JP6896652B2 - デバイス・ツー・デバイス通信のためのスケジューリング割り当て最適化 - Google Patents

デバイス・ツー・デバイス通信のためのスケジューリング割り当て最適化 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
[0001] 本願は、2015年7月1日に出願され、「SCHEDULING ASSIGNMENT OPTIMIZATION FOR DEVICE-TO-DEVICE COMMUNICATIONS」と題された、米国仮特許出願第62/187,745号、および2016年5月19日に出願され、「SCHEDULING ASSIGNMENT OPTIMIZATION FOR DEVICE-TO-DEVICE COMMUNICATIONS」と題された、米国特許出願第15/159,756号の利益を主張し、それらは、その全体が本明細書に参照により明示的に組み込まれている。
分野
[0002] 本開示は、一般に、通信システムに関し、より具体的には、デバイス・ツー・デバイス通信システムのためのスケジューリング割り当てに関する。
背景技術
[0003] ワイヤレス通信システムは、電話通信、映像、データ、メッセージング、およびブロードキャストのような様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を用い得る。このような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムを含む。
[0004] これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。例示的な電気通信規格は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))である。LTEは、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表された、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)モバイル規格への拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新たなスペクトルを利用すること、およびダウンリンク(DL)上ではOFDMAを、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを、および多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して、他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計される。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術におけるさらなる改良の必要性が存在する。望ましくは、これらの改善は、これらの技術を用いる他の多元アクセス技術および電気通信規格に適用可能であるべきである。
[0005] 従来のデバイス・ツー・デバイス通信システムでは、あるUEがデバイス・ツー・デバイス通信において別のUEと通信するときに、送信されるべきデータおよびそのデータを送信するための制御情報は、別個のサブフレーム中で搬送される。制御情報およびデータが別個のサブフレーム中で搬送されるため、制御情報を送信するためのオーバヘッドが負担となり得る。
[0006] 以下は、1つまたは複数の態様の基本的な理解を提供するために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、全ての考慮される態様の広範な概要ではなく、すべての態様のキーとなるまたは重要な要素を特定することも、任意のまたはすべての態様の範囲を示すことも意図しない。その唯一の目的は、後に提示されるさらなる詳細な説明への序文として、簡略化された形態で1つまたは複数の態様のうちのいくつかの概念を提示することである。
[0007] 従来のデバイス・ツー・デバイス通信システムでは、あるUEがデバイス・ツー・デバイス通信において別のUEと通信するときに、送信されるべきデータおよびそのデータを送信するための制御情報は、別個のサブフレーム中で搬送される。よって、制御情報を送信するためのオーバヘッドが負担となり得る。本開示の1つの構成では、制御情報およびデータは、制御オーバヘッドを低減するために、同じサブフレーム中で搬送される。
[0008] 本開示のある態様では、ワイヤレス通信のための方法、コンピュータ可読媒体、および装置が提供される。装置は、第1のUEであり得る。第1のUEは、第2のUEに送信されるべきデータブロックを決定する。第1のUEは、データブロックを搬送するためにサブフレーム中の第1のリソースを決定し、データブロックを送信することに関連付けられた制御情報を搬送するためにサブフレーム中の第2のリソースを決定する。第1のUEは、それぞれ、決定された第1および第2のリソース上で、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルにおいて第2のUEにデータブロックおよび制御情報を送信する。
[0009] 1つの構成では、データブロックおよび制御情報は、車両通信ブロードキャストメッセージを通して第2のUEに送信され得る。1つの構成では、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルは、LTEダイレクトプロトコルを用い得る。1つの構成では、第2のリソースは、サブフレーム内の固定された制御シンボルの少なくとも一部分を含み得る。制御シンボルは、いくつかのリソースエレメントを含み得る。第2のリソースは、制御シンボルの固定された数のリソースエレメントを含み得る。1つの構成では、制御シンボル内の多重化されたデータは存在しない。1つの構成では、制御情報は、第1のリソースの割り振りを含み得る。
[0010] 1つの構成では、制御シンボルは、DM−RSシンボルに隣接し得、それは固定されたベースシーケンス、サイクリックシフト、およびOCCを有する、固定された基準信号を使用し得る。制御シンボルに隣接しないDM−RSシンボルは、制御情報に依存するパラメータを有する基準信号を使用し得る。
[0011] 1つの構成では、制御情報は、データブロックの送信数、現在のデータ送信のRVID、データブロックのMCS、TRPT、または後続の再送信の周波数情報のうちの1つまたは複数を含み得る。制御情報は、TRPTの代わりに、データブロックの次の再送信の増分スケジューリング(incremental scheduling)を含み得る。1つの構成では、制御情報は、データブロックの第1の送信においてのみ存在し得、データブロックの後続の再送信は、制御情報を搬送しない。
[0012] 本開示の別の態様では、ワイヤレス通信のための方法、コンピュータ可読媒体、および装置が提供される。装置は、第1のUEであり得る。第1のUEは、データブロックを搬送するサブフレーム中の1つまたは複数のデータリソースと、データブロックを送信するための制御情報を搬送するサブフレーム中の予め定められた制御リソースとを有する、第2のUEからのデバイス・ツー・デバイス通信チャネルを受信する。第1のUEは、サブフレーム中の予め定められた制御リソースから制御情報を復号する。第1のUEは、復号された制御情報に基づいて、サブフレーム中の1つまたは複数のデータリソースからデータブロックを検索する。
[0013] 1つの構成では、データブロックおよび制御情報は、車両通信ブロードキャストメッセージを通して受信され得る。1つの構成では、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルは、LTEダイレクトプロトコルを用い得る。
[0014] 1つの構成では、予め定められた制御リソースは、サブフレーム内の固定された制御シンボルの少なくとも一部分を含み得る。制御情報を復号するために、第1のUEは、固定された制御シンボルから制御情報を検索し得る。1つの構成では、制御シンボルは、いくつかのリソースエレメントを含み得、予め定められた制御リソースは、いくつかのリソースエレメントからの固定された数のリソースエレメントを含み得る。1つの構成では、制御情報は、データブロックを搬送する1つまたは複数のデータリソースの割り振りを含み得る。1つの構成では、割り振りは、1つまたは複数のデータリソースのサイズおよび開始を含み得る。別の構成では、割り振りは、1つまたは複数のデータリソースのサイズを含み得、1つまたは複数のデータリソースの開始は、1つまたは複数のデータリソースの制御シンボルの開始またはサイズに基づいて決定され得る。
[0015] 1つの構成では、制御シンボルは、DM−RSシンボルに隣接し得る。1つの構成では、DM−RSシンボルは、固定されたベースシーケンス、サイクリックシフト、およびOCCを有する、固定された基準信号を使用し得る。1つの構成では、制御シンボルに隣接しないDM−RSシンボルは、制御情報に依存するパラメータを有する基準信号を使用し得る。
[0016] 1つの構成では、制御情報は、データブロックの送信数、現在のデータ送信のRVID、データブロックのMCS、TRPT、または後続の再送信の周波数情報のうちの1つまたは複数を含み得る。1つの構成では、制御情報は、TRPTの代わりに、データブロックの次の再送信の増分スケジューリングを含み得る。
[0017] 前述のおよび関連する目的の達成のために、1つまたは複数の態様は、以下において十分に説明され、請求項中で特に指摘される特徴を備える。下記の説明および添付された図面は、1つまたは複数の態様の特定の例示的な特徴を詳細に記載する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が用いられ得る様々な方法のうちのごく一部を示し、本説明は、全てのそのような態様およびそれらの同等物を含むことが意図される。
[0018] 図1は、ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワークの例を図示する図である。 [0019] 図2Aは、DLフレーム構造のLTE例を図示する図である。 図2Bは、DLフレーム構造内のDLチャネルのLTE例を図示する図である。 図2Cは、ULフレーム構造のLTE例を図示する図である。 図2Dは、ULフレーム構造内のULチャネルのLTE例を図示する図である。 図3は、アクセスネットワーク中の発展型ノードB(eNB)とユーザ機器(UE)との例を図示する図である。 [0021] 図4は、デバイス・ツー・デバイス通信システムの図である。 [0022] 図5は、デバイス・ツー・デバイス通信システムにおいて同じサブフレーム中で制御情報およびデータを搬送する例を図示する図である。 [0023] 図6は、デバイス・ツー・デバイス通信においてデータおよび制御情報の両方を搬送するサブフレームの例を図示する図である。 [0024] 図7は、ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 [0025] 図8は、ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 [0026] 図9は、例示的な装置における異なる手段/コンポーネント間のデータフローを図示する概念的なデータフロー図である。 [0027] 図10は、処理システムを用いる装置のためのハードウェア実装の例を図示する図である。
