JP6882078B2 - 制御システム、端末装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

制御システム、端末装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御システム、端末装置、制御方法およびプログラムに関する。
スマートフォン等の携帯通信端末の普及、高機能化に伴い、携帯通信端末を用いたサービスが多様化している。このような状況の中で、例えば、オフィスでのテレビ会議での利用に際しては、セキュリティを担保したアクセスのみを許可するといった、場面や状況に応じたサービスの提供が求められている。
例えば、特許文献1には、加入者情報が記録された識別用記録媒体の装着により通信機として機能する携帯通信端末であって、装着された識別用記録媒体と通信するインタフェース部と、識別用記録媒体の初回の装着時に該識別用記録媒体で指定されたサーバと接続し、該識別用記録媒体に紐付けられたアプリケーションプログラムをダウンロードするアプリケーション取得部と、前記アプリケーションプログラムに埋め込まれている識別情報と前記識別用記録媒体に埋め込まれている識別情報とを照合する照合部と、前記アプリケーションプログラムと前記識別用記録媒体の識別情報が一致しない場合、アプリケーションプログラムの少なくとも一部の機能の使用を制限する機能制限部と、を備えることを特徴とする携帯通信端が開示されている。
国際公開第2008/129773号
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、加入者情報に基づいてアプリケーションプログラムの機能を制限するものであり、周囲の状況に応じてアプリケーションプログラムの機能を制限することについては検討されていない。つまり、周囲の状況に応じてサービスの提供レベルを適切に制御することができないという課題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、サービスの提供レベルを適切に制御することができる制御システム、端末装置、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、端末装置と通信する制御システムであって、前記端末装置に関する端末情報と前記端末装置の周辺設備に関する周辺情報とを取得する取得手段と、前記端末情報および前記周辺情報に基づいて、前記端末装置に対するサービスの提供レベルを判定する判定手段と、を備える制御システムである。
また、本発明の一態様は、制御システムと通信する端末装置であって、通信部と制御部とを備え、前記制御部は、前記端末装置の周辺設備に関する周辺情報を、前記通信部を介して取得し、前記端末装置に関する情報および前記周辺情報を、前記通信部を介して前記制御システムに送信し、前記制御システムにより判定されたサービスの提供レベルを、前記通信部を介して前記制御システムから受信し、受信した前記サービスの提供レベルに応じて、前記サービスを提供するサーバ装置との通信を前記通信部を介して行う、端末装置である。
また、本発明の一態様は、端末装置と通信する制御システムの制御方法であって、前記端末装置に関する端末情報と前記端末装置の周辺設備に関する周辺情報とを取得する取得ステップと、前記端末情報および前記周辺情報に基づいて、前記端末装置へのサービスの提供レベルを判定する判定ステップと、を備える制御方法である。
また、本発明の一態様は、端末装置と通信する制御システムのコンピュータに、前記端末装置に関する端末情報と前記端末装置の周辺設備に関する周辺情報とを取得する取得手順と、前記端末情報および前記周辺情報に基づいて、前記端末装置へのサービスの提供レベルを判定する判定手順と、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、サービスの提供レベルを適切に制御することができる。
第1の実施形態の概要を示す概略図である。 第1の実施形態に係るシステムの構成例を示すシステム構成図である。 第1の実施形態に係る端末装置の機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る周辺機器の機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る制御装置の機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る端末データのデータ構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る接続データのデータ構成例を示す図である。 第1の実施形態に係るサーバ装置の機能構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るアプリケーションデータのデータ構成例を示す図である。 第1の実施形態に係るシステムの動作の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係るシステムの構成例を示すシステム構成図である。 第2の実施形態に係る端末装置の機能構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る制御装置の機能構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るサーバ装置の機能構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るシステムの動作の一例を示すシーケンス図である。 第3の実施形態に係る制御装置の機能構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態の概要について図1の例を用いて説明する。
図1は、第1の実施形態の概要を示す概略図である。この例では、会議室rm内に4つの机ds1〜ds4が設置されている。机ds1の上に、端末装置10が設置されている。端末装置10は、通信機能を有し、例えば、端末装置10にSIM(Subscriber Identity Module)カードを挿入して、テレビ会議を行うことができる。端末装置10はテレビ会議機能と通信機能を一体として備えてもよいし、複数の装置により端末装置10の機能を実現してもよい。端末装置10は基地局装置25を介して制御システム300に接続し、テレビ会議サービスを提供するサーバ装置40に接続する。
会議室rmは、ドアdrと、窓wdと、窓wdに設置されたブラインドblとを備える。ドアdrには、周辺機器20−1が接続されている。周辺機器20−1は通信機能を有し、端末装置10の周辺に設置される。周辺機器20−1はセンサを有し、ドアの開閉状態、施錠状態等(周辺情報とも称する)を取得し、取得した周辺情報を基地局装置25を介して制御システム300へ送信する。
同様に、窓wdまたはブラインドblには通信機能を有する周辺機器20−2が設置されている。周辺機器20−2はセンサを有し、窓やブラインドの開閉状態、窓の施錠状態(周辺情報とも称する)を取得し、取得した周辺情報を基地局装置25を介して制御システム300へ送信する。
