JP6902366B2 - 一体的ガセットを有するハット型ドアフレーム - Google Patents

一体的ガセットを有するハット型ドアフレーム Download PDF

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Description

本教示は、航空機の分野、より具体的には、航空機用のドアフレームに関する。
航空機は、胴体と呼ばれる本体を含む。胴体は、一又は複数のドアフレームを含み、各ドアフレームは、ドアが開いているときに人及び貨物がそこを通過し得る、そのドアフレームに連結されたドアを有している。従来のドアフレームは、互いに連結された又は一体化された複数のパーツを含む。例えば、従来のドアフレームは、胴体に連結されたクリップを含む。インターコスタルが、クリップに連結される。インターコスタルは、内側フランジ、外側フランジ、ナットプレート、及びスティフナを含む。別のクリップは、インターコスタルをドア止め具に連結させる。これらの構成要素の各々が、コアフレームの重量、ひいては航空機の重量に加わり、飛行中に航空機により使用される燃料の量が増加し得る。必要とされるものは、構成要素がより少なく、より軽量な、又はそれらを組み合わせた、改良されたドアフレームである。
以下に、本教示の幾つかの態様の基本的な理解を提供するために、簡単な概要が提示される。本概要は、広範な概説もなく、本教示の主要な要素若しくは重要な要素を特定すること、又は本開示の範囲を正確に記述することを意図するものでもない。むしろ、本概要の主要な目的は、後に提示される詳細な説明の前置きとして、簡略化形式で一又は複数の概念を提示するためのものに過ぎない。
航空機用のドアフレームが開示される。ドアフレームは、第1の端及び第2の端を各々が有する第1及び第2のビームを含む。第2のビームは、第1のビームに実質的に平行である。第3のビームは、第1のビームの第1の端から第2のビームの第1の端まで延びる。第3のビームは、第1のビーム及び第2のビームに実質的に垂直である。第1のフランジは、第1のビームの第2の端から、第2のビームから遠ざかる方向に延びる。第1のフランジは、第1のビームに実質的に垂直である。
また、ドアフレームシステムが開示される。ドアフレームシステムは、第1の胴体フレーム、第2の胴体フレーム、及び第1のドアフレームを含む。第1のドアフレームは、前記第1及び第2の胴体フレームの間に位置付けられる。第1のドアフレームは、第1及び第2の胴体フレームに実質的に平行である。第1のドアフレームは、第1の端及び第2の端を各々が有する第1のビーム及び第2のビームを含む。第2のビームは、第1のビームに実質的に平行である。第3のビームは、第1のビームの第1の端から第2のビームの第1の端まで延びる。第3のビームは、第1のビーム及び第2のビームに実質的に垂直である。第1のフランジは、第1のビームの第2の端から、第2のビームから遠ざかる方向に延びる。第1のフランジは、第1のビームに実質的に垂直である。第2のフランジは、第2のビームの第2の端から延びる。第2のフランジは、第2のビームに実質的に垂直である。第1のシルは、第1及び第2の胴体フレーム並びに第1のドアフレームに実質的に垂直である。
別の例では、ドアフレームシステムは、第1の胴体フレーム、第2の胴体フレーム、第3の胴体フレーム及び第4の胴体フレームを含む。第1のドアフレームは、第1及び第2の胴体フレームの間に位置付けられる。第1のドアフレームは、第1及び第2の胴体フレームに実質的に平行である。第2のドアフレームは、第3及び第4の胴体フレームの間に位置付けられる。第2のドアフレームは、第3及び第4の胴体フレームに実質的に平行である。第1のドアフレーム及び第2のドアフレームは各々、第1のビーム、第2のビーム、第3のビーム、第1のフランジ、及び第2のフランジを含む。第1のビームは、第1の端及び第2の端を含む。第2のビームは、第1の端及び第2の端を含む。第2のビームは、第1のビームに実質的に平行である。第3のビームは、第1のビームの第1の端から第2のビームの第1の端まで延びる。第3のビームは、第1のビーム及び第2のビームに実質的に垂直である。第1のフランジは、第1のビームの第2の端から、第2のビームから遠ざかる方向に延びる。第1のフランジは、第1のビームに実質的に垂直である。第2のフランジは、第2のビームの第2の端から延びる。第2のフランジは、第2のビームに実質的に垂直である。ドアが、第1のドアフレーム及び第2のドアフレームに連結される。
