JP6895567B1 - 有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム - Google Patents

有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6895567B1
JP6895567B1 JP2020120437A JP2020120437A JP6895567B1 JP 6895567 B1 JP6895567 B1 JP 6895567B1 JP 2020120437 A JP2020120437 A JP 2020120437A JP 2020120437 A JP2020120437 A JP 2020120437A JP 6895567 B1 JP6895567 B1 JP 6895567B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
securities
transfer
information
applicant
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020120437A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022017726A (ja
Inventor
博幸 小町
博幸 小町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANEKO KENICHI
Original Assignee
KANEKO KENICHI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANEKO KENICHI filed Critical KANEKO KENICHI
Priority to JP2020120437A priority Critical patent/JP6895567B1/ja
Priority to PCT/JP2021/015766 priority patent/WO2022014114A1/ja
Priority to JP2021095176A priority patent/JP2022018081A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6895567B1 publication Critical patent/JP6895567B1/ja
Publication of JP2022017726A publication Critical patent/JP2022017726A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/04Trading; Exchange, e.g. stocks, commodities, derivatives or currency exchange

Abstract

【課題】有価証券の権利移転を容易に行う。【解決手段】有価証券管理装置1は、発行済みの複数の有価証券のそれぞれに対応し、有価証券の権利関係を示す権利情報を記憶部12に記憶させるとともに、有価証券を所有するユーザのユーザIDと、有価証券を示すとともにユーザが権利情報を参照する場合に用いられるトークン情報とを関連付けてブロックチェーン2に記憶させる記憶制御部131と、有価証券の譲渡希望者と、譲受希望者とのマッチングを行うマッチング部133と、マッチングされた譲渡希望者と譲受希望者とから、有価証券の譲渡及び譲受の合意を受け付けると、譲渡の対象となる前記有価証券の譲渡後の権利関係を示す権利情報を生成し、記憶部12に記憶させるとともに、譲受希望者のユーザIDと、譲渡の対象となる有価証券に対応するトークン情報とを関連付けてブロックチェーン2に記憶させる所有者変更部135と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラムに関する。
従来、コンピュータ上で有価証券を管理する方法が知られている。例えば、特許文献1には、有価証券の発行元を示す発行元データと、有価証券の金額を示す金額データとを有価証券から読み取るとともに、有価証券の画像データを生成し、発行元データ及び金額データを含むテキストデータと、生成した記画像データと、有価証券の受取り先を示す受取り先データとを関連付けて管理する方法が開示されている。
特開2007−200022号公報
ところで、有価証券の譲渡等に伴い、有価証券の権利移転が行われる場合、有価証券の譲渡者と譲受者との間で権利移転に伴う各種契約書を作成する必要があり、権利移転に関する手続きが煩雑であった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、有価証券の権利移転を容易に行うことができる有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る有価証券管理装置は、発行済みの複数の有価証券のそれぞれに対応し、前記有価証券の権利関係を示す権利情報を記憶部に記憶させるとともに、前記有価証券を所有するユーザを識別するユーザ識別情報と、前記有価証券を示すとともに前記ユーザが前記権利情報を参照する場合に用いられるトークン情報とを関連付けてブロックチェーンに記憶させる記憶制御部と、前記有価証券の譲渡を希望する譲渡希望者と、前記有価証券の譲受を希望する譲受希望者とのマッチングを行うマッチング部と、前記マッチング部によりマッチングされた前記譲渡希望者と前記譲受希望者とから、前記有価証券の譲渡及び譲受の合意を受け付ける合意受付部と、前記合意受付部が前記譲渡及び譲受の合意を受け付けると、前記譲渡の対象となる前記有価証券の譲渡後の権利関係を示す前記権利情報を生成し、前記記憶部に記憶させるとともに、前記譲渡の対象となる前記有価証券に対応するトークン情報に関連付けられる前記ユーザ識別情報を、前記譲渡希望者の前記ユーザ識別情報から前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報に変更し、前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報と、当該有価証券に対応する前記トークン情報とを関連付けて前記ブロックチェーンに記憶させる所有者変更部と、を備える。
