JP6894483B2 - ポイント管理装置、ポイント管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、ポイント管理装置、ポイント管理方法、及びプログラムに関する。
例えば会社に勤務する社員等、組織の構成員に対するアンケートを基に構成員のモチベーションを計測し、組織改善に役立てるシステムが知られている(特許文献1参照)。
上記の技術は、組織の構成員にサーベイ(アンケート)を実施し、その回答の集計結果に応じたアクションプランの提案、提案したアクションプランの中から組織の選択したアクションプランの設定、及び設定されたアクションプランの進捗管理等を行う技術である。サーベイ自体は組織の構成員が主体となって実施するものではないため、上記の技術は構成員の自発的な行動に基づいてアクションプランの設定等がなされるものとはいえない。組織をより活性化させるためには、組織の構成員が自ら自発的に行動し構成員同士のコミュニケーションを促進する仕組み作りが求められている。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、組織の構成員の自発的な行動を促進するための技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、ポイント管理装置である。この装置は、組織の構成員が使用する端末において前記構成員が情報の発信に関する行動である発信行動をしたことを検出する行動検出部と、前記発信行動が検出された場合、前記構成員とは異なる他の構成員に贈答するための贈答用ポイントを前記構成員と関連付けて付与する贈答用ポイント付与部と、前記構成員から前記贈答用ポイントを他の構成員に送信する贈答指示を受け付ける贈答受付部と、前記贈答指示に基づいて、前記構成員に関連付けられた贈答用ポイントを減じるとともに、贈答分のポイントに相当するポイントであって他の情報に変換可能な使用ポイントを贈答対象である他の構成員に関連付けて付与する贈答実行部と、前記構成員を特定する情報、贈答した贈答用ポイントの値、及び前記構成員が贈答用ポイントの贈答対象とした他の構成員を特定する情報を関連付けて履歴データベースに格納する贈答履歴管理部と、を備える。
前記贈答受付部は、前記構成員から贈答対象である前記他の構成員に対するコメントと、あらかじめ定められた複数のジャンルを示す複数のタグの中から少なくとも1つのタグの指定と、をさらに受け付けてもよく、前記贈答履歴管理部は、前記構成員を特定する情報、贈答した贈答用ポイントの値、及び前記構成員が贈答用ポイントの贈答対象とした他の構成員を特定する情報に、前記コメントと指定された1以上の前記タグとをさらに関連付けて前記履歴データベースに格納してもよい。
前記ポイント管理装置は、前記コメントを解析することにより、前記構成員と関連付けて前記履歴データベースに格納するためのタグを選択するタグ選択部をさらに備えてもよい。
前記ポイント管理装置は、前記組織の構成員毎に割り当てられ、当該構成員が情報を発信するために編集可能であるとともに他の構成員が閲覧可能な情報発信用画面を前記構成員が使用する端末に提供する画面提供部と、前記組織の構成員間でチャットをするためのチャットインタフェースを提供するチャット提供部と、をさらに備えてもよく、前記贈答用ポイント付与部は、前記構成員が前記情報発信用画面に情報を記載するか、又は前記チャットインタフェースを用いて他の構成員とチャットをした場合に、前記贈答用ポイントを前記構成員に付与してもよい。
前記ポイント管理装置は、あらかじめ定められた所定のタイミングで前記履歴データベースを解析することにより、各タグに関連付けられ贈答された贈答用ポイントの総和に基づいてタグ毎に1人の構成を選択する構成員選択部をさらに備えてもよく、前記画面提供部は、タグ毎に選択された前記構成員に割り当てられた情報発信用画面に、前記タグに応じて異なるアイコンを付与してもよい。
前記構成員は、複数の異なる組織のうち少なくともいずれか1つの組織に属しており、前記贈答実行部は、贈答用ポイントを贈答する構成員が所属する組織と贈答対象である他の構成員が所属する組織とが異なる場合は、同じ場合と比較して、贈答するポイントを増加してもよい。
前記ポイント管理装置は、あらかじめ定められた所定のタイミングで、前記複数の異なる組織毎に各組織を構成する構成員が他の構成員に付与した贈答用ポイントの総額を算出し、当該総額に基づいて前記組織毎に活性度を算出する活性度算出部をさらに備えてもよい。
本発明の第2の態様は、複数の異なる組織毎に備えられた複数の上記ポイント管理装置を備えるポイント管理システムである。このシステムにおいて、各ポイント管理装置は、他のポイント管理装置と通信する通信部と、履歴データベースとして機能させるブロックチェーンであって他のポイント管理装置と共有するブロックチェーンを格納する記憶部と、をさらに備える。
