JP6894104B2 - Icタグ及びこれを用いた複合型icカード - Google Patents

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Description

UHF帯通信用のICタグと、UHF帯通信及びHF帯通信が可能な複合型ICカードに関する。
従来、特許文献1に開示されているように、HF帯通信を行うループ状のコイルが設けられた第1のインレットと、UHF帯通信を行うアンテナが設けられた第2のインレットとを組み合わせた複合型のICタグがあった。第1のインレットは、例えば樹脂製の外装材に内蔵されてICカードの形態になっており、第2のインレットがICカードの片方の面に貼着され、アンテナがコイルに対して所定の角度で交差して配置され、アンテナとコイルが互いに静電結合及び電磁結合している。アンテナとコイルをこのように配置することによって、コイルが行うHF帯通信とアンテナが行うUHF通信との相互干渉が抑えられている。また、UHF帯通信においては、コイルが実質的にアンテナの一部として動作しており、アンテナとコイルの静電結合及び電磁結合の強さを調節することによって、UHF帯の通信特性を設定することができる(共振周波数、インピーダンス整合等)。
特開2007−324638号公報
特許文献1の複合型のICタグの場合、アンテナとコイルの位置関係を変更することによってUHF帯の通信特性を可変できるが、単純に位置関係を変更するだけなので、可変できる幅が狭い。また、この複合型のICタグは、市販のICカードに第2のインレットを貼り付けることによって製作することができるが、市販のICカードは、メーカ毎にコイルのレイアウト(大きさ、形状、配置等)が異なるので、UHF帯において一定の通信特性を実現するためには、ICカード毎にアンテナの形状を変更しなければならず、第2のインレットを設計するのに非常に手間が掛かる。
本発明は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、アンテナの形状を変更しなくてもUHF帯の通信特性を容易に可変調節できるICタグ、及びこれを用いた高性能の複合型ICカードを提供することを目的とする。
本発明は、ループ状に形成されたコイルを内蔵し、このコイルを通じて電磁誘導方式のHF帯通信を行うICカードの片方の面に貼着して使用されるICタグであって、前記ICカードの外形に収まる大きさの基材の上面に、電波方式のUHF帯通信を行うアンテナと容量板とが並設され、前記容量板は前記アンテナに静電結合し、この静電結合の強さを調節することによってUHF帯の通信特性が設定されているICタグである。
前記アンテナと前記容量板との離間距離が5〜50mmの範囲に設定されている。また、前記基材は、2つ以上の直線状の端縁部を有し、四角形の前記ICカードに貼着された状態で、少なくとも2つの前記直線状の端縁部が、前記ICカードの外形の2辺に沿うように配置されることが好ましい
また、本発明は、前記ICタグと、片方の面に前記ICタグが貼着された前記ICカードとで構成され、前記コイルは、前記アンテナに電磁結合及び静電結合するとともに前記容量板に静電結合し、各結合の強さを調節することによって前記UHF帯の通信特性が設定されている複合型ICカードである。
さらに、本発明は、カード状に形成された外装材の内部に、電磁誘導方式のHF帯通信を行うループ状のコイルと、電波方式のUHF帯通信を行うアンテナと、容量板とが設けられ、前記コイルが前記アンテナに電磁結合及び静電結合し、前記容量板が前記コイル及び前記アンテナに静電結合し、各結合の強さは、前記UHF帯の通信特性により所定の値に設定されている複合型ICカードである。
本発明のICタグは、アンテナの近傍に容量板を並設するという独特な構成により、アンテナの形状を変更しなくても、UHF帯の通信特性を大きく可変することができる。
本発明の複合型ICカードは、HF帯とUHF帯の2つの周波数帯で通信が可能であり、上記のICタグと市販のICカードを組み合わせることによって容易に製作することができる。しかも、ICカード内のコイルのレイアウトがメーカ毎に多少異なっても、ICタグのアンテナの形状を変更せずに、容量板のレイアウトを変更するだけで、UHF帯における所定の通信特性を実現することができる。また、UHF帯通信とHF帯通信の相互干渉も小さく抑えることができる。
また、本発明の複合型ICカードは、カード状に形成された外装材の内部に、HF帯通信を行うループ状のコイルと、UHF帯通信を行うアンテナと、容量板とを設置する構成にしてもよい。この構造により、例えば、HF帯通信モジュールを変更する際に、上記と同様に、そのアンテナの形状を変更しなくても、UHF帯の通信特性を容易に調節することができる。
