JP6890909B1 - 吸排気装置、及びマスク - Google Patents
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Abstract
Description
図6には、図3で用いた吸排気装置1を図6(a)に示してあり、「A−A線断面図」の位置の断面図の構成の詳細を図6(b)に示した。収納部10の左右の開口部11には、外気を導入し呼気を排出するためフィルター12を設け、上面には上蓋14と対象物(シート)30(コーヒーフィルター31)を噛挟むための保持部材13でマスクを構成することになり、内部には、上蓋14を開けて外気濾過捕集物質2を保持する収納部10とで構成されている。
図6での説明が横断面であったのに対し、図7は図3および図6位置の縦断面図の構成の詳細を主にに示している。収納部10は顔面の縦方向に長いデバイスであって、それに従い多種の形状が想定されるが、事例として図7に順に示してあり、図3および図4で用いた収納部10を図7(a)に、対象物(シート)30としてコーヒーフィルター31を用いた断面図を図7(b)〜図7(e)に示した。
図8は、隔壁23を設け、外気導入通路と呼気排出通路の各々を上下に分離して行う構成を示しており、図7で用いた収納部10を主に説明した吸排気装置1を図8(a)に示してあり、「C−C線断面図」の位置の断面図の構成の詳細を図8(b)に、排気弁部の詳細構成内容を図8(c)に示してあり、この通路はヒンジ部47を有した排気弁17により排気のみ流出し、排気弁17をシール有したストッパー21で逆流を止める構成により、呼気の排気のみに用いられる。
図10は、図6の事例を用いて上蓋14上に位置する保持部材13の上に装飾品としてパンダのデコレーションを用いた事例である。子供用には本事例の様にかわいい動物やキャラクターの装飾、若者にはアニメやアーティスト、パフォーマーや各種デザイナーの装飾、などなどそれぞれに装飾を用いることが出来るし、磁気感知金属製の保持部材13にはマグネットで装飾をTPOで交換することも可能となり、ピアスやイアリングと同様の装飾品としても使用が可能となる実施例である。
図11は、感染症のパンデミックなどの緊急時に多くの患者や健常者の保護のための使い捨てマスクが欠乏した場合、あるいは対象物(シート)30に細菌ろ過(BFE)性、微粒子捕集(PFE)性、およびウィルス飛沫ろ過(VFE)性などを満たしたシートを用いる場合の吸排気装置1を示しており、図11(a)は肌との接触面に外気濾過捕集物質2の中の弾力性のある素材、例えば不織布製、通気性発泡樹脂製で構成された外気濾過捕集物質2を配置することによって、肌との擦れなどを防止すると同時に、そこを通過する外気の濾過・捕集を行うことが出来る事例で、図11(b)には外気濾過捕集物質2を配しないタイプものの、吸排気が可能な事例に示している。
図12は、図12(a)および図12(b)に肌との密着度を向上するためにノーズフィッター34を用いた事例、図12(c)には鼻部および口腔部の全体を覆う枠型のフェース・フィット・ケーシング46を用いた事例を示したものである。なお、ノーズフィッター34及びフェース・フィット・ケーシング46は、本実施形態における当接部材に該当する。また、例えばコーヒーフィルター31を用いる場合は、図4(a)の事例の様に、簡易マスクとして利用するために事前に折り線32の記入やミシン目37を入れて利用し易くしたシート、また見栄えを向上するのと同様に、紙製のノーズフィッター34を利用することも可能だが、一般的には抗菌プラスチック製のを用いてること、またあらかじめ対象物(シート)30の一部にノーズフィッター34を用いた事例、図11(c)には鼻部および口腔部を含めた周囲を覆う枠であるフェース・フィット・ケーシング46をノーズフィッター34を用いたと同様に取り付けておくことも可能である。
図13は、収納部10に水分貯水容器50を有し、図13(a)に示した補水用貯水タンク50を用いて吸水性剤または吸水性高分子を保持させたシートに水分を補水する、図13(b)は、図13(a)のG-G断面線図であって、その構成を示してあり、または図13(c)に示した服飾や腰ベルト部に取り付けられる液体を収納する別の接続容器56を有して、それに付帯したポンプ51とパイプ52を使って対象物(シート)30等への水分補水をすることができ、保湿効果に代わる補水型の感染症予防や花粉症予防などに使用が可能となる実施例である。
2 :外気濾過捕集物質
4 :吸気口
5 :排気口
6 :吸気通路
7 :排気通路
10:収納部
11:開口部
12:フィルター
13:保持部材
14:収納部の上蓋
16:耳掛け用ストラップ
17:排気弁
18:バネ&ヒンジ
19:滑り止め部(挟み口部)
21:排気弁ストッパー
22:パッケージ
23:隔壁
25:<比較用>通常のマスク
26:収納部用装飾品
30:対象物(シート)
31:コーヒーフィルター
32:フィルター折線
33:フィルター圧着部
34:ノーズフィッター
36:狭型フィルター圧着部
37:保持部材装着用タブ
38:顔面フィット用折り込み線、または切取りミシン線
39:吸水性高分子ポリマーまたは吸水性剤を保持させる、または保水カプセルを配したシート
40:各種紙類
41:ボール状の型
42:本マスク補助具専用に成形したフィルター
44:一般の紙(新聞紙やコピー用紙など)に成型用ボール型の一例と立体的な形状を持たせた対象物(シート)をマスクとして簡便に用いることを示した図
45:絵柄を付けたコーヒーフィルター
46:フェース・フィット・ケーシング
47:ヒンジ
50:貯水容器
51:ポンプ
52:パイプ
54:徐散するための穴部
55:多孔質材料
56:液体を収納する別の接続容器
60:外気濾過捕集物質をホルダーを内部形状に加工したパック(固めたもの)
61:外気濾過捕集物質を入れる内部形状に加工したフィルターケース
62:外気濾過捕集物質を入れる巾着状のフィルターパック
63:外気濾過捕集物質のパック(固めたもの)
