JP6906973B2 - 顔検出装置、顔検出方法、顔検出プログラム、及び対象物検出装置 - Google Patents
顔検出装置、顔検出方法、顔検出プログラム、及び対象物検出装置 Download PDFInfo
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Description
図5は、動画像に対する顔検出対象領域TAの設定態様の一例を示す図である。同図においては、各フレームは撮影された順に左方向から右方向に時系列的に並んでいる。同図に示す例では、動画像には、時刻t0の最初は何も映っていない状態から時刻t1に人物が出現し、人物が監視カメラ10に次第に近づいた後、時刻t2から時刻t3にかけて監視カメラ10の前で立ち止まる様子が示されている。この場合、初期マスクPMは、フレームの内容に影響を受けるものではないため、全てのフレームに共通するかたちで、例えばフレームの周縁等、顔の検出が想定しにくい領域を除外した領域として事前に設定されている。
そして次に、顔照合装置100は、監視カメラ10から動画像を構成するフレームを取得する(ステップS11)。
続いて、顔照合装置100は、現時点のキーフレームの直前となる非キーフレームから顔が検出されたか否かを判定する(ステップS14)。
そして、顔照合装置100は、現時点のキーフレームから顔が検出されたときには(ステップS18=YES)、顔の検出結果に基づき、動画像に含まれる人物を照合する(ステップS19)。
その一方で、顔照合装置100は、現時点のキーフレームから顔が検出されなかったときには(ステップS18=NO)、ステップS19〜ステップS21の処理を経ることなく、その処理をステップS22に移行する。
動画像から顔を検出する際、図7(a)に示すように、キーフレームにおける顔検出対象領域TAとして顔マスクFMのみを設定する比較例の構成にあっては、時刻t1に動画像に人物が登場したとしても、その人物の顔を検出するための顔マスクFMが時刻t0において事前に設定されていない限りは、キーフレームから顔を検出することはできない。そして、こうして時刻t1のキーフレームから顔が検出されないとすると、続いて撮影される時刻t2及び時刻t3のキーフレームにおいても顔を検出する対象が定まらない。そのため、時刻t2から時刻t3にかけてキーフレームに人物が含まれていたとしても依然として顔を検出することができない。そのため、時刻t1に人物が最初に登場した段階で、例えばキーフレームの全体を対象として顔の検出を行う等、その他の方法を用いてキーフレームから顔マスクFMを事前に設定することが必要となる。
(1)動画像を構成するキーフレーム同士の差分に基づく動体領域に加え、キーフレームよりも前に撮影された非キーフレームから顔が検出された顔領域を対象としてキーフレームから顔を検出するようにした。これにより、動画像に含まれる人物が移動と静止とを連続して行うときにも、動画像からの顔の検出を継続して行うことができる。
・上記実施の形態においては、顔検出装置110は、先の図4に示したように、キーフレームに基づき動体マスクMMを設定するとともに、非キーフレームに基づき顔マスクFMを設定するようにした。これに代えて、図8(a)〜(c)に示すように、顔検出装置110は、キーフレームに基づき動体マスクMM及び顔マスクFMの双方を設定するようにしてもよい。
Claims (10)
- 動画像を構成するフレームのうち、顔を検出する対象となるフレームである検出対象フレームと前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームとの差分を算出し、当該算出した差分が所定の閾値以上となるフレームの領域を動体領域として検出する動体検出部と、
前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームの領域であって、顔が存在する領域である顔領域、及び、前記動体検出部により検出された前記動体領域の双方を対象領域として設定する領域設定部と、
前記検出対象フレームにおいて前記領域設定部により設定された前記対象領域から顔を検出する顔検出部と、を備え、
前記検出対象フレームは、所定のフレーム間隔をあけて撮影されるフレームであり、
前記顔検出部は、第1の検出対象フレームから顔を検出したときには、前記第1の検出対象フレームと当該第1の検出対象フレームに続く第2の検出対象フレームとの間に撮影されるフレームである中間フレームからも顔を検出し、
前記領域設定部は、前記第1の検出対象フレームから前記顔検出部により顔が検出されたときには、前記中間フレームの前記顔領域、及び、前記動体領域の双方を、前記第2の検出対象フレームにおいて前記顔検出部により顔を検出する対象領域として設定する
顔検出装置。 - 動画像を構成するフレームのうち、顔を検出する対象となるフレームである検出対象フレームと前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームとの差分を算出し、当該算出した差分が所定の閾値以上となるフレームの領域を動体領域として検出する動体検出部と、
前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームの領域であって、顔が存在する領域である顔領域、及び、前記動体検出部により検出された前記動体領域の双方を対象領域として設定する領域設定部と、
前記検出対象フレームにおいて前記領域設定部により設定された前記対象領域から顔を検出する顔検出部と、を備え、
前記領域設定部は、前記動体領域として複数の領域が存在するとき、当該複数の領域のうち、前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームの前記顔領域よりもサ
イズの小さい領域を、前記検出対象フレームにおいて前記顔検出部により顔を検出する対象領域から除外する
顔検出装置。 - 前記領域設定部は、前記顔領域及び前記動体領域のうち少なくとも一方が含まれる領域を、前記顔検出部により都度行われる顔の検出の際の前記対象領域として設定する
請求項1または2に記載の顔検出装置。 - 前記領域設定部は、前記第1の検出対象フレームの前記顔領域に基づき、前記中間フレームにおいて前記顔検出部により顔を検出する対象領域を設定する
請求項1に記載の顔検出装置。 - 前記検出対象フレームは、複数のフレーム間隔をあけて撮影されるフレームであり、
前記領域設定部は、前記第1の検出対象フレームから前記顔検出部により顔が検出されたときには、前記第1の検出対象フレームに続く複数の前記中間フレームのうち、時系列的に前記第2の検出対象フレームに最も近い時点で撮影された前記中間フレームの前記顔領域、及び、前記動体領域の双方を、前記第2の検出対象フレームにおいて前記顔検出部により顔を検出する対象領域として設定する
請求項4に記載の顔検出装置。 - 前記検出対象フレームは、所定のフレーム間隔をあけて撮影されるフレームであり、
前記動体検出部は、時系列的に連続する前記検出対象フレーム同士の差分に基づき前記動体領域を検出する
