JP6901742B1 - クイズ生成装置、クイズ生成方法、及びプログラム - Google Patents

クイズ生成装置、クイズ生成方法、及びプログラム Download PDF

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【課題】クイズを自動生成することができるクイズ生成装置を提供する。【解決手段】クイズ生成装置1は、グループとそのグループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、対象物の属性値を示す複数の対象物情報、及び、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報とが記憶される記憶部11と、グループ情報及び対象物情報を用いて、基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、その選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及びクイズの正解を生成するクイズ生成部12と、クイズ生成部12によって生成されたクイズ及び正解を出力する出力部13とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、クイズを生成するクイズ生成装置等に関する。
従来、クイズを出題することによって、クイズの対象について勉強することができるシステム等が知られている。例えば、食材に含まれる糖質の量について、クイズで学ぶことができるサイトも知られている(例えば、非特許文献1参照)。
「このなかで一番多い糖質クイズ[全8問]おまけ付き」、2017年2月14日、(URL:https://toidas.net/entry/3291)
そのようなクイズにおいて、クイズの数が少ない場合には、解答者が答えを簡単に記憶できるため、リピートニーズが高まらないという問題がある。一方、十分な量のクイズを用意できる場合には、解答者が答えを覚えることもできず、学習の効果が高まることになる。そのため、クイズの量を増やすことが求められている。なお、クイズの量を人手で増やすことは、作業者の労力が過大になるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、クイズを自動的に生成することができるクイズ生成装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様によるクイズ生成装置は、グループとグループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、対象物の属性値を示す複数の対象物情報、及び、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報とが記憶される記憶部と、グループ情報及び対象物情報を用いて、基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及びクイズの正解を生成するクイズ生成部と、クイズ生成部によって生成されたクイズ及び正解を出力する出力部と、を備えたものである。
このような構成により、基準クイズ情報等を用いることによって、クイズを自動的に生成することができる。したがって、人手でクイズを生成する必要がなくなるというメリットがある。また、基準クイズ情報を設定することができるため、生成対象のクイズがどのようなものになるのかをコントロールすることができ、例えば、学習効果が高まるようなクイズを自動生成することができるようになる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成装置では、記憶部では、複数のグループを示す基準クイズ情報が記憶されており、クイズ生成部は、複数のグループを示す基準クイズ情報に応じて、複数のグループにそれぞれ属する複数の対象物に関するクイズを生成してもよい。
このような構成により、基準クイズ情報によって示される複数のグループからそれぞれ選択された対象物に関するクイズが生成される。例えば、葉菜類、根菜類、茎菜類等を示す基準クイズ情報に応じて、それらのグループから選択された各野菜に関するクイズが生成されることになる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成装置では、記憶部では、1個のグループを示す基準クイズ情報が記憶されており、クイズ生成部は、1個のグループを示す基準クイズ情報に応じて、1個のグループに属する複数の対象物に関するクイズを生成してもよい。
このような構成により、基準クイズ情報によって示される1個のグループから選択された複数の対象物に関するクイズが生成される。例えば、ブドウを示す基準クイズ情報に応じて、各種のブドウに関するクイズが生成されることになる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成装置では、出力部は、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が閾値より小さくなるクイズは出力しなくてもよい。
このような構成により、例えば、正解の対象物に対応する属性値と、それ以外の対象物の属性値とが閾値より小さい選択問題のクイズは、とても細かい差を問うクイズであって適切なクイズではないと考えられるところ、そのようなクイズが出力されないようにすることができる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成装置では、クイズの難易度を受け付ける難易度受付部をさらに備え、クイズ生成部は、難易度受付部によって受け付けられた難易度に応じたクイズを生成してもよい。
このような構成により、所望の難易度に応じたクイズを出力することができるようになる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成装置では、クイズ生成部は、生成したクイズの難易度を算出し、出力部は、難易度をも出力してもよい。
このような構成により、クイズと正解と難易度とを出力することができるため、例えば、その難易度を用いて、所望の難易度に応じたクイズをユーザに出題することができるようになる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成装置では、クイズの対象となる複数の対象物の属性値において、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が小さいほど、難易度は高くなってもよい。
このような構成により、例えば、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値の最小値に応じた難易度の問題を生成することができる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成装置では、クイズの対象となる複数の対象物に関する知名度のうち、最も低い知名度が低いほど、難易度は高くなってもよい。
このような構成により、例えば、複数の対象物に関する知名度のうち、最も低い知名度に応じた難易度の問題を生成することができる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成装置では、基準クイズ情報は、属性値の大小関係に関する問題形式を含んでおり、クイズ生成部は、基準クイズ情報に含まれる問題形式に応じたクイズを生成すると共に、問題形式と異なる問題形式に応じたクイズをも生成してもよい。
このような構成により、基準クイズ情報とは別の問題形式のクイズも生成することができ、より多様なクイズの生成が可能となる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成装置では、問題形式は、並べ替え問題、選択問題、正誤問題から選ばれるいずれかであってもよい。
このような構成により、例えば、基準クイズ情報に含まれる問題形式が並べ替え問題である場合に、選択問題のクイズを生成することができる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成装置では、基準クイズ情報は、クイズにおける対象物の個数を含んでおり、クイズ生成部は、基準クイズ情報に含まれる対象物の個数に応じたクイズを生成すると共に、基準クイズ情報に含まれる対象物の個数と異なる対象物の個数に応じたクイズをも生成してもよい。
