JP6906440B2 - 飛しょう体 - Google Patents

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本発明は、電子装置が設けられる飛しょう体のフレーム、および飛しょう体に関する。
電子装置が搭載される飛しょう体において、電子装置は飛しょう体の飛しょう中に自己発熱する。飛しょう体では、運用時間中において電子装置内部の温度を保証温度以下に保つために、電子装置における自己発熱を放熱するしくみが必要である。
特許文献1には、電子機器が自己発熱により外殻構造部材よりも高温になっている場合、電子機器から外殻構造部材に放熱することで電子機器を冷却する技術が開示されている。
特開平8−278099号公報
ところで、飛しょう体の中には、数秒という短い時間で超音速または極超音速に達して飛しょうする飛しょう体がある。さらには、超音速で数分間以上飛しょうする飛しょう体もある。飛しょう体では、超音速または極超音速のように速度が速くなると空力加熱の影響が大きくなり飛しょう体が高温に晒される。飛しょう体では、空力加熱の影響を受けて、飛しょう体の外殻構造部材も加熱される。したがって、飛しょう体では、超音速または極超音速のように速度が速くなる場合、外殻構造部材を用いて電子装置を冷却することは困難になる。
このため、飛しょう体のフレームなど、飛しょう体の外殻構造部材より内側において、熱容量を確保して、電子装置の自己発熱を蓄熱することが好ましい。
飛しょう体は軽量化および低コスト化が望まれるため、飛しょう体のフレームは金属の中でも比重が小さく、比熱が大きく、かつ切削加工性のよいアルミニウム合金を用いて形成されることが好ましい。
しかしながら、フレームを用いて電子装置を冷却するにはフレームの熱容量を大きくすることが必要であるが、アルミニウム合金を用いて飛しょう性能を保てる重量の範囲内でフレームを生成すると熱容量が足りないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、軽量かつ熱容量の大きい、飛しょう体のフレームを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる、飛しょう体は、ホーミング装置の外表面を形成する円筒状の外殻部材と、外殻部材に固定され、かつ互いに離間して配置される第1の主構造部材および第2の主構造部材と、外殻部材と第1の主構造部材と第2の主構造部材とによって形成される空間と外部とを繋ぐ弁であって、外殻部材に固定され、空間の圧力が第1の値を超えないようにする機能を持つ弁と、空間内で、第1の主構造部材と第2の主構造部材とを連結し、かつ互いに離間して配置される金属で形成された長尺の第1のフレームおよび金属で形成された長尺の第2のフレームと、第1のフレームおよび第2のフレームに固定される電子装置と、を備える。第1のフレームおよび第2のフレームは、長尺の長手方向に垂直な第1方向についての第1端側に金属よりも比重が小さい冷媒が封入される第1内部空間を有し、第1端側と第1方向についての反対側の第2端側に、第1内部空間とは連結されておらず、冷媒が封入される第2内部空間を有し、第1内部空間と第2内部空間との間の中央部に第3内部空間を有し、第1内部空間には、第1内部空間内に向けて突出する少なくとも1つのフィンが形成され、第2内部空間には、第2内部空間内に向けて突出する少なくとも1つのフィンが形成され、第3内部空間には、金属よりも比重が小さい樹脂成型部材が設けられ、第1のフレームおよび第2のフレームの第1内部空間および第2内部空間の各冷媒封入口には、冷媒の相変化における第1相状態を通過させ、第1相状態より運動エネルギーが小さい第2相状態を通過させないフィルタと、を具える。