詳細な説明
[0028] 添付の図面に関連して下記に述べられる詳細な説明は、様々な構成の説明を意図したものであり、本明細書において説明される概念が実現され得る、唯一の構成を表すことを意図したものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供する目的のために特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実施され得ることは当業者にとって明らかだろう。いくつかの例では、このような概念を曖昧にすることを避けるために、周知の構造およびコンポーネントがブロック図形式で示される。
[0029] ここで、電気通信システムのいくつかの態様が、様々な装置および方法に関連して示される。これらの装置および方法は、以下の詳細な説明において説明され、添付の図面において、様々なブロック、コンポーネント、回路、処理、アルゴリズムなど(集合的に「要素」と呼ばれる)によって図示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用して実装され得る。このような要素が、ハードウェアとして実施されるか、あるいはソフトウェアとして実施されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられる設計制約に依存する。
[0030] 例として、要素、または要素の任意の一部、あるいは要素の任意の組み合わせは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」として実装され得る。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、グラフィックス処理ユニット(GPU)、中央処理ユニット(CPU)、アプリケーションプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、システムオンチップ(SoC)、ベースバンドプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、ステートマシン、ゲートロジック、ディスクリートハードウェア回路、および本開示全体を通じて説明される様々な機能を行うように構成された他の適切なハードウェアを含む。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェアと呼ばれるか、ファームウェアと呼ばれるか、ミドルウェアと呼ばれるか、マイクロコードと呼ばれるか、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、またはその他の名称で呼ばれるかに関わらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアコンポーネント、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。
[0031] 従って、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実装され得る。ソフトウェアで実装された場合、この機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして記憶または符号化され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、このようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM(登録商標))、光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、他の磁気記憶デバイス、前述されたタイプのコンピュータ可読媒体の組み合わせ、またはコンピュータによってアクセスされ得るデータ構造あるいは命令の形式でコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用され得る任意の他の媒体を備え得る。
[0032] 図1は、ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワーク100の例を図示する図である。ワイヤレス通信システム(ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)とも呼ばれる)は、基地局102、UE104、および発展型パケットコア(EPC)160を含む。基地局102は、マクロセル(高電力セルラ基地局)および/またはスモールセル(低電力セルラ基地局)を含み得る。マクロセルは、eNBを含む。スモールセルは、フェムトセル、ピコセル、およびマイクロセルを含む。
[0033] 基地局(base stations)102(一括して発展型ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と呼ばれる)は、バックホールリンク132(例えば、S1インターフェース)を通じてEPC160とインターフェースする。他の機能に加えて、基地局102は、以下の機能:ユーザデータの転送、無線チャネル暗号化および暗号解読、完全性保護、ヘッダ圧縮、モビリティ制御機能(例えば、ハンドオーバ、デュアルコネクティビティ)、セル間干渉協調、接続セットアップおよび解放、負荷バランシング、非アクセス層(NAS)メッセージについての分配、NASノード選択、同期、無線アクセスネットワーク(RAN)共有、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)、加入者および機器トレース、RAN情報管理(RIM)、ページング、測位、および警告メッセージの配信のうちの1つまたは複数を行い得る。基地局102は、バックホールリンク134(例えば、X2インターフェース)を介して互いと(例えば、EPC160を通じて)直接的にまたは間接的に通信し得る。バックホールリンク134は、ワイヤードまたはワイヤレスであり得る。
[0034] 基地局102は、UE104とワイヤレスに通信し得る。基地局102の各々は、それぞれの地理的カバレッジエリア110に対して通信カバレッジを提供し得る。オーバーラップしている地理的カバレッジエリア110が存在し得る。例えば、スモールセル102’は、1つまたは複数のマクロ基地局102のカバレッジエリア110とオーバーラップするカバレッジエリア110’を有し得る。スモールセルとマクロセルとの両方を含むネットワークは、異種ネットワークとして知られ得る。異種ネットワークはまた、ホーム発展型ノードB(eNB)(HeNB)を含み得、それは、クローズド加入者グループ(CSG)として知られる制限されたグループにサービスを提供し得る。基地局102とUE104との間の通信リンク120は、UE104から基地局102へのアップリンク(UL)(逆方向リンクとも呼ばれる)送信および/または基地局102からUE104へのダウンリンク(DL)(順方向リンクとも呼ばれる)送信を含み得る。通信リンク120は、空間多重化、ビームフォーミング、および/または送信ダイバーシティを含むMIMOアンテナ技術を使用し得る。通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを通り得る。基地局102/UE104は、各方向での送信のために使用される最大で合計Yx MHz(x個のコンポーネントキャリア)のキャリアアグリゲーションにおいて割り振られるキャリアあたり最大Y MHz(例えば、5、10、15、20MHz)帯域幅のスペクトルを使用し得る。キャリアは、互いに隣接し得るか、またはしない可能性がある。キャリアの割り振りは、DLおよびULに対して非対称であり得る(例えば、ULに対してより多くのまたは少ないキャリアがDLに対して割り振られ得る)。コンポーネントキャリアは、1つの一次コンポーネントキャリアと1つまたは複数の二次コンポーネントキャリアとを含み得る。一次コンポーネントキャリアは、一次セル(PCell)と呼ばれ得、二次コンポーネントキャリアは、二次セル(SCell)と呼ばれ得る。
[0035] ワイヤレス通信システムはさらに、5GHzのライセンスされていない周波数スペクトル中で通信リンク154を介してWi−Fi局(STA)152と通信状態にあるWi−Fiアクセスポイント(AP)150を含み得る。ライセンスされていない周波数スペクトル中で通信するとき、STA152/AP150は、チャネルが利用可能かどうかを決定するために、通信するより前にクリアチャネル評価(CCA)を行い得る。
[0036] スモールセル102’は、ライセンスされているおよび/またはライセンスされていない周波数スペクトル中で動作し得る。ライセンスされていない周波数スペクトル中で動作するとき、スモールセル102’は、LTEを用い、Wi−Fi AP150によって使用されるのと同じ5GHzのライセンスされていない周波数スペクトルを使用し得る。ライセンスされていない周波数スペクトル中でLTEを用いるスモールセル102’は、アクセスネットワークに対するカバレッジを強化する(boost)および/またはアクセスネットワークのキャパシティを増大させ得る。ライセンスされていないスペクトル中のLTEは、LTE−unlicensed(LTE−U)、ライセンスト支援アクセス(LAA:licensed assisted access)、またはMuLTEfireと呼ばれ得る。
[0037] EPC160は、モビリティ管理エンティティ(MME)162、他のMME164、サービングゲートウェイ166、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ168、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC)170、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ172を含み得る。MME162は、ホーム加入者サーバ(HSS)174と通信状態にあり得る。MME162は、UE104とEPC160との間でのシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME162は、ベアラおよび接続管理を提供する。全てのユーザインターネットプロトコル(IP)パケットは、サービングゲートウェイ166を通じて転送され、それ自体は、PDNゲートウェイ172に接続される。PDNゲートウェイ172は、UE IPアドレス割り振り、ならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ172およびBM−SC170は、IPサービス176に接続される。IPサービス176は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス(PSS)、および/または他のIPサービスを含み得る。BM−SC170は、MBMSユーザサービスプロビジョニングおよび配信のための機能を提供し得る。BM−SC170は、コンテンツプロバイダMBMS送信用のエントリポイントとしての役割を果たし得、公衆陸上モバイルネットワーク(PLMN:public land mobile network)内のMBMSベアラサービスを認可および開始するために使用され得、MBMS送信をスケジュールするために使用され得る。MBMSゲートウェイ168は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属する基地局102にMBMSトラフィックを分配するために使用され得、セッション管理(開始/停止)およびeMBMSに関連する課金情報(charging information)を収集することを担い得る。
