JP6894881B2 - 移動端末試験装置、移動端末試験システム及びデュアルコネクティビティの試験方法 - Google Patents

移動端末試験装置、移動端末試験システム及びデュアルコネクティビティの試験方法 Download PDF

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本発明は、移動体通信端末の試験を行なう移動端末試験装置に関する。
携帯電話やデータ通信端末等の移動体通信端末を開発した場合、この開発した移動体通信端末が正常に通信を行なえるか否かを試験する必要がある。このため、実際の基地局の機能を擬似する擬似基地局として動作する試験装置に試験対象の移動体通信端末を接続し、試験装置と移動体通信端末との間で通信を行ない、この通信の内容を確認する試験を行なっている。
無線通信方式のLTE(Long Term Evolution)の規格では、複数の基地局のLTEキャリアを同時に用いて通信を行なうことで、伝送速度の向上を図るデュアルコネクティビティ(Dual Connectivity)が規定されている。
特許文献1には、デュアルコネクティビティを使用可能とした通信システムが記載されている。
特開2015−170891号公報
LTEの規格では、デュアルコネクティビティを用いるときもLTEのプロトコルスタックのRLC(Radio Link Control)レイヤ以下については、複数の基地局それぞれに従来と同様のプロトコルスタックが用意されることになっている。
さらに、デュアルコネクティビティを実現するためには、移動体通信端末の状態を複数の基地局の間で総合的に管理する機能を新たに追加する必要がある。従来の試験装置では、移動体通信端末の状態を複数の擬似基地局の間で総合的に管理する機能を用意していないため、新規にこの機能を複数用意した試験装置を開発する必要がある。
しかしながら、このような試験装置を新規に開発するには、コストがかかるとともに、完成までに時間がかかり、移動体通信端末の試験が遅れ、移動体通信端末の提供が遅れてしまう。
そこで、本発明は、低コストで短期間にデュアルコネクティビティの試験を可能にすることができる移動端末試験装置を提供することを目的としている。
本発明の移動端末試験装置は、移動体通信の基地局を擬似して移動端末を試験する移動端末試験装置であって、所定のイベントが発生した場合に対応した処理を実行するイベント処理部を備え、前記イベント処理部は、他の前記移動端末試験装置の前記イベント処理部と直接通信可能に構成され、前記移動端末試験装置がデュアルコネクティビティのMeNBとして動作する場合、前記イベント処理部は、前記デュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号を受信したときに、SeNBとして動作する前記移動端末試験装置の前記イベント処理部に前記ACK信号を受信したことを通知するとともに、前記デュアルコネクティビティの設定を直ちに開始するものである。
この構成により、デュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号が受信されたときに、SeNBとして動作する移動端末試験装置のマクロ処理部に通知されるとともに、デュアルコネクティビティの設定が直ちに開始される。このため、デュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号を受信した場合に、デュアルコネクティビティの設定を直ちに実行することができ、低コストで短期間にデュアルコネクティビティの試験を可能にすることができる。
本発明の移動端末試験装置は、移動体通信の基地局を擬似して移動端末を試験する移動端末試験装置であって、所定のイベントが発生した場合に対応した処理を実行するイベント処理部を備え、前記イベント処理部は、他の前記移動端末試験装置の前記イベント処理部と直接通信可能に構成され、前記移動端末試験装置がデュアルコネクティビティのSeNBとして動作する場合、前記イベント処理部は、前記デュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号を受信したことをMeNBとして動作する前記移動端末試験装置の前記イベント処理部から受信したときに、前記デュアルコネクティビティの設定を直ちに開始するものである。
この構成により、デュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号を受信したことがMeNBとして動作する移動端末試験装置から通知されたときに、デュアルコネクティビティの設定が直ちに開始される。このため、デュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号を受信した場合に、デュアルコネクティビティの設定を直ちに実行することができ、低コストで短期間にデュアルコネクティビティの試験を可能にすることができる。
