JP6887964B2 - 情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法に関する。
特許文献1には、「主記憶装置上の実行時メモリイメージを、OSや各AP、あるいはAP群単位に分割して補助記憶装置に格納しておき、起動する際には、分割された各実行時メモリイメージを並行して主記憶装置上に転送するよう構成する。また、メモリイメージを用いた起動処理と、メモリイメージを用いない起動処理とを各プログラムに応じて選択可能とするよう構成する。さらに、メモリイメージを主記憶装置へ転送することによる起動処理と、主記憶装置への転送を行うことなく補助記憶装置上で実行することによる起動処理とを各プログラムに応じて選択可能とするよう構成する。」と記載されている。
特開2007−065753号公報
組み込みシステムに用いられるマイコンボードや、制御系システムに用いられる操作端末やサーバ装置等の情報処理装置には、高い起動性能や応答性能が求められるとともに、振動や衝撃に対する高い信頼性が求められる。そこでこうした情報処理装置においては、起動時に、補助記憶装置(SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等)に記憶さ
れているルートファイルシステムの全体を主記憶装置(RAM(Random Access Memory)等)にロードして、ロードされた主記憶装置のルートファイルシステムをベースとして情報処理装置(オペレーティングシステム)を高速かつ安全に動作させるようにしていることがある。
しかし情報処理装置の中には起動性能に対する要請の厳しいものがあり、こうした情報処理装置については起動時に行われる補助記憶装置から主記憶装置へのルートファイルシステムのロードに要する時間を如何に短縮するかが課題となる。またこうした情報処理装置については、起動性能の向上に際して個々の情報処理装置の特性を考慮する必要もある。
特許文献1では、OSや各AP、あるいはAP群単位に分割して補助記憶装置に格納された主記憶装置上の実行時メモリイメージを並行して主記憶装置上に転送するようにしている。しかし同構成によって起動性能についての所期の効果を得るためには、RAM、ROM(Read Only Memory)、DMA(Dynamic Memory Access)等の素子間を結ぶ通信線
(バス)が並列構成になっていること等が前提となる。
本発明はこうした背景に鑑みてなされたもので、起動性能に優れた情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明のうちの一つは、プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置であって、前記補助記憶装置は、当該情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データを複数記憶し、前記実行データのうち当該情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた前記実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶する、アクセス履歴記憶部、当該情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする、ロード制御部、及び、前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動する、実行データ開始部、を備え、前記アクセス履歴は、前記実行データがアクセスされた日時を示す情報を含み、前記ロード制御部は、前記アクセス履歴で特定される前記実行データのうち、アクセス日時の早い前記実行データを優先して前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、情報処理装置の起動性能を向上することができる。
実施形態の情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 主記憶装置ベース動作方式を説明する図である。 ルートファイルシステムの一例(ディレクトリツリー)である。 情報処理装置の動作(アクセス履歴参照方式)を説明するフローチャートである。 情報処理装置の動作(アクセス履歴参照方式)を説明するフローチャートである。 ログ情報の一例である。 アクセス履歴の一例である。 アクセス無しリストの一例である。 「初期設定モード」の動作を説明する図である。 「初期設定モード」の動作を主記憶装置ベース動作方式で実現した場合を説明する図である。 第1実施形態の「通常モード」の動作を説明する図である。 第2実施形態の「通常モード」の動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態の「通常モード」の動作を説明する図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。尚、以下の説明において、同一又は類似する部分に共通の符号を付して重複した説明を省略することがある。
[第1実施形態]
図1は第1実施形態として示す情報処理装置10のハードウェア構成である。情報処理装置10には、例えば、組み込みシステムに用いられるマイコンボード、制御系システムに用いられる操作端末やサーバ装置等である。情報処理装置10は、オペレーティングシステム及びファイルシステムの機能を有し、これらをベースとして情報処理装置10では様々なアプリケーションソフトウェアが動作する。本実施形態では、オペレーティングシステムがLINUX(登録商標)である場合を例として説明するが、オペレーティングシステムやファイルシステムの種類は必ずしも限定されない。ファイルシステムは、例えば、ext2、ext3、ext4、vfat、fat16、cramfs、minix、xfs、btrfs、zfs等である。
