JP6909722B2 - 端末、及び通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、端末、及び通信制御方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)システムでは、所定の帯域幅(最大20MHz)を基本単位として、複数のキャリアを同時に用いて通信を行うキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)が採用されている。キャリアアグリゲーション(以下、「CA」という)を用いることで、従来のLTE通信よりも広い帯域幅の利用が可能になり、通信の高速化及び大容量化を図ることができる。CAにおいて基本単位となるキャリアはコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)と呼ばれる。
CAが行われる際には、端末に対して、接続性を担保する信頼性の高いセルであるPCell(Primary Cell)及び付随的なセルであるSCell(Secondary cell)が設定される。端末は、第1に、PCellに接続し、必要に応じて、SCellを追加することができる。
また、LTEシステムは、基地局と端末との間でデータの送受信を行う際に、ユーザ毎(端末毎)に無線リソースを割り当てるスケジューリングと呼ばれる動作を行っている。スケジューリングの最小時間単位は、TTI(Transmission Time Interval)と呼ばれ、1TTIは1msである。また、TTIはサブフレームとも呼ばれ、1サブフレームは1msである。(例えば、非特許文献1参照)。
3GPP TS36.300 V12.4.0(2014−12)
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、Release14以降に第5世代の無線技術(以下、「5G」という)の標準化を開始する予定である。5Gでは、無線通信の遅延を低減させるために、例えば1TTIを0.1msに短縮することが検討されている。
更に、5Gの運用形態として、LTEのセルをベースに5GのセルをオーバーレイさせることでCAを行うような運用形態が検討されている。
ここで、LTEでは、MAC(Media Access Control)レイヤにおいて、端末は、端末のバッファ量(BS:Buffer Size)及び余剰電力(PH:Power Headroom)を基地局に送信している。基地局に端末のバッファ量を通知することを、BSR(Buffer Status Report)といい、基地局に端末の余剰電力を通知することを、PHR(Power Headroom Report)という。
端末のバッファ量は、上りリンクにおいて、端末が、基地局に送信すべきデータ量をどの程度保持しているのかを示しており、基地局は、端末から通知されたバッファ量に基づいて、上りリンクにおける無線リソースを割り当てる(スケジューリングする)。
余剰電力は、3GPPで規定されている所定の計算式により算出され、端末がどの程度送信電力を上げることができるかを示している。基地局は、端末から通知された余剰電力に基づいて、上りリンクにおける変調方式の決定及びリソースブロックの割り当て等を行っている。
LTEでは、CAにより複数のセルを用いて通信を行う場合、端末は、端末のバッファ量とPCell及びSCellの各々の余剰電力とを、PCellのPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を介してまとめて基地局に通知することが可能である。
しかしながら、上述のようにLTEのTTIと5GのTTIとは異なることが想定される。従って、LTEのセルをPCellとし、5GのセルをSCellとしてCAを行った際に、端末は、SCellに存在する複数のサブフレームのうち、どのタイミングで端末のバッファ量と、SCellの余剰電力とを算出して基地局に通知すればよいのか分からないことになる。
図1は、課題を説明するための図である。図1に示すように、PCellはLTEのセルであり、SCellは5Gのセルであるとする。また、5GセルのTTIは0.1msであるとする。
まず、PCellよりUL grantが端末に通知される(S1)。UL grantとは、上りリンクのスケジューリング情報を端末に指示するために用いられる信号である。ここでは、端末のバッファ量と各セルの余剰電力とを基地局に通知させるための無線リソースを割り当てるため、基地局は、UL grantを端末に送信している。
続いて、端末は、SCellから上りリンクのデータ送信(S2〜S4)を行う。また、端末は、UL grantによるスケジューリングに基づき、端末のバッファ量とPCell及びSCellの各々の余剰電力とをMAC CE(Control Element)に格納し、PCellのPUSCHを用いて基地局に送信する(S5)。
ここで、図1の例で示されるように、PCellの1つのサブフレームの間に、SCell側では10個のサブフレームが存在している。また、ステップS2が行われる1msの間に、SCellでは、3つのサブフレームにて上りリンクのデータ送信(S2〜S4)が行われている。
端末は、ステップS5で基地局にSCellの余剰電力を報告するが、MAC CEに格納可能なSCellの余剰電力は1つである。従って、端末は、ステップS5の処理手順において、ステップS2、ステップS3及びステップS4の処理手順に係るサブフレームのうち、どのサブフレームにおける余剰電力を、SCellの余剰電力として基地局に通知すべきなのか判断することができないという問題があった。また、基地局も、SCellの複数のサブフレームのうち、どのサブフレームにおける余剰電力が通知されたのか把握することができず、適切な上りリンクのスケジューリングを行うことができないという問題があった。
同様に、端末は、ステップS5で基地局に端末のバッファ量を報告するが、ステップS2、ステップS3及びステップS4の処理手順で送信される上りリンクのデータ量のうち、どの処理手順で送信されるデータ量までを加味して端末のバッファ量を算出すればよいのか判断することができないという問題があった。また、基地局も、端末のバッファ量を正しく把握することができず、上りリンクのスケジューリングにおいて、無駄な(余分な)リソースの割り当てを行ってしまう可能性があるという問題があった。