また、本発明の移動端末試験システムは、MeNBとして動作する移動端末試験装置と、SeNBとして動作する移動端末試験装置と、を備え、前記二つの移動端末試験装置のそれぞれの前記イベント処理部間を直接通信可能に構成するものである。
この構成により、イベント処理部が他の移動端末試験装置のイベント処理部と直接通信可能に構成される。このため、一方の移動端末試験装置で発生したイベントを他方の移動端末試験装置に直接通知して処理を実行させる事ができ、低コストで短期間にデュアルコネクティビティの試験を可能にすることができる。
また、本発明のデュアルコネクティビティの試験方法は、デュアルコネクティビティのMeNBとして動作する移動端末試験装置と、デュアルコネクティビティのSeNBとして動作する移動端末試験装置とを使ったデュアルコネクティビティの試験方法であって、前記MeNBとして動作する移動端末試験装置から前記デュアルコネクティビティの設定を要求する信号を送信するステップと、前記MeNBとして動作する移動端末試験装置が前記デュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号を受信した場合、前記SeNBとして動作する移動端末試験装置に前記ACK信号を受信したことを直接通知するとともに、前記デュアルコネクティビティの設定を直ちに開始するステップと、前記SeNBとして動作する移動端末試験装置が前記ACK信号を受信したことを受信した場合、前記デュアルコネクティビティの設定を直ちに開始するステップと、を備えるものである。
この構成により、MeNBとして動作する移動端末試験装置がデュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号を受信した場合、SeNBとして動作する移動端末試験装置にACK信号を受信したことが直接通知され、デュアルコネクティビティの設定が直ちに開始される。このため、デュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号を受信した場合に、デュアルコネクティビティの設定を直ちに実行することができ、低コストで短期間にデュアルコネクティビティの試験を可能にすることができる。
本発明は、低コストで短期間にデュアルコネクティビティの試験を可能にすることができる移動端末試験装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置のブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置を2台使った試験システムの構成図である。 図3は、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置を2台使ったデュアルコネクティビティの試験のシーケンス図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る移動端末試験装置について詳細に説明する。
図1において、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置1は、擬似基地局として同軸ケーブル等を介して有線で移動端末10とRF(無線周波数)信号を送受信するようになっている。なお、移動端末試験装置1は、アンテナを介して無線で移動端末10とRF信号を送受信するようにしてもよい。
移動端末試験装置1は、送受信部2と、レイヤ処理部3と、メッセージ処理部4と、シナリオ処理部5と、操作部6と、表示部7と、制御部8とを含んで構成されている。
送受信部2は、レイヤ処理部3の出力信号をRF帯域へ周波数変換し、電力増幅して移動端末10へ送信する。また、送受信部2は、移動端末10から送信されたRF帯域の信号を、ベースバンド帯域へ周波数変換して受信信号としてレイヤ処理部3へ出力する。
レイヤ処理部3は、所定の通信プロトコルに基づく信号処理を行なうもので、複数の階層(レイヤ)を持つレイヤ構成の通信プロトコルのそれぞれのレイヤの処理を実行する。
レイヤ処理部3は、PHY(PHYsical)処理部31と、MAC処理部32と、RLC処理部33と、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)処理部34と、RRC(Radio Resource Control)処理部35と、イベント処理部としてのマクロ処理部36とを備えている。
PHY処理部31は、移動端末10との間で送受信される通信データを変調及び復調する。PHY処理部31は、通信データを送受信するために、多重化、チャネルコーディングなどを行なう。
