JP6904148B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
従来、クライアントPC(Personal Computer)からプリントサーバに印刷ジョブを送信し、プリントサーバの記憶領域に印刷ジョブを蓄積しておき、出力装置(画像形成装置等)を操作する操作端末からのユーザの印刷指示に従って、プリントサーバに蓄積された印刷ジョブが出力装置に送信され、出力装置で印刷ジョブを実行するプルプリントシステムが知られている。
また、クライアントPCは、プリントサーバに印刷ジョブを蓄積する代わりにクライアントPCの記憶領域に印刷ジョブを蓄積しておくように指定することもできる。出力装置は、蓄積された印刷ジョブをクライアントPCから取得して出力するクライアントプルプリントシステムも知られている。
例えば特許文献1には、画像形成装置に残存する未印刷の印刷ジョブにより画像形成装置の容量が圧迫されることを防止するために、未印刷の印刷ジョブの存在をユーザに通知する技術が開示されている。
上述のクライアントプルプリントシステムにおいては、クライアントPCに印刷ジョブが残った状態で該クライアントPCをシャットダウンすると、該クライアントPCに残った印刷ジョブを出力装置に引き渡すことができないという問題がある。特許文献1に開示された技術は、クライアントプルプリントシステムを想定した技術ではなく、以上のような問題は一切想定されていない上、シャットダウン時に、未印刷の印刷ジョブの存在を通知する仕組みは一切開示されていない。つまり、従来においては、クライアントプルプリントシステムのクライアントPCのシャットダウン時に適切な制御を行う仕組みは存在しなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、クライアントプルプリントシステムのクライアントPCのシャットダウン時に適切な制御を行うことが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報処理装置であって、印刷ジョブを蓄積する記憶部と、出力装置からの要求に応じて、前記記憶部に蓄積された前記印刷ジョブを前記出力装置へ送信する送信部と、前記情報処理装置に対する電力の供給を停止するシャットダウンを実行する契機となるシャットダウンイベントを検知する検知部と、前記検知部により前記シャットダウンイベントが検知された場合、前記印刷ジョブの蓄積状態に応じて前記シャットダウンの実行を制御する制御部と、ユーザが、前記情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理を実行する認証部とを有し、
前記制御部は、前記印刷ジョブが前記記憶部に存在する場合、前記シャットダウンは実行せずに、前記ユーザが認証された状態を破棄するログオフを実行する制御を行う。
本発明によれば、クライアントプルプリントシステムのクライアントPCのシャットダウン時に適切な制御を行うことが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することができる。
図1は、情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、対応情報の一例を示す図である。 図3は、クライアント端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、クライアント端末が有する機能の一例を示す図である。 図5は、印刷ジョブ情報の一例を示す図である。 図6は、メッセージ画面の一例を示す図である。 図7は、クライアント端末の動作例を示すフローチャートである。 図8は、情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図9は、クライアント端末の動作例を示すフローチャートである。 図10は、メッセージ画面の一例を示す図である。 図11は、変形例のメッセージ画面の一例を示す図である。 図12は、変形例のクライアント端末の動作例を示すフローチャートである。 図13は、変形例のメッセージ画面の一例を示す図である。 図14は、変形例のクライアント端末の動作例を示すフローチャートである。 図15は、情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図16は、クライアント端末の動作例を示すフローチャートである。 図17は、クライアント端末の動作例を示すフローチャートである。 図18は、クライアント端末の動作例を示すフローチャートである。 図19は、第2の実施形態のクライアント端末の動作例を示すフローチャートである。 図20は、変形例のクライアント端末の動作例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の情報処理システム100の構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム100は、クライアント端末10と、プリンタ20と、認証サーバ30と、を備え、これらは例えばインターネットなどのネットワーク40を介して接続される。これらの装置は無線で接続されてもよいし有線で接続されてもよい。本実施形態の情報処理システム100は、クライアント端末10に印刷ジョブを蓄積し、ユーザの印刷指示に従って、クライアント端末10に蓄積された印刷ジョブをプリンタ20から出力させるクライアントプルプリントシステムを少なくとも実現するシステムであることを前提とする。クライアント端末10からの印刷ジョブをプリントサーバで蓄積し、プリントサーバに蓄積された印刷ジョブをプリンタ20が出力するプルプリントが実現されていてもよい。例えば、ユーザはクライアント端末10で印刷ジョブを蓄積するときに、クライアント端末10かプリントサーバのいずれに蓄積させるかを選択し、あるいは、クライアント端末10が印刷ジョブの内容から判断して動的に選択し、選択された方に蓄積するようなシステムであってもよい。なお、本実施形態はプルプリント及びクライアントプルプリントが共存していても実現可能なシステムであるが、クライアントプルプリントが利用される例をベースに説明していく。印刷ジョブは「印刷対象物」の一例である。
なお、説明の便宜上、図1では、情報処理システム100に含まれるクライアント端末10およびプリンタ20の各々の台数が1台ずつである場合を例に挙げているが、これに限らず、これらの台数は任意に変更可能である。
