JP6901539B2 - 部材の接合方法 - Google Patents

部材の接合方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6901539B2
JP6901539B2 JP2019186176A JP2019186176A JP6901539B2 JP 6901539 B2 JP6901539 B2 JP 6901539B2 JP 2019186176 A JP2019186176 A JP 2019186176A JP 2019186176 A JP2019186176 A JP 2019186176A JP 6901539 B2 JP6901539 B2 JP 6901539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
elastic body
inner mold
outer mold
joining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019186176A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021058926A (ja
Inventor
康裕 前田
康裕 前田
徹 橋村
徹 橋村
大貴 山川
大貴 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2019186176A priority Critical patent/JP6901539B2/ja
Priority to US17/762,243 priority patent/US11701701B2/en
Priority to EP20875260.0A priority patent/EP4008450A4/en
Priority to PCT/JP2020/034747 priority patent/WO2021070571A1/ja
Publication of JP2021058926A publication Critical patent/JP2021058926A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6901539B2 publication Critical patent/JP6901539B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D39/00Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
    • B21D39/06Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of tubes in openings, e.g. rolling-in
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D39/00Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
    • B21D39/08Tube expanders
    • B21D39/20Tube expanders with mandrels, e.g. expandable
    • B21D39/203Tube expanders with mandrels, e.g. expandable expandable by fluid or elastic material
    • B21D39/206Tube expanders with mandrels, e.g. expandable expandable by fluid or elastic material by axially compressing the elastic material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Description