このような構成により、例えば、対象物の個数を基準クイズ情報に含まれる個数と異なるようにしたクイズを生成することができる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成装置では、食材である対象物に関する対象物情報は、食材に関する季節をも含んでおり、クイズ生成部は、特定の季節を含む対象物情報を用いてクイズを生成してもよい。
このような構成により、季節に応じた食材のクイズを生成することができるようになり、例えば、季節感のあるクイズを出題することができるようになる。
また、本発明の一態様によるクイズ生成方法は、グループとグループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、及び対象物の属性値を示す複数の対象物情報を用いて、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及びクイズの正解を生成するステップと、クイズ及び正解を生成するステップにおいて生成されたクイズ及び正解を出力するステップと、を備えたものである。
本発明の一態様によるクイズ生成装置等によれば、クイズを自動的に生成することができ、人手でクイズを生成する必要がなくなる。
本発明の実施の形態によるクイズ生成装置の構成を示すブロック図 同実施の形態によるクイズ生成装置の動作を示すフローチャート 同実施の形態におけるクループ情報及び対象物情報の一例を示す図 同実施の形態におけるグループ情報及び対象物情報の他の一例を示す図 同実施の形態によるクイズ生成装置の構成の他の一例を示すブロック図 同実施の形態におけるコンピュータシステムの外観一例を示す模式図 同実施の形態におけるコンピュータシステムの構成の一例を示す図
以下、本発明によるクイズ生成装置について、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素及びステップは同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。本実施の形態によるクイズ生成装置は、基準クイズ情報によって1以上のグループが示されており、その1以上のグループに含まれる複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズを自動生成するものである。
図1は、本実施の形態によるクイズ生成装置1の構成を示すブロック図である。本実施の形態によるクイズ生成装置1は、記憶部11と、クイズ生成部12と、出力部13とを備える。
記憶部11では、1以上のグループ情報と、複数の対象物情報と、1以上の基準クイズ情報とが記憶される。なお、記憶部11に各情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して各情報が記憶部11で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された各情報が記憶部11で記憶されるようになってもよく、または、入力デバイスを介して入力された各情報が記憶部11で記憶されるようになってもよい。また、記憶部11は、不揮発性の記録媒体によって実現されることが好適であるが、揮発性の記録媒体によって実現されてもよい。記録媒体は、例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなどであってもよい。また、グループ情報、対象物情報、基準クイズ情報のうち、少なくとも一部の情報は、別々の記録媒体で記憶されてもよい。この場合には、複数の記録媒体の集合が記憶部11であると考えてもよい。
グループ情報は、グループと、そのグループに属する対象物との関係を示す情報である。このグループ情報によって、グループにどの対象物が含まれるのかが示されることになる。グループ情報は、例えば、グループを識別するグループ識別子と、そのグループに含まれる対象物を識別する対象物識別子とを対応付ける情報であってもよい。本実施の形態では、この場合について主に説明する。グループ識別子は、例えば、グループの名称であってもよく、グループを識別するための記号や番号等であってもよい。対象物識別子も同様である。
グループや対象物は特に限定されるものではないが、次のような例を挙げることができる。対象物が食材である場合には、グループは、例えば、調味料、パン、麺類、大豆製品、乳製品、野菜、果物、葉菜類、根菜類、肉類、穀物、ブドウ、リンゴ、モモ等の食材の集合であってもよい。調味料であるグループに含まれる対象物は、例えば、しょうゆ、みそ、みりん、ソース、マヨネーズ、マスタード等であってもよい。ブドウであるグループに含まれる対象物は、例えば、各種のブドウの品種であってもよい。対象物が飲料である場合には、グループは、例えば、ミネラルウォータ、ワイン、ビール、清酒、炭酸飲料、乳飲料、コーヒー飲料、茶系飲料、果汁等の飲料の集合であってもよい。ミネラルウォータであるグループに含まれる対象物は、例えば、各メーカから販売されているミネラルウォータ(例えば、ブランド名が対象物識別子であってもよい。)であってもよい。対象物が自動車である場合には、グループは、例えば、軽自動車、コンパクトカー、セダン、ミニバン、ワゴン、SUV(Sport Utility Vehicle)、スポーツカー等の自動車の集合であってもよい。軽自動車であるグループに含まれる対象物は、例えば、各メーカから販売されている軽自動車であってもよい。対象物が腕時計である場合には、グループは、例えば、自動巻き腕時計、手巻き腕時計、クオーツ腕時計、ダイバーズウォッチ、ミリタリーウォッチ、パイロットウォッチ、デジタルウォッチ等の腕時計の集合であってもよい。自動巻き腕時計であるグループに含まれる対象物は、例えば、各メーカから販売されている自動巻き腕時計であってもよい。なお、対象物は、食材、自動車、腕時計以外のもの、例えば、動物、魚、植物、万年筆などの文房具、城郭などの種々の対象物であってもよい。
対象物情報は、対象物の属性値を示す情報である。対象物情報は、例えば、対象物を識別する対象物識別子と、その対象物の属性値とを対応付ける情報であってもよい。本実施の形態では、この場合について主に説明する。対象物情報には、例えば、1個の属性値が含まれていてもよく、または、2個以上の属性値が含まれていてもよい。属性値は、通常、数値によって示される情報である。対象物が食材や飲料である場合には、属性値は、例えば、エネルギー、糖質、タンパク質、炭水化物、脂質、食塩相当量等の値であってもよい。それらの属性値は、例えば、単位重量当たりの値や、単位個数当たりの値などのように、単位量当たりの値であってもよい。対象物が自動車である場合には、属性値は、例えば、最高速度、燃費、車両重量、最小回転半径、乗車定員、総排気量、時速0〜100kmまでの到達時間等であってもよい。対象物が腕時計である場合には、属性値は、例えば、時価、販売時価格、重量、耐水圧、針の本数等であってもよい。
基準クイズ情報は、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す情報である。基準クイズ情報は、クイズを生成する際の基準として用いられる情報である。より具体的には、後述するように、基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する対象物に関するクイズが、その基準クイズ情報に応じて生成されることになる。したがって、この基準クイズ情報によって、どのグループに属する対象物に関するクイズを生成するかを設定することができる。
基準クイズ情報は、例えば、複数のグループを示す情報であってもよく、1個のグループを示す情報であってもよい。前者の場合には、記憶部11において、2以上のグループ情報が記憶されていることが好適である。基準クイズ情報では、グループ識別子によって、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループが示されてもよい。すなわち、基準クイズ情報に含まれるグループ識別子で識別されるグループに属する対象物に関するクイズが、基準クイズ情報に応じて生成されてもよい。
