本発明の目的、技術的解決策、及び利点を一層明らかにするために、以下は、添付の図面を参照して本願を更に詳述する。方法の実施形態における特定動作方法は、機器の実施形態又はシステムの実施形態にも適用され得る。
本発明の実施形態において記載されるネットワークアーキテクチャ及びビジネスシナリオは、本発明の実施形態における技術的ソリューションをより明確に記載することを意図し、本発明の実施形態において提供される技術的ソリューションを限定することを意図しない。当業者は、ネットワークアーキテクチャが進化し及び新しいビジネスシナリオが出現するとき、本発明の実施形態において提供される技術的ソリューションが同様の技術的問題に更に適用可能であることが分かり得る。
本発明の一実施形態は、セッション管理機能エンティティ選択システム100を提供する。システム100は、モビリティ管理機能エンティティ10、及びセッション管理機能エンティティ20を含む。
一実装として、特定の実装では、モビリティ管理機能エンティティ10は、先ず、位置変化通知メッセージを受信し、次に、モビリティ管理機能エンティティ10は、セッション管理機能エンティティ20へセッション管理メッセージを送信する。セッション管理機能エンティティ20は、第1セッション管理機能エンティティとして使用されて良い。セッション管理メッセージを受信した後に、セッション管理機能エンティティ20は、セッション管理機能エンティティを再選択するか否かを決定する。セッション管理機能エンティティを再選択すると決定した場合、セッション管理機能エンティティ20は、モビリティ管理機能エンティティ10へ、再選択指示及びユーザ機器UEの第1セッションに関する情報を送信する。ここで、再選択指示は、セッション管理機能エンティティを再選択するよう指示するために使用される。モビリティ管理機能エンティティ10は、再選択指示に従い、第1セッション管理機能エンティティと第1セッションに関する情報との間の対応を保存する。次に、モビリティ管理機能エンティティ10は、セッション確立要求メッセージを受信する。ここで、セッション確立要求メッセージは、第1セッションに関する情報を伝達する。セッション確立要求メッセージを受信した後に、モビリティ管理機能エンティティ10は、第2セッション管理機能エンティティのような、セッション管理機能エンティティ20と異なるセッション管理機能エンティティを決定する。次に、モビリティ管理機能エンティティ10は、第2セッション管理機能エンティティへセッション管理要求を送信する。
以上に提供されたセッション管理機能エンティティ選択方法では、セッション管理機能エンティティ20はセッション管理に関する情報を検知できるので、セッション管理機能エンティティ20は、セッション管理機能エンティティを再選択するか否かを決定する。セッション管理機能エンティティを再選択すると決定した場合、セッション管理機能エンティティ20は、モビリティ管理機能エンティティ10へ再選択指示を送信する。モビリティ管理機能エンティティ10は、UEにサービスを提供し続けるために、セッション管理機能エンティティ20と異なるセッション管理機能エンティティを選択する。したがって、本方法で選択されるセッション管理機能エンティティは、従来技術でモビリティ管理機能エンティティにより選択されるセッション管理機能エンティティよりも一層適正である。
再選択指示は、具体的に、第1セッションについて、セッション管理機能エンティティを再選択するよう指示するために使用されて良い。
別の実装として、特定の実装では、モビリティ管理機能エンティティ10は、先ず、位置変化通知メッセージを受信し、次に、モビリティ管理機能エンティティ10は、セッション管理機能エンティティ20へセッション管理メッセージを送信する。セッション管理機能エンティティ20は、第1セッション管理機能エンティティとして使用されて良い。セッション管理メッセージを受信した後に、セッション管理機能エンティティ20は、セッション管理機能エンティティを再選択するか否かを決定する。セッション管理機能エンティティを再選択すると決定した場合、セッション管理機能エンティティ20は、再選択セッション管理機能エンティティ、例えば第3セッション管理機能エンティティを決定する。第3セッション管理機能エンティティを決定した後に、セッション管理機能エンティティ20は、モビリティ管理機能エンティティ10へ、セッション管理機能エンティティ再選択結果及びユーザ機器UEの第1セッションに関する情報を送信する。ここで、セッション管理機能エンティティ再選択結果は、決定した第3セッション管理機能エンティティに関する情報を含む。セッション管理機能エンティティ再選択結果を受信した後に、モビリティ管理機能エンティティ10は、第3セッション管理機能エンティティと第1セッションに関する情報との間の対応を保存する。次に、モビリティ管理機能エンティティ10は、セッション確立要求メッセージを受信する。ここで、セッション確立要求メッセージは、第1セッションに関する情報を伝達する。セッション確立要求メッセージを受信した後に、モビリティ管理機能エンティティ10は、保存した対応をクエリすることにより、第1セッションに関する情報に対応するセッション管理機能エンティティ、つまり第3セッション管理機能エンティティを決定する。次に、モビリティ管理機能エンティティ10は、第3セッション管理機能エンティティへセッション管理要求を送信する。決定した第3セッション管理機能エンティティに関する情報は、第3セッション管理機能エンティティの識別子、又は第3セッション管理機能エンティティのアドレス、又は第3セッション管理機能エンティティを表し得る他の情報であって良い。これは、本願において限定されない。
以上に提供されたセッション管理機能エンティティ選択方法では、セッション管理機能エンティティ20はセッション管理に関する情報を検知できるので、セッション管理機能エンティティ20は、セッション管理機能エンティティを再選択すべきか否かを決定する。セッション管理機能エンティティを再選択すると決定した場合、セッション管理機能エンティティ20は、再選択される第3セッション管理機能エンティティを決定し、再選択結果を送信する。次に、再選択結果を受信するパーティは、UEにサービスを提供し続けるために、再選択結果を選択する。したがって、本方法で選択されるセッション管理機能エンティティは、従来技術で選択されるセッション管理機能エンティティよりも一層適正である。
再選択結果は、具体的に、第1セッションについて再選択された第3セッション管理機能エンティティを含んで良い。
別の実装として、特定の実装では、モビリティ管理機能エンティティ10は、先ず、位置変化通知メッセージを受信し、次に、モビリティ管理機能エンティティ10は、セッション管理機能エンティティ20へセッション管理メッセージを送信する。セッション管理機能エンティティ20は、第1セッション管理機能エンティティとして使用されて良い。セッション管理メッセージを受信した後に、セッション管理機能エンティティ20は、UPFを再選択することを決定する。この場合、セッション管理機能エンティティ20は、モビリティ管理機能エンティティ10へ、セッション管理機能エンティティ選択結果及びユーザ機器UEの第1セッションに関する情報を送信する。セッション管理機能エンティティ選択結果は、第1セッション管理機能エンティティに関する情報を含む。代替として、セッション管理メッセージを受信した後に、セッション管理機能エンティティ20は、UPFを再選択することを決定する。この場合、セッション管理機能エンティティ20は、モビリティ管理機能エンティティ10へ、指示情報及びユーザ機器UEの第1セッションに関する情報を送信する。セッション管理機能エンティティ20により送信された上述の情報を受信した後に、モビリティ管理機能エンティティ10は、第1セッション管理機能エンティティと第1セッションに関する情報との間の対応を保存する。次に、モビリティ管理機能エンティティ10は、セッション確立要求メッセージを受信する。ここで、セッション確立要求メッセージは、第1セッションに関する情報を伝達する。セッション確立要求メッセージを受信した後に、モビリティ管理機能エンティティ10は、保存した対応をクエリすることにより、第1セッションに関する情報に対応するセッション管理機能エンティティ、つまり第1セッション管理機能エンティティを決定する。次に、モビリティ管理機能エンティティ10は、第1セッション管理機能エンティティへセッション管理要求を送信する。第1セッション管理機能エンティティに関する情報は、第1セッション管理機能エンティティの識別子、又は第1セッション管理機能エンティティのアドレス、又は第1セッション管理機能エンティティを表し得る他の情報であって良い。これは、本願において限定されない。
この指示情報は、セッション再確立指示、又はUPF再選択指示、又はSMFが再選択される必要がないことの指示情報、又はセッション解放タイマ、又は別の黙示的指示メッセージであって良い。これは、本願において限定されない。
さらに、セッション管理機能エンティティ20は、複数の方法で、UPFを再選択することを決定し、例えば、先ず、ソースUPFがUEにサービスを提供し続けることが可能であるか否かを決定する。ソースUPFがUEにサービスを提供できない場合、セッション管理機能エンティティ20により管理される別のUPFが、UEにサービスを提供して良い。勿論、セッション管理機能エンティティ20は、従来技術における別の方法で、UPFを再選択することを決定して良い。ソースUPFがUEにサービスを提供し続けることができない複数の理由がある。ソースUPFが過負荷であり得る、又はUE位置の変化のためにソースUPFがUEにサービスを提供し続けることができない、等である。
以上に提供されたセッション管理機能エンティティ選択方法では、セッション管理機能エンティティ20はセッション管理に関する情報を検知できるので、セッション管理機能エンティティ20がセッション管理機能エンティティを決定する。したがって、本方法で選択されるセッション管理機能エンティティは、従来技術においてモビリティ管理機能エンティティにより選択されるセッション管理機能エンティティよりも一層適正である。
本願のユーザ機器UEは、無線通信機能を有する種々のハンドヘルド装置、車内装置、ウェアラブル装置、コンピューティング装置、又は無線モデムに接続される別の処理装置、及びユーザ機器、移動局(Mobile station、MS)、端末(Terminal)、端末機器(Terminal Equipment)、ソフト端末、及び種々の形式の同様のものを含み得る。説明を容易にするために、本願では、上述の装置は集合的にユーザ機器又はUEとして参照される。
