユニット402はまた、他の方式で上記の機能を実現してもよい点に留意すべきである。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポート401の通信帯域は、第1の帯域のみを含んでもよく、或いは第2の帯域のみを含んでもよく、或いは第1の帯域及び第2の帯域を含んでもよい。第1の帯域は、IP属性を有するデータを受信するために使用されてもよく、第2の帯域は、I/Q属性を有するデータを受信するために使用されてもよい。
対応して、入力ポート401のデータベアラプロトコル属性に基づいて、データの属性を決定するとき、処理ユニット402は、第1の帯域を使用することによりデータを受信するとき、データの属性をIP属性として決定するか、或いは第2の帯域を使用することによりデータを受信するとき、データの属性をI/Q属性として決定するように具体的に構成されてもよい。
処理ユニット402は、分離ユニットを使用することにより、入力ポート401のデータベアラプロトコル属性に基づいてデータの属性を決定する機能を実現してもよく、処理ユニット402はまた、他の方式で上記の機能を実現してもよい点に留意すべきである。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート403の通信帯域は、第3の帯域のみを含んでもよく、第4の帯域のみを含んでもよく、或いは第3の帯域及び第4の帯域を含んでもよい。第3の帯域は、IP属性を有するデータを出力するために使用されてもよく、第4の帯域は、I/Q属性を有するデータを出力するために使用されてもよい。
それに従って、データの属性がIP属性であるとき、出力ポート403のデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコル又はイーサネットプロトコルであることは、以下の3つのケースを具体的に含んでもよい。
ケース1:データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート403のみが存在し、出力ポート403の通信帯域が第3の帯域を含むとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポート403のデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコルである。
ケース2:データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート403と、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポート403とが存在し、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート403の通信帯域が第3の帯域を含まないとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポート403のデータベアラプロトコル属性はイーサネットプロトコルである。
ケース3:データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート403と、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポート403とが存在し、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート403の通信帯域が第3の帯域を含むとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポート403のデータベアラプロトコル属性はイーサネットプロトコル又はCPRIプロトコルである。
可能な実施形態では、出力ポート403のデータベアラプロトコル属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポート403を決定するとき、処理ユニット402は、以下の2つのケースを実現するように具体的に構成されてもよい。
ケース1:IP属性を有するデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポート403が存在するとき、処理ユニット402は、複数の出力ポート403の中で、IP属性を有するデータの宛先アドレスに基づいて、IP属性を有するデータを出力するために使用される出力ポート403を決定してもよい。
ケース2:I/Q属性を有するデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポート403が存在するとき、処理ユニット402は、複数の出力ポート403の中で、I/Q属性を有するデータを受信するために使用される入力ポート401と出力ポート403との間の予め構成された対応関係に基づいて、I/Q属性を有するデータを出力するために使用される出力ポート403を決定してもよい。
処理ユニット402は、パケットアセンブリユニットを使用することにより、出力ポート403のデータベアラプロトコル属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポート403を決定する機能を実現してもよく、処理ユニット402はまた、他の方式で上記の機能を実現してもよい点に留意すべきである。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
可能な実施形態では、処理ユニット402は、データを含む第2のデータパケットを取得するために、データに対応するデータベアラプロトコル属性に対応するパケットアセンブリ方式で、データに対してパケットアセンブリを実行するように更に構成されてもよく、それに従って、出力ポート403は、第2のデータパケットを出力するように具体的に構成されてもよい。
処理ユニット402は、パケットアセンブリユニットを使用することにより、データを含む第2のデータパケットを取得するために、データに対応するデータベアラプロトコル属性に対応するパケットアセンブリ方式で、データに対してパケットアセンブリを実行する機能を実現してもよく、処理ユニット402はまた、他の方式で上記の機能を実現してもよい。これは、この出願のこの実施形態では限定されない。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポート401は、優先的に、I/Q属性を有するデータを受信するように構成されてもよく、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート403は、優先的に、I/Q属性を有するデータを送信するように構成されてもよい。
