JP6888167B2 - ホワイトバランス処理方法、電子デバイスおよびコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents

ホワイトバランス処理方法、電子デバイスおよびコンピュータ可読記憶媒体 Download PDF

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Description

本開示は、画像処理技術の分野に関し、より詳細には、ホワイトバランス処理方法およびデバイス、電子デバイス、ならびにコンピュータ可読記憶媒体に関する。
複数の光源を伴うシナリオでは、関連技術のホワイトバランス処理方法は、画像を処理することにより光源を検出し、光源のうちの1つを主光源として選択することができる。したがって、主光源の色に基づいてホワイトバランス処理が行われる。
本開示の実施形態は、ホワイトバランス処理方法、電子デバイス、およびコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法は、複数の光源を使用したシナリオでそれぞれ色温度変化を受けた複数の連続するフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するために使用される。ホワイトバランス処理方法は、主光源に対応する色温度を決定するために、複数の連続するフレーム画像の各フレーム画像を処理するステップと、原色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかを判定するステップであって、原色温度の変化は、第2のフレーム画像における主光源の色温度と第1のフレーム画像における主光源の色温度との差を指し、第1のフレーム画像および第2のフレーム画像は、互いに隣接し、かつ複数の連続するフレーム画像からの2つのフレーム画像である、ステップと、原色温度の変化が所定のしきい値未満である場合に、第1のフレーム画像の主光源の色温度に従って第2のフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するステップと、を含む。
一実施形態では、主光源に対応する色温度を決定するために、複数の連続するフレーム画像の各フレーム画像を処理するステップは、フレーム画像内の複数の光源を検出するステップと、主光源を決定するために、複数の光源の所定のパラメータを互いに比較するステップと、主光源の色温度を決定するために、主光源の色を決定するステップと、を含む。
一実施形態では、フレーム画像内の複数の光源を検出するステップは、フレーム画像を複数の領域に分割するステップと、各領域のヒストグラムに従って、領域が光源を有するターゲット領域であるかどうかを判定するステップと、領域が光源を有するターゲット領域である場合に、互いに隣接する少なくとも2つのターゲット領域が存在するかどうかを判定するステップと、互いに隣接する少なくとも2つのターゲット領域が存在する場合に、少なくとも2つのターゲット領域に含まれる少なくとも2つの光源を複数の光源のうちの1つに継ぎ合わせるステップと、隣接する少なくとも2つのターゲット領域が存在しない場合に、ターゲット領域に含まれる光源を複数の光源のうちの1つとして決定するステップと、を含む。
一実施形態では、ヒストグラムは、横軸にピクセル値を、縦軸にピクセル数を示すヒストグラムと、横軸にピクセル数を、縦軸にピクセル値を示すヒストグラムと、横軸にピクセル数の比を、縦軸にピクセル値を示すヒストグラムと、横軸にピクセル値を、縦軸にピクセル数の比を示すヒストグラムと、を含むグループから選択される。
一実施形態では、領域のヒストグラムに従って、領域が光源を有するターゲット領域であるかどうかを判定するステップは、各ピクセル値が所定の値より大きいピクセル数の比が所定の比を超えているかどうかを判定するステップと、ピクセル値が所定の値よりも大きいピクセルの数の比が所定の比を超えた場合に、領域のヒストグラムに従って、領域が光源を有するターゲット領域であると判定するステップと、ピクセル値が所定の値よりも大きいピクセルの数の比が所定の比を超えていない場合に、領域のヒストグラムに従って、領域が光源を有するターゲット領域ではないと判定するステップと、を含む。
一実施形態では、主光源を決定するために、複数の光源の所定のパラメータを比較するステップは、複数の光源のシナリオパラメータ、面積および輝度パラメータのいずれか1つに従って主光源を決定するステップを含み、シナリオパラメータは、画像を取り込むための時間およびGPSの信号強度を含み、輝度パラメータは、複数の光源の輝度および画像の平均輝度を含む。
一実施形態では、複数の光源の面積に従って主光源を決定するステップは、最大面積を有する光源を主光源として決定するステップを含む。
一実施形態では、複数の光源の輝度および画像の平均輝度に従って主光源を決定するステップは、所定の輝度よりも大きく、かつ画像の平均輝度と一致する輝度を有する光源を主光源として決定するステップを含む。
一実施形態では、主光源の色温度を決定するために、主光源の色を決定するステップは、主光源の中心から半径方向に沿った輝度分布に従って、第1の領域および第2の領域を決定するステップであって、第1の領域は、主光源の中心から半径方向に沿った第1の輝度範囲内の輝度を有するピクセルによって規定される領域を指し、第2の領域は、主光源の中心から半径方向に沿った第2の輝度範囲内の輝度を有するピクセルによって規定される領域を指し、第2の輝度範囲の上限は、第1の輝度範囲の下限以下である、ステップと、主光源の色を決定するために、第1の領域の原色チャネルの平均ピクセル値から第2の領域の原色チャネルの平均ピクセル値を減算するステップと、主光源の色に従って主光源の色温度を決定するステップと、を含む。
一実施形態では、ホワイトバランス処理方法は、原色温度の変化が所定のしきい値以上である場合に、第2のフレーム画像の主光源の色温度に従って第2のフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するステップをさらに含む。
一実施形態では、ホワイトバランス処理方法は、原色温度の変化が所定のしきい値以上である場合に、ノード色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかを判定するステップであって、ノード色温度の変化は、第3のフレーム画像の主光源の色温度と第1のフレーム画像の主光源の色温度との差を指し、第3のフレーム画像は、第1のフレーム画像に隣接しておらず、かつ複数の連続するフレーム画像からのものである、ステップと、ノード色温度の変化が所定のしきい値未満である場合に、第1のフレーム画像の主光源の色温度に従って第3のフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するステップと、ノード色温度の変化が所定のしきい値以上である場合に、第3のフレーム画像の主光源の色温度に従って第3のフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するステップと、をさらに含む。
一実施形態では、ホワイトバランス処理方法は、ホワイトバランス処理がされたフレーム画像に対してユーザにより行われた操作の支援により、主光源を決定するステップをさらに含む。
一実施形態では、操作は、編集、保存、および削除のうちの少なくとも1つを含む。
本開示の実施態様による電子デバイスは、1つまたは複数のプロセッサ、メモリ、ならびに1つまたは複数のプログラムを含む。1つまたは複数のプログラムはメモリに格納され、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能に構成されている。1つまたは複数のプログラムは、上記実施形態のいずれか1つによるホワイトバランス処理方法を実行するための命令を含む。
本開示の実施態様によるコンピュータ可読記憶媒体は、電子デバイスと協働するコンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラムは、上記実施形態のいずれか1つによるホワイトバランス処理方法を実行するためにプロセッサにより実行される。
本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法、電子デバイス、およびコンピュータ可読記憶媒体によれば、2つの隣接するフレーム画像間の主光源の原色温度の変化が所定のしきい値よりも小さい場合に、隣接する前のフレーム画像の主光源の色温度に従って現在のフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。したがって、カメラが揺れたときに視野の揺れに起因する主光源の頻繁な切り替えが防止され、ホワイトバランスが補正されたプレビュー画像の色調の変化がさらに防止され、それによりユーザエクスペリエンスが改善される。