基準クイズ情報は、例えば、属性値の大小関係に関する問題形式を含んでいてもよい。問題形式は、例えば、並べ替え問題、選択問題、正誤問題から選ばれるいずれかであってもよい。並べ替え問題は、対象物を並べ替える問題である。例えば、並べ替え問題は、対象物を属性値の大きい順、小さい順などに並べ替える問題であってもよい。また、選択問題は、複数の対象物の選択肢から、1個または2個以上の対象物を選択する問題である。例えば、選択問題は、複数の対象物の選択肢から、属性値が最大である対象物または最小である対象物を選択する問題であってもよい。正誤問題は、複数の対象物の属性値に関する命題が正しいかどうかを問う問題である。例えば、正誤問題は、複数の対象物のうち、属性値が最大である対象物を特定した命題が正しいかどうかを問う問題であってもよい。なお、基準クイズ情報において結果的に問題形式がわかるのであれば、問題形式が基準クイズ情報に含まれる形式は問わない。例えば、基準クイズ情報が「根菜類、葉菜類、根菜類、果物から、糖質の最も多いものを選択してください」というものであり、選択を行う旨の指示が含まれることによって、問題形式「選択問題」が特定できてもよい。
基準クイズ情報は、例えば、クイズにおける対象物の個数を含んでいてもよい。対象物の個数とは、例えば、クイズが選択問題である場合には選択肢の個数となり、クイズが並べ替え問題である場合には並べ替え対象の個数となる。なお、基準クイズ情報において結果的に対象物の個数がわかるのであれば、対象物の個数が基準クイズ情報に含まれる形式は問わない。例えば、対象物の個数「5個」が基準クイズ情報に含まれてもよく、基準クイズ情報が「根菜類、葉菜類、根菜類、果物から、糖質の最も多いものを選択してください」というものであり、4つのグループ「根菜類」「葉菜類」「根菜類」「果物」が含まれることによって、対象物の個数「4個」が特定できてもよい。
対象物情報に複数の属性値が含まれる場合には、基準クイズ情報は、クイズの対象となる属性値を特定する情報を含んでいてもよい。例えば、食材である対象物の対象物情報に、属性値である糖質、エネルギーが含まれる場合には、基準クイズ情報によって、例えば、クイズの対象となる属性値の種類「糖質」が特定されてもよい。
基準クイズ情報は特に限定されるものではないが、例えば、次に挙げるものであってもよい。
例1「根菜類、葉菜類、茎菜類、果物から、糖質の最も多いものを選択してください」
例2「グループ:根菜類、葉菜類、茎菜類、果物;問題形式:選択問題」
例3「グループ:根菜類、葉菜類、茎菜類、果物;問題形式:最大値の選択問題」
例4「グループ:根菜類、葉菜類、茎菜類、果物;属性値:糖質;問題形式:最大値の選択問題」
例5「グループ:根菜類、葉菜類、茎菜類、果物;問題形式:選択問題;対象物の個数:6個」
例6「グループ:根菜類;問題形式:並べ替え問題;対象物の個数:3個」
例7「グループ:根菜類、葉菜類、茎菜類、果物;問題形式:正誤問題」
クイズ生成部12は、グループ情報及び対象物情報を用いて、基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、その選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及びそのクイズの正解を生成する。なお、クイズ、及び正解は、厳密には情報であり、クイズ情報、及び正解情報と記載すべきであるが、説明の便宜上、クイズ、及び正解と呼ぶことにする。他の情報についても同様であるとする。
クイズ生成部12は、例えば、記憶部11で記憶されている複数のグループを示す基準クイズ情報(例えば、例1〜例5、例7の基準クイズ情報)に応じて、複数のグループにそれぞれ属する複数の対象物に関するクイズを生成してもよい。また、クイズ生成部12は、例えば、記憶部11で記憶されている1個のグループを示す基準クイズ情報(例えば、例6の基準クイズ情報)に応じて、1個のグループに属する複数の対象物に関するクイズを生成してもよい。
基準クイズ情報によって、対象物の個数が示されている場合には、クイズ生成部12は、その基準クイズ情報によって示される個数だけ、対象物を選択してもよい。基準クイズ情報によって、対象物の個数が示されていない場合には、クイズ生成部12は、例えば、あらかじめ決められた個数(例えば、1種類の個数であってもよく、2種類以上の個数であってもよい)だけ、対象物を選択してもよい。対象物の選択は、例えば、ランダムな選択であってもよく、または、属性値を考慮した選択であってもよい。本実施の形態では、主に前者の場合について説明し、後者の場合については後述する。属性値を考慮しない場合には、クイズ生成部12は、グループ情報と基準クイズ情報とに基づいて、クイズを生成してもよい。基準クイズ情報によって、問題形式が示されている場合には、クイズ生成部12は、基準クイズ情報によって示される問題形式のクイズを生成してもよい。基準クイズ情報によって問題形式が示されていない場合には、クイズ生成部12は、あらかじめ決められた問題形式(例えば、1種類の問題形式であってもよく、2種類以上の問題形式であってもよい)のクイズを生成してもよい。
クイズ生成部12は、例えば、属性値が最大である対象物を選択する選択問題のクイズを生成する場合には、対象物情報を用いて、選択した複数の対象物にそれぞれ対応する複数の属性値を特定し、特定した複数の属性値のうち、最大の属性値に対応する対象物を正解にしてもよい。また、クイズ生成部12は、例えば、属性値の多い順(大きい順)に対象物を並べ替える並べ替え問題のクイズを生成する場合には、選択した複数の対象物にそれぞれ対応する複数の属性値を降順に並べ、その属性値の並びにそれぞれ対応する対象物の並びを正解にしてもよい。このように、クイズ生成部12は、生成したクイズと、対象物情報とを用いてクイズの正解を生成してもよい。クイズは、例えば、「キャベツ、大根、アスパラガス、シメジ、リンゴから、糖質の最も多いものを選択してください」というテキスト情報であり、そのクイズに応じた正解は、「リンゴ」であってもよい。
出力部13は、クイズ生成部12によって生成されたクイズ及び正解を出力する。この場合に、両者の対応関係が分かるように出力されることが好適である。例えば、出力部13は、クイズと正解との組を出力してもよい。また、出力部13によるクイズの出力は、クイズの解答者へのクイズの提示であってもよい。この場合には、出力部13は、例えば、解答者にクイズを提示すると共に、そのクイズの正解を記録媒体等で一時的に記憶してもよい。そして、解答者からの解答が受け付けられた後に、一時的に記憶している正解を用いて解答の正誤を判断し、その判断結果を解答者に提示してもよい。
ここで、この出力は、例えば、表示デバイス(例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなど)への表示でもよく、所定の機器への通信回線を介した送信でもよく、プリンタによる印刷でもよく、スピーカによる音声出力でもよく、記録媒体への蓄積でもよく、他の構成要素への引き渡しでもよい。なお、出力部13は、出力を行うデバイス(例えば、表示デバイスや通信デバイスなど)を含んでもよく、または含まなくてもよい。また、出力部13は、ハードウェアによって実現されてもよく、または、それらのデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
なお、クイズ生成部12は、例えば、1個の基準クイズ情報から、クイズと正解との2以上の組を生成してもよい。より多くのクイズと正解との組を生成する観点からは、クイズ生成部12は、1個の基準クイズ情報からクイズと正解との2以上の組を生成することが好適であり、クイズと正解との多数の組を生成することがより好適である。このように、1個の基準クイズ情報から2以上のクイズが生成される場合には、各クイズが異なる内容になることが好適である。そのため、例えば、1個の基準クイズ情報からクイズと正解との2以上の組が生成された場合には、重複しないクイズと正解との組のみが出力部13によって出力されるようにしてもよい。例えば、クイズ生成部12は、生成したクイズが過去のクイズと重複しているかどうかを判断し、重複している場合には、クイズ等が出力されないようにしてもよい。
