JP6906129B1 - 駐輪装置 - Google Patents
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Abstract
Description
しかも、多くの自転車を駐輪するためには、自転車を搭載するラックが上下動して、上下に2段の駐輪場所を有する駐輪装置が一般的になっている。
当然に、第一の自転車移送機構では、軽いラックだけを上下動させるだけで良いので、簡便な機構になる。
更に、第二の自転車移送機構として、利用頻度が高いと予想される重量の自転車とラックの重量の合計とが、ある程度、バランスが取れるバネ力を有する定荷重バネ等の金属バネを利用する場合があった。
例えば、ガススプリングでは、シリンダとシリンダ内を摺動するピストンの間に封入されたガスが、膨張と圧縮の際にバッファ機能を果たす。オイルスプリングも同様である。
「第二の問題」の原因は、上述のように、例えば、ラックを上昇させようとする人の力が大きすぎるとか、使用する定荷重バネのバネ力が想定のバネ力よりも大きいとか、他にも何らかの理由でラックが急上昇するなどの場合に起こるのである。特に、前述の本件出願人による先の特許出願(特願2020−104110号)のように、重さの異なる自転車を搭載しうる駐輪装置の場合に、きめ細かいバネ力の管理を施すことは、この「第二の問題」を解決するにあたって更に重要である。
そして、本発明者は、特許文献1に開示された内容以上に、この「第二の問題」を解決する駐輪装置に関する従来技術の存在を知らない。
本発明者は、これまで、これらの「第一の問題」と「第二の問題」の両方を検討してきた。そして、本件出願人は、「第二の問題」の課題の解決策として、本発明を本願によって特許出願する。
そして、自転車の重量の違いを考慮していない駐輪装置の場合には、従来から多くみられるように、自転車を搭載したラックを上下に移送する第二の自転車移送機構において、所定のバネ力を有する金属バネだけを使用していた。金属バネは、衝撃を和らげるバッファ機能を有さない。そのために、軽い自転車を搭載しているにもかかわらず、強いバネ力の金属バネを使用すると、軽い自転車はラックの上へ跳ね上がるとともにラックが支柱の一部分と衝突して金属音の衝突音を発生するとか、重い自転車は急激に落下するなどの問題が解消されない。
ところが、前述のように、本発明者は、流体スプリングだけを使用すると、バッファ機構によって、跳ね上がりや騒音の問題は一部解消するが、バッファ機能が効きすぎて、人が非常に大きい力でラックを上下動しなければならないとともに、ラックを持ち上げる際には大きい力で長時間にわたって持ち上げる動作を継続しなければならないという前述の「第一の問題」に気付いた。
支柱と、
バネによって前記支柱に沿って上下動し自転車を搭載するラックとからなる駐輪 装置であって、
前記ラックに自転車を搭載していないときは、第一のバネで前記ラックの上下動 を支え、
前記ラックに自転車を搭載しているときは、前記第一のバネと、バッファ機能を 有さない第二のバネと、前記第一及び第二のバネのバネ力による自転車の急激な上 下動を抑えるためのバッファ機能を有する第三の部材を併用して前記ラックの上下 動を支える駐輪装置
である。
そして、ブレーキ部材は、定荷重バネが巻かれていくにつれて定荷重バネの巻物の最外周部に接する摩擦部材と、その摩擦部材に固定されて摩擦部材と巻物の最外周部との位置関係の調節部材からなる。
更に、この位置関係の調節部材は、摩擦部材に固定されたネジ部と、ネジ部を回転させて摩擦部材を定荷重バネの巻物の最外周部に接する位置へ移動させるレバーとからなる。
支柱と
前記支柱に沿って上下動するラックと、
前記ラックを上下動させるために、一端が前記ラックに固定され、他端が前記支 柱の上端部に固定され、ラックの上昇に伴って前記他端で巻かれて巻物を形成する 上側定荷重バネと、
前記ラックの上昇に伴って前記上側定荷重バネが巻かれて前記巻物の直径が増加 した場合に、前記巻物と接触することによって生じる摩擦力によって前記ラックの 上昇を抑制する機能を有し、前記巻物の近くに設けられたブレーキ部材とからなる
ことを特徴とする駐輪装置
である。