[0038] 基地局はまた、ノードB、発展型ノードB(eNB)、アクセスポイント、ベーストランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または何らかの他の適切な専門用語で呼ばれ得る。基地局102は、UE104に対してEPC160へのアクセスポイントを提供する。UE104の例は、セルラフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機器、タブレット、スマートデバイス、ウェアラブルデバイス、または任意の他の同様の機能的なデバイスを含む。UE104はまた、局、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な専門用語で呼ばれ得る。
[0039] 図1を再び参照すると、ある特定の態様では、UE104は、デバイス・ツー・デバイス通信のためのスケジューリング割り当てを最適化する(198)ように構成され得る。198で行われる動作の詳細は、図5−10に関連して下記にさらに説明される。
[0040] 図2Aは、LTEにおけるDLフレーム構造の例を図示する図200である。図2Bは、LTEにおけるDLフレーム構造内のチャネルの例を図示する図230である。図2Cは、LTEにおけるULフレーム構造の例を図示する図250である。図2Dは、LTEにおけるULフレーム構造内のチャネルの例を図示する図280である。他のワイヤレス通信技術は、異なるフレーム構造および/または異なるチャネルを有し得る。LTEでは、フレーム(10ms)は、10個の等しいサイズのサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続したタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットは、1つまたは複数の時間同時並行(time concurrent)リソースブロック(RB)(物理RB(PRB)とも呼ばれる)を含む。リソースグリッドは、複数のリソースエレメント(RE)に分割される。LTEでは、通常のサイクリックプレフィックスについて、RBは、周波数ドメイン中に12個の連続したサブキャリアを含み、時間ドメイン中に7個の連続したシンボルを(DLについてはOFDMシンボルを、ULについてはSC−FDMAシンボルを)含み、合計で84個のREとなる。拡張されたサイクリックプレフィックスについて、RBは、周波数ドメイン中に12個の連続したサブキャリアを含み、時間ドメイン中に6個の連続したシンボルを含み、合計で72個のREとなる。各REによって搬送されるビットの数は、変調スキームに依存する。
[0041] 図2A中に例示されるように、REのうちのいくつかは、UEにおけるチャネル推定のためにDL基準(パイロット)信号(DL−RS)を搬送する。DL−RSは、セル固有基準信号(CRS)(共通RSとも呼ばれる)、UE固有基準信号(UE−RS)、およびチャネル状態情報基準信号(CSI−RS)を含み得る。図2Aは、アンテナポート0、1、2、および3(それぞれ、R0、R1、R2、およびR3と示されている)に対するCRS、アンテナポート5(R5と示されている)に対するUE−RS、およびアンテナポート15(Rと示されている)に対するCSI−RSを図示する。図2Bは、フレームのDLサブフレーム内の様々なチャネルの例を図示する。物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)は、スロット0のシンボル0内にあり、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)が1つのシンボルを占有するか、2つのシンボルを占有するか、または3つのシンボルを占有するかを示す制御フォーマットインジケータ(CFI)を搬送する(図2Bは、3つのシンボルを占有するPDCCHを図示する)。PDCCHは、1つまたは複数の制御チャネル要素(CCE)内のダウンリンク制御情報(DCI)を搬送し、各CCEは、9つのREグループ(REG)を含み、各REGは、OFDMシンボル中に4つの連続したREを含む。UEは、これもまたDCIを搬送するUE固有拡張PDCCH(ePDCCH)で構成され得る。ePDCCHは、2、4、または8つのRBペアを有し得る(図2Bは、2つのRBペアを示しており、各サブセットは、1つのRBペアを含む)。物理ハイブリッド自動再送要求(ARQ)(HARQ)インジケータチャネル(PHICH)もまた、スロット0のシンボル0内にあり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に基づいてHARQ確認応答(ACK)/否定ACK(NACK)フィードバックを示すHARQインジケータ(HI)を搬送する。一次同期チャネル(PSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル6内にあり、サブフレームタイミングおよび物理レイヤアイデンティティを決定するためにUEによって使用される一次同期信号(PSS)を搬送する。二次同期チャネル(SSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル5内にあり、物理レイヤセルアイデンティティグループ番号を決定するためにUEによって使用される二次同期信号(SSS)を搬送する。物理レイヤアイデンティティおよび物理レイヤセルアイデンティティグループ番号に基づいて、UEは、物理セル識別子(PCI)を決定し得る。PCIに基づいて、UEは、前述されたDL−RSのロケーションを決定し得る。物理ブロードキャストチャネル(PBCH)は、フレームのサブフレーム0のスロット1のシンボル0、1、2、3内にあり、マスタ情報ブロック(MIB)を搬送する。MIBは、DLシステム帯域幅中のRBの数、PHICH構成、およびシステムフレーム番号(SFN)を提供する。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)は、ページングメッセージ、システム情報ブロック(SIB)のようなPBCHを通じて送信されないブロードキャストシステム情報、およびユーザデータを搬送する。
[0042] 図2C中に例示されているように、REのうちのいくつかは、eNBにおけるチャネル推定のために復調基準信号(DL−RS)を搬送する。UEは加えて、サブフレームの最後のシンボル中でサウンディング基準信号(SRS)を送信し得る。SRSは、コーム構造(comb structure)を有し得、UEは、そのコームのうちの1つでSRSを送信し得る。SRSは、UL上での周波数依存スケジューリングを可能にするために、チャネル品質推定のためにeNBによって使用され得る。図2Dは、フレームのULサブフレーム内の様々なチャネルの例を図示する。物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)は、PRACH構成に基づいてフレーム内の1つまたは複数のサブフレーム内にあり得る。PRACHは、サブフレーム内に6つの連続したRBペアを含み得る。PRACHは、UEが初期システムアクセスを遂行し、UL同期を達成することを可能にする。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、ULシステム帯域幅のエッジ上に位置付けられ得る。PUCCHは、スケジューリング要求、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、ランクインジケータ(RI)、およびHARQ ACK/NACKフィードバックのようなアップリンク制御情報(UCI)を搬送する。PUSCHは、データを搬送し、バッファステータスレポート(BSR)、電力ヘッドルームレポート(PHR)、および/またはUCIを搬送するためにさらに使用され得る。
[0043] 図3は、アクセスネットワーク中でUE350と通信状態にあるeNB310のブロック図である。DLでは、EPC160からのIPパケットは、コントローラ/プロセッサ375に提供され得る。コントローラ/プロセッサ375は、レイヤ3およびレイヤ2の機能を実装する。レイヤ3は、無線リソース制御(RRC)レイヤを含み、レイヤ2は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤ、無線リンク制御(RLC)レイヤ、および媒体アクセス制御(MAC)レイヤを含む。コントローラ/プロセッサ375は、システム情報(例えば、MIB、SIB)のブロードキャスティング、RRC接続制御(例えば、RRC接続ページング、RRC接続確立、RRC接続修正、およびRRC接続解放)、無線アクセス技術(RAT)間モビリティ、およびUE測定レポーティングのための測定設定に関連付けられたRRCレイヤ機能と、ヘッダ圧縮/解凍、セキュリティ(暗号化、暗号解読、完全性保護、完全性検証)、およびハンドオーバサポート機能に関連付けられたPDCPレイヤ機能と、上位レイヤパケットデータユニット(PDU)の転送、ARQを通じた誤り訂正、RLCサービスデータユニット(SDU)の連結、セグメント化、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメント化、およびRLCデータPDUの再順序付けに関連付けられたRLCレイヤ機能と、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間でのマッピング、トランスポートブロック(TB)上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報レポーティング、HARQを通じた誤り訂正、優先度処理(priority handling)、および論理チャネル優先順位付けに関連付けられたMACレイヤ機能とを提供する。