クライアント端末10は、「情報処理装置」の一例であり、1以上のユーザによって利用される端末である。例えばユーザは、自身の業務や課題、あるいはその他任意の作業に関して、クライアント端末10を利用することができる。クライアント端末10は、例えばPC(Personal Computer)で構成される。一人のユーザがクライアント端末10を専有して利用するような形態もあれば、複数のユーザで共有されることを想定したクライアント端末10もある。クライアント端末10の具体的な構成については後述する。
プリンタ20は、「出力装置」の一例であり、クライアント端末10に蓄積された印刷ジョブを出力する装置である。なお、ここでは、出力装置の一例として、プリンタ20を例に挙げて説明するが、これに限らず、出力装置の種類は任意である。例えば出力装置としてMFP、コピー機、スキャナ、LPなどの画像形成装置の他、プロジェクタ等の表示出力を行う装置を用いてもよい。
認証サーバ30は、ユーザがプリンタ20を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理を実行するためのサーバである。言い換えれば、認証サーバ30は、プリンタ20を使用するユーザを認証するためのサーバである。認証サーバ30は、プリンタ20を使用する権限を有するユーザごとに、認証処理に用いられる認証情報(ユーザを確認するための元となる情報)を予め保持している。この例では、認証情報は、ユーザ名とパスワードとの組み合わせであるが、これに限られるものではない。例えば認証情報は、ユーザごとに一意に割り当てられるユーザIDであってもよい。また、後述するように、ユーザがクライアント端末10の使用を開始する際にも、該ユーザがクライアント端末10を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理が行われる。この認証処理に用いられる認証情報(ユーザを確認するための元となる情報)は、プリンタ20を使用するユーザの認証に用いられる認証情報と同じ情報であってもよいし、異なる情報であってもよいが、情報処理システム100全体の情報管理の観点からすると、同じ情報であった方が好ましいとも言える。
また、認証サーバ30は、ユーザごとに、該ユーザが使用するクライアント端末10を対応付けた対応情報を保持している。図2は、対応情報の一例であり、ユーザ名とパスワードとの組み合わせごとに(ユーザを識別する情報ごとに)、該ユーザが使用するクライアント端末10をネットワーク40上で識別するためのIPアドレスが対応付けられている。この例では、ユーザを識別する情報とIPアドレスとの対応は1対1であるが、例えば1人のユーザが複数のクライアント端末10を使用する形態であってもよい。つまり、ユーザを識別する情報とIPアドレスとの対応は1対多であってもよい。
後述するように、認証サーバ30は、プリンタ20からの要求に応じて、該プリンタ20を使用するユーザを認証した後、上記対応情報を参照して、その認証したユーザに対応するIPアドレスをプリンタ20へ送信する。プリンタ20は、該IPアドレスによって指定されるクライアント端末10に対して、認証されたユーザの印刷ジョブを示す1以上の印刷ジョブ情報を要求する。具体的な内容については後述する。
次に、クライアント端末10の具体的な構成を説明する。図3は、クライアント端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、クライアント端末10は、CPU11と、ROM12と、HDD13と、RAM14と、入力部15と、表示部16と、通信I/F17と、を備える。なお、プリンタ20、認証サーバ30も同等のハードウェアを備える。
CPU11は、ROM12やHDD13などの記憶装置からプログラムやデータをRAM14上に読み出し、処理を実行することで、クライアント端末10全体の制御や各種の機能を実現する演算装置である。
ROM12は、電源を切っても(クライアント端末10に対する電力供給が遮断されても)プログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM12には、クライアント端末10の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。
HDD13は、プログラムやデータを格納する不揮発性の記憶装置の一例である。HDD13には、クライアント端末10全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単に「アプリケーション」と称する)などがある。なお、クライアント端末10は、HDD13に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
RAM14は、プログラムやデータを一時保存する揮発性の記憶装置の一例であり、CPU11が実行する処理の作業領域(ワークエリア)として機能する。
入力部15は、ユーザが各種の操作信号を入力するのに用いられるデバイスであり、例えばキーボードやマウス、タッチパネルなどで構成され得る。表示部16は、各種の情報(例えばクライアント端末10による処理の結果等)を表示するデバイスであり、例えば液晶型のディスプレイ装置で構成され得る。なお、例えばタッチパネルなどのように、入力部15と表示部16とが一体で構成される形態であってもよい。また、入力部15および表示部16は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
通信I/F17は、クライアント端末10をネットワーク40に接続するためのインタフェースである。
図4は、クライアント端末10が有する機能の一例を示す図である。この例では、クライアント端末10のオペレーティングシステム(OS)上で動作するプログラムとして、ユーザのログイン状態に関わらず(認証されてログイン中になったユーザの存在の有無に関わらず)、システムに共通のサービスとして動作する(クライアント端末10の起動中に起動し続ける)サービスプロセス101と、クライアント端末10を使用する権限を有する複数のユーザのアカウントと1対1に対応し、それぞれがユーザのセッションで動作する複数のユーザプロセス102と、が少なくとも存在する。アカウントは、クライアント端末10を利用するための情報(ログインするための情報)であり、前述のユーザIDで構成されてもよいし、ユーザ名(アカウント名)とパスワードとの組み合わせで構成されてもよい。各ユーザプロセス102は、対応するユーザが認証されてログインになったタイミングで起動し、該ユーザのログオフとともに終了する。すなわち、ユーザプロセス102は、ユーザがログイン中にのみ動作し、該ユーザがログオフすると終了する(動作しない)。なお、「ログイン」とは、ユーザアカウントの存在が確認され(認証され)、クライアント端末10の利用が許可された状態であり、「ログオフ」とは、ユーザがクライアント端末10の利用を終えた状態(クライアント端末10を利用する権限を破棄した状態、つまりログイン状態が維持されない状態)である。ユーザのログイン/ログオフはOSによって管理され、OSの指令に応じて、ユーザプロセス102は起動/終了する。