前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦 部材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記巻物の前記最外周部との距離を調 節する調節部材からなることを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
本発明の第一の特徴に、更に、
前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦 部材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記巻物の前記最外周部との距離を調 節するネジ部材と、
前記ネジ部材の前記摩擦部材と反対側に固定され、前記ネジ部材を回転させるこ とによって、前記摩擦部材を移動させるレバーからなることを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
本発明の第一乃至第三のいずれかの特徴に、更に、
前記ラックの前記支柱に向き合う位置に、前記ラックを前記支柱に係止するスト ッパーを設け、
前記支柱の上端部近くに前記ストッパーを係止するストッパー係止用孔を設け、
前記ラックの上昇に伴って前記ブレーキ部材によって前記ラックがほぼ停止する 時点で、前記ストッパーが前記ストッパー係止用孔へ入って前記ラックが完全に上 昇を停止することを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
支柱と、
前記支柱に沿って上下動し自転車を搭載するラックと
前記ラックを上下動させるために、一端が前記ラックに固定され、他端が前記支 柱の上端部に固定され、前記ラックの上昇に伴って前記他端で巻かれて巻物を形成 する上側定荷重バネと、
前記ラックの上昇に伴って前記上側定荷重バネが巻かれて前記巻物の直径が増加 した場合に、前記巻物と接触することによって生じる摩擦力によって前記ラックの 上昇を抑制する機能を有し、前記巻物の近くに設けられたブレーキ部材とからなり 、
前記ラックに自転車を搭載していないときは、前記上側定荷重バネで前記ラック の上下動を支え、
前記ラックに自転車を搭載しているときは、前記上側定荷重バネと、バッファ機 能を有さないバネと、前記上側定荷重バネと前記バッファ機能を有さないバネのバ ネ力による自転車の急激な上昇を抑えるためのバッファ機能を有するバネを併用し て前記ラックの上下動を支える
ことを特徴とする駐輪装置
である。
本発明の第五の特徴に、更に、
前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦 部材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記巻物の前記最外周部との距離を調 節する調節部材からなることを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
本発明の第五又は第六の特徴に、更に、
前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦 部材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記巻物の前記最外周部との距離を調 節するネジ部材と、
前記ネジ部材の前記摩擦部材と反対側に固定され、前記ネジ部材を回転させるこ とによって、前記摩擦部材を移動させるレバーからなることを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
本発明の第五乃至第七のいずれかの特徴に、更に、
前記ラックの前記支柱に向き合う位置に、前記ラックを前記支柱に係止するスト ッパーを設け、
前記支柱の上端部近くに前記ストッパーを係止するストッパー係止用孔を設け、
前記ラックの上昇に伴って前記ブレーキ部材によって前記ラックがほぼ停止する 時点で、前記ストッパーが前記ストッパー係止用孔へ入って前記ラックが完全に上 昇を停止することを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
支柱と、
前記支柱に沿って上下動し自転車を搭載するラックと