MAC処理部32は、無線資源を効率よく使うための制御を行なうとともに、下位層のPHY処理部31と、上位層のRLC処理部33、PDCP処理部34、RRC処理部35との間におけるデータ変換を実施する。
RLC処理部33は、移動端末10との間におけるフロー制御、誤りデータの処理、データ再送などの処理を行なう。
PDCP処理部34は、秘匿、正当性確認、順序整列、ヘッダ圧縮などを行なう。RRC処理部35は、移動端末10との間での無線区間で確立する仮想的なコネクションである無線ベアラの設定、移動端末10に対するシステム情報や呼出情報の報知などを行なう。
マクロ処理部36は、RLC処理部33とRRC処理部35の間に設けられ、RLC処理部33とRRC処理部35の間のデータを中継するとともに、RLC処理部33またはRRC処理部35にデータを出力する。マクロ処理部36は、例えば、MAC処理部32において所定の信号を受信したことなどのイベントに対応して、登録された処理を実行する。
メッセージ処理部4は、シナリオ処理部5からの制御により、移動端末10に送信すべきメッセージを生成してレイヤ処理部3に送るとともに、移動端末10からレイヤ処理部3を介して受けたメッセージを処理する。
シナリオ処理部5は、移動端末試験装置1の設定及び試験手順が記述された試験シナリオに従って、試験の各手順を実行するためにメッセージ処理部4などを制御する。
操作部6は、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力機器で構成され、操作入力されたシナリオの生成に必要な情報などを制御部8に出力する。表示部7は、液晶ディスプレイ等の画像表示機器で構成され、シナリオの生成に必要な情報を入力させる画像や試験中の状態を示す画像などを表示する。
制御部8は、操作部6に入力された指示に従って、試験シナリオの作成画面を表示部7に表示させて試験シナリオの生成に必要な情報を入力させたり、試験シナリオの作成画面において操作部6に入力された情報に基づいて試験シナリオを生成したりする。また、制御部8は、操作部6に入力された指示に従って、シナリオ処理部5に指示を送信して、記憶装置に記憶された試験シナリオに基づいて試験を実行させたり、シナリオ処理部5から送信されるレイヤ処理部3の各レイヤの状態や移動端末10との通信の状態などの情報に基づいて表示部7に試験中の状態などを表示させたりする。
ここで、移動端末試験装置1は、移動端末10と通信を行なうための通信モジュールが設けられた図示しないコンピュータ装置によって構成される。このコンピュータ装置は、それぞれ図示しないCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、ハードディスク装置と、入出力ポートと、タッチパネルとを有する。
このコンピュータ装置のROM及びハードディスク装置には、コンピュータ装置を移動端末試験装置1として機能させるためのプログラムが格納されている。すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータ装置は、移動端末試験装置1として機能する。
このように、本実施形態において、メッセージ処理部4、シナリオ処理部5、制御部8は、CPUによって構成され、送受信部2、レイヤ処理部3は、通信モジュールによって構成される。
LTEのデュアルコネクティビティでは、移動端末10の状態を複数の基地局の間で総合的に管理する機能を新たに用意しなければならないが、そのような試験装置を新規に開発するのでは、コストがかかるとともに、完成までに時間がかかってしまう。
このため、本実施形態においては、図2に示すように、MeNB(Master evolved Node B)としての移動端末試験装置1Aと、SeNB(Secondary evolved Node B)としての移動端末試験装置1Bとを備えた構成とした。
結合器11は、移動端末試験装置1A及び移動端末試験装置1Bの送信するRF信号を結合して移動端末10に送信する。また、結合器11は、移動端末10から受信したRF信号を移動端末試験装置1A及び移動端末試験装置1Bそれぞれに送信する。
図2において、MeNBの移動端末試験装置1AのPDCP処理部34とSeNBの移動端末試験装置1BのPDCP処理部34とは、ケーブルで接続され、相互に通信が可能になっている。これは、移動端末試験装置1Aのメッセージ処理部4から移動端末10へ送信されるデータを、移動端末試験装置1AのPDCP処理部34において移動端末試験装置1BのPDCP処理部34に分割して送信させるためである。