本開示の実施形態のさらなる態様および利点は、一部は以下の説明で与えられ、一部は以下の説明から明らかになり、または本開示の実施形態の実施から学習されよう。
本開示の実施形態のこれらおよび他の態様および利点は、図面を参照して行われる以下の説明から明らかになり、より容易に理解されよう。
本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法を示すフローチャートである。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法のシナリオを示す概略図である。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法を示すフローチャートである。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法を示すフローチャートである。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法のシナリオを示す概略図である。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法のシナリオを示す概略図である。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法で説明される各領域のヒストグラムである。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法を示すフローチャートである。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法を示すフローチャートである。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法のシナリオを示す概略図である。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法で説明される色温度の曲線プロットである。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法を示すフローチャートである。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法を示すフローチャートである。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法を示すフローチャートである。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理デバイスを示すブロック図である。 本開示の実施態様による第1の処理モジュールを示すブロック図である。 本開示の実施態様による検出モジュールを示すブロック図である。 本開示の実施態様による決定モジュールを示すブロック図である。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理デバイスを示すブロック図である。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理デバイスを示すブロック図である。 本開示の実施態様によるホワイトバランス処理デバイスを示すブロック図である。 本開示の実施態様による電子デバイスを示すブロック図である。そして 本開示の実施態様による電子デバイスとコンピュータ可読記憶媒体との間の接続を示す概略図である。
本開示の実施態様について詳細に説明し、実施態様の例を図面に示す。同一または類似の要素、ならびに同一または類似の機能を有する要素は、説明全体を通して同様の符号で示される。図面を参照して本明細書で説明される実施態様は説明的なものであり、本開示の実施態様を理解するために使用され、本開示の実施態様を限定するものとは解釈されない。
本開示の実施態様の説明では、「中央」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」、「右」、「左」、「垂直」、「水平」、「頂部」、「底部」、「内側」、「外側」、「時計回り」、「反時計回り」などの用語で示される方向と位置関係は、図面に示されるような向きと位置関係に基づいており、本開示の実施態様を説明し、説明を簡略化するためにのみ使用され、言及されたデバイスまたは要素が特定の向きを有し、特定の向きで構築または操作されなければならないことを示唆または暗示するものではないことを理解されたい。したがって、これらの相対的な用語は、本開示の実施態様を制限するために構築されていない。さらに、「第1」および「第2」という用語は説明の目的でのみ使用されており、相対的な重要性や技術的特徴の数を示すことも意味することも意図していない。さらに、「第1」および「第2」で定義された機能は、明示的または暗黙的にこの機能を1つまたは複数含んでもよい。本開示の説明では、「複数の」という用語は、別段の定めがない限り、2つまたは3つ以上を意味する。
本開示の実施態様の説明では、明示的に指定または別段の限定がない限り、「取り付けられた」、「接続された」、および「結合された」という用語は広く使用され、固定、取り外し可能または一体的な接続などを包含しており、また、機械的または電気的な接続であってもよく、相互に通信してもよいし、また、本開示の詳細な実施形態に従って当業者が理解することができる他の明示的な定義がない限り、直接接続および中間媒体を介した間接接続であってもよく、さらに、内部接続または2つの要素間の相互作用であってもよいことに留意されたい。
本開示の実施態様では、明示的に指定または特に限定されない限り、第1の特徴が第2の特徴の「上」または「下」にある構造は、第1の特徴が第2の特徴に直接接触する実施形態を含んでもよく、また、第1の特徴が第2の特徴と直接接触しないように、第1の特徴と第2の特徴との間に追加の特徴が形成される実施形態を含んでもよい。さらに、第2の特徴の「上」、「上方」または「頂部」の第1の特徴は、第1の特徴が第2の特徴の「上」、「上方」、または「頂部」にある実施形態を含んでもよく、また、第1の特徴が第2の特徴の「上」、「上方」、または「頂部」にない、あるいは単に第1の特徴が第2の特徴よりも高いところにあることを意味する実施形態を含んでもよい。第2の特徴の「下」、「下方」、または「底部」の第1の特徴は、第1の特徴が第2の特徴の「下」、「下方」、または「底部」にある実施形態を含んでもよく、また、第1の特徴が第2の特徴の「下」、「下方」、または「底部」ではない、または単に第1の特徴が第2の特徴よりも低いところにあることを意味する実施形態を含んでもよい。
本開示の実施態様による種々の構造を実施するために、本開示では多くの種々の実施形態または例が提供される。本発明の実施態様の開示を単純化するために、特定の例の構成要素および配置を以下に説明する。確かに、それらは単なる例であり、本開示を限定することを意図するものではない。さらに、参照番号および/または参照文字は、本開示の実施態様の種々の例で繰り返される場合があり、これは単純化および明確化のためであり、説明される様々な実施態様および/または配置間の関係を示すものではない。さらに、本発明の実施態様は、様々な特定のプロセスおよび材料の例を提供するが、他のプロセスの使用および/または他の材料の使用は、当業者によって認識され得る。
関連技術では、カメラが振られると、視野の振れにより、主光源が複数の光源間で切り替えられる場合がある。その結果、ホワイトバランスが補正されたプレビュー画像の色調が変化し、使用感が低下する。
本開示の実施形態はホワイトバランス処理方法を提供し、これは複数の光源を使用したシナリオでそれぞれ色温度変化を受けた複数の連続するフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するために使用される。ホワイトバランス処理方法は、主光源に対応する色温度を決定するために、複数の連続するフレーム画像の各フレーム画像を処理するステップと、原色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかを判定するステップであって、原色温度の変化は、第2のフレーム画像における主光源の色温度と第1のフレーム画像における主光源の色温度との差を指し、第1のフレーム画像および第2のフレーム画像は、互いに隣接し、かつ複数の連続するフレーム画像からの2つのフレーム画像である、ステップと、原色温度の変化が所定のしきい値未満である場合に、第1のフレーム画像の主光源の色温度に従って第2のフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するステップと、を含む。
