JP6907771B2 - データベース回復装置、データベース回復方法、及び、データベース回復プログラム - Google Patents

データベース回復装置、データベース回復方法、及び、データベース回復プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データベース回復装置、データベース回復方法、及び、データベース回復プログラム、特に、新たな列が追加されたデータベースのデータベース回復に関する。
特許文献1は、オンライントランザクション処理の障害復旧システムを開示する。このシステムは、サーバ計算機とクライアント端末間で、データの不整合を解消する。
特許文献2は、情報処理サービスに障害が発生した場合、復旧を行う情報処理装置を開示する。この装置は、記憶装置の未使用領域が閾値を下回ると、所定期間以上使用されていないデータを当該記憶装置から削除する。
特許文献3は、対象機器についてメンテナンスが必要になる時期や必要な作業を取得するための装置を開示する。
特開2003−337717号公報 特許第5555780号公報 特開2013−069044号公報
1)稼働中のサーバ装置の機能強化などにより、データベースに新たな列が追加され、2)追加後、当該サーバ装置が或る程度の期間運転されてデータベースのデータが更新された後に、3)何らかの障害等の理由により、データベースが新たな列が無い状態に戻される場合が有る。データベースの切り戻しは、このように、一旦、新たな列が追加されて、その後、追加された新たな列が無い状態に戻すことを指す。
データベースのデータの回復は、全体バックアップやスナップショットにより行われることが有るが、列の追加、追加取り消しに適切に対応するのは困難である。上述の文献が開示する技術は、いずれも、データベースの切り戻しに適正に対応できない。
本発明は、新たな列が追加されたデータベースの切り戻しを容易に実行できるデータベース回復装置、データベース回復方法、及び、データベース回復プログラム提供することを目的とする。
本発明の1実施の形態のデータベース回復装置は、DB記憶装置に格納されていて新たな列が追加されたデータベースの、前記新たな列が追加される前に保存されたバックアップ、及び、前記バックアップの保存時以降に実行された前記データベースの更新リクエストの時系列を保存する作業記憶手段と、前記DB記憶装置に前記バックアップを再格納して、再格納後の前記データベースに対し、前記新たな列を更新しない前記更新リクエストを前記時系列から選択して、前記更新リクエストを実行する更新実行手段に出力する切り戻し実行手段と、を備える。
本発明の1実施の形態のデータベース回復方法は、DB記憶装置に格納されていて新たな列が追加されたデータベースの、前記新たな列が追加される前に保存されたバックアップ、及び、前記バックアップの保存時以降に実行された前記データベースの更新リクエストの時系列を保存し、前記DB記憶装置に前記バックアップを再格納して、再格納後の前記データベースに対し、前記新たな列を更新しない前記更新リクエストを前記時系列から選択して、前記更新リクエストを実行する更新実行手段に出力する。
本発明の1実施の形態のデータベース回復プログラムは、DB記憶装置に格納されていて新たな列が追加されたデータベースの、前記新たな列が追加される前に保存されたバックアップ、及び、前記バックアップの保存時以降に実行された前記データベースの更新リクエストの時系列を保存し、前記DB記憶装置に前記バックアップを再格納して、再格納後の前記データベースに対し、前記新たな列を更新しない前記更新リクエストを前記時系列から選択して、前記更新リクエストを実行する実行手段に出力する処理をコンピュータに実行させる。
本発明にかかるデータベース回復装置は、新たな列が追加されたデータベースの切り戻しを容易に実行できる。