本発明によれば、軽量かつ熱容量の大きい、飛しょう体のフレームを得ることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる飛しょう体のフレームを有する飛しょう体の一例を示す概略図 図1におけるホーミング装置の内部構成を説明するための部分断面図 図2における線III−IIIに沿う部分断面図 図2における線III−IIIに沿うフレームの断面図 図4のフレームの運用状態について説明するための図 本発明の実施の形態2にかかる飛しょう体のフレームの一例を示す断面図 本発明の実施の形態3にかかる飛しょう体のフレームの一例を示す断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかる飛しょう体のフレーム、および飛しょう体を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、本発明の実施の形態1にかかる飛しょう体のフレーム、および飛しょう体について説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる飛しょう体のフレームを有する飛しょう体の一例を示す概略図である。
図1に示す、飛しょう体1は、飛しょう体1を目標へ誘導するホーミング装置2と、飛しょう体1に推進力を与える推進装置3とを備える。
図2は、図1におけるホーミング装置の内部構成を説明するための部分断面図である。
図2に示す、ホーミング装置2は、外殻部材11と、主構造部材12,13と、本発明の実施の形態1にかかる飛しょう体のフレームであるフレーム14と、電子装置15と、弁16とを備える。
外殻部材11は、ホーミング装置2の外表面の一部を形成する。主構造部材12は、外殻部材11に嵌合し、外殻部材11に固定される。主構造部材13は、外殻部材11に嵌合し、外殻部材11に固定される。
フレーム14は、主構造部材12,13に、ボルトといった雄螺子とねじ穴またはナットといった雌螺子とにより締結される。電子装置15は、フレーム14にボルトといった雄螺子を用いて締結される。弁16は、外殻部材11に固定される。弁16は、ホーミング装置2の内部の圧力が、ある値を超えないようにする機能を持つ。
本実施の形態では、主構造部材12およびフレーム14を介した外殻部材11から電子装置15への熱経路17が存在している。
図3は、図2における線III−IIIに沿う部分断面図である。
図3に示す、フレーム14は、外殻部材11により囲まれる、ホーミング装置2内部の閉じた空間である内部空間11aに設けられる。フレーム14は、I形鋼形状であり、断面がI字形状である。フレーム14は、断面がH字形状であってもよい。フレーム14は、直方体形状であってもよい。
電子装置15は、フレーム14に設けられている。たとえば、電子装置15は、フレーム14の図3中の上面に、ボルトといった雄螺子を用いて締結される。電子装置15は、電子機器21を有する。
本実施の形態では、電子機器21から電子装置15を経由したフレーム14への熱経路22が存在している。
図4は、図2における線III−IIIに沿うフレームの断面図である。
図4に示す、フレーム14は、金属部31と、樹脂成型部材32と、冷媒33,34と、フィルタ35,36とを備える。
金属部31は、たとえばアルミニウム合金で形成される。金属部31は、フレーム14の外表面を形成する。金属部31は、外殻部材11または電子装置15から冷媒33,34までの熱経路の機能、電子装置15を支持する機能、および飛しょう体1の荷重経路の機能を有する。金属部31には、空間37,38,39が形成される。空間37は、たとえば、図4中、金属部31の内部の上方に形成され、断面がT字形状である。空間38は、たとえば、図4中、金属部31の内部の中央に形成され、直方体形状である。空間39は、たとえば、図4中、金属部31の内部の下方に形成され、断面が逆T字形状である。空間37,39は、第1の空間の一例である。空間38は、第2の空間の一例である。金属部31は、空間37内に向けて突出する少なくとも1つのフィン31aと、空間39内に向けて突出する少なくとも1つのフィン31bとを有する。フィン31a,31bは、第1のフィンの一例である。金属部31は、電子装置15と接触する。
樹脂成型部材32は、金属部31によって形成される空間38に設けられる。樹脂成型部材32は、フレーム14の主となる部分である。樹脂成型部材32は、たとえばポリアミド樹脂の内の比熱が大きくかつ剛性の高いポリアミド樹脂で形成される。樹脂成型部材32は、たとえばナイロン11またはナイロン12で形成される。樹脂成型部材32は、金属部31よりも比重が小さい。樹脂成型部材32は、飛しょう体1の空気抵抗がどのくらいであるといった使用条件によって定まる、剛性が必要な方向などを考慮した、トラス形状であってもよい。樹脂成型部材32がトラス形状である場合、樹脂成型部材32が直方体形状である場合と比較して、フレーム14の軽量化を図れる。金属部31と樹脂成型部材32とは接合される。金属部31と樹脂成型部材32との接合には、たとえば共重合接着剤が用いられる。この場合、高い接着強度が得られる。金属部31は、一体成形されていてもよく、分割した金属部材を組み合わせて成形されていてもよい。分割した金属部材を組み合わせて金属部31を成形する場合は、金属部材の気密性を確保するために、金属部材の接合部にシールなどを施すことが好ましい。