MeNBの移動端末試験装置1Aのメッセージ処理部4とSeNBの移動端末試験装置1BのPDCP処理部34とは、ケーブルで接続され、相互に通信が可能になっている。これは、移動端末試験装置1Aのメッセージ処理部4から移動端末10へ送信されるデータを、移動端末試験装置1Aのメッセージ処理部4から直接移動端末試験装置1BのPDCP処理部34に分割して送信させるためである。
デュアルコネクティビティでは、移動端末10に対するシステム情報や呼出情報の報知などを行なうRRCコネクション(C-plane)は、MeNBとのみ確立し、MeNBを介してSeNBの制御を実施するようになっている。
このため、SeNBの移動端末試験装置1BのRRC処理部35、メッセージ処理部4、シナリオ処理部5は、デュアルコネクティビティの試験時は処理を行なわない。
デュアルコネクティビティの設定時、MeNBの移動端末試験装置1Aから移動端末10に設定情報を送信した後、移動端末10からの肯定回答(ACK:ACKnowledgement)を確認してからSeNBの移動端末試験装置1Bに設定情報を反映させる必要がある。
このため、MeNBの移動端末試験装置1AのMAC処理部32は、移動端末10に設定情報を送信した後のACKを受信したことをマクロ処理部36に通知する。
また、MeNBの移動端末試験装置1Aのマクロ処理部36とSeNBの移動端末試験装置1Bのマクロ処理部36とは、ケーブルで接続され、相互に通信が可能になっている。このケーブルを介して、移動端末試験装置1Aのマクロ処理部36は、移動端末試験装置1Bのマクロ処理部36に移動端末10に設定情報を送信した後のACKを受信したことを通知する。
MeNBの移動端末試験装置1Aのマクロ処理部36は、移動端末10に設定情報を送信した後のACKを受信した場合、移動端末試験装置1Bのマクロ処理部36にACKの受信を通知し、デュアルコネクティビティ設定の処理を実行するように設定される。
SeNBの移動端末試験装置1Bのマクロ処理部36は、移動端末試験装置1Aのマクロ処理部36からACKの受信の通知を受信すると、デュアルコネクティビティ設定の処理を実行するように設定される。
以上のように構成された本実施形態に係る移動端末試験装置によるデュアルコネクティビティ設定時の処理手順について、図3を参照して説明する。
ステップS1において、MeNBの移動端末試験装置1Aのマクロ処理部36には、前述した処理がMeNBのマクロとして登録される。
ステップS2において、SeNBの移動端末試験装置1Bのマクロ処理部36には、前述した処理がSeNBのマクロとして登録される。
ステップS3において、MeNBの移動端末試験装置1Aのシナリオ処理部5から要求や、ユーザの移動端末試験装置1Aの操作部6の操作によるデュアルコネクティビティ設定の要求により、移動端末試験装置1Aのメッセージ処理部4は、移動端末10に「RRC Connection Reconfiguration」を送信する。
ステップS4において、移動端末10は、「RRC Connection Reconfiguration」を正常に受信した場合には肯定回答(ACK)である「DL HARQ-ACK」をMeNBの移動端末試験装置1Aに送信する。
この「DL HARQ-ACK」を受信した移動端末試験装置1AのMAC処理部32は、ACKを受信したことをマクロ処理部36に通知する。
MeNBの移動端末試験装置1Aのマクロ処理部36は、ACKの受信の通知を受けると、ステップS5において、SeNBの移動端末試験装置1Bのマクロ処理部36に、ACKを受信したことを通知する。
ステップS6において、MeNBの移動端末試験装置1Aのマクロ処理部36は、登録されたデュアルコネクティビティ設定の処理を実行する。
ステップS7において、SeNBの移動端末試験装置1Bのマクロ処理部36は、登録されたデュアルコネクティビティ設定の処理を実行する。
MeNBの移動端末試験装置1Aのマクロ処理部36は、登録されたデュアルコネクティビティ設定の処理が終了すると、ステップS8において、「UL DCI」を移動端末10に送信する。
移動端末10は、「UL DCI」を受信し、デュアルコネクティビティ設定の処理が終了すると、ステップS9において、「RRC Connection Reconfiguration Complete」をMeNBの移動端末試験装置1Aに送信する。
ステップS10以降、デュアルコネクティビティの設定が反映された状態で、MeNBの移動端末試験装置1Aと移動端末10、SeNBの移動端末試験装置1Bと移動端末10の間で通信が行なわれる。
ここで、ステップS3の「RRC Connection Reconfiguration」の送信から、ステップS8の「UL DCI」の送信までの時間は規格で定められた値以下でなければならない。