図1では、モビリティ管理機能エンティティ10及びセッション管理機能エンティティ20は、単なる名称であり、名称はエンティティに対する限定を構成しない。例えば、「モビリティ管理機能エンティティ」は、「アクセス及びモビリティ管理機能エンティティ」又は別の名称で置き換えられて良く、セッション管理機能エンティティ20は、「セッション管理機能」又は別の名称で置き換えられて良い。さらに、モビリティ管理機能エンティティ10は、モビリティ管理機能に加えて別の機能を含むエンティティに対応して良い。セッション管理機能エンティティ20は、セッション管理機能に加えて別の機能を含むエンティティに対応して良い。説明はここで提供され、詳細事項は以下で再び記載されない。
特定の実装では、位置変化通知メッセージは、ハンドオーバ通知メッセージ、又は位置領域更新要求メッセージ、又は別の名称のメッセージであって良い。これはここで限定されない。セッション管理メッセージは、UEモビリティイベント通知メッセージ、又はハンドオーバ通知メッセージ、又は非アクセス層(Non-Access Stratum、NAS)通知メッセージ(NAS Message Notify)、又は別の名称のメッセージであって良い。これはここで限定されない。セッション管理要求は、セッション確立要求又は別の名称のメッセージであって良い。これはここで限定されない。
特定の実装では、第1セッションに関する情報は、第1セッションの識別子を含んで良く、又はUEの識別子及び第1セッションの識別子を含んで良く、又は勿論、他の内容を含んで良い。
特定の実装では、第1セッションは、モビリティ管理機能エンティティ10が位置変化通知メッセージを受信する前に、確立されていて良い。第1セッション管理機能エンティティは、第1セッションを提供するセッション管理機能エンティティである。
特定の実装では、セッション管理機能エンティティ20は、複数の方法で、セッション管理機能エンティティを再選択すべきか否かを決定する。第1の方法では、セッション管理機能エンティティ20は、セッション管理機能エンティティ20が過負荷であり、UEにサービスを提供し続けることができないことを決定する。第2の方法では、セッション管理機能エンティティ20は、PDUセッションにサービスを現在提供しているソースユーザプレーン機能(User Plane Function、UPF)エンティティが、UEにサービスを提供し続けることができないこと、UEにサービスを提供できる目標UPFが別のセッション管理機能エンティティにより管理されていること、具体的には、UEがセッション管理機能エンティティ20のサービス範囲内に存在しないことを決定する。ソースUPFがUEにサービスを提供し続けることができない複数の理由がある。ソースUPFが過負荷であり得る、又はUE位置の変化のためにソースUPFがUEにサービスを提供し続けることができない。勿論、セッション管理機能エンティティ20は、従来技術における別の方法で、セッション管理機能エンティティを再選択するか否かを決定して良い。モビリティ管理機能エンティティ10が、以下の実施形態において記載されるSMFの粒度でセッション管理メッセージをセッション管理機能エンティティ20へ送信する場合、セッション管理機能エンティティ20は、先ず、UEの識別子に基づき、セッション管理機能エンティティ20がUEにサービスを提供するPDUセッションを決定し、次に、PDUセッションのためにSMFを再選択するか否かを決定して良い。
特定の実装では、モビリティ管理機能エンティティ10は、複数の方法でセッション管理機能エンティティ20と異なるセッション管理機能エンティティを決定し、以下の方法のうちのいずれか1つ又は従来技術における別の方法を使用して良い。
第1の方法では、モビリティ管理機能エンティティ10は、UE位置に又はUE位置及びデータネットワーク情報に基づき、トポロジ管理機能エンティティにクエリして、セッション管理機能エンティティ20と異なり且つUEにサービスを提供できるセッション管理機能エンティティを取得する。データネットワーク情報は、アクセスポイント名(Access Point Name、APN)情報、又はデータネットワーク名(Data Network Name、DNN)情報であって良い。トポロジ管理機能エンティティは、実際の展開において独立に配置されて良く、又はネットワーク内の既存ネットワーク要素に統合され、例えばドメインネームサーバ(Domain Name System、DNS)、モビリティ管理機能エンティティ10、又はネットワーク要素登録及び発見機能エンティティ、例えばネットワークレポジトリ機能(Network Repository Function、NRF)エンティティ、又はネットワーク機能レポジトリ機能(Network Function Repository Function、NRF)エンティティに統合されて良い。
具体的に、トポロジ管理機能エンティティは、UEにサービスを現在提供できる他のUPFのリストを取得し、(例えばDNSをクエリすることを通じて)UPFリスト内の各UPFに対応するセッション管理機能エンティティに関する情報を取得し、及びセッション管理機能エンティティ20と異なる対応するセッション管理機能エンティティを選択して良い。セッション管理機能エンティティに関する情報は、セッション管理機能エンティティの識別子及び/又はセッション管理機能エンティティの負荷を含む。
第2の方法では、モビリティ管理機能エンティティ10は、セッション管理機能エンティティ20と異なり且つユーザサブスクリプションデータ内に構成されるセッション管理機能エンティティを選択する。
第3の方法では、UEが同じデータネットワーク情報を有するPDUセッションを既に有する場合、モビリティ管理機能エンティティ10は、セッション管理機能エンティティ20と異なり且つPDUセッションに対応するセッション管理機能エンティティを選択する。
第4の方法では、モビリティ管理機能エンティティ10は、UEの識別子及びネットワーク構成情報に基づきセッション管理機能エンティティホスト名を構成し、(例えば、DNSをクエリすることを通じて)セッション管理機能エンティティ20と異なり且つホスト名に対応するセッション管理機能エンティティを取得する。
特定の実装では、セッション管理機能エンティティ20により再選択される第3セッション管理機能エンティティを決定する方法は、具体的に次の通りであって良い。セッション管理機能エンティティ20は、第1の方法で第3セッション管理機能エンティティを決定し、具体的には、UE位置に又はUE位置及びデータネットワーク情報に基づきトポロジ管理機能エンティティをクエリして、セッション管理機能エンティティ20と異なり且つUEにサービスを提供できるセッション管理機能エンティティを取得して良い。セッション管理機能エンティティ20は、従来技術における別の方法を使用して良い。
特定の実装では、UE位置(又は目標アクセス領域情報)は、目標基地局識別子、又は目標セル識別子、又は目標追跡領域識別子、又はUEがハンドオーバされるべき位置を示し得る他の情報であって良い。これはここで限定されない。
図2は、本願による特定の5Gシステム200の一例を示す。勿論、本願はこのシステムに限定されない。本発明の本実施形態で提供されるセッション管理機能エンティティ選択方法は、図1及び図2に示されるシステムに適用されて良い。
図2に示すシステム200はAMF及びSMFを含む。AMFは図1のモビリティ管理機能エンティティ10の一例であり、SMFは図1のセッション管理機能エンティティ20の一例である。AMFは、アクセス及びモビリティ管理機能エンティティであり、UEアクセス及びモビリティ管理を実行し、ポリシ制御機能(Policy Control Function、PCF)エンティティにより提供されるUEモビリティポリシ及びネットワーク選択ポリシを受信し、該ポリシを実行する。SMFは、セッション管理機能エンティティであり、セッション管理を実行し、PCFにより提供されるセッション又はサービスフロー制御ポリシを受信し、該ポリシを実行し、更にTUPFを選択し及びUEにインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)アドレスを割り当てる、等の機能を有して良い。
システム200は、PCF、TUPF、又はアクセスネットワーク(Access Network、AN)を更に含んで良い。PCFは、ポリシ制御機能エンティティであり、課金、QoS(Quality of Service、QoS)及びセッションレベル若しくはサービスフローレベルのモビリティのようなポリシ制御の実行を主に担う。ユーザプレーン機能がデータネットワーク(Data Network)とインタフェースしたとき、TUPFは、ユーザプレーンデータ転送、セッションレベル又はサービスフローレベルに基づく課金統計、及び帯域幅調整のような機能を実施する。ANは、5Gにおけるアクセスネットワークであり、ベアラリソースの割り当て及びスケジューリングのような機能を実行する。ANとTUPFとの間の別のユーザプレーン機能エンティティも存在し得る。
システム200では、本願において提供されるセッション管理機能エンティティ選択方法において、SMFはセッション管理、例えば、SMFサービス範囲、SMF負荷、UPF負荷、又はSSC mode、に関する情報を検知できるので、SMFがSMFを再選択すべきか否かを決定し、又はSMFが再選択SMFを決定する。したがって、本方法で選択されるSMFは、従来技術におけるAMFにより選択されるSMFより一層適正である。
特定の実装では、システム100又はシステム200における任意の機能ノード又はネットワーク要素は、1つのエンティティ装置により実装されて良く、又は複数のエンティティ装置により共同で実装されて良い。これは、本発明の本実施形態において具体的に限定されない。具体的に、システム100又はシステム200における任意の機能ノード又はネットワーク要素は1つのエンティティ装置内の論理機能モジュール、又は複数のエンティティ装置を含む論理機能モジュールであって良いことが理解できる。これは、本発明の本実施形態において具体的に限定されない。
図3に示すように、図1のモビリティ管理機能エンティティ10又は図2のAMFは、図3のコンピュータ装置(又はシステム)を用いて実装されて良い。
図3は、本発明の一実施形態によるコンピュータ装置の概略図である。コンピュータ装置300は、少なくとも1つのプロセッサ31、通信バス32、メモリ33、及び少なくとも1つの通信インタフェース34を含む。
プロセッサ31は、汎用中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、又は、本発明の前述のソリューションにおけるプログラム実行を制御するよう構成される1又は複数の集積回路であって良い。
通信バス32は、前述のコンポーネント間で情報を送信するチャネルを含んで良い。通信インタフェース34は、任意の通信機のような機器を用い、別の装置又は通信ネットワーク、例えばイーサネット、無線アクセスネットワーク(RAN)、又は無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)と通信するよう構成される。