テレビ会議を開始するにあたり、端末装置10は、端末装置10に関する端末情報を制御システム300へ送信する。端末情報は、端末IDや端末装置の能力を示す情報、端末装置に挿入されたSIMカードに記録された加入者情報等を含む。
制御システム300は、端末装置10から取得した端末情報と、周辺機器20−1および20−2から取得した周辺情報に基づいて、端末装置10へのサービスの提供レベルを判定する。例えば、制御システム300は、上記の情報に基づいて、端末装置10に対するテレビ会議サービスの提供可否を判定する。あるいは、テレビ会議サービスを提供するサーバ装置40への接続の可否を判定する。
制御システム300は、例えば、加入者番号が予め登録された番号であるか、端末装置が所定の基準以上の端末能力(通信速度、処理性能等)を有するかによってサービスの提供レベルを判定する。また、例えば、ドアが開いている場合やブラインドが開いている場合には、テレビ会議システムサービスの提供を拒否する等、端末装置の周辺設備の状況に基づいてサービスの提供レベルを判定する。
このように、本実施形態に係る制御システム300は、端末装置10に関する端末情報と端末装置10の周辺設備に関する周辺情報とを取得し、取得した端末情報および周辺情報に基づいて、端末装置10へのサービスの提供レベルを判定する。これにより、端末に関する情報と、端末の周辺の状況に基づいて、適切にサービスの提供レベルを設定することができる。
次に、本実施形態に係るシステム1の構成例について説明する。
図2は、本実施形態に係るシステム1の構成例を示すシステム構成図である。システム1は、端末装置10と、周辺機器20(20−1、20−2)と、基地局装置25と、制御システム300と、サーバ装置40(40−1、40−2)とを備える。
端末装置10は、通信機能を有する携帯端末であり、例えばスマートフォンである。端末装置は例えば、LTE(Long Term Evolution)方式により、基地局装置25を介して制御システム300と通信する。
周辺機器20(図2の例では、周辺機器20−1および20−2)は、端末装置10の周辺に設置された小型通信端末である。周辺機器20は、センサ機能を有し、設置された対象の設備(ドア、窓、ブラインド等)の状態(開閉状態、施錠状態等)を取得する。周辺機器20は、例えば、LTE方式により、基地局装置25を介して制御システム300と通信する。
基地局装置25は、端末装置10や周辺機器20と、制御システム300との通信を中継する基地局装置であり、例えば、LTE方式におけるeNodeB(evolved Node B)である。
制御システム300は、端末装置10や周辺機器20と、サーバ装置40との通信を制御し中継する制御システムであり、例えばEPC(Evolved Packet Core)である。制御システム300は、制御装置30と、データベース31とを備える。なお、基地局装置25やサーバ装置40を含めて制御システム300と称してもよい。あるいは、端末装置10や周辺機器20と基地局装置25との間の無線区間を含めて制御システム300と称してもよい。
制御装置30は、端末装置10とサーバ装置40との間の通信を制御する制御装置であり、例えば、EPCにおけるP−GW(Packet Data Network Gateway)である。制御装置30は、端末装置10の通信の制御に関する各種情報を保持するデータベース31から各種情報を取得し、端末装置10の通信を制御する。なお、図2の例では、1台の制御装置30を図示しているが、複数の装置で機能や処理を分散してもよい。
サーバ装置40(図2の例では、サーバ装置40−1およびサーバ装置40−2)は、端末装置10に対してサービスを提供するサーバ装置である。サーバ装置40−1は、テレビ会議サービスを提供するテレビ会議サーバであり、サーバ装置40−2は、データベースサービスを提供するデータベースサーバである。サーバ装置40−1および40−2と制御システム300は専用線dl1およびdl2でそれぞれ接続されている。
次に、端末装置10の機能構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る端末装置10の機能構成例を示すブロック図である。端末装置10は、端末制御部11と、端末記憶部12と、端末通信部13と、入力部14と、出力部15とを備える。
端末制御部11は、端末装置10の各種機能を制御する。端末制御部11が有する機能の一部または全ては、例えば、端末制御部11が備えるCPU(Central Processing Unit)等の1以上のプロセッサが端末記憶部12に記憶されている各種プログラムを実行することにより実現されてもよい。端末制御部11は、送信制御部111と、受信制御部112と、周辺情報取得部113とを備える。
送信制御部111は、端末装置10の送信処理を制御する。例えば、送信制御部111は、サーバ装置40に対するサービス要求メッセージの生成、送信を制御する。また、例えば、周辺情報取得部113が取得した周辺情報を制御システム300に送信する。
受信制御部112は、端末装置10の受信処理を制御する。例えば、受信制御部112は、サーバ装置40や制御システム300からの各種メッセージの受信を制御する。
周辺情報取得部113は、周辺機器20から端末通信部13を介して、周辺情報を取得する。周辺機器20との通信には、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信や、WiFi(登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)通信が用いられてもよい。また、LTE Direct等の装置間での直接通信を用いてもよい。なお、周辺機器20が周辺情報を直接制御システム300に送信する場合は、端末装置10は、周辺情報取得部113を備えなくてもよい。
端末記憶部12は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)などにより構成される。端末記憶部12は、端末装置10に関する各種情報やプログラムを記憶する。
端末通信部13は、有線または無線の通信回線を介して装置間の通信を行うための外部インターフェイスである。端末通信部13は、送信制御部111および受信制御部112の制御に基づいて、制御システム300や周辺機器20等と通信する。なお、端末装置10は、端末通信部13として複数の無線装置(デバイス)を含んでいてもよく、複数の通信方式に対応していてもよい。
入力部14は、ユーザからの情報の入力を受け付ける。入力部14は、例えば、タッチパネル、キーボード、音声入力等から入力された入力指示を受け付け、端末制御部11に出力する。
出力部15は、ユーザへ情報を出力する。出力部15は、端末制御部11の制御に基づき、例えば、ディスプレイへの表示、スピーカによる音声出力等により、各種メッセージ、コンテンツ等を出力する。
次に、周辺機器20の機能構成について説明する。
図4は、本実施形態に係る周辺機器20の機能構成例を示すブロック図である。周辺機器20は、周辺機器制御部21と、センサ部22と、周辺機器記憶部23と、周辺機器通信部24とを備える。