図1に示すように、情報処理装置10は、プロセッサ11、主記憶装置12、補助記憶装置13、入力装置14、出力装置15、及び通信装置16を備える。これらは図示しないバス等の通信手段を介して互いに通信可能に接続されている。
プロセッサ11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等である。プロセッサ11が、主記憶装置12に記憶されているプログラ
ムやデータ(以下、「実行データ」と称する。)を読み出して実行することにより、情報処理装置10の様々な機能が実現される。実行データは、例えば、実行モジュール(機械語で記述されたデータ、ソースコード(インタプリタ系の場合)等)、実行モジュールとともに用いられるライブラリ、実行モジュールやライブラリとともに用いられるデータ等である。
主記憶装置12は、高速動作が可能であり、かつ、信頼性の高い揮発性の記憶素子(例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory))を用いて構成される記憶領域(以下、「RAM領域」と称する。)と、不揮発
性の記憶素子(不揮発性メモリ(Non-volatile memory)、マスクROM(Mask Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)等)を用いて構成される記憶領域(以下、「ROM領域」と称する。)と、を含む。上記のRAM領域には、例えば、補助記憶装置13が記憶している実行データがロードされる。また上記のROM領域には、例えば、POST(Power-On Self Test)やBIOS(Basic Input/Output System)が記憶される。
補助記憶装置13は、不揮発性の記憶領域131を提供する装置であり、例えば、フラッシュメモリ(Flash Memory)、SSD(Solid State Drive)、ハードディスクドライ
ブ(Hard Disk Drive)、光学式記憶装置(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等)等である。
入力装置14は、外部から入力を受け付けるインタフェース(ユーザインタフェースを含む)であり、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、カードリーダ、マイクロフォン、アンプ等である。情報処理装置10は、通信装置16を介して外部の装置から情報の入力を受け付けてもよい。補助記憶装置13に記憶される実行データや、主記憶装置12のROM領域に格納されるプログラム又はデータ(POST、BIOS、ブートローダ、カーネル等)は、例えば、記録媒体(フラッシュメモリ、光学式記録媒体等)に記録されて提供され、入力装置14(カードリーダ等)を介して情報処理装置10に取り込まれる。
出力装置15は、各種の情報を外部に出力するインタフェース(ユーザインタフェースを含む)であり、例えば、画像表示装置(液晶モニタ、LCD(Liquid Crystal Display)、グラフィックカード等)、印字装置等)である。情報処理装置10は、通信装置16を介して外部の装置に情報を出力してもよい。例えば、情報処理装置10において取り扱われる各種のデータ(入力データ、中間データ、出力データ)は、情報処理装置10において機能するユーザインタフェースを介して出力装置15に出力(表示)させることができる。
通信装置16は、有線方式又は無線方式の通信インタフェースであり、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信手段を介した他の装置との間の通信を実現する。通信装置16の例として、NIC(Network Interface Card)、各種無線通信モジュール、USB(Universal Serial Interface)モジュール、シリアル通信モジュール、モデム等がある。補助記憶装置13に記憶される実行データや、主記憶装置12のROM領域に格納されるプログラム又はデータ(POST、BIOS、ブートローダ、カーネル等)は、例えば、通信装置16を介して情報処理装置10に取り込まれる。
ところで、組み込みシステムに用いられるマイコンボード、制御系システムに用いられる操作端末やサーバ装置等の情報処理装置には、高い起動性能や応答性能が求められるとともに振動や衝撃に対する高い信頼性が求められる。そこでこうした情報処理装置においては、起動時に補助記憶装置(SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等)に記
憶されているルートファイルシステムの全体を主記憶装置(RAM(Random Access Memo
ry)等)にロードし、ロードされた主記憶装置のルートファイルシステムをベースとして情報処理装置(オペレーティングシステム)を高速に動作させるようにしていることがある。まず前提となるこの動作方法(以下、「主記憶装置ベース動作方式」と称する。)について説明する。
図2は主記憶装置ベース動作方式を説明する図である。同図に示すように、主記憶装置12のROM領域121には、POST20とBIOS21が記憶されている。POST20は、情報処理装置10のハードウェアテストの機能を実現するためのプログラムを含む。BIOS21は、補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122にブートローダ22をロードして実行する機能を実現するためのプログラムを含む。
