JP6907955B2 - Control device for continuously variable transmission - Google Patents
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Description
本発明は、無段変速機の制御装置に関する。 The present invention relates to a control device for a continuously variable transmission.
特許文献1には、無段変速機の制御装置において、エンジン始動後のガレージ制御開始時に、ベルト挟圧センサ値が所定値以上の状態が所定時間経過した後、クラッチ係合制御を許可することが開示されている。
According to
しかしながら、シーブ内のオイルが完全に抜けていることを前提として、ベルト挟圧センサ値が所定値以上の状態が所定時間経過したことをクラッチ係合制御の開始条件としているため、クラッチ係合制御開始までに時間を要し、ガレージ制御での発進性が悪化するといった問題が生じる。 However, on the premise that the oil in the sheave is completely drained, the clutch engagement control is started on the condition that the belt pinching sensor value is equal to or higher than the predetermined value for a predetermined time. It takes time to start, and there is a problem that the startability in the garage control deteriorates.
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ガレージ制御での発進性を向上させることができる無段変速機の制御装置を提供することである。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a control device for a continuously variable transmission capable of improving the startability in garage control.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る無段変速機の制御装置は、エンジンにより駆動させる機械式オイルポンプと、前記機械式オイルポンプからセカンダリシーブに油圧を供給する油圧回路と、前記油圧回路に設けられたオイル抜け防止機構と、を備えた無段変速機の制御装置であって、イグニッションをオフからオンへ切り替えた後に、ベルト挟圧センサ値が所定値以上であればオイル抜けが発生していないと判断し、前記ベルト挟圧センサ値が所定値未満の場合に比べて、クラッチ係合開始を早くすることを特徴とするものである。 In order to solve the above-mentioned problems and achieve the object, the continuously variable transmission control device according to the present invention supplies the mechanical oil pump driven by the engine and the hydraulic oil from the mechanical oil pump to the secondary sheave. A continuously variable transmission control device equipped with a hydraulic circuit and an oil drainage prevention mechanism provided in the hydraulic circuit, in which the belt pinching sensor value exceeds a predetermined value after the ignition is switched from off to on. If this is the case, it is determined that no oil leakage has occurred, and the clutch engagement start is accelerated as compared with the case where the belt pinching sensor value is less than a predetermined value.
本発明に係る無段変速機の制御装置においては、セカンダリシーブに油圧を供給する油圧回路にオイル抜け防止機構を備えており、オイル抜けが発生していない状況が考えられるため、ベルト挟圧センサ値によりオイル抜けを判断し、オイル抜けが無い場合には、クラッチ係合開始を早くする。これにより、本発明に係る無段変速機の制御装置は、ガレージ制御での発進性を向上させることができるという効果を奏する。 In the continuously variable transmission control device according to the present invention, the hydraulic circuit that supplies oil to the secondary sheave is provided with an oil leakage prevention mechanism, and it is possible that oil leakage has not occurred. The oil is judged to be out of oil based on the value, and if there is no oil out, the clutch engagement is started earlier. As a result, the continuously variable transmission control device according to the present invention has the effect of improving the startability in garage control.
以下に、本発明に係る無段変速機の制御装置の一実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。 Hereinafter, an embodiment of the continuously variable transmission control device according to the present invention will be described. The present invention is not limited to the present embodiment.