ここでは、OSは、ユーザが、クライアント端末10を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理を実行する機能(認証部)を有する。つまり、OSは、クライアント端末10を使用するユーザの認証を行う。この例では、未だユーザが認証されていない状態では、アカウント(ユーザ名とパスワードの組み合わせ等)の入力を受け付けるためのアカウント入力画面が表示部16に表示され、OSは、アカウント入力画面を介して受け付けたアカウントを用いて認証処理を実行する。例えば外部サーバがユーザの身元を確認するための(認証するための)情報(以下では「元情報」と称する)を保持する形態であれば、OSは、アカウント入力画面を介して受け付けたアカウントを外部サーバへ渡して認証処理の実行を要求し、その結果を受け取ることもできる。また、クライアント端末10が元情報を管理する形態であれば、OSは、予めクライアント端末10内に保持された元情報の中に、アカウント入力画面を介して受け付けたアカウントが存在するか否かを判断する認証処理を実行することができる。OSによりユーザが認証された場合(認証処理の結果が肯定の場合)、該ユーザに対応するユーザプロセス102がアクティブ(有効)な状態になる。
また、OS上で動作する他のプログラムとして、印刷アプリケーション103、プリンタドライバ104、スプーラ105、スプーラ監視部106などがある。この例では、印刷アプリケーション103は、ユーザの操作に応じて、文書データなどのオリジナルデータ(印刷ジョブの元となるデータ)を作成する機能、印刷設定画面を表示する機能、印刷設定画面からオリジナルデータの印刷指示を受け付ける機能などを有している。この例では、ユーザは、印刷設定画面からオリジナルデータの印刷を指示する際に、対象となるオリジナルデータの指定に加えて、プルプリント用のポートを設定してあるプリンタアイコン(クライアント端末10に登録されたプリンタ)を指定する。つまり、印刷指示には、印刷対象のオリジナルデータの指定と、プリンタアイコンの指定とが少なくとも含まれる。なお、クライアント端末10には、印刷先を指定するプリンタアイコンが複数作成(登録)され、その設定値として利用するプリンタドライバ104やポートも設定される。この例では、プリンタドライバ104はプリンタアイコンごとに存在し、印刷アプリケーション103は、印刷設定画面から印刷指示を受け付けると、その受け付けた印刷指示により指定されたプリンタアイコンに対応するプリンタドライバ104に対して、該印刷指示により指定されたオリジナルデータを含み、かつ、該オリジナルデータの印刷を要求する印刷要求を送信する。
プリンタドライバ104は、印刷ジョブを生成する機能を提供する。プリンタドライバ104は、印刷アプリケーション103から印刷要求を渡されると、その印刷要求に基づいて印刷ジョブを生成し、その印刷ジョブをスプーラ105へ渡す。スプーラ105は、プリンタドライバ104によって生成された印刷ジョブを一時的に保存し、順次に実行していくための機能を提供する。スプーラ監視部106は、スプーラ105に印刷ジョブが蓄積されるのを監視する。この例では、スプーラ監視部106は、スプーラ105に蓄積される印刷ジョブのパラメータ(設定されたポート)を見て、該印刷ジョブの出力先が、クライアントプルプリントシステム(情報処理システム100)で利用されるプリンタ20であるか否かを判断することで、該印刷ジョブはプルプリントシステムのジョブであるか否かを判断することができる。該印刷ジョブはプルプリントシステムのジョブであると判断した場合、スプーラ監視部106は、該印刷ジョブをスプーラ105から取り出してユーザプロセス102へ渡す。なお、これらのプログラムのうちの少なくとも一部が、サービスプロセス101またはユーザプロセス102に含まれる形態であっても構わない。
図4に示すように、サービスプロセス101は、通信部112と、印刷ジョブ管理部113と、印刷ジョブ蓄積部114と、印刷ジョブ要求受付部115と、印刷ジョブ送信部116と、を含む。この例では、本実施形態に関する機能のみを主に例示しているが、サービスプロセス101が有する機能はこれらに限られるものではない。
通信部112は外部とのデータ通信を行う。印刷ジョブ管理部113は、クライアント端末10が有する記憶部130に蓄積する印刷ジョブを管理する。ここでは、1つの印刷ジョブは、印刷データ(印刷対象の画像データ)と、該印刷データを含まずに書誌的な情報を示す印刷ジョブ情報と、から構成される。図5は、印刷ジョブ情報の一例を示す図である。図5に示すように、印刷ジョブ情報は、ジョブIDと、ジョブ名と、ユーザ名と、記憶部130内の印刷データの所在を示す印刷データパスと、蓄積日時とを含む情報である。記憶部130は、1以上の印刷ジョブ情報と、1以上の印刷ジョブ情報ごとの印刷データとを蓄積することができる。
図4に戻って説明を続ける。印刷ジョブ蓄積部114は、後述するユーザプロセス102からの要求に従って、印刷ジョブを記憶部130に蓄積する。
印刷ジョブ要求受付部115は、印刷ジョブを要求する印刷ジョブ要求をプリンタ20から受け付ける。後述するように、印刷ジョブ要求としては、印刷ジョブ情報を要求する印刷ジョブ情報要求と、印刷データを要求する印刷データ要求とが存在する。より具体的な内容については後述する。
印刷ジョブ送信部116は、「送信部」の一例であり、プリンタ20からの要求に応じて、記憶部130に蓄積された印刷ジョブを該プリンタ20へ送信する。より具体的には、印刷ジョブ送信部116は、印刷ジョブ要求受付部115で受け付けた印刷ジョブ要求に応じて、記憶部130に蓄積された印刷ジョブをプリンタ20へ送信する。具体的な内容については後述する。
次に、ユーザプロセス102が有する機能について説明する。ここでは、1つのユーザプロセス102に着目し、該1つのユーザプロセス102が有する機能を説明するが、他のユーザプロセス102も同様の機能を有している。
図4に示すように、ユーザプロセス102は、通信部121と、表示制御部122と、イベント検知部123と、イベント制御部124と、印刷ジョブ蓄積要求部125と、を含む。この例では、本実施形態に関する機能のみを主に例示しているが、ユーザプロセス102が有する機能はこれらに限られるものではない。
通信部121は、外部とのデータ通信を行う。表示制御部122は、後述のメッセージを含む画面などの各種の情報を表示部16に表示する制御を行う。また、表示制御部122は、ユーザプロセス102が起動すると、ユーザの個人設定が反映された画面(ログイン後の画面)を表示部16に表示する制御を行うことができる。
