JP6885264B2 - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムに関する。
クラウドサービスを構成するサーバ装置等で実行される仮想マシン(以下「VM」)をメンテナンスする際、いわゆるVMの毎回の作り直しを行うImmutable Infrastructureと呼ばれる方式が採用される。また、同一環境のVMを用意しておいて切替えを行うBlue/Green Deploymentと呼ばれる方式が採用される。ここで、「メンテナンス」とは、「VMを作成し直す」、「VMを削除する」等の保守作業を意味する。
特開2012−243157号公報 特開2014−142678号公報 特開2014−67402号公報
しかし、VMのメンテナンスの上記従来方式では、IP(Internet Protocol)アドレスやサーバリソースを潤沢に用意することが望ましく、リソースが限られている状況では利用に制限が生じる。
また、メンテナンス対象のVMを特別な考慮なく選択した場合、下記の場合に、選択されなかったVMでサービスを維持する時間も長くなってしまう。
・時間がかかる処理をしているVMを選択した場合
・選択しなかったVMの性能が著しく劣化している場合
・通常と傾向が異なり例えば非常に大きなリクエスト数が見込まれる場合
このため、結果的にユーザへのサービス保証値を守ることが難しくなったり、システムダウンを引き起こしたりする可能性がある。
そこで、本発明の1つの側面では、過去のモニタリング傾向からコンピュータのメンテナンスを開始する時間を決定する場合に、システムダウンを起こさないようにメンテナンスを行うコンピュータの順番を決定することを目的とする。
態様の一例では、複数のコンピュータのメンテナンスを制御するプロセッサを備える情報処理装置であって、前記複数のプロセッサは、前記コンピュータへのリクエストを記録し、過去のリクエスト傾向と、メンテナンスの実施時間とに基づいて、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータに対し前記メンテナンスを実施する時間帯を決定し、前記決定した時間帯まで待機し、前記待機の後、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータ毎に、前記コンピュータに割当て済みのリクエストから前記コンピュータのメンテナンス待機時間を決定し、前記決定されたメンテナンス待機時間に基づいて、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータについて前記メンテナンスを実行する順番を決定する。
過去のモニタリング傾向からコンピュータのメンテナンスを開始する時間を決定する場合に、システムダウンを起こさないようにメンテナンスを行うコンピュータの順番を決定することが可能となる。
情報処理装置の実施形態が適用されるクラウドシステムの例を示す図である。 情報処理装置のブロック図である。 メンテナンス制御処理の例を示すフローチャート(その1)である。 メンテナンス制御処理の例を示すフローチャート(その2)である。 実施形態の説明図である。 メンテナンス処理の詳細例を示すフローチャートである。 情報処理装置の実施形態を実現可能なコンピュータのハードウェアの一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、情報処理装置の実施形態が適用されるクラウドシステムの例を示す図である。クラウドシステム100は、1つ以上のサーバ装置(コンピュータ)104上で実行される#1から#NのN台(Nは1以上の整数)のVM102を含む。また、クラウドシステム100は、外部からのアクセスをN台のVM102のうちの何れかに振り分けるロードバランサ(以下「LB」)103を含む。更に、クラウドシステム100は、N台のVM102に対してメンテナンスを実施する情報処理装置101を含む。
図2は、図1の情報処理装置101の実施形態を示すブロック図である。情報処理装置101は、図1の複数台のVM102を制御するプロセッサ200を備える。
プロセッサ200は、図1の#1から#Nの夫々のVM102へのリクエストを記録する(S201)。
次に、プロセッサ200は、過去のリクエスト傾向と、メンテナンスの実施時間とに基づいて、各VM102に対しメンテナンスを実施する時間帯を決定する(S202)。
プロセッサ200は、上記決定した時間帯まで待機する(S203→S204→S203の繰返し)。ここで、「メンテナンス時間帯」とは、一日の中の時間帯のうち、図1のクラウドシステム100全体でリクエストの処理数が少なく、メンテナンスを実施するのに適した時間帯をいう。
プロセッサ200は、上記待機の後、メンテナンスの実施候補のVM102毎に、VM102のメンテナンス待機時間を決定する(S204→S205)。「メンテナンス待機時間」とは、メンテナンス対象のVM102について、現在の処理状況から、メンテナンス処理の開始指示が出されてからメンテナンスが開始できるまでに必要な待機時間をいう。プロセッサ200は、VM102のメンテナンス待機時間を例えば、VM102のリクエストの種別及び数とリクエスト処理性能や負荷から決まる処理速度とに基づいて決定する。メンテナンス対象のVM102について、メンテナンス処理の開始が指示された場合、そのVM102は図1のLB103によって切り離されるが、その時点で現在処理中のリクエストの実行が完了してから、メンテナンス処理が開始される。プロセッサ200は、メンテナンスの時間帯が到来したと判定された後、メンテナンス対象のVM102毎に、メンテナンス処理の開始が指示されてからメンテナンス処理が開始されるまでの時間であるメンテナンス待機時間を決定する。