周辺機器制御部21は、周辺機器20の各種機能を制御する。周辺機器制御部21が有する機能の一部または全ては、例えば、周辺機器制御部21が備えるCPU(Central Processing Unit)等の1以上のプロセッサが周辺機器記憶部23に記憶されている各種プログラムを実行することにより実現されてもよい。周辺機器制御部21は、例えば、センサ部22が取得した周辺情報を周辺機器通信部24を介して制御システム300へ送信する。あるいは、周辺機器20が制御システム300と直接通信する通信回線を有していない場合は、周辺機器制御部21は、周辺情報を周辺機器通信部24を介して端末装置10へ送信してもよい。
センサ部22は、接触センサ、赤外線センサ、加速度センサ等の各種センサを有し、周辺機器20の周辺情報を取得する。周辺情報とは端末装置10の周辺に存在する周辺機器20が接続されている設備の状態を表す情報である。設備とは、例えば、ドア、窓、ブラインド等であり、設備の状態とは、ドア、窓、ブラインド等の開閉状態や施錠されているか否か等である。センサ部22は、各種センサにより、接続された設備の状態を検知する。
周辺機器記憶部23は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)などにより構成される。周辺機器記憶部23は、周辺機器20に関する各種情報やプログラムを記憶する。
周辺機器通信部24は、有線または無線の通信回線を介して装置間の通信を行うための外部インターフェイスである。周辺機器通信部24は、周辺機器制御部21の制御に基づいて、制御システム300や端末装置10と通信する。
次に、制御装置30の機能構成について説明する。
図5は、本実施形態に係る制御装置30の機能構成例を示すブロック図である。制御装置30は、制御部301と、記憶部302と、通信部303とを備える。
制御部301は、制御装置30の各種機能を制御する。制御装置30が有する機能の一部または全ては、例えば、制御装置30が備えるCPU(Central Processing Unit)等の1以上のプロセッサが記憶部302に記憶されている各種プログラムを実行することにより実現されてもよい。制御部301は、取得部3011と、判定部3012と、状態変更通知部3013と、状態変更部3014とを備える。
取得部3011は、判定部3012による判定に必要な各種情報を取得する。具体的には、取得部3011は、端末装置10に関する端末情報を、通信部303を介して端末装置10から取得する。端末情報は、端末IDや端末装置の能力を示す情報、端末装置に挿入されたSIM(Subscriber Identity Module)カードに記録された加入者情報等を含む。
また、取得部3011は、端末装置10の周辺設備に関する周辺情報を取得する。周辺情報は、上述した通り、端末装置10の周辺に存在する周辺機器20が接続されている設備の状態を表す情報であり、例えば、ドアや窓の開閉状態や施錠状態である。
また、取得部3011は、データベース31から、端末装置10と周辺機器20の対応関係を表す情報やAPN(Access Point Name)に対応する接続先(サーバ装置40)の情報を取得する。APNとは、制御システム300に接続するための設定値等を含む情報である。
判定部3012は、取得部3011が取得した端末情報および周辺情報に基づいて、端末装置10に対するサービスの提供レベルを判定する。サービスの提供レベルには、サービスの提供を許可する、制限付きでサービスを提供する、サービスの提供を拒否する等のレベルが含まれる。サービスの制限の度合いにより複数のレベル分けをしてもよい。本実施形態では、サービスの提供を許可する、すなわちサーバ装置40への接続を許可する場合と、サービスの提供を拒否する、すなわちサーバ装置40への接続を拒否する場合の2段階のサービスレベルである例について説明する。
状態変更通知部3013は、判定部3012により、サーバ装置40への接続が拒否された場合に、端末装置10に対して、周辺機器20に接続された設備の状態の変更を促す通知を行う。例えば、ドアが開いているためにサーバ装置40への接続が拒否された場合に、「ドアを閉めてください。」等のメッセージを生成し、端末装置10に送信する。これによりユーザにドアを閉めることを促し、サーバ装置40への接続条件を満たすようにすることができる。
状態変更部3014は、判定部3012により、サーバ装置40への接続が拒否された場合に、周辺機器20の状態を変更する。例えば、ドアが施錠されていないために、サーバ装置40への接続が拒否された場合に、ドアを施錠する遠隔指示を周辺機器20に対して送信し、ドアを施錠させる。また、例えば、ドアを施錠する遠隔指示を、当該ドアが接続するオフィス等の管理システムに対して送信し、ドアを施錠させてもよい。これにより、ドア等の設備の状態を直接変更させ、サーバ装置40への接続条件を満たすようにすることができる。
記憶部302は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)などにより構成される。記憶部302は、制御装置30に関する各種情報やプログラムを記憶する。
通信部303は、有線または無線の通信回線を介して他の装置と通信を行うための外部インターフェイスである。通信部303は、制御部301の制御に基づいて、制御システム300内の装置と通信する。
次に、データベース31が保持するデータについて説明する。データベース31は、システム接続許可リスト、閉域網接続許可リスト、端末データ、接続データを保持する。
システム接続許可リストは、制御システム300に接続が許可された端末の端末IDや加入者番号等が記載されたホワイトリストである。
閉域網許可リストは、閉域網に接続できる加入者番号等が記載されたホワイトリストである。
端末データは、端末装置10と周辺機器20の対応を記述したデータである。
図6は、端末データのデータ構成例を示す図である。端末データは、端末IDに対して、1以上の周辺機器IDを対応付けたデータである。端末データにより端末装置10に対応付けられた周辺機器20は、端末装置10の周辺に設置されていること(例えば、同じ会議室内に設置されていること)を示している。各周辺機器IDには、周辺機器20の名称や状態等が対応付けて記述されている。周辺機器20の状態は、例えば、ドアやブラインドの開閉状態や、ドアや窓の施錠状態を示す。
接続データは、APNに対応するサーバ装置40への接続情報を記述したデータである。
図7は、接続データのデータ構成例を示す図である。接続データには、APNに対応するサーバアドレスや接続回線、サーバ要求条件等が記述される。サーバアドレスは、サーバ装置40への接続時に指定するURL(Uniform Resource Locator)やIP(Internet Protocol)アドレス等である。接続回線は、制御システム300とサーバ装置40との間の回線種別を示すであり、例えば専用線(閉域網)、一般回線(インターネット網)等である。サーバ要求条件は、APNに対応するサーバ装置40が要求する接続条件である。例えば、ドアが施錠されていること、等である。サーバ要求条件は複数記述されていてもよい。