イベント検知部123は、OSの各種のイベントを検知する。この例では、イベント検知部123は、「検知部」の一例であり、クライアント端末10に対する電力の供給を停止するシャットダウンを実行する契機となるシャットダウンイベントを検知する機能を有している。
イベント制御部124は、イベント検知部123により検知されたイベントに応じた制御を行う。例えばイベント制御部124は、OSに対してシャットダウンや、ユーザが認証された状態を破棄するログオフの実行を命令する。
イベント制御部124は、「制御部」の一例であり、イベント検知部123によりシャットダウンイベントが検知された場合、印刷ジョブの蓄積状態に応じてシャットダウンの実行を制御する。本実施形態では、イベント制御部124は、印刷ジョブが記憶部130に存在する場合は、シャットダウンを実行せずに、印刷ジョブが残っていることを示すメッセージを含む画面(以下の説明では「メッセージ画面」と称する場合がある)を表示部16に表示する制御を行う。具体的には、イベント制御部124は、表示制御部122に対してメッセージ画面の表示を依頼し、この依頼を受けた表示制御部122がメッセージ画面を表示部16に表示する制御を行う。
また、本実施形態のメッセージ画面は、シャットダウンを実行するか否かを選択する指示を受け付けるための表示部品をさらに含む。図6は、メッセージ画面の一例を示す図である。図6の例では、シャットダウンを実行するか否かを選択する指示を受け付けるための表示部品は、シャットダウンを実行することを選択する指示を受け付けるためのボタン(「はい」を示すボタン)と、シャットダウンを実行しないことを選択する指示を受け付けるためのボタン(「いいえ」を示すボタン)と、から構成されるが、これに限られるものではない。
イベント制御部124は、シャットダウンの実行を選択する指示を受け付けた場合(図6の「はい」を示すボタンの押下を受け付けた場合)、シャットダウンを実行する制御を行う。一方、イベント制御部124は、シャットダウンを実行しないことを選択する指示を受け付けた場合(図6の「いいえ」を示すボタンの押下を受け付けた場合)、シャットダウンを中止する制御を行う。
印刷ジョブ蓄積要求部125は、サービスプロセス101に対して、スプーラ監視部106から渡された印刷ジョブの蓄積を要求する。
図7は、ユーザの認証から印刷ジョブを蓄積するまでのクライアント端末10の動作例を示すフローチャートである。図7に示すように、まずOS(認証部)は、クライアント端末10を使用するユーザの認証を行う(ステップS1)。説明の便宜上、以下では、ステップS1においてユーザが認証され、該ユーザに対応するユーザプロセス102が起動したことを前提として説明する。この例では、ユーザが自身のアカウントを入力しクライアント端末10にログインすると、該ユーザのセッションで動作するユーザプロセス102が起動する。ログイン後の画面として、該ユーザの個人設定が反映された画面が表示され、そこでユーザは印刷アプリケーション103を起動して、印刷ジョブのオリジナルデータを作成する。そして、作成したオリジナルデータの印刷を指示する。前述したように、ユーザは、オリジナルデータの印刷を指示する際に、対象となるオリジナルデータの指定に加えて、プルプリント用(クライアントプルプリントシステム用)のポートを設定してあるプリンタアイコンを指定する。
次に、印刷アプリケーション103は、ユーザからの印刷指示を受け付けると(ステップS2)、その受け付けた印刷指示により指定されたプリンタアイコンに対応するプリンタドライバ104に対して、該印刷指示により指定されたオリジナルデータを含み、かつ、該オリジナルデータの印刷を要求する印刷要求を送信する。次に、プリンタドライバ104は、印刷アプリケーション103から渡された印刷要求に基づいて印刷ジョブを生成し(ステップS3)、その生成した印刷ジョブをスプーラ105に渡す。スプーラ105は、プリンタドライバ104から受け付けた印刷ジョブを保管(一時的に保存)する(ステップS4)。
スプーラ監視部106は、スプーラ105上に印刷ジョブが登録されるのを常時監視し、クライアントプルプリントの印刷ジョブが登録されると、スプーラ105から該印刷ジョブを取得し(ステップS5)、起動中のユーザプロセス102(印刷ジョブ蓄積要求部125)へ渡す。前述したように、スプーラ監視部106は、スプーラ105に蓄積される印刷ジョブのパラメータ(ポート)を見て、該印刷ジョブの出力先が、クライアントプルプリントシステム(情報処理システム100)で利用されるプリンタ20であるか否かを判断することで、該印刷ジョブはプルプリントシステムの印刷ジョブであるか否かを判断することができる。
印刷ジョブ蓄積要求部125は、スプーラ監視部106から印刷ジョブを受け付ける(ステップS6)。印刷ジョブ蓄積要求部125は、スプーラ105から印刷ジョブを受け付けると、該印刷ジョブの蓄積をサービスプロセス101に要求する。この要求を受けたサービスプロセス101(印刷ジョブ蓄積部114)は、該要求に従って、印刷ジョブを記憶部130に登録して蓄積する(ステップS7)。蓄積はファイルとして行うか、または、データベース(DB)を利用することができる。
図8は、プリンタ20が、クライアント端末10から印刷データを引き取って出力を行う場合における情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。まず、クライアント端末10への印刷ジョブの蓄積操作を終えたユーザは、プリンタ20に自身を認証させるために(ログインするために)、ユーザ名とパスワードをプリンタ20に入力する(ステップS11)。この例では、ログオフ状態(何れのユーザも認証されていない状態であって電源オンの状態)のプリンタ20は、ユーザ名とパスワードの入力を受け付けるためのログイン画面を表示しているので、ユーザは、このログイン画面からユーザ名とパスワードを入力することができる。
ユーザ名とパスワードの入力を受け付けたプリンタ20は、その受け付けたユーザ名とパスワードを含み、かつ、認証処理の実行を要求する認証要求を認証サーバ30へ送信する(ステップS12)。認証要求を受信した認証サーバ30は認証処理を実行する(ステップS13)。より具体的には、認証サーバ30は、予め保持している認証情報の中に、認証要求に含まれるユーザ名とパスワードとの組に一致する認証情報が存在するか否かを判断する。説明の便宜上、以下では、ステップS13の認証処理の結果が肯定(予め保持している認証情報の中に、認証要求に含まれるユーザ名とパスワードとの組に一致する認証情報が存在する)であることを前提として説明する。認証サーバ30は、上述の対応情報(図2参照)を参照して、認証したユーザのユーザ名とパスワードとの組み合わせに対応付けられたIPアドレスを特定し、認証要求に対する応答として、ユーザを認証した旨を示す情報と、その特定したIPアドレスとをプリンタ20へ送信する(ステップS14)。