プロセッサ200は、決定されたメンテナンスの時間帯にメンテナンスが実行される場合に、上記決定されたメンテナンス待機時間が短い順に、メンテナンスの実施候補のVM102についてメンテナンスを実行する順番を決定する(S206)。メンテナンス処理の開始が指示されてからメンテナンス処理が開始されるまでの時間であるメンテナンス待機時間が短いVM102からメンテナンス処理を開始したほうが、古いVM102が開放され新しいVM102に切り替わる時間が短く、全体への影響が少ない。そこで、本実施形態では、メンテナンス待機時間が短い順に、メンテナンス処理が実行されることになる。
上述の構成において、プロセッサ200は例えば、VM102に対してサービス保証上限値が設定されている場合には、そのサービス保証上限値を考慮してメンテナンスを実施する時間帯を決定する。より具体的には、プロセッサ200は例えば、現在のリクエスト傾向が過去のリクエスト傾向に沿っており、かつ現在のリクエストの数が過去のリクエスト傾向におけるリクエスト数に対して多い場合には、サービス保証上限値を考慮して警告を行って、VM102の管理者がメンテナンスの実行又は見送りを選択可能とする。上記管理者がメンテナンスを実行することを選択した場合には、プロセッサ200は例えば、決定した時間帯まで待機した後にメンテナンス処理を開始する。また、上記管理者がメンテナンスを実行しないことを選択した場合には、プロセッサ200は例えば、メンテナンスの実行を例えば翌日以降に見送る。
また、プロセッサ200は例えば、現在のリクエスト傾向が過去のリクエスト傾向に沿っており、かつ現在のリクエストの数が過去のリクエスト傾向におけるリクエスト数に対して少ない場合には、上記管理者がメンテナンスを直ちに実行するか否かを選択可能とする。上記管理者が、メンテナンスを直ちに実行することを選択した場合には、プロセッサ200は例えば、前述した待機をせずにメンテナンス処理を開始する。また、上記管理者がメンテナンスを直ちには実行しないことを選択した場合には、プロセッサ200は例えば、決定した時間帯まで待機した後にメンテナンス処理を開始させる。
更に、プロセッサ200は例えば、現在のリクエスト傾向が過去のリクエスト傾向に沿っており、かつ現在のリクエストの数が過去のリクエスト傾向におけるリクエスト数に対して平均的である場合には、決定した時間帯まで待機した後にメンテナンス処理を開始する。
一方、プロセッサ200は例えば、現在のリクエスト傾向が過去のリクエスト傾向に沿っていない特異傾向にある場合には、警告を行って上記管理者がメンテナンスの実行又は見送りを選択可能とする。上記管理者がメンテナンスを実行する選択を行った場合には、プロセッサ200は例えば、上記待機をせずにメンテナンス処理を開始する。また、上記管理者がメンテナンスを実行しないことを選択した場合には、プロセッサ200は例えば、メンテナンスの実行を例えば翌日以降に見送る。
以上の情報処理装置101によるメンテナンス制御の動作により、本実施形態では、メンテナンスの実行に先立って常時、プロセッサ200が、過去のリクエスト傾向と、メンテナンスの実施時間とに基づいて、各VM102に対しメンテナンスを実施する大まかな時間帯をまず決定して、それまで待機する。そして、プロセッサ200が、各VM102のリクエストの種別及び数とリクエスト処理性能から決定した各VM102のメンテナンス待機時間が短い順に、メンテナンスの実施候補のVM102のメンテナンス実行順を決定する。これらの制御により、本実施形態では、メンテナンス待機時間が長いVM102がメンテナンスのために選択されてしまったり、逆にメンテナンスのために選択されなかったVMの性能が著しく劣化した状態であったり、といった状況を回避することが可能となる。より具体的には、本実施形態では、リクエスト数が多めの傾向であって、かつサービス保証上限値が設定されているような場合には、そのサービス保証上限値を考慮して警告を行って、管理者がメンテナンスの実行又は見送りを選択できる。逆に、リクエスト数が少なめの傾向である場合には、管理者が過去の傾向に基づく待機を行わずに、メンテナンスを直ちに実行することを選択できる。更に、本実施形態では、過去の傾向と異なる、例えば非常に大きなリクエスト数が見込まれるような特異傾向が検出されることにより、管理者がメンテナンスの実施/見送りを選択できる。この結果、本実施形態では、選択されなかったVM102でサービスを維持する時間が長くなってしまい、結果的にユーザへのサービス保証値を守ることが難しくなったり、システムダウンを引き起こしたりする可能性を回避することが可能となる。
したがって、本実施形態によれば、新規作成分のサーバリソース等の余剰なサーバリソースが存在する時間を最小限にする効果と、例えばメンテナンス対象として選択されていないVMによる片系処理時間を最小限にする効果が得られる。さらにメンテナンスに適した日や時間を提案できる効果も得られる。
図3及び図4は、メンテナンス制御処理の例を示すフローチャートである。まず、図1の情報処理装置101は、#1から#Nの各VM102のリクエスト数をモニタリングする(ステップS301)。例えば、仮想マシンサービスを例にとると、API(Application Programming Interface)を介したリクエスト数を、例えば以下のような形式でモニタリングする。なお実際には、このモニタリングは常に実施されているので、統計量の出し方(毎時、毎分等)は問わない。
・10時−11時 100APIリクエスト/時
・11時−12時 120APIリクエスト/時