この出願のこの実施形態では、ユニット分割は例であり、単なる論理的な機能分割である点に留意すべきである。実際の実現方式では、他の分割方法が使用されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形態で実現されてもよく、或いはソフトウェア機能ユニットの形式で実現されてもよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立したプロダクトとして販売又は使用されるとき、統合されたユニットは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、この出願の技術的解決策は本質的に、或いは従来技術に寄与する部分又は技術的解決策の全部若しくは一部は、ソフトウェアプロダクトの形式で実現されてもよい。コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワークデバイス等でもよい)又はプロセッサに対して、この出願の実施形態における方法のステップの全部又は一部を実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク又は光ディスクのようなプログラムコードを記憶できるいずれかの媒体を含む。
同じ出願概念に基づいて、この出願の実施形態は、ルーティング装置を更に提供する。ルーティング装置は、図3に対応する実施形態で提供される方法を使用してもよく、図4に示されるルーティング装置と同じ装置でもよい。図6を参照すると、ルーティング装置600は、プロセッサ601と、入力ポート602と、バス603と、メモリ604と、出力ポート605とを含む。
プロセッサ601は、メモリ604内のプログラムを読み取り、以下のプロセスを実行するように構成される。
プロセッサ601は、データを受信するよう入力ポート602を制御するように構成される。
プロセッサ601は、入力ポート602のデータベアラプロトコル属性を決定し、入力ポート602のデータベアラプロトコル属性に基づいて、入力ポート602により受信されたデータの属性を決定し、入力ポート602のデータベアラプロトコル属性が共通公衆無線インタフェースCPRIプロトコルであるとき、データの属性はインターネットプロトコルIP属性又は同相/直交I/Q属性であるか、或いは入力ポート602のデータベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、データの属性はIP属性であり、データの属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポート605のデータベアラプロトコル属性を決定し、データの属性がIP属性であるとき、出力ポート605のデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコル又はイーサネットプロトコルであるか、或いはデータの属性がI/Q属性であるとき、出力ポート605のデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコルであり、出力ポート605のデータベアラプロトコル属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポート605を決定し、入力ポート602から受信したデータを決定された出力ポート605に送信するように更に構成される。
プロセッサ601は、データを出力するよう出力ポート605を制御するように更に構成される。
入力ポート602及び出力ポート605は、同じポートでもよく、或いは異なるポートでもよい。1つ以上の入力ポート602及び1つ以上の出力ポート605が存在してもよい。
可能な実施形態では、プロセッサ601は、データを受信するよう入力ポート602を制御するとき、データを含む第1のデータパケットを受信するよう入力ポート602を制御するように具体的に構成されてもよく、それに従って、プロセッサ601は、入力ポート602のデータベアラプロトコル属性を決定した後、且つ、入力ポート602から受信したデータを決定された出力ポート605に送信する前に、データを取得するために、入力ポート602のデータベアラプロトコル属性に対応する分離方式で、第1のデータパケットを分離するように更に構成されてもよい。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポート602の通信帯域は、第1の帯域及び/又は第2の帯域を含み。第1の帯域は、IP属性を有するデータを受信するために使用され、第2の帯域は、I/Q属性を有するデータを受信するために使用される。
対応して、入力ポート602のデータベアラプロトコル属性に基づいて、データの属性を決定するとき、プロセッサ601は、第1の帯域を使用することによりデータを受信するとき、データの属性をIP属性として決定するか、或いは第2の帯域を使用することによりデータを受信するとき、データの属性をI/Q属性として決定するように具体的に構成されてもよい。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート605の通信帯域は、第3の帯域及び/又は第4の帯域を含み、第3の帯域は、IP属性を有するデータを出力するために使用され、第4の帯域は、I/Q属性を有するデータを出力するために使用される。
それに従って、データの属性がIP属性であるとき、出力ポート605のデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコル又はイーサネットプロトコルであることは、以下の3つのケースを具体的に含んでもよい。
ケース1:データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート605のみが存在し、出力ポート605の通信帯域が第3の帯域を含むとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポート605のデータベアラプロトコル属性はCPRIプロトコルである。