次に、クイズ生成装置1の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)クイズ生成部12は、記憶部11から、基準クイズ情報を読み出す。
(ステップS102)クイズ生成部12は、記憶部11で記憶されているグループ情報、及び対象物情報を用いて、ステップS101で読み出した基準クイズ情報に応じたクイズ、及びそのクイズに対応する正解を生成する。
(ステップS103)クイズ生成部12は、ステップS102で生成したクイズが妥当であるかどうか判断する。例えば、ステップS102で生成したクイズが、過去に生成したクイズと同じであれば、妥当ではないと判断されてもよい。そして、妥当である場合には、ステップS104に進み、そうでない場合には、ステップS105に進む。
(ステップS104)出力部13は、ステップS102で生成されたクイズ及び正解を出力する。
(ステップS105)クイズ生成部12は、クイズの生成を繰り返すかどうか判断する。そして、繰り返す場合には、ステップS102に戻り、そうでない場合には、クイズを生成する一連の処理は終了となる。クイズ生成部12は、例えば、あらかじめ決められた量のクイズ及び正解を生成した場合に、繰り返さないと判断し、それまでは繰り返すと判断してもよい。
なお、記憶部11において複数の基準クイズ情報が記憶されており、各基準クイズ情報に対応するクイズが生成される場合には、その基準クイズ情報ごとに、ステップS101〜S105の処理が繰り返されてもよい。
次に、本実施の形態によるクイズ生成装置1の動作について、具体例を用いて説明する。
この具体例では、記憶部11において、図3で示されるグループ情報及び対象物情報が記憶されているものとする。なお、図3では、グループ情報及び対象物情報が一体となっている場合について示している。図3において、グループ識別子と対象物識別子との対応関係を示す情報がグループ情報であり、対象物識別子と属性値である糖質(100g当たりの値(g))との対応関係を示す情報が対象物情報である。この具体例において、例えば、グループ識別子「葉菜類」で識別されるグループを「葉菜類」と呼ぶことにする。また、対象物識別子「キャベツ」で識別される対象物を「キャベツ」と呼ぶことにする。他のグループや対象物についても同様であるとする。図3で示されるグループ情報では、グループ「葉菜類」に、対象物「キャベツ」「ハクサイ」「レタス」「ニラ」などが含まれることが示されている。また、図3で示される対象物情報では、対象物「キャベツ」の属性値である糖質が100g当たり「3.4」gであることが示されている。
まず、上記例1の基準クイズ情報に応じたクイズ等の生成について説明する。この場合には、クイズ生成部12は、まず、その例1の基準クイズ情報を記憶部11から読み出すと共に、その基準クイズ情報に含まれるグループごとに、それぞれ対象物を選択し、その選択した対象物に応じたクイズに対する正解を生成する(ステップS101、S102)。例えば、クイズ生成部12は、図3のグループ情報を参照し、根菜類からダイコンを選択し、葉菜類からキャベツを選択し、茎菜類からアスパラガスを選択し、果物からリンゴを選択することによって、クイズ「ダイコン、キャベツ、アスパラガス、リンゴから、糖質の最も多いものを選択してください」を生成する。また、クイズ生成部12は、図3の対象物情報を参照し、それらの対象物のうち、最も糖質の多い対象物である「リンゴ」を正解とする。このようにして、クイズ及び正解の組が生成される。この場合には、過去に生成されたクイズ等が存在しないため、クイズ生成部12は、それらが妥当であると判断し、出力部13は、そのクイズと正解との組を出力する(ステップS103、S104)。
その後、クイズの生成を繰り返すと判断したとすると、クイズ生成部12は、同様にしてクイズ及びクイズの正解を生成する(ステップS105、S102)。例えば、クイズ「ニンジン、ハクサイ、フキ、サクランボから、糖質の最も多いものを選択してください」、及び正解「サクランボ」が生成されてもよい。この場合には、クイズ生成部12は、生成した最新のクイズと、過去に生成したクイズとが同じかどうかを判断し、同じでないため、生成した最新のクイズが妥当であると判断してもよい(ステップS103)。そして、そのクイズと正解との組が出力部13によって出力される(ステップS104)。なお、クイズの同一性については、例えば、複数のクイズのテキストが一致するかどうかによって判断してもよく、クイズに含まれる対象物の集合が同じであるかどうかによって判断してもよい。このようにして、クイズの生成が繰り返されることになる。
次に、上記例2の基準クイズ情報に応じたクイズ等の生成について簡単に説明する。この場合には、クイズ生成部12は、根菜類、葉菜類、茎菜類、果物からそれぞれ対象物を選択する。例えば、ダイコン、キャベツ、アスパラガス、リンゴが選択されてもよい。また、例2では属性値が特定されていないが、図3の対象物情報に含まれる属性値は糖質のみであるため、クイズ生成部12は、それらの対象物の糖質に関するクイズを生成する。また、例2では、問題形式が選択問題であることが示されているため、クイズ生成部12は、ダイコン、キャベツ、アスパラガス、リンゴの糖質に関する選択問題、例えば、クイズ「ダイコン、キャベツ、アスパラガス、リンゴから、糖質が最大のものを選択してください」と、そのクイズに対応する正解「リンゴ」とを生成してもよい。例3、例4の基準クイズ情報についても、同様にしてクイズ等が生成されることになる。
次に、上記例5の基準クイズ情報に応じたクイズ等の生成について簡単に説明する。この場合には、対象物の個数が「6個」と指定されており、基準クイズ情報によって示されるグループが4個であるため、クイズ生成部12は、4個のグループのうち、ランダムに選択した2個のグループについて、2個の対象物の選択を行う。具体的には、対象物として、ダイコン、キャベツ、アスパラガス、リンゴ、ハクサイ、フキが選択されたとする。すると、クイズ生成部12は、クイズ「ダイコン、キャベツ、アスパラガス、リンゴ、ハクサイ、フキから、糖質が最大のものを選択してください」と、それに対応する正解「リンゴ」とを生成する。
次に、上記例6の基準クイズ情報に応じたクイズ等の生成について簡単に説明する。この場合には、1個のグループ「根菜類」のみが指定されており、また、対象物の個数は「3個」であり、問題形式が「並べ替え問題」であるため、クイズ生成部12は、3個の対象物として、例えば、ダイコン、ニンジン、レンコンを選択し、それらを並べ替える旨のクイズを生成する。具体的には、クイズ「ダイコン、ニンジン、レンコンを、糖質の多い順に並べ替えてください」と、それに応じた正解「レンコン、ニンジン、ダイコン」が生成されてもよい。
次に、上記例7の基準クイズ情報に応じたクイズ等の生成について簡単に説明する。この場合には、クイズ生成部12は、根菜類、葉菜類、茎菜類、果物からそれぞれ対象物を選択する。例えば、ダイコン、キャベツ、アスパラガス、リンゴが選択されてもよい。また、例7では、問題形式が正誤問題であることが示されているため、クイズ生成部12は、ダイコン、キャベツ、アスパラガス、リンゴからランダムに選択した対象物の糖質が最も多いかどうかを問う正誤問題、例えば、「ダイコン、キャベツ、アスパラガス、リンゴのうち、糖質の最も多いものはアスパラガスである」と、そのクイズに対応する正解「×」とを生成してもよい。このように、正誤問題を生成する際には、クイズ生成部12は、選択問題(上記の例では、クイズ「ダイコン、キャベツ、アスパラガス、リンゴから、糖質が最大のものを選択してください」)において、ランダムに選択した選択肢(上記の例ではアスパラガス)が、正解かどうかを問う正誤問題のクイズを生成してもよい。
以上のように、本実施の形態によるクイズ生成装置1によれば、基準クイズ情報からクイズ及び正解を自動的に生成することができる。また、1個の基準クイズ情報から複数のクイズを生成することもできるため、より多くのクイズを自動的に生成することもできる。したがって、人手によってクイズを生成する場合と比較して、作業者の負担を軽減することができる。また、より多くの異なるクイズを提供できるため、クイズによる学習効果を高めることもできる。また、ランダムにクイズを生成するのではなく、基準クイズ情報に基づいてクイズを生成するため、目的に応じたクイズの生成を行うこともできる。例えば、果物には糖質が多いことを学習することを目的とする場合には、果物を含む食材の糖質に関するクイズが生成されるように基準クイズ情報を設定することによって、目的を達成することができる。