一方、補助記憶装置13の記憶領域131には、ブートローダ22(bootloader)、カーネル23(kernel)、及びルートファイルシステム24(「rootfs」等)が記憶されている。ブートローダ22は、補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122にカーネル23をロードして実行する機能を実現するためのプログラムを含む。カーネル23は、補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122にルートファイルシステム24をロードする機能とオペレーティングシステムの機能とを実現するためのプログラムを含む。
図3にルートファイルシステム24の一例(ディレクトリツリー)を示す。同図に示すように、ルートファイルシステム24は、情報処理装置10の各種の機能を実現するためのプログラム241、プログラム241の実行時に参照されるライブラリ242、及びプログラム241やライブラリ252が利用する各種のデータ243を含む。
図2に戻り、情報処理装置10の起動時の基本的な動作について説明する。同図に示すように、情報処理装置10は、起動(電源投入、再起動(リセット)等)すると、まずPOST20を実行する(S210)。
続いて情報処理装置10は、BIOS21を実行し(S211)、それにより補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122にブートローダ22がロードされる(S212)。
続いて情報処理装置10は、RAM領域122にロードされたブートローダ22を実行し(S213)、それにより補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122にカーネル23がロードされる(S214)。
続いて情報処理装置10は、RAM領域122にロードされたカーネル23を起動し(S215)、それにより補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122にルートファイルシステム24の全ての実行データがロードされる(S216)。
RAM領域122にルートファイルシステム24の全ての実行データがロードされた後、情報処理装置10(カーネル23の実行によって実現されるオペレーティングシステム)は、RAM領域122にロードされた実行データを順次起動する(S217)。これにより情報処理装置10の各種の機能(サービス)の提供が開始される。
ところで、以上の主記憶装置ベース動作方式では、情報処理装置10の起動時に補助記憶装置13の記憶領域131に記憶されているルートファイルシステム24の全ての実行データがRAM領域122にロードされ、当該ロードが完了した後に実行データの起動が開始される。そのため、実行データが起動されるまでに時間を要し、情報処理装置10の起動性能の向上を阻む要因となる。そこで本実施形態においては、情報処理装置10を次
に示す方法(以下、「アクセス履歴参照方式」と称する。)で動作させることにより、情報処理装置10が起動されてから実行データが起動されるまでの時間の短縮化を図っている。以下、アクセス履歴参照方式について説明する。
アクセス履歴参照方式では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、ルートファイルシステム24に含まれている実行データのうち、情報処理装置10の起動後の所定期間内にアクセスされた実行データを特定する情報であるアクセス履歴を取得し、これを補助記憶装置13の記憶領域131に記憶しておく(アクセス履歴記憶部)。そして情報処理装置10は、起動時に、アクセス履歴から特定される実行データを補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122にロードし(ロード制御部)、ロードされた実行データを順次起動する。
尚、上記の所定期間は、例えば、オペレーティングシステムの起動(機能(サービス)の提供を開始した時点)から終了(機能(サービス)の提供を停止した時点)までの期間や、ユーザが予め設定した期間である。
また上記のアクセス履歴は、実行データがアクセスされた日時を示す情報を含んでおり、情報処理装置10は、例えば、アクセス履歴で特定される実行データのうち、アクセス日時の早い実行データを優先して補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122にロードする。これにより、例えば、早期に起動する必要性の高い実行データを情報処理装置10の起動後早期に起動することができる。
また情報処理装置10は、アクセス履歴で特定される実行データの補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122へのロードが完了した後、アクセス履歴で特定されていない実行データの、補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122へのロードを開始する。これにより事後的にアクセス履歴で特定されていない実行データを実行する必要が生じた場合は迅速に実行データを起動することができる。
このように、アクセス履歴参照方式では、情報処理装置10の起動時に、予め補助記憶装置13の記憶領域131に記憶しておいたアクセス履歴から特定される、過去に実際にアクセスされた実行データが主記憶装置12にロードされるので、情報処理装置10の起動時に必要となる実行データを迅速に主記憶装置12のRAM領域122にロードすることができ、情報処理装置10の起動時間を短縮することができる。
図4及び図5は、アクセス履歴参照方式で動作させた場合における情報処理装置10の動作を説明するフローチャートである。以下、これらの図とともにアクセス履歴参照方式で動作させた場合の情報処理装置10の動作について詳述する。尚、オペレーティングシステムがLINUX(登録商標)である場合、図4及び図5に示す制御は、例えば、「init」プロセスや「inittab」を編集もしくは設定することにより実現することができる。
