JP6887964B2 - 情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents
情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法 Download PDFInfo
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Description
れているルートファイルシステムの全体を主記憶装置(RAM(Random Access Memory)等)にロードして、ロードされた主記憶装置のルートファイルシステムをベースとして情報処理装置(オペレーティングシステム)を高速かつ安全に動作させるようにしていることがある。
(バス)が並列構成になっていること等が前提となる。
図1は第1実施形態として示す情報処理装置10のハードウェア構成である。情報処理装置10には、例えば、組み込みシステムに用いられるマイコンボード、制御系システムに用いられる操作端末やサーバ装置等である。情報処理装置10は、オペレーティングシステム及びファイルシステムの機能を有し、これらをベースとして情報処理装置10では様々なアプリケーションソフトウェアが動作する。本実施形態では、オペレーティングシステムがLINUX(登録商標)である場合を例として説明するが、オペレーティングシステムやファイルシステムの種類は必ずしも限定されない。ファイルシステムは、例えば、ext2、ext3、ext4、vfat、fat16、cramfs、minix、xfs、btrfs、zfs等である。
ムやデータ(以下、「実行データ」と称する。)を読み出して実行することにより、情報処理装置10の様々な機能が実現される。実行データは、例えば、実行モジュール(機械語で記述されたデータ、ソースコード(インタプリタ系の場合)等)、実行モジュールとともに用いられるライブラリ、実行モジュールやライブラリとともに用いられるデータ等である。
性の記憶素子(不揮発性メモリ(Non-volatile memory)、マスクROM(Mask Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)等)を用いて構成される記憶領域(以下、「ROM領域」と称する。)と、を含む。上記のRAM領域には、例えば、補助記憶装置13が記憶している実行データがロードされる。また上記のROM領域には、例えば、POST(Power-On Self Test)やBIOS(Basic Input/Output System)が記憶される。
ブ(Hard Disk Drive)、光学式記憶装置(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等)等である。
憶されているルートファイルシステムの全体を主記憶装置(RAM(Random Access Memo
ry)等)にロードし、ロードされた主記憶装置のルートファイルシステムをベースとして情報処理装置(オペレーティングシステム)を高速に動作させるようにしていることがある。まず前提となるこの動作方法(以下、「主記憶装置ベース動作方式」と称する。)について説明する。
に示す方法(以下、「アクセス履歴参照方式」と称する。)で動作させることにより、情報処理装置10が起動されてから実行データが起動されるまでの時間の短縮化を図っている。以下、アクセス履歴参照方式について説明する。
一方、「通常モード」は、情報処理装置10が、起動時にアクセス履歴で特定される実行データを補助記憶装置13から主記憶装置12にロードし、主記憶装置12にロードされた実行データを順次起動する動作モードである。情報処理装置10が「初期設定モード」で動作すると判定した場合(S415:初期設定モード)、処理はS416に進む。情報処理装置10が「通常モード」で動作すると判定した場合(S415:通常モード)、処理は図5のS511に進む。
ム24の実行データにアクセス可能な状態にする。
て取得することができる。
ファイル名が設定される。
来していないと判定した場合(S419:NO)、処理はS418に戻る。
M領域122にルートファイルシステムを生成する(S511)。
以上に示した第1実施形態では、実行データ毎に補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122にロードしている。そのため、実行データの数が膨大であるときは起動時間が遅くなる可能性がある。そこで第2実施形態では、過去の情報処理装置10の稼働中におけるルートファイルシステムの状態をイメージファイル(image file)(イメージデータ)化して補助記憶装置13の記憶領域131に記憶しておき(イメージデータ生成部)、起動時にイメージファイルを主記憶装置12のRAM領域122に展開する(ロード制御部)ようにする。即ち、イメージファイルの展開に要する時間は短く、また実行データ毎にロードする場合に比べてI/Oの発生回数が少ないため、実行データの起動が開始されるまでの時間を短縮することができる。尚、イメージファイルの一例として、I
SO9660(ISO:International Organization for Standardization)に規定される形式のイメージファイルがある。
Cカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
Claims (9)
- プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置であって、
前記補助記憶装置は、当該情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データを複数記憶し、
前記実行データのうち当該情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた前記実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶する、アクセス履歴記憶部、
当該情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする、ロード制御部、及び、
前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動する、実行データ開始部、
を備え、
前記アクセス履歴は、前記実行データがアクセスされた日時を示す情報を含み、
前記ロード制御部は、前記アクセス履歴で特定される前記実行データのうち、アクセス日時の早い前記実行データを優先して前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする、
情報処理装置。 - プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置であって、
前記補助記憶装置は、当該情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データを複数記憶し、
前記実行データのうち当該情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた前記実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶する、アクセス履歴記憶部、
当該情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする、ロード制御部、及び、
前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動する、実行データ開始部、
を備え、
前記ロード制御部は、前記アクセス履歴で特定される前記実行データの前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードが完了した後、前記アクセス履歴で特定されていない前記実行データの、前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードを開始する、
