JP6880581B2 - 光計測装置、光計測方法、及び、プログラム - Google Patents

光計測装置、光計測方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、光計測装置、光計測方法、及び、プログラムに関する。
人等の被計測体が反射した光を受光して、当該光を電気的に変換した電気信号を解析することにより、被計測体の状態を評価する光計測装置が知られている。このような光計測装置は、被計測体に起因するノイズ等を除去して、解析精度を向上させている。
しかしながら、遠方の光源から計測用の光を被計測体に照射する場合、光計測装置は、計測用の光と外部の光とを受光するので、電気信号が外部の光の信号成分を含み、被測定体の状態を精度よく解析及び評価することができないといった課題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、外光の影響を低減して、被測定体の状態を精度よく解析することができる光計測装置、光計測方法、及び、プログラムを提供する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の光計測装置は、変調させた光である計測光を所定の強度で照射する照射時間と、前記計測光を照射しない非照射時間とを、繰り返すことで前記計測光を強度変調させて被計測体に照射する照射部と、外部の光である外光及び前記被計測体が反射した前記計測光の少なくとも一方を受光して、前記計測光及び前記外光を電気信号に変換する受光部と、前記電気信号から前記外光の信号成分を低減することにより、変調させた前記計測光の信号成分である計測信号を分離する分離部と、前記計測信号を解析して前記被計測体の状態を評価する解析部と、を備え、前記分離部は、前記照射時間において取得された前記計測光の信号成分に基づいて前記非照射時間における該信号成分を推定した推定信号と、前記非照射時間に取得した外光の信号成分と、に基づいて前記計測信号を分離し、前記解析部は、前記計測信号の第1の周波数帯域の成分と、前記計測信号の第2の周波数帯域の成分とに基づいて前記被計測体の状態を評価する。
本発明によれば、外光の影響を低減して、被測定体の状態を精度よく解析することができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態の光計測装置の図である。 図2は、第1実施形態の光計測装置を拡大した構成図である。 図3は、第1実施形態の光計測装置の実装例を説明する図である。 図4は、光計測装置の制御部の機能を示す機能ブロック図である。 図5は、光計測装置の制御部のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 図6は、光計測装置の制御部が実行する光計測処理のフローチャートである。 図7は、計測光が周期的に照射された照射時刻に分離部が取得した複数の電気信号のグラフである。 図8は、計測光が照射されていない非照射時刻において図7の電気信号から推測した推測信号を補完したグラフである。 図9は、図8のグラフから推測信号を抽出したグラフである。 図10は、分離部が取得した計測光が照射されていない外光のみの状態での複数の電気信号のグラフである。 図11は、外光信号を低減して分離した計測信号のグラフである。 図12は、第2実施形態の光計測装置の全体構成図である。 図13は、第3実施形態の光計測装置の全体構成図である。 図14は、第3実施形態の光計測装置を拡大した構成図である。 図15は、第3実施形態の制御部の機能を示す機能ブロック図である。 図16は、第4実施形態の光計測装置の全体構成図である。 図17は、第5実施形態の光計測装置の全体構成図である。 図18は、第6実施形態の光計測装置の全体構成図である。 図19は、第7実施形態の光計測装置を拡大した構成図である。 図20は、照射部を拡大した構成図である。 図21は、チェッカーパターン部の正面図である。 図22は、照射部の計測光が照射された被計測者の図である。 図23は、チェッカーパターンの照射領域の電気信号のグラフである。 図24は、チェッカーパターンの遮光領域の電気信号のグラフである。 図25は、分離部による分離後の計測信号のグラフである。
以下の例示的な実施形態等の同様の構成要素には共通の符号を付与して、重複する説明を適宜省略する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の光計測装置10の図である。図1に示すように、光計測装置10は、例えば、窓WDを透過する光及び照明装置LDからの光等の外部の光である外光84を受光する位置等に配置されていてもよい。
光計測装置10は、計測部12と、制御部14とを備える。計測部12は、被計測体の生体の一例である被計測者80の顔の頬または鼻等へ計測用の光である計測光82を照射するとともに、被計測者80が反射した計測光82を含む光を受光して電気信号S0に変換する。制御部14は、例えば、コンピュータである。制御部14は、計測部12を制御して計測光82を照射させるとともに、計測部12が変換した電気信号S0に基づいて被計測者80の状態を評価する。