上述の特徴、機能、及び利点は、様々な実施態様において単独で実現することが可能であり、また別の実施態様において組み合わせることも可能であるのだが、これらの更なる詳細は、以下の記載及び添付図面を参照して理解することができる。
この明細書に組み込まれ、かつ、この明細書の一部を構成する添付図面は、本教示を例示しており、説明部分と共に、本開示の原理を解説するために役立つ。
実施例による、2つのドアフレームを含む航空機のドアフレームシステムの透視図を示す。 実施例による、ドアフレームを含む航空機のドアフレームシステムの前面図を示す。 図2の線3−3を通る航空機のドアフレームシステムの断面図を示す。 ドアフレームの代替例の断面図を示す。 図2の線5−5を通る航空機のドアフレームシステムの断面図を示す。 実施例による、複数の内側ガセットを図解する図1から図3に示されたドアフレームの透視図を示す。 実施例による、図1の一部の拡大透視図を示す。 実施例による、図1の別の部分の拡大透視図を示す。
図面の幾つかの細部は、厳密な構造的な精度、細部、及び縮尺を維持するよりむしろ、本教示の理解を促すために簡略化されて図示されていることに留意されたい。
ここから、添付図面に示す本教示の実施例に詳しく言及することになる。可能な場合には、同一又は類似の部品について言及するのに、図面全体を通して同一の参照番号が使用されることになる。
図1及び図2は、実施例による、2つのドアフレーム200A、200Bを含む航空機のドアフレームシステム100の透視図及び前面図をそれぞれ示している。航空機は、飛行機、ヘリコプター、無人航空機(「UAV」)、又はそのようなものであり得る。ドアフレームシステム100は、複数のアーチ形の胴体フレーム(4つが110A−110Dで示されている)を含む。より具体的には、ドアフレームシステム100は、第1の外側胴体フレーム110A、第2の内側胴体フレーム110B、第3の内側胴体フレーム110C、及び第4の外側胴体フレーム110Dを含む。胴体フレーム110A−110Dは、航空機を通った中心縦軸102に関して軸方向に間隔を空けて配置されている。より詳しく説明すると、ドアフレーム200A、200B及びドア(図示されず)は、外側胴体フレーム110A、110Dの間に位置付けられる。
ドアフレームシステム100はまた、第1の上方シル120及び第2の下方シル130を含む。上方シル120及び下方シル130は、航空機を通った中心縦軸102に平行であり、かつ胴体フレーム110A−110Dに垂直である。図示されたように、外側胴体フレーム110A、110Dは、上方シル120及び下方シル130に形成された開口を通って延び得る。外側胴体フレーム110A、110Dは、上方シル120と下方シル130との間を延び得る。内側胴体フレーム110B、110Cは、上方シル120及び下方シル130に近接して終端し得る。したがって、内側胴体フレーム110B、110Cは、上方シル120及び下方シル130に連結され得るが、ドアが配置され得る間隙を画定するために、それらの間を延びることはない。図示されていないが、別の実施例では、外側胴体フレーム110A、110Dは、上方シル120及び下方シル130に連結され得るが、間隙を画定するために、それらの間を延びることはない。
ドアフレームシステム100はまた、第3の上方補助シル122、及び第4の下方補助シル132を含む。上方補助シル122及び下方補助シル132は、航空機を通る中心縦軸102に平行かつ胴体フレーム110A−110Dに垂直である。上方補助シル122は、上方シル120の上に位置付けられ、下方補助シル132は、下方シル130の下に位置付けられ、よって上方シル120及び下方シル130は、上方補助シル122と下方補助シル132との間に位置付けられる。
上方補助シル122Aの第1の部分は、第1の外側胴体フレーム110A及び第2の内側胴体フレーム110Bに連結され、かつそれらの間を延び、上方補助シル122Bの第2の部分は、第3の内側胴体フレーム110C及び第4の外側胴体フレーム110Dに連結され、かつそれらの間を延びる。2つの内側胴体フレーム110B、110Cの間の上方補助シル122には、間隙が存在し得る。同様に、下方補助シル132Aの第1の部分は、第1の外側胴体フレーム110A及び第2の内側胴体フレーム110Bに連結され、かつそれらの間を延び、下方補助シル132Bの第2の部分は、第3の内側胴体フレーム110C及び第4の外側胴体フレーム110Dに連結され、かつそれらの間を延びる。2つの内側胴体フレーム110B、110Cの間の下方補助シル132には、間隙が存在し得る。