情報処理装置。 - プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置であって、
前記補助記憶装置は、当該情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データを複数記憶し、
前記実行データのうち当該情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた前記実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶する、アクセス履歴記憶部、
当該情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする、ロード制御部、及び、
前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動する、実行データ開始部、
を備え、
オペレーティングシステムが機能し、
前記所定期間は、前記オペレーティングシステムの起動から終了までの期間である、
情報処理装置。 - プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置であって、
前記補助記憶装置は、当該情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データを複数記憶し、
前記実行データのうち当該情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた前記実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶する、アクセス履歴記憶部、
当該情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする、ロード制御部、及び、
前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動する、実行データ開始部、
を備え、
オペレーティングシステム及びファイルシステムが機能し、
前記実行データは前記補助記憶装置にファイルとして記憶されており、
前記ロード制御部が、前記アクセス履歴で特定される前記実行データの前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードが完了した状態におけるルートファイルシステムのイメージデータを生成して前記補助記憶装置に記憶する、イメージデータ生成部を更に備え、
前記ロード制御部は、当該情報処理装置の起動に際し、前記補助記憶装置から前記イメージデータを読み出して前記主記憶装置に展開する、
情報処理装置。 - 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
オペレーティングシステムが機能し、
前記所定期間は、前記オペレーティングシステムの起動から終了までの期間である、
情報処理装置。 - 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
前記実行データは、実行モジュール、前記実行モジュールとともに用いられるライブラリ、及び、前記実行モジュール又は前記ライブラリとともに用いられるデータ、のうちの少なくともいずれかを含む、
情報処理装置。 - プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置が、
前記情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データのうち前記情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶するステップ、
前記情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードするステップ、
前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動するステップ、
を実行し、
前記アクセス履歴は、前記実行データがアクセスされた日時を示す情報を含み、
前記情報処理装置が、前記アクセス履歴で特定される前記実行データのうち、アクセス日時の早い前記実行データを優先して前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードするステップを更に実行する、
情報処理装置の制御方法。 - プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置が、
前記情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データのうち前記情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶するステップ、
前記情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードするステップ、
前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動するステップ、
前記アクセス履歴で特定される前記実行データの前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードが完了した後、前記アクセス履歴で特定されていない前記実行データの、前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードを開始するステップ、
を更に実行する、情報処理装置の制御方法。 - プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置が、
前記情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データのうち前記情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶するステップ、
前記情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードするステップ、
前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動するステップ、
を実行し、
前記情報処理装置は、オペレーティングシステム及びファイルシステムの機能を備え、
前記実行データは、前記補助記憶装置にファイルとして記憶されており、
前記情報処理装置が、
前記アクセス履歴で特定される前記実行データの前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードが完了した状態におけるルートファイルシステムのイメージデータを生成して前記補助記憶装置に記憶するステップ、及び、
前記情報処理装置の起動に際し、前記補助記憶装置から前記イメージデータを読み出して前記主記憶装置に展開するステップ、
を更に実行する、情報処理装置の制御方法。
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JP2018023712A JP6887964B2 (ja) | 2018-02-14 | 2018-02-14 | 情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法 |
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JP2018023712A JP6887964B2 (ja) | 2018-02-14 | 2018-02-14 | 情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法 |
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JP2019139612A JP2019139612A (ja) | 2019-08-22 |
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