図2は、第1実施形態の光計測装置10を拡大した構成図である。図1及び図2に示すように、計測部12は、照射部20と、受光部22とを有する。
照射部20は、変調させた光を計測光82として被計測者80へ照射する。照射部20は、変調部23と、光源部24と、照射光学部材26とを有する。
変調部23は、変調させた光を計測光82として光源部24に照射させる。変調部23は、例えば、計測光82の強度を時間で変調(例えば、パルス変調)させて照射させる。具体的には、変調部23は、周期的に計測光82を照射させて、残りの時間は計測光82を照射させない。変調部23は、光強度時間変調部の一例である。
光源部24は、光(例えば、白色光)を照射可能な照明装置、LED(Light Emitting Diode)または半導体レーザ等である。光源部24は、変調部23からの指示に応じて変調させた計測光82を、照射光学部材26を介して、被計測者80へ照射する。
照射光学部材26は、光源部24の光の照射側に配置されている。照射光学部材26は、例えば、凸レンズ等のコリメーション光学部材である。照射光学部材26は、光源部24によって照射された計測光82を平行光に近づけて、被計測者80へ照射する。照射光学部材26は、計測光82をほぼ平行光または平行光にしてよい。
受光部22は、計測光82及び外光84の少なくとも一方を受光して、計測光82及び外光84を電気信号S0に変換して、制御部14へ送信する。受光部22の一例は、被計測者80等の被写体を撮像して画像データを生成するデジタルカメラ等の撮像装置である。受光部22は、受光レンズ28と、受光部材30とを有する。
受光レンズ28は、例えば、凸レンズである。受光レンズ28は、被計測者80によって反射された計測光82を受光する。受光レンズ28は、受光した計測光82を受光部材30へと集光する。
受光部材30は、受光レンズ28から見て、被計測者80の反対側に配置されている。受光部材30は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)センサまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等を有するデジタルカメラ等の撮像素子である。受光部材30は、受光レンズ28から受光した光を、輝度の大きさに応じた強度を有する1または複数の電気信号S0へと電気的に変換して、制御部14へ送信する。例えば、受光部材30は、動画の1フレームの画像データまたは静止画の画像データに含まれる各画素の画素値(例えば、RGB値)を電気信号S0として制御部14へ送信する。この場合、受光部22は、オートフォーカス機能を有することが好ましい。これにより、受光部材30は、被計測者80の顔等の被計測領域にピントを合わせた状態で電気信号S0を生成できる。電気信号S0に含まれる信号成分のうち、計測光82の信号成分を計測信号S1とする。電気信号S0に含まれる信号成分のうち、外光84の信号成分を外光信号S2とする。尚、受光部材30が、外光84のみの光を受光した場合に送信する電気信号S0は外光信号S2とほぼ等しい。
図3は、第1実施形態の光計測装置10の実装例を説明する図である。図3に示す光計測装置10は、自動車CAの内部に設けられている。例えば、光計測装置10は、被計測者80である運転者の前方に設けられている。光計測装置10は、被計測者80に計測光82を照射して、被計測者80の状態を解析及び評価する。光計測装置10は、計測光82がハンドルSWに遮られない位置に配置することが好ましい。
図4は、光計測装置10の制御部14の機能を示す機能ブロック図である。図4に示すように、制御部14は、指示部36と、演算部32と、記憶部34とを有する。
演算部32は、CPU(Central Processing Unit)を含むプロセッサ等の演算処理装置である。演算部32は、指示部36、分離部38と、解析部40とを有する。演算部32は、例えば、記憶部34に記憶された光計測用のプログラムを読み込むことによって、指示部36、分離部38、及び、解析部40の機能を有する。指示部36、分離部38、及び、解析部40の一部または全てをASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアによって構成してもよい。
指示部36は、変調させた計測光82を光源部24に照射させるための照射指示を変調部23へ送信する。