・12時−13時 90APIリクエスト/時
次に、情報処理装置101内のプロセッサ200(図2)は、過去の傾向とメンテナンス実施時間とから、メンテナンスを実施する最良タイミングを判断する(ステップS302)。この判断は例えば、「日曜日の朝がもっとも時間あたりのリクエスト数が少ない」等の判断である。具体的には、メンテナンスの管理者によりメンテナンス実施時間が例えば「夜の時間帯」と指定された場合に、プロセッサ200は、過去にモニタリングしている例えば1時間毎のリクエスト数のうち、夜の時間帯の中でリクエスト数が最も少ない時間を、最良タイミングとして判断する。
続いて、プロセッサ200は、現在(当日)のリクエスト傾向が、過去のリクエスト傾向の通り(ほぼ沿っている)か、特異傾向であるか(沿っていないか)を判定する(ステップS303)。
プロセッサ200は、現在(当日)のリクエスト傾向が過去のリクエスト傾向の通りであると判定すると、更に、現在(当日)のリクエスト数を過去のリクエスト傾向におけるリクエスト数と比較して判定する(ステップS303→S304)。
プロセッサ200は、現在(当日)のリクエスト数が多いと判定した場合、サービス保証上限値を考慮して情報処理装置101のディスプレイ(後述する図7の704等)に警告を行う(ステップS305)。サービス保証上限値としては例えば、下記のような数値が設定されており、上記警告としては、これらの保証値が満たされなくなる旨の表示がなされる。
・1分以内にレスポンスが返却されること
・レスポンス成功率が99.999999%以上であること
・1分間に300多重のAPI実施まで保証すること
その後、プロセッサ200は、メンテナンスを実行するか否かを選択する(ステップS306)。
プロセッサ200がメンテナンスを実行することを選択した場合、プロセッサ200は、ステップS302で判断した最良タイミングが到来するまで待機する(ステップS306→S309→S310の判定がNO→S309の繰返し処理)。プロセッサ200は、その後(ステップS310の判定がYESとなったとき)、図4のステップS314の処理に移行する。
プロセッサ200がメンテナンスを実行しないことを選択した場合、プロセッサ200は、メンテナンスの実行を例えば翌日以降に見送る(ステップS306→S307)。
プロセッサ200は、現在(当日)のリクエスト数が少ないと判定した場合、メンテナンスを直ちに実行するか否かを選択する(ステップS308)。
プロセッサ200がメンテナンスを直ちに実行することを選択した場合、プロセッサ200は、図4のステップS314の処理に移行する。
プロセッサ200がメンテナンスを直ちには実行しないことを選択した場合、プロセッサ200は、ステップS302で判断した最良タイミングが到来するまで待機する(ステップS306→S309→S310の判定がNO→S309の繰返し処理)。プロセッサ200は、その後(ステップS310の判定がYESとなったとき)、図4のステップS314の処理に移行する。
プロセッサ200は、現在(当日)のリクエスト数が平均的であると判定した場合、ステップS302で判断した最良タイミングが到来するまで待機する(ステップS306→S309→S310の判定がNO→S309の繰返し処理)。プロセッサ200は、その後(ステップS310の判定がYESとなったとき)、図4のステップS314の処理に移行する。
プロセッサ200は、現在のリクエスト傾向が過去のリクエスト傾向に沿っていない特異傾向にある場合には、情報処理装置101のディスプレイに警告を行い(ステップS303→S311)。その後、プロセッサ200は、メンテナンスを実行するか否かを選択する(ステップS312)。
プロセッサ200がメンテナンスを実行することを選択した場合、プロセッサ200は、図4のステップS314の処理に移行する。
プロセッサ200がメンテナンスを実行しないことを選択した場合、プロセッサ200は、メンテナンスの実行を例えば翌日以降に見送る(ステップS312→S313)。
図5は、上記傾向の比較処理を説明するための実施形態の説明図である。横軸が経過時刻を示しており、縦軸がリクエスト数を示している。いま、メンテナンス実施時間が例えば11時であるとする。過去のリクエスト傾向が501に示される変化であった場合、11時時点での現在のリクエスト傾向が、例えば502に示される変化であれば、現在のリクエスト傾向は過去のリクエスト傾向の通りであり、リクエスト数は多いと判定される。また、11時時点での現在のリクエスト傾向が、例えば503に示される変化であれば、現在のリクエスト傾向は過去のリクエスト傾向の通りであり、リクエスト数は少ないと判定される。更に、11時時点での現在のリクエスト傾向が、例えば504に示される変化であれば、現在のリクエスト傾向は過去のリクエスト傾向の通りであり、リクエスト数は平均的であると判定される。一方、11時時点での現在のリクエスト傾向が、例えば505に示される変化であれば、現在のリクエスト傾向は過去のリクエスト傾向に沿っておらず特異傾向であると判定される。図5に示されるような判定は、例えば現在から1日前までのリクエスト数の変化と、過去の同じ時間帯でのリクエスト数の変化とで、同時刻毎の差分を計算し、平均値との標準偏差を算出する等により、その値を判定して行うことができる。
以上のようにして、図2のプロセッサ200の制御により、メンテナンスの時間帯が到来すると、図1の情報処理装置101内のプロセッサ200は、図4のステップS314からS319の制御処理を実行する。
プロセッサ200はまず、図1の#1から#NのVM102のうち、メンテナンス実施候補のノード(=VM102)の一覧を取得する(ステップS314)。
