JP6904031B2 - スピーカ位置検出システム、スピーカ位置検出装置、及びスピーカ位置検出方法 - Google Patents

スピーカ位置検出システム、スピーカ位置検出装置、及びスピーカ位置検出方法 Download PDF

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Description

スピーカ位置検出システム、スピーカ位置検出装置、及びスピーカ位置検出方法に関する。
5.1chホームシアターシステムなど、多数のスピーカを配置するシステムが広く使われている。例えば、リスナーの位置にマイクを配置してスピーカからの音声を取得し、その取得された音声に応じてスピーカに出力されるチャネル等のパラメータを決定している(特許文献1)。
国際公開第2008/126161号
特許文献1にかかる発明では、リスナーの位置にマイクを置く手間があり、また調整中はノイズとなる音を出さないなどの注意をリスナーに強いる。例えば、可搬型のスピーカを用いる場合は設定作業を行う回数が増えやすく、調整の際のユーザの負担が無視できない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、スピーカが出力する音声を調整する際のユーザの負担を低減することが可能なスピーカ位置検出システム、スピーカ位置検出装置、スピーカ位置検出方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明にかかるスピーカ位置検出システムは、少なくとも1つのスピーカを有する第1のスピーカユニットと、スピーカと複数のマイクとを有する第2のスピーカユニットと、前記第1のスピーカユニットと第2のスピーカユニットとの相対的な位置情報を算出する検出手段とを含む。前記検出手段は、前記第1のスピーカユニットに含まれるスピーカに検査音を出力させ、前記複数のマイクのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する。
また、本発明にかかるスピーカ位置検出方法は、少なくとも1つのスピーカを有する第1のスピーカユニットに含まれるスピーカに検査音を出力させるステップと、スピーカを有する第2のスピーカユニットに含まれる複数のマイクのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出するステップと、を含む。
また、本発明にかかるスピーカ位置検出装置は、少なくとも1つのスピーカを有する第1のスピーカユニットに含まれるスピーカに検査音を出力させる手段と、スピーカを有する第2のスピーカユニットに含まれる複数のマイクのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する手段と、を含む。
また、本発明にかかる他のスピーカ位置検出システムは、複数のスピーカを有する第1のスピーカユニットと、スピーカとマイクとを有する第2のスピーカユニットと、前記第1のスピーカユニットと第2のスピーカユニットとの相対的な位置情報を算出する検出手段とを含む。前記検出手段は、前記第1のスピーカユニットに含まれる複数のスピーカのうち少なくとも2つに検査音を出力させ、前記マイクのそれぞれが検出する、前記少なくとも2つのスピーカのそれぞれから出力された検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する。
また、本発明にかかる他のスピーカ位置検出方法は、第1のスピーカユニットに含まれる複数のスピーカのうち少なくとも2つに検査音を出力させるステップと、第2のスピーカユニットに含まれるマイクが前記少なくとも2つのスピーカのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出するステップと、を含む。
また、本発明にかかる他のスピーカ位置検出装置は、第1のスピーカユニットに含まれる複数のスピーカのうち少なくとも2つに検査音を出力させる手段と、第2のスピーカユニットに含まれるマイクが前記少なくとも2つのスピーカのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する手段と、を含む。
本発明によれば、スピーカが出力する音声を調整する際のユーザの負担を低減することが可能になる。