試験装置は、移動端末10の性能を試験するものであるから、すばやく処理する性能が必要である。このため、ステップS4のACKを受信したら、直ちに設定処理を実行するようにしている。
また、ステップS3の「RRC Connection Reconfiguration」の受信に移動端末10が失敗した場合、設定処理を実行しないで従前の設定のまま接続を維持しなければならない。
この場合、ステップS4のACKを受信しないため、設定処理は実行されず、この要求を満たすことができる。
このように、本実施形態では、MeNBの移動端末試験装置1Aのマクロ処理部36と、SeNBの移動端末試験装置1Bのマクロ処理部36を通信可能に構成し、MeNBの移動端末試験装置1Aにおいて「RRC Connection Reconfiguration」に対する「DL HARQ-ACK」を受信したことをSeNBの移動端末試験装置1Bのマクロ処理部36に通知し、この「DL HARQ-ACK」受信によりデュアルコネクティビティの設定を開始しているため、低コストで短期間にデュアルコネクティビティの試験を可能にすることができる。
なお、本実施形態においては、2台の移動端末試験装置1を用いた場合を示したが、試験装置が、レイヤ処理部3の例えばRLCレイヤ以下をボードとして構成している場合、ボードの追加により、試験装置1台で同様の構成とし、同様の効果を得ることができる。
また、マクロ処理部36をレイヤ処理部3に設けたが、これに限定されるものではなく、「RRC Connection Reconfiguration」に対する「DL HARQ-ACK」を受信した通知を受けることができればよい。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1、1A、1B 移動端末試験装置
3 レイヤ処理部
32 MAC処理部
36 マクロ処理部(イベント処理部)

Claims (4)

  1. 移動体通信の基地局を擬似して移動端末(10)を試験する移動端末試験装置(1)であって、
    所定のイベントが発生した場合に対応した処理を実行するイベント処理部(36)を備え、
    前記イベント処理部は、他の前記移動端末試験装置の前記イベント処理部と直接通信可能に構成され、
    前記移動端末試験装置がデュアルコネクティビティのMeNBとして動作する場合、前記イベント処理部は、前記デュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号を受信したときに、SeNBとして動作する前記移動端末試験装置の前記イベント処理部に前記ACK信号を受信したことを通知するとともに、前記デュアルコネクティビティの設定を直ちに開始する移動端末試験装置。
  2. 移動体通信の基地局を擬似して移動端末(10)を試験する移動端末試験装置(1)であって、
    所定のイベントが発生した場合に対応した処理を実行するイベント処理部(36)を備え、
    前記イベント処理部は、他の前記移動端末試験装置の前記イベント処理部と直接通信可能に構成され、
    前記移動端末試験装置がデュアルコネクティビティのSeNBとして動作する場合、前記イベント処理部は、前記デュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号を受信したことをMeNBとして動作する前記移動端末試験装置の前記イベント処理部から受信したときに、前記デュアルコネクティビティの設定を直ちに開始する移動端末試験装置。
  3. 請求項に記載の移動端末試験装置と、請求項に記載の移動端末試験装置と、を備え、
    前記二つの移動端末試験装置のそれぞれの前記イベント処理部間を直接通信可能に構成する移動端末試験システム。
  4. デュアルコネクティビティのMeNBとして動作する移動端末試験装置(1)と、デュアルコネクティビティのSeNBとして動作する移動端末試験装置(1)とを使ったデュアルコネクティビティの試験方法であって、
    前記MeNBとして動作する移動端末試験装置から前記デュアルコネクティビティの設定を要求する信号を送信するステップと、
    前記MeNBとして動作する移動端末試験装置が前記デュアルコネクティビティの設定を要求する信号のMACレイヤのACK信号を受信した場合、前記SeNBとして動作する移動端末試験装置に前記ACK信号を受信したことを直接通知するとともに、前記デュアルコネクティビティの設定を直ちに開始するステップと、
    前記SeNBとして動作する移動端末試験装置が前記ACK信号を受信したことを受信した場合、前記デュアルコネクティビティの設定を直ちに開始するステップと、を備えるデュアルコネクティビティの試験方法。
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