前記所有者変更部は、前記譲渡の対象となる前記有価証券に対応する前記トークン情報を新たに生成し、生成した前記トークン情報と、前記譲受希望者に対応する前記ユーザ識別情報とを関連付けて前記ブロックチェーンに記憶させてもよい。
前記有価証券管理装置は、前記ユーザが使用する端末から、前記ユーザに関連付けられている前記トークン情報が示す前記有価証券に対応する前記権利情報の参照要求を受け付けると、前記記憶部に記憶された前記有価証券に対応する権利情報を前記端末に送信する権利情報提供部をさらに備えてもよい。
前記トークン情報には、前記権利情報の参照に用いられる鍵情報が含まれており、前記権利情報提供部は、前記ユーザが使用する端末から、前記トークン情報が示す前記有価証券に対応する前記権利情報の参照要求を受け付けると、前記トークン情報に含まれている前記鍵情報に基づいて認証を行い、認証に成功すると前記権利情報を前記端末に送信してもよい。
前記トークン情報には、前記有価証券を譲受可能なユーザを示すリストが含まれており、前記マッチング部は、前記譲渡希望者が所有する前記有価証券に対応する前記トークン情報に含まれている前記リストを参照し、当該リストに含まれる前記譲受希望者と、当該譲渡希望者とのマッチングを行ってもよい。
前記記憶制御部は、前記有価証券の発行者から、前記リストの編集を受け付けることにより前記リストを更新してもよい。
前記トークン情報には、前記有価証券の移転手続に関する処理を実行し、前記権利情報を生成する移転申請プログラムが含まれており、前記所有者変更部は、前記合意受付部が前記譲渡の合意を受け付けると、前記移転申請プログラムを実行することにより前記移転申請プログラムに前記権利情報を生成させてもよい。
前記有価証券管理装置は、前記ブロックチェーンにおいて、不正なデータが入力されていないかを監視する監視部をさらに備えてもよい。
前記記憶部には、前記ブロックチェーンにおいて過去に正常に入力された正のデータと、過去に不正に入力された負のデータとに基づいて学習することにより作成され、データの入力に対して、入力されたデータが正常に入力されたデータか、不正に入力されたデータかを示す情報を出力する分類プログラムが記憶されており、前記監視部は、前記ブロックチェーンに入力されたデータを前記分類プログラムに入力し、前記分類プログラムから出力された情報に基づいて、不正なデータが入力されていないかを監視してもよい。
本発明の第2の態様に係る有価証券管理方法は、コンピュータが実行する、発行済みの複数の有価証券のそれぞれに対応し、前記有価証券の権利関係を示す権利情報を記憶部に記憶させるステップと、前記有価証券を所有するユーザを識別するユーザ識別情報と、前記有価証券を示すとともに前記ユーザが前記権利情報を参照する場合に用いられるトークン情報とを関連付けてブロックチェーンに記憶させるステップと、前記有価証券の譲渡を希望する譲渡希望者と、前記有価証券の譲受を希望する譲受希望者とのマッチングを行うステップと、マッチングされた前記譲渡希望者と前記譲受希望者とから、前記有価証券の譲渡及び譲受の合意を受け付けるステップと、前記譲渡及び譲受の合意が受け付けられると、前記譲渡の対象となる前記有価証券の譲渡後の権利関係を示す前記権利情報を生成し、前記記憶部に記憶させるステップと、前記譲渡及び譲受の合意が受け付けられると、前記譲渡の対象となる前記有価証券に対応するトークン情報に関連付けられる前記ユーザ識別情報を、前記譲渡希望者の前記ユーザ識別情報から前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報に変更し、前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報と、当該有価証券に対応する前記トークン情報とを関連付けて前記ブロックチェーンに記憶させるステップと、を有する。
本発明の第3の態様に係る有価証券管理プログラムは、コンピュータを、発行済みの複数の有価証券のそれぞれに対応し、前記有価証券の権利関係を示す権利情報を記憶部に記憶させるとともに、前記有価証券を所有するユーザを識別するユーザ識別情報と、前記有価証券を示すとともに前記ユーザが前記権利情報を参照する場合に用いられるトークン情報とを関連付けてブロックチェーンに記憶させる記憶制御部、前記有価証券の譲渡を希望する譲渡希望者と、前記有価証券の譲受を希望する譲受希望者とのマッチングを行うマッチング部、前記マッチング部によりマッチングされた前記譲渡希望者と前記譲受希望者とから、前記有価証券の譲渡及び譲受の合意を受け付ける合意受付部、及び、前記合意受付部が前記譲渡及び譲受の合意を受け付けると、前記譲渡の対象となる前記有価証券の譲渡後の権利関係を示す前記権利情報を生成し、前記記憶部に記憶させるとともに、前記譲渡の対象となる前記有価証券に対応するトークン情報に関連付けられる前記ユーザ識別情報を、前記譲渡希望者の前記ユーザ識別情報から前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報に変更し、前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報と、当該有価証券に対応する前記トークン情報とを関連付けて前記ブロックチェーンに記憶させる所有者変更部、として機能させる。
本発明によれば、有価証券の権利移転を容易に行うことができるという効果を奏する。
実施の形態に係る有価証券管理システムの概要を示す図である。 実施の形態に係る有価証券管理装置の構成を示す図である。 ブロックチェーンとウォレットとトークン情報との関係を示す図である。 実施の形態に係る有価証券管理装置が実行する有価証券の移転に係る処理の流れを示すフローチャートである。
[有価証券管理システムSの概要]
図1は、実施の形態に係る有価証券管理システムSの概要を示す図である。有価証券管理システムSは、有価証券を管理するシステムであり、有価証券管理装置1と、ブロックチェーン2とを有する。有価証券は、財産的価値のある権利を示す証券であり、例えば、株券、債券、投資信託の受益証券、匿名組合契約等の証券である。本実施形態では、説明を簡単にするため、企業体等の有価証券の発行者が、一つの企業等の有価証券を発行し、有価証券管理システムSが、一つの企業等の有価証券を管理するものとして説明を行う。