開示の技術は上記に鑑みてなされたものであって、サブフレームの時間間隔が異なるセルを用いるキャリアアグリゲーションにおいて、通信の制御に用いられる情報を端末から基地局に通知する場合に、当該情報を適切に基地局に通知することができる技術を提供することを目的とする。
開示の技術の端末は、第一のセルと、前記第一のセルにおける第一のスケジューリングの時間単位より短い第二のスケジューリングの時間単位を用いる第二のセルとの間で行われるキャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて、基地局と通信を行う端末であって、PHR(Power Headroom Report)を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記PHRを前記基地局に通知する通知手段と、を有し、前記通知手段は、前記第一のスケジューリングの時間単位と重複する特定の前記第二のスケジューリングの時間単位における前記PHRを通知する。
開示の技術によれば、サブフレームの時間間隔が異なるセルを用いるキャリアアグリゲーションにおいて、通信の制御に用いられる情報を端末から基地局に通知する場合に、当該情報を適切に基地局に通知することができる技術が提供される。
課題を説明するための図 実施の形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。 実施の形態に係る端末の機能構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る基地局の機能構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る基地局装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 バッファ量の通知に係る処理手順(その1)を説明するための図である。 バッファ量の通知に係る処理手順(その2)を説明するための図である。 バッファ量の通知に係る処理手順(その2)を説明するための図である。 バッファ量の通知に係る処理手順(その2)を説明するためのシーケンス図である。 バッファ量の通知に係る処理手順(その3)を説明するための図である。 バッファ量の通知に係る処理手順(その3)を説明するための図である。 余剰電力の通知に係る処理手順(その1)を説明するための図である。 余剰電力の通知に係る処理手順(その2)を説明するための図である。 余剰電力の通知に係る処理手順(その2)を説明するための図である。 余剰電力の通知に係る処理手順(その2)を説明するためのシーケンス図である。 余剰電力の通知に係る処理手順(その3)を説明するための図である。 余剰電力の通知に係る処理手順(その3)を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。本実施の形態では、LTE及び5Gの移動通信システムを対象とするが、本発明はLTE及び5Gに限らず他の移動通信システムにも適用可能である。また、本実施の形態では、キャリアアグリゲーション技術が導入されている移動通信システムである前提で説明するが、これに限定されるわけではない。また、本実施の形態では、端末から基地局に通知する情報は、端末のバッファ量又は各セルの余剰電力である前提で説明するが、これらに限定されるわけではない。
また、本実施の形態では、5GのセルのTTIは0.1msであると仮定して説明するが、これに限定されるわけではない。本実施の形態に係る移動通信システムは、SCellのTTIがPCellのTTIよりも短い間隔であれば、あらゆる通信方法に適用することができる。
なお、以下の説明において、端末のバッファ量を、単に「バッファ量」ということがある。
<システム全体構成>
図2は、実施の形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。図2に示すように、本実施の形態における移動通信システムは、端末1と基地局2とを含む移動通信システムであり、端末1と基地局2との間でCA通信を行うことができる。
また、図2の例では、1つのセルが示されているが、これも図示の便宜上のものであり、CAが設定される際には複数のセルが存在する。また、例えば、基地局2から離れた場所に、基地局2と光ファイバ等で接続されるRREが備えられる構成であってもよい。
基地局2は、無線を通じて端末1との間で通信を行う。基地局2は、プロセッサなどのCPU、ROM、RAM又はフラッシュメモリなどのメモリ装置、端末1等と通信するためのアンテナ、隣接する基地局2及びコアネットワーク等と通信するための通信インターフェース装置などのハードウェアリソースにより構成される。基地局2の各機能及び処理は、メモリ装置に格納されているデータやプログラムをプロセッサが処理又は実行することによって実現されてもよい。しかしながら、基地局2は、上述したハードウェア構成に限定されず、他の何れか適切なハードウェア構成を有してもよい。
端末1は、無線を通じて基地局2及びコアネットワーク等と通信を行う機能を有する。端末1は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット、モバイルルータ、ウェアラブル端末などである。端末1は、通信機能を有する機器であれば、どのような端末1であってもよい。端末1は、プロセッサなどのCPU、ROM、RAM又はフラッシュメモリなどのメモリ装置、基地局2と通信するためのアンテナ、RF(Radio Frequency)装置などのハードウェアリソースにより構成される。端末1の各機能及び処理は、メモリ装置に格納されているデータやプログラムをプロセッサが処理又は実行することによって実現されてもよい。しかしながら、端末1は、上述したハードウェア構成に限定されず、他の何れか適切なハードウェア構成を有してもよい。
<機能構成>
(端末)