図1は、第一の実施の形態にかかるデータベース回復システム10の構成を示す図である。 図2は、コンピュータ装置60の構成図である。 図3は、新たな列追加時のデータベース回復装置3の動作を示すフローチャートである。 図4は、データベースのバックアップ保存、及び、新たな列の追加後におけるデータベース回復装置3の動作を示すフローチャートである。 図5は、データベース切り戻し時のデータベース回復装置3の動作を示すフローチャートである。 図6は、データベース回復システム10の動作例を説明する為の図である(その1)。 図7は、データベース回復システム10の動作例を説明する為の図である(その2)。 図8は、データベース回復システム10の動作例を説明する為の図である(その3)。 図9は、データベース回復システム10の動作例を説明する為の図である(その4)。 図10は、データベース回復システム10の動作例を説明する為の図である(その5)。 図11は、データベース回復システム10の動作例を説明する為の図である(その6)。 図12は、第二の実施の形態にかかるデータベース回復装置3の構成を示す図である。
<第一の実施の形態>
<構成>
図1は、本実施の形態にかかるデータベース回復システム10の構成を示す図である。データベース回復システム10は、データベース回復装置3、並びに、当該装置に接続されたDB記憶装置5、AP装置4、サービス提供装置1、及び、入力装置2を包含する。
サービス提供装置1は、買い物サイトのような一般的なWebサービスのユーザインターフェースを提供する装置である。DB記憶装置5は、当該Webサービスが用いるデータベースを格納している。このデータベースはリレーショナルデータベースである。
AP装置4は、当該データベースの更新を行う更新実行部41を備えている。AP装置4は、当該データベースの参照を実行する部位や、サービス提供装置1と連携してWebサービスを提供するAP(Application Program)を備えていても良い。
入力装置2は、キーボードとディスプレイを備えたコンソール装置である。入力装置2は、データベース回復装置3のオペレータが、データベース回復装置3に指示を含む情報を与える為に使用される。
Webサービスの利用者は、サービス提供装置1が提供するユーザインターフェースを通じて、データベースの更新、例えばショッピングサイトのユーザ登録、を要求する。これを受け、サービス提供装置1は、データベースの更新リクエスト、例えば、http(hypertext transfer protocol)リクエストを生成してAP装置4に向けて出力する。この時、サービス提供装置1は、Web画面からユーザ情報、例えば、「指名」、「住所」を受け付け、更新リクエストに含めて出力する。
データベース回復装置3は、データベースに新たな列が追加されて或る程度運用された後、当該列が無い状態に切り戻す際のデータベースの回復を制御する装置である。データベース回復装置3は、データベース回復システム10内においてサービス提供装置1とAP装置4との中間に入るように接続される。
データベース回復装置3は、作業受付手段、例えば作業受付部31、機能拡張手段、例えば機能拡張部32、作業記憶手段、例えば作業記憶部33、更新内容記録手段、例えば更新内容記録部34、及び、切り戻し実行手段、例えば切り戻し実行部35を備える。
作業受付部31は、入力装置2から機能拡張指示を受け付けると、機能拡張部32に転送する。ここで、機能拡張指示は、データベースに新たな列を追加する指示であり、追加する新たな列の名称、追加位置、データ属性等の追加列情報を含む。さらに、作業受付部31は、入力装置2からデータベースの切り戻し指示を受け付けると、切り戻し実行部35に転送する。
作業受付部31は、サービス提供装置1から更新リクエストを受け付けると、当該更新リクエストをAP装置4の更新実行部41に転送する。また、機能拡張指示を受け取った後であれば、作業受付部31は、当該更新リクエストを更新内容記録部34にも転送する。
機能拡張部32は、機能拡張指示を受け取ると、データベースのバックアップを作業記憶部33に保存し、データベースに新たな列を追加し、追加列情報を更新内容記録部34に通知する。
更新内容記録部34は、更新リクエストを受け付けると、当該更新リクエストを時系列に作業記憶部33に保存する。その際、更新内容記録部34は、更新実行部41から当該更新リクエストの実行で更新された列情報を取得し、追加された新たな列が更新されたか否かを判断し、判断結果を当該更新リクエストに関連付けて作業記憶部33に保存する。
切り戻し実行部35は、切り戻し指示を受け付けると、作業記憶部33のバックアップと更新リクエストの時系列を用いて、データベースの切り戻しを実行する、