請求項1〜5の何れか一項に記載の顔検出装置。 - 動画像を構成するフレームのうち、顔を検出する対象となるフレームである検出対象フレームと前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームとの差分を算出し、当該算出した差分が所定の閾値以上となるフレームの領域を動体領域として検出する動体検出処理と、
前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームの領域であって、顔が存在する領域である顔領域、及び、前記動体検出処理により検出された前記動体領域の双方を対象領域として設定する領域設定処理と、
前記検出対象フレームにおいて前記領域設定処理により設定された前記対象領域から顔を検出する顔検出処理と、を含み、
前記検出対象フレームは、所定のフレーム間隔をあけて撮影されるフレームであり、
前記顔検出処理は、第1の検出対象フレームから顔を検出したときには、前記第1の検出対象フレームと当該第1の検出対象フレームに続く第2の検出対象フレームとの間に撮影されるフレームである中間フレームからも顔を検出し、
前記領域設定処理は、前記第1の検出対象フレームから前記顔検出処理により顔が検出されたときには、前記中間フレームの前記顔領域、及び、前記動体領域の双方を、前記第2の検出対象フレームにおいて前記顔検出処理により顔を検出する対象領域として設定する
顔検出方法。 - 動画像を構成するフレームのうち、顔を検出する対象となるフレームである検出対象フレームと前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームとの差分を算出し、当該算出した差分が所定の閾値以上となるフレームの領域を動体領域として検出する動体検出処理と、
前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームの領域であって、顔が存在する領域である顔領域、及び、前記動体検出処理により検出された前記動体領域の双方を
対象領域として設定する領域設定処理と、
前記検出対象フレームにおいて前記領域設定処理により設定された前記対象領域から顔を検出する顔検出処理と、を含み、
前記領域設定処理は、前記動体領域として複数の領域が存在するとき、当該複数の領域のうち、前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームの前記顔領域よりもサイズの小さい領域を、前記検出対象フレームにおいて前記顔検出処理により顔を検出する対象領域から除外する
顔検出方法。 - コンピュータに、
動画像を構成するフレームのうち、顔を検出する対象となるフレームである検出対象フレームと前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームとの差分を算出し、当該算出した差分が所定の閾値以上となるフレームの領域を動体領域として検出する動体検出処理と、
前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームの領域であって、顔が存在する領域である顔領域、及び、前記動体検出処理により検出された前記動体領域の双方を対象領域として設定する領域設定処理と、
前記検出対象フレームにおいて前記領域設定処理により設定された前記対象領域から顔を検出する顔検出処理と
を実行させるための顔検出プログラムであって、
前記検出対象フレームは、所定のフレーム間隔をあけて撮影されるフレームであり、
前記顔検出処理は、第1の検出対象フレームから顔を検出したときには、前記第1の検出対象フレームと当該第1の検出対象フレームに続く第2の検出対象フレームとの間に撮影されるフレームである中間フレームからも顔を検出し、
前記領域設定処理は、前記第1の検出対象フレームから前記顔検出処理により顔が検出されたときには、前記中間フレームの前記顔領域、及び、前記動体領域の双方を、前記第2の検出対象フレームにおいて前記顔検出処理により顔を検出する対象領域として設定する
顔検出プログラム。 - コンピュータに、
動画像を構成するフレームのうち、顔を検出する対象となるフレームである検出対象フレームと前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームとの差分を算出し、当該算出した差分が所定の閾値以上となるフレームの領域を動体領域として検出する動体検出処理と、
前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームの領域であって、顔が存在する領域である顔領域、及び、前記動体検出処理により検出された前記動体領域の双方を対象領域として設定する領域設定処理と、
前記検出対象フレームにおいて前記領域設定処理により設定された前記対象領域から顔を検出する顔検出処理と
を実行させるための顔検出プログラムであって、
前記領域設定処理は、前記動体領域として複数の領域が存在するとき、当該複数の領域のうち、前記検出対象フレームとは異なる時点で撮影されたフレームの前記顔領域よりもサイズの小さい領域を、前記検出対象フレームにおいて前記顔検出処理により顔を検出する対象領域から除外する
顔検出プログラム。
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JP2017021866A JP6906973B2 (ja) | 2017-02-09 | 2017-02-09 | 顔検出装置、顔検出方法、顔検出プログラム、及び対象物検出装置 |
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JP2017021866A JP6906973B2 (ja) | 2017-02-09 | 2017-02-09 | 顔検出装置、顔検出方法、顔検出プログラム、及び対象物検出装置 |
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JP2018128885A JP2018128885A (ja) | 2018-08-16 |
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JP2017021866A Active JP6906973B2 (ja) | 2017-02-09 | 2017-02-09 | 顔検出装置、顔検出方法、顔検出プログラム、及び対象物検出装置 |
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JP7419999B2 (ja) | 2020-07-15 | 2024-01-23 | オムロン株式会社 | 情報処理装置および情報処理方法 |
Family Cites Families (1)
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JP3657463B2 (ja) * | 1999-06-29 | 2005-06-08 | シャープ株式会社 | 動作認識システムおよび動作認識プログラムを記録した記録媒体 |
-
2017
- 2017-02-09 JP JP2017021866A patent/JP6906973B2/ja active Active
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