本発明の第3の態様は、ポイント管理方法である。この方法において、プロセッサが、組織の構成員が使用する端末において前記構成員が情報の発信に関する行動である発信行動をしたことを検出するステップと、前記発信行動が検出された場合、前記構成員とは異なる他の構成員に贈答するための贈答用ポイントを前記構成員と関連付けて付与するステップと、前記構成員から前記贈答用ポイントを他の構成員に送信する贈答指示を受け付けるステップと、前記贈答指示に基づいて、前記構成員に関連付けられた贈答用ポイントを減じるステップと、贈答分のポイントに相当するポイントであって他の情報に変換可能な使用ポイントを贈答対象である他の構成員に関連付けて付与するステップと、前記構成員を特定する情報、贈答した贈答用ポイントの値、及び前記構成員が贈答用ポイントの贈答対象とした他の構成員を特定する情報を関連付けて履歴データベースに格納するステップと、を実行する。
本発明の第4の態様は、プログラムである。このプログラムは、コンピュータに、組織の構成員が使用する端末において前記構成員が情報の発信に関する行動である発信行動をしたことを検出する機能と、前記発信行動が検出された場合、前記構成員とは異なる他の構成員に贈答するための贈答用ポイントを前記構成員と関連付けて付与する機能と、前記構成員から前記贈答用ポイントを他の構成員に送信する贈答指示を受け付ける機能と、前記贈答指示に基づいて、前記構成員に関連付けられた贈答用ポイントを減じる機能と、贈答分のポイントに相当するポイントであって他の情報に変換可能な使用ポイントを贈答対象である他の構成員に関連付けて付与する機能と、前記構成員を特定する情報、贈答した贈答用ポイントの値、及び前記構成員が贈答用ポイントの贈答対象とした他の構成員を特定する情報を関連付けて履歴データベースに格納する機能と、を実現させる。
このプログラムを提供するため、あるいはプログラムの一部をアップデートするために、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供されてもよく、また、このプログラムが通信回線で伝送されてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、データ構造、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、組織の構成員の自発的な行動を促進するための技術を提供することができる。
<実施の形態の概要>
本発明の実施の形態の概要を述べる。実施の形態に係るポイント管理装置は、ポイント管理装置を設置している組織の構成員をユーザとして登録している。ポイント管理装置は、各ユーザに対してユーザ自身に関する情報を発信するための電子的な場を提供している。ポイント管理装置は、ユーザが情報を発信したことを検出すると、そのユーザに対して、他のユーザに贈答するためにのみ用いることができる贈答用ポイントを提供する。贈答用ポイントを所持するユーザは、他のユーザの情報発信に対して贈答用ポイントを送付することができる。他のユーザから贈答用ポイントを送付されたユーザは、送付された贈答用ポイントに対応する使用ポイントを取得することができる。この使用ポイントを所持するユーザは、ユーザ自身の便宜のために使用ポイントを用いることができる。例えば、ユーザは、EC(electronic commerce)サイト等で使用ポイントを消費し物品やサービスを購入することができる。
本発明の実施の形態の概要を述べる。実施の形態に係るポイント管理装置は、ポイント管理装置を設置している組織の構成員をユーザとして登録している。ポイント管理装置は、各ユーザに対してユーザ自身に関する情報を発信するための電子的な場を提供している。ポイント管理装置は、ユーザが情報を発信したことを検出すると、そのユーザに対して、他のユーザに贈答するためにのみ用いることができる贈答用ポイントを提供する。贈答用ポイントを所持するユーザは、他のユーザの情報発信に対して贈答用ポイントを送付することができる。他のユーザから贈答用ポイントを送付されたユーザは、送付された贈答用ポイントに対応する使用ポイントを取得することができる。この使用ポイントを所持するユーザは、ユーザ自身の便宜のために使用ポイントを用いることができる。例えば、ユーザは、EC(electronic commerce)サイト等で使用ポイントを消費し物品やサービスを購入することができる。
このように、実施の形態に係るポイント管理装置は、情報を発信したユーザに対して贈答用ポイントを付与する。この贈答用ポイントは他のユーザに送付するためにのみ用いられる。ユーザが情報発信の恩恵を受けるためには、他のユーザからポイントの贈答を受ける必要がある。このように、実施の形態に係るポイント管理装置は、情報発信という行動に対してポイントの原資をユーザに配布し、その情報に対して他者からアクセスされることによってポイントを使用することができるようになる。情報の発信と情報へのアクセスとの両者がそろってはじめてユーザはポイントを使用できるようになるため、実施の形態に係るポイント管理装置は、ユーザによる積極的な情報発信と、ユーザ間のコミュニケーションの促進との両方の動機付けをユーザに与えることができる。結果として、実施の形態に係るポイント管理装置は、組織の構成員であるユーザの自発的な行動を促進することができる。