分離部38は、外光信号S2及び計測信号S1を含む電気信号S0を受光部材30から取得する。分離部38は、電気信号S0から外光信号S2を低減することにより、計測信号S1を分離する。分離部38は、例えば、計測光82の強度の時間変調に応じて変化する電気信号S0から計測信号S1を分離する。ここで、分離部38は、画像データを電気信号S0として取得する場合、画像データ内の一部の領域を計測領域として設定して、当該計測領域の電気信号S0のみを用いて、計測信号S1を分離してもよい。計測領域の一例は、被計測者80の顔の頬、鼻、及び、目等の被計測者80の状態を評価可能な領域である。分離部38は、計測信号S1を解析部40へ出力する。
解析部40は、分離部38から計測信号S1を取得する。解析部40は、取得した計測信号S1を解析して、被計測者80の状態を評価する。解析部40は、画像表示装置または音声出力装置等の通知部42を介して、評価結果を被計測者80に通知する。尚、通知部42は、光計測装置10の構成であってもよく、光計測装置10とは別の構成であってもよい。
記憶部34は、光計測用のプログラム等のプログラム及びプログラムの実行に必要なパラメータを記憶する。
図5は、光計測装置10の制御部14のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。図5に示すように、本実施形態に係る光計測装置10の制御部14は、CPU(Central Processing Unit)50と、RAM(Random Access Memory)52と、ROM(Read Only Memory)54と、HDD(Hard Disk Drive)56と、I/F58と、バス60とを備えるコンピュータである。CPU50、RAM52、ROM54、HDD56及びI/F58は、バス60を介して、接続されている。また、I/F58にはLCD(Liquid Crystal Display)等の変調部23及び受光部材30が接続されている。
CPU50はプロセッサ等の演算手段である。CPU50は、光計測装置10の制御全般を司る。RAM52は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU50が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM54は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムを格納する。
HDD56は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)、各種の制御プログラム、及び、アプリケーション・プログラム等を格納する。I/F58は、バス60と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。
本実施の形態の光計測装置10が実行する光計測用のプログラムは、上述した各部(指示部36、分離部38、及び、解析部40)を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしてはCPU50が上記ROM54から光計測用のプログラムを読み出して実行することにより、上記各部が主記憶装置上にロードされる。これにより、指示部36、分離部38、及び、解析部40が主記憶装置上に生成されて、これらの機能がコンピュータに実現されるようになっている。
例えば、本実施の形態の光計測装置10で実行される光計測用のプログラムは、ROM54等に予め組み込まれて提供される。本実施の形態の光計測装置10で実行される光計測用のプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の光計測装置10で実行される光計測用のプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の光計測装置10で実行される光計測用のプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
図6は、光計測装置10の制御部14が実行する光計測処理のフローチャートである。制御部14の演算部32が、光計測用のプログラムを読み込むことによって、光計測方法の一例である光計測処理を実行する。
図6に示すように、光計測処理では、指示部36が、変調部23に照射指示を送信して、強度を時間変調させて点灯及び消灯を周期的に繰り返す計測光82を光源部24に照射させる(S102)。光源部24の点灯の周期は、例えば、受光部材30の電気信号S0を生成する周期の2倍である。受光部材30が動画の画像データを電気信号S0として生成する場合、光源部24の点灯の周期は、動画のフレームレートの2倍である。従って、動画のフレームのうち、2フレームに1つのフレームの割合で光源部24が計測光82を照射する。次に、分離部38は、被計測者80によって反射された計測光82及び外光84を受光した受光部材30から、計測信号S1及び外光信号S2を含む電気信号S0及び外光信号S2のみの電気信号S0を交互に取得する(S104)。
分離部38は、電気信号S0を取得した回数が予め定められた取得回数を満たすか否かを判定する(S106)。取得回数は、例えば、記憶部34に格納されている。分離部38が、電気信号S0を取得した回数が取得回数を満たすと判定するまで(S106:No)、分離部38はステップS102、S104を繰り返す。