ドアフレームシステム100はまた、外側胴体フレーム110A、110Dの間に位置付けられた一又は複数のアーチ形ドアフレーム(2つが200A、200Bで示されている)を含む。ドアフレーム200A、200Bは、図1に示されるように、胴体フレーム110A−110Dと実質的に同一の曲率を有し得る。第1のドアフレーム200Aは、第1の外側胴体フレーム110Aと第2の内側胴体フレーム110Bとの間に位置付けられる。以下でより詳しく説明されるが、第1のドアフレーム200Aは、上方シル120及び下方シル130の開口に連結され、及び/又はそれらの開口を通って延び得る。加えて、第1のドアフレーム200Aはまた、上方補助シル122A及び下方補助シル132Aの第1の部分に連結され得る。第1のドアフレーム200Aの軸方向の長さは、上方補助シル122Aと下方補助シル132Aとの間を延びる。
第2のドアフレーム200Bは、第3の内側胴体フレーム110Cと第4の外側胴体フレーム110Dとの間に位置付けられる。第1及び第2のドアフレーム200A、200Bは、実質的に同一であり、互いに鏡像関係にある。このため、第2のドアフレーム200Bは、上方シル120及び下方シル130の開口に連結され、及び/又はそれらの開口を通って延び得る。加えて、第2のドアフレーム200Bはまた、上方補助シル122B及び下方補助シル132Bの第2の部分に連結され得る。第1のドアフレーム200Bの軸方向の長さは、上方補助シル122Bと下方補助シル132Bとの間を延びる。第1のドアフレーム200A及び第2のドアフレーム200Bは、それらの間の単一のドア(図1及び図2には示されず)に連結され、そのドアを支持する。
各ドアフレーム200A、200Bは、複数のドア止め具140(図1及び図2では+の記号によって示される)を含む。ドア止め具140は、ドアフレーム200A、200Bの長さに沿って間隔が空けられる。ドア止め具140は、上方シル120と下方シル130との間に位置付けられ得る。
図3は、図2の線3−3を通る航空機のドアフレームシステム100の断面図を示す。図3はまた、2層の胴体外板150及びドア160が、図1及び図2に示されていなくても、読者により良好な基準枠を提供するために、これらの構成要素を示している。
第1の外側胴体フレーム110Aは、共に連結されているか互いに一体化されている一又は複数のフレームセグメント(3つが112、114、116で示されている)を含み得る。本明細書で使用されるように、2以上の構成要素が、同一の材料片から形成される(例えば、機械加工される)ときに、互いに「一体化」される。第1のフレームセグメント112は、胴体外板152の内層に連結され得る。第2のフレームセグメント114は、第1のフレームセグメント112に連結され又は一体化され得、胴体外板152の内層から遠ざかるように延び得る。第3のフレームセグメント116は、第2のフレームセグメント114に連結又は一体化され得る。第1のフレームセグメント112、第2のフレームセグメント114、及び第3のフレームセグメント116は各々、実質的にL字型であり得る。
図3の断面図を見ると、第1のドアフレーム200Aは、互いに実質的に平行であり、かつ胴体外板150、152の層に実質的に垂直である第1及のビーム210及び第2のビーム220を含む。第1のビーム210及び第2のビーム220は各々、胴体外板150、152の層に関して外側/遠位にある第1の端212、222と、胴体外板150、152の層に関して内側/近位にある第2の端214、224とを含む。
第1のドアフレーム200Aはまた、第1のビーム210及び第2のビーム220に実質的に垂直かつ胴体外板150、152の層に実質的に平行である第3のビーム230を含む。第3のビーム230は、第1のビーム210及び第2のビーム220の第1の端212、222に近接して、第1のビーム210及び第2のビーム220に連結又は一体化される。したがって、第1のビーム210、第2のビーム220、及び第3のビーム230の断面は、実質的にC字型であり得る。空洞の内側空間240は、第1のドアフレーム200Aの第1のビーム210、第2のビーム220、第3のビーム230及び胴体外板152の内層によって画定される/境が接する。
第1のドアフレーム200Aはまた、第1のフランジ250及び第2のフランジ260を含み得る。第1のフランジ250及び第2のフランジ260は、第1のビーム210及び第2のビーム220に実質的に垂直であり、かつ第3のビーム230及び胴体外板150、152の層に実質的に平行である。第1のフランジ250及び第2のフランジ260は、例えば、一又は複数のボルト(図示されず)を使用して、胴体外板152の内層に連結され得る。