AP装置4の更新実行部41は、更新リクエストを受信して、リクエストされた更新を実行する。更新実行部41は、例えば、データベース管理システムを包含しており、当該更新を実現するためのSQL文等を生成して実行する。更新実行部41は、例えば、更新された列情報として、このSQL文を更新内容記録部34に出力する。
ここで、データベース回復装置3の作業受付部31、機能拡張部32、更新内容記録部34、及び、切り戻し実行部35は、論理回路、または、専用プロセッサとファームウェアで構成される。作業記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)、または、SDD(Solid State Drive)等の記憶装置で構成される。
データベース回復装置3の作業受付手段、機能拡張手段、作業記憶手段、更新内容記録手段、及び、切り戻し実行手段は、他の構成であっても良い。
さらに、データベース回復装置3はコンピュータ装置60で構成されても良い。図2は、コンピュータ装置60の構成図である。コンピュータ装置60は、バス64で相互に接続された、プロセッサ61、主記憶部63、及び、外部記憶装置62を備える。プロセッサ61は、バス64を経由して、主記憶部63、及び、外部記憶装置62に対してデータの読み書きを行う。
また、プロセッサ61は、主記憶部63に格納されているプログラム65を実行する。なお、プログラム65は、当初外部記憶装置62に格納されており、コンピュータ装置60の初期設定時に、プロセッサ61が外部記憶装置62から主記憶部63にロードしても良い。
ここで、主記憶部63は半導体メモリ装置である。外部記憶装置62は、HDD、または、SDD等の記憶装置である。
データベース回復装置3のプロセッサ61は、プログラム65を実行することにより、作業受付部31、機能拡張部32、更新内容記録部34、及び、切り戻し実行部35として機能する。すなわち、プロセッサ61は、プログラム65を実行することにより、作業受付部31、機能拡張部32、更新内容記録部34、及び、切り戻し実行部35が行う処理を実行する。
外部記憶装置62は、作業記憶部33として使用されても良い。
<動作>
データベース回復システム10の動作を、図3乃至図5のフローチャートと、図6乃至図11の図を参照して説明する。以下の説明では、氏名列と住所列を保存するデータベースを(図6のデータベース)機能拡張して、新たに年齢列を追加する(図7のデータベース)例を取り上げる。
図3は、新たな列追加時のデータベース回復装置3の動作を示すフローチャートである。
ステップA1
作業受付部31が、入力装置2から機能拡張指示を受け付けて、機能拡張部32に転送する。機能拡張指示は、データベースに新たな列を追加する指示であり、追加する列の名称、追加位置、データ属性等の追加列情報を含む。本例において追加列情報は、新たに追加する年齢列の情報を含む。
ステップA2
機能拡張部32は、DB記憶装置5内に格納されているデータベースのバックアップを取得して、作業記憶部33へ保存する。図6の例において、機能拡張部32は、氏名列と住所列を有するデータベースのバックアップを作業記憶部33へ保存する。なお、バックアップ取得前、この例のデータベースには、No.001の行が格納されている。
ステップA3
機能拡張部32は、DB記憶装置5内に格納されているデータベースに、新たな列を追加する。図7の例において、機能拡張部32は、データベースには年齢列を追加する。なお、この列をデータベースに追加する処理は、他の装置、例えばAP装置4に分担させても良い。
ステップA4
機能拡張部32は、追加列情報を更新内容記録部34に通知する。更新内容記録部34は、通知された追加列情報を記憶する。図7の例において、追加列情報は年齢列の情報を含む。
以上で、図3のフローは終了する。
図4は、データベースのバックアップ保存、及び、新たな列の追加後におけるデータベース回復装置3の動作を示すフローチャートである。
ステップB1、B2
作業受付部31が、サービス提供装置1から更新リクエストを受け付けて、更新内容記録部34と更新実行部41へ転送する。この後、更新実行部41は、更新リクエストの内容に応じて、データベースを更新する。図7の例において、更新リクエスト2(図中では、単にリクエスト2と記載。以下同様)に応じてNo.001の行に年齢データが追加され、更新リクエスト3に応じて年齢データの無いNo.002がデータベースに追記されている。
ステップB3