前記ラックを上下動させるために、一端が前記ラックに固定され、他端が前記支 柱の上端部に固定され、前記ラックの上昇に伴って前記他端で巻かれて巻物を形成 する上側定荷重バネと、
前記ラックの上昇に伴って前記上側定荷重バネが巻かれて前記巻物の直径が増加 した場合に、前記巻物と接触することによって生じる摩擦力によって前記ラックの 上昇を抑制する機能を有し、前記巻物の近くに設けられたブレーキ部材とからなり 、
前記ラックに自転車を搭載していないときは、前記上側定荷重バネで前記ラック の上下動を支え、
前記ラックに自転車を搭載しているときは、前記上側定荷重バネと、バッファ機 能を有さないバネと、前記上側定荷重バネと前記バッファ機能を有さないバネのバ ネ力による自転車の急激な上昇を抑えるためのバッファ機能を有するバネを併用し て前記ラックの上下動を支え、
前記バッファ機能を有するバネは、シリンダと前記シリンダ内で摺動するピスト ンと前記シリンダと前記ピストンの間に封入された流体とからなる流体スプリング であり、前記ピストンにかかる負荷により前記ピストンが前記シリンダ内を摺動す ることによって流体が前記ラックの急激な上下動を抑えるバッファ機能が働く
ことを特徴とする駐輪装置
である。
本発明の第九の特徴に、更に、
前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦 部材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記上側定荷重バネの前記巻物の最外 周部との距離を調節する調節部材からなることを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
本発明の第九又は第十の特徴に、更に、
前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦 部材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記上側定荷重バネの前記巻物の前記 最外周部との距離を調節するネジ部材と、
前記ネジ部材の前記摩擦部材と反対側に固定され、前記ネジ部材を回転させるこ とによって、前記摩擦部材を移動させるレバーからなることを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
本発明の第九乃至第十一のいずれかの特徴に、更に、
前記ラックの前記支柱に向き合う位置に、前記ラックを前記支柱に係止するスト ッパーを設け、
前記支柱の上端部近くに前記ストッパーを係止するストッパー係止用孔を設け、
前記ラックの上昇に伴って前記ブレーキ部材によって前記ラックがほぼ停止する 時点で、前記ストッパーが前記ストッパー係止用孔へ入って前記ラックが完全に上 昇を停止することを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
支柱と、
前記支柱に沿って上下動し自転車を搭載するラックと、
前記ラックを上下動させるために、一端が前記ラックに固定され、他端が前記支 柱の上端部に固定され、前記ラックの上昇に伴って前記他端で巻かれて巻物を形成 する上側定荷重バネと、
前記ラックの上昇に伴って前記上側荷重バネが巻かれて前記巻物の直径が増加し た場合に、前記巻物と接触することによって生じる摩擦力によって前記ラックの上 昇を抑制する機能を有し、前記巻物の近くに設けられたブレーキ部材とからなり、
前記ラックに自転車を搭載していないときは、前記上側定荷重バネで前記ラック の上下動を支え、
前記ラックに自転車を搭載しているときは、前記上側定荷重バネと、バッファ機 能を有さないバネと、前記上側定荷重バネ及び前記バッファ機能を有さないバネの バネ力による自転車の急激な上昇を抑えるためのバッファ機能を有するバネを併用 し、
前記定荷重バネは、その一端側が前記支柱の上部で固定され、他端側が前記ラッ クに設置された上側台車に固定され、
前記バッファ機能を有さないバネは、その一端側が前記支柱の下部に固定され、 他端側が第一のワイヤと前記第一のワイヤの途中で前記支柱の上部に固定されてい る第一の滑車を介して前記支柱の下部に着脱可能に接続された下側台車に固定され 、