本発明は、部材の接合方法に関する。
自動車の軽量化や安全性向上のために、ハイテンション鋼と呼ばれる高強度の鋼板が使用されている。ハイテンション鋼は軽量化や安全性向上に有効であるが、アルミなどの低比重材料と比較すると重い。また、ハイテンション鋼を使用すると、高強度ゆえに、成形性の低下、成形荷重の上昇、および寸法精度の低下などの問題が生じる。これらの問題を解決するために、近年、鋼よりも低比重のアルミを用いた押し出し成形品、鋳造品、またはプレス成形品を、鋼製部品と合わせて活用するマルチマテリアル化が行われている。
マルチマテリアル化で問題となるのは鋼製部品とアルミ製部品のような異種金属の接合である。一般に、このように性質の異なる異種金属を接合することは困難であるが、例えば、特許文献1および特許文献2では、弾性体を利用することによりマルチマテリアル化における異種金属の接合を可能にする部材の接合方法が開示されている。詳細には、特許文献1および特許文献2の部材の接合方法では、壁面体(板部材)の孔部に管体を挿入し、管体(管部材)の内側に弾性体(ウレタン弾性体)を挿入し、弾性体を加圧することで変形させ、それによって管体を拡管し、壁面体と管体とをかしめ接合している。
特開昭51−133170号公報 特開平9−192760号公報
特許文献1に開示された接合方法では、ポンチ及びダイによって弾性体を加圧して管体を拡管させて壁面体と管体とをかしめ接合している。このため、弾性体で管体を拡管させる際、ポンチ及びダイが弾性体に食い込んで、この弾性体に局所的な歪が発生したり、場合によっては割れてしまったりすることがある。
特許文献2に開示された接合方法では、穴あき円板と、その穴に挿通される心棒を備えた心棒付き円板との間に弾性体を挟持し、心棒を引っ張って円板同士を接近させることにより弾性体を圧縮している。このため、円板が弾性体に食い込んで、前記同様、弾性体に局所的な歪や割れが発生することがある。
本発明は、部材同士を弾性体によって接合する際、弾性体に生じる局所歪や割れを防止することができる部材の接合方法を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、筒状の第1部材と、開口部を有する板状の第2部材とを接合する部材の接合方法であって、前記第2部材の開口部に第1部材を挿通するステップと、前記第1部材内に弾性体を挿入するステップと、前記第2部材の両側で、前記第1部材の外径側を一対の外金型でそれぞれガイドするステップと、前記第1部材内の弾性体を一対の内金型で圧縮するステップと、とを含み、前記内金型は、前記外金型が位置する範囲内で前記弾性体を圧縮する、部材の接合方法を提供する。
これによれば、外金型によって第1部材の外径側をガイドし、内金型によって弾性体を圧縮するのは外金型が位置する範囲内であるので、内金型が弾性体に食い込むことがない。したがって、弾性体に局所歪や割れが発生することがない。
前記内金型は、上下にそれぞれ配置され、少なくともいずれか一方の内金型で前記弾性体を圧縮すればよい。
前記外金型は、複数の割型で構成されているのが好ましい。
これによれば、第1部材が長尺な構成であっても、外金型が割型であれば、その周囲に容易に配置することができる。
前記外金型は、端面に向かうに従って徐々に開口面積が大きくなる凹部が形成され、前記内金型は、前記凹部内には突出しないのが好ましい。
これによれば、内金型で弾性体を圧縮する際、凹部の存在により、弾性体をスムーズに圧縮方向とは直交する方向へと弾性変形させることができる。
本発明によれば、部材同士を弾性体によって接合する際、弾性体に生じる局所歪や割れを防止することができる。
本実施形態に係る部材の接合方法に於ける第1ステップを示す模式断面図である。 本実施形態に係る部材の接合方法に於ける第2ステップを示す模式断面図である。 本実施形態に係る部材の接合方法に於ける第3ステップを示す模式断面図である。 本実施形態に係る部材の接合方法に於ける第4ステップを示す模式断面図である。 図3の外金型を2つの割型で構成した例を示す模式平面図である。 他の実施形態に係る外金型の模式断面図である。 他の実施形態に係る外金型の模式断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1から図4は、本実施形態に係る部材の接合方法を説明するための模式断面図である。接合する部材は、第1部材1と第2部材2からなる。
第1部材1は中空円筒状である。第2部材2は板状で、第1部材1が挿通可能な円形の開口部3を有する。第2部材2には第1部材1よりも強度の大きい材料が使用されている。強度とは機械的強度を意味し、例えば、引張強度、降伏応力などが該当する。第1部材1には、例えば、アルミニウム合金が使用されている。アルミニウム合金の引張強度は、400MPa以下である。第2部材2には、例えば、ハイテンション鋼が使用されている。ハイテンション鋼の引張強度は、400〜1000MPaである。
第1部材1と第2部材2の接合に使用される接合装置は、上下一対の内金型4及び外金型5からなる金型と、第1部材1に挿入される弾性体6とで構成されている。
内金型4は炭素鋼などの金型として一般的に使用される材料で構成されている。内金型4は、下方側に配置され、ダイとして機能する第1内金型7と、上方側に配置され、パンチとして機能する第2内金型8とで構成されている。第1内金型7の上端面が後述する弾性体6の下端面に当接する第1当接面7aである。第2内金型8の下端面が弾性体6の上端面に当接する第2当接面8aである。第1内金型7と第2内金型8は、鉛直方向に延びる同一軸心SC上に配置されている。