次に、本実施の形態によるクイズ生成装置1の変形例について説明する。
[問題形式の異なるクイズの生成]
本実施の形態では、基準クイズ情報において問題形式が示されている場合には、その問題形式に応じたクイズを生成する場合について説明したが、クイズ生成部12は、それ以外の問題形式のクイズをも生成してもよい。すなわち、クイズ生成部12は、基準クイズ情報に含まれる問題形式に応じたクイズを生成すると共に、その問題形式と異なる問題形式に応じたクイズをも生成してもよい。
例えば、上記例2の基準クイズ情報に応じて、クイズ生成部12は、選択問題のクイズを生成すると共に、並べ替え問題や正誤問題のクイズを生成してもよい。並べ替え問題のクイズを生成する際には、クイズ生成部12は、例2において問題形式が並べ替え問題に変更された基準クイズ情報「グループ:根菜類、葉菜類、茎菜類、果物;問題形式:並べ替え問題」に応じたクイズを生成すればよいことになり、その詳細な説明を省略する。また、選択する対象物の個数が異なるクイズは、異なる問題形式のクイズであると考えてもよい。そのため、クイズ生成部12は、1個の対象物を選択する選択問題の基準クイズ情報に応じて、異なる問題形式のクイズ、例えば、2個の対象物を選択する選択問題のクイズを生成してもよい。また、最大値の対象物を選択するクイズと、最小値の対象物を選択するクイズとは、異なる問題形式のクイズであると考えてもよい。そのため、クイズ生成部12は、属性値が最大である対象物を選択する選択問題の基準クイズ情報に応じて、異なる問題形式のクイズ、例えば、属性値が最小である対象物を選択する選択問題のクイズを生成してもよい。このように、問題形式の異なるクイズをも生成することにより、基準クイズ情報から、より多様なクイズを生成することができるようになる。
[対象物の個数の異なるクイズの生成]
本実施の形態では、基準クイズ情報において、クイズの対象となる対象物の個数が示されている場合には、その対象物の個数に応じたクイズを生成する場合について説明したが、クイズ生成部12は、それ以外の対象物の個数のクイズをも生成してもよい。すなわち、クイズ生成部12は、基準クイズ情報に含まれる対象物の個数に応じたクイズを生成すると共に、基準クイズ情報に含まれる対象物の個数と異なる対象物の個数に応じたクイズをも生成してもよい。
例えば、上記例5の基準クイズ情報に応じて、クイズ生成部12は、対象物の個数が6個であるクイズを生成すると共に、対象物の個数が5個や7個のクイズを生成してもよい。対象物の個数の異なるクイズを生成する際には、クイズ生成部12は、例5において対象物の個数が変更された基準クイズ情報「グループ:根菜類、葉菜類、茎菜類、果物;問題形式:選択問題;対象物の個数:5個」に応じたクイズを生成すればよいことになり、その詳細な説明を省略する。このように、対象物の個数の異なるクイズをも生成することにより、基準クイズ情報から、より多様なクイズを生成することができるようになる。なお、基準クイズ情報によって示されるグループの個数より、対象物の個数の方が多い場合には、1個のグループにおいて2以上の対象物が選択されることによって、クイズが生成されてもよい。また、基準クイズ情報によって示されるグループの個数の方が、対象物の個数より多い場合には、複数のグループから、対象物の個数に応じた個数のグループが選択され、その選択された各グループからそれぞれ1個の対象物が選択されてもよい。
[季節に応じた食材に関するクイズの生成]
対象物が食材である場合に、クイズ生成部12は、季節に応じた食材のクイズを生成してもよい。この場合には、食材である対象物に関する対象物情報が、食材に関する季節をも含んでいてもよい。その季節は、1年における時期を示すものであり、例えば、「春」「夏」「秋」「冬」等であってもよく、「1月」「2月」等であってもよい。また、食材に関する季節とは、例えば、食材の旬の季節であってもよい。そして、クイズ生成部12は、特定の季節を含む対象物情報を用いてクイズを生成してもよい。特定の季節とは、例えば、現時点の季節であってもよく、クイズ生成装置1において指定した季節であってもよい。
例えば、6月から8月までが夏に設定されており、7月にクイズを生成する場合には、クイズ生成部12は、現時点が7月であることを図示しないカレンダー部から取得し、月と季節との対応関係を示す情報を用いて、7月に応じた季節が夏であることを特定し、季節「夏」を含む対象物情報のみを用いてクイズを生成してもよい。このようにすることで、季節感のあるクイズを生成することができ、クイズによる学習効率をより高めることができると共に、学習した結果を、実際の食材選びにおいて活用することが容易になる。なお、クイズ生成部12は、例えば、春のクイズ、夏のクイズなどの季節に応じたクイズを順次、生成してもよい。そして、出力部13は、季節に対応付けて、生成されたクイズを出力してもよい。このようにすることで、例えば、7月に、夏に対応するクイズを解答者に提示することができるようになる。
図4は、季節を含む対象物情報の一例を示す図である。図4では、例えば、キャベツについて季節「春」「冬」が設定されている。図4で示されるグループ情報及び対象物情報を用いて、上記例1の基準クイズ情報に応じた春に対応するクイズを生成する場合には、クイズ生成部12は、例えば、クイズ「ダイコン、キャベツ、アスパラガス、サクランボから、糖質の最も多いものを選択してください」、及び正解「サクランボ」を生成してもよい。
[属性値の近いクイズの出力]
出力部13は、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が閾値より小さくなるクイズは出力しなくてもよい。なお、クイズが出力されないとは、クイズは生成されるが出力されないことであってもよく、クイズが生成も出力もされないことであってもよい。クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が閾値より小さくなるクイズとは、クイズに正解するために、そのクイズの対象となる複数の対象物の属性値において、閾値より小さい差の属性値の大小関係を知っていなければならないクイズである。そのようなクイズは、不必要に難しくなっているクイズであると考えることができ、そのクイズによって学習する必要はないと考えられるため、出力しないことが好適である。閾値は、正の実数であり、上記の趣旨に応じて適宜、小さい値に設定されてもよい。例えば、糖質の大小関係を問うクイズの場合には、閾値は、0.5〜2(100g中の糖質の重量(g))程度に設定されてもよい。
なお、問題形式が選択問題である場合には、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が閾値より小さくなるクイズとは、複数の対象物の属性値のうち、正解である対象物の属性値(例えば、最大値の選択問題である場合には、最大値)と、その属性値に最も近い他の属性値(例えば、最大値の選択問題である場合には、2番目に大きい値)との差の絶対値が閾値より小さくなるクイズであってもよい。
また、問題形式が並べ替え問題である場合には、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が閾値より小さくなるクイズとは、複数の対象物に関する属性値の差の絶対値の最小値が閾値より小さくなるクイズであってもよい。また、問題形式が正誤問題である場合には、例えば、選択問題と同様に判断されてもよい。
クイズの対象となる対象物A〜Eの属性値が次のようになっており、閾値が2に設定されている場合について、具体的に説明する。
対象物Aの属性値:1.5
対象物Bの属性値:8
対象物Cの属性値:1.3
対象物Dの属性値:2.1
対象物Eの属性値:1.8
問題形式が、最大値の選択問題である場合には、対象物Bの属性値と、対象物A,C,D,Eの属性値とを比較することによって、正解することができる。したがって、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値は、対象物Bの属性値と、対象物Dの属性値との差の絶対値である5.9になる。そして、5.9は2より大きいため、この場合には、対象物A〜Eに関する選択問題は出力されることになる。