情報処理装置10は、起動(電源投入、再起動(リセット)等)されると、前述した主記憶装置ベース動作方式の場合と同様、まずPOST20及びBIOS21を順次実行し(S411,S412)、続いて、ブートローダ22を実行して(S413)、カーネル23を起動する(S414)。
続いて情報処理装置10(カーネル23)は、「初期設定モード」と「通常モード」のうちいずれの動作モードで動作するかを判定(決定)する(S415)。上記動作モードのうち「初期設定モード」は、「通常モード」で動作するための準備を行うための動作モードである。「初期設定モード」では、情報処理装置10は、ログ情報に基づきアクセス履歴を取得し、取得したアクセス履歴を補助記憶装置13の記憶領域131に記憶する。
一方、「通常モード」は、情報処理装置10が、起動時にアクセス履歴で特定される実行データを補助記憶装置13から主記憶装置12にロードし、主記憶装置12にロードされた実行データを順次起動する動作モードである。情報処理装置10が「初期設定モード」で動作すると判定した場合(S415:初期設定モード)、処理はS416に進む。情報処理装置10が「通常モード」で動作すると判定した場合(S415:通常モード)、処理は図5のS511に進む。
尚、情報処理装置10は、上記の判定を、例えば、アクセス履歴が補助記憶装置13に存在するか否かを調べることにより行い、アクセス履歴が補助記憶装置13に存在しなければ「初期設定モード」で動作すると判定し、アクセス履歴が補助記憶装置13に存在すれば「通常モード」で動作すると判定する。また補助記憶装置13に動作モードを指定する情報(以下、「動作モード指定情報」と称する。)を記憶しておき、情報処理装置10が「動作モード指定情報」に基づき上記判定を行うようにしてもよい。この場合、「動作モード指定情報」の設定は、ユーザインタフェースを介して人が行ってもよいし、情報処理装置10(例えばカーネル23)が自動的に行うようにしてもよい。後者の場合、情報処理装置10は、例えば、「初期設定モード」で動作した際に「動作モード指定情報」を「通常モード」に変更する。尚、上記の判定はブートローダ22が行ってもよく、判定の結果に応じてブートローダ22がカーネル23の動作を制御する構成としてもよい。
図9は、図4のS416以降の「初期設定モード」における情報処理装置10の動作の概略を説明する図である。以下では図4とともに適宜図9も参照して説明する。
図4のS416では、情報処理装置10(カーネル23)は、補助記憶装置13の記憶領域131に記憶されているルートファイルシステム24(LINUX(登録商標)では例えば「rootfs」)をマウント(mount)し、補助記憶装置13のルートファイルシステ
ム24の実行データにアクセス可能な状態にする。
S417では、情報処理装置10は、アクセス履歴700の生成に際して用いるログ情報600の取得を開始する。オペレーティングシステムがLINUX(登録商標)である場合、ログ情報600は、例えば、「ftrace」等のトレース機構や「Audit」等を利用し
て取得することができる。
図6にログ情報600の一例を示す。同図に示すように、ログ情報600は、アクセス日時611、パス名612、及びファイル名613の各項目を有する複数のレコードで構成される。アクセス日時611には、実行データがアクセスされた(もしくは起動された)日時が設定される。パス名612には、実行データが記憶されている位置(所在)を示す情報であるパス名(path name)が設定される。ファイル名613には、実行データの
ファイル名が設定される。
図4に戻り、S418では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、ルートファイルシステム24の実行データを補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122に順次ロードし、ロードした実行データを順次起動して各種機能(サービス)の提供を開始する。
S419では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、アクセス履歴を生成するタイミングが到来したか否かを判定する。アクセス履歴を生成するタイミングは、例えば、オペレーティングシステムが終了する際や予め設定されたログ情報の取得期間が終了した際、もしくはユーザが予め設定した日時が到来した際に到来する。情報処理装置10がアクセス履歴を生成するタイミングが到来したと判定した場合(S419:YES)、処理はS420に進む。情報処理装置10がアクセス履歴を生成するタイミングが到
来していないと判定した場合(S419:NO)、処理はS418に戻る。
S420では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、ログ情報600をアクセス日時611の早いものから順にソートするとともに、ログ情報600の内容(ファイル名)の重複を排除してアクセス履歴を生成し、生成したアクセス履歴を(例えば、ファイル形式で)補助記憶装置13に記憶する。尚、ログ情報の取得期間内に同じ実行データが複数回起動されている場合、ログ情報600に同じ実行データのアクセス履歴700が重複することになるので、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は上記のように重複を排除して同じ実行データのアクセス履歴700が単一になるようにする。
図7にアクセス履歴700の一例を示す。同図に示すように、アクセス履歴700は、アクセス順711、パス名712、及びファイル名713の各項目を有する複数のレコードで構成される。アクセス順711には、アクセスの早いものから順に付与したシーケンス番号が設定される。パス名712には、実行データが記憶されているパスのパス名が設定される。ファイル名713には、実行データのファイル名が設定される。