図1は、実施の形態に係るポイント管理システムSにおける情報の流れの概要を説明するための図である。図1は、ポイント管理装置1を管理する組織の構成員である第1ユーザU1、第2ユーザU2、及び第3ユーザU3がそれぞれ使用する第1端末T1、第2端末T2、及び第3端末T3と、ポイント管理装置1とが通信可能な態様で接続されている様子を示している。なお、図1は第1端末T1、第2端末T2、及び第3端末T3の3台の端末Tを示しているが、端末Tの数は3台に限られず、2台又は4台以上であってもよい。
以下、図1を参照しながら実施の形態に係るポイント管理システムSにおける情報の流れを(1)から(9)で説明するが、その番号は図1における(1)から(9)と対応する。
(1)第1ユーザU1は、ポイント管理装置1が提供する情報発信用画面Iにおいて、自身に関する情報を発信する。
(2)ポイント管理装置1は、第1ユーザU1の情報発信に関する行動を検出し、第1ユーザU1に贈答用ポイントを付与する。
(2)ポイント管理装置1は、第1ユーザU1の情報発信に関する行動を検出し、第1ユーザU1に贈答用ポイントを付与する。
(3)第3ユーザU3は、第1ユーザU1が公開した情報発信用画面Iを閲覧し、第1ユーザU1に対して贈答用ポイントを使用する。
(4)ポイント管理装置1は、第3ユーザU3が第1ユーザU1に対して送付した贈答用ポイントに相当する使用ポイントを第1ユーザU1に付与する。
(5)ポイント管理装置1は、第3ユーザU3が第1ユーザU1に対して贈答用ポイントを使用するという行動を検出し、その行動に対して定められた量の贈答用ポイントを第3ユーザU3に付与する。
(4)ポイント管理装置1は、第3ユーザU3が第1ユーザU1に対して送付した贈答用ポイントに相当する使用ポイントを第1ユーザU1に付与する。
(5)ポイント管理装置1は、第3ユーザU3が第1ユーザU1に対して贈答用ポイントを使用するという行動を検出し、その行動に対して定められた量の贈答用ポイントを第3ユーザU3に付与する。
(6)第1ユーザU1は、第2ユーザU2が公開した情報発信用画面Iを閲覧し、第2ユーザU2に対して贈答用ポイントを使用する。
(7)ポイント管理装置1は、第1ユーザU1が第2ユーザU2に対して送付した贈答用ポイントに相当する使用ポイントを第2ユーザU2に付与する。
(8)ポイント管理装置1は、第1ユーザU1が第2ユーザU2に対して贈答用ポイントを使用するという行動を検出し、その行動に対して定められた量の贈答用ポイントを第1ユーザU1に付与する。
(7)ポイント管理装置1は、第1ユーザU1が第2ユーザU2に対して送付した贈答用ポイントに相当する使用ポイントを第2ユーザU2に付与する。
(8)ポイント管理装置1は、第1ユーザU1が第2ユーザU2に対して贈答用ポイントを使用するという行動を検出し、その行動に対して定められた量の贈答用ポイントを第1ユーザU1に付与する。
(9)第1ユーザU1は、取得した使用ポイントを外部のECサイト(不図示)で使用して、商品又はサービスを購入する。
このように、ポイント管理装置1は、ユーザUが情報発信用画面Iに情報発信をしたり、他のユーザUの情報発信用画面Iを閲覧したりする行動を検出し、そのユーザUに贈答用ポイントを付与する。また、ポイント管理装置1は、ユーザUが贈答用ポイントを他のユーザUに対して使用すると、他のユーザUに使用ポイントを付与する。このように、ポイント管理装置1が提供するポイントプログラムは、ユーザUが自ら情報発信をすることで得たポイントを原資として他のユーザUにポイントを使用することにより、他のユーザUははじめて自身で消費可能なポイントを得ることができる。ユーザU自身の情報発信と他のユーザUとのコミュニケーションとをセットとすることにより、ポイント管理装置1は、組織の構成員であるユーザUの自発的な行動を促進する場をユーザUに提供することができる。
<実施の形態に係るポイント管理装置1の機能構成>
図2は、実施の形態に係るポイント管理装置1の機能構成を模式的に示す図である。ポイント管理装置1は、記憶部2、通信部3、及び制御部4を備える。図2において、矢印は主なデータの流れを示しており、図2に示していないデータの流れがあってもよい。図2において、各機能ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図2に示す機能ブロックは単一の装置内に実装されてもよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてもよい。機能ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてもよい。