第1のフランジ250は、第1のビーム210の第2の端214に近接して第1のビーム210に結合又は一体化される。図示されるように、第1のフランジ250は、第1のビーム210から、第2のビーム220から遠ざかる(かつ第1の外側胴体フレーム110Aに向かった)方向に延び得る。他の例では、第1のフランジ250は、第1のビーム210から、第2のビーム220に向かった(かつ第1の外側胴体フレーム110Aから遠ざかる)方向に延び得る。第1のフランジ250は、ドア止め具140を安定させるように機能し得る。
第2のフランジ260は、第2のビーム220の第2の端224に近接して第2のビーム220に結合又は一体化される。図示したように、第2のフランジ260は、第2のビーム220から、第1のビーム210に向かった(かつドア160から遠ざかる)方向に延び得る。第2のフランジ260をこの方向に配向させることにより、第1のドアフレーム200Aとドア160との間の距離を短縮させ、第1のドアフレーム200Aにおけるねじり負荷を低減し、第1のドアフレーム200Aを軽量にすることが可能となり得る。別の例では、第2のフランジ260は、第1のビーム210から遠ざかる(ドア160に向かう)方向に延び得る。この例は、シルクハットに類似し得、図4に示されている。
少なくとも1つの実施例では、第1のビーム210、第2のビーム220、第3のビーム230、第1のフランジ250、及び第2のフランジ260を含む第1のドアフレーム200Aは、金属(例えば、アルミニウム)から作られた単一の一体的構成要素であり得る。本構成の第1のドアフレーム200Aは、従来の組み立て式フレーム−インターコスタル−フレームの配置よりも製造及び設置するのが容易で安価であり得る。
図5は、図2の線5−5を通る航空機のドアフレームシステム100の断面図を示す。図示されたように、第1のドア止め具140は、第1のドアフレーム200Aの第2のビーム220に連結又は一体化される。ドア止め具140は、第1のビーム210から更に遠ざかり、ドア160に更に隣接する第2のビーム220の側面に位置付けられる。したがって、ドア止め具140は、第2のビーム220から遠ざかり、ドア160に向かって延びる。一又は複数のボルト(1つが162で示される)は、ドア160をドア止め具140に連結させるために使用され得る。ドア160は、開閉されているときに、ドア止め具140周囲を回転し得る。
内側ガセット270は、ドア止め具140に軸方向に隣接したドアフレーム200Aの部分で、第1のドアフレーム200Aの内側空間240(図3を参照)に位置付けられ得る。内側ガセット270は、第1のビーム210、第2のビーム220、及び第3のビーム230に連結又は一体化される。内側ガセット270は、第1のビーム210、第2のビーム220、及び第3のビーム230と同一の材料から作られ得る。内側ガセット270は、ドアフレーム200Aに最大のねじり負荷が生じる場合、ドア止め具140に近接したドアフレーム200Aを強化するよう機能し得る。
図6は、実施例による、複数の内側ガセット270を図解する図1から図3に示された第1のドアフレーム200Aの透視図を示す。図1及び図2が船外図であるのに対して、図6は、内側ガセット270を示すために胴体外板150、152が省略された船内図である。図示されたように、内側ガセット270は、ドアフレーム200Aの長さに沿って、ドア止め具140と軸方向に位置合わせされ得る。したがって、内側ガセット270は、ドアフレーム200Aの長さに沿って軸方向に間隔を空けて配置されている(即ち、上方補助シル122A、Bと下方補助シル132A、Bとの間)。内側ガセット270は、約1mmから約10mmまで又は約2mmから約5mmまでの範囲の軸方向の厚さを有し得る。
図7は、実施例による、第1のドアフレーム200A、下方シル130、及び下方補助シル132Aを示す図1の一部の拡大透視図を示す。下方シル130は、第1のドアフレーム200Aの第1及び第2のビーム210、220の開口を通って延び得る。