なお、データベース31が保持するデータは制御システム300内の複数のデータベースで分散して保持してもよいし、制御装置30の記憶部302内に保持されてもよい。
次に、サーバ装置40の機能構成について説明する。
図8は、本実施形態に係るサーバ装置40の機能構成例を示すブロック図である。サーバ装置40は、サーバ制御部41と、サーバ記憶部42と、サーバ通信部43とを備える。
サーバ制御部41は、サーバ装置40の各種機能を制御する。サーバ装置40が有する機能の一部または全ては、例えば、サーバ装置40が備えるCPU(Central Processing Unit)等の1以上のプロセッサがサーバ記憶部42に記憶されている各種プログラムを実行することにより実現されてもよい。サーバ制御部41は、サービス生成部411と、サーバ判定部412と、通知制御部413とを備える。
サービス生成部411は、端末装置10からの要求に応じて、端末装置10に提供するコンテンツを生成する。コンテンツとは、例えば、WEBサーバにおけるHTML(HyperText Markup Language)データ、テレビ会議サーバにおける相手側映像、データベースサーバにおけるデータ抽出結果等である。
サーバ判定部412は、端末装置10に対するサービスの提供の可否を判定する。本実施形態では、サーバ判定部412は、通知制御部によるアプリケーション情報通知後に、端末装置10により当該アプリケーションの利用が許諾された場合に端末装置10に対するサービスの提供を許可する。なお、制御装置30の判定部3012と同様に、端末情報および周辺情報に基づいて、端末装置10に対するサービスの提供レベルを判定してもよい。
通知制御部413は、端末装置10や制御システム300に対する各種通知を制御する。例えば、通知制御部413は、端末装置10から指定されたアプリケーションIDに対応するアプリケーション情報を、サーバ記憶部42に記憶されているアプリケーションデータから取得し、端末装置10に通知する。
サーバ記憶部42は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)などにより構成される。サーバ記憶部42は、サーバ装置40に関する各種情報やプログラムを記憶する。
また、サーバ記憶部42は、アプリケーションデータを記憶する。図9の例に示すデータ構成例の通り、アプリケーションデータはアプリケーションIDに対応するアプリケーション名称や当該アプリケーションの機能や特徴を記述したデータである。アプリケーションの機能や特徴は複数記述されてもよく、また階層構造を有してもよい。
サーバ通信部43は、有線または無線の通信回線を介して他の装置と通信を行うための外部インターフェイスである。サーバ通信部43は、サーバ制御部41の制御に基づいて、制御システム300と通信する。
次に、本実施形態に係るシステム1の動作について説明する。
図10は、本実施形態に係るシステム1の動作の一例を示すシーケンス図である。
(ステップS101)端末装置10にSIMカードが挿入され、電源がONになると、端末装置10は、制御システム300に対してシステム接続要求を送信する。システム接続要求には、端末装置10の端末IDやSIMカードに記録された加入者情報(加入者番号等)が含まれる。
(ステップS102)制御システム300は、端末装置10を制御システム300に接続してよいか否かを判定する。具体的には、システム接続要求に含まれる端末IDおよび加入者番号がシステム接続許可リストに登録されているか否かに基づいて接続の可否を判定する。接続拒否と判定した場合、接続不可の旨を端末装置10に通知し、処理を終了する。接続許可と判定した場合、接続許可の旨を端末装置10に通知し、処理を継続する。
(ステップS103)端末装置10は、制御システム300にサーバ接続要求を送信する。サーバ接続要求には、端末ID、加入者情報、APN、アプリケーションID等が含まれる。
(ステップS104)制御システム300は、端末装置10を閉域網へ接続してよいか否かを判定する。制御システム300は、サーバ接続要求に含まれるAPNに対応する接続データを参照して、接続条件を取得する。この例では、制御システム300とサーバ装置40とは閉域網(専用線)で接続されているため、制御システム300は、端末装置10を閉域網に接続してよいか否かを判定する。具体的には、サーバ接続要求に含まれる加入者番号が、閉域網許可リストに登録されているか否かに基づいて接続の可否を判定する。接続拒否と判定した場合、接続不可の旨を端末装置10に通知し、処理を終了する。接続許可と判定した場合、接続許可の旨を端末装置10に通知し、処理を継続する。
(ステップS105)制御システム300は、サーバ要求条件を取得する。具体的には、制御システム300は、サーバ接続要求に含まれるAPNに対応する接続データを参照して、サーバ要求条件を取得する。サーバ要求条件は、例えば、ドアや窓の開閉状態や施錠状態に関する条件等である。
(ステップS106)制御システム300は、端末データを参照して、端末IDに対応する周辺機器IDを取得する。つまり、サーバ接続要求をした端末装置10の周辺に設置されている周辺機器の周辺機器IDを取得する。
(ステップS107)制御システム300は周辺情報を取得する。具体的には、ステップS106で取得した周辺機器IDに対応する周辺機器20に対して、当該周辺機器20が接続している設備の状態を問い合わせて取得する。あるいは、端末装置10が予め周辺機器20から当該設備の状況を取得し、サーバ接続要求に当該設備の状況を含めることにより、周辺情報を取得してもよい。あるいは、端末データから、登録されている最新の周辺機器IDに対応する設備の状態を取得してもよい。
(ステップS108)制御システム300は、端末装置10をサーバ装置40に接続してよいか否かを判定する。具体的には、ステップS107で取得した周辺情報が、ステップS105で取得したサーバ要求条件を満たすか否かに基づいて接続の可否を判定する。接続拒否と判定した場合、接続不可の旨を端末装置10に通知し、処理を終了する。接続許可と判定した場合、接続許可の旨を端末装置10に通知し、処理を継続する。
(ステップS109)制御システム300は、接続データを参照して、サーバ装置40のアドレスを取得する。
(ステップS110)制御システム300は、閉域網(専用線)を介して、端末装置10からのサーバ接続要求をサーバ装置40に送信する。
(ステップS111)サーバ装置40は、サーバ接続要求を受信し、サーバ接続要求に含まれるアプリケーションIDに対応するアプリケーション情報を、アプリケーションデータを参照して取得する。
(ステップS112)サーバ装置40は、ステップS111で取得したアプリケーション情報を端末装置10に通知する。具体的には、提供するアプリケーションの名称、機能、特徴等の情報を含むメッセージを端末装置10に送信する。