メモリ33は、読み出し専用メモリ(read-only memory、ROM)又は静的情報及び命令を格納し得る別の種類の静的記憶装置、又はランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)又は情報及び命令を格納し得る別の種類の動的記憶装置であって良く、又は電気的消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory、EEPROM)、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD−ROM)又は別のコンパクトディスク記憶、光ディスク記憶(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク、ブルーレイディスク、等を含む)、ディスク記憶媒体又は別の磁気記憶装置、又は命令若しくはデータの構造の形式の期待されるプログラムコードを伝達し又は格納するために使用可能な且つコンピュータによりアクセス可能な任意の他の媒体であって良い。しかしながら、メモリ33はここで限定されない。メモリは、独立に存在して良く、バスを用いてプロセッサに接続される。代替として、メモリは、プロセッサに統合されて良い。
メモリ33は、本発明のソリューションを実行するために使用されるアプリケーションプログラムコードを格納するよう構成され、アプリケーションプログラムコードはプロセッサ31により制御され実行される。プロセッサ31は、メモリ33に格納されたアプリケーションプログラムコードを実行するよう構成される。
特定の実装では、一実施形態において、プロセッサ31は1又は複数のCPU、例えば図3のCPU0及びCPU1を含んで良い。
特定の実装では、一実施形態において、コンピュータ装置300は複数のプロセッサ、例えば図3のプロセッサ31及びプロセッサ38を含んで良い。これらのプロセッサの各々は、シングルコア(single-CPU)プロセッサ又はマルチコア(multi-CPU)プロセッサであって良い。ここでプロセッサは、データ(例えば、コンピュータプログラム命令)を処理するよう構成される1又は複数の装置、回路、及び/又は処理コアであって良い。
特定の実装では、一実施形態において、コンピュータ装置300は、出力装置35及び入力装置36を更に含んで良い。出力装置35はプロセッサ31と通信し、複数の方法で情報を表示して良い。例えば、出力装置35は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、発光ダイオード(light emitting diode、LED)ディスプレイ装置、陰極管(cathode-ray tube、CRT)ディスプレイ装置、又はプロジェクタ(projector)であって良い。入力装置36はプロセッサ31と通信し、複数の方法でユーザの入力を受信して良い。例えば、入力装置36は、マウス、キーボード、タッチスクリーン装置、又は検知装置であって良い。
コンピュータ装置300は、汎用コンピュータ装置又は専用コンピュータ装置であって良い。特定の実装では、コンピュータ装置300は、デスクトップコンピュータ、ポ―タブルコンピュータ、ネットワークサーバ、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、携帯電話機、タブレットコンピュータ、無線端末装置、通信装置、埋め込み型装置、又は図3と同様の構造を有する装置であって良い。コンピュータ装置300の種類は、本発明の本実施形態において限定されない。
例えば、図1のモビリティ管理機能エンティティ10又は図2のAMFは、図3に示される装置であって良く、1又は複数のソフトウェアモジュールは、モビリティ管理機能エンティティ10又はAMFのメモリに格納される。モビリティ管理機能エンティティ10又はAMFは、プロセッサ及びメモリ内のプログラムコードを用いることによりソフトウェアモジュールを実施して、セッション管理機能エンティティを選択して良い。
以下は、フローチャートを参照して、本発明の実施形態において提供されるセッション管理機能エンティティ選択方法を記載する。
図4は、セッション管理機能エンティティ選択方法の概略フローチャートを提供する。この方法の実施形態における方法は、セッション管理機能エンティティ10とセッション管理機能エンティティ20との間の相互作用、又は図1の外部ネットワーク要素との相互作用のために使用できる。この方法の実施形態における方法は、AMFとSMFとの間の相互作用、又は図2の外部ネットワーク要素との相互作用のためにも使用できる。本実施形態では、例えば、セッション及びサービス連続モードはSSC mode2である。
S401。UEは、ANを用いてAMFへセッション確立要求を送信し、AMFは、セッションにサービスを提供するために、セッションのためのSMFを選択し、及びSMFとPDUセッションとの間の対応を保存する。さらに、AMFは、SMFへセッション確立要求を送信し、SMFは、対応するPDUセッションを確立し、及びユーザプレーン送信パスを確立する。ANは、ここでは、次世代アクセスネットワークであって良い。具体的に、PDUセッションを確立する処理は従来技術と同じであり、ここで詳細事項は記載されない。
ステップ401で、UEは1つのPDUセッションの確立をトリガして良い。説明を容易にするために、PDUセッションは、PDU Session1と表記されることがある。代替として、UEは、複数のPDUセッションを確立する処理をトリガして良い。説明を容易にするために、複数のPDUセッションは、PDU Session1及びPDU Session2のようなセッションとして別個に表記されることがある。
S403。UEは、ANと交渉し、ハンドオーバが実行される必要のあるとき、ANはAMFへハンドオーバ通知メッセージを送信し、AMFはハンドオーバ通知メッセージを受信する。
UEがハンドオーバされる比較的多数のシナリオが存在する。例えば、UEに比較的粗悪なサービスを現在提供しているネットワークのサービス品質、又はUEにサービスを現在提供しているネットワークが過負荷である。詳細事項は、ここで記載されない。
ハンドオーバ通知メッセージは、UE位置情報(つまり、目標アクセス領域情報)及びUEの識別子を含む。本実施形態では、例えば、目標アクセス領域情報は、目標基地局識別子である。
S405。AMFは、UEの識別子に基づき、S401でUEのために確立されるPDUセッションに関する情報を決定し、確立されるPDUセッションに対応するSMFへセッション管理メッセージを送信する。例えば、一実装では、PDU Session1及びPDU Session2がS401でUEのために確立された場合、AMFは、PDU Session1にサービスを提供するSMF1及びPDU Session2にサービスを提供するSMF2へ、セッション管理メッセージを別個に送信する。SMF1及びSMF2は、同じSMF機能エンティティであって良い。他の実装では、PDU Session1がS401でUEのために確立された場合、AMFは、PDU Session1にサービスを提供するSMF1へ、セッション管理メッセージを送信する。
本実施形態では、例えば、PDU Session1は、S401でUEのために確立される。相応して、AMFは、PDU Session1に対応するSMF1へ、セッション管理メッセージを送信し、SMF1は、セッション管理メッセージを受信する。
セッション管理メッセージは、UEの識別子、PDU Session1に関する情報、及びUE位置情報を伝達する。
PDU Session1に関する情報は、PDU Session1のID、又はUEのID及びPDU Session1のID、又はPDU Session1を表し得る他の情報であって良い。
S407。セッション管理メッセージを受信した後に、SMF1は、SMFを再選択することを決定する。
特定の実装では、SMFは、PDU Session1に関する情報に基づき、対応するPDUセッション及びPDU Session1のセッション及びサービス連続モードがSSC mode2であることを決定する。
特定の実装では、図1の方法は、SMFを再選択するか否かを決定するために、SMF1に対して使用されて良い。具体的に、SMF1は、SMF1の負荷情報、SMF1により管理されるUPFの負荷情報、又はSMF1のサービス範囲に基づき、SMFを再選択することを決定する。
本実施形態では、目標基地局がSMF1のサービス範囲内に存在しない場合、SMF1は、UEにサービスを提供し続けることができない。したがって、SMF1はSMFを再選択することを決定する。
S409。SMF1は、AMFへセッション管理応答を送信する。セッション管理応答は、PDU Session1に関する情報、及びSMFを再選択するよう指示するために使用される再選択指示を伝達する。AMFは、セッション管理応答を受信する。
セッション管理応答は、UEモビリティイベント応答又はハンドオーバ応答、又は別の名称のメッセージであって良い。これはここで限定されない。
S411。AMFがセッション管理応答を受信した後に、応答が再選択指示を伝達する場合、AMFは、SMF1とPDU Session1に関する情報との間の対応を保存する。対応は、AMFが後にUEからセッション確立要求を受信したとき、SMFを再選択するために、AMFにより使用される。
対応は、テーブル又はチャートのような形式で保存されて良い。これはここで限定されない。
特定の実装では、対応は、再選択指示を更に含んで良い。
保存されたSMF1に関する情報は、SMF1の名称、又はSMF1のID、又はSMF1を表し得る他の情報であって良い。これは、本願において限定されない。
SMF1に関する情報は、ここで保存され、後にAMFがSMFを再選択するとき、AMFがSMF1を選択しないようにする。
S413。AMFは、ハンドオーバコマンドをANへ送信して、後のハンドオーバ手順を完了するよう指示する。
S415。ハンドオーバが完了した後に、SMFはPDU Session1の解放手順を開始する。
解放手順では、SMFは、セッション再確立指示を更に送信して、セッションが解放された後に新しいPDUセッションの確立要求を開始するようUEに指示する。セッション再確立指示は、特定の原因値又は特定の指示であって良い。これは、本願において限定されない。
S417。元のPDUセッションが解放された後に、UEは、セッション確立要求をAMFへ送信し、AMFは、セッション確立要求を受信する。セッション確立要求は、PDU Session1に関する情報を含む。
このように、UEは、セッション確立要求をAMFへ送信することにより、新しいPDUセッション(又は目標PDUセッション)の確立を開始する。PDU Session1に関する情報を受信した後に、AMFは、保存された対応をクエリして、AMFがSMFを再選択するときに、AMFがSMF1を選択しないようにする。
セッション確立要求は、UEにより新しい現在確立されるべきPDUセッションに割り当てられたPDU Session IDを伝達する。
UEがPDU Session1のIDを新しいPDUセッションに割り当てる場合、セッション確立要求はPDU Session1のIDを伝達する、又はUEの識別子及びPDU Session1のIDを伝達する。