次に、プロセッサ200は、ステップS315でステップS314にて取得したノード一覧からメンテナンスを実施する候補のノードを1つずつ選択しながら、ステップS319で全実施候補のノードの処理が終了したと判定するまで、ステップS316からS318の一連の処理を実行する。
上記一連の処理において、プロセッサ200はまず、現在選択されているノード(=VM102)に対応するリクエスト種別とリクエスト数を取得する(ステップS316)。リクエスト種別としては例えば、次のようなものがある。
・GET−server:VM102の一覧取得
・POST−server:VM102の作成
・DELETE−server:VM102の削除
・PUT−server:VM102の変更
・POST−os−actions:VM102の移動(マイグレーション)
・POST−os−actions:VM102の移動(ライブマイグレーション)
・POST−os−actions:VM102の移動(resize)
次に、プロセッサ200は、現在選択されているノード(=VM102)に対応するリクエスト処理性能を取得する(ステップS317)。リクエスト処理性能としては、例えば或るAPI処理を受け付けてからレスポンスまでのリクエスト処理時間を採用でき、例えば次のように計算される。
・GET−server:12:00:00.000受付け
・GET−server:12:00:00.800返却
・リクエスト処理時間:0.8秒
そして、プロセッサ200は、現在選択されているノード(=VM102)に対応するメンテナンス待機時間を算出する(ステップS318)。メンテナンス待機時間は例えば、ステップS316で取得したリクエスト種別毎のリクエスト数と、ステップS317で取得したリクエスト種別毎の平均処理時間を用いて、以下のように算出できる。
メンテナンス待機時間=Σ(リクエスト種別毎の平均処理時間×リクエスト数)
右辺のΣは、すべてのリクエスト種別に関する総和を表す。以上のステップS316からS318の一連の処理の繰返しにより、全てのメンテナンス実施候補のノードに対するメンテナンス待機時間が算出される(ステップS319の判定がNOの繰返し)。
全ての処理が終了する(ステップS319の判定がYESになる)と、次に、図1の情報処理装置101内のプロセッサ200(図2)が、ステップS320からS322の一連の処理を実行する。
プロセッサ200はまず、ステップS314で取得したノード一覧中で、までメンテナンスが実施されておらず、かつステップS318で算出されたメンテナンス待機時間が最短であるノード(=VM102)を、メンテナンス対象のノードとして選択する(ステップS320)。
次に、プロセッサ200は、ステップS320で選択したノード(=VM102)に対して、メンテナンス処理を実行する(ステップS321)。
その後、プロセッサ200は、メンテナンスを未だ実施していないノード候補が残っているか否かを判定する(ステップS322)。
ステップS322の判定がYESならば、プロセッサ200は、ステップS320の処理に戻って、次にメンテナンス待機時間が短いノード候補を選択してメンテナンス処理を実行する。
ステップS322の判定がNOになると、プロセッサ200は、図3及び図4のフローチャートで示されるメンテナンス制御処理を終了する。
以上のようにして、本実施形態では、メンテナンス待機時間が短いノード(=VM102)から順にメンテナンス処理を実行することが可能となる。これにより、本実施形態によれば、システムダウンを起こさないようにメンテナンスを行うコンピュータの順番を決定することが可能となる。
図6は、図4のステップS321のメンテナンス処理の詳細例を示すフローチャートである。
図1の情報処理装置101はまず、図1のLB103において、メンテナンス対象のVM102を切り離す(ステップS601)。これとともに、情報処理装置101は、新たなVM102の構築を実施する(ステップS610)。例えば図1において、#iのVM102がメンテナンス対象であったとすると、このVM102(#i)がLB103により切り離される。また例えば、図1に示される#jのVM102が、新たに構築される。
次に、情報処理装置101は、メンテナンス対象のVM102において処理中のAPIリクエスト数を確認する(ステップS602)。この処理により、例えば次のような情報が取得される。
・GET−server:20件
・POST−server:10件
・DELTE−server:5件
次に、情報処理装置101は、ステップS601でのLB103によるメンテナンス対象のVM102の切離しの後、ステップS602で確認した全てのリクエストの処理が終了まで待機する(ステップS603→S604の判定がNO→S603の繰返し処理)。
処理が終了する(ステップS604の判定がYESになる)と、情報処理装置101は、今まで稼働していた例えば図1の#iのVM102のサービス(図中「Service」)を停止させる(ステップS611)。
次に、情報処理装置101は、新規構築された例えば図1の#jのVM102のIPアドレス(図中「IPアドレス(#j)」)を、新たに設定されるIPアドレスに変更する(ステップS612)。
そして、情報処理装置101は、新たに構築したVM102(#j)のサービスを起動し、図1のLB103に、VM102(#j)を接続させる(ステップS613)。その後、情報処理装置101は、図6のフローチャートで示される図4のステップS321のメンテナンス処理を終了する。