[0044] 送信(TX)プロセッサ316および受信(RX)プロセッサ370は、様々な信号処理機能に関連付けられたレイヤ1の機能を実装する。物理(PHY)レイヤを含むレイヤ1は、トランスポートチャネル上での誤り検出、トランスポートチャネルの前方誤り訂正(FEC)コーディング/復号、インタリービング、レートマッチング、物理チャネル上へのマッピング、物理チャネルの変調/復調、およびMIMOアンテナ処理を含み得る。TXプロセッサ316は、様々な変調スキーム(例えば、2位相偏移変調(BPSK)、4位相偏移変調(QPSK)、M位相偏移変調(M−PSK)、M値直交振幅変調(M−QAM))に基づく信号コンステレーションへのマッピングを処理する。コーディングおよび変調されたシンボルはその後、並列ストリームに分けられ得る。各ストリームはその後、時間ドメインOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間および/または周波数ドメイン中で基準信号(例えば、パイロット)と多重化され、その後、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用してともに組み合わされ得る。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器374からのチャネル推定値が、コード化および変調スキームを決定するために、ならびに空間処理のために、使用され得る。チャネル推定値は、UE350によって送信されたチャネル状態フィードバックおよび/または基準信号から導出され得る。その後、各空間ストリームは、別個の送信機318TXを介して異なるアンテナ320に提供され得る。各送信機318TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調し得る。
[0045] UE350において、各受信機354RXは、そのそれぞれのアンテナ352を通じて信号を受信する。各受信機354RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信(RX)プロセッサ356にその情報を提供する。TXプロセッサ368およびRXプロセッサ356は、様々な信号処理機能に関連付けられたレイヤ1の機能を実装する。RXプロセッサ356は、UE350宛ての任意の空間ストリームを復元するために、この情報に対して空間処理を行い得る。複数の空間ストリームがUE350宛てである場合、それらは、RXプロセッサ356によって単一のOFDMシンボルストリームに組み合わされ得る。RXプロセッサ356はその後、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、時間ドメインから周波数ドメインにOFDMシンボルストリームを変換する。周波数領域信号は、OFDM信号の各サブキャリアのために別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボル、および基準信号は、eNB310によって送信された最も有望な(most likely)信号コンステレーションポイントを決定することによって復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器358によって計算されたチャネル推定値に基づき得る。軟判定はその後、物理チャネル上でeNB310によって当初送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号およびデインターリーブされる。データおよび制御信号はその後、コントローラ/プロセッサ359に提供され、それは、レイヤ3およびレイヤ2の機能を実装する。
[0046] コントローラ/プロセッサ359は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ360に関連付けられ得る。メモリ360は、コンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。ULでは、コントローラ/プロセッサ359は、EPC160からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での逆多重化、パケットのリアセンブリ、暗号解読、ヘッダの解凍、および制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ359はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。
[0047] eNB310によるDL送信に関連して説明される機能と同様に、コントローラ/プロセッサ359は、システム情報(例えば、MIB、SIB)獲得、RRC接続、および測定レポーティングに関連付けられたRRCレイヤ機能と、ヘッダ圧縮/解凍、およびセキュリティ(暗号化、暗号解読、完全性保護、完全性検証)に関連付けられたPDCPレイヤ機能と、上位レイヤPDUの転送、ARQを通じた誤り訂正、RLC SDUの連結、セグメント化、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメント化、およびRLCデータPDUの再順序付けに関連付けられたRLCレイヤ機能と、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間でのマッピング、TB上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報レポーティング、HARQを通じた誤り訂正、優先度処理、および論理チャネル優先順位付けに関連付けられたMACレイヤ機能とを提供する。
[0048] eNB310によって送信されたフィードバックまたは基準信号からチャネル推定器358によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調スキームを選択することと、空間処理を容易にすることとを行うために、TXプロセッサ368によって使用され得る。TXプロセッサ368によって生成された空間ストリームは、別個の送信機354TXを介して異なるアンテナ352に提供され得る。各送信機354TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調し得る。
[0049] UL送信は、UE350における受信機機能に関連して説明されるのと同様の方法でeNB310において処理される。各受信機318RXは、そのそれぞれのアンテナ320を通じて信号を受信する。各受信機318RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、RXプロセッサ370にその情報を提供する。
[0050] コントローラ/プロセッサ375は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ376に関連付けられ得る。メモリ376は、コンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。ULでは、コントローラ/プロセッサ375は、UE350からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間での逆多重化、パケットのリアセンブリ、暗号解読、ヘッダの解凍、制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ375からのIPパケットは、EPC160に提供され得る。コントローラ/プロセッサ375はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用する誤り検出を担う。
[0051] 図4は、デバイス・ツー・デバイス(D2D)通信システム460の図である。D2D通信システム460は、複数のUE464、466、468、470を含む。D2D通信システム460は、例えば、WWANのようなセルラ通信システムとオーバーラップし得る。UE464、466、468、470のうちのいくつかは、DL/UL WWANスペクトルを使用してD2D通信でともに通信し得、いくつかは、基地局462と通信し得、いくつかは、それら両方を行い得る。例えば、図4中に示されているように、UE468、470がD2D通信中であり、UE464、466がD2D通信中である。UE464、466はまた、基地局462と通信している。D2D通信は、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)、および物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)のような1つまたは複数のサイドリンクチャネルを通り得る。
[0052] 1つの構成では、UE 464、466、468、470のうちのいくつかまたは全ては、車両に装備または位置付けられ得る。このような構成では、D2D通信システム460は、車車間(V2V:vehicle-to-vehicle)通信システムとも呼ばれ得る。
[0053] 以下に説明される例示的な方法および装置は、例えば、FlashLinQ、WiMedia、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、またはIEEE802. 11規格に基づいたWi−Fiに基づいたワイヤレス・デバイス・ツー・デバイス通信システムのような、様々なワイヤレスD2D通信システムのいずれにも適用可能である。説明を簡略化するために、例示的な方法および装置は、LTEのコンテキスト内で論述される。しかしながら、当業者は、例示的な方法および装置が、様々な他のワイヤレス・デバイスツーデバイス通信システムに対してより一般に適用可能であることを理解するだろう。
[0054] 従来のデバイス・ツー・デバイス通信システムでは、あるUEがデバイス・ツー・デバイス通信において別のUEと通信するときに、送信されるべきデータおよびそのデータを送信するための制御情報は、別個のサブフレーム中で搬送される。例えば、送信側UEは、データを搬送するサブフレームを送る前に、制御情報を搬送するサブフレームを送り得る。受信側UEでは、データを送信するための制御情報は、制御情報を搬送するサブフレームから復号され得る。復号された制御情報は、データを搬送するサブフレームからデータを検索するために使用され得る。制御情報およびデータが別個のサブフレーム中で搬送されるため、制御情報を送信するためのオーバヘッドが負担となり得る。
[0055] 本開示の1つの構成では、制御情報およびデータは、制御オーバヘッドを低減するために、同じサブフレーム中で搬送される。図5は、デバイス・ツー・デバイス通信システム500において同じサブフレーム中で制御情報およびデータを搬送する例を図示する図である。デバイス・ツー・デバイス通信システム500は、UE502、504、および506を含む。UE502は、それぞれ、デバイス・ツー・デバイス通信チャネル510および520を通して、UE504および506と通信し得る。1つの構成では、デバイス・ツー・デバイス通信チャネル510および520は、LTEダイレクトプロトコルを用いる。
[0056] UE504にデータを送信するために、UE502は、UE504にデータを搬送するためにサブフレーム530中にリソースブロック512を(550において)割り当て、UE504に制御情報を搬送するためにサブフレーム530中にリソースブロック513を(550において)割り当て得る。制御情報は、データ送信に関連したスケジューリング割り当てを含み得る。スケジューリング割り当ては、データリソース割り当てを含み得る。例えば、1つの構成では、リソースブロック513上で搬送される制御情報は、リソースブロック512の割り振りを示し得る。リソースブロック512と513とは、サブフレーム530中で互いに隣接し得るか、または互いに隣接しない可能性がある。リソースブロック513は、リソースブロック512に囲まれ得る。同様に、UE502は、UE504にデータを搬送するために、それぞれ、サブフレーム534および538中にリソースブロック514および516を(550において)割り当て、対応するサブフレーム中のデータをUE504に送信することに関連した制御情報を搬送するために、それぞれ、サブフレーム534および538中にリソースブロック515および517を(550において)割り当て得る。