前記バッファ機能を有するバネは、シリンダと前記シリンダ内で摺動するピスト ンと前記シリンダと前記ピストンの間に封入された流体とからなる流体スプリング であり、
前記シリンダの一端側は前記支柱の上部で固定され、前記シリンダの他端側にあ る前記ピストンに第二の滑車を有し、
一端が前記支柱の上部に固定された第二のワイヤが、前記第二の滑車と前記支柱 の上部に固定された第三の滑車を介して前記下側台車に固定されており、
前記ピストンにかかる負荷により前記ピストンが前記シリンダ内を摺動すること によって流体が前記ラックの急激な上下動を抑えるバッファ機能が働くことを加え た
ことを特徴とする駐輪装置
である。
本発明の第十三の特徴に、更に、
前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦 部材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記上側定荷重バネの前記巻物の前記 最外周部との距離を調節する調節部材からなることを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
本発明の第十三又は第十四の特徴に、更に、
前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦 部材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記上側定荷重バネの前記巻物の前記 最外周部との距離を調節するネジ部材と、
前記ネジ部材の前記摩擦部材と反対側に固定され、前記ネジ部材を回転させるこ とによって、前記摩擦部材を移動させるレバーからなることを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
本発明の第十三乃至第十五のいずれかの特徴に、更に
前記ラックの前記支柱に向き合う位置に、前記ラックを前記支柱に係止するスト ッパーを設け、
前記支柱の上端部近くに前記ストッパーを係止するストッパー係止用孔を設け、
前記ラックの上昇に伴って前記ブレーキ部材によって前記ラックがほぼ停止する 時点で、前記ストッパーが前記ストッパー係止用孔へ入って前記ラックが完全に上 昇を停止することを加えた
ことを特徴とする駐輪装置
である。
図1において、駐輪装置の主たる構成品は、駐輪装置全体を地面で支えるベース1と、ベース1に固定された支柱2と、支柱2に沿って上下に移送されるラック3と、自転車を搭載していない状態のラック3を上下に移送する第一の自転車移送機構と、自転車を搭載した状態のラック3を上下に移送する第二の自転車移送機構である。通常、これらの構成品は金属製である。
従って、第一の自転車移送機構としての上側定荷重バネ5は、自転車を搭載していないラック3を小さい力で上下動することが重要であり、そのためには、ラック3の重量にほぼ相当するバネ力を有する上側定荷重バネ5を採用することが望ましい。即ち、人の力を加えなければ、ラック3がどの位置にでも停止できる程度のバネ力のバランスがとれていることが望ましい。
逆に、ガススプリング7は、縮んだ状態からピストン12が開放されれば、伸びる方向のバネ力が働いて、この場合にもバッファ的な役目を果たす。これらの動きの際のガススプリング7のバッファ的な役目によって、ラック3が急上昇して自転車が跳ね上がることが抑制され、ラック3が急降下してベース1に衝突することも抑制される。
従って、下側定荷重バネ6とガススプリング7を併用すれば、バネ力の追加にもなるし、バネ力の抑止にもなる。しかし、ガススプリング7だけであれば、バネ力を強くするとラック3は動きにくくなる。
ラック3に自転車を搭載していない状態では、ラック3の位置がどこであっても、図3a、図3bに示す第二の自転車移送機構の状態は変わらない。従って、図3a、図3bは、自転車を搭載した第二の自転車移送機構を示す模式図である。
図3aは、自転車がラック3に搭載されていて、しかも、ラック3が支柱2の最下端部に位置する場合の第二の自転車移送機構を模式的に示している。
下側定荷重バネ6は、伸びた状態で、その下端がベース1に接続され、上端がワイヤ10aに接続されている。ワイヤ10aは、滑車8aを経由して下側台車9に係止されている。