更新リクエストを転送された更新内容記録部34が、更新実行部41から当該更新リクエストに応じた更新内容を受信する。図7の例において、更新実行部41は、更新内容として、更新リクエストに応じてデータベース管理システムに対して発行されたSQL文を更新内容記録部34に送信する。更新実行部41は、更新リクエスト2に応じてSQL文2を、更新リクエスト3に応じてSQL文3を送信する。
ステップB4
更新内容記録部34は、転送されてきた更新リクエストが、新たな列を更新するか否かを判断する。更新内容記録部34は、ステップA4で通知されて記憶している追加列情報が示す列と、ステップB3で受信した更新内容が示す列とが同一であれば、新たに追加した列に対する更新が有ると判断する。
図7の例において、追加列情報は年齢列を示す。従って、更新内容記録部34は、更新内容であるSQL文が年齢列を更新する内容であるか否かを判断する。QL文2は、年齢列を更新するが、SQL文3は年齢列を更新しない。従って、更新内容記録部34は、更新リクエスト2は新たに追加された年齢列を更新し、更新リクエスト3は新たに追加された年齢列を更新しないと判断する。
ステップB5
更新内容記録部34は、更新リクエストを時系列に作業記憶部33に保存し、当該更新リクエストに関連付けて、判断結果を作業記憶部33に保存する。判断結果は、例えば、新たに追加した列の更新有を値1、無を値0のフラグで保存する。従って、更新内容記録部34は、図7の例において、更新リクエスト2に関連付けて値1、更新リクエスト3に関連付けて値0を保存する。図11は、図7の例において、更新内容記録部34が作業記憶部33に保存した更新リクエストとフラグを示す。図11の1行目に更新リクエスト2と値1のフラグが格納され、2行目に更新リクエスト3と値0のフラグが格納されている。
以上で、図4のフローは終了する。
図5は、データベース切り戻し時のデータベース回復装置3の動作を示すフローチャートである。
ステップC1
作業受付部31が、入力装置2から切り戻し指示を受け付けて、切り戻し実行部35に転送する。
ステップC2、C3
切り戻し実行部35は、作業記憶部33内に保存されている新たな列が追加される前のデータベースのバックアップを取得して、DB記憶装置5内に再格納する。この、データベースのバックアップは、図4のステップA2で保存したものである。図8の例において、切り戻し実行部35は、氏名列と住所列を有するデータベースのバックアップを作業記憶部33へ保存している。この結果、データベースは、図6の状態に戻る。
ステップC4
ステップC4乃至C6では、切り戻し実行部35は、バックアップが保存されて以降にデータベースに発行された更新リクエストの中から、追加された新たな列を更新しない更新リクエストを選択して再実行する。
まず、切り戻し実行部35は、作業記憶部33から、時系列に格納されている更新リクエストとそれらに関連付けられている判断結果を読み込む。図9の例において、切り戻し実行部35は、図11に示すように格納されていた更新リクエスト2と、更新リクエスト3と、それらのフラグを読み込む。
ステップC5
切り戻し実行部35は、読み込んだ更新リクエストの中から、追加された新たな列を更新しない更新リクエストを、判断結果に基づいて選択する。図9の例において、切り戻し実行部35は、読み込んだ更新リクエスト2と更新リクエスト3の中から、新たに追加された年齢列を更新しない更新リクエストを、フラグに基づいて選択する。すなわち、切り戻し実行部35は、値0のフラグの更新リクエストである、更新リクエスト3を選択する。
ステップC6
切り戻し実行部35は、選択した更新リクエストをAP装置4の更新実行部41へ送信する。更新実行部41は、送信された更新リクエストを実行する。図9の例において、切り戻し実行部35は、更新リクエスト3を、AP装置4の更新実行部41に送信する。更新実行部41は、更新リクエスト3からSQL文3を生成して実行する。
これにより、データベースは、新たな列が追加される前の構造に戻ったうえ、新たな列が追加された後に発行された更新リクエストの中で、新たな列を対象としない更新リクエストの更新を反映した状態に回復される。図9の例においては、データベースは、No.002のユーザ情報の更新を反映させた形で、年齢列を利用しないデータの状態へ切り戻される。