第1の実施形態にかかるサラウンドシステムの一例を説明する平面図である。 フロントユニットのハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。 フロントユニットの外観を示す斜視図である。 スピーカユニットのハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。 スピーカユニットの外観を示す図である。 サラウンドシステムの機能的な構成を示すブロック図である。 第1の実施形態にかかるフロントユニットの処理の一例を示すフロー図である。 スピーカユニットとフロントユニットとの関係の一例を説明する図である。 スピーカユニットの処理の一例を示すフロー図である。 スピーカからの検査音の出力時間とマイクによる検査音の検出時間とを説明する図である。 スピーカユニットとフロントユニットとの関係の他の一例を説明する図である。 スピーカ位置検出部の処理の他の一例を示すフロー図である。 第2の実施形態にかかるスピーカユニットとフロントユニットとの関係の一例を説明する図である。 第2の実施形態にかかるフロントユニットの処理の一例を示すフロー図である。 スピーカからの検査音の出力時間とマイクによる検査音の検出時間とを説明する図である。
以下、本発明の実施形態の例を図面に基づいて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態にかかるサラウンドシステムの一例を示す平面図である。サラウンドシステムは、フロントユニット1と、複数のスピーカユニット2とを含む。フロントユニット1は、テレビ4の前に配置され、少なくとも2チャンネルの音声を出力する。スピーカユニット2は、フロントユニット1と連携して音を出力する。サラウンドシステムは、例えばテレビ4などから入力される多チャンネルの音声を出力し、リスナーに臨場感ある音楽を楽しませる。図1には、複数のスピーカユニット2として2台のスピーカユニット2a,2bが配置されているが、より多くの数のスピーカユニット2が配置されてもよいし、一つだけのスピーカユニット2が配置されてもよい。
フロントユニット1は、一般的にサウンドバーと呼ばれる機器である。図2は、フロントユニット1のハードウェア構成を概略的に示すブロック図であり、図3は、フロントユニット1の外観を示す斜視図である。フロントユニット1は、プロセッサ11と、記憶部12と、通信部13と、出力部14と、入力部15と、スピーカ21と、マイク22とを含む。入力部15は、マイク22、テレビ4や他のオーディオ機器などの音源23に接続されている。図3の例では、スピーカ21は、互いに離間する左スピーカ21aと右スピーカ21bとを含む。また、マイク22は、マイク22e,22fを含む。
フロントユニット1は水平方向に長い形状を有し、一般的にテレビ4の画面の横方向に平行になるように配置されており横方向に離間して左スピーカ21aと右スピーカ21bが配置されている。また、マイク22e,22fは、互いに離間しかつ横方向に並んで配置されている。なお、左スピーカ21aおよび右スピーカ21bの代わりに、横方向に並ぶ多数のアレイスピーカが配置されてもよい。また、フロントユニット1は、互いに接続される複数の機器により実現されてもよい。例えば、フロントユニット1は、AVアンプと、AVアンプに接続されるRチャンネル用のスピーカおよびLチャンネル用のスピーカとにより構成されてもよい。
プロセッサ11は、記憶部12に格納されているプログラムに従って動作し、通信部13や出力部14、入力部15を制御する。上記プログラムは、フラッシュメモリ等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよいし、ネットワークを介して提供されてもよい。
記憶部12は、DRAMやフラッシュメモリ等のメモリ素子によって構成されている。記憶部12は、上記プログラムを格納する。また、記憶部12は、プロセッサ11や通信部13等から入力される情報や演算結果を格納する。
通信部13は有線LANや無線LAN、またBluetooth(登録商標)送受信機を構成する集積回路やコネクタ、アンテナなどにより構成されている。通信部13は、ネットワークを介して他の装置と通信する。通信部13は、プロセッサ11の制御により、他の装置から受信した情報をプロセッサ11や記憶部12に入力し、他の装置に情報を送信する。
出力部14は例えばDA変換器やヘッドホン端子を含み、スピーカ21などに接続されている。入力部15は例えばAD変換器、ライン入力端子、デジタル音声入力インターフェース、HDMI(登録商標)入力インターフェースを含む。
図4は、スピーカユニット2のハードウェア構成を概略的に示すブロック図である。図5は、スピーカユニット2の外観を示す図である。図4は、一般的にワイヤレススピーカと呼ばれているスピーカユニット2の例を示す。スピーカユニット2は、プロセッサ11と、記憶部12と、通信部13と、出力部14と、入力部15と、スピーカ21と、マイク22とを含む。プロセッサ11、記憶部12、通信部13の詳細はフロントユニット1に含まれるものと同様であるので説明を省略する。出力部14は例えばDA変換器を含み、スピーカ21に接続されている。入力部15はAD変換器を含み、マイク22に接続されている。図5の例では、マイク22は、左側のマイク22a、右側のマイク22b、下側のマイク22cを含む。
スピーカユニット2はフロントユニット1等の機器から無線を介して音声データを受信し、音声データが示す音を内蔵するスピーカ21から出力する。音声データの受信は、通信部13を介して行う。なお、スピーカユニット2は、配線によりフロントユニット1やアンプと接続されてもよい。