本開示の実施形態は、複数の光源を用いたシナリオの下でそれぞれ色温度変化を受けた複数の連続するフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するように構成されたホワイトバランス処理デバイスを提供する。ホワイトバランス処理デバイスは、主光源に対応する色温度を決定するために、複数の連続するフレーム画像の各フレーム画像を処理するように構成された第1の処理モジュールと、原色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかを判定するように構成された第1の判定モジュールであって、原色温度の変化は、第2のフレーム画像における主光源の色温度と第1のフレーム画像における主光源の色温度との差を指し、第1のフレーム画像および第2のフレーム画像は、互いに隣接し、かつ複数の連続するフレーム画像からの2つのフレーム画像である、第1の判定モジュールと、原色温度の変化が所定のしきい値未満である場合に、第1のフレーム画像の主光源の色温度に従って第2のフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するように構成された第2の処理モジュールと、を含む。
本開示の実施形態は、1つまたは複数のプロセッサ、メモリ、ならびに1つまたは複数のプログラムを含む電子デバイスを提供する。1つまたは複数のプログラムはメモリに格納され、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能に構成されている。1つまたは複数のプログラムは、ホワイトバランス処理方法を実行するための命令を含む。
本開示の実施形態は、本開示の実施態様によるコンピュータ可読記憶媒体を提供し、電子デバイスと協働するコンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラムは、ホワイトバランス処理方法を実行するためにプロセッサによって実行される。
図1を参照すると、本開示の一実施態様によるホワイトバランス処理方法は、複数の光源使用したシナリオで複数の連続するフレーム画像に対してホワイトバランスプロセスを実行するために使用される。ホワイトバランス処理方法は以下を含む。
ブロックS11では、主光源に対応する色温度を決定するために、複数の連続するフレーム画像の各フレーム画像が処理される。
ブロックS12では、原色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかが判定される。原色温度の変化とは、色温度変化を受けた第2のフレーム画像の主光源の色温度と、色温度変化を受けた第1のフレーム画像の主光源の色温度との差を指す。第1のフレーム画像および第2のフレーム画像は、互いに隣接する、複数の連続するフレーム画像からの2つのフレーム画像である。
ブロックS13では、原色温度の変化が所定のしきい値未満である場合に、色温度変化を受けた第1のフレーム画像の主光源の色温度に従って、色温度変化を受けた第2のフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法により、2つの隣接するフレーム画像の主光源の原色温度の変化が所定のしきい値よりも小さい場合に、隣接する前のフレーム画像の主光源の色温度を用いて現在のフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。したがって、カメラが揺れたときに視野の揺れに起因する主光源の頻繁な切り替えが防止され、ホワイトバランスが補正されたプレビュー画像の色調の変化がさらに防止され、それによりユーザエクスペリエンスが改善される。
具体的には、図2を参照すると、一実施形態では、カメラが振られる(上下に振られるなど)と、カメラの視野に、F0、F1、F2、F3・・・を含む複数のフレーム画像が順に提示される。F0は色温度変化を受けた第1のフレーム画像、F1は色温度変化を受けた第2のフレーム画像、F2は色温度変化を受けた第3のフレーム画像、F3は色温度変化を受けた第4のフレーム画像であると仮定する。画像F0では、光源Rは主光源であり、光源Rの色温度はCCT0である。ホワイトバランス処理は、光源Rの色温度CCT0に従ってホワイトバランス処理方法により画像F0に対して実行される。画像F1では、光源Rは部分的に視野外に移動し、光源Bが主光源であり、光源Bの色温度はCCT1である。CCT1とCCT0との差の絶対値|CCT1−CCT0|(すなわち、原色温度の変化ΔT)が所定のしきい値T0以上であるかどうかが判定される(例えば、所定のしきい値T0は50K、100K、120Kなどであってもよく、本明細書では限定されない)。ΔT<T0の場合、光源Rの色温度CCT0に従って画像F1に対してホワイトバランス処理が実行される。したがって、カメラのわずかな揺れによる選択された主光源の頻繁な切り替えが防止される。
図3を参照すると、いくつかの実施態様では、ブロックS11は以下を含む。
ブロックS111では、画像内の複数の光源が検出される。
ブロックS112では、主光源を決定するために、複数の光源の所定のパラメータが互いに比較される。
ブロックS113では、主光源の色温度を決定するために、主光源の色が決定される。
本開示の一実施態様によるホワイトバランス処理方法では、各フレーム画像を検出して、フレーム画像内の複数の光源を決定する。複数の光源の所定のパラメータは、現在のフレーム画像における主光源の色温度が決定されるように、現在のフレーム画像における主光源を決定するために互いに比較される。いくつかの実施態様では、複数の光源は、異なる色温度を有する光源である。
具体的には、図2を再び参照すると、画像F0を例にとると、画像F0内の複数の光源R、G、Bがホワイトバランス処理方法で検出される。複数の光源R、G、およびBの所定のパラメータは、光源R、G、およびBのうちのどれが主光源であるかを決定するために互いに比較される。光源Rが主光源として決定されると、光源Rの色が検出され、光源Rの色温度が決定される。光源Gが主光源として決定されると、光源Gの色が検出され、光源Gの色温度が決定される。光源Bが主光源として決定されると、光源Bの色が検出され、光源Bの色温度が決定される。この例では、光源Rが主光源であり、光源Rの色温度はCCT0であると検出される。同じ方法で、主光源の対応する色温度が、画像F1、F2、F3・・・についてホワイトバランス処理方法で決定される。
図4を参照すると、いくつかの実施態様では、ブロックS111は以下を含む。
ブロックS1111では、フレーム画像が複数の領域に分割される。
ブロックS1112では、各領域のヒストグラムに従って、その領域が光源を有するターゲット領域であるかどうかが判定される。
ブロックS1113では、領域が光源を有するターゲット領域である場合に、互いに隣接する少なくとも2つのターゲット領域が存在するかどうかが判定される。
ブロックS1114では、少なくとも2つのターゲット領域が存在する場合に、少なくとも2つのターゲット領域に含まれる少なくとも2つの光源が複数の光源のうちの1つに継ぎ合わせられる。
ブロックS1115では、少なくとも2つのターゲット領域が存在しない場合に、ターゲット領域に含まれる光源が複数の光源のうちの1つとして決定される。
具体的には、図5〜図7を参照すると、一実施形態では、フレーム画像は、ホワイトバランス処理方法を用いて4×5領域などの複数の領域に分割される。各領域について、チャネルR、Gr、Gb、Bのチャネル値に従って4つのヒストグラムを描くことができる。各領域の4つのヒストグラムに従って、その領域が光源を有するターゲット領域であるかどうかが判定される。図5および図6に示すように、各フレーム画像は複数のターゲット領域を含む。例えば、図5に示す画像には3つのターゲット領域が含まれているが、図6に示す画像には8つのターゲット領域が含まれている。画像中に光源を有するターゲット領域が存在する場合に、ホワイトバランス処理方法により、互いに隣接するターゲット領域が少なくとも2つ存在するかどうかが判定される。すなわち、単一の光源が少なくとも2つのターゲット領域に含まれるかどうかが判定される。「含まれる」という用語は、部分的に含まれる、または完全に含まれることを指す。少なくとも2つのターゲット領域が存在する場合に、少なくとも2つのターゲット領域に含まれる少なくとも2つの光源が、ホワイトバランス処理方法により複数の光源の1つに継ぎ合わせられる。少なくとも2つのターゲット領域が存在しない場合に、各ターゲット領域に含まれる各光源が、ホワイトバランス処理方法により複数の光源のうちの1つとして決定される。図5を参照すると、互いに隣接しない3つのターゲット領域に含まれる光源が、それぞれ、光源R、光源G、および光源Bとして決定される。図6を参照すると、互いに隣接する6つのターゲット領域に含まれる光源が完全な光源Rに継ぎ合わせられ、互いに隣接しない他の2つの領域に含まれる光源がそれぞれ光源Gおよび光源Bとして決定される。