冷媒33は、金属部31によって形成される空間37に封入される。冷媒34は、金属部31によって形成される空間39に封入される。冷媒33,34は、常温で液体である物質、たとえば純水である。冷媒33,34は、金属部31よりも比重が小さい。冷媒33,34は、金属部31を介しての電子装置15から伝わった熱、および空力加熱による外殻部材11および主構造部材12を介して伝わった熱を蓄熱する。金属部31は、フィン31a,31bを有するため、フィン31a,31bを有していない場合と比較して、冷媒33,34と金属部31との接触面を多くすることができ、金属部31から冷媒33,34への伝熱量を増やすことができる。
フィルタ35は、冷媒33の封入口に設けられる。フィルタ35は、第1のフィルタの一例である。フィルタ35は、フレーム14の外表面の一部を形成する。フィルタ36は、冷媒34の封入口に設けられる。フィルタ36は、フレーム14の外表面の一部を形成する。フィルタ36は、第1のフィルタの一例である。フィルタ35,36は、液体は通さずに気体を通すものであり、たとえば中空糸を用いたものである。フィルタ35,36は、ボルトといった雄螺子を用いて金属部31に締結されてもよく、接着により金属部31に固着されていてもよい。
次に、図2、図3および図5を用いて、図4のフレーム14の運用状態について説明する。図5は、図4のフレーム14の運用状態について説明するための図である。
図2に示すように、冷媒33には、空力加熱により発生した熱18が熱経路17を経て伝わる。図3および図5に示すように、冷媒33には、電子装置15および電子機器21から発生した熱41が熱経路22を経て伝わる。冷媒33への伝熱により、冷媒33の温度が沸点を上回ると、冷媒33は、液体から気体へ相変化する、すなわち気化する。図5に示すように、気化した冷媒42は、フィルタ35を通って、フレーム14の外へ出る。気化した冷媒42がフレーム14の外へ出ることにより、ホーミング装置2の内部の圧力が上昇すると、図2に示すように、外殻部材11に固定されている弁16からホーミング装置2の内部の気体19がホーミング装置2の外へ出る。
本実施の形態によれば、金属部31の内部に冷媒33が封入されている。金属部31は、たとえばアルミニウム合金で形成される。アルミニウム合金は、比熱(J/(g・℃))が0.896J/(g・℃)であり、密度(g/cm)が2.7g/cmである。アルミニウム合金の単位体積あたりの熱容量(J/(cm・℃))は、2.419J/(cm・℃)である。冷媒33は、たとえば純水である。純水は、比熱(J/(g・℃))が4.217J/(g・℃)であり、密度(g/cm)が1g/cmである。純水の単位体積あたりの熱容量(J/(cm・℃))は、4.217J/(cm・℃)である。アルミニウム合金の単位体積あたりの熱容量(J/(cm・℃))よりも純水の単位体積あたりの熱容量(J/(cm・℃))の方が大きいため、金属部31の内部に冷媒33が封入されておらず、空間37が形成されていない場合と比較して、フレーム14を熱容量の大きいものとすることができる。
本実施の形態によれば、冷媒33への伝熱により、冷媒33の温度が沸点を上回ると、冷媒33は相変化する。冷媒33がたとえば純水である場合は、沸点は100℃である。電子装置15および電子機器21の保証温度は、たとえば120℃である。このため、電子装置15および電子機器21の温度が保証温度に達する前に冷媒33の温度が沸点に達し得る。このとき、冷媒33の相変化の潜熱が見かけ上、フレーム14の熱容量として寄与する。これにより、フレーム14へ伝えることが可能な熱41の伝熱量を多くすることができ、電子装置15および電子機器21の温度の上昇を抑制することができる。なお、金属部31の内部に樹脂成型部材32が設けられていない場合においても、金属部31の内部に冷媒33が封入されていれば、金属部31の内部に冷媒33が封入されておらず、空間37が形成されていない場合と比較して、フレーム14へ伝えることが可能な熱41の伝熱量を多くすることができる。