S421では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、ログ情報の取得期間内にアクセスの無かった実行データのリストであるアクセス無しリスト800を生成し、生成したアクセス無しリスト800を(例えば、ファイル形式で)補助記憶装置13の記憶領域131に記憶する。尚、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、例えば、ルートファイルシステム24に記憶されている実行データのリストと、アクセス履歴に含まれている実行データのリストとを比較対照することによりアクセス無しリスト800を生成する。
図8にアクセス無しリスト800の一例を示す。同図に示すように、アクセス無しリスト800は、パス名811、及びファイル名812の各項目を有する一つ以上のレコードで構成される。パス名811には、アクセスの無かった実行データが記憶されているパスのパス名が設定される。ファイル名812には、アクセスの無かった実行データのファイル名が設定される。
尚、以上の「初期設定モード」においては、情報処理装置10(オペレーティングシステム)が、ルートファイルシステム24の実行データを主記憶装置12のRAM領域122に逐次ロードする方法で「初期設定モード」の動作を実現しているが、「初期設定モード」を、例えば、前述した主記憶装置ベース動作方式で実現してもよい。
図10は「初期設定モード」の動作を主記憶装置ベース動作方式で実現した場合を説明する図である。同図に示すように、この場合、S416において、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、補助記憶装置13のルートファイルシステム24を単にマウントするのではなく、補助記憶装置13のルートファイルシステム24を主記憶装置12にロードする。またS418では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、S416にて主記憶装置12に記憶された実行データを順次起動する。このように「初期設定モード」を主記憶装置ベース動作方式で実現することで、補助記憶装置13へのアクセスが殆ど発生しなくなり、情報処理装置10の起動性能や応答性能を向上することができる。
続いて、図5及び図11とともに情報処理装置10の「通常モード」での動作について説明する。尚、図11は、「通常モード」における情報処理装置10の動作の概略を説明する図である。
図5に示すように、まず情報処理装置10(カーネル23)が、主記憶装置12のRA
M領域122にルートファイルシステムを生成する(S511)。
続いて、情報処理装置10(カーネル23)が、補助記憶装置13のルートファイルシステム24から主記憶装置12のRAM領域122のルートファイルシステムに、アクセス履歴700に含まれている実行データをアクセス順711にロードする(S512)。
続いて、情報処理装置10(カーネル23)は、アクセス履歴700に含まれている全ての実行データのRAM領域122のルートファイルシステムへのロードが完了したか否かを判定する(S513)。情報処理装置10(カーネル23)が、アクセス履歴700に含まれている全ての実行データの上記ロードが完了したと判定すると(S513:YES)、処理はS514及びS515の双方に進む。
S514では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、実行データを順次起動して各種機能(サービス)の提供を開始する。尚、本実施形態では、このように全ての実行データのRAM領域122のルートファイルシステムへのロードが完了した後に実行データの起動を開始しているが、ロードが既に完了している実行データの起動を全ての実行データのロードが完了する前に開始するようにしてもよい。
S515では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、RAM領域122のルートファイルシステムへの、アクセス無しリスト800に含まれている実行データのロードを開始する。尚、S515の処理は、例えば、オペレーティングシステムの並列処理によってS514と並列して(例えばバックグラウンド処理で)実行される。
以上のように、情報処理装置10は、アクセス履歴700に含まれている実行データがロードされると実行データを順次起動して各種機能(サービス)の提供を開始するので、情報処理装置10が起動してから機能の提供が開始されるまでの時間を短縮することができる。また過去に実際にアクセスのあった実行データを起動時にロードするので、個々の情報処理装置の特性(アクセス状況)を考慮して起動性能を向上することができる。そのため、例えば、組み込みシステムに用いられるマイコンボードのように多様な目的で使用される個々の情報処理装置の特性に柔軟に適応して起動性能の向上を図ることができる。また情報処理装置10に特別なハードウェアを追加せずに起動性能を向上することができる。
また情報処理装置10は、アクセス履歴700に含まれている実行データのRAM領域122へのロードが完了した後、アクセス無しリスト800に含まれている実行データの補助記憶装置13からRAM領域122へのロードを開始するので、最終的には補助記憶装置13に記憶されている全ての実行データを主記憶装置12にロードすることができる。そのため、事後的にアクセス無しリスト800に含まれている実行データが実行される状況が生じた場合でもそのような実行データを迅速かつ安全に起動させることができる。
[第2実施形態]