有価証券管理装置1は、有価証券の権利関係を示す権利情報を管理するコンピュータである。有価証券管理装置1は、有価証券の権利関係を示す権利情報を記憶する。また、有価証券管理装置1は、有価証券の所有者としての有価証券管理装置1のユーザを識別するユーザ識別情報としてのユーザIDと、有価証券を示すトークン情報とを関連付けてブロックチェーン2に記憶させる。トークン情報は、有価証券を示すだけではなく、ユーザが、自身が所有する有価証券の権利情報を参照する場合に用いられる情報である。
有価証券管理装置1は、有価証券の譲渡を希望するユーザである譲渡希望者が使用する第1ユーザ端末3から有価証券の譲渡申込を受け付ける(図1における(1))。有価証券管理装置1は、有価証券の譲受を希望するユーザである譲受希望者が使用する第2ユーザ端末4から有価証券の譲受申込を受け付ける(図1における(2))。
有価証券管理装置1は、譲渡希望者と譲受希望者とのマッチングを行い(図1における(3))、マッチングされた譲渡希望者と譲受希望者に、マッチングされたことを示すマッチング結果を通知する(図1における(4))。
有価証券管理装置1は、譲渡希望者から譲渡の合意を受け付けるとともに(図1における(5−1))、譲受希望者から譲受の合意を受け付けると(図1における(5−2))、譲渡の対象となる有価証券の譲渡後の権利関係を示す権利情報を生成する(図1における(6))。有価証券管理装置1は、生成した権利情報を記憶媒体に記憶させる(図1における(7))。
また、有価証券管理装置1は、譲渡及び譲受の合意を受け付けると、譲渡の対象となる有価証券に対応するトークン情報に関連付けられるユーザIDを、譲受希望者のユーザIDに変更する(図1における(8))。これにより、譲受希望者は有価証券の保有者となり、自身のユーザIDに対応するトークン情報を用いて、自身が所有する有価証券の権利情報を参照することができるようになる。
このように、有価証券管理装置1は、図1に示す有価証券の譲渡に関する手続を自動的に行うことができるので、有価証券の権利移転を容易に行うことができる。
[有価証券管理装置1の構成]
続いて、有価証券管理装置1の構成について説明する。図2は、実施の形態に係る有価証券管理装置1の構成を示す図である。図2に示すように、有価証券管理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを備える。
通信部11は、例えば、有価証券管理装置1のユーザが使用するユーザ端末、及びブロックチェーンを構成するサーバ群と通信を行うための通信インターフェースである。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶している。例えば、記憶部12は、有価証券管理装置1を、記憶制御部131、権利情報提供部132、マッチング部133、合意受付部134、所有者変更部135、及び監視部136として機能させるプログラムを記憶している。
また、記憶部12は、有価証券管理装置1を利用するユーザ、すなわち、有価証券の譲渡希望者及び譲受希望者を識別するユーザIDと、ユーザの個人情報とを関連付けたユーザ情報を記憶する。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、記憶制御部131、権利情報提供部132、マッチング部133、合意受付部134、所有者変更部135、及び監視部136として機能する。
記憶制御部131は、発行済みの複数の有価証券のそれぞれに対応し、有価証券の権利関係を示す権利情報を記憶部12に記憶させる。記憶制御部131は、有価証券発行者の操作により、発行済みの複数の有価証券のそれぞれに対応する権利情報を記憶部12に記憶させる。権利情報は、例えば、株主名簿、社債原簿、組合員名簿等の名簿情報、出資に関する契約書、有価証券の譲渡に関連する契約書、及びこれらの情報の履歴情報である。なお、記憶制御部131は、権利情報の全てを記憶部12に記憶させることとしたが、これに限らず、例えば、名簿情報をブロックチェーンに記憶させるようにしてもよい。有価証券管理装置1は、名簿情報をブロックチェーンに記憶させることにより、名簿情報の改ざんが行われることを抑制することができる。
記憶制御部131は、有価証券を所有するユーザを識別するユーザIDと、有価証券を示すとともにユーザが権利情報を参照する場合に用いられるトークン情報とを関連付けてブロックチェーン2に記憶させる。記憶制御部131は、例えば、有価証券発行者の操作により、有価証券を所有するユーザのユーザIDと、トークン情報とを関連付けてブロックチェーン2に記憶させる。
記憶制御部131は、まず、複数の有価証券のそれぞれに対して、有価証券の発行者から、有価証券の所有者と、有価証券を譲受可能なユーザのリストであるホワイトリストを受け付ける。ホワイトリストは、複数の有価証券のそれぞれに対して設定される。
記憶制御部131は、ブロックチェーン2におけるユーザに対応する記憶領域に、当該ユーザが所有する有価証券に対応し、ホワイトリストを含むトークン情報を記憶させる。具体的には、ブロックチェーン2には、複数のユーザのそれぞれに対応する記憶領域としてのウォレットが割り当てられている。
図3は、ブロックチェーン2とウォレットとトークン情報との関係を示す図である。記憶制御部131は、有価証券を所有するユーザのユーザIDに関連付けられているウォレットに、当該ユーザに対応するトークン情報を記憶させる。ウォレットには、ユーザが所有する有価証券の数量に対応して複数のトークン情報と、トークン情報を移転する場合に用いられる秘密鍵とが格納される。トークン情報には、有価証券の移転時に、有価証券の移転手続に関する処理を実行し、権利情報を生成する移転申請プログラムであるスマートコントラクトが格納されている。スマートコントラクトには、自身が格納されているトークン情報に対応する権利情報の参照に用いられる認証鍵と、ホワイトリストとが含まれている。
なお、記憶制御部131は、トークン情報がウォレットに格納された後、有価証券の発行者から、ホワイトリストの編集を受け付けることにより、ホワイトリストを更新してもよい。例えば、記憶制御部131は、全てのトークン情報のそれぞれに対応するホワイトリストに対するユーザの追加、削除を受け付けることにより、全てのホワイトリストを一括して更新してもよい。このようにすることで、有価証券管理装置1は、有価証券の発行者の希望に応じてホワイトリストを更新することができる。