図2は、実施の形態に係るポイント管理装置1の機能構成を模式的に示す図である。ポイント管理装置1は、記憶部2、通信部3、及び制御部4を備える。図2において、矢印は主なデータの流れを示しており、図2に示していないデータの流れがあってもよい。図2において、各機能ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図2に示す機能ブロックは単一の装置内に実装されてもよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてもよい。機能ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてもよい。
記憶部2は、ポイント管理装置1を実現するコンピュータのBIOS(Basic Input Output System)等を格納するROM(Read Only Memory)やポイント管理装置1の作業領域となるRAM(Random Access Memory)、OS(Operating System)やアプリケーションプログラム、当該アプリケーションプログラムの実行時に参照される種々の情報を格納するHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置である。
通信部3は、ポイント管理装置1が外部の装置と通信するためのインタフェースであり、既知の有線LAN(Local Area Network)モジュールや無線LANモジュールで実現されている。以下、本明細書において、ポイント管理装置1の各部が外部の装置と通信する場合は通信部3を中継することを前提とし、適宜通信部3の記載を省略することがある。
制御部4は、ポイント管理装置1のCPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部2に記憶されたプログラムを実行することによって行動検出部40、贈答用ポイント付与部41、贈答受付部42、贈答実行部43、贈答履歴管理部44、タグ選択部45、画面提供部46、チャット提供部47、構成員選択部48、及び活性度算出部49として機能する。
なお、図2は、ポイント管理装置1が単一の装置で構成されている場合の例を示している。しかしながら、ポイント管理装置1は、例えばクラウドコンピューティングシステムのように複数のプロセッサやメモリ等の計算リソースによって実現されてもよい。この場合、制御部4を構成する各部は、複数の異なるプロセッサの中の少なくともいずれかのプロセッサがプログラムを実行することによって実現される。
行動検出部40は、組織の構成員であるユーザUが使用する端末TにおいてそのユーザUが情報の発信に関する行動である発信行動をしたことを検出する。具体的には、行動検出部40は、ユーザUが情報発信用画面Iに自身の情報を記載したり、他のユーザUの情報発信用画面Iにコメントを書き込んだりする等の行動を検出する。
贈答用ポイント付与部41は、ユーザUによる発信行動が検出された場合、そのユーザUとは異なる他のユーザUに贈答するための贈答用ポイントを、発信行動をしたユーザUと関連付けて付与する。
図3は、贈答用ポイントの付与数を定めるポイントデータベースのデータ構造を模式的に示す図である。ポイントデータベースは記憶部2に格納されており、贈答用ポイント付与部41によって管理されている。ユーザUによる発信行動は、行動の種類毎に行動識別子が割り当てられている。発信行動の種類とは、例えばユーザUが情報発信用画面Iに情報を登録する行動、ユーザUが他のユーザUの情報発信用画面Iにコメントを書き込む行動、ユーザUが他のユーザUとチャットで会話をする行動等である。図3に示すように、ポイントデータベースは、各行動識別子に関連付けて、ユーザUに付与する贈答用ポイントの数量を記憶している。贈答用ポイント付与部41は、ユーザUによる発信行動が検出された場合、その行動に対応する贈答用ポイントをポイントデータベースから読み出し、ユーザUに付与する。
図2の説明に戻る。贈答受付部42は、ユーザUから贈答用ポイントを他のユーザUに送信することを示す贈答指示を受け付ける。贈答実行部43は、ユーザUから受け付けた贈答指示に基づいて、ユーザUに関連付けられた贈答用ポイントを減じる。続いて、贈答実行部43は、贈答分のポイントに相当する使用ポイントを贈答対象である他のユーザUに関連付けて付与する。ここで、「使用ポイント」は、贈答分のポイントに相当するポイントであって、贈答を受けたユーザUが他の情報に変換可能なポイントである。具体例として、使用ポイントは、所定のECサイトにおいて商品やサービスの購入に使用可能な情報(ポイント)に交換可能である。
贈答履歴管理部44は、ユーザUを特定する情報、贈答した贈答用ポイントの値、及びユーザUが贈答用ポイントの贈答対象とした他のユーザUを特定する情報を関連付けて履歴データベースに格納する。これにより、ポイント管理装置1は、ユーザUに贈答用ポイントを付与するとともに、ユーザU間の行動に応じて各ユーザUに使用ポイントを付与することができる。使用ポイントを取得したユーザUはそのポイントを消費して商品やサービスに交換できるため、ポイント管理装置1はユーザUにポイント獲得の動機付けを与えることができる。結果として、ポイント管理装置1は、組織の構成員であるユーザUの自発的な行動を促進することができる。