図6は、サラウンドシステムの機能的な構成を示すブロック図である。サラウンドシステムは、機能的に、スピーカ位置検出部51、音声パラメータ設定部52、音声信号出力部53、検出応答部71を含む。また、スピーカ位置検出部51は、機能的に検査音出力指示部56、検査音検出結果取得部57、位置算出部58を含む。スピーカ位置検出部51、音声パラメータ設定部52、音声信号出力部53は、フロントユニット1に含まれるプロセッサ11が、記憶部12に格納されたプログラムを実行し、通信部13、出力部14、入力部15等を制御することによって実現される。検出応答部71は、スピーカユニット2に含まれるプロセッサ11が記憶部12に格納されたプログラムを実行し、通信部13や入力部15等を制御することにより実現される。
ここで、スピーカ位置検出部51、音声パラメータ設定部52などは、スマートフォンなど、プロセッサ11、記憶部12、通信部13を有する他の機器により実現されてもよい。
スピーカ位置検出部51は、フロントユニット1と、スピーカユニット2との相対的な位置情報を算出する。スピーカ位置検出部51に含まれる検査音出力指示部56は、フロントユニット1およびスピーカユニット2のうち一方に含まれるスピーカ21に検査音を出力させる。スピーカ位置検出部51に含まれる検査音検出結果取得部57は、フロントユニット1およびスピーカユニット2のうち他方が検出した検査音の情報を取得する。スピーカ位置検出部51に含まれる位置算出部58は、取得された検査音の情報に基づいて、フロントユニット1とスピーカユニット2との相対的な位置情報を算出する。ここで、位置情報は、フロントユニット1とスピーカユニット2との相対位置を座標、または、方向及び距離で表したものであってもよいし、フロントユニット1を基準とするスピーカユニット2の方向のみであってもよい。
音声パラメータ設定部52は、算出された位置情報に基づいて、スピーカユニット2に向けて出力される音声信号のパラメータを決定する。より具体的には、音声パラメータ設定部52は位置情報が示すスピーカユニット2の位置や方向に基づいて、そのスピーカユニット2に割り当てられる音声信号のチャネルを決定する。なお、音声パラメータ設定部52は音声の出力の遅延量や周波数特性の補正などの、音声信号の補正に関するパラメータを決定してもよい。
音声信号出力部53は、決定されたパラメータと音源23から供給される音声の信号とに基づいて、フロントユニット1に含まれるスピーカ21や、スピーカユニット2に向けて音声信号を出力する。音声信号は電気信号であってもよいし、データであってもよい。出力された音声信号によりフロントユニット1やスピーカユニット2に含まれるスピーカ21から音声が出力される。
以下では、スピーカユニット2の位置を検出し、音声信号のパラメータを決定する処理について説明する。図7は、第1の実施形態にかかるフロントユニット1の処理の一例を示すフロー図である。図8は、スピーカユニット2とフロントユニット1との関係の一例を説明する図である。図9は、スピーカユニット2の処理の一例を示すフロー図である。
図7から9は、フロントユニット1の左スピーカ21a、右スピーカ21bから検査音を出力し、スピーカユニット2のそれぞれに含まれる複数のマイク22a,22bが検出した検査音を用いる場合の例を示す。図7に示される処理の一部または全部は、スマートフォンなどの他の機器により実行されてもよい。なお、ステップS102,S104,S105,S107,S108の処理は、スピーカユニット2ごとに行われる。
はじめに、スピーカ位置検出部51は、通信部13を介して接続されるスピーカユニット2を認識する(ステップS101)。スピーカ位置検出部51は、有線接続されるスピーカユニット2も認識してよい。なお、フロントユニット1およびスピーカユニット2の時刻は公知の手法で同期されているものとする。
次に、検査音出力指示部56は、スピーカユニット2に対して、検査音の送出開始の通知を送信する(ステップS102)。一方、各スピーカユニット2の検出応答部71は、フロントユニット1から送信される、検査音の送出開始の通知を受信する(ステップS201)。そして、検出応答部71はスピーカユニット2に配置された各マイク22を稼働させる(ステップS202)。
検査音の送出開始の通知が送信されマイク22が稼働すると、検査音出力指示部56は、フロントユニット1の左スピーカ21aから検査音を出力させる(ステップS103)。検査音は、パルス状の音であってもよいし、スイープ状に音量が変化する音であってもよいし、以前から流れている音楽の音量や周波数が変化する区間であってもよい。