ケース2:データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート605と、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポート605とが存在し、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート605の通信帯域が第3の帯域を含まないとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポート605のデータベアラプロトコル属性はイーサネットプロトコルである。
ケース3:データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート605と、データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルである出力ポート605とが存在し、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート605の通信帯域が第3の帯域を含むとき、IP属性を有するデータに対応する出力ポート605のデータベアラプロトコル属性はイーサネットプロトコル又はCPRIプロトコルである。
可能な実施形態では、出力ポート605のデータベアラプロトコル属性に基づいて、データを出力するために使用される出力ポート605を決定するとき、プロセッサ601は、以下の2つのケースを実現するように具体的に構成されてもよい。
ケース1:IP属性を有するデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポート605が存在するとき、プロセッサ601は、複数の出力ポート605の中で、IP属性を有するデータの宛先アドレスに基づいて、IP属性を有するデータを出力するために使用される出力ポート605を決定する。
ケース2:I/Q属性を有するデータに対応するデータベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポート605が存在するとき、プロセッサ601は、複数の出力ポート605の中で、I/Q属性を有するデータを受信するために使用される入力ポート602と出力ポート605との間の予め構成された対応関係に基づいて、I/Q属性を有するデータを出力するために使用される出力ポート605を決定する。
可能な実施形態では、プロセッサ601は、データを含む第2のデータパケットを取得するために、データに対応するデータベアラプロトコル属性に対応するパケットアセンブリ方式で、データに対してパケットアセンブリを実行するように更に構成されてもよく、それに従って、出力ポート605を制御するとき、プロセッサ601は、第2のデータパケットを出力するよう出力ポート605を制御するように具体的に構成されてもよい。
可能な実施形態では、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである入力ポート602は、優先的に、I/Q属性を有するデータを受信するように構成されてもよく、データベアラプロトコル属性がCPRIプロトコルである出力ポート605は、優先的に、I/Q属性を有するデータを送信するように構成されてもよい。
入力ポート602は、プロセッサ601の制御下でデータを受信するように構成されてもよい。出力ポート605は、プロセッサ601の制御下でデータを送信するように構成されてもよい。
プロセッサ601、入力ポート602、メモリ604及び出力ポート605は、バス603を使用することにより互いに接続される。バス603は、ペリフェラルコンポーネント相互接続(PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(EISA)バス等でもよい。バスは、アドレスバス、データバス、制御バス等に分類されてもよい。
図6において、バスアーキテクチャは、いずれかの数の相互接続されたバス及びブリッジを含んでもよく、具体的に、プロセッサ601により表される1つ以上のプロセッサの様々な回路と、メモリ604により表されるメモリとを連結する。バスアーキテクチャは、周辺デバイス、電圧レギュレータ及び電力管理回路のような様々な他の回路を一緒に更に連結してもよい。これらは全て当技術分野で周知であり、したがって、この明細書では更に説明しない。バスインタフェースはインタフェースを提供する。入力ポート602及び出力ポート605は、複数の構成要素でもよい。具体的には、入力ポート602及び出力ポート605は、送信機及びトランシーバを含み、伝送媒体上で様々な他の装置と通信するように構成されたユニットを提供する。プロセッサ601は、バスアーキテクチャの管理及び一般的な処理を担う。メモリ604は、プロセッサ601が動作を実行するときにプロセッサ601により使用されるデータを記憶してもよい。
任意選択で、プロセッサ601は、中央処理装置、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は複雑プログラマブルロジックデバイス(CPLD)でもよい。
この出願の実施形態は、コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ記憶媒体を更に提供し、コンピュータプログラムは、プロセッサにより呼び出されたときに、上記の実施形態におけるルーティング装置により実行される方法を実行してもよい。
この出願の実施形態は、ルーティング装置を提供する。ルーティング装置は、1つ以上の属性を有するデータをルーティングでき、次いで、ルーティング装置は、1つ以上のネットワークの通信システムにおいてデータルーティングを実現でき、特に、異なるデータベアラプロトコルを使用する複数のネットワークが統合される将来の通信システムにおいてデータルーティングを実現でき、それにより、複数のネットワークが統合される将来の通信システムの柔軟なネットワーク化要件が満たされ、ネットワークアーキテクチャが簡略化され、ネットワークデバイス配備コストが低減される。
当業者は、この出願の実施形態が、方法、システム又はコンピュータプログラムプロダクトとして提供されてもよいことを理解すべきである。したがって、この出願の実施形態は、ハードウェアのみの実施形態、ソフトウェアのみの実施形態又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを有する実施形態の形式を使用してもよい。さらに、この出願の実施形態は、コンピュータ使用可能プログラムコードを含む、1つ以上のコンピュータ使用可能記憶媒体(ディスクメモリ、CD-ROM、光メモリ等)を含むが、これらに限定されない)に実現されるコンピュータプログラムプロダクトの形式を使用してもよい。