ガススプリング7は、シリンダの一端が支柱2の上端部に接続されている。シリンダ11の他端にあるピストン12に滑車13を有しており、ガススプリング7は伸びる場合には下方に伸びていく。ワイヤ10bは、その一端は支柱2の上端部14に接続され、他端はガススプリング7のピストン12に接続された滑車13と支柱2の上端部に接続されている滑車8bを経由して、下側台車9に係止されている。
従って、自転車が搭載されていない限り、ラック3は上下動しても、ラック3の上下動に関与する力は、人の力と上側定荷重バネ5のバネ力だけである。それゆえに、自転車が搭載されていないラック3の動きを制御するのは上側定荷重バネ5だけである。
即ち、自転車を搭載していないラック3が支柱2の最下端に降下してから自転車を搭載することによって自動的にストッパーBが解除され、しかも、人がラック3の先端に設置されているストッパーA解除レバー(図示せず)を人が操作して手動で解除すれば、ラック3は上昇しうる状態になる。図3bは、そのような動作を経て、自転車を搭載したラック3が支柱2の最上端へ移送された状態を示しているのである。ストッパーAとストッパーBについては、図5aにて詳述する。
しかも、ガススプリンブ7が持つバッファ的な機能が有効に働き、ラック3の上下動の際に急激な動きにならないので、自転車がラック3の急激な上昇によって跳ね上がるとか急激に落下することも無いという効果が発揮されることになる。
図4において、図示されていないが、第一の自転車移送機構である上側定荷重バネ5や、第二の自転車移送機構の構成品である下側定荷重バネ6、ガススプリング7、滑車8a、8b、ワイヤ10a、10b、下側台車9などは、支柱2の外部に配置され、背面カバー15によって覆い隠されている。その状態は、後に示す図6及び図7によって、より明らかに示される。背面カバー15は、これらの第二の自転車移送機構の構成品の設置や保守などのために、支柱2に着脱可能に設置されている。背面カバー15は、ベース1に届く必要は無いので、支柱2より短くてよい。
図5a、図5b、図5c、図5dにおいて、下側定荷重バネ6は、一端が支柱の最下部に接続され、他端は滑車8aを経由して、支柱2の下端部に着脱可能に設置されている下側台車9に係止されている。
ガススプリング7は、シリンダの上端部が支柱2の上端部に接続されており、ピストン12を有する他端部に滑車13が設置され、更に、支柱2の上端部には滑車8bが設置されている。一端が支柱2の上端部14に接続されているワイヤ10bが滑車13、8bを経由して下側台車9に係止されている。
支柱2の背面側の外側に、下側定荷重バネ6とガススプリング7が隔離壁20を隔てて設置されている。そして、下側定荷重バネ6とガススプリング7を覆う背面カバー15が支柱2に着脱可能に設置されている。
なお、図6に示すA、B、C、Dは、駐輪装置を見る方向を示し、その内容が図5a、図5b、図5c、図5d等に図示されている。
自転車がラック3の中央部に設置されるタイヤガイド21を通過する際に、タイヤガイド21を方向転換させることによって、タイヤガイド21に繋がっているワイヤがストッパーB17を引張り、ストッパーB17による下側台車9の支柱2への係止を解除する。それによって、下側台車9は、いつでも支柱2を離れて上昇することができる状態になる。
この時、ラック3の下部に設置されている上側台車4は下側台車9の上に乗っている状態である。従って、この状態では、人がラック3を押し上げる力を加えさえすれば、いつでも、ラック3、自転車、下側台車9などが同時に上昇できる。
なお、図10に示すように、自転車が最下部にある状態では、上側定荷重バネ5は伸びており、下側定荷重バネ6も伸びており、ガススプリング7は縮んでいる。
この状態では、ストッパーA16は支柱2のストッパーA係止孔18aに刺し込まれて係止し、ストッパーB17はバネ力で係止している。その結果、ラック3と下側台車9は最上部に係止される。下側定荷重バネ6は縮んでおり、ガススプリング7は伸びている。
このとき、上側定荷重バネ5と下側定荷重バネ6は伸びつつあり、ガススプリング7は縮みつつあり、下側台車9は降下しつつある。
ラック3が最下端まで降下すると、ストッパーA係止レバー22が自動的に動作して、ストッパーA16が支柱に係止される。