UEが新しいセッションID(これは、PDU Session1のIDと異なる)を新しいPDUセッションに割り当てる場合、セッション確立要求は、新しいセッションID及びPDU Session1のIDを伝達する、又は新しいセッションID、UEの識別子及びPDU Session1のIDを伝達する。
PDU Session1が解放され、PDU Session1のセッション識別子も解放されるので、UEは元のPDUセッション(つまり、PDU Session1)のセッション識別子を現在確立されるべきPDUセッションに割り当てる。
セッション確立要求は、UE位置情報を更に伝達して良く、又はDNN情報(例えば、DNN識別子)を伝達して良い。
S419。セッション確立要求を受信した後に、AMFは、第1SMFと異なる第2SMFを再選択SMFとして決定する。言い換えると、第2SMFはUEにサービスを提供する。
図1の方法は、AMFが第1SMFと異なる第2SMFを決定するために使用されて良い。詳細事項は、ここで再び記載されない。
第2SMFを決定する処理において、AMFは、AMFに保存されたSMF1を選択することを回避するために、保存された対応を検索する。
S421。AMFはSMF2へセッション管理要求を送信し、SMF2はセッション管理要求を受信する。
特定の実装では、セッション管理要求は、セッション生成要求であって良く、又は別の名称を有して良い。これは、本願において限定されない。
S423。SMF2は、新しいTUPF及びIPアドレスをUEに割り当てる。
新たに確立されたセッションのアンカーUPFとして、TUPFは、新しいPDUセッション側においてユーザプレーンパスを確立するよう構成される。新しいIPアドレスは、UEとデータネットワークとの間のデータ送信のために使用される。
S425。SMF2は、UEのための新しいPDUセッションの確立手順を開始する。
本実施形態で提供されるセッション管理機能エンティティ選択方法では、SMF1はセッション管理に関する情報を検知できるので、SMF1がSMFを再選択するか否かを決定する。SMFを再選択することを決定した場合、SMF1はAMFへ再選択指示を送信する。AMFは、UEにサービスを提供し続けるために、SMF1と異なるSMFを選択する。したがって、本方法で選択されるSMFは、従来技術においてAMFにより選択されるSMFより一層適正である。
図4に示される実施形態では、ステップ403で、AMFは、ハンドオーバ通知メッセージを受信する。特定の実装では、セッション管理機能エンティティは、UE位置領域更新シナリオの中で選択される。位置領域更新シナリオにおけるセッション管理機能エンティティ選択方法の手順と、図4に記載したハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、S403、S413、及びS415にある。
図4のS403に対応して、位置領域更新シナリオにおけるS403の手順と、ハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、次の通り説明される。
UEは、目標ANを用いて、AMFへの位置領域更新要求メッセージを開始する。要求メッセージは、UEが新しい位置領域へ移動した、又はタイマが周期的位置領域更新を開始するようUEをトリガした、又はUEが別のネットワークカバレッジ領域へ移動した、等のためにトリガされて良い。
相応して、S413に対応して、AMFは、位置領域更新応答メッセージ(TAU Response又はTAU Acceptメッセージ)をANへ送信する。メッセージ内で伝達される指示情報は不変のままである。
相応して、S415に対応して、この場合にUEはアイドル状態にあるので、元のPDUセッションは無線インタフェースベアラを有しない。元のPDUセッションの解放手順がトリガされる前に、UE、目標AN、及びUPFの間のユーザプレーン接続を確立する処理が更に実行される必要がある。S403、S413、及びS415以外のステップは、ハンドオーバシナリオにおける手順と一致する。
図4に示される実施形態では、セッション管理メッセージをSMFへ送信するとき、AMFは、PDUセッションの粒度で、各PDUセッションに対応するSMFへセッション管理メッセージを送信する。このように、SMFがUEの複数のPDUセッションに同時にサービスを提供する場合、SMFは、手順の中で複数のセッション管理メッセージを受信することがある。
別の可能な実装では、AMFは、SMFの粒度で、UEにサービスを現在提供しているSMFへ、セッション管理メッセージを送信して良い。具体的に、UEの複数のPDUセッションにサービスを提供する同一のSMFは、手順において1つのセッション管理メッセージを受信するだけである。このメッセージ通知モードにおける手順と元の手順との主な違いは、S405、S407、S409、及びS411にある。詳細な相違は以下の通りである。
複数のPDUセッションを確立する処理は、S401に含まれて良い。したがって、ここで説明を容易にするために、例えば、UEは3つのPDUセッション:PDU Session1、PDU Session2、PDU Session3を確立する。SMF1は、PDU Session1及びPDU Session2にサービスを提供し、SMF2は、PDU Session3にサービスを提供する。
図4に対応して、新しいメッセージ通知モードにおける手順と現在の手順との間の主な違いは次の通り説明される。S405はS405’に対応している。AMFがANにより送信されたハンドオーバ通知メッセージを受信した後に、AMFは、ハンドオーバ通知メッセージ内のUEの識別子、及びPDUセッションとSMFとの間の且つS401で保存された対応に基づき、UEにサービスを提供するSMFに関する情報を決定する。本例では、SMF1及びSMF2に対応して、AMFは、SMF1及びSMF2へセッション管理メッセージを送信する。セッション管理メッセージは、UEの識別子及びUE位置情報を伝達する。
相応して、S407はS407’に対応している。AMFにより送信されたセッション管理メッセージを受信した後に、各SMFは、先ず、UEの識別子に基づき、SMFがUEにサービスを提供する各PDUセッションを決定し(本例では、クエリ結果として、SMF1はPDU Session1及びPDU Session2を発見し、SMF2はPDU Session3を発見する)、次に、各PDUセッションのためにSMFを再選択するか否かを決定する。SMFを再選択するか否かを決定するための基礎は、図4の手順において記載した方法と一致する。ここでは、SMF1がPDU Session1及びPDU Session2のためにSMFを再選択することを決定し、SMF2がPDU Session3のためにSMFを再選択することを決定すると仮定する。
相応して、S409はS409’に対応している。サービスの提供されるPDUセッションについてSMFを再選択することを決定した後に、各SMFは、セッション管理応答をAMFへ返し、セッション管理応答に再選択指示及びSMFが再選択される必要のあるPDUセッションを加える。本例では、SMFはPDU Session1及びPDU Session2の両方のために再選択される必要があるので、SMF1は、再選択指示及びPDU Session1及びPDU Session2に関する情報を同時に返し、SMF2は、再選択指示及びPDU Session3に関する情報を返す。
特定の実装では、SMFが、1つのSMFがサービスを提供する複数のPDUセッションについて再選択される必要がある場合、SMFは、セッション管理応答の中で1つの再選択指示を返して良く、又は再選択が実行される必要のある各PDUセッションが1つの再選択指示を有する。例えば、前述の例では、SMF1は、PDU Session1に関する情報、PDU Session2に関する情報、及び1つの再選択指示を返して良く、又はPDU Session1に関する情報、PDU Session1のために再選択を実行するよう指示するために使用される再選択指示1、PDU Session2に関する情報、及びPDU Session2のために再選択を実行するよう指示するために使用される再選択指示2を返して良い。特定の実装では、前述の2つの方法の組み合わせも使用されて良い。具体的に、1つのPDUセッションに対応する1つの再選択指示が、複数のPDUセッションに対応する1つの再選択指示と結合されて使用される。勿論、別の方法が使用されて良い。これは、本願において限定されない。
再選択指示は、特定の原因値又は特定の指示であって良い。これは、本発明において限定されない。
相応して、S411はS411’に対応している。AMFがSMF1及びSMF2により返されたセッション管理応答を受信した後に、応答が、再選択指示及びSMFが再選択されるべきであるPDUセッションに関する情報を伝達する、又はSMFが再選択されるべきであるPDUセッションに関する情報を伝達する場合、AMFは、対応するPDUセッションに関する情報と、PDUセッションにサービスを現在提供しているSMFとの間の対応を保存する。記憶フォーマットは、図4の手順で記載された方法と一致する。対応は、AMFが後にUEからセッション確立要求を受信したとき、SMFを再選択するために、AMFにより使用される。
別の可能な実装では、図4に示される実施形態において、ステップ407は、AMFにより送信されたセッション管理メッセージによりトリガされる。特定の実装では、セッション管理機能エンティティは、SMFがPDU Session1に対応するUPFは過負荷である、PDU Session1に対応するSMFは過負荷である、等と決定するシナリオにおいて選択される。本シナリオにおけるセッション管理機能エンティティ選択方法の手順と、図4に示されるハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、S403、S405、S409、S413及びS415にある。
具体的に、図4のS403及びS405に対応して、UPF又はSMFが過負荷であるシナリオにおけるS403及びS405の手順と、ハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、次の通り説明される。
SMFは、SMF又は別の機能エンティティからのメッセージに基づき、UPF又はSMF負荷のような因子を直接取得し、ステップS407をトリガする。メッセージは、UPF負荷状態、SMF負荷状態、又はUPF障害のような情報を含んで良い。
相応して、S409に対応して、メッセージは、セッション管理通知メッセージ又は別のメッセージであって良い。これはここで限定されない。メッセージ内で伝達される指示情報は不変のままである。
相応して、S413に対応して、手順がUE又はANによりトリガされないので、AMFはステップを実行しない。