分離部38は、電気信号S0を取得した回数が取得回数になったと判定すると(S106:Yes)、電気信号S0から外光信号S2を低減して、計測信号S1を分離する(S108)。
分離部38が、ステップS108において実行する電気信号S0から計測信号S1を分離する処理について、図7から図11を参照して説明する。
図7は、計測光82が周期的に照射された照射時刻に分離部38が取得した複数の電気信号S0のグラフである。図8は、計測光82が照射されていない非照射時刻において図7の電気信号S0から推測した推測信号S0dを補完したグラフである。図9は、図8のグラフから推測信号S0dを抽出したグラフである。図10は、分離部38が取得した計測光82が照射されていない外光84のみの状態での複数の電気信号S0のグラフである。図11は、外光信号S2を低減して分離した計測信号S1のグラフである。図7から図11において、横軸は照射時刻及び非照射時刻を含む時刻を示す。縦軸は計測信号S1、外光信号S2、及び、電気信号S0の強度である信号強度を示す。計測光82を照射する照射時刻の一例は、受光部材30が動画の画像データを電気信号S0として生成する場合、当該動画データのフレームレートの奇数番号のフレームを生成する時刻である。計測光82を照射しない非照射時刻の一例は、受光部材30が動画の画像データを電気信号S0として生成する場合、当該動画データのフレームレートの偶数番号のフレームを生成する時刻である。
分離部38は、計測光82が照射されている照射時刻の計測信号S1及び外光信号S2を含む図7に示す電気信号S0を取得する。分離部38は、計測光82が照射されていない非照射時刻の図8に示す推測信号S0dを、図7の電気信号S0から推測する。例えば、分離部38は、図7に示す時間的に隣接するまたはフレームレートの奇数番号で隣接する2つの電気信号S0の平均を、当該2つの電気信号S0の照射時刻の中間の非照射時刻の推測信号S0dとして算出する。
ここで、iを整数とした場合、フレーム番号(2i+1)は、奇数番号となり、計測光82が照射されている照射時刻に対応する。一方、フレーム番号(2i)は、偶数番号となり、計測光82が照射されていない非照射時刻に対応する。フレーム番号(2i+1)の電気信号S0を電気信号S0(2i+1)と表記して、フレーム番号(2i)の推測信号S0dを推測信号S0d(2i)と表記すると、電気信号S0及び推測信号S0dの関係は次の式(1)で表すことができる。
S0d(2i+2)=(S0(2i+1)+S0(2i+3))/2 ・・・(1)
分離部38が式(1)に基づいて推測した推測信号S0dを図9に示す。
分離部38は、図10に示すように、計測光82が照射されていない非照射時刻(即ち、フレームレートの偶数番号でもある)での電気信号S0を受光部材30から取得する。当該非照射時刻における電気信号S0は、外光84のみが照射されている状態で取得しているので、外光信号S2のみからなると見なすことができる。分離部38は、図9に示す推測信号S0d及び図10に示す外光信号S2のみからなる電気信号S0によって、計測信号S1を分離する。例えば、分離部38は、図9に示す推測信号S0dから同じ時刻の図10に示す電気信号S0(=外光信号S2)を引いた差分Δを算出する。ここで、iを整数とした場合、図9に示すフレーム番号(2i+2)の推測信号S0dを推測信号S0d(2i+2)と表記して、図10に示すフレーム番号(2i+2)の電気信号S0を電気信号S0(2i+2)と表記する。この場合、上述の差分Δは次の式(2)で表記できる。
Δ=S0d(2i+2)−S0(2i+2)
=(S0(2i+1)+S0(2i+3))/2−S0(2i+2) ・・・(2)
当該差分Δはほぼ計測信号S1と見なせるので、分離部38は当該差分Δを外光信号S2が低減された計測信号S1として算出して分離する。これにより、分離部38は、計測信号S1及び外光信号S2を含む電気信号S0から計測信号S1を分離する。従って、分離部38は、計測光82の強度が時間変調された状態で取得した図7及び図10の電気信号S0から計測信号S1を分離する。
図6に戻って、解析部40は、取得した計測信号S1を解析する(S110)。例えば、解析部40は、被計測者80の頬または鼻の領域で反射された計測光82による計測信号S1に現れる脈波信号等を解析して、被計測者80の疲労状態またはストレス状態を評価する。