下方シル130の下にはドア止め具140がない(かつ第1のフランジ250がドア止め具140を安定させるために使用される)ので、第1のドアフレーム200Aの第1のフランジ250は、下方シル130の下で省略又は除去され得る。図示されるように、幾つかの例では、第1のフランジ250に加え、第1のビーム210及び第3のビーム230の少なくとも幾つかがまた、下方シル130の下で省略又は除去され得る。その結果、第1のドアフレーム200Aは、下方シル130と下方補助シル132Aとの間に実質的にC字型の断面を有し得る。
一又は複数のノッチ262は、第2のフランジ260に形成され得る。より具体的には、ノッチ262は、下方シル130と下方補助シル132Aとの間の第2のフランジ260に形成され得る。ノッチ262は、第1のドアフレーム200Aの長さに沿って軸方向に間隔を空けて配置され得る。図示されていないが、ストリンガがノッチ262の中に位置付けられ得る及び/又はノッチ262を通って延び得る。ストリンガは、パネルに軸方向の剛性を提供し得る。第1のドアフレーム200Aの下端202Aは、下方補助シル132Aに連結され得るか、別の構造支持部材(例えば、フレーム)に接合され得る。
図8は、実施例による、第1のドアフレーム200A及び下方シル130を示す図1の別の部分の拡大透視図を示す。一又は複数のクリップ170は、第1のドアフレーム200Aを下方シル130に連結するために使用され得る。第1のドアフレーム200Aの上方シル120及び/又は上方補助シル122Aへの係合は、上記の第1のドアフレーム200Aの下方シル130及び/又は下方補助シル132Aへの係合と鏡像関係にあり得る。加えて、第2のドアフレーム200Bの下方シル130及び/又は下方補助シル122Bへの係合は、上記の第1のドアフレーム200Aの下方シル130及び/又は下方補助シル132Aへの係合と鏡像関係にあり得る。
広範な本教示を明記する数値的範囲及びパラメータが概算であるにもかかわらず、特定の例において明記された数値は、できるだけ正確に報告されている。しかしながら、任意の数値は、それぞれの試験的測定に見られる標準偏差から必然的に生じる若干の誤差を本質的に含んでいる。更に、本明細書で開示されたすべての範囲が、本明細書内に包含される任意のすべての部分範囲を含むと理解すべきである。例えば、「10未満」の範囲は、最小値0から最大値10の間の(それらを含む)任意のすべての部分範囲を含むことができ、要するに、任意のすべての部分範囲は、例えば、1から5などの、0以上の最小値及び10以下の最大値を有している。場合によっては、パラメータとして提示された数値は、負の値を取ることができる。この場合、「10未満」として記載されている範囲の例示的値は、例えば−1、−2、−3、−10、−20、−30などの負の値を想定することができる。
更に、本開示は、下記の条項による実施形態を含む。
条項1.
航空機用のドアフレームであって、
第1の端及び第2の端を含む第1のビームと、
第1の端及び第2の端を含む第2のビームであって、第1のビームに実質的に平行である第2のビームと、
第1のビームの第1の端から第2のビームの第1の端まで延びる第3のビームであって、第1のビーム及び第2のビームに実質的に垂直である第3のビームと、
第1のビームの第2の端から、第2のビームから遠ざかる方向に延びる第1のフランジであって、第1のビームに実質的に垂直である第1のフランジと
を備えるドアフレーム。
条項2.
第1のビーム、第2のビーム、及び第3のビームがアーチ形である、条項1に記載のドアフレーム。
条項3.
第1のビーム、第2のビーム、第3のビーム、及び第1のフランジが互いに一体的である、条項1に記載のドアフレーム。
条項4.
第2のビームの第2の端から延びる第2のフランジであって、第2のビームに実質的に垂直である第2のフランジを更に備える、条項1に記載のドアフレーム。
条項5.
第2のフランジが、第2のビームから、第1のビームから遠ざかる方向に延びる、条項4に記載のドアフレーム。
条項6.
第2のフランジが、第2のビームから、第1のビームに向かった方向に延びる、条項4に記載のドアフレーム。
条項7.
第1のフランジ及び第1のビームが、ドアフレームの軸方向の長さの一部に沿って除去される、条項6に記載のドアフレーム。
条項8.
第2のフランジが、ドアフレームの軸方向の長さに沿って軸方向に間隔を空けて配置された複数のノッチを画定する、条項6に記載のドアフレーム。
条項9.
第2のビームに連結されたドア止め具と、
第1のビーム、第2のビーム、及び第3のビームと一体的である内側ガセットであって、ドア止め具と実質的に軸方向に位置合わせされており、約1mmから約10mmまでの軸方向の厚さを有している内側ガセットと
を更に備える、条項1に記載のドアフレーム。
条項10.