図1は、本実施形態で対象とする車両Veの一例を示すスケルトン図である。車両Veは、動力源としてエンジン1を備えている。エンジン1から出力された動力は、流体伝動装置であるトルクコンバータ2、入力軸3、前後進切替機構4、ベルト式の無段変速機であるCVT5あるいはギヤ列6、出力軸7、カウンタギヤ機構8、デファレンシャルギヤ9、車軸10、を介して駆動輪11に伝達される。また、CVT5の下流側には、エンジン1を駆動輪11から切り離すための第2クラッチC2が設けられている。第2クラッチC2を開放させることによって、CVT5と出力軸7との間がトルク伝達不能に遮断され、エンジン1に加えCVT5が駆動輪11から切り離される。
FIG. 1 is a skeleton diagram showing an example of the vehicle Ve targeted in the present embodiment. The vehicle Ve includes an
トルクコンバータ2は、ポンプインペラ2aと、タービンランナ2bと、ステータ2cと、を備えている。トルクコンバータ2の内部はオイルで満たされている。ポンプインペラ2aはエンジン1のクランクシャフト1aと一体回転する。タービンランナ2bには、入力軸3が一体回転するように連結されている。
The
また、ポンプインペラ2aには、ベルト機構等の伝動機構を介して、機械式のオイルポンプ(MOP)41が連結されている。オイルポンプ41は、ポンプインペラ2aを介してクランクシャフト1aに連結されているため、エンジン1によって駆動される。
Further, a mechanical oil pump (MOP) 41 is connected to the
入力軸3は、前後進切替機構4に連結されている。前後進切替機構4は、エンジントルクを駆動輪11へ伝達する際、駆動輪11に作用するトルクの方向を前進方向と後進方向とに切り替える。前後進切替機構4は、サンギヤ4Sと、リングギヤ4Rと、第1ピニオンギヤ4P1と、第2ピニオンギヤ4P2と、キャリヤ4Cと、を備えている。サンギヤ4Sには、ギヤ列6の駆動ギヤ61が一体回転するように連結されている。キャリヤ4Cには、入力軸3が一体回転するように連結されている。また、サンギヤ4Sとキャリヤ4Cとを選択的に一体回転させる油圧式の第1クラッチC1が設けられている。第1クラッチC1を係合させることによって、前後進切替機構4全体が一体回転する。さらに、リングギヤ4Rを選択的に回転不能に固定する油圧式のブレーキB1が設けられている。
The input shaft 3 is connected to the forward / backward switching mechanism 4. When the engine torque is transmitted to the
車両Veでは、CVT5と、有段変速機構であるギヤ列6とが、並列に配置されている。すなわち、入力軸3と出力軸7との間の動力伝達経路として、CVT5を介する動力伝達経路(以下「第1経路」という)と、ギヤ列6を介する動力伝達経路(以下「第2経路」という)とが、並列に配置されている。 In the vehicle Ve, the CVT 5 and the gear train 6 which is a stepped transmission mechanism are arranged in parallel. That is, as the power transmission path between the input shaft 3 and the output shaft 7, the power transmission path via the CVT 5 (hereinafter referred to as the "first path") and the power transmission path via the gear train 6 (hereinafter referred to as the "second path"). ) And are arranged in parallel.
CVT5は、入力軸3と一体回転するプライマリシーブ51と、セカンダリシャフト54と一体回転するセカンダリシーブ52と、プライマリシーブ51及びセカンダリシーブ52に形成されたV溝に巻き掛けられたベルト53と、を備えている。プライマリシーブ51及びセカンダリシーブ52のV溝幅を変化させることによってベルト53の巻き掛け径が変化するので、CVT5の変速比を連続的に変化させることができる。
The CVT 5 includes a
プライマリシーブ51は、入力軸3と一体化された固定シーブ51aと、入力軸3上で軸線方向に移動可能な可動シーブ51bと、可動シーブ51bに推力を付与するプライマリ油圧シリンダ51cと、を備えている。固定シーブ51aのシーブ面と可動シーブ51bのシーブ面とが対向して、プライマリシーブ51のV溝を形成する。プライマリ油圧シリンダ51cは、可動シーブ51bの背面側に配置されている。プライマリ油圧シリンダ51c内の油圧(以下、プライマリ指示圧という。)Pinによって、可動シーブ51bを固定シーブ51a側へ移動させる推力が発生する。