[0057] UE506にデータを送信するために、UE502は、UE506にデータを搬送するためにサブフレーム530中のリソースブロック522を(550において)割り当て、UE506にサブフレーム530中のデータを送信することに関連した制御情報を搬送するためにサブフレーム530中のリソースブロック523を(550において)割り当て得る。1つの構成では、リソースブロック523上で搬送される制御情報は、リソースブロック522の割り振りを示し得る。同様に、UE502は、UE506にデータを搬送するために、それぞれ、サブフレーム534および538中にリソースブロック524および526を(550において)割り当て、対応するサブフレーム中のデータをUE506に送信することに関連した制御情報を搬送するために、それぞれ、サブフレーム534および538中にリソースブロック525および527を(550において)割り当て得る。
[0058] 1つの構成では、UE502は、デバイス・ツー・デバイス通信チャネル510を通して、サブフレーム530中の制御情報およびデータをUE504に送り得る。UE504は、サブフレーム530中のデータ送信のためのリソースブロック割り振りを認識していない。しかしながら、UE504は、サブフレーム520中の制御情報送信のためのリソースブロック割り振り(例えば、リソースブロック513)を認識し得る。UE504において、サブフレーム530内のデータを送信するための制御情報は、リソースブロック513から復号され得る。制御情報は、サブフレーム530中のデータ送信のためのリソースブロック割り振り(例えば、リソースブロック512の開始位置(location)およびサイズ)を含み得る。復号された制御情報は、サブフレーム530中のリソースブロック512からデータを検索するために使用され得る。
[0059] 図6は、デバイス・ツー・デバイス通信におけるデータおよび制御情報の両方を搬送するサブフレーム600の例を図示する図である。図示されるように、データは、サブフレーム600中のリソースブロック610、612、および614で搬送される。制御情報は、サブフレーム600中の制御シンボル620で搬送される。1つの構成では、制御シンボル620は、サブフレーム600内の固定されたシンボルである。このような構成では、デバイス・ツー・デバイス通信の受信側UEは、サブフレーム600内のどのシンボルが制御情報(例えば、制御シンボル620)を搬送するために使用されるかを知り得る。制御情報は、固定された帯域幅を使用し得る。よって、制御情報は、制御シンボル620の固定された数のリソースエレメント622上で搬送され得る。例えば制御情報は、制御シンボル620の2つのリソースエレメント上で搬送され得る。その結果、受信側UEは、制御シンボル620の第1の2つのリソースエレメントから制御情報を検索し、検索した制御情報を復号し得る。制御シンボル620の残りのリソースエレメント624は、使用されない可能性がある。制御シンボル620中の送信側UEからの多重化されたデータまたは他の情報は存在しない。
[0060] 1つの構成では、制御シンボル620上で搬送される制御情報は、データを搬送するためのリソースブロックの割り振りを示し得る。例えば、制御情報は、サブフレーム600内のリソースブロック610、612、および614のサイズと開始位置とを示し得る。1つの構成では、制御情報は、リソースブロック610、612、および614のサイズのみを示し得る。リソースブロック610、612、および614の開始位置は、制御シンボル620の開始位置および/またはリソースブロック610、612、614のサイズに基づいて決定され得る。
[0061] 1つの構成では、制御シンボル620は、DM−RSシンボル630に隣接する。受信側UEは、制御シンボル620から制御情報を検索および復号する前に、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルの信号品質を測定するために、DM−RSシンボル630を使用し得る。デバイス・ツー・デバイス通信チャネルの信号品質が閾値品質を超えるとき、受信側UEは、制御シンボル620から制御情報を検索および復号することのみ行い得る。1つの構成では、制御情報を最初に取得することなく受信側UEが基準信号を測定し得るように、DM−RSシンボル630は、固定されたベースシーケンス、サイクリックシフト、および直交カバーコード(OCC)を有する、固定された基準信号を使用する。
[0062] サブフレーム600中に別のDM−RSシンボル632が存在し得る。DM−RSシンボル632は、制御シンボル620に隣接せず、制御情報に依存するパラメータ(例えば、ベースシーケンス、サイクリックシフト、およびOCC)を有する基準信号を使用し得る。従って、受信側UEは、DM−RSシンボル632を処理する前に、制御シンボル620から制御情報を取得し得る。
[0063] 1つの構成では、データの任意の再送信に基づいて復号可能な制御情報を作成するために、制御情報は、データの送信数、現在のデータ送信の冗長バージョン識別子(RVID)、データの変調およびコーディングスキーム(MCS)、送信の時間リソースパターン(TRPT)、または後続の再送信の周波数情報のうちの1つまたは複数を含み得る。1つの構成では、制御情報は、TRPTの代わりに、データの次の再送信の増分スケジューリングを含み得る。例えば、制御情報は、データの次の再送信が3つのサブフレーム中で発生することをシグナリングし得る。TRPTは、増分値が2〜3ビットのみを使用し得る間、7ビットを使用し得るため、制御オーバヘッドは、さらに低減され得る。1つの構成では、制御情報は、データパケットの第1の送信においてのみ存在し得、同じデータの後続の再送信は、制御情報を搬送しない。
[0064] 図7は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート700である。方法は、デバイス・ツー・デバイス通信における送信側UE(例えば、UE502、または装置902/902’)によって行われ得る。1つの構成では、方法は、送信側UEが受信側UE(例えば、UE504)とデバイス・ツー・デバイス通信を開始するときに行われ得る。送信側UEは、第1のUEであり得、受信側UEは、第2のUEであり得る。702において、第1のUEは、第2のUEに送信されるべきデータブロックを決定する。データブロックは、第1のUEによって生成され得るか、または別のデバイスから受信され得る。
[0065] 704において、第1のUEは、データブロックを搬送するためにサブフレーム中の第1のリソースを決定し、データブロックを送信することに関連付けられた制御情報を搬送するためにサブフレーム中の第2のリソースを決定する。1つの構成では、第1のリソースは、図5を参照して上述されるリソースブロック512であり得るか、または図6を参照して上述されるリソースブロック610、612、および614であり得る。このような構成では、第2のリソースは、図5を参照して上述されるリソースブロック513であり得るか、または図6を参照して上述される制御シンボル620のリソースエレメント622であり得る。
[0066] 1つの構成では、第2のリソースは、サブフレーム内の固定された制御シンボルの少なくとも一部分を含み得る。1つの構成では、制御シンボル内の多重化されたデータは存在しない可能性がある。1つの構成では、制御シンボルは、いくつかのリソースエレメントを含み得る。第2のリソースは、いくつかのリソースエレメントからの固定された数のリソースエレメントを含み得る。
[0067] 1つの構成では、制御情報は、第1のリソースの割り振りを含み得る。1つの構成では、第1のリソースの割り振りは、第1のリソースのサイズおよび第1のリソースの開始を含み得る。別の構成では、第1のリソースの割り振りは、第1のリソースのサイズを含み得、第1のリソースの開始は、第1のリソースの制御シンボルの開始またはサイズに基づいて決定され得る。
[0068] 1つの構成では、制御シンボルは、DM−RSシンボルに隣接し得る。DM−RSシンボルは、固定されたベースシーケンス、サイクリックシフト、およびOCCを有する、固定された基準信号を使用し得る。1つの構成では、制御シンボルに隣接しないDM−RSシンボルは、制御情報に依存するパラメータを有する基準信号を使用し得る。1つの構成では、制御情報は、データブロックの送信数、現在のデータ送信のRVID、データブロックのMCS、TRPT、または後続の再送信の周波数情報のうちの1つまたは複数を含み得る。1つの構成では、制御情報は、TRPTの代わりに、データブロックの次の再送信の増分スケジューリングを含み得る。1つの構成では、制御情報は、データブロックの第1の送信においてのみ存在し得、データブロックの後続の再送信は、制御情報を搬送しない可能性がある。
[0069] 最後に、706において、第1のUEは、それぞれ、決定された第1および第2のリソース上で、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルにおいて第2のUEにデータブロックおよび制御情報を送信する。例えば、UE502は、リソースブロック512および513上で、それぞれ、デバイス・ツー・デバイス通信チャネル510においてUE504にデータおよび制御情報を送信し得る。
[0070] 1つの構成では、データブロックおよび制御情報は、車両通信ブロードキャストメッセージを通して第2のUEに送信される。1つの構成では、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルは、LTEダイレクトプロトコルを用いる。
[0071] 図8は、ワイヤレス通信の方法のフローチャート800である。方法は、デバイス・ツー・デバイス通信における受信側UE(例えば、UE504、506、または装置902/902’)によって行われ得る。1つの構成では、方法は、受信側UEが送信側UE(例えば、UE502)からのデバイス・ツー・デバイス通信を受信するときに、行われ得る。受信側UEは、第1のUEであり得、送信側UEは、第2のUEであり得る。
[0072] 802において、第1のUEは、データブロックを搬送するサブフレーム中の1つまたは複数のデータリソースと、データブロックを送信するための制御情報を搬送するサブフレーム中の予め定められた制御リソースとを有する、第2のUEからのデバイス・ツー・デバイス通信チャネルを受信する。1つの構成では、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルは、図5に関連して上述されるデバイス・ツー・デバイス通信チャネル510であり得る。1つの構成では、1つまたは複数のデータリソースは、図5に関連して上述されるリソースブロック512であり得るか、または図6に関連して上述されるリソースブロック610、612、および614であり得る。このような構成では、予め定められた制御リソースは、図5に関連して上述されるリソースブロック513であり得るか、または図6に関連して上述される制御シンボル620のリソースエレメント622であり得る。