第1の胴体フレームと、
第2の胴体フレームと、
第1と第2の胴体フレームの間に位置付けられた第1のドアフレームであって、
第1及び第2の胴体フレームに実質的に平行であり、第1の端及び第2の端を含む第1のビームと、
第1の端及び第2の端を含む第2のビームであって、第1のビームに実質的に平行である第2のビームと、
第1のビームの第1の端から第2のビームの第1の端まで延びる第3のビームであって、第1のビーム及び第2のビームに実質的に垂直である第3のビームと、
第1のビームの第2の端から、第2のビームから遠ざかる方向に延びる第1のフランジであって、第1のビームに実質的に垂直である第1のフランジと、
第2のビームの第2の端から延びる第2のフランジであって、第2のビームに実質的に垂直である第2のフランジと
を備える第1のドアフレームと、
第1及び第2の胴体フレーム並びに第1のドアフレームに実質的に垂直な第1のシルと
を備えるドアフレームシステム。
条項11.
第1のシルに実質的に平行である第2のシルを更に備え、第1の胴体フレーム及び第1のドアフレームが第1及び第2のシルの間を延び、第2の胴体フレームが第1及び第2のシルの間を延びていない、条項10に記載のドアフレームシステム。
条項12.
第1のシルに実質的に平行である第2のシルを更に備え、第1のドアフレームが第1及び第2のシルの間を延び、第1の胴体フレーム及び第2の胴体フレームが第1及び第2のシルの間を延びていない、条項10に記載のドアフレームシステム。
条項13.
胴体外板の層を更に備え、第1のフランジ及び第2のフランジが、胴体外板の層に実質的に平行でありかつ連結されている、条項10に記載のドアフレームシステム。
条項14.
第1の胴体フレームと第2の胴体フレームとの間に位置付けられた第1の補助シルを更に備え、第1のフランジの一部が、第1のシルと第1の補助シルとの間で除去される、条項10に記載のドアフレームシステム。
条項15.
第2のフランジが、第2のビームから、第1のビームに向かった方向に延びる、条項10に記載のドアフレームシステム。
条項16.
第2のビームに連結されたドア止め具を更に備える、条項15に記載のドアフレームシステム。
条項17.
第1のビーム、第2のビーム、及び第3のビームと一体的である内側ガセットであって、ドア止め具と実質的に軸方向に位置合わせされており、約1mmから約10mmまでの軸方向の厚さを有している内側ガセットを更に備える、条項16に記載のドアフレームシステム。
条項18.
第1のシルに実質的に平行である第2のシルと、
第3の胴体フレームであって、第2の胴体フレームが、軸方向に、第1の胴体フレームと第3の胴体フレームとの間にある、第3の胴体フレームと、
第4の胴体フレームであって、第3の胴体フレームが、軸方向に、第2の胴体フレームと第4の胴体フレームとの間にある、第4の胴体フレームと、
軸方向に第3及び第4の胴体フレームの間に位置付けられた第2のドアフレームであって、第4の胴体フレーム及び第2のドアフレームが、第1及び第2のシルの間を延び、第3の胴体フレームが、第1及び第2のシルの間を延びていない、第2のドアフレームと、
第1のドアフレーム、第2のドアフレーム、第1のシル、及び第2のシルの間に位置付けられたドアと
を更に備える、条項16に記載のドアフレームシステム。
条項19.
第1の胴体フレームと第2の胴体フレームとの間、かつ第3の胴体フレームと第4の胴体フレームとの間に位置付けられた第1の補助シルを更に備え、第2と第3の胴体フレームの間の第1の補助シルに間隙が存在する、条項18に記載のドアフレームシステム。
条項20.