贈答受付部42は、ユーザUから、贈答対象である他のユーザUに対するコメントと、あらかじめ定められた複数のジャンルを示す複数のタグの中から少なくとも1つのタグの指定と、をさらに受け付けてもよい。この場合、贈答履歴管理部44は、ユーザUを特定する情報、贈答した贈答用ポイントの値、及びユーザUが贈答用ポイントの贈答対象とした他のユーザUを特定する情報に、コメントとタグとをさらに関連付けて履歴データベースに格納する。これにより、ポイント管理装置1が事後的に各ユーザUに指定されたタグを集計することにより、タグに関連付けられたジャンル毎の注目ユーザを特定することができる。
図4は、実施の形態に係る履歴データベースのデータ構造を模式的に示す図である。履歴データベースは記憶部2に格納されており、贈答履歴管理部44によって管理されている。図4に示すように、履歴データベースは、各ポイントの付与や移動が発生した日時毎に、関係するユーザUを特定するためのユーザ識別子、存在する場合にはタグ及びコメントが関連付けられて格納されている。
例えば、図4に示す例では、2019年9月9日の12時34分56秒に、ユーザ識別子がUID00001であるユーザUが情報発信用画面Iに情報を開示したことにより、ポイント管理装置1から贈答用ポイントを10ポイント付与されたことを履歴として格納している。これはユーザ識別子がUID00001であるユーザUが単独で情報発信用画面Iを編集した行動の履歴であるため、他のユーザUとの関わりはなく、タグ及びコメントも存在しない。
また、図4に示す例では、2018年9月9日の12時46分19秒に、ユーザ識別子がUID00001であるユーザUが、ユーザ識別子がUID00002であるユーザUに対して、タグの指定及びコメントとともに5ポイント分の贈答用ポイントを贈答した履歴を格納している。このため、ユーザ識別子がUID00002のユーザUの使用ポイントが5ポイント増加している。また、タグ識別子がTID001のタグが付与され、「情報ありがとう!とっても気になる内容です。」というコメントも格納されている。
上記では、ユーザUが他のユーザUにコメントを送付する際にタグを選択する場合について説明したが、ポイント管理装置1がタグを自動で選択できれば便利である。このため、ポイント管理装置1は、コメントを解析することにより、ユーザUと関連付けて履歴データベースに格納するためのタグを選択するタグ選択部45を備えている。
図5は、実施の形態に係るタグデータベースのデータ構造を模式的に示す図である。タグデータベースは記憶部2に格納されており、タグ選択部45によって管理されている。
図5に示すように、タグデータベースは、コメント中のキーワードとタグとの関係を対応づけて格納している。例えば、「ありがとう」、「サンキュー」、「Thanks」といったキーワードには、タグ識別子がTID001であるタグが対応づけられている。また、「気になる」というキーワードにはタグ識別子がTID002であるタグが対応づけられている。この他、図5には図示していないが、「機械学習」、「ブロックチェーン」、「自動運転」といった技術的な用語を示すキーワードにも、それぞれタグ識別子が割り当てられている。
タグ選択部45は、ユーザUが作成したコメントを解析することにより、コメント中に登場するキーワードに対応するタグを選択する。これにより、タグ選択部45は、ユーザUによる明示的な指定がなくても、コメントを解析することによって自動でタグを選択することができる。結果として、タグ選択部45は、タグ選択に関するユーザビリティを向上することができる。
上述したように、ユーザUは自身に関する情報を情報発信用画面I上に公開する。ここで、ポイント管理装置1の画面提供部46が、情報発信用画面IをユーザUが使用する端末Tに提供する。情報発信用画面Iは、ユーザU毎に割り当てられ、そのユーザUが情報を発信するために編集可能であるとともに他のユーザUが閲覧可能な画面である。具体的には、画面提供部46はウェブサーバとして機能し、ウェブページの形で情報発信用画面Iを各ユーザUに提供する。
また、ポイント管理装置1は、ユーザU間でチャットをするためのチャットインタフェースを提供するチャット提供部47も備えている。贈答用ポイント付与部41は、ユーザUが情報発信用画面Iに情報を記載する場合のみならず、チャット提供部47が提供するチャットインタフェースを用いて他のユーザUとチャットをした場合にも、贈答用ポイントをユーザUに付与する。チャットはユーザU同士の文章による会話であるため、ユーザU間のコミュニケーションと典型例として位置づけることができる。贈答用ポイント付与部41がユーザU間のチャット行動にも贈答用ポイントを付与することにより、ユーザU間の自発的な行動を促進することができる。
なお、贈答履歴管理部44は、ユーザU間のチャットの内容も履歴データベースに格納する。このとき、タグ選択部45は、ユーザU間のチャットの文章を解析することによりタグを自動で選択してもよい。これにより、ポイント管理装置1は、ユーザU間の情報発信に関する行動の履歴をより効率的に収集することができる。