次に、プリンタ20は、認証サーバ30から受け取ったIPアドレスで指定されるクライアント端末10に対して、ユーザ名を含み、かつ、印刷ジョブ情報を要求する印刷ジョブ情報要求を送信する(ステップS15)。印刷ジョブ情報要求を受信したクライアント端末10は、記憶部130に記憶された印刷ジョブ情報の中から、その受信した印刷ジョブ情報要求に含まれるユーザ名を含む全ての印刷ジョブ情報を選択し、その選択した1以上の印刷ジョブ情報をプリンタ20へ送信する(ステップS16)。
印刷ジョブ情報要求に対する応答として、クライアント端末10から1以上の印刷ジョブ情報を受信したプリンタ20は、その受信した1以上の印刷ジョブ情報を表示する(ステップS17)。ユーザは、表示された1以上の印刷ジョブ情報の中から、出力対象となる印刷ジョブ情報を選択する操作を行い(ステップS18)、この操作を受け付けたプリンタ20は、ユーザにより選択された印刷ジョブ情報を特定可能な特定情報(例えばジョブID等)を含み、かつ、該印刷ジョブ情報に対応する印刷データを要求する印刷データ要求をクライアント端末10に要求する(ステップS19)。
印刷データ要求を受信したクライアント端末10は、記憶部130に記憶された印刷データの中から、その受信した印刷データ要求に含まれる特定情報により特定される印刷ジョブ情報に対応する印刷データを選択し、その選択した印刷データをプリンタ20へ送信する(ステップS20)。印刷データ要求に対する応答として、クライアント端末10から印刷データを受信したプリンタ20は、その受信した印刷データに基づく印刷出力を行う(ステップS21)。
図9は、シャットダウンイベントが発生した場合のクライアント端末10の動作例を示すフローチャートである。図9に示すように、まずイベント検知部123は、シャットダウンイベントを検知する(ステップS101)。次に、イベント制御部124は、サービスプロセス101(印刷ジョブ管理部113)に対して、印刷ジョブの確認(記憶部130内に印刷ジョブが存在するか否かの確認)を依頼する(ステップS102)。この依頼を受けた印刷ジョブ管理部113は、記憶部130内に印刷ジョブが存在するか否かを確認する(ステップS103)。
ステップS103の結果が肯定の場合(ステップS103:Yes)、印刷ジョブ管理部113は、その旨をイベント制御部124に通知する。この通知を受けたイベント制御部124は、シャットダウンを実行せずに、メッセージ画面を表示する制御を行う(ステップS104)。より具体的には、イベント制御部124は、表示制御部122に対して上述のメッセージ画面(図6参照)の表示を依頼し、この依頼を受けた表示制御部122はメッセージ画面を表示する制御を行う。一方、ステップS103の結果が否定の場合(ステップS103:No)、印刷ジョブ管理部113は、その旨をイベント制御部124に通知する。この通知を受けたイベント制御部124は、シャットダウンを実行する制御を行う(ステップS105)。
上述のステップS104の後、メッセージ画面からシャットダウンの実行が選択された場合(ステップS106:Yes)、イベント制御部124は、シャットダウンを実行する制御を行う(ステップS107)。この例では、表示制御部122は、図6に示すメッセージ画面上の「はい」を示すボタンの押下を受け付けた場合、その旨をイベント制御部124へ通知することで、イベント制御部124は、シャットダウンの実行が選択されたことを検知できる。一方、上述のステップS104の後、メッセージ画面からシャットダウンを実行しないことが選択された場合(ステップS106:No)、イベント制御部124は、シャットダウンを実行せずに、ユーザが認証された状態を維持してトップ画面(ホーム画面)へ戻す制御を行う(ステップS108)。要するに、シャットダウンを中止する制御を行う。
以上に説明したように、本実施形態のクライアント端末10は、シャットダウンイベントを検知した場合、印刷ジョブの蓄積状態に応じてシャットダウンの実行を制御する。より具体的には、印刷ジョブが記憶部130に存在する場合は、シャットダウンを実行せずに、印刷ジョブが残っていることを示すメッセージを含むメッセージ画面を表示する。これにより、ユーザが、印刷ジョブが残っていることに気付かずにシャットダウンが実行されてしまうことを防止できる。
(第1の実施形態の変形例1)
上述のメッセージ画面の表示形態は任意であり、例えば記憶部130内に、シャットダウンを指示したログイン中のユーザの印刷ジョブは残っていないものの、他のユーザの印刷ジョブが残っている場合は、図10に示すようなメッセージ画面を表示する形態であってもよい。シャットダウンイベントが発生した場合のクライアント端末10の動作例は上述の第1の実施形態と同様である。
(第1の実施形態の変形例2)
例えば上述のメッセージ画面は、上述のメッセージ(印刷ジョブが残っていることを示すメッセージ)に加えて、シャットダウンの実行、ユーザが認証された状態を破棄するログオフの実行、および、シャットダウンの中止のうちの何れかを選択する指示を受け付けるための表示部品(典型的にはボタン)をさらに含む形態であってもよい。なお、ログオフ状態においては、クライアント端末10に対する電力供給は継続され、サービスプロセス101は起動し続ける。したがって、クライアント端末10は、プリンタ20からの要求に応じて記憶部130内の印刷ジョブを該プリンタ20へ引き渡すことができる。
図11は、本変形例のメッセージ画面の一例を示す図である。図11に示すメッセージ画面は、シャットダウンを実行することを選択する指示を受け付けるためのボタン(「はい」を示すボタン)と、シャットダウンを実行しないことを選択する指示を受け付けるためのボタン(「いいえ」を示すボタン)と、ログオフを実行することを選択する指示を受け付けるためのボタン(「ログオフする」を示すボタン)と、を含んでいるが、これに限られるものではない。
図12は、シャットダウンイベントが発生した場合の本変形例のクライアント端末10の動作例を示すフローチャートである。ステップS201〜ステップS206、ステップS210の処理内容は、図9に示すステップS101〜ステップS106、ステップS107の処理内容と同様である。ステップS206が否定の場合(ステップS206:No)、イベント制御部124は、ログオフの実行が選択されたか否かを判断する(ステップS207)。この例では、表示制御部122は、図11に示すメッセージ画面上の「ログオフする」を示すボタンの押下を受け付けた場合、その旨をイベント制御部124へ通知することで、イベント制御部124は、ログオフの実行が選択されたことを検知できる。ステップS207の結果が肯定の場合(ステップS207:Yes)、イベント制御部124はログオフを実行する制御を行う(ステップS208)。