The
セカンダリシーブ52は、セカンダリシャフト54と一体化された固定シーブ52aと、セカンダリシャフト54上で軸線方向に移動可能な可動シーブ52bと、可動シーブ52bに推力を付与するセカンダリ油圧シリンダ52cと、を備えている。固定シーブ52aのシーブ面と可動シーブ52bのシーブ面とが対向して、セカンダリシーブ52のV溝を形成する。セカンダリ油圧シリンダ52cは、可動シーブ52bの背面側に配置されている。セカンダリ油圧シリンダ52c内の油圧(以下、セカンダリ指示圧という。)Poutによって、可動シーブ52bを固定シーブ52a側へ移動させる推力が発生する。
The
第2クラッチC2は、セカンダリシャフト54と出力軸7との間に設けられており、出力軸7からCVT5を選択的に切り離すことができる。第2クラッチC2は油圧式であり、油圧アクチュエータによって第2クラッチC2の係合要素同士が摩擦係合するように構成されている。
The second clutch C2 is provided between the
出力軸7には、出力ギヤ7aと従動ギヤ63とが一体回転するように取り付けられている。出力ギヤ7aは、減速機構であるカウンタギヤ機構8のカウンタドリブンギヤ8aと噛み合っている。カウンタギヤ機構8のカウンタドライブギヤ8bは、デファレンシャルギヤ9のリングギヤ9aと噛み合っている。デファレンシャルギヤ9には、左右の車軸10を介して左右の駆動輪11が連結されている。
The
ギヤ列6は、前後進切替機構4のサンギヤ4Sと一体回転する駆動ギヤ61と、カウンタギヤ機構62と、出力軸7と一体回転する従動ギヤ63と、を含む。ギヤ列6は減速機構であって、ギヤ列6の変速比(ギヤ比)は、CVT5の最大変速比よりも大きい所定値に設定されている。ギヤ列6の変速比は固定変速比である。車両Veでは、発進時に、エンジン1からギヤ列6を介して駆動輪11にトルクを伝達させるように構成されている。ギヤ列6は発進ギヤとして機能する。
The gear train 6 includes a
駆動ギヤ61は、カウンタギヤ機構62のカウンタドリブンギヤ62aと噛み合っている。カウンタギヤ機構62は、カウンタドリブンギヤ62aと、カウンタシャフト62bと、従動ギヤ63に噛み合っているカウンタドライブギヤ62cと、を含む。カウンタシャフト62bには、カウンタドリブンギヤ62aが一体回転するように取り付けられている。カウンタシャフト62bは入力軸3及び出力軸7と平行に配置されている。カウンタドライブギヤ62cは、カウンタシャフト62bに対して相対回転可能に構成されている。また、カウンタシャフト62bとカウンタドライブギヤ62cとを選択的に一体回転させる噛合式の係合装置であるドグクラッチS1が設けられている。
The
ドグクラッチS1は、噛合式の一対の第1係合要素64a及び第2係合要素64bと、軸線方向に移動可能なスリーブ64cと、を備えている。第1係合要素64aは、カウンタシャフト62bにスプライン嵌合されたハブである。第1係合要素64aとカウンタシャフト62bとは一体回転する。第2係合要素64bは、カウンタドライブギヤ62cと一体回転するように連結されている。つまり、第2係合要素64bはカウンタシャフト62bに対して相対回転する。スリーブ64cの内周面に形成されたスプライン歯が、第1係合要素64a及び第2係合要素64bの外周面に形成されたスプライン歯と噛み合うことによって、ドグクラッチS1は係合状態となる。ドグクラッチS1を係合させることによって、駆動ギヤ61と従動ギヤ63との間(第2経路)がトルク伝達可能に接続される。第2係合要素64bとスリーブ64cとの噛み合いが解除されることによって、ドグクラッチS1は開放状態となる。ドグクラッチS1を開放させることによって、駆動ギヤ61と従動ギヤ63との間(第2経路)はトルク伝達不能に遮断される。また、ドグクラッチS1は、油圧式であり、油圧アクチュエータによってスリーブ64cが軸線方向に移動する。
The dog clutch S1 includes a pair of meshing first
図2は、実施形態に係る車両制御装置を模式的に示す機能ブロック図である。車両制御装置は、車両Veを制御する制御部として機能する電子制御装置(以下「ECU」という)100によって構成されている。 FIG. 2 is a functional block diagram schematically showing the vehicle control device according to the embodiment. The vehicle control device is composed of an electronic control device (hereinafter referred to as "ECU") 100 that functions as a control unit that controls the vehicle Ve.