すると、スピーカユニット2の検出応答部71は、複数のマイク22に入力された検査音を検出し、その検査音に関する情報を送信する。より具体的には、検出応答部71はマイク22a,22bが検査音を検出した時間t1R,t1Lを取得する(ステップS203)。そして、検出応答部71は取得された時間t1R,t1Lを送信する(ステップS204)。ステップS203,S204の処理は、マイク22が検査音を受けるたびに行われる。なお、検出応答部71は、時間t1R,t1Lの代わりに、マイク22a,22bに入力される検査音のデータを送信してもよいし、時間t1Rとt1Lとの差を送信してもよい。
そして、スピーカ位置検出部51の検査音検出結果取得部57は、検出応答部71から検査音に関する情報を受信し、スピーカユニット2に含まれる各マイク22a,22bが検査音を受けた時間t1L,t1Rの時間差ΔTlを取得する(ステップS104)。検査音検出結果取得部57は、ΔTlとして、時間t1Lとt1Rとの差を算出してもよいし、スピーカユニット2から時間t1Rとt1Lとの差を受信してもよい。また、検査音検出結果取得部57は、マイク22a,22bに入力される検査音のデータを受信し、解析することで時間t1R,t1Lを求めてもよい。
図10は、スピーカ21からの検査音の出力時間t0とマイク22による検査音の検出時間t1R,t1Lとを説明する図である。図10は、フロントユニット1のスピーカ21から、時間t0に検査音が送出され、時間t1Lにマイク22aが検査音を検出し、時間t1Rにマイク22bが検査音を検出した場合の例を示す。検査音がスピーカ21からマイク22aに到達するまでの所要時間Δt1Lは(t1L−t0)の式で求められ、検査音がスピーカ21からマイク22bに到達するまでの所要時間Δt1Rは(t1R−t0)で求められる。なお、検査音を出力したスピーカ21と検査音を検出したマイク22a,22bとの距離は、所要時間Δt1L,Δt1Rに音速をかけることにより求められる。
また、検査音検出結果取得部57は、検査音がスピーカ21からマイク22に到達するまでの所要時間に基づいて、時間差ΔTlを正規化する(ステップS105)。より具体的には、検査音検出結果取得部57は、例えばステップS104で取得された時間差ΔTlを所要時間Δt1R,Δt1Lの平均で割ることで、正規化された時間差ΔTlを算出する。正規化により、スピーカユニット2とフロントユニット1との距離による時間差の変動が補正される。
正規化された時間差ΔTlが取得されると、スピーカ位置検出部51は、フロントユニット1の右スピーカ21bについても時間差ΔTrを求めるためにステップS106〜S108の処理を行う。ステップS106〜S108の処理とステップS103〜S105の処理との違いは、検査音を出力するスピーカ21がフロントユニット1の右スピーカ21bである点である。
検査音出力指示部56は、フロントユニット1の右スピーカ21bから検査音を出力させる(ステップS106)。そして、検査音検出結果取得部57は、検出応答部71から検査音に関する情報を受信し、スピーカユニット2に含まれる各マイク22a,22bが検査音を受けた時間t1L,t1Rの時間差ΔTrを取得する(ステップS107)。また検査音検出結果取得部57は、検査音がスピーカ21からマイク22に到達するまでの所要時間Δt1L,Δt1Rに基づいて、時間差ΔTrを正規化する(ステップS108)。
次に、スピーカ位置検出部51の位置算出部58は、正規化された時間差ΔTl,ΔTrに基づいて、スピーカユニット2の位置を特定する(ステップS109)。
一般的に、リスナーの後ろ等に配置されるスピーカユニット2は、部屋の壁との関係からフロントユニット1が向く方向と反対の方向(図8の上方向)を向くことが多い。図8において、左スピーカ21aと、スピーカユニット2aのマイク22a,22bとの距離をそれぞれD1,D2とし、左スピーカ21aと、スピーカユニット2bのマイク22a,22bとの距離をそれぞれD3,D4とする。すると、(D1−D2)>(D3−D4)となる。(D1−D2)や(D3−D4)は、スピーカユニット2が左にあるほど大きくなる。音速が一定であると仮定すると、正規化された時間差ΔTlまたはΔTrの値についても同様の特性を有する。
位置算出部58は、上記の特性を用いてスピーカユニット2の位置を特定する。時間差ΔTl,ΔTrが、(t1L−t1R)である場合には、位置算出部58は、スピーカユニット2のそれぞれについて求められたΔTlによりスピーカユニット2をソートし、スピーカユニット2が順序づけられた第1のリストを取得する。また、位置算出部58は、スピーカユニット2のそれぞれについて求められたΔTrによりスピーカユニット2をソートし、スピーカユニット2が順序づけられた第2のリストを取得する。第1のリストと第2のリストとでスピーカユニット2の順序が同じ場合には、ΔTlが大きいスピーカユニット2ほど左にあると決定する。2つのスピーカユニット2について位置を求める場合には、位置算出部58はΔTlが大きいスピーカユニット2の位置が左、小さいスピーカユニット2の位置が右と判定する。また、第1のリストと第2のリストとでスピーカユニット2の順序が異なる場合には、位置算出部58は各スピーカユニット2についてΔTrとΔTlの値を平均しその平均が大きいスピーカユニット2ほど左にあると決定する。また位置算出部58は時間差ΔTr,ΔTlまたはそれらの平均から各スピーカユニット2が中央からどれくらい離れているかを算出してもよい。位置算出部58は単に時間差ΔTr,ΔTlまたはそれらの平均が正であるか負であるかに基づいてスピーカユニット2の位置が左であるか右であるか特定してもよい。