ここでは、ステップS206の結果が否定(ステップS206:No)であり、かつ、ステップS207の結果が否定の場合(ステップS207:No)は、シャットダウンを実行しないことが選択された場合(図11に示すメッセージ画面上の「いいえ」を示すボタンの押下を受け付けた場合)に相当し、イベント制御部124は、シャットダウンを実行せずに、ユーザが認証された状態を維持してトップ画面(ホーム画面)へ戻す制御を行う(ステップS209)。この処理内容は、図9に示すステップS108の処理内容と同様である。
(第1の実施形態の変形例3)
例えば上述のメッセージ画面は、上述のメッセージ(印刷ジョブが残っていることを示すメッセージ)に加えて、シャットダウンの実行をログオフの実行に変更するか否かを選択する指示を受け付けるための表示部品をさらに含む形態であってもよい。図13は、本変形例のメッセージ画面の一例を示す図である。図13に示すメッセージ画面は、シャットダウンの実行をログオフに変更することを選択する指示を受け付けるためのボタン(「はい」を示すボタン)と、シャットダウンの実行をログオフに変更しないことを選択する指示を受け付けるためのボタン(「いいえ」を示すボタン)と、を含んでいるが、これに限られるものではない。
図14は、シャットダウンイベントが発生した場合の本変形例のクライアント端末10の動作例を示すフローチャートである。ステップS301〜ステップS305の処理内容は、図9に示すステップS101〜ステップS105の処理内容と同様である。
ステップS304の後、メッセージ画面から、シャットダウンの実行をログオフの実行に変更しないことが選択された場合(ステップS306:No)、イベント制御部124はシャットダウンを実行する(ステップS307)。この例では、表示制御部122は、図13に示すメッセージ画面上の「いいえ」を示すボタンの押下を受け付けた場合、その旨をイベント制御部124へ通知することで、イベント制御部124は、シャットダウンの実行をログオフの実行に変更しないことが選択されたことを検知できる。一方、上述のステップS304の後、メッセージ画面から、シャットダウンの実行をログオフの実行に変更することが選択された場合(ステップS306:Yes)、イベント制御部124は、シャットダウンを実行せずにログオフを実行する制御を行う(ステップS308)。
(第1の実施形態の変形例4)
第1の実施形態では、記憶部130に印刷ジョブ情報と印刷データとを蓄積しているが、任意の形式のファイル(例えば、PDF(登録商標)文書、Word(登録商標)文書、Excel(登録商標)文書等の文書ファイルや、jpeg等の画像ファイルなど)を蓄積する形態としてもよい。本実施形態のファイルは、「印刷対象物」の一例である。この場合、例えば、クライアント端末10にインストールされるプルプリント用の印刷アプリケーション103が、記憶部130の予め設定された特定フォルダ内に格納された上記のファイルを印刷対象物と認識し、当該特定フォルダ内にファイルがある場合にメッセージ画面を表示する。
また、このような場合、例えば、クライアント端末10は、プリンタ20からファイルのファイル名一覧が要求されると、当該特定フォルダ内にあるファイルのファイル名一覧をプリンタ20に送信する。そして、クライアント端末10は、プリンタ20の操作パネルにおいてファイル名一覧からファイルが指定された場合に、指定されたファイルを印刷ジョブ形式に変換してプリンタ20に送信すると、プリンタ20において印刷される。つまり、記憶部130に蓄積時点では普通のファイルであっても、クライアントプルプリントを実現することが可能である。
さらに、例えば上述のメッセージ画面は、ファイルが残っていることを示すメッセージに加えて、シャットダウンの実行、およびシャットダウンの中止のうちの何れかを選択する指示を受け付けるための表示部品(典型的にはボタン)を含む。
図15は、プリンタ20が、クライアント端末10からファイルを引き取って出力を行う場合における情報処理システム100の動作手順の一例を示すシーケンス図である。ユーザによる入力から認証までの処理(ステップS31〜ステップS34)は、図8におけるステップS11〜ステップS14までと同様である。
次に、プリンタ20は、認証サーバ30から受け取ったIPアドレスで指定されるクライアント端末10に対して、ユーザ名を含み、かつ、ファイル名の一覧を要求するファイル名一覧要求を送信する(ステップS35)。ファイル名一覧要求を受信したクライアント端末10は、記憶部130に記憶された特定ファイルの中から、ファイル名一覧を取得し、その取得したファイル名一覧をプリンタ20へ送信する(ステップS36)。
ファイル名一覧要求に対する応答として、クライアント端末10からファイル名一覧を受信したプリンタ20は、その受信したファイル名一覧を表示する(ステップS37)。ユーザは、表示されたファイル名一覧の中から、出力対象となるファイルを選択する操作を行い(ステップS38)、この操作を受け付けたプリンタ20は、ユーザにより選択されたファイルを特定可能な特定情報(例えばファイル名等)を含み、かつ、該ファイルを要求するファイル要求をクライアント端末10に要求する(ステップS39)。
ファイル要求を受信したクライアント端末10は、記憶部130に記憶された特定ファイルのファイルの中から、その受信したファイル要求に含まれる特定情報により特定されるファイルを選択し、その選択したファイルを印刷ジョブ形式に変換する(ステップS40)。そして、その変換したファイルをプリンタ20へ送信する(ステップS41)。ファイル要求に対する応答として、クライアント端末10からファイルを受信したプリンタ20は、その受信したファイルに基づく印刷出力を行う(ステップS42)。
図16は、シャットダウンイベントが発生した場合のクライアント端末10の動作例を示すフローチャートである。図16に示すように、まずイベント検知部123は、シャットダウンイベントを検知する(ステップS601)。次に、イベント制御部124は、サービスプロセス101(印刷ジョブ管理部113)に対して、記憶部130の特定フォルダ内の確認(特定フォルダ内にファイルが存在するか否かの確認)を依頼する(ステップS602)。この依頼を受けた印刷ジョブ管理部113は、記憶部130の特定フォルダ内にファイルが存在するか否かを確認する(ステップS603)。