この出願の実施形態は、この出願の実施形態による方法、デバイス(システム)及びコンピュータプログラムプロダクトのフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明されている。コンピュータプログラム命令は、フローチャート及び/又はブロック図の各プロセス及び/又は各ブロック並びにフローチャート及び/又はブロック図のプロセス及び/又はブロックの組み合わせを実施するために使用されてもよいことが理解されるべきである。これらのコンピュータプログラム命令は、機械を生成するための汎用コンピュータ、専用コンピュータ、埋め込みプロセッサ又はいずれかの他のプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサのために提供されてもよく、それにより、コンピュータ又はいずれかの他のプログラム可能データ処理デバイスのプロセッサにより実行される命令は、フローチャートの1つ以上のプロセス及び/又はブロック図の1つ以上のブロックにおいて特定の機能を実現するための装置を生成する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又はいずれかの他のプログラム可能データ処理デバイスに対して、特定の方式で動作するように命令できるコンピュータ読み取り可能メモリに記憶されてもよく、それにより、コンピュータ読み取り可能メモリに記憶された命令は、命令装置を含むアーチファクトを生成する。命令装置は、フローチャートの1つ以上のプロセス及び/又はブロック図の1つ以上のブロックにおける特定の機能を実現する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理デバイスにロードされてもよく、それにより、一連の動作及びステップがコンピュータ又は他のプログラム可能デバイス上で実行され、それにより、コンピュータにより実現されたプロセスを生成する。したがって、コンピュータ又は他のプログラム可能デバイス上で実行される命令は、フローチャートの1つ以上のプロセス及び/又はブロック図の1つ以上のブロックにおける特定の機能を実現するためのステップを提供する。
明らかに、当業者は、この出願の真意及び範囲から逸脱することなく、この出願の実施形態に様々な修正及び変更を行うことができる。この出願は、以下の特許請求の範囲及びそれらの等価な技術により規定される範囲内にあることを条件として、これらの修正及び変更をカバーすることを意図する。

Claims (18)

  1. データルーティング方法であって、
    ルーティング装置により、入力ポートを使用することによりデータを受信し、前記入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定するステップと、
    前記ルーティング装置により、前記入力ポートの前記データベアラプロトコル属性に基づいて、前記データの属性を決定するステップであり、前記入力ポートの前記データベアラプロトコル属性が共通公衆無線インタフェース(CPRI)プロトコルであるとき、前記データの前記属性はインターネットプロトコル(IP)属性又は同相/直交(I/Q)属性であるか、或いは前記入力ポートの前記データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、前記データの前記属性はIP属性である、ステップと、
    前記ルーティング装置により、前記データの前記属性に基づいて、前記データを出力するために使用される出力ポートの前記データベアラプロトコル属性を決定するステップであり、前記データの前記属性が前記IP属性であるとき、前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記CPRIプロトコル又は前記イーサネットプロトコルであるか、或いは前記データの属性が前記I/Q属性であるとき、前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記CPRIプロトコルである、ステップと、
    前記ルーティング装置により、前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性に基づいて、前記データを出力するために使用される前記出力ポートを決定し、前記決定された出力ポートを使用することにより前記データを出力するステップと
    を含み、
    前記ルーティング装置により、前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性に基づいて、前記データを出力するために使用される前記出力ポートを決定することは、
    前記IP属性を有する前記データに対応する前記データベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、前記ルーティング装置により、前記複数の出力ポートの中で、前記IP属性を有する前記データの宛先アドレスに基づいて、前記IP属性を有する前記データを出力するために使用される前記出力ポートを決定すること、又は
    前記I/Q属性を有する前記データに対応する前記データベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、前記ルーティング装置により、前記複数の出力ポートの中で、前記I/Q属性を有する前記データを受信するために使用される入力ポートと出力ポートとの間の予め構成された対応関係に基づいて、前記I/Q属性を有する前記データを出力するために使用される前記出力ポートを決定すること
    を含む、方法。
  2. ルーティング装置により、入力ポートを使用することによりデータを受信することは、
    前記ルーティング装置により、前記入力ポートを使用することにより、前記データを含む第1のデータパケットを受信することを含み、
    前記入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定した後に、当該方法は、