以上に示した第1実施形態では、実行データ毎に補助記憶装置13から主記憶装置12のRAM領域122にロードしている。そのため、実行データの数が膨大であるときは起動時間が遅くなる可能性がある。そこで第2実施形態では、過去の情報処理装置10の稼働中におけるルートファイルシステムの状態をイメージファイル(image file)(イメージデータ)化して補助記憶装置13の記憶領域131に記憶しておき(イメージデータ生成部)、起動時にイメージファイルを主記憶装置12のRAM領域122に展開する(ロード制御部)ようにする。即ち、イメージファイルの展開に要する時間は短く、また実行データ毎にロードする場合に比べてI/Oの発生回数が少ないため、実行データの起動が開始されるまでの時間を短縮することができる。尚、イメージファイルの一例として、I
SO9660(ISO:International Organization for Standardization)に規定される形式のイメージファイルがある。
図12は、第2実施形態における情報処理装置10の「通常モード」での動作を説明するフローチャートである。また図13は、第2実施形態における情報処理装置10の「通常モード」での動作の概略を説明する図である。第1実施形態の場合と同様、第2実施形態の情報処理装置10も図4に示した起動時及び「初期設定モード」での動作(S411〜421)を行う。図12は、図4のS415において情報処理装置10が「通常モード」で動作すると判定した場合(S415:通常モード)に開始される(分岐先となる)。以下、図12及び図13とともに第2実施形態の情報処理装置10の「通常モード」での動作について説明する。尚、第2実施形態の情報処理装置10のハードウェア構成は第1実施形態の情報処理装置10のハードウェア構成と同様であるので説明を省略する。
図12のS1211では、まず情報処理装置10(カーネル23)が、主記憶装置12のRAM領域122にルートファイルシステムを生成する。
S1212では、情報処理装置10(カーネル23)は、補助記憶装置13にアクセスし、補助記憶装置13の記憶領域131にイメージファイルが記憶されているか否かを判定する。情報処理装置10が補助記憶装置13の記憶領域131にイメージファイルが記憶されていると判定した場合(S1212:YES)、処理はS1213に進む。情報処理装置10が補助記憶装置13の記憶領域131にイメージファイルが記憶されていないと判定した場合(S1212:NO)、処理はS1221に進む。尚、補助記憶装置13の記憶領域131にイメージファイルが記憶されているか否かの判定は、イメージファイルが記憶されているか否かを示すフラグを補助記憶装置13の記憶領域131や主記憶装置12のROM領域121に記憶しておき、当該フラグの内容を参照することにより行うようにしてもよい。
S1213では、情報処理装置10(カーネル23)は、補助記憶装置13からイメージファイル900を読み出し、主記憶装置12のRAM領域122のルートファイルシステムに展開する。
S1214では、情報処理装置10(カーネル23)は、イメージファイル900のRAM領域122のルートファイルシステムへの展開が完了したか否かを判定する。情報処理装置10(カーネル23)が、イメージファイル900のRAM領域122のルートファイルシステムへの展開が完了したと判定すると(S1214:YES)、処理はS1215及びS1216に進む。
S1215では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、実行データを順次起動して各種機能(サービス)の提供を開始する。
S1216では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、RAM領域122のルートファイルシステムへの、アクセス無しリスト800に含まれている実行データのロードを開始する。尚、S1216の処理は、例えば、オペレーティングシステムの並列処理によってS1215と並列して(例えばバックグラウンド処理で)実行される。
一方、S1221では、情報処理装置10(カーネル23)が、第1実施形態の場合(図5のS512)と同様に、主記憶装置12のRAM領域122のルートファイルシステムに、アクセス履歴700に含まれている実行データをアクセス順711にロードする。その後、処理はS1222及びS1223の双方に進む。
S1222では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、実行データを順次起動して各種機能(サービス)の提供を開始する。
S1223では、情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、主記憶装置12のRAM領域122のルートファイルシステムのイメージファイルを生成し、生成したイメージファイルを補助記憶装置13に記憶する。
続いて情報処理装置10(オペレーティングシステム)は、補助記憶装置13のルートファイルシステム24の実行データと、主記憶装置12のRAM領域122のルートファイルシステムの実行データとを比較して、補助記憶装置13のルートファイルシステム24の実行データのうち主記憶装置12のRAM領域122のルートファイルシステムに存在しない実行データを特定し、特定した実行データを補助記憶装置13からRAM領域122のルートファイルシステムにロードする。
以上のように、第2実施形態では、過去の情報処理装置10の稼働中(サービス提供中)におけるルートファイルシステムの状態をイメージファイル(イメージデータ)化して補助記憶装置13の記憶領域131に記憶しておき、起動時(電源投入時、再起動(リセット)時等)にイメージファイルを主記憶装置12のRAM領域122に展開するので、実行データが起動されるまでの時間を更に短縮することができる。
以上、本発明について実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記の実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また上記実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることができる。