図3は、実施の形態に係る端末の機能構成の一例を示す図である。図3に示すように、端末1は、送信部11と、受信部12と、バッファ量算出部13と、余剰電力算出部14と、算出方法受付部15とを有する。図3は、端末1において本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE及び5Gに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図3に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。また、実施の形態に係る端末1は、本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、図3に示す機能部の一部を有しないようにしてもよい。
送信部11は、基地局2に通知する情報(バッファ量又は余剰電力)を、バッファ量算出部13又は余剰電力算出部14から取得して基地局2に送信する。また、送信部11は、パケットバッファを備え、レイヤ1(PHY(Physical Layer))、レイヤ2(MAC、RLC(Radio Link Control)、PDPC(Packet Data Convergence Protocol))及びレイヤ3(RRC(Radio Resource Control)の処理を行うことも想定しているが、これらに限られるわけではない。
受信部12は、基地局2に通知する情報を算出するタイミングの通知を、基地局2から受け付ける。また、受信部12は、パケットバッファを備え、レイヤ1(PHY)、レイヤ2(MAC、RLC、PDPC)及びレイヤ3(RRC)の処理を行うことも想定しているが、これらに限られるわけではない。
バッファ量算出部13は、端末1内のメモリに格納されている基地局2に送信すべきデータのデータ量と、UL grantにより基地局2から指示される上りリンクのスケジューリング情報とに基づいて、バッファ量(BS)を算出する。
余剰電力算出部14は、端末1が受信している電波の電波状況と、基地局2からUL grantにより指示される変調方式及び符号化率などの各種パラメータとに基づいて、余剰電力を算出する。
算出方法受付部15は、基地局2からバッファ量の算出方法又は余剰電力の算出方法に関する指示を受け付け、受け付けた指示をバッファ量算出部13又は余剰電力算出部14に伝える。
(基地局)
図4は、実施の形態に係る基地局の機能構成の一例を示す図である。図4に示すように、基地局2は、通信部21と、算出方法指示部22と、通知情報処理部23とを有する。図4は、基地局2において本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE及び5Gに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図4に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。また、実施の形態に係る基地局2は、本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、図4に示す機能部の一部を有しないようにしてもよい。
通信部21は、パケットバッファを備え、レイヤ1(PHY)、レイヤ2(MAC、RLC、PDPC)及びレイヤ3(RRC)の処理を行うことも想定しているが、これに限られるわけではない。
算出方法指示部22は、端末1に対して、バッファ量の算出方法又は余剰電力の算出方法に関する指示を行う。具体的には、算出方法指示部22は、端末1に対して、PCellの所定のサブフレームに対応するSCellの複数のサブフレームのうち、どのサブフレームまでに送信予定のデータ量を加味してバッファ量を算出すべきかを指示する。また、算出方法指示部22は、端末1に対して、PCellの所定のサブフレームに対応するSCellの複数のサブフレームのうち、どのサブフレームにおける余剰電力を算出すべきかを指示する。
なお、算出方法指示部22は、算出方法を、RRCプロトコルを用いて端末1に指示するようにしてもよいし、MAC CEを用いて端末1に指示するようにしてもよいし、PHYに規定されるPDCCH等の物理チャネルの制御情報(DCI)を用いて端末1に指示するようにしてもよい。
通知情報処理部23は、端末1から通知された情報(バッファ量又は/及び余剰電力)に基づいて、上りリンクのスケジューリング処理等を行う。
以上説明した端末1及び基地局2の機能構成は、全体をハードウェア回路(例えば、1つ又は複数のICチップ)で実現してもよいし、一部をハードウェア回路で構成し、その他の部分をCPUとプログラムとで実現してもよい。
(端末)
図5は、実施の形態に係る端末のハードウェア構成の一例を示す図である。図5は、図3よりも実装例に近い構成を示している。図5に示すように、端末1は、無線信号に関する処理を行うRF(Radio Frequency)モジュール301と、ベースバンド信号処理を行うBB(Base Band)処理モジュール302と、上位レイヤ等の処理を行うUE制御モジュール303とを有する。
RFモジュール301は、BB処理モジュール302から受信したデジタルベースバンド信号に対して、D/A(Digital-to-Analog)変換、変調、周波数変換、及び電力増幅等を行うことでアンテナから送信すべき無線信号を生成する。また、受信した無線信号に対して、周波数変換、A/D(Analog to Digital)変換、復調等を行うことでデジタルベースバンド信号を生成し、BB処理モジュール302に渡す。RFモジュール301は、例えば、図3に示す送信部11の一部、及び受信部12の一部を含む。
BB処理モジュール302は、IPパケットとデジタルベースバンド信号とを相互に変換する処理を行う。DSP(Digital Signal Processor)312は、BB処理モジュール302における信号処理を行うプロセッサである。メモリ322は、DSP312のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール302は、例えば、図3に示す送信部11の一部、受信部12の一部、バッファ量算出部13、余剰電力算出部14及び算出方法受付部15の一部を含む。
UE制御モジュール303は、IPレイヤのプロトコル処理、各種アプリケーションの処理等を行う。プロセッサ313は、UE制御モジュール303が行う処理を行うプロセッサである。メモリ323は、プロセッサ313のワークエリアとして使用される。UE制御モジュール303は、例えば、図3に示す送信部11の一部、受信部12の一部及び算出方法受付部15の一部を含む。
(基地局)