64:蓋
65:包み紐(フィルターカバー状の袋もある)
100:吸気方向
200:排気方向
300:空気の出入
Claims (11)
- フェイスマスク本体に取り付ける吸排気装置であって、
外部から空気を吸排気するための開口部を備えた収納部と、
前記収納部を前記フェイスマスク本体の周縁部に着脱可能に保持するための保持部材と、
前記フェイスマスク本体を顔に装着するための取掛部材と、を備え、
前記収納部の開口部には、フィルターが設けられており、
前記収納部は、内部に外気濾過捕集物質を収納可能に構成されており、
前記保持部材は、前記収納部に固定されていることを特徴とする吸排気装置。 - 前記収納部は、複数の開口部を有し、
前記開口部の一方は、吸気口として機能し、前記開口部の他方は、排気口として機能し、前記収納部は、前記吸気口を有する吸気通路と、前記排気口を有する排気通路とを有し、前記吸気通路と前記排気通路との間に隔壁が設けられており、
前記収納部は、前記吸気通路に外気濾過捕集物質を収納可能に構成されており、
前記排気通路には、収納部の内部から外部方向の方向に空気を排出するための排気弁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の吸排気装置。 - 前記収納部の内部に、外気濾過捕集物質が収納されており、
前記外気濾過捕集物質は、粉状、粒状、或いは固形形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の吸排気装置。 - 外気濾過捕集物質を収納するための外部収納容器を更に備え、
前記外部収納容器は、前記収納部の内部形状に対応した形状を有する箱型のフィルターケース、又は袋状のフィルターパックを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸排気装置。 - 前記収納部は、さらに、水蒸気を供給するための貯水容器を備え、
前記貯水容器は、水蒸気を徐散するための穴部又は多孔質材料からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の吸排気装置。 - 前記貯水容器にパイプにより接続され、液体を収納する別の接続容器と、
別の接続容器から前記貯水容器に前記液体を供給するためのポンプと、をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の吸排気装置。 - 前記フェイスマスク本体は、単層、多層、又は袋状のシートを含み、紙類、織布、不織布、樹脂、多孔質セラミック、金属、又はゴム系の材料からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の吸排気装置。
- 前記フェイスマスク本体を鼻に当接するための当接部材を更に備え、
前記当接部材は、前記収納部または前記保持部材に設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の吸排気装置。 - 請求項1〜8に記載の吸排気装置と、
前記吸排気装置を取り付けるための前記フェイスマスク本体と、を含み、
前記吸排気装置は、前記フェイスマスク本体の周縁部に着脱可能に取り付けられていることを特徴とするフェイスマスク。 - 前記マスク本体が、吸水性高分子ポリマー、吸水性剤または保水カプセルを含むことを特徴とする請求項9に記載のフェイスマスク。
- 前記マスク本体を鼻に当接するための当接部材を更に備え、
前記当接部材は、前記収納部または前記保持部材に設けられていることを特徴とする請求項9又は10に記載のフェイスマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020021995A JP6890909B1 (ja) | 2020-02-13 | 2020-02-13 | 吸排気装置、及びマスク |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020021995A JP6890909B1 (ja) | 2020-02-13 | 2020-02-13 | 吸排気装置、及びマスク |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6890909B1 true JP6890909B1 (ja) | 2021-06-18 |
JP2021127534A JP2021127534A (ja) | 2021-09-02 |
Family
ID=76429636
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JP2020021995A Active JP6890909B1 (ja) | 2020-02-13 | 2020-02-13 | 吸排気装置、及びマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6890909B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113545548A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-10-26 | 曹庆恒 | 一种口罩 |
-
2020
- 2020-02-13 JP JP2020021995A patent/JP6890909B1/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113545548A (zh) * | 2021-08-31 | 2021-10-26 | 曹庆恒 | 一种口罩 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2021127534A (ja) | 2021-09-02 |
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