本発明の複合型ICカードの一実施形態の外観を示す斜視図(a)、分解斜視図(b)である。 この実施形態の複合型ICカードを構成するICカードの内部構造を示す平面図である。 この実施形態の複合型ICカードを構成するICタグ(本発明のICタグの一実施形態)の内部構造を示す平面図(a)、分解斜視図(b)である。 図2(a)と図3(a)を重ねた平面図である。 この実施形態の複合型ICカードの4種類の試作品の構成を示す図表である。 試作品のUHF帯の通信特性の測定方法を示す図である。 試作品のUHF帯の通信特性の測定結果を示すグラフ(a)〜(d)である。
以下、本発明のICタグ及びこれを用いた複合型ICカードの一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態の複合型ICカード10は、図1に示すように、ICカード12と、ICカード12の片方の面に貼着されたICタグ14とで構成されており、ICタグ14は、本発明のICタグの一実施形態である。
ICカード12は、例えば乗車カードや個人認証カードとして広く普及している略四角形の非接触ICカードである。外形寸法は、長手方向の寸法が約85mm、短手方向の寸法が約54mmであり、合成樹脂等で形成された外装材16の内部に、HF帯通信モジュール18が内蔵されている。HF帯通信モジュール18は、図2に示すように、ループ状に形成されたコイル20と、コイル20に接続されたICチップ等の通信回路22及びインピーダンス整合部24とで構成され、コイル20を通じて電磁誘導方式のHF帯通信を行う。コイル20は、外装材16の周縁部を周回するようにレイアウトされ、通信回路22及びインピーダンス整合部24は、コイル20の内側の、中央部から偏った位置に配置されている。
ICタグ14は、外形が略四角形で、長手方向の寸法はICカード12とほぼ同じ85mmで、短手方向の寸法はICカード12の約半分の20mm前後である。そして図1に示すように、ICタグ14は、2つの短辺(2つの直線状の端縁部)が、ICカード12の2つの短辺(外形の2辺)に沿うように貼り付けられている。
ICタグ14は、図3に示すように、本体である基材26と、基材26の上面に配置されたUHF通信モジュール28及び容量板30と、通信モジュール28及び容量板30を覆う保護シート32とで構成されている。
基材26及び保護シート32は、ポリエステルフィルム等の合成樹脂シートである。例えば、ICカード12の表示やデザインが見えるように、透明又は半透明な合成樹脂シートを使用してもよい。
UHF通信モジュール28は、合成樹脂シートで成る小形の補助基材34、補助基材34の上面に形成されたアンテナ36と、内部に通信回路が形成されたICチップ38とで構成され、アンテナ36を通じて電波方式のUHF帯通信を行う。
容量板30は、例えばアルミニウム箔、導電性材料を混合した樹脂フィルム(例えば、透明導電性フィルム)等により形成される。容量板30は、アンテナ36の近傍に並設され、アンテナ36に静電結合している。
ICタグ14は、基材26上にUHF帯モジュール28及び容量板30を載置し、その上面に保護シート32を貼着することによって形成される。したがって、保護シート32を基材26に貼り付ける作業を容易にするため、保護シート32の裏面に粘着剤層を設けておくことが好ましい。同様に、基材26の裏面にも粘着剤層を設けておけば、ICタグ14をICカード12に貼着する作業を容易にすることができる。
UHF帯の通信特性の設定は(共振周波数、インピーダンス整合等)、アンテナ36と容量板30との静電結合の強さを調節することによって行う。静電結合の強さは、例えばアンテナ36と容量板30との離間距離を変更したり、容量板30の形状や大きさを変更したりすることによって、アンテナ36の形状を変更することなく、容易に調節することができる。
ICタグ14がICカード12の片方の面に貼着された状態、つまり複合型ICタグ10に組み立てられた状態では、図4に示すように、アンテナ36及び容量板30がコイル20の内側にほぼ収まるように配置され、コイル20の特定部分がアンテナ36に電磁結合及び静電結合し、容量板30に静電結合する。図4では、アンテナ36及び容量板30がコイル20に重なっていないが、部分的に重なるように配置されてもよい。
複合型ICカード10の状態で、UHF帯の通信特性は、コイル20とアンテナ36及び容量板30との各結合の強さによって決定される。各結合の強さは、コイル20とアンテナ36及び容量板30との相対的な位置関係を変更することによって調節することができる。
発明者は、実際に複合型ICカード10を試作して、UHF帯の通信特性の評価を行った。ここでは、ICカード12としてA社製とB社製の2種類を用意し、これらをC社製のUHF帯通信モジュール28と組み合わせることによって、図5に示す4種類の試作品を製作した。なお、A社製のICカード12とB社製のICカード12は、機能はほぼ同じであるが、内蔵されているHF帯通信モジュール18(コイル20、通信回路22、インピーダンス整合部24)のレイアウトが多少異なっている。