加えて、図7に示す領域のヒストグラムを描く方法は単なる例示にすぎないことに留意されたい。図7に示されているヒストグラムの横軸はピクセル値であり、ヒストグラムの縦軸はピクセル数である。他の実施形態では、ヒストグラムの横軸がピクセル数であってもよく、一方、ヒストグラムの縦軸がピクセル値であってもよい。あるいは、ヒストグラムの横軸がピクセル数の比であり、ヒストグラムの縦軸がピクセル値である。あるいは、ヒストグラムの横軸がピクセル値であり、ヒストグラムの縦軸がピクセル数の比である。
いくつかの実施態様では、領域のヒストグラムに従って領域が光源を有するターゲット領域であるかどうかを判定するステップは、所定の値より大きいピクセル値を有するピクセルの数が所定の比を超えたかどうかを判定することによって実現されてもよい。例えば、239よりも大きいピクセル値を有するピクセルの数の比が5%を超えたかどうかを判定することができる。239より大きいピクセル値を有するピクセルの数の比が5%を超えた場合に、その領域は光源を有するターゲット領域であることが示される。239より大きいピクセル値を有するピクセルの数の比が5%を超えない場合に、その領域は光源を有するターゲット領域ではないことが示される。
図8を参照すると、いくつかの実施態様では、ブロックS112は以下を含む。
ブロックS1121では、複数の光源のシナリオパラメータ、面積および輝度パラメータのうちの少なくとも1つに従って主光源が決定される。シナリオパラメータには、画像を取り込むための時間およびGPSの信号強度が含まれる。輝度パラメータには、複数の光源の輝度と画像の平均輝度が含まれる。
具体的には、現在の時刻が含まれる期間は、画像を取り込むための時間に従って決定されてもよい。現在の時間内にユーザが画像を取り込む場所は、ローカルに保存されたユーザのタイムテーブルおよびルーチンに従って決定されてもよい。例えば、午前12:00に、ユーザは通常、レストランで昼食をとる。午後8時以降、ユーザは通常リビングルームで本を読む。したがって、画像を取り込む時間に従って、ユーザが屋内環境にいるか、屋外環境にいるか、または特定のシナリオにいるかを大まかに判定することができる。さらに、屋外環境でのGPSの信号強度は、一般に屋内環境でのGPSの信号強度よりも大きくなる。したがって、GPSの信号強度に従って、ユーザが屋内環境にいるか屋外環境にいるかを大まかに判定することができる。屋内光源の色温度は一般に5000Kより低いことが理解できる。例えば、タングステンランプの色温度は2760〜2900Kの範囲であり、フラッシュライトの色温度は3800Kである。屋外の光源の色温度は5000Kを超える場合がある。例えば、正午の太陽の色温度は5000Kで、正午の空の色温度は10000Kである。したがって、ユーザがいる屋内環境または屋外環境に従って、現在の色温度が5000Kよりも低いか5000Kよりも高いかを大まかに判定することができる。したがって、主光源が決定され得る。
複数の光源の面積に従って主光源を決定する場合に、複数の光源の面積を比較して、面積が最も大きい光源を主光源として選択してもよい。例えば、図6に示すように、光源Rの面積は光源Gの面積よりも大きく、かつ光源Bの面積よりも大きい。したがって、光源Rが主光源として決定される。
複数の光源の輝度と画像の平均輝度に従って主光源を決定する場合に、複数の光源の輝度を画像の平均輝度と組み合わせて互いに比較することにより、主光源を決定してもよい。光源の輝度が高いほど、画像への全体的な影響が大きくなることが理解できる。特定の光源の輝度が高く、画像の平均輝度と一致する場合に、特定の光源が主光源として決定される。
本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法では、複数の光源下で画像を取り込む時間とGPSの信号強度との組み合わせに従って、主光源を決定してもよい。あるいは、複数の光源の面積に従って主光源を決定してもよい。あるいは、複数の光源の輝度と画像の平均輝度との組み合わせに従って主光源を決定してもよい。あるいは、複数の光源の下で画像を取り込む時間とGPSの信号強度、および複数の光源の面積の組み合わせに従って主光源を決定してもよい。あるいは、複数の光源下で画像を取り込む時間とGPSの信号強度の組み合わせ、および複数の光源の輝度と画像の平均輝度の組み合わせに従って主光源を決定してもよい。あるいは、複数の光源の面積と、複数の光源の輝度と画像の平均輝度との組み合わせに従って主光源を決定してもよい。あるいは、複数の光源下で画像を取り込む時間とGPSの信号強度の組み合わせ、面積、画像の輝度および平均輝度の組み合わせに従って主光源を決定してもよい。
一実施形態では、ホワイトバランス処理方法により、複数の光源下で画像を取り込む時間とGPSの信号強度の組み合わせ、面積、画像の輝度と平均輝度の組み合わせに従って主光源を決定してもよい。複数の光源下で画像を取り込む時間とGPSの信号強度の組み合わせ、面積、画像の輝度および平均輝度の組み合わせは、異なる重みで設定されてもよい。したがって、主光源を正確に選択して、画像にホワイトバランス処理を実行することができ、それにより、ユーザが望むホワイトバランス効果をよりよく満たすことができる。
図9を参照すると、いくつかの実施態様では、ブロックS113は以下を含む。
ブロックS1131では、主光源の中心から半径方向に沿った輝度分布に従って、高輝度領域と中輝度領域が決定される。
ブロックS1132では、主光源の色を決定するために、中輝度領域の原色チャネルの平均ピクセル値が高輝度領域の原色チャネルの平均ピクセル値から減算される。
ブロックS1133では、主光源の色に従って主光源の色温度が決定される。
具体的には、図10を参照すると、画像内の主光源の位置が決定される。図10の中央に示されている影付きの領域は露出オーバーの領域であり、これは一般に大きな白い斑点であり、光源の色の情報を除外する。高輝度領域H、中輝度領域Mおよび低輝度領域Lは、主光源の中心から半径方向に沿って分布している。高輝度領域Hは、主光源の中心から半径方向に沿った第1の輝度範囲L1内の輝度を有するピクセルによって規定される領域を指すことができる。第1の輝度範囲L1は、例えば[200、239)である。中輝度領域Mは、主光源の中心から半径方向に沿って第2の輝度範囲L2内の輝度を有するピクセルによって規定される領域を指すことができる。第2の輝度範囲L2は、例えば[150、200)である。なお、第1の輝度範囲L1および第2の輝度範囲L2は、主光源の中心から半径方向に沿った輝度分布に従って決定されてもよい。例えば、光源の輝度が急激に減衰する場合に、第1の輝度範囲L1および第2の輝度範囲L2を適切に増加させることができる。例えば、光源の輝度がゆっくり減衰する場合に、第1の輝度範囲L1および第2の輝度範囲L2を適切に減少させることができる。
高輝度領域の原色チャネルの平均ピクセル値は、高輝度領域のすべてのピクセルのピクセル値の平均である。中輝度領域の原色チャネルの平均ピクセル値は、中輝度領域のすべてのピクセルのピクセル値の平均である。高輝度領域のピクセル数をC1、中輝度領域のピクセル数をC2とすると、高輝度領域の原色チャネルの平均ピクセル値は次のように表される。
Figure 0006888167
また、中輝度領域の原色チャネルの平均ピクセル値は次のように表される。
Figure 0006888167
主光源の色を決定するために、中輝度領域の原色チャネルの平均ピクセル値
Figure 0006888167
が、高輝度領域の原色チャネルの平均ピクセル値
Figure 0006888167
(すなわち
Figure 0006888167
)から減算される。したがって、主光源の色温度は、主光源の色に従って決定されてもよい。具体的には、図11を参照すると、一実施形態では、3000K、4000K、5000K、6000K・・・の色温度を有する標準ライトボックスの下で、画像が取得され、色温度下の
Figure 0006888167
の対応する値が計算される。したがって、曲線プロット(図11に示す)または
Figure 0006888167
の値と光源の色温度との関係を表すマッピングテーブルを決定することができる。曲線プロットとマッピングテーブルは、ローカルデータベースに格納することができる。本開示の実施態様では、
Figure 0006888167
の値が計算された後に、曲線プロットおよびマッピングテーブルに基づいて、主光源の色温度が照会され得る。ホワイトバランスパラメータは、主光源の色温度、および主光源の色温度とホワイトバランスパラメータ間の対応関係に従って探索することができる。したがって、ホワイトバランスパラメータに従って、ホワイトバランス処理を画像に対して実行することができる。