また上記の各構成、機能部、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また上記の各構成、機能等は、プロセッサが夫々の機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、またはI
Cカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また各図において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、必ずしも実装上の全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。例えば、実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また以上に説明した情報処理装置の各種機能部、各種処理部、各種データベースの配置形態は一例に過ぎない。各種機能部、各種処理部、各種データベースの配置形態は、各情報処理装置がハードウェアやソフトウェアの性能、処理効率、通信効率等の観点から最適な配置形態に変更し得る。
10 情報処理装置、11 プロセッサ、12 主記憶装置、121 ROM領域、122 RAM領域、13 補助記憶装置、131 記憶領域、20 POST、21 BIOS、22 ブートローダ、23 カーネル、24 ルートファイルシステム、241 プログラム、242 ライブラリ、243 データ、600 ログ情報、700 アクセス履歴、800アクセス無しリスト

Claims (9)

  1. プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置であって、
    前記補助記憶装置は、当該情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データを複数記憶し、
    前記実行データのうち当該情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた前記実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶する、アクセス履歴記憶部、
    当該情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする、ロード制御部、及び、
    前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動する、実行データ開始部、
    を備え
    前記アクセス履歴は、前記実行データがアクセスされた日時を示す情報を含み、
    前記ロード制御部は、前記アクセス履歴で特定される前記実行データのうち、アクセス日時の早い前記実行データを優先して前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする、
    情報処理装置。
  2. プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置であって、
    前記補助記憶装置は、当該情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データを複数記憶し、
    前記実行データのうち当該情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた前記実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶する、アクセス履歴記憶部、
    当該情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする、ロード制御部、及び、
    前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動する、実行データ開始部、
    を備え
    前記ロード制御部は、前記アクセス履歴で特定される前記実行データの前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードが完了した後、前記アクセス履歴で特定されていない前記実行データの、前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードを開始する、
    情報処理装置。
  3. プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置であって、
    前記補助記憶装置は、当該情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データを複数記憶し、
    前記実行データのうち当該情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた前記実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶する、アクセス履歴記憶部、
    当該情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする、ロード制御部、及び、
    前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動する、実行データ開始部、
    を備え
    オペレーティングシステムが機能し、
    前記所定期間は、前記オペレーティングシステムの起動から終了までの期間である、
    情報処理装置。
  4. プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置であって、