試作品10(1)は、ICカード12がA社製で、容量板30は、透明導電フィルム(表面抵抗5Ω/cm)を6mm×23mmの長方形に切り出したものを使用した。試作品10(2)は、ICカード12がA社製で、容量板30は、アルミニウム箔を6mm×23mmの長方形に切り出したものを使用した。試作品10(3)は、ICカード12がB社製で、容量板30は、透明導電フィルムを6mm×23mmの長方形に切り出したものを使用した。試作品10(4)は、ICカード12がB社製で、容量板30は、透明導電フィルムを11mm×23mmの長方形に形成したものを使用した。試作品10(1)〜10(4)に共通の条件として、アンテナ36は、ICカード12の外形を基準にしてすべて同じ位置に配置した。そして、容量板30の位置を変化させた時(アンテナ36と容量板30との離間距離Dを変化させた時)のUHF帯の通信特性の変化を観測することにした。
UHF帯の通信特性の測定方法は、図6に示すように、リーダライタ42の出力を28dBm/920MHzに設定し、利得6dBiのリーダライタ・アンテナ42aを通じて電波を送出し、複合型ICタグ10からの反射波を受信して受信信号強度RSSIを測定した。リーダライタ・アンテナ42aから複合型ICタグ10までの距離Lは、2mと4mとした。
図7(a)〜(d)のグラフは、リーダライタ42による測定結果をパソコン44に取り込んで作成したものである。グラフの横軸は、アンテナ36と容量板30との離間距離Dである。ただし、D=0mmのプロットは容量板30が無い場合のデータである。グラフの縦軸は受信信号強度RSSImaxであり、複合型ICカード10の床からの高さを0〜1.8mの範囲で変化させた時の受信信号強度RSSIの最大値である。
まず、容量板30の有無を比較すると、試作品10(1)〜10(4)はすべて、容量板30が有る方が高い受信信号強度RSSImaxが観測されており、アンテナ36の形状を変更しなくても、ICタグ14に容量板30を設けるだけで通信性能が格段に向上していることが分かる。また、4つのグラフから、外形寸法が85×54mmのICカード12を使用する場合は、離間距離Dを5〜50mmの範囲に設定するのが好ましいと言える。
次に、A社製のICカード12を使用した場合とB社製のICカード12を使用した場合を比較する。ICカード12がB社製の場合、試作品10(3),10(4)のグラフから分かるように、11×23mmの容量板30を使用した方が、D=5〜25mmmという広い範囲で高い受信信号強度RSSImaxが観測された。これに対して、ICカード12がA社製の場合、6×23mmの容量板30でも十分高い受信信号強度RSSImaxが観測された。つまり、アンテナ36とコイル20と容量板30の間の静電結合と電磁結合の強さを適切化するためには、B社製のICカード12に対しては、大形の容量板30を使用するのが好ましく、A社製のICカード12に対しては、小形の容量板30でも問題なく調節できると考えられる。
この傾向の違いは、ICカード12内部のHF帯通信モジュール18(コイル20、通信回路22、インピーダンス整合部24)のレイアウトが、A社製とB社製で異なっているためである。つまり、容量板30の設計を行うときは、相手方のICカードに合わせてサイズや形状を決定することが重要である。さらに、容量板30のサイズや形状が異なると、適切な離間距離Dも変化する点にも留意する必要がある。したがって、容量板30のサイズ、形状、位置は、上記のような実験を行って決定するのが実践的であり効率的である。
その他、容量板30の材料の違いに着目すると、透明導電フィルムを使用した試作品10(1)の方が、アルミニウム箔を使用した試作品10(2)よりも受信信号強度RSSImaxが高くなっている。つまり、容量板30の抵抗値も通信特性に影響するので、容量板30の材料を変更する時は、通信特性を再評価することが好ましい。
以上説明したように、ICタグ14は、アンテナ36の近傍に容量板30を並設するという独特な構成により、アンテナ36の形状を変更しなくても、UHF帯の通信特性を大きく可変することができる。
複合型ICカード10は、HF帯とUHF帯の2つの周波数帯で通信が可能であり、ICタグ14と市販のICカード12を組み合わせることによって容易に製作することができる。しかも、ICカード12内のコイル20のレイアウトがメーカ毎に多少異なっていても、ICタグ14のアンテナ36の形状を変更せずに、容量板30のレイアウトを変更するだけで、UHF帯における所定の通信特性を容易に実現することができる。また、UHF帯通信とHF帯通信の相互干渉も小さく抑えることができる。