第1内金型7及び第2内金型8は円柱状で、第2内金型8に対して第1内金型7が昇降するように構成されている。第1内金型7は、接合装置本体(図示せず)に取り付けられている。第2内金型8の昇降には、プレス装置(図示せず)が使用されている。第1内金型7及び第2内金型8の外径寸法は、第1部材1の内径寸法よりも若干小さい。第1内金型7及び第2内金型8は、第1部材1の上下開口端からそれぞれ内部空間へと挿入可能となっている。
外金型5も炭素鋼などの金型として一般的に使用される材料で構成されている。外金型5は、第1外金型9と第2外金型10とで構成されている。第1外金型9は下方側に配置され、第1内金型7とで第1部材1の外径側をガイドする。第2外金型10は上方側に配置され、第2内金型8とで第1部材1の外径側をガイドする。第1外金型9と第2外金型10は、内金型4と同じ、鉛直方向に延びる同一軸心SC上に配置されている。第2外金型10は、昇降台(図示せず)に取り付けられ、昇降機構(図示せず)によって昇降する。第2外金型10の昇降動作は、第2内金型8とは独立している。第2外金型10が第1設定位置(図3参照)まで降下した後、第2内金型8がさらに第2設定位置(図4参照)まで降下する。
第1外金型9及び第2外金型10は円筒状で、中心孔11の内径寸法は第1部材1の外径寸法よりも若干大きい。第1外金型9の内周面と第1内金型7の外周面との間には環状の隙間(第1環状空間12)が形成され、第1部材1の下方部が挿通可能となっている。第2外金型10の内周面と第2内金型8の外周面との間にも環状の隙間(第2環状空間13)が形成され、第1部材1の上方部が挿通可能となっている。また、第1外金型9及び第2外金型10の端面すなわち対向面には第1凹部14及び第2凹部15がそれぞれ形成されている。第1凹部14及び第2凹部15は、深さ方向に徐々に開口面積が小さくなる円錐面状に形成されている。ここでは、図4に示すように、第1凹部14及び第2凹部15を構成する円錐面と軸心方向との成す角度θが約45°となるように設計されている。但し、この角度θは、弾性体6の材質やサイズに応じて変化する、圧縮量に対する径方向外側への弾性変形量に基づいて決定すればよい。つまり、弾性体6の弾性変形によって形状を変化させた第1部材1が、第1凹部14又は第2凹部15に圧接しないような角度θとすればよい。
弾性体6は円柱状で、弾性材料で構成されている。使用可能な弾性材料は、例えば、ウレタンゴム、クロロプレンゴム、CNRゴム(クロロプレンゴム+ニトリルゴム)、シリコンゴムなどが含まれる。使用する弾性材料の硬度はショアAで30以上であることが好ましい。弾性体6は、弾性変形前の外径寸法が第1部材1の内径寸法よりも若干小さく、第1部材1に挿通可能となっている。弾性体6は、内金型4によって軸心方向SCに圧縮されることにより径方向外側に弾性変形する。
次に、第1部材1と第2部材2の接合方法について説明する。
図1に示すように、第2内金型8及び第2外金型10を上昇させた状態で、第1内金型7と第1外金型9との間に形成される第1環状空間12に第1部材1を挿入する(第1ステップ)。第1外金型9には第1凹部14が形成されている。このため、挿入された第1部材1を第1凹部14から第1環状空間12へとスムーズに案内することができる。挿入された第1部材1は、その下端開口部を接合装置本体の一部に支持され、上下方向に位置決めされる。
図2に示すように、第1部材1内に弾性体6を挿入する(第2ステップ)。弾性体6は、その下端面が第1内金型7の第1当接面に当接することにより上下方向に位置決めされる。
図3に示すように、第1部材1の外径側に第2部材2を配置する(第3ステップ)。すなわち、第2部材2を昇降台に取り付け、第2外金型10と共に降下させる。これにより、第2部材2の開口部3に第1部材1が挿通し、第2部材2は接合位置CPに移動する。第2部材2が接合位置CPに移動した状態では、第2外金型10は接合位置CPを中心として第1外金型9とは面対称な位置に位置決めされる。このとき、第2内金型8の第2当接面8aが弾性体6の上端面に当接する。
図4に示すように、第2内金型8を降下させる(第4ステップ)。第2内金型8の降下により、第1内金型7との間に位置する弾性体6が軸心方向に圧縮され、径方向外側に弾性変形する。弾性体6が径方向外側に弾性変形すると、第1部材1は内周面を押圧されて、径方向外側へと形状を変化させる。第1外金型9と第2外金型10の中心位置に、第1部材1よりも強度の大きい材料で形成された第2部材2が位置し、第1部材1の径方向外側への変形が阻止されている。このため、弾性体6は、第2部材2が位置する部分では変形を抑えられ、その両側では径方向外側に弾性変形する。弾性体6が第2部材2の両側部分で径方向外側に弾性変形することで、第1部材1は、外周面の一部を第2部材2の開口部3内面に圧接させると共に第2部材2を挟んで断面波形に形状を変化させる。これにより、第1部材1と第2部材2とが接合される。