その後、自転車を降ろす途中にラック3がタイヤガイド21を通過すると、タイヤガイド21は方向転換して、ストッパーB17がストッパーB係止孔19に刺し込まれて係止する。
この状態では、上側定荷重バネ5と下側定荷重バネ6は最大限に伸びており、ガススプリング7は最大限に縮んでおり、下側台車9は支柱の最下部に係止されている。ラック3を上げると、これらは当初の状態に戻る。
ここで、まず、本発明が解決すべき課題は前述の「第二の問題」であって、ラックが急速に上昇した際にラックと支柱の一部が衝突して発生する衝突音である。その解決すべき「第二の問題」が発生するのは、例えば、前述の一実施態様の駐輪装置の例で言えば、上側コイルバネ5、下側コイルバネ6、ガススプリング7のバネ力が適切でなくて、バネ力が強すぎた場合には、自転車が搭載されたラック3は急激に上昇して、自転車を搭載している場合には自転車の跳ね上がりを起こすとか、自転車の搭載と関係なく、ラック3が上側コイルバネ5の近くで支柱2の一部と衝突して激しい衝突音が発生することである。特に、この駐輪装置では、ラック3を支柱2の上端部で係止するために支柱2に設けたストッパーA16用係止孔18aの中にストッパーA16が入った際に、ストッパーA16が係止孔18aの内壁に衝突して発生する金属音である。ラック3が大きい力で持ち上げられた際には、衝撃とともに発生する衝突音は大きくなり、人に不快感を与える。
ブレーキ部材23は、フェルトのように、金属との間でも大きい摩擦力を発揮する材質の摩擦部材25を有する。その摩擦部材25は、ネジ部材26の一端に固定されている。更に、ネジ部材26は、摩擦部材25と反対側に固定されたレバー27を回転させることによって、回転しながら軸方向へ移動する構造になっている。
なお、図17は、図16に示すブレーキ部材23と上側定荷重バネ5の巻物24の部分だけを拡大した図である。
なお、図19は、図18に示すブレーキ部材23と上側定荷重バネ5の巻物24の部分だけを拡大した図である。
2 ‥‥‥‥ 支柱
3 ‥‥‥‥ ラック
4 ‥‥‥‥ 上側台車
5 ‥‥‥‥ 上側定荷重バネ
6 ‥‥‥‥ 下側定荷重バネ
7 ‥‥‥‥ ガススプリング
8 ‥‥‥‥ 滑車
9 ‥‥‥‥ 下側台車
10a、10b ‥‥‥‥ ワイヤ
11、23 ‥‥ シリンダ
12、24 ‥‥ ピストン
13 ‥‥‥‥ 滑車
14 ‥‥‥‥ 支柱上端部
15 ‥‥‥‥ 背面カバー
16 ‥‥‥‥ ストッパーA
17 ‥‥‥‥ ストッパーB
18a、18b ‥‥‥‥ ストッパーA係止用孔
19 ‥‥‥‥ ストッパーB係止用孔
20 ‥‥‥‥ 隔離壁
21 ‥‥‥‥ ストッパーA解除レバー
22 ‥‥‥‥ ストッパーA係止レバー
23 ‥‥‥‥ ブレーキ部材
24 ‥‥‥‥ 上側定荷重バネの巻物
25 ‥‥‥‥ ブレーキ部材の摩擦部材
26 ‥‥‥‥ ブレーキ部材のネジ部材
27 ‥‥‥‥ ブレーキ部材のレバー
Claims (16)
- 支柱と
前記支柱に沿って上下動するラックと、
前記ラックを上下動させるために、一端が前記ラックに固定され、他端が前記支柱の上端部に固定され、ラックの上昇に伴って前記他端で巻かれて巻物を形成する上側定荷重バネと、
前記ラックの上昇に伴って前記上側定荷重バネが巻かれて前記巻物の直径が増加した場合に、前記巻物と接触することによって生じる摩擦力によって前記ラックの上昇を抑制する機能を有し、前記巻物の近くに設けられたブレーキ部材とからなることを特徴とする駐輪装置。 - 前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦部 材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記巻物の前記最外周部との距離を調節 する調節部材とからなる請求項1に記載の駐輪装置。 - 前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦部 材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記巻物の前記最外周部との距離を調節 するネジ部材と、
前記ネジ部材の前記摩擦部材と反対側に固定され、前記ネジ部材を回転させること によって前記摩擦部材を移動させるレバーとからなる請求項1又は2に記載の駐輪装 置。 - 前記ラックの前記支柱に向き合う位置に、前記ラックを前記支柱に係止するストッパーを設け、