[0073] 1つの構成では、データブロックおよび制御情報は、車両通信ブロードキャストメッセージを通して受信され得る。1つの構成では、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルは、LTEダイレクトプロトコルを用い得る。
[0074] 1つの構成では、予め定められた制御リソースは、サブフレーム内の固定された制御シンボルの少なくとも一部分を含み得る。制御情報を復号するために、第1のUEは、固定された制御シンボルから制御情報を検索し得る。1つの構成では、制御シンボルは、いくつかのリソースエレメントを含み得、予め定められた制御リソースは、いくつかのリソースエレメントからの固定された数のリソースエレメントを含み得る。1つの構成では、制御情報は、データブロックを搬送する1つまたは複数のデータリソースの割り振りを含み得る。1つの構成では、割り振りは、1つまたは複数のデータリソースのサイズおよび開始を含み得る。別の構成では、割り振りは、1つまたは複数のデータリソースのサイズを含み得、1つまたは複数のデータリソースの開始は、1つまたは複数のデータリソースの制御シンボルの開始またはサイズに基づいて決定され得る。
[0075] 1つの構成では、制御シンボルは、DM−RSシンボルに隣接し得る。1つの構成では、DM−RSシンボルは、固定されたベースシーケンス、サイクリックシフト、およびOCCを有する、固定された基準信号を使用し得る。1つの構成では、制御シンボルに隣接しないDM−RSシンボルは、制御情報に依存するパラメータを有する基準信号を使用し得る。
[0076] 1つの構成では、制御情報は、データブロックの送信数、現在のデータ送信のRVID、データブロックのMCS、TRPT、または後続の再送信の周波数情報のうちの1つまたは複数を含み得る。1つの構成では、制御情報は、TRPTの代わりに、データブロックの次の再送信の増分スケジューリングを含み得る。
[0077] 804において、第1のUEは、サブフレーム中の予め定められた制御リソースから制御情報を復号する。例えば、UE504は、サブフレーム530中のリソースブロック513から制御情報を検索および復号し得る。制御情報を復号するために、第1のUEは、予め定められた制御リソースによって搬送されるビットの異なるグループを識別し得、ビットの各グループを、データ送信のためにリソース割り振りに関連したパラメータに変え得る。例えば、パラメータは、データリソースブロックの開始位置および/またはサイズであり得る。
[0078] 最後に、806において、第1のUEは、復号された制御情報に基づいて、サブフレーム中の1つまたは複数のデータリソースからデータブロックを検索する。例えば、UE504は、復号された制御情報(例えば、リソースブロック512の開始位置およびサイズ)に基づいて、サブフレーム530中のリソースブロック512からデータを検索し得る。
[0079] 図9は、例示的な装置902における異なるモジュール/手段/コンポーネント間のデータフローを図示する概念的データフロー図900である。装置902は、UEであり得る。装置902は、別のUE950からデバイス・ツー・デバイス通信メッセージを受信する受信コンポーネント904を含む。1つの構成では、受信コンポーネント904は、図8の802において上述される動作を行う。装置902はまた、UE950にデバイス・ツー・デバイス通信メッセージを送信する送信コンポーネント910も含む。1つの構成では、送信コンポーネント910は、図7の706において上述される動作を行う。1つの構成では、デバイス・ツー・デバイス通信メッセージは、車両通信ブロードキャストメッセージであり得る。受信コンポーネント904および送信コンポーネント910は、装置902の通信を調整する。
[0080] 装置902は、UE950に送信されるべきデータを決定するデータ準備コンポーネント914を含む。データ準備コンポーネント914によって準備されたデータは、送信コンポーネント910に送られる。1つの構成では、データ準備コンポーネント914は、図7の702において上述される動作を行う。
[0081] 装置902は、データおよび制御情報を送信するためのリソースを割り当てるリソース割り振りコンポーネント912を含む。リソース割り振りコンポーネント912によって決定されたリソース割り当ては、送信コンポーネント910に送られ得る。1つの構成では、リソース割り振りコンポーネント912は、図7の704において上述される動作を行う。送信コンポーネント910は、リソース割り振りコンポーネント912によって決定されたリソース割り当てに基づいて、データ準備コンポーネント914によって準備されたデータをUE950に送信する。
[0082] 装置902は、受信コンポーネント904によって提供されたサブフレーム中の固定された制御シンボルから制御情報を検索および復号する、制御情報復号コンポーネント906を含む。復号された制御情報は、データ検索コンポーネント908に送られる。1つの構成では、制御情報復号コンポーネント906は、図8の804において上述される動作を行う。データ検索コンポーネント908は、制御情報復号コンポーネント906によって提供された制御情報に基づいて、サブフレーム中のリソースからデータを検索する。1つの構成では、データ検索コンポーネント908は、図8の806において上述される動作を行う。
[0083] 装置は、図7および8の前述されたフローチャート中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加のコンポーネントを含み得る。そのため、図7および8の前述されたフローチャート中の各ブロックは、コンポーネントによって実行され得、装置は、それらのコンポーネントのうちの1つまたは複数を含み得る。コンポーネントは、記載された処理/アルゴリズムを実行するように特に構成された1つまたは複数のハードウェアコンポーネントであり得るか、記載された処理/アルゴリズムを行うように構成されたプロセッサによって実装され得るか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶され得るか、またはそれらの何らかの組み合わせであり得る。
[0084] 図10は、処理システム1014を用いる装置902’のためのハードウェア実装の例を図示する図1000である。処理システム1014は、一般にバス1024によって表される、バスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1024は、処理システム1014の特定のアプリケーションおよび全体的な設計制約に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1024は、プロセッサ1004、コンポーネント904、906、908、910、912、914、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1006によって表される、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアコンポーネントを含む様々な回路をともにリンクさせる。バス1024はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせることができ、これらは、当該技術分野において周知であり、従って、これ以上は説明されない。
[0085] 処理システム1014は、トランシーバ1010に結合され得る。トランシーバ1010は、1つまたは複数のアンテナ1020に結合される。トランシーバ1010は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1010は、1つまたは複数のアンテナ1020から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1014、具体的には受信コンポーネント904に提供する。加えて、トランシーバ1010は、処理システム1014、具体的には送信コンポーネント910から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1020に適用される信号を生成する。処理システム1014は、コンピュータ可読媒体/メモリ1006に結合されたプロセッサ1004を含む。プロセッサ1004は、コンピュータ可読媒体/メモリ1006上に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1004によって実行されるとき、処理システム1014に、任意の特定の装置に関して上記に説明された様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1006はまた、ソフトウェアを実行するとき、プロセッサ1004によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システムはさらに、コンポーネント904、906、908、910、912および914のうちの少なくとも1つを含む。コンポーネントは、プロセッサ1004中で実行中であり、コンピュータ可読媒体/メモリ1006中に存在する/記憶されたソフトウェアコンポーネント、プロセッサ1004に結合された1つまたは複数のハードウェアコンポーネント、またはそれらの何らかの組み合わせであり得る。処理システム1014は、UE350のコンポーネントであり得、メモリ360および/またはTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359のうちの少なくとも1つを含み得る。
[0086] 1つの構成では、ワイヤレス通信のための装置902/902’は、別のUEに送信されるべきデータブロックを決定するための手段を含む。1つの構成では、データブロックを決定するための手段は、図7の702に関連して上述される動作を行い得る。1つの構成では、データブロックを決定するための手段は、データ準備コンポーネント914またはプロセッサ1004であり得る。
[0087] 装置902/902’は、データブロックを搬送するためのサブフレーム中の第1のリソースと、データブロックを送信することに関連付けられた制御情報を搬送するためのサブフレーム中の第2のリソースとを決定するための手段を含み得る。1つの構成では、第1および第2のリソースを決定するための手段は、図7の704に関連して上述される動作を行い得る。1つの構成では、第1および第2のリソースを決定するための手段は、リソース割り振りコンポーネント912またはプロセッサ1004であり得る。
[0088] 装置902/902’は、それぞれ、決定された第1および第2のリソース上で、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルにおいて別のUEにデータブロックおよび制御情報を送信するための手段をさらに含み得る。1つの構成では、送信するための手段は、図7の706に関連して上述される動作を行い得る。1つの構成では、送信するための手段は、1つまたは複数のアンテナ1020、トランシーバ1010、送信コンポーネント910、またはプロセッサ1004であり得る。