第2内金型8の降下位置は、その下端部が第2外金型10内であって、第2凹部15内には突出しない位置である。つまり、第2内金型8の第2当接面8aで弾性体6を押圧するのは、第2外金型10の中心孔11内となる。このため、第2内金型8で弾性体6を押圧しても、弾性体6は外周面を中心孔11を構成する内周面によってガイドされ、径方向外側に弾性変形することがない。したがって、第2内金型8の第2当接面8aの範囲を超えて弾性体6が広がることがない。つまり、第2内金型8の下端部が弾性体6に食い込むことがない。この結果、弾性体6が第2内金型8によって局所的な損傷を受けたり、割れが発生したりすることを防止できる。一方、第1内金型7の第1当接面7aは、第1外金型9に形成した第1凹部14の底面と面一となっている。このため、第1内金型7の上端部も弾性体6に食い込むことがない。また、弾性体6は径方向外側に弾性変形するが、第1凹部14及び第2凹部15によって徐々に変形量が大きくなるように構成されている。このため、弾性体6の変形量が局所的に急激に大きくなって亀裂などが発生したりすることを防止できる。ここでは、弾性体6の圧縮率を30%としている。つまり、内金型4によって押圧していない無負荷の状態での弾性体6の体積を100%とした場合、70%となるまで圧縮している。
第1部材1と第2部材2が接合されれば、第2内金型8及び第2外金型10を上昇させ、金型からこれらを取り外す。また、取り外した第1部材1から弾性体6を取り出す。第1内金型7及び第2内金型8による圧縮状態が解除されると、弾性体6は元の円柱形状に復帰する。このため、第1部材1から弾性体6を簡単に取り出すことができる。
前記実施形態に係る第1部材1と第2部材2の接合方法によれば、第2内金型8によって弾性体6を押圧するのは、第2外金型10が位置する範囲内、詳しくは、中心孔11内であって第2凹部15には突出しない範囲である。この範囲であれば、第2内金型8の第2当接面と弾性体6が押圧される範囲とが合致し、第2内金型8の第2当接面8aが弾性体6に食い込むことがない。このため、弾性体6が第2内金型8に押圧されて局所的な損傷を受けたり、割れを発生させたりすることがない。この結果、弾性体6を長期に亘って繰り返し使用することができ、経済的である。また、既存の設備に外金型5を追加するだけで対応することができ、この点でも経済的である。
なお、前記実施形態では、第1ステップで金型内に第1部材1を配置してから、第2ステップで第1部材1内に弾性体6を挿入するようにしたが、第2ステップを行ってから第1ステップを行うようにしてもよい。また、第3ステップで第1部材1の外径側に第2部材2を配置するのは、第2ステップが終了してからとしたが、第2ステップの前であっても構わない。また、第3ステップで、第1部材1に対して第2部材2と第2外金型10の位置決めを同時に行うようにしたが、先に第2部材2の位置決めを完了してから第2外金型10の位置決めを行うようにしてもよい。
本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、第2内金型8に対して第1内金型7を昇降させるようにしたが、第1内金型7に対して第2内金型8を昇降させてもよいし、両方を昇降させるようにしてもよい。両方を昇降させる場合、第2部材2を中心として第1外金型9と第2外金型10を上下にそれぞれ均等に配置し、第1内金型7と第2内金型8を第2部材2に向かって均等に昇降させるようにすればよい。
また金型の軸心方向は鉛直方向に限らず、水平方向など、他の方向に沿うように配置してもよい。金型を水平方向に沿うように配置する場合、鉛直方向の場合のように重量の影響を考える必要がないため、内金型4の両方を均等に移動させる構成を採用しやすくなるという利点がある。
前記実施形態では、外金型5を単一部材で構成するようにしたが、周方向に均等に分割した複数の割型で構成するようにしてもよい。割型は、2つで構成してもよいし、3つ以上で構成してもよい。図5は、外金型5を2つの割型9A,9B(又は10A,10B)で構成した例を示す模式平面図である。第1部材1が長尺な円筒状であり、上下方向に金型を開放しても挿入が難しかったり、挿入できなかったりする場合などに、外金型5を割型とすることにより第1部材1の周囲に配置することが可能となる。
前記実施形態では、第1部材1の断面形状を円形状としたが、矩形状としてもよいし、三角形状、台形状など他の断面形状とすることもできる。この場合、第2部材2の開口部3の形状も第1部材1の断面形状に合わせる必要がある。例えば、第1部材1を断面矩形状とする場合、第2部材2の開口部3は第1部材1よりも若干大きめの矩形状とすればよい。内金型4の断面形状も、第1部材1に合わせるようにすればよい。外金型5の中心孔11の形状も同様である。但し、弾性体6は、断面矩形状とした場合でも、圧縮した際、断面円形となるように弾性変形しようとする。このため、各辺の中央部分での外側への弾性変形量が両端側に比べて大きくなってしまう。特に、断面長方形である場合、長辺の中央部分での弾性変形量が大きくなる。外金型5を設けることで、このような変形を抑えることができる。
前記実施形態では、第1外金型9に第1凹部14、第2外金型10に第2凹部15をそれぞれ形成するようにしたが、これらは必ずしも必要なものではない。いずれか一方、あるいは、両方の凹部を不要とすることができる。また、第1内金型7及び第2内金型8は、第1外金型9及び第2外金型10の中心孔11内で弾性体6を圧縮するように構成してもよい。これにより、第1内金型7又は第2内金型8が弾性体6に食い込むことがなく、前記同様の効果を得ることができる。
また、第1凹部14及び第2凹部15の形状は、前述の円錐面に限らず、この円錐面が湾曲した凹曲面や凸曲面などで構成されていてもよい。図6は、第1凹部14及び第2凹部15を構成する内面が凹曲面で構成された例を示す。図7は、第1凹部14及び第2凹部15を構成する内面が凸曲面で構成された例を示す。
1…第1部材
2…第2部材
3…開口部
4…内金型
5…外金型
6…弾性体
7…第1内金型
7a…第1当接面
8…第2内金型
8a…第2当接面
9…第1外金型
10…第2外金型
11…中心孔
12…第1環状空間
13…第2環状空間
14…第1凹部
15…第2凹部