図6のフローチャートで例示したメンテナンス方式は、メンテナンス対象のVM102を新規で作成する方式であるが、VM102を新規で作成し直さない場合には、同一のVM102でサービス停止・メンテナンス・サービス起動とする方式が採用されてもよい。その他、VM102に関して、様々なメンテナンス方式が採用されてもよい。
以上の図3、図4、及び図6のフローチャートで示されるメンテナンス制御処理の具体的な動作例について、以下に説明する。以下の説明では、図1のVM102として#1と#2の2台のVM102をメンテナンスする場合の例について説明する。
まず、リクエスト数がモニタリングされる(図3のステップS301)。例えば、現在時刻は9:00であり、2017/5/11(木)の時刻毎のリクエストは以下であったとする。
・0時−1時:30APIリクエスト/時
・1時−2時:20APIリクエスト/時
・2時−3時:50APIリクエスト/時
・3時−4時:70APIリクエスト/時
・4時−5時:60APIリクエスト/時
・5時−6時:70APIリクエスト/時
・6時−7時:70APIリクエスト/時
・7時−8時:60APIリクエスト/時
・8時−9時:180APIリクエスト/時
過去のデータより、平日木曜日の1日の平均リクエスト数は以下であったとする。
・0時−1時:28APIリクエスト/時
・1時−2時:18APIリクエスト/時
・2時−3時:48APIリクエスト/時
・3時−4時:68APIリクエスト/時
・4時−5時:58APIリクエスト/時
・5時−6時:68APIリクエスト/時
・6時−7時:68APIリクエスト/時
・7時−8時:68APIリクエスト/時
・8時−9時:178APIリクエスト/時
・9時−10時:250APIリクエスト/時
・10時−11時:280APIリクエスト/時
・11時−12時:200APIリクエスト/時
・12時−13時:180APIリクエスト/時
・13時−14時:290APIリクエスト/時
・14時−15時:310APIリクエスト/時
・15時−16時:300APIリクエスト/時
・16時−17時:250APIリクエスト/時
・17時−18時:200APIリクエスト/時
・18時−19時:180APIリクエスト/時
・19時−20時:165APIリクエスト/時
・20時−21時:130APIリクエスト/時
・21時−22時:80APIリクエスト/時
・22時−23時:50APIリクエスト/時
・23時−24時:30APIリクエスト/時
これによると、深夜23時がもっとも少ないため、最良タイミングであるといえる(図3のステップS302)。
0時〜9時までを見ると、平均値より本日のAPI数は若干多いのみで、傾向通りといえる(図3のステップS303→S304→S305)。特異傾向であるかどうかを判断するため、今回は各時間帯の平均値との差の標準偏差をとる。今回は全ての値が+2の例をあげているため、標準偏差は0になる。標準偏差が0に近ければ近いほど傾向通りといえる。特異傾向であるかどうかの判定のための閾値は、平均値の標準偏差が、平均値の平均より大きい場合とする。傾向通りである場合の、多いか少ないかについては、平均値で判断する。多い場合、仮に本日のAPI数が毎時+100多かったとすると、標準偏差は0で傾向通りである。
サービス保証上限値(図3のステップS305)は1時間に300だとすると、メンテナンスをしてしまった場合は処理性能が1/2になるため、1時間に150を超えてはならない。更に、通常より+100であることを考慮すると、過去の平均値が60より大きい時間にメンテナンスをしてしまうとサービス保証上限値を超えてしまう。今回では23時−24時以外の時間帯が該当する。その場合は翌日以降に見送るかどうか、運用者に判断を委ねる(図3のステップS306)。
どの場合でも、メンテナンスを実施すると決めた場合は、23時まで待機する(図3のステップS309→S310→S309の繰返し処理)。
23時時点での各ノードが処理しているAPIを確認し、メンテナンス待機時間を算出する(図4のステップS316〜S318)。単純にAPIの数と過去の平均値から算出すると、例えば下記のような結果が得られる。
※VM302(#1):合計3350秒
・GET−server:平均1秒×リクエスト数100=100秒
・POST−server:平均60秒×リクエスト数50=3000秒
・DELETE−server:平均5秒×リクエスト数50=250秒
※VM302(#2):合計2150秒
・GET−server:平均1秒×リクエスト数100=100秒
・POST−server:平均60秒×リクエスト数30=1800秒
・DELETE−server:平均5秒×リクエスト数50=250秒
以上の結果より、VM102(#2)からメンテナンスが開始される。
しかし、平均値ではなく、各VM102毎の現在の処理時間で再計算すると、下記の結果が得られる。
※VM302(#1):合計3350秒
・GET−server:平均1秒×リクエスト数100=100秒
・POST−server:平均60秒×リクエスト数50=3000秒
・DELETE−server:平均5秒×リクエスト数50=250秒
※VM302(#2):合計6450秒
・GET−server:平均3秒×リクエスト数100=300秒
・POST−server:平均180秒×リクエスト数30=5400秒
・DELETE−server:平均15秒×リクエスト数50=750秒
この場合には、VM102(#1)からメンテナンスが開始される。
LB103(図1)による切離し以降の処理は計算は発生しない。今回は#1と#2の2台のVM102が対象となるため、#1のVM102のメンテナンス終了後は自動的に#2のVM102が選択されることになる。