(ステップS113)端末装置10は、サーバ装置40から受信したアプリケーション情報を表示し、ユーザに当該アプリケーションを利用するか否かを選択させるボタン等を表示する。ユーザにより、当該アプリケーションを「使用しない」ことが選択された場合、処理を終了する。ユーザにより、当該アプリケーションを「使用する」ことが選択された場合、端末装置10は、サービス要求をサーバ装置40へ送信し、処理を継続する。
(ステップS114)サーバ装置40は、端末装置10からのサービス要求に応じて、当該アプリケーションサービスを提供する。
以上が、本実施形態に係るシステム1の動作の一例である。
なお、ステップS101において、端末装置にSIMカードを挿入する代わりに、SIMを内蔵し、BluetoothやNFC(Near Field Communication)等の近距離無線によりSIM情報の送信が可能なデバイスを端末装置に近接させることにより、当該デバイスのSIM情報を用いて通信を行ってもよい。また、端末装置にSIMカードを挿入する代わりに、外部のサーバ装置から遠隔でSIMの情報を書き換えてもよい。
また、ステップS108において、制御システム300は、接続拒否と判定した場合に、端末装置10に対して、周辺機器20に接続された設備の状態の変更を促す通知を行ってもよい。例えば、ドアが開いているために、サーバ要求条件を満たさず、サーバ装置40への接続が拒否された場合に、「ドアを閉めてください。」等のメッセージを端末装置10に対して送信する。これにより、端末装置10を使用するユーザが当該メッセージを確認し、ドアを閉めると、サーバ接続条件を満たし、端末装置10はサーバ装置40への接続が許可される。
また、ステップS108において、制御システム300は、接続拒否と判定した場合に、端末装置10に対して、接続条件を満たす他の場所への移動を促す通知を行ってもよい。例えば、室内のセキュリティ設備が接続条件を満たさず、サーバ装置への接続ができない場合に、接続条件を満たす他の場所を案内するメッセージ(例えば、「会議室Bへ移動してください。」等)を送信してもよい。これにより、ユーザがサーバ接続条件を満たす場所から制御システム300にアクセスすることで、サーバ接続条件を満たし、端末装置10はサーバ装置40への接続が許可される。
また、ステップS108において、制御システム300は、接続拒否と判定した場合に、周辺機器20に接続された設備の状態を変更してもよい。例えば、ブラインドが開いているために、サーバ要求条件を満たさず、サーバ装置40への接続が拒否された場合に、当該ブラインドを遠隔から制御する制御メッセージを送信し、ブラインドを閉じる。これにより、サーバ接続条件を満たし、端末装置10はサーバ装置40への接続が許可される。
以上説明したように、本実施形態に係る制御システム300は、端末装置10と通信し、端末装置10に関する端末情報と端末装置10の周辺設備に関する周辺情報とを取得する取得部3011(取得手段)と、端末情報および周辺情報に基づいて、端末装置10に対するサービスの提供レベルを判定する判定部3012(判定手段)と、を備える。
これにより、端末IDや加入者情報等の端末情報と、端末装置10の周辺設備の状態とに応じて、サービスの提供レベルを適切に判定して制御することができる。
また、取得部3011(取得手段)は、端末装置10の周辺に存在する周辺機器20から周辺設備の状態を示す周辺情報を取得し、判定部3012(判定手段)は取得した周辺情報に基づいて、端末装置10からサービスを提供するサーバ装置40への接続可否を判定する。
これにより、端末装置10の周辺設備の状態に応じて、サーバ装置40への接続可否を適切に判定して制御することができる。
また、制御システム300は、判定部3012(判定手段)により、サーバ装置40への接続が拒否された場合に、端末装置10に対して、周辺設備の状態の変更を促す通知を行う状態変更通知部3013(状態変更通知手段)、を備える。
これにより、サーバ装置40への接続が拒否された場合においても、周辺設備の状態をユーザ変更させることで、サーバ装置40への接続条件を満たし、接続可能とすることができる。
また、制御システム300は、判定部3012(判定手段)により、サーバ装置40への接続が拒否された場合に、周辺設備の状態を変更する状態変更部3014(状態変更手段)、を備える。
これにより、サーバ装置40への接続が拒否された場合に、周辺設備の状態を直接変更することで、サーバ装置40への接続条件を満たし、接続可能とすることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を援用する。
図11は、第2の実施形態に係るシステム2の構成例を示すシステム構成図である。システム2は、端末装置10Aと、周辺機器20と、基地局装置25と、制御システム300Aと、サーバ装置40A(40A−1、40A−2)とを備える。制御システム300Aは制御装置30Aとデータベース31Aとを備える。
システム2は、制御システム300Aとサーバ装置40Aとが専用線dl1、dl2に加えて一般回線pl1、pl2で接続されている点が第1の実施形態に係るシステム1と異なる。一般回線とは、不特定多数のユーザが共有する回線であり、例えばインターネット回線である。
次に、本実施形態に係る端末装置10Aの機能構成について説明する。
図12は、本実施形態に係る端末装置10Aの機能構成例を示すブロック図である。端末装置10Aは、第1の実施形態に係る端末装置10の機能構成に加え、機能制限部114Aを備える。
機能制限部114Aは、制御システム300Aにより判定されたサービスの提供レベルに基づいて、自端末の機能の一部を制限する。機能制限部114Aは、例えば、端末装置10Aの入出力機能を制限する。入出力機能の制限とは、例えば、画面表示やマイクでの音声入力を禁止することが含まれる。また、例えば、外部スピーカの使用を禁止し、イヤホンまたはヘッドフォンの接続時のみ音声出力を許可することが含まれる。これにより、例えば、高いセキュリティが求められる場面においても、制御システム300Aの判定結果に基づいて、適切に機能を制限して通信を行うことができる。
次に、本実施形態に係る制御装置30Aの機能構成について説明する。
図13は、本実施形態に係る制御装置30Aの機能構成例を示すブロック図である。制御装置30Aは、第1の実施形態に係る制御装置30の機能構成に加え、回線選択部3015Aを備える。
回線選択部3015Aは、判定部3012が判定するサービスの提供レベルに応じて、端末装置10Aにサービスを提供する際に用いる回線を選択する。例えば、取得したサーバ要求条件に基づいて、専用線dl1を介して端末装置10Aをサーバ装置40A−1に接続することが不可と判定された場合も、一般回線pl1を介しての接続が可能な場合は、一般回線pl1を選択して、端末装置10Aとサーバ装置40A−1を接続させる。このように、専用線での接続が拒否された場合も、サービスレベルやセキュリティレベルを下げた回線による接続を許容することで、柔軟にサービスを提供することができる。
次に、本実施形態に係るサーバ装置40Aの機能構成について説明する。
図14は、本実施形態に係るサーバ装置40Aの機能構成例を示すブロック図である。サーバ装置40Aは、第1の実施形態に係るサーバ装置40の機能構成に加え、サービス制限部414Aを備える。