Claims (4)

  1. 筒状の第1部材と、開口部を有する板状の第2部材とを接合する部材の接合方法であって、
    前記第2部材の開口部に第1部材を挿通するステップと、
    前記第1部材内に弾性体を挿入するステップと、
    前記第2部材の両側で、前記第1部材の外径側を一対の外金型でそれぞれガイドするステップと、
    前記第1部材内の弾性体を一対の内金型で圧縮するステップと、
    を含み、
    前記内金型は、前記外金型が位置する範囲内で前記弾性体を圧縮
    前記外金型は、端面に向かうに従って徐々に開口面積が大きくなる凹部が形成され、前記内金型は前記凹部内には突出せず、
    前記凹部を構成する内面は、凹曲面で構成されている、部材の接合方法。
  2. 筒状の第1部材と、開口部を有する板状の第2部材とを接合する部材の接合方法であって、
    前記第2部材の開口部に第1部材を挿通するステップと、
    前記第1部材内に弾性体を挿入するステップと、
    前記第2部材の両側で、前記第1部材の外径側を一対の外金型でそれぞれガイドするステップと、
    前記第1部材内の弾性体を一対の内金型で圧縮するステップと、
    を含み、
    前記内金型は、前記外金型が位置する範囲内で前記弾性体を圧縮し、
    前記外金型は、端面に向かうに従って徐々に開口面積が大きくなる凹部が形成され、前記内金型は前記凹部内には突出せず、
    前記凹部を構成する内面は、凸曲面で構成されている、部材の接合方法。
  3. 前記内金型は、上下にそれぞれ配置され、少なくともいずれか一方の内金型で前記弾性体を圧縮する、請求項1または2に記載の部材の接合方法。
  4. 前記外金型は、複数の割型で構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の部材の接合方法。
JP2019186176A 2019-10-09 2019-10-09 部材の接合方法 Active JP6901539B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019186176A JP6901539B2 (ja) 2019-10-09 2019-10-09 部材の接合方法
US17/762,243 US11701701B2 (en) 2019-10-09 2020-09-14 Method for joining members
EP20875260.0A EP4008450A4 (en) 2019-10-09 2020-09-14 PROCESS FOR ASSEMBLING ELEMENTS
PCT/JP2020/034747 WO2021070571A1 (ja) 2019-10-09 2020-09-14 部材の接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019186176A JP6901539B2 (ja) 2019-10-09 2019-10-09 部材の接合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021058926A JP2021058926A (ja) 2021-04-15
JP6901539B2 true JP6901539B2 (ja) 2021-07-14