一方、問題形式が、並べ替え問題である場合には、対象物A〜Eから任意に選択された2個の対象物の属性値を比較することによって、正解することができる。したがって、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値は、対象物Aの属性値と、対象物Cの属性値との差の絶対値である0.2になる。そして、0.2は2より小さいため、この場合には、対象物A〜Eに関する並べ替え問題は出力されないことになる。
このようにして、不必要に難しすぎるクイズは出力されないことになり、必要以上に難しすぎるクイズが出題されることによって解答者の学習意欲がなくなることを防止することができるようになる。
[難易度の算出]
クイズ生成部12は、生成したクイズの難易度を算出してもよい。そして、出力部13は、その難易度をも出力してもよい。出力部13が難易度を出力する場合には、クイズと難易度との対応関係が分かるように出力することが好適である。例えば、出力部13は、クイズと、正解と、難易度との組を出力してもよい。このように、難易度も出力されることによって、クイズを解答者に出題する際に、所望の難易度に応じたクイズを出題することができるようになる。例えば、初心者には難易度の低いクイズを提示し、熟練者には難易度の高いクイズを提示することができるようになる。
難易度は、例えば、クイズの対象となる複数の対象物の属性値において、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が小さいほど、高くなってもよい。比較が必要となる2個の属性値が近くなるほど、正解することが難しくなると考えられるからである。なお、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値については、上記したとおりであり、その説明を省略する。
また、難易度は、例えば、クイズの対象となる複数の対象物に関する知名度のうち、最も低い知名度が低いほど、高くなってもよい。知名度の低い対象物については解答者が知らない可能性が高くなるため、クイズの難易度が高くなると考えられるからである。対象物の知名度は、例えば、次のようにして取得されてもよい。例えば、インターネットの検索エンジンを用いて対象物の名称を検索した際のヒット件数が多いほど、知名度が高いとしてもよい。また、例えば、対象物ごとの販売個数や売上額を示す情報に基づいて、販売個数や売上額が多い対象物ほど、知名度が高いとしてもよい。また、例えば、知名度を示すデータベースを用いて知名度を取得してもよい。
また、難易度は、例えば、クイズに含まれる対象物の個数に応じたものであってもよい。この場合には、クイズに含まれる対象物の個数が多いほど、難易度は高くなってもよい。選択肢の個数や、並べ替え対象の個数が多くなるほど、通常、正解することが難しくなると考えられるからである。また、例えば、並べ替え問題の方が、選択問題より難易度が高いとしてもよい。
また、難易度は、例えば、上記複数の要素に応じて算出されてもよい。例えば、難易度は、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値の最小値と、クイズの対象となる複数の対象物に関する最低の知名度の値と、クイズに含まれる対象物の個数と、問題形式が並べ替え問題であるのか、選択問題であるのかを示す値とのうち、任意の2以上の値を引数とする関数の値であってもよい。その関数は、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値の最小値については減少関数となっており、知名度については減少関数となっており、対象物の個数については増加関数となっていてもよい。また、問題形式が並べ替え問題である方が、問題形式が選択問題であるよりも大きい値となる関数であってもよい。
[難易度に応じたクイズの生成]
クイズ生成部12は、難易度に応じたクイズを生成してもよい。この場合には、例えば、図5で示されるように、クイズ生成装置1は、クイズの難易度を受け付ける難易度受付部14をさらに備えており、クイズ生成部12は、その受け付けられた難易度に応じたクイズを生成してもよい。この場合に、クイズ生成部12は、例えば、受け付けられた難易度のクイズのみを生成してもよく、または、ランダムにクイズを生成し、そのクイズに応じた難易度を算出し、算出した難易度が受け付けられた難易度と一致するクイズのみを残して、それ以外を破棄してもよい。なお、受けけられた難易度のクイズのみを生成する場合には、クイズ生成部12は、基準クイズ情報によって指定された1以上のグループにおいて、例えば、対象物情報を用いて、難易度に応じた複数の属性値となるように複数の対象物を選択してもよい。また、難易度が一致するとは、例えば、難易度が厳密に一致することであってもよく、難易度が所定の誤差の範囲内で一致することであってもよい。このようにすることで、例えば、解答者の所望の難易度に応じたクイズを生成することができるようになる。
なお、難易度受付部14は、例えば、入力デバイス(例えば、キーボードやマウス、タッチパネルなど)から入力された情報を受け付けてもよく、有線または無線の通信回線を介して送信された情報を受信してもよい。また、難易度受付部14は、受け付けを行うためのデバイス(例えば、入力デバイスや通信デバイスなど)を含んでもよく、または含まなくてもよい。また、難易度受付部14は、ハードウェアによって実現されてもよく、または所定のデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
また、上記実施の形態では、クイズ生成装置1がスタンドアロンである場合について説明したが、クイズ生成装置1は、スタンドアロンの装置であってもよく、サーバ・クライアントシステムにおけるサーバ装置であってもよい。後者の場合には、出力部や受付部は、通信回線を介して入力を受け付けたり、情報を出力したりしてもよい。
また、上記実施の形態において、各処理または各機能は、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることによって実現されてもよく、または、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素間で行われる情報の受け渡しは、例えば、その情報の受け渡しを行う2個の構成要素が物理的に異なるものである場合には、一方の構成要素による情報の出力と、他方の構成要素による情報の受け付けとによって行われてもよく、または、その情報の受け渡しを行う2個の構成要素が物理的に同じものである場合には、一方の構成要素に対応する処理のフェーズから、他方の構成要素に対応する処理のフェーズに移ることによって行われてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素が実行する処理に関係する情報、例えば、各構成要素が受け付けたり、取得したり、選択したり、生成したり、送信したり、受信したりした情報や、各構成要素が処理で用いる閾値や数式、アドレス等の情報等は、上記説明で明記していなくても、図示しない記録媒体において、一時的に、または長期にわたって保持されていてもよい。また、その図示しない記録媒体への情報の蓄積を、各構成要素、または、図示しない蓄積部が行ってもよい。また、その図示しない記録媒体からの情報の読み出しを、各構成要素、または、図示しない読み出し部が行ってもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素等で用いられる情報、例えば、各構成要素が処理で用いる閾値やアドレス、各種の設定値等の情報がユーザによって変更されてもよい場合には、上記説明で明記していなくても、ユーザが適宜、それらの情報を変更できるようにしてもよく、または、そうでなくてもよい。それらの情報をユーザが変更可能な場合には、その変更は、例えば、ユーザからの変更指示を受け付ける図示しない受付部と、その変更指示に応じて情報を変更する図示しない変更部とによって実現されてもよい。その図示しない受付部による変更指示の受け付けは、例えば、入力デバイスからの受け付けでもよく、通信回線を介して送信された情報の受信でもよく、所定の記録媒体から読み出された情報の受け付けでもよい。