S415に対応して、AMFは、セッション再確立指示を送信するために、UEへメッセージを転送する。特定の実装では、ステップ415は、ステップS409と別個に実行されて良く、又はステップS409と結合されて実行されて良い。S403、S405、S413、及びS415以外のステップは、ハンドオーバシナリオにおける手順と一致する。
図4に示す実施形態では、AMFの動作は、上述のメモリ内のソフトウェアモジュールに基づきAMFにより実行されて良い。これは、本発明の本実施形態において限定されない。
図5は、別のセッション管理機能エンティティ選択方法の概略フローチャートを提供する。この方法の実施形態における方法は、セッション管理機能エンティティ10とセッション管理機能エンティティ20との間の相互作用、又は図1の外部ネットワーク要素との相互作用のために使用できる。この方法の実施形態における方法は、AMFとSMFとの間の相互作用、又は図2の外部ネットワーク要素との相互作用のためにも使用できる。本実施形態では、例えば、セッション及びサービス連続モードはSSC mode3である。
S501、S503、及びS505は、S401、S403、及びS405と同じである。
S507。セッション管理メッセージを受信した後に、SMF1は、SMFを再選択するか否かを決定する。
特定の実装では、SMFは、PDU Session1に関する情報に基づき、対応するPDUセッション及びPDU Session1のセッション及びサービス連続モードがSSC mode3であることを決定する。
特定の実装では、図1の方法は、SMFを再選択するか否かを決定するために、SMF1に対して使用されて良い。
S509〜S513は、S409〜S413と同じである。
S515。ハンドオーバが完了した後に、SMFは、セッションリダイレクト要求をUEへ送信し、セッション再確立指示を要求に追加して、新しいPDUセッションの確立を開始するようUEに指示する。UEはリダイレクト要求を受信する。
セッションリダイレクト要求は、セッション再確立要求であって良く、又は別のメッセージ名称を有して良い。これはここで限定されない。
S517〜S525は、S417〜S425と同じである。
S527。元のPDUセッション上のサービスフローが終了した後に、元のPDUセッションの解放手順の中で、元のPDUセッションは解放される。
本実施形態で提供されるセッション管理機能エンティティ選択方法では、SMF1はセッション管理に関する情報を検知できるので、SMF1が再選択SMFを決定する。したがって、本方法で選択されるSMFは、従来技術におけるAMFにより選択されるSMFより一層適正である。
位置領域更新シナリオにおけるセッション管理機能エンティティ選択方法の手順と、図5に記載したハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、S503及びS513にある。
位置領域更新シナリオでは、S503に対応して、UEは、目標ANを用いて、AMFへの位置領域更新要求を開始する。相応して、S513に対応して、AMFは、位置領域更新応答メッセージをANへ送信する。
図5に示される実施形態では、セッション管理メッセージをSMFへ送信するとき、AMFは、PDUセッションの粒度で、各PDUセッションに対応するSMFへセッション管理メッセージを送信する。このように、SMFがUEの複数のPDUセッションに同時にサービスを提供する場合、SMFは、手順の中で複数のセッション管理メッセージを受信することがある。
別の可能な実装では、AMFは、SMFの粒度で、UEにサービスを現在提供しているSMFへ、セッション管理メッセージを送信して良い。具体的に、UEの複数のPDUセッションにサービスを提供する同一のSMFは、手順において1つのセッション管理メッセージを受信するだけである。このメッセージ通知モードにおける手順と元の手順との主な違いは、S505、S507、S509、及びS511にある。S505、S507、S509、及びS511は、それぞれS505’、S507’、S509’、及びS511’により置き換えられる。S505’、S507’、S509’、及びS511’は、それぞれS405’、S407’、S409’、及びS411’と同じである。詳細事項は、ここで再び記載されない。
別の可能な実装では、ステップ507は、AMFにより送信されたセッション管理メッセージによりトリガされる。特定の実装では、セッション管理機能エンティティは、SMFがPDU Session1に対応するUPFは過負荷である、PDU Session1に対応するSMFは過負荷である、等と決定するシナリオにおいて選択される。本シナリオにおけるセッション管理機能エンティティ選択方法の手順と、図5に記載されたハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、S503、S505、S509、S513及びS515にある。
具体的に、図5のS503及びS505に対応して、UPF又はSMFが過負荷であるシナリオにおけるS503及びS505の手順と、ハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、次の通り説明される。SMFは、SMF又は別の機能エンティティからのメッセージに基づき、UPF又はSMF負荷のような因子を直接取得し、ステップS507をトリガする。メッセージは、UPF負荷状態、SMF負荷状態、又はUPF障害のような情報を含んで良い。
相応して、S513に対応して、手順がUE又はANによりトリガされないので、AMFはステップを実行しない。
S515に対応して、AMFは、セッション再確立指示を送信するために、UEへメッセージを転送する。特定の実装では、ステップは、ステップS509と別個に実行されて良く、又はステップS509と結合されて実行されて良い。S503、S505、S509、S513、及びS515以外のステップは、ハンドオーバシナリオにおける手順と一致する。
図5に示す実施形態では、AMFの動作は、上述のメモリ内のソフトウェアモジュールに基づきAMFにより実行されて良い。これは、本発明の本実施形態において限定されない。
図6は、別のセッション管理機能エンティティ選択方法の概略フローチャートを提供する。この方法の実施形態における方法は、セッション管理機能エンティティ10とセッション管理機能エンティティ20との間の相互作用、又は図1の外部ネットワーク要素との相互作用のために使用できる。この方法の実施形態における方法は、AMFとSMFとの間の相互作用、又は図2の外部ネットワーク要素との相互作用のためにも使用できる。本実施形態では、例えば、セッション及びサービス連続モードはSSC mode2である。
S601〜S605は、S401〜S405と同じである。
S607。セッション管理メッセージを受信した後に、SMF1は、SMFを再選択するか否かを決定する。SMFを再選択することを決定した場合、SMF1は第2SMFを決定する。言い換えると、第2SMFは再選択SMFであり、第2SMFはUEにサービスを提供する。
特定の実装では、SMFは、PDU Session1に関する情報に基づき、対応するPDUセッション及びPDU Session1のセッション及びサービス連続モードがSSC mode2であることを決定する。
SMF1がSMFを再選択するか否かを決定する方法は、S407で記載された方法と同じである。
セッション管理機能エンティティ20が図1の再選択される第3セッション管理機能エンティティを決定する方法は、第2SMFを決定するためにSMF1に対して使用されて良い。具体的に、トポロジ管理機能エンティティは、別のSMFの負荷情報又は別のUPFの負荷情報を取得し、UEにサービスを提供するために、SMF1と異なり且つUEにサービスを提供可能なSMFを決定する。
S609。SMF1は、AMFへセッション管理応答を送信する。セッション管理応答は、PDU Session1に関する情報、及びSMF再選択結果を伝達し、SMF再選択結果は、ここでは第2SMFに関する情報である。AMFは、セッション管理応答を受信する。
S611。セッション管理応答を受信した後に、AMFは、PDU Session1に関する情報と第2SMFに関する情報との間の対応を保存する。対応は、後に、AMFがUEからセッション確立要求を受信したとき、UEにサービスを提供するSMFとして第2SMFを選択するために、AMFにより使用される。
対応は、テーブル又はチャートのような形式で保存されて良い。これはここで限定されない。
特定の実装では、対応は、SMFが再選択される必要があるという指示情報を更に含んで良い。SMFが再選択される必要があるという指示情報は、特定指示又は特定の原因値であって良い。これは、本願において限定されない。
保存された第2SMFに関する情報は、第2SMFの名称、又は第2SMFのID、又はSMFを表し得る他の情報であって良い。これは、本願において限定されない。
S613〜S617は、S413〜S417と同じである。
S619。セッション確立要求を受信した後に、AMFは、対応をクエリして、PDU Session1に関する情報がSMF2に対応していることを決定する。言い換えると、UEにサービスを提供すべき第2SMFを選択する。
第2SMFを決定する処理において、AMFは、PDU Session1に関する且つセッション確立要求メッセージ内で伝達される情報に基づき、対応をクエリして、SMF2を決定する。
S621〜S625は、S421〜S425と同じである。
本実施形態で提供されるセッション管理機能エンティティ選択方法では、SMF1はセッション管理に関する情報を検知できるので、SMF1がSMFを再選択するか否かを決定する。SMFを再選択することを決定した場合、SMF1は、再選択SMFを決定し、AMFへ再選択結果を送信する。したがって、本方法で選択されるSMFは、従来技術においてAMFにより選択されるSMFより一層適正である。
特定の実装では、図6に記載した方法は、UE位置領域更新シナリオにも適用される。位置領域更新シナリオにおけるセッション管理機能エンティティ選択方法の手順と、図6に記載したハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、S603、S613、及びS615にある。
図6のS603に対応して、位置領域更新シナリオにおけるS603の手順と、図6のハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、次の通り説明される。
UEは、目標ANを用いて、AMFへの位置領域更新要求メッセージを開始する。要求メッセージは、UEが新しい位置領域へ移動した、又はタイマが周期的位置領域更新を開始するようUEをトリガした、又はUEが別のネットワークカバレッジ領域へ移動した、等のためにトリガされて良い。
相応して、S613に対応して、AMFは、位置領域更新応答メッセージをANへ送信する。メッセージ内で伝達される指示情報は不変のままである。位置領域更新応答メッセージは、TAU Response又はTAU Acceptメッセージであって良く、又は別の名称を有して良い。