図7は、図1及び図2の情報処理装置101又はVM102を実行するサーバ装置104の実施形態を実現可能なコンピュータのハードウェアの一例を示す図である。
図7に示されるコンピュータは、Central Processing Unit(CPU)701、メモリ702、入力装置703、出力装置704、補助情報記憶装置705、可搬型記録媒体709が挿入される媒体駆動装置706、及びネットワーク接続装置707を有する。これらの構成要素は、バス708により相互に接続されている。同図に示される構成は上記情報処理装置101を実現できるコンピュータの一例であり、そのようなコンピュータはこの構成に限定されるものではない。
メモリ702は、例えば、Read Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)、フラッシュメモリ等の半導体メモリであり、処理に用いられるプログラム及びデータを格納する。
CPU(プロセッサ)701は、例えば、メモリ702を利用してプログラムを実行することにより、例えば図2のプロセッサ200又は図1のサーバ装置104のプロセッサとして動作する。CPU701がサーバ装置104のプロセッサである場合、CPU701は、メモリ702を利用してプログラムを実行することにより、VM102を動作させる。
入力装置703は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であり、オペレータ又はユーザからの指示又は情報の入力に用いられる。出力装置704は、例えば、表示装置、プリンタ、スピーカ等であり、オペレータ又はユーザへの問合せ(図3のステップS306、S308、又はS312等)又は処理結果の出力に用いられる。
補助情報記憶装置705は、例えば、ハードディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置、又は半導体記憶装置である。図1又は図2の情報処理装置101は、補助情報記憶装置705にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ702にロードして使用することができる。
媒体駆動装置706は、可搬型記録媒体709を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬型記録媒体709は、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等である。可搬型記録媒体709は、Compact Disk Read Only Memory(CD−ROM)、Digital Versatile Disk(DVD)、Universal Serial Bus(USB)メモリ等であってもよい。オペレータ又はユーザは、この可搬型記録媒体709にプログラム及びデータを格納しておき、メモリ702にロードして使用することができる。
このように、図1又は図2の情報処理装置101の処理又は図1のVM102を実行するサーバ装置104の処理に用いられるプログラム及びデータを格納するコンピュータ読取り可能な記録媒体は、メモリ702、補助情報記憶装置705、又は可搬型記録媒体709のような、物理的な(非一時的な)記録媒体である。
ネットワーク接続装置707は、例えばLocal Area Network(LAN)等の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う通信インタフェースである。図1又は図2の情報処理装置101又は図1のサーバ装置104は、プログラム又はデータを外部の装置からネットワーク接続装置707を介して受信し、それらをメモリ702にロードして使用することができる。
なお、図1又は図2の情報処理装置101又は図1のサーバ装置が図7の全ての構成要素を含む必要はなく、用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略することも可能である。例えば、可搬型記録媒体709を利用しない場合は、媒体駆動装置706が省略されてもよい。
以上の説明において、メンテナンス対象は必ずしも仮想マシン(VM)である必要はなく、物理的なサーバ装置等のコンピュータであってもよい。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以上の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数のコンピュータのメンテナンスを制御するプロセッサを備える情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
前記複数のコンピュータへのリクエストを記録し、
過去のリクエスト傾向と、メンテナンスの実施時間とに基づいて、
前記メンテナンスの実施候補のコンピュータに対し前記メンテナンスを実施する時間帯を決定し、
前記決定した時間帯まで待機し、
前記待機の後、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータ毎に、前記コンピュータに割当て済みのリクエストから前記コンピュータのメンテナンス待機時間を決定し、