また、上記実施の形態において、クイズ生成装置1に含まれる2以上の構成要素が通信デバイスや入力デバイス等を有する場合に、2以上の構成要素が物理的に単一のデバイスを有してもよく、または、別々のデバイスを有してもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、または、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、記憶部や記録媒体にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。なお、上記実施の形態におけるクイズ生成装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、グループとグループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、対象物の属性値を示す複数の対象物情報、及び、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報とが記憶される記憶部にアクセス可能なコンピュータを、グループ情報及び対象物情報を用いて、基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及びクイズの正解を生成するクイズ生成部、クイズ生成部によって生成されたクイズ及び正解を出力する出力部として機能させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を受け付ける受付部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には少なくとも含まれない。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。また、このプログラムは、プログラムプロダクトを構成するプログラムとして用いられてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、または分散処理を行ってもよい。
図6は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態によるクイズ生成装置1を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
図6において、コンピュータシステム900は、CD−ROMドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
図7は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。図7において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ905に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915とを備える。なお、コンピュータ901は、LANやWAN等への接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
コンピュータシステム900に、上記実施の形態によるクイズ生成装置1の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM921に記憶されて、CD−ROMドライブ905に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。また、CD−ROM921に代えて他の記録媒体(例えば、DVD等)を介して、プログラムがコンピュータシステム900に読み込まれてもよい。
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態によるクイズ生成装置1の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能やモジュールを呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上より、本発明の一態様によるクイズ生成装置等によれば、クイズを自動的に生成することができるという効果が得られ、クイズを自動的に生成する装置等として有用である。
1 クイズ生成装置
11 記憶部
12 クイズ生成部
13 出力部
14 難易度受付部

Claims (19)

  1. グループと当該グループに属する対象物との関係を示す以上のグループ情報、対象物の属性値を示す複数の対象物情報、及び、クイズの対象となる対象物の属する複数のグループを示す基準クイズ情報とが記憶される記憶部と、
    前記グループ情報及び前記対象物情報を用いて、前記基準クイズ情報によって示される複数のグループにそれぞれ属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及び当該クイズの正解を生成するクイズ生成部と、
    前記クイズ生成部によって生成されたクイズ及び正解を出力する出力部と、を備えたクイズ生成装置。
  2. グループと当該グループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、対象物の属性値を示す複数の対象物情報、及び、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報とが記憶される記憶部と、
    前記グループ情報及び前記対象物情報を用いて、前記基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及び当該クイズの正解を生成するクイズ生成部と、
    前記クイズ生成部によって生成されたクイズ及び正解を出力する出力部と、を備え、
    前記出力部は、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が閾値より小さくなるクイズは出力しない、クイズ生成装置。
  3. クイズの難易度を受け付ける難易度受付部をさらに備え、
    前記クイズ生成部は、前記難易度受付部によって受け付けられた難易度に応じたクイズを生成する、請求項1または請求項記載のクイズ生成装置。
  4. 前記クイズ生成部は、生成したクイズの難易度を算出し、
    前記出力部は、前記難易度をも出力する、請求項1または請求項記載のクイズ生成装置。
  5. グループと当該グループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、対象物の属性値を示す複数の対象物情報、及び、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報とが記憶される記憶部と、
    クイズの難易度を受け付ける難易度受付部と、
    前記グループ情報及び前記対象物情報を用いて、前記基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズであって、前記難易度受付部によって受け付けられた難易度に応じたクイズ、及び当該クイズの正解を生成するクイズ生成部と、
    前記クイズ生成部によって生成されたクイズ及び正解を出力する出力部と、を備え、
    クイズの対象となる複数の対象物の属性値において、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が小さいほど、前記難易度は高くなる、クイズ生成装置。
  6. グループと当該グループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、対象物の属性値を示す複数の対象物情報、及び、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報とが記憶される記憶部と、
    前記グループ情報及び前記対象物情報を用いて、前記基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及び当該クイズの正解を生成し、生成したクイズの難易度を算出するクイズ生成部と、
    前記クイズ生成部によって生成されたクイズ及び正解、並びに前記難易度を出力する出力部と、を備え、