    前記補助記憶装置は、当該情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データを複数記憶し、
    前記実行データのうち当該情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた前記実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶する、アクセス履歴記憶部、
    当該情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードする、ロード制御部、及び、
    前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動する、実行データ開始部、
    を備え
    オペレーティングシステム及びファイルシステムが機能し、
    前記実行データは前記補助記憶装置にファイルとして記憶されており、
    前記ロード制御部が、前記アクセス履歴で特定される前記実行データの前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードが完了した状態におけるルートファイルシステムのイメージデータを生成して前記補助記憶装置に記憶する、イメージデータ生成部を更に備え、
    前記ロード制御部は、当該情報処理装置の起動に際し、前記補助記憶装置から前記イメージデータを読み出して前記主記憶装置に展開する、
    情報処理装置。
  5. 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
    オペレーティングシステムが機能し、
    前記所定期間は、前記オペレーティングシステムの起動から終了までの期間である、
    情報処理装置。
  6. 請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
    前記実行データは、実行モジュール、前記実行モジュールとともに用いられるライブラリ、及び、前記実行モジュール又は前記ライブラリとともに用いられるデータ、のうちの少なくともいずれかを含む、
    情報処理装置。
  7. プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データのうち前記情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶するステップ、
    前記情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードするステップ、
    前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動するステップ、
    を実行し
    前記アクセス履歴は、前記実行データがアクセスされた日時を示す情報を含み、
    前記情報処理装置が、前記アクセス履歴で特定される前記実行データのうち、アクセス日時の早い前記実行データを優先して前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードするステップを更に実行する
    情報処理装置の制御方法。
  8. プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データのうち前記情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶するステップ、
    前記情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードするステップ、
    前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動するステップ、
    前記アクセス履歴で特定される前記実行データの前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードが完了した後、前記アクセス履歴で特定されていない前記実行データの、前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードを開始するステップ、
    を更に実行する、情報処理装置の制御方法。
  9. プロセッサ、主記憶装置、及び補助記憶装置を備えて構成される情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置が、
    前記情報処理装置の機能を実現するためのプログラム又はデータである実行データのうち前記情報処理装置の起動後の所定期間内にアクセスされた実行データを特定する情報であるアクセス履歴を前記補助記憶装置に記憶するステップ、
    前記情報処理装置の起動時に、前記アクセス履歴から特定される前記実行データを前記補助記憶装置から前記主記憶装置にロードするステップ、
    前記主記憶装置にロードされた前記実行データを順次起動するステップ、
    を実行し
    前記情報処理装置は、オペレーティングシステム及びファイルシステムの機能を備え、
    前記実行データは、前記補助記憶装置にファイルとして記憶されており、
    前記情報処理装置が、
    前記アクセス履歴で特定される前記実行データの前記補助記憶装置から前記主記憶装置へのロードが完了した状態におけるルートファイルシステムのイメージデータを生成して前記補助記憶装置に記憶するステップ、及び、
    前記情報処理装置の起動に際し、前記補助記憶装置から前記イメージデータを読み出して前記主記憶装置に展開するステップ、
    を更に実行する、情報処理装置の制御方法。
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