サービス制限部414Aは、サーバ判定部412の判定結果に基づいて、端末装置10Aに対して提供するサービスを制限する。サービスの制限とは、例えば、重要度(秘匿度)の高いコンテンツについては、端末装置10Aに対して提供しないことであってもよい。また、例えば、コンテンツの編集や印刷を禁止し、閲覧のみを可能とすることであってもよい。また、例えば、映像伝送を禁止して、音声会議だけの状態にすることであってもよい。また、サービス制限部414Aは、サービスの提供を受けるために、端末装置10において実施させる機能制限の内容をサーバ通信部43を介して端末装置10に通知し、サービス提供時の端末装置10の機能を制限させる。端末装置10の機能制限は、端末装置の入出力機能を制限することが含まれる。例えば、上述したように画面表示やマイクでの音声入力を禁止することが含まれる。また、例えば、外部スピーカの使用を禁止し、イヤホンまたはヘッドフォンの接続時のみ音声出力を許可することが含まれる。また、例えば、映像伝送を禁止して、音声会議だけの状態にすることであってもよい。
次に、本実施形態に係るシステム2の動作について説明する。
図15は、本実施形態に係るシステム2の動作の一例を示すシーケンス図である。ステップS101からステップS107については、図10での説明と同様であるため説明を省略し、その後のステップS208から説明する。
(ステップS208)制御システム300Aは、端末装置10Aをサーバ装置40Aに接続してよいか否かを判定する。具体的には、ステップS107で取得した周辺情報が、ステップS105で取得したサーバ要求条件を満たすか否かに基づいて接続の可否を判定する。制御システム300Aは、専用線による接続可と判定した場合、専用線での接続となることを示す専用線通知を端末装置10Aに送信し、ステップS109の処理に進む。ステップS109以降の処理は図10での説明と同様である。制御システム300Aは、専用線による接続不可と判定した場合、一般回線による接続の可否を判定する。一般回線による接続可と判定した場合、ステップS209の処理に進む。一般回線による接続も不可と判定した場合、接続不可の旨を端末装置10Aに通知し、処理を終了する。
(ステップS209)制御システム300Aは、制約のある回線での接続となることを示す一般回線通知を端末装置10Aに送信する。一般回線通知には、回線の種別、制限される内容(速度、セキュリティ等)が含まれる。
(ステップS210)端末装置10Aは、受信した回線通知の内容を表示し、ユーザに当該回線での接続を行うか否かを選択させるボタン等を表示する。ユーザにより、当該回線で「接続しない」ことが選択された場合、処理を終了する。ユーザにより、当該回線で「接続する」ことが選択された場合、端末装置10Aは、サーバ接続要求を制御システム300Aに送信し、処理を継続する。
(ステップS211)制御システム300Aは、サーバ装置40Aに接続する際に使用する一般回線に対応して、APN情報を変更する。具体的には、専用線接続用のAPNから一般回線接続用のAPNに変更する。
(ステップS212)制御システム300Aは、接続データを参照して、サーバ装置40のアドレスを取得する。
(ステップS213)制御システム300Aは、一般回線を介して、端末装置10Aからのサーバ接続要求をサーバ装置40Aに送信する。制御システム300Aは、サーバ接続要求とあわせて、制約のある回線での接続となることを示す回線通知をサーバ装置40Aに送信する。回線通知には、回線の種別、制限される内容(速度、セキュリティ等)が含まれる。
(ステップS214)サーバ装置40Aは、サーバ接続要求を受信し、サーバ接続要求に含まれるアプリケーションIDに対応するアプリケーション情報を、アプリケーションデータを参照して取得する。
(ステップS215)サーバ装置40Aは、回線通知に含まれる情報を参照し、当該回線に応じたサービス制限を判定する。
(ステップS216)サーバ装置40Aは、ステップS214で取得したアプリケーション情報を端末装置10Aに通知する。サーバ装置40は、あわせて、サービス制限の内容を示すサービス制限通知を端末装置10Aに通知する。サービス制限通知は、端末装置10Aに提供するサービスの提供レベルを示す情報であり、サーバ装置40A側で実施する制限の内容と端末装置10A側で実施する制限の内容が含まれる。
(ステップS217)端末装置10Aは、受信したアプリケーション情報およびサービス制限通知の内容を表示し、ユーザに当該サービスを利用するか否かを選択させるボタン等を表示する。ユーザにより、当該サービスを「利用しない」ことが選択された場合、処理を終了する。ユーザにより、当該サービスを「利用する」ことが選択された場合、端末装置10Aは、サービス要求を制御システム300Aに送信し、処理を継続する。
(ステップS218)サーバ装置40Aは、端末装置10Aからのサービス要求に応じて、サービスを提供する。この際、ステップS215で判定したサービス制限内容に応じて、制限付きのサービスを提供する。
(ステップS219)端末装置10Aは、サーバ装置40Aから提供されるサービスを実行する。この際、ステップS216で通知されたサービス制限通知で指定された機能を制限する。
なお、サーバ装置40Aおよび端末装置10Aにおけるサービスおよび機能の制限は必須ではなく、いずれか一方のみ制限を実施してもよいし、いずれも制限を実施しなくてもよい。
以上が、本実施形態に係るシステム2の動作の一例である。
以上説明したように、本実施形態に係る制御システム300Aは、制御システム300の構成に加えて、サービスの提供レベルに応じて、端末装置10Aにサービスを提供する際に用いる回線を選択する回線選択部3015A(回線選択手段)、を備える。
これにより、サービスの提供レベルに応じて、例えば、専用線と一般回線を使い分ける等の回線選択を適切に行うことができる。
また、サーバ装置40Aは、サービスの提供レベルに応じて、所定の制約のあるサービスを端末装置10Aに提供するサービス制限部414A(サービス制限手段)、を備える。
これにより、サービスの提供レベルに応じて、適切に提供サービスを制限することができる。
また、本実施形態に係る端末装置10Aは、制御システム300Aと通信する端末装置であって、端末通信部13(通信部)と端末制御部11(制御部)とを備え、端末制御部11(制御部)は、端末装置10Aの周辺設備に関する周辺情報を、端末通信部13(通信部)を介して取得し、端末装置10Aに関する情報および周辺情報を、端末通信部13(通信部)を介して制御システム300Aに送信し、制御システム300Aにより判定されたサービスの提供レベルを、端末通信部13(通信部)を介して制御システム300Aから受信し、受信したサービスの提供レベルに応じて、サービスを提供するサーバ装置40Aとの通信を端末通信部13(通信部)を介して行う。
これにより、自装置に関する情報および周辺設備の状態に基づいたサービス提供レベルにより、サービスを利用することができる。
また、端末装置10Aの機能制限部114A(制御部)は、制御システム300Aにより判定されたサービスの提供レベルに基づいて、自端末の機能の一部を制限する。