相応して、S615に対応して、この場合にUEはアイドル状態にあるので、元のPDUセッションは無線インタフェースベアラを有しない。元のPDUセッションの解放手順がトリガされる前に、UE、目標AN、及びUPFの間のユーザプレーン接続を確立する処理が更に実行される必要がある。S603、S613、及びS615以外のステップは、ハンドオーバシナリオにおける手順と一致する。
図6に示される実施形態では、セッション管理メッセージをSMFへ送信するとき、AMFは、PDUセッションの粒度で、各PDUセッションに対応するSMFへセッション管理メッセージを送信する。このように、SMFがUEの複数のPDUセッションに同時にサービスを提供する場合、SMFは、手順の中で複数のセッション管理メッセージを受信することがある。
別の可能な実装では、AMFは、SMFの粒度で、UEにサービスを現在提供しているSMFへ、セッション管理メッセージを送信して良い。具体的に、UEの複数のPDUセッションにサービスを提供する同一のSMFは、手順において1つのセッション管理メッセージを受信するだけである。このメッセージ通知モードにおける手順と元の手順との主な違いは、S605、S607、S609、及びS611にある。詳細な相違は以下の通りである。
複数のPDUセッションを確立する処理は、S601に含まれて良い。したがって、ここで説明を容易にするために、例えば、UEは3つのPDUセッション:PDU Session1、PDU Session2、PDU Session3を確立する。SMF1は、PDU Session1及びPDU Session2にサービスを提供し、SMF2は、PDU Session3にサービスを提供する。
図6に対応して、新しいメッセージ通知モードにおける手順と現在の手順との間の主な違いは次の通り説明される。
S605はS605’に対応している。AMFがANにより送信されたハンドオーバ通知メッセージを受信した後に、AMFは、ハンドオーバ通知メッセージ内のUEの識別子、及びPDUセッションとSMFとの間の且つS601で保存された対応に基づき、UEにサービスを提供するSMFに関する情報を決定する。本例では、SMF1及びSMF2に対応して、AMFは、SMF1及びSMF2へセッション管理メッセージを送信する。
セッション管理メッセージは、UEの識別子及びUE位置情報を伝達する。
相応して、S607はS607’に対応している。AMFにより送信されたセッション管理メッセージを受信した後に、各SMFは、先ず、UEの識別子に基づき、SMFがUEにサービスを提供する各PDUセッションを決定し(本例では、クエリ結果として、SMF1はPDU Session1及びPDU Session2を発見し、SMF2はPDU Session3を発見する)、次に、各PDUセッションのためにSMFを再選択するか否かを決定する。SMFが再選択される必要がある場合、SMF再選択動作が実行され、別のSMFがUEにサービスを提供することを決定する。SMFを再選択するか否かを決定するための基礎及び再選択処理は、図6の手順において記載した方法と一致する。本例では、SMF1はPDU Session1及びPDU Session2のためにSMFを再選択することを決定し、それぞれサービスを提供するためにPDU Session1及びPDU Session2のためにSMF3及びSMF4を選択し、SMF2はPDU Session3のためにSMFを再選択することを決定し、サービスを提供するためにPDU Session3のためにSMF5を選択すると仮定する。SMF3、SMF4及びSMF5は、同じSMF又は異なるSMFであって良い。
相応して、S609はS609’に対応している。サービスの提供されるPDUセッションについてSMFを再選択することを決定した後に、各SMFは、セッション管理応答をAMFへ返し、セッション管理応答にセッション情報及びSMF再選択結果を加える。本例では、SMFはPDU Session1及びPDU Session2の両方のために再選択される必要があるので、SMF1は、PDU Session1及びPDU Session2に関する情報及びSMF再選択結果、つまりSMF3及びSMF4に関する情報を同時に返し、SMF2は、PDU Session3に関する情報及びSMF再選択結果、つまりSMF5に関する情報を返す。
相応して、S611はS611’に対応している。AMFがSMF1及びSMF2により返されたセッション管理応答を受信した後に、応答が再選択結果及びSMFが再選択される必要があるPDUセッションに関する情報を伝達する場合、AMFは、対応するPDUセッションに関する情報と再選択SMFに関する情報との間の対応を保存する。記憶フォーマットは、図6の手順で記載された方法と一致する。対応は、後に、AMFがUEからセッション確立要求を受信したとき、サービスを提供するために、AMFのために対応するSMFを選択するために、AMFにより使用される。
別の可能な実装では、ステップ607は、AMFにより送信されたセッション管理メッセージによりトリガされる。特定の実装では、セッション管理機能エンティティは、SMFがPDU Session1に対応するUPFは過負荷である、PDU Session1に対応するSMFは過負荷である、等と決定するシナリオにおいて選択される。本シナリオにおけるセッション管理機能エンティティ選択方法の手順と、図6に記載されたハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、S603、S605、S609、S613及びS615にある。詳細な相違は、図4の記載と同様である。詳細事項は、ここで再び記載されない。
図6に示す実施形態では、AMFの動作は、上述のメモリ内のソフトウェアモジュールに基づきAMFにより実行されて良い。これは、本発明の本実施形態において限定されない。
図7は、別のセッション管理機能エンティティ選択方法の概略フローチャートを提供する。この方法の実施形態における方法は、セッション管理機能エンティティ10とセッション管理機能エンティティ20との間の相互作用、又は図1の外部ネットワーク要素との相互作用のために使用できる。この方法の実施形態における方法は、AMFとSMFとの間の相互作用、又は図2の外部ネットワーク要素との相互作用のためにも使用できる。本実施形態では、例えば、セッション及びサービス連続モードはSSC mode3である。
S701〜S705は、S601〜S605と同じである。
S707。セッション管理メッセージを受信した後に、SMF1は、SMFを再選択するか否かを決定する。SMFを再選択することを決定した場合、SMF1は第2SMFを決定する。言い換えると、第2SMFは再選択SMFであり、第2SMFはUEにサービスを提供する。
特定の実装では、SMFは、PDU Session1に関する情報に基づき、対応するPDUセッション及びPDU Session1のセッション及びサービス連続モードがSSC mode3であることを決定する。
S709及びS711は、S609及びS611と同じである。
S713及びS715は、S513及びS515と同じである。
S717〜S725は、S617〜S625と同じである。
S727。元のPDUセッション上のサービスフローが終了した後に、元のPDUセッションの解放手順の中で、元のPDUセッションは解放される。
本実施形態で提供されるセッション管理機能エンティティ選択方法では、SMF1はセッション管理に関する情報を検知できるので、SMF1が再選択SMFを決定する。したがって、本方法で選択されるSMFは、従来技術におけるAMFにより選択されるSMFより一層適正である。
位置領域更新シナリオにおけるセッション管理機能エンティティ選択方法の手順と、図6に記載したハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、S703及びS713がS603及びS613と異なることにある。
図7に対応して、位置領域更新シナリオでは、S703に対応して、UEは、目標ANを用いて、AMFへの位置領域更新要求を開始する。相応して、S713に対応して、AMFは、位置領域更新応答メッセージをANへ送信する。
図7に示される実施形態では、セッション管理メッセージをSMFへ送信するとき、AMFは、PDUセッションの粒度で、各PDUセッションに対応するSMFへセッション管理メッセージを送信する。このように、SMFがUEの複数のPDUセッションに同時にサービスを提供する場合、SMFは、手順の中で複数のセッション管理メッセージを受信することがある。
別の可能な実装では、AMFは、SMFの粒度で、UEにサービスを現在提供しているSMFへ、セッション管理メッセージを送信して良い。具体的に、UEの複数のPDUセッションにサービスを提供する同一のSMFは、手順において1つのセッション管理メッセージを受信するだけである。このメッセージ通知モードにおける手順と元の手順との主な違いは、S705、S707、S709、及びS711にある。S705、S707、S709、及びS711は、それぞれS705’、S707’、S709’、及びS711’により置き換えられる。S705’、S707’、S709’、及びS711’は、それぞれS605’、S607’、S609’、及びS611’と同じである。詳細事項は、ここで再び記載されない。
別の可能な実装では、ステップ707は、AMFにより送信されたセッション管理メッセージによりトリガされる。特定の実装では、セッション管理機能エンティティは、SMFがPDU Session1に対応するUPFは過負荷である、PDU Session1に対応するSMFは過負荷である、等と決定するシナリオにおいて選択される。本シナリオにおけるセッション管理機能エンティティ選択方法の手順と、図7に記載されたハンドオーバシナリオにおける手順との主な違いは、S703、S705、S709、S713及びS715にある。詳細な相違は、図5の記載と同様である。詳細事項は、ここで再び記載されない。
図7に示す実施形態では、AMFの動作は、上述のメモリ内のソフトウェアモジュールに基づきAMFにより実行されて良い。これは、本発明の本実施形態において限定されない。
図8は、セッション管理機能エンティティ選択方法の概略フローチャートを提供する。この方法の実施形態における方法は、セッション管理機能エンティティ10とセッション管理機能エンティティ20との間の相互作用、又は図1の外部ネットワーク要素との相互作用のために使用できる。この方法の実施形態における方法は、AMFとSMFとの間の相互作用、又は図2の外部ネットワーク要素との相互作用のためにも使用できる。本実施形態では、例えば、セッション及びサービス連続モードはSSC mode2である。UPFは再選択される必要があるが、SMFは再選択される必要がない。
S801はS401と同じである。
S803。SMF1は、UEのPDUセッションのためにUPFを再選択することを決定する。説明を容易にするために、PDU Session1がここで一例として使用される。