以上で、図4のフローは終了し、データベースの切り戻しは終了する。
その後、切り戻された列を追加し直した際、切り戻し実行部35は、ステップC5で選択しなかった更新リクエストを再実行すれば良い。すなわち、切り戻し実行部35は、新たな列を更新する更新リクエストを時系列から選択して、更新実行部41に出力すれば良い。
図10の例において、切り戻し実行部35は、再追加により、年齢列の使用が可能となった後に、値1のフラグの更新リクエストである更新リクエスト2を選択して実行すれば、年齢列への更新データを復旧することができる。
<本実施形態の変形例1>
データベース回復装置3が、更新実行部41を備えていても良い。この場合、データベース回復システム10は、AP装置4を包含しなくても良い。さらに、データベース回復装置3が、DB記憶装置5を備えていても良い。
<本実施形態の変形例2>
データベース回復装置3は、データベースのバックアップを複数世代保存し、切り戻しに際しては、指定された世代のバックアップで切り戻しを実行するようにしても良い。この場合、データベース回復装置3の動作は、以下のように変更される。
1)図3関連
データベースに、新たな列を複数回追加することが許容され、追加されるたびに、図3の処理が繰り返される。この結果、機能拡張部32は、順次バックアップの世代を追加していく。さらに、機能拡張部32は、各世代のバックアップに関連付けて、バックアップ保存時刻、及び、追加列情報を作業記憶部33に保存しておく。
2)図4関連
更新内容記録部34は、更新リクエスト、及び、判断結果を、世代に関係なく、時系列に作業記憶部33に保存しておく。
3)図5関連
切り戻し指示は、切り戻し世代の指定情報を含み、切り戻し実行部35は、指定された世代のバックアップをDB記憶装置5に再格納する。さらに、切り戻し実行部35は、当該世代のバックアップが保存されて以降にデータベースに発行された更新リクエストの中から、指定された世代以降の世代で追加された、新たな列の何れも更新しない更新リクエストを選択して再実行する。
<効果>
本実施の形態にかかるデータベース回復装置3は、新たな列が追加されたデータベースの切り戻しを容易に実行できる。その理由は、切り戻し実行部35が、新たな列の追加前に保存されたバックアップに対し、保存時以降にデータベースに発行された更新リクエストの中から、追加された新たな列を更新しない更新リクエストを選択して再実行するからである。
この結果、データベース回復装置3は、切り戻しにかかる手間や時間を削減し、切り戻しによるサービス停止時間を短縮できる。
<第二の実施形態>
図12は、第二の実施の形態にかかるデータベース回復装置3の構成を示す図である。本実施の形態のデータベース回復装置3は、作業記憶手段37、および、切り戻し実行手段38を備える。
作業記憶手段37は、DB記憶装置5に格納されていて新たな列が追加されたデータベースの、新たな列が追加される前に保存されたバックアップ、及び、バックアップ保存時以降に実行されたデータベースの更新リクエストの時系列を保存する。切り戻し実行手段38は、DB記憶装置5にバックアップを再格納して、再格納後のデータベースに対し、新たな列を更新しない更新リクエストを時系列から選択して、更新リクエストを実行する更新実行手段に出力する。作業記憶手段37、および、切り戻し実行手段38は、等価な機能を果たす、他の構成をとるものであっても良い。
本実施の形態にかかるデータベース回復装置3は、新たな列が追加されたデータベースの切り戻しを容易に実行できる。その理由は、切り戻し実行部35が、新たな列の追加前に保存されたバックアップに対し、保存時以降にデータベースに発行された更新リクエストの中から、追加された新たな列を更新しない更新リクエストを選択して再実行するからである。
この結果、データベース回復装置3は、切り戻しにかかる手間や時間を削減し、切り戻しによるサービス停止時間を短縮できる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 サービス提供装置
2 入力装置
3 データベース回復装置
4 AP装置
5 DB記憶装置
10 データベース回復システム
31 作業受付部
32 機能拡張部
33 作業記憶部
34 更新内容記録部
35 切り戻し実行部
37 作業記憶手段
38 切り戻し実行手段
41 更新実行部
60 コンピュータ装置