権利情報提供部132は、ユーザが使用する端末(例えば第1ユーザ端末3及び第2ユーザ端末4を含むユーザ端末)から、当該ユーザに関連付けられているトークン情報が示す有価証券に対応する権利情報の参照要求を受け付けると、記憶部12に記憶された当該有価証券に対応する権利情報を当該端末に送信する。権利情報提供部132は、ユーザが使用する端末から、トークン情報が示す有価証券に対応する権利情報の参照要求を受け付けると、トークン情報に格納されているスマートコントラクトに含まれている認証鍵と、当該トークン情報がウォレットに格納されたことを示すトランザクション情報とに基づいて認証を行い、認証に成功すると権利情報を前記端末に送信する。
具体的には、まず、権利情報提供部132は、有価証券を所有しているユーザの端末の操作に応じて、当該ユーザのウォレットに格納されているトークン情報に格納されているスマートコントラクトに含まれる認証鍵と、当該トークン情報に対応するトランザクション情報とを取得する。権利情報提供部132は、認証鍵と、トランザクション情報とが対応しているか否かに基づいて、権利情報を閲覧しているユーザが正当なユーザであるか否かを判定する。
権利情報提供部132は、ユーザが正当なユーザであると判定し、認証に成功すると、記憶部12に記憶されている、当該ユーザに対応する権利情報をユーザの端末に送信することにより、当該ユーザに権利情報を提供する。
マッチング部133は、有価証券の譲渡を希望する譲渡希望者と、有価証券の譲受を希望する譲受希望者とのマッチングを行う。例えば、マッチング部133は、一以上の譲渡希望者のそれぞれが使用する第1ユーザ端末3から、ユーザIDと、有価証券の譲渡希望数とを含む譲渡要求を受け付けるとともに、一以上の譲受希望者のそれぞれが使用する第2ユーザ端末4から、ユーザIDと、有価証券の譲受希望数とを含む譲受要求を受け付ける。
マッチング部133は、一以上の譲渡要求及び一以上の譲受要求を受け付けると、譲渡希望者と譲受希望者とのマッチングを行う。例えば、マッチング部133は、所定時間おきに譲渡希望者と譲受希望者とのマッチングを行う。マッチング部133は、譲渡希望者の譲渡希望数と一致する譲受希望数の譲受希望者を、当該譲渡希望者から有価証券を譲受する譲受希望者に割り当てる。ここで、マッチング部133は、譲受希望者を割り当てる場合に、譲渡希望者が所有する有価証券に対応するトークン情報に含まれているホワイトリストを参照し、ホワイトリストに含まれている譲受希望者と、譲渡希望者とのマッチングを行う。このようにすることで、有価証券の発行者が譲受を許可した譲受希望者に限定して有価証券を譲渡させることができる。
なお、マッチング部133は、譲渡希望数と一致する譲受希望数の譲受希望者が存在しない場合、一人の譲渡希望者に対して、複数の譲受希望者を割り当てることにより、複数の譲受希望数との合計と、譲渡希望数とを一致させてもよい。また、マッチング部133は、譲渡希望数と一致する譲受希望数の譲受希望者が存在しない場合、一人の譲受希望者に対して、複数の譲渡希望者を割り当てることにより、複数の譲渡希望数との合計と、譲受希望数とを一致させてもよい。
合意受付部134は、マッチング部133によりマッチングされた譲渡希望者から有価証券の譲渡の合意を受け付けるとともに、譲受希望者から有価証券の譲受の合意を受け付ける。例えば、合意受付部134は、譲渡希望者が使用する第1ユーザ端末3に、当該譲渡希望者に譲受希望者が割り当てられたこと、及び当該譲渡希望者に譲渡する有価証券の数量を示すマッチング結果情報を通知し、第1ユーザ端末3から有価証券の譲渡の合意を受け付ける。また、合意受付部134は、譲受希望者が使用する第2ユーザ端末4に、当該譲受希望者に譲渡希望者が割り当てられたこと、及び当該譲受希望者から譲受する有価証券の数量を示すマッチング結果情報を通知し、第2ユーザ端末4から有価証券の譲受の合意を受け付ける。
所有者変更部135は、合意受付部134が譲渡及び譲受の合意を受け付けると、譲渡の対象となる有価証券の譲渡後の権利関係を示す権利情報を生成し、記憶部12に記憶させる。また、所有者変更部135は、譲渡の対象となる有価証券に対応するトークン情報に関連付けられるユーザIDを、譲渡希望者のユーザIDから譲受希望者のユーザIDに変更し、譲受希望者のユーザIDと、当該有価証券に対応するトークン情報とを関連付けてブロックチェーン2に記憶させる。所有者変更部135は、合意受付部134が譲渡及び譲受の合意を受け付けると、スマートコントラクトを実行することにより、トークン情報を移転させるとともに、権利情報を生成させる。
具体的には、まず、所有者変更部135は、合意受付部134が譲渡及び譲受の合意を受け付けた後、有価証券の譲渡の伴う契約が締結されるとともに、支払手続が完了すると、譲受希望者に対応するウォレットに格納されているスマートコントラクトを実行する。例えば、スマートコントラクトには、譲渡希望者のユーザIDと、譲受希望者のユーザIDと、譲渡数量とが入力される。
スマートコントラクトは、譲受希望者に対応するウォレットに新たに格納されたトークン情報に対応する有価証券の権利情報を生成する。スマートコントラクトは、記憶部12に記憶されているユーザ情報を参照し、譲受希望者のユーザID及び譲渡希望者のユーザIDのそれぞれに関連付けられている個人情報を取得する。スマートコントラクトは、取得した個人情報、入力された譲渡数量に基づいて、権利情報に含まれる名簿情報を更新するとともに、契約書等を新たに生成する。
続いて、スマートコントラクトは、譲渡の対象となる有価証券に対応するトークン情報を新たに生成し、譲受希望者に対応するウォレットに記憶させるとともに、譲渡の対象となる有価証券に対応するトークン情報を、譲渡希望者に対応するウォレットから消去することにより、トークン情報を、譲受希望者に対応するウォレットに移転させる。このように、所有者変更部135は、スマートコントラクトを実行することにより、当該トークン情報に関連付けられるユーザIDを、譲渡希望者のユーザIDから譲受希望者のユーザIDに変更し、譲渡希望者のユーザIDと、当該有価証券に対応するトークン情報とを関連付けてブロックチェーン2に記憶させることができる。これにより、譲受希望者は、有価証券が譲受されたことに応じて、即座に権利情報を参照することができる。
また、スマートコントラクトは、譲渡対象の有価証券の所有者が譲渡希望者から譲受希望者に移転したことを示す移転履歴情報をブロックチェーン2に記憶させる。ブロックチェーン2に記憶される情報は、改ざんすることが困難であることから、移動履歴情報の改ざんも困難である。したがって、移転履歴情報をブロックチェーン2に記憶させることにより、有価証券の不正な移転を抑制することができる。