第1の胴体フレームと、
第2の胴体フレームと、
第3の胴体フレームと、
第4の胴体フレームと、
第1と第2の胴体フレームの間に位置付けられた第1のドアフレームであって、第1及び第2の胴体フレームに実質的に平行である、第1のドアフレームと、
第3と第4の胴体フレームの間に位置付けられた第2のドアフレームであって、第3及び第4の胴体フレームに実質的に平行である第2のドアフレームであって、第1のドアフレーム及び第2のドアフレームが各々、
第1の端及び第2の端を含む第1のビームと、
第1の端及び第2の端を含む第2のビームであって、第1のビームに実質的に平行である第2のビームと、
第1のビームの第1の端から第2のビームの第1の端まで延びる第3のビームであって、第1のビーム及び第2のビームに実質的に垂直である第3のビームと、
第1のビームの第2の端から、第2のビームから遠ざかる方向に延びる第1のフランジであって、第1のビームに実質的に垂直である第1のフランジと、
第2のビームの第2の端から延びる第2のフランジであって、第2のビームに実質的に垂直である第2のフランジと、
を備える第2のドアフレームと、
第1のドアフレーム及び第2のドアフレームに連結されたドアと
を備えるドアフレームシステム。
本教示は一又は複数の実施態様に関して例示されてきたが、添付の特許請求の範囲の主旨及び範囲から逸脱することなく、示された例に対して変更及び/又は修正を行うことができる。構造的構成要素及び/又は処理段階を追加でき、既存の構造的構成要素及び/又は処理段階を除去又は修正できると認識されるだろう。また更に、「含んでいる(including)」「含む(includes)」「有している(having)」「有する(has)」「伴う(with)」又はそれらの変形の用語が詳細な説明及び特許請求の範囲のどちらにも使用される限りにおいては、そのような用語は、「備えている(comprising)」という用語と同様に包含されることを意図している。「〜のうちの少なくとも1つ」という用語は、列挙された項目のうちの一又は複数を選択できることを意味するために使用される。更に、考察及び特許請求の範囲で、他方における一方など2つの材料に対して使用された「における、上に(on)」という用語は、材料間の少なくともいくらかの接触を意味するのに対し、「上方に(over)」は、複数の材料が接近しているが、接触は可能だが必須ではない一又は複数の追加的な介在する材料を伴う可能性がある。「における、上に(on)」と「上方に(over)」のどちらも、本明細書で使用されるように何れの方向性も示さない。「約」という用語は、列挙された値が、本教示に対してプロセス又は構造の不適合を生じさせない限り、いくらか変更され得ることを示す。最後に、「例示的」は、記述が、理想的であることを示唆するというよりむしろ、例として使用されていることを示している。本開示は、網羅的ではないにせよ特定の実施態様を提供しており、本教示の他の実施態様は、本明細書の開示の仕様及び実施を考慮することにより、当業者に明らかになろう。仕様及び実施例は単なる例示的なものであって、本教示の真の範囲及び主旨は以下の特許請求の範囲に示されるものとする。

Claims (12)

  1. 航空機用のドアフレーム(200A、200B)であって、
    第1の端(212)及び第2の端(214)を含む第1のビーム(210)と、
    第1の端(222)及び第2の端(224)を含、前記第1のビームに実質的に平行である第2のビーム(220)と、
    前記第1のビームの前記第1の端から前記第2のビームの前記第1の端まで延び、前記第1のビーム及び前記第2のビームに実質的に垂直である第3のビーム(230)と、
    前記第1のビームの前記第2の端から、前記第2のビームから遠ざかる方向に延び、前記第1のビームに実質的に垂直である第1のフランジ(250)と、
    前記第2のビーム(220)の前記第2の端(224)から延びて、前記第2のビームに実質的に垂直である第2のフランジ(260)であって、前記第2のビームから、前記第1のビーム(210)から遠ざかるか前記第1のビーム(210)に向かうかのどちらかの方向に延びる第2のフランジ(260)と
    を備え
    前記第1のフランジ(250)及び前記第1のビーム(210)が、前記ドアフレームの軸方向の長さの一部に沿って連続的に除去され、前記第2のフランジ(260)が、前記ドアフレームの軸方向の長さに沿って軸方向に間隔を空けて配置された複数のノッチ(262)を画定する、ドアフレーム(200A、200B)。
  2. 前記第1のビーム(210)、前記第2のビーム(220)、及び前記第3のビーム(230)がアーチ形である、請求項1に記載のドアフレーム(200A、200B)。
  3. 前記第1のビーム(210)、前記第2のビーム(220)、前記第3のビーム(230)、及び前記第1のフランジ(250)が互いに一体的である、請求項1又は2に記載のドアフレーム(200A、200B)。
  4. 前記第2のビーム(220)に連結されたドア止め具(140)と、
    前記第1のビーム(210)、前記第2のビーム(220)、及び前記第3のビーム(230)と一体的である内側ガセット(270)であって、前記ドア止め具と実質的に軸方向に位置合わせされており、約1mmから約10mmまでの軸方向の厚さを有している内側ガセットと