図6は、実施の形態に係る基地局のハードウェア構成の一例を示す図である。図6は、図4よりも実装例に近い構成を示している。図6に示すように、基地局2は、無線信号に関する処理を行うRFモジュール401と、ベースバンド信号処理を行うBB処理モジュール402と、上位レイヤ等の処理を行う装置制御モジュール403と、ネットワークと接続するためのインターフェースである通信IF404とを有する。
RFモジュール401は、BB処理モジュール402から受信したデジタルベースバンド信号に対して、D/A変換、変調、周波数変換、及び電力増幅等を行うことでアンテナから送信すべき無線信号を生成する。また、受信した無線信号に対して、周波数変換、A/D変換、復調等を行うことでデジタルベースバンド信号を生成し、BB処理モジュール402に渡す。RFモジュール401は、例えば、図4に示す通信部21の一部を含む。
BB処理モジュール402は、IPパケットとデジタルベースバンド信号とを相互に変換する処理を行う。DSP412は、BB処理モジュール402における信号処理を行うプロセッサである。メモリ422は、DSP412のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール402は、例えば、図4に示す通信部21の一部、算出方法指示部22の一部、及び通知情報処理部23を含む。
装置制御モジュール403は、IPレイヤのプロトコル処理、OAM(Operation and Maintenance)処理等を行う。プロセッサ413は、装置制御モジュール403が行う処理を行うプロセッサである。メモリ423は、プロセッサ413のワークエリアとして使用される。補助記憶装置433は、例えばHDD等であり、基地局2自身が動作するための各種設定情報等が格納される。装置制御モジュール403は、例えば、図4に示す通信部21の一部、算出方法指示部22の一部を含む。
<処理手順>
以下、端末1が、バッファ量又は/及び余剰電力を基地局2に通知する際の処理手順について説明する。
なお、図7乃至図10を用いてバッファ量を通知する場合(BSR)における複数の処理手順(その1、その2、その3)について説明し、図11乃至図14を用いて余剰電力を通知する場合(PHR)における複数の処理手順(その1、その2、その3)について説明するが、本実施の形態においては、これらの処理手順をさまざまに組み合わせるようにしてもよい。例えば、バッファ量を通知する場合の処理手順(その1)に、余剰電力を通知する場合の処理手順(その1)を組み合わせるようにしてもよいし、余剰電力を通知する場合の処理手順(その2)を組み合わせるようにしてもよいし、余剰電力を通知する場合の処理手順(その3)を組み合わせるようにしてもよい。また、バッファ量を通知する場合の処理手順(その2)に、余剰電力を通知する場合の処理手順(その1)を組み合わせるようにしてもよいし、余剰電力を通知する場合の処理手順(その2)を組み合わせるようにしてもよいし、余剰電力を通知する場合の処理手順(その3)を組み合わせるようにしてもよい。また、バッファ量を通知する場合の処理手順(その3)に、余剰電力を通知する場合の処理手順(その1)を組み合わせるようにしてもよいし、余剰電力を通知する場合の処理手順(その2)を組み合わせるようにしてもよいし、余剰電力を通知する場合の処理手順(その3)を組み合わせるようにしてもよい。
(BSR:その1)
図7は、バッファ量の通知に係る処理手順(その1)を説明するための図である。図7の例では、PCellはLTEのセルであり、SCellは5Gのセルであるとする。また、SCellのTTIは0.1msであるとする。すなわち、PCellのサブフレームごとに、PCellのサブフレームに対応するSCellのサブフレームが10個ずつ存在することになる。
端末1は、例えば、新たなデータが送信可能になった場合、現在送信しているデータより優先度の高いデータが発生した場合、再送タイマや周期的なタイマが満了した場合等を契機として、基地局2にバッファ量の通知を行う。
ここで、説明の便宜上、PCellのサブフレーム#Eに対応するSCellのサブフレームの各々を、左から順にサブフレーム#0、サブフレーム#1、サブフレーム#2、サブフレーム#3、サブフレーム#4、サブフレーム#5、サブフレーム#6、サブフレーム#7、サブフレーム#8、サブフレーム#9と呼ぶ。
また、図7の例では、PCellのサブフレーム#AでUL grantが送信され、UL grantのスケジューリングにより、4ms後のPCellのサブフレーム#EのUL送信でバッファ量の通知が行われるものとする。また、PCellのサブフレーム#Eではdd byteの上りリンクのデータが送信され、SCellのサブフレーム#2ではaa byteの上りリンクのデータが送信され、SCellのサブフレーム#5ではbb byteの上りリンクのデータが送信され、SCellのサブフレーム#9ではcc byteの上りリンクのデータが送信されるものとする。
本処理手順では、端末1は、バッファ量を通知するPCellのサブフレームに対応する全てのSCellのサブフレームにて送信予定のデータ量を加味してバッファ量を算出すべきとの処理手順が、予め3GPPの仕様書等にて規定されていることを想定している。
図7を用いて具体的な処理方法を説明する。バッファ量算出部13は、PCellで送信予定のデータ量に加えて、バッファ量を通知するPCellのサブフレーム#Eに対応する全てのSCellのサブフレーム(#0〜#9)で送信予定のデータ量を加味してバッファ量を算出する。図7の例において、端末1内に存在するデータ量がxx byteであるとすると、バッファ量算出部13で算出されるバッファ量は、xx byte―(aa+bb+cc+dd)byteになる。また、算出された端末1のバッファ量は、送信部11により、PCellのサブフレーム#EのPUSCHを用いて基地局2に通知される。
(BSR:その2)
図8A及びBは、バッファ量の通知に係る処理手順(その2)を説明するための図である。本処理手順の説明において特に言及しない点については、図7の処理手順(その1)と同一でよい。
本処理手順では、バッファ量算出部13は、バッファ量を通知するPCellのサブフレーム#Eに対応する全てのSCellのサブフレーム(#0〜#9)で送信予定のデータ量を加味してバッファ量を算出するのではなく、SCellのサブフレームのうち、基地局2から指定されたサブフレームまでに送信予定のデータ量を加味してバッファ量を算出するようにする。