前記決定されたメンテナンス待機時間に基づいて、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータについて前記メンテナンスを実行する順番を決定する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記プロセッサは、前記コンピュータのリクエストの種別及び数とリクエスト処理性能とに基づいて、前記コンピュータのメンテナンス待機時間を決定する、ことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記プロセッサは、前記コンピュータに対してサービス保証上限値が設定されている場合には、前記サービス保証上限値に少なくとも基づいて前記メンテナンスを実施する時間帯を決定する、付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記プロセッサは、前記コンピュータに対してサービス保証上限値が設定されている場合であって、現在のリクエスト傾向が前記過去のリクエスト傾向に沿っており、かつ現在のリクエストの数が前記過去のリクエスト傾向におけるリクエスト数に対して多い場合には、前記サービス保証上限値に基づいて警告を行って前記メンテナンスの実行又は見送りを選択可能とし、前記メンテナンスを実行する場合には前記決定した時間帯まで待機した後に前記メンテナンスの処理を開始させる、付記1に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記プロセッサは、現在のリクエスト傾向が前記過去のリクエスト傾向に沿っており、かつ現在のリクエストの数が前記過去のリクエスト傾向におけるリクエスト数に対して少ない場合には、前記メンテナンスを直ちに実行するか否かを選択可能とし、前記メンテナンスを直ちに実行する場合には前記待機をせずに前記メンテナンスの処理を開始させ、前記メンテナンスを直ちに実行しない場合には前記決定した時間帯まで待機した後に前記メンテナンスの処理を開始させる、付記1に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記プロセッサは、現在のリクエスト傾向が前記過去のリクエスト傾向に沿っており、かつ現在のリクエストの数が前記過去のリクエスト傾向におけるリクエスト数に対して平均的である場合には、前記決定した時間帯まで待機した後に前記メンテナンス待機時間の決定の処理を開始させる、付記1に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記プロセッサは、現在のリクエスト傾向が前記過去のリクエスト傾向に沿っていない場合には、警告を行って前記メンテナンスの実行又は見送りを選択可能とし、前記メンテナンスを実行する場合には前記待機をせずに前記メンテナンス待機時間の決定の処理を開始させる、付記1に記載の情報処理装置。
(付記8)
前記メンテナンスを実行する順番を決定する場合に、決定された前記メンテナンス待機時間が少ない順に、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータについて、前記メンテナンスを実行する、
付記1記載の情報処理装置。
(付記9)
複数のコンピュータと、前記コンピュータのメンテナンス処理を制御するプロセッサを備える情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
前記情報処理システムのプロセッサは、
前記複数のコンピュータへのリクエストを記録し、
過去のリクエスト傾向と、メンテナンスの実施時間とに基づいて、前記各コンピュータに対し前記メンテナンスを実施する時間帯を決定し、
前記決定した時間帯まで待機し、
前記待機の後、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータ毎に、前記コンピュータに割当て済みのリクエストから前記コンピュータのメンテナンス待機時間を決定し、
前記決定されたメンテナンス待機時間が短い順に、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータについて前記メンテナンスを実行する順番を決定する、
ことを特徴とする情報処理システム。
(付記10)
複数のコンピュータのメンテナンス処理を制御するプロセッサに、
前記複数のコンピュータへのリクエストを記録するステップと、
過去のリクエスト傾向と、メンテナンスの実施時間とに基づいて、前記各コンピュータに対し前記メンテナンスを実施する時間帯を決定するステップと、
前記決定した時間帯まで待機するステップと、
前記待機の後、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータ毎に、前記コンピュータに割当て済みのリクエストから前記コンピュータのメンテナンス待機時間を決定するステップと、
前記決定されたメンテナンス待機時間が短い順に、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータについて前記メンテナンスを実行する順番を決定するステップと、
を実行させるためのプログラム。
100 クラウドシステム
101 情報処理装置
102 VM(仮想マシン)
103 LB(ロードバランサ)
200 プロセッサ
701 CPU
702 メモリ
703 入力装置
704 出力装置
705 補助情報記憶装置
706 媒体駆動装置
707 ネットワーク接続装置
708 バス
709 可搬型記録媒体

Claims (10)

  1. 複数のコンピュータのメンテナンスを制御するプロセッサを備える情報処理装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記複数のコンピュータへのリクエストを記録し、
    過去のリクエスト傾向と、メンテナンスの実施時間とに基づいて、
    前記メンテナンスの実施候補のコンピュータに対し前記メンテナンスを実施する時間帯を決定し、
    前記決定した時間帯まで待機し、