ECU100には、各種センサ31〜39からの信号が入力される。すなわち、車速センサ31は、車速Vを検出する。入力軸回転数センサ32は、入力軸3の回転数(入力軸回転数)を検出する。入力軸3とタービンランナ2bとが一体回転するため、入力軸回転数センサ32は、タービンランナ2bの回転数(タービン回転数)を検出していることになる。第1出力軸回転数センサ33は、セカンダリシャフト54の回転数(第1出力軸回転数)を検出する。第2出力軸回転数センサ34は、出力軸7の回転数(第2出力軸回転数)を検出する。エンジン回転数センサ35は、クランクシャフト1aの回転数(以下「エンジン回転数」という)を検出する。アクセル開度センサ36は、図示しないアクセルペダルの操作量を検出する。ブレーキストロークセンサ37は、図示しないブレーキペダルの操作量を検出する。シフトポジションセンサ38は、図示しないシフトレバーのポジションを検出する。ベルト挟圧センサ39は、セカンダリシーブ52のベルト挟圧を検出する。
Signals from
ECU100は、エンジン1に指令信号を出力して、燃料供給量や吸入空気量や燃料噴射や点火時期等を制御する。また、ECU100は、油圧制御装置200に油圧指令信号を出力して、CVT5の変速動作や、第1クラッチC1などの各係合装置の動作を制御する。油圧制御装置200は、CVT5の各油圧シリンダ51c,52cや、各係合装置の油圧アクチュエータに油圧を供給する。ECU100は、油圧制御装置200を制御することによって、動力伝達経路を第1経路と第2経路とに切り替える制御や、CVT5の変速制御や、各種の走行モードに切り替える制御等を実行する。
The
例えば、ECU100は、入力軸3から入力されたトルクをCVT5を介して出力軸7に伝達するベルト走行モードと、入力軸3から入力されたトルクをギヤ列6を介して出力軸7に伝達する前進ギヤ走行モード及び後進ギヤ走行モードとを、選択的に切り替える変速制御が実行可能となっている。また、ECU100は、変速段を停止段(Pレンジ、Nレンジ)から前進段(Dレンジ)または後進段(Rレンジ)に切り替える操作であるガレージ操作が行われてから、シフトレバーのポジション情報を基にして、第1クラッチC1またはブレーキB1などの係合装置が係合されるまでの制御であるガレージ制御が実行可能となっている。
For example, the
図3は、油圧制御装置200の一例を示す油圧回路図である。油圧制御装置200は、油圧供給源として、エンジン(Eng)1によって駆動するオイルポンプ41を備えている。オイルポンプ41は、オイルパンに貯留されているオイルを吸引して第1油路201に圧送する。
FIG. 3 is a flood control circuit diagram showing an example of the
油圧制御装置200は、第1油路201の油圧を第1ライン圧PL1に調圧する第1調圧弁211と、第1調圧弁211から排出されたオイルを第2ライン圧PL2に調圧する第2調圧弁212と、第1ライン圧PL1を元圧として所定のモジュレータ圧PMに調圧する第1減圧弁(モジュレータバルブ)213と、第1ライン圧PL1を元圧としてプライマリ指示圧Pinを調圧する第2減圧弁(変速比制御弁)214と、第1ライン圧PL1を元圧としてセカンダリ指示圧Poutを調圧する第3減圧弁(挟圧力制御弁)215とを備える。また、第2調圧弁212によって第2ライン圧PL2に調圧されたオイルはトルクコンバータ2に供給される。その第2調圧弁212から排出されたオイルは、ギヤ同士の噛合い部等の潤滑系に供給される。
The
第1減圧弁213には、第3油路203を介して、複数のリニアソレノイドバルブSL1,SL2,SL3,SLP,SLSが接続されている。各リニアソレノイドバルブSL1,SL2,SL3,SLP,SLSは、ECU100によってそれぞれ独立に励磁、非励磁や電流が制御されて、油圧指令信号に応じた油圧を調圧する。
A plurality of linear solenoid valves SL1, SL2, SL3, SLP, SLS are connected to the first pressure reducing valve 213 via the
リニアソレノイドバルブSL1は、モジュレータ圧PMを油圧指令信号に応じた第1クラッチ圧PC1に調圧して、第1クラッチC1に供給する。リニアソレノイドバルブSL2は、モジュレータ圧PMを油圧指令信号に応じた第2クラッチ圧PC2に調圧して、第2クラッチC2に供給する。リニアソレノイドバルブSL3は、モジュレータ圧PMを油圧指令信号に応じた供給油圧Pbsに調圧して、ドグクラッチS1とブレーキB1に供給する。リニアソレノイドバルブSL3は切替弁206を介して、ドグクラッチS1とブレーキB1とに接続されている。切替弁206は、シフトレバーの操作に基づいて、機械的あるいは電気的に動作して油路を切り替える。 The linear solenoid valve SL1 is pressed first clutch pressure P C1 two tone corresponding the modulator pressure P M in the hydraulic pressure command signal is supplied to the first clutch C1. The linear solenoid valve SL2 is pressed a second clutch pressure P C2 two tone corresponding the modulator pressure P M in the hydraulic pressure command signal is supplied to the second clutch C2. The linear solenoid valve SL3 is by regulating the hydraulic supply pressure P bs corresponding to the modulator pressure P M in the hydraulic pressure command signal is supplied to the dog clutch S1 and the brake B1. The linear solenoid valve SL3 is connected to the dog clutch S1 and the brake B1 via a switching valve 206. The switching valve 206 operates mechanically or electrically to switch the oil passage based on the operation of the shift lever.