図12を参照すると、いくつかの実施態様では、ホワイトバランス処理方法はさらに以下を含む。
ブロックS14では、原色温度の変化が所定のしきい値以上である場合に、色温度変化を受けた第2のフレーム画像の主光源の色温度に従って、色温度変化を受けた第2のフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。
本開示の一実施態様によるホワイトバランス処理方法により、主光源の色温度がカメラの深刻な揺れのために大きく変化する(すなわち、現在のフレーム画像と隣接する前のフレーム画像との間の主光源の原色温度の変化は、所定のしきい値以上である)場合に、現在のフレーム画像の主光源の色温度に従って現在のフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行することができる。
具体的には、図2を参照すると、一実施形態では、カメラが振られる(例えば上下に振られる)と、F0、F1、F2、F3・・・を含む複数のフレーム画像がカメラの視野に連続して提示される。F0は色温度変化を受けた第1のフレーム画像、F1は色温度変化を受けた第2のフレーム画像、F2は色温度変化を受けた第3のフレーム画像、F3は色温度変化を受けた第4のフレーム画像であると仮定する。画像F0では、光源Rは主光源であり、光源Rの色温度はCCT0である。ホワイトバランス処理は、光源Rの色温度CCT0に従ってホワイトバランス処理方法により画像F0に対して実行される。画像F1では、光源Rは部分的に視野外に移動し、光源Bが主光源であり、光源Bの色温度はCCT1である。CCT1とCCT0との差の絶対値|CCT1−CCT0|(原色温度の変化ΔT)が、ホワイトバランス処理方法により、所定のしきい値T0以上であるかどうかが判定される(所定のしきい値T0は50K、100K、120Kであってもよく、本明細書では限定されない)。ΔT≧T0の場合、光源Bの色温度CCT1に従って画像F1に対してホワイトバランス処理が実行される。したがって、原色温度の変化ΔTが比較的大きい場合に、カメラは正常に動くと判定されてもよい。したがって、複数の光源間でリアルタイムに主光源を切り替えることができる。
図13を参照すると、いくつかの実施態様では、ホワイトバランス処理方法はさらに以下を含む。
ブロックS15では、原色温度の変化が所定のしきい値以上である場合に、ノード色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかが判定される。ノード色温度の変化は、色温度変化を受けた第kのフレーム画像の主光源の色温度と、色温度変化を受けた第1のフレーム画像の主光源の色温度との差を指す。第kのフレーム画像は、第1のフレーム画像に隣接していない複数の連続するフレーム画像のうちの1つである。
ブロックS16では、ノード色温度の変化が所定のしきい値未満である場合に、色温度変化を受けた第1のフレーム画像の主光源の色温度に従って、色温度変化を受けた第kのフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。
ブロックS17では、ノード色温度の変化が所定のしきい値以上である場合に、色温度変化を受けた第kのフレーム画像の主光源の色温度に従って、色温度変化を受けた第kのフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。
本開示の実施態様によるホワイトバランス処理方法により、主光源の色温度がカメラの深刻な揺れのために大きく変化する(すなわち、現在のフレーム画像と隣接する前のフレーム画像の主光源の原色温度の変化が所定のしきい値以上である)場合に、現在のフレーム画像の次のフレーム画像と現在のフレーム画像の隣接する前のフレーム画像との間の主光源のノード色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかがさらに判定される。後続のフレーム画像と隣接する前のフレーム画像との間のノード色温度の変化が所定のしきい値よりも小さい場合に、隣接する前のフレーム画像の主光源の色温度に従って後続のフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。後続の画像と隣接する前の画像との間のノード色温度の変化が所定のしきい値以上である場合に、後続のフレーム画像の主光源の色温度に従って後続のフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。
具体的には、図2を再び参照すると、一実施形態では、カメラが振られる(上下に振られるなど)と、カメラの視野に、F0、F1、F2、F3・・・を含む複数のフレーム画像が順に提示される。F0は色温度変化を受けた第1のフレーム画像、F1は色温度変化を受けた第2のフレーム画像、F2は色温度変化を受けた第3のフレーム画像、F3は色温度変化を受けた第4のフレーム画像であると仮定する。画像F0では、光源Rは主光源であり、光源Rの色温度はCCT0である。ホワイトバランス処理は、光源Rの色温度に従ってホワイトバランス処理方法により画像F0に対して実行される。画像F1では、光源Rは部分的に視野外に移動し、光源Bが主光源であり、光源Bの色温度はCCT1である。画像F2では、光源Rが視野から完全に外れており、光源Bが主光源であり、光源Bの色温度はCCT2である。画像F3では、光源Rが視野に戻され、光源Rが主光源であり、光源Rの色温度はCCT3である。実施形態では、ホワイトバランス処理方法のワークフローを説明するための例としてk=3をとる。CCT1とCCT0との差の絶対値|CCT1−CCT0|(すなわち、原色温度の変化ΔT)が、ホワイトバランス処理方法により、所定のしきい値T0以上であるかどうかが判定される(所定のしきい値T0は50K、100K、120Kであってもよく、本明細書では限定されない)。ΔT≧T0の場合、CCT3とCCT0の差の絶対値|CCT3−CCT0|(すなわち、ノード色温度の変化ΔT1)が所定のしきい値T0以上であるかどうかが判定される。ΔT1<T0の場合、光源Rの色温度CCT0に従って、画像F3に対してホワイトバランス処理が実行される。ΔT1≧T0の場合、光源Rの色温度CCT3に従って、画像F3に対してホワイトバランス処理が実行される。したがって、カメラの揺れにより、短時間で主光源が光源Rから光源Bに切り替わり、光源Bから光源Rに切り替わる。光源Bの色温度に従って中間フレーム画像に対して行われるホワイトバランス処理は省略されてもよい。すなわち、本開示の一実施態様によるホワイトバランス処理方法は、主光源の頻繁な切り替えによるホワイトバランス補正後のプレビュー画像の色調の変化を防止するために、主光源の頻繁な切り替えが終了するまで、画像に対してホワイトバランス処理を実行しない。
図14を参照すると、いくつかの実施態様では、ホワイトバランス処理方法はさらに以下を含む。
ブロックS18では、ホワイトバランス処理がされたフレーム画像に対してユーザにより行われた操作の支援により、主光源が決定される。
本開示の一実施態様によるホワイトバランス処理方法により、主光源は、複数の光源の所定のパラメータを互いに比較することにより主光源を決定しながら、ホワイトバランス処理がされた画像に対して通常ユーザが実行する操作の支援により決定されてもよい。操作には、編集、保存、削除のうちの少なくとも1つが含まれてもよい。
具体的には、ホワイトバランス処理がされた画像は、ホワイトバランス処理後のローカルアルバムに保存されている画像であってもよい。ユーザは、良好なホワイトバランス効果の画像を保存し、不十分なホワイトバランス効果の画像を削除してもよいことが理解され得る。さらに、ユーザは画像を編集して、例えば画像の色温度を調整することができる。したがって、長期の機械学習とフィードバックにより、主光源はホワイトバランス処理方法によってより正確に決定され、画像に対してホワイトバランス処理を実行するホワイトバランス効果がますます満たされる可能性がある。
図15を参照すると、本開示の実施態様によるホワイトバランス処理デバイス10は、複数の光源を用いたシナリオの下でそれぞれ色温度変化を受けた複数の連続するフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するように構成される。ホワイトバランス処理デバイス10は、第1の処理モジュール11、第1の判定モジュール12、および第2の処理モジュール13を含む。本開示の一実施態様によるホワイトバランス処理方法は、本開示の一実施態様によるホワイトバランス処理デバイス10により実現されてもよい。例えば、ブロックS11は、第1の処理モジュール11により実現されてもよい。ブロックS12は、第1の判定モジュール12により実現されてもよい。ブロックS13は、第2の処理モジュール13により実現されてもよい。