なお、マイク22a,22bの代わりに、マイク22cとマイク22aまたは22bとについて、ステップS101〜S109の処理を行うことにより、スピーカユニット2の高さ方向の位置を検出してもよい。この場合は、スピーカ位置検出部51は、フロントユニット1の1つのスピーカ21について求められる時間差のみから上下方向の位置を特定してもよい。
スピーカユニット2の位置が特定されると、ステップS110の処理が実行される。ステップS110では、音声パラメータ設定部52は、スピーカユニット2の特定された位置に基づいて、スピーカユニット2のそれぞれに音声のチャネルを割り当てる。また音声信号出力部53は、各スピーカユニット2に、割り当てられた音声のチャネル等に応じた音声信号を出力する。ここで、音声パラメータ設定部52は、チャネルだけでなく各スピーカユニット2に向けて出力される音声信号の遅延の量や周波数特性などのパラメータを決定してもよい。
これまでに説明した処理により、ユーザは、スピーカユニット2が出力する音声信号のチャネルなどのパラメータを設定する手間が軽減される。特に、ユーザはマイクをリスニングポジションに設置する必要がないだけでなく、ユーザはスピーカユニット2とチャネルとを手動で関連づけする必要もない。
スピーカユニット2の位置を検出する手法は、上記と異なっていてもよい。図11は、スピーカユニット2とフロントユニット1との関係の他の一例を説明する図である。図12は、スピーカ位置検出部51の処理の他の一例を示すフロー図である。図11、図12の例では、スピーカユニット2a,2bに含まれるスピーカ21から出力される検査音をフロントユニット1に含まれるマイク22が検出することで、スピーカユニット2の位置が検出される。図12は、図7のステップS101〜S109の処理の代わりに行われる処理を示している。
図11、図12の例では、図7、図8の例との違いは以下のとおりである。はじめに、スピーカユニット2のスピーカ21が検査音を出力し、フロントユニット1の複数のマイク22が検査音を受ける。また、スピーカユニット2の向きによる検査音の検出タイミングの違いが生じにくいため、スピーカ位置検出部51は、1つのスピーカ21からの出力でスピーカユニット2の位置情報を算出している。
より具体的には、フロントユニット1のスピーカ位置検出部51は、以下の処理を行う。はじめに、スピーカ位置検出部51は通信可能なスピーカユニット2を認識する(ステップS151)。そして、検査音出力指示部56は、スピーカユニット2に検査音の出力を指示する信号を送信し、スピーカユニット2に含まれるスピーカ21に検査音を出力させる(ステップS152)。また、検査音検出結果取得部57は、検査音の出力からフロントユニット1のマイク22e,22fの検出までの所要時間Δt1L,Δt1Rを取得する(ステップS153)。そして、位置算出部58は、その所要時間Δt1L,Δt1Rに基づいて、スピーカユニット2の位置を示す位置情報を算出する。
図11からわかるように、マイク22eとマイク22fとの距離Dmはあらかじめわかっているので、所要時間Δt1L,Δt1Rに音速をかけて求められる距離D5,D6により、スピーカユニット2のスピーカ21と、フロントユニット1のマイク22e,22fとを頂点とする三角形の形状が実質的に一意に定まる。たとえば位置算出部58は余弦定理とDm,D5,D6とに基づいてマイク22eを基準としたスピーカユニット2aの角度θ1、マイク22fを基準としたスピーカユニット2aの角度θ2を求める。これにより、フロントユニット1を基準としたスピーカユニット2aの方向が求められる。さらに、位置算出部58は、角度θ1および距離D5、または、角度θ2および距離D6を用いた三角関数の計算をすることで、スピーカユニット2aの座標を求めてもよい。なお、この演算は他のスピーカユニット2について取得された情報に対しても行われる。
図12の例において、検査音検出結果取得部57は、マイク22eが検査音を受けた時間t2Lとマイク22fが検査音を受けた時間t2Rとの差ΔTを取得してもよい。この場合、位置算出部58は、ΔTの符号や大きさにより、フロントユニット1のマイク22の並ぶ方向についての方向を算出する。