本実施の形態によれば、気化した冷媒42は、フィルタ35を通って、フレーム14の外へ出る。これにより、フレーム14の内部の圧力の上昇を抑制することができる。
本実施の形態によれば、気化した冷媒42がフレーム14の外へ出ることにより、ホーミング装置2の内部の気圧が上昇すると、外殻部材11に固定されている弁16からホーミング装置2の内部の気体19がホーミング装置2の外へ出る。これにより、ホーミング装置2の内部の圧力を一定に保つことができる。
本実施の形態によれば、金属部31よりも比重が小さい冷媒33が金属部31の内部に封入されているため、金属部31の内部に冷媒33が封入されておらず、空間37が形成されていない場合と比較して、フレーム14を軽量のものとすることができる。
本実施の形態によれば、金属部31よりも比重が小さい樹脂成型部材32が金属部31の内部に設けられているため、金属部31の内部に樹脂成型部材32が設けられておらず、空間38が形成されていない場合と比較して、フレーム14を軽量のものとすることができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2にかかる飛しょう体のフレームについて説明する。図6は、本発明の実施の形態2にかかる飛しょう体のフレームの一例を示す断面図である。本発明の実施の形態2にかかる飛しょう体のフレーム14Aは、冷媒33,34およびフィルタ35,36が異なる点が、上述した実施の形態1と異なる。実施の形態1と重複した構成および作用については説明を省略し、以下に異なる構成および作用についての説明を行う。
図6に示す、フレーム14Aは、金属部31と、樹脂成型部材32と、冷媒51,52と、フィルタ53,54とを備える。
冷媒51,52は、常温で固体である物質、たとえばパラフィンである。フィルタ53,54は、固体は通さず液体および気体を通すものであり、たとえば多孔質膜を用いたものである。フィルタ53,54は、第2のフィルタの一例である。
本実施の形態によれば、冷媒51への伝熱により、冷媒51の温度が融点または沸点を上回ると、冷媒51は相変化する。このとき、冷媒51の相変化の潜熱が見かけ上、フレーム14Aの熱容量として寄与する。これにより、フレーム14Aへ伝えることが可能な熱の伝熱量を多くすることができ、電子装置15および電子機器21の温度の上昇を抑制することができる。上述した実施の形態1と比較して、冷媒51の固体から液体への相変化の潜熱の分だけフレーム14Aの熱容量を大きくすることができ、フレーム14Aへ伝えることが可能な熱の伝熱量をさらに多くすることができる。電子装置15および電子機器21の予測される発熱量といった発熱条件によって、上述した実施の形態1の冷媒33,34およびフィルタ35,36を、本実施の形態の冷媒51,52およびフィルタ53,54へ変更することができる。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3にかかる飛しょう体のフレームについて説明する。図7は、本発明の実施の形態3にかかる飛しょう体のフレームの一例を示す断面図である。本発明の実施の形態3にかかる飛しょう体のフレーム14Bは、金属部31の構成、および樹脂成型部材32が異なる点が、上述した実施の形態1と異なる。実施の形態1と重複した構成および作用については説明を省略し、以下に異なる構成および作用についての説明を行う。
図7に示す、フレーム14Bは、金属部61と、樹脂成型部材62と、冷媒33,34と、フィルタ35,36とを備える。
金属部61は、空間37内に向けて突出する少なくとも1つのフィン61aと、空間39内に突出する少なくとも1つのフィン61bと、空間38内に向けて突出する少なくとも1つのフィン61cとを有する。フィン61cは、第2のフィンの一例である。
樹脂成型部材62は、金属部61が形成する空間38に設けられる。樹脂成型部材62は、上述した実施の形態1の樹脂成型部材32の材料よりも体積あたりの熱容量が大きい材料で形成される。樹脂成型部材62は、たとえばポリ塩化ビニルで形成される。