解析部40による計測信号S1の解析及び被計測者80の状態の評価について具体的に説明する。一般に人の自律神経の乱れは、脈拍間隔のゆらぎを生じさせる。例えば、ストレス状態においては、人の自律神経である交感神経は活性化するが、副交感神経は不活性化する。一方、リラックス状態においては、副交感神経が活性化して、交感神経が不活性化する。このようなバランス関係があるので、ストレス状態が持続すると、自律神経のバランスが乱れて、リラックス状態においても副交感神経が活性化されない。この結果、自律神経の乱れは脈拍間隔のゆらぎの変化として現れる。また、脈拍間隔のゆらぎに着目してスペクトル解析を実行すると、低周波のピークと高周波のピークにある傾向が現れることが知られている。ここで、低周波のゆらぎ成分(以下、LF成分)は主に交感神経の働きを表し、高周波のゆらぎ成分(以下、HF成分)は主に副交感神経の働きを表すとされている。更に、ストレス状態及び疲労状態では、HF成分が低下して、LF/HFが増大することが知られている。人の血中のヘモグロビン量は脈拍によって変化するので、肌領域からの反射光量は、脈拍及びヘモグロビン量の変化に応じて微小に変化する。
これにより、カラー画像を撮像可能なカメラ等の受光部材30が、被計測者80の頬または鼻等が反射した光の強度(または輝度)を変換した電気信号S0は、脈拍に同期して変化する。従って、解析部40は、計測信号S1を解析することにより、脈拍を示す脈波信号を解析できる。具体的には、解析部40は、計測信号S1の1分間のピーク数をカウントすることにより、被計測者80の脈拍数を算出できる。また、解析部40は、計測信号S1の各ピーク間隔の差分を演算することにより、被計測者80の脈拍のゆらぎを演算できる。解析部40は、脈波信号から脈拍間隔のゆらぎをスペクトル解析することにより、疲労及びストレス等の被計測者80の状態をLF/HF等に数値化できる。例えば、解析部40は、分離部38から取得した脈波信号である計測信号S1に基づいて、LFの周波数の信号及びHFの周波数の信号をそれぞれフィルタリングにより抽出する。解析部40は、LFバンドのスペクトルを積分(例えば、0.04Hz〜0.15Hzを積分)してLF信号を算出する。解析部40は、HFバンドのスペクトルを積分(例えば、0.15Hz〜0.4Hzを積分)してHF信号を算出する。解析部40は、LF/HFまたはLF/(LF+HF)等の疲労度と相関の高い比率を算出することにより、疲労及びストレス等の被計測者80の状態を評価する。例えば、解析部40は、LF/HFが2.5以下であれば健常状態と評価して、3.0以上であれば疲労状態と評価する。
解析部40は、計測信号S1の解析による評価結果を、通知部42を介して、被計測者80に通知させる(S112)。解析部40は、例えば、画像または音声によって被計測者80に評価結果を通知する。
上述したように、光計測装置10は、外光84による外光信号S2を低減して計測信号S1を分離するので、外光84の影響を低減して、被計測者80の状態をより精度よく解析して評価できる。
<第2実施形態>
図12は、第2実施形態の光計測装置110の全体構成図である。図12に示すように、第2実施形態の光計測装置110の制御部14は、計測部12とは別に設けられている。
<第3実施形態>
図13は、第3実施形態の光計測装置210の全体構成図である。図14は、第3実施形態の光計測装置210を拡大した構成図である。図13及び図14に示すように、光計測装置210の計測部212は、照射部220と、受光部222とを備える。
照射部220は、偏光特性を付与して変調させた計測光82を被計測者80に照射する。照射部220は、光源部24と、照射光学部材26と、偏光変調部225とを有する。第3実施形態の照射部220は、変調部23を有さない。
偏光変調部225は、例えば、照射光学部材26の照射側に配置されている。偏光変調部225の一例は、偏光フィルタである。偏光変調部225は、光源部24から照射された後、照射光学部材26を透過した計測光82に偏光特性を付与することにより偏光に変調させて、当該偏光を被計測者80へ照射する。例えば、偏光変調部225は、計測光82を直線偏光(例えば、S偏光)に変調させる。偏光となった計測光82は、被計測者80の顔の表皮から体内を透過して毛細血管に到達して、ヘモグロビンの光吸収の影響を受けつつ反射されて、体内を透過散乱して表皮から体外へ出射する。尚、被計測者80の人体内での産卵によって、計測光82の偏光特性はやや乱れるが、初期の偏光成分は残存する。
受光部222は、検光部229と、受光レンズ28と、受光部材30とを有する。
検光部229は、例えば、受光レンズ28よりも被計測者80側に配置されている。検光部229は、例えば、偏光フィルタである。検光部229が透過する偏光の振動方向は、偏光変調部225が透過する偏光の振動方向に対応付けられている。例えば、検光部229が透過する偏光の振動方向は、偏光変調部225が透過する偏光の振動方向とほぼ同じである。従って、検光部229は、偏光変調部225が付与した偏光特性を有する光(例えば、直線偏光)に変調させた計測光82を選択的に透過する。一方、検光部229は、光計測装置110の近傍の窓WD等から入射する光(例えば、太陽光)、及び、照明装置LDからの光等の偏光特性を有さない無偏光である外光84の多くを遮断して低減する。ここで、検光部229が透過する偏光の振動方向の回転角の幅は、±0.5°程度が好ましい。これにより、検光部229は、偏光変調部225の偏光方向と異なる外光84のうち、多く(例えば、99.7%=359×100/360)をカットする。この結果、検光部229は、受光レンズ28を介して、外光84をほとんど含まず、ほとんど計測光82からなる光を受光部材30へ供給する。