図8Aを用いて具体的に説明する。例えば、基地局2から、SCellのサブフレーム#5が指定されたとすると、バッファ量算出部13は、バッファ量を通知するPCellのサブフレームに対応する全てのSCellのサブフレームのうち、サブフレーム#5までに送信予定のデータ量を加味して、バッファ量を算出する。
すなわち、図8Aの例において、端末1内に存在するデータ量がxx byteであるとすると、バッファ量算出部13で算出されるバッファ量は、xx byte―(aa+bb+dd)byteになる。
図8Bは、基地局2から端末1にSCellのサブフレームを指定する際に、基地局2から送信される制御信号に含まれる情報のフォーマットの一例を示している。「#0」〜「#9」までの各ビットは、図8Aのサブフレーム#0〜#9に対応している。「R」ビットは予備ビット(Reserved)を表している。例えば、基地局2は、端末1に対して、サブフレーム#5までのデータ量を加味するように指示する場合、例えば、「#5」のビットを「1」に設定すればよい。なお、CAを構成するSCellが複数存在する場合、SCellの数に応じて図8Bのフォーマットを拡張するようにしてもよい。なお、図8Bに示すフォーマットは一例に過ぎず、他のフォーマットが用いられるようにしてもよい。
図9は、バッファ量の通知に係る処理手順(その2)を説明するためのシーケンス図である。
ステップS101で、基地局2の算出方法指示部22は、端末1に対して、SCellのサブフレームを指定する情報を含む制御信号を送信する。サブフレームを指定する情報は、例えば、図8Bに示す信号フォーマットである。制御信号は、例えば、RRC Connection信号を用いるようにしてもよいし、MACレイヤのコマンドを用いるようにしてもよいし、PHYに規定されるPDCCH等の物理チャネルの制御情報(DCI)を用いるようにしてもよい。続いて、端末1の算出方法受付部15は、基地局2からの指示をバッファ量算出部13に通知する。
ステップS102で、端末1のバッファ量算出部13は、ステップS101で指示されたSCellのサブフレームに基づいてバッファ量を算出する。また、送信部11は、算出されたバッファ量をMAC CEに格納し、PCellのPUSCHを用いて基地局2に通知する。
なお、本処理手順において、SCellのサブフレームが基地局2から指示されなかった場合、端末1のバッファ量算出部13は、図7に示す処理手順(その1)に従ってバッファ量を算出するようにしてもよい。
(BSR:その3)
図10A及びBは、バッファ量の通知に係る処理手順(その3)を説明するための図である。本処理手順の説明において特に言及しない点については、図7の処理手順(その1)と同一でよい。
本処理手順では、バッファ量算出部13は、バッファ量を通知するPCellのサブフレーム#Eに対応する全てのSCellのサブフレーム(#0〜#9)で送信予定のデータ量を加味してバッファ量を算出するのではなく、SCellのサブフレームのうち、どのサブフレームまでに送信予定のデータ量を加味してバッファ量を算出するのかを端末1自身が決定する。また、送信部11は、バッファ量を基地局2に通知する際に、どのサブフレームまでに送信予定のデータ量を加味してバッファ量を算出したかを示す情報も基地局2に通知するようにする。
図10Aを用いて具体的に説明する。例えば、SCellのサブフレーム#2でaa byteのデータを送信予定であり、SCellのサブフレーム#5でbb byteのデータを送信予定であり、SCellのサブフレーム#9でcc byteのデータを送信予定であるとする。また、PCellのサブフレーム#4でdd byteのデータを送信予定であるとする。
まず、バッファ量算出部13は、SCellのサブフレーム#2までに送信予定のデータ量を加味するのか、SCellのサブフレーム#5までに送信予定のデータ量を加味するのか、又はSCellのサブフレーム#9までに送信予定のデータ量を加味するのかを決定する。バッファ量算出部13は、例えば、端末1自身の処理負荷の状態や、PUSCH送信が行われる(上りリンクのデータ送信がスケジューリングされている)SCellのサブフレームの数などに応じて、どのサブフレームまでに送信予定のデータ量を加味するのかを決定するようにしてもよい。
続いて、バッファ量算出部13は、基地局2に通知するバッファ量を算出する。例えば、SCellのサブフレーム#2までに送信予定のデータ量を加味すると決定した場合、端末1内に存在するデータ量がxx byteであるとすると、バッファ量算出部13で算出されるバッファ量は、xx byte―(aa+dd)byteになる。
続いて、送信部11は、算出されたバッファ量を基地局2に通知する。このとき、PCellのサブフレーム#Eで基地局2に送信されるMAC CEに、どのサブフレームまでに送信予定のデータ量が加味されているかを示す情報を含めるようにする。
図10Bは、バッファ量の通知に用いられるMAC CEのフォーマットの一例を示している。最初の1オクテット目は、既存のLTE仕様で決められているBSR用のMAC CEフォーマットと同一である。2オクテット目及び3オクテット目は、サブフレームを指定する情報である。「#0」〜「#9」までの各ビットは、図10Aのサブフレーム#0〜#9に対応している。「R」ビットは予備ビット(Reserved)を表している。例えば、SCellのサブフレーム#2までのデータ量を加味してバッファ量が算出されている場合、送信部11は、「#2」のビットを「1」に設定すればよい。
なお、CAを構成するSCellが複数存在する場合、SCellの数に応じて図10Bのフォーマットを拡張するようにしてもよい。なお、図10Bに示すフォーマットは一例に過ぎず、他のフォーマットが用いられるようにしてもよい。
(PHR:その1)
図11は、余剰電力の通知に係る処理手順(その1)を説明するための図である。図11の例では、PCellはLTEのセルであり、SCellは5Gのセルであるとする。また、SCellのTTIは0.1msであるとする。すなわち、PCellのサブフレームごとに、PCellのサブフレームに対応するSCellのサブフレームが10個ずつ存在することになる。