なお、三角形の三辺の長さを用いた方向の算出の代わりに、公知のマイクロフォンアレイ技術を用いてもよい。マイクロフォンアレイは多数のマイク22を含み、公知の演算により検査音の来た方向が算出される。スピーカ位置検出部51は、この演算を行い検査音の方向を算出する。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、第1の実施形態と異なり、フロントユニット1に配置される複数のスピーカ21とスピーカユニット2に配置される1つのマイク22を用いてフロントユニット1とスピーカユニット2との相対的な位置情報が算出される。以下では主に第1の実施形態との相違点について説明する。スピーカユニット2には1つのマイクのみが配置されてもよい。第2の実施形態にかかるサラウンドシステムのハードウェア構成や機能構成の他の説明については説明を省略する。
図13は、第2の実施形態にかかるスピーカユニット2とフロントユニット1との関係の一例を説明する図である。図13の例では、フロントユニット1に含まれるスピーカ21のそれぞれから出力される検査音をスピーカユニット2に含まれる少なくとも1つのマイク22が検出することで、スピーカユニット2の位置が検出される。図11に示される構成に対して、検査音の出力側と入力側が反転している。
図14は、第2の実施形態にかかるフロントユニット1の処理の一例を示すフロー図である。図14は、第1の実施形態の図7に対応する図である。図14に示される処理の一部または全部は、スマートフォンなどの他の機器により実行されてもよい。なお、ステップS302〜S309の処理は、スピーカユニット2ごとに行われる。なお、フロントユニット1およびスピーカユニット2の時刻は公知の手法で同期されているものとする。
はじめに、スピーカ位置検出部51は、通信部13を介して接続されるスピーカユニット2を認識する(ステップS301)。スピーカ位置検出部51は、有線接続されるスピーカユニット2も認識してよい。
次に、検査音出力指示部56は、スピーカユニット2に対して、スピーカユニット2のマイク22を稼働させる(ステップS302)。より具体的には、各スピーカユニット2に検査音の送出開始の通知を送信する。各スピーカユニット2の動作は、1つのマイク22を対象とする点を除いて第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
マイク22が稼働すると、検査音出力指示部56は、フロントユニット1の左スピーカ21aから検査音を出力させる(ステップS303)。すると、スピーカユニット2は、マイク22に入力された検査音を検出し、その検査音に関する情報を送信する。検査音に関する情報は、例えば検査音を受けた時間t2Lや、マイク22の音声データである。
そして、スピーカ位置検出部51の検査音検出結果取得部57は、検査音に関する情報を受信し、検査音の出力からマイク22が検査音を受けた時間t2Lまでの所要時間Δt2Lを取得する(ステップS304)。より具体的には、検査音検出結果取得部57は、検査音を受けた時間t2Lからフロントユニット1の左スピーカ21aが検査音を出力した時間t0Lを引くことで所要時間Δt2Lを算出してよい。
図15は、スピーカ21からの検査音の出力時間t0L,t0Rとマイク22による検査音の検出時間t2L,t2Rとを説明する図である。図15では、フロントユニット1の左スピーカ21aから、時間t0Lに検査音が出力され、時間t2Lにスピーカユニット2のマイク22が検査音を検出する。また、時間t1Rに右スピーカ21bから検査音が出力され、時間t2Rにスピーカユニット2のマイク22が検査音を検出する。所要時間Δt2Rは、(t2R−t0R)であってよい。
また、検査音検出結果取得部57は、所要時間Δt2Lに基づいて左スピーカ21aとスピーカユニット2との距離Daを算出する(ステップS305)。検査音検出結果取得部57は、所要時間Δt2Lに音速をかけることにより距離Daを算出する。
距離Daが算出されると、スピーカ位置検出部51は、フロントユニット1の右スピーカ21bについても距離Dbを求めるためにステップS306〜S308の処理を行う。ステップS306〜S308の処理とステップS303〜S305の処理との違いは、検査音を出力するスピーカ21がフロントユニット1の右スピーカ21bである点である。
検査音出力指示部56は、フロントユニット1の右スピーカ21bから検査音を出力させる(ステップS306)。そして、検査音検出結果取得部57は、検出応答部71から検査音に関する情報を受信し、検査音の出力からマイク22が検査音を受けた時間t2Rまでの所要時間Δt2Rを取得する(ステップS307)。検査音検出結果取得部57は、所要時間Δt2Rに基づいて右スピーカ21bとスピーカユニット2との距離Dbを算出する(ステップS308)。
次に、スピーカ位置検出部51の位置算出部58は、算出された距離Da,Dbと、右スピーカ21bと左スピーカ21aとの距離Doとに基づいてスピーカユニット2の位置を特定する(ステップS309)。