なお、実施の形態において、ブロックチェーン2に記憶される移転履歴情報は、有価証券の発行者のみ参照可能であるものとするが、これに限らない。例えば、有価証券の現在の所有者及び有価証券の過去の所有者が、当該有価証券が自身に移転されたことを示す移転履歴、及び有価証券が自身から移転されたことを示す移転履歴のみ参照可能であってもよい。また、所有者変更部135は、スマートコントラクトを実行することにより、スマートコントラクトにトークン情報を移転させたが、これに限らない。所有者変更部135がトークン情報を移転し、その後移転したトークン情報に含まれるスマートコントラクトを実行することにより、スマートコントラクトに有価証券の権利情報を生成させてもよい。
監視部136は、ブロックチェーン2において、不正なデータが入力されていないかを監視する。記憶部12には、データの入力に対して、入力されたデータが正常に入力されたデータか、不正に入力されたデータかを示す情報を出力する分類プログラムが記憶されている。分類プログラムは、ブロックチェーン2において過去に正常に入力された正のデータと、過去に不正に入力された負のデータとに基づいて予め学習することにより、生成されたプログラムである。
正常に入力された正のデータは、例えば、有価証券の移転が正常に行われたときの第1ユーザ端末3及び第2ユーザ端末4の有価証券管理装置1に対するアクセスログである。不正に入力された負のデータは、例えば、有価証券の移転が正常に行われなかったとき、又は有価証券の移転がキャンセルされたときの第1ユーザ端末3及び第2ユーザ端末4の有価証券管理装置1に対するアクセスログである。
監視部136は、有価証券管理装置1が第1ユーザ端末3及び第2ユーザ端末4からアクセスされたことに応じて、第1ユーザ端末3及び第2ユーザ端末4のアクセスに関する情報を分類プログラムに入力し、分類プログラムから出力される情報に基づいて、ブロックチェーン2において不正なデータが入力されていないかを監視する。監視部136は、不正なデータが入力されたことを検出すると、例えば、有価証券の発行者が使用する端末に、不正なデータが入力されたことを通知する。
[有価証券管理装置1における処理の流れ]
続いて、有価証券管理装置1における処理の流れについて説明する。図4は、実施の形態に係る有価証券管理装置1が実行する有価証券の移転に係る処理の流れを示すフローチャートである。
まず、マッチング部133は、譲渡希望者が使用する第1ユーザ端末3から譲渡要求を受け付けるとともに、譲受希望者が使用する第2ユーザ端末4から譲受要求を受け付ける(S1)。
続いて、マッチング部133は、譲渡要求を行った譲渡希望者と、譲受要求を行った譲受希望者とのマッチングを実行する(S2)。
続いて、合意受付部134は、マッチングされた譲渡希望者から譲渡合意を受け付けるとともに、譲受希望者から譲受合意を受け付ける(S3)。
続いて、所有者変更部135は、合意受付部134が譲渡及び譲受の合意を受け付けると、譲渡の対象となる有価証券に対応するトークン情報を、譲受希望者に対応するウォレットに移転させる(S4)。
続いて、所有者変更部135は、譲受希望者に対応するウォレットに格納されているスマートコントラクトを実行する(S5)。これにより、譲渡された有価証券に対応する権利情報が生成されて記憶部12に記憶されるとともに、移転されたトークン情報に、譲受希望者に対応する鍵情報が格納される。
[実施の形態における効果]
以上説明したように、実施の形態に係る有価証券管理装置1は、発行済みの複数の有価証券のそれぞれに対応し、有価証券の権利関係を示す権利情報を記憶部に記憶させるとともに、有価証券を所有するユーザのユーザIDと、有価証券を示すとともにユーザが権利情報を参照する場合に用いられるトークン情報とを関連付けてブロックチェーン2に記憶させる。有価証券管理装置1は、有価証券の譲渡を希望する譲渡希望者と、有価証券の譲受を希望する譲受希望者とのマッチングを行い、マッチングされた譲渡希望者と譲受希望者とから、有価証券の譲渡及び譲受の合意を受け付けると、譲渡の対象となる有価証券の譲渡後の権利関係を示す権利情報を生成して記憶部12に記憶させるとともに、譲受希望者のユーザIDと、譲渡の対象となる有価証券に対応するトークン情報とを関連付けてブロックチェーン2に記憶させる。このようにすることで、有価証券管理装置1は、譲渡の対象となる有価証券の新たな権利情報の生成を自動的に行うとともに、当該権利情報に譲受希望者がアクセス可能とすることができるので、有価証券の権利移転を容易に行うことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1・・・有価証券管理装置、11・・・通信部、12・・・記憶部、13・・・制御部、131・・・記憶制御部、132・・・権利情報提供部、133・・・マッチング部、134・・・合意受付部、135・・・所有者変更部、136・・・監視部、2・・・ブロックチェーン、3・・・第1ユーザ端末、4・・・第2ユーザ端末、S・・・有価証券管理システム

Claims (10)

  1. 発行済みの複数の有価証券のそれぞれに対応し、前記有価証券の権利関係を示す権利情報を記憶部に記憶させるとともに、前記有価証券を所有するユーザを識別するユーザ識別情報と、前記有価証券を示すとともに前記ユーザが前記権利情報を参照する場合に用いられるトークン情報とを関連付けてブロックチェーンに記憶させる記憶制御部と、
    前記有価証券の譲渡を希望する譲渡希望者と、前記有価証券の譲受を希望する譲受希望者とのマッチングを行うマッチング部と、
    前記マッチング部によりマッチングされた前記譲渡希望者と前記譲受希望者とから、前記有価証券の譲渡及び譲受の合意を受け付ける合意受付部と、
    前記合意受付部が前記譲渡及び譲受の合意を受け付けると、前記譲渡の対象となる前記有価証券の譲渡後の権利関係を示す前記権利情報を生成し、前記記憶部に記憶させるとともに、前記譲渡の対象となる前記有価証券に対応するトークン情報に関連付けられる前記ユーザ識別情報を、前記譲渡希望者の前記ユーザ識別情報から前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報に変更し、前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報と、当該有価証券に対応する前記トークン情報とを関連付けて前記ブロックチェーンに記憶させる所有者変更部と、