端末1は、例えば、端末1が測定しているパスロス(伝搬損)が大きく変化した場合、前回PHRを報告してから所定の時間が経過した場合等を契機として、基地局に余剰電力の通知を行う。
ここで、説明の便宜上、PCellのサブフレーム#Eに対応するSCellのサブフレームの各々を、左から順にサブフレーム#0、サブフレーム#1、サブフレーム#2、サブフレーム#3、サブフレーム#4、サブフレーム#5、サブフレーム#6、サブフレーム#7、サブフレーム#8、サブフレーム#9と呼ぶ。
また、図11の例では、PCellのサブフレーム#AでUL grantが送信され、UL grantのスケジューリングにより、4ms後のPCellのサブフレーム#EのUL送信で余剰電力の通知が行われるものとする。また、SCellのサブフレーム#2、#5、#9にて、上りリンクのデータ送信が行われるものとする。
本処理手順では、PCellよりもTTIが短いSCellの余剰電力を通知する場合、端末1はどのサブフレームにおける余剰電力を通知すべきか、予め3GPPの仕様書等にて規定されていることを想定している。
図11を用いて具体的な処理手順を説明する。まず、1つ目の処理手順について説明する。PCellのサブフレームに対応するSCellの各サブフレームのうち、最初に上りリンクのデータ送信が行われる(PUSCH送信が行われる)サブフレームの余剰電力を通知するように予め規定されている場合、余剰電力算出部14は、PCellのサブフレーム#Eの余剰電力と、SCellのサブフレーム#2の余剰電力とを算出するようにする。
次に、2つ目の処理手順について説明する。例えば、PCellのサブフレームに対応するSCellの各サブフレームのうち、最後に上りリンクのデータ送信が行われる(PUSCH送信が行われる)サブフレームの余剰電力を通知するように予め規定されている場合、余剰電力算出部14は、PCellのサブフレーム#Eの余剰電力と、SCellのサブフレーム#9の余剰電力とを算出するようにする。
次に、3つ目の処理手順について説明する。例えば、PCellのサブフレームに対応するSCellの各サブフレームのうち、2つ目に上りリンクのデータ送信が行われる(PUSCH送信が行われる)サブフレームの余剰電力を通知するように予め規定されている場合、余剰電力算出部14は、PCellのサブフレーム#Eの余剰電力と、SCellのサブフレーム#5の余剰電力とを算出する。
なお、各処理手順により算出されたPCell及びSCellの余剰電力は、送信部11により、PCellのサブフレーム#EのPUSCHを用いて基地局2に通知される。
(PHR:その2)
図12A及びBは、余剰電力の通知に係る処理手順(その2)を説明するための図である。本処理手順の説明において特に言及しない点については、図11の処理手順(その1)と同一でよい。
本処理手順では、PCellよりもTTIが短いSCellの余剰電力を通知する場合、基地局2から指定されたSCellのサブフレームにおける余剰電力を通知するようにする。
図12Aを用いて具体的に説明する。例えば、基地局2から、SCellのサブフレーム#2が指定されたとすると、余剰電力算出部14は、PCellのサブフレーム#Eの余剰電力と、SCellのサブフレーム#2の余剰電力とを算出する。続いて、送信部11は、算出されたそれぞれの余剰電力を基地局2に通知する。
図12Bは、基地局2から端末1にSCellのサブフレームを指定する際に、基地局2から送信される制御信号に含まれる情報のフォーマットの一例を示している。「#0」〜「#9」までの各ビットは、図11(a)のサブフレーム#0〜#9に対応している。「R」ビットは予備ビット(Reserved)を表している。例えば、基地局2は、端末1に対して、サブフレーム#2の余剰電力を通知するように指示する場合、例えば、「#2」のビットを「1」に設定すればよい。なお、CAを構成するSCellが複数存在する場合、SCellの数に応じて図12Bのフォーマットを拡張するようにしてもよい。なお、図12Bに示すフォーマットは一例に過ぎず、他のフォーマットが用いられるようにしてもよい。
図13は、余剰電力の通知に係る処理手順(その2)を説明するためのシーケンス図である。
ステップS201で、基地局2の算出方法指示部22は、端末1に対して、SCellのサブフレームを指定する情報を含む制御信号を送信する。SCellのサブフレームを指定する情報は、例えば、図12Bに示す信号フォーマットである。制御信号は、例えば、RRC Connection信号を用いるようにしてもよいし、MACレイヤのコマンドを用いるようにしてもよいし、PHYに規定されるPDCCH等の物理チャネルの制御情報(DCI)を用いるようにしてもよい。端末1の算出方法受付部15は、基地局2からの指示を余剰電力算出部14に通知する。
ステップS202で、端末1の余剰電力算出部14は、PCellのサブフレームの余剰電力と、ステップS201で指示されたSCellのサブフレームの余剰電力とを算出する。続いて、送信部11は、算出されたそれぞれの余剰電力を基地局2に通知する。
なお、本処理手順において、余剰電力を通知すべきSCellのサブフレームが基地局2から指示されなかった場合、端末1の余剰電力算出部14は、図11に示す処理手順(その1)に従って余剰電力を算出するようにしてもよい。
(PHR:その3)
図14A及びBは、余剰電力の通知に係る処理手順(その3)を説明するための図である。本処理手順の説明において特に言及しない点については、図11の処理手順(その1)と同一でよい。
本処理手順では、余剰電力を通知するSCellのサブフレームを端末1自身が決定する。また、送信部11は、余剰電力を通知する際に、通知する余剰電力がどのサブフレームの余剰電力であるかを示す情報も基地局2に通知するようにする。
図14Aを用いて具体的に説明する。まず、余剰電力算出部14は、SCellで上りリンクのデータ送信が行われるサブフレーム#2、サブフレーム#5及びサブフレーム#9のうち、どのサブフレームの余剰電力を基地局2に通知するのかを決定する。図14Aの例は、サブフレーム#2の余剰電力を基地局2に通知すると決定された場合を図示している。余剰電力算出部14は、例えば、PUSCH送信が行われるサブフレームの数などに応じて、どのサブフレームの余剰電力を基地局2に通知するのかを決定するようにしてもよい。