図15からわかるように、距離Da,Db,Doにより、フロントユニット1の2つのスピーカ21と、1つのスピーカユニット2aとを頂点とする三角形が実質的に一意に定まる。たとえば位置算出部58は余弦定理と距離Da,Db,Doとに基づいて左スピーカ21aおよび右スピーカ21bを基準としたスピーカユニット2aの角度θ3,θ4を求める。これにより、フロントユニット1を基準としたスピーカユニット2aの方向が求められる。さらに、位置算出部58は、角度θ3および距離Daまたは、角度θ4および距離Dbを用いた三角関数の計算をすることで、スピーカユニット2aの座標を求めてもよい。なお、この演算は他のスピーカユニット2について取得された情報に対しても行われる。
このように、複数のスピーカ21と1つのマイク22との組み合わせであっても、ユーザの手間を軽減することができる。
[付記]以上に説明した実施形態についての記載から把握されるように、本明細書では以下に記載の発明を含む多様な技術的思想が開示されている。
本発明にかかるスピーカ位置検出システムは、少なくとも1つのスピーカを有する第1のスピーカユニットと、スピーカと複数のマイクとを有する第2のスピーカユニットと、前記第1のスピーカユニットと第2のスピーカユニットとの相対的な位置情報を算出する検出手段とを含む。前記検出手段は、前記第1のスピーカユニットに含まれるスピーカに検査音を出力させ、前記複数のマイクのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する。
上記発明の一形態では、前記検出手段は、前記複数のマイクのそれぞれが前記出力された音を検出する時間の差に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出してよい。
上記発明の一形態では、前記検出手段は、前記第1のスピーカユニットに含まれるスピーカに検査音を出力させ、前記複数のマイクのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットの相対的な位置情報を算出してもよい。
また、本発明にかかるスピーカ位置検出方法は、少なくとも1つのスピーカを有する第1のスピーカユニットに含まれるスピーカに検査音を出力させるステップと、スピーカを有する第2のスピーカユニットに含まれる複数のマイクのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出するステップと、を含む。
また、本発明にかかるスピーカ位置検出装置は、少なくとも1つのスピーカを有する第1のスピーカユニットに含まれるスピーカに検査音を出力させる手段と、スピーカを有する第2のスピーカユニットに含まれる複数のマイクのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する手段と、を含む。
また、本発明にかかるプログラムは、少なくとも1つのスピーカを有する第1のスピーカユニットに含まれるスピーカに検査音を出力させる手段、および、スピーカを有する第2のスピーカユニットに含まれる複数のマイクのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する手段、としてコンピュータを機能させる。また、本発明にかかる情報記憶媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体である。
また、本発明にかかる他のスピーカ位置検出システムは、複数のスピーカを有する第1のスピーカユニットと、スピーカとマイクとを有する第2のスピーカユニットと、前記第1のスピーカユニットと第2のスピーカユニットとのうち一方の位置を示す位置情報を算出する検出手段とを含む。前記検出手段は、前記第1のスピーカユニットに含まれる複数のスピーカのうち少なくとも2つに検査音を出力させ、前記マイクのそれぞれが検出する、前記少なくとも2つのスピーカのそれぞれから出力された検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する。
上記発明の一形態では、前記検出手段は、前記第1のスピーカユニットに含まれる複数のスピーカのうち少なくとも2つに検査音を出力させ、前記マイクのそれぞれが検出する、前記少なくとも2つのスピーカのそれぞれから出力された検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットの相対的な位置情報を算出してもよい。
また、本発明にかかる他のスピーカ位置検出方法は、第1のスピーカユニットに含まれる複数のスピーカのうち少なくとも2つに検査音を出力させるステップと、第2のスピーカユニットに含まれるマイクが前記少なくとも2つのスピーカのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出するステップと、を含む。
また、本発明にかかる他のスピーカ位置検出装置は、第1のスピーカユニットに含まれる複数のスピーカのうち少なくとも2つに検査音を出力させる手段と、第2のスピーカユニットに含まれるマイクが前記少なくとも2つのスピーカのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する手段と、を含む。