図15は、第3実施形態の制御部214の機能を示す機能ブロック図である。図15に示すように、第3実施形態の制御部214の演算部232は、指示部36と、解析部40とを有する。即ち、演算部232は、分離部38を有さない。指示部36は、光源部24に計測光82を照射させる照射指示を出力する。解析部40は、受光部材30がほとんど計測光82からなる光を受光するので、分離部38がなくても、外光84による外光信号S2をほとんど含まず、ほとんど計測信号S1からなる電気信号S0を受光部材30から取得する。従って、解析部40は、受光部材30から取得した電気信号S0を計測信号S1として解析して、被計測者80を評価する。
上述したように、第3実施形態の光計測装置210は、偏光を計測光82として被計測者80に照射して、外光84から分離された当該計測光82を選択的に受光して生成された計測信号S1と見なせる電気信号S0を解析して、被計測者80の状態を評価している。これにより、光計測装置210は、外光84の影響を低減して、被計測者80の状態をより精度よく解析して評価できる。
<第4実施形態>
図16は、第4実施形態の光計測装置310の全体構成図である。図16に示すように、第4実施形態の光計測装置310の制御部214は、計測部212とは別に設けられている。
<第5実施形態>
図17は、第5実施形態の光計測装置410の全体構成図である。図17に示すように、光計測装置410は、照射部420と、受光部222とを備える。照射部420は、変調部23と、光源部24と、照射光学部材26と、偏光変調部225とを有する。
照射部420では、変調部23からの指示に応じて、光源部24が変調させた計測光82を照射する。照射光学部材26は、計測光82をほぼ平行光として偏光変調部225へ照射する。偏光変調部225は、計測光82を偏光に変調して、被計測者80へと照射する。
受光部222では、検光部229が偏光である計測光82を透過して、計測光82以外の光をほぼ遮断する。受光部材30は、ほぼ計測光82となった光を受光して、電気信号S0を分離部38へ送信する。
分離部38は、ほとんどが計測信号S1と見なせる電気信号S0から外光信号S2を更に低減して分離した計測信号S1を解析部40へ出力する。解析部40は、分離部38から取得した計測信号S1を解析する。
上述したように、第5実施形態の光計測装置410は、外光84から分離された当該計測光82を選択的に受光して生成された計測信号S1と見なせる電気信号S0から更に外光信号S2を分離した電気信号S0を解析して、被計測者80の状態を評価している。これにより、光計測装置410は、外光84の影響を更に低減して、被計測者80の状態をより精度よく解析して評価できる。
<第6実施形態>
図18は、第6実施形態の光計測装置510の全体構成図である。図18に示すように、光計測装置510の制御部14は、計測部412とは別に設けられている。
<第7実施形態>
図19は、第7実施形態の光計測装置610を拡大した構成図である。図19に示すように、光計測装置610の計測部612の照射部620は、光源部24と、照射光学部材26と、偏光変調部225と、光強度領域変調部の一例であるチェッカーパターン部627とを有する。チェッカーパターン部627は、偏光変調部225の被計測者80側(即ち、照射側)に配置されている。
図20は、照射部620を拡大した構成図である。図21は、チェッカーパターン部627の正面図である。
チェッカーパターン部627は、計測光82の強度(または輝度)を領域で変調させる。図20及び図21に示すように、チェッカーパターン部627は、透過部627aと、遮光部627bとを有する。透過部627aと遮光部627bは、2つの方向(例えば、上下方向と左右方向)において交互に配列されている。
透過部627aは、光源部24から照射された計測光82を透過する。例えば、透過部627aは、光を透過可能な透明な材料によって構成されている。
遮光部627bは、光源部24から照射された計測光82を遮断する。遮光部627bは、光を遮断可能な黒色等に着色された材料によって構成されている。遮光部627bは、計測光82が偏光の場合、当該偏光を遮断する偏光フィルタであってもよい。
図22は、照射部620の計測光82が照射された被計測者80の図である。図22に示すように、チェッカーパターン部627は、光源部24からの計測光82を受けて、計測光82の強度の強い照射領域90a及び計測光82の強度の弱い遮光領域90b(点線円内参照)を含むチェッカーパターン90を被計測者80上に照射する。分離部38は、照射領域90aの光の強度と、遮光領域90bの光の強度とに基づいて、外光84による外光信号S2から計測光82による計測信号S1を分離する。