リニアソレノイドバルブSLPは、モジュレータ圧PMを元圧として信号圧PSLPを調圧し、その信号圧PSLPを第2減圧弁214へ出力する。リニアソレノイドバルブSLSは、モジュレータ圧PMを元圧として信号圧PSLSを調圧し、その信号圧PSLSを第3減圧弁215へ出力する。 Linear solenoid valve SLP is by regulating the signal pressure P SLP as source pressure modulator pressure P M, and outputs the signal pressure P SLP to the second pressure reducing valve 214. The linear solenoid valve SLS is by regulating the signal pressure P SLS as source pressure modulator pressure P M, and outputs the signal pressure P SLS to the third pressure reducing valve 215.
第2減圧弁214には、第4油路204を介して、プライマリ油圧シリンダ51cが接続されている。第2減圧弁214はCVT5の変速比を制御するためのバルブである。第2減圧弁214はプライマリ油圧シリンダ51cへ供給する油量(油圧)を制御する。第2減圧弁214は、第1ライン圧PL1を元圧としてプライマリ指示圧Pinを調圧して、プライマリ油圧シリンダ51cに供給する。第2減圧弁214は、リニアソレノイドバルブSLPから入力された信号圧PSLPに基づいてプライマリ指示圧Pinを調圧する。
A primary
ECU100は、リニアソレノイドバルブSLPに出力する油圧指令信号を制御することによってプライマリ指示圧Pinを調節する。プライマリ指示圧Pinが変化することにより、プライマリシーブ51のV溝幅が変化する。ECU100は、プライマリ指示圧Pinを制御することによって、CVT5の変速比を制御する。なお、ECU100は、フリーラン中は前記したプライマリ指示圧Pinの調節は行わず、プライマリ指示圧Pinをプライマリ油圧シリンダ51cに供給しない。
ECU100 regulates primary command pressure P in by controlling the hydraulic pressure command signal to be output to the linear solenoid valve SLP. By primary command pressure P in changes, V groove width of the
第3減圧弁215には、第5油路205を介して、セカンダリ油圧シリンダ52cが接続されている。第3減圧弁215と第5油路205とが、CVT5の挟圧力制御回路を形成する。第3減圧弁215はベルト挟圧力を制御するバルブである。第3減圧弁215はセカンダリ油圧シリンダ52cへ供給する油量(油圧)を制御する。第3減圧弁215は、第1ライン圧PL1を元圧としてセカンダリ指示圧Poutを調圧して、セカンダリ油圧シリンダ52cに供給する。第3減圧弁215は、リニアソレノイドバルブSLSから入力された信号圧PSLSに基づいて、セカンダリ指示圧Poutを調圧する。
A secondary
ECU100は、リニアソレノイドバルブSLSに出力する油圧指令信号を制御することによってセカンダリ指示圧Poutを調節する。セカンダリ指示圧Poutが変化することにより、CVT5のベルト挟圧力が変化する。ECU100は、セカンダリ指示圧Poutを制御することによって、CVT5のベルト挟圧力を制御する。
The
また、セカンダリシーブ52に油圧を供給する回路上、具体的には、第3減圧弁215との間に、オイルポンプ41の停止中(エンジン1の停止中)のオイル抜けを抑制するためのオイル抜け防止機構としてチェック弁216が設けられている。
Further, on the circuit for supplying oil pressure to the
図4は、実施形態に係るECU100によるガレージ制御の一例を示すフローチャートである。図5は、実施形態に係るECU100によるガレージ制御の一例を示すタイミングチャートである。
FIG. 4 is a flowchart showing an example of garage control by the
図4において、まず、ECU100は、イグニッションONかを判断する(ステップS1)。イグニッションONではないと判断した場合(ステップS1でNo)、ECU100は、セカンダリシーブオイル充填完了判定をOFFとし(ステップS9)、クラッチ係合制御を未許可として(ステップS10)、一連の制御を終了する。
In FIG. 4, first, the
一方、イグニッションONである場合(ステップS1でYes、図5中の(1))、ECU100は、エンジンスタータ起動時にベルト挟圧センサ値>所定値の関係を満たすか判断する(ステップS2)。エンジンスタータ起動時にベルト挟圧センサ値>所定値の関係を満たすと判断した場合(ステップS2でYes)、ECU100は、オイル抜け判定=OFFとして(ステップS3)、エンジン回転数>所定値が所定時間A経過したかを判断する(ステップS4)。なお、「エンジン回転数>所定値」における「所定値」としては、例えば、図5に示すように、予め設定されたエンジン1の完爆を判定するためのエンジン回転数閾値を用いている。また、所定時間Aは、エンジン1の完爆確定用のため、極短時間に設定されている。そして、エンジン回転数>所定値が所定時間A経過したと判断した場合(ステップS4でYes、図5中の(2))、ECU100は、セカンダリシーブオイル充填完了判定をONとし(ステップS5)、クラッチ係合制御を許可して(ステップS6)、一連の制御を終了する。一方、エンジン回転数>所定値が所定時間A経過していないと判断した場合(ステップS4でNo)、ECU100は、セカンダリシーブオイル充填完了判定をOFFとし(ステップS9)、クラッチ係合制御を未許可として(ステップS10)、一連の制御を終了する。