これにより、サーバ装置40Aの要求する条件を満たしてサービスを利用することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を援用する。
第3の実施形態に係るシステム3は、第1の実施形態に係る制御装置30、第2の実施形態に係る制御装置30Aに代えて制御装置30Bを備える。その他のシステム構成は上述のシステム構成と同様である。
制御装置30Bの機能構成について説明する。
図16は、本実施形態に係る制御装置30Bの機能構成を示すブロック図である。制御装置30Bは、制御装置30または制御装置30Aの構成に加えて、帯域制御部3016Bを備える。
本実施形態において、取得部3011は、端末装置10から端末装置の性能を表す性能情報を取得する。性能情報とは、例えば、端末装置10のプロセッサの性能を表すMIPS(Million Instructions Per Second)値や、最大通信速度を表す数値(単位:Mbps(Mega bit per second))等である。また、端末装置10の機種名や機種のバージョン情報に基づいて性能情報を判定してもよい。性能情報は、例えば、端末装置10からの接続要求とともに端末装置10から通知される。例えば、端末装置10からのHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストに含まれるヘッダ情報に含まれてもよい。
帯域制御部3016Bは、取得部3011が取得した端末装置10の性能情報に基づいて、端末装置10に割り当てる帯域を制御する。具体的には、帯域制御部3016Bは、性能情報の値が所定の閾値より大きい場合は、端末装置10を高性能端末であると判定し、端末装置10に制御システム300内の広帯域を割り当てる。また、性能情報の値が所定の閾値以下の場合は、端末装置10を低性能端末であると判定し、端末装置10に制御システム300内の狭帯域を割り当てる。また、帯域制御部3016Bは、性能情報で示される端末装置10の機種名やバージョン情報から、所定の機能(例えば、キャリアアグリゲーションによる高速通信等)に対応した端末であるか否かを判定し、所定の機能に対応した端末装置10を高機能端末、所定の機能に対応していない端末装置10を低機能端末としてもよい。
次に、本実施形態に係る制御装置30Bの動作を説明する。
図17は、本実施形態に係る制御装置30Bの動作の一例を示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、例えば、図10のステップS104において閉域網との接続が許可と判定された場合(ステップS104/Yes)とステップS105の処理との間で行われる処理である。この例では、ステップS104の処理とステップS105の処理の間の処理として説明する。
(ステップS301)取得部3011は、端末装置10から端末装置10の性能情報を取得する。取得部3011は、端末装置10からの接続要求等に含まれる性能情報を取得してもよいし、端末装置10に対して、性能情報を送信する指示を送信して性能情報を個別に送信させてもよい。その後、ステップS302の処理に進む。
(ステップS302)帯域制御部3016Bは、取得部3011が取得した性能情報に基づいて、端末装置10が高性能端末であるか否かを判定する。帯域制御部3016Bは、上述したように、性能情報の値が所定の閾値より大きい場合や、性能情報から端末装置10が所定の機能に対応している端末であることを判別した場合に、端末装置10は高性能端末であると判定する。端末装置10が高性能端末であると判定された場合、ステップS303の処理に進む。端末装置10が高性能端末でないと判定された場合、ステップS304の処理に進む。
(ステップS303)帯域制御部3016Bは、端末装置10に対して、制御システム300内の広帯域を割り当てる。これにより、端末装置10は、サーバ装置40との通信において、広帯域を使用して高速に通信することができる。つまり、高性能を有する端末装置においては、通信回線がボトルネックになることがなく、端末の性能を十分に発揮し、高速の通信を行うことができる。その後、ステップS105の処理に進む。
(ステップS304))帯域制御部3016Bは、端末装置10に対して、制御システム300内の狭帯域を割り当てる。これにより、端末装置10は、サーバ装置40との通信において、狭帯域を使用して通信を行う。つまり、性能の低い端末装置に対して、必要以上のリソースを割り当てることなく、制御システム300のリソースを有効に利用することができる。その後、ステップS105の処理に進む。
以上が、本実施形態に係る制御装置30Bの動作の一例である。
なお、本処理はステップS104とS105の間以外において実施してもよい。
また、上記の例では、帯域制御部3016Bは、端末装置10を高性能端末とそれ以外(低性能端末)の2段階に分類したが、複数の閾値による多段階の判定を行ったり、複数の判定基準によるマトリクス判定を行ったりしてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る制御システム300Bは、制御システム300の構成に加え、取得部3011(取得手段)は、端末装置10の性能を表す性能情報を取得し、取得した性能情報に基づいて、端末装置10に割り当てる帯域を制御する帯域制御部3016B(帯域制御手段)、を備える。
これにより、端末装置の性能に応じて適切な帯域を割り当てることができ、端末装置10とサーバ装置40との間の通信におけるボトルネックの解消やリソースの有効利用を図ることができる。
なお、上述した各実施形態における端末装置10、10A、制御装置30、30A、30B、サーバ装置40、40Aの一部または全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、各装置に内蔵されたコンピュータシステムであって、OS(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における端末装置10、10A、制御装置30、30A、30B、サーバ装置40、40Aの一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。各装置の各機能部は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。例えば、各実施形態におけるシーケンス、フローチャート等で示した処理は、矛盾のない限り、順序を入れ替えたり、省略したりしてもよい。
また、本発明の一態様は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態や変形例に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
<付記>
(1)端末装置と通信する制御システムであって、前記端末装置に関する端末情報と前記端末装置の周辺設備に関する周辺情報とを取得する取得手段と、前記端末情報および前記周辺情報に基づいて、前記端末装置に対するサービスの提供レベルを判定する判定手段と、を備える制御システム。