図23は、チェッカーパターン90の照射領域90aの電気信号S0aのグラフである。電気信号S0aは、例えば、照射領域90aの電気信号の積分値である。図24は、チェッカーパターン90の遮光領域90bの電気信号S0bのグラフである。電気信号S0bは、例えば、遮光領域90bの電気信号の積分値である。図25は、分離部38による分離後の計測信号S1のグラフである。
分離部38は、例えば、チェッカーパターン90の電気信号S0a、S0bの強度の領域変化に基づいて、チェッカーパターン90の画像から、照射領域90aの電気信号S0aと遮光領域90bの電気信号S0bとを分離する。
これにより、分離部38は、チェッカーパターン90の画像から図23に示す照射領域90aの電気信号S0aを抽出する。図23に示す電気信号S0aは、計測光82による計測信号S1及び外光84による外光信号S2を含む。分離部38は、チェッカーパターン90の画像から図24に示す遮光領域90bの電気信号S0bを抽出する。図24に示す電気信号S0bは、計測光82が照射されていない遮光領域90bの電気信号S0bなので、外光84による外光信号S2と見なすことができる。
分離部38は、図23に示す照射領域90aの電気信号S0aから図24に示す遮光領域90bの電気信号S0bを引くことにより、図25に示す電気信号S0cを算出する。図25に示す電気信号S0cは、計測信号S1及び外光信号S2を含む電気信号S0aから、外光信号S2と見なすことができる電気信号S0bを引いているので、計測信号S1と見なすことができる。これにより、分離部38は、電気信号S0cを計測信号S1として電気信号S0aから分離する。換言すれば、分離部38は、チェッカーパターン90の計測光82の強度の領域変化に応じて変化する電気信号S0a、S0bの強度の領域変化に基づいて、計測信号S1を電気信号S0aから分離する。分離部38は、図25に示す電気信号S0cを計測信号S1として解析部40へ出力する。解析部40は、当該計測信号S1を解析することにより、被計測者80の状態を解析する。
上述の各実施形態の構成の機能、形状、個数及び配置等は適宜変更してよい。各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
上述の実施形態では、自動車CAに設置された光計測装置10等を例に説明したが、光計測装置10等は、自動車以外に設置してもよい。
上述の実施形態では、計測光82を解析して人である被計測者80の状態を評価する例で説明したが、光計測装置10等は、計測光82を解析して人以外の生体または生体以外の被計測体の状態を評価してもよい。
上述の実施形態では、計測光82を変調させる構成として、時間変調、領域変調、偏光変調等を例に挙げたが、これらに限定されない。例えば、計測光82の位相特性を時間で変調させる位相時間変調部を光計測装置10等に設けてもよい。
10…光計測装置、 12…計測部、 14…制御部、 20…照射部、 22…受光部、 23…変調部、 24…光源部、 26…照射光学部材、 30…受光部材、 36…指示部、 38…分離部、 40…解析部、 42…通知部、 80…被計測者、 82…計測光、 84…外光、 90…チェッカーパターン、 110…光計測装置、 210…光計測装置、 212…計測部、 214…制御部、 220…照射部、 222…受光部、 225…偏光変調部、 229…検光部、 310…光計測装置、 410…光計測装置、 412…計測部、 420…照射部、 510…光計測装置、 610…光計測装置、 612…計測部、 620…照射部、 627…チェッカーパターン部、 627a…透過部、 627b…遮光部。
特開2012−143316号公報 特開2014−529439号公報

Claims (13)

  1. 変調させた光である計測光を所定の強度で照射する照射時間と、前記計測光を照射しない非照射時間とを、繰り返すことで前記計測光を強度変調させて被計測体に照射する照射部と、
    外部の光である外光及び前記被計測体が反射した前記計測光の少なくとも一方を受光して、前記計測光及び前記外光を電気信号に変換する受光部と、
    前記電気信号から前記外光の信号成分を低減することにより、変調させた前記計測光の信号成分である計測信号を分離する分離部と、
    前記計測信号を解析して前記被計測体の状態を評価する解析部と、
    を備え、
    前記分離部は、前記照射時間において取得された前記計測光の信号成分に基づいて前記非照射時間における該信号成分を推定した推定信号と、前記非照射時間に取得した外光の信号成分と、に基づいて前記計測信号を分離し、
    前記解析部は、前記計測信号の第1の周波数帯域の成分と、前記計測信号の第2の周波数帯域の成分とに基づいて前記被計測体の状態を評価する、
    光計測装置。
  2. 前記解析部は、