また、本発明にかかる他のプログラムは、第1のスピーカユニットに含まれる複数のスピーカのうち少なくとも2つに検査音を出力させる手段、および、第2のスピーカユニットに含まれるマイクが前記少なくとも2つのスピーカのそれぞれが検出する前記検査音に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する手段、としてコンピュータを機能させる。また、本発明にかかる他の情報記憶媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体である。
上記発明の一形態では、スピーカ位置検出システムは、前記算出された位置情報に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち少なくとも一方に出力される音声信号のパラメータを決定するパラメータ決定手段をさらに含んでもよい。
上記発明の一形態では、前記パラメータ決定手段は、前記算出された位置情報に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち少なくとも一方に割り当てられる音声信号のチャネルを決定してもよい。
1 フロントユニット、2,2a,2b スピーカユニット、4 テレビ、11 プロセッサ、12 記憶部、13 通信部、14 出力部、15 入力部、21 スピーカ、21a 左スピーカ、21b 右スピーカ、22,22a,22b,22c,22e,22f マイク、23 音源、51 スピーカ位置検出部、52 音声パラメータ設定部、53 音声信号出力部、56 検査音出力指示部、57 検査音検出結果取得部、58 位置算出部、71 検出応答部、D1,D2,D3,D4,D5,D6,Da,Db,Dm,Do 距離、t0,t0R,t0L,t1R,t1L,t2R,t2L 時間、Δt1R,Δt1L,Δt2R,Δt2L 所要時間。

Claims (5)

  1. 少なくとも1つのスピーカを有する第1のスピーカユニットと、
    スピーカと複数のマイクとを有する第2のスピーカユニットと、
    前記第1のスピーカユニットと第2のスピーカユニットとの相対的な位置情報を算出する検出手段とを含み、
    前記検出手段は、
    前記第1のスピーカユニットに含まれるスピーカに検査音を出力させ、
    前記検査音が出力されてから前記複数のマイクが当該検査音を検出するまでの所要時間のそれぞれに基づいて、前記複数のマイクのそれぞれが前記出力された検査音を検出する時間の差を正規化し、
    前記正規化された時間の差に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する、
    スピーカ位置検出システム。
  2. 請求項1に記載のスピーカ位置検出システムにおいて、
    前記算出された位置情報に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち少なくとも一方に出力される音声信号のパラメータを決定するパラメータ決定手段をさらに含む、
    スピーカ位置検出システム。
  3. 請求項に記載のスピーカ位置検出システムにおいて、
    前記パラメータ決定手段は、前記算出された位置情報に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち少なくとも一方に割り当てられる音声信号のチャネルを決定する、
    スピーカ位置検出システム。
  4. 少なくとも1つのスピーカを有する第1のスピーカユニットに含まれるスピーカに検査音を出力させるステップと、
    前記検査音が出力されてからスピーカを有する第2のスピーカユニットに含まれる複数のマイクのそれぞれが当該検査音を検出するまでの所要時間に基づいて、前記複数のマイクのそれぞれが前記出力された検査音を検出する時間の差を正規化するステップと、
    前記正規化された時間の差に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出するステップと、
    を含むスピーカ位置検出方法。
  5. 少なくとも1つのスピーカを有する第1のスピーカユニットに含まれるスピーカに検査音を出力させる手段と、
    前記検査音が出力されてからスピーカを有する第2のスピーカユニットに含まれる複数のマイクのそれぞれが当該検査音を検出するまでの所要時間に基づいて、前記複数のマイクのそれぞれが前記出力された検査音を検出する時間の差を正規化するステップと、
    前記正規化された時間の差に基づいて、前記第1のスピーカユニットおよび第2のスピーカユニットのうち一方の位置を示す位置情報を算出する手段と、
    を含むスピーカ位置検出装置。
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