    前記待機の後、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータ毎に、前記コンピュータに割当て済みのリクエストから前記コンピュータのメンテナンス待機時間を決定し、
    前記決定されたメンテナンス待機時間に基づいて、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータについて前記メンテナンスを実行する順番を決定する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、前記コンピュータのリクエストの種別及び数とリクエスト処理性能とに基づいて、前記コンピュータのメンテナンス待機時間を決定する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、前記コンピュータに対してサービス保証上限値が設定されている場合には、前記サービス保証上限値に少なくとも基づいて前記メンテナンスを実施する時間帯を決定する、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、前記コンピュータに対してサービス保証上限値が設定されている場合であって、現在のリクエスト傾向が前記過去のリクエスト傾向に沿っており、かつ現在のリクエストの数が前記過去のリクエスト傾向におけるリクエスト数に対して多い場合には、前記サービス保証上限値に基づいて警告を行って前記メンテナンスの実行又は見送りを選択可能とし、前記メンテナンスを実行する場合には前記決定した時間帯まで待機した後に前記メンテナンスの処理を開始させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、現在のリクエスト傾向が前記過去のリクエスト傾向に沿っており、かつ現在のリクエストの数が前記過去のリクエスト傾向におけるリクエスト数に対して少ない場合には、前記メンテナンスを直ちに実行するか否かを選択可能とし、前記メンテナンスを直ちに実行する場合には前記待機をせずに前記メンテナンスの処理を開始させ、前記メンテナンスを直ちには実行しない場合には前記決定した時間帯まで待機した後に前記メンテナンスの処理を開始させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、現在のリクエスト傾向が前記過去のリクエスト傾向に沿っており、かつ現在のリクエストの数が前記過去のリクエスト傾向におけるリクエスト数に対して平均的である場合には、前記決定した時間帯まで待機した後に前記メンテナンスの処理を開始させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、現在のリクエスト傾向が前記過去のリクエスト傾向に沿っていない場合には、警告を行って前記メンテナンスの実行又は見送りを選択可能とし、前記メンテナンスを実行する場合には前記待機をせずに前記メンテナンスの処理を開始させる、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記メンテナンスを実行する順番を決定する場合に、決定された前記メンテナンス待機時間が少ない順に、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータについて、前記メンテナンスを実行する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  9. 複数のコンピュータと、前記コンピュータのメンテナンス処理を制御するプロセッサを備える情報処理装置と含む情報処理システムであって、
    前記情報処理システムのプロセッサは、
    前記複数のコンピュータへのリクエストを記録し、
    過去のリクエスト傾向と、メンテナンスの実施時間とに基づいて、前記各コンピュータに対し前記メンテナンスを実施する時間帯を決定し、
    前記決定した時間帯まで待機し、
    前記待機の後、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータ毎に、前記コンピュータに割当て済みのリクエストから前記コンピュータのメンテナンス待機時間を決定し、
    前記決定されたメンテナンス待機時間が短い順に、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータについて前記メンテナンスを実行する順番を決定する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  10. 複数のコンピュータのメンテナンス処理を制御するプロセッサに、
    前記複数のコンピュータへのリクエストを記録するステップと、
    過去のリクエスト傾向と、メンテナンスの実施時間とに基づいて、前記各コンピュータに対し前記メンテナンスを実施する時間帯を決定するステップと、
    前記決定した時間帯まで待機するステップと、
    前記待機の後、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータ毎に、前記コンピュータに割当て済みのリクエストから前記コンピュータのメンテナンス時間を決定するステップと、
    前記決定されたメンテナンス待機時間が短い順に、前記メンテナンスの実施候補のコンピュータについて前記メンテナンスを実行する順番を決定するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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