また、余剰電力算出部14は、各サブフレームの余剰電力の大きさに応じて、どのサブフレームの余剰電力を基地局2に通知するのかを決定するようにしてもよい。例えば、余剰電力算出部14は、最も余剰電力が大きいサブフレームを選択するようにしてもよいし、最も余剰電力が小さいサブフレームを選択するようにしてもよい。
続いて、余剰電力算出部14は、PCellのサブフレーム#Eの余剰電力と、自身が決定したSCellのサブフレームの余剰電力とを算出する。続いて、送信部11は、算出されたそれぞれの余剰電力を基地局2に通知する。このとき、送信部11は、PCellのサブフレーム#Eで基地局2に送信されるMAC CEに、SCellの各サブフレームのうち、どのサブフレームの余剰電力を通知するのかを示す情報を含めるようにする。
図14Bは、MAC CEのフォーマットの一例を示している。1〜7オクテット目は、既存のLTE仕様で決められているPHR用のMAC CEフォーマットと同一であるため、説明は省略する。8オクテット目及び9オクテット目は、SCellのサブフレームを指定する情報である。「#0」〜「#9」までの各ビットは、図12Aのサブフレーム#0〜#9に対応している。「R」ビットは予備ビット(Reserved)を表している。例えば、SCellのサブフレーム#2の余剰電力を通知する場合、送信部11は、「#2」のビットを「1」に設定すればよい。
なお、CAを構成するSCellが複数存在する場合、SCellの数に応じて図14Bのフォーマットを拡張するようにしてもよい。なお、図14Bに示すフォーマットは一例に過ぎず、他のフォーマットが用いられるようにしてもよい。
<効果>
以上、実施の形態に係る移動通信システムは、SCellのTTIがPCellのTTIよりも短い間隔であるセルであるCAにおいて、通信の制御に用いられる情報(バッファ量又は余剰電力)を端末1から基地局2に通知する場合に、当該通知に用いられるPCellの所定のサブフレームに対応する複数のSCellのサブフレームのうち、どのサブフレームを用いて通信の制御に用いられる情報を算出したのかを、基地局2と端末1との間で共有するようにした。これにより、実施の形態に係る移動通信システムは、より正確な情報に基づいて通信を適切に制御することが可能になる。
以上、実施の形態に係る移動通信システムは、通信の制御に用いられる情報(バッファ量又は余剰電力)を端末1から基地局2に通知する場合に、当該通知に用いられるPCellの所定のサブフレームに対応する複数のSCellのサブフレームのうち、どのサブフレームを用いて通信の制御に用いられる情報を算出するのかを、基地局2から端末1に指示することを可能にした。これにより、実施の形態に係る端末1は、基地局2からの指示に従って、基地局2に通知する情報を算出することが可能になる。
以上、実施の形態に係る移動通信システムは、通信の制御に用いられる情報(バッファ量又は余剰電力)を端末1から基地局2に通知する場合に、当該通知に用いられるPCellの所定のサブフレームに対応する複数のSCellのサブフレームのうち、どのサブフレームを用いて通信の制御に用いられる情報を算出するのかを端末1自身が決定すると共に、決定したサブフレームを基地局2に通知することを可能にした。これにより、実施の形態に係る端末1は、端末1自身の処理負荷の状態や、PUSCH送信が行われるサブフレームの数などに応じて、適宜処理方法を変更することが可能になる。
また、実施の形態に係る移動通信システムは、SCellの余剰電力を基地局2に通知する場合に、各サブフレームの余剰電力の大きさに応じて、どのサブフレームの余剰電力を基地局2に通知するのかを、端末1自身が決定できるようにした。これにより、実施の形態に係る端末1は、通信状況に応じて、適宜処理方法を変更することが可能になる。
<実施形態のまとめ>
以上説明したとおり、本実施の形態により、第一のセルと、前記第一のセルのサブフレームの時間間隔より短い時間間隔のサブフレームを用いる第二のセルとの間で行われるキャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて、基地局と通信を行う端末であって、前記第二のセルのサブフレームであって前記第一のセルの所定のサブフレームに対応する複数のサブフレームのうち、前記基地局と当該端末との間で共有される特定のサブフレームに基づいて、前記基地局に通知する通知情報を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記通知情報を前記基地局に通知する通知手段と、を有する端末が提供される。
前記基地局から、前記特定のサブフレームの指定を受け付ける受付手段を有するようにしてもよい。
前記通知手段は、前記通知情報と、前記特定のサブフレームを識別する識別子とを前記基地局に通知するようにしてもよい。
前記通知情報は、BSR及びPHRのうち少なくともいずれか1つであるようにしてもよい。
前記算出手段は、前記通知情報がPHRの場合、前記特定のサブフレームにおけるPHRを算出するようにしてもよい。
前記算出手段は、前記通知情報がPHRの場合、PHの値に基づいて、前記特定のサブフレームを選択するようにしてもよい。
前記算出手段は、前記通知情報がBSRの場合、前記特定のサブフレームでデータを送信した時点で、当該端末のバッファに残っているアップリンクデータのデータ量に基づいてBSRを算出するようにしてもよい。
また、本実施の形態により、第一のセルと、前記第一のセルのサブフレームの時間間隔より短い時間間隔のサブフレームを用いる第二のセルとの間で行われるキャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて、基地局と通信を行う端末が行う通信制御方法であって、前記第二のセルのサブフレームであって前記第一のセルの所定のサブフレームに対応する複数のサブフレームのうち、前記基地局と前記端末との間で共有される特定のサブフレームに基づいて、前記基地局に通知する通知情報を算出する算出ステップと、前記算出ステップにより算出された前記通知情報を前記基地局に通知する通知ステップと、を有する通信制御方法が提供される。