    前記ブロックチェーンにおいて、不正なデータが入力されていないかを監視する監視部と、
    を備える有価証券管理装置。
  2. 前記所有者変更部は、前記譲渡の対象となる前記有価証券に対応する前記トークン情報を新たに生成し、生成した前記トークン情報と、前記譲受希望者に対応する前記ユーザ識別情報とを関連付けて前記ブロックチェーンに記憶させる、
    請求項1に記載の有価証券管理装置。
  3. 前記ユーザが使用する端末から、前記ユーザに関連付けられている前記トークン情報が示す前記有価証券に対応する前記権利情報の参照要求を受け付けると、前記記憶部に記憶された前記有価証券に対応する権利情報を前記端末に送信する権利情報提供部をさらに備える、
    請求項1又は2に記載の有価証券管理装置。
  4. 前記トークン情報には、前記権利情報の参照に用いられる鍵情報が含まれており、
    前記権利情報提供部は、前記ユーザが使用する端末から、前記トークン情報が示す前記有価証券に対応する前記権利情報の参照要求を受け付けると、前記トークン情報に含まれている前記鍵情報に基づいて認証を行い、認証に成功すると前記権利情報を前記端末に送信する、
    請求項3に記載の有価証券管理装置。
  5. 前記トークン情報には、前記有価証券を譲受可能なユーザを示すリストが含まれており、
    前記マッチング部は、前記譲渡希望者が所有する前記有価証券に対応する前記トークン情報に含まれている前記リストを参照し、当該リストに含まれる前記譲受希望者と、当該譲渡希望者とのマッチングを行う、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の有価証券管理装置。
  6. 前記記憶制御部は、前記有価証券の発行者から、前記リストの編集を受け付けることにより前記リストを更新する、
    請求項5に記載の有価証券管理装置。
  7. 前記トークン情報には、前記有価証券の移転手続に関する処理を実行し、前記権利情報を生成する移転申請プログラムが含まれており、
    前記所有者変更部は、前記合意受付部が前記譲渡の合意を受け付けると、前記移転申請プログラムを実行することにより前記移転申請プログラムに前記権利情報を生成させる、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の有価証券管理装置。
  8. 前記記憶部には、前記ブロックチェーンにおいて過去に正常に入力された正のデータと、過去に不正に入力された負のデータとに基づいて学習することにより作成され、データの入力に対して、入力されたデータが正常に入力されたデータか、不正に入力されたデータかを示す情報を出力する分類プログラムが記憶されており、
    前記監視部は、前記ブロックチェーンに入力されたデータを前記分類プログラムに入力し、前記分類プログラムから出力された情報に基づいて、不正なデータが入力されていないかを監視する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の有価証券管理装置。
  9. コンピュータが実行する、
    発行済みの複数の有価証券のそれぞれに対応し、前記有価証券の権利関係を示す権利情報を記憶部に記憶させるステップと、
    前記有価証券を所有するユーザを識別するユーザ識別情報と、前記有価証券を示すとともに前記ユーザが前記権利情報を参照する場合に用いられるトークン情報とを関連付けてブロックチェーンに記憶させるステップと、
    前記有価証券の譲渡を希望する譲渡希望者と、前記有価証券の譲受を希望する譲受希望者とのマッチングを行うステップと、
    マッチングされた前記譲渡希望者と前記譲受希望者とから、前記有価証券の譲渡及び譲受の合意を受け付けるステップと、
    前記譲渡及び譲受の合意が受け付けられると、前記譲渡の対象となる前記有価証券の譲渡後の権利関係を示す前記権利情報を生成し、前記記憶部に記憶させるステップと、
    前記譲渡及び譲受の合意が受け付けられると、前記譲渡の対象となる前記有価証券に対応するトークン情報に関連付けられる前記ユーザ識別情報を、前記譲渡希望者の前記ユーザ識別情報から前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報に変更し、前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報と、当該有価証券に対応する前記トークン情報とを関連付けて前記ブロックチェーンに記憶させるステップと、
    前記ブロックチェーンにおいて、不正なデータが入力されていないかを監視するステップと、
    を有する有価証券管理方法。
  10. コンピュータを、
    発行済みの複数の有価証券のそれぞれに対応し、前記有価証券の権利関係を示す権利情報を記憶部に記憶させるとともに、前記有価証券を所有するユーザを識別するユーザ識別情報と、前記有価証券を示すとともに前記ユーザが前記権利情報を参照する場合に用いられるトークン情報とを関連付けてブロックチェーンに記憶させる記憶制御部、
    前記有価証券の譲渡を希望する譲渡希望者と、前記有価証券の譲受を希望する譲受希望者とのマッチングを行うマッチング部、
    前記マッチング部によりマッチングされた前記譲渡希望者と前記譲受希望者とから、前記有価証券の譲渡及び譲受の合意を受け付ける合意受付部
    前記合意受付部が前記譲渡及び譲受の合意を受け付けると、前記譲渡の対象となる前記有価証券の譲渡後の権利関係を示す前記権利情報を生成し、前記記憶部に記憶させるとともに、前記譲渡の対象となる前記有価証券に対応するトークン情報に関連付けられる前記ユーザ識別情報を、前記譲渡希望者の前記ユーザ識別情報から前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報に変更し、前記譲受希望者の前記ユーザ識別情報と、当該有価証券に対応する前記トークン情報とを関連付けて前記ブロックチェーンに記憶させる所有者変更部、及び、
    前記ブロックチェーンにおいて、不正なデータが入力されていないかを監視する監視部、
    として機能させる有価証券管理プログラム。