特定の実装では、ステップは、UE位置情報、UPF負荷情報、SMF1の負荷情報、等によりトリガされて良く、又は他の情報によりトリガされて良い。これは、本願において限定されない。
特定の実装では、SMF1は、PDU Session1に関する情報に基づき、対応するPDUセッション及びPDU Session1のセッション及びサービス連続モードがSSC mode2であることを決定する。
特定の実装では、図1の方法は、UPFを再選択することを決定するために、SMF1に対して使用されて良い。
本実施形態では、ソースUPFが過負荷である又は障害であるために、ソースUPFがUEにサービスを提供できず、目標アクセス領域は依然としてSMF1のサービス範囲内にあり、SMF1により管理される別のUPFに関する情報がUEにサービスを提供するための条件を満たす場合、SMF1は、UEにサービスを提供し続けることができる。したがって、SMF1はUPFを再選択することを決定する。
S805。SMF1は、セッション管理通知を返し、指示情報及びPDU Session1に関する情報を通知に追加する。
特定の実装では、SMF1は、PDU Session1に関する情報及びSMF1に関する情報を、SMF1により返されるセッション管理通知に追加して良い。
セッション管理通知は、UEモビリティイベント通知又はセッション管理イベント通知であって良く、又は別の名称を有して良い。これはここで限定されない。
S807。セッション管理通知を受信した後に、AMFは、SMF1とPDU Session1に関する情報との間の対応を保存する。対応は、AMFが後にUEからセッション確立要求を受信したとき、SMFを再選択するために、AMFにより使用される。
特定の実装では、S805でSMF1により送信されたセッション管理通知が指示情報を伝達する場合、対応は、指示情報も含んで良い。
SMF1に関する情報は、ここで保存される。したがって、後にSMFを再選択するとき、AMFは、UEにサービスを提供するために、SMF1を選択し続ける。
指示情報がここで保存され、後にAMFがSMFを再選択するとき、AMFがSMF1と異なるSMFを選択しないようにする。指示情報は、図1に記載されるような複数の形式であって良い。
S809。PDUセッションはSSC mode2であるので、SMFは、UEへのPDUセッション解放コマンドを更に開始し、セッション再確立指示をコマンドに追加する。コマンドは、送信処理の中でAMFにより転送される。
特定の実装では、コマンドは、S805における通知と結合して送信されて良い。これはここで限定されない。
S811。S417と異なり、PDU Session1に関する情報を受信した後に、AMFは、保存された対応をクエリして、SMFを選択するときにAMFがUEにサービスを提供するためにSMF1を選択し続けることを保証する。
他の内容は、S417の内容と同じである。
S813。セッション確立要求を受信した後に、AMFは、UEにサービスを提供するために、第1SMF、つまりSMF1を選択し続けることを決定する。
第1SMFを決定する処理において、AMFは、AMFに保存されたSMF1と異なるSMFを選択することを回避するために、保存された対応を検索する。
S815。AMFはSMF1へセッション管理要求を送信し、SMF1はセッション管理要求を受信する。
特定の実装では、セッション管理要求は、セッション生成要求であって良く、又は別の名称を有して良い。これは、本願において限定されない。
S817。SMF1の処理は、S423におけるSMF2の処理と同じである。
S819。SMF1は、UEのための新しいPDUセッションの確立手順を開始する。
本実施形態で提供されるセッション管理機能エンティティ選択方法では、SMF1はセッション管理に関する情報を検知できるので、SMF1により決定されるSMFは、従来技術におけるAMFにより選択されるSMFより一層適正である。
図9は、セッション管理機能エンティティ選択方法の概略フローチャートを提供する。この方法の実施形態における方法は、セッション管理機能エンティティ10とセッション管理機能エンティティ20との間の相互作用、又は図1の外部ネットワーク要素との相互作用のために使用できる。この方法の実施形態における方法は、AMFとSMFとの間の相互作用、又は図2の外部ネットワーク要素との相互作用のためにも使用できる。本実施形態では、例えば、セッション及びサービス連続モードはSSC mode3である。UPFは再選択される必要があるが、SMFは再選択される必要がない。
S901はS401と同じである。
S903。SMF1は、UEのPDUセッションのためにUPFを再選択することを決定する。説明を容易にするために、PDU Session1がここで一例として使用される。
特定の実装では、ステップは、UE位置情報、UPF負荷情報、又はSMF1の負荷情報、によりトリガされて良く、又は他の情報によりトリガされて良い。これは、本発明において限定されない。
特定の実装では、SMF1は、PDU Session1に関する情報に基づき、対応するPDUセッション及びPDU Session1のセッション及びサービス連続モードがSSC mode3であることを決定する。
特定の実装では、図1の方法は、UPFを再選択することを決定するために、SMF1に対して使用されて良い。
本実施形態では、現在UPFが過負荷である又は障害であるために、現在UPFがUEにサービスを提供できず、目標アクセス領域は依然としてSMF1のサービス範囲内にある場合、SMF1は、UEにサービスを提供し続けることができる。したがって、SMF1はUPFを再選択することを決定する。
S905及びS907は、S805及びS807と同じである。
S909。PDUセッションはSSC mode3であるので、SMFは、UEへのセッションリダイレクト要求を更に開始し、セッション再確立指示を要求に追加する。要求は、送信処理の中でAMFにより転送される。セッション再確立指示は、新しいPDUセッションの確立要求を開始するようUEに指示するために使用される。
特定の実装では、要求は、S905における通知と結合して送信されて良い。これはここで限定されない。
S911〜S919は、S811〜S819と同じである。
S921はS527と同じである。
本実施形態で提供されるセッション管理機能エンティティ選択方法では、SMF1はセッション管理に関する情報を検知できるので、SMF1により決定されるSMFは、従来技術におけるAMFにより選択されるSMFより一層適正である。
以上は、主に、本発明の実施形態において提供されるソリューションをネットワーク要素間の相互作用の観点から記載した。前述の機能を実装するために、モビリティ管理機能エンティティ又はセッション管理機能エンティティを実装する前述の装置(又は機器)は、各機能を実行するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを含むことが理解できる。当業者は、本願明細書に開示された実施形態を参照して記載された例のユニット及びアルゴリズムステップがハードウェア又はハードウェア及びコンピュータソフトウェアの組み合わせにより実装できることに容易に気付くべきである。機能がハードウェア又はハードウェアを駆動するコンピュータソフトウェアにより実行されるかは、技術的ソリューションの特定の適用及び設計制約条件に依存する。当業者は、各々の特定の適用について記載の機能を実施するために異なる方法を使用できるが、実装が本発明の範囲を超えることは考慮されるべきではない。
本発明の実施形態では、機能モジュール分割は、前述の方法の例に基づき、モビリティ管理機能エンティティ又はセッション管理機能エンティティにおいて実行されて良い。例えば、各機能モジュールは、各対応する機能に基づく区分を通じて得られて良く、又は、2以上の機能が1つの処理モジュールに統合されて良い。統合モジュールは、ハードウェアの形式で実装されて良く、又はソフトウェアの機能モジュールの形式で実装されて良い。留意すべきことに、本発明の実施形態におけるモジュール区分は一例であり、単なる論理的な機能分割である。実際の実装においては別の区分方法があり得る。
例えば、各機能モジュールが各対応する機能に基づく区分を通じて得られるとき、図10は、前述の実施形態におけるセッション管理機能エンティティ選択機器の可能な概略構造図である。機器1000は、通信機モジュール1001、処理モジュール1003、及び決定モジュール1005を含む。
通信機モジュールは、位置変化通知メッセージを受信し、セッション管理メッセージを第1セッション管理機能エンティティへ送信し、第1セッション管理機能エンティティから、再選択指示及びユーザ機器UEの第1セッションに関する情報を受信するよう構成される。ここで、再選択指示は、セッション管理機能エンティティを再選択するよう指示するために使用される。
処理モジュールは、再選択指示に従い、第1セッション管理機能エンティティと第1セッションに関する情報との間の対応を保存するよう構成される。
通信機モジュールは、セッション確立要求メッセージを受信するよう更に構成される。ここで、セッション確立要求メッセージは、第1セッションに関する情報を伝達する。
決定モジュールは、第1セッション管理機能エンティティと異なる第2セッション管理機能エンティティを決定するよう構成される。ここで、第1セッション管理機能エンティティは、第1セッションに関する情報に対応し且つ機器に保存された対応をクエリすることにより決定されたセッション管理機能エンティティである。
通信機モジュールは、セッション管理要求を第2セッション管理機能エンティティへ送信するよう更に構成される。
可能な実装では、第1セッションに関する情報は、第1セッションの識別子を含む、又は、第1セッションに関する情報は、UEの識別子及び第1セッションの識別子を含む。
別の可能な実装では、セッション確立要求メッセージは、UEにより生成されるべき第2セッションの識別子を更に伝達する。
別の可能な実装では、通信機モジュールは、第2セッションを確立するようUEに指示するために、UEへセッション再確立指示を送信するよう更に構成される。
機器は、通信ネットワーク内のモビリティ管理機能エンティティ、又はAMF、又は通信ネットワーク内の別のエンティティであって良い。前述の方法の実施形態におけるステップの全ての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用されて良く、詳細事項はここに再び記載されない。
図11は、前述の実施形態におけるセッション管理機能エンティティ選択機器の可能な概略構造図である。機器1100は、通信機モジュール1101、処理モジュール1103、及び決定モジュール1105を含む。
通信機モジュールは、位置変化通知メッセージを受信し、セッション管理メッセージを第1セッション管理機能エンティティへ送信し、第1セッション管理機能エンティティから、セッション管理機能エンティティ再選択結果及びユーザ機器UEの第1セッションに関する情報を受信するよう構成される。ここで、セッション管理機能エンティティ再選択結果は、第2セッション管理機能エンティティに関する情報を含む。