すなわち、第1の処理モジュール11は、複数の連続するフレーム画像の各フレーム画像を処理して、主光源に対応する色温度を決定するように構成されてもよい。第1の判定モジュール12は、原色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかを判定するように構成されてもよい。原色温度の変化とは、第2のフレーム画像における主光源の色温度と第1のフレーム画像における主光源の色温度との差を指す。第1のフレーム画像および第2のフレーム画像は、互いに隣接する、複数の連続するフレーム画像からの2つのフレーム画像である。第2の処理モジュール13は、原色温度の変化が所定のしきい値未満である場合に、第1のフレーム画像内の主光源の色温度に従って第2のフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するように構成されてもよい。
本開示の実施態様によるホワイトバランス処理デバイス10により、2つの隣接するフレーム画像の主光源の原色温度の変化が所定のしきい値よりも小さい場合に、隣接する前のフレーム画像の主光源の色温度を用いて現在のフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。したがって、カメラが揺れたときに視野の揺れに起因する主光源の頻繁な切り替えが防止され、ホワイトバランスが補正されたプレビュー画像の色調の変化がさらに防止され、それによりユーザエクスペリエンスが改善される。
図16を参照すると、いくつかの実施態様では、第1の処理モジュール11は、検出ユニット111、比較ユニット112、および決定ユニット113を含む。ブロックS111は、検出ユニット111により実現されてもよい。ブロックS112は、比較ユニット112により実現されてもよい。ブロックS113は、決定ユニット113により実現されてもよい。
すなわち、検出ユニット111は、画像中の複数の光源を検出するように構成されてもよい。比較ユニット112は、複数の光源の所定のパラメータを互いに比較して、主光源を決定するように構成されてもよい。決定ユニット113は、主光源の色を決定して、主光源の色温度を決定するように構成されてもよい。
図17を参照すると、いくつかの実施態様では、検出ユニット111は、分割サブユニット1111、第1の判定サブユニット1112、第2の判定サブユニット1113、第1の決定サブユニット1114、および第2の決定サブユニット1115を含む。ブロックS1111は、分割サブユニット1111により実現されてもよい。ブロックS1112は、第1の判定サブユニット1112によって実現されてもよい。ブロックS1113は、第2の判定サブユニット1113によって実現されてもよい。ブロックS1114は、第1の決定サブユニット1114によって実現されてもよい。ブロックS1115は、第2の決定サブユニット1115によって実現されてもよい。
すなわち、分割サブユニット1111は、フレーム画像を複数の領域に分割するように構成されてもよい。第1の判定サブユニット1112は、各領域のヒストグラムに従って、その領域が光源を有するターゲット領域であるかどうかを決定するように構成されてもよい。第2の判定サブユニット1113は、光源を有するターゲット領域である場合に、互いに隣接する少なくとも2つのターゲット領域が存在するかどうかを判定するように構成されてもよい。第1の決定サブユニット1114は、少なくとも2つのターゲット領域が存在する場合に、少なくとも2つのターゲット領域に含まれる少なくとも2つの光源を複数の光源のうちの1つに継ぎ合わせるように構成されてもよい。第2の決定サブユニット1115は、少なくとも2つのターゲット領域が存在しない場合に、ターゲット領域に含まれる光源を複数の光源のうちの1つとして決定するように構成されてもよい。
図16を参照すると、いくつかの実施態様では、比較ユニット112は、第3の決定サブユニット1121を含む。ブロックS1121は、第3の決定サブユニット1121によって実現されてもよい。
すなわち、第3の決定サブユニット1121は、複数の光源のシナリオパラメータ、面積および輝度パラメータのうちの少なくとも1つに従って主光源を決定するように構成されてもよい。シナリオパラメータには、画像の取り込み時間とGPSの信号強度が含まれる。輝度パラメータには、複数の光源の輝度と画像の平均輝度が含まれる。
図18を参照すると、いくつかの実施態様では、決定ユニット113は、第4の決定サブユニット1131、比較サブユニット1132、および第5の決定サブユニット1133を含む。ブロックS1131は、第4の決定サブユニット1131によって実現されてもよい。ブロックS1132は、計算サブユニット1132によって実現されてもよい。ブロックS1133は、第5の決定サブユニット1133によって実現されてもよい。
すなわち、第4の決定サブユニット1131は、主光源の中心から半径方向に沿った輝度分布に従って高輝度領域と中輝度領域を決定するように構成されてもよい。計算サブユニット1132は、高輝度領域の原色チャネルの平均ピクセル値から中輝度領域の原色チャネルの平均ピクセル値を減算して、主光源の色を決定するように構成されてもよい。第5の決定サブユニット1133は、主光源の色に従って主光源の色温度を決定するように構成されてもよい。
図19を参照すると、いくつかの実施態様では、ホワイトバランス処理デバイス10は、第3の処理モジュール14をさらに含む。ブロックS14は、第3の処理モジュール14により実現されてもよい。
すなわち、第3の処理モジュール14は、原色温度の変化が所定のしきい値以上である場合に、色温度変化を受けた第2のフレーム画像の主光源の色温度に従って、色温度変化を受けた第2のフレーム画像に対してホワイトバランス処理を行うように構成されてもよい。
図20を参照すると、いくつかの実施態様では、ホワイトバランス処理デバイス10は、第2の判定モジュール15、第4の処理モジュール16、および第5の処理モジュール17をさらに含む。ブロックS15は、第2の判定モジュール15により実現されてもよい。ブロックS16は、第4の処理モジュール16により実現されてもよい。ブロックS17は、第5の処理モジュール17により実現されてもよい。
再び図20を参照すると、言い換えると、第2の判定モジュール15は、原色温度の変化が所定のしきい値以上である場合に、ノード色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかを判定するように構成されてもよい。ノード色温度の変化は、色温度変化を受けた第kのフレーム画像の主光源の色温度と、色温度変化を受けた第1のフレーム画像の主光源の色温度との差を指す。第kのフレーム画像は、第1のフレーム画像に隣接していない複数の連続するフレーム画像のうちの1つである。第4の処理モジュール16は、色温度変化を受けた第1のフレーム画像の主光源の色温度に従って、色温度変化を受けた第kのフレーム画像に対してホワイトバランス処理を行うように構成されてもよい。第5の処理モジュール17は、色温度変化を受けた第kのフレーム画像における主光源の色温度に従って、色温度変化を受けた第kのフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するように構成される。
図21を参照すると、いくつかの実施態様では、ホワイトバランス処理デバイス10は、決定モジュール18をさらに含む。ブロックS18は、決定モジュール18によって実現されてもよい。
すなわち、決定モジュール18は、ホワイトバランス処理がされたフレーム画像に対してユーザにより行われた操作の支援により、主光源を決定するように構成されてもよい。
図22を参照すると、本開示の実施態様による電子デバイス20は、1つまたは複数のプロセッサ21、メモリ22、ならびに1つまたは複数のプログラムを含む。1つまたは複数のプログラムはメモリ22に格納され、1つまたは複数のプロセッサ21により実行可能となるように構成されている。プログラムは、上記の実施態様のいずれか1つによるホワイトバランス処理方法を実行するための命令を含む。
例えば、プログラムには、以下を含むホワイトバランス処理方法を実行するための命令が含まれる。
ブロックS11では、主光源に対応する色温度を決定するために、複数の連続するフレーム画像の各フレーム画像が処理される。
ブロックS12では、原色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかが判定される。原色温度の変化とは、色温度変化を受けた第2のフレーム画像の主光源の色温度と、色温度変化を受けた第1のフレーム画像の主光源の色温度との差を指す。
ブロックS13では、原色温度の変化が所定のしきい値未満である場合に、色温度変化を受けた第1のフレーム画像の主光源の色温度に従って、色温度変化を受けた第2のフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。