JP2020120437A 2020-07-14 2020-07-14 有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム Active JP6895567B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020120437A JP6895567B1 (ja) 2020-07-14 2020-07-14 有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム
PCT/JP2021/015766 WO2022014114A1 (ja) 2020-07-14 2021-04-16 有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム
JP2021095176A JP2022018081A (ja) 2020-07-14 2021-06-07 有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020120437A JP6895567B1 (ja) 2020-07-14 2020-07-14 有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021095176A Division JP2022018081A (ja) 2020-07-14 2021-06-07 有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6895567B1 true JP6895567B1 (ja) 2021-06-30
JP2022017726A JP2022017726A (ja) 2022-01-26

Family

ID=76540474

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020120437A Active JP6895567B1 (ja) 2020-07-14 2020-07-14 有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム
JP2021095176A Pending JP2022018081A (ja) 2020-07-14 2021-06-07 有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021095176A Pending JP2022018081A (ja) 2020-07-14 2021-06-07 有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP6895567B1 (ja)
WO (1) WO2022014114A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7357974B2 (ja) 2021-11-17 2023-10-10 デジタル証券準備株式会社 情報処理装置及びプログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504127A (ja) * 2014-01-20 2017-02-02 ユーロクリア エスエー/エヌヴィー 権利移転および検証
JP2018515833A (ja) * 2015-03-31 2018-06-14 ナスダック, インコーポレイテッドNasdaq, Inc. ブロックチェーン取引記録のシステムおよび方法
JP2018530175A (ja) * 2015-07-02 2018-10-11 ナスダック, インコーポレイテッドNasdaq, Inc. 分散トランザクションデータベースにおける出所保証のシステムおよび方法
US20190251629A1 (en) * 2018-02-14 2019-08-15 Causam Enterprises, Inc. Blockchain instrument for transferable equity
KR20190117348A (ko) * 2018-04-06 2019-10-16 주태영 블록체인 기반 상품권 토큰 유통 시스템
JP2019537148A (ja) * 2016-12-06 2019-12-19 ヴェセル ピーティーイー. リミテッドVesl Pte. Ltd. 貿易保険及び金融における不正行為を削減するためのシステム及び方法
JP2020507869A (ja) * 2016-12-30 2020-03-12 スロックイット ゲーエムベーハー ブロックチェーン対応サービスプロバイダシステム
JP6683332B1 (ja) * 2019-08-26 2020-04-15 シスナ株式会社 有価物管理システム
WO2020085349A1 (ja) * 2018-10-22 2020-04-30 力 松永 金融ブロックチェーンを用いた金融処理管理システムおよびそれを利用したデータ取引システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019215864A (ja) * 2018-06-06 2019-12-19 株式会社クラウドリアルティ 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504127A (ja) * 2014-01-20 2017-02-02 ユーロクリア エスエー/エヌヴィー 権利移転および検証
JP2018515833A (ja) * 2015-03-31 2018-06-14 ナスダック, インコーポレイテッドNasdaq, Inc. ブロックチェーン取引記録のシステムおよび方法
JP2018530175A (ja) * 2015-07-02 2018-10-11 ナスダック, インコーポレイテッドNasdaq, Inc. 分散トランザクションデータベースにおける出所保証のシステムおよび方法
JP2019537148A (ja) * 2016-12-06 2019-12-19 ヴェセル ピーティーイー. リミテッドVesl Pte. Ltd. 貿易保険及び金融における不正行為を削減するためのシステム及び方法
JP2020507869A (ja) * 2016-12-30 2020-03-12 スロックイット ゲーエムベーハー ブロックチェーン対応サービスプロバイダシステム
US20190251629A1 (en) * 2018-02-14 2019-08-15 Causam Enterprises, Inc. Blockchain instrument for transferable equity