また、ICタグ14は、本体である基材26の外形が四角形であり、相手方のICカード12の外形も四角形であり、ICタグ14をICカード12に貼着する時は、基材26の2つ短辺をICカード12の外形の2つの短辺に沿わせるようにして貼着すればよい。したがって、貼着する作業を効率よく行うことができ、しかもアンテナ36及び容量板30とコイル20の位置合わせも高精度に行うことができる。なお、複合型ICタグ10は、短辺の長さ方向の位置合わせに関しては特別な考慮がされておらず、ほぼ中央部に貼着されればよいという構造になっている。これは、試作品10(1)〜10(4)を用いて評価した結果、短辺の長さ方向の位置合わせが多少ずれたとしても、通信性能に影響しないことが確認されたからである。しかし、短辺の長さ方向も高精度に位置合わせしなければならない場合は、例えば、基材26の外形の互いに交差する2辺(2つの直線状の端縁部)を、ICカード12の対応する2辺に沿わせる構造にすればよい。あるいは、基材26とICカード12を同じ外形にして、4辺をすべて沿わせる構造にしてもよい。
なお、本発明のICタグ及び複合型ICタグは、上記実施形態に限定されるものではない。図3(a)、(b)に示すICタグ14の構造は一例であり、ICタグの製造方法や相手方のICカードの構造に合わせて適宜変更することができる。例えば、UHF帯通信モジュール28は、アンテナ36等が補助基材34上に形成されているが、補助基材34を省略して基材26上に直接形成してもよい。また、容量板30の形状は長方形でなくてもよく、上記のような良好な通信性能が得られれば、正方形、小判形、円形、楕円形、その他の形状に変更することができる。
また、図4は、複合型ICカード10に組み立てられた時の、2つの通信モジュール18,28の位置関係を示しており、アンテナ36がコイルの中央部からかなり偏った場所に配置され、容量板30がコイル20の中央部に配置されている。しかし、この位置関係は一例であり、良好な通信特性が得られるように自由に変更することができる。例えば、アンテナ36とコイル20の静電結合及び電磁結合を弱くしたいときは、アンテナ36がコイル20の中央部に配置されるように、ICタグ12内部のレイアウトを変更すればよい。また、容量板30とコイル20の静電結合を強くしたいときは、例えば、容量板36がもっとコイルの近くに配置されるように、ICタグ12内部のレイアウトを変更すればよい。
その他、ICカードは、ループ状に形成されたコイルを内蔵し、このコイルを通じて電磁誘導方式のHF帯通信を行うものであればよく、用途は特に限定されない。
また、複合型ICカードは、HF帯通信用のICカード10を製造する過程で、外装材16の内部にUHF通信モジュール(アンテナ、ICチップ)及び容量板を設置することによって製作してもよく、コイル、アンテナ及び容量板の間の各結合の強さを調節することによって、UHF帯の通信特性を容易に設定することができる。
10 複合型ICカード
10(1)〜10(4) 試作品,
12 ICカード
14 ICタグ
16 外装材
20 コイル
26 基材
30 容量板
36 アンテナ

Claims (5)

  1. ループ状に形成されたコイルを内蔵し、このコイルを通じて電磁誘導方式のHF帯通信を行うICカードの片方の面に貼着して使用されるICタグであって、
    前記ICカードの外形に収まる大きさの基材の上面に、電波方式のUHF帯通信を行うアンテナと容量板とが並設され、
    前記容量板は前記アンテナに静電結合し、この静電結合の強さを調節することによってUHF帯の通信特性が設定されている特徴とするICタグ。
  2. 前記アンテナと前記容量板との離間距離が5〜50mmの範囲に設定されている請求項1記載のICタグ。
  3. 前記基材は、2つ以上の直線状の端縁部を有し、
    四角形の前記ICカードに貼着された状態で、少なくとも2つの前記直線状の端縁部が、前記ICカードの外形の2辺に沿うように配置される請求項1又は2記載のICタグ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか記載のICタグと、片方の面に前記ICタグが貼着された前記ICカードとで構成され、
    前記コイルは、前記アンテナに電磁結合及び静電結合するとともに前記容量板に静電結合し、各結合の強さを調節することによって前記UHF帯の通信特性が設定されていることを特徴とする複合型ICカード。
  5. カード状に形成された外装材の内部に、電磁誘導方式のHF帯通信を行うループ状のコイルと、電波方式のUHF帯通信を行うアンテナと、容量板とが設けられ、
    前記コイルが前記アンテナに電磁結合及び静電結合し、前記容量板が前記コイル及び前記アンテナに静電結合し、各結合の強さを調節することによって前記UHF帯の通信特性が設定されていることを特徴とする複合型ICカード。
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