    前記ルーティング装置により、前記データを取得するために、前記入力ポートの前記データベアラプロトコル属性に対応する分離方式で、前記第1のデータパケットを分離するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記入力ポートの通信帯域は、第1の帯域及び/又は第2の帯域を含み、前記第1の帯域は、前記IP属性を有する前記データを受信するために使用され、前記第2の帯域は、前記I/Q属性を有する前記データを受信するために使用される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ルーティング装置により、前記入力ポートの前記データベアラプロトコル属性に基づいて、前記データの属性を決定することは、
    前記第1の帯域を使用することにより前記データを受信するとき、前記ルーティング装置により、前記データの前記属性を前記IP属性として決定するか、或いは前記第2の帯域を使用することにより前記データを受信するとき、前記ルーティング装置により、前記データの前記属性を前記I/Q属性として決定することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記出力ポートの通信帯域は、第3の帯域及び/又は第4の帯域を含み、前記第3の帯域は、前記IP属性を有する前記データを出力するために使用され、前記第4の帯域は、前記I/Q属性を有する前記データを出力するために使用される、請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記データの前記属性が前記IP属性であるとき、前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記CPRIプロトコル又は前記イーサネットプロトコルであることは、
    データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記出力ポートのみが存在し、前記出力ポートの前記通信帯域が前記第3の帯域を含むとき、前記IP属性を有する前記データに対応する前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記CPRIプロトコルであること、
    データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性が前記イーサネットプロトコルである出力ポートとが存在し、データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記出力ポートの前記通信帯域が前記第3の帯域を含まないとき、前記IP属性を有する前記データに対応する前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記イーサネットプロトコルであること、又は
    データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性が前記イーサネットプロトコルである出力ポートとが存在し、データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記出力ポートの前記通信帯域が前記第3の帯域を含むとき、前記IP属性を有する前記データに対応する前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記イーサネットプロトコル又は前記CPRIプロトコルであること
    を具体的に含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ルーティング装置により、前記決定された出力ポートを使用することにより前記データを出力することは、
    前記ルーティング装置により、前記データを含む第2のデータパケットを取得するために、前記データに対応する前記データベアラプロトコル属性に対応するパケットアセンブリ方式で、前記データに対してパケットアセンブリを実行し、
    前記ルーティング装置により、前記第2のデータパケットを出力することを含む、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法。
  8. データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記入力ポートは、優先的に、前記I/Q属性を有する前記データを受信するように構成され、
    データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記出力ポートは、優先的に、前記I/Q属性を有する前記データを送信するように構成される、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法。
  9. 入力ポートと、処理ユニットと、出力ポートとを含むルーティング装置であって、
    前記入力ポートは、データを受信するように構成され、
    前記処理ユニットは、前記入力ポートのデータベアラプロトコル属性を決定し、前記入力ポートの前記データベアラプロトコル属性に基づいて、前記入力ポートにより受信された前記データの属性を決定し、前記入力ポートの前記データベアラプロトコル属性が共通公衆無線インタフェース(CPRI)プロトコルであるとき、前記データの前記属性はインターネットプロトコル(IP)属性又は同相/直交(I/Q)属性であるか、或いは前記入力ポートの前記データベアラプロトコル属性がイーサネットプロトコルであるとき、前記データの前記属性はIP属性であり、前記データの前記属性に基づいて、前記データを出力するために使用される前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性を決定し、前記データの前記属性が前記IP属性であるとき、前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記CPRIプロトコル又は前記イーサネットプロトコルであるか、或いは前記データの前記属性が前記I/Q属性であるとき、前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記CPRIプロトコルであり、前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性に基づいて、前記データを出力するために使用される前記出力ポートを決定し、前記入力ポートから受信した前記データを前記決定された出力ポートに送信するように構成され、
    前記出力ポートは、前記処理ユニットにより送信された前記データを出力するように構成され、