構成員選択部48は、あらかじめ定められた所定のタイミングで履歴データベースを解析することにより、各タグに関連付けられ贈答された贈答用ポイントの総和に基づいてタグ毎に1人の構成を選択する。ここで「所定のタイミング」とは、構成員選択部48が構成員を選択するために参照する「構成員選択用参照時刻」である。所定のタイミングの具体的な設定はポイント管理装置1の管理者によって任意に定めればよいが、例えば毎月1日の0時である。この場合、構成員選択部48は、一月に1度のタイミングでタグ毎に構成員を選択することになる。
特定のタグに関連付けられて多くのポイントを贈答されたユーザUは、そのタグに関して多くのユーザUから関心を持たれたことを示しており、いわばそのタグに関して他のユーザUからの信頼が厚いことを示している。そこで、画面提供部46は、タグ毎に選択されたユーザUに割り当てられた情報発信用画面Iに、タグに応じて異なるアイコンを付与する。
図6は、実施の形態に係る画面提供部46が提供する情報発信用画面Iの一例を模式的に示す図である。具体的には、図6は、端末Tがスマートフォンの場合の情報発信用画面Iの外観を示している。図6に示す情報発信用画面Iの例では、ユーザUに王冠型のアイコンCが付与されていることを示している。また、情報発信用画面I中には、アイコンCに対応するタグに応じた称号も記載されている。
例えば、構成員選択部48があるユーザUを「ブロックチェーン」というタグに関連して選択した場合、画面提供部46は、そのユーザUの情報発信用画面IにアイコンCとともに「ブロックチェーン伝道師」という称号を付与する。ユーザUにとって称号を付与されることは情報発信活動が他のユーザUに認められたことを意味し、名誉ともいえる。画面提供部46がユーザUの情報発信用画面Iにアイコン及び称号を付与することにより、ポイント管理装置1は、Uが情報発信の活動を継続することの動機付けを与えることができる。
以上、ポイント管理装置1が単一の組織内で運用される場合を前提として説明した。しかしながら、異なる複数の組織それぞれにポイント管理装置1を設置し、複数のポイント管理装置1を連携して運用してもよい。以下、複数の組織それぞれに設置されたポイント管理装置1が連携する場合について説明する。
図7は、複数の組織それぞれに設置されたポイント管理装置1が連携するポイント管理システムSの構成の概略を模式的に示す図である。具体的には、図7は、4つの組織それぞれに設置された第1ポイント管理装置1a、第2ポイント管理装置1b、第3ポイント管理装置1c、及び第4ポイント管理装置1dを含むポイント管理システムSを例示している。各ポイント管理装置1はそれぞれ互いに通信可能な態様で接続されている。すなわち、各ポイント管理装置1は、それぞれ通信部3を介して互いに情報の送受信が可能である。
図7に示すように、各ポイント管理装置1は、それぞれポイント管理装置1を管理する組織の構成員が使用する端末Tとも接続している。言い換えると、ポイント管理システムSのユーザUは、複数の異なる組織のうち少なくともいずれか1つの組織に属していることになる。
図7に示すポイント管理システムSにおいて、履歴データベースはブロックチェーンBを用いて実現されてもよい。この場合、各ポイント管理装置1の記憶部2は、履歴データベースとして機能させるブロックチェーンBであって他のポイント管理装置1と共有するブロックチェーンBを格納することになる。つまり、ポイント管理システムSに含まれる各ポイント管理装置1は、履歴データベースとして機能するブロックチェーンBに参加している。
既知の技術であり詳細は省略するが、ブロックチェーンBは、参加者全ての取引の履歴を記録した巨大な元帳を、参加者全員で共有する分散データベース技術の一種であると捉えることもできる。したがって、各ポイント管理装置1が同一のブロックチェーンBに参加し、そのブロックチェーンBにポイントの発生及び移動を登録することにより、各ポイント管理装置1は自身の組織におけるユーザUの行動のみならず、他の組織におけるユーザUの行動、さらには組織をまたがるユーザU間の行動の履歴を共有することができる。
ここで、同一の組織内のユーザU間における情報発信よりも、異なる組織に属するユーザU間における情報発信の方が、ユーザUの行動時に要求されるエネルギーが大きいと考えられる。一方で、組織をまたがって情報発信を行った方が、組織の活性化の寄与は大きいと考えられる。
そこで、贈答実行部43は、贈答用ポイントを贈答するユーザUが所属する組織と贈答対象である他のユーザUが所属する組織とが異なる場合は、同じ場合と比較して、ユーザUに贈答するポイントを増加させて付与する。これにより、贈答実行部43は、組織をまたがって情報の開示をすることの動機付けをユーザUに与えることができる。
異なる組織が参加するポイント管理システムSの場合、各組織における活性度を数値化できれば組織間の競争心を刺激し、ユーザUに情報発信のための行動を起こす動機付けを与えることができる。そこで、活性度算出部49は、あらかじめ定められた所定のタイミングで、複数の異なる組織毎に各組織を構成するユーザUが他のユーザUに付与した贈答用ポイントの総額を算出し、その総額に基づいて組織毎に活性度を算出する。