本開示の一実施態様による電子デバイス20により、2つの隣接するフレーム画像の主光源の原色温度の変化が所定のしきい値よりも小さい場合に、現在のフレーム画像に隣接する前のフレーム画像の主光源の色温度に従って、現在のフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。したがって、カメラが揺れたときに視野のジャンプに起因する主光源の頻繁な切り替えが防止され、ホワイトバランスが補正されたプレビュー画像の色調の変化がさらに防止され、それによりユーザエクスペリエンスが改善される。
本開示の実施態様による電子デバイス20は、電話、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、カメラ、および撮影機能を有する他の電子デバイスを含むが、これらに限定されない。
図23を参照すると、本開示の実施態様によるコンピュータ可読記憶媒体30は、電子デバイス20と協働するコンピュータプログラムを含む。コンピュータプログラムは、上記の実施態様のいずれか1つによるホワイトバランス処理方法を実現するためにプロセッサ21によって実行されてもよい。
例えば、コンピュータプログラムをプロセッサ21で実行することにより、以下を含むホワイトバランス処理方法を実現することができる。
ブロックS11では、主光源に対応する色温度を決定するために、複数の連続するフレーム画像の各フレーム画像が処理される。
ブロックS12では、原色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかが判定される。原色温度の変化とは、色温度変化を受けた第2のフレーム画像の主光源の色温度と、色温度変化を受けた第1のフレーム画像の主光源の色温度との差を指す。
ブロックS13では、原色温度の変化が所定のしきい値未満である場合に、色温度変化を受けた第1のフレーム画像の主光源の色温度に従って、色温度変化を受けた第2のフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。
本開示の一実施態様によるコンピュータ可読記憶媒体30により、2つの隣接するフレーム画像の主光源の原色温度の変化が所定のしきい値よりも小さい場合に、現在のフレーム画像に隣接する前のフレーム画像の主光源の色温度に従って、現在のフレーム画像に対してホワイトバランス処理が実行される。したがって、カメラが揺れたときに視野のジャンプに起因する主光源の頻繁な切り替えが防止され、ホワイトバランスが補正されたプレビュー画像の色調の変化がさらに防止され、それによりユーザエクスペリエンスが改善される。
本開示の説明では、本明細書を通して「実施形態」、「いくつかの実施形態」、「概略的な例」、「例」、「特定の例」または「いくつかの例」への言及は、実施態様または例に関連して説明される特定の特徴、構造、材料、または特性は、本開示の少なくとも1つの実施態様または例に含まれる。本明細書では、上記の用語の概略表現は、必ずしも本開示の同じ実施形態または例を参照しているとは限らない。さらに、特定の特徴、構造、材料、または特性は、1つまたは複数の実施態様または例で任意の適切な方法で組み合わせてもよい。
フローチャートに記載されている、または他の方法で本明細書に記載されているプロセスまたは方法は、プロセス内の特定の論理機能またはステップを実現するための実行可能な命令のコードの1つまたは複数のモジュール、セグメント、または部分を含むと理解されてもよく、本開示の好ましい実施形態の範囲は、他の実施態様を含み、実行の順序は、図示または説明されている順序と異なってもよく、関連する機能に従って実質的に同時または逆の順序で機能を実行することを含んでおり、これは、本開示の実施形態の当業者によって理解されるべきである。
本明細書の他の方法で説明された、またはフローチャートに示された論理および/またはステップ、例えば、論理機能を実現するための実行可能な命令の特定のシーケンステーブルは、命令実行システム、デバイス、または機器(コンピュータに基づくシステム、プロセッサを含むシステム、または命令実行システム、デバイスおよび機器から命令を取得し、命令を実行できる他のシステムなど)によって使用される、あるいは、命令実行システム、デバイス、および機器と組み合わせて使用される任意のコンピュータ可読媒体で具体的に達成されてもよい。仕様に関して、「コンピュータ可読媒体」は、命令実行システム、デバイス、または機器によって、またはそれらと組み合わせて使用されるプログラムを含み、格納し、通信し、伝播し、または転送するのに適した任意のデバイスであってもよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、これらに限定されないが(非網羅的なリスト)、1つまたは複数のワイヤとの電子接続(IPM過電流保護回路)、ポータブルコンピュータエンクロージャ(磁気デバイス)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、光ファイバデバイス、ならびにポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CDROM)が挙げられる。加えて、コンピュータ可読媒体は、プログラムを印刷することができる紙または他の適切な媒体であってもよく、これは、例えば、紙またはその他の適切な媒体を光学的にスキャンし、必要に応じて他の適切な方法で編集、復号化、または処理して電気的にプログラムを取得し、その後プログラムをコンピュータのメモリに保存できるためである。
本開示の実施態様の各部分は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよいことを理解されたい。上記の実施態様では、複数のステップまたは方法は、メモリに格納され、適切な命令実行システムによって実行されるソフトウェアまたはファームウェアによって実現されてもよい。例えば、ハードウェアによって実現される場合には、別の実施形態と同様に、ステップまたは方法は、当技術分野で既知の技術、すなわち、データ信号の論理機能を実現するための論理ゲート回路を有するディスクリート論理回路、適切な組み合わせ論理ゲート回路を有する特定用途向け集積回路、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)など、のうちの1つまたは組み合わせによって実現されてもよい。
当業者は、本開示の上記の例示的な方法におけるステップのすべてまたは一部が、プログラムを用いて関連するハードウェアに命令することによって達成されてもよいことを理解されたい。プログラムはコンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよく、プログラムは、コンピュータで実行された場合に本開示の方法の実施形態におけるステップのうちの1つまたは組み合わせを含む。
さらに、本開示の実施形態の各機能セルは、処理モジュールに統合されてもよく、またはこれらのセルは別個の物理的存在であってもよく、または2つ以上のセルが処理モジュールに統合されてもよい。統合されたモジュールは、ハードウェアの形態またはソフトウェア機能モジュールの形態で実現されてもよい。統合されたモジュールがソフトウェア機能モジュールの形態で実現され、スタンドアロン製品として販売または使用される場合に、統合されたモジュールはコンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。上記の記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク、CDなどであってもよい。

Claims (15)

  1. 複数の光源を使用したシナリオでそれぞれ色温度変化を受けた複数の連続するフレーム画像に対してホワイトバランス処理を実行するために使用されるホワイトバランス処理方法であって、
    主光源に対応する色温度を決定するために、前記複数の連続するフレーム画像の各フレーム画像を処理するステップ(S11)と、
    原色温度の変化が所定のしきい値以上であるかどうかを判定するステップ(S12)であって、前記原色温度の変化は、第2のフレーム画像における前記主光源の色温度と第1のフレーム画像における前記主光源の色温度との差を指し、前記第1のフレーム画像および前記第2のフレーム画像は、互いに隣接し、かつ前記複数の連続するフレーム画像からの2つのフレーム画像であり、前記第1のフレーム画像は、前記第2のフレーム画像の1つ前のフレーム画像である、ステップ(S12)と、