ステップS603の結果が肯定の場合(ステップS603:Yes)、印刷ジョブ管理部113は、その旨をイベント制御部124に通知する。この通知を受けたイベント制御部124は、シャットダウンを実行せずに、メッセージ画面を表示する制御を行う(ステップS604)。より具体的には、イベント制御部124は、表示制御部122に対して上述のメッセージ画面の表示を依頼し、この依頼を受けた表示制御部122はメッセージ画面を表示する制御を行う。一方、ステップS603の結果が否定の場合(ステップS603:No)、印刷ジョブ管理部113は、その旨をイベント制御部124に通知する。この通知を受けたイベント制御部124は、シャットダウンを実行する制御を行う(ステップS605)。
メッセージ画面からのシャットダウンの実行の有無の選択以降の処理(ステップS606〜ステップS608)は、図9のステップS106〜ステップS108までの処理と同様である。
(第1の実施形態の変形例5)
例えば、プルプリント用の印刷アプリケーションがクライアント端末10にインストールされているか否かに応じてメッセージ画面を表示する形態であってもよい。
図17は、シャットダウンイベントが発生した場合のクライアント端末10の動作例を示すフローチャートである。図17に示すように、まずイベント検知部123は、シャットダウンイベントを検知する(ステップS701)。次に、イベント制御部124は、クライアント端末10に印刷アプリケーション103がインストールされているか否かを確認する(ステップS702)。
ステップS702の結果が肯定の場合(ステップS702:Yes)、イベント制御部124は、シャットダウンを実行せずに、メッセージ画面を表示する制御を行う(ステップS703)。より具体的には、イベント制御部124は、表示制御部122に対して上述のメッセージ画面の表示を依頼し、この依頼を受けた表示制御部122はメッセージ画面を表示する制御を行う。一方、ステップS702の結果が否定の場合(ステップS702:No)、イベント制御部124は、シャットダウンを実行する制御を行う(ステップS704)。
メッセージ画面からのシャットダウンの実行の有無の選択以降の処理(ステップS705〜ステップS707)は、図9のステップS106〜ステップS108までの処理と同様である。
(第1の実施形態の変形例6)
例えば、プルプリント用の印刷アプリケーションがクライアント端末10にインストールされている場合に、メッセージ画面を表示することによる通知をするか否かの設定(通知可否設定)に応じてメッセージ画面を表示する形態であってもよい。
図18は、シャットダウンイベントが発生した場合のクライアント端末10の動作例を示すフローチャートである。図18に示すように、まずイベント検知部123は、シャットダウンイベントを検知する(ステップS801)。次に、イベント制御部124は、クライアント端末10に印刷アプリケーション103がインストールされているか否かを確認する(ステップS802)。
ステップS802の結果が肯定の場合(ステップS802:Yes)、イベント制御部124は、通知可否設定が通知要(通知する旨の設定)になっているか、通知否(通知しない旨の設定)になっているかを確認する(ステップS803)。ステップS803の結果が肯定の場合(ステップS803:Yes)、イベント制御部124は、シャットダウンを実行せずに、メッセージ画面を表示する制御を行う(ステップS804)。より具体的には、イベント制御部124は、表示制御部122に対して上述のメッセージ画面の表示を依頼し、この依頼を受けた表示制御部122はメッセージ画面を表示する制御を行う。
一方、ステップS802の結果が否定の場合(ステップS802:No)、およびステップS803の結果が否定の場合(ステップS803:No)、イベント制御部124は、シャットダウンを実行する制御を行う(ステップS805)。
メッセージ画面からのシャットダウンの実行の有無の選択以降の処理(ステップS806〜ステップS808)は、図9のステップS106〜ステップS108までの処理と同様である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、イベント制御部124は、印刷ジョブが記憶部130に存在する場合、シャットダウンは実行せずに、ユーザが認証された状態を破棄するログオフを実行する制御を行う。つまり、上述のメッセージ画面は表示せずに、強制的にログオフを実行する制御を行う点で上述の第1の実施形態と相違する。上述の第1の実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。装置構成は、上述の第1の実施形態と同様(イベント制御部124の機能のみが異なる)であるため、詳細な説明は省略する。
図19は、シャットダウンイベントが発生した場合の本実施形態のクライアント端末10の動作例を示すフローチャートである。図19に示すステップS401〜ステップS403の処理内容は、図9に示すステップS101〜ステップS103の処理内容と同様である。
ステップS403の結果が肯定の場合(ステップS403:Yes)、イベント制御部124はログオフを実行する制御を行う(ステップS404)。一方、ステップS403の結果が否定の場合(ステップS403:No)、イベント制御部124はシャットダウンを実行する制御を行う(ステップS405)。
以上の本実施形態では、シャットダウンイベントが発生した場合であっても、クライアント端末10内に印刷ジョブが残っている場合は、シャットダウンを実行せずにログオフを実行する。ログオフ状態においては、クライアント端末10に対する電力供給は継続され、サービスプロセス101は起動し続けるので、クライアント端末10は、プリンタ20からの要求に応じて記憶部130内の印刷ジョブを該プリンタ20へ引き渡すことができる。したがって、ユーザが、クライアント端末10内に印刷ジョブが残っていることに気付かずにシャットダウンを指示した場合であっても、プリンタ20は、該クライアント端末10内の印刷ジョブを引き取って印刷を実行することができる。
(第2の実施形態の変形例)
例えばイベント制御部124は、ログオフを実行した後、印刷ジョブが記憶部130に存在しなくなったときに、シャットダウンを実行する制御を行うこともできる。図20は、シャットダウンイベントが発生した場合の本変形例のクライアント端末10の動作例を示すフローチャートである。図20に示すステップS501〜ステップS505の処理内容は、図19に示すステップS401〜ステップS405の処理内容と同様である。
ステップS504の後、クライアント端末10(サービスプロセス101)は、プリンタ20からの印刷ジョブ要求を待つ状態になる。印刷ジョブ要求受付部115で上述の印刷ジョブ情報要求を受け付けた場合(ステップS506:Yes)、印刷ジョブ送信部116は、その受け付けた印刷ジョブ情報要求に従って、記憶部130に記憶された印刷ジョブ情報を取り出してプリンタ20へ送信する(ステップS507)。その後、印刷ジョブ要求受付部115で上述の印刷データ要求を受け付けた場合(ステップS508:Yes)、印刷ジョブ送信部116は、その受け付けた印刷データ要求に従って、記憶部130に記憶された印刷データを取り出してプリンタ20へ送信する(ステップS509)。