    クイズの対象となる複数の対象物の属性値において、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が小さいほど、前記難易度は高くなる、クイズ生成装置。
  7. クイズの対象となる複数の対象物に関する知名度のうち、最も低い知名度が低いほど、前記難易度は高くなる、請求項から請求項のいずれか記載のクイズ生成装置。
  8. 前記基準クイズ情報は、属性値の大小関係に関する問題形式を含んでおり、
    前記クイズ生成部は、前記基準クイズ情報に含まれる問題形式に応じたクイズを生成すると共に、当該問題形式と異なる問題形式に応じたクイズをも生成する、請求項1から請求項のいずれか記載のクイズ生成装置。
  9. 問題形式は、並べ替え問題、選択問題、正誤問題から選ばれるいずれかである、請求項記載のクイズ生成装置。
  10. 前記基準クイズ情報は、クイズにおける対象物の個数を含んでおり、
    前記クイズ生成部は、前記基準クイズ情報に含まれる対象物の個数に応じたクイズを生成すると共に、前記基準クイズ情報に含まれる対象物の個数と異なる対象物の個数に応じたクイズをも生成する、請求項1から請求項のいずれか記載のクイズ生成装置。
  11. 食材である対象物に関する対象物情報は、当該食材に関する季節をも含んでおり、
    前記クイズ生成部は、特定の季節を含む対象物情報を用いてクイズを生成する、請求項1から請求項10のいずれか記載のクイズ生成装置。
  12. グループと当該グループに属する対象物との関係を示す以上のグループ情報、及び対象物の属性値を示す複数の対象物情報を用いて、クイズの対象となる対象物の属する複数のグループを示す基準クイズ情報によって示される複数のグループにそれぞれ属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及び当該クイズの正解を生成するステップと、
    前記クイズ及び前記正解を生成するステップにおいて生成されたクイズ及び正解を出力するステップと、を備えたクイズ生成方法。
  13. グループと当該グループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、及び対象物の属性値を示す複数の対象物情報を用いて、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及び当該クイズの正解を生成するステップと、
    前記クイズ及び前記正解を生成するステップにおいて生成されたクイズ及び正解を出力するステップと、を備え、
    前記クイズ及び正解を出力するステップでは、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が閾値より小さくなるクイズは出力しない、クイズ生成方法。
  14. クイズの難易度を受け付けるステップと、
    グループと当該グループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、及び対象物の属性値を示す複数の対象物情報を用いて、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズであって、前記難易度を受け付けるステップで受け付けられた難易度に応じたクイズ、及び当該クイズの正解を生成するステップと、
    前記クイズ及び前記正解を生成するステップにおいて生成されたクイズ及び正解を出力するステップと、を備え、
    クイズの対象となる複数の対象物の属性値において、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が小さいほど、前記難易度は高くなる、クイズ生成方法。
  15. グループと当該グループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、及び対象物の属性値を示す複数の対象物情報を用いて、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及び当該クイズの正解を生成し、生成したクイズの難易度を算出するステップと、
    前記クイズ及び前記正解を生成するステップにおいて生成されたクイズ及び正解、並びに前記難易度を出力するステップと、を備え、
    クイズの対象となる複数の対象物の属性値において、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が小さいほど、前記難易度は高くなる、クイズ生成方法。
  16. グループと当該グループに属する対象物との関係を示す以上のグループ情報、対象物の属性値を示す複数の対象物情報、及び、クイズの対象となる対象物の属する複数のグループを示す基準クイズ情報とが記憶される記憶部にアクセス可能なコンピュータを、
    前記グループ情報及び前記対象物情報を用いて、前記基準クイズ情報によって示される複数のグループにそれぞれ属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及び当該クイズの正解を生成するクイズ生成部、
    前記クイズ生成部によって生成されたクイズ及び正解を出力する出力部として機能させるためのプログラム。
  17. グループと当該グループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、対象物の属性値を示す複数の対象物情報、及び、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報とが記憶される記憶部にアクセス可能なコンピュータを、
    前記グループ情報及び前記対象物情報を用いて、前記基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及び当該クイズの正解を生成するクイズ生成部、
    前記クイズ生成部によって生成されたクイズ及び正解を出力する出力部として機能させ、
    前記出力部は、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が閾値より小さくなるクイズは出力しない、プログラム。
  18. グループと当該グループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、対象物の属性値を示す複数の対象物情報、及び、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報とが記憶される記憶部にアクセス可能なコンピュータを、
    クイズの難易度を受け付ける難易度受付部、
    前記グループ情報及び前記対象物情報を用いて、前記基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズであって、前記難易度受付部によって受け付けられた難易度に応じたクイズ、及び当該クイズの正解を生成するクイズ生成部、
    前記クイズ生成部によって生成されたクイズ及び正解を出力する出力部として機能させ、
    クイズの対象となる複数の対象物の属性値において、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が小さいほど、前記難易度は高くなる、プログラム。
  19. グループと当該グループに属する対象物との関係を示す1以上のグループ情報、対象物の属性値を示す複数の対象物情報、及び、クイズの対象となる対象物の属する1以上のグループを示す基準クイズ情報とが記憶される記憶部にアクセス可能なコンピュータを、
    前記グループ情報及び前記対象物情報を用いて、前記基準クイズ情報によって示される1以上のグループに属する複数の対象物を選択し、当該選択した複数の対象物の属性値の大小関係に関するクイズ、及び当該クイズの正解を生成し、生成したクイズの難易度を算出するクイズ生成部、
    前記クイズ生成部によって生成されたクイズ及び正解、並びに前記難易度を出力する出力部として機能させ、
    クイズの対象となる複数の対象物の属性値において、クイズに正解するために比較される2個の属性値の差の絶対値のうち、最小の値が小さいほど、前記難易度は高くなる、プログラム。
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