    前記原色温度の変化が前記所定のしきい値未満である場合に、前記第1のフレーム画像の前記主光源の色温度に従って前記第2のフレーム画像に対して前記ホワイトバランス処理を実行し、前記原色温度の変化が前記所定のしきい値以上である場合に、前記第2のフレーム画像の前記主光源の色温度に従って前記第2のフレーム画像に対して前記ホワイトバランス処理を実行するステップ(S13)と、
    を含む、ホワイトバランス処理方法。
  2. 前記主光源に対応する色温度を決定するために、前記複数の連続するフレーム画像の各フレーム画像を処理するステップ(S11)は、
    前記フレーム画像内の複数の光源を検出するステップ(S111)と、
    前記主光源を決定するために、前記複数の光源の所定のパラメータを互いに比較するステップ(S112)と、
    前記主光源の色温度を決定するために、前記主光源の色を決定するステップ(S113)と、
    を含む、請求項1に記載のホワイトバランス処理方法。
  3. 前記フレーム画像内の前記複数の光源を検出するステップ(S111)は、
    前記フレーム画像を複数の領域に分割するステップ(S1111)と、
    各領域のヒストグラムに従って、前記領域が前記光源を有するターゲット領域であるかどうかを判定するステップ(S1112)と、
    前記領域が前記光源を有する前記ターゲット領域である場合に、互いに隣接する少なくとも2つのターゲット領域が存在するかどうかを判定するステップ(S1113)と、
    互いに隣接する前記少なくとも2つのターゲット領域が存在する場合に、前記少なくとも2つのターゲット領域に含まれる少なくとも2つの光源を前記複数の光源のうちの1つに継ぎ合わせるステップ(S1114)と、
    互いに隣接する前記少なくとも2つのターゲット領域が存在しない場合に、前記ターゲット領域に含まれる前記光源を前記複数の光源のうちの1つとして決定するステップ(S1115)と、
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ヒストグラムは、
    横軸にピクセル値を、縦軸にピクセル数を示すヒストグラムと、
    横軸にピクセル数を、縦軸にピクセル値を示すヒストグラムと、
    横軸にピクセル数の比を、縦軸にピクセル値を示すヒストグラムと、
    横軸にピクセル値を、縦軸にピクセル数の比を示すヒストグラムと、
    を含むグループから選択される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記領域の前記ヒストグラムに従って、前記領域が前記光源を有する前記ターゲット領域であるかどうかを判定するステップ(S1112)は、
    各ピクセル値が所定の値より大きいピクセル数の比が所定の比を超えているかどうかを判定するステップと、
    前記ピクセル値が前記所定の値よりも大きい前記ピクセルの数の前記比が前記所定の比を超えた場合に、前記領域の前記ヒストグラムに従って、前記領域が前記光源を有する前記ターゲット領域であると判定するステップと、
    前記ピクセル値が前記所定の値よりも大きい前記ピクセルの数の前記比が前記所定の比を超えていない場合に、前記領域の前記ヒストグラムに従って、前記領域が前記光源を有する前記ターゲット領域ではないと判定するステップと、
    を含む、請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記主光源を決定するために、前記複数の光源の前記所定のパラメータを比較するステップ(S112)は、
    前記複数の光源のシナリオパラメータ、面積および輝度パラメータのいずれか1つに従って前記主光源を決定するステップ(S1121)を含み、前記シナリオパラメータは、
    前記フレーム画像を取り込むための時間およびGPSの信号強度を含み、前記輝度パラメーは、前記複数の光源の輝度および前記フレーム画像の平均輝度を含む、請求項2から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記複数の光源の面積に従って前記主光源を決定するステップ(S1121)は、
    最大面積を有する光源を前記主光源として決定するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記複数の光源の輝度および前記フレーム画像の平均輝度に従って前記主光源を決定する(S1121)ステップは、
    所定の輝度よりも大きく、かつ前記フレーム画像の平均輝度と一致する輝度を有する光源を前記主光源として決定するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  9. 前記主光源の色温度を決定するために、前記主光源の前記色を決定するステップ(S113)は、
    前記主光源の中心から半径方向に沿った輝度分布に従って、第1の領域および第2の領域を決定するステップ(S1131)であって、前記第1の領域は、前記主光源の中心から半径方向に沿った第1の輝度範囲内の輝度を有するピクセルによって規定される領域を指し、前記第2の領域は、前記主光源の中心から半径方向に沿った第2の輝度範囲内の輝度を有するピクセルによって規定される領域を指し、前記第2の輝度範囲の上限は、前記第1の輝度範囲の下限以下である、ステップ(S1131)と、
    前記主光源の前記色を決定するために、前記第1の領域の原色チャネルの平均ピクセル値から前記第2の領域の原色チャネルの平均ピクセル値を減算するステップ(S1132)と、
    前記主光源の前記色に従って前記主光源の色温度を決定するステップ(S1133)と、
    を含む、請求項2から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記原色温度の前記変化が前記所定のしきい値以上である場合に、前記第2のフレーム画像の前記主光源の前記色温度に従って前記第2のフレーム画像に対して前記ホワイトバランス処理を実行するステップ(S14)をさらに含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記原色温度の前記変化が前記所定のしきい値以上である場合に、ノード色温度の変化が前記所定のしきい値以上であるかどうかを判定するステップ(S15)であって、前記ノード色温度の前記変化は、第3のフレーム画像の前記主光源の色温度と前記第1のフレーム画像の前記主光源の色温度との差を指し、前記第3のフレーム画像は、前記第1のフレーム画像に隣接しておらず、かつ前記複数の連続するフレーム画像からのものである、ステップ(S15)と、
    前記ノード色温度の前記変化が前記所定のしきい値未満である場合に、前記第1のフレーム画像の前記主光源の色温度に従って前記第3のフレーム画像に対して前記ホワイトバランス処理を実行するステップ(S16)と、
    前記ノード色温度の前記変化が前記所定のしきい値以上である場合に、前記第3のフレーム画像の前記主光源の色温度に従って前記第3のフレーム画像に対して前記ホワイトバランス処理を実行するステップ(S17)と、
    をさらに含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記ホワイトバランス処理がされた前記フレーム画像に対してユーザにより行われた操作の支援により、前記主光源を決定するステップ(S18)をさらに含む、請求項2から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記操作は、編集、保存、および削除のうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 電子デバイス(20)であって、
    1つまたは複数のプロセッサ(21)と、
    メモリ(22)と、
    前記メモリ(22)に格納され、前記1つまたは複数のプロセッサ(21)により実行可能に構成された1つまたは複数のプログラムと、
    を含み、前記1つまたは複数のプログラムは命令を含み、前記命令が実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサは、請求項1から13のいずれか一項に記載のホワイトバランス処理方法を実行するように構成される、電子デバイス(20)。
  15. 非一時的なコンピュータ可読記憶媒体(30)であって、電子デバイス(20)と協働するコンピュータプログラムを含み、
    前記コンピュータプログラムは、請求項1から13のいずれか一項に記載のホワイトバランス処理方法を実行するために前記電子デバイス(20)のプロセッサ(21)によって実行される、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体(30)。
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