ここで「所定のタイミング」とは、活性度算出部49が各組織の活性度を算出するために参照する「活性度算出用参照時刻」である。所定のタイミングの具体的な設定は各ポイント管理装置1の管理者によって任意に定めればよいが、例えば毎月1日の0時である。この場合、活性度算出部49は、一月に1度のタイミングで組織に活性度を算出することになる。
一般に、各組織を構成するユーザUが他のユーザUに付与した贈答用ポイントの総額が大きい方が、小さい場合よりも、その組織のユーザUが自発的な情報発信のための行動をしていると推定できる。贈答用ポイントを贈答する行為自体がユーザU間のコミュニケーションであり、ポイント贈答の原資となる贈答用ポイントは、ユーザUが情報開示の行動をすることによって得るものだからである。そこで、活性度算出部49は、ユーザUが他のユーザUに付与した贈答用ポイントの総額を組織の活性度として算出してもよい。これにより、ユーザUは、所定のタイミング毎に自身が所属する組織の活性度が他の組織と比較してどのレベルにあるかを把握することができる。
<ポイント管理装置1が実行するポイント管理方法の処理フロー>
図8は、実施の形態に係るポイント管理装置1が実行するポイント管理処理の流れを説明するためのフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、例えばポイント管理装置1が起動したときに開始する。
図8は、実施の形態に係るポイント管理装置1が実行するポイント管理処理の流れを説明するためのフローチャートである。本フローチャートにおける処理は、例えばポイント管理装置1が起動したときに開始する。
行動検出部40は、組織の構成員であるユーザUが使用する端末TにおいてユーザUが情報の発信に関する行動である発信行動をしたことを検出する(S2)。贈答用ポイント付与部41は、ユーザUによる発信行動が検出された場合、ユーザUとは異なる他のユーザUに贈答するための贈答用ポイントをユーザUと関連付けて付与する(S4)。
贈答受付部42は、ユーザUから贈答用ポイントを他のユーザUに送信する贈答指示を受け付ける(S6)。贈答実行部43は、贈答受付部42が受け付けた贈答指示に基づいて、ユーザUに関連付けられた贈答用ポイントを減じる(S8)。また、贈答実行部43は、贈答分のポイントに相当するポイントであって他の情報に変換可能な使用ポイントを贈答対象である他のユーザUに関連付けて付与する(S10)。なお、贈答実行部43が実行するステップS8とステップS10との処理をあわせて、贈答処理を構成する。
贈答履歴管理部44は、ユーザUを特定する情報、贈答した贈答用ポイントの値、及びユーザUが贈答用ポイントの贈答対象とした他のユーザUを特定する情報を関連付けて履歴データベースに格納する(S12)。贈答履歴管理部44が情報を履歴データベースに格納すると、本フローチャートにおける処理は終了する。
<実施の形態に係るポイント管理装置1が奏する効果>
以上説明したように、実施の形態に係るポイント管理装置1によれば、組織の構成員の自発的な行動を促進するための技術を提供することができる。
以上説明したように、実施の形態に係るポイント管理装置1によれば、組織の構成員の自発的な行動を促進するための技術を提供することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果をあわせ持つ。
1・・・ポイント管理装置
2・・・記憶部
3・・・通信部
4・・・制御部
40・・・行動検出部
41・・・贈答用ポイント付与部
42・・・贈答受付部
43・・・贈答実行部
44・・・贈答履歴管理部
45・・・タグ選択部
46・・・画面提供部
47・・・チャット提供部
48・・・構成員選択部
49・・・活性度算出部
S・・・ポイント管理システム
T・・・端末
2・・・記憶部
3・・・通信部
4・・・制御部
40・・・行動検出部
41・・・贈答用ポイント付与部
42・・・贈答受付部
43・・・贈答実行部
44・・・贈答履歴管理部
45・・・タグ選択部
46・・・画面提供部
47・・・チャット提供部
48・・・構成員選択部
49・・・活性度算出部
S・・・ポイント管理システム
T・・・端末
Claims (10)
- 組織の構成員が使用する端末において前記構成員が情報の発信に関する行動である発信行動をしたことを検出する行動検出部と、
前記発信行動が検出された場合、前記構成員とは異なる他の構成員に贈答するための贈答用ポイントを前記構成員と関連付けて付与する贈答用ポイント付与部と、
前記構成員から前記贈答用ポイントを他の構成員に送信する贈答指示を受け付ける贈答受付部と、
前記贈答指示に基づいて、前記構成員に関連付けられた贈答用ポイントを減じるとともに、贈答分のポイントに相当するポイントであって他の情報に変換可能な使用ポイントを贈答対象である他の構成員に関連付けて付与する贈答実行部と、
前記構成員を特定する情報、贈答した贈答用ポイントの値、及び前記構成員が贈答用ポイントの贈答対象とした他の構成員を特定する情報を関連付けて履歴データベースに格納する贈答履歴管理部と、