61 プロセッサ
62 外部記憶装置
63 主記憶部
64 バス
65 プログラム

Claims (10)

  1. DB記憶装置に格納されていて新たな列が追加されたデータベースの、前記新たな列が追加される前に保存されたバックアップ、及び、前記バックアップの保存時以降に実行された前記データベースの更新リクエストの時系列を保存する作業記憶手段と、
    前記DB記憶装置に前記バックアップを再格納して、再格納後の前記データベースに対し、前記新たな列を更新しない前記更新リクエストを前記時系列から選択して、前記更新リクエストを実行する更新実行手段に出力する切り戻し実行手段と、を備えるデータベース回復装置。
  2. ユーザインターフェースを提供するサービス提供装置、及び、前記更新実行手段を備えるAP装置、及び、前記DB記憶装置に接続され、
    前記サービス提供装置から入力された前記更新リクエストを受け付けて前記AP装置、及び、更新内容記録手段に送信する作業受付手段と、
    前記更新リクエストを前記作業記憶手段に時系列に格納する前記更新内容記録手段と、をさらに備える請求項1のデータベース回復装置。
  3. 前記更新内容記録手段は、前記更新実行手段から前記更新リクエストの実行で更新された列情報を取得し、当該更新リクエストが前記新たな列に対して更新するか否かを判断して、判断結果を当該更新リクエストに関連付けて前記作業記憶手段に保存し、
    前記切り戻し実行手段は、前記判断結果に基づいて、前記新たな列を更新しない前記更新リクエストを前記時系列から選択する、請求項2のデータベース回復装置。
  4. 前記新たな列を追加されると、前記DB記憶装置に格納されている前記新たな列を追加する前の前記データベースのバックアップを前記作業記憶手段に取得し、その後、前記DB記憶装置に格納されている前記データベースに前記新たな列を追加する機能拡張手段を、さらに備える請求項1乃至請求項3の何れか一項のデータベース回復装置。
  5. 前記切り戻し実行手段は、前記データベースに対し、前記時系列から前記新たな列に対して更新する前記更新リクエストを選択して、前記更新実行手段に出力する請求項1乃至請求項4の何れか一項のデータベース回復装置。
  6. 前記DB記憶装置と、前記更新実行手段と、をさらに備える請求項1のデータベース回復装置。
  7. DB記憶装置に格納されていて新たな列が追加されたデータベースの、前記新たな列が追加される前に保存されたバックアップ、及び、前記バックアップの保存時以降に実行された前記データベースの更新リクエストの時系列を保存し、
    前記DB記憶装置に前記バックアップを再格納して、再格納後の前記データベースに対し、前記新たな列を更新しない前記更新リクエストを前記時系列から選択して、前記更新リクエストを実行する更新実行手段に出力する、データベース回復方法。
  8. 前記更新リクエストの実行で更新された列情報を前記更新実行手段から取得し、当該更新リクエストが前記新たな列に対して更新するか否かを判断して、判断結果を当該更新リクエストに関連付けて保存し、
    前記判断結果に基づいて、前記新たな列を更新しない前記更新リクエストを前記時系列から選択する、請求項7のデータベース回復方法。
  9. DB記憶装置に格納されていて新たな列が追加されたデータベースの、前記新たな列が追加される前に保存されたバックアップ、及び、前記バックアップの保存時以降に実行された前記データベースの更新リクエストの時系列を保存し、
    前記DB記憶装置に前記バックアップを再格納して、再格納後の前記データベースに対し、前記新たな列を更新しない前記更新リクエストを前記時系列から選択して、前記更新リクエストを実行する実行手段に出力する処理をコンピュータに実行させる、データベース回復プログラム。
  10. 前記更新リクエストの実行で更新された列情報を前記実行手段から取得し、当該更新リクエストが前記新たな列に対して更新するか否かを判断して、判断結果を当該更新リクエストに関連付けて保存し、
    前記判断結果に基づいて、前記新たな列を更新しない前記更新リクエストを前記時系列から選択する処理をコンピュータに実行させる、請求項9のデータベース回復プログラム。
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