前記支柱の上端部近くに前記ストッパーを係止するストッパー係止用孔を設け、
前記ラックの上昇に伴って前記ブレーキ部材によって前記ラックがほぼ停止する時点で、前記ストッパーが前記ストッパー係止用孔へ入って前記ラックが完全に上昇を停止する請求項1乃至3のいずれかに記載の駐輪装置。 - 支柱と、
前記支柱に沿って上下動し自転車を搭載するラックと
前記ラックを上下動させるために、一端が前記ラックに固定され、他端が前記支柱の上端部に固定され、前記ラックの上昇に伴って前記他端で巻かれて巻物を形成する上側定荷重バネと、
前記ラックの上昇に伴って前記上側定荷重バネが巻かれて前記巻物の直径が増加した場合に、前記巻物と接触することによって生じる摩擦力によって前記ラックの上昇を抑制する機能を有し、前記巻物の近くに設けられたブレーキ部材とからなり、
前記ラックに自転車を搭載していないときは、前記上側定荷重バネで前記ラックの上下動を支え、
前記ラックに自転車を搭載しているときは、前記上側定荷重バネと、バッファ機能を有さないバネと、前記上側定荷重バネと前記バッファ機能を有さないバネのバネ力による自転車の急速な上昇を抑えるためのバッファ機能を有するバネを併用して前記ラックの上下動を支える
ことを特徴とする駐輪装置。 - 前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦部 材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記巻物の前記最外周部との距離を調節 する調節部材からなる請求項5に記載の駐輪装置。 - 前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦部材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記巻物の前記最外周部との距離を調節するネジ部材と、
前記ネジ部材の前記摩擦部材と反対側に固定され、前記ネジ部材を回転させることによって前記摩擦部材を移動させるレバーからなる請求項5又は6に記載の駐輪装置。 - 前記ラックの前記支柱に向き合う位置に、前記ラックを前記支柱に係止するストッパーを設け、
前記支柱の上端部近くに前記ストッパーを係止するストッパー係止用孔を設け、
前記ラックの上昇に伴って前記ブレーキ部材によって前記ラックがほぼ停止する時点で、前記ストッパーが前記ストッパー係止用孔へ入って前記ラックが完全に上昇を停止する請求項5乃至7のいずれかに記載の駐輪装置。 - 支柱と、
前記支柱に沿って上下動し自転車を搭載するラックと
前記ラックを上下動させるために、一端が前記ラックに固定され、他端が前記支柱の上端部に固定され、前記ラックの上昇に伴って前記他端で巻かれて巻物を形成する上側定荷重バネと、
前記ラックの上昇に伴って前記上側定荷重バネが巻かれて前記巻物の直径が増加した場合に、前記巻物と接触することによって生じる摩擦力によって前記ラックの上昇を抑制する機能を有し、前記巻物の近くに設けられたブレーキ部材とからなり、
前記ラックに自転車を搭載していないときは、前記上側定荷重バネで前記ラックの上下動を支え、前記ラックに自転車を搭載しているときは、前記上側定荷重バネと、バッファ機能を有さないバネと、前記上側定荷重バネと前記バッファ機能を有さないバネのバネ力による自転車の急速な上昇を抑えるためのバッファ機能を有するバネを併用して前記ラックの上下動を支え、
前記バッファ機能を有するバネは、シリンダと前記シリンダ内で摺動するピストンと前記シリンダと前記ピストンの間に封入された流体とからなる流体スプリングであり、前記ピストンにかかる負荷により前記ピストンが前記シリンダ内を摺動することによって流体が前記ラックの急激な上下動を抑えるバッファ機能が働くことを特徴とする駐輪装置。 - 前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦部 材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記上側定荷重バネの前記巻物の最外周 部との距離を調節する調節部材からなる請求項9に記載の駐輪装置。 - 前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦部 材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記上側定荷重バネの前記巻物の前記最 外周部との距離を調節するネジ部材と、