    前記計測信号の前記第1の周波数帯域の成分の信号強度と、前記計測信号の前記第2の周波数帯域の成分の信号強度との比率に基づいて、前記被計測体の状態を評価する、
    請求項1に記載の光計測装置。
  3. 前記照射部は、前記計測光の強度を領域で変調させる光強度領域変調部を備え、
    前記光強度領域変調部は、前記計測光の強度が強い照射領域と、前記計測光の強度が弱い照射領域とが交互に配置されるように、被計測体に照射する、
    請求項1または2に記載の光計測装置。
  4. 前記照射部は、前記計測光の強度を領域で変調させる光強度領域変調部を備え、
    前記光強度領域変調部は、前記計測光を透過して前記被計測体に照射する透過部と、前記計測光を遮光する遮光部とを有し、
    前記透過部と前記遮光部とは互いに隣接していることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の光計測装置。
  5. 前記照射部は、
    前記計測光の強度を時間で変調させる光強度時間変調部、
    前記計測光に偏光特性を付与して変調させる偏光変調部、及び、
    前記計測光の位相特性を時間で変調させる位相時間変調部の少なくともいずれか1つを有する請求項1から4のいずれか1項に記載の光計測装置。
  6. 前記照射部は、
    前記計測光を照射する光源部と、
    前記光源部が照射した前記計測光を平行光に近づける照射光学部材と、
    を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の光計測装置。
  7. 前記照射部は、前記計測光の強度を時間で変調させる光強度時間変調部を有し、
    前記分離部は、前記計測光の強度の時間変調された状態で取得した前記電気信号から前記計測信号を分離する
    請求項1から6のいずれか1項に記載の光計測装置。
  8. 前記照射部は、前記計測光の強度を領域で変調させる光強度領域変調部を有し、
    前記分離部は、前記計測光の強度の領域変化に応じて、前記電気信号から前記計測信号を分離する請求項1から7のいずれか1項に記載の光計測装置。
  9. 前記照射部は、前記計測光に偏光特性を付与して変調させる偏光変調部を有し、
    前記受光部は、前記偏光特性を有する光を選択的に透過する検光部を有する
    請求項1から8のいずれか1項に記載の光計測装置。
  10. 前記解析部は、前記被計測体である生体の状態を解析する
    請求項1から9のいずれか1項に記載の光計測装置。
  11. 前記解析部は、前記被計測体である生体の疲労状態を解析する
    請求項10に記載の光計測装置。
  12. 変調させた光である計測光を所定の強度で照射する照射時間と、前記計測光を照射しない非照射時間とを、繰り返すことで前記計測光を強度変調させて被計測体に照射する照射部と、
    外部の光である外光及び前記被計測体が反射した前記計測光の少なくとも一方を受光して、前記計測光及び前記外光を電気信号に変換する受光部と、を備える光計測装置で実行される光計測方法において、
    前記電気信号から前記外光の信号成分を低減することにより、変調させた前記計測光の信号成分である計測信号を分離する分離段階と、
    前記計測信号を解析して前記被計測体の状態を評価する解析段階と、
    を備え、
    前記分離段階は、前記照射時間において取得された前記計測光の信号成分に基づいて前記非照射時間における該信号成分を推定した推定信号と、前記非照射時間に取得した外光の信号成分と、に基づいて前記計測信号を分離し、
    前記解析段階は、前記計測信号の第1の周波数帯域の成分と、前記計測信号の第2の周波数帯域の成分とに基づいて前記被計測体の状態を評価する、
    光計測方法。
  13. 変調させた光である計測光を所定の強度で照射する照射時間と、前記計測光を照射しない非照射時間とを、繰り返すことで前記計測光を強度変調させて被計測体に照射する照射部と、
    外部の光である外光及び前記被計測体が反射した前記計測光の少なくとも一方を受光して、前記計測光及び前記外光を電気信号に変換する受光部と、を備える光計測装置のコンピュータに、
    前記電気信号から前記外光の信号成分を低減することにより、変調させた前記計測光の信号成分である計測信号を分離する分離機能と、
    前記計測信号を解析して前記被計測体の状態を評価する解析機能と、
    を実現させ、
    前記分離機能は、前記照射時間において取得された前記計測光の信号成分に基づいて前記非照射時間における該信号成分を推定した推定信号と、前記非照射時間に取得した外光の信号成分と、に基づいて前記計測信号を分離し、
    前記解析機能は、前記計測信号の第1の周波数帯域の成分と、前記計測信号の第2の周波数帯域の成分とに基づいて前記被計測体の状態を評価する、
    プログラム。
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