[0089] 1つの構成では、ワイヤレス通信のための装置902/902’は、データブロックを搬送するサブフレーム中の1つまたは複数のデータリソースと、データブロックを送信するための制御情報を搬送するサブフレーム中の予め定められた制御リソースとを有する、別のUEからのデバイス・ツー・デバイス通信チャネルを受信するための手段を含む。1つの構成では、受信するための手段は、図8の802に関連して上述される動作を行い得る。1つの構成では、受信するための手段は、1つまたは複数のアンテナ1020、トランシーバ1010、受信コンポーネント904、またはプロセッサ1004であり得る。
[0090] 装置902/902’は、サブフレーム中の予め定められた制御リソースから制御情報を復号するための手段を含み得る。1つの構成では、復号するための手段は、サブフレーム中の予め定められた制御リソースから制御情報を検索するように構成され得る。1つの構成では、復号するための手段は、図8の804を参照して上述される動作を行い得る。1つの構成では、復号するための手段は、制御情報復号コンポーネント906またはプロセッサ1004であり得る。
[0091] 装置902/902’は、復号された制御情報に基づいて、サブフレーム中の1つまたは複数のデータリソースからデータブロックを検索するための手段をさらに含み得る。1つの構成では、検索するための手段は、図8の806に関連して上述される動作を行い得る。1つの構成では、検索するための手段は、データ検索コンポーネント908またはプロセッサ1004であり得る。
[0092] 前述された手段は、前述された手段によって記載された機能を実行するように構成された装置902’の処理システム1014および/または装置902の前述されたコンポーネントのうちの1つまたは複数であり得る。上記に説明されたように、処理システム1014は、TXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359を含み得る。このように、1つの構成では、前述の手段は、前述の手段によって記載された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359であり得る。
[0093] 開示された処理/フローチャート中のブロックの特定の順序または階層は、例示的なアプローチの例示であることが理解される。設計の選好に基づいて、処理/フローチャート中のブロックの特定の順序または階層は再配列され得るということが理解される。さらに、いくつかのブロックは、組み合わされ得るか、または省略され得る。添付の方法の請求項は、サンプルの順序で様々なブロックの要素を提示しており、提示された特定の順序または階層に限定されることが意図されるものではない。
[0094] 先の説明は、本明細書で説明される様々な態様を当業者が実施することを可能にするために提供される。これらの態様への様々な修正は、当業者に対して容易に明らかであり、本明細書に定義される一般的な原理は、他の態様に適用され得る。よって、請求項は、本明細書に示される態様に限定されることが意図されるものではなく、請求項の文言と矛盾しない最大範囲であると認められるべきであり、ここにおいて、単数の要素への参照は、そのように具体的に記載されていない限り、「1つおよび1つのみ」を意味するものではなく、むしろ「1つまたは複数」を意味することが意図される。「例示的な」という用語は、本明細書では「例、実例、または例示を提供する」ことを意味するために使用される。「例示的」なものとして本明細書に説明される任意の態様は、必ずしも、他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。そうでないことが具体的に記載されていない限り、「いくつかの」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」のような組み合わせは、A、B、および/またはCの任意の組み合わせを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。特に、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、および「A、B、C、またはそれらの任意の組み合わせ」のような組み合わせは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとB、AとC、BとC、またはAとBとCであり得、ここで、任意のこのような組み合わせは、A、B、またはCの1つまたは複数のメンバーを含み得る。当業者に知られている、あるいは後に知られることになる本開示全体にわたって説明される様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的な同等物は、参照により本明細書に明示的に組み込まれ、請求項に包含されることが意図されている。さらに、本明細書で開示されたものはどれも、このような開示が請求項に明示的に記載されているかどうかに関わらず、公衆に献呈されることが意図されるものではない。「モジュール」、「メカニズム」、「要素」、「デバイス」などの用語は、「手段」という用語の代用ではない可能性があり得る。そのため、要素が「〜のための手段」というフレーズを使用して明示的に記載されていない限り、どの請求項の要素もミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1のユーザ機器(UE)のワイヤレス通信の方法であって、
第2のUEに送信されるべきデータブロックを決定することと、
前記データブロックを搬送するためのサブフレーム中の第1のリソースと、前記データブロックを送信することに関連付けられた制御情報を搬送するための前記サブフレーム中の第2のリソースとを決定することと、
それぞれ、前記決定された第1および第2のリソース上で、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルにおいて前記第2のUEに前記データブロックおよび前記制御情報を送信することと
を備える、方法。
[C2]
前記データブロックおよび前記制御情報は、車両通信ブロードキャストメッセージを通して前記第2のUEに送信される、C1に記載の方法。
[C3]
前記デバイス・ツー・デバイス通信チャネルは、ロングタームエボリューション(LTE)ダイレクトプロトコルを用いる、C1に記載の方法。
[C4]
前記第2のリソースは、前記サブフレーム内の固定された制御シンボルの少なくとも一部分を備え、前記制御シンボル内の多重化されたデータは存在しない、C1に記載の方法。
[C5]
前記制御シンボルは、複数のリソースエレメントを備え、前記第2のリソースは、前記複数のリソースエレメントからの固定された数のリソースエレメントを備える、C4に記載の方法。
[C6]
前記制御情報は、前記第1のリソースの割り振りを備える、C4に記載の方法。
[C7]
前記制御シンボルは、復調基準信号(DM−RS)シンボルに隣接する、C4に記載の方法。
[C8]
前記DM−RSシンボルは、固定されたベースシーケンス、サイクリックシフト、および直交カバーコード(OCC)を有する、固定された基準信号を使用する、C7に記載の方法。
[C9]
前記制御シンボルに隣接しないDM−RSシンボルは、前記制御情報に依存するパラメータを有する基準信号を使用する、C7に記載の方法。
[C10]
前記制御情報は、前記データブロックの送信数、現在のデータ送信の冗長バージョン識別子(RVID)、前記データブロックの変調およびコーディングスキーム(MCS)、送信の時間リソースパターン(TRPT)、または後続の再送信の周波数情報のうちの1つまたは複数を備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記制御情報は、前記データブロックの第1の送信においてのみ存在し、前記データブロックの後続の再送信は、前記制御情報を搬送しない、C1に記載の方法。
[C12]
ワイヤレス通信のための装置であって、前記装置は、第1のユーザ機器(UE)であり、
第2のUEに送信されるべきデータブロックを決定するための手段と、
前記データブロックを搬送するためのサブフレーム中の第1のリソースと、前記データブロックを送信することに関連付けられた制御情報を搬送するための前記サブフレーム中の第2のリソースとを決定するための手段と、
それぞれ、前記決定された第1および第2のリソース上で、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルにおいて前記第2のUEに前記データブロックおよび前記制御情報を送信するための手段と
を備える、装置。
[C13]
前記第2のリソースは、前記サブフレーム内の固定された制御シンボルの少なくとも一部分を備え、前記制御シンボル内の多重化されたデータは存在しない、C12に記載の装置。
[C14]
前記制御シンボルは、複数のリソースエレメントを備え、前記第2のリソースは、前記複数のリソースエレメントからの固定された数のリソースエレメントを備える、C13に記載の装置。
[C15]
前記制御情報は、前記第1のリソースの割り振りを備える、C13に記載の装置。
[C16]
前記制御シンボルは、復調基準信号(DM−RS)シンボルに隣接する、C13に記載の装置。
[C17]
前記DM−RSシンボルは、固定されたベースシーケンス、サイクリックシフト、および直交カバーコード(OCC)を有する、固定された基準信号を使用する、C16に記載の装置。
[C18]
前記制御シンボルに隣接しないDM−RSシンボルは、前記制御情報に依存するパラメータを有する基準信号を使用する、C16に記載の装置。
[C19]
前記制御情報は、前記データブロックの送信数、現在のデータ送信の冗長バージョン識別子(RVID)、前記データブロックの変調およびコーディングスキーム(MCS)、送信の時間リソースパターン(TRPT)、または後続の再送信の周波数情報のうちの1つまたは複数を備える、C12に記載の装置。
[C20]
前記制御情報は、前記データブロックの第1の送信においてのみ存在し、前記データブロックの後続の再送信は、前記制御情報を搬送しない、C12に記載の装置。
[C21]
ワイヤレス通信のための装置であって、前記装置は、第1のユーザ機器(UE)であり、
メモリと、
前記メモリに結合され、
第2のUEに送信されるべきデータブロックを決定することと、
前記データブロックを搬送するためのサブフレーム中の第1のリソースと、前記データブロックを送信することに関連付けられた制御情報を搬送するための前記サブフレーム中の第2のリソースとを決定することと、
それぞれ、前記決定された第1および第2のリソース上で、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルにおいて前記第2のUEに前記データブロックおよび前記制御情報を送信することと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、装置。
[C22]
前記第2のリソースは、前記サブフレーム内の固定された制御シンボルの少なくとも一部分を備え、前記制御シンボル内の多重化されたデータは存在しない、C21に記載の装置。
[C23]