前記ネジ部材の前記摩擦部材と反対側に固定され、前記ネジ部材を回転させること によって、前記摩擦部材を移動させるレバーからなる請求項9又は10に記載の駐輪 装置。 - 前記ラックの前記支柱に向き合う位置に、前記ラックを前記支柱に係止するストッパーを設け、
前記支柱の上端部近くに前記ストッパーを係止するストッパー係止用孔を設け、
前記ラックの上昇に伴って前記ブレーキ部材によって前記ラックがほぼ停止する時点で、前記ストッパーが前記ストッパー係止用孔へ入って前記ラックが完全に上昇を停止する請求項9乃至請求項11のいずれかに記載の駐輪装置。 - 支柱と、
前記支柱に沿って上下動し自転車を搭載するラックと、
前記ラックを上下動させるために、一端が前記ラックに固定され、他端が前記支柱の上端部に固定され、前記ラックの上昇に伴って前記他端で巻かれて巻物を形成する上側定荷重バネと、
前記ラックの上昇に伴って前記上側定荷重バネが巻かれて前記巻物の直径が増加した場合に、前記巻物と接触することによって生じる摩擦力によって前記ラックの上昇を抑制する機能を有し、前記巻物の近くに設けられたブレーキ部材とからなり、
前記ラックに自転車を搭載していないときは、前記上側定荷重バネで前記ラックの上下動を支え、
前記ラックに自転車を搭載しているときは、前記上側定荷重バネと、バッファ機能を有さないバネと、前記上側定荷重バネ及び前記バッファ機能を有さないバネのバネ力による自転車の急速な上昇を抑えるためのバッファ機能を有するバネを併用し、
前記上側定荷重バネは、その一端側が前記支柱の上部で固定され、他端側が前記ラックに設置された上側台車に固定され、
前記バッファ機能を有さないバネは、その一端側が前記支柱の下部に固定され、他端側が第一のワイヤと前記第一のワイヤの途中で前記支柱の上部に固定されている第一の滑車を介して前記支柱の下部に着脱可能に接続された下側台車に固定され、
前記バッファ機能を有するバネは、シリンダと前記シリンダ内で摺動するピストンと前記シリンダと前記ピストンの間に封入された流体とからなる流体スプリングであり、
前記シリンダの一端側は前記支柱の上部で固定され、前記シリンダの他端側にある前記ピストンに第二の滑車を有し、
一端が前記支柱の上部に固定された第二のワイヤが、前記第二の滑車と前記支柱の上部に固定された第三の滑車を介して前記下側台車に固定されており、
前記ピストンにかかる負荷により前記ピストンが前記シリンダ内を摺動することによって流体が前記ラックの急速な上下動を抑えるバッファ機能が働くことを特徴とする駐輪装置。 - 前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦部材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記上側定荷重バネの前記巻物の前記最外周部との距離を調節する調節部材からなる請求項13に記載の駐輪装置。 - 前記ブレーキ部材は、
前記上側定荷重バネが巻かれた前記巻物の最外周部に接して摩擦力を有する摩擦部 材と、
前記摩擦部材に固定され、前記摩擦部材と前記上側定荷重バネの前記巻物の前記最 外周部との距離を調節するネジ部材と、
前記ネジ部材の前記摩擦部材と反対側に固定され、前記ネジ部材を回転させること によって前記摩擦部材を移動させるレバーからなる請求項13又は14に記載の駐輪 装置 - 前記ラックの前記支柱に向き合う位置に、前記ラックを前記支柱に係止するストッパーを設け、
前記支柱の上端部近くに前記ストッパーを係止するストッパー係止用孔を設け、
前記ラックの上昇に伴って前記ブレーキ部材によって前記ラックがほぼ停止する時点で、前記ストッパーが前記ストッパー係止用孔へ入って前記ラックが完全に上昇を停止する請求項13乃至15のいずれかに記載の駐輪装置。
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