ステップS509の後、印刷ジョブ管理部113は、記憶部130内に印刷ジョブが存在するか否かを確認する(ステップS510)。ステップS510の結果が肯定の場合(ステップS510:Yes)、上述のステップS506以降の処理が繰り返し実行される。ステップS510の結果が否定の場合(ステップS510:No)、印刷ジョブ管理部113は、対応するユーザプロセス102に対して、記憶部130内に印刷ジョブが残っていないことを通知する。この通知を受けたユーザプロセス102が有する機能のうち少なくともイベント制御部124はアクティブな状態になり、シャットダウンを実行する制御を行う(ステップS511)。なお、これに限らず、例えばイベント制御部124の機能がサービスプロセス101側に搭載される形態であってもよい。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態および変形例にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、上述の情報処理システム100に含まれる装置(クライアント端末10、プリンタ20、認証サーバ30)で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
10 クライアント端末
20 プリンタ
30 認証サーバ
100 情報処理システム
101 サービスプロセス
102 ユーザプロセス
103 印刷アプリケーション
104 プリンタドライバ
105 スプーラ
106 スプーラ監視部
112 通信部
113 印刷ジョブ管理部
114 印刷ジョブ蓄積部
115 印刷ジョブ要求受付部
116 印刷ジョブ送信部
121 通信部
122 表示制御部
123 イベント検知部
124 イベント制御部
125 印刷ジョブ蓄積要求部
130 記憶部
特開2008−065369号公報

Claims (10)

  1. 情報処理装置であって、
    印刷ジョブを蓄積する記憶部と、
    出力装置からの要求に応じて、前記記憶部に蓄積された前記印刷ジョブを前記出力装置へ送信する送信部と、
    前記情報処理装置に対する電力の供給を停止するシャットダウンを実行する契機となるシャットダウンイベントを検知する検知部と、
    前記検知部により前記シャットダウンイベントが検知された場合、前記印刷ジョブの蓄積状態に応じて前記シャットダウンの実行を制御する制御部と、
    ユーザが、前記情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理を実行する認証部とを有し、
    前記制御部は、前記印刷ジョブが前記記憶部に存在する場合、前記シャットダウンは実行せずに、前記ユーザが認証された状態を破棄するログオフを実行する制御を行うこと
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記印刷ジョブが前記記憶部に存在する場合は、前記シャットダウンを実行せずに、前
    記印刷ジョブが残っていることを示すメッセージを含む画面を表示部に表示する制御を行
    う、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記画面は、前記シャットダウンを実行するか否かを選択する指示を受け付けるための表示部品をさらに含む、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記シャットダウンの実行を選択する指示を受け付けた場合、前記シャットダウンを実行する制御を行い、前記シャットダウンを実行しないことを選択する指示を受け付けた場合、前記シャットダウンを中止する制御を行う、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記画面は、前記シャットダウンの実行、前記ユーザが認証された状態を破棄するログオフの実行、および、前記シャットダウンの中止のうちの何れかを選択する指示を受け付けるための表示部品をさらに含む、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記シャットダウンの実行を選択する指示を受け付けた場合、前記シャットダウンを実行する制御を行い、前記ログオフの実行を選択する指示を受け付けた場合、前記ログオフを実行する制御を行い、前記シャットダウンを実行しないことを選択する指示を受け付けた場合、前記シャットダウンを中止する制御を行う、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記画面は、前記シャットダウンの実行を、前記ユーザが認証された状態を破棄するログオフの実行に変更するか否かを選択する指示を受け付けるための表示部品をさらに含む、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記ログオフの実行に変更することを選択する指示を受け付けた場合、前記ログオフを実行する制御を行い、前記ログオフの実行に変更しないことを選択する指示を受け付けた場合、前記シャットダウンを実行する制御を行う、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、前記ログオフを実行した後、前記印刷ジョブが前記記憶部に存在しなくなったときに、前記シャットダウンを実行する制御を行う、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータに、
    出力装置からの要求に応じて、印刷ジョブを蓄積する記憶部に蓄積された前記印刷ジョブを前記出力装置へ送信する送信ステップと、
    情報処理装置に対する電力の供給を停止するシャットダウンを実行する契機となるシャットダウンイベントを検知する検知ステップと、
    前記検知ステップにより前記シャットダウンイベントが検知された場合、前記印刷ジョブの蓄積状態に応じて前記シャットダウンの実行を制御する制御ステップと、
    ユーザが、前記情報処理装置を使用する権限を有するか否かを判断する認証処理を実行する認証ステップと、
    前記制御ステップは、前記印刷ジョブが前記記憶部に存在する場合、前記シャットダウンは実行せずに、前記ユーザが認証された状態を破棄するログオフを実行する制御を実行させるためのプログラム。
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