前記制御シンボルは、複数のリソースエレメントを備え、前記第2のリソースは、前記複数のリソースエレメントからの固定された数のリソースエレメントを備える、C22に記載の装置。
[C24]
前記制御情報は、前記第1のリソースの割り振りを備える、C22に記載の装置。
[C25]
前記制御シンボルは、復調基準信号(DM−RS)シンボルに隣接する、C22に記載の装置。
[C26]
前記DM−RSシンボルは、固定されたベースシーケンス、サイクリックシフト、および直交カバーコード(OCC)を有する、固定された基準信号を使用する、C25に記載の装置。
[C27]
前記制御シンボルに隣接しないDM−RSシンボルは、前記制御情報に依存するパラメータを有する基準信号を使用する、C25に記載の装置。
[C28]
前記制御情報は、前記データブロックの送信数、現在のデータ送信の冗長バージョン識別子(RVID)、前記データブロックの変調およびコーディングスキーム(MCS)、送信の時間リソースパターン(TRPT)、または後続の再送信の周波数情報のうちの1つまたは複数を備える、C21に記載の装置。
[C29]
前記制御情報は、前記データブロックの第1の送信においてのみ存在し、前記データブロックの後続の再送信は、前記制御情報を搬送しない、C21に記載の装置。
[C30]
ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能なコードを記憶するコンピュータ可読媒体であって、
第1のユーザ機器(UE)において、第2のUEに送信されるべきデータブロックを決定することと、
前記データブロックを搬送するためのサブフレーム中の第1のリソースと、前記データブロックを送信することに関連付けられた制御情報を搬送するための前記サブフレーム中の第2のリソースとを決定することと、
それぞれ、前記決定された第1および第2のリソース上で、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルにおいて前記第2のUEに前記データブロックおよび前記制御情報を送信することと
を行うためのコードを備える、コンピュータ可読媒体。

Claims (21)

  1. 第1のユーザ機器(UE)のワイヤレス通信の方法であって、
    前記第1のUEから第2のUEに送信されるべきデータブロックを決定することと、
    前記データブロックを搬送するためのサブフレーム中の第1のリソースと、前記データブロックを送信することに関連付けられた制御情報を搬送するための同じサブフレーム中の第2のリソースとを決定することと、前記第2のリソースは、前記サブフレーム内の復調基準信号(DM−RS)シンボルに隣接する固定された制御シンボルの少なくとも一部分を備え、前記制御情報は、前記第1のUEから第2のUEに前記データブロックを搬送するための前記第1のリソースの割り振りを示す、
    それぞれ、同じサブフレーム中で前記決定された第1および第2のリソース上で、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルにおいて前記第2のUEに前記データブロックおよび前記制御情報を送信することと
    を備え、
    前記制御情報は、前記データブロックの第1の送信においてのみ存在し、前記データブロックの後続の再送信は、前記制御情報を搬送しない、
    方法。
  2. 前記データブロックおよび前記制御情報は、車両通信ブロードキャストメッセージを通して前記第2のUEに送信される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記デバイス・ツー・デバイス通信チャネルは、ロングタームエボリューション(LTE)ダイレクトプロトコルを用いる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記制御シンボル内の多重化されたデータは存在しない、請求項1に記載の方法。
  5. 前記制御シンボルは、複数のリソースエレメントを備え、前記第2のリソースは、前記複数のリソースエレメントからの固定された数のリソースエレメントを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記DM−RSシンボルは、固定されたベースシーケンス、サイクリックシフト、および直交カバーコード(OCC)を有する、固定された基準信号を使用する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記制御シンボルに隣接しないDM−RSシンボルは、前記制御情報に依存するパラメータを有する基準信号を使用する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記制御情報は、前記データブロックの送信数、現在のデータ送信の冗長バージョン識別子(RVID)、前記データブロックの変調およびコーディングスキーム(MCS)、送信の時間リソースパターン(TRPT)、または後続の再送信の周波数情報のうちの1つまたは複数を備える、請求項1に記載の方法。
  9. ワイヤレス通信のための装置であって、前記装置は、第1のユーザ機器(UE)であり、
    前記第1のUEから第2のUEに送信されるべきデータブロックを決定するための手段と、
    前記データブロックを搬送するためのサブフレーム中の第1のリソースと、前記データブロックを送信することに関連付けられた制御情報を搬送するための同じサブフレーム中の第2のリソースとを決定するための手段と、前記第2のリソースは、前記サブフレーム内の復調基準信号(DM−RS)シンボルに隣接する固定された制御シンボルの少なくとも一部分を備え、前記制御情報は、前記第1のUEから第2のUEに前記データブロックを搬送するための前記第1のリソースの割り振りを示す、
    それぞれ、同じサブフレーム中で前記決定された第1および第2のリソース上で、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルにおいて前記第2のUEに前記データブロックおよび前記制御情報を送信するための手段と
    を備え、
    前記制御情報は、前記データブロックの第1の送信においてのみ存在し、前記データブロックの後続の再送信は、前記制御情報を搬送しない、
    装置。
  10. 前記制御シンボル内の多重化されたデータは存在しない、請求項9に記載の装置。
  11. 前記制御シンボルは、複数のリソースエレメントを備え、前記第2のリソースは、前記複数のリソースエレメントからの固定された数のリソースエレメントを備える、請求項10に記載の装置。
  12. 前記DM−RSシンボルは、固定されたベースシーケンス、サイクリックシフト、および直交カバーコード(OCC)を有する、固定された基準信号を使用する、請求項に記載の装置。
  13. 前記制御シンボルに隣接しないDM−RSシンボルは、前記制御情報に依存するパラメータを有する基準信号を使用する、請求項に記載の装置。
  14. 前記制御情報は、前記データブロックの送信数、現在のデータ送信の冗長バージョン識別子(RVID)、前記データブロックの変調およびコーディングスキーム(MCS)、送信の時間リソースパターン(TRPT)、または後続の再送信の周波数情報のうちの1つまたは複数を備える、請求項に記載の装置。
  15. ワイヤレス通信のための装置であって、前記装置は、第1のユーザ機器(UE)であり、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、
    前記第1のUEから第2のUEに送信されるべきデータブロックを決定することと、
    前記データブロックを搬送するためのサブフレーム中の第1のリソースと、前記データブロックを送信することに関連付けられた制御情報を搬送するための同じサブフレーム中の第2のリソースとを決定することと、前記第2のリソースは、前記サブフレーム内の復調基準信号(DM−RS)シンボルに隣接する固定された制御シンボルの少なくとも一部分を備え、前記制御情報は、前記第1のUEから第2のUEに前記データブロックを搬送するための前記第1のリソースの割り振りを示す、
    それぞれ、同じサブフレーム中で前記決定された第1および第2のリソース上で、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルにおいて前記第2のUEに前記データブロックおよび前記制御情報を送信することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、
    前記制御情報は、前記データブロックの第1の送信においてのみ存在し、前記データブロックの後続の再送信は、前記制御情報を搬送しない、
    装置。
  16. 前記制御シンボル内の多重化されたデータは存在しない、請求項15に記載の装置。
  17. 前記制御シンボルは、複数のリソースエレメントを備え、前記第2のリソースは、前記複数のリソースエレメントからの固定された数のリソースエレメントを備える、請求項16に記載の装置。
  18. 前記DM−RSシンボルは、固定されたベースシーケンス、サイクリックシフト、および直交カバーコード(OCC)を有する、固定された基準信号を使用する、請求項15に記載の装置。
  19. 前記制御シンボルに隣接しないDM−RSシンボルは、前記制御情報に依存するパラメータを有する基準信号を使用する、請求項15に記載の装置。
  20. 前記制御情報は、前記データブロックの送信数、現在のデータ送信の冗長バージョン識別子(RVID)、前記データブロックの変調およびコーディングスキーム(MCS)、送信の時間リソースパターン(TRPT)、または後続の再送信の周波数情報のうちの1つまたは複数を備える、請求項15に記載の装置。
  21. ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能なコードを記憶する非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
    第1のユーザ機器(UE)において、前記第1のUEから第2のUEに送信されるべきデータブロックを決定することと、
    前記データブロックを搬送するためのサブフレーム中の第1のリソースと、前記データブロックを送信することに関連付けられた制御情報を搬送するための同じサブフレーム中の第2のリソースとを決定することと、前記第2のリソースは、前記サブフレーム内の復調基準信号(DM−RS)シンボルに隣接する固定された制御シンボルの少なくとも一部分を備え、前記制御情報は、前記第1のUEから第2のUEに前記データブロックを搬送するための前記第1のリソースの割り振りを示す、
    それぞれ、同じサブフレーム中で前記決定された第1および第2のリソース上で、デバイス・ツー・デバイス通信チャネルにおいて前記第2のUEに前記データブロックおよび前記制御情報を送信することと
    を行うためのコードを備え、
    前記制御情報は、前記データブロックの第1の送信においてのみ存在し、前記データブロックの後続の再送信は、前記制御情報を搬送しない、
    非一時的なコンピュータ可読媒体。
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