On the other hand, when the ignition is ON (Yes in step S1, (1) in FIG. 5), the
また、ステップS2にて、エンジンスタータ起動時にベルト挟圧センサ値>所定値の関係を満たさないと判断した場合(ステップS2でNo)、ECU100は、オイル抜け判定=ONとして(ステップS7)、エンジン回転数>所定値、且つ、ベルト挟圧センサ値>所定値が所定時間B経過したか判断する(ステップS8)。なお、所定時間Bは、セカンダリシーブ52内の油圧充填・安定を待つ、ステップS4の所定時間Aよりも長い時間である。また、「ベルト挟圧センサ値>所定値」における「所定値」としては、例えば、図5に示すように、予め設定されたオイル抜け判定油圧閾値を用いている。エンジン回転数>所定値、且つ、ベルト挟圧センサ値>所定値が所定時間B経過したと判断した場合(ステップS8でYes)、ECU100は、セカンダリシーブオイル充填完了判定をONとし(ステップS5)、クラッチ係合制御を許可して(ステップS6)、一連の制御を終了する。一方、エンジン回転数>所定値、且つ、ベルト挟圧センサ値>所定値が所定時間B経過していないと判断した場合(ステップS8でNo)、ECU100は、セカンダリシーブオイル充填完了判定をOFFとし(ステップS9)、クラッチ係合制御を未許可として(ステップS10)、一連の制御を終了する。
Further, in step S2, when it is determined that the relationship of belt pinching sensor value> predetermined value is not satisfied when the engine starter is started (No in step S2), the
このように、本実施形態においては、セカンダリシーブ52に油圧を供給する油圧回路にチェック弁216を設けて、エンジン始動時(図5中の(1))にセカンダリシーブ52のオイル抜けの有無を確認し、オイル抜けが無いとき(オイル抜け判定=OFFのとき)には、エンジン完爆判定(図5中の(2))でクラッチ係合を許可する。これにより、オイル抜けが有るとき(オイル抜け判定=ONのとき)よりも短い時間でクラッチ係合が許可される(クラッチ係合開始を早くする)ため、速やかに駆動力を発生させることができ、ガレージ制御での発進性を向上させることができる。
As described above, in the present embodiment, the
1 エンジン
5 CVT
39 ベルト挟圧センサ
41 オイルポンプ
52 セカンダリシーブ
52c セカンダリ油圧シリンダ
100 ECU
200 油圧制御装置
216 チェック弁
1
39
200
Claims (1)
前記機械式オイルポンプからセカンダリシーブに油圧を供給する油圧回路と、
前記油圧回路に設けられたオイル抜け防止機構と、
を備えた無段変速機の制御装置であって、
イグニッションをオフからオンへ切り替えた後に、ベルト挟圧センサ値が所定値以上であればオイル抜けが発生していないと判断し、前記ベルト挟圧センサ値が所定値未満の場合に比べて、クラッチ係合開始を早くすることを特徴とする無段変速機の制御装置。 A mechanical oil pump driven by an engine,
A hydraulic circuit that supplies oil from the mechanical oil pump to the secondary sheave,
The oil drainage prevention mechanism provided in the hydraulic circuit and
It is a control device of a continuously variable transmission equipped with
After switching the ignition from off to on, if the belt pinching sensor value is equal to or higher than the predetermined value, it is judged that oil leakage has not occurred, and the clutch is compared with the case where the belt pinching sensor value is less than the predetermined value. A control device for a continuously variable transmission, which is characterized by accelerating the start of engagement.
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