    前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性に基づいて、前記データを出力するために使用される前記出力ポートを決定するとき、前記処理ユニットは、
    前記IP属性を有する前記データに対応する前記データベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、前記複数の出力ポートの中で、前記IP属性を有する前記データの宛先アドレスに基づいて、前記IP属性を有する前記データを出力するために使用される前記出力ポートを決定するか、或いは
    前記I/Q属性を有する前記データに対応する前記データベアラプロトコル属性を有する複数の出力ポートが存在するとき、前記複数の出力ポートの中で、前記I/Q属性を有する前記データを受信するために使用される入力ポートと出力ポートとの間の予め構成された対応関係に基づいて、前記I/Q属性を有する前記データを出力するために使用される前記出力ポートを決定する
    ように具体的に構成される、装置。
  10. 前記入力ポートは、前記データを含む第1のデータパケットを受信するように具体的に構成され、
    前記処理ユニットは、前記入力ポートの前記データベアラプロトコル属性を決定した後、且つ、前記入力ポートから受信した前記データを前記決定された出力ポートに送信する前に、前記データを取得するために、前記入力ポートの前記データベアラプロトコル属性に対応する分離方式で、前記第1のデータパケットを分離するように更に構成される、請求項に記載の装置。
  11. データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記入力ポートの通信帯域は、第1の帯域及び/又は第2の帯域を含み、前記第1の帯域は、前記IP属性を有する前記データを受信するために使用され、前記第2の帯域は、前記I/Q属性を有する前記データを受信するために使用される、請求項又は10に記載の装置。
  12. 前記入力ポートの前記データベアラプロトコル属性に基づいて、前記データの前記属性を決定するとき、前記処理ユニットは、
    前記第1の帯域を使用することにより前記データを受信するとき、前記データの前記属性を前記IP属性として決定するか、或いは前記第2の帯域を使用することにより前記データを受信するとき、前記データの前記属性を前記I/Q属性として決定するように具体的に構成される、請求項11に記載の装置。
  13. データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記出力ポートの通信帯域は、第3の帯域及び/又は第4の帯域を含み、前記第3の帯域は、前記IP属性を有する前記データを出力するために使用され、前記第4の帯域は、前記I/Q属性を有する前記データを出力するために使用される、請求項乃至12のうちいずれか1項に記載の装置。
  14. 前記データの前記属性が前記IP属性であるとき、前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記CPRIプロトコル又は前記イーサネットプロトコルであることは、
    データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記出力ポートのみが存在し、前記出力ポートの前記通信帯域が前記第3の帯域を含むとき、前記IP属性を有する前記データに対応する前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記CPRIプロトコルであること、
    データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性が前記イーサネットプロトコルである出力ポートとが存在し、データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記出力ポートの前記通信帯域が前記第3の帯域を含まないとき、前記IP属性を有する前記データに対応する前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記イーサネットプロトコルであること、又は
    データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである出力ポートと、データベアラプロトコル属性が前記イーサネットプロトコルである出力ポートとが存在し、データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記出力ポートの前記通信帯域が前記第3の帯域を含むとき、前記IP属性を有する前記データに対応する前記出力ポートの前記データベアラプロトコル属性は前記イーサネットプロトコル又は前記CPRIプロトコルであること
    を具体的に含む、請求項13に記載の装置。
  15. 前記処理ユニットは、
    前記データを含む第2のデータパケットを取得するために、前記データに対応する前記データベアラプロトコル属性に対応するパケットアセンブリ方式で、前記データに対してパケットアセンブリを実行するように更に構成され、
    前記出力ポートは、前記処理ユニットにより送信された前記第2のデータパケットを出力するように具体的に構成される、請求項乃至14のうちいずれか1項に記載の装置。
  16. データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記入力ポートは、優先的に、前記I/Q属性を有する前記データを受信するように構成され、
    データベアラプロトコル属性が前記CPRIプロトコルである前記出力ポートは、優先的に、前記I/Q属性を有する前記データを送信するように構成される、請求項乃至15のうちいずれか1項に記載の装置。
  17. コンピュータにより実行されたとき、前記コンピュータに請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法を実行させる命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
  18. コンピュータに請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法を実行させるプログラム。
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