処理モジュールは、第2セッション管理機能エンティティと第1セッションに関する情報との間の対応を保存するよう構成される。
通信機モジュールは、セッション確立要求メッセージを受信するよう更に構成される。ここで、セッション確立要求メッセージは、第1セッションに関する情報を伝達する。
決定モジュールは、対応をクエリすることにより、第1セッションに関する情報に対応する第2セッション管理機能エンティティを決定するよう構成される。
通信機モジュールは、セッション管理要求を第2セッション管理機能エンティティへ送信するよう更に構成される。
可能な実装では、第1セッションに関する情報は、第1セッションの識別子を含む、又は、第1セッションに関する情報は、UEの識別子及び第1セッションの識別子を含む。
別の可能な実装では、セッション確立要求メッセージは、UEにより生成されるべき第2セッションの識別子を更に伝達する。
別の可能な実装では、通信機モジュールは、第2セッションを確立するようUEに指示するために、UEへセッション再確立指示を送信するよう更に構成される。
図12は、前述の実施形態におけるセッション管理機能エンティティ選択機器の可能な概略構造図である。機器1200は、通信機モジュール1201、処理モジュール1203、及び決定モジュール1205を含む。
通信機モジュールは、第1セッション管理機能エンティティから、セッション管理機能エンティティ選択結果及びユーザ機器UEの第1セッションに関する情報を受信するよう構成される。ここで、セッション管理機能エンティティ選択結果は、第1セッション管理機能エンティティに関する情報を含む。代替として、通信機モジュールは、第1セッション管理機能エンティティから、指示情報及びユーザ機器UEの第1セッションに関する情報を受信するよう構成される。
処理モジュールは、第1セッション管理機能エンティティと第1セッションに関する情報との間の対応を保存するよう構成される。通信機モジュールは、セッション確立要求メッセージを受信するよう更に構成される。ここで、セッション確立要求メッセージは、第1セッションに関する情報を伝達する。決定モジュールは、対応をクエリすることにより、第1セッションに関する情報に対応する第1セッション管理機能エンティティを決定するよう構成される。通信機モジュールは、セッション管理要求を第1セッション管理機能エンティティへ送信するよう更に構成される。
可能な実装では、第1セッションに関する情報は、第1セッションの識別子を含む、又は、第1セッションに関する情報は、UEの識別子及び第1セッションの識別子を含む。
別の可能な実装では、セッション確立要求メッセージは、UEにより生成されるべき第2セッションの識別子を更に伝達する。
別の可能な実装では、通信機モジュールは、第2セッションを確立するようUEに指示するために、UEへセッション再確立指示を送信するよう更に構成される。機器は、通信ネットワーク内のモビリティ管理機能エンティティ、又はAMF、又は通信ネットワーク内の別のエンティティであって良い。前述の方法の実施形態におけるステップの全ての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能説明において引用されて良く、詳細事項はここに再び記載されない。
本実施形態では、セッション管理機能エンティティ選択機器は、各対応する機能に基づく区分を通じて各機能モジュールを得ることにより提示され、又は、セッション管理機能エンティティ選択機器は、統合された方法における区分を通じて各機能モジュールを得ることにより提示される。ここで、「モジュール」は、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、回路、1又は複数のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行するプロセッサ及びメモリ、集積論理回路、及び/又は前述の機能を提供可能な別の装置であって良い。単純な実施形態では、セッション管理機能エンティティ選択機器1000及び1100は図3に示された形式を使用し得ることが、当業者により理解できる。例えば、図10の通信機モジュール1001、処理モジュール1003、及び決定モジュール1005は、図3のプロセッサ31(及び/又はプロセッサ38)及びメモリ33を用いて実装されて良い。具体的に、通信機モジュール1001、処理モジュール1003、及び決定モジュール1005は、メモリ33に格納されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すプロセッサ31(及び/又はプロセッサ38)により実行されて良い。これは、本発明の本実施形態において限定されない。図11の通信機モジュール1101、処理モジュール1103、及び決定モジュール1105は、図3のプロセッサ31(及び/又はプロセッサ38)及びメモリ33を用いて実装されて良い。具体的に、通信機モジュール1101、処理モジュール1103、及び決定モジュール1105は、メモリ33に格納されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すプロセッサ31(及び/又はプロセッサ38)により実行されて良い。これは、本発明の本実施形態において限定されない。図12の通信機モジュール1201、処理モジュール1203、及び決定モジュール1205は、図3のプロセッサ31(及び/又はプロセッサ38)及びメモリ33を用いて実装されて良い。具体的に、通信機モジュール1201、処理モジュール1203、及び決定モジュール1205は、メモリ33に格納されたアプリケーションプログラムコードを呼び出すプロセッサ31(及び/又はプロセッサ38)により実行されて良い。これは、本発明の本実施形態において限定されない。
本発明の一実施形態は、コンピュータ記憶媒体であって、図4又は図5に示されるセッション管理機能エンティティ選択機器により使用されるコンピュータソフトウェア命令を格納するよう構成され、コンピュータ記憶媒体は前述の方法の実施形態を実行するよう設計されたプログラムを含む、コンピュータ記憶媒体を更に提供する。
本発明の一実施形態は、別のコンピュータ記憶媒体であって、図6又は図7に示されるセッション管理機能エンティティ選択機器により使用されるコンピュータソフトウェア命令を格納するよう構成され、コンピュータ記憶媒体は前述の方法の実施形態を実行するよう設計されたプログラムを含む、別のコンピュータ記憶媒体を更に提供する。
本発明の一実施形態は、別のコンピュータ記憶媒体であって、図8又は図9に示されるセッション管理機能エンティティ選択機器により使用されるコンピュータソフトウェア命令を格納するよう構成され、コンピュータ記憶媒体は前述の方法の実施形態を実行するよう設計されたプログラムを含む、別のコンピュータ記憶媒体を更に提供する。
本発明の一実施形態は、コンピュータプログラムプロダクトであって、モビリティ管理機能エンティティ又はAMFにより使用されるコンピュータソフトウェア命令を格納するよう構成され、コンピュータプログラムプロダクトは前述の方法の実施形態を実行するよう設計されたプログラムを含む、コンピュータプログラムプロダクトを更に提供する。
本願明細書、請求項、及び本願の実施形態における添付の図面において、用語「第1」、「第2」、「第3」、等は、特定の順序又は順番を示すために使用されない。理解されるべきことに、このように命名されたデータは、適正な環境において同義である。したがって、本願明細書に記載の実施形態は、本願明細書に図示され又は記載された順序以外の順序で実施可能である。さらに、用語「含む」又は「有する」及び任意の他の変形は、非排他的ソリューションをカバーすること、例えばステップ若しくはユニットのリストを含む処理、方法、システム、製品、又は装置が必ずしも明示的に列挙された該ステップ若しくはユニットに限定されないが、そのような処理、方法、システム、製品、又は装置のような明示的にリストされ又はそれに特有でない他のステップ若しくはユニットを含み得ることを意味する。
本願は実施形態を参照して記載されるが、保護を請求する本願を実施する過程で、当業者は、添付の図面、開示された内容、及び添付の請求項を見ることにより、開示の実施形態の他の変形を理解し実施し得る。請求項中、「含む」(comprising)は、別のコンポーネント又は別のステップを排除せず、「ある」又は「1つの」は複数の場合を排除しない。単一のプロセッサ又は別のユニットが、請求項中に列挙された幾つかの機能を実施して良い。幾つかの指標が相互に異なる従属請求項に記載されるという事実は、これらの指標の組合せがより良好な効果をもたらさないことを示すものではない。
前述の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はそれらの任意の組み合わせを用いて実施されて良い。実施形態を実施するためにソフトウェアが使用されるとき、実施形態は、完全に又は部分的にコンピュータプログラムプロダクトの形式で実施されて良い。コンピュータプログラムプロダクトは、1又は複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令はコンピュータ上にロードされ実行されると、本発明の実施形態による手順又は機能が全部又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラマブル機器であって良い。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されて良く、又はあるコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体へ送信されて良い。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタへ、有線(例えば同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者線(DSL))又は無線(例えば赤外線、無線、マイクロ波、等)方式で送信されて良い。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ、又は1又は複数の使用可能媒体を統合するサーバ若しくはデータセンタのようなデータ記憶装置によりアクセス可能な任意の使用可能媒体であって良い。使用可能媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、DVD)、半導体媒体(例えば、固体ディスク(SSD))、等であって良い。
纏めると、前述の実施形態は、本願を限定するのではなく、単に本願の技術的ソリューションを説明することを目的とする。本願は、前述の実施形態を参照して詳細に説明されたが、当業者は、本願の実施形態の技術的ソリューションの精神及び範囲から逸脱することなく、彼らが前述の実施形態で説明した技術的ソリューションに変更を行い、又はそれら実施形態の幾つかの技術的特徴を等価に代替できることを理解すべきである。