を備えるポイント管理装置。 - 前記贈答受付部は、前記構成員から贈答対象である前記他の構成員に対するコメントと、あらかじめ定められた複数のジャンルを示す複数のタグの中から少なくとも1つのタグの指定と、をさらに受け付け、
前記贈答履歴管理部は、前記構成員を特定する情報、贈答した贈答用ポイントの値、及び前記構成員が贈答用ポイントの贈答対象とした他の構成員を特定する情報に、前記コメントと指定された1以上の前記タグとをさらに関連付けて前記履歴データベースに格納する、
請求項1に記載のポイント管理装置。 - 前記コメントを解析することにより、前記構成員と関連付けて前記履歴データベースに格納するためのタグを選択するタグ選択部をさらに備える、
請求項2に記載のポイント管理装置。 - 前記組織の構成員毎に割り当てられ、当該構成員が情報を発信するために編集可能であるとともに他の構成員が閲覧可能な情報発信用画面を前記構成員が使用する端末に提供する画面提供部と、
前記組織の構成員間でチャットをするためのチャットインタフェースを提供するチャット提供部と、をさらに備え、
前記贈答用ポイント付与部は、前記構成員が前記情報発信用画面に情報を記載するか、又は前記チャットインタフェースを用いて他の構成員とチャットをした場合に、前記贈答用ポイントを前記構成員に付与する、
請求項1から3のいずれか1項に記載のポイント管理装置。 - あらかじめ定められた所定のタイミングで前記履歴データベースを解析することにより、各タグに関連付けられ贈答された贈答用ポイントの総和に基づいてタグ毎に1人の構成を選択する構成員選択部をさらに備え、
前記画面提供部は、タグ毎に選択された前記構成員に割り当てられた情報発信用画面に、前記タグに応じて異なるアイコンを付与する、
請求項4に記載のポイント管理装置。 - 前記構成員は、複数の異なる組織のうち少なくともいずれか1つの組織に属しており、
前記贈答実行部は、贈答用ポイントを贈答する構成員が所属する組織と贈答対象である他の構成員が所属する組織とが異なる場合は、同じ場合と比較して、贈答するポイントを増加する、
請求項1から5のいずれか1項に記載のポイント管理装置。 - あらかじめ定められた所定のタイミングで、前記複数の異なる組織毎に各組織を構成する構成員が他の構成員に付与した贈答用ポイントの総額を算出し、当該総額に基づいて前記組織毎に活性度を算出する活性度算出部をさらに備える、
請求項6に記載のポイント管理装置。 - 前記複数の異なる組織毎に備えられた請求項6又は7に記載の複数のポイント管理装置を備えるポイント管理システムであって、
各ポイント管理装置は、
他のポイント管理装置と通信する通信部と、
前記履歴データベースとして機能させるブロックチェーンであって他のポイント管理装置と共有するブロックチェーンを格納する記憶部と、
をさらに備えるポイント管理システム。 - プロセッサが、
組織の構成員が使用する端末において前記構成員が情報の発信に関する行動である発信行動をしたことを検出するステップと、
前記発信行動が検出された場合、前記構成員とは異なる他の構成員に贈答するための贈答用ポイントを前記構成員と関連付けて付与するステップと、
前記構成員から前記贈答用ポイントを他の構成員に送信する贈答指示を受け付けるステップと、
前記贈答指示に基づいて、前記構成員に関連付けられた贈答用ポイントを減じるステップと、
贈答分のポイントに相当するポイントであって他の情報に変換可能な使用ポイントを贈答対象である他の構成員に関連付けて付与するステップと、
前記構成員を特定する情報、贈答した贈答用ポイントの値、及び前記構成員が贈答用ポイントの贈答対象とした他の構成員を特定する情報を関連付けて履歴データベースに格納するステップと、
を実行するポイント管理方法。 - コンピュータに、
組織の構成員が使用する端末において前記構成員が情報の発信に関する行動である発信行動をしたことを検出する機能と、
前記発信行動が検出された場合、前記構成員とは異なる他の構成員に贈答するための贈答用ポイントを前記構成員と関連付けて付与する機能と、
前記構成員から前記贈答用ポイントを他の構成員に送信する贈答指示を受け付ける機能と、
前記贈答指示に基づいて、前記構成員に関連付けられた贈答用ポイントを減じる機能と、
贈答分のポイントに相当するポイントであって他の情報に変換可能な使用ポイントを贈答対象である他の構成員に関連付けて付与する機能と、
前記構成員を特定する情報、贈答した贈答用ポイントの値、及び前記構成員が贈答用ポイントの贈答対象とした他の構成員を特定する情報を関連付けて履歴データベースに格納する機能と、
を実現させるプログラム。
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JP2019169163A JP6894483B2 (ja) | 2019-09-18 | 2019-09-18 | ポイント管理装置、ポイント管理方法、及びプログラム |
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