KR20190117348A (ko) * 2018-04-06 2019-10-16 주태영 블록체인 기반 상품권 토큰 유통 시스템
WO2020085349A1 (ja) * 2018-10-22 2020-04-30 力 松永 金融ブロックチェーンを用いた金融処理管理システムおよびそれを利用したデータ取引システム
JP6683332B1 (ja) * 2019-08-26 2020-04-15 シスナ株式会社 有価物管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7357974B2 (ja) 2021-11-17 2023-10-10 デジタル証券準備株式会社 情報処理装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022017726A (ja) 2022-01-26
JP2022018081A (ja) 2022-01-26
WO2022014114A1 (ja) 2022-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10484178B2 (en) Systems and methods for providing a universal decentralized solution for verification of users with cross-verification features
US11361316B2 (en) Systems and methods for providing a personal distributed ledger
US20180343120A1 (en) Systems and methods for providing a universal decentralized solution for verification of users with cross-verification features
Mohammed A systematic literature mapping on secure identity management using blockchain technology
US10885170B1 (en) Methods, systems, and storage media for managing patient information using a blockchain network
WO2018043599A1 (ja) 情報共有システム
WO2002033610A1 (fr) Procede et systeme de protection d'informations personnelles, dispositif de traitement, emetteur-recepteur portatif et programme
US20030018915A1 (en) Method and system for user authentication and authorization of services
CN102959559A (zh) 用于产生证书的方法
AU2007266259A1 (en) Method and system for verification of personal information
US11044254B2 (en) Document orchestration system for processing digital consent information
JP7090008B2 (ja) 本人確認支援装置および本人確認支援方法
US7210163B2 (en) Method and system for user authentication and authorization of services
KR20210067353A (ko) 블록체인 상의 다중서명 전자계약으로 개인의 통제권을 강화하여 의료기록을 저장하고 정보제공하는 방법 및 시스템
JP6895567B1 (ja) 有価証券管理装置、有価証券管理方法及び有価証券管理プログラム
JP2020181275A (ja) 個人情報管理サーバ、個人情報管理方法及び個人情報管理システム
KR20210053149A (ko) 간편동의 서비스 시스템 및 방법과, 이를 위한 사용자 장치 및 컴퓨터 프로그램
JP6667858B2 (ja) 資産管理システム及び資産管理方法
US20200104838A1 (en) Method and System For Setting Controls On Assets Transactions
US20160117787A1 (en) System and method for testator-mediated inheritor-driven inheritance planning
JP2023536027A (ja) データ、特にバイオテクノロジー・ラボラトリのデータをセキュアにするための方法およびシステム
JP7381137B1 (ja) プログラム、方法、及び情報処理装置
US20040236941A1 (en) Method for secure transfer of information
WO2019209286A1 (en) Systems and methods for providing a universal decentralized solution for verification of users with cross-verification features
KR101799043B1 (ko) 명함을 이용한 대출 서비스 제공 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200825

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200825

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210105

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6895567

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531