    を更に備える、請求項1からの何れか一項に記載のドアフレーム(200A、200B)。
  5. ドアフレームシステム(100)であって、
    第1の胴体フレーム(110A)と、
    第2の胴体フレーム(110B)と、
    前記第1と第2の胴体フレームの間に位置付けられた第1のドアフレーム(200A)であって、前記第1及び第2の胴体フレームに実質的に平行であり、
    第1の端(212)及び第2の端(214)を含む第1のビーム(210)と、
    第1の端(222)及び第2の端(224)を含、前記第1のビームに実質的に平行である第2のビーム(220)と、
    前記第1のビームの前記第1の端から前記第2のビームの前記第1の端まで延び、前記第1のビーム及び前記第2のビームに実質的に垂直である第3のビーム(230)と、
    前記第1のビームの前記第2の端から、前記第2のビームから遠ざかる方向に延び、前記第1のビームに実質的に垂直である第1のフランジ(250)と、
    前記第2のビームの前記第2の端から延び、前記第2のビームに実質的に垂直である第2のフランジ(260)と
    を備える第1のドアフレーム(200A)と、
    前記第1及び第2の胴体フレーム並びに前記第1のドアフレームに実質的に垂直である第1のシル(120)と
    前記第1の胴体フレーム(110A)と前記第2の胴体フレーム(110B)との間に位置付けられた第1の補助シル(122A)と
    を備え
    前記第1のフランジ(250)及び前記第1のビーム(210)が、前記第1のシル(120)と前記第1の補助シル(122A)との間で連続的に除去され、前記第2のフランジ(260)が、前記第1のドアフレーム(200A)の軸方向の長さに沿って軸方向に間隔を空けて配置された複数のノッチ(262)を画定する、ドアフレームシステム(100)。
  6. 前記第1のシル(120)に実質的に平行である第2のシル(130)を更に備え、前記第1の胴体フレーム(110A)及び前記第1のドアフレーム(200A)が前記第1及び第2のシルの間を延び、前記第2の胴体フレーム(110B)が前記第1及び第2のシルの間を延びていない、請求項に記載のドアフレームシステム(100)。
  7. 前記第1のシル(120)に実質的に平行である第2のシル(130)を更に備え、前記第1のドアフレーム(200A)が前記第1及び第2のシルの間を延び、前記第1の胴体フレーム(110A)及び前記第2の胴体フレーム(110B)が前記第1及び第2のシルの間を延びていない、請求項に記載のドアフレームシステム(100)。
  8. 胴体外板(152)の層を更に備え、前記第1のフランジ(250)及び前記第2のフランジ(260)が、前記胴体外板の層に実質的に平行でありかつ連結されている、請求項からの何れか一項に記載のドアフレームシステム(100)。
  9. 前記第2のビーム(220)に連結されたドア止め具(140)を更に備え、前記第2のフランジ(260)が、前記第2のビームから、前記第1のビーム(210)に向かった方向に延びる、請求項からの何れか一項に記載のドアフレームシステム(100)。
  10. 前記第1のビーム(210)、前記第2のビーム(220)、及び前記第3のビーム(230)と一体的である内側ガセット(270)であって、前記ドア止め具(140)と実質的に軸方向に位置合わせされており、約1mmから約10mmまでの軸方向の厚さを有している内側ガセット(270)を更に備える、請求項に記載のドアフレームシステム。
  11. 前記第1のシル(120)に実質的に平行である第2のシル(130)と、
    第3の胴体フレーム(110C)であって、前記第2の胴体フレーム(110B)が、軸方向に、前記第1の胴体フレーム(110A)と前記第3の胴体フレームとの間にある、第3の胴体フレーム(110C)と、
    第4の胴体フレーム(110D)であって、前記第3の胴体フレームが、軸方向に、前記第2の胴体フレームと前記第4の胴体フレームとの間にある、第4の胴体フレーム(110D)と、
    軸方向に前記第3及び第4の胴体フレームの間に位置付けられた第2のドアフレーム(200B)であって、前記第4の胴体フレーム及び前記第2のドアフレームが、前記第1及び第2のシルの間を延び、前記第3の胴体フレームが、前記第1及び第2のシルの間を延びていない、第2のドアフレーム(200B)と、
    前記第1のドアフレーム(200A)、前記第2のドアフレーム、前記第1のシル、及び前記第2のシルの間に位置付けられたドア(160)と
    を更に備える、請求項に記載のドアフレームシステム(100)。
  12. 前記第1の胴体フレーム(110A)と前記第2の胴体フレーム(110B)との間、かつ前記第3の胴体フレーム(110C)と前記第4の胴体フレーム(110D)との間に位置付けられた第1の補助シル(122、132)を更に備え、前記第2と第3の胴体フレームの間の前記第1の補助シルに間隙が存在する、請求項11に記載のドアフレームシステム(100)。
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