本実施の形態によれば、上述した実施の形態1と同様の効果を奏することができる。本実施の形態によれば、樹脂成型部材62が、上述した実施の形態1の樹脂成型部材32の材料よりも体積あたりの熱容量が大きい材料で形成されるため、上述した実施の形態1と比較して、フレーム14Bの熱容量を大きくすることができる。本実施の形態によれば、金属部61は、フィン61cを有するため、フィン61cを有していない場合と比較して、樹脂成型部材62と金属部61との接触面を多くすることができ、金属部61から樹脂成型部材62への伝熱量を増やすことができる。これにより、フレーム14Bへ伝えることが可能な熱の伝熱量を多くすることができ、電子装置15および電子機器21の温度の上昇を効率的に抑制することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略および変更することも可能である。
1 飛しょう体、2 ホーミング装置、3 推進装置、11 外殻部材、11a 内部空間、12,13 主構造部材、14,14A,14B フレーム、15 電子装置、16 弁、17,22 熱経路、18,41 熱、19 気体、21 電子機器、31,61 金属部、31a,31b,61a,61b,61c フィン、32,62 樹脂成型部材、33,34,51,52 冷媒、35,36,53,54 フィルタ、37,38,39 空間、42 気化した冷媒。

Claims (5)

  1. ホーミング装置の外表面を形成する円筒状の外殻部材と、
    前記外殻部材に固定され、かつ互いに離間して配置される第1の主構造部材および第2の主構造部材と、
    前記外殻部材と前記第1の主構造部材と前記第2の主構造部材とによって形成される空間と外部とを繋ぐ弁であって、前記外殻部材に固定され、前記空間の圧力が第1の値を超えないようにする機能を持つ弁と、
    前記空間内で、前記第1の主構造部材と前記第2の主構造部材とを連結し、かつ互いに離間して配置される金属で形成された長尺の第1のフレームおよび前記金属で形成された長尺の第2のフレームと、
    前記第1のフレームおよび前記第2のフレームに固定される電子装置と、
    を備え、
    前記第1のフレームおよび前記第2のフレームは、前記長尺の長手方向に垂直な第1方向についての第1端側に前記金属よりも比重が小さい冷媒が封入される第1内部空間を有し、前記第1端側と前記第1方向についての反対側の第2端側に、前記第1内部空間とは連結されておらず、前記冷媒が封入される第2内部空間を有し、前記第1内部空間と前記第2内部空間との間の中央部に第3内部空間を有し、
    前記第1内部空間には、前記第1内部空間内に向けて突出する少なくとも1つのフィンが形成され、前記第2内部空間には、前記第2内部空間内に向けて突出する少なくとも1つのフィンが形成され、
    前記第3内部空間には、前記金属よりも比重が小さい樹脂成型部材が設けられ、
    前記第1のフレームおよび前記第2のフレームの前記第1内部空間および前記第2内部空間の各冷媒封入口には、前記冷媒の相変化における第1相状態を通過させ、前記第1相状態より運動エネルギーが小さい第2相状態を通過させないフィルタと、
    を具えることを特徴とする飛しょう体。
  2. 前記電子装置は、前記第1のフレームおよび前記第2のフレームの前記第1端側に固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の飛しょう体。
  3. 前記第1のフレームおよび前記第2のフレームは、前記第3内部空間に向けて突出する、少なくとも1つのフィンを有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の飛しょう体。
  4. 前記冷媒は液体であり、
    前記フィルタは、液体は通さずに気体を通
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の飛しょう体。
  5. 前記冷媒は固体であり、
    前記フィルタは、固体は通さずに液体および気体を通
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の飛しょう体。
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