(2)前記取得手段は、前記端末装置の周辺に存在する周辺機器から前記周辺設備の状態を示す前記周辺情報を取得し、前記判定手段は前記周辺情報に基づいて、前期端末装置から前記サービスを提供するサーバ装置への接続可否を判定する(1)に記載の制御システム。
(3)前記判定手段により、前記サーバ装置への接続が拒否された場合に、前記端末装置に対して、前記周辺設備の状態の変更を促す通知を行う状態変更通知手段、を備える(2)に記載の制御システム。
(4)前記判定手段により、前記サーバ装置への接続が拒否された場合に、前記周辺設備の状態を変更する状態変更手段、を備える(2)または(3)に記載の制御システム。
(5)前記サービスの提供レベルに応じて、前記端末装置に前記サービスを提供する際に用いる回線を選択する回線選択手段、を備える(1)から(4)のいずれか一項に記載の制御システム。
(6)前記サービスの提供レベルに応じて、所定の制約のあるサービスを前記端末装置に提供するサービス制限手段、を備える(1)から(5)のいずれか一項に記載の制御システム。
(7)前記取得手段は、前記端末装置の性能を表す性能情報を取得し、前記性能情報に基づいて、前記端末装置に割り当てる帯域を制御する帯域制御手段、を備える(1)から(6)のいずれか一項に記載の制御システム。
(8)制御システムと通信する端末装置であって、通信部と制御部とを備え、前記制御部は、前記端末装置の周辺設備に関する周辺情報を、前記通信部を介して取得し、前記端末装置に関する情報および前記周辺情報を、前記通信部を介して前記制御システムに送信し、前記制御システムにより判定されたサービスの提供レベルを、前記通信部を介して前記制御システムから受信し、受信した前記サービスの提供レベルに応じて、前記サービスを提供するサーバ装置との通信を前記通信部を介して行う、端末装置。
(9)前記制御部は、前記制御システムにより判定された前記サービスの提供レベルに基づいて、自端末の機能の一部を制限する、(8)に記載の端末装置。
(10)端末装置と通信する制御システムの制御方法であって、
前記端末装置に関する端末情報と前記端末装置の周辺設備に関する周辺情報とを取得する取得ステップと、前記端末情報および前記周辺情報に基づいて、前記端末装置へのサービスの提供レベルを判定する判定ステップと、を備える制御方法。
(11)端末装置と通信する制御システムのコンピュータに、前記端末装置に関する端末情報と前記端末装置の周辺設備に関する周辺情報とを取得する取得手順と、前記端末情報および前記周辺情報に基づいて、前記端末装置へのサービスの提供レベルを判定する判定手順と、を実行させるためのプログラム。
1、2、3・・・システム、10、10A・・・端末装置、11・・・端末制御部、111・・・送信制御部、112・・・受信制御部、113・・・周辺情報取得部、12・・・端末記憶部、13・・・端末通信部、14・・・入力部、15・・・出力部、20、20−1、20−2・・・周辺機器、21・・・周辺機器制御部、22・・・センサ部、23・・・周辺機器記憶部、24・・・周辺機器通信部、25基地局装置、300、300A、300B・・・制御システム、30、30A、30B・・・制御装置、3011・・・取得部、3012、・・・判定部、3013・・・状態変更通知部、3014・・・状態変更部、302・・・記憶部、303・・・通信部、31、31A・・・データベース、114A・・・機能制限部、3015A・・・回線選択部、3016B・・・帯域制御部、40、40A・・・サーバ装置、41・・・サーバ制御部、411・・・サービス生成部、412・・・サーバ判定部、413・・・通知制御部、414A・・・サービス制限部

Claims (7)

  1. 端末装置と通信する制御システムであって、
    前記端末装置に関する端末情報と前記端末装置の周辺設備に関する周辺情報とを取得する取得手段と、
    前記端末情報および前記周辺情報に基づいて、前記端末装置に対するサービスの提供レベルを判定する判定手段と、を備え、
    前記取得手段は、前記端末装置の周辺に存在する周辺機器から前記周辺設備の状態を示す前記周辺情報を取得し、
    前記判定手段は、前記周辺情報に基づいて前記端末装置から前記サービスを提供するサーバ装置への接続可否を判定し、
    前記判定手段により、前記サーバ装置への接続が拒否された場合に、前記周辺設備の状態を変更する状態変更手段、
    を備える制御システム。
  2. 前記判定手段により、前記サーバ装置への接続が拒否された場合に、前記端末装置に対して、前記周辺設備の状態の変更を促す通知を行う状態変更通知手段、
    を備える請求項に記載の制御システム。
  3. 前記サービスの提供レベルに応じて、前記端末装置に前記サービスを提供する際に用いる回線を選択する回線選択手段、
    を備える請求項1または請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記サービスの提供レベルに応じて、所定の制約のあるサービスを前記端末装置に提供するサービス制限手段、
    を備える請求項1から請求項のいずれか一項に記載の制御システム。
  5. 前記取得手段は、前記端末装置の性能を表す性能情報を取得し、
    前記性能情報に基づいて、前記端末装置に割り当てる帯域を制御する帯域制御手段、
    を備える請求項1から請求項のいずれか一項に記載の制御システム。
  6. 端末装置と通信する制御システムの制御方法であって、
    前記端末装置に関する端末情報と前記端末装置の周辺設備に関する周辺情報とを取得する取得ステップと、
    前記端末情報および前記周辺情報に基づいて、前記端末装置へのサービスの提供レベルを判定する判定ステップと、を備え、
    前記取得ステップにおいて、前記端末装置の周辺に存在する周辺機器から前記周辺設備の状態を示す前記周辺情報を取得し、
    前記判定ステップにおいて、前記周辺情報に基づいて前記端末装置から前記サービスを提供するサーバ装置への接続可否を判定し、
    前記判定ステップにおいて前記サーバ装置への接続が拒否された場合に、前記周辺設備の状態を変更する状態変更ステップ、
    を備える制御方法。
  7. 端末装置と通信する制御システムのコンピュータに、
    前記端末装置に関する端末情報と前記端末装置の周辺設備に関する周辺情報とを取得する取得手順と、
    前記端末情報および前記周辺情報に基づいて、前記端末装置へのサービスの提供レベルを判定する判定手順と、を実行させるためのプログラムであって、
    前記取得手順において、前記端末装置の周辺に存在する周辺機器から前記周辺設備の状態を示す前記周辺情報を取得し、
    前記判定手順において、前記周辺情報に基づいて前記端末装置から前記サービスを提供するサーバ装置への接続可否を判定し、
    前記判定手順において前記サーバ装置への接続が拒否された場合に、前記周辺設備の状態を変更する状態変更手順、
    を実行させるためのプログラム。
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