また、本実施の形態により、第一のセルと、前記第一のセルのサブフレームの時間間隔より短い時間間隔のサブフレームを用いる第二のセルとの間で行われるキャリアアグリゲーションをサポートする基地局と端末とを有する移動通信システムにおける通信制御方法であって、前記端末が、前記第二のセルのサブフレームであって前記第一のセルの所定のサブフレームに対応する複数のサブフレームのうち、前記基地局と前記端末との間で共有される特定のサブフレームに基づいて、前記基地局に通知する通知情報を算出する算出ステップと、前記端末が、前記算出ステップにより算出された前記通知情報を前記基地局に通知する通知ステップと、前記基地局が、通知された前記通知情報を用いて、上りリンクのスケジューリング処理を行う処理ステップと、を有する通信制御方法が提供される。
また、上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
<実施形態の補足>
以上、実施の形態において、基地局2は、図9のステップS101で、端末1に対して、バッファ量の算出方法を指示するために、サブフレームを指定する情報を含む制御信号を送信するようにして、図13のステップS201で、余剰電力を算出するサブフレームを指示するために、サブフレームを指定する情報を含む制御信号を送信するようにしたが、基地局2は、それぞれ異なる制御信号を端末1に送信するのではなく、まとめて1つの制御信号を送信するようにしてもよい。また、端末1は、受信した1つの制御信号で指定されたサブフレームに基づいて、バッファ量の算出及び余剰電力の算出を行うようにしてもよい。これにより、制御信号の信号量を削減することが可能になる。
以上、実施の形態において、端末は、算出したバッファ量又は余剰電力を、PCellのPUSCHから基地局に通知するようにしたが、必ずしもPCellのPUSCHから基地局に通知するようにしなくてもよい。例えば、端末は、算出したバッファ量又は余剰電力を含むMAC CEを、5GのSCellのPUSCHから基地局に送信するようにしてもよいし、他のSCell(例えば、LTEのSCell)のPUSCHから送信するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明は実施の形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能構成図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。
以上、実施の形態の全部又は一部は、プログラムによって実装され得る。このプログラムは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
以上、実施の形態において、LTEのセルは、第一のセルの一例である。5Gのセルは、第二のセルの一例である。バッファ量(BS)又は/及び余剰電力(PH)は、通知情報の一例である。バッファ量算出部13又は/及び余剰電力算出部14は、算出手段の一例である。送信部11は、通知手段の一例である。
本特許出願は2015年2月20日に出願した日本国特許出願第2015−032255号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2015−032255号の全内容を本願に援用する。
1 端末
2 基地局
11 送信部
12 受信部
13 バッファ量算出部
14 余剰電力算出部
15 算出方法受付部
21 通信部
22 算出方法指示部
23 通知情報処理部

Claims (6)

  1. 第一のセルと、前記第一のセルにおける第一のスケジューリングの時間単位より短い第二のスケジューリングの時間単位を用いる第二のセルとの間で行われるキャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて、基地局と通信を行う端末であって、
    PHR(Power Headroom Report)を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記PHRを前記基地局に通知する通知手段と、
    を有し、
    前記通知手段は、前記第一のスケジューリングの時間単位と重複する特定の前記第二のスケジューリングの時間単位における前記PHRを通知する端末。
  2. 前記基地局から、前記特定の前記第二のスケジューリングの時間単位の指定を受け付ける受付手段を有する、請求項1に記載の端末。
  3. 前記通知手段は、前記PHRと、前記特定の前記第二のスケジューリングの時間単位を識別する識別子とを前記基地局に通知する、請求項1に記載の端末。
  4. 前記算出手段は、PH(Power Headroom)の値に基づいて、前記特定の前記第二のスケジューリングの時間単位を選択する、請求項1に記載の端末。
  5. 第一のセルと、前記第一のセルの第一のスケジューリングの時間単位より短い第二のスケジューリングの時間単位を用いる第二のセルとの間で行われるキャリアアグリゲーションをサポートする移動通信システムにおいて、基地局と通信を行う端末が行う通信制御方法であって、
    PHR(Power Headroom Report)を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにより算出された前記PHRを前記基地局に通知する通知ステップと、
    を有し、
    前記通知ステップは、前記第一のスケジューリングの時間単位と重複する特定の前記第二のスケジューリングの時間単位における前記PHRを通知するステップを含む通信制御方法。
  6. 第一のセルと、前記第一のセルにおける第一のスケジューリングの時間単位より短い第二のスケジューリングの時間単位を用いる第二のセルとの間で行われるキャリアアグリゲーションをサポートする基地局と端末とを有する移動通信システムにおける通信制御方法であって、
    前記端末が、PHR(Power Headroom Report)を算出する算出ステップと、
    前記端末が、前記算出ステップにより算出された前記PHRを前記基地局に通知する通知ステップと、
    前記基地局が、通知された前記PHRを用いて、上りリンクのスケジューリング処理を行う処理ステップと、
    を有し、
    前記通知ステップは、前記第一のスケジューリングの時間単位と重複する特定の前記第二のスケジューリングの時間単位における前記PHRを通知するステップを含む通信制御方法。
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