Family

ID=75381124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019186176A Active JP6901539B2 (ja) 2019-10-09 2019-10-09 部材の接合方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11701701B2 (ja)
EP (1) EP4008450A4 (ja)
JP (1) JP6901539B2 (ja)
WO (1) WO2021070571A1 (ja)

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2405399A (en) * 1943-09-22 1946-08-06 Bugg Tube beading and expanding tool and method
US3555866A (en) * 1969-07-03 1971-01-19 Continental Can Co Electropneumatic and electrohydraulic re-forming of tubing and the like
US3675949A (en) * 1970-05-18 1972-07-11 Mc Donnell Douglas Corp Coupling fitting for connecting two pipes
JPS4854222A (ja) * 1971-11-16 1973-07-30
JPS51133170A (en) 1975-05-16 1976-11-18 Nikkei Aluminium Sales Method of connecting pipe body and wall surface body with through hole
US4418457A (en) * 1982-01-21 1983-12-06 Cities Service Company Apparatus and process for expanding to join a tube into a tube sheet opening
DE3604994A1 (de) 1986-02-17 1987-08-20 Laco Sa Verfahren und vorrichtung zur geboerdelten montage eines eine kruemmung aufweisenden rohrstueckes
JPH0394927A (ja) * 1989-09-07 1991-04-19 Fuji Injiekuta Kk 筒体に膨出成形を施す方法
JP2913384B2 (ja) 1996-01-19 1999-06-28 ネポン株式会社 板部材と管部材との接合方法
US6823575B2 (en) * 1997-04-25 2004-11-30 Bend All Automotive Incorporated Securement of head rest support into automobile seat frame
DE19929957B4 (de) * 1999-06-29 2010-12-30 Daimler Ag Fügeverbindung und ein Verfahren zur Herstellung derselben, sowie Lenksäule von Kraftfahrzeugen
JP4664103B2 (ja) * 2005-03-23 2011-04-06 昭和電工株式会社 ステアリングサポートビーム及びその製造方法
CN102257165A (zh) * 2008-12-17 2011-11-23 本田技研工业株式会社 运送夹具、制造运送夹具的方法和采用运送夹具热处理金属环的方法
WO2016125507A1 (ja) * 2015-02-06 2016-08-11 株式会社神戸製鋼所 部材の接合方法
JP2018020338A (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 株式会社神戸製鋼所 部材の加工方法および部材の接合方法
JP6721451B2 (ja) * 2016-08-02 2020-07-15 株式会社神戸製鋼所 部材の加工方法および部材の接合方法
KR101776096B1 (ko) * 2016-12-22 2017-09-07 권혁민 파이프 확관장치 및 그 확관장치를 이용한 파이프 확관방법
JP6990835B2 (ja) * 2018-03-01 2022-02-03 株式会社協豊製作所 インパネリンホース及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021058926A (ja) 2021-04-15
EP4008450A4 (en) 2022-10-05
WO2021070571A1 (ja) 2021-04-15
EP4008450A1 (en) 2022-06-08
US20220339689A1 (en) 2022-10-27
US11701701B2 (en) 2023-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5399663B2 (ja) パイプと被接合部材との接合方法
JP4843356B2 (ja) 部材同士の接合方法
EP1325784B1 (en) Method of making a metallic bellows
JP4837430B2 (ja) ハイドロフォーム装置及び方法
JPH03503140A (ja) 缶端の外板
JP5019791B2 (ja) パイプのエキスパンド加工装置
JP6901539B2 (ja) 部材の接合方法
JP7035695B2 (ja) 接合装置および接合体の製造方法
JP2010247199A (ja) プレス製ワークの部分増肉方法及びその増肉装置
US20190210087A1 (en) Method for joining members, and joint body
JP6721451B2 (ja) 部材の加工方法および部材の接合方法
JP3131880B2 (ja) 二重筒体の製造方法
JP4804292B2 (ja) アンダカット部を有する成形品の鍛造成形装置
US11433450B2 (en) Joined body and method for manufacturing same
EP4349505A1 (en) Method for joining members, and composite elastic body used in said method
JP6583342B2 (ja) リベット接合用金型
JP2834334B2 (ja) 円錐台形の容器を絞り加工する方法および装置と、それによって得られる絞り加工容器
RU67487U1 (ru) Устройство для формообразования тройников
WO2018025667A1 (ja) 部材の加工方法および部材の接合方法
CN113226588A (zh) 元件接头及其制造方法
JP7215200B2 (ja) 環状部材の成形方法及び成形装置
JP2007075844A (ja) 液圧バルジ加工製品およびその液圧バルジ成形方法
JP4549686B2 (ja) バルジ成形装置とバルジ成形方法及びその成形品
EP3988226A1 (en) Joined body and production method for same
JPH0239679Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201130

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201130

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20201214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210617

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6901539

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151